JPH01101369A - 制振組成物 - Google Patents

制振組成物

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JPH01101369A
JPH01101369A JP25908287A JP25908287A JPH01101369A JP H01101369 A JPH01101369 A JP H01101369A JP 25908287 A JP25908287 A JP 25908287A JP 25908287 A JP25908287 A JP 25908287A JP H01101369 A JPH01101369 A JP H01101369A
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JP
Japan
Prior art keywords
asphalt
weight
ethylene
acrylate copolymer
composition
Prior art date
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Pending
Application number
JP25908287A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Kajikawa
梶川 晃男
Toshio Yoshino
吉野 敏夫
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Eneos Corp
Original Assignee
Nippon Oil Corp
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Publication date
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Publication of JPH01101369A publication Critical patent/JPH01101369A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F1/00Springs
    • F16F1/36Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers
    • F16F1/3605Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers characterised by their material

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Springs (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は自動車、鉄道車両、船舶の機器周辺、建築分野
、家電機器などの制振処理に用いられる制振組成物に関
するものである。
従来の技術および 発明が解決しようとする間居点 従来、前記輸送機器類、建築・家電機器類などの動力部
およびその伝達部から発する振動を吸収させる制振処理
法として、アスファルト、充てん剤、アスベストなどの
混合シートを、たとえば金属板のような基材表面に積層
し、一体化させた防振複合板が用いられてきた。ところ
が、アスベス トの使用規制が出たこと、制振性能の向
上要望もあって、種々の制振材料が紹介されている。た
とえば、特開昭48−747号公報(合成ゴム/アスフ
ァルト/充てん剤)、特開昭50−49817号公報(
古タイヤ粉/アスファルト/充てん剤)、特開昭50−
126725号公報(ビニル樹脂/可塑剤/歴青物/チ
キソトロープ剤/充てん剤)、特開昭51−67626
号公報(熱可塑性樹脂/アスファルト/加硫ゴム粉/鉱
物粉末)、特開昭53−22553号公報(塩化ビニル
樹脂/充てん剤/アスファルト)、特開昭54−477
20号公報(歴青物/焼却灰/古紙の繊維/充てん剤)
、特開昭54−106586号公報(アスファルト/合
成ゴムラテックス/石油樹脂/充てん剤)等に多数提案
されている。しかしこれらのベースとなっているアスフ
ァルトおよび歴青物は油状または油状に近い重質分を含
むため、特有の臭気およびわずかなべたつきを有してい
る。それに加えて本目的用に物性を改善する各種の高分
子材料を配合すると、重質油が表面に移行してべたつき
が増加し、臭気も減少することはない。奎らに制振効果
を向上するため充てん剤が配合されても、前記べたつき
や臭気は変らず現われるのが常である。この重質油のた
め、たとえば金属板のような基材表面に積層して一体化
させても、経時的にはく離して制振効果がなくなる。ま
た重質油による特有の臭気によって不快感を受けること
は避けられなかった。さらに高分子材料の混合時の操作
が難しかったり、加熱混合の際に有害ガスの発生、均一
混合に長時間を要するなどの問題も多く、また得られた
混合物も物性が不十分であり、改良の余地が多かった。
問題点を解決するための手段 このような状況下にあるとはいえ、アスファルトは価格
的に有利であり、特に容易に入手できるので、工業的に
は有用な材料である。したがって前述のような臭気がな
く、またべたつきのない制振組成物がアスファルトを主
成分として得ることが目的である。このため鋭意検討の
結果、次の組成物を見い出した。すなわち、本発明は、
溶剤脱歴アスファルト 10〜89重量%エチレン−ア
クリレート共重合体 1〜50重量% 無機充てん剤     10〜80重量%および 溶剤脱歴アスファルト 10〜87重量%エチレン−ア
クリレート共重合体 1〜50重量% 無機充てん剤     10〜.80重量%粘着付与樹
脂または/および高級脂肪酸0.01〜30重量% からなる制振組成物を提供する。
本発明でいう溶剤脱歴アスクアルドとは、原油の常圧蒸
留残渣油から潤滑油用原料、接触分解用原料あるいは間
接脱硫用材料等を製造する際得られる減圧蒸留残渣油を
炭素数3〜10の低級脂肪族炭化水素、たとえばプロパ
ン、ブタンあるいは” これらの混合物により油状の重
質分を抽出処理して得られる沈でん物(アスファルト)
であり、軟化点(環球法)40〜90℃、特に50〜9
0℃、針入度(150g、5秒、25℃)100〜0、
特に50〜0を有するものである。これらの中ではプロ
パン脱歴アスファルトが特に好ましい。前記の溶剤脱歴
アスファルトは、油状の重質分を抽出処理により、臭気
を発する成分やべたつきの原因となる成分など、制振組
成物に好ましくない成分を除去したものであり、また後
述するエチレン−アクリレート共重合体との相溶性が良
好で、さらに無機充てん剤を多量に配合することができ
る。
溶剤脱歴アスファルト以外のアスファルト、たとえば減
圧蒸留残渣油であるいわゆるストレートアスファルトは
エチレン−アクリレート共重合体との相溶性が十分でな
く、油状の重質分がブリードしてべたつきを生じ易く、
また空気または酸素の存在化で熱もしくは触媒処理した
、ブローンアスファルトはどうしても臭気が抜けず、エ
チレン−アクリレート共重合体との相溶性も不十分でも
ろい配合物となる欠点がある。
本発明でいうエチレン−アクリレート共重合体とは、ア
クリレートがアクリル酸メチル、アクリル酸エチル、メ
タアクリル酸メチル、メタアクリル酸エチルであり、こ
れらのアクリレート含有量が1〜50ff11%、好ま
しくは4〜40重量%である。また、アクリル酸、メタ
アクリル酸が1〜10重量%を含有したものも有効に使
用することが出来る。アクリレートの含有量がこの範囲
に満たない場合には、溶剤脱歴アスファルトへの溶解性
が低下し、一方この範囲を超える場合には補強効果がな
くなる。またこの共重合体のメルトインデックスは0.
5〜400、特に1〜200であることが好ましい。メ
ルトインデックスがこの範囲に満たない場合には、溶剤
脱歴アスファルトに対する溶解速度が小さくなり製造時
における作業性が低下する。一方メルトインデックスが
この範囲を越える場合には補強効果が失われる。本発明
においてエチレン−アクリレート共重合体を用いる理由
は、溶剤脱歴アスファルトの耐熱性、耐寒性を改善する
とともに、引張強度、引裂強度、接着強度などの機械的
特性を向」ニさせ、さらには粘弾性を付与して振動エネ
ルギーを減衰することにある。
本発明において無機充てん剤としては、ゴムやプラスチ
ックに用いられる充てん剤を使用することができる。特
に炭酸カルシウム、クレー、タルク、硫酸バリウム、硫
酸カルシウム、亜硫酸カルシウム、金属粉、金属酸化物
粉、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウムおよび中
空球状物等が好ましい。これらの充てん剤は制振組成物
の中で質量を付与する働きがあり、このために系の遮音
性を向−卜する作用がある。
本発明の制振組成物を得る方法は、100〜250℃、
好ましくは120〜230℃の温度で、溶剤脱歴アスフ
ァルトおよびエチレン−アクリレート共重合体ペレット
を溶解混合し、その後無機充てん剤、必要に応じて粘着
付与樹脂または/および高級脂肪酸を添加して十分に混
合する。次にこの混合物を制振基材表面に直接0,5〜
10龍−の厚さに付8f32層して一体化するか、また
は厚さ0.5〜10mmのシート状に成形した後、制振
基材表面に接触させながら加熱(バーナー、または赤外
線、遠赤外線ヒーターなど)、融着させて用いられる。
本発明の制振組成物の混合割合は、溶剤脱歴ア 。
スフアルドが10〜89重量%、好ましくは15〜75
正量%、エチレン−アクリレート共重合体が1〜50重
量%、好ましくは2〜45重量%、無機充てん剤が10
〜80重量%、好ましくは15〜75重量96である。
エチレン−アクリレート共重合体がこの範囲以下では、
柔軟性がなく、引張強度が小さくなり、また耐寒性も悪
いものとなる。エチレン共1重合体がこの範囲以上では
、過剰物性になるばかりか、コスト的に不利になるので
好ましくない。
無機充てん剤がこの範囲以下では、耐熱性(軟化点)が
実用性に乏しい。また無機充てん剤がこの範囲以上では
、硬くなって柔軟性に欠けるため割れやす(、また基材
表面への接着性が劣ってはがれやす(なるため好ましく
ない。
本発明において、基ヰ」表面への接着性をさらに向上さ
せるために粘る付与樹脂を添加することができる。粘着
付与樹脂としてクマロン樹脂、フェノール樹脂、テルペ
ン樹脂、シクロペンタジェン樹脂、脂肪族系、脂環族系
および芳香族系炭化水素からなる石油樹脂、ロジンおよ
びロジン誘導体、およびこれらの水素添加樹脂等が挙げ
られる。粘着付与樹脂の添加量は1〜30重量%、好ま
しくは5〜25mm%である。この粘着付与樹脂は制振
処理を施す基材によって、種類および量を変えることが
できる。
本発明において制振組成物を得るための加熱時の流動性
を改良するために高級脂肪酸を添加することができる。
高級脂肪酸としては、炭素数が12個以上、好ましくは
14〜22個を有する脂肪酸で、例えば脂肪酸エステル
、脂肪酸アミド、脂肪酸ケトンなどが挙げられる。特に
ステアリン酸が好ましい。高級脂肪酸の添加量は0.0
1〜10市瓜%、好ましくは0.1〜5重量%である。
添加量が10重量%より多い場合には、組成物の粘着力
が大きくなり好ましくない。
前記の粘着付与樹脂および高級脂肪酸は単独で用いても
、併用してもよい。これらの混合割合は前記の各々の添
加量内で任意に行ってよい。
粘着付与樹脂および高級脂肪酸を添加する場合の組成物
の割合は、溶剤脱歴アスファルトが10〜87重量%、
好ましくは15〜75重量%、エチレン−アクリレート
共重合体が1〜50重量%、好ましくは2〜45重量%
、無機充てん剤が10〜80重量%、好ましくは20〜
75重量%、粘着付与樹脂または/および高級脂肪酸0
.01〜30市は96、好ましく・は0,1〜25重量
%である。
実施例 実施例1〜4 針入度0.軟化点(環球法)68℃のプロパン脱歴アス
ファルト、エチルアクリレート含を率(EA%)、メル
トインデックス(Ml)の異なる各種のエチレンー二チ
ルアクリレート共重合体、無機充てん剤として炭酸カル
シウムを用い、強力ミキサーの中で、150℃、15分
間かく拌して均一な混合物を得た。これを水冷2本ロー
ルの間に通して2.0+amの制振シートを作製した。
得られた制振シートの性状は表1に示したとおりであり
、アスファルトによる粘む性、臭気がなく、また相溶性
が改善されているため引張強度および伸び率が大きい。
さらに防振係数が0.05以上で良好であった。
10/20ブローンアスフアルト、または80/100
ストレートアスフアルトに、エチレン−エチルアクリレ
ート共重合体と炭酸カルシウムを、強力ミキサーで15
0℃、15分間かく拌して均一な混合物を得て、これを
水冷2本ロールの間に通して2.0mmのシートを作製
した。得られたシートの性状を表2に示したとおりであ
るが、ブローンアスファルトおよびストレートアスファ
ルトでは粘着性が経過時間に伴って現われ、ストレート
アスファルトではその傾向が著しく、臭気はストレート
アスファルトは少ないが、ブローンアスファルトでは強
い傾向があるとともに、シートは室温でもろく使用に耐
えないものであった。さらに防振性の測定において、鋼
板にシートを熱融着した直後は良好に接着していたが、
1週間放置後の防振性試験では、いずれの試料もシート
がはく離してしまい、実用性のないものであった。
実施例5 前記プロパン脱歴アスファルト、エチレンーエ。
チルアクリレート共重合体、炭酸カルシウム、芳呑族系
粘着付与樹脂(日本石油化学製ネオポリマーS)からな
る組成物シートを前記方法で作製し、その性状を表3に
示した。アスファルトによる粘11性および臭気がなく
、また防振係数も良好であった。
実施例6 前記プロパン脱歴アスファルト、エチレンー工“チルア
クリレート共重合体、中空球状物[フヨーライト(株)
製フヨーライト1号]、ステアリン酸からなる組成物シ
ートを前記の方法で作製し、その性状を表3に示した。
アスファルトによる粘着性および臭気がなく、また防振
係数も良好であった。
実施例7 前記プロパン脱歴アスファルト、エチレン−エチルアク
リレート共重合体、炭酸カルシウム、ロジン、ステアリ
ン酸からなる組成物シートを前記の方法で作製し、その
性状を表3に示した。アスファルトによる粘着性および
臭気がなく、また防振係数も良好であった。
発明の効果 無臭に近い溶剤脱歴アスファルトにエチレン−アクリレ
ート共重合体、無機充てん剤、および必要に応じ粘着付
与樹脂、高級脂肪酸を配合することによって、優れた特
性を有する制振組成物となる。
特許出願人   日本石油株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 〔1〕 溶剤脱歴アスファルト10〜89重量% エチレン−アクリレート共重合体 1〜50重量% 無機充てん剤10〜80重量% からなる制振組成物。 〔2〕 溶剤脱歴アスファルト10〜87重量% エチレン−アクリレート共重合体 1〜50重量% 無機充てん剤10〜80重量% 粘着付与樹脂または/および高級脂肪酸 0.01〜30重量% からなる制振組成物。
JP25908287A 1987-10-14 1987-10-14 制振組成物 Pending JPH01101369A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008208213A (ja) * 2007-02-26 2008-09-11 Asahi Kasei Chemicals Corp 制振材用水添共重合体及びアスファルト制振材組成物

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008208213A (ja) * 2007-02-26 2008-09-11 Asahi Kasei Chemicals Corp 制振材用水添共重合体及びアスファルト制振材組成物

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