JP7842890B2 - 4-[5-[ビス(2-クロロエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸アルキルエステル及びホルミル化誘導体の調製方法 - Google Patents

4-[5-[ビス(2-クロロエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸アルキルエステル及びホルミル化誘導体の調製方法

Info

Publication number
JP7842890B2
JP7842890B2 JP2024558295A JP2024558295A JP7842890B2 JP 7842890 B2 JP7842890 B2 JP 7842890B2 JP 2024558295 A JP2024558295 A JP 2024558295A JP 2024558295 A JP2024558295 A JP 2024558295A JP 7842890 B2 JP7842890 B2 JP 7842890B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
benzo
imidazole
bis
amino
methyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2024558295A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2025511664A (ja
Inventor
クンナリ,テロ
ジョスト,ステフェン
ラウター,ホルガー
グレイン,ジェニン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Heraeus Deutschland GmbH and Co KG
Original Assignee
Heraeus Precious Metals GmbH and Co KG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Heraeus Precious Metals GmbH and Co KG filed Critical Heraeus Precious Metals GmbH and Co KG
Publication of JP2025511664A publication Critical patent/JP2025511664A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7842890B2 publication Critical patent/JP7842890B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/33Heterocyclic compounds
    • A61K31/395Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins
    • A61K31/41Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins having five-membered rings with two or more ring hetero atoms, at least one of which being nitrogen, e.g. tetrazole
    • A61K31/41641,3-Diazoles
    • A61K31/41841,3-Diazoles condensed with carbocyclic rings, e.g. benzimidazoles
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P35/00Antineoplastic agents
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D235/00Heterocyclic compounds containing 1,3-diazole or hydrogenated 1,3-diazole rings, condensed with other rings
    • C07D235/02Heterocyclic compounds containing 1,3-diazole or hydrogenated 1,3-diazole rings, condensed with other rings condensed with carbocyclic rings or ring systems
    • C07D235/04Benzimidazoles; Hydrogenated benzimidazoles
    • C07D235/06Benzimidazoles; Hydrogenated benzimidazoles with only hydrogen atoms, hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals, directly attached in position 2
    • C07D235/12Radicals substituted by oxygen atoms
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D235/00Heterocyclic compounds containing 1,3-diazole or hydrogenated 1,3-diazole rings, condensed with other rings
    • C07D235/02Heterocyclic compounds containing 1,3-diazole or hydrogenated 1,3-diazole rings, condensed with other rings condensed with carbocyclic rings or ring systems
    • C07D235/04Benzimidazoles; Hydrogenated benzimidazoles
    • C07D235/06Benzimidazoles; Hydrogenated benzimidazoles with only hydrogen atoms, hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals, directly attached in position 2
    • C07D235/16Radicals substituted by carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Description

本発明は、4-[5-[ビス(2-クロロエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸アルキルエステル及びそのホルミル化誘導体の調製方法に関する。
エステル加水分解により、4-[5-[ビス(2-クロロエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸アルキルエステルを4-[5-[ビス(2-クロロエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸に変換することができる。4-[5-[ビス(2-クロロエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸は、「ベンダムスチン」と呼ばれる抗腫瘍剤として知られている。
欧州特許第2468716(A1)号は、4-[5-[ビス(2-クロロエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸アルキルエステルの調製方法を開示している。使用された反応物は、4-[5-[ビス(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸アルキルエステルであり、そのヒドロキシエチル基を、ジメチルホルムアミドの存在下で塩化オキサリルと反応させることによってクロロエチル基に変換し、4-[5-[ビス(2-クロロエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸アルキルエステルを形成することができる。化学量論的に、すなわち、2.0モルの塩化オキサリル:1モルの4-[5-[ビス(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸アルキルエステルのモル比で反応を実施することができるが、欧州特許第2468716(A1)号では、好ましくは、4-[5-[ビス(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸アルキルエステル1モルあたり2.6モル以上、特に少なくとも3.0モルの塩化オキサリルのモル比に相当する化学量論的過剰量を使用することが推奨されている。ここで使用される塩化オキサリルとジメチルホルムアミドとのその場(in-situ)での反応は、反応の完全性又は反応系内の望ましくない干渉水分に関して制御が困難である。欧州特許第2468716(A1)号の教示に従い、好ましいと推奨されている上記超化学量論的モル比を使用すると、所望の4-[5-[ビス(2-クロロエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸アルキルエステルが良好な収率で得られるが、望ましくない黄色に着色している。この着色はまだ未知の不純物によって引き起こされるものであり、活性炭で処理しても除去することが困難である。黄色着色の強度は、塩化オキサリルと4-[5-[ビス(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸アルキルエステルとの選択されたモル比と共に増加する。
本発明の目的は、4-[5-[ビス(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸アルキルエステルから出発して4-[5-[ビス(2-クロロエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸アルキルエステルを調製するための改良された方法を提供することである。
この目的は、4-[5-[ビス(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸アルキルエステルを、式ClCH=N(CHClを有するクロロメチレンジメチルイミニウムクロリドと反応させることにより、4-[5-[ビス(2-クロロエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸アルキルエステルを調製する方法によって達成することができる。
第1の実施形態では、本発明による調製方法は、4-[5-[ビス(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸アルキルエステル1モルあたり2.0~2.2モルの範囲のクロロメチレンジメチルイミニウムクロリドの実質的に化学量論的なモル比で実施することができ、4-[5-[ビス(2-クロロエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸アルキルエステルの収率が良好であり、不純物及び副生成物がほとんどない。
しかしながら、第2の実施形態では、本発明による調製方法は、4-[5-[ビス(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸アルキルエステル1モル当たり2.2超~例えば5モルの範囲のクロロメチレンジメチルイミニウムクロリドの超化学量論的モル比で実施することもできる。しかしながら、4-[5-[ビス(2-クロロエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸アルキルエステルを高収率で得るという観点からは、超化学量論的モル比を選択することはあまり好ましくない。
好ましくは、本発明による方法においてクロロメチレンジメチルイミニウムクロリドと反応する4-[5-[ビス(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸アルキルエステルは、C1-4アルキルエステル、特に4-[5-[ビス(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸エチルエステルであり、言い換えれば、本発明による方法の好ましい実施形態は、クロロメチレンジメチルイミニウムクロリドと、4-[5-[ビス(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸C1-4アルキルエステル、特に4-[5-[ビス(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸エチルエステルとを使用して実施することからなる。したがって、4-[5-[ビス(2-クロロエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸C1-4アルキルエステル、特に4-[5-[ビス(2-クロロエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸エチルエステルが、本発明による方法の好ましい実施形態の生成物として得られる。
クロロメチレンジメチルイミニウムクロリドは、例えばSigma-Aldrichから市販されている。これは固体である。
本発明による合成方法は、E(30)値が140~193kJ/molの範囲にある非プロトン性無水(乾燥)有機溶媒中、又はそのような溶媒の混合物中で好都合に実施することができる。このような溶媒の例としては、ジクロロメタン及びクロロホルムなどの塩素化有機溶媒、ジオキサン及びテトラヒドロフランなどのエーテル、ならびにアセトニトリルが挙げられる。
本発明による合成方法で使用される2つの反応物、すなわちクロロメチレンジメチルイミニウムクロリド及び4-[5-[ビス(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸アルキルエステルは、溶液中又は懸濁液中で互いに反応することができ、後者の場合、一方又は両方の反応物が懸濁液中に存在することができる。2つの反応物は、溶解して、懸濁して、又は固体として、任意の順序で添加することができる。
本発明による方法では、例えば、有機溶媒(混合物)1リットル当たり30~150gの反応物量(両反応物の合計量)の割合で反応させることが可能である。
反応物の添加中及び反応中の両方において、反応混合物の温度を、例えば0~60℃の範囲に維持することが有用である。
例えば、反応時間は30~360分の範囲であり得る。反応混合物を混合すること、特に撹拌することが好ましい。
反応が完了した後、水を添加することができ、また、塩基を添加することにより、例えば7~10の範囲のpH値に調整することができる。使用できる塩基の例としては、アンモニア、水酸化アルカリ、アルカリ炭酸塩、及びアルカリ炭酸水素塩が挙げられる。
反応が非水混和性溶媒中で行われる場合、本発明による方法において形成された4-[5-[ビス(2-クロロエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸アルキルエステルは、水の添加及びpH調整後に有機相中に存在する。別の方法としては、形成された4-[5-[ビス(2-クロロエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸アルキルエステルを、ジクロロメタンなどの非水混和性溶媒の添加後に非水混和性有機相に変換し、有機化学者によく知られている従来の方法によってそこから回収及び精製することができる。このような方法の例としては、結晶化法、貧溶媒を使用した沈殿法、及び分取クロマトグラフィー法が挙げられる。
本発明の方法に従って調製された4-[5-[ビス(2-クロロエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸アルキルエステルは、例えば、欧州特許第2468716(A1)号から知られている手順と同様に、エステル加水分解を受けて4-[5-[ビス(2-クロロエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸又はその塩酸塩を形成することができる。
本発明による調製方法は、欧州特許第2468716(A1)号から知られている調製方法に比べていくつかの利点を有する。
1.塩化オキサリル/ジメチルホルムアミドの代わりにクロロメチレンジメチルイミニウムクロリドを塩素化試薬として使用することは、労働安全の観点から、いくつかの点で好ましい。危険物質である塩化オキサリル及びジメチルホルムアミドの取り扱いを回避する利点に加えて、塩化オキサリルとジメチルホルムアミドの反応に伴う発熱反応及びガス発生を回避することができる。
2.クロロメチレンジメチルイミニウムクロリドを使用することにより、クロロメチレンジメチルイミニウムクロリドと4-[5-[ビス(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸アルキルエステルとの間の所望の化学量論的又は超化学量論的モル比の調整に関して正確な投与が可能になり、また、必要に応じてクロロメチレンジメチルイミニウムクロリドのその後の投与も可能である。
3.特に、本発明による方法を、4-[5-[ビス(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸アルキルエステル1モルあたり2.0~2.2モルの範囲のクロロメチレンジメチルイミニウムクロリドの実質的に化学量論的なモル比で実施する場合に、副反応を回避又は低減することができる。
4.反応完了後にpH値を調整する際の塩基の消費量が少なくなる。
上述のように、本発明の第2の実施形態における本発明による調製方法は、4-[5-[ビス(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸アルキルエステル1モルあたり2.2超~例えば5モルの範囲のクロロメチレンジメチルイミニウムクロリドの超化学量論的モル比で実施することができる。本発明による方法を第2の実施形態において、例えば、4-[5-[ビス(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸C1-4アルキルエステル、特に4-[5-[ビス(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸エチルエステル1モル当たり2.6~5モルの範囲のクロロメチレンジメチルイミニウムクロリドのモル比で実施する場合、反応系では、冒頭で既に述べた黄色着色に類似した黄色着色を観察することができ、この着色は、クロロメチレンジメチルイミニウムクロリドの化学量論的過剰量の増加と共に増加する。黄色着色を引き起こす物質は、本発明の第2の実施形態における本発明による方法の方法副生成物であり、4-[5-[ビス(2-クロロエチル)アミノ]-4-ホルミル-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸C1-4アルキルエステルの群から、これまで知られていなかった新しい化合物として初めて同定又は単離された。明らかに、本発明による方法をその第2の実施形態において実施する場合、実際の主な方法生成物のベンゾ[d]イミダゾール骨格の4位における位置選択的なホルミル化が起こる可能性がある。対応するこれまで知られていなかった新規な4-[5-[ビス(2-クロロエチル)アミノ]-4-ホルミル-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸エチルエステルは、主な方法生成物である4-[5-[ビス(2-クロロエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸エチルエステルから分離した後に得られ、特性評価された。したがって、4-[5-[ビス(2-クロロエチル)アミノ]-4-ホルミル-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸エチルエステルは、本発明による方法をその第2の実施形態で実施する際に形成される方法副生成物である。4-[5-[ビス(2-クロロエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸との構造的関係により、4-[5-[ビス(2-クロロエチル)アミノ]-4-ホルミル-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸エチルエステルにも抗腫瘍効果が期待できる。そのアルデヒド基は、反応性官能基として、多様な分子内及び分子間誘導体化反応のための出発点を提供することができ、したがって抗腫瘍化合物の調製、例えば抗体複合体の形成のための出発点も提供することができる。
本発明の第2の実施形態において、4-[5-[ビス(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸アルキルエステル、好ましくは4-[5-[ビス(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸C1-4アルキルエステル、特に4-[5-[ビス(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸エチルエステル1モル当たり2.2超~例えば5モルのクロロメチレンジメチルイミニウムクロリドの範囲で本発明による方法を実施する際に選択されるモル比は、主な方法生成物(4-[5-[ビス(2-クロロエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸アルキルエステル、好ましくは4-[5-[ビス(2-クロロエチル)]アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸C1-4-アルキルエステル、特に4-[5-[ビス(2-クロロエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸エチルエステル)と方法副生成物(4-[5-[ビス(2-クロロエチル)アミノ]-4-ホルミル-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸アルキルエステル、好ましくは4-[5-[ビス(2-クロロエチル)アミノ]-4-ホルミル-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸C1-4-アルキルエステル、特に4-[5-[ビス(2-クロロエチル)アミノ]-4-ホルミル-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸エチルエステル)との比率を制御することができる。本発明の第1の実施形態による方法では、実質的に副生成物は得られないが、主な方法生成物と方法副生成物との混合物を、2.2超~例えば5の範囲のモル比で得ることができる。モル比が増加すると、主な方法生成物の約95モル%に加えて、方法副生成物の相対的割合が約5モル%に上昇する。4-[5-[ビス(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸アルキルエステル1モルあたりのクロロメチレンジメチルイミニウムクロリドのモル比を5モル超に増加させることは、本発明の第2の実施形態における本発明による方法では推奨されない。
本発明の第2の実施形態において実施される本発明による方法の方法副生成物として得られる4-[5-[ビス(2-クロロエチル)アミノ]-4-ホルミル-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸アルキルエステルは、例えば、本明細書で明示的に参照される欧州特許第2468716(A1)号から知られている手順に従って、エステル加水分解の形でさらなる方法ステップを受けて、4-[5-[ビス(2-クロロエチル)アミノ]-4-ホルミル-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸を形成することができる。
本発明の第2の実施形態による方法を実施し、方法副生成物を主な方法生成物と共にエステル加水分解することも可能である。言い換えれば、この場合、上記主な方法生成物及び方法副生成物からなる生成物混合物は、最初に分離されるのではなく、同様に、例えば本明細書で明示的に参照される欧州特許第2468716(A1)号から知られている手順に基づいて、共にエステル加水分解を受ける。次いで、得られた4-[5-[ビス(2-クロロエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸と4-[5-[ビス(2-クロロエチル)アミノ]-4-ホルミル-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸との混合物は、結晶化及び/又は分取クロマトグラフィー法など、有機化学者によく知られている方法を使用して分離することができる。
上述のように、本明細書で数回言及したエステル加水分解は、欧州特許第2468716(A1)号から知られている手順に従って実施することができる。この目的のために、関連する単離された4-[5-[ビス(2-クロロエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸アルキルエステル、すなわち、対応するホルミル化もしくは非ホルミル化酪酸アルキルエステル、又は両方の非分離混合物を酸と混合することが好ましい。使用される酸は、好ましくは無機酸、特に塩酸である。酸は通常、濃酸、例えば濃塩酸として使用される。酸は、酸を、エステル(混合物)又は適切な有機溶媒中のその溶液と混合することによって、ホルミル化及び非ホルミル化エステルの混合物に添加することができる。次いで、得られた混合物を、好ましくは10~80℃の範囲の温度で、より好ましくは15~70℃の範囲の温度で、さらに好ましくは20~60℃の範囲の温度で撹拌する。反応時間は、好ましくは30分~6時間、より好ましくは1時間~4時間、さらに好ましくは1時間~3時間である。反応後、混合物中に含まれる溶媒又は溶媒残渣などの任意の有機成分を除去することができる。これは、好ましくは、これらの有機成分を蒸留することによって行うことができる。次いで、混合物に含まれる酸を、従来の手段、好ましくは蒸留によって、加水分解されたエステル(複数可)から除去する。当該置換酪酸は、残渣、すなわち、ホルミル化置換酪酸(4-[5-[ビス(2-クロロエチル)アミノ]-4-ホルミル-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸)又は非ホルミル化置換酪酸(4-[5-[ビス(2-クロロエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸)又はホルミル化置換酪酸と非ホルミル化置換酪酸との関連混合物として残る。
4-[5-[ビス(2-クロロエチル)アミノ]-4-ホルミル-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸は、例えば4-[5-[ビス(2-クロロエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸と同じ種類の癌に対して抗腫瘍効果を示す。これは、以下の実施例3に示すような実験で実証された。4-[5-[ビス(2-クロロエチル)アミノ]-4-ホルミル-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸及びその薬学的に許容される塩、例えば塩化物、リン酸塩、硫酸塩、酢酸塩、マレイン酸塩、クエン酸塩又はメシル酸塩は、1リットルあたり100マイクロモルの低いIC50濃度範囲であっても、例えば皮膚癌、腎臓癌、肺癌、脳腫瘍及び膵臓癌に対して癌細胞殺傷効果又は癌細胞増殖阻害効果を示す。IC50は、癌細胞の50%が死滅する「阻害濃度」を表す。
4-[5-[ビス(2-クロロエチル)アミノ]-4-ホルミル-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸のアルデヒド基及びカルボキシル基は、反応性官能基として、多様な分子内及び分子間誘導体化反応のための出発点を提供することができ、したがって抗腫瘍活性化合物の調製、例えば抗体複合体の形成のための出発点も提供することができる。
したがって、4-[5-[ビス(2-クロロエチル)アミノ]-4-ホルミル-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸、より正確には、活性成分として機能する4-[5-[ビス(2-クロロエチル)アミノ]-4-ホルミル-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸、及びその薬学的に許容される塩は、以下に列挙するように使用することができる。
1.医学、特に人間医学、具体的には癌医学において使用される。
2.癌、特に皮膚癌、腎臓癌、肺癌、脳腫瘍及び膵臓癌の治療的処置において、又は治療的処置のために使用される。
3.任意に他の薬剤と組み合わせて薬剤として使用され、特に癌、特に皮膚癌、腎臓癌、肺癌、脳腫瘍及び膵臓癌の治療的処置における又は治療的処置のための薬剤として使用される。
4.医薬品として、特に癌、特に皮膚癌、腎臓癌、肺癌、脳腫瘍及び膵臓癌の治療的処置における又は治療的処置のための医薬品として使用される。
5.医薬品、特に癌、特に皮膚癌、腎臓癌、肺癌、脳腫瘍及び膵臓癌の治療的処置のための医薬品の製造において、又は製造のために使用される。
実施例1(クロロメチレンジメチルイミニウムクロリドと4-[5-[ビス(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸エチルエステルをモル比2.0:1で反応させる):
3.5gのクロロメチレンジメチルイミニウムクロリド及び55.8gのジクロロメタンをフラスコ中で撹拌しながら5℃に冷却した。この懸濁液に、5.0gの4-[5-[ビス(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸エチルエステルを28.7gのジクロロメタンに溶かした1℃冷溶液を少しずつ加え、次いで40℃に加熱し、還流下で9時間撹拌した。次に10℃に冷却し、10mLの水を加え、10重量%炭酸カリウム水溶液でpH値を8~10に調整し、10分間撹拌し、二相系を分液漏斗に移した。ジクロロメタン相を分離した。46mLのジクロロメタンを水相に加え、振とうしてジクロロメタン相を分離した。合わせたジクロロメタン相を15mLの濃生理食塩水で洗浄し、ロータリーエバポレーターに熱を加えることによって真空下でジクロロメタンを除去した。残渣を10mLの酢酸エチルから再結晶させた。
これにより、4.92gの4-[5-[ビス(2-クロロエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸エチルエステルを得た(使用した5.0gの4-[5-[ビス(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸エチルエステルに基づいて収率89%)。
実施例2(クロロメチレンジメチルイミニウムクロリドと4-[5-[ビス(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸エチルエステルをモル比4.0:1で反応させ、続いてエステル加水分解及び生成物の回収を行う):
7.0gのクロロメチレンジメチルイミニウムクロリド及び55.8gのジクロロメタンをフラスコ中で撹拌しながら5℃に冷却した。この懸濁液に、5.0gの4-[5-[ビス(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸エチルエステルを28.7gのジクロロメタンに溶かした1℃冷溶液を少しずつ加え、次いで40℃に加熱し、還流下で9時間撹拌した。次に10℃に冷却し、10mLの水を加え、10重量%炭酸カリウム水溶液でpH値を8~10に調整し、10分間撹拌し、二相系を分液漏斗に移した。ジクロロメタン相を分離した。46mLのジクロロメタンを水相に加え、振とうしてジクロロメタン相を分離した。合わせたジクロロメタン相を15mLの濃生理食塩水で洗浄した。洗浄したジクロロメタン相を5.78gの32重量%塩酸と混合し、ロータリーエバポレーターに熱を加えることによって真空下でジクロロメタンを除去した。さらに23.8mLの32重量%塩酸を加え、内部温度40℃で90分間撹拌を続けた。20℃に冷却した後、0.58gの活性炭を加えて20分間撹拌し、次いで、活性炭を濾過して取り除き、24.8mLの水ですすいだ。次に、浴温45℃、真空度15mbarで溶液を16.0gに濃縮し、19.75gの水と2.87gのアセトンとの混合物を加え、60分以内に5℃まで冷却した。得られた懸濁液を内部温度5℃で90分間撹拌し、濾過し、23mLの冷水及び18mLの酢酸エチルで洗浄した。真空乾燥後、主生成物として3.58gの4-[5-[ビス(2-クロロエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸を得た(使用した5.0gの4-[5-[ビス(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸エチルエステルに基づいて収率70%)。
濾過中に得られたアセトンベース/水ベースの母液から真空下でアセトンを除去し、0.1M NaOHを使用してpH値を3~4に調整した。得られた弱酸性溶液を逆相クロマトグラフィー(固定相:DuPont(商標)AmberChrom(商標)CG161Mクロマトグラフィー樹脂)で処理した。溶出液として、アセトニトリル勾配が0から50重量%まで増加した0.1重量%トリフルオロ酢酸水溶液を使用した。真空中で溶出液から有機溶媒を除去し、次に凍結乾燥により乾燥させた。凍結乾燥した物質に酢酸エチルを加え、そこから再結晶させた。
0.25gの4-[5-[ビス(2-クロロエチル)アミノ]-4-ホルミル-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸(使用した5.0gの4-[5-[ビス(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸エチルエステルに基づいて収率4.5%)を、黄色固体の形で副生成物として得た。
UV-VIS、HRMS、H-NMR、13C-NMR分光法により、この黄色固体を、4-[5-[ビス(2-クロロエチル)アミノ]-4-ホルミル-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸と同定した。
0.1%HCOOHを含むアセトニトリル/水中のUV-VIS(nm):249(ピーク、ブロード)、295(ショルダー)、405(ピーク、ブロード)。
HRMS:C1721Cl、386.10298(デルタm=-0.76ppm)
NMRデータ(CDCl中):
実施例3
選択した細胞株を、異なる濃度の4-[5-[ビス(2-クロロエチル)アミノ]-4-ホルミル-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸(濃度範囲1.5μmol~5mmol/L)と共に37℃で72時間インキュベートした。次に、細胞をMTS溶液(Promega)と共に1時間インキュベートし、細胞増殖に対する4-[5-[ビス(2-クロロエチル)アミノ]-4-ホルミル-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸の効果を490nmで比色分析によって測定した。細胞増殖を、対応する対照(水中0.5重量%ジメチルスルホキシド)のパーセンテージとして表した。このデータに基づいてそれぞれのIC50値を計算した。

Claims (12)

  1. 4-[5-[ビス(2-クロロエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[d] イミダゾール-2-イル]酪酸アルキルエステルを調製するための方法であって、4-[5-[ビス(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸アルキルエステルをクロロメチレンジメチルイミニウムクロリド と反応させる、方法。
  2. 前記4-[5-[ビス(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸アルキルエステルがC1-4アルキルエステルから選択される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記4-[5-[ビス(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸エチルエステルを使用する、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 4-[5-[ビス(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[ d]イミダゾール-2-イル]酪酸アルキルエステル1モル当たり2.0~2.2モルの範囲のクロロメチレンジメチルイミニウムクロリドのモル比を使用する、請求項1又は2に記載の方法。
  5. 4-[5-[ビス(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[ d]イミダゾール-2-イル]酪酸アルキルエステル1モル当たり2.2超~5モルの範囲のクロロメチレンジメチルイミニウムクロリドのモル比を使用する、請求項1に記載の方法。
  6. 4-[5-[ビス(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[ d]イミダゾール-2-イル]酪酸アルキルエステル1モル当たり2.2超~5モルの範囲のクロロメチレンジメチルイミニウムクロリドのモル比を使用し、4-[5-[ビス(2-クロロエチル)アミノ]-4-ホルミル-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル ]酪酸アルキルエステルが副生成物として得られる請求項1に記載の方法。
  7. 4-[5-[ビス(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[ d]イミダゾール-2-イル]酪酸C1-4アルキルエステル1モル当たり2.2超~5モルの範囲のクロロメチレンジメチルイミニウムクロリドのモル比を使用する、請求項2に記載の方法。
  8. 4-[5-[ビス(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[ d]イミダゾール-2-イル]酪酸C1-4アルキルエステル1モル当たり2.2超~5モルの範囲のクロロメチレンジメチルイミニウムクロリドのモル比を使用し、4-[5-[ビス(2-クロロエチル)アミノ]-4-ホルミル-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸C1-4アルキルエステルが副生成物として得られる請求項2に記載の方法。
  9. 4-[5-[ビス(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸エチルエステル1モル当たり2.2超~5モルの範囲のクロロメチレンジメチルイミニウムクロリドのモル比を使用する、請求項3に記載の方法。
  10. 4-[5-[ビス(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸エチルエステル1モル当たり2.2超~5モルの範囲のクロロメチレンジメチルイミニウムクロリドのモル比を使用し、4-[5-[ビス(2-クロロエチル)アミノ]-4-ホルミル-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル ]酪酸エチルエステルが副生成物として得られる請求項3に記載の方法。
  11. 請求項に記載の方法によって得られた、副生成物である4-[5-[ビス(2-クロロエチル)アミノ]-4-ホルミル-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル ]酪酸アルキルエステルが、その後のエステル加水分解を受けて、4-[5-[ビス(2-クロロエチル)アミノ]-4-ホルミル-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸を形成する、請求項に記載の方法。
  12. 前記副生成物が、前記主な方法生成物と共にエステル加水分解を受ける、請求項11に記載の方法。
JP2024558295A 2022-05-04 2023-01-16 4-[5-[ビス(2-クロロエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸アルキルエステル及びホルミル化誘導体の調製方法 Active JP7842890B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP22171496.7 2022-05-04
EP22171496 2022-05-04
PCT/EP2023/050792 WO2023213445A1 (de) 2022-05-04 2023-01-16 Verfahren zur herstellung von 4-[5-[bis(2-chlorethyl)amino]-1-methyl-1h-benzo[d]imidazol-2-yl]butansäurealkylestern und formylierten derivaten

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2025511664A JP2025511664A (ja) 2025-04-16
JP7842890B2 true JP7842890B2 (ja) 2026-04-08

Family

ID=81579918

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2024558295A Active JP7842890B2 (ja) 2022-05-04 2023-01-16 4-[5-[ビス(2-クロロエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸アルキルエステル及びホルミル化誘導体の調製方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US20250295636A1 (ja)
EP (1) EP4519248B1 (ja)
JP (1) JP7842890B2 (ja)
KR (1) KR20240163708A (ja)
CN (1) CN119095829A (ja)
AU (1) AU2023263648A1 (ja)
WO (1) WO2023213445A1 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008542199A (ja) 2005-05-04 2008-11-27 ファームド メディケア プライヴェート リミテッド 五塩化リンとdmfからの副生成物としてのオキシ塩化リンの生成及びビルスマイヤー・ハック試薬への変換による塩素化反応のためのその使用
US20140031560A1 (en) 2012-07-24 2014-01-30 Heyl Chemisch-Pharmazeutische Fabrik Gmbh & Co. Kg Process for the preparation of bendamustine
JP2014503602A (ja) 2011-01-31 2014-02-13 セファロン、インク. ベンダムスチンの調製方法
WO2020264081A1 (en) 2019-06-28 2020-12-30 Gilead Sciences, Inc. Processes for preparing toll-like receptor modulator compounds

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102010055499A1 (de) * 2010-12-22 2011-06-16 W.C. Heraeus Gmbh Prozess zur Herstellung von Bendamustinalkylester, Bendarmustin sowie Derivaten davon
EP2617716A1 (en) * 2012-01-18 2013-07-24 Arevipharma GmbH Process for the preparation of bendamustine hydrochloride and related compounds

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008542199A (ja) 2005-05-04 2008-11-27 ファームド メディケア プライヴェート リミテッド 五塩化リンとdmfからの副生成物としてのオキシ塩化リンの生成及びビルスマイヤー・ハック試薬への変換による塩素化反応のためのその使用
JP2014503602A (ja) 2011-01-31 2014-02-13 セファロン、インク. ベンダムスチンの調製方法
US20140031560A1 (en) 2012-07-24 2014-01-30 Heyl Chemisch-Pharmazeutische Fabrik Gmbh & Co. Kg Process for the preparation of bendamustine
WO2020264081A1 (en) 2019-06-28 2020-12-30 Gilead Sciences, Inc. Processes for preparing toll-like receptor modulator compounds

Also Published As

Publication number Publication date
JP2025511664A (ja) 2025-04-16
EP4519248A1 (de) 2025-03-12
KR20240163708A (ko) 2024-11-19
US20250295636A1 (en) 2025-09-25
EP4519248B1 (de) 2025-12-10
AU2023263648A1 (en) 2024-11-07
CN119095829A (zh) 2024-12-06
WO2023213445A1 (de) 2023-11-09
EP4519248C0 (de) 2025-12-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US12221417B2 (en) Salt of omecamtiv mecarbil and process for preparing salt
RU2742234C1 (ru) Кумариноподобное циклическое соединение в качестве ингибитора мек и его применение
KR101153606B1 (ko) 아타자나비르 비술페이트 및 신규 형태의 제조 방법
CN115298199A (zh) 环孢菌素衍生物的制备
US6197998B1 (en) Process for producing N-glycyltyrosine and its crystal structure
JP7842890B2 (ja) 4-[5-[ビス(2-クロロエチル)アミノ]-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル]酪酸アルキルエステル及びホルミル化誘導体の調製方法
JP2022500433A (ja) Betブロモドメイン阻害剤の固体形態の製造方法
CN104093718B (zh) 用于2-苯基-[1,2,4]三唑并[1,5-a]吡啶衍生物的制备的方法
EP3681893B1 (en) Pentafluorophosphate derivative, its uses and an appropriate manufacturing method
JP2004203822A (ja) テアニンを製造するための新規な中間体
JP7279134B2 (ja) プロリンアミド化合物の製造方法
CN113788835B (zh) 一种含吗啉和喹啉环的三唑并四嗪类化合物及其制备方法和应用
CN113557236A (zh) 一种双功能免疫调节剂及其在药学上可接受的盐、药物组合物
JP7693921B2 (ja) プロリンアミド化合物の製造方法
JP4030683B2 (ja) ベンズアミド誘導体の合成法
CA2902436C (en) Salt of omecamtiv mecarbil and process for preparing salt
CN113461694A (zh) 一种伐地那非类似物及其合成方法和应用
EA043992B1 (ru) Способ изготовления твердой формы ингибитора бромодомена bet
HK1218544B (en) Salt of omecamtiv mecarbil and process for preparing salt
TW201815790A (zh) 新方法
HK1197244B (en) Process for the preparation of 2-phenyl-[1,2,4] triazolo [1,5-a] pyridine derivatives
HU214055B (en) Process for preparing aspartic acid derivs. and process to prepare (r)-4-oxo-5-phosphonorvaline derivs. from the said compds.
WO2013054146A1 (en) New co crystals useful in the preparation of pharmaceutical compositions
IE20000060A1 (en) Novel Process for Producing AMPA Antagonist Compounds

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20241001

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20241001

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20241018

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20250207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20250805

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20251105

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20251118

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20260218

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20260303

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20260327

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7842890

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150