JP7828989B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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Description

本開示は、冷蔵庫に関する。
特許文献1には「外箱と、前記外箱の内側に設けられた内箱と、前記外箱の側面の内壁側に設けられた真空断熱材と、前記内箱と前記真空断熱材との間に充填された硬質ウレタンフォーム断熱材と、を備えた冷蔵庫において、前記外箱の前縁部に連続して形成され、内側に曲げて形成された前面フランジと、前記前面フランジに連続して当該前面フランジの裏面側に形成され、前記前面フランジとともに勘合凹部を形成するようにして折り曲げられ、更に、冷蔵庫奥行き方向に延して形成された裏面フランジと、前記内箱の前縁部に連続して外側に折り曲げて形成され、前記勘合凹部に係合して前記外箱と前記内箱とを固着する内箱フランジと、前記真空断熱材の前記冷蔵庫の前面側と前記裏面フランジとの間に設けられた緩衝材と、を備えたことを特徴とする冷蔵庫。」が記載されている。
特開2013-029235号公報
特許文献1に記載の技術では、外箱を形成する金属板の先端は剥き出しになっている。このため、先端が真空断熱材に接触することで、真空断熱材が破損する可能性がある。
本開示が解決しようとする課題は、真空断熱材の破損を抑制可能とし、断熱性能の高い冷蔵庫の提供である。
本開示の冷蔵庫は、
冷蔵庫であって、
金属製の外箱と、
前記外箱と内箱との間に配置される真空断熱材と、を備え、
前記外箱は、前記内箱と接合する接合部を備えるように折り曲げられた金属板により形成され、
前記金属板の先端が、前記真空断熱材の厚さ方向に直交する面である前記外箱の内面に備えられるとともに、前記厚さ方向に視たときに前記真空断熱材に重なり、
前記真空断熱材の少なくとも一部は、前記外箱に接合され、
前記真空断熱材は、前記先端と前記真空断熱材との間に配置された第1保護部材に当接する。
本開示の冷蔵庫の正面図である。 外箱への内箱の嵌合部分を拡大して示す図である。 別の実施形態の冷蔵庫における外箱への内箱の嵌合部分を示す図である。 別の実施形態の冷蔵庫における外箱への内箱の嵌合部分を示す図である。 冷蔵庫の側面図であり、保護部材の取付場所を説明する図である。 別の実施形態の冷蔵庫の上面図であり、保護部材が取り付けられた様子を示す図である。 図6に示す保護部材の拡大図である。 図6に示す保護部材が真空断熱材に接触する様子を示す図である。 別の実施形態の保護部材が真空断熱材に接触する様子を示す図である。 別の実施形態の冷蔵庫における外箱への内箱の固定部分を示す図である。 別の実施形態の冷蔵庫における外箱への内箱の固定部分を示す図である。 別の実施形態の冷蔵庫における外箱への内箱の固定部分を示す図である。 別の実施形態の冷蔵庫における外箱への内箱の嵌合部分を示す図である。
以下、図面を参照しながら本開示を実施するための形態(実施形態と称する)を説明する。以下の一の実施形態の説明の中で、適宜、一の実施形態に適用可能な別の実施形態の説明も行う。本開示は以下の一の実施形態に限られず、異なる実施形態同士を組み合わせたり、本開示の効果を著しく損なわない範囲で任意に変形したりできる。また、同じ部材については同じ符号を付すものとし、重複する説明は省略する。更に、同じ機能を有するものは同じ名称を付すものとする。図示の内容は、あくまで模式的なものであり、図示の都合上、本開示の効果を著しく損なわない範囲で実際の構成から変更したり、図面間で一部の部材の図示を省略したり変形したりすることがある。また、同じ実施形態で、必ずしも全ての構成を備える必要はない。
図1は、本開示の冷蔵庫1の正面図である。冷蔵庫1は、扉2,3,4,5,6を備える。扉2は、冷蔵庫1の左右に備えられた回動軸(不図示)を軸中心に回動可能であり、冷蔵庫1は、両開き(フレンチドア)のタイプである。また、扉3,4,5,6は、引き出し式の扉である。扉2,3,4,5,6をそれぞれ開けることで、冷蔵庫1の内部に形成された貯蔵室8(後記。冷蔵室、冷凍室、急速冷凍室、製氷室、野菜室等)が外部に露出する。
図2は、外箱10への内箱20の嵌合部分を拡大して示す図である。図2は、上記図1におけるA部近傍を上から視た図である。A部は、引き出し式の扉3,4,5,6(図示の例では扉5)と、冷蔵庫1の正面側端面との接合部である。また、A部は、外箱10への内箱20の嵌合部でもある。以下の例では、冷蔵庫1の正面視で右側における嵌合部を説明する。しかし、冷蔵庫1の正面視で左側、上側及び下側の各側における嵌合部に対しても、以下の説明を同様に適用できる。
冷蔵庫1は、外箱10と、内箱20と、真空断熱材30とを備える。
外箱10は、例えば鋼等の金属製の構造物である。外箱10は、筐体ともいえる。外箱10は、冷蔵庫1の左右の側壁16、後壁、天面等の外郭を構成し、外部に露出する構造物である。外箱10のうち、特に内箱20との嵌合部分(接合部分)は、例えば鋼板等の金属板11の折り曲げによって形成される。「折り曲げた部分」とは、金属板11の延在方向が向きを変える部分であり、以下、特に断らない限り同様の記載は同様の意味である。外箱10を構成する金属板11の端部は、例えば、金属板11の先端12と、先端12から視て金属板11の延在方向に先端12にある程度近い部分(例えば上記の嵌合部分)と、を含む。本開示の例では、外箱10には、金属板11の端部が折り曲げられることで、内箱20の端部21を嵌合する凹部13が形成される。
凹部13は、金属板11の折り曲げにより連続的に形成され、金属板11の一体物である。冷蔵庫1の図示の例では右側の側壁16を形成する金属板11が、正面側で左方向に折り曲げられる。折り曲げられることで正面側に延在することになった金属板11には、扉5の内側に配置されたパッキン59が接触する。即ち、外箱10とパッキン59とは当接する。正面側に配置される金属板11は、パッキン59とほぼ同じ大きさ(長さ)を有し、パッキン59の、側壁16とは反対側端部である前側縁15で折り返す。折り返した金属板11は、正面側の金属板11に沿って側壁16を構成する金属板11の内側にまで至り、後側に向かう。
後側に向かった金属板11は、外箱10と内箱20との間に配置される真空断熱材30の側方で、凸状(山型)に折り曲げられる。これにより、凸状に折り曲げられた部分に、曲げ部14が形成される。曲げ部14では、金属板11が鋭角に折り曲げられ、真空断熱材30の側に曲げ部14が突出する。ただし、曲げ部14の外側である真空断熱材30の側では、金属板11はR形状を有するように、即ち角ばらないように曲げられている。このため、曲げ部14は、真空断熱材30に対してある程度の広さを有する面で接触する。これにより、曲げ部14の接触による真空断熱材30の破損が抑制される。
曲げ部14によって向きを変えた金属板11は、金属板11の先端12の近傍で、冷蔵庫1の左右方向に延在するように更に向きを変える。そして、先端12と、先端12に対して冷蔵庫1の正面側で対向する金属板11の部分との間に、凹部13が形成される。即ち、外箱10は、凹部13を形成するように折り曲げられた金属板11により形成される。
金属板11の先端12の近傍は平板状を有する。即ち、先端12の近傍では、平板状は折り曲げられておらず、金属板11の先端12は、内箱20と対向する。このようにすることで、先端12近傍での熱容量を小さく抑え、所謂「熱の篭り」を抑制できる。そして、熱の篭りを抑制することで、外箱10を形成する金属板11の一部である先端12から内箱20への伝熱を抑制でき、内箱20の内部に形成される貯蔵室8への伝熱を抑制できる。特に、外箱10の外側は、冷蔵庫1が置かれた環境の温度(例えば室温)であり、通常は、貯蔵室8よりも高温である。従って、冷蔵庫1が置かれた環境に存在する熱が内箱20内部に貯蔵室8に伝達することを抑制でき、貯蔵室8が意図せず昇温することを抑制できる。
また、真空断熱材30と外箱10と接合面(側壁16の内面17)から先端12迄の距離は、真空断熱材30の厚さよりも短い。これにより、先端12を内箱20から遠ざけることができ、先端12から内箱20への伝熱を抑制できる。
先端12と真空断熱材30との間には、曲げ部14が存在する。このため、曲げ部14が真空断熱材30に接触することはあっても、先端12が真空断熱材30に接触することを抑制できる。先端12は通常は尖っているため、先端12が真空断熱材30に接触すると、真空断熱材30が破損する可能性がある。また、先端12は、例えば金属平板の切削加工によって形成されるため、先端12にはバリが残っている可能性がある。このため、バリが真空断熱材30に接触すれば、バリによっても真空断熱材30が破損する可能性がある。しかし、本開示のように真空断熱材30への先端12の接触が抑制されるため、先端12の接触に起因する真空断熱材30の破損を抑制できる。
金属板11のうち凹部13を構成する部分は、金属板11の先端12と、先端12よりも冷蔵庫1の側壁16側(内面17側)に配置されるとともに真空断熱材30の側に配置される曲げ部14とを備える。金属板11のうち凹部13を構成する部分は、先端12に対して冷蔵庫1の正面側で対向し、冷蔵庫1の左右方向に延在する。金属板11のうち凹部13を構成する金属板11の部分は、冷蔵庫1の前後方向に延在し、凹部13に繋がる開口(内箱20をはじめに挿入する開口)側とは反対側に配置される。
凹部13の内部には、冷蔵庫1に備えられる冷凍サイクル装置(不図示)を流れる冷媒の配管7(例えば伝熱管)が配置される。配管7は、例えば、冷媒のホットガス等が流れ、例えば凝縮器の一部として機能し得る。配管7は、冷蔵庫1の正面側に形成され、扉2,3,4,5,6により閉塞される開口(不図示)の周囲に配置される。これにより、当該開口付近が配管7を流れる冷媒によって加熱され、当該開口付近での結露が抑制される。
内箱20は、内箱20の内部に貯蔵室8を形成する構造物である。内箱20は、例えば射出成型等により形成される例えば樹脂製である。使用者が扉2,3,4,5,6を開けると、使用者は内箱20を視認する。
内箱20は、外箱10に形成された凹部13に嵌合する。凹部13には、内箱20の端部21(縁)が嵌合する。端部21は、屈曲した形状を有する。端部21は、凹部13において、配管7と先端12との間の隙間に入り込むように、配置される。端部21は、凹部13の入口よりもやや大きな形状を有する。このため、端部21を凹部13に挿入することで内箱20を凹部13に嵌合するとき、内箱20を構成する樹脂部材(樹脂板)の先端22を配管7と先端12との間の隙間に挿入し、そのまま端部21を押し込むことで、曲げ部14が板バネのように機能する。これにより、先端12と配管7との間の隙間が少し広がって、内箱20の屈曲した部分が配管7と先端12との間の隙間に入り込む。これとともに、内箱20の先端22は、配管7よりも外側に配置される。また、屈曲した部分のうち、外箱10と内箱20との当接又は略当接側とは反対側では、端部21は例えば円管の配管7に接触する。また、内箱20の先端22は、外箱10の金属板11に突き当たる。これらによっても、摩擦力が生じ、内箱20は外箱10に固定される。
内箱20は、凹部13の内部で、金属板11のうちの先端12と曲げ部14との間に当接又は略当接している。図示の例では、内箱20の端部21のうち屈曲する部分が、先端12と曲げ部14との間での金属板11の内壁面に当接する。当接により、外箱10と内箱20との間に摩擦が生じ、摩擦力によって内箱20を外箱10に強固に固定できる。
ただし、当接に限らず、略当接でもよい。ここでいう略当接とは、例えば、設計上は当接するが公差によって当接していない場合、設計上は当接するが後記のウレタンフォームの注入時の例えば注入圧等によって当接が意図せず解除(即ち外れる)されてしまい、解除された状態でウレタンが固化してしまった場合、等が挙げられる。略当接の場合、当接しない形態が含まれ得るが、当接しない場合でも、上記のように、例えば内箱20と配管7との当接(接触)等によって、内箱20は外箱10に固定される。
真空断熱材30は、凹部13に隣接して配置される断熱材である。ここで真空断熱材30について説明する。
真空断熱材30は、芯材と、前記芯材を包む外被材と、内部ガス、外部等から侵入するガスを吸着する吸着材と、で構成されている。芯材は、例えばガラスからなる無機のグラスウールである。グラスウールとしては、短繊維、長繊維等の材質が用いられるが、これらに特に限定するものではない。吸着材は、内部ガス及び外部ガスを吸着できる吸着材として、例えば生石灰、合成ゼオライト等が用いられている。外被材は、芯材を内包して内部を減圧状態(いわゆる真空状態)に保つものである。つまり、外被材は、真空断熱材30の外装を成すものである。
外被材としては、ガスバリア性を有し、熱溶着可能なラミネートフィルムを好適に用いることができる。ラミネートフィルムとしては、表面保護層、第1ガスバリア層、第2ガスバリア層、熱溶着層の4層構造であるものを好適に用いることができる。
表面保護層としては、保護材の役割を持ち、吸湿性の低い樹脂フィルムを用いることが好ましい。
第1ガスバリア層としては、樹脂フィルムに金属蒸着層を設けたものが好ましい。第2ガスバリア層としては、酸素バリア性の高い樹脂フィルムに金属蒸着層を設けたものが好ましい。また、第1ガスバリア層及び第2ガスバリア層は、当該2つの樹脂フィルムに設けられた各金属蒸着層同士を向かい合うように貼り合わせて形成されることが好ましい。
熱溶着層としても、表面保護層と同様に、吸湿性の低い樹脂フィルムを用いることが好ましい。
具体的には、表面保護層としては、二軸延伸タイプのポリプロピレン、ポリアミド、ポリエチレンテレフタレート等の樹脂フィルムを用いることが好ましい。第1ガスバリア層としては、アルミニウム蒸着付きの二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムを用いることが好ましい。第2ガスバリア層としては、アルミニウム蒸着付きの二軸延伸エチレンビニルアルコール共重合体樹脂フィルム又はアルミニウム蒸着付きの二軸延伸ポリビニルアルコール樹脂フィルム又はアルミ箔を用いることが好ましい。熱溶着層としては、未延伸タイプのポリエチレン、ポリプロピレン等の樹脂フィルムを用いることが好ましい。
上記のように、真空断熱材30は、外箱10と内箱20との間に配置される。ただし、外箱10と内箱20との間には、断熱材として更に、例えば現場発泡されるウレタンフォーム(不図示)が配置される。ウレタンフォームは凹部13の内部にも配置される。従って、外箱10と内箱20との間には、真空断熱材30及びウレタンフォームからなる断熱層40が配置される。また、先端12と真空断熱材30との間にも、断熱層40(ウレタンフォーム)が配置される。
図3は、別の実施形態の冷蔵庫1における外箱10への内箱20の嵌合部分を示す図である。図3の例では、金属板11の先端12近傍では、真空断熱材30から離れる方向に折り曲げられる。折り曲げにより、曲げ部121が形成される。そして、先端12と真空断熱材30との間には、金属板11の一部が配置される。配置される金属板11の一部は、先端12の近傍で折り曲げられた部分(曲げ部121)と、曲げ部14との間に配置される金属板11である。上記のように、内箱20を凹部13に嵌合するとき、曲げ部14が板バネのように機能するため、先端12が真空断熱材30の側に傾く。そこで、このような配置にすることで、先端12が真空断熱材30の側に傾いたとしても、曲げ部121が接触し得る代わりに、先端12が真空断熱材30に接触することを抑制でき、真空断熱材30の破損を抑制できる。また、先端12の近傍では、金属板11が真空断熱材30とは反対側に折り曲げられることで、先端12と真空断熱材30との間の距離を確保できる。
図4は、別の実施形態の冷蔵庫1における外箱10への内箱20の嵌合部分を示す図である。図4の例では、金属板11の先端12の近傍は平板状を有する。
先端12は、真空断熱材30の厚さ方向(冷蔵庫1の左右方向の長さ)において、外箱10のフランジ面Fよりも外箱10の側壁16側(冷蔵庫1の外側)に配置される。外箱10のフランジ面Fは、外箱10の前側縁15(金属板11を前側で折り返した部分)を通り、冷蔵庫1の前後方向に延在する面である。そして、後記の保護部材50も、フランジ面Fよりも外箱10の側壁16側に配置される。
先端12から真空断熱材30迄の距離L1は、先端12から外箱10の側壁16迄の距離L2よりも短い。このようにすることで、先端12を真空断熱材30に近づけることができる。このため、真空断熱材30による断熱効果を利用して、先端12から内箱20への伝熱を抑制できる。また、先端12は、真空断熱材30の内箱20側の側面31よりも、側壁16の側に配置される。このため、先端12を内箱20から離すことができ、断熱層40(特にウレタンフォーム)による断熱効果を利用して、先端12から内箱20への伝熱を抑制できる。
内箱20から外箱10の側壁16に向かって、外箱10のフランジ面F、真空断熱材30における内箱20側の側面31、及び、金属板11のうちの内箱20に最も近い部分である例えば先端12、の順で、外箱10、真空断熱材30及び金属板11が配置される。このようにすることで、金属板11のうちも内箱20に最も近い部分(例えば先端12)を内箱20から十分に離し、内箱20への伝熱を抑制できる。なお、フランジ面Fは、外箱10の前側縁15を通り、冷蔵庫1の前後方向に延在する面である。また、面36は、内箱20の外側の面25と対向する。
金属板11の先端12に保護部材50が備えられる。保護部材50は、真空断熱材30への先端12の接触を抑制する部材である。即ち、保護部材50は、真空断熱材30を保護する部材である。保護部材50を備えることで、凹部13への内箱20の嵌合時に、図4において二点鎖線で示すように先端12を含む金属板11が真空断熱材30の側に一時的に傾いても、先端12が真空断熱材30に接触することを抑制できる。
なお、図番が飛ぶが、図13のように、先端12に保護部材50が備えられていない場合でも、図4の態様と同様に真空断熱材30による断熱効果を利用して、先端12から内箱20への伝熱を抑制できる。更には、保護部材50が不要となるため、部品点数の削減による組付けの容易化、コストの低減につながる。
保護部材50の具体的な形状は、後記する図6~図9に示す形状の他、先端12を覆うことができる形状であれば、特に制限されない。図4に示す例では、保護部材50は、周方向の一部を切り欠いた円筒状を有する。切り欠いた部分に、先端12を挿入する(差し込む)ことで、保護部材50を先端12に取り付けることができる。
保護部材50において、真空断熱材30との接触部分(接触する可能性がある部分)が面(平面又は曲面)を有することが好ましい。即ち、保護部材50は、保護部材50と真空断熱材30との接触時に、真空断熱材30と接触する面である接触面51(例えば平面又は曲面)を備えることが好ましい。これにより、面同士が接触することになり、保護部材50に起因する真空断熱材30の破損を十分に抑制できる。即ち、接触面における接触圧を、真空断熱材30の例えば外包材の突き刺し強度よりも低くできる。なお、面同士の接触のためには、接触部分が角を有さないように保護部材50を設計したり、元々角を有していた接触部分の面取りを行ったりすることで実現できる。
このように、保護部材50は、保護部材50と真空断熱材30との接触時における接触部分である接触面51において、先端12が真空断熱材30に接触したと仮定したときの接触部分の接触面積よりも大きな接触面積を有することが好ましい。これにより、真空断熱材30の破損を抑制できる。
保護部材50の材質は、外箱10を構成する金属板11(例えば鋼板)よりも熱伝導率が低い材料であることが好ましい。例えば、断熱層40の構成材料と同じウレタンフォーム製の断熱材を使用することで、内箱20への伝熱を抑制できる。ウレタンフォーム製の保護部材50とする場合、例えば、予め他の金型を用いて保護部材50の形状に発泡成形した成型物を使用できる。このような成型物を使用することで、保護及び断熱性の双方を両立できる。
保護部材50は、樹脂製でもよい。使用可能な樹脂は特に制限されないが、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリスチレン、ABS樹脂(アクリロニトリル-ブタジエン-スチレンの共重合体)、PVC樹脂(ポリ塩化ビニル)等が挙げられる。更には、保護部材50は、ホットメルト接着剤、フォームメルト、ミラーマット、弾性体等でもよい。
図5は、冷蔵庫1の側面図であり、保護部材50の取付場所を説明する図である。図5では、図示の簡略化のために、外箱10のうちの冷蔵庫1の外側に露出する部分の一部の図示が省略される。上記のように、保護部材50は、外箱10の先端12に取り付けられる。ただし、保護部材50は、真空断熱材30に隣接する先端12の全てに配置することもでき、一部にのみ配置されてもよい。
一部にのみ配置する場合、保護部材50は、金属板11の先端12のうち、少なくとも、金属板11の先端12と真空断熱材30との間の距離が最も近い先端12に備えられることが好ましい。これは、真空断熱材30を作製するうえで、芯材から余る外被材が折り返されるため、この折り返し部が重なる端部が最も大きくなり易いためである。このように配置することで、距離が最も短く最も真空断熱材30に接触し易い先端12の、真空断熱材30への接触を抑制できる。また、金属板11は殆ど収縮せず、更には撓み難いため、最も近い先端12を保護することで、他の先端12での真空断熱材30への接触も抑制できる。
更に、一部にのみ備えられる場合、例えば、等間隔で複数備えられてもよい。図示の例では、保護部材50は、冷蔵庫1の側壁側では、最上部、上下方向で中央、最下部に等間隔で3つ備えられる。また、冷蔵庫1の各貯蔵室8(部屋)との間には部屋を分ける仕切りが設けられていることから、この仕切りを避けた箇所に保護部材50を配置することもできる。更には、保護部材50は、真空断熱材30に隣接する先端12の全てに配置してもよい。
図6は、別の実施形態の冷蔵庫1の上面図であり、保護部材50が取り付けられた様子を示す図である。図6に示す保護部材50は、上記図4に示した保護部材50とは異なる形状を有する。
図7は、図6に示す保護部材50の拡大図である。図7の保護部材50は、例えばポリ塩化ビニル(PVC)等の可撓性を有する材料(例えば弾性体)で形成される。保護部材50は、先端12を挿入する間隙52と、平面部53と、曲面部54とを備える。平面部53と曲面部54とは、先端12(図6)の近傍である接続部55で接続される。曲面部54のうち、真空断熱材30と接触する部分に、上記のように接触面51が備えられる。
図8は、図6に示す保護部材50が真空断熱材30に接触する様子を示す図である。保護部材50を撓ませて広げた間隙52を通じ金属板11を挿入すると、平面部53の内壁面531と金属板11とが接触する。これにより、金属板11が保護部材50を支持できる。特に、内壁面531と金属板11との間には摩擦力が生じるため、ある程度強固に支持できる。また、金属板11が奥まで挿入されると、先端12は、保護部材50の内側で接続部55の近傍に配置される。一方で、挿入された金属板11のうち、平面部53とは反対側に配置される曲面部54の内壁面541と、金属板11との間には空間(隙間)が形成される。
上記のように、内箱20を凹部13に挿入する際、板バネとして機能する曲げ部14によって、先端12が真空断熱材30に接近し得る。また、場合によっては、保護部材50が真空断熱材30の側面31(保護部材50に対向する面)に接触し得る。そこで、接触面51は、上記のように、面により構成される。これにより、接触部分の大きさである接触面積を大きくでき、真空断熱材30の破損を抑制できる。接触面51を構成する面は、上記のように曲面でもよく平面でもよいが、図示の例では曲面である。
図9は、別の実施形態の保護部材50が真空断熱材30に接触する様子を示す図である。上記のように、保護部材50に備えられる接触面51は面であることが好ましいが、接触面51は角であってもよい。即ち、接触面51において保護部材50が真空断熱材30を破損させる圧力未満であれば真空断熱材30は破損しない。定性的にいえば、保護部材50が真空断熱材30に少し触れた程度では、真空断熱材30は破損しない。そこで、図9に示す例では、接触面51は、保護部材50の角である。
図9の例では、保護部材50は、上記曲面部54に代えて、平面部56を備える。平面部56は、接続部55において平面部53に接続される。平面部56は、平面部53の上端で直角に接続される平面部57と、平面部57の真空断熱材30側端部で平面部57に接続される平面部58とを備える。平面部58は、金属板11を未挿入の状態で、平面部53に対向する。平面部53と平面部58との間の距離は、金属板11の板厚とほぼ同じである。保護部材50をこのような形状にしても、真空断熱材30への先端12の接触に起因する真空断熱材30の破損を抑制できる。
図10は、別の実施形態の冷蔵庫1における外箱10への内箱20の固定部分を示す図である。図10及び後記図11、図12に示す実施形態においても、真空断熱材30への先端12の接触による真空断熱材30の破損が抑制される。ただし、図10に示す実施形態では、内箱20は、例えば接着剤等を用いた接合により、外箱10の内面17に固定される。また、内箱20は外箱10の前側縁15の内側に嵌められるため、内箱20は外箱10に嵌合される。
真空断熱材30は、上記のように外箱10と内箱20との間に配置される。真空断熱材30の少なくとも一部は、外箱10に接合される。図示の例では、真空断熱材30の、側壁16側の面32全体が、接着層60により、金属板11に接合(接着)される。接着層60は、外箱10のうち、側壁16の部分を形成する金属板11の内側の内面17に接合される。接着層60は、例えば、加熱したホットメルト接着剤を金属板11に塗布し、真空断熱材30をホットメルト接着剤に付着させるように配置した後、固化(自然冷却等の降温)させることで形成できる。ホットメルト接着剤は、常温では固体であるが加熱により液体となる接着剤である。
金属板11の先端12は、真空断熱材30の厚さ方向(冷蔵庫1の左右方向)に直交する面である内面17に備えられる。ただし、先端12と、内面17とは異なる部分であるから、先端12は内面17近傍で内面17に直接隣接して、内面17に直接対向して備えられるともいえる。これとともに、先端12は、真空断熱材30の厚さ方向に視たときに真空断熱材30に重なる。従って、先端12を含む金属板11の一部は、真空断熱材30と、側壁16を形成する金属板11の部分との間に配置される。また、接着層60は、先端12を含む金属板11の一部を覆うように、形成される。
接着層60は、真空断熱材30を保護する保護部材70(第1保護部材)である。接着層60である保護部材70は、先端12と真空断熱材30との間に配置される。そして、真空断熱材30は、保護部材70に当接(接着、接合)する。先端12は、上記のように、金属板の切削加工により形成される。このため、先端12には、切削加工に伴うバリが残存する可能性がある。そこで、先端12を覆うように接着層60を設けることで、真空断熱材30の面32にバリが接触することを抑制できる。これにより、先端12(特に残存し得るバリ)の真空断熱材30への接触に起因する真空断熱材30の破損を抑制できる。
接着層60の厚さ(冷蔵庫1の左右方向への長さ)が、金属板11の厚さよりも長ければ、先端12を接着層60を埋没できる。これにより、先端12に存在し得るバリを真空断熱材30に接触し難くできる。ただし、接着層60の厚さが、金属板11の厚さより短い場合であっても、先端12を覆うように接着層60を備えることで、先端12に存在し得るバリを真空断熱材30に接触し難くできる。即ち、バリは、通常は金属板11の厚さよりも小さいため、先端12を接着層60で覆うことで、バリを真空断熱材30の接触し難くできる。
保護部材70は、金属板11の先端12のうち少なくとも真空断熱材30の配置側を覆うように配置される。保護部材70は、上記のように、真空断熱材30と外箱10とを接着する接着剤である。このようにすることで、真空断熱材30を外箱10に接着するときに、先端12に存在し得るバリによる真空断熱材30への影響を対策できる。このため、バリ対策のための手間を削減できる。
外箱10は、内箱20と接合する接合部19を備えるように折り曲げられた金属板11により形成される。接合部19は、冷蔵庫1の正面側で外側に露出する金属板11の後側に配置される金属板11に形成される。接合部19では、金属板11と、内箱20の先端22と繋がる端部23とが、接着層61により接合(接着)される。端部23は、平板状に形成される。接着層61は、例えば、加熱したホットメルト接着剤を接合部19(金属板11)に塗布し、内箱20をホットメルト接着剤に付着させるように配置した後、固化させることで形成できる。配置は、外箱10の前側縁15と真空断熱材30との間に形成される空隙80(隙間)に、内箱20の端部23を挿入することで、実行できる。
このように、金属板11のうち、冷蔵庫1の前側の縁部18は、内箱20(特に、内箱20の正面側の端部23)に接着される。この位置での接着により、外箱10に内箱20を固定できる。
真空断熱材30のうちの冷蔵庫1の正面側の面である側面31と、外箱10との間に空隙80が形成される。空隙80には内箱20の端部23が挿入される。側面31は、真空断熱材30を構成する面のうち、先端12の近傍(先端12側)に配置される面であり、内箱20の設置時には内箱20の端部23と対向する面である。ただし、詳細は後記するが、側面31と端部23との間には、保護部材62が配置される場合がある。空隙80が形成されることで、空隙80に内箱20の端部23を挿入し、内箱20を接合できる。
上記のように、例えばホットメルト接着剤を外箱10に塗布し、空隙80に端部23を挿入することで、内箱20が固定される。真空断熱材30の大きさは、断熱効果を高めるために、外箱10の前側縁15近くに迄配置されることから、空隙80の大きさ(冷蔵庫1の前後方向の長さ)は小さくなる。このため、内箱20を空隙80に挿入する際、端部23が真空断熱材30に接触し得る。
そこで、真空断熱材30の保護のため、空隙80を区画する真空断熱材30の面である側面31のうち、空隙80の開口を形成する真空断熱材30の少なくとも角33を覆う保護部材62(第2保護部材)が備えられる。これにより、空隙80への端部23の挿入時に端部23が真空断熱材30に接触することを抑制でき、真空断熱材30の破損を抑制できる。特に、端部23を狭い空隙80に挿入するとき、端部23は、真空断熱材30の角33に最も接触し易い。そこで、少なくとも角33を覆うことで、角33の近傍での真空断熱材30の破損を抑制できる。
本開示の例では、保護部材62は、何れも平板状の保護部621,622を備える。保護部621は、角33から冷蔵庫1の前後方向に延在する真空断熱材30の面34に沿って延びる部材である。保護部622は、角33から冷蔵庫1の左右方向に延在する真空断熱材30の側面31に沿って延びる部材である。保護部621と保護部622とは角33の近傍で、真空断熱材30の側面31及び面(上面)に沿うように接合する。保護部621は、内箱20のうち、貯蔵室8に露出する部材24に対向する。保護部622は、内箱20のうちの端部23に対向する。
保護部材62の構成材料は、端部23が真空断熱材30に直接接触することを回避できる材料であれば特に制限されない。構成材料としては、例えば、両面テープ、片面テープ等の粘着テープ、ホットメルト接着剤、ウレタン、樹脂材等が挙げられる。
図11は、別の実施形態の冷蔵庫1における外箱10への内箱20の固定部分を示す図である。図11の例では、保護部材70は、金属板11の先端12近傍に配置される配管7である。配管7は、上記のように、冷蔵庫1に備えられる冷凍サイクル(不図示)を流れる冷媒の配管である。先端12の近傍と真空断熱材30との間には、配管7が備えられる。これにより、先端12のバリに起因する真空断熱材30の破損を抑制できる。
図12は、別の実施形態の冷蔵庫1における外箱10への内箱20の固定部分を示す図である。図12の例では配管7が側壁16に沿って複数配置される。また、真空断熱材30は、配管7を避けるように、屈曲した構造(段付形状)を有する。具体的には、真空断熱材30は、接着層60から金属板11の先端12側に向かうにつれて、外箱10に対して空間81を有するように曲げられた傾斜面35を有する。接着層60は、真空断熱材30と外箱10の側壁16との接着部分である。そして、空間81において、真空断熱材30に当接して配管7が備えられる。このような構造によっても、真空断熱材30への先端12の接触を抑制できる。
配管7は、図12の例では複数備えられる。空間81において配管7は、傾斜面35の近傍に1つ備えられる。また、空間81において配管7は、先端12の近傍に1つ備えられる。先端12の近傍に1つ備えられる配管7は、保護部材70としても機能する。
空間81には、ウレタンフォームが充填されてもよく、充填されなくてもよい。また、冷蔵庫1には、空間81に連通するガス抜きパイプ(不図示)が備えられてもよい。ガス抜きパイプは、空間81(外箱10と内箱20との間の空間)と、冷蔵庫1の外部とを連通させるパイプである。ガス抜きパイプを備えることで、外箱10と内箱20との間の空間の圧力を外部の圧力と同じにでき、空間81に残存する気体に起因する外箱10、内箱20等の冷蔵庫1の構造物の変形を抑制できる。
本開示は、以下の技術的思想1、2を包含する。
[技術的思想1]
特許文献1に記載の技術では、内箱は、金属板の先端に隣接する曲げ部と、曲げ部から視て、金属板の先端とは反対側の別の曲げ部との間で、金属板に当接する(図8)。従って、金属板の先端は、内箱との当接側とは反対側に配置される。このため、金属板の先端が真空断熱材に接触し、真空断熱材が破損する可能性がある。
技術的思想1が解決しようとする課題は、真空断熱材の破損を抑制可能とし、断熱性能の高い冷蔵庫の提供である。
[付記1-1]
冷蔵庫であって、
金属製の外箱と、
前記外箱に形成された凹部に嵌合する内箱と、
前記外箱と前記内箱との間で、前記凹部に隣接して配置される真空断熱材と、を備え、
前記外箱は、前記凹部を形成するように折り曲げられた金属板により形成され、
前記金属板のうち前記凹部を構成する部分は、
前記金属板の先端と、
前記先端よりも前記冷蔵庫の側壁側に配置されるとともに前記真空断熱材側に配置される曲げ部と、
を備え、
前記内箱は、前記凹部の内部で、前記金属板のうちの前記先端と前記曲げ部との間に当接又は略当接している
ことを特徴とする冷蔵庫。
[付記1-2]
付記1-1に記載の冷蔵庫であって、
前記金属板の先端近傍では、前記真空断熱材から離れる方向に折り曲げられ、
前記先端と前記真空断熱材との間には、前記金属板の一部が配置される
ことを特徴とする冷蔵庫。
[付記1-3]
付記1-1に記載の冷蔵庫であって、
前記先端は、前記真空断熱材の厚さ方向において、前記外箱のフランジ面よりも前記外箱の側壁側に配置され、
前記先端と前記真空断熱材との間には断熱層が配置され、
前記先端から前記真空断熱材迄の距離は、前記先端から前記外箱の前記側壁迄の距離よりも短い
ことを特徴とする冷蔵庫。
[付記1-4]
付記1-1に記載の冷蔵庫であって、
前記内箱から前記外箱の側壁に向かって、前記外箱のフランジ面、前記真空断熱材における前記内箱側の面、及び、前記金属板のうちの前記内箱に最も近い部分、の順で、前記外箱、前記真空断熱材及び前記金属板が配置される
ことを特徴とする冷蔵庫。
[付記1-5]
付記1-1に記載の冷蔵庫であって、
前記金属板の前記先端の近傍は平板状を有する
ことを特徴とする冷蔵庫。
[付記1-6]
付記1-1に記載の冷蔵庫であって、
前記金属板の先端に保護部材が備えられる
ことを特徴とする冷蔵庫。
[付記1-7]
付記1-6に記載の冷蔵庫であって、
前記保護部材は、前記真空断熱材への前記先端の接触を抑制する部材である
ことを特徴とする冷蔵庫。
[付記1-8]
付記1-6に記載の冷蔵庫であって、
前記保護部材は、前記金属板の先端のうち、少なくとも、前記金属板の先端と前記真空断熱材との間の距離が最も近い先端に備えられる
ことを特徴とする冷蔵庫。
[付記1-9]
付記1-6に記載の冷蔵庫であって、
前記保護部材は、前記保護部材と前記真空断熱材との接触時における接触部分において、前記先端が前記真空断熱材に接触したと仮定したときの接触部分の接触面積よりも大きな接触面積を有する
ことを特徴とする冷蔵庫。
[付記1-10]
付記1-6に記載の冷蔵庫であって、
前記保護部材は、前記保護部材と前記真空断熱材との接触時に、前記真空断熱材と接触する面を備える
ことを特徴とする冷蔵庫。
[技術的思想2]
特許文献1に記載の技術では、外箱を形成する金属板の先端は剥き出しになっている。このため、先端が真空断熱材に接触することで、真空断熱材が破損する可能性がある。
技術的思想2が解決しようとする課題は、真空断熱材の破損を抑制可能とし、断熱性能の高い冷蔵庫の提供である。
[付記2-1]
冷蔵庫であって、
金属製の外箱と、
前記外箱と内箱との間に配置される真空断熱材と、を備え、
前記外箱は、前記内箱と接合する接合部を備えるように折り曲げられた金属板により形成され、
前記金属板の先端が、前記真空断熱材の厚さ方向に直交する面に備えられるとともに、前記厚さ方向に視たときに前記真空断熱材に重なり、
前記真空断熱材の少なくとも一部は、前記外箱に接合され、
前記真空断熱材は、前記先端と前記真空断熱材との間に配置された第1保護部材に当接する
ことを特徴とする冷蔵庫。
[付記2-2]
付記2-1に記載の冷蔵庫であって、
前記金属板のうち、前記冷蔵庫の前側の縁部は、前記内箱に接着される
ことを特徴とする冷蔵庫。
[付記2-3]
付記2-1に記載の冷蔵庫であって、
前記第1保護部材は、前記金属板の先端のうち少なくとも前記真空断熱材の配置側を覆うように配置され、前記真空断熱材と前記外箱とを接着する接着剤である
ことを特徴とする冷蔵庫。
[付記2-4]
付記2-1に記載の冷蔵庫であって、
前記第1保護部材は、前記金属板の前記先端近傍に配置され、前記冷蔵庫に備えられる冷凍サイクルを流れる冷媒の配管である
ことを特徴とする冷蔵庫。
[付記2-5]
付記2-1に記載の冷蔵庫であって、
前記真空断熱材のうちの前記冷蔵庫の正面側の面と、前記外箱との間に空隙が形成される
ことを特徴とする冷蔵庫。
[付記2-6]
付記2-5に記載の冷蔵庫であって、
前記空隙には前記内箱の端部が挿入されており、
前記空隙を区画する前記真空断熱材の面のうち、前記空隙の開口を形成する前記真空断熱材の少なくとも角を覆う第2保護部材が備えられる
ことを特徴とする冷蔵庫。
[付記2-7]
付記2-5に記載の冷蔵庫であって、
前記真空断熱材は、前記真空断熱材と前記外箱の側壁との接着部分から前記金属板の先端側に向かうにつれて、前記外箱に対して空間を有するように曲げられた傾斜面を有し、
前記空間において、前記真空断熱材に当接して、前記冷蔵庫に備えられる冷凍サイクルを流れる冷媒の配管が備えられる
ことを特徴とする冷蔵庫。
1 冷蔵庫
10 外箱
11 金属板
12 先端
121 曲げ部
13 凹部
14 曲げ部
15 前側縁
16 側壁
17 内面
18 縁部
19 接合部
2 扉
20 内箱
21 端部
22 先端
23 端部
24 部材
25 面
3 扉
30 真空断熱材
31 側面
32 面
33 角
34 面
35 傾斜面
4 扉
40 断熱層
5 扉
50 保護部材
51 接触面
52 間隙
53 平面部
54 曲面部
55 接続部
56 平面部
57 平面部
58 平面部
59 パッキン
6 扉
60 接着層
61 接着層
62 保護部材(第2保護部材)
621 保護部
622 保護部
7 配管
70 保護部材(第1保護部材)
8 貯蔵室
80 空隙
81 空間
F フランジ面
L1 距離
L2 距離

Claims (7)

  1. 冷蔵庫であって、
    金属製の外箱と、
    前記外箱と内箱との間に配置される真空断熱材と、を備え、
    前記外箱は、前記内箱と接合する接合部を備えるように折り曲げられた金属板により形成され、
    前記金属板の先端が、前記真空断熱材の厚さ方向に直交する面である前記外箱の内面に備えられるとともに、前記厚さ方向に視たときに前記真空断熱材に重なり、
    前記真空断熱材の少なくとも一部は、前記外箱に接合され、
    前記真空断熱材は、前記先端と前記真空断熱材との間に配置された第1保護部材に当接する
    ことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 請求項1に記載の冷蔵庫であって、
    前記金属板のうち、前記冷蔵庫の前側の縁部は、前記内箱に接着される
    ことを特徴とする冷蔵庫。
  3. 請求項1に記載の冷蔵庫であって、
    前記第1保護部材は、前記金属板の先端のうち少なくとも前記真空断熱材の配置側を覆うように配置され、前記真空断熱材と前記外箱とを接着する接着剤である
    ことを特徴とする冷蔵庫。
  4. 請求項1に記載の冷蔵庫であって、
    前記第1保護部材は、前記金属板の前記先端近傍に配置され、前記冷蔵庫に備えられる冷凍サイクルを流れる冷媒の配管である
    ことを特徴とする冷蔵庫。
  5. 請求項1に記載の冷蔵庫であって、
    前記真空断熱材のうちの前記冷蔵庫の正面側の面と、前記外箱との間に空隙が形成される
    ことを特徴とする冷蔵庫。
  6. 請求項5に記載の冷蔵庫であって、
    前記空隙には前記内箱の端部が挿入されており、
    前記空隙を区画する前記真空断熱材の面のうち、前記空隙の開口を形成する前記真空断熱材の少なくとも角を覆う第2保護部材が備えられる
    ことを特徴とする冷蔵庫。
  7. 請求項5に記載の冷蔵庫であって、
    前記真空断熱材は、前記真空断熱材と前記外箱の側壁との接着部分から前記金属板の先端側に向かうにつれて、前記外箱に対して空間を有するように曲げられた傾斜面を有し、
    前記空間において、前記真空断熱材に当接して、前記冷蔵庫に備えられる冷凍サイクルを流れる冷媒の配管が前記第1保護部材として備えられる
    ことを特徴とする冷蔵庫。
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