JP7842681B2 - エレベーター - Google Patents

エレベーター

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Description

本発明は、エレベーターに関する。
エレベーターの乗りかごには、防犯等を目的に監視カメラが取り付けられる場合がある(例えば、特許文献1を参照)。監視カメラは、乗りかごのかご室全体の様子を撮影するためにかご室の天井に取り付けられる。かご室の天井に監視カメラを取り付けた場合、かご室に乗っている乗客から見えやすい場所(目立つ場所)に監視カメラを配置すると、かご室の意匠性が損なわれてしまう。
そこで、かご室の意匠性を損なわないよう、かご室に乗っている乗客から見えにくい位置(目立たない位置)に監視カメラを設置することが要求されている。この要求に応える技術の一つとして、かご室の天井面を落とし込んだ、いわゆる落とし天井を採用した乗りかごが知られている。落とし天井を採用した乗りかごでは、かご室の天井面の周囲に、天井面よりも上方に凹んだ空間(以下、「隅空間」ともいう。)を確保することができる。このため、監視カメラを隅空間に設置することにより、乗客から監視カメラが見えにくくなる。よって、かご室の意匠性を高めることができる。
なお、落とし天井は、乗客から監視カメラを見えにくくするだけでなく、種々の理由、例えば、かご室の天井に設けられる送風口や通気口を乗客から見えにくくするために採用される場合もある。
特開2015―16938号公報
監視カメラを隅空間に設置する場合は、監視カメラで監視できる範囲が狭くならないよう、監視カメラの下部をかご室の天井面よりも下方に突出させて配置する必要がある。一方で、監視カメラにつながる映像データ出力用配線、電源供給用配線などの配線類は、乗りかごの天井裏(天板の上面側)に引き出されるため、監視カメラを天井裏から固定する必要がある。したがって、監視カメラを隅空間に設置する場合は、落とし天井による段差を補うために、監視カメラを隅空間で支持する第1の部品と、第1の部品を天井裏から固定するための第2の部品が、カメラ取付用部品として必要になる。現状においては、第1の部品と第2の部品を溶接によって固定している。しかしながら、カメラ取付用の部品同士を溶接によって固定する場合は、その部品に適用できる材料に制約が生じてしまう。
本発明の目的は、落とし天井を採用した乗りかごの天井に監視カメラを取り付ける場合に、カメラ取付用部品に適用できる材料の制約を緩和することができるエレベーターを提供することにある。
上記課題を解決するために、例えば、特許請求の範囲に記載された構成を採用する。
本願は、上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一つを挙げるならば、かご室の天井面を落とし込むための隅空間を形成する天板を有し、隅空間にカメラが設置された乗りかごを備えるエレベーターであって、隅空間でカメラを支持するブラケット部品と、ブラケット部品を乗りかごの天井裏から固定するための軸部品と、を有し、ブラケット部品と軸部品は、天板に共締めによって固定されている。
本発明によれば、落とし天井を採用した乗りかごの天井に監視カメラを取り付ける場合に、カメラ取付用部品に適用できる材料の制約を緩和することができる。
上記した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明によって明らかにされる。
第1実施形態に係るエレベーターの構成例を示す概略図である。 第1実施形態に係る乗りかごの構成を示す概略斜視図である。 天板の構成を示す斜視図である。 天板の配置を示す側断面図である。 、第1実施形態に係るエレベーターの乗りかごにカメラを取り付けた状態を示す側断面図である。 図5におけるVI-VI断面図である。 ブラケット部品の構成を示す三面図である。 軸部品の構成を示す側面図である。 ブラケット部品の切り込み部を軸部品の溝部に嵌合した状態を示す側面図である。 第2実施形態におけるブラケット部品の第2の固定片の形状を示す平面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。本明細書および図面において、実質的に同一の機能または構成を有する要素については、同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係るエレベーターの構成例を示す概略図である。
図1に示すように、エレベーターは、ビルなどの建築構造物の昇降路に設置されるもので、巻上機1と、主ロープ2と、乗りかご3と、一対のかご下プーリ4A,4Bと、釣合錘5と、プーリ6と、を備えている。
巻上機1は、乗りかご3を昇降させるために主ロープ2を巻き上げる機器である。巻上機1は、昇降路の上部に設置されている。主ロープ2の一端と他端は、それぞれ昇降路の最上部に固定されている。主ロープ2は、一対のかご下プーリ4A,4Bと、巻上機1と、プーリ6とに巻き掛けられている。乗りかご3は、図示しないガイドレールに案内されて昇降路を昇降する。一対のかご下プーリ4A,4Bは、乗りかご3の下に配置されている。釣合錘5は、乗りかご3との質量バランスをとるための錘である。釣合錘5は、巻上機1によって主ロープ2を巻き上げた場合に、乗りかご3と反対方向に昇降する。プーリ6は、釣合錘5と一体に昇降する。
なお、エレベーターの構成は、図1に示す構成に限らず、種々の構成を採用可能である。
図2は、第1実施形態に係る乗りかごの構成を示す概略斜視図である。
本実施形態においては、乗りかご3の各部の位置関係を明確にするために、エレベーターの乗場側から見て、乗りかご3の左右方向をX方向、乗りかご3の奥行き方向をY方向、乗りかご3の高さ方向をZ方向とする。乗りかご3が配置される昇降路において、X方向及びY方向は、水平方向に平行な方向となり、Z方向は、鉛直方向に平行な方向となる。
乗りかご3は、乗客や荷物を収容する空間であるかご室を有する。乗りかご3は、4つの側板11と、かごドア12と、かご床13と、かご天井14と、かご枠15と、を備えている。かご室は、上述した4つの側板11と、かごドア12と、かご床13と、かご天井14とよって囲まれる空間である。
4つの側板11は、かご室の側方を囲むように配置されている。かごドア12は、乗りかご3の前部に配置されている。かごドア12は、乗りかご3のかご室に通じる出入口を開閉するドアである。乗りかご3の前部にはシル16が取り付けられている。シル16には案内溝16aが形成されている。かごドア12は、シル16の案内溝16aに案内されてX方向に開閉移動する。
かご床13は、乗りかご3の下部に配置されている。かご床13は、図示はしないが、乗客や荷物を載せる床板と、床板を支持する支持機構と、を備える。かご天井14は、天板17と、補強フレーム18と、を備えている。天板17と補強フレーム18は、例えば、図示しないボルト・ナットやリベットを用いて固定される。天板17は、かご室の天井に配置される部材である。補強フレーム18は、乗りかご3のかご天井14を補強する部材である。補強フレーム18には、安全柵19が取り付けられる。安全柵19は、作業員がかご天井14の上に乗って作業する場合の安全性を確保するための部材である。
かご枠15は、2つの縦枠15a,15bと、上枠15cと、下枠(不図示)とによって構成されている。かご枠15は、乗りかご3をA方向から見て縦長の長方形に配置されている。2つの縦枠15a,15bは、乗りかご3の左右に対をなして配置されている。上枠15cは、2つの縦枠15a,15bの上端部同士を連結する状態で乗りかご3の上部に配置されている。下枠は、2つの縦枠15a,15bの下端部同士を連結する状態で乗りかご3の下部に配置されている。
図3は、天板の構成を示す斜視図であり、図4は、天板の配置を示す側断面図である。
図3に示すように、天板17は、平面視四角形(長方形、正方形など)に形成されている。天板17は、4つの取付部21と、4つの接続部22と、1つの天井部23と、を有する一体成形品である。
天板17は、天井部23から接続部22を経て取付部21に至る部分がクランク状に曲げられている。具体的には、天井部23は、水平に配置され、接続部22は、天井部23の外周縁で上向きに直角に曲げられ、取付部21は、接続部22の上端部で横向きに直角に曲げられている。また、接続部22は、天井部23の外縁から垂直に起立し、取付部21は、接続部22の上端部から水平に延在している。天井部23は、取付部21との間に段差D(図4参照)を付けて取付部21よりも低い位置に配置される。
4つの取付部21は、それぞれに対応する側板11の上端部11a(図4参照)に取り付けられる部分である。取付部21には、複数の孔h1~h14と、1つの開口部25が設けられている。孔h1~h14には、天板17と補強フレーム18をリベットによって固定するための孔や、天板17と補強フレーム18と側板11をボルト・ナットによって固定するための孔が含まれる。開口部25は、図示しないファンの駆動によってかご室に空気を送り込むための開口、すなわち送風口として形成されている。
4つの接続部22は、それぞれに対応する取付部21と天井部23とを接続する部分である。4つの接続部22は、水平な天井部23から垂直に折り曲げて形成されている。
天井部23は、平面視四角形の平板状に形成されている。天井部23には、図示しない照明が取り付けられる。図4に示すように、天井部23の下面は、かご室36の天井面Fを形成している。かご室35の天井は、上述した段差Dによって天井面Fを落とし込んだ、いわゆる落とし天井となっている。また、かご室35の天井の隅部には、天井面Fを落とし込むための隅空間34が形成されている。隅空間34は、天井面Fよりも上方に凹んだ状態で形成されている。また、隅空間34は、天板17と側板11によって形成されている。具体的には、隅空間34は、天板17の接続部22及び取付部21の各内面と、側板11の内面とによって形成されている。
なお、図3及び図4においては、照明を取り付けるために天井部23に形成される孔の表記や、カメラを取り付けるために取付部21に形成される孔の表記を省略している。
図5は、第1実施形態に係るエレベーターの乗りかごにカメラを取り付けた状態を示す側断面図であり、図6は、図5におけるVI-VI断面図である。なお、図6では、ボルトとワッシャの表記を省略している。本実施形態においては、カメラの一例として、防犯等を目的に設置されるカメラである監視カメラを挙げて説明するが、カメラは、かご室の内部を撮影可能なカメラであればよく、設置の目的は問わない。また、本実施形態においては、ドーム型の監視カメラを例に挙げて説明するが、カメラの型式は問わない。
図5及び図6に示すように、監視カメラ50は、かご室36の天井面Fを落とし込むために形成された隅空間34に設置されている。監視カメラ50は、カメラ本体部51と、カメラ本体部51から突出するネジ軸52と、を有している。カメラ本体部51には、図示しない撮像素子や回路基板、レンズなどが組み込まれている。カメラ本体部51の下端部には、レンズ保護カバー53が配置されている。レンズ保護カバー53は、カメラ本体部51に組み込まれたレンズを保護するカバーである。ネジ軸52は、ナット55を用いてカメラ本体部51を固定するための軸部材である。ネジ軸52は、カメラ本体部51の中心軸上に配置されている。また、ネジ軸52は、カメラ本体部51の中心軸方向に突出している。ネジ軸52は、前述した配線類を監視カメラ50の外側に引き出せるように中空構造(円筒構造)になっている。ネジ軸52には、ナット55と共にワッシャ56が取り付けられている。
監視カメラ50は、ブラケット部品61と、軸部品62とを用いて、天板17の取付部21に取り付けられている。ブラケット部品61及び軸部品62は、監視カメラ50を隅空間34に設置する場合に用いられるカメラ取付用部品である。ブラケット部品61は、隅空間34で監視カメラ50を支持する部品であり、軸部品62は、ブラケット部品61を乗りかごの天井裏から固定するための部品である。ブラケット部品61及び軸部品62は、監視カメラ50の取付強度を確保するという観点では金属製が好ましいが、樹脂製でもよく、また一方の部品が金属製で、他方の部品が樹脂製でもよい。図6に示すように、ブラケット部品61の対角寸法Lcは、隅空間34の幅寸法Lwよりも大きい。これにより、ブラケット部品61の回転は、天板17の接続部22とこれに対向する側板11とによって抑制される。
図7は、ブラケット部品の構成を示す三面図であり、図7Aはブラケット部品を上方向から見た図、図7Bはブラケット部品を横方向から見た図、図7Cはブラケット部品を下方向から見た図である。
図7に示すように、ブラケット部品61は、第1の固定片611と、第2の固定片612と、連結片613と、を一体に有するコの字形(略横U字形)の部品である。第1の固定片611は、監視カメラ50をブラケット部品61に固定するための部分である。第1の固定片611には、監視カメラ50を固定するための長孔611aが形成されている。第2の固定片612は、ブラケット部品61を介して監視カメラ50を天板17の取付部21に固定するための部分である。第2の固定片612には、切り込み部612aが形成されている。切り込み部612aは、U字形に形成されている。ブラケット部品61を上方向又は下方向から見た場合、切り込み部612aの形成領域と長孔611aの形成領域は、部分的に重なり合っている。連結片613は、第1の固定片611と第2の固定片612を連結する部分である。
図8は、軸部品の構成を示す側面図である。
図8に示すように、軸部品62は、ネジ部62aと、溝部62bとを有する。ネジ部62aには、雄ネジが形成されている。溝部62bは、軸部品62の全周に連続して形成された溝、すなわち周溝である。ただし、溝部62bは、周溝に限らず、軸部品62の全周の一部で且つ180度位相が異なる2箇所に形成された溝であってもよい。溝部62bは、軸部品62の中心軸方向において、ネジ部62aの下端部近傍に形成されている。また、溝部62bは、ネジ部62aの外径寸法よりも小さい幅寸法W1で形成されている。溝部62bが周溝である場合は、幅寸法W1は、溝部62bの直径に相当する。軸部品62は、前述した配線類を乗りかごの天井裏に引き出せるように中空構造(円筒構造)になっている。
軸部品62の溝部62bの高さ寸法Hは、前述した第2の固定片612の厚み寸法T(図7B参照)よりも少し大きく設定されている。また、溝部62bの幅寸法W1は、第2の固定片612の切り込み部612aの幅寸法W2(図7A参照)よりも少し小さく設定されている。これにより、第2の固定片612の切り込み部612aは、軸部品62の中心軸方向と直交する方向から溝部62bに嵌合可能に構成されている。図9は、ブラケット部品の切り込み部を軸部品の溝部に嵌合した状態を示す側面図である。
続いて、ブラケット部品と軸部品を用いて作業者が監視カメラをかご室の天井に取り付ける場合の手順について説明する。
まず、作業者は、ブラケット部品61の第1の固定片611に、ナット55とワッシャ56を用いて監視カメラ50を固定する。具体的には、作業者は、第1の固定片611の長孔611aに監視カメラ50のネジ軸52を挿入した後、ネジ軸52にワッシャ56を装着し、その後、ネジ軸52にナット55を噛み合わせて、ナット55を締め付ける。その際、ネジ軸52が挿入される孔を長孔611aとしておくことで、監視カメラ50の位置を長孔611aの長軸方向に調整することができる。ただし、監視カメラ50の位置調整が不要な場合は、長孔611aに代えて円形の孔でもよい。
次に、作業者は、ブラケット部品61の切り込み部612aを軸部品62の溝部62bに嵌合させる。次に、作業者は、切り込み部612aと溝部62bの嵌合状態を維持しつつ、ブラケット部品61を隅空間34に配置し、その隅空間34に開口している天板17の孔(図示せず)に軸部品62を挿入する。天板17の孔は、あらかじめ監視カメラ50の取付位置に対応して天板17の取付部21に設けられている。天板17の孔に軸部品62を挿入すると、軸部品62のネジ部62aは天井裏に突出した状態になる。
次に、作業者は、図5に示すように、軸部品62にワッシャ59を装着した後、軸部品62のネジ部62aにナット58を噛み合わせて、ナット58を締め付ける。これにより、ブラケット部品61と軸部品62は、ナット58の締め付け力により、天板17の取付部21に共締めによって固定される。
以上の手順で、監視カメラ50は、かご室36の天井に取り付けられる。
以上説明したように、第1施形態においては、カメラ取付用部品であるブラケット部品61と軸部品62が、天板17に共締めによって固定されている。これにより、カメラ取付用の部品同士を溶接によって固定する場合に比べて、カメラ取付用部品に適用できる材料の制約を緩和することができる。
また、第1実施形態においては、軸部品62に溝部62bが形成され、この溝部62bに嵌合可能な切り込み部612aがブラケット部品61に形成されている。これにより、ブラケット部品61と軸部品62を、溶接レスで連結させることができる。
また、第1実施形態においては、軸部品62に形成されたネジ部62aを天井裏に突出させて、ナット58をネジ部62aに噛み合わせている。これにより、監視カメラ50を天井裏から固定することができる。
また、第1実施形態においては、ブラケット部品61の対角寸法Lcと隅空間34の幅寸法Lwとの関係を、Lc>Lwに設定している。これにより、隅空間34に配置されるブラケット部品61の回転を抑制することができる。
また、第1実施形態において、ブラケット部品61は、監視カメラ50が固定される第1の固定片611と、切り込み部612aを有する第2の固定片612と、第1の固定片611と第2の固定片612を連結する連結片613と、を一体に有している。これにより、ブラケット部品61の構造を単純化し、部品コストを低く抑えることができる。
また、第1実施形態においては、カメラ本体部51から突出するネジ軸52が挿入される第1の固定片611の孔を、長孔611aとしている。これにより、隅空間34に監視カメラ50を取り付ける場合に、監視カメラ50の位置を調整することができる。
<第2実施形態>
第2実施形態に係るエレベーターは、上述した第1実施形態に係るエレベーターの構成と比較して、第2の固定片612の切り込み部612aの形状が異なる。以下、図10を用いて第2の固定片612の構造について説明する。
図10に示すように、第2の固定片612には切り込み部612aが形成されており、この点は上記第1実施形態の場合と同様である。ただし、第2実施形態においては、切り込み部612aの入口部分の形状が上記第1実施形態の場合と異なる。
切り込み部612aの入口部分は、軸部品62の溝部62bにブラケット部品61の切り込み部612aを嵌合させる場合に、最初に軸部品62を受け入れる部分である。第2実施形態においては、切り込み部612aの入口部分に、一対の凸部612bが形成されている。一対の凸部612bは、切り込み部612aの入口部分の幅寸法W3が、切り込み部612aの奥側の幅寸法W2よりも小さくなるように、互いに対向する状態に配置されている。ここで、図10に示す幅寸法W2は、図7に示す幅寸法W2と同じである。
切り込み部612aの入口部分の幅寸法W3は、軸部品62の溝部62bの幅寸法W1(図8参照)よりも小さく設定されている。幅寸法W3と幅寸法W1との差は、軸部品62の溝部62bに第2の固定片612の切り込み部612aを嵌合させる場合に、作業者の手の力で切り込み部612aの奥側に軸部品62を押し込むことができる程度に設定される。
このように、切り込み部612aの入口部分の幅寸法W3を溝部62bの幅寸法W1よりも小さく設定することにより、一旦、切り込み部612aの奥側まで軸部品62を押し込んだ後は、軸部品62が一対の凸部612bに引っ掛かるようになる。このため、溝部62bに切り込み部612aを嵌合させた後、溝部62bから切り込み部612aが脱落することを抑制できる。したがって、上述した監視カメラ50の取付作業を行う作業者が、ブラケット部品61に監視カメラ50を固定する作業と、ブラケット部品61の切り込み部612aを軸部品62の溝部62bに嵌合させる作業を終えた後、軸部品62を掴んでブラケット部品61を傾けた場合でも、切り込み部612aの入口部分で軸部品62が一対の凸部612bに引っ掛かることで、監視カメラ50の落下を防止することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例を含む。例えば、上述した実施形態では、本発明の内容を理解しやすいように詳細に説明しているが、本発明は、上述した実施形態で説明したすべての構成を必ずしも備えるものに限定されない。また、ある実施形態の構成の一部を、他の実施形態の構成に置き換えることが可能である。また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、これを削除し、または他の構成を追加し、あるいは他の構成に置換することも可能である。
3…乗りかご、17…天板、34…隅空間、36…かご室、50…監視カメラ(カメラ)、51…カメラ本体部、52…ネジ軸、58…ナット、61…ブラケット部品、62…軸部品、62a…ネジ部、62b…溝部、611…第1の固定片、611a…長孔、612…第2の固定片、612a…切り込み部、613…連結片、F…天井面

Claims (6)

  1. かご室の天井面を落とし込むための隅空間を形成する天板を有し、前記隅空間にカメラが設置された乗りかごを備えるエレベーターであって、
    前記隅空間で前記カメラを支持するブラケット部品と、
    前記ブラケット部品を前記乗りかごの天井裏から固定するための軸部品と、を有し、
    前記軸部品は、溝部を有し、
    前記ブラケット部品は、前記軸部品の中心軸方向と直交する方向から前記溝部に嵌合可能な切り込み部を有し、
    前記ブラケット部品と前記軸部品は、前記溝部に前記切り込み部を嵌合した状態で、前記天板に共締めによって固定されている
    エレベーター。
  2. 前記軸部品は、前記天井裏に突出した状態で配置される固定用のネジ部を有し、
    前記ブラケット部品と前記軸部品は、前記ネジ部に噛み合うナットの締め付け力により、前記天板に共締めによって固定されている
    請求項1に記載のエレベーター。
  3. 前記ブラケット部品の対角寸法は、前記隅空間の幅寸法よりも大きい
    請求項1に記載のエレベーター。
  4. 前記切り込み部の入口部分の幅寸法は、前記溝部に前記切り込み部を嵌合した状態で前記溝部から前記切り込み部が離脱しないよう、前記溝部の幅寸法よりも小さく設定されている
    請求項に記載のエレベーター。
  5. 前記ブラケット部品は、前記カメラが固定される第1の固定片と、前記切り込み部を有する第2の固定片と、前記第1の固定片と前記第2の固定片を連結する連結片と、を一体に有する
    請求項に記載のエレベーター。
  6. 前記カメラは、カメラ本体部と、前記カメラ本体部から突出するネジ軸と、を有し、
    前記第1の固定片には、前記ネジ軸が挿入されるとともに、前記カメラの位置を調整可能な長孔が形成されている
    請求項に記載のエレベーター。
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