JPH01100831A - 耐雷ホーン碍子装置 - Google Patents

耐雷ホーン碍子装置

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JPH01100831A
JPH01100831A JP25577687A JP25577687A JPH01100831A JP H01100831 A JPH01100831 A JP H01100831A JP 25577687 A JP25577687 A JP 25577687A JP 25577687 A JP25577687 A JP 25577687A JP H01100831 A JPH01100831 A JP H01100831A
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Japan
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insulator
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horn
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support arm
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JP25577687A
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Tetsuya Nakayama
哲也 中山
Tatsumi Ichioka
市岡 立美
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NGK Insulators Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) この発明は落雷に起因する異常高電圧が送電線に印加さ
れたとき、それを速やかに接地するとともに、その後生
じる続流アークによる送電線の溶断を防止するための架
空送電線用の、特に耐張鉄塔用の耐雷ホーン碍子装置に
関する。
(従来の技術) 一般に、送電線用耐張碍子装置においては、−対の耐張
碍子の端部間に、ジャンパー線を接続して送電線と鉄塔
の支持アームとの気中絶縁を保持するようにしている。
このジャンパー線は風により横揺れし易く、例えば49
m/secの風速で振れ角がほぼ60度程度となり、こ
の状態においてもジャンパー線と鉄塔との気中絶縁クリ
アランスが充分確保できるように設計されている。
ところが、近年、この耐張碍子装置に避雷碍子を組み込
んだ耐雷ホーン碍子装置が実施されるに至り、この碍子
装置として、従来、第4図に示すようなものが提案され
た。この装置は、鉄塔の支持アーム1に対して、ジャン
パー線20を支持する支持碍子50を垂下固定し、同碍
子50の下端部に対し課電側の放電電極32を支持し、
一方、支持アーム1には取付アダプタ21を介して、酸
化亜鉛等の非直線性抵抗素子を封入した避雷碍子34を
垂下固定するとともに、該避雷碍子34の下端部には前
記放電電極32と所定の気中放電間隙Gをもって対向す
る接地側の放電電極38を装着していた。
(発明が解決しようとする問題点) 前記従来の装置は、支持アーム1とジャンパー線20と
の間に支持碍子50が垂下固定されていたので、線路電
圧が比較的低い33〜77KV程度では、支持碍子50
を既設の鉄塔にそのまま適用してもクリアランス面で装
柱上問題はなかった。
ところが、線路電圧が154KVでは例えば二本の支持
碍子50を直列に連結し、275KVでは三本の支持碍
子50を直列に連結するというように電圧階級が高くな
るに従い、全体として長い支持碍子を使用する必要が生
じ、クリアランスも合理的に設定されていることから既
設の鉄塔には適用が難しいという問題があった。すなわ
ち、鉄塔の構造自身は、線路電圧が直(なるにつれ、ジ
ャンパー[20と、該ジャンパー線の下方に位置する支
持アーム1との気中絶縁距離りが必要最小限に短く設定
されることから、支持アーム1とジャンパー線20との
気中絶縁距離と支持碍子50の汚損耐電圧上から設定さ
れる碍子沿面の絶8!距離とを比較した場合、後者の絶
縁距離のほうが長くなる。従って、支持アーム1とジャ
ンパー綿20との間に長い支持碍子50を介在させるこ
とは、既設の鉄塔では困難となる。
この発明は上記の事情を鑑み、線路電圧が大きくなり、
ジャンパー線の支持碍子が長尺化した場合にも、既設の
鉄塔に支持碍子を容易に装着することができる耐雷ホー
ン碍子装置の提供を目的とする。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) この発明は前記問題点を解消するため、鉄塔の支持アー
ムに対して左右一対の鉄塔側連結金具を介して耐張碍子
を連結するとともに、該耐張碍子には電線側連結金具を
介して送電線を架設し、前記両型線側連結金具の間には
ジャンパー線の両端部を接続し、一方、前記支持アーム
の先端部には取付アダプタを介して、支持碍子及び避雷
碍子を前記ジャンパー線より線路直交方向に位置するよ
うに吊下固定し、該支持碍子の下端部には前記ジャンパ
ー線を把持する把持アームを設けるとともに、支持碍子
の下端部には課電側の放電電極を設け、前記避雷碍子の
下端部には前記放電電極と所定の気中放電間隙をもって
対向する接地側の放電電極を設けるという構成を採用し
ている。
(作用) この発明は前記手段を採用したことにより次のように作
用する。
ジャンパー線を支持する支持碍子が、支持アームの先端
部に対し取付アダプタを介してジャンパー線から外側方
に離隔して吊下固定されているので、支持アームとジャ
ンパー線との気中絶縁距離に左右されずに、かつ支持碍
子とジャンノく一線の下側に位置する支持アームとの間
の気中絶縁距離は確保し易く、該支持碍子の下端から延
びる把持アームによりジャンパー線を把持することがで
き、この結果、既設の鉄塔にも長尺の支持碍子を容易に
装着することができる。
(実施例) 以下、この発明を具体化した一実施例を第1〜3図に基
づいて詳細に説明する。
第3図に示すように、鉄塔の支持アーム1には取付プレ
ート2がボルト3により固定され、該取付プレート2の
左右両端部には、第2図に示すようにそれぞれ送電線4
を支持する耐張碍子装置5が装着されている。
前記取付プレート2の端部にはUクレビス6゜7が連結
されている。前記Uクレビス7にはアークホーン8を備
えた鉄塔側ホーン取付金具9が軸10により連結され、
同金具9の一端部には軸10により耐張碍子12が連結
されている。この実施例では前述したUクレビス6.7
及び鉄塔側ホーン取付金具9により鉄塔側連結金具11
Aを構成している。
前記耐張碍子12の課電側端部には連結リンク13を介
してアークホーン14を備えた電線側ホーン取付金具1
5が軸10により連結されている。
同ホーン取付金具15の中央には、軸16により連結リ
ンク17が連結され、同リンク17には軸16により送
電線4をクランプする電線クランプ18が連結されてい
る。又、右側の電線クランプ18と左側の電線クランプ
18との間には、ジャンパ電線クランプ19によりジャ
ンパー線2oが円弧状に架設されている。この実施例で
は前述した連結リンク13、電線側ホーン取付金具15
、連結リンク17及び電線クランプ18により電線側連
結金具11Bを構成している。
一方、第3図に示すように支持アーム1の電光端部には
取付アダプタ21が前記ボルト3により水平方向に、か
つ支持アーム1の前方へ指向するように片持ち支持され
、該取付アダプタ21の中間部下面には支持碍子22が
ボルトにより垂下固定されている。この支持碍子22は
前記ジャンパー線20よりも線路直交方向(第3図の右
側)に位置している。該支持碍子22の下端部に嵌着し
た電極金具23には第1図に示すようにブラケット24
が固定され、該ブラケット24には前記ジャンパー線2
0を把持するための把持アーム25が取付板26により
前記ブラケット24に対しボルト27により固定されて
いる。又、この把持アーム25は二つのアーム部25a
に分岐され、それらの先端部には把持金具28が溶接固
定され、該把持金具′28と同形状をなす把持金具29
によりジャンパー線20を把持した状態でポル)30に
より締付固定されている。
一方、前記ブラケット24の他面には、取付板31及び
前記ポル)30により課電側の放電電極としてのアーク
ホーン32が上向きに支持されている。
又、前記取付アダプタ21の先端下面には、電圧−電流
特性が非直線性の抵抗素子33を内蔵した避雷碍子34
が、その接地側の電極金具35をもってボルトにより下
向きに垂下固定されている。
該避雷碍子34の下端部に設けた課電側の電極金具36
には、第4図に示すように、ブラケット37が固着され
、該ブラケット37には前記アークホーン32と所定の
気中放電間隙Gをもって対向する接地側の放電電極とし
てのアークホーン38が取付板39を介してボルトによ
り取着されている。
前記取付アダプタ21及び取付′ll139には避雷碍
子34の沿面閃絡を防止するためのアーキングリング4
0.41が取着されている。
ここで、この装置を正常に動作させるため、気中放電間
隙Gの絶縁強度は、常規対地竜圧、開閉サージ電圧に耐
えるレベルにまた、雷サージに対しては耐張碍子より低
いレベルにそれぞれ設定されている。
次に、前記のように構成した耐雷ホーン碍子装置の作用
について説明する。
今、落雷に起因する異常高電圧が送電線4に印加される
と、このときの電流はジャンパー線20を経て把持アー
ム25からアークホーン32へ至り、該アークホーン3
2とアークホーン38との間で適性に保持された気中放
電間JIGで放電され、電極金具36及び避雷碍子34
内の非直線性抵抗素子33、電極金具35及び取付アダ
プタ21を経て鉄塔の支持アーム1に流れる。又、その
後生じる続流アークは、前記気中放電間隙Gと非直線性
抵抗素子33により遮断される。
さて、本発明実施例では取付アダプタ21により支持碍
子22をジャンパー′a20の線路直角方向に垂下固定
し、該支持碍子22の下端部に取付けた把持アーム25
により前記ジャンパー&120を把持するようにしたの
で、線路電圧力′ζ高くなり、汚損耐電圧を高くするた
め支持碍子22が長尺化しても支持アームlとジャンパ
ー線20との間隔を変更したり、ジャンパー線20と下
側に位置する支持アーム1との間隔を変更することなく
、支持アーム1に対し支持碍子22を容易に装着するこ
とができ、既設の鉄塔への装着上極めて好都合となる。
なお、支持碍子と避雷碍子は鉄塔クリアランスの値によ
り線路直角方向の内側あるいは外側を選択すればよい。
又、この発明は次のように実施することもできる。
(1)前記実施例では把持アーム25を分岐したが、こ
れを−本又は三本以上にするこ。
(2)前記実施例では取付アダプタ21を支持アーム1
の高さより所定距離立ち上がらせたが、これを同高さ位
置としたり、下側に位置したりすること。
発明の効果 以上詳述したように、この発明はジャンパー線を支持す
る支持碍子が線路電圧が高くなるに従い長尺化しても、
既設の鉄塔に対し避雷碍子とともに容易に装着すること
ができる優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図はこの発明を具体化した一実施例を示し
、第1図は要部の分解斜視図、第2図はジャンパー線支
持碍子装置の全体を示す正面図、第3図は第2図のA−
A線断面図、第4図は従来例を示す側面図である。 1・・・支持アーム、4・・・送電線、5・・・耐張碍
子装置、llA・・・鉄塔側の連結金具、11Bは電線
側の連結金具、12・・・耐張碍子、20・・・ジャン
パー線、21・・・取付アダプタ、22・・・支持碍子
、23・・・電極金具、24.37・・・ブラケット、
25・・・把持アーム、25a・・・アーム部、28.
29・・・把持金具、32・・・課電側の放電電極とし
てのアークホーン、34・・・避雷碍子、38・・・接
地側の放電電極としてのアークホーン、G・・・放電間
隙。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 鉄塔の支持アーム(1)に対して左右一対の鉄塔側
    連結金具(11A)を介して耐張碍子(12)を連結す
    るとともに、該耐張碍子(12)には電線側連結金具(
    11B)を介して送電線(4)を架設し、前記両電線側
    連結金具の間にはジャンパー線(20)の両端部を接続
    し、一方、前記支持アーム(1)の先端部には取付アダ
    プタ(21)を介して、支持碍子(22)及び避雷碍子
    (34)を前記ジャンパー線(20)より線路直交方向
    に位置するように吊下固定し、該支持碍子(22)の下
    端部には前記ジャンパー線(20)を把持する把持アー
    ム(25)を設けるとともに、支持碍子(22)の下端
    部には課電側の放電電極(32)を設け、前記避雷碍子
    (34)の下端部には前記放電電極(38)と所定の気
    中放電間隙(G)をもって対向する接地側の放電電極(
    38)を設けたことを特徴とする耐雷ホーン碍子装置。 2、前記把持アーム(25)は複数本のアーム部(25
    a)に分岐されている特許請求の範囲第1項に記載の耐
    雷ホーン碍子装置。
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