JP7846537B2 - 業務手順情報共有システム、業務手順情報を共有するための方法、および、業務手順情報をコンピューターに共有させるためのプログラム - Google Patents

業務手順情報共有システム、業務手順情報を共有するための方法、および、業務手順情報をコンピューターに共有させるためのプログラム

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JP7846537B2 JP2022025811A JP2022025811A JP7846537B2 JP 7846537 B2 JP7846537 B2 JP 7846537B2 JP 2022025811 A JP2022025811 A JP 2022025811A JP 2022025811 A JP2022025811 A JP 2022025811A JP 7846537 B2 JP7846537 B2 JP 7846537B2
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Description

本開示は、情報を共有する技術に関し、より特定的には、複数の組織で情報を共有する技術に関する。
複数の組織が同様の業務を行っていることがある。例えば、自治体での業務は、条例や法令に基づいて業務が組まれるので、他の自治体と共通の業務が多い。しかしながら、それらの業務を遂行するための業務手順等は各自治体で管理され、各自治体が個別に業務の効率化を検討している。
業務手順の改善に関し、例えば、特開2019-185272号公報(特許文献1)は、「問診票情報に基づいて業務フローチャートおよび問題点を選択して問題点と業務フローチャートとが組み合わされた業務フローチャートを作成することが可能な業務フローチャート作成方法およびシステム」を開示している。
特開2019-185272号公報
業務によっては、同様の業務が異なる組織(たとえば、総務部、経理部、自治体における申請受付窓口など)によって行なわれている場合がある。しかしながら、特許文献1に開示された技術によれば、同様の業務を行なう他の組織の情報を参考にすることができない。
このような背景から、業務の手順やコスト情報(所要時間等)が記載されている業務手順書について、他の組織(他の自治体等)の業務手順書と比較可能にする技術(業務管理システム)がある。しかし、業務管理システムのユーザー(職員)自身が所属している自治体や他自治体が保管している業務手順書は、自治体の規模(人口)にもよるが、一自治体だけでも何千から何万件と存在する。そのため、自治体の職員は、莫大な量の業務手順書から、当該職員自身が必要とする情報を取得することは容易ではない。この膨大な量からは、どれが参考になっている業務手順書かまではわからないため、一つずつ関係がありそうな業務手順書を参照していく作業の手間が発生する。したがって、必要な業務手順書が容易に取得できる技術が必要とされている。また、業務手順情報が共有できる技術が必要とされている。
本開示は上述のような背景に鑑みてなされたものであって、ある局面における目的は業務手順書の情報を容易に取得できる技術を提供することである。他の局面における目的は、業務手順情報が共有される技術を提供することである。
ある実施の形態に従う業務手順情報共有システムは、組織で実施される業務の手順を示す業務手順情報を取得する取得手段と、ユーザーが属する組織とは異なる他の複数の組織の業務手順情報をユーザーに提供する提供手段と、ユーザーからの指示により、業務手順書に対し、評価情報を付与する評価情報付与手段と、複数のユーザーにより付与された評価情報を集約する集約手段とを備える。提供手段は、集約手段による集約結果に基づいてユーザーに提供する業務手順書情報を生成し、生成した業務手順書情報を提供する。
ある局面に従うと、提供手段は、ユーザーに業務手順情報を提供する際に、業務手順情報に付与された評価情報の集約結果を併せて提供する。
ある局面に従うと、提供手段は、ユーザーが閲覧する端末に業務手順情報を提示させる手段であり、付与された評価情報が多い順に業務手順情報を提示する。
ある局面に従うと、提供手段は、評価情報の集約状況に応じて、ユーザーに提供される業務手順情報を選択し、選択された業務手順情報をユーザーに提供する。
ある局面に従う業務手順情報共有システムは、各組織の規模に関する情報を取得する手段をさらに備える。提供手段は、ユーザーが属する組織の規模と同程度の規模の他の組織の業務手順情報に絞り込んで、絞り込んだ業務手順情報を提供する。
ある局面に従う業務手順情報共有システムは、各組織の規模に関する情報を取得する手段をさらに備える。集約手段は、業務手順情報を提供しようとするユーザーの組織と同程度の規模の組織のユーザーが付与した評価情報を集約する。
ある局面に従うと、集約手段は、組織単位で評価情報を集約する。
ある局面に従うと、組織単位で評価情報を集約することは、評価情報を付与したユーザーが所属する組織の個数を集約することを含む。
ある局面に従う業務手順情報共有システムは、組織に属するユーザーの人数に対する所定の割合の人数のユーザーが評価情報を付与していることに基づいて組織が評価情報を付与したと判断する判断手段をさらに備える。
ある局面に従う業務手順情報共有システムは、組織の代表ユーザーが評価情報を付与したことに基づいて組織が評価情報を付与したと判断する判断手段をさらに備える。
ある局面に従うと、集約手段は、ユーザー単位で評価情報を集約する。
ある局面に従うと、集約手段は、組織単位の集約とユーザー単位の集約とを切り替え可能である。
ある局面に従うと、集約手段は、特定のユーザーが付与した評価情報のみを集約する。
他の実施の形態に従うと、業務手順情報を共有するための方法が提供される。この方法は、組織で実施される業務の手順を示す業務手順情報を取得するステップと、ユーザーが属する組織とは異なる他の複数の組織の業務手順情報をユーザーに提供するステップと、ユーザーからの指示により、業務手順書に対し、評価情報を付与する評価情報付与手段と、複数のユーザーにより付与された評価情報を集約するステップとを備える。提供するステップは、集約結果に基づいてユーザーに提供する業務手順書情報を生成し、生成した業務手順書情報を提供するステップを含む。
さらに他の実施の形態に従うと、業務手順情報をコンピューターに共有させるためのプログラムが提供される。このプログラムはコンピューターに、組織で実施される業務の手順を示す業務手順情報を取得するステップと、ユーザーが属する組織とは異なる他の複数の組織の業務手順情報をユーザーに提供するステップと、ユーザーからの指示により、業務手順書に対し、評価情報を付与する評価情報付与手段と、複数のユーザーにより付与された評価情報を集約するステップとを実行させる。提供するステップは、集約結果に基づいてユーザーに提供する業務手順書情報を生成し、生成した業務手順書情報を提供するステップを含む。
ある実施の形態に従うと、ユーザーは、業務手順書の情報を容易に取得できる。他の実施の形態に従うと、異なる組織のユーザーは、業務手順情報を共有することができる。
この発明の上記および他の目的、特徴、局面および利点は、添付の図面と関連して理解されるこの発明に関する次の詳細な説明から明らかとなるであろう。
ある実施の形態に従う業務管理システム100を使用するネットワークサービス構成の一例を表わす図である。 コンピューターシステム200のハードウェア構成を表わすブロック図である。 自治体において使用されているシステム111,121その他のコンピューターシステム200における処理の一例を表わすフローチャートである。 業務管理システムが備えるデータベース140の構成の具体例の一部を例示する図である。 業務管理システム100として機能するコンピューターシステム200のCPU1が実行する処理の一部を表わすフローチャートである。 評価情報としてのマーカー集計において行なわれる処理の一部を表わすフローチャートである。 端末(システム111,121)のモニター8に表示される検索画面の最初の画面の一例を表わす図である。 モニター8に表示される追加の検索条件を入力する画面を例示する図である。 検索結果から手順書の詳細の閲覧を希望する業務の選択を受け付ける状態を表わす図である。 図9において選択された業務の詳細情報が開示された画面を表わす図である。 評価情報が付与された場合に表示される画面を例示する図である。 選択された業務手順書に対して評価情報が付与される前にモニター8に表示される画面を例示する図である。 選択された業務手順書に対して評価情報が付与された後にモニター8に表示される画面を例示する図である。 業務の一覧表を表示する画面の一例を表わす図である。 別の局面において検索された結果として同じ業務の一覧表を表示する画面の一例を表わす図である。 図15に示された一覧表においてソート処理が行なわれた後の画面を例示する図である。 評価情報の数に応じて業務手順書を絞り込んで表示する一態様を説明する図である。 人口に応じて業務手順書を選択的に表示する場合を説明する図である。 各自治体のそれぞれのユーザーと、当該ユーザーがマーカー(参考になった)を付与した各業務手順書(第1業務手順書~第5業務手順書)との関係を表わす図である。 新たに6番目のユーザー(第6ユーザー)が業務管理システム100にログインした場合において当該ユーザーの属する自治体の規模に応じた自治体における業務手順書を選択する一例を表わす図である。 別の規模の自治体に所属するユーザーが業務管理システム100にログインした場合に業務手順書が抽出される態様を例示する図である。 自治体単位で評価情報(マーカー)が付与される態様を例示する図である。 ある自治体2300に所属する複数の職員が業務手順書を評価する場合に当該業務手順書に評価情報が付与される一態様を例示する図である。 ある自治体2400において、一般の職員と代表者とが業務手順書Xを評価した場合に当該業務手順書Xに評価情報を付与する態様を例示する図である。 ユーザーの評価がそのまま業務管理システム100に登録される一態様を例示する図である。 業務管理システム100が有する評価情報をユーザー単位と自治体単位との間で切り換えることができることを例示する図である。 特定のユーザーによる評価情報のみが他のユーザーによる検索の対象となることを説明する図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
図1を参照して、業務管理システム100の概要について説明する。図1は、ある実施の形態に従う業務管理システム100を使用するネットワークサービス構成の一例を表わす図である。ある局面において、ネットワークサービスは、インターネット101に接続された業務管理システム100を用いて提供される。インターネット101には、自治体110で使用されているシステム111または自治体120で使用されているシステム121のように各自治体で使用されているコンピューターシステムも接続されている。
業務手順情報共有システムを実現するために以下で開示される技術思想は、業務管理システム100によって具現化される。業務管理システム100は、業務手順書のデータベースを有する。各業務手順書には、ユーザーによる評価情報が付与されている。評価情報は、当該業務手順書が有用である、役に立った、参考になる等の肯定的な評価として、当該業務手順書を閲覧したユーザーによって付与される。評価情報は、一例として、指、星型、ハート型その他のマーカーである。
業務管理システム100は、インターネット101を介して、複数の自治体の各々からの接続を受け付ける。例えば、図1の例示では、二つの自治体110,120がそれぞれ使用するコンピュータからの接続を受け付ける。なお、自治体110を自治体Aと表わすこともある。自治体120を自治体Bと表わすこともある。
業務管理システム100は、業務サーバー130と、データベース140と、ファイルサーバー150とを備える。
データベース140は、手順書データ141と、ユーザーデータ142と、自治体データ143とを保持している。データベース140は、一例として、関係データベース(Relational Data Base:RDB)の形式であるが、データベースの形式は特に限定されない。
手順書データ141は、各自治体においてそれぞれ遂行される業務の作業手順に関するデータ(業務手順書データ)を含む。当該データは、各業務および作業手順の識別データと、当該業務が所定の期間(例えば、1年間、上半期、下半期など)に行なわれた件数および作業時間を含む。作業時間は、1件ごとに要した実際の時間の積算値、あるいは、当該自治体において予め規定された標準の作業時間の積算値、のいずれであってもよい。ユーザーデータ142は、業務管理システム100にアクセス可能なユーザーとして登録されたユーザー(例えば、各自治体の職員あるいは各自治体を所轄する官公庁の職員)の識別データと、パスワードとを含む。自治体データ143は、各自治体の識別データと、当該自治体において遂行される業務の識別データと、当該業務を構成する作業手順の識別データとを含む。当該作業手順のデータは、手順書データ141に含まれている。
ファイルサーバー150は、手順書原本151と、手順書フォーマット152とを保持している。手順書原本151は、手順書の原本である。例えば、手順書が文書で記述されている場合には、当該文書のデータ(たとえば、PDFファイル)が当該手順書の原本として取り扱われる。他方、手順書がデータ形式で構成されている場合は、当該手順書のデータが原本としてファイルサーバー150に格納される。
手順書フォーマットは、各業務について当該業務を構成する作業手順その他のデータの格納を受け付ける形式を規定している。手順書フォーマットは、ある局面において、同様の業務を遂行する複数の自治体間の比較が可能となるように、共通項目を含む。共通項目は、選択式または記入式のいずれであってもよい。
業務サーバー130は、UI(User Interface)作成部131と、手順書データ解析部132と、手順書作成部133と、手順書検索部134と、手順書比較部135と、メンテナンス部136とを含む。
UI作成部131は、業務管理システム100にアクセスするクライアント装置(たとえば、システム111,121)に画面を表示するためのデータを生成する。たとえば、UI作成部131は、手順書データ141および自治体データ143の各項目を手順書フォーマット152に当てはめて、選択された自治体で行なわれる業務の作業手順を表示するための画面データを生成する。
手順書データ解析部132は、各自治体のシステム111,121からアップロードされた手順書のデータを解析し、解析した各データの項目を当該自治体の手順書データ141として格納する。
手順書作成部133は、ある局面において、データベース140に蓄積されている手順書データ141を用いて、システム111,121に表示される手順書を作成する。例えば、手順書作成部133は、指定された自治体で遂行されるある業務を構成する1以上の作業手順の前後関係に基づいてフローチャートの形式で各作業手順を並べる。別の局面において、手順書作成部133は、各作業手順にデータを関係付け得る。関係付けられるデータは、例えば、当該自治体とは別の自治体で行なわれる同じ業務を構成する同じ作業手順の年間作業時間または1件当たりの作業時間である。このようなデータが関係づけられると、システム111,121のユーザーである職員は、当該別の自治体のデータのうち関係のあるデータを容易に確認できるので、関係付けられるデータは、業務改善の示唆となり得る。
手順書検索部134は、システム111,121において入力された検索条件に合致する手順書を検索する。
手順書比較部135は、指定された複数の業務手順書を対比するデータを生成する。ある局面において、業務管理システム100は、システム111,121に対して、検索条件に合致する2以上の自治体の各々で行なわれる業務手順書を表示し得る。システム111,121のユーザー(職員112または職員122)は、複数の業務手順書から詳細を閲覧したい自治体の業務手順書、たとえば、当該ユーザーの自治体で行なわれる業務に要する作業時間よりも短い作業時間で業務が処理されている他の自治体の業務手順書を選択できる。手順書比較部135は、ユーザーが対比可能な態様で、選択された自治体の業務手順書を並んで表示するためのデータを生成し、生成したデータをシステム111,121に送信する。システム111,121がこのデータを受信すると、ユーザーは、複数の自治体の各々で行なわれる同じ業務を対比できる。
メンテナンス部136は、業務管理システム100に格納されているデータを管理する。データを管理することは、データの更新、削除または追加のいずれであってもよい。例えば、メンテナンス部136は、データベース140に蓄積されているデータを更新し、あるいは、削除し得る。
[コンピューターシステムの構成]
図2を参照して、情報処理装置の一態様であるコンピューターシステム200の構成について説明する。図2は、コンピューターシステム200のハードウェア構成を表わすブロック図である。コンピューターシステム200は、業務管理システム100、自治体110のシステム111,または、自治体120のシステム121として機能する。
コンピューターシステム200は、主たる構成要素として、プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)1と、コンピューターシステム200の使用者による指示の入力を受けるマウス2およびキーボード3と、CPU1によるプログラムの実行により生成されたデータ、又はマウス2若しくはキーボード3を介して入力されたデータを揮発的に格納するRAM4と、データを不揮発的に格納するハードディスク5と、光ディスク駆動装置6と、通信インターフェイス(I/F)7と、モニター8とを含む。各構成要素は、相互にデータバスによって接続されている。光ディスク駆動装置6には、CD-ROM(Compact Disc - Read Only Memory)9その他の光ディスクが装着される。
コンピューターシステム200における処理は、各ハードウェアおよびCPU1により実行されるソフトウェアによって実現される。このようなソフトウェアは、ハードディスク5に予め記憶されている場合がある。また、ソフトウェアは、CD-ROM9その他の記録媒体に格納されて、コンピュータープログラムとして流通している場合もある。あるいは、ソフトウェアは、いわゆるインターネットに接続されている情報提供事業者によってダウンロード可能なアプリケーションプログラムとして提供される場合もある。このようなソフトウェアは、光ディスク駆動装置6その他の読取装置によりその記録媒体から読み取られて、あるいは、通信インターフェイス7を介してダウンロードされた後、ハードディスク5に一旦格納される。そのソフトウェアは、CPU1によってハードディスク5から読み出され、RAM4に実行可能なプログラムの形式で格納される。CPU1は、そのプログラムを実行する。
図2に示されるコンピューターシステム200を構成する各構成要素は、一般的なものである。したがって、本開示に係る技術思想の本質的な部分の一つは、RAM4、ハードディスク5、CD-ROM9その他の記録媒体に格納されたソフトウェア、あるいはネットワークを介してダウンロード可能なソフトウェアであるともいえる。記録媒体は、一時的でない、コンピューター読取可能なデータ記録媒体を含み得る。なお、コンピューターシステム200の各ハードウェアの動作は周知であるので、詳細な説明は繰り返さない。
なお、記録媒体としては、CD-ROM、FD(Flexible Disk)、ハードディスクに限られず、SSD(Solid State Drive)、磁気テープ、光ディスク(MO(Magnetic Optical Disc)/MD(Mini Disc)/DVD(Digital Versatile Disc))、IC(Integrated Circuit)カード(メモリーカードを含む)、光カード、マスクROM、EPROM(Electronically Programmable Read-Only Memory)、EEPROM(Electronically Erasable Programmable Read-Only Memory)、フラッシュROMなどの半導体メモリー等の固定的にプログラムを担持する媒体でもよい。
ここでいうプログラムとは、CPUにより直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム形式のプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
<手順書データの登録処理>
図3を参照して、ある自治体における手順書の登録について説明する。図3は、自治体において使用されているシステム111,121その他のコンピューターシステム200における処理の一例を表わすフローチャートである。
ステップS310にて、CPU1は、自治体の職員によるログイン入力を受け付ける。職員によって入力されるユーザーIDおよびパスワードは、認証のため、業務管理システム100のユーザーデータ142に含まれるユーザーIDおよびパスワードと照合される。認証処理が成功すると、当該職員はログインできる。そうでない場合は、予め定められた上限回数の範囲内で再入力を促して新たな入力を受け付ける。
ステップS320にて、CPU1は、手順書のデータ入力を受け付けて、手順書ファイルを作成する。手順書ファイルの詳細は後述する。ある局面において、手順書は、自治体110において紙媒体として作成されている場合がある。この場合、自治体110の職員112は、手順書に記載の内容をシステム111に入力することになる。CPU1は、手順書ファイルに含まれる項目ごとのデータの入力を受け付ける。この場合は、入力されたデータは、予め規定された手順書ファイルのデータ形式に変換されて手順書ファイルに格納される。
他の局面において、自治体毎に手順書をデータ形式で作成している場合がある。この場合、手順書ファイルのデータがシステム111から業務管理システム100にアップロードされてもよい。CPU1は、手順書ファイルのデータ形式が業務管理システム100において規定されたデータ形式であるか否かを確認する。CPU1は、手順書ファイルのデータ形式が業務管理システム100において規定されたデータ形式でないことを検知すると、その旨をモニター8に表示し、所定のデータ形式に適合する手順書ファイルの入力を促すメッセージをモニター8に表示する。CPU1は、手順書ファイルのデータ形式が所定のデータ形式に適合すると判断すると、制御をステップS330に移す。
ステップS330にて、CPU1は、入力されたデータから手順書ファイルを作成して、業務管理システム100における一意の番号を付した上で手順書データ141としてデータベース140に登録する。
ステップS340にて、CPU1は、他の自治体に公開する設定が入力されたか否かを判断する。この設定は、例えば、所定の入力画面に設けられる公開欄に対して公開を指示する入力がされたか否か(たとえば、チェックマークの入力の有無)に応じて行なわれる。ある局面において、手順書データの入力が完了していない場合、職員は非公開を希望する場合があるので、当該設定は「非公開」に設定され得る。他方、ある自治体の職員が手順書データの入力を完了し、当該手順書データが公開可能という扱いである場合には、その職員は、「非公開」に設定しない。これにより、当該手順書データは公開可能なデータとなり、業務管理システム100による検索の対象になり得る。CPU1は、当該設定が入力されていると判断すると(ステップS340にてYES)、処理を終了する。本実施例では、当該設定の状態を示す公開フラグがデフォルトでON(公開する)に設定されており、「非公開」が設定されない場合(ステップS340にてYES)は、公開フラグはONとなる。そうでない場合には(ステップS340にてNO)、CPU1は、制御をステップS350に切り替える。
ステップS350にて、CPU1は、公開フラグをオフにし、当該手順書を非公開とする。これにより、クラウド領域(=業務管理システム100)にアップロードされた手順書のデータは、他の自治体の職員に対しては公開されなくなる。
<データ構造>
図4を参照して、業務管理システム100のデータ構造について説明する。図4は、業務管理システムが備えるデータベース140の構成の具体例の一部を例示する図である。データベース140は、業務管理システム100を実現するコンピューターシステム200のハードディスク5に構成される。
データベース140は、複数のテーブルを保持している。複数のテーブルは、テーブル410,420,430を含む。各テーブルは、評価情報の一つであるマーカー毎に作成される。
各テーブルは複数の項目を含む。当該複数の項目は、一例として、論理名と、物理名と、データ型と、「NotNull」と、デフォルトと、備考欄とを含む。論理名は、業務管理システム100のユーザあるいは管理者が認識可能な名称である。物理名は、コンピューターシステム200が認識できるように、当該論理名に割り当てられた名称である。データ型は、当該物理名で使用されるデータの型を表わす。NotNullは、NotNull制約の有無を規定する。備考欄には、当該ユーザあるいは管理者が理解できる補足説明が入力され得る。
例えば、自治体110の職員112が、使用しているシステム111に表示された他の自治体120の業務手順情報を閲覧した場合において当該業務手順情報の内容を役に立ったと判断したとき、職員112は、当該情報が参考になったことを伝えるために「いいね」ボタン、顔マーク、その他の評価を示すマーカー(評価情報)を入力する。職員112がシステム111を操作して、当該評価情報を入力すると、システム111は、業務管理システム100に評価情報を送信する。業務管理システム100は、当該評価情報を受信すると、テーブル410を生成し、作成したテーブル410をデータベース140に追加する。
<制御構造>
図5および図6を参照して、業務管理システム100の制御構造について説明する。図5は、業務管理システム100として機能するコンピューターシステム200のCPU1が実行する処理の一部を表わすフローチャートである。図6は、評価情報としてのマーカー集計において行なわれる処理の一部を表わすフローチャートである。
図5に示されるように、ステップS510にて、CPU1は、手順書検索の指示を自治体110,120の端末(たとえば、システム111,121)から受信する。たとえば、自治体110において職員112がシステム111を操作している場合、職員112がシステム111のモニター8に表示された画面から手順書検索のソフトウェアキーを押下すると、当該手順書検索の指示がシステム111から業務管理システム100に送信される。
ステップS515にて、CPU1は、検索条件の入力画面を当該指示を受領した端末に送信する。システム111のモニター8の画面は、当該入力画面に切り替わる。職員112が、手順書を抽出するための検索条件を当該入力画面に入力すると、システム111は、当該検索条件を業務管理システム100に送信する。
ステップS520にて、CPU1は、当該端末(システム111)から送信された検索条件を取得する。
ステップS525にて、CPU1は、当該検索条件に基づいてデータベース140にアクセスし、手順書データ141から該当する手順書を検索する。
ステップS530にて、CPU1は、後述するマーカー集計処理を実行する。この処理が実行されると、マーカーは、自治体単位あるいはユーザー単位で集計される。
ステップS535にて、CPU1は、検索結果画面を作成する。
ステップS540にて、CPU1は、検索結果画面を端末(たとえば、システム111)に送信する。システム111が当該検索結果画面を受信すると、システム111のモニター8は、当該検索結果画面を表示する。職員112は、入力した検索条件に合致する結果画面を閲覧でき、さらに、当該結果画面において希望する手順書を選択し得る。たとえば、職員112が閲覧を希望する手順書を指定する操作(たとえば、チェックの入力その他の選択操作)を行なうと、システム111は、当該操作によって指定された手順書の識別番号を含む選択指示を業務管理システム100に送信する。
ステップS545にて、CPU1は、システム111から送信された選択指示を受信する。CPU1は、データベース140にアクセスして、職員112によって選択された業務手順書データの内容を手順書データ141から抽出する。
ステップS550にて、CPU1は、手順書の内容を表示する画面を端末(システム111)に送信する。ある局面において、当該画面は予めデータベース140に格納されている。他の局面において、当該画面は、CPU1によって生成されてもよい。システム111は、当該画面を受信すると、モニター8は手順書の内容を表示する。このとき、モニター8は複数の業務手順書を表示し得る。この場合、職員112は画面をスクロールすることにより検索条件に合致する複数の業務手順書の各内容を表示する。
職員112は、表示された内容を閲覧して、所属する自治体110の業務の改善に役立ちそうか否かを判断し得る。職員112は、当該業務の改善に役立ちそうな他の自治体の業務手順書を見つけた場合は、評価情報として、「役に立った」または「いいね」のような肯定的な評価結果を当該手順書の表示画面に入力できる。この場合、システム111は業務管理システム100に対して、当該肯定的な評価結果を当該業務手順書に付与する旨の指示を送信する。
ステップS555にて、CPU1は、手順書に評価情報を付与する指示をシステム111から受信する。
ステップS560にて、CPU1は、当該評価情報の付与を規定するテーブルを作成する。
図6を参照して、ステップS610にて、CPU1は、1つ目の業務手順書をマーカー集計の対象として特定する。
ステップS620にて、CPU1は、業務手順書を識別するための手順書IDを取得する。
ステップS630にて、CPU1は、マーカー検索を実行する。
ステップS640にて、CPU1は、集計方法が、自治体単位であるか、または、ユーザー単位であるか否かを判断する。集計方法が自治体単位であるか、または、ユーザー単位であるかは、業務管理システム100を利用しているユーザー(職員112)がシステム111において指定した設定に基づいて規定される。当該設定は、システム111から業務管理システム100に送信される検索条件に含まれている。CPU1は、集計方法が自治体単位であると判断すると,制御をステップSS650に切り換える。他方、CPU1は、集計方法がユーザー単位であると判断すると、制御をステップS660に切り換える。
ステップS650にて、CPU1は、自治体単位でマーカーを集計する。例えば、CPU1は、データベース140に蓄積されている業務手順書の各テーブルから、自治体IDをキーとして該当するレコードを抽出することにより、評価情報が付された業務手順書を検索する。
ステップS660にて、CPU1は、手順書IDとマーカー数とを対応付けて、RAM4の作業領域に一時的に格納する。
ステップS670にて、CPU1は、集計の対象となる次の業務手順書があるか否かを判断する。この判断は、例えば、検索条件を満たす複数の業務手順書が抽出された場合に、各手順書に対してマーカー集計の完了を表わすフラグが付与されていない手順書があるか否かに基づいて行なわれる。CPU1は、次の業務手順書があると判断すると(ステップS670にてYES)、制御をステップS620に戻す。そうでない場合には(ステップS670にてNO)、CPU1は、制御を終了し、メイン処理に制御を戻す。
<検索結果>
図7~図9を参照して、検索結果の画面について説明する。図7は、端末(システム111,121)のモニター8に表示される検索画面の最初の画面の一例を表わす図である。モニター8は、領域710,720を表示する。領域710は、業務手順書の検索条件を表わすキーワードの入力を受け付ける。領域720は、絞り込み検索のための追加の検索条件の入力を受け付ける。ユーザーが領域720をクリックすると、当該追加の検索条件を入力する画面(図8)が表示される。
図8は、モニター8に表示される追加の検索条件を入力する画面を例示する図である。図7に示される領域720がクリックされると、図8に示される画面がモニター8に表示される。より具体的には、領域810が絞り込み検索の条件の入力を受け付ける。一例として、ボックス820にチェックが入力されて「参考になった」が選択されると、他のユーザーによって「参考になった」と評価された業務手順書が、絞り込みの対象とされる。この場合、「参考になった」とは、当該業務手順書の内容を見た他の自治体のユーザーによって「参考になった」、「いいね」等の肯定的な評価が付与された手順書である。
図9は、検索結果から手順書の詳細の閲覧を希望する業務の選択を受け付ける状態を表わす図である。ユーザーは、ボックス910にチェックを入力することで当該業務を選択できる。さらに、ユーザーは、少なくとも一つのボックス910にチェックを入力した状態でソフトキー920を押下すると、チェックが入力された(=選択された)業務について手順書の詳細が展開されて別ウィンドウに表示される。ユーザーは、そのようにして表示した詳細の業務手順書の内容を閲覧することで同様の業務についてより効率的な進め方を知ることができる。
<評価情報(マーカー)の付与>
図10および図11を参照して、ある実施の形態に従う評価情報の付与について説明する。図10は、図9において選択された業務の詳細情報が開示された画面を表わす図である。当該詳細情報の画面は、領域1010,1020を含む。
領域1010は、詳細情報がその閲覧者であるユーザー(当該業務手順書を開示している自治体とは別の自治体のユーザー)が参考になった場合に、そのことを通知する入力を受け付ける。
領域1020は、当該手順書に対してこれまでに付与された評価の数を表わす。同じ手順書について複数のユーザーが「参考になった」と評価した場合には、領域1020に表示される印(たとえば、ハートのマーク)の表示が、その評価の数に応じて切り替わる。他の局面において、評価の数そのものが表示されてもよい。
図11は、評価情報が付与された場合に表示される画面を例示する図である。図10に示される画面の状態で、ある自治体のユーザーが他の自治体で行なわれている業務のための業務手順書の詳細情報を閲覧した結果「参考になった」と判断して、領域1010の印をタッチするかマウス(図示しない)でクリックすると、印1110として示されるように、当該印の表示態様が切り替わる。さらに、領域1020におけるアイコン1120は、モニター8に現在表示されている業務手順書がどれぐらいの数のユーザーに「参考になった」と評価されたかという程度を表示する。これにより、当該業務手順書を初めて見るユーザーは、その業務手順書の大凡の有用性を判断することができる。
<マーカーの記録>
図12および図13を参照して、マーカーの記録について説明する。図12は、選択された業務手順書に対して評価情報が付与される前にモニター8に表示される画面を例示する図である。図13は、選択された業務手順書に対して評価情報が付与された後にモニター8に表示される画面を例示する図である。
図12に示されるように、モニター8はユーザーに入力された検索条件に合致する業務を一覧形式で表示している。このうち、領域1210から明らかなように、業務「歯周病検診」については、現在は印の表示態様が元のままであり、すなわち、当該業務について「参考になった」と評価したユーザーがいないことを示している。
その後、前述の図11に示されるように、当該業務「歯周病検診」の業務手順書の詳細情報を閲覧したあるユーザーが、当該詳細情報が参考になったと判断すると、領域1010にある印1110をタッチまたはクリックする。当該業務が「参考になった」と評価されたことを示す情報は、当該ユーザーが使用する端末(たとえば、システム111)から業務管理システム100に送信される。業務管理システム100は、当該情報を受信するとデータベース140にアクセスして、当該ユーザーの所属する自治体、ユーザーID、「参考になった」と評価した日時を、当該業務手順書のテーブル410に記録する。
その後、他のユーザーが業務手順書を検索して、同じ検索結果を得る場合がある。その場合、当該他のユーザーが使用する端末(たとえば、システム121)のモニター8は、既に付与された「参考になった」という評価情報を当該業務に反映した状態で、検索結果を表示する。
例えば、図13に示されるように、図12に示される業務と同じ業務(歯周病検診)についての領域1310では、3つの印(ハートマーク)のうち1つの印の表示態様(黒)が他の印の表示態様(白)と異なる。このことは、歯周病検診という業務手順書の詳細情報が、図12の画面が表示された時点では、どのユーザーにも「参考になった」と評価されていなかったが、その後、あるユーザーによって「参考になった」と評価されたことを意味する。これにより、図12の画面が表示された時点よりも後の時点で表示される画面(図13)を見た他のユーザーは、歯周病検診という業務の業務手順書が参考になり得ると判断できる。
なお、別の局面において、同じ自治体の別のユーザーが、同一の端末(システム111)あるいは別の端末を用いて同じ業務について「参考になった」と評価した場合も、前述の場合と同様に、当該評価を示す情報が当該同一の端末あるいは別の端末から業務管理システム100に送信される。あるいは、さらに他の局面において、別の自治体のユーザーが端末(たとえば、システム121)を用いて、当該同じ業務について「参考になった」と評価した場合も、前述の場合と同様に、当該評価を示す情報が当該同一の端末あるいは別の端末から業務管理システム100に送信される。いずれの場合も、業務管理システム100は、当該情報を受信すると、前述の場合と同様に、データベース140にアクセスして、当該ユーザーの所属する自治体、ユーザーID、「参考になった」と評価した日時を、当該業務手順書のテーブル410に記録する。このようにして、データベース140の各テーブルは、各ユーザーによる評価情報を蓄積していくので、より効率的な業務手順を模索するユーザーは、より有用な手順書を見つけやすくなる。
<マーカーの付与、集計およびソート>
図14~図16を参照して、評価情報(マーカー)の付与、集計およびソートについて説明する。図14は、業務の一覧表を表示する画面の一例を表わす図である。図15は、別の局面において検索された結果として同じ業務の一覧表を表示する画面の一例を表わす図である。図16は、図15に示された一覧表においてソート処理が行なわれた後の画面を例示する図である。
図14に示されるように、ある局面において、モニター8は、画面1400を表示する。画面1400は、業務の一覧表1410を含む。一覧表1410は、領域710に入力された検索条件に合致する一つ以上の業務を表示している。一例として、業務「test」には、一つのマーカーが付与されているので、当該業務は他のユーザーによって「参考になった」と既に評価されていることになる。
さらに、他の業務(たとえば、テスト業務_後期高齢者医療被保険者証交付等)について、相当数のユーザー(たとえば、11名以上50名以下)が「参考になった」と評価すると、各ユーザーによる評価情報も業務管理システム100に登録される。すなわち、図10を参照して説明したように、選択された業務の詳細情報が表示されている画面で、ユーザーが当該業務手順書は「参考になった」と評価して、領域1010をタッチすると、業務管理システム100において、当該業務の評価情報が更新される。
その後、当該ユーザーあるいは他のユーザーが改めて検索を実行すると、更新された評価情報に基づいて、端末(システム111,121)は、検索結果を画面に表示する。
具体的には、図15に示されるように、モニター8は、画面1500を表示する。画面1500は、一覧表1510を含む。一覧表1510に含まれる領域1520において、「テスト業務_後期高齢者医療被保険者証交付等」という業務には、二つの印(ハートマーク)が強調表示されている。これは、当該業務手順書の詳細情報を閲覧した相当数のユーザー(たとえば、11名以上50名以下)が、当該手順書が参考になったと評価したことを示している。図15に示される画面1500によれば、ユーザーは、どの業務がどれぐらいの数のユーザーによって評価されているかを把握できる。
さらに、ユーザーは、ソート処理の指示を受け付けるマーク1530を押下することにより、「参考になった」の評価が多い順に業務を並べることができる。
具体的には、図16に示されるように、画面1600は、一覧表1610において、業務のソート処理後の状態を表示している。領域1620は、「参考になった」の評価が多い順に、業務を表示している。この状態で、ユーザーがマーク1630を押下すると、「参考になった」の評価が少ない順に業務を並べ替えることもできる。
<一定数以上の評価情報が付与された業務手順書を選択>
ある実施の形態に従うと、検索された複数の業務手順書は、全てが表示されることなく選択的に表示され得る。たとえば、業務管理システム100は、評価情報の数が予め指定された閾値以上である業務手順書をシステム111,121に表示させ得る。
そこで、図17を参照して、業務手順書の選択的な表示の一例について説明する。図17は、評価情報の数に応じて業務手順書を絞り込んで表示する一態様を説明する図である。
ある局面において、ユーザーがシステム111にログインして検索条件を入力すると、業務管理システム100のCPU1は、当該検索条件に合致する業務手順書をRAM4に抽出する。ここで、業務手順書の表示の基準が、ユーザーによって付与されたマーカー(評価情報)の数が予め定められた数以上である場合、CPU1は、RAM4に抽出した業務の業務手順書から当該基準を満たす業務手順書を選択する。例えば、マーカー数が20以上という基準が指定されている場合、CPU1は、業務手順書D,B,Cを選択し、システム111のモニター8に表示させる。当該基準は、ユーザーによって指定されてもよいし、業務管理システム100において設定されて適宜ユーザーによって変更可能であってもよい。
<所属する自治体の規模と同程度の自治体の業務手順書を選択>
業務の内容によっては、ある自治体で使用されている手順書の内容が他の自治体で行なわれている業務にそのまま当てはまらない場合もあり得る。例えば、自治体の規模(人口、面積、人口密度等)に応じて業務の業務手順書が異なる場合もあり得る。したがって、同様の属性を有する自治体で有用な手順書が、他の自治体でも有用となり得る場合がある。
そこで、図18を参照して、業務手順書の選択的な表示の他の態様について説明する。図18は、人口に応じて業務の業務手順書を選択的に表示する場合を説明する図である。
ある局面において、業務管理システム100は、ユーザーの属性情報をユーザーデータ142に保持している。属性情報は、当該ユーザーのIDに加えて、当該ユーザーが所属する自治体のID、当該自治体の規模(人口、面積等)を含む。したがって、あるユーザーが業務管理システム100にログインした場合、業務管理システム100は、当該ユーザーの属性を考慮して、検索条件に合致した業務手順書を抽出する。
一例として、規模が10万人である自治体に所属するユーザーがシステム111から業務管理システム100にログインした場合、業務管理システム100は、当該ログインしたユーザーが属する自治体の人口規模が10万人である情報をユーザーデータ142から取得する。業務管理システム100のCPU1は、当該ユーザーに入力された検索条件に合致する業務手順書を抽出し、RAM4に一時的に保持する。さらに、CPU1は、当該ユーザーの属性を参照し、当該ユーザーが属する自治体の人口規模と同程度の規模を有する自治体の業務手順書B,Dを表示対象として選択する。同程度の規模とは、例えば、当該ユーザーが属する自治体の人口のプラスマイナス20%程度といった一定の幅で規定される範囲をいう。
業務管理システム100が選択した業務手順書B,Dを表示する画面データを生成し、生成した画面データをシステム111に送信する。システム111は、当該画面データを受信すると、モニター8に業務手順書B,Dを表示する。これにより、ユーザーは自らが属する自治体の規模と同程度の規模の他の自治体で使用される業務手順書を検索できるので、適用しやすい手順書を閲覧できることになる。
<同規模組織のユーザーが付与したマーカーを集約>
図19~図21を参照して、他の局面について説明する。図19は、各自治体のそれぞれのユーザーと、当該ユーザーがマーカー(参考になった)を付与した各業務手順書(第1業務手順書~第5業務手順書)との関係を表わす図である。
一例として、自治体Aに属する第1ユーザーは、第1業務手順書および第3業務手順書に対して「参考になった」というマーカーを付与している。他方、同じ自治体Aに属する第5ユーザーは、第1業務手順書および第5業務手順書にマーカーを付している。
図20は、新たに6番目のユーザー(第6ユーザー)が業務管理システム100にログインした場合において当該ユーザーの属する自治体の規模に応じた自治体における業務手順書を選択する一例を表わす図である。
第6ユーザーが所属する自治体の規模が10万人である場合、業務管理システム100は、手順書データ141から、同規模の自治体に所属する他のユーザーによって評価情報が付与された手順書を読み出す。図19で例示されたように、第6ユーザーの所属する自治体の規模と同程度の規模の自治体に所属するユーザーは、第2ユーザー(自治体B)と第4ユーザー(自治体D)である。したがって、業務管理システム100のCPU1は、第2ユーザーおよび第4ユーザーが評価情報を付与した業務手順書を第6ユーザーに提示する。図20の場合は、第2業務手順書、第3業務手順書および第4業務手順書が第6ユーザーに提示される。同程度の規模の自治体の業務手順書が表示されるため、ユーザーは適用が不適切と判断し得る規模の異なる自治体の業務手順書を除外する手間が省略される。
図21は、別の規模の自治体に所属するユーザーが業務管理システム100にログインした場合に業務手順書が抽出される態様を例示する図である。
第7ユーザーが所属する自治体の規模が100万人である場合、業務管理システム100は、手順書データ141から、同規模の自治体に所属する他のユーザーによって評価情報が付与された手順書を読み出す。図19で例示されたように、第7ユーザーの所属する自治体の規模と同程度の規模の自治体に所属するユーザーは、第1ユーザー(自治体A)、第3ユーザー(自治体C)および第5ユーザー(自治体A)である。したがって、業務管理システム100のCPU1は、第1ユーザー、第3ユーザーおよび第5ユーザーが評価情報を付与した業務手順書を第7ユーザーに提示する。図21の場合は、第1業務手順書、第3業務手順書および第5業務手順書が第7ユーザーに提示される。この場合も、同程度の規模の自治体の業務手順書が表示されることになるため、ユーザーは適用が不適切と判断し得る規模の異なる自治体の業務手順書を除外する手間が省略される。
<自治体単位での評価情報の付与>
上述の説明では、個々のユーザーがある業務手順書について「参考になった」と判断した場合には、当該業務手順書に対して評価情報(マーカー)を付与していた。他の局面において、個人単位ではなく組織単位(すなわち、市町村あるいは都道府県という自治体単位)で評価情報が付与されてもよい。
そこで、図22を参照して、ユーザー個人ではなく自治体単位で評価情報が付与される態様について説明する。図22は、自治体単位で評価情報(マーカー)が付与される態様を例示する図である。
この態様によれば、同一の自治体に所属する複数のユーザーが、ある業務手順書に対して「参考になった」という評価情報を付与したとしても、業務管理システム100は、当該複数のユーザーが属する自治体が、当該業務手順書に対して評価情報を付与したと見なし、テーブル410(図4)を作成する。この場合、テーブル410は、当該自治体を識別する情報を含むことになる。
一例として、自治体2200に所属する職員がシステム111を用いて、他の自治体で使用される業務手順書に対して初めて「参考になった」を付与した場合、システム111は、自治体2200に属する当該職員が当該業務手順書に対して「参考になった」という評価情報を付与したことを表わす情報を業務管理システム100に送信する。業務管理システム100は、当該情報をテーブル410に登録する。そして、同じ自治体2200に属する別の職員が同じ業務手順書を閲覧して「参考になった」を付与した場合、システム111は、当該別の職員が当該業務手順書に対して「参考になった」という評価情報を付与したことを表わす情報を業務管理システム100に送信する。業務管理システム100は、最初の職員から受信した情報に基づいて、自治体2200が当該業務手順書に対して評価情報を付与したことを記録しているので、同じ自治体2200に所属する当該別の職員から受信した情報に基づいて、自治体としての評価内容を更新しない。このような構成により、業務管理システム100は、どの自治体が当該業務手順書を評価しているかをシステム111,121に通知することが可能になるので、個人評価という影響が捨象された評価をユーザー(各職員)に提供し得る。
なお、業務管理システム100は、自治体2200による評価内容に加えて、各ユーザーによる個別の評価を業務手順書毎に保持し得る。したがって、他の局面において、自治体2200による評価の詳細(何名の職員が評価したか、どの部門の職員が評価したか等)の提供が求められた場合には、前述したように、個人レベルでの評価内容が提供されてもよい。
<一定数以上の場合に評価情報を付与>
別の局面において、各ユーザーによる業務手順書の評価情報そのものを当該業務手順書の評価とするのではなく、一定数あるいは一定割合以上の評価情報が付与された場合に当該業務手順書が評価されたとする構成が採用されてもよい。
そこで、図23を参照して、当該別の局面に従って業務手順書が評価される態様について説明する。図23は、ある自治体2300に所属する複数の職員が業務手順書を評価する場合に当該業務手順書に評価情報が付与される一態様を例示する図である。
業務の内容によっては、同一の自治体2300の複数の職員が業務管理システム100を用いて他の自治体の業務手順書を閲覧し、個別に評価する場合があり得る。その場合、自治体2300の職員の数によっては、当該他の自治体における業務手順書の評価が正確に反映されない場合もあり得る。例えば、自治体2300の職員の数が10万人の場合に、1,000人の職員が評価情報(マーカー)を付与した場合、1%の職員が「参考になった」と評価したに過ぎない。したがって、評価した職員の数そのものよりも、自治体2300の全職員数に対する評価した職員の数という比率が、業務手順書の評価として用いられた方が望ましい場合もある。
そこで、当該別の局面に従う業務管理システム100は、同一の自治体2300の職員のうち予め設定された一定割合以上の職員が同一の業務手順書を「参考になった」と評価した場合に、評価情報を当該業務手順書に付与する構成を採用し得る。当該予め設定された一定割合は、例えば、50%、60%といった数値であり、業務管理システム100の管理者、あるいは、業務管理システム100のユーザーが設定することができる。このような構成により、ユーザーは、有意な評価を受けた業務手順書を抽出できる。
<組織の代表者による評価>
ある局面において、自治体の代表者が業務手順書を「参考になった」と評価した場合に、当該評価が当該自治体としての評価として、業務管理システム100に送信されてもよい。
そこで、図24を参照して、当該他の局面に従う業務管理システム100について説明する。図24は、ある自治体2400において、一般の職員と代表者とが業務手順書Xを評価した場合に当該業務手順書Xに評価情報を付与する態様を例示する図である。
同一の業務手順書Xが複数のユーザーによって「参考になった」と評価される場合、評価したユーザーの経験や役職によって「参考になった」の程度が異なる場合がある。例えば、新人の職員であれば、他の自治体の業務手順書は全て「参考になった」と評価する場合もあり得る。そこで、ある局面に従う業務管理システム100は、自治体の代表者が業務手順書Xを「参考になった」と評価した場合に、当該業務手順書Xが「参考になった」と見なしてもよい。
一例として、自治体2400において経験の浅い職員2410が業務手順書Xを「参考になった」と評価した場合、職員2410のID、業務手順書XのIDおよび評価情報は、システム111から業務管理システム100に送信される。業務管理システム100は、テーブル410を更新して、業務手順書Xがユーザー(職員2410)によって評価されたことを記録する。職員2420が業務手順書Xを評価した場合も同様である。
この時点で、業務管理システム100が、自治体によって評価されている業務手順書の検索要求を他の自治体から受信した場合、業務手順書Xは自治体2400によって評価されていないので、検索結果に含めない。
その後、自治体2400の代表者2430が業務手順書Xを「参考になった」と評価した場合、前述の場合と同様に、代表者2430のID、業務手順書XのIDおよび評価情報は、自治体2400の端末(例えば、システム111,121)から業務管理システム100に送信される。業務管理システム100は、テーブル410を更新して、業務手順書Xが代表ユーザー(代表者2430)によって評価されたことを記録する。
その後、業務管理システム100が、自治体によって評価されている業務手順書の検索要求を他の自治体から改めて受信した場合、業務手順書Xを含む検索結果を抽出し得る。これにより、代表者が評価した業務手順書を抽出することができる。
<ユーザー単位の集約>
他の局面において、各ユーザーによる業務手順書Aの評価が、当該ユーザーの属性や役職にかかわらず、そのまま業務管理システム100に送信されてもよい。
図25は、ユーザーの評価がそのまま業務管理システム100に登録される一態様を例示する図である。ある局面において、所属する自治体にかかわらず複数のユーザー(職員)が業務手順書Aを「参考になった」と評価した場合、各ユーザーのID、評価された業務手順書AのIDおよび評価情報は、システム111から業務管理システム100に送信される。これにより、業務管理システム100は、評価者の最小単位であるユーザー別の評価情報を取得し、業務手順書Aを評価した各ユーザーのIDを関連付けることにより、データベース140を更新する。業務管理システム100は、最小単位の評価情報を有しているので、業務手順書を評価したユーザーレベルで評価結果を抽出し得る。
<集約単位の切り換え>
他の局面において、業務管理システム100は、各業務手順書の評価情報を集約する単位を切り換えてもよい。例えば、業務管理システム100は、各ユーザーによる評価情報と、組織(たとえば自治体)単位による評価情報とを切り換えることができる。
そこで、図26を参照して当該他の局面について説明する。図26は、業務管理システム100が有する評価情報をユーザー単位と自治体単位との間で切り換えることができることを例示する図である。
前述のように、業務管理システム100は、各ユーザーによる評価情報をデータベース140に保持している。したがって、このユーザー単位の評価情報が集約の最小単位となる。そこで、ユーザー単位とは異なる集約単位、例えば自治体単位での集約が求められた場合には、業務管理システム100は、その自治体に属するユーザーの評価結果を集約することにより、当該自治体単位での集約結果を抽出することができる。
<特定ユーザーによる評価を対象>
さらに他の局面において、特定のユーザーによる評価情報のみが業務管理システム100による検索の対象とされてもよい。例えば、各自治体における業務管理システム100の運用者あるいは責任者によって「参考になった」と評価された業務手順書が、他の自治体のユーザーによる検索の対象とされてもよい。例えば、各自治体の各部門において当該部門の業務に精通した職員が当該部門における業務管理システム100の運用者である場合、当該職員による評価は、当該業務に精通していない他の職員による評価よりも正確な場合があり得る。そこで、特定のユーザーによって「参考になった」と評価された業務手順書が、それ以降の検索の対象とされてもよい。
そこで、図27を参照して、当該さらに他の局面について説明する。図27は、特定のユーザーによる評価情報のみが他のユーザーによる検索の対象となることを説明する図である。
ある局面において、自治体Xの職員2710,2711,2712がある業務手順書を「参考になった」と評価した場合、個別のユーザーによる評価情報は、業務管理システム100に送信されてデータベース140に蓄積される。さらに、各ユーザーのうち、職員2710が「運用者」という追加の属性を有する場合には、その属性の情報もデータベース140に蓄積される。
その後、他の自治体Yの職員2720,2730,2740が検索条件を入力して業務手順書を検索した場合、業務管理システム100は、当該「運用者」という属性が評価情報に関連付けられた業務手順書を検索する。特定のユーザー(たとえば、業務管理システム100の運用者、当該業務に精通していると考えられる職員等)によって「参考になる」と評価された業務手順書が検索されるので、必要とされる業務手順書の検索精度が向上し得る。
以上のようにして、業務管理システム100は、各自治体から送信された評価情報を業務手順書およびユーザーIDに関連付けてデータベース140に蓄積する。業務管理システム100は、システム111,121から受信する検索条件を満たす業務手順書を検索し、当該システム111,121に検索結果を送信する。これにより、ユーザーは、共有可能に設定された他の自治体の業務手順書の情報を容易に取得できる。また、異なる組織の各ユーザーは、許可された範囲で業務手順情報を共有できる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
開示された技術は、企業、自治体、医療機関その他の組織であって、他の組織で行なわれている業務と同様の業務を遂行する組織において利用可能である。
1 CPU、2 マウス、3 キーボード、4 RAM、5 ハードディスク、6 光ディスク駆動装置、7 通信インターフェイス、8 モニター、9 CD-ROM、100 業務管理システム、101 インターネット、110,120,2200,2300,2400 自治体、111,121 システム、112,122,2410,2420,2710,2711,2712,2720,2730,2740 職員、130 業務サーバー、131 作成部、132 手順書データ解析部、133 手順書作成部、134 手順書検索部、135 手順書比較部、136 メンテナンス部、140 データベース、141 手順書データ、142 ユーザーデータ、143 自治体データ、150 ファイルサーバー、151 手順書原本、152 手順書フォーマット、200 コンピューターシステム、410,420,430 テーブル、710,720,810,1010,1020,1210,1310,1520,1620 領域、820,910 ボックス、920 ソフトキー、1110 印、1120 アイコン、1400,1500,1600 画面、1410,1510,1610 一覧表、1530,1630 マーク、2430 代表者。

Claims (15)

  1. 業務手順情報共有システムであって、
    組織で実施される業務の手順を示す業務手順情報を取得する取得手段と、
    ユーザーが属する組織とは異なる他の複数の組織の前記業務手順情報を前記ユーザーに提供する提供手段と、
    ユーザーからの指示により、業務手順書に対し、評価情報を付与する評価情報付与手段と、複数のユーザーにより付与された評価情報を集約する集約手段とを備え、
    前記集約手段は、評価情報を付与したユーザーが所属する組織の個数を集約し、前記業務手順情報共有システムはさらに、
    組織に属するユーザーの人数に対する所定の割合の人数のユーザーが評価情報を付与していることに基づいて前記組織が評価情報を業務手順情報に付与したと判断する判断手段を備え、
    前記提供手段は、前記組織によって評価情報が付与された業務手順情報を提供する、業務手順情報共有システム。
  2. 業務手順情報共有システムであって、
    組織で実施される業務の手順を示す業務手順情報を取得する取得手段と、
    ユーザーが属する組織とは異なる他の複数の組織の前記業務手順情報を前記ユーザーに提供する提供手段と、
    ユーザーからの指示により、業務手順書に対し、評価情報を付与する評価情報付与手段と、複数のユーザーにより付与された評価情報を集約する集約手段とを備え、
    前記集約手段は、組織単位で前記評価情報を集約し、前記業務手順情報共有システムはさらに、
    組織の代表ユーザーが評価情報を付与したことに基づいて前記組織が評価情報を付与したと判断する判断手段を備え、
    前記提供手段は、前記代表ユーザーによって評価情報が付与された業務手順情報を提供する、業務手順情報共有システム。
  3. 前記提供手段は、ユーザーに業務手順情報を提供する際に、前記業務手順情報に付与された評価情報の集約結果を併せて提供する、請求項1または2に記載の業務手順情報共有システム。
  4. 前記提供手段は、ユーザーが閲覧する端末に業務手順情報を提示させる手段であり、付与された評価情報が多い順に業務手順情報を提示する、請求項1または2に記載の業務手順情報共有システム。
  5. 前記提供手段は、評価情報の集約状況に応じて、ユーザーに提供される業務手順情報を選択し、選択された業務手順情報をユーザーに提供する、請求項1または2に記載の業務手順情報共有システム。
  6. 各組織の規模に関する情報を取得する手段をさらに備え、
    前記提供手段は、ユーザーが属する組織の規模と同程度の規模の他の組織の業務手順情報に絞り込んで、前記絞り込んだ業務手順情報を提供する、請求項1または2に記載の業務手順情報共有システム。
  7. 各組織の規模に関する情報を取得する手段をさらに備え、
    前記集約手段は、業務手順情報を提供しようとするユーザーの組織と同程度の規模の組織のユーザーが付与した評価情報を集約する、請求項1または2に記載の業務手順情報共有システム。
  8. 前記組織単位で前記評価情報を集約することは、評価情報を付与したユーザーが所属する組織の個数を集約することを含む、請求項2に記載の業務手順情報共有システム。
  9. 前記集約手段は、ユーザー単位で前記評価情報を集約する、請求項1~6のいずれかに記載の業務手順情報共有システム。
  10. 前記集約手段は、組織単位の集約とユーザー単位の集約とを切り替え可能である、請求項9に記載の業務手順情報共有システム。
  11. 前記集約手段は、特定のユーザーが付与した評価情報のみを集約する、請求項1~10のいずれかに記載の業務手順情報共有システム。
  12. 業務手順情報を共有するための方法であって、
    コンピューターが、組織で実施される業務の手順を示す業務手順情報を取得するステップと、
    前記コンピューターが、ユーザーが属する組織とは異なる他の複数の組織の前記業務手順情報を前記ユーザーに提供するステップと、
    前記コンピューターが、ユーザーからの指示により、業務手順書に対し、評価情報を付与する評価情報付与手段と、複数のユーザーにより付与された評価情報を集約するステップとを備え、
    前記集約するステップは、評価情報を付与したユーザーが所属する組織の個数を集約するステップを含み、前記方法はさらに、
    前記コンピューターが、組織に属するユーザーの人数に対する所定の割合の人数のユーザーが評価情報を付与していることに基づいて前記組織が評価情報を業務手順情報に付与したと判断するステップを備え、
    前記提供するステップは、前記組織によって評価情報が付与された業務手順情報を提供するステップを含む、業務手順情報を共有するための方法。
  13. 業務手順情報を共有するための方法であって、
    コンピューターが、組織で実施される業務の手順を示す業務手順情報を取得するステップと、
    前記コンピューターが、ユーザーが属する組織とは異なる他の複数の組織の前記業務手順情報を前記ユーザーに提供するステップと、
    前記コンピューターが、ユーザーからの指示により、業務手順書に対し、評価情報を付与する評価情報付与手段と、複数のユーザーにより付与された評価情報を集約するステップとを備え、
    前記集約するステップは、組織単位で前記評価情報を集約するステップを含み、前記方法はさらに、
    前記コンピューターが、組織の代表ユーザーが評価情報を付与したことに基づいて前記組織が評価情報を付与したと判断するステップを備え、
    前記提供するステップは、前記代表ユーザーによって評価情報が付与された業務手順情報を提供するステップを含む、業務手順情報を共有するための方法。
  14. 業務手順情報をコンピューターに共有させるためのプログラムであって、前記プログラムは前記コンピューターに、
    組織で実施される業務の手順を示す業務手順情報を取得するステップと、
    ユーザーが属する組織とは異なる他の複数の組織の前記業務手順情報を前記ユーザーに提供するステップと、
    ユーザーからの指示により、業務手順書に対し、評価情報を付与する評価情報付与手段と、複数のユーザーにより付与された評価情報を集約するステップとを実行させ、
    前記集約するステップは、評価情報を付与したユーザーが所属する組織の個数を集約するステップを含み、前記プログラムは前記コンピューターにさらに、
    組織に属するユーザーの人数に対する所定の割合の人数のユーザーが評価情報を付与していることに基づいて前記組織が評価情報を業務手順情報に付与したと判断するステップを実行させ、
    前記提供するステップは、前記組織によって評価情報が付与された業務手順情報を提供するステップを含む、プログラム。
  15. 業務手順情報をコンピューターに共有させるためのプログラムであって、前記プログラムは前記コンピューターに、
    組織で実施される業務の手順を示す業務手順情報を取得するステップと、
    ユーザーが属する組織とは異なる他の複数の組織の前記業務手順情報を前記ユーザーに提供するステップと、
    ユーザーからの指示により、業務手順書に対し、評価情報を付与する評価情報付与手段と、複数のユーザーにより付与された評価情報を集約するステップとを実行させ、
    前記集約するステップは、組織単位で前記評価情報を集約するステップを含み、前記プログラムは前記コンピューターにさらに、
    組織の代表ユーザーが評価情報を付与したことに基づいて前記組織が評価情報を付与したと判断するステップを実行させ、
    前記提供するステップは、前記代表ユーザーによって評価情報が付与された業務手順情報を提供するステップを含む、プログラム。
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