本明細書で使用する場合、「脂肪族」または「脂肪族基」という用語は、直鎖(すなわち、分岐していない)もしくは分枝状、置換もしくは非置換であり、完全に飽和しているか、もしくは1つ以上の不飽和単位を含む炭化水素鎖、または完全に飽和しているか、もしくは1つ以上の不飽和の単位を含むが芳香族ではなく(本明細書では「炭素環」、「脂環式」、もしくは「シクロアルキル」とも称される)、分子の残りの部分に単一の付着点を有する単環式炭化水素もしくは二環式炭化水素を意味する。別段の指定がない限り、脂肪族基は、1~6個の脂肪族炭素原子を含む。いくつかの実施形態において、脂肪族基は、1~5個の脂肪族炭素原子を含む。他の実施形態において、脂肪族基は、1~4個の脂肪族炭素原子を含む。さらに他の実施形態において、脂肪族基は、1~3個の脂肪族炭素原子を含み、また他の実施形態において、脂肪族基は、1~2個の脂肪族炭素原子を含む。いくつかの実施形態において、「脂環式」(または「炭素環式」もしくは「シクロアルキル」)とは、完全に飽和しているか、または1つ以上の不飽和単位を含むが芳香族ではなく、分子の残りの部分に単一の付着点を有する、単環式C3~C6炭化水素を指す。好適な脂肪族基としては、限定されるものではないが、直鎖状または分枝状の置換または非置換のアルキル、アルケニル、アルキニル基、及びそれらのハイブリッド(例えば、(シクロアルキル)アルキル、(シクロアルケニル)アルキル、または(シクロアルキル)アルケニル)が挙げられる。
本明細書で使用する場合、「架橋二環式」という用語は、少なくとも1つの橋を有する任意の二環式環系、すなわち炭素環式または複素環式の飽和または部分不飽和の環系を指す。IUPACによって定義されるように、「橋」は分岐していない原子の鎖、または2つの橋頭(「橋頭」とは、3個以上の骨格原子(水素を除く)に結合した環系の任意の骨格原子である)を接続する原子もしくは原子価結合である。いくつかの実施形態において、架橋二環式基は、7~12個の環員と、窒素、酸素、または硫黄から独立して選択される0~4個のヘテロ原子とを有する。このような架橋二環式基は当技術分野で周知されており、以下に示される各基が分子の残りの部分の置換可能な任意の炭素原子または窒素原子に結合している基が含まれる。別段の指定がない限り、架橋二環式基は、脂肪族基の場合と同様に、任意選択で1つ以上の置換基で置換される。追加的または代替的に、架橋二環式基の任意の置換可能な窒素は、任意選択で置換される。例示的な架橋二環式化合物としては、以下のものが挙げられる。
「ヘテロ原子」という用語は、酸素、硫黄、窒素、リン、またはケイ素のうちの1つ以上を意味する(窒素、硫黄、リン、もしくはケイ素の任意の酸化形態;任意の塩基性窒素の四級化形態;または複素環式環の置換可能な窒素、例えばN(3,4-ジヒドロ-2H-ピロリルのように)、NH(ピロリジニルのように)、またはNR+(N置換ピロリジニルのように))を含む)。
「アルケニレン」という用語は、二価のアルケニル基を指す。置換アルケニレン鎖とは、1個以上の水素原子が置換基で置き換えられた少なくとも1つの二重結合を含むポリメチレン基である。好適な置換基としては、後述する置換脂肪族基のものが挙げられる。
単体で使用される「アリール」、または「アラルキル」、「アラルコキシ」、もしくは「アリールオキシアルキル」におけるようなより大きな部分の一部としての「アリール」という用語は、合計で5~14環員を有し、系内の少なくとも1つの環が芳香族であり、系内の各環が3~7環員を含む単環式または二環式の環系を指す。「アリール」という用語は、「アリール環」という用語と互換的に使用され得る。本発明のある特定の実施形態において、「アリール」は芳香環系(限定されるものではないが、フェニル、ビフェニル、ナフチル、アントラチルなどを含む)を指し、1つ以上の置換基を有してもよい。また、本明細書で使用する「アリール」という用語の範囲には、芳香環が1つ以上の非芳香環と縮合した基(例えば、インダニル、フタルイミジル、ナフチミジル、フェナンスリジニル、またはテトラヒドロナフチルなど)が含まれる。
「ヘテロアリール」及び「ヘテロアラ~」という用語は、単独で、またはより大きな部分の一部として使用され(例えば、「ヘテロアラルキル」または「ヘテロアラルコキシ」)、5~10個の環原子、好ましくは5、6、または9個の環原子を有し、6、10、または14個のπ電子を環状配列内に共有し、炭素原子に加えて1~5個のヘテロ原子を有する基を指す。「ヘテロ原子」という用語、窒素、酸素、または硫黄を指し、窒素または硫黄の酸化形態、及び塩基性窒素の任意の四級化形態を含む。ヘテロアリール基としては、限定されるものではないが、チエニル、フラニル、ピロリル、イミダゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、オキサゾリル、イソキサゾリル、オキサジアゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、チアジアゾリル、ピリジル、ピリダジニル、ピリミジニル、ピラジニル、インドリジニル、プリニル、ナフチリジニル、及びプテリジニルが挙げられる。本明細書で使用する場合、「ヘテロアリール」及び「ヘテロアラ~」という用語は、ヘテロ芳香環が1つ以上のアリール、脂環式、またヘテロシクリルと縮合した基も含み、ここで、ラジカルまたは付着点はヘテロ芳香環上にある。非限定的な例としては、インドリル、イソインドリル、ベンゾチエニル、ベンゾフラニル、ジベンゾフラニル、インダゾリル、ベンズイミダゾリル、ベンズチアゾリル、キノリル、イソキノリル、シノリニル、フタラジニル、キナゾリニル。キノキサリニル、4H-キノリジニル、カルバゾリル、アクリジニル、フェナジニル、フェノチアジニル、フェノキサジニル、テトラヒドロキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、及びピリド[2,3-b]-1,4-オキサジン-3(4H)-オンが挙げられる。ヘテロアリール基は、単環式の場合も二環式の場合もある。「ヘテロアリール」という用語は、「ヘテロアリール環」、「ヘテロアリール基」、または「ヘテロ芳香族」という用語と互換的に使用することができ、これらの用語はいずれも任意選択で置換される環を含む。「ヘテロアラルキル」という用語は、ヘテロアリールによって置換されたアルキル基を指し、ここで、アルキル部分及びヘテロアリール部分は独立して、任意選択で置換される。
本明細書で使用する場合、「複素環」、「ヘテロシクリル」、「複素環式ラジカル」、及び「複素環式環」という用語は互換的に使用され、安定した5~7員の単環式または7~10員の二環式の複素環式部分であって、飽和または部分不飽和であり、炭素原子に加えて上記で定義されるような1個以上、好ましくは1~4個のヘテロ原子を有する部分を指す。複素環の環原子に関して使用される場合、「窒素」という用語は、置換された窒素を含む。一例として、酸素、硫黄、または窒素から選択される0~3個のヘテロ原子を有する飽和または部分不飽和環において、窒素は、N(3,4-ジヒドロ-2H-ピロリルにおけるように)、NH(ピロリジニルにおけるように)、または+NR(N-置換ピロリジニルにおけるように)であってもよい。
複素環式環は、安定した構造をもたらすそのペンダント基の任意のヘテロ原子または炭素原子で付着されてもよく、任意の環原子が任意選択で置換されてもよい。このような飽和または部分不飽和複素環式ラジカルの例としては、限定されるものではないが、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロチオフェニルピロリジニル、ピペリジニル、ピロリニル。テトラヒドロキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、デカヒドロキノリニル、オキサゾリジニル、ピペラジニル、ジオキサニル、ジオキソラニル、ジアゼピニル、オキサゼピニル、チアゼピニル、モルホリニル、2-オキサ-6-アザスピロ[3.3]ヘプタン、及びキヌクリジニルが挙げられる。「複素環」、「ヘテロシクリル」、「ヘテロシクリル環」、「複素環式基」、「複素環式部分」、及び「複素環式ラジカル」という用語は、本明細書で互換的に使用され、また、複素環式環が1つ以上のアリール、ヘテロアリールまたは、脂環式環と縮合した基(例えば、インドリニル、3H-インドリル、クロマニル、フェナンスリジニル、またはテトラヒドロキノリニル)も含む。ヘテロシクリル基は、単環式の場合も二環式の場合もある。「ヘテロシクリルアルキル」という用語は、ヘテロシクリルによって置換されたアルキル基を指し、ここで、アルキル部分及びヘテロシクリル部分は独立して、任意選択で置換される。
本明細書で使用する場合、「部分不飽和」という用語は、少なくとも1つの二重結合または三重結合を含む環部分を指す。「部分不飽和」という用語は、複数の不飽和部位を有する環を包含するように意図されているが、本明細書で定義されるアリールまたはヘテロアリール部分を含むようには意図されていない。
本明細書で説明する場合、本発明の化合物は、「任意選択で置換された」部分を含み得る。概して、「置換された」という用語は、前に「任意選択で」という用語が付くか付かないかにかかわらず、指示された部分の1個以上の水素が好適な置換基で置き換えられていることを意味する。別段の指示がない限り、「任意選択で置換された」基は、当該基のそれぞれの置換可能な位置に好適な置換基を有することができ、任意の所与の構造内の2つ以上の位置が、指定された基から選択される2つ以上の置換基で置換され得る場合、置換基は、あらゆる位置において同じであっても異なっていてもよい。本発明で想定される置換基の組合せは、好ましくは、安定しているかまたは化学的に実現可能な化合物の形成をもたらす組合せである。本明細書で使用する場合、「安定」という用語は、化合物であって、その生成、検出、ならびにある特定の実施形態においてはその回収、精製、及び本明細書で開示されている目的のうちの1つ以上のための使用を可能にする条件に供されたときに、実質的に改変されない化合物を指す。
本明細書で使用する場合、「医薬的に許容される塩」という用語は、妥当な医学的判断の範囲内で、過度の毒性、刺激、アレルギー応答などを伴わずに、ヒトやより下等の動物の組織と接触させての使用に適しており、かつ合理的なベネフィット/リスク比に見合った塩を意味する。医薬的に許容される塩は、当技術分野で周知されている。例えば、S.M.Berge et al.は、J.Pharmaceutical Sciences,1977,66,1-19(参照により本明細書に援用される)で医薬的に許容される塩について詳細に説明している。本発明の化合物の医薬的に許容される塩には、好適な無機及び有機の酸及び塩基に由来するものが含まれる。医薬的に許容される無毒性の酸付加塩の例は、無機酸(例えば、塩酸、臭化水素酸、リン酸、硫酸、及び過塩素酸)、または有機酸(例えば、酢酸、シュウ酸、マレイン酸、酒石酸、クエン酸、コハク酸、もしくはマロン酸)、またはイオン交換などの当技術分野で使用されている他の方法を使用することによって形成される、アミノ基の塩である。その他の医薬的に許容される塩としては、アジピン酸塩、アルギン酸塩、アスコルビン酸塩、アスパラギン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、安息香酸塩、重硫酸塩、ホウ酸塩、酪酸塩、カンファー酸塩、カンファースルホン酸塩、クエン酸塩、シクロペンタンプロピオン酸塩、ジグルコン酸塩、ドデシル硫酸塩、エタンスルホン酸塩、ギ酸塩、フマル酸塩、グルコヘプトン酸塩、グリセロリン酸塩、グルコン酸塩、ヘミ硫酸塩、ヘプタン酸塩、ヘキサン酸塩、ヨウ化水素酸塩、2-ヒドロキシ-エタンスルホン酸塩、ラクトビオン酸塩、乳酸塩、ラウリン酸塩、ラウリル硫酸塩、リンゴ酸塩、マレイン酸塩、マロン酸塩、メタンスルホン酸塩、2-ナフタレンスルホン酸塩、ニコチン酸塩、硝酸塩、オレイン酸塩、シュウ酸塩、パルミチン酸塩、パモ酸塩、ペクチン酸塩、過硫酸塩、3-フェニルプロピオン酸塩、リン酸塩、ピバル酸塩、プロピオン酸塩、ステアリン酸塩、コハク酸塩、硫酸塩、酒石酸塩、チオシアン酸塩、p-トルエンスルホン酸塩、ウンデカン酸塩、吉草酸塩などが挙げられる。
別段の明記がない限り、本明細書で示される構造は、構造における全ての異性体(例えば、エナンチオマー、ジアステレオマー、及び幾何的(または立体構造的))形態、例えば、各不斉中心におけるR及びS配置、Z及びE二重結合異性体、ならびにZ及びE立体構造異性体も含むように意図されている。そのため、本発明化合物の単一の立体化学異性体、ならびにエナンチオマー、ジアステレオマー、及び幾何的(または立体構造的)混合物は、本発明の範囲内である。別段の明記がない限り、本発明化合物の全ての互変異性形態は、本発明の範囲内である。加えて、別段の明記がない限り、本明細書で示される構造は、1つ以上の同位体濃縮原子の存在においてのみ相違する化合物も含むように意図されている。例えば、水素の重水素もしくはトリチウムによる置換え、または炭素の13Cもしくは14C濃縮炭素で置換えを含む本発明の構造を有する化合物は、本発明の範囲内にある。このような化合物は、例えば、解析ツールとして、生物学的アッセイにおけるプローブとして、または本発明に従う治療剤として有用である。ある特定の実施形態において、提供される化合物の弾頭部分であるR1は、1個以上の重水素原子を含む。ある特定の実施形態において、提供される化合物の環Bは、1個以上の重水素原子で置換されてもよい。
本明細書で使用する場合、「阻害剤」という用語は、測定可能な親和性でUSP30に結合し、及び/またはそれを阻害する化合物として定義される。ある特定の実施形態において、阻害剤のIC50及び/または結合定数は、約50μM未満、約1μM未満、約500nM未満、約100nM未満、約10nM未満、または約1nM未満である。
本発明の化合物は、検出可能な部分に繋留させてもよい。このような化合物が造影剤として有用であることは理解されよう。当業者であれば、検出可能な部分を、好適な置換基を介し、提供される化合物に付着させることができることを認識するであろう。本明細書で使用する場合、「好適な置換基」という用語は、検出可能な部分への共有結合が可能な部分を指す。このような部分は、当業者に周知されており、例えば、ほんのいくつかの例を挙げれば、カルボキシレート部分、アミノ部位、チオール部分、またはヒドロキシル部分を含む基が挙げられる。このような部分は、提供される化合物に直接、またはテザー基(例えば、二価の飽和もしくは不飽和炭化水素鎖)を介し付着させることができることが理解されよう。ある実施形態において、このような部分は、クリックケミストリーを介して付着させることができる。いくつかの実施形態において、このような部分は、任意選択で銅触媒の存在下で、アジド及びアルキンの1,3-付加環化によって付着してもよい。クリック化学を使用する方法は当技術分野で知られており、Rostovtsev et al.,Angew.Chem.Int.Ed.2002,41,2596-99及びSun et al.,Bioconjugate Chem.,2006,17,52-57に記載のものが含まれる。
本明細書で使用する場合、「検出可能な部分」という用語は、「標識」という用語と互換的に使用され、検出可能な任意の部分、例えば、一次標識及び二次標識に関連する。一次標識、例えば、放射性同位元素(例えば、トリチウム、32P、33P、35S、または14C)、マスタグ、及び蛍光標識は、さらなる修飾なしに検出することができるシグナル生成レポーター基である。検出可能な部分には、発光基及び燐光基も含まれる。
本明細書で使用する場合、「二次標識」という用語は、検出可能なシグナルを産生するために第2の中間体の存在を必要とする部分(例えば、ビオチン及び様々なタンパク質抗原)を指す。ビオチンの場合、二次中間体はストレプトアビジン-酵素結合体を含むことができる。抗原標識の場合、二次中間体は抗体-酵素結合体を含むことができる。いくつかの蛍光基は、非放射性蛍光共鳴エネルギー移動(FRET)の過程で別の基へエネルギーを移動させ、第2の基が検出信号を生成することにより、二次標識として機能する。
本明細書で使用する場合、「蛍光標識」、「蛍光色素」、及び「フルオロフォア」という用語は、定義された励起波長で光エネルギーを吸収し、異なる波長で光エネルギーを放出する部分を指す。蛍光標識の例としては、限定されるものではないが、以下のものが挙げられる:Alexa Fluor色素(Alexa Fluor 350、Alexa Fluor 488、Alexa Fluor 532、Alexa Fluor 546、Alexa Fluor 568、Alexa Fluor 594、Alexa Fluor 633、Alexa Fluor 660、及びAlexa Fluor 680)、AMCA、AMCA-S、BODIPY色素(BODIPY FL、BODIPY R6G、BODIPY TMR.BODIPY TR、BODIPY 530/550、BODIPY 558/568、BODIPY 564/570、BODIPY 576/589、BODIPY 581/591、BODIPY 630/650、BODIPY 650/665)、カルボキシローダミン6G、カルボキシ-X-ローダミン(ROX)、Cascade Blue、Cascade Yellow、クマリン343、シアニン色素(Cy3、Cy5、Cy3.5、Cy5.5)、ダンシル、Dapoxyl、ジアルキルアミノクマリン、4’,5’-ジクロロ-2’,7’-ジメトキシ-フルオレセイン、DM-NERF、エオシン、エリスロシン、フルオレセイン、FAM、ヒドロキシクマリン、IRDye(IRD40、IRD700、IRD800)、JOE、LissamineローダミンB、Marina Blue、メトキシクマリン、Naphthofluorescein、Oregon Green 488、Oregon Green 500、Oregon Green 514、Pacific Blue、PyMPO、ピレン、ローダミンB、ローダミン6G、ローダミングリーン、ローダミンレッド、ロードールグリーン、2’,4’,5’,7’-テトラ-ブロモスルホン-フルオレセイン、テトラメチル-ローダミン(TMR)、カルボキシテトラメチルローダミン(TAMRA)、Texas Red、Texas Red-X。
本明細書で使用する場合、「マスタグ」という用語は、質量分析(MS)検出技法を用いて、その質量によって一意に検出することが可能な任意の部分を指す。マスタグの例としては、電気泳動放出タグ、例えば、N-[3-[4’-[(p-メトキシテトラフルオロベンジル)オキシ]フェニル]-3-メチルグリセロニル]イソニペコチン酸、4’-[2,3,5,6-テトラフルオロ-4-(ペンタフルオロフェノキシル)]メチルアセトフェノン、及びこれらの誘導体が挙げられる。これらのマスタグの合成及び有用性については、米国特許第4,650,750号、第4,709,016号、第5,360,8191号、第5,516,931号、第5,602,273号、第5,604,104号、第5,610,020号、及び第5,650,270号に記載されている。マスタグの他の例としては、限定されるものではないが、ヌクレオチド、ジデオキシヌクレオチド、様々な長さ及び塩基組成のオリゴヌクレオチド、オリゴペプチド、オリゴ糖、長さ及びモノマー組成の異なる他の合成ポリマーが挙げられる。また、適切な質量範囲(100~2000ダルトン)の多種多様な有機分子も、中性及び荷電のいずれも(生体分子でも合成化合物でも)、マスタグとして使用することができる。
本明細書で使用する場合、「測定可能な親和性」及び「測定可能に阻害する」という用語は、本発明の化合物またはその組成物及びUSP30を含む試料と、当該化合物またはその組成物を含まずにUSP30を含む同等の試料との間での測定可能なUSP30活性の変化を意味する。
上記で一般的に定義されているように、環Aは、フェニル、窒素、酸素、もしくは硫黄から独立して選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~6員のヘテロアリール環、または窒素、酸素、もしくは硫黄から独立して選択される0~3個のヘテロ原子を有する8~10員の二環式アリール環もしくはヘテロアリール環である。
いくつかの実施形態において、環Aはフェニルである。いくつかの実施形態において、環Aは、窒素、酸素、または硫黄から独立して選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~6員のヘテロアリール環である。いくつかの実施形態において、環Aは、窒素、酸素、または硫黄から独立して選択される0~3個のヘテロ原子を有する8~10員の二環式アリールまたはヘテロアリール環である。
上記で一般的に定義されているように、環Bは、フェニル、窒素、酸素、もしくは硫黄から独立して選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~6員のヘテロアリール環、または窒素、酸素、もしくは硫黄から独立して選択される0~3個のヘテロ原子を有する8~10員の二環式アリール環もしくはヘテロアリール環である。
いくつかの実施形態において、環Bはフェニルである。いくつかの実施形態において、環Bは、窒素、酸素、または硫黄から独立して選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~6員のヘテロアリール環である。いくつかの実施形態において、環Bは、窒素、酸素、または硫黄から独立して選択される0~3個のヘテロ原子を有する8~10員の二環式アリールまたはヘテロアリール環である。
上記で一般的に定義されているように、環Cは、フェニル、3~8員の飽和もしくは部分不飽和炭素環式環、窒素、酸素、もしくは硫黄から独立して選択される1~2個のヘテロ原子を有する4~7員の飽和もしくは部分不飽和複素環式環、窒素、酸素、もしくは硫黄から独立して選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~6員のヘテロアリール環、または窒素、酸素、もしくは硫黄から独立して選択される0~3個のヘテロ原子を有する8~10員の二環式アリール環もしくはヘテロアリール環である。
いくつかの実施形態において、環Cはフェニルである。いくつかの実施形態において、環Cは、3~8員の飽和または部分不飽和炭素環式環である。いくつかの実施形態において、環Cは、窒素、酸素、または硫黄から独立して選択される1~2個のヘテロ原子を有する4~7員の飽和または部分不飽和複素環式環である。いくつかの実施形態において、環Cは、窒素、酸素、または硫黄から独立して選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~6員のヘテロアリール環である。いくつかの実施形態において、環Cは、窒素、酸素、または硫黄から独立して選択される0~3個のヘテロ原子を有する8~10員の二環式アリール環またはヘテロアリール環である。
いくつかの実施形態において、mは0である。いくつかの実施形態において、mは1である。いくつかの実施形態において、mは2である。いくつかの実施形態において、mは3である。いくつかの実施形態において、mは4である。
いくつかの実施形態において、nは0である。いくつかの実施形態において、nは1である。いくつかの実施形態において、nは2である。いくつかの実施形態において、nは3である。いくつかの実施形態において、nは4である。
いくつかの実施形態において、pは0である。いくつかの実施形態において、pは1である。いくつかの実施形態において、pは2である。いくつかの実施形態において、pは3である。いくつかの実施形態において、pは4である。
ある特定の実施形態において、本発明は、式IIの化合物を提供し、式中、環Aはフェニルであり、環Bはフェニルであり、環Cはフェニルであるか、環Aはナフチルであり、環Bはフェニルであり、環Cはフェニルであるか、環Aはフェニルであり、環Bはフェニルであり、環Cはシクロヘキシルであるか、または環Aはナフチルであり、環Bはフェニルであり、環Cはシクロヘキシルであり、それによってそれぞれ式III-a、III-b、III-c、もしくはIII-dの化合物、
またはその医薬的に許容される塩を形成し、式中、L1、R1、R2、R6、R7、R’、R”、m、n、及びpの各々は、単独及び組合せのいずれでも、上記の定義及び本明細書の実施形態に記載の通りである。
ある特定の実施形態において、本発明は、式IIの化合物を提供し、式中、環Aはフェニルであり、環Bはフェニルであり、環Cは2-ピリジルであるか、環Aはフェニルであり、環Bはフェニルであり、環Cは3-ピリジルであるか、環Aはフェニルであり、環Bはフェニルであり、環Cは3-オキセタニルであるか、または環Aはフェニルであり、環Bは3-ピリジルであり、環Cはフェニルであり、それによってそれぞれ式XV-a、XV-b、XV-c、もしくはXV-dの化合物、
またはその医薬的に許容される塩を形成し、式中、L1、R1、R2、R6、R7、R’、R”、m、n、及びpの各々は、単独及び組合せのいずれでも、上記の定義及び本明細書の実施形態に記載の通りである。
ある特定の実施形態において、本発明は、式IIの化合物を提供し、式中、環Aは3-ピリジルであり、環Bはフェニルであり、環Cはフェニルであるか、環Aは2-ピリジルであり、環Bはフェニルであり、環Cはフェニルであるか、環Aはテトラヒドロキノリル、環Bはフェニル、環Cはシクロヘキシルであるか、または環Aはテトラヒドロキノリル、環Bがフェニルであり、環Cはフェニルであり、それによってそれぞれ式XVII-a、XVII-b、XVII-c、またはXVII-dの化合物、
またはその医薬的に許容される塩を形成し、式中、L1、R1、R2、R6、R7、R’、R”、m、n、及びpの各々は、単独及び組合せのいずれでも、上記の定義及び本明細書の実施形態に記載の通りである。
ある特定の実施形態において、本発明は式IIの化合物を提供し、式中、環Aはフェニルであり、環Bは2-ピリジルであり、環Cはフェニルであり、それによって式XXIの化合物、
またはその医薬的に許容される塩を形成し、式中、L1、R1、R2、R6、R7、R’、R”、m、n、及びpの各々は、単独及び組合せのいずれでも、上記の定義及び本明細書の実施形態に記載の通りである。
「医薬的に許容される担体、アジュバント、またはビヒクル」という用語は、共に製剤化される化合物の薬理学的活性を破壊しない無毒性の担体、アジュバント、またはビヒクルを指す。本発明の組成物で使用することができる医薬的に許容される担体、アジュバント、及びビヒクルとしては、限定されるものではないが、イオン交換体、アルミナ、ステアリン酸アルミニウム、レシチン、血清タンパク質、例えば、ヒト血清アルブミン、緩衝物質、例えば、リン酸塩、グリシン、ソルビン酸、ソルビン酸カリウム、飽和植物脂肪酸の部分グリセリド混合物、水、塩、または電解質、例えば、プロタミン硫酸塩、リン酸水素二ナトリウム、リン酸水素ナトリウム、塩化ナトリウム、亜鉛塩、コロイダルシリカ、三ケイ酸マグネシウム、ポリビニルピロリドン、セルロースベース物質、ポリエチレングリコール、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ポリアクリレート、ワックス、ポリエチレン-ポリオキシプロピレン-ブロックポリマー、ポリエチレングリコール、及び羊毛脂が挙げられる。
「医薬的に許容される誘導体」とは、レシピエントに投与すると、本発明の化合物またはその阻害的に活性の代謝産物もしくは残渣を直接的または間接的に提供できる、本発明の化合物の任意の無毒性の塩、エステル、エステルの塩、または他の誘導体を意味する。
本発明の組成物は、経口で、非経口で、吸入スプレーにより、局所的に、経直腸で、経鼻で、頬側で、経膣で、または植込み型リザーバー経由で投与することができる。本明細書で使用する場合、「非経口的」という用語は、皮下、静脈内、筋肉内、関節内、滑液内、胸骨内、髄腔内、肝臓内、病巣内、及び頭蓋内の注射または点滴技法を含む。好ましくは、組成物は、経口で、腹腔内に、または静脈内に投与される。本発明の組成物の無菌注入用形態は、水性または油性の懸濁液であり得る。このような懸濁液は、当技術分野で知られている技法に従って、好適な分散剤または湿潤剤及び懸濁化剤を用いて製剤化することができる。また、無菌注入用調製物は、無毒の非経口的に許容される希釈剤または溶媒中の(例えば、1,3-ブタンジオール中溶液としての)無菌注入用の溶液または懸濁液であってもよい。用いられ得る許容されるビヒクル及び溶媒に含まれるものとして、水、リンゲル液、及び等張塩化ナトリウム溶液がある。加えて、無菌の固定油が、従来から溶媒または懸濁媒体として用いられている。
この目的において、合成のモノグリセリドまたはジグリセリドを含めて、任意の無刺激の固定油が用いられ得る。脂肪酸、例えば、オレイン酸及びそのグリセリド誘導体は注射液の調製に有用であり、天然の医薬的に許容される油(例えば、オリーブ油またはヒマシ油)、特にそのポリオキシエチレン化バージョンおいても同様である。また、これらの油の溶液または懸濁液は、長鎖アルコールの希釈剤または分散剤(例えば、カルボキシメチルセルロース、または乳剤及び懸濁液を含めた医薬的に許容される剤形の製剤化に一般的に使用されている同様の分散剤)を含有してもよい。その他の一般的に使用されている界面活性剤、例えば、Tween、Span、及び医薬的に許容される固体、液体、またはその他の剤形の製造で一般的に使用されているその他の乳化剤または生体利用能増強剤も、製剤化の目的で使用することができる。
本発明の医薬的に許容される組成物は、限定されるものではないが、カプセル、錠剤、水性の懸濁液または溶液を含めた任意の経口用に許容される剤形で、経口投与することができる。経口用の錠剤の場合、一般的に使用されている担体としては、ラクトース及びトウモロコシデンプンが挙げられる。ステアリン酸マグネシウムのような滑沢剤も典型的に添加される。カプセル形態での経口的投与の場合、有用な希釈剤としては、ラクトース及び乾燥トウモロコシデンプンが挙げられる。水性懸濁液が経口用に必要な場合、活性成分は、乳化剤及び懸濁化剤と組み合わされる。所望に応じて、ある特定の甘味剤、香味剤、または着色剤も添加されてもよい。
代替的に、本発明の医薬的に許容される組成物は、経直腸投与用の坐薬の形態で投与することができる。このような座薬は、室温では固体だが直腸温で液体となるため直腸内で融解して薬物を放出する、好適な非刺激性の賦形剤と混合することによって調製することができる。このような材料としては、カカオバター、ミツロウ、及びポリエチレングリコールが挙げられる。
本発明の医薬的に許容される組成物は、特に処置の標的が局所適用により容易にアクセス可能な部位または臓器(目、皮膚、または下部腸管の疾患を含む)を含む場合は、局所的に投与することもできる。好適な局所製剤は、このような部位または臓器の各々向けに容易に調製される。
局所適用の場合、提供される医薬的に許容される組成物は、1つ以上の担体中に懸濁または溶解した活性構成成分を含有する好適な軟膏に製剤化することができる。本発明の化合物の局所投与向けの担体としては、限定されるものではないが、鉱油、流動パラフィン、白色ワセリン、プロピレングリコール、ポリオキシエチレン、ポリオキシプロピレン化合物、乳化ロウ、及び水が挙げられる。代替的に、提供される医薬的に許容される組成物は、1つ以上の医薬的に許容される担体中に懸濁または溶解した活性構成成分を含有する好適なローションまたはクリームに製剤化することができる。好適な担体としては、限定されるものではないが、鉱油、モノステアリン酸ソルビタン、ポリソルベート60、セチルエステルワックス、セテアリルアルコール、2-オクチルドデカノール、ベンジルアルコール、及び水が挙げられる。
眼科用の場合、提供される医薬的に許容される組成物は、等張のpH調節した滅菌食塩水中の微粉化懸濁液として、または好ましくは、塩化ベンジルアルコニウム等の保存剤を含むまたは含まないのいずれかで、等張のpH調節した滅菌食塩水中の溶液として、製剤化することができる。代替的に、眼科使用の場合、医薬的に許容される組成物は、軟膏(例えば、ワセリン)に製剤化することができる。
本発明の医薬的に許容される組成物は、経鼻的なエアロゾルまたは吸入によって投与することもできる。このような組成物は、医薬製剤の分野で周知されている技法に従って調製され、ベンジルアルコールもしくはその他の好適な防腐剤、生体利用能を増強するための吸収促進剤、フルオロカーボン、及び/またはその他の従来的な可溶化剤もしくは分散剤を用いて、食塩水溶液として調製することができる。
最も好ましくは、本発明の医薬的に許容される組成物は、経口投与用に製剤化される。このような製剤は、食品を伴って投与する場合も、食品を伴わずに投与する場合もある。いくつかの実施形態において、本発明の医薬的に許容される組成物は、食品を伴わずに投与される。他の実施形態において、本発明の医薬的に許容される組成物は、食品を伴って投与される。
単一の剤形で組成物を産生するために担体材料と組み合わせることができる本開示の化合物の量は、治療を行う宿主、特定の投与様式に応じて変動する。好ましくは、提供される組成物は、阻害剤の0.01~100mg/kg体重/日の薬用量を、このような組成物を受ける患者に投与することができるように、製剤化するべきである。
また、任意の特定の患者向けの特定の薬用量及び治療レジメンが、用いられる特定の化合物の活性、年齢、体重、全般的健康状態、性別、食事、投与時間、排出率、薬物の組合せ、ならびに治療を行う医師の判断及び治療が行われている特定の疾患の重症度を含めた様々な因子に依存することも理解するべきである。また、組成物中の本発明の化合物の量は、組成物中の特定の化合物にも依存する。
ミトコンドリア及びペルオキシソームに局在するデユビキチナーゼ(DUB)であるUSP30は、パーキンに媒介されるマイトファジー及びPEX2に媒介されるペキソファジーのアンタゴニストである。USP30は、そのデユビキチナーゼ活性によって損傷ミトコンドリアのユビキチン化及び分解を打ち消し、USP30の阻害によって変異型パーキンを原因とするマイトファジー欠損が救済される。さらに、USP30を阻害することで、酸化ストレスが減少し、ミトコンドリア毒素であるロテノンに対する保護がもたらされる。損傷ミトコンドリアがパーキンを蓄積しやすいことから、USP30を阻害すれば、不健康なミトコンドリアが優先的に除去されるはずである。USP30阻害によって、基本的なマイトファジーの割合が有益に増加し、ミトコンドリア由来の小胞の産生が増加し、ミトコンドリアの分裂及び輸送が停止し、概してミトコンドリアの品質管理機構が改善する可能性がある。神経細胞(例えば、パーキンソン病の場合に特にミトコンドリア機能不全を起こしやすい黒質神経細胞)に加えて、長寿命の代謝活性細胞(例えば、心筋細胞)も、効率的なミトコンドリア品質管理システムに依存する。これに関連して、パーキンは、虚血ストレスに応答してマイトファジーを活性化し、損傷ミトコンドリアを除去することを通じて、虚血再灌流障害から心筋細胞を保護することが示されている。したがって、USP30阻害剤は、ミトコンドリア欠損を伴う状態(神経学的状態、心臓の状態、及び全身の状態を含む)の治療に使用するために提供される。脱ユビキチン化酵素は、細胞タンパク質の翻訳後修飾でユビキチン化酵素の作用に対抗する機能を有する。これらの状態は、加齢関連の障害及び自然老化の症状を集合的に代表するものであり、加齢のプロセス及び加齢関連疾患の発生を遅らせるためのUSP30阻害のさらなる有用性が示唆される。USP30は、ミトコンドリアに局在するデユビキチナーゼであり、発現の研究において、パーキンに媒介されるユビキチン化及び損傷ミトコンドリアのクリアランスの作用に対抗すると同時に、MUL1やMARCH5などのリガーゼによる基本的なユビキチン化にも対抗することが示されている。ペルオキシソームに局在するUSP30は、PEX E3リガーゼによるユビキチン化及び選択的オートファジーの誘導に対抗することが示されている。
詳細には、本明細書では、ミトコンドリア機能障害に関連する疾患、発達遅延、及び症状の治療のためにUSP30の活性を調節するための方法を開示する。例えば、本開示の化合物及び組成物は、ミトコンドリア疾患、例えば、アルパース病、CPEO(慢性進行性外眼筋麻痺)、カーンズ・セイアー症候群(KSS)、レーベル遺伝性視神経症(LHON)、MELAS(ミトコンドリアミオパチー、脳筋症、乳酸アシドーシス、及び脳卒中様エピソード)、MERRF(ミオクローヌスてんかん・赤色ぼろ線維)、NARP(神経原性筋力低下、運動失調、及び網膜色素変性)、ならびにピアソン症候群の治療に有用である。加えて、本開示の化合物及び組成物は、他のUSP30関連疾患、例えば、慢性閉塞性肺疾患(COPD)及び特発性肺線維症(IPF)の治療にも有用である(Tsubouchi K,Araya J,Kuwano K.PINK1-PARK2-mediated mitophagy in COPD and IPF pathogeneses.Inflamm Regen.2018;38:18.Published 2018 Oct 24.doi:10.1186/s41232-018-0077-6、Kobayashi K,Araya J,Minagawa S,et al.Involvement of PARK2-Mediated Mitophagy in Idiopathic Pulmonary Fibrosis Pathogenesis.J Immunol.2016;197(2):504-516.doi:10.4049/jimmunol.1600265、Ryter SW,Rosas IO,Owen CA, et al.Mitochondrial Dysfunction as a Pathogenic Mediator of Chronic Obstructive Pulmonary Disease and Idiopathic Pulmonary Fibrosis.Ann Am Thorac Soc.2018;15(Suppl 4):S266-S272.doi:10.1513/AnnalsATS.201808-585MG、及びIto S,Araya J,Kurita Y,et al.PARK2-mediated mitophagy is involved in regulation of HBEC senescence in COPD pathogenesis.Autophagy.2015;11(3):547-559.doi:10.1080/15548627.2015.1017190)。代替的に、本開示の化合物及び組成物は、他のUSP30関連疾患、例えば、心血管疾患、腎疾患、肺線維症、眼科に関する状態、がん、認知疾患、及び他の関連状態の治療に有用である(Lin Q,Li S,Jiang N,et al.PINK1-parkin pathway of mitophagy protects against contrast-induced acute kidney injury via decreasing mitochondrial ROS and NLRP3 inflammasome activation.Redox Biol.2019;26:101254.doi:10.1016/j.redox.2019.101254、Wang Y,Cai J,Tang C,Dong Z.Mitophagy in Acute Kidney Injury and Kidney Repair.Cells.2020;9(2):338.Published 2020 Feb 1.doi:10.3390/cells9020338、Wang Y,Tang C,Cai J,et al.PINK1/Parkin-mediated mitophagy is activated in cisplatin nephrotoxicity to protect against kidney injury.Cell Death Dis.2018;9(11):1113.Published 2018 Nov 1.doi:10.1038/s41419-018-1152-2、及びTang C,Han H,Yan M,et al.PINK1-PRKN/PARK2 pathway of mitophagy is activated to protect against renal ischemia-reperfusion injury.Autophagy.2018;14(5):880-897.doi:10.1080/15548627.2017.1405880)。本開示の化合物は、ペルオキシソーム関連疾患(例えば、血管拡張性失調症変異、ハイムラー症候群、乳児レフスム病、新生児副腎白質ジストロフィー、根性点状軟骨異形成症、白質認知症、ゼルウィガー症候群、及びゼルウィガースペクトラム障害)の治療に有用である(Riccio et al.Deubiquitinating enzyme USP30 maintains basal peroxisome abundance by regulating pexophagy.J Cell Biol.2019;218(3):798-807.doi:10.1083/jcb.201804172、Marcassa et al.Dual role of USP30 in controlling basal pexophagy and mitophagy.EMBO Rep.2018;19(7):e45595.doi:10.15252/embr.201745595、及びNazarko TY.Pexophagy is responsible for 65% of cases of peroxisome biogenesis disorders.Autophagy.2017;13(5):991-994.doi:10.1080/15548627.2017.1291480)。
対象におけるUSP30関連の疾患または状態を治療する方法を開示する。本方法は、対象に、本明細書で提供する1つ以上の化合物または組成物の有効量を投与することを含み得る。1つの実施形態において、USP30関連疾患は、ミトコンドリア病である。ミトコンドリア病の例としては、限定されるものではないが、アルパース病、CPEO(慢性進行性外眼筋麻痺)、カーンズ・セイアー症候群(KSS)、レーベル遺伝性視神経症(LHON)、MELAS(ミトコンドリアミオパチー、脳筋症、乳酸アシドーシス、及び脳卒中様エピソード)、MERRF(ミオクローヌスてんかん・赤色ぼろ線維)、NARP(神経原性筋力低下、運動失調、及び網膜色素変性)、ならびにピアソン症候群が挙げられる。他の実施形態において、USP30関連疾患は、血管疾患(例えば、心血管疾患、または異常もしくは不十分な血流を示す組織での血管形成増加から利益を得られる任意の疾患)である。他の実施形態において、USP30関連疾患は、筋疾患(例えば、筋ジストロフィー)である。筋ジストロフィーの例としては、限定されるものではないが、デュシェンヌ型筋ジストロフィー、ベッカー型筋ジストロフィー、肢帯型筋ジストロフィー、先天性筋ジストロフィー、顔面肩甲上腕筋ジストロフィー、筋強直性筋ジストロフィー、眼咽頭型筋ジストロフィー、遠位筋ジストロフィー、及びエメリー・ドライフス型筋ジストロフィーが挙げられる。他の実施形態において、USP30関連疾患は、肺線維症の一形態である。他の実施形態において、USP30関連疾患は、自然老化または加齢関連疾患である(Sun N,Youle RJ,Finkel T.The Mitochondrial Basis of Aging.Mol Cell.2016;61(5):654-666.doi:10.1016/j.molcel.2016.01.028、Cornelissen T,Vilain S,Vints K,Gounko N,Verstreken P,Vandenberghe W.Deficiency of parkin and PINK1 impairs age-dependent mitophagy in Drosophila.Elife.2018;7:e35878.Published 2018 May 29.doi:10.7554/eLife.35878、Ryu D,Mouchiroud L,Andreux PA,et al.Urolithin A induces mitophagy and prolongs lifespan in C.elegans and increases muscle function in rodents.Nat Med.2016;22(8):879-888.doi:10.1038/nm.4132、Brown EE,Lewin AS,Ash JD.Mitochondria: Potential Targets for Protection in Age-Related Macular Degeneration.Adv Exp Med Biol.2018;1074:11-17.doi:10.1007/978-3-319-75402-4_2、及びIto et al.2015)。
いくつかの実施形態において、USP30関連の疾患または状態は、脱髄疾患、例えば、多発性硬化症、シャルコー・マリー・トゥース病、ペリツェウス・メルツバッハ病、脳脊髄炎、視神経脊髄炎、副腎白質ジストロフィー、またはギラン・バレー症候群である。
他の実施形態において、USP30関連疾患は、代謝性疾患である。代謝性疾患の例としては、限定されるものではないが、肥満、高トリグリセリド血症、高脂血症、低アルファリポタンパク血症、高コレステロール血症、脂質異常症、シンドロームX、II型糖尿病が挙げられる。
また他の実施形態において、USP30関連疾患は、筋構造障害である。筋構造障害の例としては、限定されるものではないが、ベスレムミオパチー、セントラルコア病、先天性線維型不均衡、遠位筋ジストロフィー(MD)、デュシェンヌ&ベッカー型MD、エメリー・ドライフス型MD、顔面肩甲上腕MD、ヒアリン体ミオパチー、肢帯型MD、筋ナトリウムチャネル障害、筋緊張性軟骨形成異常、筋緊張性ジストロフィー、筋細管ミオパチー、ネマリン小体病、眼咽頭MD、及びストレス性尿失禁が挙げられる。
さらに他の実施形態において、USP30関連疾患は、神経細胞活性化障害であり、神経細胞活性化障害の例としては、限定されるものではないが、筋萎縮性側索硬化症、シャルコー・マリー・トゥース病、ギラン・バレー症候群、ランバート・イートン症候群、多発性硬化症、重症筋無力症、神経病変、末梢神経障害、脊髄性筋萎縮症、遅発性尺骨神経麻痺、及び中毒性筋神経障害が挙げられる。他の実施形態において、USP30関連疾患は、筋疲労障害である。
筋疲労障害の例としては、限定されるものではないが、慢性疲労症候群、糖尿病(I型またはII型)、糖原病、線維筋痛症、フリードライヒ運動失調症、間欠性跛行、脂質蓄積ミオパチー、MELAS、ムコ多糖症、ポンペ病、及び甲状腺中毒性ミオパチーが挙げられる。
筋量障害の例としては、限定されるものではないが、悪液質、軟骨変性、脳性麻痺、コンパートメント症候群、重症疾患ミオパチー、封入体筋炎、筋萎縮症(廃用性)、サルコペニア、ステロイドミオパチー、全身性エリテマトーデスが挙げられる。
ベータ酸化疾患の例としては、限定されるものではないが、全身性カルニチントランスポーター、カルニチンパルミトイルトランスフェラーゼ(CPT)II欠損症、超長鎖アシルCoAデヒドロゲナーゼ(LCHADまたはVLCAD)欠損症、三機能酵素欠損症、中鎖アシルCoAデヒドロゲナーゼ(MCAD)欠損症、短鎖アシルCoAデヒドロゲナーゼ(SCAD)欠損症、及びリボフラビン応答性β酸化障害(RR-MADD)が挙げられる。
いくつかの実施形態において、USP30関連疾患は血管疾患である。血管疾患の例としては、限定されるものではないが、末梢血管不全、末梢血管疾患、間欠性跛行、末梢血管疾患(PVD)、末梢動脈疾患(PAD)、末梢動脈閉塞性疾患(PAOD)、及び末梢閉塞性動脈症が挙げられる。
眼血管系疾患の例としては、限定されるものではないが、加齢黄斑変性症(AMD)、スターガート病、高血圧性網膜症、糖尿病性網膜症、網膜症、黄斑変性、網膜出血、及び緑内障が挙げられる。
眼筋疾患の例としては、限定されるものではないが、斜視(内斜視/遊走眼/外斜視眼筋麻痺)、進行性外眼筋麻痺、内斜視、外斜視、屈折及び調節障害、遠視、近視、乱視、不同視、老視、調節障害、または内眼筋麻痺が挙げられる。また他の実施形態において、USP30関連疾患は、代謝性疾患である。
代謝障害の例としては、限定されるものではないが、高脂血症、脂質異常症、高コレステロール血症、高トリグリセリド血症、HDL低コレステロール血症、LDL高コレステロール血症、及び/またはHLD非コレステロール血症、VLDL高タンパク血症、異常リポタンパク血症、アポリポタンパクA-I低タンパク血症、粥状硬化症、動脈硬化疾患、心血管系疾患、脳血管疾患、末梢循環系疾患、メタボリックシンドローム、シンドロームX、肥満、糖尿病(I型またはII型)、高血糖、インスリン抵抗性。耐糖能異常、高インスリン血症、糖尿病合併症、心不全、心筋梗塞、心筋症、高血圧、非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)、非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)、血栓、パーキンソン病、アルツハイマー病、神経変性疾患、脱髄疾患、多発性硬化症、副腎白質ジストロフィー、皮膚炎、乾癬、ざ瘡、皮膚老化、異所発毛症、炎症、関節炎、喘息、過敏性腸症候群、潰瘍性大腸炎、クローン病、ならびに膵炎が挙げられる。
さらに他の実施形態において、USP30関連疾患は、がんである。がんの例としては、限定されるものではないが、結腸、大腸、皮膚、乳房、前立腺、卵巣、及び/または肺のがんが挙げられる。
他の実施形態において、USP30関連疾患は、虚血性傷害である。虚血性傷害の例としては、限定されるものではないが、心虚血(例えば、心筋梗塞)、脳虚血(例えば、急性虚血性脳卒中、血管性認知症などの慢性脳虚血、及び一過性脳虚血発作(TIA))、腸虚血(例えば、虚血性大腸炎)、四肢虚血(例えば、急性上肢虚血または下肢虚血)、皮下虚血(例えば、チアノーゼまたは壊疽)、ならびに虚血性臓器傷害(例えば、虚血性腎傷害(IRI))が挙げられる。
さらに他の実施形態において、USP30関連疾患は、腎疾患である。腎疾患の例としては、限定されるものではないが、糸球体腎炎、糸球体硬化症、ネフローゼ症候群、高血圧性腎硬化症、急性腎炎、再発性血尿、持続性血尿、慢性腎炎、急速進行性腎炎、急性腎傷害(急性腎不全としても知られている)、慢性腎不全、糖尿病性腎症、またはバーター症候群が挙げられる。
USP30阻害剤は当技術分野で知られているが、より有効なまたは有利な医薬的に意義のある新規の阻害剤を提供する必要性が継続的に存在する。例えば、活性の増加、他の脱ユビキチン化酵素(DUB)(例えば、USP8、USP15、及びUSP16)と比較した選択性、ならびにADMET(吸収、分布、代謝、排泄、及び/または毒性)特性を備える化合物である。したがって、いくつかの実施形態において、本発明は、他のDUBに対し選択性を示すUSP30阻害剤を提供する。
USP8は、USP30と同じ系統樹内のDUBであり、ミトコンドリアに局在し、K6結合脱ユビキチン化を媒介する(Kemp M:Recent Advances in the Discovery of Deubiquitinating Enzyme Inhibitors.Prog Med Chem 2016, 55:149-192)。USP8はパーキンの脱ユビキチン化もできるため、マイトファジー経路に影響を及ぼし得る。さらに、USP8ノックアウトに起因する胚性致死(Niendorf et al.,Essential role of ubiquitin-specific protease 8 for receptor tyrosine kinase stability and endocytic trafficking in vivo.Mol Cell Biol 2007,27:5029-5039.PMC1951504.)は、USP8阻害が有害な毒性を有し得ることを示唆する。USP15もミトコンドリアに局在し、パーキンに媒介されるマイトファジーを変化させる可能性がある(Coyne and Wing,The business of deubiquitination - location,location,location.F1000Res 2016,5.PMC4755399.)。USP16は、その触媒三残基の一部としてのアスパラギン酸が欠如している点でUSP30に類似しており(Gersch et al,Mechanism and regulation of Lys6-selective deubiquitinase USP30.Nat Struct Mol Biol 2017,24:920-930.PMC5757785、Nijman et al.,A genomic and functional inventory of the deubiquitinating enzymes.Cell 2005,123:773-786、Mevissen and Komander,Mechanisms of Deubiquitinase Specificity and Regulation.Annu Rev Biochem 2017,86:159-192.)、この遺伝子のノックアウトは胚性致死となる。
本明細書で使用する場合、「治療」、「治療する」、及び「治療すること」という用語は、本明細書に記載の疾患もしくは障害、またはその1つ以上の症状を反転、軽減すること、その発症を遅延させること、またはその進行を阻害することを指す。いくつかの実施形態において、治療は、1つ以上の症状が発生した後に投与することができる。他の実施形態において、治療は、症状の不在下で投与することができる。例えば、治療は、症状の発症前に(例えば、症状歴を踏まえて、及び/または遺伝的因子もしくは他の感受性因子を踏まえて)、感受性を有する対象に投与することができる。また、治療は、症状が解消した後も、例えば、症状の再発を予防または遅延させるために、継続することができる。
提供される化合物は、USP30の阻害剤であるため、USP30の活性に関連する1つ以上の障害を治療するのに有用である。したがって、ある特定の実施形態において、本発明は、USP30媒介性障害を治療するための方法であって、それを必要とする対象に、本発明の化合物またはその医薬的に許容される組成物を投与するステップを含む、方法を提供する。
本明細書で使用する場合、「USP30媒介性」の障害、疾患、及び/または状態とは、USP30が役割を担うことが知られている任意の疾患または他の有害な状態を意味する。したがって、本発明の別の実施形態は、USP30が役割を担うことが知られている1つ以上の疾患の治療またはその重症度の軽減に関する。
さらに、本発明は、USP30媒介性の障害の治療のための医薬品の調製のための、本明細書の定義に従う化合物、その医薬的に許容される塩またはその水和物もしくは溶媒和物の使用を提供する。
また、本発明の組合せが併用され得る薬剤の例としては、限定されるものではないが、以下のものが挙げられる。アルツハイマー病の治療薬(例えば、Aricept(登録商標)及びExcelon(登録商標)、HIVの治療薬(例えば、リトナビル)、パーキンソン病の治療薬(例えば、L-DOPA/カルビドパ、エンタカポン、ロピニロール(ropinrole)、プラミペキソール、ブロモクリプチン、ペルゴリド、トリヘキシフェンジル、及びアマンタジン)、多発性硬化症(MS)の治療薬(例えば、ベータインターフェロン(例えば、Avorex(登録商標)及びRebif(登録商標))、Copaxone(登録商標)、ならびにミトキサントロン)、喘息の治療薬(例えば、アルブテロール及びSingulair(登録商標))、統合失調症の治療薬(例えば、ジプレキサ、リスパダール、セロクエル、及びハロペリドール)、抗炎症剤(例えば、コルチコステロイド、TNFブロッカー、IL-1 RA、アザチオプリン、シクロホスファミド、及びスルファサラジン)、免疫調節剤及び免疫抑制剤(例えば、シクロスポリン、タクロリムス、ラパマイシン、ミコフェノール酸モフェチル、インターフェロン、コルチコステロイド、シクロホスファミド、アザチオプリン、及びスルファサラジン)、神経栄養因子(例えば、アセチルコリンエステラーゼ阻害剤、MAO阻害剤、インターフェロン、抗痙攣剤、イオンチャネルブロッカー、リルゾール、及び抗パーキンソン剤)、心血管疾患を治療するための薬剤(例えば、ベータブロッカー、ACE阻害剤、利尿剤、硝酸塩、カルシウムチャネルブロッカー、及びスタチン)、肝疾患を治療するための薬剤(例えば、コルチコステロイド、コレスチラミン、インターフェロン、及び抗ウイルス剤)、血液障害を治療するための薬剤(例えば、コルチコステロイド、抗白血病剤、及び成長因子)、薬物動態を持続または改善する薬剤(例えば、シトクロムP450阻害剤(すなわち、代謝分解阻害剤)及びCYP3A4阻害剤(例えば、ケトコナゾール及びリトナビル))、ならびに免疫不全障害を治療するための薬剤(例えば、ガンマグロブリン)。
このような追加の薬剤は、複数回薬用量レジメンの一部として、提供される併用治療薬とは別に投与することができる。代替的に、これらの薬剤は、本発明の化合物と共に混合して単一の組成物とした単一剤形の一部であってもよい。複数回薬用量レジメンの一部として投与される場合、2つの活性薬剤は同時に、順次、または互いから一定時間以内(通常は5時間以内)に供することができる。
本明細書で使用する場合、「組合せ」「組み合わされた」という用語及び関連する用語は、本発明に従う治療剤の同時または順次の投与を指す。例えば、本発明の組合せは、別の治療剤と同時または順次に、別々の単位剤形でまたは単一の単位剤形で一緒に、投与することができる。
本発明の組成物中に存在する追加の治療剤の量は、その治療剤を唯一の活性薬剤として含む組成物中の通常投与されるであろう量より多くなることはない。好ましくは、本開示の組成物中の追加の治療剤の量は、その治療剤を唯一の治療活性薬剤として含む組成物中に通常存在する量の約50%~約100%の範囲となる。
1つの実施形態において、本発明は、式Iまたは式I’の化合物と、1つ以上の追加の治療剤とを含む組成物を提供する。治療剤は、式Iまたは式I’の化合物と一緒に投与することも、式Iまたは式I’の化合物の投与前または投与後に投与することもできる。好適な治療剤については、以下でさらに詳しく説明する。ある特定の実施形態において、式Iまたは式I’の化合物は、治療剤の最大5分前、10分前、15分前、30分前、1時間前、2時間前、3時間前、4時間前、5時間前、6時間前、7時間前、8時間前、9時間前、10時間前、11時間前、12時間前、13時間前、14時間前、15時間前、16時間前、17時間前、または18時間前に投与することができる。他の実施形態において、式Iまたは式I’の化合物は、治療剤の最大5分後、10分後、15分後、30分後、1時間後、2時間後、3時間後、4時間後、5時間後、6時間後、7時間後、8時間後、9時間後、10時間後、11時間後、12時間後、13時間後、14時間後、15時間後、16時間後、17時間後、または18時間後に投与することができる。
別の実施形態において、本発明は、炎症性疾患、障害、または状態の治療を必要とする患者に、式Iまたは式I’の化合物及び1つ以上の追加の治療剤を投与することにより、それを行う方法を提供する。このような追加の治療剤は、小分子または組換え生物学的薬剤であり得、例えば、以下のものが挙げられる:アセトアミノフェン、非ステロイド抗炎症薬(NSAIDs)(例えば、アスピリン、イブプロフェン、ナプロキセン、エトドラク(Lodine(登録商標))、及びセレコキシブ)、コルヒチン(Colcrys(登録商標))、コルチコステロイド(例えば、プレドニゾン、プレドニゾロン、メチルプレドニゾロン、ヒドロコルチゾンなど)、プロベネシド、アロプリノール、フェブキソスタット(Uloric(登録商標))、スルファサラジン(Azulfidine(登録商標))、抗マラリア剤(例えば、ヒドロキシクロロキン(Plaquenil(登録商標))及びクロロキン(Aralen(登録商標)))、メトトレキサート(Rheumatrex(登録商標))、金塩(例えば、金チオグルコース(Solganal(登録商標))、金チオリンゴ酸(Myochrysine(登録商標))、及びオーラノフィン(Ridaura(登録商標)))、D-ペニシラミン(Depen(登録商標)またはCuprimine(登録商標))、アザチオプリン(Imuran(登録商標))、シクロホスファミド(Cytoxan(登録商標))、クロラムブシル(Leukeran(登録商標))、シクロスポリン(Sandimmune(登録商標))、レフルノミド(Arava(登録商標))及び「抗TNF」剤(例えば、エタネルセプト(Enbrel(登録商標))、インフリキシマブ(Remicade(登録商標))、ゴリムマブ(Simponi(登録商標))、セルトリズマブペゴール(Cimzia(登録商標))及びアダリムマブ(Humira(登録商標)))、「抗IL-1」剤(例えば、アナキンラ(Kineret(登録商標))及びリロナセプト(Arcalyst(登録商標)))、カナキヌマブ(Ilaris(登録商標))、抗Jak阻害剤(例えば、トファシチニブ)、抗体(例えば、リツキシマブ(Rituxan(登録商標)))、「抗T細胞」剤(例えば、アバタセプト(Orencia(登録商標)))、「抗IL-6」剤(例えば、トシリズマブ(Actemra(登録商標)))、ジクロフェナク、コルチゾン、ヒアルロン酸(Synvisc(登録商標)またはHyalgan(登録商標))、モノクローナル抗体(例えば、タネズマブ)、抗凝固剤(例えば、ヘパリン(Calcinparine(登録商標)またはLiquaemin(登録商標))、及びワルファリン(Coumadin(登録商標)))、止痢剤(例えば、ジフェノキシラート(Lomotil(登録商標))及びloperamide(Imodium(登録商標)))、胆汁酸結合剤(例えば、コレスチラミン、アロセトロン(Lotronex(登録商標))、ルビプロストン(Amitiza(登録商標))、緩下剤(例えば、マグネシア乳、ポリエチレングリコール(MiraLax(登録商標))、Dulcolax(登録商標)、Correctol(登録商標)、及びSenokot(登録商標))、抗コリン作用薬または鎮痙剤(例えば、ジサイクロミン(Bentyl(登録商標))、Singulair(登録商標))、ベータ2アゴニスト(例えば、アルブテロール(Ventolin(登録商標)HFA、Proventil(登録商標)HFA)、レバルブテロール(Xopenex(登録商標))、メタプロテレノール(Alupent(登録商標))、ピルブテロール酢酸塩(Maxair(登録商標))、テルブタリン硫酸塩(Brethaire(登録商標))、サルメテロールキシナホ酸塩(Serevent(登録商標))、ホルモテロール(Foradil(登録商標)))、抗コリン剤(例えば、イプラトロピウム臭化物(Atrovent(登録商標))及びチオトロピウム(Spiriva(登録商標)))、吸入コルチコステロイド(例えば、ベクロメタゾンジプロピオン酸エステル(Beclovent(登録商標)、Qvar(登録商標)、及びVanceril(登録商標)))、トリアムシノロンアセトニド(Azmacort(登録商標))、モメタゾン(Asthmanex(登録商標))、ブデソニド(Pulmocort(登録商標))、及びフルニソリド(Aerobid(登録商標)))、Afviar(登録商標)、Symbicort(登録商標)、Dulera(登録商標)、クロモリンナトリウム(Intal(登録商標))、メチルキサンチン(例えば、テオフィリン(Theo-Dur(登録商標)、Theolair(登録商標)、Slo-bid(登録商標)、Uniphyl(登録商標)、Theo-24(登録商標))、及びアミノフィリン)、IgE抗体(例えば、オマリズマブ(Xolair(登録商標))、ヌクレオシド型逆転写酵素阻害剤(例えば、ジドブジン(Retrovir(登録商標))、アバカビル(Ziagen(登録商標))、アバカビル/ラミブジン(Epzicom(登録商標))、アバカビル/ラミブジン/ジドブジン(Trizivir(登録商標))、ジダノシン(Videx(登録商標))、エムトリシタビン(Emtriva(登録商標))、ラミブジン(Epivir(登録商標))、ラミブジン/ジドブジン(Combivir(登録商標))、スタブジン(Zerit(登録商標))、及びザルシタビン(Hivid(登録商標)))、非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤(例えば、デラビルジン(Rescriptor(登録商標))、エファビレンツ(Sustiva(登録商標))、ネビラピン(nevairapine)(Viramune(登録商標))、及びエトラビリン(Intelence(登録商標)))、ヌクレオチド系逆転写酵素阻害剤(例えば、テノホビル(Viread(登録商標)))、プロテアーゼ阻害剤(例えば、アンプレナビル(Agenerase(登録商標))、アタザナビル(Reyataz(登録商標))、ダルナビル(Prezista(登録商標))、ホサンプレナビル(Lexiva(登録商標))、インジナビル(Crixivan(登録商標))、ロピナビル・リトナビル(Kaletra(登録商標))、ネルフィナビル(Viracept(登録商標))、リトナビル(Norvir(登録商標))、サキナビル(Fortovase(登録商標)またはInvirase(登録商標))、チプラナビル(Aptivus(登録商標)))、侵入阻害剤(例えば、エンフビルチド(Fuzeon(登録商標))及びマラビロック(Selzentry(登録商標)))、インテグラーゼ阻害剤(例えば、ラルテグラビル(Isentress(登録商標)))、ドキソルビシン(Hydrodaunorubicin(登録商標))、ビンクリスチン(Oncovin(登録商標))、ボルテゾミブ(Velcade(登録商標))、ならびにデキサメタゾン(Decadron(登録商標))とレナリドミド(Revlimid(登録商標))との組合せ、またはこれらの任意の組合せ(複数可)。
別の実施形態において、本発明は、関節リウマチを治療する方法であって、それを必要とする患者に、式Iまたは式I’の化合物と、非ステロイド系抗炎症薬(NSAIDs)(例えば、アスピリン、イブプロフェン、ナプロキセン、エトドラク(Lodine(登録商標))、及びセレコキシブ)、コルチコステロイド(例えば、プレドニゾン、プレドニゾロン、メチルプレドニゾロン、ヒドロコルチゾンなど)、スルファサラジン(Azufidine(登録商標))、抗マラリア剤(例えば、ヒドロキシクロロキン(Plaquenil(登録商標))及びクロロキン(Aralen(登録商標)))、メトトレキサート(Rheumatrex(登録商標))、金塩(例えば、金チオグルコース(Solganal(登録商標))、金チオリンゴ酸(Myochrysine(登録商標))、及びオーラノフィン(Ridaura(登録商標)))、D-ペニシラミン(Depen(登録商標)またはCuprimine(登録商標))、アザチオプリン(Imuran(登録商標))、シクロホスファミド(Cytoxan(登録商標))、クロラムブシル(Leukeran(登録商標))、シクロスポリン(Sandimmune(登録商標))、レフルノミド(Arava(登録商標))、ならびに「抗TNF」剤(例えば、エタネルセプト(Embrel(登録商標))、インフリキシマブ(Remicade(登録商標))、ゴリムマブ(Simponi(登録商標))、セルトリズマブ・ペゴール(Cimzia(登録商標))、及びアダリムマブ(Humira(登録商標)))、抗IL-1剤(例えば、アナキンラ(Kineret(登録商標))及びリロナセプト(Arcalyst(登録商標)))、抗体(例えば、リツキシマブ(Rituxan(登録商標))などの抗体、「抗T細胞」剤(例えば、アバタセプト(Orencia(登録商標))、ならびに「抗IL-6」剤(例えば、トシリズマブ(アクテムラ(登録商標))から選択される、1つ以上の追加の治療剤とを投与することを含む、方法を提供する。
いくつかの実施形態において、本発明は、変形性関節症を治療する方法であって、それを必要とする患者に、式Iまたは式I’の化合物と、アセトアミノフェン、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)(例えば、アスピリン、イブプロフェン、ナプロキセン、エトドラク(Lodine(登録商標))、及びセレコキシブ)、ジクロフェナク、コルチゾン、ヒアルロン酸(Synvisc(登録商標)またはHyalgan(登録商標))、モノクローナル抗体(例えば、タネツマブ)から選択される1つ以上の追加の治療剤とを投与することを含む、方法を提供する。
いくつかの実施形態において、本発明は、全身性エリテマトーデスを治療する方法であって、それを必要とする患者に、式Iまたは式I’の化合物と、アセトアミノフェン、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)(例えば、アスピリン、イブプロフェン、ナプロキセン、エトドラク(Lodine(登録商標))、及びセレコキシブ)、コルチコステロイド(例えば、プレドニゾン、プレドニゾロン、メチルプレドニゾロン、ヒドロコルチゾンなど)、抗マラリア剤(例えば、ヒドロキシクロロキン(Plaquenil(登録商標))及びクロロキン(Aralen(登録商標)))、シクロホスファミド(Cytoxan(登録商標))、メトトレキサート(Rheumatrex(登録商標))、アザチオプリン(Imuran(登録商標))、ならびに抗凝固剤(例えば、ヘパリン(Calcinparine(登録商標)またはLiquaemin(登録商標))、及びワルファリン(Coomadin(登録商標)))から選択される1つ以上の追加の治療剤とを投与することを含む、方法を提供する。
いくつかの実施形態において、本発明は、クローン病、潰瘍性大腸炎、または炎症性腸疾患を治療する方法であって、それを必要とする患者に、式Iまたは式I’の化合物と、メサラミン(Asacol(登録商標))、スルファサラジン(Azulfidine(登録商標))、止痢薬(例えば、ジフェノキシレート(Lomotil(登録商標))及びロペラミド(Imodium(登録商標)))、胆汁酸結合剤(例えば、コレスチラミン、アロセトロン(Lotronex(登録商標))、ルビプロストン(Amitiza(登録商標)))、緩下剤(例えば、マグネシア乳、ポリエチレングリコール(MiraLax(登録商標))、Dulcolax(登録商標)、Correctol(登録商標)、及びSenokot(登録商標))、ならびに抗コリン作用薬または鎮痙薬(例えば、ジシクロミン(Bentyl(登録商標)))、抗TNF療法、ステロイド、ならびに抗生剤(例えば、Flagylまたはシプロフロキサシン)から選択される1つ以上の追加の治療剤とを投与することを含む、方法を提供する。
いくつかの実施形態において、本発明は、喘息を治療する方法であって、それを必要とする患者に、式Iまたは式I’の化合物と、Singulair(登録商標)、ベータ2アゴニスト(例えば、アルブテロール(Ventolin(登録商標)HFA、Proventil(登録商標)HFA)、レバルブテロール(Xopenex(登録商標))、メタプロテレノール(Alupent(登録商標))、酢酸ピルブテロール(Maxair(登録商標))、硫酸テルブタリン(Brethaire(登録商標))、サルメテロールキシナホ酸塩(Serevent(登録商標))、及びホルモテロール(Foradil(登録商標)))、抗コリン作用薬(例えば、イプラトロピウム臭化物(Atrovent(登録商標))及びチオトロピウム(Spiriva(登録商標)))、吸入コルチコステロイド(例えば、プレドニゾン、プレドニゾロン、ジプロピオン酸ベクロメタゾン(Beclovent(登録商標)、Qvar(登録商標)、及びVanceril(登録商標))、トリアムシノロンアセトニド(Azmacort(登録商標))、モメタゾン(Asthmanex(登録商標))、ブデソニド(Pulmocort(登録商標))、フルニソリド(Aerobid(登録商標))、Afviar(登録商標)、Symbicort(登録商標)、及びDulera(登録商標))、クロモリンナトリウム(Intal(登録商標))、メチルキサンチン(例えば、テオフィリン(Theo-Dur(登録商標)、Theolair(登録商標)、Slo-bid(登録商標)、Uniphyl(登録商標)、Theo-24(登録商標))及びアミノフィリン)、ならびにIgE抗体(例えば、オマリズマブ(Xolair(登録商標))から選択される1つ以上の追加の治療剤とを投与することを含む、方法を提供する。
いくつかの実施形態において、本発明は、COPDを治療する方法であって、それを必要とする患者に、式Iまたは式I’の化合物と、ベータ2アゴニスト(例えば、アルブテロール(Ventolin(登録商標)HFA、Proventil(登録商標)HFA)、レバルブテロール(Xopenex(登録商標))、メタプロテレノール(Alupent(登録商標))、酢酸ピルブテロール(Maxair(登録商標))、硫酸テルブタリン(Brethaire(登録商標))、サルメテロールキシナホ酸塩(Serevent(登録商標))及びホルモテロール(Foradil(登録商標))、抗コリン作用薬(例えば、イプラトロピウム臭化物(Atrovent(登録商標))及びチオトロピウム(Spiriva(登録商標)))、メチルキサンチン(例えば、テオフィリン(Theo-Dur(登録商標)、Theolair(登録商標)、Slo-bid(登録商標)、Uniphyl(登録商標)、Theo-24(登録商標))及びアミノフィリン)、吸入コルチコステロイド(例えば、プレドニゾン、プレドニゾロン、ジプロピオン酸ベクロメタゾン(Beclovent(登録商標)、Qvar(登録商標)、及びVanceril(登録商標)))、トリアムシノロンアセトニド(Azmacort(登録商標))、モメタゾン(Asthmanex(登録商標))、ブデソニド(Pulmocort(登録商標))、フルニソリド(Aerobid(登録商標))、Afviar(登録商標)、Symbicort(登録商標)、及びDulera(登録商標)))から選択される1つ以上の追加の治療剤とを投与することを含む、方法を提供する。
別の実施形態において、本発明は、血液学的悪性腫瘍を治療する方法であって、それを必要とする患者に、式Iまたは式I’の化合物と、リツキシマブ(Rituxan(登録商標))、シクロホスファミド(Cytoxan(登録商標))、ドキソルビシン(Hydrodaunorubicin(登録商標))、ビンクリスチン(Oncovin(登録商標))、プレドニゾン、ヘッジホッグシグナル伝達阻害剤、BTK阻害剤、JAK/汎JAK阻害剤、PI3K阻害剤、SYK阻害剤、及びこれらの組合せから選択される1つ以上の追加の治療剤とを投与することを含む、方法を提供する。
別の実施形態において、本発明は、固形腫瘍を治療する方法であって、それを必要とする患者に、式Iまたは式I’の化合物と、リツキシマブ(Rituxan(登録商標))、シクロホスファミド(Cytoxan(登録商標))、ドキソルビシン(Hydrodaunorubicin(登録商標))、ビンクリスチン(Oncovin(登録商標))、プレドニゾン、ヘッジホッグシグナリング阻害剤、BTK阻害剤、JAK/汎JAK阻害剤、PI3K阻害剤、SYK阻害剤、及びこれらの組合せから選択される1つ以上の追加の治療剤とを投与することを含む、方法を提供する。
別の実施形態において、本発明は、血液学的悪性腫瘍を治療する方法であって、それを必要とする患者に、式Iまたは式I’の化合物と、ヘッジホッグ(Hh)シグナル伝達経路阻害剤とを投与することを含む、方法を提供する。いくつかの実施形態において、血液学的悪性腫瘍はDLBCLである(Ramirez et al “Defining causative factors contributing in the activation of hedgehog signaling in diffuse large B-cell lymphoma”Leuk.Res.(2012)(7月17日オンライン公開;その全体が参照により本明細書に援用される)。
別の実施形態において、本発明は、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)を治療する方法であって、それを必要とする患者に、式Iまたは式I’の化合物と、リツキシマブ(Rituxan(登録商標))、シクロホスファミド(Cytoxan(登録商標))、ドキソルビシン(Hydrodaunorubicin(登録商標))、ビンクリスチン(Oncovin(登録商標))、プレドニン、ハリネズミシグナル阻害剤、及びこれらの組合せから選択される1つ以上の追加の治療剤とを投与することを含む、方法を提供する。
別の実施形態において、本発明は、多発性骨髄腫を治療する方法であって、それを必要とする患者に、式Iまたは式I’の化合物と、ボルテゾミブ(Velcade(登録商標))、及びデキサメタゾン(Decadron(登録商標))、ヘッジホッグシグナル伝達阻害剤、BTK阻害剤、JAK/汎JAK阻害剤、TYK2阻害剤、PI3K阻害剤、SYK阻害剤とレナリドミド(Revlimid(登録商標))との組合せから選択される1つ以上の追加の治療薬とを投与することを含む、方法を提供する。
別の実施形態において、本発明は、疾患を治療するかまたは疾患の重症度を低下する方法であって、それを必要とする患者に、式Iまたは式I’の化合物及びBTK阻害剤を投与することを含む、方法を提供し、当該疾患は、炎症性腸疾患、関節炎、全身性エリテマトーデス(SLE)、血管炎、特発性血小板減少性紫斑病(ITP)、関節リウマチ、乾癬性関節炎、変形性関節症、スティル病、若年性関節炎、糖尿病、重症筋無力症、橋本病、オード甲状腺炎、グレーブス病、自己免疫性甲状腺炎、シェーグレン症候群、多発性硬化症、全身性硬化症、ライム神経ボレリア症、ギラン・バレー症候群、急性散在性脳脊髄炎、アジソン病、オプソクローヌス・ミオクローヌス症候群、強直性脊椎症、抗リン脂質抗体症候群、再生不良性貧血、自己免疫性肝炎、自己免疫性胃炎、悪性貧血、セリアック病、グッドパスチャー症候群、特発性血小板減少性紫斑病、視神経炎、強皮症、原発性胆汁性肝硬変、ライター症候群、高安動脈炎、側頭動脈炎、温熱性自己免疫性溶血性貧血、ウェゲナー肉芽腫症、乾癬、全身性脱毛症、ベーチェット病、慢性疲労、自律神経障害、膜性糸球体腎症、子宮内膜症、間質性膀胱炎、尋常性天疱瘡、水疱性類天疱瘡、神経性筋強直、強皮症、外陰部痛、過剰増殖性疾患、移植臓器または移植組織の拒絶反応、後天性免疫不全症候群(AIDS、HIVとしても知られている)、1型糖尿病、移植片対宿主病、移植、輸血、アナフィラキシー、アレルギー(例えば、植物の花粉、ラテックス、薬物、食品、昆虫毒、動物の毛、動物の鱗屑、チリダニ、またはゴキブリ傘部(calyx)に対するアレルギー)、I型過敏症、アレルギー性結膜炎、アレルギー性鼻炎、及びアトピー性皮膚炎、喘息、虫垂炎、アトピー性皮膚炎、喘息、アレルギー、眼瞼炎、細気管支炎、気管支炎、滑液包炎、子宮頸管炎、胆管炎、胆嚢炎、慢性移植片拒絶反応、大腸炎、結膜炎、クローン病、膀胱炎、涙腺炎、皮膚炎、皮膚筋炎、脳炎、心内膜炎、子宮内膜炎、腸炎、全腸炎、上顎炎、精巣上体炎、筋膜炎、結合組織炎、胃炎、胃腸炎、ヘノッホ・シェーンライン紫斑病、肝炎、化膿性汗腺炎、免疫グロブリンA腎症、間質性肺疾患、喉頭炎、乳腺炎、髄膜炎、脊髄炎、心筋炎、腎炎、卵巣炎、精巣炎、骨炎、耳炎、膵炎、耳下腺炎、心膜炎、腹膜炎、咽頭炎、胸膜炎、静脈炎、間質性肺炎、肺炎、多発性筋炎、直腸炎、前立腺炎、腎盂腎炎、鼻炎、唾液腺炎、副鼻腔炎、口内炎、滑膜炎、腱炎、扁桃炎、潰瘍性大腸炎、ぶどう膜炎、膣炎、血管炎、または外陰炎、B細胞増殖性障害、例えば、びまん性大B細胞リンパ腫、濾胞性リンパ腫、慢性リンパ球性リンパ腫、慢性リンパ性白血病、急性リンパ性白血病、B細胞性前リンパ球性白血病、リンパ形質細胞性リンパ腫/ワルデンシュトレームマクログロブリン血症、脾臓辺縁帯リンパ腫、多発性骨髄腫(形質細胞骨髄腫としても知られている)、非ホジキンリンパ腫、ホジキンリンパ腫、形質細胞腫、節外辺縁帯B細胞リンパ腫、節性辺縁帯B細胞リンパ腫、マントル細胞リンパ腫、縦隔(胸腺)大B細胞リンパ腫、血管内大B細胞リンパ腫、原発性滲出性リンパ腫、バーキットリンパ腫/白血病、またはリンパ腫様肉芽腫症、乳癌、前立腺癌、またはマスト細胞癌(例えば、マスト細胞腫、マスト細胞白血病、マスト細胞肉腫、全身性マスト細胞症)、骨癌、大腸癌、膵臓癌、骨及び関節の疾患(限定されるものではないが、関節リウマチを含む)、血清反応陰性脊椎関節症(強直性脊椎炎、乾癬性関節炎、及びライター病を含む)、ベーチェット病、シェーグレン症候群、全身性硬化症、骨粗鬆症、骨癌、骨転移、血栓塞栓性障害(例えば、心筋梗塞、狭心症、血管形成術後の再閉塞、血管形成術後の再狭窄、大動脈冠状動脈バイパス後の再閉塞、大動脈冠状動脈バイパス後の再狭窄、脳卒中、一過性虚血、末梢動脈閉塞障害、肺塞栓症、深部静脈血栓症)、炎症性骨盤疾患、尿道炎、皮膚の日焼け、副鼻腔炎、間質性肺炎、脳炎、髄膜炎、心筋炎、腎炎、骨髄炎、筋炎、肝炎、胃炎、腸炎、皮膚炎、歯肉炎、虫垂炎、膵炎、胆嚢炎(cholocystitus)、無ガンマグロブリン血症、乾癬、アレルギー、クローン病、過敏性腸症候群、潰瘍性大腸炎、シェーグレン病、組織移植片拒絶反応、移植臓器の超急性拒絶反応、喘息、アレルギー性鼻炎、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、多腺性自己免疫疾患(多腺性自己免疫症候群としても知られている)、自己免疫性脱毛症、悪性貧血、糸球体腎炎、皮膚筋炎、多発性硬化症、強皮症、血管炎、自己免疫性溶血・血小板減少状態、グッドパスチャー症候群、アテローム性動脈硬化症、アジソン病、パーキンソン病、アルツハイマー病、糖尿病、敗血症性ショック、全身性エリテマトーデス(SLE)、関節リウマチ、乾癬性関節炎、若年性関節炎、変形性関節症、慢性特発性血小板減少性紫斑病、ワルデンシュトレームマクログロブリン血症、重症筋無力症、橋本甲状腺炎、アトピー性皮膚炎、変性関節疾患、白斑、自己免疫性下垂体機能低下症、ギランバレー症候群、ベーチェット病、強皮症、菌状息肉症、急性炎症応答(例えば、急性呼吸困難症候群、虚血再灌流障害、及び/または虚血/再灌流障害)、ならびにグレーブス病から選択される。
別の実施形態において、本発明は、疾患を治療するかまたは疾患の重症度を軽減する方法であって、それを必要とする患者に、式Iまたは式I’の化合物及びPI3K阻害剤を投与することを含む、方法を提供し、当該疾患は、がん、神経変性障害、血管新生障害、ウイルス性疾患、自己免疫疾患、炎症性障害、ホルモン関連疾患、臓器移植に関連する状態、免疫不全障害、破壊性骨障害、増殖性障害、感染疾患、細胞死に関連する状態、トロンビン誘導血小板凝集、慢性骨髄性白血病(CML)、慢性リンパ性白血病(CLL)、肝臓疾患、T細胞活性化を伴う病的免疫状態、心血管障害、及びCNS障害から選択される。
別の実施形態において、本発明は、疾患を治療するかまたは疾患の重症度を軽減する方法であって、それを必要とする患者に、式Iまたは式I’の化合物及びPI3K阻害剤を投与することを含む、方法を提供し、当該疾患は、以下臓器の良性または悪性の腫瘍、がん、または固形腫瘍:脳、腎臓(例えば、腎細胞癌(RCC))、肝臓、副腎、膀胱、乳房、胃、胃腫瘍、卵巣、結腸、直腸、前立腺、膵臓、肺、膣、子宮内膜、子宮頸部、精巣、生殖器、食道、喉頭、皮膚、骨、または甲状腺、肉腫、膠芽腫、神経芽腫、多発性骨髄腫、または胃腸癌、特に結腸癌もしくは大腸腺腫、または頭頚部の腫瘍、表皮過形成、乾癬、前立腺過形成、新生物、上皮性の新生物、腺腫、腺癌、ケラトアカントーマ、表皮癌、大細胞癌、非小細胞肺癌、リンパ腫(例えば、非ホジキンリンパ腫(NHL)及びホジキンリンパ腫(ホジキンもしくはホジキン病とも呼ばれる))、乳腺癌、濾胞癌、未分化癌、乳頭癌、精巣癌、黒色腫、または白血病、カウデン症候群、レルミット・デュクロ(Lhermitte-Dudos)病、及びバナヤン・ゾナナ症候群を含む疾患、またはPI3K/PKB経路が異常に活性化されている疾患、あらゆるタイプ及び起源の喘息(内因性(非アレルギー性)喘息及び外因性喘息、軽度喘息、中等度喘息、重度喘息、気管支喘息、運動誘発性喘息、職業喘息、ならびに細菌感染後に誘発される喘息を含む)、急性肺損傷(ALI)、成人性/急性呼吸窮迫症候群(ARDS)、慢性閉塞性肺、気道、または肺疾患(COPD、COAD、もしくはCOLD))(慢性気管支炎またはそれに伴う呼吸困難を含む)、肺気腫、及び他の薬物療法(特に、他の吸入薬物療法に起因する気道過活動の悪化を含む)、あらゆるタイプまたは起源の気管支炎(限定されるものではないが、急性、アラキドン酸(arachidic)、カタル性、クループ(croupus)、慢性、または結核様気管支炎を含む)、あらゆるタイプまたは起源のじん肺(炎症性、一般的には職業性の肺疾患であり、しばしば気道閉塞(慢性または急性)を伴い、粉塵の反復吸入によって引き起こされる)(例えば、アルミニウム肺症、炭粉症、アスベスト症、石粉症、ダチョウ肺塵症、鉄肺症、珪肺症、タバコ症、及び綿肺症を含む)、レフレル症候群、好酸球性、肺炎、寄生生物(特に、後生動物)の寄生(熱帯性好酸球増加症を含む)、気管支肺アスペルギルス症、結節性多発動脈炎(チャーグ・ストラウス症候群を含む)、薬剤反応による好酸球性肉芽腫及び好酸球関連気道障害、乾癬、接触皮膚炎、アトピー性皮膚炎、円形脱毛症、多形紅斑、疱疹状皮膚炎、強皮症、白斑、過敏性血管炎、蕁麻疹、水疱性類天疱瘡、エリテマトーデス、天疱瘡、後天性表皮水疱症、結膜炎、乾性角結膜炎、春季結膜炎、鼻に影響を及ぼす疾患(アレルギー性鼻炎を含む)、及び自己免疫反応が関与するまたは自己免疫の構成要素もしくは病因を有する炎症性疾患(自己免疫血液学的障害(例えば、溶血性貧血、再生不良性貧血、真正赤血球性貧血、及び特発性血小板減少症)を含む)、全身性エリテマトーデス、関節リウマチ、多発性軟骨炎、強皮症(sclerodoma)、ウェゲナー肉芽腫症、皮膚筋炎、慢性活動性肝炎、重症筋無力症、スティーブン・ジョンソン症候群、特発性スプルー、自己免疫炎症性腸疾患(例えば、潰瘍性大腸炎及びクローン病)、内分泌眼疾患、グレーブス病、サルコイドーシス、肺胞炎、慢性過敏性肺炎、多発性硬化症、原発性胆汁性肝硬変、ぶどう膜炎(前部及び後部)、乾性角結膜炎及び春季角結膜炎、間質性肺線維症、乾癬性関節炎及び糸球体腎炎(ネフローゼ症候群(例えば、特発性ネフローゼ症候群または微小変化型(minal change)ネフローゼを含む)を伴うまたは伴わない)、再狭窄、心肥大、粥状硬化症、心筋梗塞、虚血性脳卒中及びうっ血性心不全、アルツハイマー病、パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症、ハンチントン病、及び脳虚血、ならびに外傷、グルタミン酸神経毒性、及び低酸素症によって引き起こされる神経変性疾患から選択される。
いくつかの実施形態において、本発明は、疾患を治療するかまたは疾患の重症度を軽減する方法であって、それを必要とする患者に、式Iまたは式I’の化合物と、Bcl-2阻害剤とを投与することを含み、当該疾患は、炎症性障害、自己免疫障害、増殖性障害、内分泌障害、神経障害、または移植に関連する障害である。いくつかの実施形態において、障害は、増殖性障害、ループス、またはループス腎炎である。いくつかの実施形態において、増殖性疾患は、慢性リンパ性白血病、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫、ホジキン病、小細胞肺癌、非小細胞肺癌、骨髄異形成症候群、リンパ腫、血液学的新生物、または固形腫瘍である。
いくつかの実施形態において、本発明は、疾患を治療するかまたは疾患の重症度を軽減する方法であって、それを必要とする患者に、式Iまたは式I’の化合物と、パーキン活性化物質とを投与することを含み、当該疾患は、炎症性障害、自己免疫障害、増殖性障害、内分泌障害、神経障害、または移植に関連する障害である。いくつかの実施形態において、障害は神経障害である。いくつかの実施形態において、障害は、パーキンソン病である。いくつかの実施形態において、障害は、アルツハイマー病である。
本発明の方法に従う化合物及び組成物は、自己免疫疾患、炎症性疾患、増殖性疾患、内分泌疾患、神経障害、または移植に関連する障害の治療またはそれらの重症度の軽減に有効な任意の量及び任意の投与経路を用いて投与することができる。必要とされる正確な量は、対象の人種、年齢、及び全身状態、感染の重症度、特定の薬剤、その投与様式などに応じて対象ごとに異なる。本発明の化合物は、好ましくは、投与を容易にし、薬用量を均一にするために単位剤形に製剤化される。本明細書で使用する場合「単位剤形」という表現は、治療対象となる患者に適切な物理的に別々に分かれている薬剤単位を指す。ただし、本発明の化合物及び組成物の1日合計使用量は、妥当な医学的判断の範囲内で主治医によって決定されることが理解されよう。いかなる特定の患者または生物に対する具体的な有効用量レベルも、治療する障害、障害の重症度、用いる具体的化合物の活性、用いる具体的組成物、患者の年齢、体重、全体の健康状態、性別、及び食事、用いる具体的化合物の投与時間、投与経路、及び排泄率、治療の持続期間、用いる具体的化合物と組み合わせでまたは同時に使用する薬物、ならびに医学分野で周知されている類似の因子を含めた様々な因子に依存する。本明細書において「患者」という用語は動物を意味し、好ましくは哺乳類、最も好ましくはヒトを意味する。
本発明の医薬的に許容される組成物は、治療する感染症の重症度に応じて、ヒト及び他の動物に経口で、経直腸で、非経口で、膣内に、腹腔内に、局所的に(粉末、軟膏、または滴下による)、頬側に、口腔用または鼻腔用スプレーとしてなどで投与することができる。ある特定の実施形態において、本発明の化合物は、所望の治療効果を得るために、1日当たり対象体重の約0.01mg/kg~約50mg/kg、好ましくは約1mg/kg~約25mg/kgの薬用量レベルで1日1回以上、経口または非経口で投与することができる。
経口投与用の液体剤形としては、限定されるものではないが、医薬的に許容されるエマルション、マイクロエマルション、溶液、懸濁液、シロップ、及びエリキシルが挙げられる。活性化合物に加えて、液体剤形は、当技術分野で一般的に使用される不活性希釈剤、例えば、水またはその他の溶媒、可溶化剤及び乳化剤、例えば、エチルアルコール、イソプロピルアルコール、炭酸エチル、酢酸エチル、ベンジルアルコール、安息香酸ベンジル、プロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、油(詳細には、綿実油、ピーナッツ油、トウモロコシ油、胚芽油、オリーブ油、ヒマシ油、及びゴマ油)、グリセロール、テトラヒドロフリルアルコール、ポリエチレングリコール、及びソルビタン脂肪酸エステル、ならびにこれらの混合物を含んでもよい。経口用組成物は、不活性希釈剤の他に、アジュバント、例えば、湿潤剤、乳化剤及び懸濁化剤、甘味剤、香味剤、及び着香剤も含むことができる。
注射用調製物、例えば、水性または油性の滅菌注射用懸濁化剤は、好適な分散剤または湿潤剤及び懸濁化剤を用いて既知の技術に従って製剤化することができる。滅菌注射用調製物は、無毒の非経口的に許容される希釈剤または溶媒中の(例えば、1,3-ブタンジオール中溶液としての)滅菌注射用の溶液、懸濁液、または乳濁液であってもよい。用いることができる許容されるビヒクル及び溶媒としては、水、リンゲル液、U.S.P.、及び等張塩化ナトリウム溶液がある。加えて、無菌の固定油は、従来から溶媒または懸濁媒体として用いられている。この目的において、合成モノグリセリドまたはジグリセリドを含めた任意の無刺激の固定油を用いることができる。加えて、オレイン酸などの脂肪酸が注射液の調製で使用される。
注射用製剤は、例えば、細菌保持フィルターで濾過することにより、または使用前に滅菌水もしくは他の滅菌注射用媒体中に溶解もしくは分散することができる滅菌固体組成物の形態で滅菌剤を組み込むことにより、滅菌することができる。
本発明の化合物の効果を延長するには、多くの場合、皮下または筋肉内注射からの化合物の吸収を遅らせることが望ましい。これは、水溶性が低い結晶または非晶質材料の液体懸濁液を使用することによって達成することができる。その場合、化合物の吸収速度はその溶解速度に依存し、溶解速度は結晶サイズ及び結晶形態に依存し得る。代替的に、非経口投与する化合物の形態は、油性ビヒクル中に化合物を溶解または懸濁させることによって吸収を遅延させる。注射用デポー形態は、ポリラクチド-ポリグリコリドなどの生分解性ポリマー中で化合物のマイクロカプセルマトリックスを形成することによって作製される。化合物:ポリマーの比及び用いる特定のポリマーの性質に応じて、薬物放出速度を制御することができる。他の生分解性ポリマーの例としては、ポリ(オルトエステル)及びポリ(無水物)が挙げられる。また、デポー注射用製剤は、身体組織に適合性のリポソームまたはマイクロエマルションに化合物を封入することによっても調製される。
経直腸または経膣投与用の組成物は、好ましくは坐薬であり、これは、好適な非刺激性の賦形剤または担体、例えば、カカオバター、ポリエチレングリコール、または坐薬ワックスと共に本発明の化合物を混合することによって調製することができる。このような賦形剤または担体は、周囲温度では固体であるが体温では液体となるため、直腸または膣の腔内で融解し、活性化合物を放出する。
経口投与用の固体剤形としては、カプセル、錠剤、丸剤、散剤、及び顆粒剤が挙げられる。このような固形剤形において、活性化合物は、少なくとも1つの不活性の医薬的に許容される賦形剤または担体、例えば、クエン酸ナトリウムもしくはリン酸二カルシウム、及び/またはa)充填剤もしくは増量剤、例えば、デンプン、ラクトース、スクロース、グルコース、マンニトール、及びケイ酸、b)結合剤、例えば、カルボキシメチルセルロース、アルギン酸塩、ゼラチン、ポリビニルピロリドン、スクロース、及びアカシア、c)保水剤、例えば、グリセロール、d)崩壊剤、例えば、寒天、炭酸カルシウム、ジャガイモデンプンもしくはタピオカデンプン、アルギン酸、ある特定のケイ酸塩、及び炭酸ナトリウム、e)溶解遅延剤、例えば、パラフィン、f)吸収促進剤、例えば、四級アンモニウム化合物、g)湿潤剤、例えば、セチルアルコール及びモノステアリン酸グリセロール、h)吸収剤、例えば、カオリン及びベントナイト粘土、ならびにi)滑沢剤、例えば、タルク、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム、固形ポリエチレングリコール、ラウリル硫酸ナトリウム、ならびにこれらの混合物と混合される。カプセル、錠剤、及び丸剤の場合、剤形は緩衝剤も含むことができる。
また、同様のタイプの固体組成物を、ラクトースすなわち乳糖及び高分子量ポリエチレングリコールなどの賦形剤を用いて、軟質及び硬質充填ゼラチンカプセル内で充填剤として用いることもできる。錠剤、糖衣錠、カプセル、丸剤、及び顆粒剤の固形剤形は、腸溶性コーティング及び医薬製剤分野で周知されている他のコーティングのようなコーティング及びシェルで調製することができる。これらの剤形は、任意選択で乳白剤を含んでもよく、また、腸管のある特定の部分でのみ、または優先的にその部分で、任意選択で遅延するやり方で、活性成分(複数可)を放出する組成とすることもできる。使用され得る埋込み用組成物の例としては、ポリマー物質及びワックスが挙げられる。また、同様のタイプの固体組成物を、ラクトースすなわち乳糖及び高分子量ポリエチレングリコールなどの賦形剤を用いて、軟質及び硬質充填ゼラチンカプセル内で充填剤として用いることもできる。
活性化合物を、上述の1つ以上の賦形剤と共にマイクロカプセル化形態とすることもできる。錠剤、糖衣錠、カプセル、丸剤、及び粒剤の固体剤形は、腸溶コーティング、放出制御コーティング、及び医薬製剤分野で周知されているその他のコーティングのようなコーティング及びシェルを用いて調製することができる。このような固体剤形の場合、活性化合物は、少なくとも1つの不活性希釈剤、例えば、スクロース、ラクトース、またはデンプンと混合することができる。このような剤形は、通常の慣例のように、不活性希釈剤以外のさらなる物質、例えば、製錠滑沢剤及びその他の製錠助剤、例えば、ステアリン酸マグネシウム及び微結晶性セルロースも含むことができる。カプセル、錠剤、及び丸剤の場合、剤形は緩衝剤を含むことができる。これらの剤形は、任意選択で乳白剤を含んでもよく、また、腸管のある特定の部分でのみ、または優先的にその部分で、任意選択で遅延するやり方で、活性成分(複数可)を放出する組成とすることもできる。使用され得る埋込み用組成物の例としては、ポリマー物質及びワックスが挙げられる。
本発明の化合物の局所または経皮投与用の剤形としては、軟膏、ペースト、クリーム、ローション、ゲル、散剤、溶液、スプレー、吸入剤、またはパッチが挙げられる。活性構成要素は、医薬的に許容される担体及び必要に応じて任意の必要な防腐剤または緩衝液と無菌条件下で混合する。眼科用製剤、点耳薬、及び点眼薬も、本発明の範囲内にあるものとして企図されている。加えて、本発明は、経皮パッチの使用も企図しており、これは、身体への化合物の送達を制御するというさらなる利点を有する。このような剤形は、化合物を適切な媒体に溶解または分配することによって作製することができる。また、吸収増強剤を使用して皮膚を通した化合物の流入を増加させることもできる。速度は、速度制御膜を設けるか、またはポリマーマトリックスもしくはゲル中に化合物を分散させることにより、制御することができる。
1つの実施形態によれば、本発明は、生物学的試料中のUSP30活性を阻害する方法であって、当該生物学的試料を、本発明の化合物または当該化合物を含む組成物に接触させるステップを含む、方法に関する。
別の実施形態によれば、本発明は、生物学的試料中のUSP30活性を阻害する方法であって、当該生物学的試料を、本発明の化合物または当該化合物を含む組成物に接触させるステップを含む、方法に関する。ある特定の実施形態において、本発明は、生物学的試料中のUSP30またはその変異体の活性を不可逆的に阻害する方法であって、当該生物学的試料を、本発明の化合物または当該化合物を含む組成物に接触させるステップを含む、方法に関する。
別の実施形態において、本発明は、1つ以上のDUBと比較してUSP30を選択的に阻害する方法を提供する。いくつかの実施形態において、本発明の化合物は、USP8、USP15、及び/またはUSP16と比較して2倍超の選択性を有する。いくつかの実施形態において、本発明の化合物は、USP8、USP15、及び/またはUSP16と比較して5倍超の選択性を有する。いくつかの実施形態において、本発明の化合物は、USP8、USP15、及び/またはUSP16と比較して10倍超の選択性を有する。いくつかの実施形態において、本発明の化合物は、USP8、USP15、及び/またはUSP16と比較して50倍超の選択性を有する。いくつかの実施形態において、本発明の化合物は、USP8、USP15、及び/またはUSP16と比較して100倍超の選択性を有する。
本明細書で使用する場合、「生物学的試料」という用語は、限定されるものではないが、細胞培養物またはその抽出物、哺乳類から得られる生検材料またはその抽出物、及び血液、唾液、尿、糞便、精子、涙、または他の体液もしくはその抽出物を含む。
生物学的試料中のUSP30活性の阻害は、当業者に知られている様々な目的に有用である。このような目的の例としては、限定されるものではないが、生物学的アッセイが挙げられる。
本発明の別の実施形態は、患者におけるUSP30活性を阻害する方法であって、当該患者に、本発明の化合物または当該化合物を含む組成物を投与するステップを含む、方法に関する。
別の実施形態によれば、本発明は、患者におけるUSP30の活性を阻害する方法であって、当該患者に、本発明の化合物または当該化合物を含む組成物を投与するステップを含む、方法に関する。ある特定の実施形態によれば、本発明は、患者におけるUSP30活性を可逆的または不可逆的に阻害する方法であって、当該患者に、本発明の化合物または当該化合物を含む組成物を投与するステップを含む、方法に関する。他の実施形態において、本発明は、USP30によって媒介される障害を治療することを必要とする患者にそれを行うための方法であって、当該患者に、本発明に従う化合物またはその医薬的に許容される組成物を投与するステップを含む、方法を提供する。このような障害については、本明細書で詳しく説明する。
治療すべき特定の状態、または疾患に応じて、その状態を治療するために通常投与される追加の治療剤が本発明の組成物中に存在してもよい。本明細書で使用する場合、特定の疾患または状態を治療するために通常投与される追加の治療剤は、「治療する疾患または状態に適切である」ものとして知られている。
また、本発明の化合物は、他の治療用化合物と組み合わせて有利に使用することもできる。いくつかの実施形態において、他の治療用化合物は、抗増殖性化合物である。このような抗増殖性化合物としては、限定されるものではないが、アロマターゼ阻害剤;抗エストロゲン;トポイソメラーゼI阻害剤;トポイソメラーゼII阻害剤;微小管活性化合物;アルキル化化合物;ヒストンデアセチラーゼ阻害剤;細胞分化プロセスを誘導する化合物;シクロオキシゲナーゼ阻害剤;MMP阻害剤;mTOR阻害剤;抗悪性腫瘍性代謝拮抗剤;プラチン化合物;タンパク質または脂質キナーゼ活性を標的化/低下する化合物、及びさらなる抗血管新生化合物;タンパク質または脂質ホスファターゼ活性を標的化、低下、または阻害する化合物;ゴナドレリンアゴニスト;抗アンドロゲン;メチオニンアミンペプチダーゼ阻害剤;マトリックスメタロプロテイナーゼ阻害剤;ビスホスホネート;生物学的応答調節物質;抗増殖性抗体;ヘパラナーゼ阻害剤;Ras発癌性アイソフォームの阻害剤;テロメラーゼ阻害剤;プロテアソーム阻害剤;血液学的悪性腫瘍の治療に用いられる化合物;Flt-3の活性を標的化、減少、または阻害する化合物;Hsp90阻害剤、例えば、17-AAG(17-アリルアミノゲルダナマイシン、NSC330507)、17-DMAG(17-ジメチルアミノエチルアミノ-17-デメトキシ-ゲルダナマイシン、NSC707545)、IPI-504、CNF1010、CNF2024、CNF1010(Conforma Therapeutics);テモゾロミド(Temodal(登録商標));キネシンスピンドルタンパク質阻害剤、例えば、SB715992もしくはSB743921(GlaxoSmithKline)、またはペンタミジン/クロルプロマジン(CombinatoRx);MEK阻害剤、例えば、ARRY142886(Array BioPharma)、AZD6244(AstraZeneca)、PD181461(Pfizer)、及びロイコボリンが挙げられる。本明細書で使用する場合、「アロマターゼ阻害剤」という用語は、エストロゲンの産生(例えば、基質であるアンドロステンジオン及びテストステロンがそれぞれエストロン及びエストラジオールに変換すること)を阻害する化合物に関する。当該用語は、限定されるものではないが、ステロイド、特にアタメスタン、エキセメスタン、及びホルメスタン、ならびに詳細には非ステロイド、特にアミノグルテチミド、ログレチミド、ピリドグルテチミド、トリロスタン、テストラクトン、ケトコナゾール、ボロゾール、ファドロゾール、アナストロゾール、及びレトロゾールが挙げられる。エキセメスタンは、Aromasin(商標)という商品名で販売されている。ホルメスタンは、Lentaron(商標)という商品名で販売されている。ファドロゾールは、Afema(商標)という商品名で販売されている。アナストロゾールは、Arimidex(商標)という商品名で販売されている。レトロゾールは、Femara(商標)またはFemar(商標)という商品名で販売されている。アミノグルテチミドは、Orimeten(商標)という商品名で販売されている。アロマターゼ阻害剤である化学療法剤を含む本発明の組合せは、ホルモン受容体陽性腫瘍(例えば、乳房腫瘍)の治療に特に有用である。
本明細書で使用する場合、「抗エストロゲン」という用語は、エストロゲン受容体レベルでエストロゲンの効果に拮抗する化合物に関する。当該用語は、限定されるものではないが、タモキシフェン、フルベストラント、ラロキシフェン、及びラロキシフェン塩酸塩が挙げられる。タモキシフェンは、Nolvadex(商標)という商品名で販売されている。ラロキシフェン塩酸塩は、Evista(商標)という商品名で販売されている。フルベストラントは、Faslodex(商標)という商品名で投与され得る。抗エストロゲンである化学療法剤を含む本発明の組合せは、エストロゲン受容体陽性腫瘍(例えば、乳房腫瘍)の治療に特に有用である。
本明細書で使用する場合、「抗アンドロゲン」という用語は、アンドロゲンホルモンの生物学的作用を阻害可能な任意の物質に関し、限定されるものではないが、ビカルタミド(Casodex(商標))を含む。本明細書で使用する場合、「ゴナドレリンアゴニスト」という用語は、限定されるものではないが、アバレリックス、ゴセレリン、及びゴセレリン酢酸塩を含む。ゴセレリンは、「Zoladex(商標)」という商品名で投与され得る。
本明細書で使用する場合、「トポイソメラーゼI阻害剤」という用語は、限定されるものではないが、トポテカン、ギマテカン、イリノテカン、カンプトテカン及びそのアナログ、9-ニトロカンプトテカン及び高分子カンプトテカン結合体PNU-166148を含む。イリノテカンは、例えば、Camptosar(商標)の商標で販売されている形態で投与され得る。トポテカンは、Hycamptin(商標)という商品名で販売されている。
本明細書で使用する場合、「トポイソメラーゼII阻害剤」という用語は、限定されるものではないが、アントラサイクリン(例えば、ドキソルビシン(Caelyx(商標)などのリポソーム製剤を含む)、ダウノルビシン、エピルビシン、イダルビシン、及びネモルビシン)、アントラキノンのミトキサントロン及びロソキサントロン、ポドフィロトキシンのエトポシド及びテニポシドを含む。エトポシドは、Etopophos(商標)という商品名で販売されている。テニポシドは、VM 26-Bristolという商品名で販売されている。ドキソルビシンは、Acriblastin(商標)またはAdriamycin(商標)という商品名で販売されている。エピルビシンは、Farmorubicin(商標)という商品名で販売されている。イダルビシンは、「Zavedos(商標)」という商品名で販売されている。ミトキサントロンは、Novantronという商品名で販売されている。
「微小管活性剤」という用語は、微小管安定化、微小管不安定化化合物及びマイクロチューブリン重合阻害剤に関し、限定されるものではないが、タキサン(例えば、パクリタキセル及びドセタキセル)、ビンカアルカロイド(例えば、ビンブラスチンまたはビンブラスチン硫酸塩、ビンクリスチンまたはビンクリスチン硫酸塩、及びビノレルビン)、ディスコデルモリド、コルヒチン(cochicine)及びエポチロン、ならびにこれらの誘導体を含む。パクリタキセルは、Taxol(商標)という商品名で販売されている。ドセタキセルは、Taxotere(商標)という商品名で販売されている。ビンブラスチン硫酸塩は、Vinblastin R.P(商標)という商品名で販売されている。ビンクリスチン硫酸塩は、Farmistin(商標)という商品名で販売されている。
本明細書で使用する場合、「アルキル化剤」という用語は、限定されるものではないが、シクロホスファミド、イホスファミド、メルファラン、またはニトロソウレア(BCNUまたはGliadel)を含む。シクロホスファミドは、Cyclostin(商標)という商品名で販売されている。イホスファミドは、Holoxan(商標)という商品名で販売されている。
「ヒストンデアセチラーゼ阻害剤」または「HDAC阻害剤」という用語は、ヒストンデアセチラーゼを阻害し、かつ抗増殖活性を有する化合物に関するものである。この用語は、限定されるものではないが、スベロイルアニリドヒドロキサム酸(SAHA)を含む。
「抗腫瘍性代謝拮抗剤」という用語は、限定されるものではないが、5-フルオロウラシルまたは5-FU、カペシタビン、ゲムシタビン、DNA脱メチル化化合物(例えば、5-アザシチジン及びデシタビン)、メトトレキサート及びエダトレキサート、ならびに葉酸アンタゴニスト(例えば、ペメトレキセド)を含む。カペシタビンは、Xeloda(商標)という商品名で販売されている。ゲムシタビンは、Gemzar(商標)という商品名で販売されている。
本明細書で使用する場合、「プラチン化合物」という用語は、限定されるものではないが、カルボプラチン、シスプラチン、シスプラチナ、及びオキサリプラチンを含む。カルボプラチンは、例えば、Carboplat(商標)の商標で販売されている形態で投与され得る。オキサリプラチンは、例えば、Eloxatin(商標)の商標で販売されている形態で投与され得る。
本明細書で使用する場合、「タンパク質もしくは脂質キナーゼ活性、またはタンパク質もしくは脂質ホスファターゼ活性を標的化/低下する、またはさらなる抗血管新生化合物」という用語は、限定されるものではないが、以下を含む:タンパク質チロシンキナーゼ及び/またはセリン及び/またはトレオニンキナーゼ阻害剤または脂質キナーゼ阻害剤、例えば、a)血小板由来成長因子受容体(PDGFR)の活性を標的化、低下、または阻害する化合物、例えば、PDGFRの活性を標的化、低下、または阻害する化合物、特にPDGF受容体を阻害する化合物、例えば、N-フェニル-2-ピリミジン-アミン誘導体、例えば、イマチニブ、SU101、SU6668、及びGFB-111;b)線維芽細胞成長因子受容体(FGFR)の活性を標的化、低下、または阻害する化合物;c)インスリン様成長因子受容体I(IGF-IR)の活性を標的化、低下、または阻害する化合物、例えば、IGF-IRの活性を標的化、低下、もしくは阻害する化合物、特にIGF-I受容体のキナーゼ活性を阻害する化合物、またはIGF-I受容体もしくはその成長因子の細胞外ドメインを標的化する抗体;d)Trk受容体チロシンキナーゼファミリーの活性を標的化、低下、もしくは阻害する化合物、またはエフリンB4阻害剤;e)AxI受容体チロシンキナーゼファミリーの活性を標的化、低下、または阻害する化合物;f)Ret受容体チロシンキナーゼの活性を標的化、低下、または阻害する化合物;g)Kit/SCFR受容体チロシンキナーゼの活性を標的化、低下、または阻害する化合物、例えば、イマチニブ;h)C-kit受容体チロシンキナーゼ(PDGFRファミリーの一部)の活性を標的化、低下、または阻害する化合物、例えば、c-Kit受容体チロシンキナーゼファミリーの活性を標的化、低下、または阻害する化合物、特に、c-Kit受容体を阻害する化合物、例えば、イマチニブ;i)c-Ablファミリーのメンバー、それらの遺伝子融合産物(例えば、BCR-Ablキナーゼ)及び変異体の活性を標的化、低下、または阻害する化合物、例えば、c-Ablファミリーメンバー及びそれらの遺伝子融合産物の活性を標的化、低下、または阻害する化合物、例えば、N-フェニル-2-ピリミジン-アミン誘導体、例えば、イマチニブまたはニロチニブ(AMN107);PD180970;AG957;NSC 680410;PD173955(ParkeDavis製);またはダサチニブ(BMS-354825);j)タンパク質キナーゼC(PKC)のメンバー、セリン/トレオニンキナーゼのRafファミリー、MEK、SRC、JAK/pan-JAK、FAK、PDK1、PKB/Akt、Ras/MAPK、PI3K、SYK、BTK、及びTECファミリー、及び/またはサイクリン依存性キナーゼファミリー(CDK)の活性を標的化、低下、または阻害する化合物(スタウロスポリン誘導体、例えばミドスタウリンを含む;さらなる化合物に挙げられるものとして、UCN-01、サフィンゴール、BAY 43-9006、ブリオスタチン1、ペリフォシン;ルモフォシン(llmofosine);RO 318220及びRO 320432;GO 6976;lsis 3521;LY333531/LY379196;イソキノリン化合物;FTI;PD184352もしくはQAN697(P13K阻害剤)、またはAT7519(CDK阻害剤);k)タンパク質チロシンキナーゼ阻害剤の活性を標的化、低下、または阻害する化合物、例えば、タンパク質チロシンキナーゼの活性を標的化、低下、または阻害する化合物に挙げられるものとして、イマチニブメシル酸塩(Gleevec(商標))またはチルホスチン、例えば、チルホスチンA23/RG-50810;AG 99;チルホスチンAG 213;チルホスチンAG 1748;チルホスチンAG 490;チルホスチンB44;チルホスチンB44(+)エナンチオマー;チルホスチンAG 555;AG 494;チルホスチンAG 556、AG957、及びアダホスチン(4-{[(2,5-ジヒドロキシフェニル)メチル]アミノ}-安息香酸アダマンチルエステル;NSC 680410、アダホスチン);l)受容体チロシンキナーゼの上皮成長因子ファミリー(EGFR1、ErbB2、ErbB3、ErbB4(ホモまたはヘテロ二量体として)及びそれらの変異体の活性を標的化、低下、または阻害する化合物、例えば、上皮成長因子受容体ファミリーの活性を標的化、低下、または阻害する化合物は、特に、EGF受容体チロシンキナーゼファミリーのメンバー(例えば、EGF受容体、ErbB2、ErbB3、及びErbB4)を阻害するタンパク質もしくは抗体、またはEGFもしくはEGF関連リガンドに結合するタンパク質もしくは抗体、CP 358774、ZD 1839、ZM 105180;トラスツズマブ(Herceptin(商標))、セツキシマブ(Erbitux(商標))、イレッサ、タルセバ、OSI-774、Cl-1033、EKB-569、GW-2016、E1.1、E2.4、E2.5、E6.2、E6.4、E2.11、E6.3、またはE7.6.3、及び7H-ピロロ-[2,3-d]ピリミジン誘導体である;m)c-Met受容体の活性を標的化、低下、または阻害する化合物、例えば、c-Metの活性を標的化、低下、または阻害する化合物、特に、c-Met受容体のキナーゼ活性を阻害する化合物、またはc-Metの細胞外ドメインを標的化するもしくはHGFに結合する抗体;n)1つ以上のJAKファミリーメンバー(JAK1/JAK2/JAK3/TYK2及び/またはpan-JAK)のキナーゼ活性を標的化、低下、または阻害する化合物(限定されるものではないが、PRT-062070、SB-1578、バリシチニブ、パクリチニブ、モメロチニブ、VX-509、AZD-1480、TG-101348、トファシチニブ、及びルキソリチニブを含む);o)PI3キナーゼ(PI3K)のキナーゼ活性を標的化、低下、または阻害する化合物(限定されるものではないが、ATU-027、SF-1126、DS-7423、PBI-05204、GSK-2126458、ZSTK-474、ブパルリシブ、ピクトレリシブ、PF-4691502、BYL-719、ダクトリシブ、XL-147、XL-765、及びイデラリシブを含む);ならびにq)ヘッジホッグタンパク質(Hh)またはスムーズンド受容体(SMO)経路のシグナル伝達作用を標的化、低下、または阻害する化合物(限定されるものではないが、シクロパミン、ビスモデギブ、イトラコナゾール、エリスモデギブ、及びIPI-926(サリデギブ)を含む)。
本明細書で使用する場合、「PI3K阻害剤」という用語は、限定されるものではないが、ホスファチジルイノシトール-3-キナーゼファミリーの1つ以上の酵素(限定されるものではないが、PI3Kα、PI3Kγ、PI3Kδ、PI3Kβ、PI3K-C2α、PI3K-C2β、PI3K-C2γ、Vps34、p110-α、p110-β、p110-γ、p110-δ、p85-α、p85-β、p55-γ、p150、p101、及びp87を含む)に対し阻害活性を有する化合物を含む。本発明において有用なPI3K阻害剤の例としては、限定されるものではないが、ATU-027、SF-1126、DS-7423、PBI-05204、GSK-2126458、ZSTK-474、ブパルリシブ、ピクトレリシブ、PF-4691502、BYL-719、ダクトリシブ、XL-147、XL-765、及びイデラリシブが挙げられる。
本明細書で使用する場合、「BTK阻害剤」という用語は、限定されるものではないが、ブルトンチロシンキナーゼ(BTK)に対し阻害活性を有する化合物を含み、限定されるものではないが、AVL-292及びイブルチニブがこれに含まれる。
本明細書で使用する場合、「SYK阻害剤」という用語は、限定されるものではないが、脾臓チロシンキナーゼ(SYK)に対し阻害活性を有する化合物を含み、限定されるものではないが、PRT-062070、R-343、R-333、Excellair、PRT-062607、及びフォスタマチニブがこれに含まれる。
本明細書で使用する場合、「Bcl-2阻害剤」という用語は、限定されるものではないが、B細胞リンパ腫2タンパク質(Bcl-2)に対し阻害活性を有する化合物を含み、限定されるものではないが、ABT-199、ABT-731、ABT-737、apogossypol、Ascentaの汎Bcl-2阻害剤、クルクミン(及びそのアナログ)、デュアルBcl-2/Bcl-xL阻害剤(Infinity Pharmaceuticals/Novartis Pharmaceuticals)、ゲナセンス(G3139)、HA14-1(及びそのアナログ;WO2008118802参照)、ナビトクラクス(及びそのアナログ;US7390799参照)、NH-1(Shenayng Pharmaceutical University)、オバトクラクス(及びそのアナログ、WO2004106328参照)、S-001(Gloria Pharmaceuticals)、TWシリーズ化合物(Univ.of Michigan)、ならびにベネトクラクスがこれに含まれる。いくつかの実施形態において、Bcl-2阻害剤は小分子治療薬である。いくつかの実施形態において、Bcl-2阻害剤はペプチドミメティックである。
BTK阻害性化合物、及びこのような化合物と本発明の化合物との組合せによって治療可能な状態のさらなる例は、WO2008039218及びWO2011090760に見出すことができ、これらの全体が参照により本明細書に援用される。
SYK阻害性化合物、及びこのような化合物と本発明の化合物との組合せによって治療可能な状態のさらなる例は、WO2003063794、WO2005007623、及びWO2006078846に見出すことができ、これらの全体が参照により本明細書に援用される。
PI3K阻害性化合物、及びこのような化合物と本発明の化合物との組合せによって治療可能な状態のさらなる例は、WO2004019973、WO2004089925、WO2007016176、US8138347、WO2002088112、WO2007084786、WO2007129161、WO2006122806、WO2005113554、及びWO2007044729に見出すことができ、これらの全体が参照により本明細書に援用される。
JAK阻害性化合物、及びこのような化合物と本発明の化合物との組合せによって治療可能な状態のさらなる例は、WO2009114512、WO2008109943、WO2007053452、WO2000142246、及びWO2007070514に見出すことができ、これらの全体が参照により本明細書に援用される。
さらなる抗血管新生化合物としては、(例えば、タンパク質または脂質キナーゼ阻害とは無関係な)別の活性機構を有する化合物、例えば、サリドマイド(Thalomid(商標))及びTNP-470が挙げられる。
本発明の化合物と組み合わせて使用するのに有用なプロテアソーム阻害剤の例としては、限定されるものではないが、ボルテゾミブ、ジスルフィラム、エピガロカテキン-3-ガレート(EGCG)、サリノスポラミドA、カルフィルゾミブ、ONX-0912、CEP-18770、及びMLN9708が挙げられる。
タンパク質または脂質ホスファターゼの活性を標的化、低下、または阻害する化合物は、例えば、ホスファターゼ1、ホスファターゼ2A、またはCDC25の阻害剤、例えば、オカダ酸またはその誘導体である。
細胞分化プロセスを誘導する化合物としては、限定されるものではないが、レチノイン酸、α-γ-もしくはδ-トコフェロールまたはα-γ-もしくはδ-トコトリエノールが挙げられる。
本明細書で使用する場合、シクロオキシゲナーゼ阻害剤という用語は、限定されるものではないが、Cox-2阻害剤、5-アルキル置換2-アリールアミノフェニル酢酸及び誘導体、例えば、セレコキシブ(Celebrex(商標))、ロフェコキシブ(Vioxx(商標))、エトリコキシブ、バルデコキシブ、または5-アルキル-2-アリールアミノフェニル酢酸、例えば、5-メチル-2-(2’-クロロ-6’-フルオロアニリノ)フェニル酢酸、ルミラコキシブを含む。
本明細書で使用する場合、「ビスホスホネート」という用語は、限定されるものではないが、エチドロン酸(etridonic)、クロドロン酸、チルドロン酸、パミドロン酸、アレンドロン酸、イバンドロン酸、リセドロン酸、及びゾレドロン酸を含む。エチドロン酸は、Didronel(商標)という商品名で販売されている。クロドロン酸は、Bonefos(商標)という商品名で販売されている。チルドロン酸は、Skelid(商標)という商品名で販売されている。パミドロン酸は、Aredia(商標)という商品名で販売されている。アレンドロン酸は、Fosamax(商標)という商品名で販売されている。イバンドロン酸は、Bondranat(商標)という商品名で販売されている。リセドロン酸は、Actonel(商標)という商品名で販売されている。ゾレドロン酸は、Zometa(商標)という商品名で販売されている。「mTOR阻害剤」という用語は、mTOR(哺乳類ラパマイシン標的)を阻害し、抗増殖活性を有する化合物に関し、例えば、シロリムス(Rapamune(登録商標))、エベロリムス(Certican(商標))、CCI-779、及びABT578がある。
本明細書で使用する場合、「ヘパラナーゼ阻害剤」という用語は、ヘパリン硫酸分解を標的化、低下、または阻害する化合物を指す。当該用語は、限定されるものではないが、PI-88を含む。本明細書で使用する場合、「生物学的応答調節物質」という用語は、リンフォカインまたはインターフェロンを指す。
「Ras腫瘍形成性アイソフォームの阻害剤」(例えば、H-Ras、K-Ras、またはN-Rasの阻害剤)という用語は、本明細書で使用する場合、Rasの腫瘍形成性活性を標的化、低下、または阻害する化合物、例えば、「ファルネシルトランスフェラーゼ阻害剤」(例えば、L-744832、DK8G557、またはR115777(Zarnestra(商標))を指す。本明細書で使用する場合、「テロメラーゼ阻害剤」という用語は、テロメラーゼの活性を標的化、低下、または阻害する化合物を指す。テロメラーゼの活性を標的化、低下、または阻害する化合物としては、特に、テロメスタチンなどのテロメラーゼ受容体を阻害する化合物がある。
本明細書で使用する場合、「メチオニンアミノペプチダーゼ阻害剤」という用語は、メチオニンアミノペプチダーゼの活性を標的化、低下、または阻害する化合物を指す。メチオニンアミノペプチダーゼの活性を標的化、低下、または阻害する化合物としては、限定されるものではないが、ベンガミドまたはその誘導体が挙げられる。
本明細書で使用する場合、「プロテアソーム阻害剤」という用語は、プロテアソームの活性を標的化、低下、または阻害する化合物を指す。プロテアソームの活性を標的化、低下、または阻害する化合物としては、限定されるものではないが、ボルテゾミブ(Velcade(商標))及びMLN 341が挙げられる。
本明細書で使用する場合、「マトリックスメタロプロテアーゼ阻害剤」(または「MMP」阻害剤)という用語は、限定されるものではないが、コラーゲンペプチドミメティック及び非ペプチドミメティック阻害剤、テトラサイクリン誘導体、例えば、ヒドロキサメートペプチドミメティック阻害剤であるバチマスタット及びその経口で生体利用可能な生物学的アナログであるマリマスタット(BB-2516)、プリノマスタット(AG3340)、メタスタット(NSC 683551)、BMS-279251、BAY 12-9566、TAA211、MMI270B、またはAAJ996を含む。
本明細書で使用する場合、「血液学的悪性腫瘍の治療に使用される化合物」という用語は、限定されるものではないが、FMS様チロシンキナーゼ阻害剤(FMS様チロシンキナーゼ受容体(Flt-3R)の活性を標的化、低下、または阻害する化合物)、インターフェロン、1-β-D-アラビノフランシルシトシン(ara-c)及びビスルファン、ALK阻害剤(未分化リンパ腫キナーゼを標的化、低下、または阻害する化合物)、ならびにBcl-2阻害剤が挙げられる。
FMS様チロシンキナーゼ受容体(Flt-3R)の活性を標的化、低下、または阻害する化合物は、特に、Flt-3R受容体キナーゼのメンバー(例えば、PKC412、スタウロスポリン誘導体のミドスタウリン、SU11248、及びMLN518)を阻害する化合物、タンパク質、または抗体である。
本明細書で使用する場合、「HSP90阻害剤」という用語は、限定されるものではないが、HSP90の内因性ATPアーゼ活性を標的化、低下、または阻害する化合物;ユビキチンプロテオソーム経路を介してHSP90クライアントタンパク質を分解、標的化、低下、または阻害する化合物を含む。HSP90の固有のATPase活性を標的化、低下、または阻害する化合物は、特に、HSP90のATPアーゼ活性を阻害する化合物、タンパク質、または抗体であり、例えば、17-アリルアミノ、ゲルダナマシン誘導体の17-デメトキシゲルダナマシン(17AAG)、他のゲルダナマシン関連化合物、ラジシコール、及びHDAC阻害剤がある。
本明細書で使用する場合、「抗増殖抗体」という用語は、限定されるものではないが、トラスツズマブ(Herceptin(商標))、トラスツズマブ-DM1、エルビタックス、ベバシズマブ(Avastin(商標))、リツキシマブ(Rituxan(登録商標))、PRO64553(抗CD40)、及び2C4抗体を含む。抗体とは、インタクトなモノクローナル抗体、ポリクローナル抗体、少なくとも2つのインタクトな抗体から形成される多特異性抗体、及び抗体フラグメント(ただし、所望の生物活性を示す限り)を意味する。
急性骨髄性白血病(AML)の治療に関しては、本発明の化合物は、標準的な白血病療法、特にAMLの治療に使用される療法と組み合わせて使用することができる。詳細には、本発明の化合物は、例えば、ファルネシルトランスフェラーゼ阻害剤及び/またはAMLの治療に有用な他の薬剤、例えば、ダウノルビシン、アドリアマイシン、Ara-C、VP-16、テニポシド、ミトキサントロン、イダルビシン、カルボプラチナ、及びPKC412と組み合わせて投与することができる。いくつかの実施形態において、本発明は、ITD及び/またはD835Y変異に関連するAMLを治療する方法であって、本発明の化合物を1つ以上のFLT3阻害剤と共に投与することを含む、方法を提供する。いくつかの実施形態において、FLT3阻害剤は、キザルチニブ(AC220)、スタウロスポリン誘導体(例えば、ミドスタウリンまたはレスタウルチニブ)、ソラフェニブ、タンズチニブ、LY-2401401、LS-104、EB-10、ファミチニブ、NOV-110302、NMS-P948、AST-487、G-749、SB-1317、S-209、SC-110219、AKN-028、フェドラチニブ、トザセルチブ、及びスニチニブから選択される。いくつかの実施形態において、FLT3阻害剤は、キザルチニブ、ミドスタウリン、レスタウルチニブ、ソラフェニブ、及びスニチニブから選択される。
また、EDG結合剤及びリボヌクレオチドレダクターゼ阻害剤も含まれる。本明細書で使用する場合、「EDG結合剤」という用語は、リンパ球再循環を調節する免疫抑制剤のクラス(例えば、FTY720)を指す。「リボヌクレオチドレダクターゼ阻害剤」という用語は、ピリミジンまたはプリンヌクレオシドアナログを指し、限定されるものではないが、フルダラビン及び/またはシトシンアラビノシド(ara-C)、6-チオグアニン、5-フルオロウラシル、クラドリビン、6-メルカプトプリン(特にALLに対するara-Cとの組合せ)、及び/またはペントスタチンがこれに含まれる。リボヌクレオチドレダクターゼ阻害剤は、特にヒドロキシウレアまたは2-ヒドロキシ-1H-イソインドール-1,3-ジオン誘導体である。
また、特に、VEGFの化合物、タンパク質、またはモノクローナル抗体、例えば、1-(4-クロロアニリノ)-4-(4-ピリジルメチル)フタラジンまたはその医薬的に許容される塩、1-(4-クロロアニリノ)-4-(4-ピリジルメチル)フタラジンスクシネート;Angiostatin(商標);Endostatin(商標);アントラニル酸アミド;ZD4190;ZD6474;SU5416;SU6668;ベバシズマブ;または抗VEGF抗体もしくは抗VEGF受容体抗体、例えば、rhuMAb及びRHUFab、VEGFアプタマー(例えば、Macugon);FLT-4阻害剤、FLT-3阻害剤、VEGFR-2 IgGI抗体、Angiozyme(RPI 4610)及びベバシズマブ(Avastin(商標))も含まれる。
光線力学的療法とは、光感作性化合物と知られているある特定の化学物質を使用してがんを治療または予防する療法を指す。光線力学的療法の例としては、Visudyne(商標)またはポルフィマーナトリウムなどの化合物を用いた治療が挙げられる。
本明細書で使用する場合、血管新生ステロイドとは、血管新生を遮断または阻害する化合物を指し、例えば、アネコルタブ、トリアムシノロン、ヒドロコルチゾン、11-α-エピヒドロコチゾール(epihydrocotisol)、コルテキソロン、17α-ヒドロキシプロゲステロン、コルチコステロン、デスオキシコルチコステロン、テストステロン、エストロン、及びデキサメタゾンがある。
他の化学療法化合物としては、限定されるものではないが、植物アルカロイド、ホルモン化合物及びアンタゴニスト;生物学的応答調節物質、好ましくはリンフォカインもしくはインターフェロン;アンチセンスオリゴヌクレオチドもしくはオリゴヌクレオチド誘導体;shRNAもしくはsiRNA;または様々な化合物または他の作用機構もしくは不明な作用機構を有する化合物が挙げられる。
本発明の化合物は、他の薬物物質(例えば、抗炎症、気管支拡張、または抗ヒスタミン薬物物質)と組み合わせて使用するための共治療化合物としても有用であり、特に、本明細書で前述したような閉塞性または炎症性気道疾患の治療において、例えば、このような薬物の治療活性の増強剤として、またはこのような薬物の必要とされる薬用量または潜在的副作用を低減する手段として有用である。本発明の化合物は、他の薬物物質と混合して固定された医薬組成物とすることも、他の薬物物質の前に、同時に、または後に別々に投与することもできる。したがって、本発明は、本明細書に記載の本発明の化合物と、抗炎症、気管支拡張、抗ヒスタミン、または鎮咳性薬物物質との組み合わせを含み、本発明の当該化合物及び当該薬物物質は、同じまたは異なる医薬組成物に含まれる。
好適な抗炎症薬としては、ステロイド、特にグルココルチコステロイド(例えば、ブデソニド、ジプロピオン酸ベクラメタゾン、プロピオン酸フルチカゾン、シクレソニド、またはフロ酸モメタゾン);非ステロイド性グルココルチコイド受容体アゴニスト;LTB4アンタゴニスト(例えば、LY293111、CGS025019C、CP-195543、SC-53228、BIIL 284、ONO 4057、SB 209247);LTD4アンタゴニスト(例えば、モンテルカスト及びザフィルルカスト);PDE4阻害剤(例えば、シロミラスト(Ariflo(登録商標)(GlaxoSmithKline))、ロフルミラスト(Byk Gulden)、V-11294A(Napp)、BAY19-8004(Bayer)、SCH-351591(Schering-Plough)、アロフィリン(Almirall Prodesfarma)、PD189659/PD168787(Parke-Davis)、AWD-12-281(Asta Medica)、CDC-801(Celgene)、SeICID(商標)CC-10004(Celgene)、VM554/UM565(Vernalis)、T-440(Tanabe)、KW-4490(Kyowa Hakko Kogyo));A2aアゴニスト;A2bアンタゴニスト;ならびにベータ2アドレノセプターアゴニスト(例えば、アルブテロール(サルブタモール)、メタプロテレノール、テルブタリン、サルメテロール・フェノテロール、プロカテロール、及び特にホルモテロール、ならびにそれらの医薬的に許容される塩が挙げられる。好適な気管支拡張薬としては、抗コリン作用性または抗ムスカリン性化合物、特にイプラトロピウム臭化物、オキシトロピウム臭化物、チオトロピウム塩及びCHF 4226(Chiesi)、ならびにグリコピロレートが挙げられる。
好適な抗ヒスタミン薬物物質としては、塩酸セチリジン、アセトアミノフェン、フマル酸クレマスチン、プロメタジン、ロラチジン、デスロラチジン、ジフェンヒドラミン及び塩酸フェキソフェナジン、アクチバスチン、アステミゾール、アゼラスチン、エバスチン、エピナスチン、ミゾラスチン、及びテフナジンが挙げられる。
本発明の化合物と抗炎症薬との他の有用な組合せは、ケモカイン受容体(例えばCCR-1、CCR-2、CCR-3、CCR-4、CCR-5、CCR-6、CCR-7、CCR-8、CCR-9、及びCCR10、CXCR1、CXCR2、CXCR3、CXCR4、CXCR5)のアンタゴニストとの組合せ、、特にCCR-5アンタゴニスト、例えば、Schering-PloughのアンタゴニストSC-351125、SCH-55700、及びSCH-D、ならびにTakedaのアンタゴニスト、例えば、N-[4-[[[6,7-ジヒドロ-2-(4-メチルフェニル)-5H-ベンゾ-シクロヘプテン-8-イル]カルボニル]アミノ]フェニル]-メチル]テトラヒドロ-N,N-ジメチル-2H-ピラン-4-アミニウムクロリド(TAK-770)がある。
コード番号、一般名、または商品名によって特定される活性化合物の構造は、標準的な大要「The Merck Index」またはデータベース(例えば、国際特許(例えば、IMS World Publications))から引用することができる。
また、本発明の化合物は、既知の治療プロセス、例えば、ホルモンの投与または放射線照射と組み合わせて使用することもできる。ある特定の実施形態において、提供される化合物は、放射線増感剤として、特に、放射線療法に対し低い感受性を示す腫瘍の治療に使用される。
本発明の化合物は、単独でまたは1つ以上の他の治療用化合物と組み合わせて投与することができ、考えられる併用療法としては、固定された組合せ形態、または本発明の化合物及び1つ以上の他の治療用化合物の投与の時間をずらすかもしくは互いに独立して投与する形態、または固定された組合せ及び1つ以上の他の治療用化合物の併用投与がある。本発明の化合物は、その他にまたは追加で、特に腫瘍治療のために、化学療法、放射線療法、免疫療法、光線療法、外科的介入、またはこれらの組合せと組み合わせて投与することができる。長期的な治療は、上記のような他の治療戦略の文脈において、アジュバント療法と同様に可能である。他の考えられる治療としては、腫瘍退縮後に患者の状態を維持するための療法、または、例えば、リスクのある患者の場合には予防的化学療法もある。
これらの追加の薬剤は、本発明の化合物を含む組成物とは別に、複数回薬用量レジメンの一部として投与することができる。代替的に、これらの薬剤は、本発明の化合物と一緒に混合して単一の組成物とした単一剤形の一部であってもよい。複数回薬用量レジメンの一部として投与される場合、2つの活性薬剤は同時に、順次、または互いから一定時間以内(通常は5時間以内)に供することができる。
本明細書で使用する場合、「組合せ」「組み合わされた」という用語及び関連する用語は、本発明に従う治療剤の同時または順次の投与を指す。例えば、本発明の化合物は、別の治療剤と同時または順次に、別々の単位剤形でまたは単一の単位剤形で一緒に、投与することができる。したがって、本発明は、本発明の化合物と、追加の治療剤と、医薬的に許容される担体、アジュバント、またはビヒクルとを含む単一の単位剤形を提供する。
担体材料と組み合わせて単一の剤形を産生することができる本発明の化合物及び追加の治療剤(上記のように追加の治療剤を含む組成物の場合)の量はいずれも、治療する宿主及び特定の投与様式に応じて変化する。好ましくは、本発明の組成物は、本発明の化合物を0.01~100mg/kg体重/日の薬用量で投与できるように製剤化されるべきである。
追加の治療剤を含むこれらの組成物の場合、当該追加の治療剤及び本発明の化合物は相乗的に作用し得る。そのため、このような組成物における追加の治療剤の量は、当該治療剤のみを利用する単剤療法で必要とされる量よりも少なくなる。このような組成物の場合、追加の治療剤を0.01~1,000μg/kg体重/日の薬用量で投与することができる。
本発明の組成物中に存在する追加の治療剤の量は、その治療剤を唯一の活性薬剤として含む組成物中の通常投与されるであろう量より多くなることはない。好ましくは、本開示の組成物中の追加の治療剤の量は、その治療剤を唯一の治療活性薬剤として含む組成物中に通常存在する量の約50%~約100%の範囲となる。
以下の実施例に示されているように、ある特定の例示的な実施形態において、化合物は以下の一般的手順に従って調製される。この一般的な方法は、本発明のある特定の化合物の合成を示しているが、以下の一般的な方法、及び当業者に知られている他の方法が、本明細書に記載の全ての化合物ならびにそれらの化合物の各々のサブクラス及び種に適用され得ることが理解されよう。
実施例1:(S)-4-フルオロ-N-(1-(4-(2,2-ジメチル-プロピルスルホニル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)ベンズアミド(I-2)。
1-(2,2-ジメチル-プロピルスルファニル)-4-ニトロ-ベンゼンの調製。
1.5gの4-ニトロベンゼンチオール(9.67mmol、1.00当量)及び1.89gの1-ブロモ-2,2-ジメチルプロパン(12.58mmol、1.30当量)を30mLの無水N,N-ジメチルホルムアミドに室温で溶解した溶液に、1.16gの水素化ナトリウム(鉱油中60wt.%分散液;29.0mmol、3.00当量)を一度に加えた。反応物を70℃で5時間撹拌した。次いで、100mLの水に注いだ。混合物を3×100mLの量の酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を2×50mLの量の水、次に50mLの量のブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(1:3、v:v))、1.6gの1-(2,2-ジメチル-プロピルスルファニル)-4-ニトロ-ベンゼンを黄色の固体として得た(収率73%)。MS (ESI+) m/z 226 [M+H]+.
1-(2,2-ジメチル-プロピルスルフィニル)-4-ニトロベンゼンの調製。
0.75gの1-(2,2-ジメチル-プロピルスルファニル)-4-ニトロ-ベンゼン(3.30mmol、1.00当量)を30mLのアセトニトリル:水(5:1)に溶解した溶液に、オキソン(1.02g、1.65mmol、0.50当量)を一度に加えた。反応混合物を室温で1時間撹拌し、次いで50mLの水に注いだ。混合物を3×100mLの量の酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を2×50mLの量の水、次に50mLの量のブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、ジクロロメタン:メタノール(20:1、v:v))、0.70gの1-(2,2-ジメチル-プロピルスルフィニル)-4-ニトロベンゼンを黄色の固体として得た(収率87%)。MS (ESI+) m/z 242 [M+H]+.
4-(2,2-ジメチル-プロピルスルフィニル)アニリンの調製。
0.30gの1-(2,2-ジメチル-プロピルスルフィニル)-4-ニトロベンゼン(1.24mmol、1.00当量)のメタノール中の溶液に、パラジウム-活性炭(50mgの湿触媒、10wt.%パラジウム乾燥ベース)を加えた。混合物を、バルーンを介し水素ガス下に置き、40℃で12時間撹拌した。混合物を濾過し、濾液を真空下で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(3:1、v:v))、187mgの4-(2,2-ジメチル-プロピルスルフィニル)アニリンを白色の固体として得た(収率71%)。MS (ESI+) m/z 212 [M+H]+ .
4-フルオロ-N-((2S)-1-(4-(2,2-ジメチル-プロピルスルフィニル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)ベンズアミドの調製。
187mgの4-(2,2-ジメチル-プロピルスルフィニル)アニリン(0.88mmol、1.00当量)及び254mgの(4-フルオロベンゾイル)-L-フェニルアラニン(0.88mmol、1.00当量)を5mLの無水N,N-ジメチルホルムアミドに室温で溶解した溶液に、185mgのN-(3-ジメチルアミノプロピル)-N’-エチルカルボジイミド塩酸塩(0.96mmol、1.10当量)、131mgの1-ヒドロキシベンゾトリアゾール(0.96mmol、1.10当量)、及び227mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.76mmol、2.00当量)を順次加えた。次いで、反応混合物を室温で16時間撹拌し、100mLの水に注いだ。混合物を3×100mLの量の酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を2×50mLの量の水、次に50mLの量のブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、ジクロロメタン:酢酸エチル(2:1、v:v))、150mgの4-フルオロ-N-((2S)-1-(4-(2,2-ジメチル-プロピルスルフィニル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)ベンズアミドを白色の固体として得た(収率35%)。MS (ESI+) m/z 481 [M+H]+.
(S)-4-フルオロ-N-(1-(4-(2,2-ジメチル-プロピルスルホニル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)ベンズアミド(I-2)の調製。
100mgの4-フルオロ-N-((2S)-1-(4-(2,2-ジメチル-プロピルスルフィニル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)ベンズアミド(0.20mmol、1.00当量)を15mLアセトニトリル:水(5:1)に溶解した溶液に、128mgのオキソン(0.20mmol、1.00当量)を一度に加えた。反応混合物を60℃で1時間撹拌し、次いで100mLの水に注いだ。混合物を3×100mLの量の酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を2×50mLの量の水、次に50mLの量のブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。分取スケールHPLCによって精製して、70mgの(S)-4-フルオロ-N-(1-(4-2,2-ジメチル-プロピルスルホニル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)ベンズアミド(I-2)を白色の固体として得た(収率68%)。MS (ESI+) m/z 497 [M+H]+, 1H NMR (400 MHz, d6-DMSO) δ 10.69 (s, 1H), 8.90 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 7.89 (dd, J = 8.8, 5.5 Hz, 2H), 7.83 (s, 4H), 7.39 (d, J = 7.4 Hz, 2H), 7.33 - 7.21 (m, 4H), 7.16 (t, J = 7.3 Hz, 1H), 4.91 - 4.70 (m, 1H), 3.20 (s, 2H), 3.18 - 3.04 (m, 2H), 1.03 (s, 9H).
実施例2a:(S)-N-(1-(4-(N-エチルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-5)。
(S)-tert-ブチル1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメートの調製。
2.65gの(S)-2-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-3-フェニルプロパン酸(10.0mmol、1.0当量)、2.15gの4-(ベンジルチオ)アニリン(10.0mmol、1.00当量)、2.88gのN-(3-ジメチルアミノプロピル)-N’-エチルカルボジイミド塩酸塩(15.0mmol、1.50当量)、1.62gの1-ヒドロキシベンゾトリアゾール(12.0mmol、1.2当量)、及び2.58gのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(20.0mmol、2.00当量)の20mLのN,N-ジメチルホルムアミド中の混合物を室温で一晩撹拌した。混合物を100mLの酢酸エチルで希釈し、3×100mLの量の水で洗浄した。有機相を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して(石油エーテル:酢酸エチル(5:1、v:v))、3.70gの(S)-tert-ブチル1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメートを淡黄色の固体として得た(収率80%)。MS (ESI+) m/z 463.1 [M+H]+.
(S)-2-アミノ-N-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-3-フェニルプロパンアミド、塩酸塩の調製。
2.31gの(S)-tert-ブチル1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメート(5.00mmol、1.00当量)を20mLのジオキサン中塩酸(4.0MのHCl)に溶解し、室温で3時間撹拌した。混合物を濃縮して、1.81gの(S)-2-アミノ-N-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-3-フェニルプロパンアミド、塩酸塩を淡黄色の固体として得た(収率100%)。MS (ESI+) m/z 363.1 [M+H]+.
(S)-N-(1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミドの調製
3.62gの(S)-2-アミノ-N-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-3-フェニルプロパンアミド、塩酸塩(10.0mmol、1.00当量)、1.40gの4-フルオロ安息香酸(10.0mmol、1.0当量)、2.88gのN-(3-ジメチルアミノプロピル)-N’-エチルカルボジイミド塩酸塩(15.0mmol、1.50当量)、1.62gの1-ヒドロキシベンゾトリアゾール(12.0mmol、1.2当量)、及び2.58gのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(20.0mmol、2.00当量)の30mLのN,N-ジメチルホルムアミド中の混合物を室温で一晩撹拌した。反応物を100mLの酢酸エチルで希釈し、3×100mLの量の水で洗浄した。有機相を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して(石油エーテル:酢酸エチル(5:1、v:v))、3.87gの(S)-N-(1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミドを淡黄色の固体として得た(収率80%)。MS (ESI+) m/z 363.1 [M+H]+.
(S)-4-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリドの調製
2.42gの(S)-N-(1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(5.00mmol、1.00当量)、60mgの酢酸(1.0mmol、0.2当量)、及び18mgの水(1.0mmol、0.2当量)の30mLのジクロロメタン中の溶液に、2.66gのN-クロロスクシンイミド(20.0mmol、4.00当量)を0℃で加えた。混合物を室温で1時間撹拌し、3×20mLの量の水で洗浄した。有機相を濃縮して、1.61gの(S)-4-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリドを白色の固体として得た(収率70%)。MS (ESI+) m/z 461.1 [M+H]+.
(S)-N-(1-(4-(N-エチルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-5)の調製。
50mgのエタノールアミン(1.1mmol、5.0当量)及び142mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.10mmol、5.00当量)の10mLのジクロロメタン中の混合物に、100mgの(S)-4-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリド(0.22mmol、1.00当量)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌し、真空中で濃縮した。残渣を分取スケールHPLCによって精製して、25.0mgの(S)-N-(1-(4-(N-エチルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-5)を白色の固体として得た(収率24%)。MS (ESI+) m/z 470.1 [M+H]+;1H NMR (400 MHz, d6-DMSO) δ 10.60 (s, 1H), 8.85 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 7.87 (dt, J = 17.6, 8.8 Hz, 2H), 7.83 - 7.66 (m, 4H), 7.41 (dd, J = 12.7, 6.7 Hz, 3H), 7.31 - 7.20 (m, 4H), 7.16 (t, J = 7.3 Hz, 1H), 4.91 - 4.70 (m, 1H), 3.19 - 2.99 (m, 2H), 2.80 - 2.66 (m, 2H), 0.93 (t, J = 7.2 Hz, 3H).
実施例2b:(S)-4-フルオロ-N-(1-(4-(N-(1-フルオロ-2-メチルプロパン-2-イル)スルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)ベンズアミド(I-10)。
(S)-4-フルオロ-N-(1-(4-(N-(1-フルオロ-2-メチルプロパン-2-イル)スルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)ベンズアミド(I-10)の調製。
100mgの1-フルオロ-2-メチルプロパン-2-アミン(1.10mmol、5.00当量)及び142mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.10mmol、5.00当量)の10mLのジクロロメタン中の混合物に、100mgの(S)-4-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリド(0.22mmol、1.00当量)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌し、真空中で濃縮した。残渣を分取スケールHPLCによって精製して、25.0mgの(S)-4-フルオロ-N-(1-(4-(N-(1-フルオロ-2-メチルプロパン-2-イル)スルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)ベンズアミド(I-10)を白色の固体として得た(収率22%)。MS (ESI+) m/z 516.1 [M+H]+;1H NMR (400 MHz, d6-DMSO) δ 10.59 (s, 1H), 8.86 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 7.96 - 7.80 (m, 2H), 7.76 (s, 4H), 7.66 (s, 1H), 7.39 (d, J = 7.2 Hz, 2H), 7.33 - 7.21 (m, 4H), 7.16 (t, J = 7.3 Hz, 1H), 5.00 - 4.62 (m, 1H), 4.21 (s, 1H), 4.09 (s, 1H), 3.11 (qd, J = 13.7, 7.6 Hz, 2H), 1.04 (d, J = 1.8 Hz, 6H).
実施例2c:(S)-N-(1-(4-(N-ビシクロ[1.1.1]ペンタン-1-イルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-11)。
(S)-N-(1-(4-(N-ビシクロ[1.1.1]ペンタン-1-イルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-11)の調製。
91.3mgのビシクロ[1.1.1]ペンタン-1-アミン(1.10mmol、5.00当量)及び142mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.10mmol、5.00当量)の10mLのジクロロメタン中の混合物に、100mgの(S)-4-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリド(0.22mmol、1.0当量)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌し、真空中で濃縮した。残渣を分取スケールHPLCによって精製して、25.0mgの(S)-N-(1-(4-(N-ビシクロ[1.1.1]ペンタン-1-スルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-11)を白色の固体として得た(収率22%)。MS (ESI+) m/z 508.1 [M+H]+;1H NMR (400 MHz, d6-DMSO) δ 10.60 (s, 1H), 8.87 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 8.46 (s, 1H), 7.95 - 7.83 (m, 2H), 7.76 (dd, J = 22.1, 8.9 Hz, 2H), 7.42 (dd, J = 21.9, 10.1 Hz, 2H), 7.34 - 7.20 (m, 4H), 7.16 (t, J = 7.3 Hz, 1H), 4.92 - 4.70 (m, 1H), 3.11 (qd, J = 13.7, 7.7 Hz, 2H), 2.24 (s, 1H), 1.68 (s, 6H).
実施例2d:(S)-4-フルオロ-N-(1-(4-(N-オキセタン-3-イルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)ベンズアミド(I-64)。
(S)-4-フルオロ-N-(1-(4-(N-オキセタン-3-イルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)ベンズアミド(I-64)の調製。
198mgのオキセタン-3-アミン(2.71mmol、5.0当量)及び350mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(2.71mmol、5.00当量)の10mLのジクロロメタン中の混合物に、250mgの(S)-4-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリド(0.54mmol、1.00当量)を加えた。混合物を室温で2時間撹拌し、真空中で濃縮した。化合物を、Gilson GX-281で逆相分取HPLCによって精製した。DMSOに溶解した粗生成物の濃縮溶液を800uLの量で10um C18逆相XBridge 19mm径×250mm長のカラムに注入し、10mmol/リットルの炭酸アンモニウムを含む水中45~95%アセトニトリルのグラジエントで溶出した。214nm及び254nmのUV吸光度によってピークを検出し、214nmチャネルで1mVの閾値トリガーによって画分を収集した。生成物を含む画分を合わせ、濃縮し、凍結乾燥して、80mgの(S)-4-フルオロ-N-(1-(4-(N-オキセタン-3-イルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)ベンズアミド(I-64)を白色の固体として得た(収率30%)。MS (ESI+) m/z 498 [M+H]+. 1H NMR (400 MHz, DMSO) δ 10.64 (s, 1H), 8.89 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 8.43 (s, 1H), 7.94 - 7.87 (m, 2H), 7.81 (d, J = 8.2 Hz, 2H), 7.73 (d, J = 8.4 Hz, 2H), 7.41 (d, J = 7.7 Hz, 2H), 7.29 (dd, J = 14.3, 7.4 Hz, 4H), 7.18 (t, J = 7.3 Hz, 1H), 4.82 (d, J = 13.7 Hz, 1H), 4.49 (t, J = 6.7 Hz, 2H), 4.36 (s, 1H), 4.24 (t, J = 6.2 Hz, 2H), 3.21 - 3.02 (m, 2H)
実施例2e:(S)-N-(1-(4-(N-シクロプロピルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-6)。
(S)-N-(1-(4-(N-シクロプロピルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミドの調製
63mgのシクロプロパンアミン(1.1mmol、5.0当量)及び142mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.10mmol、5.00当量)の10mLのジクロロメタン中の混合物に、100mgの(S)-4-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリド(0.22mmol、1.00当量)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌し、真空中で濃縮した。化合物を、Gilson GX-281で逆相分取HPLCによって精製した。DMSOに溶解した粗生成物の濃縮溶液を500uLの量で10um C18逆相Waters X-SELECT 19mm径×250mm長のカラムに注入し、10mmol/リットルの炭酸アンモニウムを含む水中50~95%アセトニトリルのグラジエントで溶出した。214nm及び254nmのUV吸光度によってピークを検出し、214nmチャネルで2mVの閾値トリガーによって画分を収集した。生成物を含む画分を合わせ、濃縮し、凍結乾燥して、50.0mgの(S)-N-(1-(4-(N-シクロプロピルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-6)を白色の固体として得た(収率48%)。MS (ESI+) m/z 482 [M+H]+;1H NMR (400 MHz, d6-DMSO) δ 10.62 (s, 1H), 8.86 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 7.88 (dd, J = 8.8, 5.6 Hz, 2H), 7.84 - 7.66 (m, 5H), 7.46 - 7.33 (m, 2H), 7.33 - 7.21 (m, 4H), 7.16 (t, J = 7.3 Hz, 1H), 4.82 (td, J = 9.9, 5.0 Hz, 1H), 3.20 - 2.97 (m, 2H), 2.06 (d, J = 4.0 Hz, 1H), 0.48 - 0.39 (m, 2H), 0.36 - 0.24 (m, 2H).
実施例2f:(S)-N-(1-(4-(N-シクロブチルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-7)。
(S)-N-(1-(4-(N-シクロブチルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミドの調製
78mgのシクロブタンアミン(1.1mmol、5.0当量)及び142mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.10mmol、5.00当量)の10mLのジクロロメタン中の混合物に、100mgの(S)-4-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリド(0.22mmol、1.00当量)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌し、真空中で濃縮した。化合物を、Gilson GX-281で逆相分取HPLCによって精製した。DMSOに溶解した粗生成物の濃縮溶液を850uLの量で10um C18逆相Waters X-SELECT 19mm径×250mm長のカラムに注入し、10mmol/リットルの炭酸アンモニウムを含む水中50~95%アセトニトリルのグラジエントで溶出した。214nm及び254nmのUV吸光度によってピークを検出し、214nmチャネルで6mVの閾値トリガーによって画分を収集した。生成物を含む画分を合わせ、濃縮し、凍結乾燥して、35.0mgの(S)-N-(1-(4-(N-シクロブチルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-7)を白色の固体として得た(収率32%)。MS (ESI+) m/z 496 [M+H]+;1H NMR (400 MHz, d6-DMSO) δ 10.59 (s, 1H), 8.86 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 7.88 (dd, J = 8.8, 5.6 Hz, 2H), 7.82 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.77 (d, J = 8.9 Hz, 2H), 7.70 (d, J = 8.9 Hz, 2H), 7.39 (d, J = 7.3 Hz, 2H), 7.31 - 7.20 (m, 4H), 7.16 (t, J = 7.3 Hz, 1H), 4.86 - 4.76 (m, 1H), 3.64 - 3.49 (m, 1H), 3.19 - 3.00 (m, 2H), 1.86 (m, 2H), 1.75 - 1.56 (m, 2H), 1.55 - 1.33 (m, 2H).
実施例2g:(S)-N-(1-(4-(N-シクロペンチルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-8)。
(S)-N-(1-(4-(N-シクロペンチルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミドの調製
94mgのシクロペンタンアミン(1.1mmol、5.0当量)及び142mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.10mmol、5.00当量)の10mLのジクロロメタン中の混合物に、100mgの(S)-4-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリド(0.22mmol、1.00当量)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌し、真空中で濃縮した。化合物を、Gilson GX-281で逆相分取HPLCによって精製した。DMSOに溶解した粗生成物の濃縮溶液を950uLの量で10um C18逆相Waters X-SELECT 19mm径×250mm長のカラムに注入し、10mmol/リットルの炭酸アンモニウムを含む水中53~95%アセトニトリルのグラジエントで溶出した。214nm及び254nmのUV吸光度によってピークを検出し、214nmチャネルで4mVの閾値トリガーによって画分を収集した。生成物を含む画分を合わせ、濃縮し、凍結乾燥して、30.0mgの(S)-N-(1-(4-(N-シクロペンチルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-8)を白色の固体として得た(収率27%)。MS (ESI+) m/z 510 [M+H]+;1H NMR (400 MHz, d6-DMSO) δ 10.60 (s, 1H), 8.86 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 7.89 (dd, J = 8.8, 5.5 Hz, 2H), 7.75 (dd, J = 20.3, 8.9 Hz, 4H), 7.49 (t, J = 9.2 Hz, 1H), 7.39 (d, J = 7.3 Hz, 2H), 7.32 - 7.22 (m, 4H), 7.16 (t, J = 7.3 Hz, 1H), 4.87 - 4.76 (m, 1H), 3.40 - 3.32 (m, 1H), 3.20 - 2.99 (m, 2H), 1.51 (m, 4H), 1.40 - 1.15 (m, 4H).
実施例2h:(S)-4-フルオロ-N-(1-(4-(N-(1-メチルアゼチジン-3-イル)スルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)ベンズアミド(I-65)。
(S)-4-フルオロ-N-(1-(4-(N-(1-メチルアゼチジン-3-イル)スルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)ベンズアミド(I-65)の調製。
233mgの1-メチルアゼチジン-3-アミン(2.71mmol、5.0当量)及び350mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(2.71mmol、5.00当量)の10mLのジクロロメタン中の混合物に、250mgの(S)-4-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリド(0.54mmol、1.00当量)を加えた。混合物を室温で2時間撹拌し、真空中で濃縮した。化合物を、Gilson GX-281で逆相分取HPLCによって精製した。DMSOに溶解した粗生成物の濃縮溶液を500uLの量で10um C18逆相Waters X-SELECT 19mm径×250mm長のカラムに注入し、10mmol/リットルの炭酸アンモニウムを含む水中38~95%アセトニトリルのグラジエントで溶出した。214nm及び254nmのUV吸光度によってピークを検出し、214nmチャネルで3mVの閾値トリガーによって画分を収集した。生成物を含む画分を合わせ、濃縮し、凍結乾燥して、30mgの(S)-4-フルオロ-N-(1-(4-(N-(1-メチルアゼチジン-3-イル)スルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)ベンズアミド(I-65)を白色の固体として得た(収率11%)。MS (ESI+) m/z 511 [M+H]+. 1H NMR (400 MHz, d6-DMSO) δ 10.64 (s, 1H), 8.90 (d, J = 7.7 Hz, 1H), 8.03 (s, 1H), 7.94 - 7.87 (m, 2H), 7.80 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 7.73 (d, J = 8.4 Hz, 2H), 7.41 (d, J = 7.4 Hz, 2H), 7.29 (dd, J = 14.2, 7.4 Hz, 4H), 7.18 (t, J = 7.1 Hz, 1H), 4.84 (s, 1H), 3.65 (s, 1H), 3.25 (s, 2H), 3.17 - 3.09 (m, 2H), 2.55 (t, J = 6.9 Hz, 2H), 2.08 (s, 3H).
実施例2i:(S)-N-(1-(4-(N-(シクロプロピルメチル)スルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-9)。
(S)-N-(1-(4-(N-(シクロプロピルメチル)スルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミドの調製
78mgのシクロプロピルメタンアミン(1.1mmol、5.0当量)及び142mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.10mmol、5.00当量)の10mLのジクロロメタン中の混合物に、100mgの(S)-4-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリド(0.22mmol、1.00当量)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌し、真空中で濃縮した。化合物を、Gilson GX-281で逆相分取HPLCによって精製した。DMSOに溶解した粗生成物の濃縮溶液を800uLの量で10um C18逆相Waters X-SELECT 19mm径×250mm長のカラムに注入し、10mmol/リットルの炭酸アンモニウムを含む水中50~95%アセトニトリルのグラジエントで溶出した。214nm及び254nmのUV吸光度によってピークを検出し、214nmチャネルで4mVの閾値トリガーによって画分を収集した。生成物を含む画分を合わせ、濃縮し、凍結乾燥して、30.0mgの(S)-N-(1-(4-(N-(シクロプロピルメチル)スルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-9)を白色の固体として得た(収率28%)。MS (ESI+) m/z 496 [M+H]+;1H NMR (400 MHz, d6-DMSO) δ 10.59 (s, 1H), 8.85 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 7.88 (dd, J = 8.8, 5.5 Hz, 2H), 7.75 (dd, J = 21.2, 8.9 Hz, 4H), 7.59 (t, J = 5.9 Hz, 1H), 7.39 (d, J = 7.3 Hz, 2H), 7.33 - 7.21 (m, 4H), 7.16 (t, J = 7.3 Hz, 1H), 4.82 (td, J = 10.0, 5.2 Hz, 1H), 3.20 - 2.96 (m, 2H), 2.61 (dd, J = 16.2, 9.8 Hz, 2H), 0.90 - 0.67 (m, 1H), 0.42 - 0.18 (m, 2H), 0.04 (q, J = 4.5 Hz, 2H).
実施例2j:N-((S)-1-((4-(N-((R)-sec-ブチル)スルファモイル)フェニル)アミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-12)。
N-((S)-1-((4-(N-((R)-sec-ブチル)スルファモイル)フェニル)アミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-12)の調製
80mgの(R)-ブタン-2-アミン(1.10mmol、5.00当量)及び142mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.10mmol、5.00当量)の10mLのジクロロメタン中の混合物に、100mgの(S)-4-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリド(0.22mmol、1.0当量)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌し、真空中で濃縮した。化合物を、Gilson GX-281で逆相分取HPLCによって精製した。DMSOに溶解した粗生成物の濃縮溶液を700uLの量で10um C18逆相Waters X-SELECT 19mm径×250mm長のカラムに注入し、10mmol/リットルの炭酸アンモニウムを含む水中50~95%アセトニトリルのグラジエントで溶出した。214nm及び254nmのUV吸光度によってピークを検出し、214nmチャネルで5mVの閾値トリガーによって画分を収集した。生成物を含む画分を合わせ、濃縮し、凍結乾燥して、40.0mgのN-((S)-1-((4-(N-((R)-sec-ブチル)スルファモイル)フェニル)アミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-12)を白色の固体として得た(収率37%)。MS (ESI+) m/z 498 [M+H]+;1H NMR (400 MHz, d6-DMSO) δ 10.58 (s, 1H), 8.86 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 7.93 - 7.84 (m, 2H), 7.75 (q, J = 8.9 Hz, 4H), 7.39 (d, J = 7.5 Hz, 3H), 7.32 - 7.22 (m, 4H), 7.16 (t, J = 7.3 Hz, 1H), 4.86 - 4.76 (m, 1H), 3.22 - 2.90 (m, 3H), 1.27 (p, J = 7.3 Hz, 2H), 0.84 (d, J = 6.6 Hz, 3H), 0.69 (t, J = 7.4 Hz, 3H).
実施例2k:4-フルオロ-N-((S)-1-オキソ-3-フェニル-1-(4-(N-((S)-1,1,1-トリフルオロプロパン-2-イル)スルファモイル)フェニルアミノ)プロパン-2-イル)ベンズアミド(I-13)。
4-フルオロ-N-((S)-1-オキソ-3-フェニル-1-(4-(N-((S)-1,1,1-トリフルオロプロパン-2-イル)スルファモイル)フェニルアミノ)プロパン-2-イル)ベンズアミド(I-13)の調製。
124mgの(S)-1,1,1-トリフルオロプロパン-2-アミン(1.10mmol、5.00当量)の10mLのピリジン中の混合物に、100mgの(S)-4-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリド(0.22mmol、1.0当量)を加えた。混合物を室温で一晩撹拌し、真空中で濃縮した。化合物を、Gilson GX-281で逆相分取HPLCによって精製した。DMSOに溶解した粗生成物の濃縮溶液を700uLの量で10um C18逆相Waters X-SELECT 19mm径×250mm長のカラムに注入し、10mmol/リットルの炭酸アンモニウムを含む水中50~95%アセトニトリルのグラジエントで溶出した。214nm及び254nmのUV吸光度によってピークを検出し、214nmチャネルで3mVの閾値トリガーによって画分を収集した。生成物を含む分画を合わせ、濃縮し、凍結乾燥して、20.0mgの4-フルオロ-N-((S)-1-オキソ-3-フェニル-1-(4-(N-((S)-1,1,1-トリフルオロプロパン-2-イル)スルファモイル)フェニルアミノ)プロパン-2-イル)ベンズアミド(I-13)を白色の固体として得た(収率17%)。MS (ESI+) m/z 538 [M+H]+;1H NMR (400 MHz, d6-DMSO) δ 10.63 (s, 1H), 8.87 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 8.36 (s, 1H), 7.95 - 7.84 (m, 2H), 7.84 - 7.72 (m, 4H), 7.39 (d, J = 7.2 Hz, 2H), 7.33 - 7.20 (m, 4H), 7.16 (t, J = 7.3 Hz, 1H), 4.87 - 4.75 (m, 1H), 4.26 - 3.69 (m, 1H), 3.11 (qd, J = 13.6, 7.5 Hz, 2H), 0.95 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
実施例2l:N-((S)-1-(4-(N-((R)-1-シクロプロピルエチル)スルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-67)。
N-((S)-1-(4-N-((R)-1-シクロプロピルエチル)スルファモイル)フェニル)アミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-67)の調製。
94mgの(R)-1-シクロプロピルエタンアミン(1.10mmol、5.00当量)及び142mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.10mmol、5.00当量)の10mLのジクロロメタン中の混合物に、100mgの(S)-4-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリド(0.22mmol、1.0当量)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌し、真空中で濃縮した。化合物を、Gilson GX-281で逆相分取HPLCによって精製した。DMSOに溶解した粗生成物の濃縮溶液を700uLの量で10um C18逆相Waters X-SELECT 19mm径×250mm長のカラムに注入し、10mmol/リットルの炭酸アンモニウムを含む水中55~95%アセトニトリルのグラジエントで溶出した。214nm及び254nmのUV吸光度によってピークを検出し、214nmチャネルで3mVの閾値トリガーによって画分を収集した。生成物を含む画分を合わせ、濃縮し、凍結乾燥して、50.0mgのN-((S)-1-(4-(N-((R)-1-シクロプロピルエチル)スルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-67)を白色の固体として得た(収率44%)。MS (ESI+) m/z 510 [M+H]+;1H NMR (400 MHz, d6-DMSO) δ 10.57 (s, 1H), 8.86 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 7.93 - 7.82 (m, 2H), 7.74 (q, J = 9.0 Hz, 4H), 7.54 (d, J = 7.7 Hz, 1H), 7.39 (d, J = 7.2 Hz, 2H), 7.33 - 7.19 (m, 4H), 7.16 (t, J = 7.3 Hz, 1H), 4.87 - 4.75 (m, 1H), 3.10 (qd, J = 13.7, 7.6 Hz, 2H), 2.55 (dd, J = 14.3, 7.4 Hz, 1H), 0.92 (d, J = 6.6 Hz, 3H), 0.80 - 0.60 (m, 1H), 0.38 - 0.24 (m, 1H), 0.24 - 0.13 (m, 1H), 0.09 (td, J = 9.4, 5.0 Hz, 1H), -0.08 (td, J = 9.5, 5.0 Hz, 1H).
実施例2m:(S)-4-フルオロ-N-(1-オキソ-3-フェニル-1-(4-(N-(2,2,2-トリフルオロエチル)スルファモイル)フェニルアミノ)プロパン-2-イル)ベンズアミド(I-23)。
(S)-4-フルオロ-N-(1-オキソ-3-フェニル-1-(4-(N-(2,2,2-トリフルオロエチル)スルファモイル)フェニルアミノ)プロパン-2-イル)ベンズアミド(I-23)の調製。
109mgの2,2,2-トリフルオロエタンアミン(1.10mmol、5.00当量)の10mLのピリジン中の混合物に、100mgの(S)-4-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリド(0.22mmol、1.0当量)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌し、真空中で濃縮した。化合物を、Gilson GX-281で逆相分取HPLCによって精製した。DMSOに溶解した粗生成物の濃縮溶液を500uLの量で10um C18逆相XBridge 19mm径×250mm長のカラムに注入し、10mmol/リットルの炭酸アンモニウムを含む水中50~95%アセトニトリルのグラジエントで溶出した。214nm及び254nmのUV吸光度によってピークを検出し、214nmチャネルで1mVの閾値トリガーによって画分を収集した。生成物を含む分画を合わせ、濃縮し、凍結乾燥して、60.0mgの(S)-4-フルオロ-N-(1-オキソ-3-フェニル-1-(4-(N-2,2,2-トリフルオロエチル)スルファモイル)フェニルアミノ)プロパン-2-イル)ベンズアミド(I-23)を白色の固体として得た(収率53%)。MS (ESI+) m/z 524 [M+H]+;1H NMR (400 MHz, d6-DMSO) δ 10.62 (s, 1H), 8.86 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 8.49 (t, J = 6.8 Hz, 1H), 7.88 (dd, J = 8.7, 5.6 Hz, 2H), 7.83 - 7.72 (m, 4H), 7.39 (d, J = 7.3 Hz, 2H), 7.32 - 7.21 (m, 4H), 7.16 (t, J = 7.3 Hz, 1H), 4.82 (td, J = 9.9, 5.1 Hz, 1H), 3.72 - 3.52 (m, 2H), 3.18 - 2.97 (m, 2H).
実施例2n:(S)-4-フルオロ-N-(1-オキソ-1-(4-(N-tert-ペンチルスルファモイル)フェニルアミノ)-3-フェニルプロパン-2-イル)ベンズアミド(I-24)。
(S)-4-フルオロ-N-(1-オキソ-1-(4-(N-tert-ペンチルスルファモイル)フェニルアミノ)-3-フェニルプロパン-2-イル)ベンズアミド(I-24)の調製。
96mgの2-メチルブタン-2-アミン(1.10mmol、5.00当量)及び142mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.10mmol、5.00当量)の10mLのジクロロメタン中の混合物に、100mgの(S)-4-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリド(0.22mmol、1.0当量)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌し、真空中で濃縮した。化合物を、Gilson GX-281で逆相分取HPLCによって精製した。DMSOに溶解した粗生成物の濃縮溶液を700uLの量で10um C18逆相XBridge 19mm径×250mm長のカラムに注入し、10mmol/リットルの炭酸アンモニウムを含む水中45~95%アセトニトリルのグラジエントで溶出した。214nm及び254nmのUV吸光度によってピークを検出し、214nmチャネルで3mVの閾値トリガーによって画分を収集した。生成物を含む分画を合わせ、濃縮し、凍結乾燥して、40.0mgの(S)-4-フルオロ-N-(1-オキソ-1-(4-(N-tert-ペンチルスルファモイル)フェニルアミノ)-3-フェニルプロパン-2-イル)ベンズアミド(I-24)を白色の固体として得た(収率35%)。MS (ESI+) m/z 512 [M+H]+;1H NMR (400 MHz, d6-DMSO) δ 10.57 (s, 1H), 8.86 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 7.88 (dd, J = 8.7, 5.6 Hz, 2H), 7.75 (s, 4H), 7.39 (d, J = 7.3 Hz, 2H), 7.32 - 7.20 (m, 5H), 7.16 (t, J = 7.3 Hz, 1H), 4.81 (td, J = 9.9, 4.9 Hz, 1H), 3.21 - 2.99 (m, 2H), 1.40 (q, J = 7.4 Hz, 2H), 0.99 (s, 6H), 0.72 (t, J = 7.4 Hz, 3H).
実施例2o:(S)-4-フルオロ-N-(1-オキソ-3-フェニル-1-(4-(N-(1,1,1-トリフルオロ-2-メチルプロパン-2-イル)スルファモイル)フェニルアミノ)プロパン-2-イル)ベンズアミド(I-25)。
(S)-4-フルオロ-N-(1-オキソ-3-フェニル-1-(4-(N-(1,1,1-2-トリフルオロ-2-メチルプロパン-2-イル)スルファモイル)フェニルアミノ)プロパン-2-イル)ベンズアミド(I-25)の調製。
140mgの1,1,1-トリフルオロ-2-メチルプロパン-2-アミン(1.10mmol、5.00当量)の10mLのピリジン中の混合物に、100mgの(S)-4-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリド(0.22mmol、1.0当量)を加えた。混合物を室温で一晩撹拌し、真空中で濃縮した。化合物を、Gilson GX-281で逆相分取HPLCによって精製した。DMSOに溶解した粗生成物の濃縮溶液を500uLの量で10um C18逆相XBridge 19mm径×250mm長のカラムに注入し、10mmol/リットルの炭酸アンモニウムを含む水中50~95%アセトニトリルのグラジエントで溶出した。214nm及び254nmのUV吸光度によってピークを検出し、214nmチャネルで3mVの閾値トリガーによって画分を収集した。生成物を含む分画を合わせ、濃縮し、凍結乾燥して、20.0mgの(S)-4-フルオロ-N-(1-オキソ-3-フェニル-1-(4-(N-1,1,1-トリフルオロ-2-メチルプロパン-2-イル)スルファモイル)フェニルアミノ)プロパン-2-イル)ベンズアミド(I-25)を白色の固体として得た(収率17%)。MS (ESI+) m/z 552 [M+H]+;1H NMR (400 MHz, d6-DMSO) δ 10.63 (s, 1H), 8.87 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 8.31 (s, 1H), 7.88 (dd, J = 8.8, 5.5 Hz, 2H), 7.78 (q, J = 9.0 Hz, 4H), 7.39 (d, J = 7.3 Hz, 2H), 7.32 - 7.21 (m, 4H), 7.16 (t, J = 7.3 Hz, 1H), 4.87 - 4.76 (m, 1H), 3.20 - 3.00 (m, 2H), 1.23 (s, 6H).
実施例2p:4-フルオロ-N-((S)-1-オキソ-3-フェニル-1-(4-(N-((R)-1,1,1-トリフルオロプロパン-2-イル)スルファモイル)フェニルアミノ)プロパン-2-イル)ベンズアミド(I-26)。
4-フルオロ-N-((S)-1-オキソ-3-フェニル-1-(4-(N-((R)-1,1,1-トリフルオロプロパン-2-イル)スルファモイル)フェニルアミノ)プロパン-2-イル)ベンズアミド(I-26)の調製。
124mgの(R)-1,1,1-トリフルオロプロパン-2-アミン(1.10mmol、5.00当量)の10mLのピリジン中の混合物に、100mgの(S)-4-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリド(0.22mmol、1.0当量)を加えた。混合物を室温で一晩撹拌し、真空中で濃縮した。化合物を、Gilson GX-281で逆相分取HPLCによって精製した。DMSOに溶解した粗生成物の濃縮溶液を300uLの量で10um C18逆相XBridge 19mm径×250mm長のカラムに注入し、10mmol/リットルの炭酸アンモニウムを含む水中43~95%アセトニトリルのグラジエントで溶出した。214nm及び254nmのUV吸光度によってピークを検出し、214nmチャネルで6mVの閾値トリガーによって画分を収集した。生成物を含む分画を合わせ、濃縮し、凍結乾燥して、15.0mgの4-フルオロ-N-((S)-1-オキソ-3-フェニル-1-(4-(N-((R)-1,1,1-トリフルオロプロパン-2-イル)スルファモイル)フェニルアミノ)プロパン-2-イル)ベンズアミド(I-26)を白色の固体として得た(収率13%)。MS (ESI+) m/z 538 [M+H]+;1H NMR (400 MHz, d6-DMSO) δ 10.63 (s, 1H), 8.87 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 8.35 (s, 1H), 7.93 - 7.84 (m, 2H), 7.84 - 7.78 (m, 4H), 7.39 (d, J = 7.2 Hz, 2H), 7.32 - 7.21 (m, 4H), 7.16 (t, J = 7.3 Hz, 1H), 4.87 - 4.75 (m, 1H), 3.98 (dt, J = 14.5, 7.2 Hz, 1H), 3.20 - 2.98 (m, 2H), 0.95 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
実施例2q:N-((S)-1-(4-(N-((S)-1-シクロプロピルエチル)スルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-27)。
N-((S)-1-(4-N-((S)-1-シクロプロピルエチル)スルファモイル)フェニル)アミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-27)の調製。
94mgの(S)-1-シクロプロピルエタンアミン(1.10mmol、5.00当量)及び142mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.10mmol、5.00当量)の10mLのジクロロメタン中の混合物に、100mgの(S)-4-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリド(0.22mmol、1.0当量)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌し、真空中で濃縮した。化合物を、Gilson GX-281で逆相分取HPLCによって精製した。DMSOに溶解した粗生成物の濃縮溶液を700uLの量で10um C18逆相XBridge 19mm径×250mm長のカラムに注入し、10mmol/リットルの炭酸アンモニウムを含む水中50~95%アセトニトリルのグラジエントで溶出した。214nm及び254nmのUV吸光度によってピークを検出し、214nmチャネルで3mVの閾値トリガーによって画分を収集した。生成物を含む画分を合わせ、濃縮し、凍結乾燥して、25.0mgのN-((S)-1-(4-(N-((S)-1-シクロプロピルエチル)スルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-27)を白色の固体として得た(収率22%)。MS (ESI+) m/z 510 [M+H]+;1H NMR (400 MHz, d6-DMSO) δ 10.57 (s, 1H), 8.86 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 7.93 - 7.84 (m, 2H), 7.74 (q, J = 9.0 Hz, 4H), 7.55 (d, J = 7.7 Hz, 1H), 7.39 (d, J = 7.2 Hz, 2H), 7.34 - 7.21 (m, 4H), 7.16 (t, J = 7.3 Hz, 1H), 4.82 (td, J = 10.1, 5.1 Hz, 1H), 3.22 - 2.99 (m, 2H), 2.54 (dt, J = 13.6, 6.8 Hz, 1H), 0.93 (d, J = 6.6 Hz, 3H), 0.81 - 0.61 (m, 1H), 0.36 - 0.24 (m, 1H), 0.24 - 0.13 (m, 1H), 0.09 (td, J = 9.3, 5.0 Hz, 1H), -0.05 - -0.19 (m, 1H).
実施例2r:N-((S)-1-((4-(N-((S)-sec-ブチル)スルファモイル)フェニル)アミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-28)。
N-((S)-1-((4-(N-((S)-sec-ブチル)スルファモイル)フェニル)アミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-28)の調製。
80mgの(S)-ブタン-2-アミン(1.10mmol、5.00当量)及び142mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.10mmol、5.00当量)の10mLのジクロロメタン中の混合物に、100mgの(S)-4-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリド(0.22mmol、1.0当量)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌し、真空中で濃縮した。化合物を、Gilson GX-281で逆相分取HPLCによって精製した。DMSOに溶解した粗生成物の濃縮溶液を900uLの量で10um C18逆相XBridge 19mm径×250mm長のカラムに注入し、10mmol/リットルの炭酸アンモニウムを含む水中50~95%アセトニトリルのグラジエントで溶出した。214nm及び254nmのUV吸光度によってピークを検出し、214nmチャネルで3mVの閾値トリガーによって画分を収集した。生成物を含む画分を合わせ、濃縮し、凍結乾燥して、25.0mgのN-((S)-1-((4-(N-((S)-sec-ブチル)スルファモイル)フェニル)アミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-28)を白色の固体として得た(収率23%)。MS (ESI+) m/z 498 [M+H]+;1H NMR (400 MHz, d6-DMSO) δ 10.60 (s, 1H), 8.88 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 7.91 (dd, J = 8.8, 5.5 Hz, 2H), 7.77 (q, J = 8.9 Hz, 4H), 7.41 (d, J = 7.6 Hz, 3H), 7.35 - 7.22 (m, 4H), 7.18 (t, J = 7.4 Hz, 1H), 4.88 - 4.79 (m, 1H), 3.09 (dtd, J = 20.6, 13.8, 5.8 Hz, 3H), 1.29 (p, J = 7.3 Hz, 2H), 0.86 (d, J = 6.6 Hz, 3H), 0.71 (t, J = 7.4 Hz, 3H).
実施例2s:(S)-4-フルオロ-N-(1-(4-(N-メチルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)ベンズアミド(I-30)。
(S)-4-フルオロ-N-(1-(4-(N-メチルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)ベンズアミド(I-30)の調製。
34mgのメタンアミン(1.08mmol、5.0当量)及び139mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.08mmol、5.00当量)の10mLのジクロロメタン中の混合物に、100mgの(S)-4-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリド(0.22mmol、1.00当量)を加えた。混合物を室温で2時間撹拌し、真空中で濃縮した。化合物を、Gilson GX-281で逆相分取HPLCによって精製した。DMSOに溶解した粗生成物の濃縮溶液を600uLの量で10um C18逆相Waters X-SELECT 19mm径×250mm長のカラムに注入し、10mmol/リットルの炭酸アンモニウムを含む水中44~95%アセトニトリルのグラジエントで溶出した。214nm及び254nmのUV吸光度によってピークを検出し、214nmチャネルで5mVの閾値トリガーによって画分を収集した。生成物を含む画分を合わせ、濃縮し、凍結乾燥して、40mgの(S)-4-フルオロ-N-(1-(4-(N-メチルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)ベンズアミド(I-30)を白色の固体として得た(収率40%)。MS (ESI+) m/z 456[M+H]+. 1H NMR (400 MHz, d6-DMSO) δ 10.61 (s, 1H), 8.86 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 7.88 (dd, J = 8.9, 5.5 Hz, 2H), 7.80 (d, J = 8.9 Hz, 2H), 7.71 (d, J = 8.9 Hz, 2H), 7.39 (d, J = 7.1 Hz, 2H), 7.28 (ddd, J = 11.5, 9.2, 3.7 Hz, 5H), 7.17 (t, J = 7.3 Hz, 1H), 4.82 (dd, J = 15.3, 7.6 Hz, 1H), 3.17 - 3.02 (m, 2H), 2.37 (d, J = 5.0 Hz, 3H).
実施例2t:(S)-N-(1-(4-(N-シクロヘキシルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-31)。
(S)-N-(1-(4-(N-シクロヘキシルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-31)の調製。
108mgのシクロヘキサンアミン(1.08mmol、5.0当量)及び139mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.08mmol、5.00当量)の10mLのジクロロメタン中の混合物に、100mgの(S)-4-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリド(0.22mmol、1.00当量)を加えた。混合物を室温で2時間撹拌し、真空中で濃縮した。化合物を、Gilson GX-281で逆相分取HPLCによって精製した。DMSOに溶解した粗生成物の濃縮溶液を800uLの量で10um C18逆相Waters X-SELECT 19mm径×250mm長のカラムに注入し、10mmol/リットルの炭酸アンモニウムを含む水中58~95%アセトニトリルのグラジエントで溶出した。214nm及び254nmのUV吸光度によってピークを検出し、214nmチャネルで6mVの閾値トリガーによって画分を収集した。生成物を含む画分を合わせ、濃縮し、凍結乾燥して、44mgの(S)-N-(1-(4-(N-シクロヘキシルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-31)を白色の固体として得た(収率39%)。MS (ESI+) m/z 524 [M+H]+. 1H NMR (400 MHz, d6-DMSO) δ 10.59 (s, 1H), 8.86 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 7.88 (dd, J = 8.9, 5.5 Hz, 2H), 7.75 (q, J = 9.1 Hz, 4H), 7.50 (d, J = 7.4 Hz, 1H), 7.39 (d, J = 7.1 Hz, 2H), 7.34 - 7.21 (m, 4H), 7.16 (t, J = 7.4 Hz, 1H), 4.81 (m, 1H), 3.19 - 3.00 (m, 2H), 2.87 (s, 1H), 1.66 - 1.33 (m, 5H), 1.04 (m, 5H).
実施例2u:(S)-4-フルオロ-N-(1-オキソ-3-フェニル-1-(4-(N-フェニルスルファモイル)フェニルアミノ)プロパン-2-イル)ベンズアミド(I-32)。
(S)-4-フルオロ-N-(1-オキソ-3-フェニル-1-(4-(N-フェニルスルファモイル)フェニルアミノ)プロパン-2-イル)ベンズアミド(I-32)の調製。
100mgのアニリン(1.08mmol、5.0当量)及び139mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.08mmol、5.00当量)の10mLのジクロロメタン中の混合物に、100mgの(S)-4-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリド(0.22mmol、1.00当量)を加えた。混合物を室温で2時間撹拌し、真空中で濃縮した。化合物を、Gilson GX-281で逆相分取HPLCによって精製した。DMSOに溶解した粗生成物の濃縮溶液を775uLの量で10um C18逆相Waters X-SELECT 19mm径×250mm長のカラムに注入し、10mmol/リットルの炭酸アンモニウムを含む水中53~95%アセトニトリルのグラジエントで溶出した。214nm及び254nmのUV吸光度によってピークを検出し、214nmチャネルで6mVの閾値トリガーによって画分を収集した。生成物を含む分画を合わせ、濃縮し、凍結乾燥して、20mgの(S)-4-フルオロ-N-(1-オキソ-3-フェニル-1-(4-(N-2-フェニルスルファモイル)フェニルアミノ)プロパン-2-イル)ベンズアミド(I-32)を白色の固体として得た(収率18%)。MS (ESI+) m/z 518 [M+H]+. 1H NMR (400 MHz, d6-DMSO) δ 10.58 (s, 1H), 10.14 (s, 1H), 8.84 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 7.92 - 7.81 (m, 2H), 7.69 (q, J = 9.1 Hz, 4H), 7.37 (d, J = 7.2 Hz, 2H), 7.31 - 7.09 (m, 7H), 7.08 - 7.00 (m, 2H), 6.98 (t, J = 7.3 Hz, 1H), 4.84 - 4.73 (m, 1H), 3.16 - 2.98 (m, 2H).
実施例2v:(S)-4-フルオロ-N-(1-(4-(N-(1-メチルピペリジン-4-イル)スルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)ベンズアミド(I-33)。
(S)-4-フルオロ-N-(1-(4-(N-(1-メチルピペリジン-4-イル)スルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)ベンズアミド(I-33)の調製。
123mgの1-メチルピペリジン-4-アミン(1.08mmol、5.0当量)及び139mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.08mmol、5.00当量)の10mLのジクロロメタン中の混合物に、100mgの(S)-4-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリド(0.22mmol、1.00当量)を加えた。混合物を室温で2時間撹拌し、真空中で濃縮した。化合物を、Gilson GX-281で逆相分取HPLCによって精製した。DMSOに溶解した粗生成物の濃縮溶液を1000uLの量で10um C18逆相Waters X-SELECT 19mm径×250mm長のカラムに注入し、10mmol/リットルの炭酸アンモニウムを含む水中40~95%アセトニトリルのグラジエントで溶出した。214nm及び254nmのUV吸光度によってピークを検出し、214nmチャネルで5mVの閾値トリガーによって画分を収集した。生成物を含む画分を合わせ、濃縮し、凍結乾燥して、28mgの(S)-4-フルオロ-N-(1-(4-(N-(1-メチルピペリジン-4-イル)スルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)ベンズアミド(I-33)を白色の固体として得た(収率24%)。MS (ESI+) m/z 539 [M+H]+. 1H NMR (400 MHz, d6-DMSO) δ 10.60 (s, 1H), 8.86 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 7.88 (dd, J = 8.9, 5.5 Hz, 2H), 7.76 (q, J = 9.0 Hz, 4H), 7.57 (d, J = 7.1 Hz, 1H), 7.39 (d, J = 7.2 Hz, 2H), 7.32 - 7.21 (m, 4H), 7.16 (t, J = 7.3 Hz, 1H), 4.81 (m, 1H), 3.17 - 3.02 (m, 2H), 2.83 (s, 1H), 2.58 (s, 2H), 2.06 (s, 3H), 1.80 (s, 2H), 1.48 (d, J = 11.3 Hz, 2H), 1.33 (dd, J = 20.4, 10.7 Hz, 2H).
実施例2w:(S)-4-フルオロ-N-(1-オキソ-3-フェニル-1-(4-(N-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)スルファモイル)フェニルアミノ)プロパン-2-イル)ベンズアミド(I-34)。
(S)-4-フルオロ-N-(1-オキソ-3-フェニル-1-(4-(N-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)スルファモイル)フェニルアミノ)プロパン-2-イル)ベンズアミド(I-34)の調製。
109mgのテトラヒドロ-2H-ピラン-4-アミン(1.08mmol、5.0当量)及び139mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.08mmol、5.00当量)の10mLのジクロロメタン中の混合物に、100mgの(S)-4-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリド(0.22mmol、1.00当量)を加えた。混合物を室温で2時間撹拌し、真空中で濃縮した。化合物を、Gilson GX-281で逆相分取HPLCによって精製した。DMSOに溶解した粗生成物の濃縮溶液を700uLの量で10um C18逆相Waters X-SELECT 19mm径×250mm長のカラムに注入し、10mmol/リットルの炭酸アンモニウムを含む水中43~95%アセトニトリルのグラジエントで溶出した。214nm及び254nmのUV吸光度によってピークを検出し、214nmチャネルで5mVの閾値トリガーによって画分を収集した。生成物を含む分画を合わせ、濃縮し、凍結乾燥して、38mgの(S)-4-フルオロ-N-(1-オキソ-3-フェニル-1-(4-(N-テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)スルファモイル)フェニルアミノ)プロパン-2-イル)ベンズアミド(I-34)を白色の固体として得た(収率33%)。MS (ESI+) m/z 526 [M+H]+. 1H NMR (400 MHz, d6-DMSO) δ 10.60 (s, 1H), 8.86 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 7.88 (dd, J = 8.9, 5.5 Hz, 2H), 7.82 - 7.72 (m, 4H), 7.66 (d, J = 7.2 Hz, 1H), 7.39 (d, J = 7.1 Hz, 2H), 7.34 - 7.23 (m, 4H), 7.16 (t, J = 7.3 Hz, 1H), 4.81 (m, 1H), 3.69 (d, J = 11.2 Hz, 2H), 3.23 - 3.06 (m, 5H), 1.47 (d, J = 12.4 Hz, 2H), 1.36 - 1.23 (m, 2H).
実施例2x:(R)-N-(1-(4-(N-ビシクロ[1.1.1]ペンタン-1-イルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-99)。
(R)-N-(1-(4-(N-ビシクロ[1.1.1]ペンタン-1-イルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-99)の調製。
126mgのビシクロ[1.1.1]ペンタン-1-アミン塩酸塩(1.05mmol、5.0当量)及び135.45mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.05mmol、5.00当量)の10mLのジクロロメタン中の混合物に、96.6mgの(R)-4-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリド(0.21mmol、1.00当量)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌した。混合物を10mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×30mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。粗生成物を以下の条件で分取HPLCによって精製した:カラム:YMC-Actus Triart C18、30*250mm、5 um、移動相:水(10% NH4HCO3+0.1% NH3-H2O)及びACN(33% ACNから55%まで7分間);UV検出254/220nm。生成物を含む画分を合わせ、一部真空中で蒸発させ、一晩凍結乾燥して、33.3mgの(R)-N-(1-(4-(N-ビシクロ[1.1.1]ペンタン-1-イルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-99)を白色の固体として得た(収率31%)。MS (ESI+) m/z 508 [M+H]+;1H NMR (300 MHz, d6-DMSO) δ 10.62 (s, 1H), 8.88 (d, 1H), 8.48 (s, 1H), 7.93-7.88 (m, 2H), 7.83-7.74 (m, 4H), 7.41 (d, 2H), 7.33-7.26 (m, 4H), 7.21-7.16 (m, 1H), 4.86-4.82 (m, 1H), 3.15-3.11 (m, 2H), 2.27 (s, 1H), 1.70 (s, 6H).
実施例3:N-((2S)-1-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-15)。
N-((2S)-1-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-15)の調製。
200mgの(S)-4-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリド(0.43mmol、1.00当量)及び434mgのトリエチルアミン(4.30mmol、10.0当量)の0℃の5.0mLのジクロロメタン中の溶液に、112mgのトリフェニルホスフィン(0.43mmol、1.00当量)及び31.4mgの2-メチルプロパン-2-アミン(0.43mmol、1.00当量)の5.0mLのジクロロメタン中の溶液を加えた。2時間後、混合物を濃縮し、残渣を分取スケールHPLCによって精製して、8.0mgのN-((2S)-1-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-15)を白色の固体として得た(収率3.8%)。MS (ESI+) m/z 408.1 [M-73]+;1H NMR (400 MHz, d6-DMSO) δ 10.45 (d, J = 3.2 Hz, 1H), 8.82 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 7.89 (dd, J = 8.7, 5.6 Hz, 2H), 7.74 (dd, J = 8.8, 3.0 Hz, 2H), 7.54 (d, J = 8.7 Hz, 2H), 7.39 (d, J = 7.6 Hz, 2H), 7.33 - 7.21 (m, 4H), 7.16 (t, J = 7.3 Hz, 1H), 6.19 (d, J = 1.3 Hz, 1H), 4.83 (td, J = 9.9, 5.0 Hz, 1H), 3.20 - 2.98 (m, 2H), 1.27 (s, 9H).
実施例4:N-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-2-(4-フルオロベンゾイル)-1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-3-カルボキサミド(I-22)。
メチル1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-3-カルボキシレートの調製。
1.77gの1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-3-カルボン酸(10.0mmol、1.00当量)の50mLのメタノール中の溶液に、5.95gの塩化チオニル(50.0mmol、5.00当量)を0℃で加えた。混合物を2時間還流し、濃縮して、1.72gのメチル1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-3-カルボキシレートを淡黄色の固体として得た(収率90%)。MS (ESI+) m/z 192.1 [M+H]+.
2-tert-ブチル3-メチル3,4-ジヒドロイソキノリン-2,3(1H)-ジカルボキシレートの調製。
1.91gのメチル1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-3-カルボキシレート(10.0mmol、1.00当量)及び2.58gのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(20.0mmol、2.00当量)の混合物に、2.18gの二炭酸ジ-tert-ブチル(10.0mmol、1.00当量)を加えた。混合物を一晩撹拌し、真空中濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して(石油エーテル:酢酸エチル(3:1、v:v))、2.32gの2-tert-ブチル3-メチル3,4-ジヒドロイソキノリン-2,3(1H)-ジカルボキシレートを白色の固体として得た(収率80%)。MS (ESI+) m/z 292.1 [M+H]+.
tert-ブチル3-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-カルボキシレートの調製。
1.45gの2-tert-ブチル3-メチル3,4-ジヒドロイソキノリン-2,3(1H)-ジカルボキシレート(5.00mmol、1.00当量)及び1.14gの4-アミノ-N-tert-ブチルベンゼンスルホンアミド(5.00mmol、1.00当量)の20.0mLのジクロロメタン中の混合物に、10.0mLのトリメチルアルミニウム(トルエン中2.0M、20.0mmol、4.00当量)を加えた。混合物を一晩撹拌し、30mLの氷水に注いだ。混合物を3×50mLの量の酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して(石油エーテル:酢酸エチル(3:1、v:v))、1.2gのtert-ブチル3-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-カルボキシレートを淡黄色の固体として得た(収率50%)。MS (ESI+) m/z 488.1 [M+H]+.
N-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-3-カルボキサミドの調製。
1.22gのtert-ブチル3-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-カルボキシレート(2.50mmol、1.00当量)の20mLのジオキサン中塩酸(4.0MのHCl)中の混合物を室温で3時間撹拌した。混合物を真空中で濃縮して、967mgのN-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-3-カルボキサミドを白色の固体として得た(収率100%)。MS (ESI+) m/z 388.1 [M+H]+.
N-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-2-(4-フルオロベンゾイル)-1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-3-カルボキサミド(I-22)の調製。
194mgの(S)-2-アミノ-N-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-3-フェニルプロパンアミド(0.50mmol、1.00当量)、70mgの4-フルオロ安息香酸(0.50mmol、1.00当量)、144mgのN-(3-ジメチルアミノプロピル)-N’-エチルカルボジイミド塩酸塩(0.75mmol、1.50当量)、81mgの1-ヒドロキシベンゾトリアゾール(0.60mmol、1.2当量)、及び129mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.00mmol、2.00当量)の10mLのN,N-ジメチルホルムアミド中の混合物を室温で一晩撹拌した。反応物を50mLの酢酸エチルで希釈し、3×40mLの量の水で洗浄した。有機相を濃縮し、残渣を分取スケールHPLCによって精製して、N-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-2-(4-フルオロベンゾイル)-1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-3-カルボキサミド(I-22)25.0mgを白色の固体として得た(収率10%)。MS (ESI+) m/z 388.1 [M+H]+ ;1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.58-7.81 (m, 5H), 7.03-7.49 (m, 7H), 4.62-4.74 (m, 2H), 3.75-3.42 (m, 1H), 3.20-3.26 (m, 2H), 1.15 (s, 9H).
実施例5:(S)-N-1-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロ-N-メチルベンズアミド(I-35)。
(S)-2-(tert-ブトキシカルボニル(メチル)アミノ)-3-フェニルプロパン酸の調製。
2.65gの(S)-2-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-3-フェニルプロパン酸(実施例1と同様に調製、10.0mmol、1.00当量)の20mLのテトラヒドロフラン中の溶液に、0.80gの水素化ナトリウム(鉱油中60wt.%分散液、20.0mmol、2.0当量)を0℃で加え、混合物を30分間撹拌した。次いで2.84gのヨードメタン(20.0mmol、2.00当量)を加え、反応物を室温で一晩撹拌した。混合物を30mLの飽和塩化アンモニウム水溶液に注ぎ、3×50mLの量の酢酸エチルで抽出した。合わせた有機相を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して(石油エーテル:酢酸エチル(5:1、v:v))、2.23gの(S)-2-(tert-ブトキシカルボニル(メチル)アミノ)-3-フェニルプロパン酸を淡黄色の固体として得た(収率80%)。MS (ESI+) m/z 280.1 [M+H]+.
(S)-tert-ブチル1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル(メチル)カルバメートの調製。
2.79gの(S)-2-(tert-ブトキシカルボニル(メチル)アミノ)-3-フェニルプロパン酸(10.0mmol、1.00当量)、2.15gの4-(ベンジルチオ)アニリン(10.0mmol、1.00当量)、2.88gのN-(3-ジメチルアミノプロピル)-N’-エチルカルボジイミド塩酸塩(15.0mmol、1.50当量)、1.62gの1-ヒドロキシベンゾトリアゾール(12.0mmol、1.20当量)、及び2.58gのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(20.0mmol、2.00当量)の20mLのN,N-ジメチルホルムアミド中の混合物を室温で一晩撹拌した。反応物を100mLの酢酸エチルで希釈し、3×100mLの量の水で洗浄した。有機相を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して(石油エーテル:酢酸エチル(5:1、v:v))、3.80gの(S)-tert-ブチル1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメートを淡黄色の固体として得た(収率80%)。MS (ESI+) m/z 477.1 [M+H]+.
(S)-N-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-2-(メチルアミノ)-3-フェニルプロパンアミドの調製。
2.38gの(S)-tert-ブチル1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメート(5.0mmol、1.0当量)の20mLのジオキサン中塩酸(4.0MのHCl)中の混合物を室温で3時間撹拌した。混合物を濃縮して、1.88gの(S)-N-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-2-(メチルアミノ)-3-フェニルプロパンアミドを淡黄色の固体として得た(収率100%)。MS (ESI+) m/z 377.1 [M+H]+.
(S)-N-(1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロ-N-メチルベンズアミドの調製。
3.76gの(S)-N-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-2-(メチルアミノ)-3-フェニルプロパンアミド(10.0mmol、1.00当量)、1.40gの4-フルオロ安息香酸(10.0mmol、1.00当量)、2.88gのN-(3-ジメチルアミノプロピル)-N’-エチルカルボジイミド塩酸塩(15.0mmol、1.50当量)、1.62gの1-ヒドロキシベンゾトリアゾール(12.0mmol、1.20当量)、及び2.58gのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(20.0mmol、2.00当量)の30mLのN,N-ジメチルホルムアミド中の混合物を室温で一晩撹拌した。混合物に100mLの酢酸エチルを加え、3×100mLの量の水で洗浄した。有機相を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して(石油エーテル:酢酸エチル(5:1、v:v))、3.98gの(S)-N-(1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロ-N-メチルベンズアミドを淡黄色の固体として得た(収率80%)。MS (ESI+) m/z 499.1 [M+H]+.
(S)-4-(2-(4-フルオロ-N-メチルベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリドの調製。
2.49gの(S)-N-(1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロ-N-メチルベンズアミド(5.00mmol、1.00当量)、60mgの酢酸(1.0mmol、0.2当量)、及び18mgの水(1.0mmol、0.2当量)の30mLのジクロロメタン中の溶液に、2.66gのN-クロロスクシンイミド(20.0mmol、4.00当量)を0℃で加えた。混合物を室温で1時間撹拌し、3×20mLの量の水で洗浄した。有機相を濃縮して、1.65gの(S)-4-(2-(4-フルオロ-N-メチルベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリドを白色の固体として得た(収率70%)。MS (ESI+) m/z 475.1 [M+H]+.
(S)-N-1-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロ-N-メチルベンズアミド(I-35)の調製。
50mgの2-メチルプロパン-2-アミン(1.1mmol、5.0当量)及び142mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.10mmol、5.00当量)の10mLのジクロロメタン中の混合物に、100mgの(S)-4-(2-(4-フルオロ-N-メチルベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリド(0.21mmol、1.00当量)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌し、濃縮した。残渣を分取スケールHPLCによって精製して、25.0mgの(S)-N-(1-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロ-N-メチルベンズアミド(I-35)を白色の固体として得た(収率23%)。MS (ESI+) m/z 512.1 [M+H]+;1H NMR (400 MHz, d6-DMSO) δ 10.2 (brs, 1H), 7.78 (s, 4H), 7.16-7.34 (m, 10H), 5.16-5.46 (m, 1H), 3.35-3.37 (m, 1H), 3.13-3.17 (m, 1H), 2.93 (s, 3H), 1.12 (s, 9H).
実施例6:4-フルオロ-N-((2S)-1-(4-(ネオペンチルスルフィニル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)ベンズアミド(I-4)の調製。
4-フルオロ-N-((2S)-1-(4-(ネオペンチルスルフィニル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)ベンズアミドの調製。
200mgの4-(ネオペンチルスルフィニル)アニリン(0.95mmol、1.00当量)及び272mgの(S)-2-(4-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロパン酸(0.95mmol、1.00当量)を5mLの無水N,N-ジメチルホルムアミドに室温で溶解した溶液に、201mgのN-(3-ジメチルアミノプロピル)-N’-エチルカルボジイミド塩酸塩(1.05mmol、1.10当量)、142mgの1-ヒドロキシベンゾトリアゾール(1.05mmol、1.10当量)、及び245mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.90mmol、2.00当量)を順次加えた。次いで、反応混合物を室温で16時間撹拌し、100mLの水に注いだ。混合物を3×100mLの量の酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を2×50mLの量の水、次に50mLの量のブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。化合物を、Gilson GX-281で逆相分取HPLCによって精製した。DMSOに溶解した粗生成物の濃縮溶液を500uLの量で10um C18逆相X-Bridge 19mm径×250mm長のカラムに注入し、10mmol/リットルの炭酸アンモニウムを含む水中48~95%のアセトニトリルのグラジエントで溶出した。214nm及び254nmのUV吸光度によってピークを検出し、214nmチャネルで1mVの閾値トリガーによって画分を収集した。生成物を含む画分を合わせ、濃縮し、凍結乾燥して、150mgの4-フルオロ-N-((2S)-1-(4-(ネオペンチルスルフィニル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)ベンズアミド(I-4)を白色の固体として得た(収率33%)。MS (ESI+) m/z 481 [M+H]+. 1H NMR (400 MHz, d6-DMSO) δ 10.59 (s, 1H), 8.93 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 7.89 (dd, J = 8.8, 5.6 Hz, 2H), 7.80 (d, J = 7.5 Hz, 2H), 7.59 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.39 (d, J = 7.3 Hz, 2H), 7.31 - 7.20 (m, 4H), 7.16 (t, J = 7.3 Hz, 1H), 4.82 (td, J = 9.8, 5.1 Hz, 1H), 3.19 - 3.02 (m, 2H), 2.71 - 2.56 (m, 2H), 1.10 (s, 9H).
実施例7:(S)-N-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-2-(1-オキソ-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-3-フェニルプロパンアミド(I-84)。
(S)-メチル2-(2-(1-メトキシ-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルアミノ)エチル)ベンゾエートの調製。
600mgのメチル2-(2-ブロモエチル)ベンゾエート(2.5mmol、1.0当量)及び531mgの(S)-メチル2-アミノ-3-フェニルプロパノエート塩酸塩(2.5mmol、1.0当量)及び645mgのエチルジイソプロピルアミン(5.0mmol、2.0当量)のN,N-ジメチルホルムアミド(20mL)中の溶液を80℃で一晩加熱した。反応物を50mLの酢酸エチルで希釈し、3×40mLの量の水で洗浄した。有機相を濃縮し、カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(15:1、v:v))、250mgの(S)-メチル2-(2-(1-メトキシ-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルアミノ)エチル)ベンゾエートを無色の油として得た(収率29%)。MS (ESI+) m/z 342 [M+H]+.
(S)-メチル2-(1-オキソ-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-3-フェニルプロパノエートの調製。
250mgの(S)-メチル2-(2-(1-メトキシ-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルアミノ)エチル)ベンゾエート(0.73mmol、1.00当量)及び18mgの4-ジメチルアミノピリジン(0.15mmol、0.2当量)の50mLのエタノール中の溶液を3日間還流した。混合物を濃縮し、化合物をカラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(15:1、v:v))、75mgの(S)-メチル2-(1-オキソ-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-3-フェニルプロパノエートを無色の油として得た(収率33%)。MS (ESI+) m/z 310 [M+H]+ .
(S)-2-(1-オキソ-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-3-フェニルプロパン酸の調製。
75mgの(S)-メチル2-(1-オキソ-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-3-フェニルプロパノエート(0.24mmol、1.00当量)及び19mgの水酸化ナトリウム(0.48mmol、2.00当量)の10.0mLのメタノール中の溶液を室温で3時間撹拌した。混合物を濃縮し、10mLの塩酸(0.1M)を加えた。混合物を3×10mLの量の酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して(石油エーテル:酢酸エチル(1:1、v:v))、50mgの(S)-2-(1-オキソ-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-3-フェニルプロパン酸を白色の固体として得た(収率70%)。MS (ESI+) m/z 296 [M+H]+.
(S)-N-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-2-(1-オキソ-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-3-フェニルプロパンアミド(I-84)の調製。
31mgの(S)-2-(1-オキソ-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-3-フェニルプロパン酸(0.105mmol、1.0当量)及び28.73mgの4-アミノ-N-tert-ブチルベンゼンスルホンアミド(0.126mmol、1.20当量)の3mLのピリジン中の混合物に、40mgのEDCI(0.21mmol、2.00当量)を加えた。混合物を80℃で1時間、窒素雰囲気下で撹拌した。混合物を室温まで冷却し、10mLの水で希釈し、ジクロロメタンで抽出した(3×20mL)。合わせた有機層をブライン(1×30mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。粗生成物を以下の条件で分取HPLCによって精製した:カラム:YMC-Actus Triart C18、30*250mm、5um、移動相:水(10% NH4HCO3)及びACN(25% ACNから45%まで7分間);UV検出254/220nm。生成物を含む画分を合わせ、一部真空中で蒸発させ、一晩凍結乾燥して、18.1mgの(S)-N-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-2-(1-オキソ-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-3-フェニルプロパンアミド(I-84)を白色の固体として得た(収率34.07%)。MS (ESI+) m/z 506 [M+H]+;1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.90 (d, 1H), 7.84-7.76 (m, 4H), 7.48-7.44 (m, 1H), 7.37-7.18 (m, 7H), 5.72 (dd, 1H), 3.85-3.78 (m, 1H), 3.74-3.68 (m, 1H), 3.54-3.47 (m, 1H), 3.29-3.24 (m, 1H), 2.97-2.88 (m, 1H), 2.78-2.70 (m, 1H), 1.20 (s, 9H).
実施例8:(S)-N-(1-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニルアミノ)-3-(1H-インドール-3-イル)-1-オキソプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-1)。
(S)-エチル2-(4-フルオロベンズアミド)-3-(1H-インドール-3-イル)プロパノエートの調製。
2gの(S)-エチル2-アミノ-3-(1H-インドール-3-イル)プロパノエート塩酸塩(7.5mmol、1.00当量)及び1.0gの4-フルオロ安息香酸(7.5mmol、1.00当量)を25mLの無水N,N-ジメチルホルムアミドに室温で溶解した溶液に、1.58gのN-(3-ジメチルアミノプロピル)-N’-エチルカルボジイミド塩酸塩(8.2mmol、1.10当量)、1.1gの1-ヒドロキシベンゾトリアゾール(8.2mmol、1.10当量)、及び1.94gのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(15.0mmol、2.00当量)を順次加えた。次いで、反応混合物を室温で16時間撹拌し、100mLの水に注いだ。混合物を3×100mLの量の酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を2×50mLの量の水、次に50mLの量のブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、ジクロロメタン:酢酸エチル(4:1、v:v))、1.9gの(S)-エチル2-(4-フルオロベンズアミド)-3-(1H-インドール-3-イル)プロパノエートを白色の固体として得た(収率72%)。MS (ESI+) m/z 355 [M+H]+.
(S)-2-(4-フルオロベンズアミド)-3-(1H-インドール-3-イル)プロパン酸の調製。
1.9gの(S)-エチル2-(4-フルオロベンズアミド)-3-(1H-インドール-3-イル)プロパノエート(5.4mmol、1.00当量)の20mLの(メタノール:H2O(5:1、v:v))中の溶液に、258mgの水酸化リチウム(10.8mmol、2.00当量)を加えて、室温で6時間撹拌した。混合物を濃縮し、100mLの水を加え、6MのHClでpHを6に調整した。混合物を3×100mLの量の酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を2×50mLの量の水、次に50mLの量のブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、ジクロロメタン:酢酸エチル(2:1、v:v))、1.5gの(S)-2-(4-フルオロベンズアミド)-3-(1H-インドール-3-イル)プロパン酸を白色の固体として得た(収率86%)。MS (ESI+) m/z 327[M+H]+.
(S)-N-(1-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニルアミノ)-3-(1H-インドール-3-イル)-1-オキソプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-1)の調製。
100mgの4-アミノ-N-tert-ブチルベンゼンスルホンアミド(0.44mmol、1.00当量)及び143mgの(S)-2-(4-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロパン酸(0.44mmol、1.00当量)を5mLの無水N,N-ジメチルホルムアミドに室温で溶解した溶液に、93mgのN-(3-ジメチルアミノプロピル)-N’-エチルカルボジイミド塩酸塩(0.48mmol、1.10当量)、65mgの1-ヒドロキシベンゾトリアゾール(0.48mmol、1.10当量)、及び114mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(0.88mmol、2.00当量)を順次加えた。次いで、反応混合物を室温で16時間撹拌し、100mLの水に注いだ。混合物を3×100mLの量の酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を2×50mLの量の水、次に50mLの量のブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。化合物を、Gilson GX-281で逆相分取HPLCによって精製した。DMSOに溶解した粗生成物の濃縮溶液を540uLの量で10um C18 OBD逆相Waters X-SELECT 19mm径×250mm長のカラムに注入し、10mmol/リットルの炭酸アンモニウムを含む水中50~95%アセトニトリルのグラジエントで溶出した。214nm及び254nmのUV吸光度によってピークを検出し、214nmチャネルで8mVの閾値トリガーによって画分を収集した。生成物を含む画分を合わせ、濃縮し、凍結乾燥して、30mgの(S)-N-(1-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニルアミノ)-3-(1H-インドール-3-イル)-1-オキソプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-1)を白色の固体として得た(収率13%)。MS (ESI+) m/z 537 [M+H]+. 1H NMR (400 MHz, d6-DMSO) δ 10.83 (s, 1H), 10.69 (s, 1H), 8.89 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 7.94 (dd, J = 8.8, 5.5 Hz, 2H), 7.84 - 7.66 (m, 5H), 7.42 (s, 1H), 7.36 - 7.19 (m, 4H), 7.02 (dt, J = 28.1, 6.9 Hz, 2H), 4.87 (dd, J = 14.0, 8.3 Hz, 1H), 3.25 (m, 2H), 1.08 (s, 9H).
実施例9:N-((2S)-1-(4-(2,2-ジメチルプロピルスルホンイミドイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-3)。
1-(2,2-ジメチルプロピルスルホンイミドイル)-4-ニトロベンゼンの調製。
アジ化ナトリウム(16mg、3.3mmol、2.00当量)を、400mgの1-(ネオペンチルスルフィニル)-4-ニトロベンゼン(1.66mmol、1.00当量)を10mLのイートン試薬に溶解した溶液に一度に加えた。反応混合物を50℃で2時間撹拌し、次いで100mLの水に注いだ。混合物を3×100mLの量の酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を2×50mLの量の水、次に50mLの量のブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、ジクロロメタン:酢酸エチル(2:1、v:v))、260mgの1-(2,2-ジメチルプロピルスルホンイミドイル)-4-ニトロベンゼンを灰色の固体として得た(収率61%)。MS (ESI+) m/z 257 [M+H]+.
4-(2,2-ジメチルプロピルスルホンイミドイル)アニリンの調製。
260mgの1-(2,2-ジメチルプロピルスルホンイミドイル)-4-ニトロベンゼン(1.01mmol、1.00当量)のメタノール中の溶液に、パラジウム-活性炭(52mgの湿触媒、10wt.%パラジウム乾燥ベース)を加えた。混合物を、バルーンを介し水素ガス下に置き、室温で12時間撹拌した。混合物を濾過し、濾液を真空下で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(2:1、v:v))、200mgの4-(2,2-ジメチルプロピルスルホンイミドイル)アニリンを白色の固体として得た(収率87%)。MS (ESI+) m/z 227 [M+H]+ .
N-((2S)-1-(4-(2,2-ジメチルプロピルスルホンイミドイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-3)の調製。
200mgの4-(2,2-ジメチルプロピルスルホンイミドイル)アニリン(0.88mmol、1.00当量)及び253mgの(S)-2-(4-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロパン酸(0.88mmol、1.00当量)を5mLの無水N,N-ジメチルホルムアミドに室温で溶解した溶液に、187mgのN-(3-ジメチルアミノプロピル)-N’-エチルカルボジイミド塩酸塩(0.97mmol、1.10当量)、130mgの1-ヒドロキシベンゾトリアゾール(0.97mmol、1.10当量)、及び227mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.76mmol、2.00当量)を順次加えた。次いで、反応混合物を室温で16時間撹拌し、100mLの水に注いだ。混合物を3×100mLの量の酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を2×50mLの量の水、次に50mLの量のブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。化合物を、Gilson GX-281で逆相分取HPLCによって精製した。DMSOに溶解した粗生成物の濃縮溶液を500uLの量で10um C18逆相X-Bridge 19mm径×250mm長のカラムに注入し、10mmol/リットルの炭酸アンモニウムを含む水中50~95%のアセトニトリルのグラジエントで溶出した。214nm及び254nmのUV吸光度によってピークを検出し、214nmチャネルで1mVの閾値トリガーによって画分を収集した。生成物を含む画分を合わせ、濃縮し、凍結乾燥して、200mgの(N)-((2S)-1-(4-(2,2-ジメチルプロピルスルホンイミドイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-3)を白色の固体として得た(収率46%)。MS (ESI+) m/z 496 [M+H]+. 1H NMR (400 MHz, d6-DMSO) δ 8.47 (dd, J = 15.4, 6.7 Hz, 1H), 7.84 (dt, J = 8.7, 6.1 Hz, 2H), 7.48 (dd, J = 14.1, 8.8 Hz, 2H), 7.35 - 7.17 (m, 6H), 7.14 (dd, J = 12.7, 7.0 Hz, 1H), 6.70 - 6.49 (m, 2H), 6.15 (d, J = 5.4 Hz, 2H), 4.60 (dt, J = 10.4, 5.3 Hz, 1H), 3.53 (dd, J = 14.5, 4.6 Hz, 1H), 3.25 (m, 2H), 2.96 (m, 1H), 0.96 (s, 9H).
実施例10:N-((2S)-1-(4-(1-(tert-ブチルアミノ)-2,2,2-トリフルオロエチル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-18)。
(E)-2-メチル-N-(4-ニトロベンジリデン)プロパン-2-アミンの調製。
1.51gの4-ニトロベンズアルデヒド(10.0mmol、1.00当量)の10mLのジクロロメタン中の溶液に、730mgの2-メチルプロパン-2-アミン(10.0mmol、1.0当量)を加えた。混合物を室温で一晩撹拌し、濾過して、1.85gの(E)-2-メチル-N-(4-ニトロベンジリデン)プロパン-2-アミンを白色の固体として得た(収率90%)。MS (ESI+) m/z 207 [M+H]+.
2-メチル-N-(2,2,2-トリフルオロ-1-(4-ニトロフェニル)エチル)プロパン-2-アミンの調製。
2.07gの(E)-2-メチル-N-(4-ニトロベンジリデン)プロパン-2-アミン(10.0mmol、1.00当量)及び780mgの二フッ化カリウム(10.0mmol、1.00当量)の0℃の20mLのアセトニトリル中の混合物に、1.42gのトリフルオロメチルトリメチルシラン(10.0mmol、1.00当量)を加えた。混合物を室温で一晩撹拌した。混合物を100mLの酢酸エチルで希釈し、3×100mLの量の水で洗浄した。有機相を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して(石油エーテル:酢酸エチル(5:1、v:v))、1.9gの2-メチル-N-(2,2,2-トリフルオロ-1-(4-ニトロフェニル)エチル)プロパン-2-アミンを淡黄色の固体として得た(収率70%)。MS (ESI+) m/z 277 [M+H]+.
4-(1-(tert-ブチルアミノ)-2,2,2-トリフルオロエチル)アニリンの調製。
2.76gの1-(2,2-ジメチル-プロピルスルフィニル)-4-ニトロベンゼン(10.0mmol、1.00当量)のメタノール中の溶液に、パラジウム-活性炭(550mgの湿触媒、10wt.%パラジウム乾燥ベース)を加えた。混合物を、バルーンを介し水素ガス下に置き、室温で一晩撹拌した。混合物を濾過し、濾液を濃縮して、2.21gの4-(1-(tert-ブチルアミノ)-2,2,2-トリフルオロエチル)アニリンを淡黄色の固体として得た(収率90%)。MS (ESI+) m/z 247 [M+H]+.
tert-ブチル(2S)-1-(4-(1-(tert-ブチルアミノ)-2,2,2-トリフルオロエチル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメートの調製。
2.65gの(S)-2-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-3-フェニルプロパン酸(10.0mmol、1.0当量)、2.46gの4-(1-(tert-ブチルアミノ)-2,2,2-トリフルオロエチル)アニリン(10.0mmol、1.00当量)、2.88gのN-(3-ジメチルアミノプロピル)-N’-エチルカルボジイミド塩酸塩(15.0mmol、1.50当量)、1.62gの1-ヒドロキシベンゾトリアゾール(12.0mmol、1.2当量)、及び2.58gのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(20.0mmol、2.00当量)の20mLのN,N-ジメチルホルムアミド中の混合物を室温で一晩撹拌した。混合物を100mLの酢酸エチルで希釈し、3×100mLの量の水で洗浄した。有機相を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して(石油エーテル:酢酸エチル(5:1、v:v))、3.94gのtert-ブチル(2S)1-(4-(1-(tert-ブチルアミノ)-2,2,2-トリフルオロエチル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメートを白色の固体として得た(収率80%)。MS (ESI+) m/z 494 [M+H]+.
(2S)-2-アミノ-N-(4-(1-(tert-ブチルアミノ)-2,2,2-トリフルオロエチル)フェニル)-3-フェニルプロパンアミドの調製。
493mgのtert-ブチル(2S)-1-4-(1-(tert-ブチルアミノ)-2,2,2-トリフルオロエチル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメート(1.0mmol、1.00当量)の20mLのジオキサン中塩酸(4.0MのHCl)の混合物を室温で2時間撹拌した。混合物を真空中で濃縮して、393mgの(2S)-2-アミノ-N-(4-(1-(tert-ブチルアミノ)-2,2,2-トリフルオロエチル)フェニル)-3-フェニルプロパンアミドを白色の固体として得た(収率100%)。MS (ESI+) m/z 394 [M+H]+.
N-((2S)-1-(4-(1-(tert-ブチルアミノ)-2,2,2-トリフルオロエチル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-18)の調製。
197mgの(2S)-2-アミノ-N-(4-(1-(tert-ブチルアミノ)-2,2,2-トリフルオロエチル)フェニル)-3-フェニルプロパンアミド(0.5mmol、1.0当量)、70mgの4-フルオロ安息香酸(0.5mmol、1.00当量)、144mgのN-(3-ジメチルアミノプロピル)-N’-エチルカルボジイミド塩酸塩(0.75mmol、1.50当量)、81mgの1-ヒドロキシベンゾトリアゾール(0.6mmol、1.2当量)、及び129mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.0mmol、2.00当量)の20mLのN,N-ジメチルホルムアミド中の混合物を室温で一晩撹拌した。混合物を100mLの酢酸エチルで希釈し、3×100mLの量の水で洗浄した。有機相を濃縮し、残渣をGilson GX-281で逆相分取HPLCによって精製した。DMSOに溶解した粗生成物の濃縮溶液を500uLの量で10um C18逆相XBridge 19mm径×250mm長のカラムに注入し、10mmol/リットルの炭酸アンモニウムを含む水中50~95%アセトニトリルのグラジエントで溶出した。214nm及び254nmのUV吸光度によってピークを検出し、214nmチャネルで4mVの閾値トリガーによって画分を収集した。生成物を含む画分を合わせ、濃縮し、凍結乾燥して、40.0mgの(N)-((2S)-1-(4-(1-tert-ブチルアミノ)-2,2,2-トリフルオロエチル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-18)を白色の固体として得た(収率16%)。MS (ESI+) m/z 516 [M+H]+ ;1H NMR (400 MHz, d6-DMSO) δ 10.29 (s, 1H), 8.82 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.98 - 7.72 (m, 2H), 7.59 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.51 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 7.41 (d, J = 7.2 Hz, 2H), 7.32 - 7.22 (m, 4H), 7.18 (t, J = 7.3 Hz, 1H), 4.83 (td, J = 10.0, 4.8 Hz, 1H), 4.54 - 4.30 (m, 1H), 3.22 - 2.96 (m, 2H), 2.35 (t, J = 10.2 Hz, 1H), 0.96 (s, 9H).
実施例11:N-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-2-(4-フルオロベンズアミド)-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-2-カルボキサミド(I-19)。
tert-ブチル2-(4-(ベンジルチオ)フェニルカルバモイル)-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-2-イルカルバメートの調製。
466mgの4-(ベンジルチオ)アニリン(2.20mmol、1.00当量)及び600mgの2-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-2-カルボン酸(2.20mmol、1.00当量)を10mLの無水N,N-ジメチルホルムアミドに室温で溶解した溶液に、465mgのN-(3-ジメチルアミノプロピル)-N’-エチルカルボジイミド塩酸塩(2.42mmol、1.10当量)、327mgの1-ヒドロキシベンゾトリアゾール(2.42mmol、1.10当量)、及び567mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(4.40mmol、2.00当量)を順次加えた。次いで、反応混合物を室温で一晩撹拌し、100mLの水に注いだ。混合物を3×100mLの量の酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を2×50mLの量の水、次に50mLの量のブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して(石油エーテル:酢酸エチル(4:1、v:v))、421mgのtert-ブチル2-(4-(ベンジルチオ)フェニルカルバモイル)-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-2-イルカルバメートを白色の固体として得た(収率40%)。MS (ESI+) m/z 475 [M+H]+.
2-アミノ-N-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-2-カルボキサミド、塩酸塩の調製。
421mgのtert-ブチル2-(4-(ベンジルチオ)フェニルカルバモイル)-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-2-イルカルバメート(0.87mmol、1.00当量)を30mLのジオキサン中塩酸(4.0M)に溶解し、室温で3時間撹拌した。混合液を濃縮して、400mgの2-アミノ-N-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-2-カルボキサミド、塩酸塩を淡黄色の固体として得た(収率100%)。MS (ESI+) m/z 375 [M+H]+.
N-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-2-(4-フルオロベンズアミド)-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-2-カルボキサミドの調製。
400mgの-2-アミノ-N-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-2-カルボキサミド、塩酸塩(0.98mmol、1.00当量)、137mgの4-フルオロ安息香酸(0.98mmol、1.0当量)、207mgのN-(3-ジメチルアミノプロピル)-N’-エチルカルボジイミド塩酸塩(1.1mmol、1.1当量)、149mgの1-ヒドロキシベンゾトリアゾール(1.1mmol、1.1当量)、及び253mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.96mmol、2.00当量)の30mLのN,N-ジメチルホルムアミド中の混合物を室温で一晩撹拌した。反応物を100mLの酢酸エチルで希釈し、3×100mLの量の水で洗浄した。有機相を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して(石油エーテル:酢酸エチル(3:1、v:v))、380mgのN-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-2-(4-フルオロベンズアミド)-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-2-カルボキサミドを灰色の固体として得た(収率78%)。MS (ESI+) m/z 497 [M+H]+.
4-(2-(4-フルオロベンズアミド)-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-2-カルボキサミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリドの調製。
270mgのN-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-2-(4-フルオロベンズアミド)-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-2-カルボキサミド(0.54mmol、1.00当量)、33mgの酢酸(0.54mmol、1当量)、及び10mgの水(0.54mmol、1当量)の30mLのジクロロメタン中の溶液に、293mgのN-クロロスクシンイミド(2.16mmol、4.00当量)を0℃で加えた。混合物を室温で2時間撹拌し、3×20mLの量の水で洗浄した。有機相を濃縮して、200mgの4-(2-(4-フルオロベンズアミド)-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-2-カルボキサミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリドを灰色の固体として得た(収率78%)。MS (ESI+) m/z 473[M+H]+.
N-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-2-(4-フルオロベンズアミド)-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-2-カルボキサミド(I-19)の調製。
155mgの2-メチルプロパン-2-アミン(2.12mmol、5.0当量)及び273mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(2.12mmol、5.00当量)の10mLのジクロロメタン中の混合物に、200mgの4-(2-(4-フルオロベンズアミド)-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-2-カルボキサミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリド(0.42mmol、1.00当量)を加えた。混合物を室温で2時間撹拌し、真空中で濃縮した。化合物を、Gilson GX-281で逆相分取HPLCによって精製した。DMSOに溶解した粗生成物の濃縮溶液を413uLの量で10um C18逆相Waters X-SELECT 19mm径×250mm長のカラムに注入し、10mmol/リットルの炭酸アンモニウムを含む水中58~95%アセトニトリルのグラジエントで溶出した。214nm及び254nmのUV吸光度によってピークを検出し、214nmチャネルで3mVの閾値トリガーによって画分を収集した。生成物を含む画分を合わせ、濃縮し、凍結乾燥して、45mgのN-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-2-(4-フルオロベンズアミド)-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-2-カルボキサミド(I-19)を白色の固体として得た(収率21%)。MS (ESI+) m/z 510[M+H]+. 1H NMR (400 MHz, d6-DMSO) δ 10.05 (s, 1H), 8.90 (s, 1H), 8.03 (dd, J = 8.9, 5.6 Hz, 2H), 7.75 (dd, J = 21.0, 9.0 Hz, 4H), 7.37 (s, 1H), 7.33 - 7.22 (m, 4H), 7.20 - 7.15 (m, 2H), 3.75 (d, J = 16.8 Hz, 2H), 3.42 (d, J = 16.8 Hz, 2H), 1.07 (s, 9H).
実施例12:N-(1-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-2-オキソ-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-3-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-20)
ジエチル2-アセトアミド-2-(2-ニトロベンジル)マロネートの調製。
2.17gのジエチル2-アセトアミドマロネート(10.0mmol、1.0当量)の30mLのエタノール中の溶液に、1.06gのナトリウムエトキシド(20.0mmol、2.0当量)を加え、混合物を室温で0.5時間撹拌した。2.14gの2-ニトロベンジルブロミド(10.0mmol、1.0当量)を加え、混合物を室温で一晩撹拌した。100mLの水を反応混合物に加え、濾過した。固体を水で洗浄し、真空下で乾燥して、2.46gのジエチル2-アセトアミド-2-(2-ニトロベンジル)マロネートを黄色の固体として得た(収率70%)。MS (ESI+) m/z 353 [M+H]+.
エチル3-アセトアミド-2-オキソ-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-3-カルボキシレートの調製。
3.52gのジエチル2-アセトアミド-2-(2-ニトロベンジル)マロネート(10.0mmol、1.0当量)、2.65gの塩化アンモニウム(50.0mmol、5.0当量)、及び2.80gの鉄粉(50.0mmol、5.0当量)の100mLのエタノール中の混合物を一晩還流し、次いでセライトで濾過した。溶媒を真空中で濃縮して、2.20gのエチル3-アセトアミド-2-オキソ-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-3-カルボキシレートを褐色の固体として得た(収率80%)。MS (ESI+) m/z 277 [M+H]+.
3-アミノ-3,4-ジヒドロキノリン-2(1H)-オンの調製。
2.77gのエチル3-アセトアミド-2-オキソ-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-3-カルボキシレート(10.0mmol、1.0当量)の50mLの濃塩酸中の溶液を3時間還流した。反応混合物を100mLの水で希釈し、3×100mLの量の酢酸エチルで抽出した。水相を飽和重炭酸ナトリウム水溶液で塩基性化し、3×100mLの量の酢酸エチルで抽出した。合わせた有機画分を真空中で濃縮して、1.30gの3-アミノ-3,4-ジヒドロキノリン-2(1H)-オンを褐色の固体として得た(収率80%)。MS (ESI+) m/z 163 [M+H]+.
tert-ブチル2-オキソ-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-3-イルカルバメートの調製。
1.62gの3-アミノ-3,4-ジヒドロキノリン-2(1H)-オン(10.0mmol、1.0当量)、1.68gの重炭酸ナトリウム(20.0mmol、2.0当量)の10mLのテトラヒドロフラン及び10mLの水中の溶液に、2.18gの二炭酸ジ-tert-ブチル(10.0mmol、1.0当量)を加え、室温で一晩撹拌した。反応混合物を3×100mLの量の酢酸エチルで抽出した。合わせた有機画分を真空中で濃縮して、2.10gのtert-ブチル2-オキソ-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-3-イルカルバメートを白色の固体として得た(収率80%)。MS (ESI+) m/z 263 [M+H]+.
tert-ブチル1-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-2-オキソ-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-3-イルカルバメートの調製。
262mgのtert-ブチル2-オキソ-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-3-イルカルバメート(1.0mmol、1.0当量)、290mgの4-ブロモ-N-tert-ブチルベンゼンスルホンアミド(10.0mmol、1.00当量)、91.5mgのトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0.1mmol、0.1当量)、115mgの4,5-ビス(ジフェニルホスフィノ)-9,9-ジメチルキサンテン(0.2mmol、0.2当量)、及び276mgの炭酸セシウム(2.0mmol、2.00当量)の20mLのジオキサン中の混合物を100℃で一晩撹拌した。混合物を100mLの酢酸エチルで希釈し、3×100mLの量の水で洗浄した。有機相を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して(石油エーテル:酢酸エチル(3:1、v:v))、283mgのtert-ブチル1-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-2-オキソ-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-3-イルカルバメートを白色の固体として得た(収率60%)。MS (ESI+) m/z 474 [M+H]+.
4-(3-アミノ-2-オキソ-3,4-ジヒドロキノリン-1(2H)-イル)-N-tert-ブチルベンゼンスルホンアミドの調製。
473mgのtert-ブチル1-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-2-オキソ-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-3-イルカルバメート(1.0mmol、1.00当量)の20mLのジオキサン中塩酸(4.0MのHCl)中の混合物を室温で2時間撹拌した。混合物を真空中で濃縮して、373mgの4-(3-アミノ-2-オキソ-3,4-ジヒドロキノリン-1(2H)-イル)-N-tert-ブチルベンゼンスルホンアミドを白色の固体として得た(収率100%)。MS (ESI+) m/z 374 [M+H]+.
N-(1-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-2-オキソ-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-3-イル)-4-フルオロベンズアミドの調製。
187mgの4-(3-アミノ-2-オキソ-3,4-ジヒドロキノリン-1(2H)-イル)-N-tert-ブチルベンゼンスルホンアミド(0.5mmol、1.0当量)、70mgの4-フルオロ安息香酸(0.5mmol、1.00当量)、144mgのN-(3-ジメチルアミノプロピル)-N’-エチルカルボジイミド塩酸塩(0.75mmol、1.50当量)、81mgの1-ヒドロキシベンゾトリアゾール(0.6mmol、1.2当量)、及び129mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.0mmol、2.00当量)の20mLのN,N-ジメチルホルムアミド中の混合物を室温で一晩撹拌した。混合物を100mLの酢酸エチルで希釈し、3×100mLの量の水で洗浄した。有機相を濃縮し、残渣をGilson GX-281で逆相分取HPLCによって精製した。DMSOに溶解した粗生成物の濃縮溶液を850uLの量で10um C18逆相XBridge 19mm径×250mm長のカラムに注入し、10mmol/リットルの炭酸アンモニウムを含む水中50~95%アセトニトリルのグラジエントで溶出した。214nm及び254nmのUV吸光度によってピークを検出し、214nmチャネルで3mVの閾値トリガーによって画分を収集した。生成物を含む画分を合わせ、濃縮し、凍結乾燥して、30.0mgのN-(1-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-2-オキソ-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-3-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-20)を白色の固体として得た(収率12%)。MS (ESI+) m/z 496 [M+H]+ ;1H NMR (400 MHz, d6-DMSO) δ 8.86 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.96 (dt, J = 8.9, 2.8 Hz, 4H), 7.64 (s, 1H), 7.50 (d, J = 8.4 Hz, 2H), 7.42 - 7.25 (m, 3H), 7.14 (t, J = 7.2 Hz, 1H), 7.05 (t, J = 7.0 Hz, 1H), 6.24 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 5.00 (ddd, J = 14.4, 8.2, 6.0 Hz, 1H), 3.35 (dd, J = 23.6, 8.9 Hz, 1H), 3.16 (dd, J = 15.2, 6.0 Hz, 1H), 1.12 (s, 9H).
実施例13:N-(2-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-3-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロ-1H-ベンゾ[c]アゼピン-4-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-21)。
ジエチル2-アセトアミド-2-(2-シアノベンジル)マロネートの調製。
2.17gのジエチル2-アセトアミドマロネート(10.0mmol、1.0当量)の30mLのエタノール中の溶液に、1.06gのナトリウムエトキシド(20.0mmol、2.0当量)を加え、混合物を室温で0.5時間撹拌した。1.94gの2-(ブロモメチル)ベンゾニトリル(10.0mmol、1.0当量)を加え、混合物を室温で一晩撹拌した。次いで、100mLの水を反応混合物に加え、混合物を濾過した。固体を水で洗浄し、真空下で乾燥して、2.32gのジエチル2-アセトアミド-2-(2-シアノベンジル)マロネートを黄色の固体として得た(収率70%)。MS (ESI+) m/z 333 [M+H]+.
ジエチル2-アセトアミド-2-(2-(アミノメチル)ベンジル)マロネートの調製。
3.32gのジエチル2-アセトアミド-2-(2-シアノベンジル)マロネート(10.0mmol、1.00当量)のメタノール中の溶液に、ラネーニッケル(550mgの湿触媒、10wt.%パラジウム乾燥ベース)を加えた。混合物を、バルーンを介し水素ガス下に置き、室温で一晩撹拌した。混合物を濾過し、濾液を濃縮して、3.02gのジエチル2-アセトアミド-2-(2-(アミノメチル)ベンジル)マロネートを淡黄色の固体として得た(収率90%)。MS (ESI+) m/z 337 [M+H]+.
エチル4-アセトアミド-3-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロ-1H-ベンゾ[c]アゼピン-4-カルボキシレートの調製。
3.36gのジエチル2-アセトアミド-2-(2-(アミノメチル)ベンジル)マロネート(10.0mmol、1.00当量)及び122mgの4-ジメチルアミノピリジン(1.0mmol、0.1当量)のエタノール中の溶液を一晩還流した。混合物を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して(石油エーテル:酢酸エチル(3:1、v:v))、1.74gのエチル4-アセトアミド-3-オキソ-2、3,4,5-テトラヒドロ-1H-ベンゾ[c]アゼピン-4-カルボキシレートを白色の固体として得た(収率60%)。MS (ESI+) m/z 291 [M+H]+.
4-アミノ-4,5-ジヒドロ-1H-ベンゾ[c]アゼピン-3(2H)-オンの調製。
2.91gのジエチル2-アセトアミドマロン酸ジエチル(10.0mmol、1.0当量)の50mLの濃塩酸中の溶液を3時間還流した。反応混合物を100mLの水で希釈し、3×100mLの量の酢酸エチルで抽出した。水相を飽和重炭酸ナトリウム水溶液で塩基性化し、3×100mLの量の酢酸エチルで抽出した。合わせた有機画分を真空中で濃縮して、1.40gの3-アミノ-3,4-ジヒドロキノリン-2(1H)-オンを褐色の固体として得た(収率80%)。MS (ESI+) m/z 177 [M+H]+.
tert-ブチル3-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロ-1H-ベンゾ[c]アゼピン-4-イルカルバメートの調製。
1.76gの3-アミノ-3,4-ジヒドロキノリン-2(1H)-オン(10.0mmol、1.0当量)、1.68gの重炭酸ナトリウム(20.0mmol、2.0当量)の10mLのテトラヒドロフラン及び10mLの水中の溶液に、2.18gの二炭酸ジ-tert-ブチル(10.0mmol、1.0当量)を加え、混合物を室温で一晩撹拌した。反応混合物を3×100mLの量の酢酸エチルで抽出した。合わせた有機画分を真空中で濃縮して、2.20gのtert-ブチル3-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロ-1H-ベンゾ[c]アゼピン-4-イルカルバメートを白色の固体として得た(収率80%)。MS (ESI+) m/z 277 [M+H]+.
tert-ブチル2-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-3-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロ-1H-ベンゾ[c]アゼピン-4-イルカルバメートの調製。
276mgのtert-ブチル2-オキソ-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-3-イルカルバメート(1.0mmol、1.0当量)、290mgの4-ブロモ-N-tert-ブチルベンゼンスルホンアミド(10.0mmol、1.00当量)、91.5mgのトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0.1mmol、0.1当量)、115mgの4,5-ビス(ジフェニルホスフィノ)-9,9-ジメチルキサンテン(0.2mmol、0.2当量)、及び276mgの炭酸セシウム(2.0mmol、2.00当量)の20mLのジオキサン中の混合物を100℃で一晩撹拌した。混合物を100mLの酢酸エチルで希釈し、3×100mLの量の水で洗浄した。有機相を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して(石油エーテル:酢酸エチル(3:1、v:v))、292mgのtert-ブチル2-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-3-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロ-1H-ベンゾ[c]アゼピン-4-イルカルバメートを白色の固体として得た(収率60%)。MS (ESI+) m/z 488 [M+H]+.
4-(4-アミノ-3-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-ベンゾ[c]アゼピン-2(3H)-イル)-N-tert-ブチルベンゼンスルホンアミドの調製。
487mgの2-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-3-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロ-1H-ベンゾ[c]アゼピン-4-イルカルバメート(1.0mmol、1.00当量)の20mLのジオキサン中塩酸(4.0MのHCl)中の混合物を室温で2時間撹拌した。混合物を真空中で濃縮して、387mgの4-(4-アミノ-3-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-ベンゾ[c]アゼピン-2(3H)-イル)-N-tert-ブチルベンゼンスルホンアミドを白色の固体として得た(収率100%)。MS (ESI+) m/z 388 [M+H]+.
N-(2-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-3-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロ-1H-ベンゾ[c]アゼピン-4-イル)-4-フルオロベンズアミドの調製。
194mgの4-(4-アミノ-3-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-ベンゾ[c]アゼピン-2(3H)-イル)-N-tert-ブチルベンゼンスルホンアミド(0.5mmol、1.0当量)、70mgの4-フルオロ安息香酸(0.5mmol、1.00当量)、144mgのN-(3-ジメチルアミノプロピル)-N’-エチルカルボジイミド塩酸塩(0.75mmol、1.50当量)、81mgの1-ヒドロキシベンゾトリアゾール(0.6mmol、1.2当量)、及び129mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.0mmol、2.00当量)の20mLのN,N-ジメチルホルムアミド中の混合物を室温で一晩撹拌した。混合物を100mLの酢酸エチルで希釈し、3×100mLの量の水で洗浄した。有機相を濃縮し、残渣をGilson GX-281で逆相分取HPLCによって精製した。DMSOに溶解した粗生成物の濃縮溶液を650uLの量で10um C18逆相XBridge 19mm径×250mm長のカラムに注入し、10mmol/リットルの炭酸アンモニウムを含む水中55~95%アセトニトリルのグラジエントで溶出した。214nm及び254nmのUV吸光度によってピークを検出し、214nmチャネルで3mVの閾値トリガーによって画分を収集した。生成物を含む画分を合わせ、濃縮し、凍結乾燥して、25.0mgのN-(2-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-3-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロ-1H-ベンゾ[c]アゼピン-4-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-21)を白色の固体として得た(収率16%)。MS (ESI+) m/z 510 [M+H]+ ;1H NMR (400 MHz, d6-DMSO) δ 8.71 (d, J = 7.2 Hz, 1H), 8.00 (m, 2H), 7.78 (d, J = 8.7 Hz, 2H), 7.52 (s, 1H), 7.44 - 7.13 (m, 8H), 5.84 - 5.65 (m, 2H), 4.57 (d, J = 17.2 Hz, 1H), 3.46 - 3.32 (m, 2H), 1.07 (s, 9H).
実施例14:(S)-N-tert-ブチル-4-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)ベンズアミド(I-29)。
(S)-tert-ブチル1-(4-(tert-ブチルカルバモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメートの調製。
400mgの4-アミノ-N-tert-ブチルベンズアミド(2.08mmol、1.00当量)、552mgの(S)-2-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-3-フェニルプロパン酸(2.08mmol、1.0当量)、440mgのN-(3-ジメチルアミノプロピル)-N’-エチルカルボジイミド塩酸塩(2.29mmol、1.1当量)、309mgの1-ヒドロキシベンゾトリアゾール(2.29mmol、1.1当量)、及び537mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(4.16mmol、2.00当量)の10mLのN,N-ジメチルホルムアミド中の混合物を室温で一晩撹拌した。反応物を100mLの酢酸エチルで希釈し、3×100mLの量の水で洗浄した。有機相を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して(ジクロロメタン:酢酸エチル(5:1、v:v))、600mgの(S)-tert-ブチル1-(4-(tert-ブチルカルバモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメートを白色の固体として得た(収率66%)。MS (ESI+) m/z 440 [M+H]+.
(S)-4-(2-アミノ-3-フェニルプロパンアミド)-N-tert-ブチルベンズアミド、塩酸塩の調製。
600mg試料の(S)-tert-ブチル1-(4-(tert-ブチルカルバモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメート(1.37mmol、1.00当量)を30mLのジオキサン中塩酸(4.0M)に溶解し、40℃で1時間撹拌した。混合物を濃縮して、570mgの(S)-4-(2-アミノ-3-フェニルプロパンアミド)-N-tert-ブチルベンズアミド、塩酸塩を淡黄色の固体として得た(収率100%)。MS (ESI+) m/z 340 [M+H]+.
(S)-N-tert-ブチル-4-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)ベンズアミドの調製。
200mgの(S)-4-(2-アミノ-3-フェニルプロパンアミド)-N-tert-ブチルベンズアミド、塩酸塩(0.53mmol、1.00当量)及び75mgの4-フルオロ安息香酸(0.53mmol、1.00当量)を5mLの無水N,N-ジメチルホルムアミドに室温で溶解した溶液に、112mgのN-(3-ジメチルアミノプロピル)-N’-エチルカルボジイミド塩酸塩(0.58mmol、1.10当量)、78mgの1-ヒドロキシベンゾトリアゾール(0.58mmol、1.10当量)、及び137mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.06mmol、2.00当量)を順次加えた。次いで、反応混合物を室温で一晩撹拌し、100mLの水に注いだ。混合物を3×100mLの量の酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を2×50mLの量の水、次に50mLの量のブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。残渣を、Gilson GX-281で逆相分取HPLCによって精製した。DMSOに溶解した粗生成物の濃縮溶液を540uLの量で10um C18逆相Waters X-SELECT 19mm径×250mm長のカラムに注入し、10mmol/リットルの炭酸アンモニウムを含む水中50~95%アセトニトリルのグラジエントで溶出した。214nm及び254nmのUV吸光度によってピークを検出し、214nmチャネルで8mVの閾値トリガーによって画分を収集した。生成物を含む画分を合わせ、濃縮し、凍結乾燥して、40mgの(S)-N-tert-ブチル-4-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)ベンズアミド(I-29)を白色の固体として得た(収率16%)。MS (ESI+) m/z 462 [M+H]+. 1H NMR (400 MHz, d6-DMSO) δ 10.42 (s, 1H), 8.84 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.91 (dd, J = 8.8, 5.5 Hz, 2H), 7.78 (d, J = 8.7 Hz, 2H), 7.70 - 7.53 (m, 3H), 7.41 (d, J = 7.3 Hz, 2H), 7.29 (dd, J = 14.1, 8.2 Hz, 4H), 7.18 (t, J = 7.3 Hz, 1H), 4.84 (m, 1H), 3.22 - 3.00 (m, 2H), 1.44 - 1.31 (m, 9H).
実施例15:(S)-N-(1-((4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)(メチル)アミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-36)。
tert-ブチル4-(ベンジルチオ)フェニルカルバメートの調製。
2.15gの4-(ベンジルチオ)アニリン(10.0mmol、1.0当量)、2.58gのエチルジイソプロピルアミン(20.0mmol、2.0当量)の10mLのジクロロメタン中の溶液に、2.18gの二炭酸ジ-tert-ブチル(10.0mmol、1.0当量)を加え、混合物を室温で一晩還流した。混合物を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して(石油エーテル:酢酸エチル(3:1、v:v))、2.83gのtert-ブチル4-(ベンジルチオ)フェニルカルバメートを黄色の油として得た(収率90%)。MS (ESI+) m/z 316 [M+H]+.
tert-ブチル4-(ベンジルチオ)フェニル(メチル)カルバメートの調製。
3.15gのtert-ブチル4-(ベンジルチオ)フェニルカルバメート(10.0mmol、1.00当量)の20mLのテトラヒドロフラン中の溶液に、0.80gの水素化ナトリウム(鉱油中60wt.%分散液、20.0mmol、2.0当量)を0℃で加え、混合物を30分間撹拌した。次いで、2.84gのヨードメタン(20.0mmol、2.00当量)を加え、反応物を室温で一晩撹拌した。混合物を30mLの飽和塩化アンモニウム水溶液に注ぎ、3×50mLの量の酢酸エチルで抽出した。合わせた有機相を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して(石油エーテル:酢酸エチル(5:1、v:v))、2.63gのtert-ブチル4-(ベンジルチオ)フェニル(メチル)カルバメートを淡黄色の油として得た(収率80%)。MS (ESI+) m/z 330 [M+H]+.
4-(ベンジルチオ)-N-メチルアニリンの調製。
1.65gのtert-ブチル4-(ベンジルチオ)フェニル(メチル)カルバメート(5.0mmol、1.0当量)の20mLのジオキサン中塩酸(4.0MのHCl)の混合物を室温で2時間撹拌した。混合物を濃縮して、1.15gの4-(ベンジルチオ)-N-メチルアニリンを淡黄色の油として得た(収率100%)。MS (ESI+) m/z 230 [M+H]+.
(S)-tert-ブチル1-((4-(ベンジルチオ)フェニル)(メチル)アミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメートの調製。
2.65gの(S)-2-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-3-フェニルプロパン酸(10.0mmol、1.0当量)、2.29gの4-(ベンジルチオ)-N-メチルアニリン(10.0mmol、1.00当量)、2.88gのN-(3-ジメチルアミノプロピル)-N’-エチルカルボジイミド塩酸塩(15.0mmol、1.50当量)、1.62gの1-ヒドロキシベンゾトリアゾール(12.0mmol、1.2当量)、及び2.58gのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(20.0mmol、2.00当量)の20mLのN,N-ジメチルホルムアミド中の混合物を室温で一晩撹拌した。混合物を100mLの酢酸エチルで希釈し、3×100mLの量の水で洗浄した。有機相を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して(石油エーテル:酢酸エチル(5:1、v:v))、3.80gの(S)-tert-ブチル1-((4-(ベンジルチオ)フェニル)(メチル)アミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメートを淡黄色の固体として得た(収率80%)。MS (ESI+) m/z 477 [M+H]+.
(S)-2-アミノ-N-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-N-メチル-3-フェニルプロパンアミドの調製。
2.38gの(S)-tert-ブチル1-((4-(ベンジルチオ)フェニル)(メチル)アミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメート(5.0mmol、1.0当量)の20mLのジオキサン中塩酸(4.0MのHCl)中の混合物を室温で2時間撹拌した。混合物を濃縮して、1.88gの(S)-2-アミノ-N-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-N-メチル-3-フェニルプロパンアミドを淡黄色の固体として得た(収率100%)。MS (ESI+) m/z 377 [M+H]+.
(S)-N-(1-((4-(ベンジルチオ)フェニル)(メチル)アミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミドの調製。
3.76gの(S)-2-アミノ-N-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-N-メチル-3-フェニルプロパンアミド(10.0mmol、1.00当量)、1.40gの4-フルオロ安息香酸(10.0mmol、1.00当量)、2.88gのN-(3-ジメチルアミノプロピル)-N’-エチルカルボジイミド塩酸塩(15.0mmol、1.50当量)、1.62gの1-ヒドロキシベンゾトリアゾール(12.0mmol、1.20当量)、及び2.58gのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(20.0mmol、2.00当量)の30mLのN,N-ジメチルホルムアミド中の混合物を室温で一晩撹拌した。混合物を100mLの酢酸エチルで希釈し、3×100mLの量の水で洗浄した。有機相を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して(石油エーテル:酢酸エチル(5:1、v:v))、3.98gの(S)-N-(1-((4-(ベンジルチオ)フェニル)(メチル)アミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミドを淡黄色の固体として得た(収率80%)。MS (ESI+) m/z 499 [M+H]+.
(S)-4-(2-(4-フルオロベンズアミド)-N-メチル-3-フェニルプロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリドの調製。
2.49gの(S)-N-(1-((4-(ベンジルチオ)フェニル)(メチル)アミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(5.00mmol、1.00当量)、60mgの酢酸(1.0mmol、0.2当量)、及び18mgの水(1.0mmol、0.2当量)の30mLのジクロロメタン中の溶液に、2.66gのN-クロロスクシンイミド(20.0mmol、4.00当量)を0℃で加えた。混合物を室温で2時間撹拌し、3×20mLの量の水で洗浄した。有機相を濃縮して、1.65gの(S)-4-(2-(4-フルオロベンズアミド)-N-メチル-3-フェニルプロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリドを白色の固体として得た(収率70%)。MS (ESI+) m/z 475 [M+H]+.
(S)-N-(1-((4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)(メチル)アミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-36)の調製。
80mgの2-メチルプロパン-2-アミン(1.1mmol、5.0当量)及び142mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.10mmol、5.00当量)の10mLのジクロロメタンの混合物に、100mgの(S)-4-(2-(4-フルオロベンズアミド)-N-メチル-3-フェニルプロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリド(0.21mmol、1.00当量)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌し、濃縮した。化合物を、Gilson GX-281で逆相分取HPLCによって精製した。DMSOに溶解した粗生成物の濃縮溶液を900uLの量で10um C18逆相XBridge 19mm径×250mm長のカラムに注入し、10mmol/リットルの炭酸アンモニウムを含む水中45~95%アセトニトリルのグラジエントで溶出した。214nm及び254nmのUV吸光度によってピークを検出し、214nmチャネルで3mVの閾値トリガーによって画分を収集した。生成物を含む画分を合わせ、濃縮し、凍結乾燥して、30.0mgの(S)-N-(1-((4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)(メチル)アミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-36)を白色の固体として得た(収率28%)。MS (ESI+) m/z 512 [M+H]+;1H NMR (400 MHz, d6-DMSO) δ 8.86 (d, J = 7.3 Hz, 1H), 7.90 (dd, J = 8.6, 5.5 Hz, 4H), 7.76 - 7.46 (m, 3H), 7.29 (t, J = 8.9 Hz, 2H), 7.14 (s, 3H), 6.89 (s, 2H), 4.62 (s, 1H), 3.21 (s, 3H), 2.93 (s, 2H), 1.14 (s, 9H).
実施例16:ラセミ-N-(Z)-(1-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニルカルバモイル)-2-フェニルシクロプロピル)-4-フルオロベンズアミド(I-82)。
1-アミノ-2-フェニルシクロプロパンカルボン酸の調製。
2.33gのメチル1-アセトアミド-2-フェニルシクロプロパンカルボキシレート(10.0mmol、1.0当量)の50mLの濃塩酸中の溶液を一晩還流した。反応混合物を真空中で濃縮して、1.41gの1-アミノ-2-フェニルシクロプロパンカルボン酸を褐色の固体として得た(収率80%)。MS (ESI+) m/z 178 [M+H]+.
1-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-2-フェニルシクロプロパンカルボン酸の調製。
1.77gの1-アミノ-2-フェニルシクロプロパンカルボン酸(10.0mmol、1.0当量)、1.6gの水酸化ナトリウム(20.0mmol、2.0当量)の10mLのジオキサン及び10mLの水中の溶液に、2.18gの二炭酸ジ-tert-ブチル(10.0mmol、1.0当量)を加え、混合物を室温で一晩撹拌した。反応混合物を3×100mLの量の酢酸エチルで抽出した。合わせた有機画分を真空中で濃縮して、2.21gのtert-ブチル1-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-2-フェニルシクロプロパンカルボン酸を白色の固体として得た(収率80%)。MS (ESI+) m/z 278 [M+H]+.
tert-ブチル1-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニルカルバモイル)-2-フェニルシクロプロピルカルバメートの調製。
2.77gのtert-ブチル1-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-2-フェニルシクロプロパンカルボン酸(10.0mmol、1.00当量)、2.28gの4-アミノ-N-tert-ブチルベンゼンスルホンアミド(10.0mmol、1.00当量)、3.08gのN,N,N’,N’-テトラメチルクロロホルムアミジニウムヘキサフルオロホスフェート(11.0mmol、1.10当量)、及び2.80gの1-メチル-1H-イミダゾール(35.0mmol、3.50当量)の10mLのアセトニトリル中の混合物を室温で一晩撹拌した。混合物に100mLの酢酸エチルを加え、3×100mLの量の水で洗浄した。有機相を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して(石油エーテル:酢酸エチル(5:1、v:v))、3.90gのtert-ブチル1-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニルカルバモイル)-2-フェニルシクロプロピルカルバメートを淡黄色の固体として得た(収率80%)。MS (ESI+) m/z 488 [M+H]+.
1-アミノ-N-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-2-フェニルシクロプロパンカルボキサミドの調製。
2.44gのtert-ブチル1-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニルカルバモイル)-2-フェニルシクロプロピルカルバメート(5.0mmol、1.0当量)の20mLのジオキサン中塩酸(4.0MのHCl)の混合物を室温で2時間撹拌した。混合物を濃縮して、1.94gの(S)-2-アミノ-N-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-N-メチル-3-フェニルプロパンアミドを淡黄色の固体として得た(収率100%)。MS (ESI+) m/z 388 [M+H]+.
N-(1-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニルカルバモイル)-2-フェニルシクロプロピル)-4-フルオロベンズアミド(I-82)の調製。
140mgの4-フルオロ安息香酸(1.0mmol、1.00当量)、387mgの(S)-2-アミノ-N-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-N-メチル-3-フェニルプロパンアミド(1.0mmol、1.00当量)、308mgのN,N,N’,N’-テトラメチルクロロホルムアミジニウムヘキサフルオロホスフェート(11.0mmol、1.10当量)、及び280mgの1-メチル-1H-イミダゾール(3.50mmol、3.50当量)の2mLのアセトニトリル中の混合物を室温で一晩撹拌した。混合物に100mLの酢酸エチルを加え、3×100mLの量の水で洗浄した。有機相を濃縮し、残渣をGilson GX-281で逆相分取HPLCによって精製した。DMSOに溶解した粗生成物の濃縮溶液を800uLの量で10um C18逆相XBridge 19mm径×250mm長のカラムに注入し、10mmol/リットルの炭酸アンモニウムを含む水中50~95%アセトニトリルのグラジエントで溶出した。214nm及び254nmのUV吸光度によってピークを検出し、214nmチャネルで1mVの閾値トリガーによって画分を収集した。生成物を含む画分を合わせ、濃縮し、凍結乾燥して、8.0mgのN-(1-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニルカルバモイル)-2-フェニルシクロプロピル)-4-フルオロベンズアミド(I-82)を白色の固体として得た(収率1.5%)。MS (ESI+) m/z 510 [M+H]+;1H NMR (400 MHz, DMSO) δ 9.94 (s, 1H), 8.71 (s, 1H), 7.71 (ddd, J = 15.3, 14.4, 7.3 Hz, 6H), 7.28 - 6.97 (m, 8H), 3.23 - 3.14 (m, 1H), 1.91 (dd, J = 7.8, 5.5 Hz, 1H), 1.78 (dd, J = 9.6, 5.3 Hz, 1H), 1.05 (s, 9H).
実施例17:ラセミ-N-((E)-1-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニルカルバモイル)-2-フェニルシクロプロピル)-4-フルオロベンズアミド(I-83)。
(1S,2R)-1-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-2-フェニルシクロプロパンカルボン酸の調製。
550mg(1S,2R)-1-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-2-フェニルシクロプロパンカルボン酸4-ニトロ安息香酸無水物(1.29mmol、1.00当量)の100mLの(メタノール:H2O(5:1、v:v))溶液中の溶液に、103mgの水酸化ナトリウム(2.58mmol、2.00当量)を加え、60℃で2時間撹拌した。混合物を濃縮し、100mLの水で希釈した。3MのHClでpHを6に調整し、混合物を3×100mLの量の酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を2×50mLの量の水、次に50mLの量のブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して(石油エーテル:酢酸エチル(2:1、v:v))、351mgの(1S,2R)-1-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-2-フェニルシクロプロパンカルボン酸を黄色の固体として得た(収率98%)。MS (ESI+) m/z 278[M+H]+.
tert-ブチル(1S,2R)-1-(4-(ベンジルチオ)フェニルカルバモイル)-2-フェニルシクロプロピルカルバメートの調製。
273mgの4-(ベンジルチオ)アニリン(1.27mmol、1.00当量)及び351mgの(1S,2R)-1-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-2-フェニルシクロプロパンカルボン酸(1.27mmol、1.00当量)を10mLの無水N,N-ジメチルホルムアミドに室温で溶解した溶液に、268mgのN-(3-ジメチルアミノプロピル)-N’-エチルカルボジイミド塩酸塩(1.39mmol、1.10当量)、188mgの1-ヒドロキシベンゾトリアゾール(1.39mmol、1.10当量)、及び328mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(2.54mmol、2.00当量)を順次加えた。次いで、反応混合物を室温で一晩撹拌し、100mLの水に注いだ。混合物を3×100mLの量の酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を2×50mLの量の水、次に50mLの量のブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して(石油エーテル:酢酸エチル(5:1、v:v))、570mgのtert-ブチル(1S,2R)-1-(4-(ベンジルチオ)フェニルカルバモイル)-2-フェニルシクロプロピルカルバメートを淡白色の固体として得た(収率95%)。MS (ESI+) m/z 475 [M+H]+.
(1S,2R)-1-アミノ-N-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-2-フェニルシクロプロパンカルボキサミド、塩酸塩の調製。
570mgのtert-ブチル(1S,2R)-1-(4-(ベンジルチオ)フェニルカルバモイル)-2-フェニルシクロプロピルカルバメート(1.20mmol、1.00当量)を30mLのジオキサン中塩酸(4.0MのHCl)に溶解し、40℃で3時間撹拌した。混合物を濃縮して、520mgの(1S,2R)-1-アミノ-N-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-2-フェニルシクロプロパンカルボキサミド、塩酸塩を淡黄色の固体として得た(収率100%)。MS (ESI+) m/z 375 [M+H]+.
N-((1S,2R)-1-(4-(ベンジルチオ)フェニルカルバモイル)-2-フェニルシクロプロピル)-4-フルオロベンズアミドの調製。
520mgの(1S,2R)-1-アミノ-N-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-2-フェニルシクロプロパンカルボキサミド、塩酸塩(1.27mmol、1.00当量)及び178mgの4-フルオロ安息香酸(1.27mmol、1.00当量)を10mLの無水N,N-ジメチルホルムアミドに室温で溶解したものに、268mgのN-(3-ジメチルアミノプロピル)-N’-エチルカルボジイミド塩酸塩(1.40mmol、1.10当量)、189mgの1-ヒドロキシベンゾトリアゾール(1.40mmol、1.10当量)、及び328mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(2.54mmol、2.00当量)を順次加えた。次いで、反応混合物を室温で一晩撹拌し、100mLの水に注いだ。混合物を3×100mLの量の酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を2×50mLの量の水、次に50mLの量のブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して(石油エーテル:酢酸エチル(3:1、v:v))、150mgのN-((1S,2R)-1-(4-(ベンジルチオ)フェニルカルバモイル)-2-フェニルシクロプロピル)-4-フルオロベンズアミドを白色の固体として得た(収率24%)。MS (ESI+) m/z 497[M+H]+.
4-((1S,2R)-1-(4-フルオロベンズアミド)-2-フェニルシクロプロパンカルボキサミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリドの調製。
150mgのN-((1S,2R)-1-(4-(ベンジルチオ)フェニルカルバモイル)-2-フェニルシクロプロピル)-4-フルオロベンズアミド(0.30mmol、1.00当量)、18mgの酢酸(0.30mmol、1当量)、及び6mgの水(0.30mmol、1当量)の30mLのジクロロメタン中の溶液に、163mgのN-クロロスクシンイミド(1.20mmol、4.00当量)を0℃で加えた。混合物を室温で2時間撹拌し、3×20mLの量の水で洗浄した。有機相を濃縮して、132mgの4-((1S,2R)-1-(4-フルオロベンズアミド)-2-フェニルシクロプロパンカルボキサミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリドを灰色の固体として得た(収率92%)。MS (ESI+) m/z 473[M+H]+.
N-((1S,2R)-1-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニルカルバモイル)-2-フェニルシクロプロピル)-4-フルオロベンズアミド(I-83)の調製。
102mgの2-メチルプロパン-2-アミン(1.40mmol、5.0当量)及び181mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.40mmol、5.00当量)の10mLのジクロロメタン中の混合物に、132mgの4-((1S,2R)-1-(4-フルオロベンズアミド)-2-フェニルシクロプロパンカルボキサミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリド(0.28mmol、1.00当量)を加えた。混合物を室温で2時間撹拌し、真空中で濃縮した。残渣を、Gilson GX-281で逆相分取HPLCによって精製した。DMSOに溶解した粗生成物の濃縮溶液を500uLの量で10um C18逆相XBridge 19mm径×250mm長のカラムに注入し、10mmol/リットルの炭酸アンモニウムを含む水中55~95%アセトニトリルのグラジエントで溶出した。214nm及び254nmのUV吸光度によってピークを検出し、214nmチャネルで2mVの閾値トリガーによって画分を収集した。生成物を含む画分を合わせ、濃縮し、凍結乾燥して、26mgのN-((1S,2R)-1-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニルカルバモイル)-2-フェニルシクロプロピル)-4-フルオロベンズアミド(I-83)を白色の固体として得た(収率18%)。MS (ESI+) m/z 510 [M+H]+. 1H NMR (400 MHz, d6-DMSO) δ 9.97 (s, 1H), 9.39 (s, 1H), 8.07 (dd, J = 8.8, 5.6 Hz, 2H), 7.67 - 7.59 (m, 2H), 7.52 (t, J = 10.7 Hz, 2H), 7.35 (dd, J = 16.7, 7.9 Hz, 5H), 7.24 (t, J = 7.5 Hz, 2H), 7.14 (t, J = 7.3 Hz, 1H), 2.32 (m, 2H), 1.45 (dd, J = 9.5, 5.3 Hz, 1H), 1.11 - 0.94 (m, 9H).
実施例18:N-((2S,3S)-4-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニルアミノ)-3-ヒドロキシ-1-フェニルブタン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-41)。
tert-ブチル(2R,3S)-4-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-3-ヒドロキシ-1-フェニルブタン-2-イルカルバメートの調製。
2.63gのtert-ブチル(R)-1-((R)-オキシラン-2-イル)-2-フェニルエチルカルバメート(10.0mmol、1.00当量)及び2.15gの4-(ベンジルチオ)アニリン(10.0mmol、1.00当量)の20mLのプロパン-2-オール中の混合物を一晩還流した。混合物を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して(石油エーテル:酢酸エチル(5:1、v:v))、3.82gのtert-ブチル(2R,3S)-4-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-3-ヒドロキシ-1-フェニルブタン-2-イルカルバメートを白色の固体として得た(収率80%)。MS (ESI+) m/z 479 [M+H]+.
(2S,3S)-3-アミノ-1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-4-フェニルブタン-2-オールの調製。
2.39gのtert-ブチル(2R,3S)-4-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-3-ヒドロキシ-1-フェニルブタン-2-イルカルバメート(5.0mmol、1.0当量)の20mLのジオキサン中塩酸(4.0MのHCl)の混合物を室温で2時間撹拌した。混合物を濃縮して、1.89gの(2S,3S)-3-アミノ-1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-4-フェニルブタン-2-オールを白色の固体として得た(収率100%)。MS (ESI+) m/z 379 [M+H]+.
N-((2S,3S)-4-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-3-ヒドロキシ-1-フェニルブタン-2-イル)-4-フルオロベンズアミドの調製。
3.78gの(2S,3S)-3-アミノ-1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-4-フェニルブタン-2-オール(10.0mmol、1.00当量)、1.40gの4-フルオロ安息香酸(10.0mmol、1.00当量)、2.88gのN-(3-ジメチルアミノプロピル)-N’-エチルカルボジイミド塩酸塩(15.0mmol、1.50当量)、1.62gの1-ヒドロキシベンゾトリアゾール(12.0mmol、1.20当量)、及び2.58gのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(20.0mmol、2.00当量)の30mLのN,N-ジメチルホルムアミド中の混合物を室温で一晩撹拌した。混合物を100mLの酢酸エチルで希釈し、3×100mLの量の水で洗浄した。有機相を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して(石油エーテル:酢酸エチル(5:1、v:v))、4.0gのN-((2S,3S)-4-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-3-ヒドロキシ-1-フェニルブタン-2-イル)-4-フルオロベンズアミドを淡黄色の固体として得た(収率80%)。MS (ESI+) m/z 501 [M+H]+.
N-((S)-1-((S)-3-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-2-オキソオキサゾリジン-5-イル)-2-フェニルエチル)-4-フルオロベンズアミドの調製。
5.0gのN-((2S,3S)-4-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-3-ヒドロキシ-1-フェニルブタン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(10.0mmol、1.00当量)、3.24gのN,N’-カルボニルジイミダゾール(20.0mmol、2.00当量)、244mgの4-ジメチルアミノピリジン(2.0mmol、0.2当量)、及び2.58gのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(20.0mmol、2.00当量)を30mLのテトラヒドロフラン中で一晩還流した。混合物を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して(石油エーテル:酢酸エチル(3:1、v:v))、4.2gのN-((S)-1-((S)-3-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-2-オキソオキサゾリジン-5-イル)-2-フェニルエチル)-4-フルオロベンズアミドを淡黄色の固体として得た(収率80%)。MS (ESI+) m/z 527 [M+H]+.
4-((S)-5-((S)-1-(4-フルオロベンズアミド)-2-フェニルエチル)-2-オキソオキサゾリジン-3-イル)ベンゼン-1-スルホニルクロリドの調製。
2.63gのN-((S)-1-((S)-3-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-2-オキソオキサゾリジン-5-イル)-2-フェニルエチル)-4-フルオロベンズアミド(5.00mmol、1.00当量)、60mgの酢酸(1.0mmol、0.2当量)、及び18mgの水(1.0mmol、0.2当量)の30mLのジクロロメタン中の溶液に、2.66gのN-クロロスクシンイミド(20.0mmol、4.00当量)を0℃で加えた。混合物を室温で2時間撹拌し、3×20mLの量の水で洗浄した。有機相を濃縮して、1.76gの4-((S)-5-((S)-1-(4-フルオロベンズアミド)-2-フェニルエチル)-2-オキソオキサゾリジン-3-イル)ベンゼン-1-スルホニルクロリドを白色の固体として得た(収率70%)。MS (ESI+) m/z 503 [M+H]+.
N-((S)-1-((S)-3-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-2-オキソオキサゾリジン-5-イル)-2-フェニルエチル)-4-フルオロベンズアミドの調製。
770mgの2-メチルプロパン-2-アミン(11mmol、5.00当量)及び1.42gのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(11mmol、5.00当量)の30mLのジクロロメタン中の混合物に、1.10gの4-((S)-5-((S)-1-(4-フルオロベンズアミド)-2-フェニルエチル)-2-オキソオキサゾリジン-3-イル)ベンゼン-1-スルホニルクロリド(2.2mmol、1.0当量)を加えた。混合物を室温で2時間撹拌し、真空中で濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して(石油エーテル:酢酸エチル(3:1、v:v))、830mgのN-((S)-1-((S)-3-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-2-オキソオキサゾリジン-5-イル)-2-フェニルエチル)-4-フルオロベンズアミドを白色の固体として得た(収率70%)。MS (ESI+) m/z 540 [M+H]+.
N-((2S,3S)-4-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニルアミノ)-3-ヒドロキシ-1-フェニルブタン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-41)の調製。
270mgのN-((S)-1-((S)-3-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-2-オキソオキサゾリジン-5-イル)-2-フェニルエチル)-4-フルオロベンズアミド(0.5mmol、1.00当量)及び40mg水酸化ナトリウム(1.0mmol、2.00当量)の10mLのメタノール中の混合物を40℃で一晩加熱した。混合物に20mLの水を加え、3×20mLの量の酢酸エチルで洗浄した。有機相を濃縮し、残渣を分取スケールHPLCによって精製して、30.0mgのN-((2S,3S)-4-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニルアミノ)-3-ヒドロキシ-1-フェニルブタン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-41)を白色の固体として得た(収率12%)。MS (ESI+) m/z 514 [M+H]+;1H NMR (400 MHz, d6-DMSO) δ 8.31 (d, J = 8.9 Hz, 1H), 7.88 - 7.71 (m, 2H), 7.45 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 7.33 - 6.86 (m, 8H), 6.62 (d, J = 8.9 Hz, 2H), 6.40 (t, J = 5.5 Hz, 1H), 5.33 (s, 1H), 4.23 - 4.10 (m, 1H), 3.74 (t, J = 5.9 Hz, 1H), 3.31 - 3.20 (m, 1H), 3.14 (dd, J = 13.8, 3.0 Hz, 1H), 3.08 - 2.92 (m, 1H), 2.82 (dd, J = 13.8, 10.8 Hz, 1H), 1.04 (s, 9H).
実施例19:N-((2S,3R)-4-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニルアミノ)-3-ヒドロキシ-1-フェニルブタン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-42)。
tert-ブチル((2S,3R)-4-((4-(ベンジルチオ)フェニル)アミノ)-3-ヒドロキシ-1-フェニルブタン-2-イル)カルバメートの調製。
2.63gのtert-ブチル((S)-1-((S)-オキシラン-2-イル)-2-フェニルエチル)カルバメート(10.0mmol、1.00当量)及び2.15gの4-(ベンジルチオ)アニリン(10.0mmol、1.00当量)の20mLのプロパン-2-オール中の混合物を一晩還流した。混合物を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して(石油エーテル:酢酸エチル(5:1、v:v))、3.34gのtert-ブチル(2S,3R)-4-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-3-ヒドロキシ-1-フェニルブタン-2-イルカルバメートを白色の固体として得た(収率70%)。MS (ESI+) m/z 479 [M+H]+.
(2R,3S)-3-アミノ-1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-4-フェニルブタン-2-オールの調製。
2.39gのtert-ブチル(2S,3R)-4-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-3-ヒドロキシ-1-フェニルブタン-2-イルカルバメート(5.0mmol、1.0当量)の20mLのジオキサン中塩酸(4.0MのHCl)の混合物を室温で2時間撹拌した。混合物を濃縮して、1.89gの(2R,3S)-3-アミノ-1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-4-フェニルブタン-2-オールを白色の固体として得た(収率100%)。MS (ESI+) m/z 379 [M+H]+.
N-((2S,3R)-4-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-3-ヒドロキシ-1-フェニルブタン-2-イル)-4-フルオロベンズアミドの調製。
3.78gの(2R,3S)-3-アミノ-1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-4-フェニルブタン-2-オール(10.0mmol、1.00当量)、1.40gの4-フルオロ安息香酸(10.0mmol、1.00当量)、2.88gのN-(3-ジメチルアミノプロピル)-N’-エチルカルボジイミド塩酸塩(15.0mmol、1.50当量)、1.62gの1-ヒドロキシベンゾトリアゾール(12.0mmol、1.20当量)、及び2.58gのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(20.0mmol、2.00当量)の30mLのN,N-ジメチルホルムアミド中の混合物を室温で一晩撹拌した。混合物を100mLの酢酸エチルで希釈し、3×100mLの量の水で洗浄した。有機相を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して(石油エーテル:酢酸エチル(5:1、v:v))、4.31gのN-((2S,3R)-4-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-3-ヒドロキシ-1-フェニルブタン-2-イル)-4-フルオロベンズアミドを淡黄色の固体として得た(収率85%)。MS (ESI+) m/z 501 [M+H]+.
N-((S)-1-((R)-3-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-2-オキソオキサゾリジン-5-イル)-2-フェニルエチル)-4-フルオロベンズアミドの調製。
5.0gのN-((2S,3R)-4-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-3-ヒドロキシ-1-フェニルブタン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(10.0mmol、1.00当量)、3.24gのN,N’-カルボニルジイミダゾール(20.0mmol、2.00当量)、244mgの4-ジメチルアミノピリジン(2.0mmol、0.2当量)、及び2.58gのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(20.0mmol、2.00当量)を30mLのテトラヒドロフラン中で一晩還流した。混合物を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して(石油エーテル:酢酸エチル(3:1、v:v))、3.9gのN-((S)-1-((R)-3-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-2-オキソオキサゾリジン-5-イル)-2-フェニルエチル)-4-フルオロベンズアミドを淡黄色の固体として得た(収率75%)。MS (ESI+) m/z 527 [M+H]+.
4-((R)-5-((S)-1-(4-フルオロベンズアミド)-2-フェニルエチル)-2-オキソオキサゾリジン-3-イル)ベンゼン-1-スルホニルクロリドの調製。
2.63gのN-((S)-1-((R)-3-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-2-オキソオキサゾリジン-5-イル)-2-フェニルエチル)-4-フルオロベンズアミド(5.00mmol、1.00当量)、60mgの酢酸(1.0mmol、0.2当量)、及び18mgの水(1.0mmol、0.2当量)の30mLのジクロロメタン中の溶液に、2.66gのN-クロロスクシンイミド(20.0mmol、4.00当量)を0℃で加えた。混合物を室温で2時間撹拌し、3×20mLの量の水で洗浄した。有機相を濃縮して、1.51gの4-((R)-5-((S)-1-(4-フルオロベンズアミド)-2-フェニルエチル)-2-オキソオキサゾリジン-3-イル)ベンゼン-1-スルホニルクロリドを白色の固体として得た(収率60%)。MS (ESI+) m/z 503 [M+H]+.
N-((S)-1-((R)-3-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-2-オキソオキサゾリジン-5-イル)-2-フェニルエチル)-4-フルオロベンズアミドの調製。
803mgの2-メチルプロパン-2-アミン(11mmol、5.00当量)及び1.42gのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(11mmol、5.00当量)の30mLのジクロロメタン中の混合物に、1.10gの4-((R)-5-((S)-1-(4-フルオロベンズアミド)-2-フェニルエチル)-2-オキソオキサゾリジン-3-イル)ベンゼン-1-スルホニルクロリド(2.2mmol、1.0当量)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌し、真空中で濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して(石油エーテル:酢酸エチル(3:1、v:v))、949mgのN-((S)-1-((R)-3-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-2-オキソオキサゾリジン-5-イル)-2-フェニルエチル)-4-フルオロベンズアミドを白色の固体として得た(収率80%)。MS (ESI+) m/z 540 [M+H]+.
N-((2S,3R)-4-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニルアミノ)-3-ヒドロキシ-1-フェニルブタン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-42)の調製。
270mgのN-((S)-1-((R)-3-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-2-オキソオキサゾリジン-5-イル)-2-フェニルエチル)-4-フルオロベンズアミド(0.5mmol、1.00当量)及び40mg水酸化ナトリウム(1.0mmol、2.00当量)の10mLのメタノール中の混合物を40℃で一晩加熱した。混合物に20mLの水を加え、3×20mLの量の酢酸エチルで洗浄した。有機相を濃縮し、残渣をGilson GX-281で逆相分取HPLCによって精製した。DMSOに溶解した粗生成物の濃縮溶液を875uLの量で10um C18逆相Waters X-SELECT 19mm径×250mm長のカラムに注入し、10mmol/リットルの炭酸アンモニウムを含む水中49~95%アセトニトリルのグラジエントで溶出した。214nm及び254nmのUV吸光度によってピークを検出し、214nmチャネルで5mVの閾値トリガーによって画分を収集した。生成物を含む画分を合わせ、濃縮し、凍結乾燥して、40.0mgのN-((2S,3R)-4-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニルアミノ)-3-ヒドロキシ-1-フェニルブタン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-42)を白色の固体として得た(収率16%)。MS (ESI+) m/z 514 [M+H]+;1H NMR (400 MHz, d6-DMSO) δ 8.22 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.96 - 7.82 (m, 2H), 7.43 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 7.36 - 6.88 (m, 8H), 6.60 (d, J = 8.9 Hz, 2H), 6.33 (t, J = 5.7 Hz, 1H), 5.32 (s, 1H), 4.47 - 4.15 (m, 1H), 3.98 - 3.65 (m, 1H), 3.28 - 3.13 (m, 1H), 3.13 - 2.83 (m, 3H), 1.04 (s, 9H).
実施例20:(S)-テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル1-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメート(I-43)。
3-メチル-1-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イルオキシ)カルボニル)-1H-イミダゾール-3-イウムヨージドの調製。
350mgのテトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル1H-イミダゾール-1-カルボキシレート(1.79mmol、1.00当量)の10mLのアセトニトリル中の室温の溶液に、1.27gのヨードメタン(8.95mmol、5.00当量)を加えた。次いで、反応混合物を室温で24時間撹拌した。混合物を濃縮して、470mgの3-メチル-1-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イルオキシ)カルボニル)-1H-イミダゾール-3-イウムヨウ化物を無色の油として得た(収率79%)。MS (ESI+) m/z 339[M+H]+.
(S)-テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメートの調製。
450mgの3-メチル-1-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イルオキシ)カルボニル)-1H-イミダゾール-3-イウムヨージド(1.33mmol、1.00当量)及び269mgのトリエチルアミン(2.66mmol、2.00当量)を室温の10mLの無水アセトニトリルに溶解した溶液に、481mgの(S)-2-アミノ-N-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-3-フェニルプロパンアミド(1.33mmol、1.0当量)を加えた。次いで、反応混合物を室温で12時間撹拌し、100mLの水に注いだ。混合物を3×100mLの量の酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を2×50mLの量の水、次に50mLの量のブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して(石油エーテル:酢酸エチル(2:1、v:v))、430mgの(S)-テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメートを白色の固体として得た(収率66%)。MS (ESI+) m/z 491[M+H]+.
(S)-テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル1-(4-(クロロスルホニル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメートの調製。
150mgの(S)-テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメート(0.31mmol、1.00当量)、18mgの酢酸((0.31mmol、1当量)、及び6mgの水(0.31mmol、1当量)の30mLのジクロロメタン中の溶液に、168mgのN-クロロスクシンイミド(1.24mmol、4.00当量)を0℃で加えた。混合物を室温で2時間撹拌し、3×20mLの量の水で洗浄した。有機相を濃縮して、150mgの粗製(S)-テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル1-(4-(クロロスルホニル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメートを灰色の固体として得た(収率100%)。MS (ESI+) m/z 467[M+H]+.
(S)-テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル1-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメート(I-43)の調製。
117mgの2-メチルプロパン-2-アミン(1.6mmol、5.0当量)及び206mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.6mmol、5.00当量)の10mLのジクロロメタン中の混合物に、150mgの(S)-テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル1-(4-(クロロスルホニル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメート(0.32mmol、1.00当量)を加えた。混合物を室温で2時間撹拌し、真空中で濃縮した。残渣を、Gilson GX-281で逆相分取HPLCによって精製した。DMSOに溶解した粗生成物の濃縮溶液を400uLの量で10um C18逆相Waters X-SELECT 19mm径×250mm長のカラムに注入し、10mmol/リットルの炭酸アンモニウムを含む水中47~95%アセトニトリルのグラジエントで溶出した。214nm及び254nmのUV吸光度によってピークを検出し、214nmチャネルで3mVの閾値トリガーによって画分を収集した。生成物を含む分画を合わせ、濃縮し、凍結乾燥して、60mgの(S)-テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル1-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメート(I-43)を白色の固体として得た(収率37%)。MS (ESI+) m/z 504 [M+H]+. 1H NMR (400 MHz, d6-DMSO) δ 10.46 (s, 1H), 7.77 - 7.67 (m, 4H), 7.58 (s, 1H), 7.23 (m, 6H), 4.62 - 4.54 (m, 1H), 4.36 (s, 1H), 3.83 - 3.68 (m, 2H), 3.47 - 3.33 (m, 2H), 3.00 (dd, J = 13.7, 4.4 Hz, 1H), 2.83 (dd, J = 13.6, 10.4 Hz, 1H), 1.74 (dd, J = 25.1, 11.7 Hz, 2H), 1.42 (m, 2H), 1.06 (s, 9H).
実施例21:(S)-N-(1-(3-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-68)。
N-tert-ブチル-3-ニトロベンゼンスルホンアミドの調製。
1.54gの2-メチルプロパン-2-アミン(20mmol、2.00当量)及び2.58gのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(20mmol、2.00当量)の30mLのジクロロメタン中の混合物に、2.2gの3-ニトロベンゼン-1-スルホニルクロリド(10.0mmol、1.0当量)を加えた。混合物を室温で2時間撹拌し、真空中で濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して(石油エーテル:酢酸エチル(3:1、v:v))、1.81gのN-tert-ブチル-3-ニトロベンゼンスルホンアミドを白色の固体として得た(収率70%)。MS (ESI+) m/z 259 [M+H]+.
3-アミノ-N-tert-ブチルベンゼンスルホンアミドの調製。
2.58gのN-tert-ブチル-3-ニトロベンゼンスルホンアミド(10.0mmol、1.00当量)のメタノール中の溶液に、パラジウム-活性炭上(550mgの湿触媒、10wt.%パラジウム乾燥ベース)を加えた。混合物を、バルーンを介し水素ガス下に置き、室温で一晩撹拌した。混合物を濾過し、濾液を濃縮して、2.05gの3-アミノ-N-tert-ブチルベンゼンスルホンアミドを淡黄色の固体として得た(収率90%)。MS (ESI+) m/z 229 [M+H]+.
(S)-tert-ブチル1-(3-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメートの調製。
2.65gの(S)-2-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-3-フェニルプロパン酸(10.0mmol、1.0当量)、2.28gの3-(ベンジルチオ)-N-tert-ブチルベンゼンスルホンアミド(10.0mmol、1.00当量)、2.88gのN-(3-ジメチルアミノプロピル)-N’-エチルカルボジイミド塩酸塩(15.0mmol、1.50当量)、1.62gの1-ヒドロキシベンゾトリアゾール(12.0mmol、1.2当量)、及び2.58gのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(20.0mmol、2.00当量)の20mLのN,N-ジメチルホルムアミド中の混合物を室温で一晩撹拌した。混合物を100mLの酢酸エチルで希釈し、3×100mLの量の水で洗浄した。有機相を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して(石油エーテル:酢酸エチル(5:1、v:v))、3.80gの(S)-tert-ブチル1-(3-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメートを淡黄色の固体として得た(収率80%)。MS (ESI+) m/z 476 [M+H]+.
(S)-2-アミノ-N-(3-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-3-フェニルプロパンアミドの調製。
2.38gの(S)-tert-ブチル1-((4-(ベンジルチオ)フェニル)(メチル)アミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメート(5.0mmol、1.0当量)の20mLのジオキサン中塩酸(4.0MのHCl)中の混合物を室温で2時間撹拌した。混合物を濃縮して、1.88gの(S)-2-アミノ-N-(3-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-3-フェニルプロパンアミドを白色の固体として得た(収率100%)。MS (ESI+) m/z 376 [M+H]+.
(S)-N-(1-(3-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-68)の調製。
186mgの(S)-2-アミノ-N-(3-N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-3-フェニルプロパンアミド(0.5mmol、1.00当量)、70mgの4-フルオロ安息香酸(0.5mmol、1.00当量)、144mgのN-(3-ジメチルアミノプロピル)-N’-エチルカルボジイミド塩酸塩(0.75mmol、1.50当量)、81mgの1-ヒドロキシベンゾトリアゾール(0.6mmol、1.20当量)、及び129mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.0mmol、2.00当量)の10mLのN,N-ジメチルホルムアミド中の混合物を室温で一晩撹拌した。混合物を20mLの酢酸エチルで希釈し、3×20mLの量の水で洗浄した。有機相を濃縮し、残渣を分取スケールHPLCによって精製した。化合物を、Gilson GX-281で逆相分取HPLCによって精製した。DMSOに溶解した粗生成物の濃縮溶液を600uLの量で10um C18逆相XBridge 19mm径×250mm長のカラムに注入し、10mmol/リットルの炭酸アンモニウムを含む水中55~95%アセトニトリルのグラジエントで溶出した。214nm及び254nmのUV吸光度によってピークを検出し、214nmチャネルで3mVの閾値トリガーによって画分を収集した。生成物を含む画分を合わせ、濃縮し、凍結乾燥して、25.0mgの(S)-N-(1-(3-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-68)を白色の固体として得た(収率10%)。MS (ESI+) m/z 498 [M+H]+;1H NMR (400 MHz, d6-DMSO) δ 10.55 (s, 1H), 8.76 (d, J = 99.3 Hz, 1H), 8.17 (d, J = 1.5 Hz, 1H), 8.00 - 7.84 (m, 2H), 7.82 - 7.70 (m, 1H), 7.69 - 7.34 (m, 5H), 7.34 - 7.22 (m, 4H), 7.18 (t, J = 7.3 Hz, 1H), 4.82 (dd, J = 9.7, 4.6 Hz, 1H), 3.14 (ddd, J = 23.8, 13.7, 7.6 Hz, 2H), 1.11 (s, 9H).
実施例22:(S)-N-(1-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニルアミノ)-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-44)。
(S)-tert-ブチル1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメートの調製。
2.49gの2-メチルプロパン-2-アミン(10.0mmol、1.00当量)及び2.15gの4-(ベンジルチオ)アニリン(10.0mmol、1.00当量)の30mLのN,N-ジメチルホルムアミド中の混合物に、4.24gのナトリウムトリアセトキシボロヒドリド(20.0mmol、2.0当量)を加えた。混合物を室温で一晩撹拌した。混合物を100mLの水で希釈し、3×100mLの量の酢酸エチルで洗浄した。有機相を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して(石油エーテル:酢酸エチル(10:1、v:v))、2.24gの(S)-tert-ブチル1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメートを淡黄色の固体として得た(収率50%)。MS (ESI+) m/z 449 [M+H]+.
(S)-N1-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-3-フェニルプロパン-1,2-ジアミンの調製。
2.24gの(S)-tert-ブチル1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメート(5.0mmol、1.0当量)の20mLのジオキサン中塩酸(4.0MのHCl)中の混合物を室温で2時間撹拌した。混合物を濃縮して、1.24gの(S)-N1-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-3-フェニルプロパン-1,2-ジアミンを白色の固体として得た(収率100%)。MS (ESI+) m/z 349 [M+H]+.
(S)-N-(1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミドの調製。
1.74gの(S)-N1-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-3-フェニルプロパン-1,2-ジアミン(5.0mmol、1.00当量)、700mgの4-フルオロ安息香酸(5.0mmol、1.00当量)、1.44gのN-(3-ジメチルアミノプロピル)-N’-エチルカルボジイミド塩酸塩(7.5mmol、1.50当量)、810mgの1-ヒドロキシベンゾトリアゾール(6.0mmol、1.20当量)、及び1.29gのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(10.0mmol、2.00当量)の30mLのN,N-ジメチルホルムアミド中の混合物を室温で一晩撹拌した。混合物を100mLの酢酸エチルで希釈し、3×100mLの量の水で洗浄した。有機相を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して(石油エーテル:酢酸エチル(5:1、v:v))、1.80gの(S)-N-(1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミドを白色の固体として得た(収率80%)。MS (ESI+) m/z 471 [M+H]+.
(S)-N-(1-(N-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-2,2,2-トリフルオロアセトアミド)-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミドの調製。
4.70gの(S)-N-(1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(10.0mmol、1.00当量)及び2.58gのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(20.0mmol、2.00当量)の30mLのジクロロメタン中の混合物に、4.20gのトリフルオロ酢酸無水物(20.0mmol、2.0当量)を加えた。混合物を室温で終夜撹拌した。混合物を100mLの水で希釈し、3×100mLの量の酢酸エチルで洗浄した。有機相を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して(石油エーテル:酢酸エチル(10:1、v:v))、3.96gの(S)-N-(1-(N-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-2,2,2-トリフルオロアセトアミド)-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミドを淡黄色の固体として得た(収率70%)。MS (ESI+) m/z 567 [M+H]+.
(S)-4-(2,2,2-トリフルオロ-N-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロピル)アセトアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリドの調製。
2.83gのN-((S)-1-((R)-3-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-2-オキソオキサゾリジン-5-イル)-2-フェニルエチル)-4-フルオロベンズアミド(5.00mmol、1.00当量)、60mgの酢酸(1.0mmol、0.2当量)、及び18mgの水(1.0mmol、0.2当量)の30mLのジクロロメタン中の溶液に、2.66gのN-クロロスクシンイミド(20.0mmol、4.00当量)を0℃で加えた。混合物を室温で2時間撹拌し、3×20mLの量の水で洗浄した。有機相を濃縮して、1.62gの(S)-4-(2,2,2-トリフルオロ-N-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロピル)アセトアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリドを白色の固体として得た(収率60%)。MS (ESI+) m/z 543 [M+H]+.
(S)-N-(1-(N-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-2,2,2-トリフルオロアセトアミド)-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミドの調製。
803mgの2-メチルプロパン-2-アミン(11.0mmol、5.00当量)及び1.42gのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(11.0mmol、5.00当量)の30mLのジクロロメタン中の混合物に、1.19gの4-((S)-5-((R)-1-(4-フルオロベンズアミド)-2-フェニルエチル)-2-オキソオキサゾリジン-3-イル)ベンゼン-1-スルホニルクロリド(2.2mmol、1.0当量)を加えた。混合物を室温で2時間撹拌し、真空中で濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して(石油エーテル:酢酸エチル(3:1、v:v))、892mgの(S)-N-(1-(N-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-2,2,2-トリフルオロアセトアミド)-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミドを白色の固体として得た(収率70%)。MS (ESI+) m/z 580 [M+H]+.
(S)-N-(1-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニルアミノ)-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-44)の調製。
290mgの(S)-N-(1-(N-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-2,2,2-トリフルオロアセトアミド)-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(0.5mmol、1.00当量)及び138mgの炭酸カリウム(1.0mmol、2.00当量)の10mLのメタノール中の混合物を室温で一晩撹拌した。混合物を20mLの水で希釈し、3×20mLの量の酢酸エチルで洗浄した。有機相を濃縮し、残渣をGilson GX-281で逆相分取HPLCによって精製した。DMSOに溶解した粗生成物の濃縮溶液を675uLの量で10um C18逆相Waters X-SELECT 19mm径×250mm長のカラムに注入し、10mmol/リットルの炭酸アンモニウムを含む水中50~95%アセトニトリルのグラジエントで溶出した。214nm及び254nmのUV吸光度によってピークを検出し、214nmチャネルで9mVの閾値トリガーによって画分を収集した。生成物を含む画分を合わせ、濃縮し、凍結乾燥して、35.0mgの(S)-N-(1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-44)を白色の固体として得た(収率14%)。MS (ESI+) m/z 484 [M+H]+;1H NMR (400 MHz, DMSO) δ 8.36 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.89 - 7.71 (m, 2H), 7.44 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 7.32 - 6.90 (m, 8H), 6.73 - 6.49 (m, 3H), 4.36 - 4.23 (m, 1H), 3.30 - 3.23 (m, 1H), 3.23 - 3.08 (m, 1H), 2.89 (ddd, J = 22.7, 13.7, 7.0 Hz, 2H), 1.02 (s, 9H).
実施例23:(S)-N-(1-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェノキシ)-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-45)。
(S)-2-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-3-フェニルプロピルメタンスルホネートの調製。
2.51gの(S)-tert-ブチル1-ヒドロキシ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメート(10.0mmol、1.00当量)及び2.58gのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(20.0mmol、2.00当量)の30mLのジクロロメタン中の混合物に、1.74gのメタンスルホン酸無水物(10.0mmol、1.0当量)を加えた。混合物を0℃で3時間撹拌した。混合物を100mLの水で希釈し、3×100mLの量の酢酸エチルで洗浄した。有機相を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して(石油エーテル:酢酸エチル(10:1、v:v))、2.30gの(S)-2-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-3-フェニルプロピルメタンスルホネートを淡黄色の油として得た(収率70%)。MS (ESI+) m/z 330 [M+H]+.
(S)-tert-ブチル1-(4-(ベンジルチオ)フェノキシ)-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメートの調製。
3.29gの(S)-2-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-3-フェニルプロピルメタンスルホネート(10.0mmol、1.00当量)、2.16gの4-(ベンジルチオ)フェノール(10.0mmol、1.00当量)、及び6.50gの炭酸セシウム(20.0mmol、2.00当量)の20mL中のN,N-ジメチルホルムアミド中の混合物を70℃で一晩撹拌した。混合物を20mLの水で希釈し、3×20mLの量の酢酸エチルで洗浄した。有機相を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して(石油エーテル:酢酸エチル(10:1、v:v))、3.14gの(S)-N-(1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミドを白色の固体として得た(収率70%)。MS (ESI+) m/z 450 [M+H]+.
(S)-1-(4-(ベンジルチオ)フェノキシ)-3-フェニルプロパン-2-アミンの調製。
2.25gの(S)-N-(1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(5.0mmol、1.0当量)の20mLのジオキサン中塩酸(4.0MのHCl)中の混合物を室温で2時間撹拌した。混合物を濃縮して、1.25gの(S)-1-(4-(ベンジルチオ)フェノキシ)-3-フェニルプロパン-2-アミンを白色の固体として得た(収率100%)。MS (ESI+) m/z 350 [M+H]+.
(S)-N-(1-(4-(ベンジルチオ)フェノキシ)-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミドの調製。
1.75gの(S)-1-(4-(ベンジルチオ)フェノキシ)-3-フェニルプロパン-2-アミン(5.0mmol、1.00当量)、700mgの4-フルオロ安息香酸(5.0mmol、1.00当量)、1.44gのN-(3-ジメチルアミノプロピル)-N’-エチルカルボジイミド塩酸塩(7.5mmol、1.50当量)、810mgの1-ヒドロキシベンゾトリアゾール(6.0mmol、1.20当量)、及び1.29gのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(10.0mmol、2.00当量)の30mLのN,N-ジメチルホルムアミド中の混合物を室温で一晩撹拌した。混合物を100mLの酢酸エチルで希釈し、3×100mLの量の水で洗浄した。有機相を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して(石油エーテル:酢酸エチル(5:1、v:v))、1.81gの(S)-N-(1-(4-(ベンジルチオ)フェノキシ)-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミドを白色の固体として得た(収率80%)。MS (ESI+) m/z 472 [M+H]+.
(S)-4-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロポキシ)ベンゼン-1-スルホニルクロリドの調製。
2.35gのN-((S)-1-((R)-3-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-2-オキソオキサゾリジン-5-イル)-2-フェニルエチル)-4-フルオロベンズアミド(5.00mmol、1.00当量)、60mgの酢酸(1.0mmol、0.2当量)、及び18mgの水(1.0mmol、0.2当量)の30mLのジクロロメタン中の溶液に、2.66gのN-クロロスクシンイミド(20.0mmol、4.00当量)を0℃で加えた。混合物を室温で2時間撹拌し、3×20mLの量の水で洗浄した。有機相を濃縮して、1.34gの(S)-4-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロポキシ)ベンゼン-1-スルホニルクロリドを白色の固体として得た(収率60%)。MS (ESI+) m/z 448 [M+H]+.
(S)-N-(1-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェノキシ)-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-45)の調製。
730mgの2-メチルプロパン-2-アミン(10.0mmol、5.00当量)及び129mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.0mmol、5.00当量)の30mLのジクロロメタン中の混合物に、89mgの(S)-4-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロポキシ)ベンゼン-1-スルホニルクロリド(0.2mmol、1.0当量)を加えた。混合物を室温で2時間撹拌し、真空中で濃縮した。残渣を分取スケールHPLCによって精製した。化合物を、Gilson GX-281で逆相分取HPLCによって精製した。DMSOに溶解した粗生成物の濃縮溶液を550uLの量で10um C18逆相Waters X-SELECT 19mm径×250mm長のカラムに注入し、10mmol/リットルの炭酸アンモニウムを含む水中58~95%アセトニトリルのグラジエントで溶出した。214nm及び254nmのUV吸光度によってピークを検出し、214nmチャネルで3mVの閾値トリガーによって画分を収集した。生成物を含む画分を合わせ、濃縮し、凍結乾燥して、15.0mgの(S)-N-(1-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェノキシ)-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-45)を白色の固体として得た(収率16%)。MS (ESI+) m/z 485 [M+H]+;1H NMR (400 MHz, d6-DMSO) δ 8.54 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.94 - 7.78 (m, 2H), 7.72 (d, J = 8.9 Hz, 2H), 7.43 - 7.22 (m, 7H), 7.22 - 7.13 (m, 1H), 7.10 (d, J = 8.9 Hz, 2H), 4.51 (d, J = 5.7 Hz, 1H), 4.13 (ddd, J = 15.2, 9.9, 5.8 Hz, 2H), 3.00 (ddd, J = 22.3, 13.7, 7.1 Hz, 2H), 1.06 (s, 9H).
実施例24:(S)-N-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-2-(4-フルオロベンジルオキシ)-3-フェニルプロパンアミド(I-46)。
(S)-2-(4-フルオロベンジルオキシ)-3-フェニルプロパン酸の調製。
1.0gの(S)-2-ヒドロキシ-3-フェニルプロパン酸(6.0mmol、1.00当量)及び1.36gの1-(ブロモメチル)-4-フルオロベンゼン(7.2mmol、1.20当量)を30mLの無水N,N-ジメチルホルムアミドに室温で溶解した溶液に、0.72gの水素化ナトリウム(鉱油中60wt.%分散液;18.0mmol、3.00当量)を一度に加えた。反応物を室温で5時間撹拌した。次いで、150mLの水に注いだ。混合物を3×100mLの量の酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を2×50mLの量の水、次に50mLの量のブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、ジクロロメタン:メタノール(10:1、v:v))、450mgの(S)-2-(4-フルオロベンジルオキシ)-3-フェニルプロパン酸を白色の固体として得た(収率27%)。MS (ESI+) m/z 275 [M+H]+.
(S)-N-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-2-(4-フルオロベンジルオキシ)-3-フェニルプロパンアミドの調製。
353mgの4-(ベンジルチオ)アニリン(1.64mmol、1.00当量)及び450mgの(S)-2-(4-フルオロベンジルオキシ)-3-フェニルプロパン酸(1.64mmol、1.00当量)を10mLの無水N,N-ジメチルホルムアミドに室温で溶解した溶液に、346mgのN-(3-ジメチルアミノプロピル)-N’-エチルカルボジイミド塩酸塩(1.80mmol、1.10当量)、243mgの1-ヒドロキシベンゾトリアゾール(1.80mmol、1.10当量)、及び3464mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(3.60mmol、2.00当量)を順次加えた。次いで、反応混合物を室温で一晩撹拌し、100mLの水に注いだ。混合物を3×100mLの量の酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を2×50mLの量の水、次に50mLの量のブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して(石油エーテル:酢酸エチル(3:1、v:v))、500mgの(S)-N-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-2-(4-フルオロベンジルオキシ)-3-フェニルプロパンアミドを白色の固体として得た(収率65%)。MS (ESI+) m/z 472 [M+H]+.
(S)-4-(2-(4-フルオロベンジルオキシ)-3-フェニルプロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリドの調製。
200mgの(S)-N-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-2-(4-フルオロベンジルオキシ)-3-フェニルプロパンアミド(0.42mmol、1.00当量)、25mgの酢酸(0.42mmol、1当量)、及び7mgの水(0.42mmol、1当量)の30mLのジクロロメタン中の溶液に、228mgのN-クロロスクシンイミド(1.68mmol、4.00当量)を0℃で加えた。混合物を室温で2時間撹拌し、3×20mLの量の水で洗浄した。有機相を濃縮して、190mgの粗製(S)-4-(2-(4-フルオロベンジルオキシ)-3-フェニルプロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリドを灰色の固体として得た(収率100%)。MS (ESI+) m/z 448[M+H]+.
(S)-N-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-2-(4-フルオロベンジルオキシ)-3-フェニルプロパンアミド(I-46)の調製。
155mgの2-メチルプロパン-2-アミン(2.1mmol、5.0当量)及び271mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(2.1mmol、5.00当量)の10mLのジクロロメタン中の混合物に、190mgの(S)-4-(2-(4-フルオロベンジルオキシ)-3-フェニルプロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリド(0.42mmol、1.00当量)を加えた。混合物を室温で2時間撹拌し、真空中で濃縮した。残渣を、Gilson GX-281で逆相分取HPLCによって精製した。DMSOに溶解した粗生成物の濃縮溶液を500uLの量で10um C18逆相Waters X-SELECT 19mm径×250mm長のカラムに注入し、10mmol/リットルの炭酸アンモニウムを含む水中50~95%アセトニトリルのグラジエントで溶出した。214nm及び254nmのUV吸光度によってピークを検出し、214nmチャネルで3mVの閾値トリガーによって画分を収集した。生成物を含む画分を合わせ、濃縮し、凍結乾燥して、55mgの(S)-N-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-2-(4-フルオロベンジルオキシ)-3-フェニルプロパンアミド(I-46)を白色の固体として得た(収率27%)。MS (ESI+) m/z 485 [M+H]+. 1H NMR (400 MHz, d6-DMSO) δ 10.26 (s, 1H), 7.78 (dd, J = 20.8, 8.7 Hz, 4H), 7.42 (s, 1H), 7.33 - 7.17 (m, 7H), 7.08 (t, J = 8.7 Hz, 2H), 4.58 (d, J = 11.9 Hz, 1H), 4.39 (d, J = 12.0 Hz, 1H), 4.25 - 4.14 (m, 1H), 3.03 (m, 2H), 1.08 (s, 9H).
実施例25a:2-ベンズアミド-N-(4-(N-エチルスルファモイル)フェニル)-1,2,3,4-テトラヒドロナフタレン-2-カルボキサミド(I-47)。
tert-ブチル2-(4-(ベンジルチオ)フェニルカルバモイル)-1,2,3,4-テトラヒドロナフタレン-2-イルカルバメートの調製。
738mgの4-(ベンジルチオ)アニリン(3.4mmol、1.00当量)及び1.0gの2-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-1,2,3,4-テトラヒドロナフタレン-2-カルボン酸(3.4mmol、1.00当量)を20mLの無水N,N-ジメチルホルムアミドに室温で溶解した溶液に、718mgのN-(3-ジメチルアミノプロピル)-N’-エチルカルボジイミド塩酸塩(3.74mmol、1.10当量)、505mgの1-ヒドロキシベンゾトリアゾール(3.74mmol、1.10当量)、及び877mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(6.8mmol、2.00当量)を順次加えた。次いで、反応混合物を室温で一晩撹拌し、100mLの水に注いだ。混合物を3×100mLの量の酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を2×50mLの量の水、次に50mLの量のブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して(ジクロロメタン:酢酸エチル(5:1、v:v))、1.2gのtert-ブチル2-(4-(ベンジルチオ)フェニルカルバモイル)-1,2,3,4-テトラヒドロナフタレン-2-イルカルバメートを白色の固体として得た(収率71%)。MS (ESI+) m/z 489 [M+H]+.
2-アミノ-N-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-1,2,3,4-テトラヒドロナフタレン-2-カルボキサミド、塩酸塩の調製。
1.2gのtert-ブチル2-(4-(ベンジルチオ)フェニルカルバモイル)-1,2,3,4-テトラヒドロナフタレン-2-イルカルバメート(2.45mmol、1.00当量)を30mLのジオキサン中塩酸(4.0MのHCl)に溶解し、室温で2時間撹拌した。混合物を濃縮して、1.5gの粗製2-アミノ-N-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-1,2,3,4-テトラヒドロナフタレン-2-カルボキサミド、塩酸塩を淡黄色の固体として得た(収率100%)。MS (ESI+) m/z 389 [M+H]+.
2-ベンズアミド-N-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-1,2,3,4-テトラヒドロナフタレン-2-カルボキサミドの調製。
950mgの2-アミノ-N-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-1,2,3,4-テトラヒドロナフタレン-2-カルボキサミド、塩酸塩(2.24mmol、1.00当量)及び273mgの安息香酸(2.24mmol、1.00当量)を10mLの無水N,N-ジメチルホルムアミドに室温で溶解した溶液に、473mgのN-(3-ジメチルアミノプロピル)-N’-エチルカルボジイミド塩酸塩(2.46mmol、1.10当量)、332mgの1-ヒドロキシベンゾトリアゾール(2.46mmol、1.10当量)、及び578mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(4.48mmol、2.00当量)を順次加えた。次いで、反応混合物を室温で一晩撹拌し、100mLの水に注いだ。混合物を3×100mLの量の酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を2×50mLの量の水、次に50mLの量のブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して(ジクロロメタン:メタノール(15:1、v:v))、1.0gの2-ベンズアミド-N-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-1,2,3,4-テトラヒドロナフタレン-2-カルボキサミドを白色の固体として得た(収率90%)。MS (ESI+) m/z 493[M+H]+.
4-(2-ベンズアミド-1,2,3,4-テトラヒドロナフタレン-2-カルボキサミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリドの調製
500mgの2-ベンズアミド-N-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-1,2,3,4-テトラヒドロナフタレン-2-カルボキサミド(1.0mmol、1.00当量)、60mgの酢酸(1.0mmol、1当量)、及び18mgの水(1.0mmol、1当量)の30mLジクロロメタン溶液に、542mgのN-クロロスクシンイミド(4.0mmol、4.00当量)を0℃で加えた。混合物を室温で2時間撹拌し、3×20mLの量の水で洗浄した。有機相を濃縮して、400mgの粗製4-(2-ベンズアミド-1,2,3,4-テトラヒドロナフタレン-2-カルボキサミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリドを灰色の固体として得た(収率84%)。MS (ESI+) m/z 469[M+H]+.
2-ベンズアミド-N-(4-(N-エチルスルファモイル)フェニル)-1,2,3,4-テトラヒドロナフタレン-2-カルボキサミド(I-47)の調製。
95mgのエタンアミン(2.1mmol、5.0当量)及び271mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(2.1mmol、5.00当量)の10mLのジクロロメタン中の混合物に、200mgの4-(2-(ベンズアミド-1,2,3,4-テトラヒドロナフタレン-2-カルボキサミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリド(0.42mmol、1.00当量)を加えた。混合物を室温で2時間撹拌し、真空中で濃縮した。残渣を、Gilson GX-281で逆相分取HPLCによって精製した。DMSOに溶解した粗生成物の濃縮溶液を500uLの量で10um C18逆相XBridge 19mm径×250mm長のカラムに注入し、10mmol/リットルの炭酸アンモニウムを含む水中50~95%アセトニトリルのグラジエントで溶出した。214nm及び254nmのUV吸光度によってピークを検出し、214nmチャネルで2mVの閾値トリガーによって画分を収集した。生成物を含む分画を合わせ、濃縮し、凍結乾燥して、35mgの2-ベンズアミド-N-(4-(N-エチルスルファモイル)フェニル)-1,2,3,4-テトラヒドロナフタレン-2-カルボキサミド(I-47)を白色の固体として得た(収率17%)。MS (ESI+) m/z 478 [M+H]+. 1H NMR (400 MHz, d6-DMSO) δ 9.95 (s, 1H), 8.35 (s, 1H), 7.86 - 7.75 (m, 4H), 7.66 (d, J = 8.9 Hz, 2H), 7.51 (t, J = 7.3 Hz, 1H), 7.40 (m, 3H), 7.08 (dd, J = 6.4, 3.5 Hz, 4H), 3.48 (d, J = 16.9 Hz, 1H), 3.14 (d, J = 16.7 Hz, 1H), 2.80 (s, 1H), 2.78 - 2.63 (m, 3H), 2.57 - 2.50 (m, 1H), 2.21 (m, 1H), 0.92 (t, J = 7.2 Hz, 3H).
実施例25b:2-ベンズアミド-N-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-1,2,3,4-テトラヒドロナフタレン-2-カルボキサミド(I-48)。
2-ベンズアミド-N-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-1,2,3,4-テトラヒドロナフタレン-2-カルボキサミド(I-48)の調製。
156mgの2-メチルプロパン-2-アミン(2.1mmol、5.0当量)及び271mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(2.1mmol、5.00当量)の10mLのジクロロメタン中の混合物に、200mgの4-(2-(ベンズアミド-1,2,3,4-テトラヒドロナフタレン-2-カルボキサミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリド(0.42mmol、1.00当量)を加えた。混合物を室温で2時間撹拌し、真空中で濃縮した。残渣を、Gilson GX-281で逆相分取HPLCによって精製した。DMSOに溶解した粗生成物の濃縮溶液を580uLの量で10um C18逆相Waters X-SELECT 19mm径×250mm長のカラムに注入し、10mmol/リットルの炭酸アンモニウムを含む水中52~95%アセトニトリルのグラジエントで溶出した。214nm及び254nmのUV吸光度によってピークを検出し、214nmチャネルで3mVの閾値トリガーによって画分を収集した。生成物を含む分画を合わせ、濃縮し、凍結乾燥して、36mgの2-ベンズアミド-N-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-1,2,3,4-テトラヒドロナフタレン-2-カルボキサミド(I-48)を白色の固体として得た(収率17%)。MS (ESI+) m/z 506 [M+H]+. 1H NMR (400 MHz, d6-DMSO) δ 9.91 (s, 1H), 8.33 (s, 1H), 7.86 - 7.81 (m, 2H), 7.72 (dd, J = 20.5, 9.0 Hz, 4H), 7.51 (t, J = 7.3 Hz, 1H), 7.42 (t, J = 7.5 Hz, 2H), 7.35 (s, 1H), 7.08 (dd, J = 6.3, 3.5 Hz, 4H), 3.48 (d, J = 16.7 Hz, 1H), 3.15 (d, J = 16.9 Hz, 1H), 2.83 - 2.67 (m, 2H), 2.58 - 2.52 (m, 1H), 2.21 (m, 1H), 1.05 (s, 9H).
実施例26:N-(4-(N-エチルスルファモイル)フェニル)-2-(4-フルオロベンゾイル)-1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-3-カルボキサミド(I-49)。
2-(4-フルオロベンゾイル)-1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-3-カルボン酸の調製。
1.77gの1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-3-カルボン酸(10.0mmol、1.00当量)及び800mgの水酸化ナトリウム(20.0mmol、2.00当量)の50mLの水中の溶液に、1.57gの4-フルオロベンゾイルクロリド(10.0mmol、1.00当量)を加えた。混合物を室温で一晩撹拌した。2.5mLの濃塩酸を加え、濾過して、2.40gの2-(4-フルオロベンゾイル)-1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-3-カルボン酸を白色の固体として得た(収率80%)。MS (ESI+) m/z 300 [M+H]+ .
N-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-2-(4-フルオロベンゾイル)-1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-3-カルボキサミドの調製。
2.99gの2-(4-フルオロベンゾイル)-1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-3-カルボン酸(10.0mmol、1.0当量)、2.15gの4-(ベンジルチオ)アニリン(10.0mmol、1.00当量)、2.88gのN-(3-ジメチルアミノプロピル)-N’-エチルカルボジイミド塩酸塩(15.0mmol、1.50当量)、1.62gの1-ヒドロキシベンゾトリアゾール(12.0mmol、1.2当量)、及び2.58gのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(20.0mmol、2.00当量)の20mLのN,N-ジメチルホルムアミド中の混合物を室温で一晩撹拌した。混合物を100mLの酢酸エチルで希釈し、3×100mLの量の水で洗浄した。有機相を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して(石油エーテル:酢酸エチル(5:1、v:v))、3.96gのN-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-2-(4-フルオロベンゾイル)-1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-3-カルボキサミドを淡黄色の固体として得た(収率80%)。MS (ESI+) m/z 497 [M+H]+.
4-(2-(4-フルオロベンゾイル)-1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-3-カルボキサミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリドの調製。
496mgのN-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-2-(4-フルオロベンゾイル)-1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-3-カルボキサミド(1.00mmol、1.00当量)、12mgの酢酸(1.0mmol、0.2当量)、及び1.5mgの水(1.0mmol、0.2当量)の10mLのジクロロメタン中の溶液に、532gのN-クロロスクシンイミド(4.0mmol、4.00当量)を0℃で加えた。混合物を室温で1時間撹拌し、3×20mLの量の水で洗浄した。有機相を濃縮して、330mgの4-(2-(4-フルオロベンゾイル)-1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-3-カルボキサミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリドを白色の固体として得た(収率70%)。MS (ESI+) m/z 473 [M+H]+.
N-(4-(N-エチルスルファモイル)フェニル)-2-(4-フルオロベンゾイル)-1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-3-カルボキサミド(I-49)の調製。
50mgのエタンアミン(1.10mmol、5.00当量)及び142mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.10mmol、5.00当量)の10mLのジクロロメタン中の混合物に、104mgの4-(2-(4-フルオロベンゾイル)-1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-3-カルボキサミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリド(0.22mmol、1.0当量)を加えた。混合物を室温で2時間撹拌し、真空中で濃縮した。残渣を、Gilson GX-281で逆相分取HPLCによって精製した。DMSOに溶解した粗生成物の濃縮溶液を600uLの量で10um C18逆相Waters X-SELECT 19mm径×250mm長のカラムに注入し、10mmol/リットルの炭酸アンモニウムを含む水中44~95%アセトニトリルのグラジエントで溶出した。214nm及び254nmのUV吸光度によってピークを検出し、214nmチャネルで3mVの閾値トリガーによって画分を収集した。生成物を含む分画を合わせ、濃縮し、凍結乾燥して、40.0mgのN-(4-(N-エチルスルファモイル)フェニル)-2-(4-フルオロベンゾイル)-1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-3-カルボキサミド(I-49)を白色の固体として得た(収率38%)。MS (ESI+) m/z 482 [M+H]+;1H NMR (400 MHz, d6-DMSO) δ 10.55 (s, 1H), 7.77-7.09 (m, 13 H), 4.94-4.93 (m, 1H), 4.69-4.60 (m, 2H), 3.16-3.25 (m, 2H), 2.76-2.66 (m, 2H), 0.94 (t, J = 7.2 Hz, 3H).
実施例27:N-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-2-(4-フルオロベンゾイル)-1,2,3,4-テトラヒドロ-2,6-ナフチリジン-3-カルボキサミド(I-50)。
ピリジン-3,4-ジイルジメタノールの調製。
3.4gの水素化ホウ素ナトリウム(89.7mmol、4.00当量)を少しずつ、5gのジエチルピリジン-3,4-ジカルボキシレート(22.4mmol、1.00当量)の200mLのエタノール中の溶液に氷冷下で加え、次いで得られた混合物を一晩80℃にした。高温の反応混合物に200mLのエタノールを加えた後、希釈した混合物がまだ熱いうちに不溶性物質を濾過によって除去した。濾液を真空下で濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して(クロロホルム:メタノール:トリエチルアミン(15:5:1、v:v:v))、3.0gのピリジン-3,4-ジイルジメタノールを橙色の油として得た(収率97%)。MS (ESI+) m/z 140 [M+H]+.
3,4-ビス(クロロメチル)ピリジンの調製。
20mLの塩化チオニルを、3.0gのピリジン-3,4-ジイルジメタノール(21.5mmol、1.00当量)の20mLのジクロロメタン中の溶液に氷冷下で加え、得られた混合物を45℃で一晩撹拌した。室温まで冷却した後、反応混合物を真空中で濃縮して、表題化合物の塩酸塩を褐色の粉末として得た。この粉末を炭酸水素ナトリウムの飽和水溶液に溶解し、溶液を酢酸エチルで抽出した。有機層を塩化ナトリウムの飽和水溶液で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、真空中で濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィーによってシリカゲル(酢酸エチル)で精製して、1.8gの3,4-ビス(クロロメチル)ピリジンを暗褐色の油として得た(収率48%)。MS (ESI+) m/z 176 [M+H]+.
2-アセチル-1,2-ジヒドロ-2,6-ナフチリジン-3,3(4H)-ジカルボン酸ジエチルの調製。
3.23gのジエチルアセトアミドマロネート(10.2mmol、1.00当量)及び0.41gの水素化ナトリウム(鉱油中60wt.%分散液;10.2mmol、1.00当量)を順次室温で、1.8gの3,4-ビス(クロロメチル)ピリジン(10.2mmol、1.00当量)の20mLのジメチルホルムアミド中の溶液に加え、次いで得られた混合物を室温で30分間撹拌した。追加の0.41gの水素化ナトリウム(鉱油中60wt.%分散液;10.2mmol、1.00当量)を反応混合物に加え、次いで得られた混合物を室温で6時間撹拌し、100mLの水に注いだ。混合物を3×100mLの量の酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を2×50mLの量の水、次に50mLの量のブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して(酢酸エチル:メタノール(20:1、v:v))、1.0gのジエチル2-アセチル-1,2-ジヒドロ-2,6-ナフチリジン-3,3(4H)-ジカルボキシレートを褐色の油として得た(収率30%)。MS (ESI+) m/z 321 [M+H]+.
1,2,3,4-テトラヒドロ-2,6-ナフチリジン-3-カルボン酸の調製。
20mL部分の塩酸(6.0MのHCl)を、ジエチル 1.0g 2-アセチル-1,2-ジヒドロ-2,6-ナフチリジン-3,3(4H)-ジカルボキシレート(3.1mmol、1.00当量)の混合物に加え、次いで得られた混合物を3時間還流した。室温まで冷却した後、反応混合物を真空中で濃縮した。残渣を50mLのジオキサンに溶解し、得られた混合物を真空中で濃縮して、500mgの1,2,3,4-テトラヒドロ-2,6-ナフチリジン-3-カルボン酸を褐色の粉末として得た(収率90%)。MS (ESI+) m/z 179 [M+H]+.
2-(4-フルオロベンゾイル)-1,2,3,4-テトラヒドロ-2,6-ナフチリジン-3-カルボン酸の調製。
500mgの1,2,3,4-テトラヒドロ-2,6-ナフチリジン-3-カルボン酸(2.8mmol、1.00当量)及び224mgの水酸化ナトリウム(5.6mmol、2.00当量)を20mLの(ジオキサン:H2O(4:1、v:v))に室温で溶解した溶液に、487mgの4-フルオロベンゾイルクロリド(3.08mmol、1.10当量)を加えた。次いで、反応混合物を室温で一晩撹拌し、100mLの水に注いだ。混合物を3×100mLの量の酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を2×50mLの量の水、次に50mLの量のブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して(酢酸エチル:メタノール(10:1、v:v))、800mgの2-(4-フルオロベンゾイル)-1,2,3,4-テトラヒドロ-2,6-ナフチリジン-3-カルボン酸を白色の固体として得た(収率95%)。MS (ESI+) m/z 301[M+H]+.
N-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-2-(4-フルオロベンゾイル)-1,2,3,4-テトラヒドロ-2,6-ナフチリジン-3-カルボキサミド(I-50)の調製。
200mgの2-(4-フルオロベンゾイル)-1,2,3,4-テトラヒドロ-2,6-ナフチリジン-3-カルボン酸(0.67mmol、1.00当量)、152mgの4-アミノ-N-tert-ブチルベンゼンスルホンアミド(0.67mmol、1.00当量)、228mgのN,N,N’,N’-テトラメチルクロロホルムアミジニウムヘキサフルオロホスフェート(0.80mmol、1.20当量)、及び192mgの1-メチル-1H-イミダゾール(2.35mmol、3.50当量)の2mLのアセトニトリル中の混合物を室温で一晩撹拌した。混合物を100mLの酢酸エチルで希釈し、3×100mLの量の水で洗浄した。有機相を濃縮し、残渣をGilson GX-281で逆相分取HPLCによって精製した。DMSOに溶解した粗生成物の濃縮溶液を500uLの量で10um C18逆相Waters X-SELECT 19mm径×250mm長のカラムに注入し、10mmol/リットルの炭酸アンモニウムを含む水中38~95%アセトニトリルのグラジエントで溶出した。214nm及び254nmのUV吸光度によってピークを検出し、214nmチャネルで3mVの閾値トリガーによって画分を収集した。生成物を含む分画を合わせ、濃縮し、凍結乾燥して、30mgのN-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-2-(4-フルオロベンゾイル)-1,2,3,4-テトラヒドロ-2,6-ナフチリジン-3-カルボキサミド(I-50)を白色の固体として得た(収率8.8%)。MS (ESI+) m/z 511 [M+H]+. 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 9.16 (s, 1H), 8.57 (s, 1H), 8.45 (d, J = 5.0 Hz, 1H), 7.80 (d, J = 8.3 Hz, 2H), 7.62 (d, J = 8.2 Hz, 2H), 7.55 - 7.45 (m, 2H), 7.18 (t, J = 8.3 Hz, 2H), 6.92 (s, 1H), 5.48 (s, 1H), 4.63 (d, J = 26.1 Hz, 2H), 4.45 (d, J = 16.6 Hz, 1H), 3.55 (d, J = 16.1 Hz, 1H), 3.21 (dd, J = 16.5, 6.6 Hz, 1H), 1.21 (s, 9H).
実施例28:(S)-N-(1-(4-(N-エチルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロ-N-メチルベンズアミド(I-51)。
(S)-N-(1-(4-(N-エチルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロ-N-メチルベンズアミド(I-51)の調製。
50mgのエタンアミン(1.1mmol、5.0当量)及び142mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.1mmol、5.0当量)の10mLのジクロロメタン中の混合物に、100mgの(S)-4-(2-(4-フルオロ-N-メチルベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリド(0.21mmol、1.00当量)を加えた。混合物を室温で2時間撹拌し、濃縮した。残渣を、Gilson GX-281で逆相分取HPLCによって精製した。DMSOに溶解した粗生成物の濃縮溶液を600uLの量で10um C18逆相Waters X-SELECT 19mm径×250mm長のカラムに注入し、10mmol/リットルの炭酸アンモニウムを含む水中50~95%アセトニトリルのグラジエントで溶出した。214nm及び254nmのUV吸光度によってピークを検出し、214nmチャネルで3mVの閾値トリガーによって画分を収集した。生成物を含む画分を合わせ、濃縮し、凍結乾燥して、30.0mgの(S)-N-(1-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロ-N-メチルベンズアミド(I-51)を白色の固体として得た(収率29%)。MS (ESI+) m/z 484 [M+H]+;1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.79 (s, 4H), 7.37-7.27 (m, 6H), 7.19-7.09 (m, 3H), 5.57-5.53 (m, 1H), 3.49-3.42 (m, 1H), 3.27-3.16 (m, 2H), 2.98 (s, 2H), 2.88 (q, J = 7.2 Hz, 2H), 1.06 (t, J = 7.2 Hz, 3H).
実施例29:(S)-N-エチル-N-(1-(4-(N-エチルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-52)。
(S)-2-(tert-ブトキシカルボニル(エチル)アミノ)-3-フェニルプロパン酸の調製。
2.65gの(S)-2-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-3-フェニルプロパン酸(10.0mmol、1.00当量)の20mLのテトラヒドロフラン中の溶液に、0.80gの水素化ナトリウム(鉱油中60wt.%分散液、20.0mmol、2.0当量)を0℃で加え、混合物を30分間撹拌した。次いで、3.12gのヨードエタン(20.0mmol、2.00当量)を加え、反応物を室温で一晩撹拌した。混合物を30mLの飽和塩化アンモニウム水溶液に注ぎ、3×50mLの量の酢酸エチルで抽出した。合わせた有機相を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して(石油エーテル:酢酸エチル(5:1、v:v))、2.34gの(S)-2-(tert-ブトキシカルボニル(メチル)アミノ)-3-フェニルプロパン酸を淡黄色の固体として得た(収率80%)。MS (ESI+) m/z 294 [M+H]+.
(S)-tert-ブチル1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル(エチル)カルバメートの調製。
2.94gの(S)-2-(tert-ブトキシカルボニル(エチル)アミノ)-3-フェニルプロパン酸(10.0mmol、1.00当量)、2.15gの4-(ベンジルチオ)アニリン(10.0mmol、1.00当量)、2.88gのN-(3-ジメチルアミノプロピル)-N’-エチルカルボジイミド塩酸塩(15.0mmol、1.50当量)、1.62gの1-ヒドロキシベンゾトリアゾール(12.0mmol、1.20当量)、及び2.58gのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(20.0mmol、2.00当量)の20mLのN,N-ジメチルホルムアミド中の混合物を室温で一晩撹拌した。反応物を100mLの酢酸エチルで希釈し、3×100mLの量の水で洗浄した。有機相を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して(石油エーテル:酢酸エチル(5:1、v:v))、3.92gの(S)-tert-ブチル1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル(エチル)カルバメートを淡黄色の固体として得た(収率80%)。MS (ESI+) m/z 491 [M+H]+.
(S)-N-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-2-(エチルアミノ)-3-フェニルプロパンアミドの調製。
2.45gの(S)-tert-ブチル1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル(エチル)カルバメート(5.0mmol、1.0当量)の20mLのジオキサン中塩酸(4.0MのHCl)中の混合物を室温で3時間撹拌した。混合物を濃縮して、1.95gの(S)-N-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-2-(エチルアミノ)-3-フェニルプロパンアミドを淡黄色の固体として得た(収率100%)。MS (ESI+) m/z 391 [M+H]+.
(S)-N-(1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロ-N-エチルベンズアミドの調製。
3.91gの(S)-アミノ-N-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-2-(エチルアミノ)-3-フェニルプロパンアミド(10.0mmol、1.00当量)、1.40gの4-フルオロ安息香酸(10.0mmol、1.00当量)、2.88gのN-(3-ジメチルアミノプロピル)-N’-エチルカルボジイミド塩酸塩(15.0mmol、1.50当量)、1.62gの1-ヒドロキシベンゾトリアゾール(12.0mmol、1.20当量)、及び2.58gのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(20.0mmol、2.00当量)の30mLのN,N-ジメチルホルムアミド中の混合物を室温で一晩撹拌した。混合物に100mLの酢酸エチルを加え、3×100mLの量の水で洗浄した。有機相を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して(石油エーテル:酢酸エチル(5:1、v:v))、4.10gの(S)-N-(1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロ-N-エチルベンズアミドを淡黄色の固体として得た(収率80%)。MS (ESI+) m/z 513 [M+H]+.
(S)-4-(2-(4-フルオロ-N-エチルベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリドの調製。
2.56gの(S)-N-(1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロ-N-エチルベンズアミド(5.00mmol、1.00当量)、60mgの酢酸(1.0mmol、0.2当量)、及び18mgの水(1.0mmol、0.2当量)の30mLのジクロロメタン中の溶液に、2.66gのN-クロロスクシンイミド(20.0mmol、4.00当量)を0℃で加えた。混合物を室温で2時間撹拌し、3×20mLの量の水で洗浄した。有機相を濃縮して、1.71gの(S)-4-(2-(4-フルオロ-N-エチルベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリドを白色の固体として得た(収率70%)。MS (ESI+) m/z 489 [M+H]+.
(S)-N-エチル-N-(1-((4-(N-エチルスルファモイル)フェニル)アミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-52)の調製。
50mgのエチルアミン(1.1mmol、5.0当量)及び142mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.10mmol、5.00当量)の10mLのジクロロメタン中の混合物に、102mgの(S)-4-(2-(4-フルオロ-N-エチルベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリド(0.21mmol、1.00当量)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌し、濃縮した。残渣を、Gilson GX-281で逆相分取HPLCによって精製した。DMSOに溶解した粗生成物の濃縮溶液を663uLの量で10um C18逆相Waters X-SELECT 19mm径×250mm長のカラムに注入し、10mmol/リットルの炭酸アンモニウムを含む水中52~95%アセトニトリルのグラジエントで溶出した。214nm及び254nmのUV吸光度によってピークを検出し、214nmチャネルで8.3mVの閾値トリガーによって画分を収集した。生成物を含む画分を合わせ、濃縮し、凍結乾燥して、15.0mgの(S)-N-(1-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロ-N-メチルベンズアミド(I-52)を白色の固体として得た(収率14%)。MS (ESI+) m/z 498 [M+H]+;1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.80-7.75 (m, 4H), 7.31 - 7.10 (m, 9H), 5.18-5.07 (m, 1H), 3.50-3.38 (m, 3H), 3.12-3.14 (m, 1H), 2.87 (d, J = 7.2 Hz, 2H), 1.06-0.85 (m, 6H).
実施例30:N-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-1-(4-フルオロベンゾイル)インドリン-2-カルボキサミド(I-53)。
1-(4-フルオロベンゾイル)インドリン-2-カルボン酸の調製。
1.63gのインドリン-2-カルボン酸(10.0mmol、1.00当量)及び800mgの水酸化ナトリウム(20.0mmol、2.00当量)の50mLの水中の溶液に、1.57gの4-フルオロベンゾイルクロリド(10.0mmol、1.00当量)を加えた。混合物を室温で一晩撹拌した。次いで、2.5mLの濃塩酸を加え、混合物を濾過して、2.28gの1-(4-フルオロベンゾイル)インドリン-2-カルボン酸を白色の固体として得た(収率80%)。MS (ESI+) m/z 286 [M+H]+ .
N-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-1-(4-フルオロベンゾイル)インドリン-2-カルボキサミドの調製。
2.85gの1-(4-フルオロベンゾイル)-インドリン-2-カルボン酸(10.0mmol、1.0当量)、2.15gの4-(ベンジルチオ)アニリン(10.0mmol、1.00当量)、2.88gのN-(3-ジメチルアミノプロピル)-N’-エチルカルボジイミド塩酸塩(15.0mmol、1.50当量)、1.62gの1-ヒドロキシベンゾトリアゾール(12.0mmol、1.2当量)、及び2.58gのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(20.0mmol、2.00当量)の20mLのN,N-ジメチルホルムアミド中の混合物を室温で一晩撹拌した。混合物を100mLの酢酸エチルで希釈し、3×100mLの量の水で洗浄した。有機相を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して(石油エーテル:酢酸エチル(5:1、v:v))、3.85gのN-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-1-(4-フルオロベンゾイル)インドリン-2-カルボキサミドを淡黄色の固体として得た(収率80%)。MS (ESI+) m/z 483 [M+H]+.
4-(1-(4-フルオロベンゾイル)インドリン-2-カルボキサミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリドの調製。
482mgのN-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-1-(4-フルオロベンゾイル)インドリン-2-カルボキサミド(1.00mmol、1.00当量)、12mgの酢酸(1.0mmol、0.2当量)、及び4mgの水(1.0mmol、0.2当量)の10mLのジクロロメタン中の溶液に、532mgのN-クロロスクシンイミド(4.0mmol、4.00当量)を0℃で加えた。混合物を室温で2時間撹拌し、3×20mLの量の水で洗浄した。有機相を濃縮して、320mgの4-(1-(4-フルオロベンゾイル)インドリン-2-カルボキサミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリドを白色の固体として得た(収率70%)。MS (ESI+) m/z 459 [M+H]+.
N-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-1-(4-フルオロベンゾイル)インドリン-2-カルボキサミド(I-53)の調製。
183mgの2-メチルプロパン-2-アミン(2.5mmol、5.00当量)及び142mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(2.5mmol、5.00当量)の10mLのジクロロメタン中の混合物に、323mgの4-(1-(4-フルオロベンゾイル)インドリン-2-カルボキサミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリド(0.5mmol、1.0当量)を加えた。混合物を室温で2時間撹拌し、真空中で濃縮した。残渣を、Gilson GX-281で逆相分取HPLCによって精製した。DMSOに溶解した粗生成物の濃縮溶液を800uLの量で10um C18逆相XBridge 19mm径×250mm長のカラムに注入し、10mmol/リットルの炭酸アンモニウムを含む水中50~95%アセトニトリルのグラジエントで溶出した。214nm及び254nmのUV吸光度によってピークを検出し、214nmチャネルで1.5mVの閾値トリガーによって画分を収集した。生成物を含む画分を合わせ、濃縮し、凍結乾燥して、80.0mgのN-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-1-(4-フルオロベンゾイル)インドリン-2-カルボキサミド(I-53)を白色の固体として得た(収率32%)。MS (ESI+) m/z 496 [M+H]+;1H NMR (400 MHz, d6-DMSO) δ 10.47 (s, 1H), 8.39 - 7.42 (m, 7H), 7.17 (t, J = 49.8 Hz, 6H), 5.13 (s, 1H), 3.63 (dd, J = 16.6, 10.8 Hz, 1H), 3.14 (dd, J = 16.7, 3.6 Hz, 1H), 1.07 (s, 9H).
実施例31a及び実施例31b:N-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-7-(4-フルオロベンゾイル)-5,6,7,8-テトラヒドロ-1,7-ナフチリジン-6-カルボキサミド(I-59及びI-60)。
N-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-6-(4-フルオロベンゾイル)-5,6,7,8-テトラヒドロ-1,6-ナフチリジン-7-カルボキサミド
ピリジン-2,3-ジイルジメタノールの調製。
7.8gの水素化ホウ素ナトリウム(205.0mmol、4.00当量)を少しずつ、10gのジメチルピリジン-2,3-ジカルボキシレート(5.1mmol、1.00当量)の200mLのエタノール中の溶液に氷冷下で加え、次いで得られた混合物を一晩80℃で加熱した。高温の反応混合物に200mLのエタノールを加えた後、希釈した混合物がまだ熱いうちに不溶性物質を濾過によって除去した。濾液を真空下で濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して(クロロホルム:メタノール:トリエチルアミン(15:5:1、v:v:v))、7.1gのピリジン-2,3-ジイルジメタノールを橙色の油として得た(収率99%)。MS (ESI+) m/z 140 [M+H]+.
2,3-ビス(クロロメチル)ピリジンの調製。
50mLの塩化チオニルを、7.1gのピリジン-2,3-ジイルジメタノール(51.0mmol、1.00当量)の20mLのジクロロメタン中の溶液に氷冷下で加え、得られた混合物を45℃で一晩撹拌した。室温まで冷却した後、反応混合物を真空中で濃縮して、表題化合物の塩酸塩を褐色の粉末として得た。この粉末を炭酸水素ナトリウムの飽和水溶液に溶解し、溶液を酢酸エチルで抽出した。有機層を塩化ナトリウムの飽和水溶液で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、真空中で濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィーによってシリカゲル(酢酸エチル)で精製して、3.6gの2,3-ビス(クロロメチル)ピリジンを暗褐色の油として得た(収率40%)。MS (ESI+) m/z 176 [M+H]+.
ジエチル6-アセチル-5,6-ジヒドロ-1,6-ナフチリジン-7,7(8H)-ジカルボキシレート及びジエチル7-アセチル-7,8-ジヒドロ-1,7-ナフチリジン-6,6(5H)-ジカルボキシレートの調製。
6.46gのジエチルアセトアミドマロネート(20.5mmol、1.00当量)及び0.82gの水素化ナトリウム(鉱油中60wt.%分散液;20.5mmol、1.00当量)を順次室温で、3.6gの2,3-ビス(クロロメチル)ピリジン(20.5mmol、1.00当量)の40mLのジメチルホルムアミド中の溶液に加え、次いで得られた混合物を室温で30分間撹拌した。次いで、追加の0.82g部分の水素化ナトリウム(鉱油中60wt.%分散液;20.5mmol、1.00当量)を反応混合物に加え、得られた混合物を室温で6時間撹拌し、100mLの水に注いだ。混合物を3×100mLの量の酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を2×50mLの量の水、次に50mLの量のブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して(酢酸エチル:メタノール(20:1、v:v))、5.1gのジエチル6-アセチル-5,6-ジヒドロ-1,6-ナフチリジン-7,7(8H)-ジカルボキシレート及びジエチル7-アセチル-7,8-ジヒドロ-1,7-ナフチリジン-6,6(5H)-ジカルボキシレートを褐色の油として得た(収率77%)。MS (ESI+) m/z 321 [M+H]+.
5,6,7,8-テトラヒドロ-1,6-ナフチリジン-7-カルボン酸及び5,6,7,8-テトラヒドロ-1,7-ナフチリジン-6-カルボン酸の調製。
ジエチル5.1gのジエチル6-アセチル-5,6-ジヒドロ-1,6-ナフチリジン-7,7(8H)-ジカルボキシレート及びジエチル7-アセチル-7,8-ジヒドロ-1,7-ナフチリジン-6,6(5H)-ジカルボキシレート(15.9mmol、1.00当量)の混合物に、40mLの塩酸(6.0MのHCl)を加え、得られた混合物を3時間還流した。室温まで冷却した後、反応混合物を真空中で濃縮した。残渣を100mLのジオキサンに溶解し、得られた混合物を真空中で濃縮して、2.5gの5,6,7,8-テトラヒドロ-1,6-ナフチリジン-7-カルボン酸及び5,6,7,8-テトラヒドロ-1,7-ナフチリジン-6-カルボン酸を褐色の粉末として得た(収率89%)。MS (ESI+) m/z 179 [M+H]+.
6-(4-フルオロベンゾイル)-5,6,7,8-テトラヒドロ-1,6-ナフチリジン-7-カルボン酸及び6-(4-フルオロベンゾイル)-5,6,7,8-テトラヒドロ-1,6-ナフチリジン-7-カルボン酸の調製。
1.0gの5,6,7,8-テトラヒドロ-1,6-ナフチリジン-7-カルボン酸及び5,6,7,8-テトラヒドロ-1,7-ナフチリジン-6-カルボン酸(5,6mmol,1.00当量)ならびに448mgの水酸化ナトリウム(11.2mmol、2.00当量)を30mLの(ジオキサン:H2O(4:1、v:v))に室温で溶解した溶液に、974mgの4-フルオロベンゾイルクロリド(6.16mmol、1.10当量)を加えた。次いで、反応混合物を室温で一晩撹拌し、100mLの水に注いだ。混合物を3×100mLの量の酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を2×50mLの量の水、次に50mLの量のブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して(酢酸エチル:メタノール(20:1、v:v))、920mgの6-(4-フルオロベンゾイル)-5,6,7,8-テトラヒドロ-1,6-ナフチリジン-7-カルボン酸及び6-(4-フルオロベンゾイル)-5,6,7,8-テトラヒドロ-1,6-ナフチリジン-7-カルボン酸を白色の固体として得た(収率55%)。MS (ESI+) m/z 301[M+H]+.
N-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-7-(4-フルオロベンゾイル)-5,6,7,8-テトラヒドロ-1,7-ナフチリジン-6-カルボキサミド及びN-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-6-(4-フルオロベンゾイル)-5,6,7,8-テトラヒドロ-1,6-ナフチリジン-7-カルボキサミド(I-59及びI-60)の調製。
200mgの6-(4-フルオロベンゾイル)-5,6,7,8-テトラヒドロ-1,6-ナフチリジン-7-カルボン酸(0.67mmol、1.00当量)、152mgの4-アミノ-N-tert-ブチルベンゼンスルホンアミド(0.67mmol、1.00当量)、228mgのN,N,N’,N’-テトラメチルクロロホルムアミジニウムヘキサフルオロホスフェート(0.80mmol、1.20当量)、及び192mgの1-メチル-1H-イミダゾール(2.35mmol、3.50当量)の2mLのアセトニトリル中の混合物を室温で一晩撹拌した。混合物に100mLの酢酸エチルを加え、3×100mLの量の水で洗浄した。有機相を濃縮し、残渣をGilson GX-281で逆相分取HPLCによって精製した。DMSOに溶解した粗生成物の濃縮溶液を500uLの量で10um C18逆相Waters X-SELECT 19mm径×250mm長のカラムに注入し、10mmol/リットルの炭酸アンモニウムを含む水中40~95%アセトニトリルのグラジエントで溶出した。214nm及び254nmのUV吸光度によってピークを検出し、214nmチャネルで3mVの閾値トリガーによって画分を収集した。生成物を含む分画を合わせ、濃縮し、凍結乾燥して、24mgの N-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-7-(4-フルオロベンゾイル)-5,6,7,8-テトラヒドロ-1,7-ナフチリジン-6-カルボキサミド(I-59)を得た。MS(ESI+)m/z 511 [M+H]+. 1H NMR(400 MHz, CDCl3)δ 9.17(s, 1H), 8.40(d, J = 3.8 Hz, 1H), 7.80(d, J = 8.8 Hz, 2H), 7.63(d, J = 8.8 Hz, 3H), 7.52(ddd, J = 5.2, 4.3, 2.1 Hz, 2H), 7.23 - 7.21(m, 1H), 7.18 - 7.12(m, 2H), 5.51(d, J = 9.4 Hz, 1H), 4.89(d, J = 15.5 Hz, 1H), 4.55 - 4.43(m, 2H), 3.56(dd, J = 16.6, 3.8 Hz, 1H), 3.18(dd, J = 16.5, 6.9 Hz, 1H), 1.21(s, 9H).そして、30mgのN-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-6-(4-フルオロベンゾイル)-5,6,7,8-テトラヒドロ-1,6-ナフチリジン-7-カルボキサミド(I-60)を白色の固体として得た(収率16%)。MS (ESI+) m/z 511 [M+H]+. 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 9.27 (s, 1H), 8.52 (d, J = 4.1 Hz, 1H), 7.77 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.63 (s, 2H), 7.49 (m, 2H), 7.27 (s, 1H), 7.16 (dd, J = 11.8, 5.4 Hz, 3H), 5.51 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 4.64 (m, 2H), 4.51 (d, J = 15.9 Hz, 1H), 3.70 (dd, J = 16.9, 4.4 Hz, 1H), 3.39 (dd, J = 17.0, 7.1 Hz, 1H), 1.20 (s, 9H).
実施例32:(S)-4-フルオロ-N-(1-(4-(N-オキセタン-3-イルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-(ピリジン-3-イル)プロパン-2-イル)ベンズアミド(I-66)。
(S)-tert-ブチル1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-(ピリジン-3-イル)プロパン-2-イルカルバメートの調製。
485mgの4-(ベンジルチオ)アニリン(2.26mmol、1.00当量)及び600mgの(S)-2-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-3-(ピリジン-3-イル)プロパン酸(2.26mmol、1.00当量)を10mLの無水N,N-ジメチルホルムアミドに室温で溶解した溶液に、477mgのN-(3-ジメチルアミノプロピル)-N’-エチルカルボジイミド塩酸塩(2.50mmol、1.10当量)、337mgの1-ヒドロキシベンゾトリアゾール(2.50mmol、1.10当量)、及び645mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(5.0mmol、2.00当量)を順次加えた。次いで、反応混合物を室温で一晩撹拌し、100mLの水に注いだ。混合物を3×100mLの量の酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を2×50mLの量の水、次に50mLの量のブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して(石油エーテル:酢酸エチル(2:1、v:v))、850mgの(S)-tert-ブチル1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-(ピリジン-3-イル)プロパン-2-イルカルバメートを黄色の固体として得た(収率81%)。MS (ESI+) m/z 464 [M+H]+.
(S)-2-アミノ-N-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-3-(ピリジン-3-イル)プロパンアミド、塩酸塩の調製。
850mg試料の(S)-tert-ブチル1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-(ピリジン-3-イル)プロパン-2-イルカルバメート(1.84mmol、1.00当量)を30mLのジオキサン中塩酸(4.0MのHCl)に溶解し、室温で1時間撹拌した。混合物を濃縮して、820mgの(S)-2-アミノ-N-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-3-(ピリジン-3-イル)プロパンアミド、塩酸塩を淡黄色の固体として得た(収率100%)。MS (ESI+) m/z 364 [M+H]+.
(S)-N-(1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-(ピリジン-3-イル)プロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミドの調製。
820mgの(S)-2-アミノ-N-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-3-(ピリジン-3-イル)プロパンアミド塩酸塩(2.05mmol、1.00当量)及び288mgの4-フルオロ安息香酸(2.05mmol、1.00当量)の10mLの無水N,N-ジメチルホルムアミド中の室温の溶液に、433mgのN-(3-ジメチルアミノプロピル)-N’-エチルカルボジイミド塩酸塩(2.25mmol、1.10当量)、304mgの1-ヒドロキシベンゾトリアゾール(2.25mmol、1.10当量)、及び529mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(4.1mmol、2.00当量)を順次加えた。次いで、反応混合物を室温で一晩撹拌し、100mLの水に注いだ。混合物を3×100mLの量の酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を2×50mLの量の水、次に50mLの量のブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して(ジクロロメタン:酢酸エチル(5:1、v:v))、640mgの(S)-N-(1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-(ピリジン-3-イル)プロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミドを灰色の固体として得た(収率64%)。MS (ESI+) m/z 486[M+H]+.
(S)-4-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-(ピリジン-3-イル)プロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリドの調製。
200mgの(S)-N-(1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-(ピリジン-3-イル)プロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(0.41mmol、1.00当量)、25mgの酢酸(0.41mmol、1当量)、及び8mgの水(0.41mmol、1当量)の30mLのジクロロメタン中の溶液に、222mgのN-クロロスクシンイミド(1.64mmol、4.00当量)を0℃で加えた。混合物を室温で2時間撹拌し、3×20mLの量の水で洗浄した。有機相を濃縮して、158mgの(S)-4-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-(ピリジン-3-イル)プロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリドを白色の固体として得た(収率83%)。MS (ESI+) m/z 462[M+H]+.
(S)-4-フルオロ-N-(1-(4-(N-オキセタン-3-イルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-(ピリジン-3-イル)プロパン-2-イル)ベンズアミド(I-66)の調製。
79mgのオキセタン-3-アミン(1.08mmol、5.0当量)及び139mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.08mmol、5.00当量)の10mLのジクロロメタン中の混合物に、100mgの(S)-4-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-(ピリジン-3-イル)プロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリド(0.22mmol、1.00当量)を加えた。混合物を室温で2時間撹拌し、真空中で濃縮した。残渣を、Gilson GX-281で逆相分取HPLCによって精製した。DMSOに溶解した粗生成物の濃縮溶液を700uLの量で10um C18逆相Waters X-SELECT 19mm径×250mm長のカラムに注入し、10mmol/リットルの炭酸アンモニウムを含む水中45~95%アセトニトリルのグラジエントで溶出した。214nm及び254nmのUV吸光度によってピークを検出し、214nmチャネルで2mVの閾値トリガーによって画分を収集した。生成物を含む画分を合わせ、濃縮し、凍結乾燥して、17mgの(S)-4-フルオロ-N-(1-(4-(N-オキセタン-3-イルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-(ピリジン-3-イル)プロパン-2-イル)ベンズアミド(I-66)を白色の固体として得た(収率16%)。MS (ESI+) m/z 499 [M+H]+. 1H NMR (400 MHz, d6-DMSO) δ 10.66 (s, 1H), 8.94 (d, J = 7.4 Hz, 1H), 8.59 (s, 1H), 8.47 - 8.36 (m, 2H), 7.93 - 7.87 (m, 2H), 7.80 (d, J = 8.1 Hz, 3H), 7.73 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.31 (t, J = 8.7 Hz, 3H), 4.86 (s, 1H), 4.49 (t, J = 6.7 Hz, 2H), 4.35 (s, 1H), 4.24 (t, J = 6.2 Hz, 2H), 3.15 (dt, J = 24.0, 11.8 Hz, 2H).
実施例33:N-((2S)-1-((4-(N-(tert-ブチル)-S-メチルスルホンイミドイル)フェニル)アミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-17)。
1-(メチルスルフィニル)-4-ニトロベンゼンの調製。
5.13gのメチル(4-ニトロフェニル)スルファン(30.3mmol、1.00当量)及び0.15gの塩化鉄(III)(0.91mmol、0.030当量)を32mLのアセトニトリル中に溶解した溶液に、7.60gの過ヨウ素酸(33.3mmol、1.10当量)を室温で加えた。混合物を室温で4時間撹拌し、次いで濾過して固形物を除去し、真空中で濃縮して、濃縮物を100mLのジクロロメタンで希釈した。有機溶液を100mLのブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで撹拌し、濾過し、濾液を真空中で濃縮して、2.24gの1-(メチルスルフィニル)-4-ニトロベンゼンを黄色の固体として得た(12.1mmol、収率39.9%)。MS (ESI+) m/z 186 [MH]+
イミノ(メチル)(4-ニトロフェニル)-λ6-スルファノンの調製
2.00gの1-(メチルスルフィニル)-4-ニトロベンゼン(10.8mmol、1.00当量)及び0.79gのアジ化ナトリウム(12.1mmol、1.12当量)の12mLのクロロホルム中の混合物を水-氷浴によって冷却し、次いで2.75mLの濃硫酸を1分かけて滴加した。反応物を冷浴から取り出し、45℃に加熱し、この温度で一晩撹拌しながら保持した。18時間後、反応混合物を加熱から外し、50mLの氷水に注ぎ、有機分離物を廃棄した。水層をおよそ2.5gの水酸化ナトリウムの添加によってアルカリ性にし、次いで3×30mLの量のジクロロメタンで抽出した。合わせた有機抽出液を無水硫酸マグネシウムで撹拌し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、1.23gのイミノ(メチル)(4-ニトロフェニル)-λ6-スルファノンを黄色の固体として得た(6.14mmol、収率56.9%)。MS (ESI+) m/z 201 [MH]+
(tert-ブチルイミノ)(メチル)(4-ニトロフェニル)-λ6-スルファノンの調製。
0.938gのイミノ(メチル)(4-ニトロフェニル)-λ6-スルファノン(4.69mmol、1.00当量)、2.8mLのtert-ブチルヨージド(23mmol、5.0当量)、及び3.02gの(ジアセトキシヨード)ベンゼン(9.38mmol、2.00当量)の40mLのジクロロメタン中の混合物を室温で22時間撹拌した。この後、LCMSは出発物質が残存していないことを示した。反応物に10gのセライトを加え、混合物を濾過して固形物を除去した。濾液を100mLの1Nのチオ硫酸ナトリウム水溶液と共に10分間撹拌し、有機層及び水層を分離した。有機層を50mLの飽和重炭酸ナトリウム溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで撹拌し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、赤色の油を得た。粗生成物を25グラムのシリカゲルカートリッジ(Biotage SNAP Ultra)に吸着させ、1:1のヘキサン:酢酸エチルで溶出した。生成物を含む分画を合わせ、減圧下で濃縮して、0.20gの(tert-ブチルイミノ)(メチル)(4-ニトロフェニル)-λ6-スルファノンを白色の固体として得た(0.78mmol、収率17%)。MS (ESI+) m/z 257 [MH]+
(4-アミノフェニル)(tert-ブチルイミノ)(メチル)-λ6-スルファノンの調製。
0.188g(tert-ブチルイミノ)(メチル)(4-ニトロフェニル)-λ6-スルファノン(0.733mmol、1.00当量)及び0.20gのパラジウム炭素(10wt.%パラジウム、湿デグサタイプ)(0.19mmol、0.26当量)の10mLのメタノール中の室温の混合物で満たしたフラスコに、水素ガスをバルーンによって導入した。反応物を水素雰囲気下、室温で一晩撹拌した。20時間後、LCMSは出発物質が残存していないことを示し、水素バルーンを除去し、反応ヘッドスペースを窒素流で10分間パージした。2滴の水を反応混合物に加え、セライトのパッドで濾過し、30mLの酢酸エチルですすいだ。濾液を無水硫酸マグネシウムで撹拌し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、0.139gの(4-アミノフェニル)(tert-ブチルイミノ)(メチル)-λ6-スルファノンを無色の固体として得た(0.614mmol、収率83.8%)。MS (ESI+) m/z 227 [MH]+
(9H-フルオレン-9-イル)メチル((2S)-1-((4-(N-(tert-ブチル)-S-メチルスルホンイミドイル)フェニル)アミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)カルバメートの調製。
0.152gの(((9H-フルオレン-9-イル)メトキシ)カルボニル)-L-フェニルアラニン(0.392mmol、1.00当量)を2mLの水-氷浴によって冷却したN,N-ジメチルホルムアミドに溶解した溶液に、0.209gの1-[ビス(ジメチルアミノ)メチレン]-1H-1,2,3-トリアゾロ[4,5-b]ピリジニウム3-オキシドヘキサフルオロホスフェート[HATU](0.549mmol、1.40当量)及び0.096mLのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(0.549mmol、1.40当量)を加えた。得られた溶液を0~5℃で20分間撹拌した後に、0.089gの(4-アミノフェニル)(tert-ブチルイミノ)(メチル)-λ6-スルファノン(0.392mmol、1.00当量)を1.5mLのN,N-ジメチルホルムアミドに溶解した溶液を、反応物に一度に加えた。冷浴を外し、反応物を室温になるまで撹拌した。2日後、LCMSは出発アニリンが消費されていることを示し、反応物を50mLの水及び30mLの10%ジクロロメタン/ジエチルエーテルに分割した。水性分離物を、2×30mLの量のジエチルエーテル中10%ジクロロメタンで再び抽出した。合わせた有機層を50mLのブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで撹拌し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、黄色の泡状物質を得た。粗生成物をシリカゲルカートリッジ(10g Biotage SNAP Ultra)に吸着させ、ジクロロメタン中10~100%アセトニトリルのグラジエントで溶出した。生成物を含む分画を合わせ、減圧下で濃縮して、0.18gの(9H-フルオレン-9-イル)メチル((2S)-1-((4-(N-(tert-ブチル)-S-メチルスルホンイミドイル)フェニル)アミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)カルバメートを無色の泡状物質として得た(0.30mmol、収率77%)。MS (ESI+) m/z 596 [MH]+
(2S)-2-アミノ-N-(4-(N-(tert-ブチル)-S-メチルスルホンイミドイル)フェニル)-3-フェニルプロパンアミドの調製。
0.18gの(9H-フルオレン-9-イル)メチル((2S)-1-((4-(N-(tert-ブチル)-S-メチルスルホンイミドイル)フェニル)アミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)カルバメート(0.302mmol、1.00当量)を2mLのN,N-ジメチルホルムアミドに室温で溶解した溶液に、0.4mLの無溶媒のピペリジンを一度に加えた。30分後、LCMSは出発物質が残存していないことを示し、反応物を50mLの水及び30mLのジエチルエーテル中15%ジクロロメタンに分割した。水性分離物を、2×30mLの量のジエチルエーテル中15%ジクロロメタンで再び抽出した。合わせた有機層を50mLのブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで撹拌し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、黄色の固体を得た。粗生成物をシリカゲルカートリッジ(10g Biotage Sfar HC)に吸着させ、0.1体積%の水酸化アンモニウムを含むジクロロメタン中1~5%メタノールのグラジエントで溶出した。生成物を含む分画を合わせ、減圧下で濃縮して、0.12gの(2S)-2-アミノ-N-(4-(N-(tert-ブチル)-S-メチルスルホンイミドイル)フェニル)-3-フェニルプロパンアミドを無色の泡状物質として得た(0.30mmol、収率100%)。MS (ESI+) m/z 374 [MH]+
N-((2S)-1-((4-(N-(tert-ブチル)-S-メチルスルホンイミドイル)フェニル)アミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-17)の調製。
0.050gの4-安息香酸(0.353mmol、1.20当量)を2mLの水-氷浴によって冷却したN,N-ジメチルホルムアミドに溶解した溶液に、0.168gの1-[ビス(ジメチルアミノ)メチレン]-1H-1,2,3-トリアゾロ[4,5-b]ピリジニウム3-オキシドヘキサフルオロホスフェート[HATU](0.443mmol、1.50当量)及び0.077mLのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(0.443mmol、1.50当量)を加えた。得られた溶液を0~5℃で20分間撹拌した後に、0.110gの(2S)-2-アミノ-N-(4-(N-(tert-ブチル)-S-メチルスルホンイミドイル)フェニル)-3-フェニルプロパンアミド(0.295mmol、1.00当量)を2mLのN,N-ジメチルホルムアミドに溶解した溶液を、反応物に一度に加えた。冷浴を外し、反応物を室温になるまで撹拌した。3時間後、LCMSは出発アミンが消費されていることを示し、反応物を50mLの水及び30mLの15%ジクロロメタン/ジエチルエーテルに分割した。水性分離物を、2×30mLの量のジエチルエーテル中15%ジクロロメタンで再び抽出した。合わせた有機層を50mLのブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで撹拌し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して無色の泡状物質を得た。粗生成物をシリカゲルカートリッジ(10g Biotage Sfar HC)に吸着させ、ジクロロメタン中10~50%アセトニトリルのグラジエントで溶出した。生成物を含む分画を合わせ、減圧下で濃縮して、0.117gのN-((2S)-1-((4-(N-(tert-ブチル)-S-メチルスルホンイミドイル)フェニル)アミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-17)を無色の固体として得た(0.236mmol、収率80%)。MS (ESI+) m/z 496 [MH]+. 1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 8.89 (s, 1 H), 7.76 (d, J=8.53 Hz, 2 H), 7.59 - 7.71 (m, 1 H), 7.47 (d, J=8.53 Hz, 2 H), 7.12 -7.27 (m, 6 H), 6.95 - 7.07 (m, 3 H), 5.05 (q, J=7.45 Hz, 1 H), 3.23 (d, J=7.28 Hz, 2 H), 2.93 (d, J=0.75 Hz, 3 H), 1.11 (d, J=1.51 Hz, 9 H).
実施例34:N-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-1-(4-フルオロベンゾイル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-カルボキサミド(I-54)。
1-tert-ブチル2-エチル1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-1,2-ジカルボキシレートの調製。
1.0gのエチル1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-カルボキシレート(5.3mmol、1.0当量)及び129mgの4-ジメチルアミノピリジン(1.1mol、0.2当量)のTHF(20mL)中の溶液に、1.2gの二炭酸ジ-tert-ブチル(5.3mmol、1.0当量)を加えた。反応混合物を室温で4時間撹拌した。得られた溶液を減圧下で蒸発させた後、残渣をカラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(15:1、v:v))、1.2gの1-tert-ブチル2-エチル1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-1,2-ジカルボキシレートを得た(収率80%)。MS (ESI+) m/z 291 [M+H]+.
1-tert-ブチル2-エチル2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-1,2-ジカルボキシレートの調製。
1.2gの1-tert-ブチル2-エチル1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-1,2-ジカルボキシレート(4.1mmol、1.00当量)の50mLのメタノール中の溶液に、パラジウム-活性炭(50mgの湿触媒、10wt.%パラジウム乾燥ベース)を加えた。混合物を、バルーンを介し水素ガス下に置き、室温で一晩撹拌した。混合物を濾過し、濾液を濃縮して、1.1gの1-tert-ブチル2-エチル2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-1,2-ジカルボキシレートを白色の固体として得た(収率90%)。MS (ESI+) m/z 293 [M+H]+ .
N-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-カルボキサミドの調製。
1.1gの1-tert-ブチル2-エチル2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-1,2-ジカルボキシレート(3.8mmol、1.00当量)及び859mgの4-アミノ-N-tert-ブチルベンゼンスルホンアミド(3.8mmol、1.00当量)の20.0mLのトルエン中の混合物に、7.6mLのトリメチルアルミニウム(トルエン中2.0M、15.2mmol、4.00当量)を加えた。混合物を一晩撹拌し、30mLの氷水に注いだ。混合物を3×50mLの量の酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して(石油エーテル:酢酸エチル(1:1、v:v))、710mgのN-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-カルボキサミドを淡黄色の固体として得た(収率50%)。MS (ESI+) m/z 375 [M+H]+.
N-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-1-(4-フルオロベンゾイル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-カルボキサミド(I-54)の調製。
300mgのN-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-カルボキサミド(0.80mmol、1.0当量)、126mgの4-フルオロベンゾイルクロリド(0.80mmol、1.0当量)、及び221mgの炭酸カリウム(1.6mmol、2.00当量)の10mLのアセトン中の混合物を0℃で1時間撹拌し、次いで20mLの水に注いだ。混合物を3×20mLの量の酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を2×50mLの量の水、次に50mLの量のブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。化合物を、Gilson GX-281で逆相分取HPLCによって精製した。DMSOに溶解した粗生成物の濃縮溶液を500uLの量で10um C18逆相XBridge 19mm径×250mm長のカラムに注入し、10mmol/リットルの炭酸アンモニウムを含む水中40~95%アセトニトリルのグラジエントで溶出した。214nm及び254nmのUV吸光度によってピークを検出し、214nmチャネルで3mVの閾値トリガーによって画分を収集した。生成物を含む分画を合わせ、濃縮し、凍結乾燥して、25mgのN-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-1-(4-フルオロベンゾイル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-カルボキサミド(I-54)を得た(収率6.3%)。MS (ESI+) m/z 497 [M+H]+ ;1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ9.62 (s, 1H), 8.18 (dd, J = 5.0, 1.2 Hz, 1H), 7.73 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 7.65 - 7.46 (m, 4H), 7.16 (t, J = 8.6 Hz, 2H), 6.94 - 6.76 (m, 1H), 6.46 (s, 1H), 5.39 (d, J = 8.5 Hz, 1H), 5.01 (s, 1H), 3.81 - 3.65 (m, 1H), 3.60 (dd, J = 17.0, 9.9 Hz, 1H), 1.18 (s, 9H).
実施例35:N-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-1-(4-フルオロベンゾイル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]ピリジン-2-カルボキサミド(I-55)。
1-tert-ブチル2-エチル1H-ピロロ[3,2-c]ピリジン-1,2-ジカルボキシレートの調製。
1.0gのエチル1H-ピロロ[3,2-c]ピリジン-2-カルボキシレート(5.3mmol、1.0当量)及び129mgの4-ジメチルアミノピリジン(1.1mol、0.2当量)のTHF(20mL)中の溶液に、1.2gの二炭酸ジ-tert-ブチル(5.3mmol、1.0当量)を加えた。反応混合物を室温で4時間撹拌した。得られた溶液を減圧下で蒸発させた後、残渣をカラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(10:1、v:v))、1.0gの1-tert-ブチル2-エチル1H-ピロロ[3,2-c]ピリジン-1,2-ジカルボキシレートを得た(収率66%)。MS (ESI+) m/z 291 [M+H]+.
1-tert-ブチル2-エチル2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]ピリジン-1,2-ジカルボキシレートの調製。
1.0gの1-tert-ブチル2-エチル1H-ピロロ[3,2-c]ピリジン-1,2-ジカルボキシレート(3.4mmol、1.00当量)の50mLのメタノール中の溶液に、パラジウム-活性炭(50mgの湿触媒、10wt.%パラジウム乾燥ベース)を加えた。混合物を、バルーンを介し水素ガス下に置き、室温で一晩撹拌した。混合物を濾過し、濾液を濃縮して、906mgの1-tert-ブチル2-エチル2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]ピリジン-1,2-ジカルボキシレートを白色の固体として得た(収率90%)。MS (ESI+) m/z 293 [M+H]+ .
N-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]ピリジン-2-カルボキサミドの調製。
906mgの1-tert-ブチル2-エチル2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]ピリジン-1,2-ジカルボキシレート(3.1mmol、1.00当量)及び707mgの4-アミノ-N-tert-ブチルベンゼンスルホンアミド(3.1mmol、1.00当量)の20.0mLのトルエン中の混合物に、6.2mLのトリメチルアルミニウム(トルエン中2.0M、12.4mmol、4.00当量)を加えた。混合物を一晩撹拌し、30mLの氷水に注いだ。混合物を3×50mLの量の酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して(石油エーテル:酢酸エチル(1:1、v:v))、638mgのN-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]ピリジン-2-カルボキサミドを淡黄色の固体として得た(収率55%)。MS (ESI+) m/z 375 [M+H]+.
N-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-1-(4-フルオロベンゾイル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]ピリジン-2-カルボキサミド(I-55)の調製
300mgのN-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]ピリジン-2-カルボキサミド(0.80mmol、1.00当量)、112mgの4-フルオロ安息香酸(0.80mmol、1.00当量)、230mgのN-(3-ジメチルアミノプロピル)-N’-エチルカルボジイミド塩酸塩(1.2mmol、1.50当量)、130mgの1-ヒドロキシベンゾトリアゾール(0.96mmol、1.2当量)、及び206mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.6mmol、2.00当量)の10mLのN,N-ジメチルホルムアミド中の混合物を室温で一晩撹拌した。反応物を50mLの酢酸エチルで希釈し、3×40mLの量の水で洗浄した。有機相を濃縮し、化合物をGilson GX-281で逆相分取HPLCによって精製した。DMSOに溶解した粗生成物の濃縮溶液を800uLの量で10um C18逆相XBridge 19mm径×250mm長のカラムに注入し、10mmol/リットルの炭酸アンモニウムを含む水中55~95%アセトニトリルのグラジエントで溶出した。214nm及び254nmのUV吸光度によってピークを検出し、214nmチャネルで7mVの閾値トリガーによって画分を収集した。生成物を含む分画を合わせ、濃縮し、凍結乾燥して、30.0mgのN-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-1-(4-フルオロベンゾイル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]ピリジン-2-カルボキサミド(I-55)を白色の固体として得た(収率7.6%)。MS (ESI+) m/z 497 [M+H]+ ;1H NMR (400 MHz, d6-DMSO) δ 10.50 (s, 1H), 8.36 (s, 1H), 8.23 (s, 1H), 7.69 (t, J = 12.3 Hz, 2H), 7.61 (dd, J = 8.6, 5.5 Hz, 4H), 7.33 (d, J = 4.54 Hz, 3H), 5.20 (dd, J = 10.8, 3.8 Hz, 1H), 3.64 (dd, J = 16.7, 11.0 Hz, 1H), 3.20 (dd, J = 16.8, 3.7 Hz, 1H), 1.05 (s, 9H).
実施例36:N-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-1-(4-フルオロベンゾイル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[2,3-c]ピリジン-2-カルボキサミド(I-56)。
1-tert-ブチル2-エチル1H-ピロロ[2,3-c]ピリジン-1,2-ジカルボキシレートの調製。
2.0gのエチル1H-ピロロ[2,3-c]ピリジン-2-カルボキシレート(10.5mmol、1.0当量)及び129mgの4-ジメチルアミノピリジン(1.05mol、0.1当量)のTHF(20mL)中の溶液に、2.4gの二炭酸ジ-tert-ブチル(10.5mmol、1.0当量)を加えた。反応混合物を室温で4時間撹拌した。得られた溶液を減圧下で蒸発し、残渣をカラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(15:1、v:v))、2.4gの1-tert-ブチル2-エチル1H-ピロロ[2,3-c]ピリジン-1,2-ジカルボキシレートを得た(収率80%)。MS (ESI+) m/z 291 [M+H]+.
1-tert-ブチル2-エチル2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[2,3-c]ピリジン-1,2-ジカルボキシレートの調製。
2.4gの1-tert-ブチル2-エチル1H-ピロロ[2,3-c]ピリジン-1,2-ジカルボキシレート(8.2mmol、1.00当量)の50mLのメタノール中の溶液に、パラジウム-活性炭(150mgの湿触媒、10wt.%パラジウム乾燥ベース)を加えた。混合物を、バルーンを介し水素ガス下に置き、室温で一晩撹拌した。混合物を濾過し、濾液を濃縮して、2.2gの1-tert-ブチル2-エチル2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[2,3-c]ピリジン-1,2-ジカルボキシレートを白色の固体として得た(収率90%)。MS (ESI+) m/z 293 [M+H]+ .
N-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[2,3-c]ピリジン-2-カルボキサミドの調製。
0.6gの1-tert-ブチル2-エチル2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[2,3-c]ピリジン-1,2-ジカルボキシレート(2.04mmol、1.00当量)及び934mgの4-アミノ-N-tert-ブチルベンゼンスルホンアミド(4.08mmol、1.00当量)の20.0mLのトルエン中の混合物に、16mLのトリメチルアルミニウム(トルエン中2.0M、8.16mmol、4.00当量)を加えた。混合物を一晩撹拌し、30mLの氷水に注いだ。混合物を3×50mLの量の酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して(石油エーテル:酢酸エチル(1:1、v:v))、300mgのN-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[2,3-c]ピリジン-2-カルボキサミドを淡黄色の固体として得た(収率39%)。MS (ESI+) m/z 375 [M+H]+.
N-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-1-(4-フルオロベンゾイル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[2,3-c]ピリジン-2-カルボキサミド(I-56)の調製。
300mgのN-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[2,3-c]ピリジン-2-カルボキサミド(0.80mmol、1.0当量)、126mgの4-フルオロベンゾイルクロリド(0.80mmol、1.0当量)、及び221mgの炭酸カリウム(1.6mmol、2.00当量)の10mLのアセトン中の混合物を50℃で1時間撹拌し、次いで20mLの水に注いだ。混合物を3×20mLの量の酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を2×50mLの量の水、次に50mLの量のブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。化合物を、Gilson GX-281で逆相分取HPLCによって精製した。DMSOに溶解した粗生成物の濃縮溶液を500uLの量で10um C18逆相XBridge 19mm径×250mm長のカラムに注入し、10mmol/リットルの炭酸アンモニウムを含む水中40~95%アセトニトリルのグラジエントで溶出した。214nm及び254nmのUV吸光度によってピークを検出し、214nmチャネルで5mVの閾値トリガーによって画分を収集した。生成物を含む分画を合わせ、濃縮し、凍結乾燥して、27mgのN-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-1-(4-フルオロベンゾイル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[2,3-c]ピリジン-2-カルボキサミド(I-56)を得た(収率6.8%)。MS (ESI+) m/z 497 [M+H]+ ;1H NMR (400 MHz, d6-DMSO) δ10.37 (s, 1H), 8.25 (s, 1H), 7.72-7.40 (m, 6H), 7.37-7.12 (m, 5H), 5.16 (s, 1H), 3.69 (dd, J = 17.5, 10.9 Hz, 1H), 3.23 (dd, J = 17.5, 3.4 Hz, 1H), 1.07 (s, 9H).
実施例37:N-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-1-(4-フルオロベンゾイル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド(I-57)。
1-tert-ブチル2-エチル1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-1,2-ジカルボキシレートの調製。
1.0gのエチル1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキシレート(5.3mmol、1.0当量)及び129mgの4-ジメチルアミノピリジン(1.1mol、0.2当量)のTHF(20mL)中の溶液に、1.2gの二炭酸ジ-tert-ブチル(5.3mmol、1.0当量)を加えた。反応混合物を室温で4時間撹拌した。得られた溶液を減圧下で蒸発させた後、残渣をカラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(10:1、v:v))、1.1gの1-tert-ブチル2-エチル1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-1,2-ジカルボキシレートを得た(収率71%)。MS (ESI+) m/z 291 [M+H]+.
1-tert-ブチル2-エチル2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-1,2-ジカルボキシレートの調製。
1.1gの1-tert-ブチル2-エチル1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-1,2-ジカルボキシレート(3.8mmol、1.00当量)の50mLのメタノール中の溶液に、パラジウム-活性炭(50mgの湿触媒、10wt.%パラジウム乾燥ベース)を加えた。混合物を、バルーンを介し水素ガス下に置き、室温で一晩撹拌した。混合物を濾過し、濾液を濃縮して、1.0gの1-tert-ブチル2-エチル2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-1,2-ジカルボキシレートを白色の固体として得た(収率90%)。MS (ESI+) m/z 293 [M+H]+ .
N-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミドの調製。
1.0gの1-tert-ブチル2-エチル2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-1,2-ジカルボキシレート(3.4mmol、1.00当量)及び780mgの4-アミノ-N-tert-ブチルベンゼンスルホンアミド(3.4mmol、1.00当量)の20.0mLのトルエン中の混合物に、6.8mLのトリメチルアルミニウム(トルエン中2.0M、13.6mmol、4.00当量)を加えた。混合物を一晩撹拌し、30mLの氷水に注いだ。混合物を3×50mLの量の酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して(石油エーテル:酢酸エチル(1:1、v:v))、738mgのN-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミドを淡黄色の固体として得た(収率58%)。MS (ESI+) m/z 375 [M+H]+.
N-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-1-(4-フルオロベンゾイル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド(I-57)の調製。
300mgのN-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド(0.80mmol、1.00当量)、112mgの4-フルオロ安息香酸(0.80mmol、1.00当量)、246mgのN,N,N’,N’-テトラメチルクロロホルムアミジニウムヘキサフルオロホスフェート(0.88mmol、1.10当量)、及び230mgの1-メチル-1H-イミダゾール(2.8mmol、3.50当量)の5mLのアセトニトリル中の混合物を室温で一晩撹拌した。反応物を50mLの酢酸エチルで希釈し、3×40mLの量の水で洗浄した。有機相を濃縮し、化合物をGilson GX-281で逆相分取HPLCによって精製した。DMSOに溶解した粗生成物の濃縮溶液を540uLの量で10um C18 OBD逆相Waters X-SELECT 19mm径×250mm長のカラムに注入し、10mmol/リットルの炭酸アンモニウムを含む水中50~95%アセトニトリルのグラジエントで溶出した。214nm及び254nmのUV吸光度によってピークを検出し、214nmチャネルで3mVの閾値トリガーによって画分を収集した。生成物を含む分画を合わせ、濃縮し、凍結乾燥して、30.0mgのN-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-1-(4-フルオロベンゾイル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド(I-57)を白色の固体として得た(収率7.6%)。MS (ESI+) m/z 497 [M+H]+ ;1H NMR (400 MHz, d6-DMSO) δ 10.74 (s, 1H), 7.84 - 7.72 (m, 5H), 7.67 - 7.50 (m, 3H), 7.42 (s, 1H), 7.24 (t, J = 8.9 Hz, 2H), 6.93 (dd, J = 7.3, 5.1 Hz, 1H), 5.22 (dd, J = 10.5, 4.0 Hz, 1H), 3.59 (dd, J = 16.9, 10.6 Hz, 1H), 3.13 (dd, J = 17.0, 3.9 Hz, 1H), 1.08 (d, J = 3.6 Hz, 9H).
実施例38:(S)-N-(1-(5-(N-tert-ブチルスルファモイル)ピリジン-2-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-61)。
N-tert-ブチル-6-クロロピリジン-3-スルホンアミドの調製。
344mgの2-メチルプロパン-2-アミン(4.72mmol、2.00当量)及び609mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(4.72mmol、2.00当量)の30mLのジクロロメタン中の混合物に、500mgの6-クロロピリジン-3-スルホニルクロリド(2.36mmol、1.0当量)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌し、真空中で濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、ジクロロメタン:酢酸エチル(4:1、v:v))、500mgのN-tert-ブチル-6-クロロピリジン-3-スルホンアミドを白色の固体として得た(収率85%)。MS (ESI+) m/z 249 [M+H]+.
6-アミノ-N-tert-ブチルピリジン-3-スルホンアミドの調製。
500mgのN-tert-ブチル-6-クロロピリジン-3-スルホンアミド(2.0mmol、1.00当量)の30mLの水中水酸化アンモニウムの溶液を100℃で一晩撹拌した。混合物を濃縮し、残渣をカラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、ジクロロメタン:酢酸エチル(2:1、v:v))、300mgの6-アミノ-N-tert-ブチルピリジン-3-スルホンアミドを白色の固体として得た(収率66%)。MS (ESI+) m/z 230 [M+H]+.
(S)-tert-ブチル1-(5-(N-tert-ブチルスルファモイル)ピリジン-2-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメートの調製。
300mgの6-アミノ-N-tert-ブチルピリジン-3-スルホンアミド(1.3mmol、1.00当量)、347mgの(S)-2-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-3-フェニルプロパン酸(1.3mmol、1.00当量)、400mgのN,N,N’,N’-テトラメチルクロロホルムアミジニウムヘキサフルオロホスフェート(1.43mmol、1.10当量)、及び373mgの1-メチル-1H-イミダゾール(4.55mmol、3.50当量)の5mLのアセトニトリル中の混合物を室温で一晩撹拌した。混合物に20mLの酢酸エチルを加え、3×20mLの量の水で洗浄した。有機相を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して(石油エーテル:酢酸エチル(5:1、v:v))、200mgの(S)-tert-ブチル1-(5-(N-tert-ブチルスルファモイル)ピリジン-2-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメートを白色の固体として得た(収率32%)。MS (ESI+) m/z 477 [M+H]+.
(S)-2-アミノ-N-(5-(N-tert-ブチルスルファモイル)ピリジン-2-イル)-3-フェニルプロパンアミドの調製。
200mgの(S)-tert-ブチル1-(5-(N-tert-ブチルスルファモイル)ピリジン-2-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメート(0.42mmol、1.0当量)の20mLのジオキサン中塩酸(4.0MのHCl)中の混合物を室温で1時間撹拌した。混合物を濃縮して、158mgの(S)-2-アミノ-N-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-N-メチル-3-フェニルプロパンアミドを淡黄色の固体として得た(収率100%)。MS (ESI+) m/z 377 [M+H]+.
(S)-N-(1-(5-(N-tert-ブチルスルファモイル)ピリジン-2-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-61)の調製。
158mgの(S)-2-アミノ-N-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-N-メチル-3-フェニルプロパンアミド(0.42mmol、1.0当量)、59mgの4-フルオロ安息香酸(0.42mmol、1.00当量)、121mgのN-(3-ジメチルアミノプロピル)-N’-エチルカルボジイミド塩酸塩(0.63mmol、1.50当量)、68mgの1-ヒドロキシベンゾトリアゾール(0.5mmol、1.2当量)、及び108mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(0.84mmol、2.00当量)の20mLのN,N-ジメチルホルムアミド中の混合物を室温で一晩撹拌した。混合物を50mLの酢酸エチルで希釈し、3×50mLの量の水で洗浄した。有機相を濃縮し、化合物を、Gilson GX-281で逆相分取HPLCによって精製した。DMSOに溶解した粗生成物の濃縮溶液を500uLの量で10um C18逆相X-Bridge 19mm径×250mm長のカラムに注入し、10mmol/リットルの炭酸アンモニウムを含む水中52~95%のアセトニトリルのグラジエントで溶出した。214nm及び254nmのUV吸光度によってピークを検出し、214nmチャネルで1.5mVの閾値トリガーによって画分を収集した。生成物を含む画分を合わせ、濃縮し、凍結乾燥して、30.0mgの(S)-N-(1-(5-(N-tert-ブチルスルファモイル)ピリジン-2-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-61)を白色の固体として得た(収率14%)。MS (ESI+) m/z 499 [M+H]+ ;1H NMR (400 MHz, d6-DMSO) δ 11.31 (s, 1H), 8.81 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 8.74 - 8.62 (m, 1H), 8.18 (dt, J = 8.9, 5.7 Hz, 2H), 7.91 - 7.75 (m, 2H), 7.63 (s, 1H), 7.46 (d, J = 7.2 Hz, 2H), 7.30 - 7.20 (m, 4H), 7.16 (t, J = 7.3 Hz, 1H), 5.00 - 4.85 (m, 1H), 3.17 (dd, J = 13.6, 3.9 Hz, 1H), 3.10 - 2.94 (m, 1H), 1.10 (s, 9H).
実施例46:(S)-N-(1-(6-(N-tert-ブチルスルファモイル)ピリジン-3-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-62)。
2-(ベンジルチオ)-5-ニトロピリジンの調製。
1.57gのフェニルメタンチオール(12.7mmol、1.00当量)の10mLのN,N-ジメチルホルムアミド中の溶液に、1.0gの水素化ナトリウム(鉱油中60wt.%分散液、25.4mmol、2.0当量)を室温で加え、混合物を30分間撹拌した。次いで、2.0gの2-クロロ-5-ニトロピリジン(12.7mmol、1.00当量)を加え、反応物を室温で一晩撹拌した。混合物を30mLの飽和塩化アンモニウム水溶液に注ぎ、3×50mLの量の酢酸エチルで抽出した。合わせた有機相を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して(石油エーテル:酢酸エチル(10:1、v:v))、2.0gの2-(ベンジルチオ)-5-ニトロピリジンを黄色の固体として得た(収率64%)。MS (ESI+) m/z 247 [M+H]+.
6-(ベンジルチオ)ピリジン-3-アミンの調製。
300mgの2-(ベンジルチオ)-5-ニトロピリジン(1.2mmol、1.00当量)の50mLのメタノール中の溶液に、パラジウム-活性炭(50mgの湿触媒、10wt.%パラジウム乾燥ベース)を加えた。混合物を、バルーンを介し水素ガス下に置き、室温で一晩撹拌した。混合物を濾過し、濾液を濃縮して、250mgの6-(ベンジルチオ)ピリジン-3-アミンを白色の固体として得た(収率96%)。MS (ESI+) m/z 217 [M+H]+ .
(S)-tert-ブチル1-(6-(ベンジルチオ)ピリジン-3-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメートの調製。
250mgの6-(ベンジルチオ)ピリジン-3-アミン(1.2mmol、1.00当量)、318mgの(S)-2-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-3-フェニルプロパン酸(1.2mmol、1.00当量)、370mgのN,N,N’,N’-テトラメチルクロロホルムアミジニウムヘキサフルオロホスフェート(1.32mmol、1.10当量)、及び344mgの1-メチル-1H-イミダゾール(4.55mmol、3.50当量)の5mLのアセトニトリル中の混合物を室温で一晩撹拌した。混合物に20mLの酢酸エチルを加え、3×20mLの量の水で洗浄した。有機相を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して(石油エーテル:酢酸エチル(5:1、v:v))、300mgの(S)-tert-ブチル1-(6-(ベンジルチオ)ピリジン-3-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメートを白色の固体として得た(収率54%)。MS (ESI+) m/z 464 [M+H]+.
(S)-2-アミノ-N-(6-(ベンジルチオ)ピリジン-3-イル)-3-フェニルプロパンアミドの調製。
300mgの(S)-tert-ブチル1-(6-(ベンジルチオ)ピリジン-3-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメート(0.65mmol、1.0当量)の20mLのジオキサン中塩酸(4.0MのHCl)中の混合物を室温で1時間撹拌した。混合物を濃縮して、236mgの(S)-2-アミノ-N-(6-(ベンジルチオ)ピリジン-3-イル)-3-フェニルプロパンアミドを淡黄色の固体として得た(収率100%)。MS (ESI+) m/z 364 [M+H]+.
(S)-N-(1-(6-(ベンジルチオ)ピリジン-3-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミドの調製。
236mgの(S)-2-アミノ-N-(6-(ベンジルチオ)ピリジン-3-イル)-3-フェニルプロパンアミド(0.65mmol、1.0当量)、91mgの4-フルオロ安息香酸(0.65mmol、1.00当量)、187mgのN-(3-ジメチルアミノプロピル)-N’-エチルカルボジイミド塩酸塩(0.98mmol、1.50当量)、105mgの1-ヒドロキシベンゾトリアゾール(0.78mmol、1.2当量)、及び168mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.3mmol、2.00当量)の20mLのN,N-ジメチルホルムアミド中の混合物を室温で一晩撹拌した。混合物を50mLの酢酸エチルで希釈し、3×50mLの量の水で洗浄した。有機相を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して(石油エーテル:酢酸エチル(5:1、v:v))、250mgの(S)-N-(1-(6-(ベンジルチオ)ピリジン-3-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミドを白色の固体として得た(収率79%)。MS (ESI+) m/z 486 [M+H]+ .
(S)-5-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)ピリジン-2-スルホニルクロリドの調製。
250mgの(S)-N-(1-(6-(ベンジルチオ)ピリジン-3-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(0.51mmol、1.00当量)、6.2mgの酢酸(0.1mmol、0.2当量)、及び1.8mgの水(0.1mmol、0.2当量)の10mLのジクロロメタン中の溶液に、266mgのN-クロロスクシンイミド(2.0mmol、4.00当量)を0℃で加えた。混合物を室温で一晩撹拌し、3×20mLの量の水で洗浄した。有機相を濃縮して、141mgの(S)-5-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)ピリジン-2-スルホニルクロリドを白色の固体として得た(収率60%)。MS (ESI+) m/z 462 [M+H]+.
(S)-N-(1-(6-(N-tert-ブチルスルファモイル)ピリジン-3-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-62)の調製。
45mgの2-メチルプロパン-2-アミン(0.62mmol、2.00当量)及び80mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(0.62mmol、2.00当量)の30mLのジクロロメタン中の混合物に、141mgの6-(S)-5-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロポキシ)ピリジン-2-スルホニルクロリド(0.31mmol、1.0当量)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌し、真空中で濃縮した。化合物を、Gilson GX-281で逆相分取HPLCによって精製した。DMSOに溶解した粗生成物の濃縮溶液を500uLの量で10um C18逆相X-Bridge 19mm径×250mm長のカラムに注入し、10mmol/リットルの炭酸アンモニウムを含む水中48~95%のアセトニトリルのグラジエントで溶出した。214nm及び254nmのUV吸光度によってピークを検出し、214nmチャネルで1mVの閾値トリガーによって画分を収集した。生成物を含む分画を合わせ、濃縮し、凍結乾燥して、30mgのN-tert-ブチル-6-クロロピリジン-3-スルホンアミド(I-62)を白色の固体として得た(収率20%)。MS (ESI+) m/z 499 [M+H]+ ;1H NMR (400 MHz, d6-DMSO) δ 10.81 (s, 1H), 8.93 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 8.86 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 8.27 (dd, J = 8.6, 2.5 Hz, 1H), 8.01 - 7.81 (m, 3H), 7.60 (s, 1H), 7.40 (d, J = 7.2 Hz, 2H), 7.35 - 7.22 (m, 4H), 7.18 (t, J = 7.3 Hz, 1H), 4.84 (ddd, J = 10.0, 7.8, 5.0 Hz, 1H), 3.15 (ddd, J = 23.8, 13.7, 7.6 Hz, 2H), 1.08 (s, 9H).
実施例40:(S)-N-(1-(5-(N-tert-ブチルスルファモイル)チオフェン-2-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-63)。
5-ニトロチオフェン-2-スルホニルクロリドの調製。
3gのチオフェン-2-スルホニルクロリド(16.5mmol、1.00当量)の5mLのジクロロメタン中の溶液をゆっくり撹拌しながら20mLの濃硝酸を滴加する。反応混合物を40℃で12時間撹拌し、次いで氷上に置く。混合物を3×100mLの量の酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して(石油エーテル:酢酸エチル(10:1、v:v))、1.1gの5-ニトロチオフェン-2-スルホニルクロリドを淡黄色の固体として得た(収率30%)。MS (ESI+) m/z 228 [M+H]+.
N-tert-ブチル-5-ニトロチオフェン-2-スルホンアミドの調製。
1.76gの2-メチルプロパン-2-アミン(24mmol、5.00当量)及び3.15gのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(24mmol、5.00当量)の10mLのジクロロメタン中の混合物に、1.1gの5-ニトロチオフェン-2-スルホニルクロリド(4.8mmol、1.0当量)を加えた。混合物を室温で2時間撹拌し、真空中で濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して(石油エーテル:酢酸エチル(5:1、v:v))、600mgのN-tert-ブチル-5-ニトロチオフェン-2-スルホンアミドを淡黄色の固体として得た(収率47%)。MS (ESI+) m/z 265 [M+H]+.
5-アミノ-N-tert-ブチルチオフェン-2-スルホンアミドの調製。
600mgのN-tert-ブチル-5-ニトロチオフェン-2-スルホンアミド(2.27mmol、1.00当量)の20mL中のメタノールの溶液に、パラジウム-活性炭(100mgの湿触媒、10wt.%パラジウム乾燥ベース)を加えた。混合物を、バルーンを介し水素ガス下に置き、室温で一晩撹拌した。混合物を濾過し、濾液を濃縮して、420mgの5-アミノ-N-tert-ブチルチオフェン-2-スルホンアミドを黄色の固体として得た(収率79%)。MS (ESI+) m/z 235 [M+H]+ .
(S)-N-(1-(5-(N-tert-ブチルスルファモイル)チオフェン-2-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-63)の調製。
307mgの(S)-2-(4-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロパン酸(1.07mmol、1.00当量)、250mgの5-アミノ-N-tert-ブチルチオフェン-2-スルホンアミド(1.07mmol、1.00当量)、330mgのN,N,N’,N’-テトラメチルクロロホルムアミジニウムヘキサフルオロホスフェート(1.18mmol、1.10当量)、及び307mgの1-メチル-1H-イミダゾール(3.75mmol、3.50当量)の3mLのアセトニトリル中の混合物を室温で一晩撹拌した。反応物を50mLの酢酸エチルで希釈し、3×50mLの量の水で洗浄した。有機相を濃縮し、化合物をGilson GX-281で逆相分取HPLCによって精製した。DMSOに溶解した粗生成物の濃縮溶液を400uLの量で10um C18 OBD逆相Waters X-SELECT 19mm径×250mm長のカラムに注入し、10mmol/リットルの炭酸アンモニウムを含む水中45~95%アセトニトリルのグラジエントで溶出した。214nm及び254nmのUV吸光度によってピークを検出し、214nmチャネルで2mVの閾値トリガーによって画分を収集した。生成物を含む画分を合わせ、濃縮し、凍結乾燥して、20mgの(S)-N-(1-(5-(N-tert-ブチルスルファモイル)チオフェン-2-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-63)を白色の固体として得た(収率5%)。MS (ESI+) m/z 504 [M+H]+ ;1H NMR (400 MHz, d6-DMSO) δ11.86 (s, 1H), 8.94 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 7.89 (dd, J = 8.8, 5.5 Hz, 2H), 7.49 (s, 1H), 7.38 - 7.20 (m, 7H), 7.16 (t, J = 7.3 Hz, 1H), 6.66 (d, J = 4.1 Hz, 1H), 4.89 - 4.73 (m, 1H), 3.20 - 2.97 (m, 2H), 1.11 (s, 9H).
実施例41:(S)-N-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-2-(1-オキソイソインドリン-2-イル)-3-フェニルプロパンアミド(I-69)。
(S)-2-(1-オキソインドリン-2-イル)-3-フェニルプロパン酸の調製。
1.0gの(S)-2-アミノ-3-フェニルプロパン酸(6.1mmol、1.0当量)及び812mgのフタルアルデヒド(6.1mmol、1.00当量)の20mLアセトニトリル中の混合物を一晩還流した。固体を濾過し、300mgの(S)-2-(1-オキソイソインドリン-2-イル)-3-フェニルプロパン酸を白色の固体として得た(収率18%)。MS (ESI+) m/z 282 [M+H]+ .
(S)-N-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-2-(1-オキソイソインドリン-2-イル)-3-フェニルプロパンアミド(I-69)の調製。
300mgの(S)-2-(1-オキソイソインドリン-2-イル)-3-フェニルプロパン酸(1.1mmol、1.00当量)、251mgの4-アミノ-N-tert-ブチルベンゼンスルホンアミド(1.1mmol、1.00当量)、339mgのN,N,N’,N’-テトラメチルクロロホルムアミジニウムヘキサフルオロホスフェート(1.21mmol、1.10当量)、及び316mgの1-メチル-1H-イミダゾール(3.85mmol、3.50当量)の5mLのアセトニトリル中の混合物を室温で一晩撹拌した。混合物に20mLの酢酸エチルを加え、溶液を3×20mLの量の水で洗浄した。有機相を濃縮し、化合物を、Gilson GX-281で逆相分取HPLCによって精製した。DMSOに溶解した粗生成物の濃縮溶液を800uLの量で10um C18逆相X-Bridge 19mm径×250mm長のカラムに注入し、10mmol/リットルの炭酸アンモニウムを含む水中50~95%アセトニトリルのグラジエントで溶出した。214nm及び254nmのUV吸光度によってピークを検出し、214nmチャネルで1.5mVの閾値トリガーによって画分を収集した。生成物を含む分画を合わせ、濃縮し、凍結乾燥して、30mgの(S)-N-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-2-(1-オキソインドリン-2-イル)-3-フェニルプロパンアミド(I-69)を白色の固体として得た(収率5.6%)。MS (ESI+) m/z 492 [M+H]+ ;1H NMR (400 MHz, d6-DMSO) δ 10.71 (s, 1H), 7.75 (s, 4H), 7.64 (d, J = 7.5 Hz, 1H), 7.58 (t, J = 5.9 Hz, 2H), 7.52 - 7.19 (m, 6H), 7.15 (t, J = 7.3 Hz, 1H), 5.40 (dd, J = 10.4, 5.5 Hz, 1H), 4.80 (d, J = 17.7 Hz, 1H), 4.57 (d, J = 17.7 Hz, 1H), 3.39 (dt, J = 14.0, 7.0 Hz, 1H), 3.24 (dd, J = 14.5, 10.5 Hz, 1H), 1.07 (s, 9H).
実施例42:(S)-4-フルオロ-N-メチル-N-(1-(4-(N-オキセタン-3-イルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)ベンズアミド(I-70)。
ベンジル(4-ニトロフェニル)スルファンの調製。
臭化ベンジル(19.84g、116.00mmol)を、15gの4-ニトロベンゼンチオール(96.67mmol)及び26.72gの炭酸カリウム(193.34mmol)の500mLの無水N,N-ジメチルホルムアミド中の溶液に室温で滴加し、室温で12時間撹拌した。反応物を500mLの水で希釈し、酢酸エチル(3×500mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(3×200mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(10:1))、18gのベンジル(4-ニトロフェニル)スルファンを黄色の固体として得た(収率76%)。MS (ESI+) m/z 246 [M+H]+.
4-(ベンジルチオ)ベンゼンアミンの調製。
亜鉛(19.19g、293.52mmol、4.00当量)を、18gのベンジル(4-ニトロフェニル)スルファン(73.38mmol、1.00当量)及び19.63gの塩化アンモニウム(366.90mmol、5.00当量)の300mLのメタノール中の溶液に室温で少しずつ加えた。反応物を窒素雰囲気下、70℃で2時間撹拌した。混合物を室温まで冷却し、濾過し、真空中で濃縮した。残渣を50mLの水で希釈し、次いで重炭酸ナトリウム(水性)でpH9に調整した。混合物を酢酸エチル(3×200mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(2×100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(5:1))、10gの4-(ベンジルチオ)ベンゼンアミンを橙色の油として得た(収率63.4%)。MS (ESI+) m/z 216 [M+H]+.
(S)-tert-ブチル1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル(メチル)カルバメートの調製。
27.73gのプロパンホスホン酸環状無水物の酢酸エチル(50%、53.75mmol)中の溶液を、3gの(2S)-2-[(tert-ブトキシカルボニル)(メチル)アミノ]-3-フェニルプロパン酸(10.75mmol)、2.54gの4-(ベンジルチオ)ベンゼンアミン(11.83mmol)、及び8.49gのピリジン(107.51mmol)の40mLのN,N-ジメチルホルムアミド中の溶液に0℃で滴加した。反応物を0℃で4時間撹拌した。次いで、100mLの水で希釈し、酢酸エチル(3×200mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(3×100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(2:1))、4gの(S)-tert-ブチル1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル(メチル)カルバメートを黄色の固体として得た(収率78.2%)。MS (ESI+) m/z 477 [M+H]+.
(S)-N-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-2-(メチルアミノ)-3-フェニルプロパンアミド塩酸塩の調製。
2gの(S)-tert-ブチル1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル(メチル)カルバメート(4.20mmol)の20mLの1,4-ジオキサン中塩酸(4.0M)中の混合物を室温で3時間撹拌した。混合物を濃縮して、1.73gの(S)-N-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-2-(メチルアミノ)-3-フェニルプロパンアミド塩酸塩を淡黄色の固体として得た(収率100%)。MS (ESI+) m/z 377 [M+H]+.
(S)-N-(1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロ-N-メチルベンズアミドの調製。
4-フルオロベンゾイルクロリド(568.8mg、3.60mmol)を、1.236gの(S)-N-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-2-(メチルアミノ)-3-フェニルプロパンアミド塩酸塩(3.00mmol)及び1.818gのトリエチルアミン(18.00mmol)の20mLのジクロロメタン中の溶液に0℃で滴加した。反応物を0℃で2時間撹拌した。得られた混合物を20mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×30mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×30mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(1:1))、1.1gの(S)-N-(1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロ-N-メチルベンズアミドを黄色の固体として得た(収率73.6%)。MS (ESI+) m/z 499 [M+H]+.
(S)-4-(2-(4-フルオロ-N-メチルベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリドの調製。
N-クロロスクシンイミド(1.18g、8.84mmol)を、1.1gの(S)-N-(1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロ-N-メチルベンズアミド(2.21mmol)の6mLの酢酸及び2mLの水中の溶液に0℃で加えた。反応物を0℃で1時間撹拌した。混合物を10mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×30mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濃縮して、0.66gの(S)-4-(2-(4-フルオロ-N-メチルベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリドを白色の固体として得た(収率63%)。MS (ESI+) m/z 475及び477 [M+H]+.
(S)-4-フルオロ-N-メチル-N-(1-(4-(N-オキセタン-3-イルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)ベンズアミド(I-70)の調製
(S)-4-(2-(4-フルオロ-N-メチルベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリド(100mg、0.21mmol)を、76.65mgのオキセタン-3-アミン(1.05mmol)及び135.45mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.05mmol)の10mLのジクロロメタン中の混合物に加えた。反応物を室温で1時間撹拌した。次いで10mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×30mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮した。粗生成物を以下の条件下で分取HPLCによって精製した:カラム:YMC-Actus Triart C18、30*250mm、5um、移動相:水(10% NH4HCO3+0.1% NH3-H2O)及びACN(35% ACNから65%まで7分間);UV検出254/220nm。生成物を含む画分を合わせ、一部真空中で蒸発させ、一晩凍結乾燥して、47.4mgの(S)-4-フルオロ-N-メチル-N-(1-(4-(N-オキセタン-3-イルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)ベンズアミド(I-70)を白色の固体として得た(収率44.2%)。MS (ESI+) m/z 512 [M+H]+;1H NMR (400 MHz, d6-DMSO) δ 10.50 (br s, 1H), 8.45 (s, 1H), 7.88-7.82 (m, 2H), 7.79-7.73 (m, 2H), 7.42-6.81 (m, 9H), 5.45-4.62 (m, 1H), 4.51 (t, 2H), 4.38-4.33 (m, 1H), 4.26 (t, 2H), 3.31-3.14 (m, 2H), 2.89 (s, 3H).
実施例43:(S)-4-フルオロ-N-メチル-N-(1-(4-(N-(1-メチルピペリジン-4-イル)スルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)ベンズアミド(I-71)。
実施例42と同じ手順を用いて、表題化合物(I-71)を白色の固体として得た(収率22.2%)。MS(ESI+)m/z 553 [M+H]+;1H NMR(400 MHz, d6-DMSO)δ 10.38(br s, 1H), 7.88-7.77(m, 4H), 7.66-7.58(m, 1H), 7.42-6.83(m, 9H), 5.46-4.63(m, 1H), 3.44-3.35(m, 1H), 3.25-3.02(m, 2H), 2.87(s, 3H),2.66-2.58(m, 2H), 2.09(s, 3H), 1.87-1.78(m, 2H), 1.58-1.49(m, 2H), 1.48-1.32(m, 2H).
実施例44:(S)-N-(1-(4-(N-ビシクロ[1.1.1]ペンタン-1-イルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロ-N-メチルベンズアミド(I-72)。
実施例42と同じ手順を用いて、表題化合物(I-72)を白色の固体として得た(収率52.8%)。MS (ESI+) m/z 522 [M+H]+;1H NMR (300 MHz, d6-DMSO) δ 10.36 (br s, 1H), 8.48 (s, 1H), 7.85-7.75 (m, 4H), 7.66-7.58 (m, 1H), 7.43-6.83 (m, 9H), 5.47-4.63 (m, 1H), 3.44-3.35 (m, 1H), 3.25-2.84 (m, 4H), 2.27 (s, 1H), 1.71 (s, 6H).
実施例45:(S)-N-(1-(4-(N-ビシクロ[1.1.1]ペンタン-1-イルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-5-フルオロピコリンアミド(I-73)。
(S)-tert-ブチル1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメートの調製。
3gの(S)-2-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-3-フェニルプロパン酸(11.32mmol、1.00当量)、2.68gの4-(ベンジルチオ)ベンゼンアミン(12.45mmol)、及び8.94gのピリジン(113.2mmol)の40mLのN,N-ジメチルホルムアミド中の溶液に、29.2gのプロパンホスホン酸環状無水物(50%、53.75mmol、5.00当量)の酢酸エチル中の溶液を0℃で滴加した。得られた混合物を0℃で4時間撹拌した。混合物を100mLの水で希釈し、酢酸エチル(3×200mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(3×100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(3:1))、4gの(S)-tert-ブチル1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメートを黄色の固体として得た(収率76.5%)。MS (ESI+) m/z 463 [M+H]+.
(S)-2-アミノ-N-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-3-フェニルプロパンアミド塩酸塩の調製。
4gの(S)-tert-ブチル1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメート(8.66mmol)の40mLの1,4-ジオキサン(4.0M)中塩酸中の混合物を室温で3時間撹拌した。混合物を濃縮して、1.73gの(S)-2-アミノ-N-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-3-フェニルプロパンアミド塩酸塩を淡黄色の固体として得た(収率100%)。MS (ESI+) m/z 363 [M+H]+.
(S)-N-(1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-5-フルオロピコリンアミドの調製。
1.2gの(S)-N-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-2-(メチルアミノ)-3-フェニルプロパンアミド塩酸塩(3.00mmol)の20mLのジクロロメタン中の溶液に、1.935gのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(15.00mmol、5.00当量)、0.635gの5-フルオロピコリン酸(4.50mmol)、及び1.368gのHATU(3.60mmol)を室温で加えた。得られた混合物を室温で2時間撹拌した。得られた混合物を20mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×30mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×30mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(1:1))、1gの(S)-N-(1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-5-フルオロピコリンアミドを黄色の固体として得た(収率68.7%)。MS (ESI+) m/z 486 [M+H]+.
(S)-4-(2-(5-フルオロピコリンアミド)-3-フェニルプロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリドの調製。
0.5gの(S)-N-(1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-5-フルオロピコリンアミド(1.03mmol)の6mLの酢酸及び2mLの水中の溶液に、0.55gのN-クロロスクシンイミド(4.12mmol)を0℃で加えた。得られた混合物を0℃で1時間撹拌した。混合物を10mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×30mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を濃縮して、0.285gの(S)-4-(2-(5-フルオロピコリンアミド)-3-フェニルプロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリドを白色の固体として得た(収率60%)。MS (ESI+) m/z 462及び464 [M+H]+.
(S)-N-(1-(4-(N-ビシクロ[1.1.1]ペンタン-1-イルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-5-フルオロピコリンアミド(I-73)の調製。
110.4mgのビシクロ[1.1.1]ペンタン-1-アミン塩酸塩(0.92mmol、5.0当量)及び118.68mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(0.92mmol)の10mLのジクロロメタン中の混合物に、85mgの(S)-4-(2-(5-フルオロピコリンアミド)-3-フェニルプロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリド(0.184mmol)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌した。混合物を10mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×30mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。粗生成物を以下の条件で分取HPLCによって精製した:カラム:SunFire Prep C18 OBD Column、19*150mm、10um、移動相:水(0.1% FA)及びACN(38% ACNから58%まで10分間);UV検出254/220nm。生成物を含む画分を合わせ、一部真空中で蒸発させ、一晩凍結乾燥して、38.7mgの(S)-N-(1-(4-(N-ビシクロ[1.1.1]ペンタン-1-イルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-5-フルオロピコリンアミド(I-73)を白色の固体として得た(収率41.7%)。MS (ESI+) m/z 509 [M+H]+;1H NMR (400 MHz, d6-DMSO) δ 10.62 (s, 1H), 8.75 (d, 1H), 8.69 (s, 1H), 8.48 (s, 1H), 8.09-8.05 (m, 1H), 7.90-7.88 (m, 1H), 7.80-7.75 (m, 4H), 7.32-7.16 (m, 5H), 4.95 (dd, 1H), 3.22 (d, 2H), 2.27 (s, 1H), 1.71 (s, 6H).
実施例46:(S)-N-(1-(4-(N-シクロペンチルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-5-フルオロピコリンアミド(I-74)。
実施例45と同じ手順を用いて、表題化合物(I-74)を白色の固体として得た(収率50.9%)。MS (ESI+) m/z 497 [M+H]+;1H NMR (300 MHz, d6-DMSO) δ 10.59 (s, 1H), 8.74-8.68 (m, 2H), 8.08-8.04 (m, 1H), 7.93-7.87 (m, 1H), 7.81-7.72 (m, 4H), 7.50 (d, 1H), 7.32-7.14 (m, 5H), 4.94 (dd, 1H), 3.40-3.36 (m, 1H), 3.29-3.20 (m, 2H), 1.67-1.21 (m, 8H).
実施例47:(S)-N-(1-(4-(N-シクロブチルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-5-フルオロピコリンアミド(I-75)。
実施例45と同じ手順を用いて、表題化合物(I-75)を白色の固体として得た(収率48.2%)。MS (ESI+) m/z 522 [M+H]+;1H NMR (400 MHz, d6-DMSO) δ 10.61 (s, 1H), 8.75 (d, 1H), 8.69 (s, 1H), 8.08-8.05 (m, 1H), 7.93-7.74 (m, 6H), 7.30-7.16 (m, 5H), 4.94 (dd, 1H), 3.69-3.56 (m, 1H), 3.30-3.17 (m, 2H), 1.94-1.85 (m, 2H), 1.79-1.68 (m, 2H), 1.56-1.42 (m, 2H).
実施例48:(S)-N-(1-(4-(N-ビシクロ[1.1.1]ペンタン-1-イルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)ピコリンアミド(I-76)。
(S)-N-(1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)ピコリンアミドの調製。
1.2gの(S)-N-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-2-(メチルアミノ)-3-フェニルプロパンアミド塩酸塩(3.00mmol)の20mLのジクロロメタン中の溶液に、1.935gのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(15.00mmol)、0.554gのピコリン酸(4.50mmol)、及び1.368gのHATU(3.60mmol)を室温で加えた。得られた混合物を室温で2時間撹拌した。得られた混合物を20mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×30mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×30mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(1:1))、0.96gの(S)-N-(1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)ピコリンアミドを黄色の固体として得た(収率68.4%)。MS (ESI+) m/z 468 [M+H]+.
(S)-4-(3-フェニル-2-(ピコリンアミド)プロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリドの調製。
0.48gの(S)-N-(1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-5-フルオロピコリンアミド(1.03mmol)の6mLの酢酸及び2mLの水中の溶液に、0.55gのN-クロロスクシンイミド(4.12mmol)を0℃で加えた。得られた混合物を0℃で1時間撹拌した。混合物を10mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×30mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を濃縮して、0.25gの(S)-4-(3-(フェニル-2-(ピコリンアミド)プロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリドを白色の固体として得た(収率52.6%)。MS (ESI+) m/z 444及び446 [M+H]+.
(S)-N-(1-(4-(N-ビシクロ[1.1.1]ペンタン-1-イルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)ピコリンアミド(I-76)の調製。
108mgのビシクロ[1.1.1]ペンタン-1-アミン塩酸塩(0.90mmol)及び116.1mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(0.90mmol)の10mLのジクロロメタン中の混合物に、80mgの(S)-4-(2-(5-フルオロピコリンアミド)-3-フェニルプロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリド(0.18mmol)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌した。混合物を10mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×30mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。粗生成物を以下の条件で分取HPLCによって精製した:カラム:SunFire Prep C18 OBD Column, 19*150mm, 10um;移動相:水(0.1% FA)及びACN(35% ACNから10分間で55%まで);254/220nmでUV検出。生成物を含む画分を合わせ、一部真空中で蒸発させ、一晩凍結乾燥して、34.4mgの(S)-N-(1-(4-(N-ビシクロ[1.1.1]ペンタン-1-イルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)ピコリンアミド(I-76)を白色の固体として得た(収率39%)。MS (ESI+) m/z 491 [M+H]+;1H NMR (400 MHz, d6-DMSO) δ 10.64 (s, 1H), 8.81 (d, 1H), 8.68 (d, 1H), 8.49 (s, 1H), 8.03-7.97 (m, 2H), 7.81-7.72 (m, 4H), 7.63 (dd, 1H), 7.30-7.16 (m, 5H), 4.97 (dd, 1H), 3.25-3.21 (m, 2H), 2.27 (s, 1H), 1.70 (s, 6H).
実施例49:(S)-N-(1-(4-(N-シクロペンチルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)ピコリンアミド(I-77)。
実施例48と同じ手順を用いて、表題化合物(I-77)を白色の固体として得た(収率44.3%)。MS (ESI+) m/z 493 [M+H]+;1H NMR (300 MHz, d6-DMSO) δ 10.61 (s, 1H), 8.81-8.67 (m, 2H), 8.03-7.95 (m, 2H), 7.81-7.72 (m, 4H), 7.68-7.46 (m, 2H), 7.38-7.16 (m, 5H), 4.97 (d, 1H), 3.41-3.34 (m, 1H), 3.30-3.16 (m, 2H), 1.74-1.22 (m, 8H).
実施例50:(S)-N-(1-(4-(N-シクロブチルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)ピコリンアミド(I-78)。
実施例48と同じ手順を用いて、表題化合物(I-78)を白色の固体として得た(収率33.2%)。MS (ESI+) m/z 479 [M+H]+;1H NMR (400 MHz, d6-DMSO) δ 10.61 (s, 1H), 8.80 (d, 1H), 6.69-6.67 (m, 1H), 8.03-7.97 (m, 2H), 7.84 (d, 1H), 7.78-7.82 (m, 4H), 7.65-7.61 (m, 1H), 7.33-7.17 (m, 5H), 4.96 (dd, 1H), 3.68-3.54 (m, 1H), 3.30-3.18 (m, 2H), 1.96-1.87 (m, 2H), 1.80-1.68 (m, 2H), 1.56-1.41 (m, 2H).
実施例51:(S)-N-(1-(4-(N-ビシクロ[1.1.1]ペンタン-1-イルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)ニコチンアミド(I-79)。
(S)-N-(1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)ニコチンアミドの調製。
1.2gの(S)-N-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-2-(メチルアミノ)-3-フェニルプロパンアミド塩酸塩(3.00mmol)の20mLのジクロロメタン中の溶液に、1.935gのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(15.00mmol)、0.554gのニコチン酸(4.50mmol)、及び1.368gのHATU(3.60mmol)を室温で加えた。得られた混合物を室温で2時間撹拌した。得られた混合物を20mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×30mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×30mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(1:1))、0.94gの(S)-N-(1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)ニコチンアミドを黄色の固体として得た(収率66.95%)。MS (ESI+) m/z 468 [M+H]+.
(S)-4-(2-(ニコチンアミド)-3-フェニルプロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリドの調製。
0.48gの(S)-N-(1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)ニコチンアミド(1.03mmol)の6mLの酢酸及び2mLの水中の溶液に、0.55gのN-クロロスクシンイミド(4.12mmol)を0℃で加えた。得られた混合物を0℃で1時間撹拌した。混合物を10mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×30mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を濃縮して、0.24gの(S)-4-(2-(ニコチンアミド)-3-フェニルプロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリドを白色の固体として得た(収率52.48%)。MS (ESI+) m/z 444及び446 [M+H]+.
(S)-N-(1-(4-(N-ビシクロ[1.1.1]ペンタン-1-イルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)ニコチンアミド(I-79)の調製。
108mgのビシクロ[1.1.1]ペンタン-1-アミン塩酸塩(0.90mmol)及び116.1mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(0.90mmol)の10mLのジクロロメタン中の混合物に、80mgの(S)-4-(2-(ニコチンアミド)-3-フェニルプロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリド(0.18mmol)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌した。混合物を10mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×30mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。粗生成物を以下の条件で分取HPLCによって精製した:カラム:SunFire Prep C18 OBD Column, 19*150mm, 10um;移動相:水(0.1% FA)及びACN(37% ACNから10分間で56%まで);254/220nmでUV検出。生成物を含む画分を合わせ、一部真空中で蒸発させ、一晩凍結乾燥して、43.8mgの(S)-N-(1-(4-(N-ビシクロ[1.1.1]ペンタン-1-イルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)ニコチンアミド(I-79)を白色の固体として得た(収率49.7%)。MS (ESI+) m/z 491 [M+H]+;1H NMR (400 MHz, d6-DMSO) δ 10.65 (s, 1H), 9.11 (d, 1H), 8.97 (s, 1H), 8.71 (dd, 1H), 8.48 (s, 1H), 8.18-8.15 (m, 1H), 7.78 (dd, 4H), 7.51 (dd, 1H), 7.42 (d, 2H), 7.30 (t, 2H), 7.22-7.18 (m, 1H), 4.92-4.86 (m, 1H), 3.23-3.08 (m, 2H), 2.27 (s, 1H), 1.71 (s, 6H).
実施例52:(S)-N-(1-(4-(N-シクロペンチルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)ニコチンアミド(I-80)。
実施例51と同じ手順を用いて、表題化合物(I-80)を白色の固体として得た(収率40.31%)。MS (ESI+) m/z 493 [M+H]+;1H NMR (400 MHz, d6-DMSO) δ 10.64 (s, 1H), 9.09 (d, 1H), 8.97 (s, 1H), 8.71 (dd, 1H), 8.18-8.15 (m, 1H), 7.78 (dd, 4H), 7.58-7.41 (m, 4H), 7.30 (t, 2H), 7.22-7.19 (m, 1H), 4.94-4.87 (m, 1H), 3.43-3.36 (m, 1H), 3.25-3.10 (m, 2H), 1.64-1.25 (m, 8H).
実施例53:(S)-N-(1-(4-(N-シクロブチルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)ニコチンアミド(I-81)。
実施例51と同じ手順を用いて、表題化合物(I-81)を白色の固体として得た(収率59.3%)。MS (ESI+) m/z 479 [M+H]+;1H NMR (400 MHz, d6-DMSO) δ 10.64 (s, 1H), 9.10 (d, 1H), 8.97 (s, 1H), 8.71 (dd, 1H), 8.18-8.15 (m, 1H), 7.85-7.73 (m, 5H), 7.52-7.41 (m, 3H), 7.30 (t, 2H), 7.21-7.18 (m, 1H), 4.94-4.87 (m, 1H), 3.65-3.58 (m, 1H), 3.23-3.10 (m, 2H), 1.98-1.85 (m, 2H), 1.81-1.68 (m, 2H), 1.58-1.41 (m, 2H).
実施例54:(S)-N-(1-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-5-フルオロピコリンアミド(I-85)。
(S)-tert-ブチル1-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメートの調製。
1gの4-アミノ-N-tert-ブチルベンゼンスルホンアミド(4.39mmol、1.0当量)及び1.16gの(S)-2-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-3-フェニルプロパン酸(4.39mmol、1.0当量)の20mLのN,N-ジメチルホルムアミド中の混合物に、693mgのピリジン(8.77mmol、2.0当量)及び3.37mLのT3Pの酢酸エチル中の溶液(50%、6.58mmol、1.5当量)を0℃で加えた。混合物を2時間室温で撹拌した。混合物を30mLの水で希釈し、酢酸エチル(3×50mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(2×50mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(2:1))、1.63gの(S)-tert-ブチル1-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメートをオフホワイト色の固体として得た(収率78%)。MS (ESI+) m/z 474 [M-H]+.
(S)-2-アミノ-N-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-3-フェニルプロパンアミドの調製。
1.63gの(S)-tert-ブチル1-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメート(3.43mmol、1.0当量)の20mLのジクロロメタン中の混合物に、5mLの2,2,2-トリフルオロ酢酸を加えた。混合物を室温で1時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮した。残渣を10mLの水で希釈した。溶液のpH値を飽和重炭酸ナトリウム水溶液で8に調整し、酢酸エチル(3×50mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(2×50mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、1gの(S)-2-アミノ-N-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-3-フェニルプロパンアミドを黄色の固体として得た(収率78%)。MS (ESI+) m/z 376 [M+H]+.
(S)-N-(1-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-5-フルオロピコリンアミド(I-85)の調製。
150mgの(S)-2-アミノ-N-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-3-フェニルプロパンアミド(0.4mmol、1.00当量)及び56.4mgの5-フルオロピコリン酸(0.4mmol、1.0当量)の10mLのジクロロメタン中の溶液に、154.8mgのDIEA(1.2mmol、3.0当量)及び167.2mgのHATU(0.44mmol、1.1当量)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌した。混合物を20mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×30mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×30mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。粗生成物を以下の条件で分取HPLCによって精製した:カラム:YMC-Actus Triart C18、30*250mm、5um、移動相:水(10% NH4HCO3)及びACN(36% ACNから66%まで7分間);UV検出254/220nm。生成物を含む画分を合わせ、一部真空中で蒸発させ、一晩凍結乾燥して、77.8mgの(S)-N-(1-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-5-フルオロピコリンアミドを白色の固体として得た。
このI-85の調製の一般的手順を用いて、最後のステップで適切な酸を置換することにより、以下の化合物を調製した。
実施例55:(S)-4-フルオロ-N-メチル-N-(1-(4-(N-オキセタン-3-イルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-(ピリジン-3-イル)プロパン-2-イル)ベンズアミド(I-89)。
(S)-メチル2-アミノ-3-(ピリジン-3-イル)プロパノエートの調製。
5gの(S)-2-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-3-(ピリジン-3-イル)プロパン酸(18.80mmol、1.00当量)の80mLのメタノール中の溶液に、10.15gのクロロトリメチルシラン(94.00mmol、5.00当量)を0℃で滴加した。得られた混合物を室温で12時間撹拌した。混合物を真空下で濃縮した。残渣を50mLの水で希釈し、次いで重炭酸ナトリウム(水溶液)でpH9に調整した。混合物を酢酸エチル(3×200mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×100mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を濃縮して、2.57gの(S)-メチル2-アミノ-3-(ピリジン-3-イル)プロパノエートを黄色の油として得た(収率76%)。MS (ESI+) m/z 181 [M+H]+.
(S)-メチル2-(メチルアミノ)-3-(ピリジン-3-イル)プロパノエートの調製。
2.57gの(S)-メチル2-アミノ-3-(ピリジン-3-イル)プロパノエート(14.28mmol、1.00当量)の30mLの2,2,2-トリフルオロ酢酸中の溶液に、1.29gのパラホルムアルデヒド(42.84mmol、3.00当量)を室温で加えた。得られた混合物を窒素雰囲気下で、50℃で12時間撹拌した。混合物を室温まで冷却し、濃縮して、5.4gの粗製(S)-メチル2-(メチルアミノ)-3-(ピリジン-3-イル)プロパノエートを橙色の油として得た。MS (ESI+) m/z 195 [M+H]+.
(S)-メチル2-(tert-ブトキシカルボニル(メチル)アミノ)-3-(ピリジン-3-イル)プロパノエートの調製。
5.4gの粗製(S)-メチル2-(メチルアミノ)-3-(ピリジン-3-イル)プロパノエート(14.28mmol、1.00当量)の120mLのテトラヒドロフラン及び40mLの水中の溶液に、12gの重炭酸ナトリウム(142.80mmol、10.00当量)及び9.34gの二炭酸ジ-tertブチル(42.84mmol、3.00当量)を室温で加えた。得られた混合物を室温で12時間撹拌した。混合物を100mLの水で希釈し、酢酸エチル(3×200mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、ジクロロメタン:メタノール(40:1))、3gの(S)-メチル2-(tert-ブトキシカルボニル(メチル)アミノ)-3-(ピリジン-3-イル)プロパノエートを黄色の固体として得た(収率71%)。MS (ESI+) m/z 295 [M+H]+.
(S)-2-(tert-ブトキシカルボニル(メチル)アミノ)-3-(ピリジン-3-イル)プロパン酸の調製。
3gの(S)-メチル2-(tert-ブトキシカルボニル(メチル)アミノ)-3-(ピリジン-3-イル)プロパノエート(10.17mmol、1.00当量)の40mLのテトラヒドロフラン及び10mLの水中の溶液に、0.73gの水酸化リチウム(30.51mmol、3.00当量)を室温で加えた。得られた混合物を室温で12時間撹拌した。混合物を真空下で濃縮した。残渣を50mLの水で希釈し、次いで1Nの塩化水素(水溶液)でpH3に調整した。混合物を酢酸エチル(3×100mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×100mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を濃縮して、2gの(S)-2-(tert-ブトキシカルボニル(メチル)アミノ)-3-(ピリジン-3-イル)プロパン酸を黄色の油として得た(収率70%)。MS (ESI+) m/z 281 [M+H]+.
(S)-tert-ブチル1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-(ピリジン-3-イル)プロパン-2-イル(メチル)カルバメートの調製。
2gの(S)-2-(tert-ブトキシカルボニル(メチル)アミノ)-3-(ピリジン-3-イル)プロパン酸(7.14mmol、1.00当量)、1.69gの4-(ベンジルチオ)ベンゼンアミン(7.85mmol、1.10当量)、及び5.64gのピリジン(71.40mmol、10.00当量)の40mLのN,N-ジメチルホルムアミド中の溶液に、18.42gのプロパンホスホン酸環状無水物の酢酸エチル中の溶液(50%、35.70mmol、5.00当量)を0℃で滴加した。得られた混合物を0℃で4時間撹拌した。混合物を100mLの水で希釈し、酢酸エチル(3×200mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(3×100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、ジクロロメタン:メタノール(20:1))、2.2gの(S)-tert-ブチル1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-(ピリジン-3-イル)プロパン-2-イル(メチル)カルバメートを黄色の固体として得た(収率65%)。MS (ESI+) m/z 478 [M+H]+.
(S)-N-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-2-(メチルアミノ)-3-(ピリジン-3-イル)プロパンアミド二塩酸塩の調製。
2.2gの(S)-tert-ブチル1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-(ピリジン-3-イル)プロパン-2-イル(メチル)カルバメート(4.61mmol、1.00当量)の20mLの1,4-ジオキサン中塩酸(4.0M)中の混合物を室温で2時間撹拌した。混合物を濃縮して、2.07gの(S)-N-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-2-(メチルアミノ)-3-(ピリジン-3-イル)プロパンアミド二塩酸塩を淡黄色の固体として得た(収率100%)。MS (ESI+) m/z 378 [M+H]+.
(S)-N-(1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-(ピリジン-3-イル)プロパン-2-イル)-4-フルオロ-N-メチルベンズアミドの調製。
2.07gの(S)-N-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-2-(メチルアミノ)-3-(ピリジン-3-イル)プロパンアミド二塩酸塩(4.61mmol、1.00当量)及び2.79gのトリエチルアミン(27.66mmol、6.00当量)の20mLのジクロロメタン中の溶液に、874mgの4-フルオロベンゾイルクロリド(5.53mmol、1.20当量)を0℃で滴加した。得られた混合物を0℃で2時間撹拌した。得られた混合物を20mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×30mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×30mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、ジクロロメタン:メタノール(15:1))、1.45gの(S)-N-(1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-(ピリジン-3-イル)プロパン-2-イル)-4-フルオロ-N-メチルベンズアミドを黄色の固体として得た(収率63%)。MS (ESI+) m/z 500 [M+H]+.
(S)-4-(2-(4-フルオロ-N-メチルベンズアミド)-3-(ピリジン-3-イル)プロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリドの調製。
1.45gの(S)-N-(1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-(ピリジン-3-イル)プロパン-2-イル)-4-フルオロ-N-メチルベンズアミド(2.90mmol、1.00当量)の12mLの酢酸及び4mLの水中の溶液に、1.55gのN-クロロスクシンイミド(11.6mmol、4.00当量)を0℃で加えた。得られた混合物を0℃で2時間撹拌した。混合物を30mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×50mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×50mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を濃縮して、0.66gの(S)-4-(2-(4-フルオロ-N-メチルベンズアミド)-3-(ピリジン-3-イル)プロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリドを白色の固体として得た(収率48%)。MS (ESI+) m/z 476 [M+H]+.
(S)-4-フルオロ-N-メチル-N-(1-(4-(N-オキセタン-3-イルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-(ピリジン-3-イル)プロパン-2-イル)ベンズアミド(I-89)の調製。
229.95mgのオキセタン-3-アミン(3.15mmol、5.0当量)及び406.35mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(3.15mmol、5.00当量)の10mLのジクロロメタン中の混合物に、300mgの(S)-4-(2-(4-フルオロ-N-メチルベンズアミド)-3-(ピリジン-3-イル)プロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリド(0.63mmol、1.00当量)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌した。混合物を10mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×30mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。粗生成物を以下の条件で分取HPLCによって精製した:カラム:YMC-Actus Triart C18、30*250mm、5um、移動相:水(10% NH4HCO3+0.1% NH3
.H2O)及びACN(15% ACNから35%まで7分間);UV検出254/220nm。生成物を含む画分を合わせ、一部真空中で蒸発させ、一晩凍結乾燥して、88.7mgの(S)-4-フルオロ-N-メチル-N-(1-(4-(N-オキセタン-3-イルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-(ピリジン-3-イル)プロパン-2-イル)ベンズアミドを白色の固体として得た。
I-89の調製でこの一般的手順を用いて、最後のステップで適切なアミンを置換することにより、以下の化合物を調製した。
実施例56:(S)-N-(1-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)-2-メチルフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-93)。
ベンジル(3-メチル-4-ニトロフェニル)スルファンの調製。
8.6gの4-クロロ-2-メチル-1-ニトロベンゼン(50mmol、1.00当量)及び13.8gの炭酸カリウム(100mmol、2.00当量)の300mLの無水N,N-ジメチルホルムアミド中の溶液に、7.44gのフェニルメタンチオール(60mmol、1.20当量)を室温で滴加した。得られた混合物を60℃で12時間撹拌した。混合物を室温まで冷却し、500mLの水で希釈し、酢酸エチル(3×500mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(3×200mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(8:1))、8.8gのベンジル(3-メチル-4-ニトロフェニル)スルファンを黄色の固体として得た(収率68%)。MS (ESI+) m/z 260 [M+H]+.
4-(ベンジルチオ)-2-メチルベンゼンアミンの調製。
8.8gのベンジル(3-メチル-4-ニトロフェニル)スルファン(33.85mmol、1.00当量)の200mLのメタノール中の溶液に、9.05gの塩化アンモニウム(169.25mmol、5.00当量)及び8.6gの亜鉛(135.4mmol、4.00当量)を室温で加えた。得られた混合物を窒素雰囲気下で、70℃で2時間撹拌した。混合物を室温まで冷却し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。残渣を50mLの水で希釈し、次いで重炭酸ナトリウム(水溶液)でpH9に調整した。混合物を酢酸エチル(3×200mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(2×100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(5:1))、4.75gの4-(ベンジルチオ)-2-メチルベンゼンアミンを橙色の油として得た(収率61%)。MS (ESI+) m/z 230 [M+H]+.
(S)-tert-ブチル1-(4-(ベンジルチオ)-2-メチルフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメートの調製。
2.3gの4-(ベンジルチオ)-2-メチルベンゼンアミン(10mmol、1.00当量)、2.65gの(S)-2-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-3-フェニルプロパン酸(10mmol、1.00当量)、及び7.9gのピリジン(100mmol、10.00当量)の30mLのN,N-ジメチルホルムアミド中の溶液に、25.8gのプロパンホスホン酸環状無水物の酢酸エチル中の溶液(50%、50mmol、5.00当量)を0℃で滴加した。得られた混合物を0℃で4時間撹拌した。混合物を100mLの水で希釈し、酢酸エチル(3×200mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(3×100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(2:1))、3gの(S)-tert-ブチル1-(4-(ベンジルチオ)-2-メチルフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメートを黄色の固体として得た(収率63%)。MS (ESI+) m/z 421 [M-56+H]+.
(S)-2-アミノ-N-(4-(ベンジルチオ)-2-メチルフェニル)-3-フェニルプロパンアミド塩酸塩の調製。
3gの(S)-tert-ブチル1-(4-(ベンジルチオ)-2-メチルフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメート(6.3mmol、1.00当量)の30mLの1,4-ジオキサン中塩酸(4.0M)中の混合物を室温で3時間撹拌した。混合物を濃縮して、2.6gの(S)-2-アミノ-N-(4-(ベンジルチオ)-2-メチルフェニル)-3-フェニルプロパンアミド塩酸塩を淡黄色の固体として得た(収率100%)。MS (ESI+) m/z 377 [M+H]+.
(S)-N-(1-(4-(ベンジルチオ)-2-メチルフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミドの調製。
1.3gの(S)-2-アミノ-N-(4-(ベンジルチオ)-2-メチルフェニル)-3-フェニルプロパンアミド塩酸塩(3.15mmol、1.00当量)及び1.91gのトリエチルアミン(18.9mmol、6.00当量)の20mLのジクロロメタン中の溶液に、597.2mgの4-フルオロベンゾイルクロリド(3.78mmol、1.20当量)を0℃で滴加した。得られた混合物を0℃で2時間撹拌した。得られた混合物を20mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×30mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×30mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(1:1))、1.11gの(S)-N-(1-(4-(ベンジルチオ)-2-メチルフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミドを黄色の固体として得た(収率71%)。MS (ESI+) m/z 499 [M+H]+.
(S)-4-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)-3-メチルベンゼン-1-スルホニルクロリドの調製。
1.11gの(S)-N-(1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロ-N-メチルベンズアミド(2.23mmol、1.00当量)の9mLの酢酸及び3mLの水中の溶液に、1.19gのN-クロロスクシンイミド(8.92mmol、4.00当量)を0℃で加えた。得られた混合物を0℃で1時間撹拌した。混合物を10mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×30mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を濃縮して、0.65gの(S)-4-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)-3-メチルベンゼン-1-スルホニルクロリドを白色の固体として得た(収率61%)。MS (ESI+) m/z 475及び477 [M+H]+.
(S)-N-(1-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)-2-メチルフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-93)の調製。
76.65mgの2-メチルプロパン-2-アミン(1.05mmol、5.0当量)及び135.45mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.05mmol、5.00当量)の10mLのジクロロメタン中の混合物に、100mgの(S)-4-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)-3-メチルベンゼン-1-スルホニルクロリド(0.21mmol、1.00当量)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌した。混合物を10mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×30mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。粗生成物を以下の条件で分取HPLCによって精製した:カラム:YMC-Actus Triart C18、30*250mm、5um、移動相:水(10% NH4HCO3+0.1% NH3-H2O)及びACN(35% ACNから65%まで7分間);UV検出254/220nm。生成物を含む画分を合わせ、一部真空中で蒸発させ、一晩凍結乾燥して、54.2mgの(S)-N-(1-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)-2-メチルフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-93)を白色の固体として得た(収率51%)。MS (ESI+, m/z) 512 [M+H]+;1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.90-7.85 (m, 2H), 7.72-7.64 (m, 3H), 7.41-7.15 (m, 7H), 5.00 (t, 1H), 3.29-3.18 (m, 2H), 2.17 (s, 3H), 1.17 (s, 9H).
実施例57:(S)-3-フルオロ-N-(1-(4-(N-オキセタン-3-イルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)ベンズアミド(I-94)。
(S)-N-(1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-3-フルオロベンズアミドの調製。
1.25gの(S)-2-アミノ-N-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-3-フェニルプロパンアミド塩酸塩(3.15mmol、1.00当量)及び1.91gのトリエチルアミン(18.9mmol、6.00当量)の20mLのジクロロメタン中の溶液に、597.2mgの3-フルオロベンゾイルクロリド(3.78mmol、1.20当量)を0℃で滴加した。得られた混合物を0℃で2時間撹拌した。得られた混合物を20mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×30mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×30mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(1:1))、1gの(S)-N-(1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-3-フルオロベンズアミドを黄色の固体として得た(収率66%)。MS (ESI+) m/z 485 [M+H]+.
(S)-4-(2-(3-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリドの調製。
1gの(S)-N-(1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-3-フルオロベンズアミド(2.06mmol、1.00当量)の9mL酢酸及び3mL水中の溶液に、1.1gのN-クロロスクシンイミド(8.24mmol、4.00当量)を0℃で加えた。得られた混合物を0℃で1時間撹拌した。混合物を10mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×30mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を濃縮して、0.55gの(S)-4-(2-(3-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリドを白色の固体として得た(収率58%)。MS (ESI+) m/z 461及び463 [M+H]+.
(S)-3-フルオロ-N-(1-(4-(N-オキセタン-3-イルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)ベンズアミドの調製。
80.3mgのオキセタン-3-アミン(1.1mmol、5.0当量)及び141.9mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.1mmol、5.00当量)の10mLのジクロロメタン中の混合物に、100mgの(S)-4-(2-(3-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリド(0.22mmol、1.00当量)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌した。混合物を10mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×30mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。粗生成物を以下の条件で分取HPLCによって精製した:カラム:YMC-Actus Triart C18、30*250mm、5um、移動相:水(10% NH4HCO3+0.1% NH3-H2O)及びACN(35% ACNから65%まで7分間);UV検出254/220nm。生成物を含む画分を合わせ、一部真空中で蒸発させ、一晩凍結乾燥して、49.8mgの(S)-3-フルオロ-N-(1-(4-(N-オキセタン-3-イルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)ベンズアミド(I-94)を白色の固体として得た。
I-94の調製でこの一般的手順を用いて、最後のステップで適切なアミンを置換することにより、以下の化合物を調製した。
実施例58:(S)-N-(1-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)-3-メチルフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-96)。
ベンジル(2-メチル-4-ニトロフェニル)スルファンの調製。
10.8gの1-ブロモ-2-メチル-4-ニトロベンゼン(50mmol、1.00当量)及び13.8gの炭酸カリウム(100mmol、2.00当量)の300mLの無水N,N-ジメチルホルムアミド中の溶液に、7.44gのフェニルメタンチオール(60mmol、1.20当量)を室温で滴加した。得られた混合物を60℃で12時間撹拌した。混合物を室温まで冷却し、500mLの水で希釈し、酢酸エチル(3×500mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(3×200mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(8:1))、8.6gのベンジル(2-メチル-4-ニトロフェニル)スルファンを黄色の固体として得た(収率66%)。MS (ESI+) m/z 260 [M+H]+.
4-(ベンジルチオ)-3-メチルベンゼンアミンの調製。
8.6gのベンジル(3-メチル-4-ニトロフェニル)スルファン(33.08mmol、1.00当量)の200mLのメタノール中の溶液に、8.85gの塩化アンモニウム(165.4mmol、5.00当量)及び8.4gの亜鉛(132.32mmol、4.00当量)を室温で加えた。得られた混合物を窒素雰囲気下で、70℃で2時間撹拌した。混合物を室温まで冷却し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。残渣を50mLの水で希釈し、次いで重炭酸ナトリウム(水溶液)でpH9に調整した。混合物を酢酸エチル(3×200mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(2×100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(5:1))、4.56gの4-(ベンジルチオ)-3-メチルベンゼンアミンを橙色の油として得た(収率60%)。MS (ESI+) m/z 230 [M+H]+.
(S)-tert-ブチル1-(4-(ベンジルチオ)-3-メチルフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメートの調製。
2.3gの4-(ベンジルチオ)-3-メチルベンゼンアミン(10mmol、1.00当量)、2.65gの(S)-2-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-3-フェニルプロパン酸(10mmol、1.00当量)、及び7.9gのピリジン(100mmol、10.00当量)の30mLのN,N-ジメチルホルムアミド中の溶液に、25.8gのプロパンホスホン酸環状無水物の酢酸エチル中の溶液(50%、50mmol、5.00当量)を0℃で滴加した。得られた混合物を0℃で4時間撹拌した。混合物を100mLの水で希釈し、酢酸エチル(3×200mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(3×100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(2:1))、3gの(S)-tert-ブチル1-(4-(ベンジルチオ)-3-メチルフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメートを黄色の固体として得た(収率63%)。MS (ESI+) m/z 421 [M-56+H]+.
(S)-2-アミノ-N-(4-(ベンジルチオ)-3-メチルフェニル)-3-フェニルプロパンアミド塩酸塩の調製。
3gの(S)-tert-ブチル1-(4-(ベンジルチオ)-3-メチルフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメート(6.3mmol、1.00当量)の30mLの1,4-ジオキサン中塩酸(4.0M)中の混合物を室温で3時間撹拌した。混合物を濃縮して、2.6gの(S)-2-アミノ-N-(4-(ベンジルチオ)-3-メチルフェニル)-3-フェニルプロパンアミド塩酸塩を淡黄色の固体として得た(収率100%)。MS (ESI+) m/z 377 [M+H]+.
(S)-N-(1-(4-(ベンジルチオ)-3-メチルフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミドの調製。
1.3gの(S)-2-アミノ-N-(4-(ベンジルチオ)-3-メチルフェニル)-3-フェニルプロパンアミド塩酸塩(3.15mmol、1.00当量)及び1.91gのトリエチルアミン(18.9mmol、6.00当量)の20mLのジクロロメタン中の溶液に、597.2mgの4-フルオロベンゾイルクロリド(3.78mmol、1.20当量)を0℃で滴加した。得られた混合物を0℃で2時間撹拌した。得られた混合物を20mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×30mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×30mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(1:1))、1.08gの(S)-N-(1-(4-(ベンジルチオ)-3-メチルフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミドを黄色の固体として得た(収率69%)。MS (ESI+) m/z 499 [M+H]+.
(S)-4-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)-2-メチルベンゼン-1-スルホニルクロリドの調製。
1.08gの(S)-N-(1-(4-(ベンジルチオ)-3-メチルフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(2.16mmol、1.00当量)の9mLの酢酸及び3mLの水中の溶液に、1.15gのN-クロロスクシンイミド(8.64mmol、4.00当量)を0℃で加えた。得られた混合物を0℃で1時間撹拌した。混合物を10mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×30mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を濃縮して、0.6gの(S)-4-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)-2-メチルベンゼン-1-スルホニルクロリドを白色の固体として得た(収率58%)。MS (ESI+) m/z 475及び477 [M+H]+.
(S)-N-(1-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)-3-メチルフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-96)の調製。
76.65mgの2-メチルプロパン-2-アミン(1.05mmol、5.0当量)及び135.45mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.05mmol、5.00当量)の10mLのジクロロメタン中の混合物に、100mgの(S)-4-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)-2-メチルベンゼン-1-スルホニルクロリド(0.21mmol、1.00当量)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌した。混合物を10mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×30mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。粗生成物を以下の条件で分取HPLCによって精製した:カラム:YMC-Actus Triart C18、30*250mm、5um、移動相:水(10% NH4HCO3+0.1% NH3-H2O)及びACN(35% ACNから65%まで7分間);UV検出254/220nm。生成物を含む画分を合わせ、一部真空中で蒸発させ、一晩凍結乾燥して、60.2mgの(S)-N-(1-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)-3-メチルフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-96)を白色の固体として得た(収率56%)。MS (ESI+, m/z) 512 [M+H]+;1H NMR (400 MHz, d6-DMSO) δ 10.50 (s, 1H), 8.85 (d, 1H), 7.95-7.80 (m, 3H), 7.66-7.60 (m, 2H), 7.46-7.19 (m, 8H), 4.86-4.80 (m, 1H), 3.24-3.18 (m, 2H), 2.56 (s, 3H), 1.09 (s, 9H).
実施例59:(S)-N-(1-(4-(N-ビシクロ[1.1.1]ペンタン-1-イルスルファモイル)-2-メチルフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-5-フルオロピコリンアミド(I-97)。
(S)-N-(1-(4-(ベンジルチオ)-2-メチルフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-5-フルオロピコリンアミドの調製。
1.3gの(S)-2-アミノ-N-(4-(ベンジルチオ)-2-メチルフェニル)-3-フェニルプロパンアミド塩酸塩(3.15mmol、1.00当量)及び2.44gのDIEA(18.9mmol、6.00当量)の20mLのジクロロメタン中の溶液に、533mgの5-フルオロピコリン酸(3.78mmol、1.20当量)及び1.44gのHATU(3.78mmol、1.20当量)を室温で加えた。得られた混合物を室温で2時間撹拌した。得られた混合物を20mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×30mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×30mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(1:1))、1.07gの(S)-N-(1-(4-(ベンジルチオ)-2-メチルフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-5-フルオロピコリンアミドを黄色の固体として得た(収率68%)。MS (ESI+) m/z 500 [M+H]+.
(S)-4-(2-(5-フルオロピコリンアミド)-3-フェニルプロパンアミド)-3-メチルベンゼン-1-スルホニルクロリドの調製。
1.07gの(S)-N-(1-(4-(ベンジルチオ)-2-メチルフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-5-フルオロピコリンアミド(2.14mmol、1.00当量)の9mLの酢酸及び3mLの水中の溶液に、1.14gのN-クロロスクシンイミド(8.56mmol、4.00当量)を0℃で加えた。得られた混合物を0℃で1時間撹拌した。混合物を10mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×30mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を濃縮して、0.57gの(S)-4-(2-(5-フルオロピコリンアミド)-3-フェニルプロパンアミド)-3-メチルベンゼン-1-スルホニルクロリドを白色の固体として得た(収率56%)。MS (ESI+) m/z 476及び478 [M+H]+.
(S)-N-(1-(4-(N-ビシクロ[1.1.1]ペンタン-1-イルスルファモイル)-2-メチルフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-5-フルオロピコリンアミドの調製。
126mgのビシクロ[1.1.1]ペンタン-1-アミン塩酸塩(1.05mmol、5.0当量)及び135.45mgのN,N-ジイソピルエチルアミン(1.05mmol、5.00当量)の10mLのジクロロメタン中の混合物に、100mgの(S)-4-(2-(5-フルオロピコリンアミド)-3-フェニルプロパンアミド)-3-メチルベンゼン-1-スルホニルクロリド(0.21mmol、1.00当量)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌した。混合物を10mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×30mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。粗生成物を以下の条件で分取HPLCによって精製した:カラム:YMC-Actus Triart C18、30*250mm、5um、移動相:水(10% NH4HCO3+0.1% NH3-H2O)及びACN(35% ACNから65%まで7分間);UV検出254/220nm。生成物を含む画分を合わせ、一部真空中で蒸発させ、一晩凍結乾燥して、19.3mgの(S)-N-(1-(4-(N-ビシクロ[1.1.1]ペンタン-1-イルスルファモイル)-2-メチルフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-5-フルオロピコリンアミド(I-97)を白色の固体として得た(収率18%)。MS (ESI+, m/z) 523 [M+H]+;1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 8.56 (s, 1H), 8.17 (dd, 1H), 7.78 (t, 1H), 7.76-7.65 (m, 3H), 7.41-7.20 (m, 5H), 5.07 (t, 1H), 3.29-3.25 (m, 2H), 2.29 (s, 1H), 2.18 (s, 3H), 1.84 (s, 6H).
実施例60:(S)-N-(1-(4-(N-ビシクロ[1.1.1]ペンタン-1-イルスルファモイル)-3-メチルフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-5-フルオロピコリンアミド(I-98)。
(S)-N-(1-(4-(ベンジルチオ)-3-メチルフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-5-フルオロピコリンアミドの調製。
1.3gの(S)-2-アミノ-N-(4-(ベンジルチオ)-3-メチルフェニル)-3-フェニルプロパンアミド塩酸塩(3.15mmol、1.00当量)及び2.44gのDIEA(18.9mmol、6.00当量)の20mLのジクロロメタン中の溶液に、533mgの5-フルオロピコリン酸(3.78mmol、1.20当量)及び1.44gのHATU(3.78mmol、1.20当量)を室温で加えた。得られた混合物を室温で2時間撹拌した。得られた混合物を20mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×30mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×30mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(1:1))、1.05gの(S)-N-(1-(4-(ベンジルチオ)-3-メチルフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-5-フルオロピコリンアミドを黄色の固体として得た(収率67%)。MS (ESI+) m/z 500 [M+H]+.
(S)-4-(2-(5-フルオロピコリンアミド)-3-フェニルプロパンアミド)-2-メチルベンゼン-1-スルホニルクロリドの調製。
1.05gの(S)-N-(1-(4-(ベンジルチオ)-3-メチルフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-5-フルオロピコリンアミド(2.1mmol、1.00当量)の9mLの酢酸及び3mLの水中の溶液に、1.12gのN-クロロスクシンイミド(8.4mmol、4.0当量)を0℃で加えた。得られた混合物を0℃で1時間撹拌した。混合物を10mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×30mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を濃縮して、0.55gの(S)-4-(2-(5-フルオロピコリンアミド)-3-フェニルプロパンアミド)-2-メチルベンゼン-1-スルホニルクロリドを白色の固体として得た(収率55%)。MS (ESI+) m/z 476及び478 [M+H]+.
(S)-N-(1-(4-(N-ビシクロ[1.1.1]ペンタン-1-イルスルファモイル)-3-メチルフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-5-フルオロピコリンアミドの調製。
126mgのビシクロ[1.1.1]ペンタン-1-アミン塩酸塩(1.05mmol、5.0当量)及び135.45mgのN,N-ジイソピルエチルアミン(1.05mmol、5.00当量)の10mLのジクロロメタン中の混合物に、100mgの(S)-4-(2-(5-フルオロピコリンアミド)-3-フェニルプロパンアミド)-2-メチルベンゼン-1-スルホニルクロリド(0.21mmol、1.00当量)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌した。混合物を10mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×30mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。粗生成物を以下の条件で分取HPLCによって精製した:カラム:YMC-Actus Triart C18、30*250mm、5um、移動相:水(10% NH4HCO3+0.1% NH3-H2O)及びACN(35% ACNから65%まで7分間);UV検出254/220nm。生成物を含む画分を合わせ、一部真空中で蒸発させ、一晩凍結乾燥して、33.6mgの(S)-N-(1-(4-(N-ビシクロ[1.1.1]ペンタン-1-イルスルファモイル)-3-メチルフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-5-フルオロピコリンアミド(I-98)を白色の固体として得た(収率31%)。MS (ESI+, m/z) 523 [M+H]+;1H NMR (400 MHz, d6-DMSO) δ 10.54 (s, 1H), 8.76 (d, 1H), 8.69 (d, 1H), 8.50 (s, 1H), 8.08-8.05 (m, 1H), 7.96-7.88 (m, 1H), 7.84-7.78 (m, 1H), 7.65-7.60 (m, 2H), 7.32-7.16 (m, 5H), 4.96-4.91 (m, 1H), 3.29-3.25 (m, 2H), 2.51 (s, 3H), 2.25 (s, 1H), 1.68 (s, 6H).
実施例61:(S)-N-(1-(4-(N-ビシクロ[1.1.1]ペンタン-1-イルスルファモイル)-3-シアノフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-166)。
2-(ベンジルチオ)-5-ニトロベンゾニトリルの調製。
8.3gの2-フルオロ-5-ニトロベンゾニトリル(50mmol、1.00当量)及び13.8gの炭酸カリウム(100mmol、2.00当量)の300mLの無水N,N-ジメチルホルムアミド中の溶液に、7.44gのフェニルメタンチオール(60mmol、1.20当量)を室温で滴加した。得られた混合物を60℃で12時間撹拌した。混合物を室温まで冷却し、500mLの水で希釈し、酢酸エチル(3×500mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(3×200mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(5:1))、8.1gの2-(ベンジルチオ)-5-ニトロベンゾニトリルを黄色の固体として得た(収率60%)。MS (ESI+) m/z 271 [M+H]+.
5-アミノ-2-(ベンジルチオ)ベンゾニトリルの調製。
8.1gの2-(ベンジルチオ)-5-ニトロベンゾニトリル(30mmol、1.00当量)の200mLのメタノール中の溶液に、8.03gの塩化アンモニウム(150mmol、5.00当量)及び7.62gの亜鉛(120mmol、4.00当量)を室温で加えた。得られた混合物を窒素雰囲気下で、70℃で2時間撹拌した。混合物を室温まで冷却し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。残渣を50mLの水で希釈し、次いで重炭酸ナトリウム(水溶液)でpH9に調整した。混合物を酢酸エチル(3×200mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(2×100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(2:1))、4.2gの5-アミノ-2-(ベンジルチオ)ベンゾニトリルを橙色の油として得た(収率58%)。MS (ESI+) m/z 241 [M+H]+.
(S)-tert-ブチル1-(4-(ベンジルチオ)-3-シアノフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメートの調製。
1.9gの(S)-2-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-3-フェニルプロパン酸(7.14mmol、1.00当量)、1.88gの4-(ベンジルチオ)-3-クロロベンゼンアミン(7.85mmol、1.10当量)、及び5.64gのピリジン(71.40mmol、10.00当量)の40mLのN,N-ジメチルホルムアミド中の溶液に、18.42gのプロパンホスホン酸環状無水物の酢酸エチル中の溶液(50%、35.70mmol、5.00当量)を0℃で滴加した。得られた混合物を0℃で4時間撹拌した。混合物を100mLの水で希釈し、酢酸エチル(3×200mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(3×100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(3:1))、2.2gの(S)-tert-ブチル1-(4-(ベンジルチオ)-3-シアノフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメートを黄色の固体として得た(収率63%)。MS (ESI+) m/z 488 [M+H]+.
(S)-2-アミノ-N-(4-(ベンジルチオ)-3-シアノフェニル)-3-フェニルプロパンアミド塩酸塩の調製。
2.2gの(S)-tert-ブチル1-(4-(ベンジルチオ)-3-シアノフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメート(4.5mmol、1.00当量)の20mLの1,4-ジオキサン中塩酸(4.0M)中の混合物を室温で2時間撹拌した。混合物を濃縮して、1.92gの(S)-2-アミノ-N-(4-(ベンジルチオ)-3-シアノフェニル)-3-フェニルプロパンアミド塩酸塩を淡黄色の固体として得た(収率100%)。MS (ESI+) m/z 388 [M+H]+.
(S)-N-(1-(4-(ベンジルチオ)-3-シアノフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミドの調製。
1.92gの(S)-2-アミノ-N-(4-(ベンジルチオ)-3-シアノフェニル)-3-フェニルプロパンアミド塩酸塩(4.5mmol、1.00当量)及び2.72gのトリエチルアミン(27mmol、6.00当量)の20mLのジクロロメタン中の溶液に、854mgの4-フルオロベンゾイルクロリド(5.4mmol、1.20当量)を0℃で滴加した。得られた混合物を0℃で2時間撹拌した。得られた混合物を20mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×30mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×30mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(1:1))、1.46gの(S)-N-(1-(4-(ベンジルチオ)-3-シアノフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミドを黄色の固体として得た(収率64%)。MS (ESI+) m/z 510 [M+H]+.
(S)-2-シアノ-4-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリドの調製。
1.46gの(S)-N-(1-(4-(ベンジルチオ)-3-シアノフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(2.87mmol、1.00当量)の12mLの酢酸及び4mLの水中の溶液に、1.53gのN-クロロスクシンイミド(11.48mmol、4.00当量)を0℃で加えた。得られた混合物を0℃で2時間撹拌した。混合物を30mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×50mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×50mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を濃縮して、0.57gの(S)-2-シアノ-4-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリドを白色の固体として得た(収率41%)。MS (ESI+) m/z 486 [M+H]+.
(S)-N-(1-(4-(N-ビシクロ[1.1.1]ペンタン-1-イルスルファモイル)-3-シアノフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-166)の調製。
123.6mgのビシクロ[1.1.1]ペンタン-1-アミン塩酸塩(1.03mmol、5.0当量)及び132.87mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.03mmol、5.00当量)の10mLのジクロロメタン中の混合物に、100mgの(S)-2-シアノ-4-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリド(0.206mmol、1.00当量)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌した。混合物を10mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×30mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。粗生成物を以下の条件で分取HPLCによって精製した:カラム:YMC-Actus Triart C18、30*250mm、5um、移動相:水(10% NH4HCO3+0.1% NH3
.H2O)及びACN(28% ACNから42%まで7分間);UV検出254/220nm。生成物を含む画分を合わせ、一部真空中で蒸発させ、一晩凍結乾燥して、48.6mgの(S)-N-(1-(4-(N-ビシクロ[1.1.1]ペンタン-1-イルスルファモイル)-3-シアノフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-166)を白色の固体として得た。
このI-166の調製の一般的手順を用いて、最後のステップで適切なアミンを置換することにより、以下の化合物を調製した。
実施例62:N-(4-(N-エチルスルファモイル)フェニル)-2-(4-フルオロベンズアミド)-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-2-カルボキサミド
2-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-2-カルボン酸の調製。
3.54gの2-アミノ-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-2-カルボン酸(20mmol、1.00当量)及び1.6gの水酸化ナトリウム(40mmol、2.00当量)の50mLのテトラヒドロフラン及び10mLの水中の溶液に、8.72gの二炭酸ジ-tert-ブチル(40mmol、2.00当量)を室温で加えた。得られた混合物を室温で12時間撹拌した。混合物を真空中で濃縮し、100mLの水で希釈した。溶液のpH値を1Nの塩酸で3に調整した。混合物を酢酸エチル(3×200mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×200mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(1:1))、5.3gの2-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-2-カルボン酸を白色の固体として得た(収率48%)。MS (ESI+) m/z 276 [M-H]-.
tert-ブチル2-(4-(ベンジルチオ)フェニルカルバモイル)-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-2-イルカルバメートの調製。
2.15gの4-(ベンジルチオ)ベンゼンアミン(10mmol、1.00当量)及び2.77gの2-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-2-カルボン酸(10mmol、1.00当量)の50mLのジクロロメタン中の溶液に、3.87gのDIEA(30mmol、3.00当量)及び4.56gのHATU(12mmol、1.20当量)を室温で加えた。得られた混合物を室温で2時間撹拌した。混合物を50mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×100mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(4:1))、2.9gのtert-ブチル2-(4-(ベンジルチオ)フェニルカルバモイル)-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-2-イルカルバメートを黄色の固体として得た(収率61%)。MS (ESI+) m/z 475 [M+H]+.
2-アミノ-N-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-2-カルボキサミド塩酸塩の調製。
2.9gのtert-ブチル2-(4-(ベンジルチオ)フェニルカルバモイル)-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-2-イルカルバメート(6.1mmol、1.00当量)の30mLの1,4-ジオキサン中塩酸(4.0M)中の混合物を室温で3時間撹拌した。混合物を濃縮して、2.5gの2-アミノ-N-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-2-カルボキサミド塩酸塩を淡黄色の固体として得た(収率100%)。MS (ESI+) m/z 375 [M+H]+.
N-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-2-(4-フルオロベンズアミド)-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-2-カルボキサミドの調製。
1.29gの2-アミノ-N-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-2-カルボキサミド塩酸塩(3.15mmol、1.00当量)及び1.91gのトリエチルアミン(18.9mmol、6.00当量)の20mLのジクロロメタン中の溶液に、597.2mgの4-フルオロベンゾイルクロリド(3.78mmol、1.20当量)を0℃で滴加した。得られた混合物を0℃で2時間撹拌した。得られた混合物を20mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×30mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×30mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(2:1))、1.03gのN-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-2-(4-フルオロベンズアミド)-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-2-カルボキサミドを黄色の固体として得た(収率66%)。MS (ESI+) m/z 497 [M+H]+.
4-(2-(4-フルオロベンズアミド)-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-2-カルボキサミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリドの調製。
1.03gのN-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-2-(4-フルオロベンズアミド)-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-2-カルボキサミド(2.07mmol、1.00当量)の9mLの酢酸及び3mLの水中の溶液に、1.1gのN-クロロスクシンイミド(8.28mmol、4.00当量)を0℃で加えた。得られた混合物を0℃で1時間撹拌した。混合物を10mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×30mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を濃縮して、0.64gの4-(2-(4-フルオロベンズアミド)-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-2-カルボキサミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリドを白色の固体として得た(収率65%)。MS (ESI+) m/z 473及び475 [M+H]+.
N-(4-(N-エチルスルファモイル)フェニル)-2-(4-フルオロベンズアミド)-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-2-カルボキサミド(I-100)の調製。
85.05mgのエタンアミン塩酸塩(1.05mmol、5.0当量)及び135.45mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.05mmol、5.00当量)の10mLのジクロロメタン中の混合物に、100mgの4-(2-(4-フルオロベンズアミド)-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-2-カルボキサミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリド(0.21mmol、1.00当量)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌した。混合物を10mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×30mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。粗生成物を以下の条件で分取HPLCによって精製した:カラム:YMC-Actus Triart C18、30*250mm、5um、移動相:水(10% NH4HCO3+0.1% NH3-H2O)及びACN(31% ACNから52%まで7分間);UV検出254/220nm。生成物を含む画分を合わせ、一部真空中で蒸発させ、一晩凍結乾燥して、43mgのN-(4-(N-エチルスルファモイル)フェニル)-2-(4-フルオロベンズアミド)-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-2-カルボキサミド(I-100)を白色の固体として得た。
I-100の調製でこの一般的手順を用いて、最後のステップで適切なアミンを置換することにより、以下の化合物を調製した。
実施例63:(S)-N-(1-(6-(N-ビシクロ[1.1.1]ペンタン-1-イルスルファモイル)ピリジン-3-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-104)。
2-(ベンジルチオ)-5-ニトロピリジンの調製。
7.9gの2-クロロ-5-ニトロピリジン(50mmol、1.00当量)及び13.8gの炭酸カリウム(100mmol、2.00当量)の300mLの無水N,N-ジメチルホルムアミド中の溶液に、7.44gのフェニルメタンチオール(60mmol、1.20当量)を室温で滴加した。得られた混合物を60℃で12時間撹拌した。混合物を室温まで冷却し、500mLの水で希釈し、酢酸エチル(3×500mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(3×200mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(5:1))、8.33gの2-(ベンジルチオ)-5-ニトロピリジンを黄色の固体として得た(収率68%)。MS (ESI+) m/z 247 [M+H]+.
6-(ベンジルチオ)ピリジン-3-アミンの調製。
8.33gの2-(ベンジルチオ)-5-ニトロピリジン(33.85mmol、1.00当量)の200mLのメタノール中の溶液に、9.05gの塩化アンモニウム(169.25mmol、5.00当量)及び8.6gの亜鉛(135.4mmol、4.00当量)を室温で加えた。得られた混合物を窒素雰囲気下で、70℃で2時間撹拌した。混合物を室温まで冷却し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。残渣を50mLの水で希釈し、次いで重炭酸ナトリウム(水溶液)でpH9に調整した。混合物を酢酸エチル(3×200mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(2×100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(2:1))、3.73gの6-(ベンジルチオ)ピリジン-3-アミンを橙色の油として得た(収率51%)。MS (ESI+) m/z 217 [M+H]+.
(S)-tert-ブチル1-(6-(ベンジルチオ)ピリジン-3-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメートの調製。
2.16gの6-(ベンジルチオ)ピリジン-3-アミン(10mmol、1.00当量)、2.65gの(S)-2-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-3-フェニルプロパン酸(10mmol、1.00当量)、及び7.9gのピリジン(100mmol、10.00当量)の30mLのN,N-ジメチルホルムアミド中の溶液に、25.8gのプロパンホスホン酸環状無水物の酢酸エチル中の溶液(50%、50mmol、5.00当量)を0℃で滴加した。得られた混合物を0℃で4時間撹拌した。混合物を100mLの水で希釈し、酢酸エチル(3×200mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(3×100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(1:1))、2.92gの(S)-tert-ブチル1-(6-(ベンジルチオ)ピリジン-3-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメートを黄色の固体として得た(収率63%)。MS (ESI+) m/z 464 [M+H]+.
(S)-2-アミノ-N-(6-(ベンジルチオ)ピリジン-3-イル)-3-フェニルプロパンアミド塩酸塩の調製。
2.92gの(S)-tert-ブチル1-(6-(ベンジルチオ)ピリジン-3-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメート(6.3mmol、1.00当量)の30mLの1,4-ジオキサン中塩酸(4.0M)中の混合物を室温で3時間撹拌した。混合物を濃縮して、2.52gの(S)-2-アミノ-N-(6-(ベンジルチオ)ピリジン-3-イル)-3-フェニルプロパンアミド塩酸塩を淡黄色の固体として得た(収率100%)。MS (ESI+) m/z 364 [M+H]+.
(S)-N-(1-(6-(ベンジルチオ)ピリジン-3-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミドの調製。
1.26gの(S)-2-アミノ-N-(6-(ベンジルチオ)ピリジン-3-イル)-3-フェニルプロパンアミド塩酸塩(3.15mmol、1.00当量)及び1.91gのトリエチルアミン(18.9mmol、6.00当量)の20mLのジクロロメタン中の溶液に、597.2mgの4-フルオロベンゾイルクロリド(3.78mmol、1.20当量)を0℃で滴加した。得られた混合物を0℃で2時間撹拌した。得られた混合物を20mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×30mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×30mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(1:1))、1.08gの(S)-N-(1-(6-(ベンジルチオ)ピリジン-3-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミドを黄色の固体として得た(収率71%)。MS (ESI+) m/z 486 [M+H]+.
(S)-5-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)ピリジン-2-スルホニルクロリドの調製。
1.08gの(S)-N-(1-(6-(ベンジルチオ)ピリジン-3-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(2.23mmol、1.00当量)の9mL酢酸及び3mL水中の溶液に、1.19gのN-クロロスクシンイミド(8.92mmol、4.00当量)を0℃で加えた。得られた混合物を0℃で1時間撹拌した。混合物を10mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×30mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を濃縮して、0.67gの(S)-5-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)ピリジン-2-スルホニルクロリドを白色の固体として得た(収率65%)。MS (ESI+) m/z 462及び464 [M+H]+.
(S)-N-(1-(6-(N-ビシクロ[1.1.1]ペンタン-1-イルスルファモイル)ピリジン-3-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-104)の調製。
132mgのビシクロ[1.1.1]ペンタン-1-アミン塩酸塩(1.1mmol、5.0当量)及び141.9mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.1mmol、5.00当量)の10mLのジクロロメタン中の混合物に、100mgの(S)-5-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)ピリジン-2-スルホニルクロリド(0.22mmol、1.00当量)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌した。混合物を10mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×30mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。粗生成物を以下の条件で分取HPLCによって精製した:カラム:YMC-Actus Triart C18、30*250mm、5um、移動相:水(10% NH4HCO3+0.1% NH3-H2O)及びACN(28% ACNから55%まで7分間);UV検出254/220nm。生成物を含む画分を合わせ、一部真空中で蒸発させ、一晩凍結乾燥して、42.9mgの(S)-N-(1-(6-(N-ビシクロ[1.1.1]ペンタン-1-イルスルファモイル)ピリジン-3-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-104)を白色の固体として得た。
I-104の調製でこの一般的手順を用いて、最後のステップで適切なアミンを置換することにより、以下の化合物を調製した。
実施例64:(S)-N-(1-(5-(N-エチルスルファモイル)ピリジン-2-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-117)。
5-(ベンジルチオ)-2-ニトロピリジンの調製。
7.9gの5-クロロ-2-ニトロピリジン(50mmol、1.00当量)及び13.8gの炭酸カリウム(100mmol、2.00当量)の300mLの無水N,N-ジメチルホルムアミド中の溶液に、7.44gのフェニルメタンチオール(60mmol、1.20当量)を室温で滴加した。得られた混合物を60℃で12時間撹拌した。混合物を室温まで冷却し、500mLの水で希釈し、酢酸エチル(3×500mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(3×200mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(5:1))、8gの5-(ベンジルチオ)-2-ニトロピリジンを黄色の固体として得た(収率65%)。MS (ESI+) m/z 247 [M+H]+.
5-(ベンジルチオ)ピリジン-2-アミンの調製。
8gの5-(ベンジルチオ)-2-ニトロピリジン(32.52mmol、1.00当量)の200mLのメタノール中の溶液に、8.7gの塩化アンモニウム(162.6mmol、5.00当量)及び8.26gの亜鉛(130.08mmol、4.00当量)を室温で加えた。得られた混合物を窒素雰囲気下で、70℃で2時間撹拌した。混合物を室温まで冷却し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。残渣を50mLの水で希釈し、次いで重炭酸ナトリウム(水溶液)でpH9に調整した。混合物を酢酸エチル(3×200mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(2×100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(2:1))、3.52gの5-(ベンジルチオ)ピリジン-2-アミンを橙色の油として得た(収率50%)。MS (ESI+) m/z 217 [M+H]+.
(S)-tert-ブチル1-(5-(ベンジルチオ)ピリジン-2-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメートの調製。
2.16gの5-(ベンジルチオ)ピリジン-2-アミン(10mmol、1.00当量)、2.65gの(S)-2-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-3-フェニルプロパン酸(10mmol、1.00当量)、及び7.9gのピリジン(100mmol、10.00当量)の30mLのN,N-ジメチルホルムアミド中の溶液に、25.8gのプロパンホスホン酸環状無水物の酢酸エチル中の溶液(50%、50mmol、5.00当量)を0℃で滴加した。得られた混合物を0℃で4時間撹拌した。混合物を100mLの水で希釈し、酢酸エチル(3×200mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(3×100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(1:1))、2.83gの(S)-tert-ブチル1-(5-(ベンジルチオ)ピリジン-2-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメートを黄色の固体として得た(収率61%)。MS (ESI+) m/z 464 [M+H]+.
(S)-2-アミノ-N-(5-(ベンジルチオ)ピリジン-2-イル)-3-フェニルプロパンアミド塩酸塩の調製。
2.83gの(S)-tert-ブチル1-(5-(ベンジルチオ)ピリジン-2-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメート(6.11mmol、1.00当量)の30mLの1,4-ジオキサン中塩酸(4.0M)中の混合物を室温で3時間撹拌した。混合物を濃縮して、2.45gの(S)-2-アミノ-N-(5-(ベンジルチオ)ピリジン-2-イル)-3-フェニルプロパンアミド塩酸塩を淡黄色の固体として得た(収率100%)。MS (ESI+) m/z 364 [M+H]+.
(S)-N-(1-(5-(ベンジルチオ)ピリジン-2-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミドの調製。
1.26gの(S)-2-アミノ-N-(5-(ベンジルチオ)ピリジン-2-イル)-3-フェニルプロパンアミド塩酸塩(3.15mmol、1.00当量)及び1.91gのトリエチルアミン(18.9mmol、6.00当量)の20mLのジクロロメタン中の溶液に、597.2mgの4-フルオロベンゾイルクロリド(3.78mmol、1.20当量)を0℃で滴加した。得られた混合物を0℃で2時間撹拌した。得られた混合物を20mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×30mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×30mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(1:1))、1gの(S)-N-(1-(5-(ベンジルチオ)ピリジン-2-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミドを黄色の固体として得た(収率66%)。MS (ESI+) m/z 486 [M+H]+.
(S)-6-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)ピリジン-3-スルホニルクロリドの調製。
1gの(S)-N-(1-(5-(ベンジルチオ)ピリジン-2-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(2.06mmol、1.00当量)の9mL酢酸及び3mL水中の溶液に、1.1gのN-クロロスクシンイミド(8.24mmol、4.00当量)を0℃で加えた。得られた混合物を0℃で1時間撹拌した。混合物を10mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×30mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を濃縮して、0.62gの(S)-6-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)ピリジン-3-スルホニルクロリドを白色の固体として得た(収率65%)。MS (ESI+) m/z 462及び464 [M+H]+.
(S)-N-(1-(5-(N-エチルスルファモイル)ピリジン-2-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-117)の調製。
89.1mgのエタンアミン塩酸塩(1.1mmol、5.0当量)及び141.9mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.1mmol、5.00当量)の10mLのジクロロメタン中の混合物に、100mgの(S)-6-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)ピリジン-3-スルホニルクロリド(0.22mmol、1.00当量)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌した。混合物を10mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×30mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。粗生成物を以下の条件で分取HPLCによって精製した:カラム:YMC-Actus Triart C18、30*250mm、5um、移動相:水(10% NH4HCO3+0.1% NH3-H2O)及びACN(35% ACNから58%まで7分間);UV検出254/220nm。生成物を含む画分を合わせ、一部真空中で蒸発させ、一晩凍結乾燥して、47.5mgの(S)-N-(1-(5-(N-エチルスルファモイル)ピリジン-2-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-117)を白色の固体として得た。
I-117の調製でこの一般的手順を用いて、最後のステップで適切なアミンを置換することにより、以下の化合物を調製した。
実施例65:(S)-N-(1-(5-(N-エチルスルファモイル)ナフタレン-1-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)シクロヘキサンカルボキサミド(I-124)。
5-アセトアミドナフタレン-1-スルホン酸ナトリウムの調製。
6.66gの5-アミノナフタレン-1-スルホン酸(30mmol、1.00当量)の20mLの水中の溶液に、30mLの2Nの水酸化ナトリウム溶液(60mmol、2.00当量)を0℃で滴加した。20分後、真空中で濃縮した。残渣に60mLの無水酢酸を加えた。混合物を100℃で2時間撹拌した。混合物を室温まで冷却し、エタノールに注いだ。粗生成物を沈殿させた。固体を濾過し、真空下で乾燥して、4.23gの5-アセトアミドナフタレン-1-スルホン酸ナトリウムをオフホワイト色の固体として得た(収率50%)。MS (ESI+) m/z 266 [M+H]+.
5-アセトアミドナフタレン-1-スルホニルクロリドの調製。
4.23gの5-アセトアミドナフタレン-1-スルホン酸ナトリウム(14.74mmol、1.00当量)の25mLの塩化スルホン酸中の溶液を室温で12時間撹拌した。混合物を氷水に注いだ。粗生成物を沈殿させた。固体を濾過し、真空下で乾燥して、2.96gの5-アセトアミドナフタレン-1-スルホニルクロリドを白色の固体として得た(収率71%)。MS (ESI+) m/z 284及び286 [M+H]+.
N-(5-(N-エチルスルファモイル)ナフタレン-1-イル)アセトアミドの調製。
0.81gのエタノールアミン塩酸塩(10mmol、1.00当量)、3.87gのDIEA(30mmol、3.00当量)、及び122mgのDMAP(1mmol、0.10当量)の50mLのジクロロメタン中の溶液に、2.83gの5-アセトアミドナフタレン-1-スルホニルクロリド(10mmol、1.00当量)を0℃で加えた。得られた混合物を室温で2時間撹拌した。混合物を100mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×200mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(3×100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(3:1))、2.4gのN-(5-(N-エチルスルファモイル)ナフタレン-1-イル)アセトアミドを黄色の固体として得た(収率82%)。MS (ESI+) m/z 293 [M+H]+.
5-アミノ-N-エチルナフタレン-1-スルホンアミドの調製。
2.4gのN-(5-(N-エチルスルファモイル)ナフタレン-1-イル)アセトアミド(8.22mmol、1.00当量)の30mLのメタノール中の溶液に、13.2mLの5Nの水酸化ナトリウム溶液を加えた。混合物を100℃で2時間撹拌した。混合物を室温まで冷却し、真空中で濃縮し、50mLの水で希釈した。溶液のpH値を2Nの塩酸で8に調整した。粗生成物を沈殿させた。固体を濾過し、真空下で乾燥して、1.19gの5-アミノ-N-エチルナフタレン-1-スルホンアミドを淡黄色の固体として得た(収率58%)。MS (ESI+) m/z 251 [M+H]+.
(S)-tert-ブチル1-(5-(N-エチルスルファモイル)ナフタレン-1-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメートの調製。
1.19gの5-アミノ-N-エチルナフタレン-1-スルホンアミド(4.76mmol、1.00当量)、1.26gの(S)-2-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-3-フェニルプロパン酸(4.76mmol、1.00当量)、及び3.76gのピリジン(47.6mmol、10.00当量)の20mLのN,N-ジメチルホルムアミド中の溶液に、12.28gのプロパンホスホン酸環状無水物の酢酸エチル中の溶液(50%、23.8mmol、5.00当量)を0℃で滴加した。得られた混合物を0℃で4時間撹拌した。混合物を50mLの水で希釈し、酢酸エチル(3×100mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(3×50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(1:1))、1.44gの(S)-tert-ブチル1-(5-(N-エチルスルファモイル)ナフタレン-1-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメートを黄色の固体として得た(収率61%)。MS (ESI+) m/z 442 [M-56+H]+.
(S)-2-アミノ-N-(5-(N-エチルスルファモイル)ナフタレン-1-イル)-3-フェニルプロパンアミド塩酸塩の調製。
1.44gの(S)-tert-ブチル1-(5-(N-エチルスルファモイル)ナフタレン-1-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメート(2.9mmol、1.00当量)の30mLの1,4-ジオキサン中塩酸(4.0M)中の混合物を室温で3時間撹拌した。混合物を濃縮して、1.26gの(S)-2-アミノ-N-(5-(N-エチルスルファモイル)ナフタレン-1-イル)-3-フェニルプロパンアミド塩酸塩を淡黄色の固体として得た(収率100%)。MS (ESI+) m/z 398 [M+H]+.
(S)-N-(1-(5-(N-エチルスルファモイル)ナフタレン-1-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)シクロヘキサンカルボキサミド(I-124)の調製。
200mgの(S)-2-アミノ-N-(5-(N-エチルスルファモイル)ナフタレン-1-イル)-3-フェニルプロパンアミド塩酸塩(0.46mmol、1.0当量)及び296.7mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(2.3mmol、5.00当量)の10mLのジクロロメタン中の混合物に、67.16mgのシクロヘキサンカルボニルクロリド(0.46mmol、1.00当量)を0℃で加えた。混合物を室温で1時間撹拌した。混合物を10mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×30mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。粗生成物を以下の条件で分取HPLCによって精製した:カラム:YMC-Actus Triart C18、30*250mm、5um、移動相:水(10% NH4HCO3+0.1% NH3-H2O)及びACN(28% ACNから48%まで7分間);UV検出254/220nm。生成物を含む画分を合わせ、一部真空中で蒸発させ、一晩凍結乾燥して、92.2mgの(S)-N-(1-(5-(N-エチルスルファモイル)ナフタレン-1-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)シクロヘキサンカルボキサミド(I-124)を白色の固体として得た。
このI-124の調製の一般的手順を用いて、最後のステップで適切な酸塩化物を置換することにより、以下の化合物を調製した。
実施例66:(S)-N-(1-(1-(N-エチルスルファモイル)-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-5-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)シクロヘキサンカルボキサミド(I-126)。
N-エチル-5-ニトロ-3,4-ジヒドロキノリン-1(2H)-スルホンアミドの調製。
445mgの5-ニトロ-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン(2.5mmol、1.00当量)、757.5mgのトリメチルアミン(7.5mmol、3.00当量)、及び30.5mgのDMAP(0.25mmol、0.10当量)の50mLのジクロロメタン中の溶液に、360mgのエチルスルファモイルクロリド(2.5mmol、1.00当量)を0℃で加えた。得られた混合物を室温で2時間撹拌した。混合物を100mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×200mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(3×100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(5:1))、500mgのN-エチル-5-ニトロ-3,4-ジヒドロキノリン-1(2H)-スルホンアミドを黄色の固体として得た(収率70%)。MS (ESI+) m/z 286 [M+H]+.
5-アミノ-N-エチル-3,4-ジヒドロキノリン-1(2H)-スルホンアミドの調製。
500mgのN-エチル-5-ニトロ-3,4-ジヒドロキノリン-1(2H)-スルホンアミド(1.75mmol、1.00当量)の10mLのメタノール中の溶液に、200mgのパラジウム炭素を加えた。上記に水素(g)を導入した。得られた混合物を室温で2時間撹拌した。固体を濾過した。濾液を真空下で濃縮して、360mgの5-アミノ-N-エチル-3,4-ジヒドロキノリン-1(2H)-スルホンアミドを白色の固体として得た(収率81%)。MS (ESI+) m/z 256 [M+H]+.
(S)-tert-ブチル1-(1-(N-エチルスルファモイル)-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-5-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメートの調製。
360mgの5-アミノ-N-エチル-3,4-ジヒドロキノリン-1(2H)-スルホンアミド(1.41mmol、1.00当量)、374mgの(S)-2-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-3-フェニルプロパン酸(1.41mmol、1.00当量)、及び1.11gのピリジン(14.1mmol、10.00当量)の5mLのN,N-ジメチルホルムアミド中の溶液に、3.64gのプロパンホスホン酸環状無水物の酢酸エチル中の溶液(50%、7.05mmol、5.00当量)を0℃で滴加した。得られた混合物を0℃で4時間撹拌した。混合物を20mLの水で希釈し、酢酸エチル(3×50mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(3×20mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(1:1))、380mgの(S)-tert-ブチル1-(1-(N-エチルスルファモイル)-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-5-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメートを黄色の油として得た(収率54%)。MS (ESI+) m/z 525 [M+Na]+.
(S)-2-アミノ-N-(1-(N-エチルスルファモイル)-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-5-イル)-3-フェニルプロパンアミド塩酸塩の調製。
380mgの(S)-tert-ブチル1-(1-(N-エチルスルファモイル)-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-5-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメート(0.76mmol、1.00当量)の6mLの1,4-ジオキサン中塩酸(4.0M)中の混合物を室温で3時間撹拌した。混合物を濃縮して、333mgの(S)-2-アミノ-N-(1-(N-エチルスルファモイル)-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-5-イル)-3-フェニルプロパンアミド塩酸塩を白色の固体として得た(収率100%)。MS (ESI+) m/z 403 [M+H]+.
(S)-N-(1-(1-(N-エチルスルファモイル)-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-5-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)シクロヘキサンカルボキサミド(I-126)の調製。
150mgの(S)-2-アミノ-N-(1-(N-エチルスルファモイル)-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-5-イル)-3-フェニルプロパンアミド塩酸塩(0.34mmol、1.0当量)及び171.7mgのトリメチルアミン(1.7mmol、5.00当量)の10mLのジクロロメタン中の混合物に、49.64mgのシクロヘキサンカルボニルクロリド(0.34mmol、1.00当量)を0℃で加えた。混合物を室温で1時間撹拌した。混合物を10mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×30mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。粗生成物を以下の条件で分取HPLCによって精製した:カラム:YMC-Actus Triart C18、30*250mm、5um、移動相:水(10% NH4HCO3+0.1% NH3-H2O)及びACN(32% ACNから48%まで7分間);UV検出254/220nm。生成物を含む画分を合わせ、一部真空中で蒸発させ、一晩凍結乾燥して、36.1mgの(S)-N-(1-(1-(N-エチルスルファモイル)-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-5-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)シクロヘキサンカルボキサミド(I-126)を白色の固体として得た(収率21%)。MS (ESI+) m/z 513 [M+H]+;1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.49 (d, 1H), 7.33-7.25 (m, 5H), 7.13 (t, 1H), 6.99 (d, 1H), 4.78 (t, 1H), 3.68-3.65 (m, 2H), 3.24-3.15 (m, 1H), 3.09-3.01 (m, 1H), 2.94 (q, 2H), 2.57-2.20 (m, 3H), 2.00-1.90 (m, 2H), 1.85-1.66 (m, 5H), 1.52-1.18 (m, 5H), 1.08 (t, 3H).
実施例67:(S)-N-(1-(5-(N,N-ジメチルスルファモイル)ナフタレン-1-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)シクロヘキサンカルボキサミド。I-127.
N-(5-(N,N-ジメチルスルファモイル)ナフタレン-1-イル)アセトアミドの調製。
0.81gのジメチルアミン塩酸塩(10mmol、1.00当量)、3.87gのDIEA(30mmol、3.00当量)、及び122mgのDMAP(1mmol、0.10当量)の50mLのジクロロメタン中の溶液に、2.83gの5-アセトアミドナフタレン-1-スルホニルクロリド(10mmol、1.00当量)を0℃で加えた。得られた混合物を室温で2時間撹拌した。混合物を100mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×200mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(3×100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(3:1))、2.41gのN-(5-(N,N-ジメチルスルファモイル)ナフタレン-1-イル)アセトアミドを黄色の固体として得た(収率82%)。MS (ESI+) m/z 293 [M+H]+.
5-アミノ-N,N-ジメチルナフタレン-1-スルホンアミドの調製。
2.41gのN-(5-(N,N-ジメチルスルファモイル)ナフタレン-1-イル)アセトアミド(8.22mmol、1.00当量)の30mLのメタノール中の溶液に、13.2mLの5Nの水酸化ナトリウム溶液を加えた。混合物を100℃で2時間撹拌した。混合物を室温まで冷却し、真空中で濃縮し、50mLの水で希釈した。溶液のpH値を2Nの塩酸で8に調整した。粗生成物を沈殿させた。固体を濾過し、真空下で乾燥して、1.19gの5-アミノ-N,N-ジメチルナフタレン-1-スルホンアミドを淡黄色の固体として得た(収率58%)。MS (ESI+) m/z 251 [M+H]+.
(S)-tert-ブチル1-(5-(N,N-ジメチルスルファモイル)ナフタレン-1-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメートの調製。
1.19gの5-アミノ-N,N-ジメチルナフタレン-1-スルホンアミド(4.76mmol、1.00当量)、1.26gの(S)-2-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-3-フェニルプロパン酸(4.76mmol、1.00当量)、及び3.76gのピリジン(47.6mmol、10.00当量)の20mLのN,N-ジメチルホルムアミド中の溶液に、12.28gのプロパンホスホン酸環状無水物の酢酸エチル中の溶液(50%、23.8mmol、5.00当量)を0℃で滴加した。得られた混合物を0℃で4時間撹拌した。混合物を50mLの水で希釈し、酢酸エチル(3×100mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(3×50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(1:1))、1.44gの(S)-tert-ブチル1-(5-(N,N-ジメチルスルファモイル)ナフタレン-1-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメートを黄色の固体として得た(収率61%)。MS (ESI+) m/z 442 [M-56+H]+.
(S)-2-アミノ-N-(5-(N,N-ジメチルスルファモイル)ナフタレン-1-イル)-3-フェニルプロパンアミド塩酸塩の調製。
1.44gの(S)-tert-ブチル1-(5-(N,N-ジメチルスルファモイル)ナフタレン-1-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメート(2.9mmol、1.00当量)の30mLの1,4-ジオキサン中塩酸(4.0M)中の混合物を室温で3時間撹拌した。混合物を濃縮して、1.26gの(S)-2-アミノ-N-(5-(N,N-ジメチルスルファモイル)ナフタレン-1-イル)-3-フェニルプロパンアミド塩酸塩を淡黄色の固体として得た(収率100%)。MS (ESI+) m/z 398 [M+H]+.
(S)-N-(1-(5-(N,N-ジメチルスルファモイル)ナフタレン-1-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)シクロヘキサンカルボキサミドの調製。
150mgの(S)-2-アミノ-N-(5-(N,N-ジメチルスルファモイル)ナフタレン-1-イル)-3-フェニルプロパンアミド塩酸塩(0.35mmol、1.0当量)及び225.8mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.75mmol、5.00当量)の10mLのジクロロメタン中の混合物に、51.1mgのシクロヘキサンカルボニルクロリド(0.35mmol、1.00当量)を0℃で加えた。混合物を室温で1時間撹拌した。混合物を10mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×30mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。粗生成物を以下の条件で分取HPLCによって精製した:カラム:YMC-Actus Triart C18、30*250mm、5um、移動相:水(10% NH4HCO3+0.1% NH3-H2O)及びACN(29% ACNから45%まで7分間);UV検出254/220nm。生成物を含む画分を合わせ、一部真空中で蒸発させ、一晩凍結乾燥して、62.9mgの(S)-N-(1-(5-(N,N-ジメチルスルファモイル)ナフタレン-1-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)シクロヘキサンカルボキサミド(I-127)を白色の固体として得た。
このI-127の調製の一般的手順を用いて、最後のステップで適切な酸塩化物を置換することにより、以下の2つの化合物を調製した。
実施例68:(S)-N-(1-(1-(N-tert-ブチルスルファモイル)-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-5-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)シクロヘキサンカルボキサミド(I-129)。
N-tert-ブチル-5-ニトロ-3,4-ジヒドロキノリン-1(2H)-スルホンアミドの調製。
445mgの5-ニトロ-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン(2.5mmol、1.00当量)、757.5mgのトリメチルアミン(7.5mmol、3.00当量)、及び30.5mgのDMAP(0.25mmol、0.10当量)の50mLのジクロロメタン中の溶液に、427.5mgのtert-ブチルスルファモイルクロリド(2.5mmol、1.00当量)を0℃で加えた。得られた混合物を室温で2時間撹拌した。混合物を100mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×200mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(3×100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(5:1))、550mgのN-tert-ブチル-5-ニトロ-3,4-ジヒドロキノリン-1(2H)-スルホンアミドを黄色の固体として得た(収率70%)。MS (ESI+) m/z 314 [M+H]+.
5-アミノ-N-tert-ブチル-3,4-ジヒドロキノリン-1(2H)-スルホンアミドの調製。
550mgのN-tert-ブチル-5-ニトロ-3,4-ジヒドロキノリン-1(2H)-スルホンアミド(1.75mmol、1.00当量)の10mLのメタノール中の溶液に、200mgパラジウム炭素を加えた。上記に水素(g)を導入した。得られた混合物を室温で2時間撹拌した。固体を濾過した。濾液を真空下で濃縮して、400mgの5-アミノ-N-tert-ブチル-3,4-ジヒドロキノリン-1(2H)-スルホンアミドを白色の固体として得た(収率81%)。MS (ESI+) m/z 284 [M+H]+.
(S)-tert-ブチル1-(1-(N-tert-ブチルスルファモイル)-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-5-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメートの調製。
400mgの5-アミノ-N-tert-ブチル-3,4-ジヒドロキノリン-1(2H)-スルホンアミド(1.41mmol、1.00当量)、374mgの(S)-2-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-3-フェニルプロパン酸(1.41mmol、1.00当量)、及び1.11gのピリジン(14.1mmol、10.00当量)の5mLのN,N-ジメチルホルムアミド中の溶液に、3.64gのプロパンホスホン酸環状無水物の酢酸エチル中の溶液(50%、7.05mmol、5.00当量)を0℃で滴加した。得られた混合物を0℃で4時間撹拌した。混合物を20mLの水で希釈し、酢酸エチル(3×50mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(3×20mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(1:1))、371mgの(S)-tert-ブチル1-(1-(N-tert-ブチルスルファモイル)-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-5-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメートを黄色の油として得た(収率50%)。MS (ESI+) m/z 553 [M+Na]+.
(S)-2-アミノ-N-(1-(N-tert-ブチルスルファモイル)-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-5-イル)-3-フェニルプロパンアミド塩酸塩の調製。
371mgの(S)-tert-ブチル1-(1-(N-tert-ブチルスルファモイル)-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-5-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメート(0.7mmol、1.00当量)の6mLの1,4-ジオキサン中塩酸(4.0M)中の混合物を室温で3時間撹拌した。混合物を濃縮して、328mgの(S)-2-アミノ-N-(1-(N-tert-ブチルスルファモイル)-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-5-イル)-3-フェニルプロパンアミド塩酸塩を白色の固体として得た(収率100%)。MS (ESI+) m/z 431 [M+H]+.
(S)-N-(1-(1-(N-tert-ブチルスルファモイル)-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-5-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)シクロヘキサンカルボキサミド(I-129)の調製。
150mgの(S)-2-アミノ-N-(1-(N-tert-ブチルスルファモイル)-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-5-イル)-3-フェニルプロパンアミド塩酸塩(0.32mmol、1.0当量)及び161.6mgのトリメチルアミン(1.6mmol、5.00当量)の10mLのジクロロメタン中の混合物に、46.72mgのシクロヘキサンカルボニルクロリド(0.32mmol、1.00当量)を0℃で加えた。混合物を室温で1時間撹拌した。混合物を10mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×30mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。粗生成物を以下の条件で分取HPLCによって精製した:カラム:YMC-Actus Triart C18、30*250mm、5um、移動相:水(10% NH4HCO3+0.1% NH3-H2O)及びACN(34% ACNから49%まで7分間);UV検出254/220nm。生成物を含む画分を合わせ、一部真空中で蒸発させ、一晩凍結乾燥して、53.6mgの(S)-N-(1-(1-(N-tert-ブチルスルファモイル)-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-5-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)シクロヘキサンカルボキシレート(I-129)を白色の固体として得た(収率31%)。MS (ESI+) m/z 541 [M+H]+;1H NMR (300 MHz, CD3OD) δ 7.56 (d, 1H), 7.46-7.20 (m, 5H), 7.12 (t, 1H), 6.97 (d, 1H), 4.78 (t, 1H), 3.72-3.65 (m, 2H), 3.24-3.13 (m, 1H), 3.09-3.01 (m, 1H), 2.55-2.18 (m, 3H), 2.00-1.90 (m, 2H), 1.85-1.66 (m, 5H), 1.58-1.18 (m, 14H).
実施例69:(S)-N-(1-(5-(N-オキセタン-3-イルスルファモイル)ナフタレン-1-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)シクロヘキサンカルボキサミド(I-130)。
N-(5-(N-オキセタン-3-イルスルファモイル)ナフタレン-1-イル)アセトアミドの調製。
0.73gのオキセタン-3-アミン(10mmol、1.00当量)、3.87gのDIEA(30mmol、3.00当量)、及び122mgのDMAP(1mmol、0.10当量)の50mLのジクロロメタン中の溶液に、2.83gの5-アセトアミドナフタレン-1-スルホニルクロリド(10mmol、1.00当量)を0℃で加えた。得られた混合物を室温で2時間撹拌した。混合物を100mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×200mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(3×100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(3:1))、2.63gのN-(5-(N-オキセタン-3-イルスルファモイル)ナフタレン-1-イル)アセトアミドを黄色の固体として得た(収率82%)。MS (ESI+) m/z 321 [M+H]+.
5-アミノ-N-(オキセタン-3-イル)ナフタレン-1-スルホンアミドの調製。
2.63gのN-(5-(N-オキセタン-3-イルスルファモイル)ナフタレン-1-イル)アセトアミド(8.22mmol、1.00当量)の30mLのメタノール中の溶液に、13.2mLの5Nの水酸化ナトリウム溶液を加えた。混合物を100℃で2時間撹拌した。混合物を室温まで冷却し、真空中で濃縮し、50mLの水で希釈した。溶液のpH値を2Nの塩酸で8に調整した。粗生成物を沈殿させた。固体を濾過し、真空下で乾燥して、1.32gの5-アミノ-N-(オキセタン-3-イル)ナフタレン-1-スルホンアミドを淡黄色の固体として得た(収率58%)。MS (ESI+) m/z 279 [M+H]+.
(S)-tert-ブチル1-(5-(N-オキセタン-3-イルスルファモイル)ナフタレン-1-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメートの調製。
1.32gの5-アミノ-N-(オキセタン-3-イル)ナフタレン-1-スルホンアミド(4.76mmol、1.00当量)、1.26gの(S)-2-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-3-フェニルプロパン酸(4.76mmol、1.00当量)、及び3.76gのピリジン(47.6mmol、10.00当量)の20mLのN,N-ジメチルホルムアミド中の溶液に、12.28gのプロパンホスホン酸環状無水物の酢酸エチル中の溶液(50%、23.8mmol、5.00当量)を0℃で滴加した。得られた混合物を0℃で4時間撹拌した。混合物を50mLの水で希釈し、酢酸エチル(3×100mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(3×50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(1:1))、1.52gの(S)-tert-ブチル1-(5-(N-オキセタン-3-イルスルファモイル)ナフタレン-1-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメートを黄色の固体として得た(収率61%)。MS (ESI+) m/z 470 [M-56+H]+.
(S)-2-アミノ-N-(5-(N-オキセタン-3-イルスルファモイル)ナフタレン-1-イル)-3-フェニルプロパンアミド塩酸塩の調製。
1.52gの(S)-tert-ブチル1-(5-(N-オキセタン-3-イルスルファモイル)ナフタレン-1-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメート(2.9mmol、1.00当量)の30mLの1,4-ジオキサン中塩酸(4.0M)中の混合物を室温で3時間撹拌した。混合物を濃縮して、1.34gの(S)-2-アミノ-N-(5-(N-オキセタン-3-イルスルファモイル)ナフタレン-1-イル)-3-フェニルプロパンアミド塩酸塩を淡黄色の固体として得た(収率100%)。MS (ESI+) m/z 426 [M+H]+.
(S)-N-(1-(5-(N-オキセタン-3-イルスルファモイル)ナフタレン-1-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)シクロヘキサンカルボキサミド(I-130)の調製。
150mgの(S)-2-アミノ-N-(5-(N-オキセタン-3-イルスルファモイル)ナフタレン-1-イル)-3-フェニルプロパンアミド塩酸塩(0.32mmol、1.0当量)及び206.4mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.6mmol、5.00当量)の10mLのジクロロメタン中の混合物に、46.8mgのシクロヘキサンカルボニルクロリド(0.32mmol、1.00当量)を0℃で加えた。混合物を室温で1時間撹拌した。混合物を10mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×30mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。粗生成物を以下の条件で分取HPLCによって精製した:カラム:YMC-Actus Triart C18、30*250mm、5um、移動相:水(10% NH4HCO3+0.1% NH3-H2O)及びACN(30% ACNから46%まで7分間);UV検出254/220nm。生成物を含む画分を合わせ、一部真空中で蒸発させ、一晩凍結乾燥して、44.3mgの(S)-N-(1-(5-(N-オキセタン-3-イルスルファモイル)ナフタレン-1-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)シクロヘキサンカルボキサミド(I-130)を白色の固体として得た。
このI-130の調製の一般的手順を用いて、最後のステップで適切な酸塩化物を置換することにより、以下の化合物を調製した。
実施例70.(S)-4-フルオロ-N-(1-(4-(N-(2-メトキシエチル)スルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)ベンズアミド(I-132)の調製。
実施例2aに記載のN-スルホニル化の一般的手順を用いて、最後のステップで適切なアミンを置換することにより、I-132及び以下の化合物を調製した。
実施例71:(S)-N-(1-(4-(N-エチルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-(ピリジン-2-イル)プロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-139)。
(S)-tert-ブチル1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-(ピリジン-2-イル)プロパン-2-イルカルバメートの調製。
1.9gの(S)-2-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-3-(ピリジン-2-イル)プロパン酸(7.14mmol、1.00当量)、1.69gの4-(ベンジルチオ)ベンゼンアミン(7.85mmol、1.10当量)、及び5.64gのピリジン(71.40mmol、10.00当量)の40mLのN,N-ジメチルホルムアミド中の溶液に、18.42gのプロパンホスホン酸環状無水物の酢酸エチル中の溶液(50%、35.70mmol、5.00当量)を0℃で滴加した。得られた混合物を0℃で4時間撹拌した。混合物を100mLの水で希釈し、酢酸エチル(3×200mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(3×100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、ジクロロメタン:メタノール(20:1))、2.1gの(S)-tert-ブチル1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-(ピリジン-2-イル)プロパン-2-イルカーバメートを黄色の固体として得た(収率64%)。MS (ESI+) m/z 464 [M+H]+.
(S)-2-アミノ-N-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-3-(ピリジン-2-イル)プロパンアミド塩酸塩の調製。
2.1gの(S)-tert-ブチル1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-(ピリジン-2-イル)プロパン-2-イルカルバメート(4.61mmol、1.00当量)の20mLの1,4-ジオキサン中塩酸(4.0M)中の混合物を室温で2時間撹拌した。混合物を濃縮して、1.85gの(S)-2-アミノ-N-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-3-(ピリジン-2-イル)プロパンアミド塩酸塩を淡黄色の固体として得た(収率100%)。MS (ESI+) m/z 364 [M+H]+.
(S)-N-(1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-(ピリジン-2-イル)プロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミドの調製。
1.85gの(S)-2-アミノ-N-(4-(ベンジルチオ)フェニル)-3-(ピリジン-2-イル)プロパンアミド塩酸塩(4.61mmol、1.00当量)及び2.79gのトリエチルアミン(27.66mmol、6.00当量)の20mLのジクロロメタン中の溶液に、874mgの4-フルオロベンゾイルクロリド(5.53mmol、1.20当量)を0℃で滴加した。得られた混合物を0℃で2時間撹拌した。得られた混合物を20mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×30mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×30mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、ジクロロメタン:メタノール(15:1))、1.4gの(S)-N-(1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-(ピリジン-2-イル)プロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミドを黄色の固体として得た(収率63%)。MS (ESI+) m/z 486 [M+H]+.
(S)-4-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-(ピリジン-2-イル)プロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリドの調製。
1.4gの(S)-N-(1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-(ピリジン-2-イル)プロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(2.90mmol、1.00当量)の12mLの酢酸及び4mLの水中の溶液に、1.55gのN-クロロスクシンイミド(11.6mmol、4.00当量)を0℃で加えた。得られた混合物を0℃で2時間撹拌した。混合物を30mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×50mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×50mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を濃縮して、0.6gの(S)-4-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-(ピリジン-2-イル)プロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリドを白色の固体として得た(収率45%)。MS (ESI+) m/z 462 [M+H]+.
(S)-N-(1-(4-(N-エチルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-(ピリジン-2-イル)プロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-139)の調製。
89.1mgのエタンアミン塩酸塩(1.1mmol、5.0当量)及び141.9mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.1mmol、5.00当量)の10mLのジクロロメタン中の混合物に、100mgの(S)-4-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-(ピリジン-2-イル)プロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリド(0.22mmol、1.00当量)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌した。混合物を10mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×30mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。粗生成物を以下の条件で分取HPLCによって精製した:カラム:YMC-Actus Triart C18、30*250mm、5um、移動相:水(10% NH4HCO3+0.1% NH3
.H2O)及びACN(22% ACNから38%まで7分間);UV検出254/220nm。生成物を含む画分を合わせ、一部真空中で蒸発させ、一晩凍結乾燥して、37.3mgの(S)-N-(1-(4-(N-エチルスルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-(ピリジン-2-イル)プロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-139)を白色の固体として得た。
I-139の調製でこの一般的手順を用いて、最後のステップで適切なアミンを置換することにより、以下の化合物を調製した。
実施例72:(S)-N-(1-(4-(N-エチルスルファモイル)-2-メトキシフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-143)。
ベンジル(3-メトキシ-4-ニトロフェニル)スルファンの調製。
17.1gの4-フルオロ-2-メトキシ-1-ニトロベンゼン(100mmol、1.00当量)及び27.6gの炭酸カリウム(200mmol、2.00当量)の500mLの無水N,N-ジメチルホルムアミド中の溶液に、14.88gのフェニルメタンチオール(120mmol、1.20当量)を室温で滴加した。得られた混合物を60℃で12時間撹拌した。混合物を室温まで冷却し、500mLの水で希釈した。固形物を濾過によって収集して、17.6gのベンジル(3-メトキシ-4-ニトロフェニル)スルファンを黄色の固体として得た(収率64%)。MS (ESI+) m/z 276 [M+H]+.
4-(ベンジルチオ)-2-メトキシベンゼンアミンの調製。
17.6gのベンジル(3-メトキシ-4-ニトロフェニル)スルファン(64mmol、1.00当量)の300mLのメタノール中の溶液に、17.12gの塩化アンモニウム(320mmol、5.00当量)及び16.26gの亜鉛(256mmol、4.00当量)を室温で加えた。得られた混合物を窒素雰囲気下で、70℃で2時間撹拌した。混合物を室温まで冷却し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。残渣を50mLの水で希釈し、次いで重炭酸ナトリウム(水溶液)でpH9に調整した。混合物を酢酸エチル(3×200mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(2×100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(5:1))、8gの4-(ベンジルチオ)-2-メトキシベンゼンアミンを橙色の油として得た(収率51%)。MS (ESI+) m/z 246 [M+H]+.
(S)-tert-ブチル1-(4-(ベンジルチオ)-2-メトキシフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメートの調製。
2.85gの(S)-2-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-3-フェニルプロパン酸(10.75mmol、1.00当量)、2.9gの4-(ベンジルチオ)-2-メトキシベンゼンアミン(11.83mmol、1.10当量)、及び8.49gのピリジン(107.51mmol、10.00当量)の40mLのN,N-ジメチルホルムアミド中の溶液に、27.73gのプロパンホスホン酸環状無水物の酢酸エチル中の溶液(50%、53.75mmol、5.00当量)を0℃で滴加した。得られた混合物を0℃で4時間撹拌した。混合物を100mLの水で希釈し、酢酸エチル(3×200mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(3×100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(2:1))、3gの(S)-tert-ブチル1-(4-(ベンジルチオ)-2-メトキシフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメートを黄色の固体として得た(収率57%)。MS (ESI+) m/z 493 [M+H]+.
(S)-2-アミノ-N-(4-(ベンジルチオ)-2-メトキシフェニル)-3-フェニルプロパンアミド塩酸塩の調製。
3gの(S)-tert-ブチル1-(4-(ベンジルチオ)-2-メトキシフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメート(6.1mmol、1.00当量)の20mLの1,4-ジオキサン中塩酸(4.0M)中の混合物を室温で3時間撹拌した。混合物を濃縮して、2.62gの(S)-2-アミノ-N-(4-(ベンジルチオ)-2-メトキシフェニル)-3-フェニルプロパンアミド塩酸塩を淡黄色の固体として得た(収率100%)。MS (ESI+) m/z 393 [M+H]+.
(S)-N-(1-(4-(ベンジルチオ)-2-メトキシフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミドの調製。
1.29gの(S)-2-アミノ-N-(4-(ベンジルチオ)-2-メトキシフェニル)-3-フェニルプロパンアミド塩酸塩(3.00mmol、1.00当量)及び1.818gのトリエチルアミン(18.00mmol、6.00当量)の20mLのジクロロメタンの溶液に、568.8mgの4-フルオロベンゾイルクロリド(3.60mmol、1.20当量)を0℃で滴加した。得られた混合物を0℃で2時間撹拌した。得られた混合物を20mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×30mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×30mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(1:1))、1gの(S)-N-(1-(4-(ベンジルチオ)-2-メトキシフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミドを黄色の固体として得た(収率65%)。MS (ESI+) m/z 515 [M+H]+.
(S)-4-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)-3-メトキシベンゼン-1-スルホニルクロリドの調製。
1gの(S)-N-(1-(4-(ベンジルチオ)-2-メトキシフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(1.94mmol、1.00当量)の6mLの酢酸及び2mLの水中溶液に、1.04gのN-クロロスクシンイミド(7.76mmol、4.00当量)を0℃で加えた。得られた混合物を0℃で1時間撹拌した。混合物を10mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×30mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を濃縮して、0.58gの(S)-4-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)-3-メトキシベンゼン-1-スルホニルクロリドを白色の固体として得た(収率61%). MS (ESI+) m/z 491及び493 [M+H]+.
(S)-N-(1-(4-(N-エチルスルファモイル)-2-メトキシフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-143)の調製。
85.05mgのエタンアミン塩酸塩(1.05mmol、5.0当量)及び135.45mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.05mmol、5.00当量)の10mLのジクロロメタン中の混合物に、103mgの(S)-4-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)-3-メトキシベンゼン-1-スルホニルクロリド(0.21mmol、1.00当量)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌した。混合物を10mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×30mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。粗生成物を以下の条件で分取HPLCによって精製した:カラム:YMC-Actus Triart C18、30*250mm、5um、移動相:水(10% NH4HCO3+0.1% NH3-H2O)及びACN(32% ACNから64%まで7分間);UV検出254/220nm。生成物を含む画分を合わせ、一部真空中で蒸発させ、一晩凍結乾燥して、42.1mgの(S)-N-(1-(4-(N-エチルスルファモイル)-2-メトキシフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-143)を白色の固体として得た。
I-143の調製でこの一般的手順を用いて、最後のステップで適切なアミンを置換することにより、以下の化合物を調製した。
実施例73:(S)-N-(1-(4-(N-エチルスルファモイル)-3-メトキシフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-146)。
ベンジル(2-メトキシ-4-ニトロフェニル)スルファンの調製。
8.55gの1-フルオロ-2-メトキシ-4-ニトロベンゼン(50mmol、1.00当量)及び13.8gの炭酸カリウム(100mmol、2.00当量)の300mLの無水N,N-ジメチルホルムアミド中の溶液に、7.44gのフェニルメタンチオール(60mmol、1.20当量)を室温で滴加した。得られた混合物を60℃で12時間撹拌した。混合物を室温まで冷却し、500mLの水で希釈し、酢酸エチル(3×500mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(3×200mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(5:1))、8.4gのベンジル(2-メトキシ-4-ニトロフェニル)スルファンを黄色の固体として得た(収率61%)。MS (ESI+) m/z 276 [M+H]+.
4-(ベンジルチオ)-3-メトキシベンゼンアミンの調製。
8.4gのベンジル(2-メトキシ-4-ニトロフェニル)スルファン(30.55mmol、1.00当量)の200mLのメタノール中の溶液に、8.17gの塩化アンモニウム(152.75mmol、5.00当量)及び7.76gの亜鉛(122.2mmol、4.00当量)を室温で加えた。得られた混合物を窒素雰囲気下で、70℃で2時間撹拌した。混合物を室温まで冷却し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。残渣を50mLの水で希釈し、次いで重炭酸ナトリウム(水溶液)でpH9に調整した。混合物を酢酸エチル(3×200mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(2×100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(2:1))、4.5gの4-(ベンジルチオ)-3-メトキシベンゼンアミンを橙色の油として得た(収率60%)。MS (ESI+) m/z 246 [M+H]+.
(S)-tert-ブチル1-(4-(ベンジルチオ)-3-メトキシフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメートの調製。
2.46gの4-(ベンジルチオ)-3-メチルベンゼンアミン(10mmol、1.00当量)、2.65gの(S)-2-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-3-フェニルプロパン酸(10mmol、1.00当量)、及び7.9gのピリジン(100mmol、10.00当量)の30mLのN,N-ジメチルホルムアミド中の溶液に、25.8gのプロパンホスホン酸環式無水物の酢酸エチル中の溶液(50%、50mmol、5.00当量)を0℃で滴加した。得られた混合物を0℃で4時間撹拌した。混合物を100mLの水で希釈し、酢酸エチル(3×200mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(3×100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(1:1))、3.1gの(S)-tert-ブチル1-(4-(ベンジルチオ)-3-メトキシフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメートを黄色の固体として得た(収率63%)。MS (ESI+) m/z 437 [M-56+H]+.
(S)-2-アミノ-N-(4-(ベンジルチオ)-3-メトキシフェニル)-3-フェニルプロパンアミド塩酸塩の調製。
3.1gの(S)-tert-ブチル1-(4-(ベンジルチオ)-3-メトキシフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメート(6.3mmol、1.00当量)の30mLの1,4-ジオキサン中塩酸(4.0M)中の混合物を室温で3時間撹拌した。混合物を濃縮して、2.7gの(S)-2-アミノ-N-(4-(ベンジルチオ)-3-メトキシフェニル)-3-フェニルプロパンアミド塩酸塩を淡黄色の固体として得た(収率100%)。MS (ESI+) m/z 393 [M+H]+.
(S)-N-(1-(4-(ベンジルチオ)-3-メトキシフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミドの調製。
1.35gの(S)-2-アミノ-N-(4-(ベンジルチオ)-3-メトキシフェニル)-3-フェニルプロパンアミド塩酸塩(3.15mmol、1.00当量)及び1.91gのトリエチルアミン(18.9mmol、6.00当量)の20mLのジクロロメタン中の溶液に、597.2mgの4-フルオロベンゾイルクロリド(3.78mmol、1.20当量)を0℃で滴加した。得られた混合物を0℃で2時間撹拌した。得られた混合物を20mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×30mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×30mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(1:1))、1.06gの(S)-N-(1-(4-(ベンジルチオ)-3-メトキシフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミドを黄色の固体として得た(収率65%)。MS (ESI+) m/z 515 [M+H]+.
(S)-4-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)-2-メトキシベンゼン-1-スルホニルクロリドの調製。
1.06gの(S)-N-(1-(4-(ベンジルチオ)-3-メトキシフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(2.06mmol、1.00当量)の9mLの酢酸及び3mLの水中の溶液に、1.1gのN-クロロスクシンイミド(8.24mmol、4.00当量)を0℃で加えた。得られた混合物を0℃で1時間撹拌した。混合物を10mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×30mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を濃縮して、0.7gの(S)-4-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)-2-メトキシベンゼン-1-スルホニルクロリドを白色の固体として得た(収率69%)。MS (ESI+) m/z 491及び493 [M+H]+.
(S)-N-(1-(4-(N-エチルスルファモイル)-3-メトキシフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-146)の調製。
82.62mgのエタンアミン塩酸塩(1.02mmol、5.0当量)及び131.58mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.02mmol、5.00当量)の10mLのジクロロメタン中の混合物に、100mgの(S)-6-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)ピリジン-3-スルホニルクロリド(0.204mmol、1.00当量)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌した。混合物を10mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×30mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。粗生成物を以下の条件で分取HPLCによって精製した:カラム:YMC-Actus Triart C18、30*250mm、5um、移動相:水(10% NH4HCO3+0.1% NH3-H2O)及びACN(34% ACNから56%まで7分間);UV検出254/220nm。生成物を含む画分を合わせ、一部真空中で蒸発させ、一晩凍結乾燥して、41.2mgの(S)-N-(1-(4-(N-エチルスルファモイル)-3-メトキシフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-146)を白色の固体として得た。
I-146の調製でこの一般的手順を用いて、最後のステップで適切なアミンを置換することにより、以下の化合物を調製した。
実施例74:(S)-N-(1-(4-(N-エチルスルファモイル)-3-フルオロフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-155)。
ベンジル(2-フルオロ-4-ニトロフェニル)スルファンの調製。
8.8gの1-クロロ-2-フルオロ-4-ニトロベンゼン(50mmol、1.00当量)及び13.8gの炭酸カリウム(100mmol、2.00当量)の300mLの無水N,N-ジメチルホルムアミド中の溶液に、7.44gのフェニルメタンチオール(60mmol、1.20当量)を室温で滴加した。得られた混合物を60℃で12時間撹拌した。混合物を室温まで冷却し、500mLの水で希釈し、酢酸エチル(3×500mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(3×200mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(5:1))、8.15gのベンジル(2-フルオロ-4-ニトロフェニル)スルファンを黄色の固体として得た(62%)。MS (ESI+) m/z 264 [M+H]+.
4-(ベンジルチオ)-3-フルオロベンゼンアミンの調製。
8.15gのベンジル(2-フルオロ-4-ニトロフェニル)スルファン(31mmol、1.00当量)の200mLのメタノール中の溶液に、8.19gの塩化アンモニウム(153mmol、5.00当量)及び7.87gの亜鉛(124mmol、4.00当量)を室温で加えた。得られた混合物を窒素雰囲気下で、70℃で2時間撹拌した。混合物を室温まで冷却し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。残渣を50mLの水で希釈し、次いで重炭酸ナトリウム(水溶液)でpH9に調整した。混合物を酢酸エチル(3×200mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(2×100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(2:1))、4.19gの4-(ベンジルチオ)-3-フルオロベンゼンアミンを橙色の油として得た(収率58%)。MS (ESI+) m/z 234 [M+H]+.
(S)-tert-ブチル1-(4-(ベンジルチオ)-3-フルオロフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメートの調製。
2.34gの4-(ベンジルチオ)-3-フルオロベンゼンアミン(10mmol、1.00当量)、2.65gの(S)-2-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-3-フェニルプロパン酸(10mmol、1.00当量)、及び7.9gのピリジン(100mmol、10.00当量)の30mLのN,N-ジメチルホルムアミド中の溶液に、25.8gのプロパンホスホン酸環式無水物の酢酸エチル中の溶液(50%、50mmol、5.00当量)を0℃で滴加した。得られた混合物を0℃で4時間撹拌した。混合物を100mLの水で希釈し、酢酸エチル(3×200mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(3×100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(1:1))、3.17gの(S)-tert-ブチル1-(4-(ベンジルチオ)-3-フルオロフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメートを黄色の固体として得た(収率66%)。MS (ESI+) m/z 425 [M-56+H]+.
(S)-2-アミノ-N-(4-(ベンジルチオ)-3-フルオロフェニル)-3-フェニルプロパンアミド塩酸塩の調製。
3.17gの(S)-tert-ブチル1-(4-(ベンジルチオ)-3-フルオロフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメート(6.6mmol、1.00当量)の30mLの1,4-ジオキサン中塩酸(4.0M)中の混合物を室温で3時間撹拌した。混合物を濃縮して、2.75gの(S)-2-アミノ-N-(4-(ベンジルチオ)-3-フルオロフェニル)-3-フェニルプロパンアミド塩酸塩を淡黄色の固体として得た(100%)。MS (ESI+) m/z 381 [M+H]+.
(S)-N-(1-(4-(ベンジルチオ)-3-フルオロフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミドの調製。
1.31gの(S)-2-アミノ-N-(4-(ベンジルチオ)-3-フルオロフェニル)-3-フェニルプロパンアミド塩酸塩(3.15mmol、1.00当量)及び1.91gのトリエチルアミン(18.9mmol、6.00当量)の20mLのジクロロメタン中の溶液に、597.2mgの4-フルオロベンゾイルクロリド(3.78mmol、1.20当量)を0℃で滴加した。得られた混合物を0℃で2時間撹拌した。得られた混合物を20mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×30mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×30mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(1:1))、0.98gの(S)-N-(1-(4-(ベンジルチオ)-3-フルオロフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミドを黄色の固体として得た(収率62%)。MS (ESI+) m/z 503 [M+H]+.
(S)-2-フルオロ-4-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリドの調製。
0.98gの(S)-N-(1-(4-(ベンジルチオ)-3-フルオロフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(1.95mmol、1.00当量)の9mLの酢酸及び3mLの水中の溶液に、1.04gのN-クロロスクシンイミド(7.8mmol、4.00当量)を0℃で加えた。得られた混合物を0℃で1時間撹拌した。混合物を10mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×30mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を濃縮して、0.6gの(S)-2-フルオロ-4-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリドを白色の固体として得た(収率64%)。MS (ESI+) m/z 479及び481 [M+H]+.
(S)-N-(1-(4-(N-エチルスルファモイル)-3-フルオロフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-155)の調製。
84.65mgのエタンアミン塩酸塩(1.045mmol、5.0当量)及び134.8mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.045mmol、5.00当量)の10mLのジクロロメタン中の混合物に、100mgの(S)-2-フルオロ-4-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)メトキシベンゼン-1-スルホニルクロリド(0.209mmol、1.00当量)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌した。混合物を10mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×30mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。粗生成物を以下の条件で分取HPLCによって精製した:カラム:YMC-Actus Triart C18、30*250mm、5um、移動相:水(10% NH4HCO3+0.1% NH3-H2O)及びACN(33% ACNから54%まで7分間);UV検出254/220nm。生成物を含む画分を合わせ、一部真空中で蒸発させ、一晩凍結乾燥して、34.9mgの(S)-N-(1-(4-(N-エチルスルファモイル)-3-フルオロフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-155)を白色の固体として得た。
I-155の調製でこの一般的手順を用いて、最後のステップで適切なアミンを置換することにより、以下の化合物を調製した。
実施例75:(S)-N-(1-(4-(N-エチルスルファモイル)-2-フルオロフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-157)。
N-エチル-3-フルオロ-4-ニトロベンゼンスルホンアミドの調製。
2.025gのエタンアミン塩酸塩(25mmol、5.0当量)及び3.225gのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(25mmol、5.00当量)の40mLのジクロロメタン中の混合物に、1.2gの3-フルオロ-4-ニトロベンゼン-1-スルホニルクロリド(5mmol、1.00当量)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌した。混合物を50mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×100mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×100mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(3:1))、0.85gのN-エチル-3-フルオロ-4-ニトロベンゼンスルホンアミドを黄色の固体として得た(収率69%)。MS (ESI+) m/z 247 [M-H]+.
4-アミノ-N-エチル-3-フルオロベンゼンスルホンアミドの調製。
0.85gのN-エチル-3-フルオロ-4-ニトロベンゼンスルホンアミド(3.43mmol、1当量)の20mLのエタノール中の溶液に、1mLの塩化水素及び200mgのパラジウム炭素を加えた。上記に水素(g)を導入した。得られた混合物を室温で2時間撹拌した。固体を濾過した。濾液を真空下で濃縮して、615mgの4-アミノ-N-エチル-3-フルオロベンゼンスルホンアミドを白色の固体として得た(収率82%)。MS (ESI+) m/z 219 [M+H]+.
(S)-tert-ブチル1-(4-(N-エチルスルファモイル)-2-フルオロフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメートの調製。
615mgの4-アミノ-N-エチル-3-フルオロベンゼンスルホンアミド(2.82mmol、1.00当量)、747.3mgの(S)-2-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-3-フェニルプロパン酸(2.82mmol、1.00当量)、及び2.23gのピリジン(28.2mmol、10.00当量)の10mLのN,N-ジメチルホルムアミド中の溶液に、7.28gのプロパンホスホン酸環状無水物の酢酸エチル中の溶液(50%、14.1mmol、5.00当量)を0℃で滴加した。得られた混合物を0℃で4時間撹拌した。混合物を100mLの水で希釈し、酢酸エチル(3×100mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(3×50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(1:1))、735mgの(S)-tert-ブチル1-(4-(N-エチルスルファモイル)-2-フルオロフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメートを黄色の固体として得た(収率56%)。MS (ESI+) m/z 410 [M-56+H]+.
(S)-2-アミノ-N-(4-(N-エチルスルファモイル)-2-フルオロフェニル)-3-フェニルプロパンアミド塩酸塩の調製。
735mgの(S)-tert-ブチル1-(4-(N-エチルスルファモイル)-2-フルオロフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメート(1.58mmol、1.00当量)の10mLの1,4-ジオキサン中塩酸(4.0M)の混合物を室温で3時間撹拌した。混合物を濃縮して、636mgの(S)-2-アミノ-N-(4-(N-エチルスルファモイル)-2-フルオロフェニル)-3-フェニルプロパンアミド塩酸塩を淡黄色の固体として得た(100%)。MS (ESI+) m/z 366 [M+H]+.
(S)-N-(1-(4-(N-エチルスルファモイル)-2-フルオロフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-157)の調製。
110mgの(S)-2-アミノ-N-(4-(N-エチルスルファモイル)-2-フルオロフェニル)-3-フェニルプロパンアミド塩酸塩(0.27mmol、1.00当量)及び163.62mgのトリエチルアミン(1.62mmol、6.00当量)の10mLのジクロロメタン中の溶液に、51.2mgの4-フルオロベンゾイルクロリド(0.324mmol、1.20当量)を0℃で滴加した。得られた混合物を0℃で2時間撹拌した。得られた混合物を20mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×30mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×30mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。粗生成物を以下の条件で分取HPLCによって精製した:カラム:YMC-Actus Triart C18、30*250mm、5um、移動相:水(10% NH4HCO3+0.1% NH3-H2O)及びACN(32% ACNから51%まで7分間);UV検出254/220nm。生成物を含む画分を合わせ、一部真空中で蒸発させ、一晩凍結乾燥して、40.8mgの(S)-N-(1-(4-(N-エチルスルファモイル)-2-フルオロフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-157)を白色の固体として得た(収率31%)。MS (ESI, m/z) 488 [M+H]+;1H NMR (400 MHz, d6-DMSO) δ 10.39 (s, 1H), 8.85 (d, 1H), 8.22 (t, 1H), 7.91-7.87 (m, 2H), 7.66-7.60 (m, 3H), 7.44 (d, 2H), 7.32-7.27 (m, 4H), 7.19 (t, 1H), 5.05-5.02 (m, 1H), 3.22-3.08 (m, 2H), 2.80 (q, 2H), 0.98 (t, 3H).
実施例76:(S)-N-(1-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)-2-フルオロフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-158)。
N-tert-ブチル-3-フルオロ-4-ニトロベンゼンスルホンアミドの調製。
1.825gの2-メチルプロパン-2-アミン(25mmol、5.0当量)及び3.225gのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(25mmol、5.00当量)の40mLのジクロロメタン中の混合物に、1.2gの3-フルオロ-4-ニトロベンゼン-1-スルホニルクロリド(5mmol、1.00当量)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌した。混合物を50mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×100mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×100mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(3:1))、0.925gのN-tert-ブチル-3-フルオロ-4-ニトロベンゼンスルホンアミドを黄色の固体として得た(収率67%)。MS (ESI+) m/z 277 [M+H]+.
4-アミノ-N-tert-ブチル-3-フルオロベンゼンスルホンアミドの調製。
0.925gのN-tert-ブチル-3-フルオロ-4-ニトロベンゼンスルホンアミド(3.35mmol、1当量)の20mLのエタノール中の溶液に、1mLの塩化水素及び200mgのパラジウム炭素を加えた。上記に水素(g)を導入した。得られた混合物を室温で2時間撹拌した。固体を濾過した。濾液を真空下で濃縮して、692mgの4-アミノ-N-tert-ブチル-3-フルオロベンゼンスルホンアミドを白色の固体として得た(収率84%)。MS (ESI+) m/z 245 [M-H]+.
(S)-tert-ブチル1-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)-2-フルオロフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメートの調製。
692mgの4-アミノ-N-tert-ブチル-3-フルオロベンゼンスルホンアミド(2.81mmol、1.00当量)、745.4mgの(S)-2-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-3-フェニルプロパン酸(2.81mmol、1.00当量)、及び2.22gのピリジン(28.1mmol、10.00当量)の10mLのN,N-ジメチルホルムアミド中の溶液に、7.22gのプロパンホスホン酸環状無水物の酢酸エチル中の溶液(50%、14.05mmol、5.00当量)を0℃で滴加した。得られた混合物を0℃で4時間撹拌した。混合物を100mLの水で希釈し、酢酸エチル(3×100mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(3×50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(1:1))、817mgの(S)-tert-ブチル1-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)-2-フルオロフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメートを黄色の固体として得た(収率59%)。MS (ESI+) m/z 438 [M-56+H]+.
(S)-2-アミノ-N-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)-2-フルオロフェニル)-3-フェニルプロパンアミド塩酸塩の調製。
817mgの(S)-tert-ブチル1-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)-2-フルオロフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメート(1.66mmol、1.00当量)の10mLの1,4-ジオキサン中塩酸(4.0M)の混合物を室温で3時間撹拌した。混合物を濃縮して、715mgの(S)-2-アミノ-N-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)-2-フルオロフェニル)-3-フェニルプロパンアミド塩酸塩を淡黄色の固体として得た(収率100%)。MS (ESI+) m/z 394 [M+H]+.
(S)-N-(1-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)-2-フルオロフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-158)の調製。
100mgの(S)-2-アミノ-N-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)-2-フルオロフェニル)-3-フェニルプロパンアミド塩酸塩(0.23mmol、1.00当量)及び139.38mgのトリエチルアミン(1.38mmol、6.00当量)の10mLのジクロロメタン中の溶液に、43.6mgの4-フルオロベンゾイルクロリド(0.276mmol、1.20当量)を0℃で滴加した。得られた混合物を0℃で2時間撹拌した。得られた混合物を20mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×30mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×30mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。粗生成物を以下の条件で分取HPLCによって精製した:カラム:YMC-Actus Triart C18、30*250mm、5um、移動相:水(10% NH4HCO3+0.1% NH3-H2O)及びACN(31% ACNから52%まで7分間);UV検出254/220nm。生成物を含む画分を合わせ、一部真空中で蒸発させ、一晩凍結乾燥して、41.7mgの(S)-N-(1-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)-2-フルオロフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-158)を白色の固体として得た(収率35%)。MS (ESI, m/z) 514 [M-H]-;1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 8.24 (d, 1H), 7.86-7.82 (m, 2H), 7.68-7.63 (m, 2H), 7.38-7.17 (m, 7H), 5.10-5.06 (m, 1H), 3.40-3.34 (m, 1H), 3.24-3.15 (m, 1H), 1.21 (s, 9H).
実施例77:(S)-4-フルオロ-N-(1-(3-メトキシ-4-(N-(1-メトキシ-2-メチルプロパン-2-イル)スルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-N-メチルベンズアミド(I-159)。
(S)-tert-ブチル1-(4-(ベンジルチオ)-3-メトキシフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル(メチル)カルバメートの調製。
2.79の(S)-2-(tert-ブトキシカルボニル(メチル)アミノ)-3-フェニルプロパン酸(10mmol、1.00当量)、2.45gの4-(ベンジルチオ)-3-メトキシベンゼンアミン(10mmol、1当量)、及び7gのピリジン(100mol、10.00当量)の40mLのN,N-ジメチルホルムアミド中の溶液に、25.8のプロパンホスホン酸環状無水物の酢酸エチル中の溶液(50%、50mmol、5.00当量)を0℃で滴加した。得られた混合物を0℃で4時間撹拌した。混合物を100mLの水で希釈し、酢酸エチル(3×200mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(3×100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(1:1))、2.9gの(S)-tert-ブチル1-(4-(ベンジルチオ)-3-メトキシフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル(メチル)カルバメートを黄色の固体として得た(収率57%)。MS (ESI+) m/z 507 [M+H]+.
(S)-N-(4-(ベンジルチオ)-3-メトキシフェニル)-2-(メチルアミノ)-3-フェニルプロパンアミド塩酸塩の調製。
2.9gの(S)-tert-ブチル1-(4-(ベンジルチオ)-3-メトキシフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル(メチル)カルバメート(5.73mmol、1.00当量)の20mLの1,4-ジオキサン中塩酸(4.0M)中の混合物を室温で3時間撹拌した。混合物を濃縮して、2.55gの(S)-N-(4-(ベンジルチオ)-3-メトキシフェニル)-2-(メチルアミノ)-3-フェニルプロパンアミド塩酸塩を淡黄色の固体として得た(収率100%)。MS (ESI+) m/z 407 [M+H]+.
(S)-N-(1-(4-(ベンジルチオ)-3-メトキシフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロ-N-メチルベンズアミドの調製。
1.33gの(S)-N-(4-(ベンジルチオ)-3-メトキシフェニル)-2-(メチルアミノ)-3-フェニルプロパンアミド塩酸塩(3.00mmol、1.00当量)及び1.818gのトリエチルアミン(18.00mmol、6.00当量)の20mLのジクロロメタン中の溶液に、568.8mgの4-フルオロベンゾイルクロリド(3.60mmol、1.20当量)を0℃で滴加した。得られた混合物を0℃で2時間撹拌した。得られた混合物を20mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×30mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×30mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(1:1))、1gの(S)-N-(1-(4-(ベンジルチオ)-3-メトキシフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロ-N-メチルベンズアミドを黄色の固体として得た(収率63%)。MS (ESI+) m/z 529 [M+H]+.
(S)-4-(2-(4-フルオロ-N-メチルベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)-2-メトキシベンゼン-1-スルホニルクロリドの調製。
1gの(S)-N-(1-(4-(ベンジルチオ)-3-メトキシフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロ-N-メチルベンズアミド(1.9mmol、1.00当量)の6mLの酢酸及び2mLの水中の溶液に、1.02gのN-クロロスクシンイミド(7.6mmol、4.00当量)を0℃で加えた。得られた混合物を0℃で1時間撹拌した。混合物を10mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×30mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を濃縮して、0.55gの(S)-4-(2-(4-フルオロ-N-メチルベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)-2-メトキシベンゼン-1-スルホニルクロリドを白色の固体として得た(収率57%)。MS (ESI+) m/z 505及び507 [M+H]+.
(S)-4-フルオロ-N-(1-(3-メトキシ-4-(N-(1-メトキシ-2-メチルプロパン-2-イル)スルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-N-メチルベンズアミド(I-159)の調製。
226.6mgの1-メトキシ-2-メチルプロパン-2-アミン(2.2mmol、5.0当量)及び283.8mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(2.2mmol、5.00当量)の10mLのジクロロメタン中の混合物に、220mgの(S)-4-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)-3-メトキシベンゼン-1-スルホニルクロリド(0.44mmol、1.00当量)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌した。混合物を10mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×30mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。粗生成物を以下の条件で分取HPLCによって精製した:カラム:YMC-Actus Triart C18、30*250mm、5um、移動相:水(10% NH4HCO3+0.1% NH3-H2O)及びACN(22% ACNから44%まで7分間);UV検出254/220nm。生成物を含む画分を合わせ、一部真空中で蒸発させ、一晩凍結乾燥して、52.6mgの(S)-4-フルオロ-N-(1-(3-メトキシ-4-(N-(1-メトキシ-2-メチルプロパン-2-イル)スルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-N-メチルベンズアミド(I-159)を白色の固体として得た(収率21%)。MS (ESI, m/z) 572 [M+H]+;1H NMR (300 MHz, CD3OD) δ 7.77-7.69 (m, 2H), 7.37-6.90 (m, 10H), 5.50-4.78 (m, 1H), 3.99 (m, 3H), 3.45-3.34 (m, 1H), 3.24-2.95 (m, 9H), 1.13 (s, 6H).
実施例78.(S)-4-フルオロ-N-(1-(4-(N-(1-メトキシ-2-メチルプロパン-2-イル)スルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-N-メチルベンズアミド(I-160)の調製。
合成スキーム:
この実施例42の調製の一般的手順を用いて、最後のステップで適切なアミンを置換することにより、以下の化合物を調製した。
実施例79:(S)-4-フルオロ-N-(1-(6-(N-(1-メトキシ-2-メチルプロパン-2-イル)スルファモイル)ピリジン-3-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-N-メチルベンズアミド(I-161)。
(S)-tert-ブチル1-(6-(ベンジルチオ)ピリジン-3-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル(メチル)カルバメートの調製。
2.79の(S)-2-(tert-ブトキシカルボニル(メチル)アミノ)-3-フェニルプロパン酸(10mmol、1.00当量)、2.16gの6-(ベンジルチオ)ピリジン-3-アミン(10mmol、1当量)、及び7gのピリジン(100mol、10.00当量)の40mLのN,N-ジメチルホルムアミド中の溶液に、25.8のプロパンホスホン酸環状無水物の酢酸エチル中の溶液(50%、50mmol、5.00当量)を0℃で滴加した。得られた混合物を0℃で4時間撹拌した。混合物を100mLの水で希釈し、酢酸エチル(3×200mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(3×100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(1:1))、2.77gの(S)-tert-ブチル1-(6-(ベンジルチオ)ピリジン-3-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル(メチル)カルバメートを黄色の固体として得た(収率58%)。MS (ESI+) m/z 478 [M+H]+.
(S)-N-(6-(ベンジルチオ)ピリジン-3-イル)-2-(メチルアミノ)-3-フェニルプロパンアミド塩酸塩の調製。
2.77gの(S)-tert-ブチル1-(6-(ベンジルチオ)ピリジン-3-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル(メチル)カルバメート(5.8mmol、1.00当量)の20mLの1,4-ジオキサン中塩酸(4.0M)中の混合物を室温で3時間撹拌した。混合物を濃縮して、2.41gの(S)-N-(6-(ベンジルチオ)ピリジン-3-イル)-2-(メチルアミノ)-3-フェニルプロパンアミド塩酸塩を淡黄色の固体として得た(収率100%)。MS (ESI+) m/z 378 [M+H]+.
(S)-N-(1-(6-(ベンジルチオ)ピリジン-3-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロ-N-メチルベンズアミドの調製。
1.24gの(S)-N-(6-(ベンジルチオ)ピリジン-3-イル)-2-(メチルアミノ)-3-フェニルプロパンアミド塩酸塩(3.00mmol、1.00当量)及び1.818gのトリエチルアミン(18.00mmol、6.00当量)の20mLのジクロロメタン中の溶液に、568.8mgの4-フルオロベンゾイルクロリド(3.60mmol、1.20当量)を0℃で滴加した。得られた混合物を0℃で2時間撹拌した。得られた混合物を20mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×30mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×30mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(1:1))、0.93gの(S)-N-(1-(6-(ベンジルチオ)ピリジン-3-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロ-N-メチルベンズアミドを黄色の固体として得た(収率62%)。MS (ESI+) m/z 500 [M+H]+.
(S)-5-(2-(4-フルオロ-N-メチルベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)ピリジン-2-スルホニルクロリドの調製。
0.93gの(S)-N-(1-(6-(ベンジルチオ)ピリジン-3-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロ-N-メチルベンズアミド(1.86mmol、1.00当量)の6mLの酢酸及び2mLの水中の溶液に、1gのN-クロロスクシンイミド(7.44mmol、4.00当量)を0℃で加えた。得られた混合物を0℃で1時間撹拌した。混合物を10mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×30mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を濃縮して、0.486gの(S)-5-(2-(4-フルオロ-N-メチルベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)ピリジン-2-スルホニルクロリドを白色の固体として得た(収率55%)。MS (ESI+) m/z 476及び478 [M+H]+.
(S)-4-フルオロ-N-(1-(6-(N-(1-メトキシ-2-メチルプロパン-2-イル)スルファモイル)ピリジン-3-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-N-メチルベンズアミド(I-161)の調製。
118.45mgの1-メトキシ-2-メチルプロパン-2-アミン(1.15mmol、5.0当量)及び148.35mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.15mmol、5.00当量)の10mLのジクロロメタン中の混合物に、110mgの(S)-4-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)-3-メトキシベンゼン-1-スルホニルクロリド(0.23mmol、1.00当量)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌した。混合物を10mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×30mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。粗生成物を以下の条件で分取HPLCによって精製した:カラム:YMC-Actus Triart C18、30*250mm、5um、移動相:水(10% NH4HCO3+0.1% NH3-H2O)及びACN(18% ACNから36%まで7分間);UV検出254/220nm。生成物を含む画分を合わせ、一部真空中で蒸発させ、一晩凍結乾燥して、12.5mgの(S)-4-フルオロ-N-(1-(6-(N-(1-メトキシ-2-メチルプロパン-2-イル)スルファモイル)ピリジン-3-イルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-N-メチルベンズアミド(I-161)を白色の固体として得た(収率10%)。MS (ESI, m/z) 543 [M+H]+;1H NMR (300 MHz, CD3OD) δ 8.87 (s, 1H), 8.33 (dd, 1H), 8.01 (d, 1H), 7.37-7.10 (m, 9H), 5.60-4.78 (m, 1H), 3.45-3.34 (m, 1H), 3.24-2.95 (m, 9H), 1.18 (s, 6H).
実施例80.(S)-4-フルオロ-N-(1-(4-(N-(2-メチル-1-モルホリノプロパン-2-イル)スルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)ベンズアミド(I-162)及び(S)-4-フルオロ-N-(1-(4-(N-(2-メチル-4-モルホリノブタン-2-イル)スルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)ベンズアミド(I-163)。
合成スキーム1:
合成スキーム2:
この実施例70の調製の一般的手順を用いて、最後のステップで適切なアミンを置換することにより、以下の化合物を調製した。
実施例81:(S)-N-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-2-(4-フルオロフェニルスルホンアミド)-3-フェニルプロパンアミド(I-165)。
(S)-N-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-2-(4-フルオロフェニルスルホンアミド)-3-フェニルプロパンアミド(I-165)の調製。
111.38mgの(S)-2-アミノ-N-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-3-フェニルプロパンアミド塩酸塩(0.27mmol、1.00当量)及び163.62mgのトリエチルアミン(1.62mmol、6.00当量)の10mLのジクロロメタン中の溶液に、63.18mgの4-フルオロベンゼン-1-スルホニルクロリド(0.324mmol、1.20当量)を0℃で滴加した。得られた混合物を0℃で2時間撹拌した。得られた混合物を20mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×30mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×30mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。粗生成物を以下の条件で分取HPLCによって精製した:カラム:YMC-Actus Triart C18、30*250mm、5um、移動相:水(10% NH4HCO3+0.1% NH3-H2O)及びACN(38% ACNから58%まで7分間);UV検出254/220nm。生成物を含む画分を合わせ、一部真空中で蒸発させ、一晩凍結乾燥して、21.7mgの(S)-N-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル)-2-(4-フルオロフェニルスルホンアミド)-3-フェニルプロパンアミド(I-165)を白色の固体として得た(収率15%)。MS (ESI, m/z) 532 [M-H]-;1H NMR (400 MHz, d6-DMSO) δ 10.31 (s, 1H), 8.48 (d, 1H), 7.71 (d, 2H), 7.65-7.61 (m, 2H), 7.52 (d, 2H), 7.41 (s, 1H), 7.23-7.11 (m, 7H), 4.20-4.13 (m, 1H), 2.98-2.92 (m, 1H), 2.83-2.77 (m, 1H), 1.09 (s, 9H).
実施例82:(S)-N-(1-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)-3-クロロフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-168)。
ベンジル(2-クロロ-4-ニトロフェニル)スルファンの調製。
8.8gの2-クロロ-1-フルオロ-4-ニトロベンゼン(50mmol、1.00当量)及び13.8gの炭酸カリウム(100mmol、2.00当量)の300mLの無水N,N-ジメチルホルムアミド中の溶液に、7.44gのフェニルメタンチオール(60mmol、1.20当量)を室温で滴加した。得られた混合物を60℃で12時間撹拌した。混合物を室温まで冷却し、500mLの水で希釈し、酢酸エチル(3×500mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(3×200mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(5:1))、8.54gのベンジル(2-クロロ-4-ニトロフェニル)スルファンを黄色の固体として得た(収率61%)。MS (ESI+) m/z 280及び282 [M+H]+.
4-(ベンジルチオ)-3-クロロベンゼンアミンの調製。
8.54gのベンジル(2-クロロ-4-ニトロフェニル)スルファン(30.5mmol、1.00当量)の200mLのメタノール中の溶液に、8.16gの塩化アンモニウム(152.5mmol、5.00当量)及び7.75gの亜鉛(122mmol、4.00当量)を室温で加えた。得られた混合物を窒素雰囲気下で、70℃で2時間撹拌した。混合物を室温まで冷却し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。残渣を50mLの水で希釈し、次いで重炭酸ナトリウム(水溶液)でpH9に調整した。混合物を酢酸エチル(3×200mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(2×100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(2:1))、4.58gの4-(ベンジルチオ)-3-クロロベンゼンアミンを橙色の油として得た(収率60%)。MS (ESI+) m/z 250及び252 [M+H]+.
(S)-tert-ブチル1-(4-(ベンジルチオ)-3-クロロフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメートの調製。
1.9gの(S)-2-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-3-フェニルプロパン酸(7.14mmol、1.00当量)、1.96gの4-(ベンジルチオ)-3-クロロベンゼンアミン(7.85mmol、1.10当量)、及び5.64gのピリジン(71.40mmol、10.00当量)の40mLのN,N-ジメチルホルムアミド中の溶液に、18.42gのプロパンホスホン酸環状無水物の酢酸エチル中の溶液(50%、35.70mmol、5.00当量)を0℃で滴加した。得られた混合物を0℃で4時間撹拌した。混合物を100mLの水で希釈し、酢酸エチル(3×200mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(3×100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(3:1))、2.26gの(S)-tert-ブチル1-(4-(ベンジルチオ)-3-クロロフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イルカルバメートを黄色の固体として得た(収率64%)。MS (ESI+) m/z 441 [M-56+H]+.
(S)-2-アミノ-N-(4-(ベンジルチオ)-3-クロロフェニル)-3-フェニルプロパンアミド塩酸塩の調製。
2.26gの(S)-tert-ブチル1-(4-(ベンジルチオ)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-(ピリジン-2-イル)プロパン-2-イルカルバメート(4.56mmol、1.00当量)の20mLの1,4-ジオキサン中塩酸(4.0M)中の混合物を室温で2時間撹拌した。混合物を濃縮して、2gの(S)-2-アミノ-N-(4-(ベンジルチオ)-3-クロロフェニル)-3-フェニルプロパンアミド塩酸塩を淡黄色の固体として得た(収率100%)。MS (ESI+) m/z 397 [M+H]+.
(S)-N-(1-(4-(ベンジルチオ)-3-クロロフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミドの調製。
2gの(S)-2-アミノ-N-(4-(ベンジルチオ)-3-クロロフェニル)-3-フェニルプロパンアミド塩酸塩(4.56mmol、1.00当量)及び2.76gのトリエチルアミン(27.36mmol、6.00当量)の20mLのジクロロメタン中の溶液に、865mgの4-フルオロベンゾイルクロリド(5.47mmol、1.20当量)を0℃で滴加した。得られた混合物を0℃で2時間撹拌した。得られた混合物を20mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×30mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×30mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル、石油エーテル:酢酸エチル(1:1))、1.488gの(S)-N-(1-(4-(ベンジルチオ)-3-クロロフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミドを黄色の固体として得た(収率63%)。MS (ESI+) m/z 519 [M+H]+.
(S)-2-クロロ-4-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリドの調製。
1.488gの(S)-N-(1-(4-(ベンジルチオ)-3-クロロフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(2.87mmol、1.00当量)の12mLの酢酸及び4mLの水中の溶液に、1.53gのN-クロロスクシンイミド(11.48mmol、4.00当量)を0℃で加えた。得られた混合物を0℃で2時間撹拌した。混合物を30mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×50mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×50mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を濃縮して、0.64gの(S)-2-クロロ-4-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリドを白色の固体として得た(収率45%)。MS (ESI+) m/z 495 [M+H]+.
(S)-N-(1-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)-3-クロロフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-168)の調製
73.73mgの2-メチルプロパン-2-アミン(1.01mmol、5.0当量)及び130.3mgのN,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.01mmol、5.00当量)の10mLのジクロロメタン中の混合物に、100mgの(S)-2-クロロ-4-(2-(4-フルオロベンズアミド)-3-フェニルプロパンアミド)ベンゼン-1-スルホニルクロリド(0.202mmol、1.00当量)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌した。混合物を10mLの水で希釈し、ジクロロメタン(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1×30mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。粗生成物を以下の条件で分取HPLCによって精製した:カラム:YMC-Actus Triart C18、30*250mm、5um、移動相:水(10% NH4HCO3+0.1% NH3-H2O)及びACN(32% ACNから46%まで7分間);UV検出254/220nm。生成物を含む画分を合わせ、一部真空中で蒸発させ、一晩凍結乾燥して、39.8mgの(S)-N-(1-(4-(N-tert-ブチルスルファモイル)-3-クロロフェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-168)を白色の固体として得た。
I-168の調製でこの一般的手順を用いて、最後のステップで適切なアミンを置換することにより、以下の化合物を調製した。
実施例83.(S)-N-(1-(4-(N-(2-シアノプロパン-2-イル)スルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)-4-フルオロベンズアミド(I-172)、(S)-4-フルオロ-N-(1-(4-(N-(2-メチルブタ-3-イン-2-イル)スルファモイル)フェニルアミノ)-1-オキソ-3-フェニルプロパン-2-イル)ベンズアミド(I-173)、4-フルオロ-N-((S)-1-オキソ-3-フェニル-1-(4-(N-((S)-テトラヒドロフラン-3-イル)スルファモイル)フェニルアミノ)プロパン-2-イル)ベンズアミド(I-174)、及び4-フルオロ-N-((S)-1-オキソ-3-フェニル-1-(4-((R)-テトラヒドロフラン-3-イル)スルファモイル)フェニルアミノ)プロパン-2-イル)ベンズアミド(I-175)の調製。
I-172の合成スキーム:
I-173の合成スキーム:
I-174の合成スキーム:
I-175の合成スキーム:
実施例2aに記載のN-スルホニル化の一般的手順を用いて、最後のステップで適切なアミンを置換することにより、I-172、I-173、I-174、及びI-175を調製した。
実施例84.Dundee MALDI-TOF質量分析アッセイ(IC50)
化合物を、Ritorto他による論文(Ritorto et al.Screening of DUB activity and specificity by MALDI-TOF mass spectrometry.Nat.Commun.5:4763)に基づくMALDI-TOFアッセイで試験した。
USP30(25ng/μl)をK48結合ジユビキチン(5.6μM)に対し試験した。USP30を40mMのトリス、0.01%のBSA、1mMのDTTを含む緩衝液に希釈し、K48を40mMのトリス、0.01%のBSAを含む緩衝液に希釈した。
化合物をUSP30と室温で5分間プレインキュベートし、その後にK48二量体を加えた。次いで、アッセイ混合物を室温で45分間インキュベートした。TFAを最終濃度2%(v/v)になるように加えることにより、アッセイを停止した。
DUBアッセイの酸性化試料を0.5mMの15N-ユビキチンと混合し、次いで1部の2%(v/v)TFA及び1部の2,5 DHAPマトリックス溶液(375mLのエタノール及び125mLの水性12mg ml 1クエン酸水素二アンモニウム中の7.6mgの2,5 DHAP)で処理した。次いで、250nlのこれらの溶液をMTP AnchorChip 1,536 TFにスポットし、これをBruker rapifleX MALDI-TOFで解析する。
表21は、MALDI-TOFアッセイにおけるIC50値を提示している。
表21は、Dundee MALDI-TOFアッセイにおける本発明の選択された化合物の活性を示している。化合物番号は、表1の化合物番号に対応する。「A」という活性を有する化合物はIC
50≦0.05μMを示し、「B」という活性を有する化合物はIC
50>0.05~1.0μMを示し、「C」という活性を有する化合物は1.0~10.0μMのIC
50を示し、「C+」という活性を有する化合物はIC
50>1.0μMを示し、「D」という活性を有する化合物はIC
50>10.0μMを示した。
実施例85.Dundee MALDI-TOF質量分析アッセイ(1μMで残存するDUB活性の%)
表22は、化合物濃度1μMで残存するDUB活性の%として表したDundee MALDI-TOF値を提示している。
表22は、Dundee MALDI-TOFアッセイにおける本発明の選択された化合物の活性を示している。化合物番号は、表1の化合物番号に対応する。「A」という活性を有する化合物は、1μMで残存する活性%を0~25%、「B」という活性を有する化合物は、1μMで残存する活性%を25~50%、「C」という活性を有する化合物は、1μMで残存する活性%を50~75%、「D」という活性を有する化合物は、1μMで残存する活性%を75%超で示した。
実施例86.in vitro USP30生化学アッセイ。
USP30阻害における化合物の効力を確立するためのin vitro生化学アッセイ:USP30の蛍光色素タグ化基質を用いた384ウェルプレートアッセイを化合物のin vitroスクリーニングに使用した。各化合物を、10種の濃度(0.5~10,000nM)で2連ウェルで試験した。化合物を、20mMのTris/HCl、pH8.0、1mMのGSH、0.01%のTriton X-100、0.03%のBGG、及び1.5nMの組換えUSP30(C末端6-Hisタグを有するヒト配列のアミノ酸57~517)からなるアッセイバッファー中で、25℃で30分間プレインキュベートした。プレインキュベートの後に、アッセイ緩衝液に溶解したユビキチン-ローダミン基質を最終濃度25nMで各ウェルに加え、プレートを25℃でさらに75分間インキュベートした。10mMのクエン酸を加えることによって反応を停止させ、励起波長485nm、発光波長535nmで蛍光を読み取った。Graph Pad Prismソフトウェアを用いてデータを解析し、log濃度データに4パラメーター(浮動スロープ)フィットを行ってIC50を決定した。
表23は、USP30生化学アッセイにおけるIC50値を提示している。
表23は、USP30生化学アッセイにおける本発明の選択された化合物の活性を示している。化合物番号は、表1の化合物番号に対応する。「A」という活性を有する化合物はIC
50≦0.05μMを示し、「B」という活性を有する化合物はIC
50>0.05~1.0μMを示し、「C」という活性を有する化合物は1.0~10.0μMのIC
50を示し、「D」という活性を有する化合物はIC
50>10.0μMを示した。
実施例87.細胞内Tom20損失アッセイ。
化合物及び/またはアンチマイシン/オリゴマイシンによる処理後のTom20の損失を評価するため、分化したRenCell VMで96ウェルプレートアッセイを実施した。これらを5000細胞/ウェルで、通常の成長培地(ReNcell NSC維持培地+20ng/mlのFDF-2及び20ng/mlのEGF)が入ったラミニンコーティング96ウェルプレートに播種した。3日後、成長培地を分化培地(ReNCell NSC培地+0.1mMのジブチリルcAMP及び2ng/mlのGDNF)で置き換えた。分化培地を加えてから1日後及び4日後に培地を除去し、新鮮な分化培地で置き換えた。7日目に化合物またはDMSOを加え、1時間後、一部のウェルにオリゴマイシン(1uM)及びアンチマイシン(1uM)も加えた。化合物を加えてから20時間後に、ホルムアルデヒドを最終濃度3.7%になるように加えることによって細胞を固定し、室温で20分間インキュベートし、次いでPBSで洗浄した。ブロッキング緩衝液(PBS中3%のウシ血清アルブミン、2%のウシ胎児血清、0.2%のTriton X100)を全てのウェルに加えて2時間置いてから除去し、Tom20に対する抗体を含むブロッキング緩衝液で置き換えて一晩置いた。PBSで洗浄した後に、二次抗体(Cy3結合ロバ抗マウス)を、核をマーキングするためのDAPIと共に加え、2時間インキュベートした。再びPBSで洗浄した後、GE INCell 6000を用いて細胞を40倍で撮像し、核の数を基準に正規化した蛍光密度×面積のHCAベース定量化アルゴリズムを用いて定量化した。
表24は、細胞内Tom20損失アッセイにおける本発明の選択された化合物の活性を示している。化合物番号は、表1の化合物番号に対応する。「A」という活性を有する化合物はIC
50≦0.5μMを示し、「B」という活性を有する化合物はIC
50>0.5~1.0μMを示し、「C」という活性を有する化合物は1.0~10.0μMのIC
50を示し、「D」という活性を有する化合物はIC50
50>10.0μMを示した。
本発明の複数の実施形態について説明してきたが、本発明の基本的な実施例が、本発明の化合物及び方法を利用する他の実施形態を提供するために変更され得ることは明らかである。そのため、本発明の範囲は、例として示された特定の実施形態によってではなく、添付の特許請求の範囲によって定義されるべきであることが理解されよう。