JP7841888B2 - 周波数特性測定装置 - Google Patents

周波数特性測定装置

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Description

本明細書中に開示されている発明は、DUT(Device Under Test)の周波数特性を測定する技術に関する。
DUTの周波数特性は、ベクトル・ネットワークアナライザ等の周波数特性測定装置によって測定される。従来の一般的な測定手法では、まずはケーブル端面で非特許文献1に記載されているSOLT(Short-Open-Load-Thru)校正が実施される。そして、DUTの代わりにShortさせた基板、DUTの代わりにOpenにした基板、DUTの代わりに負荷(Load)が実装された基板、DUTが実装されたサンプル基板からDUTが実装された部分を除去したThru基板を順次ケーブル間に取り付けて、SOLT校正が実施される。その後、DUTが実装されたサンプル基板のSパラメータの測定結果から、DUTのみのSパラメータが抽出される。これにより、純粋なDUTの周波数特性を得ることができる。
市川古都美、市川裕一著,「高周波回路設計のためのSパラメータ詳解」,第5版,CQ出版社,2020年1月1日,p.14-143
しかしながら、上述した従来の一般的な測定手法は、4種類の校正用基板を必要とするので、校正用基板に多大なコストがかかるともに、校正作業に時間がかかるという課題を有する。
本明細書中に開示されている周波数特性測定装置は、ケーブル端面でSOLT校正を行うように構成される校正部と、前記校正部による前記SOLT校正の後、DUTが実装された第1基板のSパラメータを測定するように構成される第1測定部と、前記校正部による前記SOLT校正の後、第2基板のSパラメータを測定するように構成される第2測定部と、前記第1測定部の測定結果及び前記第2測定部の測定結果をベクトル演算することによって、前記DUTのSパラメータを抽出するように構成される抽出部と、を備え、前記抽出部は、前記第2基板を仮想的に中央で2分割して得られる第1フィクスチャ及び第2フィクスチャそれぞれの前記第2基板端面での反射を、仮想的に中央で2分割しない場合の前記第2基板の端面での反射以下とみなし、前記第1基板は、第1端面及び第2端面それぞれに少なくとも一つのコネクタを備える構造であり、前記第2基板は、前記第1基板から前記DUTが実装された部分を除去し、前記第1基板に設けられた全ての前記コネクタの中から任意の2個を選んでスルー接続する構造であり、前記第2基板の個数は、前記第1基板に設けられた全ての前記コネクタの中から2個を選ぶ組み合わせの総数である構成(第1の構成)である。
上記第1の構成の周波数特性測定装置において、前記抽出部は、前記第1フィクスチャの前記第2基板端面での反射を示すSパラメータの振幅を、測定範囲の全周波数域に渡って単一の第1固定値とし、前記第1フィクスチャの前記第2基板端面での反射を示すSパラメータの位相を、測定範囲の全周波数域に渡ってゼロとし、前記第2フィクスチャの前記第2基板端面での反射を示すSパラメータの振幅を、測定範囲の全周波数域に渡って前記第1固定値とし、前記第2フィクスチャの前記第2基板端面での反射を示すSパラメータの位相を、測定範囲の全周波数域に渡ってゼロとする構成(第2の構成)としてもよい。
上記第1又は第2の構成の周波数特性測定装置において、前記抽出部は、前記第1フィクスチャの透過特性と前記第2フィクスチャの透過特性とが対称であるとみなす構成(第3の構成)としてもよい。
上記第1又は第2の構成の周波数特性測定装置において、前記抽出部は、前記第1フィクスチャの透過特性と前記第2フィクスチャの透過特性とが対称であるとみなさない構成(第4の構成)としてもよい。
上記第1~4いずれかの構成の周波数特性測定装置において、前記第2基板のケーブルが接続される2つの端面間距離は、測定範囲の最も低い周波数の逆数の2倍未満である構成(第5の構成)としてもよい。
本明細書中に開示されているコンピュータプログラムは、ケーブル端面でSOLT校正を行うように構成される校正部と、前記校正部による前記SOLT校正の後、DUTが実装された第1基板のSパラメータを測定するように構成される第1測定部と、前記校正部による前記SOLT校正の後、第2基板のSパラメータを測定するように構成される第2測定部と、を備える周波数特性測定装置の測定結果を処理するためのコンピュータプログラムであって、コンピュータを、前記第1測定部の測定結果を取得する第1取得部、前記第2測定部の測定結果を取得する第2取得部、並びに前記第1測定部の測定結果及び前記第2測定部の測定結果をベクトル演算することによって、前記DUTのSパラメータを抽出するように構成される抽出部として機能させ、前記抽出部は、前記第2基板を仮想的に中央で2分割して得られる第1フィクスチャ及び第2フィクスチャそれぞれの前記第2基板端面での反射を、仮想的に中央で2分割しない場合の前記第2基板の端面での反射以下とみなし、前記第1基板は、第1端面及び第2端面それぞれに少なくとも一つのコネクタを備える構造であり、前記第2基板は、前記第1基板から前記DUTが実装された部分を除去し、前記第1基板に設けられた全ての前記コネクタの中から任意の2個を選んでスルー接続する構造であり、前記第2基板の個数は、前記第1基板に設けられた全ての前記コネクタの中から2個を選ぶ組み合わせの総数である構成(第6の構成)である。
本明細書中に開示されている発明によれば、低コストで簡便にDUTの周波数特性を測定することができる。
図1は、一実施形態に係る周波数特性測定装置の概略構成を示すブロック図である。 図2は、第1基板の概略構造を示す模式図である。 図3は、第2基板の概略構造を示す模式図である。 図4は、抽出部の動作例を示すフローチャートである。 図5は、第1フィクスチャのSパラメータを模式的に示す図である。 図6は、第2フィクスチャのSパラメータを模式的に示す図である。 図7は、第2基板のSパラメータを模式的に示す図である。
図1は、一実施形態に係る周波数特定測定装置の概略構成を示すブロック図である。図1に示す一実施形態に係る周波数特性測定装置10(以下、「周波数特性測定装置10」と略す)は、ベクトル・ネットワークアナライザである。
周波数特性測定装置10は、第1ポート1と、第2ポート2と、校正部3と、測定部4と、抽出部5と、を備える。
第1ポート1は、第1同軸ケーブルCX1の一端E11が接続可能に構成される。第2ポート2は、第2同軸ケーブルCX2の一端E21が接続可能に構成される。
校正部3は、ケーブル端面でSOLT校正を行うように構成される。具体的には、第1ポート1に第1同軸ケーブルCX1の一端E11が接続され、第2ポート2に第2同軸ケーブルCX2の一端E21が接続された状態で、校正部3は、第1同軸ケーブルCX1の他端E12の端面及び第2同軸ケーブルCX2の他端E22の端面それぞれでSOLT校正を行うように構成される。ケーブル端面におけるSOLT校正は、例えば非特許文献1等に開示されている周知技術であるため、ここでは詳細な説明を省略する。校正部3は、校正結果を測定部4に提供する。
測定部4は、Sパラメータを測定する。測定部4は、第1測定部としても機能し、第2測定部としても機能する。
第1測定部は、校正部3によるSOLT校正の後、DUTが実装された第1基板SUB1(図2参照)のSパラメータを測定するように構成される。つまり、第1測定部が測定を実行するときには、第1基板SUB1が第1同軸ケーブルCX1及び第2同軸ケーブルCX2を介して周波数特性測定装置10に接続される。
第2測定部は、校正部3によるSOLT校正の後、第1基板SUB1からDUTが実装された部分を除去した構造である第2基板SUB2(図3参照)のSパラメータを測定するように構成される。つまり、第2測定部が測定を実行するときには、第2基板SUB2が第1同軸ケーブルCX1及び第2同軸ケーブルCX2を介して周波数特性測定装置10に接続される。
図2は第1基板SUB1の概略構造を示す模式図である。図3は第2基板SUB2の概略構造を示す模式図である。第1基板SUB1は、DUTが実装された部分P1と、第1フィクスチャP2と、第2フィクスチャP3と、を有する。第2基板SUB2は、第1フィクスチャP2と、第2フィクスチャP3と、を有する。第2基板SUB2において、第1フィクスチャP2及び第2フィクスチャP3は、第2基板SUB2を仮想的に中央で2分割して得ることができる。
第1フィクスチャP2は、第1同軸ケーブルCX1の他端E12に接続可能な第1コネクタCN1を有する。第1コネクタCN1は、第1フィクスチャP2の左端部に設けられる。第2フィクスチャP3は、第2同軸ケーブルCX1の他端E22に接続可能な第2コネクタCN2を有する。第2コネクタCN2は、第2フィクスチャP3の右端部に設けられる。なお、第1フィクスチャP2と第2フィクスチャP3とは互いに左右対称の構造である。しかしながら、第1フィクスチャP2と第2フィクスチャP3とは互いに完全に左右対称の構造でなく、若干の製造ばらつきを有していてもよい。
抽出部5は、第1測定部の測定結果及び第2測定部の測定結果をベクトル演算することによって、DUTのSパラメータを抽出するように構成される。抽出部5の抽出結果は、例えば周波数特性測定装置10に対して装脱着可能な可搬型記憶媒体に記憶してもよく、周波数特性測定装置10に設けられる表示部に表示してもよく、周波数特性測定装置10の外部に通信によって出力してもよい。
抽出部5は、例えばマイクロコンピュータ等のコンピュータに、第1測定部の測定結果及び前記第2測定部の測定結果を処理するためのコンピュータプログラムをインストールし、当該コンピュータプログラムを実行することによって実現することができる。本実施形態では、抽出部5は周波数特性測定装置10に内蔵されているが、周波数特性測定装置10の外部に設けられるコンピュータを抽出部5として機能させてもよい。
図4は、抽出部5の動作例を示すフローチャートである。抽出部5は、まず始めに第1測定部の測定結果を取得する(ステップS10)。次に、抽出部5は、第2測定部の測定結果を取得する(ステップS20)。なお、本実施形態とは異なり、ステップS20を先に実行し、その後ステップS10を実行してもよく、ステップS10及びステップS20を並行して実行してもよい。
第1測定部の測定結果及び第2測定部の測定結果を取得した後、抽出部5は、第1測定部の測定結果及び第2測定部の測定結果をベクトル演算することによって、DUTのSパラメータを抽出し(ステップS30)、フロー動作を終了する。
次に、ステップS30の処理の詳細について説明する。図5は第1フィクスチャP2のSパラメータを模式的に示す図である。図6は第2フィクスチャP3のSパラメータを模式的に示す図である。図7は第2基板SUB2のSパラメータを模式的に示す図である。
第1フィクスチャP2と第2フィクスチャP3との左右対称性から、抽出部5は、S21A=S12B、S12A=S21Bとする。また、抽出部5は、第1フィクスチャP2及び第2フィクスチャP3それぞれの第2基板端面での反射を、第2基板SUB2の端面での反射以下とみなし、第1フィクスチャP2及び第2フィクスチャP3それぞれの仮想分割面での反射を、第2基板SUB2の端面での反射以下とみなさない。なお、「第1フィクスチャP2及び第2フィクスチャP3それぞれの第2基板端面での反射を、第2基板SUB2の端面での反射以下とみなす」とは、測定範囲の周波数域において概ね又は完全に、第1フィクスチャP2及び第2フィクスチャP3それぞれの第2基板端面での反射を第2基板SUB2の端面での反射以下とみなせればよい。すなわち、測定範囲の周波数域において、部分的に、第1フィクスチャP2及び第2フィクスチャP3それぞれの第2基板端面での反射が第2基板SUB2の端面での反射より高くなる場合を排除するものではない。そして、抽出部5は、第2測定部の測定結果から第1フィクスチャP2のSパラメータ及び第2フィクスチャP3のSパラメータを求める。具体的には、第1フィクスチャP2のSパラメータ及び第2フィクスチャP3のSパラメータは以下のようになる。
(1)S11A(第1フィクスチャP2の第2基板端面での反射を示すSパラメータ)の振幅は、測定範囲の全周波数域に渡って単一の第1固定値
(2)S11Aの位相は、測定範囲の全周波数域に渡ってゼロ
(3)S22A=(S22C-S11A)/S12C
(4)S21A=(1-S11B×S21C)0.5
(5)S12A=(1-S22A×S12C)0.5
(6)S11B=(S11C-S11A)/S21C
(7)S22B(第2フィクスチャP3の第2基板端面での反射を示すSパラメータ)の振幅は、測定範囲の全周波数域に渡って単一の第1固定値
(8)S22Bの位相は、測定範囲の全周波数域に渡ってゼロ
(9)S21B=S12A
(10)S12B=S21A
抽出部5は、第1測定部の測定結果から、第1フィクスチャP2のSパラメータ及び第2フィクスチャP3のSパラメータをベクトル演算により差し引いて、DUTのみのSパラメータを求める。
周波数特性測定装置10を用いた測定では、DUTの代わりにShortさせた基板、DUTの代わりにOpenにした基板、DUTの代わりに負荷(Load)が実装された基板が不要である。従って、周波数特性測定装置10は、低コストで簡便にDUTの周波数特性を測定することができる。
第1フィクスチャP2のSパラメータS11Aが低反射を示す値であるとすると、DUTが高透過特性を有する場合、第1基板SUB1のSパラメータS11は第2フィクスチャP3のSパラメータS11Bでほぼ決まることになり、逆にDUTが高反射特性を有する場合、第1基板SUB1のSパラメータS11はDUTのSパラメータS11でほぼ決まることになる。DUTが高透過特性である場合、DUTが高反射特性を有する場合という極端な2つの場合について説明したが、それ以外の場合でも、第1基板SUB1のSパラメータS11は、第2フィクスチャP3のSパラメータS11BとDUTのSパラメータS11とでほぼ決まることになる。
同様に、第2フィクスチャP3のSパラメータS22Bが低反射を示す値であるとすると、DUTが高透過特性を有する場合、第1基板SUB1のSパラメータS22は第1フィクスチャP2のSパラメータS22Aでほぼ決まることになり、逆にDUTが高反射特性を有する場合、第1基板SUB1のSパラメータS22はDUTのSパラメータS22でほぼ決まることになる。DUTが高透過特性である場合、DUTが高反射特性を有する場合という極端な2つの場合について説明したが、それ以外の場合でも、第1基板SUB1のSパラメータS22は、第1フィクスチャP2のSパラメータS22AとDUTのSパラメータS22とでほぼ決まることになる。
つまり、抽出部5は、第1フィクスチャP2及び第2フィクスチャP3それぞれの第2基板端面での反射を、測定範囲の全周波数域に渡って所定レベル以下であるとみなすことは、合理的である。
周波数特性測定装置10と同様に、DUTの代わりにShortさせた基板、DUTの代わりにOpenにした基板、DUTの代わりに負荷(Load)が実装された基板が不要である測定装置が、“Design criteria of automatic fixture removal(AFR) for asymmetric fixture dembeddinng”(IEEE Conference Paper,p.654-p.659,August 2014)に開示されている。しかしながら、“Design criteria of automatic fixture removal(AFR) for asymmetric fixture dembeddinng”(IEEE Conference Paper,p.654-p.659,August 2014)のFig.2に記載されている第1フィクスチャと第2フィクスチャとの仮想的な分割は、第2基板SUB2のケーブルが接続される2つの端面間距離が測定範囲の最も低い周波数の逆数の2倍以上でなければ適切に実行できないと推察される。一方、周波数特性測定装置10では、上記(1)~(10)の各Sパラメータを求めるのに、第2基板SUB2のケーブルが接続される2つの端面間距離が測定範囲の最も低い周波数の逆数の2倍以上である必要はない。したがって、第2基板SUB2の小型化及び低コスト化を図る観点から、第2基板SUB2のケーブルが接続される2つの端面間距離が測定範囲の最も低い周波数の逆数の2倍未満にすることが好ましい。
上述した実施形態では、抽出部5は、第1フィクスチャP2の透過特性と第2フィクスチャP3の透過特性とが対称であるとみなしたが、抽出部5は、第1フィクスチャP2の透過特性と第2フィクスチャP3の透過特性とが対称であるとみなさなくてもよい。抽出部5は、第1フィクスチャP2の透過特性と第2フィクスチャP3の透過特性とが対称であるとみなさない場合、上記(9)が下記(9)’に変わり、上記(10)が下記(10)’に変わる。
(9)’S21B=(1-S11B×S21C)0.5
(10)’S12B=(1-S22A×S12C)0.5
上述した実施形態では、第1基板SUB1が2つのコネクタ(第1コネクタCN1、第2コネクタCN2)を備える構造であるが、第1基板SUB1に設けられるコネクタの個数は3つ以上であってもよい。
つまり、第1基板SUB1は、第1端面及び第2端面それぞれに少なくとも一つのコネクタを備える構造であればよい。そして、第2基板SUB2は、第1基板SUB1からDUTが実装された部分を除去し、第1基板SUB1に設けられた全てのコネクタの中から任意の2個を選んでスルー接続する構造であればよい。なお、第2基板SUB2の個数は、第1基板SUB1に設けられた全てのコネクタの中から2個を選ぶ組み合わせの総数である。
以下、第1基板SUB1が4つのコネクタ(第1~第4コネクタ)を備える構造である場合を例に挙げて測定手順の概要を説明する。
第1基板SUB1が4つのコネクタ(第1~第4コネクタ)を備える構造である場合、第2基板SUB2の個数は6個(=)になる。
1番目の第2基板SUB2は、第1基板SUB1からDUTが実装された部分を除去し、第1基板SUB1に設けられた第1コネクタと第2コネクタをスルー接続する構造である。
2番目の第2基板SUB2は、第1基板SUB1からDUTが実装された部分を除去し、第1基板SUB1に設けられた第1コネクタと第3コネクタをスルー接続する構造である。
3番目の第2基板SUB2は、第1基板SUB1からDUTが実装された部分を除去し、第1基板SUB1に設けられた第1コネクタと第4コネクタをスルー接続する構造である。
4番目の第2基板SUB2は、第1基板SUB1からDUTが実装された部分を除去し、第1基板SUB1に設けられた第2コネクタと第3コネクタをスルー接続する構造である。
5番目の第2基板SUB2は、第1基板SUB1からDUTが実装された部分を除去し、第1基板SUB1に設けられた第2コネクタと第4コネクタをスルー接続する構造である。
6番目の第2基板SUB2は、第1基板SUB1からDUTが実装された部分を除去し、第1基板SUB1に設けられた第3コネクタと第4コネクタをスルー接続する構造である。
上述した実施形態と同様に、1~6番目の第2基板SUB2それぞれに対して仮想的な分割が行われ、第1フィクスチャのSパラメータ及び第2フィクスチャのSパラメータが求められ、第1フィクスチャのSパラメータ及び第2フィクスチャのSパラメータを用いて、DUTのみのSパラメータが求められる。
ここで、1番目の第2基板SUB2と2番目の第2基板SUB2とに注目する。1番目の第2基板SUB2での第1フィクスチャのSパラメータはS11A、S12A、S21A、S22Aとなる。また、1番目の第2基板SUB2での第2フィクスチャのSパラメータはS11B、S12B、S21B、S22Bとなる。2番目の第2基板SUB2での第1フィクスチャのSパラメータはS11A、S31A、S13A、S33Aとなる。また、2番目の第2基板SUB2での第2フィクスチャのSパラメータはS11B、S31B、S13B、S33Bとなる。したがって、1番目の第2基板SUB2からS11Bが求まり、2番目の第2基板SUB2からもS11Bが求まる。
このようにSパラメータの対角成分は重複して求まる。そのため、重複して求まった各対角成分に関しては、例えば1番反射の大きいものを採用するという基準、また例えば平均処理するという基準などを設けて、その基準に基づき各対角成分の値が決定される。
なお、各対角成分の値が決定された後、再度各非対角成分の値が計算されるようにしてもよい。そして、再計算前の各非対角成分の値と再計算後の各非対角成分の値とを比較して、例えば1番反射の大きいものを採用するという基準、また例えば平均処理するという基準などを設けて、その基準に基づき各非対角成分の値が最終決定される。
また、周波数特性測定装置のポート数が第1基板SUB1のコネクタ数よりも多い場合には、未使用となる周波数特性測定装置のポートを50Ω終端すればよい。
1 第1ポート
2 第2ポート
3 校正部
4 測定部
5 抽出部
10 一実施形態に係る周波数特定測定装置
CN1 第1コネクタ
CN2 第2コネクタ
CX1 第1同軸ケーブル
CX2 第2同軸ケーブル
E11 第1同軸ケーブルの一端
E12 第1同軸ケーブルの他端
E21 第2同軸ケーブルの一端
E22 第2同軸ケーブルの他端
P1 DUTが実装された部分
P2 第1フィクスチャ
P3 第2フィクスチャ
SUB1 第1基板
SUB2 第2基板

Claims (6)

  1. ケーブル端面でSOLT校正を行うように構成される校正部と、
    前記校正部による前記SOLT校正の後、第1フィクスチャ、第2フィクスチャ及びDUTを含む第1基板の複数の第1Sパラメータを測定するように構成される第1測定部と、
    前記校正部による前記SOLT校正の後、前記第1フィクスチャ及び前記第2フィクスチャを含む第2基板の複数の第2Sパラメータを測定するように構成される第2測定部と、
    抽出部と、
    を備え、
    前記抽出部は、
    前記第2基板の前記第2フィクスチャの複数の第3Sパラメータのうちの一つのSパラメータの振幅を、測定範囲の全周波数範囲に渡って第1固定値に設定し、
    前記複数の第3Sパラメータのうちの一つのSパラメータの位相を、測定範囲の全周波数範囲に渡ってゼロに設定し、
    前記複数の第3Sパラメータのうちの一つのSパラメータの振幅の設定、前記複数の第3Sパラメータのうちの一つのSパラメータの位相の設定、及び前記複数の第2Sパラメータに基づいて、前記複数の第3Sパラメータを決定し、
    前記複数の第2Sパラメータ及び前記複数の第3Sパラメータに基づいて、前記第2基板の複数の第4Sパラメータを決定し、
    前記複数の第1Sパラメータ、前記複数の第3Sパラメータ、及び前記複数の第4Sパラメータに基づいて、ベクトル演算し、
    前記ベクトル演算では、前記DUTの複数の第5Sパラメータが抽出され、
    前記抽出部は、
    前記第2基板を仮想的に中央で2分割して得られる前記第2基板の前記第1フィクスチャ及び前記第2基板の前記第2フィクスチャそれぞれの前記第2基板端面での反射を、仮想的に中央で2分割しない場合の前記第2基板の端面での反射以下とみなし、
    前記第1基板は、第1端面及び第2端面それぞれに少なくとも一つのコネクタを備える構造であり、
    前記第2基板は、前記第1基板から前記DUTが実装された部分を除去し、前記第1フィクスチャと前記第2フィクスチャとを直接繋ぎ、前記第1基板に設けられた全ての前記コネクタの中から任意の2個を選んでスルー接続する構造であり、
    前記第2基板の個数は、前記第1基板に設けられた全ての前記コネクタの中から2個を選ぶ組み合わせの総数である、周波数特性測定装置。
  2. 前記抽出部は、
    前記複数の第4Sパラメータのうちの一つのSパラメータの振幅を、測定範囲の全周波数範囲に渡って前記第1固定値に設定し、
    前記複数の第4Sパラメータのうちの一つのSパラメータの位相を、測定範囲の全周波数範囲に渡ってゼロに設定し、
    前記複数の第3Sパラメータのうちの一つのSパラメータは、前記第1フィクスチャの前記第2基板端面での反射を示し、
    前記複数の第4Sパラメータのうちの一つのSパラメータは、前記第2フィクスチャの前記第2基板端面での反射を示す、請求項1に記載の周波数特性測定装置。
  3. 前記抽出部は、
    前記第1フィクスチャの透過特性と前記第2フィクスチャの透過特性とが対称であるとみなす、請求項1又は請求項2に記載の周波数特性測定装置。
  4. 前記抽出部は、
    前記第1フィクスチャの透過特性と前記第2フィクスチャの透過特性とが対称であるとみなさない、請求項1又は請求項2に記載の周波数特性測定装置。
  5. 前記第2基板のケーブルが接続される2つの端面間距離は、測定範囲の最も低い周波数の逆数の2倍未満である、請求項1~4のいずれか一項に記載の周波数特性測定装置。
  6. ケーブル端面でSOLT校正を行うように構成される校正部と、
    前記校正部による前記SOLT校正の後、第1フィクスチャ、第2フィクスチャ及びDUTを含む第1基板の複数の第1Sパラメータを測定するように構成される第1測定部と、
    前記校正部による前記SOLT校正の後、前記第1フィクスチャ及び前記第2フィクスチャを含む第2基板の複数の第2Sパラメータを測定するように構成される第2測定部と、
    を備える周波数特性測定装置の測定結果を処理するためのコンピュータプログラムであって
    前記第1測定部の測定結果を取得するステップ
    前記第2測定部の測定結果を取得するステップ
    前記第2基板の前記第2フィクスチャの複数の第3Sパラメータのうちの一つのSパラメータの振幅を、測定範囲の全周波数範囲に渡って第1固定値に設定するステップ、
    前記一つのSパラメータの位相を、測定範囲の全周波数範囲に渡ってゼロに設定するステップ、
    前記一つのSパラメータの振幅の設定、前記一つのSパラメータの位相の設定、及び前記複数の第2Sパラメータに基づいて、前記複数の第3Sパラメータを決定するステップ、
    前記複数の第2Sパラメータ及び前記複数の第3Sパラメータに基づいて、前記第2基板の複数の第4Sパラメータを決定するステップ、並びに
    前記複数の第1Sパラメータ、前記複数の第3Sパラメータ、及び前記複数の第4Sパラメータに基づいて、ベクトル演算するステップ
    をコンピュータに実行させ、
    前記ベクトル演算では、前記DUTの複数の第5Sパラメータが抽出され、
    前記周波数特性測定装置の測定結果を処理する際に、前記第2基板を仮想的に中央で2分割して得られる前記第2基板の前記第1フィクスチャ及び前記第2基板の前記第2フィクスチャそれぞれの前記第2基板端面での反射を、仮想的に中央で2分割しない場合の前記第2基板の端面での反射以下とみなし、
    前記第1基板は、第1端面及び第2端面それぞれに少なくとも一つのコネクタを備える構造であり、
    前記第2基板は、前記第1基板から前記DUTが実装された部分を除去し、前記第1フィクスチャと前記第2フィクスチャとを直接繋ぎ、前記第1基板に設けられた全ての前記コネクタの中から任意の2個を選んでスルー接続する構造であり、
    前記第2基板の個数は、前記第1基板に設けられた全ての前記コネクタの中から2個を選ぶ組み合わせの総数である、コンピュータプログラム。
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