JP7843685B2 - インクジェット用インク、インクジェット記録方法、インクセット、インクメディアセット、及び印刷メディア - Google Patents
インクジェット用インク、インクジェット記録方法、インクセット、インクメディアセット、及び印刷メディアInfo
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Description
そこで多量の有機溶剤の代わりにシリコン系界面活性剤等を利用して表面張力を下げる方法が取られてきた(特許文献3)。低表面張力インクは上記メディア上へのぬれ性が向上する一方で、高速印刷を行うときには、後述するインクはじきが発生して、画質の低下が起こってしまう課題があった。
前記第1インク付着工程後に、記録媒体を乾燥する第1乾燥工程と、
前記第1乾燥工程の後、第2のインクを、第2のインクジェットヘッドから吐出させて記録媒体に付着させる第2インク付着工程と、
前記第2インク付着工程後に、記録媒体を乾燥する第2乾燥工程と、を含み、
前記インクが、顔料、水溶性有機溶剤、有機化合物、水を含有し、
水溶性有機溶剤のlogP値が-5.42を超え、かつ、1.25未満であり、有機化合物の対PET界面張力が15.5mN/m以下であり、
インクの総質量中における、前記水溶性有機溶剤の総含有量が1~20質量%、かつ、前記有機化合物の総含有量が0.01%~1質量%であり、下記(A)、(B)の少なくともいずれかの条件を満たす、インクジェット用インク。が、上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成させた。
(A)前記有機化合物が、下記式(1)で表される化合物からなる群より選択される少なくとも1種の化合物を含む。
(B)前記有機化合物が、下記式(2)で表される化合物からなる群より選択される少なくとも1種の化合物を含む。
1)
第1のインクを用いた印刷と、第2のインクを用いた印刷と、の間に、乾燥工程を有する印刷方法に用いるインクであり、第1のインクを、第1のインクジェットヘッドから吐出させて記録媒体に付着させる第1インク付着工程と、
前記第1インク付着工程後に、記録媒体を乾燥する第1乾燥工程と、
前記第1乾燥工程の後、第2のインクを、第2のインクジェットヘッドから吐出させて記録媒体に付着させる第2インク付着工程と、
前記第2インク付着工程後に、記録媒体を乾燥する第2乾燥工程と、を含み、
前記インクが、顔料、水溶性有機溶剤、有機化合物、水を含有し、
水溶性有機溶剤のlogP値が-5.42を超え、かつ、1.25未満であり、有機化合物の対PET界面張力が15.5mN/m以下であり、
インクの総質量中における、前記水溶性有機溶剤の総含有量が1~20質量%、かつ、前記有機化合物の総含有量が0.01%~1質量%であり、下記(A)、(B)の少なくともいずれかの条件を満たす、インクジェット用インク。
(A)前記有機化合物が、下記式(1)で表される化合物からなる群より選択される少なくとも1種の化合物を含む。
(B)前記有機化合物が、下記式(2)で表される化合物からなる群より選択される少なくとも1種の化合物を含む。
2)
前記水溶性有機溶剤が、C4-C5のアルカンジオール、下記式(3)で表される化合物、下記式(4)で表される化合物、からなる群から選択される少なくとも1種の化合物を含む、1)に記載のインクジェット用インク。
3)
1)または2)に記載のインクジェット用インクの液滴を、インクジェットヘッドから吐出させて、記録媒体へ印刷を行うインクジェット記録方法。
4)
前記記録媒体が、インク難吸収性またはインク非吸収性の印刷メディアである、3)に記載のインクジェット記録方法。
5)
前記第1のインクジェットヘッド及び第2のインクジェットヘッドが、それぞれ循環機構を含むインクジェットヘッドである、3)に記載のインクジェット記録方法。
6)
前記乾燥工程が、赤外線照射による乾燥を含む3)~5)のいずれか一項に記載のインクジェット記録方法。
7)
6)における乾燥工程が、更に、温風ヒーターによる乾燥を含む6)に記載のインクジェット記録方法。
8)
記録媒体にインクを塗布した後、0.001~2.0秒の間に、赤外線照射による乾燥を行う、6)又は7)に記載のインクジェット記録方法。
9)
前記赤外線照射の出力が、2400W以下かつ250V以下であり、赤外線照射時間が0.5秒~3秒である、6)~8)のいずれか一項に記載のインクジェット記録方法。
10)
1)または2)に記載のインクジェット用インクと、該インクジェット用インクとは異なる他のインクジェット用インクと、を含む、インクジェット用インクセット。
本明細書において、「C.I.」とは、「カラーインデックス」を意味する。また、本明細書において、「アルキレン」、「プロピレン」、「アルキル」の用語は、特に断りのない限り、直鎖状及び分岐鎖状の両方の構造を包含する意味で使用する。
本実施形態に係るインクジェット用インク(以下、単に「インク」ともいう。)は、第1のインクを用いた印刷と、第2のインクを用いた印刷と、の間に、乾燥工程を有する印刷方法に用いるインクであり、第1のインクを、第1のインクジェットヘッドから吐出させて記録媒体に付着させる第1インク付着工程と、
前記第1インク付着工程後に、記録媒体を乾燥する第1乾燥工程と、
前記第1乾燥工程の後、第2のインクを、第2のインクジェットヘッドから吐出させて記録媒体に付着させる第2インク付着工程と、
前記第2インク付着工程後に、記録媒体を乾燥する第2乾燥工程と、を含み、
前記インクが、顔料、水溶性有機溶剤、有機化合物、水を含有し、
水溶性有機溶剤のlogP値が-5.42を超え、かつ、1.25未満であり、有機化合物の対PET界面張力が15.5mN/m以下であり、
インクの総質量中における、前記水溶性有機溶剤の総含有量が1~20質量%、かつ、前記有機化合物の総含有量が0.01%~1質量%であり、上記(A)、(B)の少なくともいずれかの条件を満たす、インクジェット用インクであり、以下、本実施形態に係るインクに含有される成分について詳細に説明する。なお、以下に説明する各成分は、そのうちの1種類を単独で使用してもよく、2種類以上を併用してもよい。また、上記(A)、(B)のいずれか一方の条件のみを満たすことが好ましい。
のとおり、
上記顔料としては、無機顔料、有機顔料、体質顔料、中空粒子等が挙げられる。
上記その他の染料としては、例えば、分散染料、溶剤染料、直接染料、酸性染料、反応染料等が挙げられる。
上記水溶性有機溶剤は、logP値が-5.42を超え、かつ、1.25未満であるものであれば特に限定は無く、-1.164~1.188であることが好ましい。本明細書における「logP値」とは、オクタノール/水分配係数を指し、例えば、Perkin Elmer社製のChemDraw Professional ver.16.0を用いて計算して得られる「ClogP」の数値で表すことが可能である。上記水溶性有機溶剤としては、例えば、1,2-ブタンジオール、1,3-ブタンジオール、1,4-ブタンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,3-ペンタンジオール、1,4-ペンタンジオール、1,5-ペンタンジオール、3-メトキシ-3-メチル-1-ブタノール、3-メトキシ-1-ブタノール、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノプロピルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノプロピルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル等が挙げられ、1,4-ブタンジオール、1,5-ペンタンジオール、3-メトキシ-3-メチル-1-ブタノール、3-メトキシ-1-ブタノール、エチレングリコールモノブチルエーテル、及びジエチレングリコールモノブチルエーテルが好ましい。水溶性有機溶剤の含有率は、本実施形態に係るインクの総質量に対して、1~20質量%であり、1~15質量%であることがより好ましく、1~10質量%であることがさらに好ましく、3~7質量%であることが特に好ましい。本発明で扱う水溶性有機溶剤は、親水性と疎水性とのバランスが取れた化合物であり、インク中に含まれる水、有機化合物のいずれにも可溶な性質を有している。この性質により、インクの総質量中のうち大部分を水が占めているインクにおいても、有機化合物を安定的に溶解させることが可能となり、インクが相分離を起こすのを防ぐことができると考えられる。
上記有機化合物は、上記顔料及び上記水溶性有機溶媒以外であり、対PET界面張力が15.5mN/m以下である化合物であれば特に限定はなく、14.00mN/m以下であることが好ましく、11.00mN/m以下であることがより好ましい。本明細書における「対PET界面張力」とは、有機化合物(1質量部)と1,4-ブタンジオール(9質量部)と精製水(90質量部)とを混合した混合液をPETフィルムに接触させたときの、該混合液とPETフィルムとの間の25℃における界面張力を意味し、該混合液のPETフィルムに対する接触角から、ヤングの式を用いて算出することができる。PETフィルムとしては、例えば、東洋紡(株)製のPETフィルム(E5102)が使用される。
対PET界面張力が15.5mN/m以下である有機化合物としては、例えば、エチレングリコールモノフェニルエーテル、ジエチレングリコールモノフェニルエーテル、トリエチレングリコールモノフェニルエーテル、エチレングリコールモノベンジルエーテル、ジエチレングリコールモノベンジルエーテル、トリエチレングリコールモノベンジルエーテル、モノオキシエチレンβ-ナフチルエーテル、ジオキシエチレンβ-ナフチルエーテル、トリオキシエチレンβ-ナフチルエーテル等のグリコールエーテル(好ましくは、モノ、ジ、又はトリエチレングリコールアリールエーテル);2-メチル-2-プロピル-1,3-プロパンジオール、2-エチル-2-ブチル-1,3-プロパンジオール、2-エチルヘキサン-1,3-ジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,7-ヘプタンジオール、1,8-オクタンジオール、1,9-ノナンジオール、1,10-デカンジオール等のアルカンジオール(好ましくは、C7-C10の両末端アルカンジオール);等が挙げられ、モノ、ジ、又はトリエチレングリコールアリールエーテル及びC7-C10の両末端アルカンジオールが好ましく、ジエチレングリコールモノベンジルエーテル、ジエチレングリコールモノフェニルエーテル、及び1,8-オクタンジオールがより好ましい。本発明で扱う有機化合物は、インクが印刷メディア上に着弾した後、インクと印刷メディアとの界面に配向しやすい性質を有している。この性質により、インクと印刷メディアとの界面にて生じる界面張力を下げ、印刷メディア上でのインクの濡れ広がりを促進することで、優れた濡れ性が発揮されると考えられる。
直鎖状又は分岐鎖状のC7-C12の炭化水素基としては、例えば、n-ヘプチレン基、1-メチルヘキシレン基、2-メチルヘキシレン基、3-メチルヘキシレン基、1,5-ジメチルペンチレン基、2,4-ジメチルペンチレン基、n-オクチレン基、1-メチルヘプチレン基、2-メチルヘプチレン基、3-メチルヘプチレン基、4-メチルヘプチレン基、1,6-ジメチルヘキシレン基、2,5-ジメチルヘキシレン基、2-エチルペンチレン基、2-エチル-1-プロピルプロピレン基、n-ノニレン基、1-メチルオクチレン基、2-メチルオクチレン基、3-メチルオクチレン基、4-メチルオクチレン基、1,7-ジメチルヘプチレン基、2,6-ジメチルヘプチレン基、3,5-ジメチルヘプチレン基、2-ブチル-2-エチルプロピレン基、n-デシレン基、n-ウンデシレン基、n-ドデシレン基等が挙げられ、
直鎖状又は分岐鎖状のC7-C9の炭化水素基等であることが好ましい。
水としては、金属イオン等の不純物の含有量が少ない水、すなわち、イオン交換水、蒸留水等が好ましい。水の含有率は、本実施形態に係るインクの総質量に対して、60~90質量%であり、70~90質量%であることが好ましい。
前記第1インク付着工程後に、記録媒体を乾燥する第1乾燥工程と、
前記第1乾燥工程の後、第2のインクを、第2のインクジェットヘッドから吐出させて記録媒体に付着させる第2インク付着工程と、
前記第2インク付着工程後に、記録媒体を乾燥する第2乾燥工程と、を含む。
上記第1乾燥工程とは、前記第1インク付着工程後に、記録媒体を乾燥する工程であり、上記第2乾燥工程とは、前記第2インク付着工程後に、記録媒体を乾燥する工程であり、赤外線照射による乾燥を含むことが好ましい。また、乾燥工程が、更に、温風ヒーターによる乾燥を含むことも好ましい。
合成により得られる分散剤としては、例えば、国際公開第2013/115071号に開示されたA-Bブロックポリマーが挙げられる。国際公開第2013/115071号に開示されたA-BブロックポリマーのAブロックを構成するモノマーは、(メタ)アクリル酸、及び直鎖状又は分岐鎖状のC4アルキル(メタ)アクリレートから選択される少なくとも1種類のモノマーであり、メタクリル酸及びn-ブチルメタクリレートから選択される少なくとも1種類のモノマーが好ましく、これら2種類のモノマーを併用するのがより好ましい。また、国際公開第2013/115071号に開示されたA-BブロックポリマーのBブロックを構成するモノマーは、ベンジルメタクリレート及びベンジルアクリレートから選択される少なくとも1種類のモノマーであり、ベンジルメタクリレートが好ましい。A-Bブロックポリマーの具体例としては、国際公開第2013/115071号の合成例3~8に開示されたブロック共重合体が挙げられる。
また、上記第1のインクジェットヘッド、上記第2のインクジェットヘッド、は、それぞれ1つあるいは複数を用いても良い。
上記第3のインクとは、上記第1のインク及び上記第2のインクと異なっていれば特に限定は無く、1つを単独で用いても良いし、複数を組み合わせて用いても良い。
また、色数に合わせてインクと乾燥工程を増やすこともできる。例えば、4色印刷する場合は、第1から第4のインクと第1~第4の乾燥工程を含むことができる。8色印刷する場合は、同様に第1~第8のインクと第1~第8の乾燥工程を含むことができる。
Joncyrl 68(BASF社製、質量平均分子量:13000)(9部)及びトリエタノールアミン(6部)をイオン交換水(75部)に溶解し、1時間撹拌した。得られた溶液にC.I.Pigment Blue 15:4(大日精化工業(株)製、Chromofine Blue 4851)(30部)を加え、1500rpmの条件下で15時間、サンドグラインダー中で分散処理を行った。得られた液にイオン交換水(40部)を滴下し、濾過して分散用ビーズを取り除くことにより、顔料固形分18.7%のシアン分散液を得た。
[調製例2]イエロー分散液の調製
Joncyrl 68(BASF社製、質量平均分子量:13000)(6.9部)及びトリエタノールアミン(4.6部)をイオン交換水(78.5部)に溶解し、1時間撹拌した。得られた溶液にC.I.Pigment Yellow 74(クラリアント製、HANSA Yellow 5GX01)(30部)を加え、1500rpmの条件下で15時間、サンドグラインダー中で分散処理を行った。得られた液にイオン交換水(40部)を滴下し、濾過して分散用ビーズを取り除くことにより、顔料固形分18.7%のイエロー分散液を得た。
下記表1及び表2に記載の各成分を混合した後、3μmのメンブランフィルターで濾過することにより、評価試験用のインクA~Nのインクをそれぞれ得た。得られた各インクを用いて、再分散性と安定性を、それぞれ下記各評価基準で評価した。
下記表1中の略号等は、それぞれ以下を表す。
イエロー分散液:調製例1で得た顔料分散液
シアン分散液:調製例2で得た顔料分散液
ブラウノンBN3:(ノニオン界面活性剤、青木油脂工業(株)製)
サーフィノール420(ノニオン界面活性剤、日信化学工業(株)製)
BYK-349:(シリコーン系界面活性剤、ビックケミー・ジャパン株式会社製)
BYK-3450:(シリコーン系界面活性剤、ビックケミー・ジャパン株式会社製)
Mowinyl 6899D@46% (アクリル樹脂エマルション、ジャパンコーティングレジン社製、固形分46%)
AQ-515@35%:AQUACER 515(ポリエチレンワックスエマルション、ビックケミー・ジャパン株式会社製、固形分35%)
[2次色画質評価]
以下の条件で2次色画質を評価した。インクジェットヘッドとして、KJ4B-1200(京セラ社製)を用いた。
第1インク、第2インクともに、3pL、1200dpix1200dpiのベタ画像を印刷した。印刷時の基材温度が32℃となるように、ステージヒーターの温度を設定した。乾燥用の遠赤外線(IR)ヒーターは、ZKB1200/340G (ヘレウス社製)(1200W、230V)を使用した。PETフィルム(東洋紡社製、E5102)を基材として使用した。第1インク印刷後、0.5秒で乾燥ユニットに入り、実施例表に記載の時間と出力で乾燥を行った。その後、20秒後に、第1インクが印刷された上に第2インクが印刷されるように第2インク印刷を行った。印刷後は0.5秒で乾燥ユニットに入り、実施例表に記載の時間と出力で乾燥を行った。第2乾燥工程終了後、第1インクと第2インクが印刷された基材を観察して、2次色画質の評価を行った。ベタ印刷部(2次色画質)の評価は、目視とハンディ型画質解析装置 (PIAS-II) (Quality Engineering Associates (QEA), Inc.)を用いて、Graininessの数値を測定した。インクA~インクJはいずれも優れた安定性を示した。
-評価基準-
A:画質にムラがなく、均一にベタ印刷されている状態。Graininess 1.3未満
B:画質にほとんどムラが無く、ベタ印刷されている状態。Graininess 1.3~1.4未満
C:画質に少しムラが見られる状態。Graininess 1.4~1.5未満
D:画質に縦スジやムラが観察される。均一に塗れていない状態。Graininess 1.5以上
[安定性評価]
実施例1~6及び比較例1~3のインクを、60℃で48時間保管した。48時間後、1時間以上、室温下に静置した。保管前、保管後のインクを東機産業(株)E型粘度計で32℃、100rpmで測定した。保管前後での粘度変化率を算出した。評価基準は以下の4段階とした。結果を表3に示す。
A:保存前と比較し、粘度変化率が3%未満。
B:保存前と比較し、粘度変化率が8%未満。
C:保存前と比較し、粘度変化率が10%未満。
D:保存前と比較し、粘度変化率が10%以上。
表面張力変化も同様にDY-300(共和界面化学製)で25度下、測定した。保管前後での表面張力の変化値を算出した。評価基準は以下の5段階とした。評価した。
A:保存前と比較し、表面張力変化が 0~|0.5|mN/m未満
B:保存前と比較し、表面張力変化が |0.5|mN/m以上、かつ、|1|mN/m未満
C:保存前と比較し、表面張力変化が |1|mN/m以上、かつ、|2|mN/m未満
D:保存前と比較し、表面張力変化が |2|mN/m以上
Claims (9)
- 第1のインクを用いた印刷と、第2のインクを用いた印刷と、の間に、乾燥工程を有する印刷方法に用いるインクであり、第1のインクを、第1のインクジェットヘッドから吐出させて記録媒体に付着させる第1インク付着工程と、
前記第1インク付着工程後に、記録媒体を乾燥する第1乾燥工程と、
前記第1乾燥工程の後、第2のインクを、第2のインクジェットヘッドから吐出させて記録媒体に付着させる第2インク付着工程と、
前記第2インク付着工程後に、記録媒体を乾燥する第2乾燥工程と、を含み、
前記インクが、顔料、水溶性有機溶剤、有機化合物、水を含有し、
水溶性有機溶剤のlogP値が-5.42を超え、かつ、1.25未満であり、有機化合物の対PET界面張力が15.5mN/m以下であり、
前記水溶性有機溶剤が、C4-C5のアルカンジオール、下記式(3)で表される化合物、下記式(4)で表される化合物、からなる群から選択される少なくとも1種の化合物を含み、
(式(3)中、R 3 は、水素原子又はメチル基を示す。式(4)中、R 4 は、直鎖状又は分岐鎖状のC1-C4の炭化水素基を示し、n2は、1又は2を示す。)
インクの総質量中における、前記水溶性有機溶剤の総含有量が1~20質量%、かつ、前記有機化合物の総含有量が0.01%~1質量%であり、下記(A)、(B)の少なくともいずれかの条件を満たす、インクジェット用インク。
(A)前記有機化合物が、下記式(1)で表される化合物からなる群より選択される少なくとも1種の化合物を含む。
(式(1)中、R1は、フェニル基、ナフチル基またはベンジル基を表し、n1は1~10の整数を表す。)
(B)前記有機化合物が、下記式(2)で表される化合物からなる群より選択される少なくとも1種の化合物を含む。
(式(2)中、R2は、直鎖状又は分岐鎖状のC7-C12の炭化水素基を示す。) - 請求項1に記載のインクジェット用インクの液滴を、インクジェットヘッドから吐出させて、記録媒体へ印刷を行うインクジェット記録方法。
- 前記記録媒体が、インク難吸収性またはインク非吸収性の印刷メディアである、請求項2に記載のインクジェット記録方法。
- 前記第1のインクジェットヘッド及び第2のインクジェットヘッドが、それぞれ循環機構を含むインクジェットヘッドである、請求項2に記載のインクジェット記録方法。
- 前記乾燥工程が、赤外線照射による乾燥を含む請求項2に記載のインクジェット記録方法。
- 請求項5における乾燥工程が、更に、温風ヒーターによる乾燥を含む請求項5に記載のインクジェット記録方法。
- 記録媒体にインクを塗布した後、0.001~2.0秒の間に、赤外線照射による乾燥を行う、請求項5に記載のインクジェット記録方法。
- 前記赤外線照射の出力が、2400W以下かつ250V以下であり、赤外線照射時間が0.5秒~3秒である、請求項5に記載のインクジェット記録方法。
- 請求項1に記載のインクジェット用インクと、該インクジェット用インクとは異なる他のインクジェット用インクと、を含む、インクジェット用インクセット。
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