JP7828194B2 - 採取キット及び採取方法 - Google Patents

採取キット及び採取方法

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Description

本発明は、血液製剤を検査用に採取する採取キット及び採取方法に関する。
血液製剤の安全性を担保するために、血液製剤の出荷前に少量の液体試料を採取して培養検査が行われる。培養検査は、所定量の液体試料(血液製剤)を培養ボトルに採取し、培養ボトルを細菌の増殖に好適な30~40℃の温度環境で所定期間保管し、その後、培養ボトルの中の細菌の増殖を確認する。
培養ボトルへの液体試料の採取には、専用の採取キットが用いられる。例えば、特許文献1は、血液バッグから液体試料を採取するための採取キットを開示する。この採取キットは、サンプル採取管に予め所定量の液体試料を採取する。次に、そのサンプル採取管の標線で液体試料の移送量を確認しながら、培養ボトルに液体試料を移送する。
米国特許第8777921号明細書
従来の採取キットは、培養ボトルの負圧による吸引で採取ボトルの液体試料の液面が素早く変化する。そのため、経験が浅い作業者は、一定量の液体試料を培養ボトルに計り採ることが難しく、培養ボトルに採取する液体試料の量に過不足を生じさせることがある。また、従来の採取キットでは、嫌気培養ボトルへの液体試料の移送の際に、使用者が誤って空気を混入させるリスクがある。
本発明は、上記した課題を解決することを目的とする。
以下の開示の一観点は、液体試料を収容した医療用バッグが接続可能な接続用チューブと、所定量の前記液体試料を収容する第1チャンバ室と前記所定量の前記液体試料を収容する第2チャンバ室を有するシリンジと、培養ボトルが接続可能なサンプリング用ホルダと、前記接続用チューブと前記シリンジと前記サンプリング用ホルダとを流体的に連通させる流路接続部材と、を備え、前記第1チャンバ室と、前記第2チャンバ室とが前記シリンジの軸線方向に並んで配置され、且つ前記第1チャンバ室と前記第2チャンバ室とが直列に連通する、採取キットにある。
別の一観点は、上記観点の採取キットを用いた採取方法であって、前記接続用チューブに前記医療用バッグを接続するバッグ接続工程と、前記シリンジの前記第1チャンバ室に前記所定量の前記液体試料を収容する第1収容工程と、前記第1収容工程の後に、前記シリンジの前記第2チャンバ室に前記所定量の前記液体試料を収容する第2収容工程と、前記医療用バッグを前記接続用チューブから切り離すバッグ分離工程と、前記サンプリング用ホルダに好気培養ボトルを接続して前記第1チャンバ室及び前記第2チャンバ室のいずれか一方の前記液体試料を前記好気培養ボトルに採取する第1採取工程と、前記サンプリング用ホルダに嫌気培養ボトルを接続して前記第1チャンバ室及び前記第2チャンバ室のいずれか他方の前記液体試料を前記嫌気培養ボトルに採取する第2採取工程と、を有する、採取方法にある。
上記観点の採取キット及び採取方法は、経験が浅い作業者であっても正確な量の液体試料を培養ボトルに計り採ることができる。また、上記観点の採取キット及び採取方法は、嫌気培養ボトルへの液体試料の移送の際に、使用者が誤って空気を混入させるリスクを低減できる。
図1は、第1実施形態に係る採取キットの構成図である。 図2は、図1の採取キットを用いた採取方法のバッグ接続工程の説明図である。 図3Aは、図1のシリンジの初期状態の説明図であり、図3Bは第1収容工程の説明図であり、図3Cは第2収容工程の説明図である。 図4Aは、バッグ分離工程及び第1採取工程の説明図であり、図4Bは第1採取工程における図1のシリンジの動作の説明図である。 図5Aは、第2採取工程の説明図であり、図5Bは第2採取工程における図1のシリンジの動作の説明図である。 図6Aは、第2実施形態のシリンジの構成図であり、図6Bは図6Aのシリンジの第1収容工程の動作説明図である。 図7は、図6Aのシリンジの第2収容工程の動作説明図である。 図8Aは、図6Aのシリンジの第1採取工程の動作説明図であり、図8Bは、図6Aのシリンジの第1採取工程の完了状態の説明図である。 図9Aは、図6Aのシリンジの第2採取工程の動作説明図であり、図9Bは、図6Aのシリンジの第2採取工程の完了状態の説明図である。 図10は、図1のシリンジの変形例を示す説明図である。
(第1実施形態)
図1に示す本実施形態に係る採取キット10は、例えば、血液製剤を製造する血液センター等の事業所において、血液製剤の安全性を確認するための培養試験に用いられる。培養試験は、嫌気性菌の培養及び好気性菌の培養を行う。したがって、培養試験には、好気培養と嫌気培養とのそれぞれに用いる培養ボトル90(図4A、図5A参照)が用いられる。採取キット10は、液体試料として、例えば血小板製剤を採取し、所定量(例えば、8ml又は10ml)ずつ好気培養ボトル92(図4A)及び嫌気培養ボトル94(図5A)に採取するために使用される。
図1に示すように採取キット10は、接続用チューブ12と、シリンジ14と、サンプリング用ホルダ16と、流路接続部材18と、を備える。接続用チューブ12は、例えば、塩化ビニル樹脂等の熱可塑性樹脂よりなる半透明の医療用チューブである。接続用チューブ12は、無菌接合装置を使用することで、内部を外気に曝すことなく他の医療用チューブとの接続を行うことができる。また、接続用チューブ12は、チューブシーラーを使用することで、内部を外気に曝すことなく他の医療用チューブからの分離と端部の封止を行える。
接続用チューブ12は、上流側の第1端部12aと下流側の第2端部12bとを有する。第1端部12aは、初期状態(製品提供当初の状態)において溶着されて封止されている。第2端部12bは、流路接続部材18に接続されている。
シリンジ14は、調整機構15と、外筒20と、内筒22と、ガスケット24と、プランジャ26とを有する。このうち、ガスケット24とプランジャ26とは、互いに組み付けられて一体的なプランジャ組立体28を構成する。外筒20は、円筒状の外バレル30と、外バレル30の先端に形成された第1吐出部32とを有する。外バレル30は、軸線方向に一定の直径で延在して、円柱状の第1収容室34を形成する。第1収容室34は、基端が外バレル30の基端において開口し、先端が第1吐出部32によって覆われている。外バレル30の内周面30aは、平滑な円筒面を有する。第1吐出部32は、中央に軸線方向の先端に向けて突出した外ノズル36を有する。外ノズル36は、第1収容室34に連通する。外ノズル36は、流路接続部材18に接続されている。
内筒22は、外筒20の第1収容室34に収容される。内筒22は、円筒状の内バレル38と、内バレル38の先端に形成された第2吐出部40と、を有する。内バレル38は、一定の外径及び内径を有する円筒形状を有する。内バレル38の外径は、外筒20の内径よりも小さいため、内バレル38は、外筒20の外バレル30の内部を軸線方向に摺動することができる。内バレル38の先端の外周部には、シール部材42が取り付けられている。シール部材42は、内バレル38と一体的に移動する。シール部材42は、内バレル38と外バレル30との間隙を液密及び気密に封止しつつ外バレル30の内周面30aと摺動する。シール部材42は、例えばOリング等である。
なお、図10に示すように、シリンジ14は、内筒22の基端部と、プランジャ26とを接続する封止部材49をさらに備えてもよい。封止部材49は、柔軟な樹脂シート等によって形成された筒状の部材である。封止部材49は、一端が内筒22の基端部に接続され、他端がプランジャ26の基端に接続される。封止部材49は、蛇腹状に形成されている。封止部材49は、プランジャ26の位置に応じて蛇腹状に折り畳まれた形状から、筒状に伸長した形状に変形する。すなわち、封止部材49は、蛇腹が伸展することで、プランジャ26の変位に追随する。封止部材49は、プランジャ26と内筒22との隙間を外気から封止して、第2チャンバ室52の無菌性を維持する。封止部材49は、内筒22の内壁への菌付着を阻止することにより、血液製剤が無菌であるのにもかかわらず汚染があるとされる、検査の擬陽性の発生を防止する。
図1に示すように、内バレル38は、内側に円柱状の第2収容室44を有する。第2収容室44は、基端が内バレル38の基端で開口し、先端側が第2吐出部40で覆われる。第2収容室44は、滑らかな円筒面を有し、軸線方向に一定の内径で延在する。第2吐出部40は、第2ノズル46を有する。第2収容室44は、第2ノズル46を通じて第1収容室34に連通する。
ガスケット24は、内筒22の第2収容室44に収容される。ガスケット24は、内バレル38の内周面38aに液密及び気密に当接しつつ軸線方向に摺動可能である。ガスケット24は、基端部がプランジャ26に接続されている。プランジャ26は、操作力をガスケット24に伝達する。プランジャ26により、ガスケット24の基端側への引き込み動作又はガスケット24の先端側への押し出し動作が行われる。
上記の外筒20及び内筒22は、例えば、透明な樹脂又はガラスによって形成される。ガスケット24は、ゴム又はエラストマ等の弾性材料によって構成される。プランジャ26は、例えば、樹脂又はガラスによって形成される。
上記のシリンジ14において、第1チャンバ室48は、内筒22の先端側の第1収容室34に形成される。第1チャンバ室48は、基端側が内筒22によって仕切られ、先端側が第1吐出部32によって仕切られる。第1チャンバ室48の容積は、内筒22の位置に応じて変化する。外筒20には、内筒22の位置に応じた第1チャンバ室48の容積を示す第1標線が形成されている。外筒20の基端には、内筒22の外筒20に対する相対移動を規制するロック機構50が設けられている。ロック機構50は、外力の入力による内筒22の移動を阻止することで、第1チャンバ室48の容積を一定に保つ。
また、上記のシリンジ14において、第2チャンバ室52は、ガスケット24の先端側の内筒22の第2収容室44に形成される。第2チャンバ室52は、基端側がガスケット24によって仕切られ、先端側が第2吐出部40によって仕切られる。第2チャンバ室52の容積は、ガスケット24の位置に応じて変化する。内筒22には、ガスケット24の位置に応じた第2チャンバ室52の容積を示す第2標線が形成されている。
上記のシリンジ14において、調整機構15は、第1チャンバ室48と第2チャンバ室52とを独立して押圧可能な内筒22及びプランジャ組立体28とにより構成される。
第1チャンバ室48と、第2チャンバ室52とは、シリンジ14の軸線方向に並んで配置される。第2チャンバ室52は、内筒22の第2ノズル46を介して第1チャンバ室48と連通する。第2チャンバ室52は、シリンジ14の外ノズル36に対して第1チャンバ室48と直列に接続されている。
シリンジ14は、初期状態(製品提供当初での状態)において、内筒22が外筒20の第1吐出部32に当接し、且つ、ガスケット24が内筒22の第2吐出部40に当接する。すなわち、第1チャンバ室48及び第2チャンバ室52の容積は0mlとなっている。シリンジ14は、第1チャンバ室48及び第2チャンバ室52に、それぞれ所定量(例えば、8ml又は10ml)の液体試料を収容可能な寸法を有している。
サンプリング用ホルダ16は、培養ボトル90(図4A及び図5A参照)の首部を収容するホルダ部16aと、培養ボトル90の栓体を貫通可能な針管16bと、蓋体16cとを有する。培養ボトル90の首部をホルダ部16aに挿入することで、培養ボトル90がサンプリング用ホルダ16に接続される。針管16bは、培養ボトル90の栓体を貫通して培養ボトル90の内部と連通する。蓋体16cは、ヒンジを介してホルダ部16aに取り付けられている。蓋体16cは、初期状態においてホルダ部16aの開口を覆うことで、ホルダ部16aを密封する。蓋体16cは、針管16bへの菌付着を防止する。
流路接続部材18は、接続用チューブ12と、シリンジ14と、サンプリング用ホルダ16とを選択的に接続する。流路接続部材18は、例えば三方活栓である。流路接続部材18は、第1位置において、接続用チューブ12とシリンジ14とを連通させ、サンプリング用ホルダ16との連通を阻止する。第2位置において、流路接続部材18は、シリンジ14とサンプリング用ホルダ16とを連通させる。
本実施形態の採取キット10は、以上のように構成される。この採取キット10は、以下の採取方法に使用される。
図2に示すように、本実施形態の採取方法は、まずバッグ接続工程に進む。この工程は、採取キット10の接続用チューブ12に、血小板製剤を収容した医療用バッグ100(血小板バッグ)を接続する工程を有する。この工程は、医療用バッグ100から延びるチューブ102と、接続用チューブ12とを無菌接合装置を用いて接合する操作を含む。
次に、図3Aに示すように、採取方法は、第1収容工程に進む。第1収容工程は、第1チャンバ室48に所定量の液体試料(例えば、血小板製剤)を収容する工程である。第1収容工程に先立って、流路接続部材18の三方活栓を第1位置にして、接続用チューブ12とシリンジ14とを連通させる操作が行われる。次に、この工程は、内筒22を基端に引き込む操作に進む。この操作により、図3Bに示すように、第1チャンバ室48に所定量(例えば、8ml又は10ml)の液体試料が収容される。
第1収容工程は、気泡除去操作を含んでもよい。気泡除去操作は、内筒22を軸線方向に往復移動させる操作及び/又は接続用チューブ12(チューブ102)を圧迫する操作により行われる。気泡の除去を容易にするために、図2に示すように、医療用バッグ100を採取キット10よりも上方に配置することが好ましい。
第1収容工程が完了した後に、ロック機構50で、内筒22を外筒20に固定する。なお、本実施形態の採取方法において、ロック機構50による内筒22の固定は必須ではなく、使用者が片手で内筒22が移動しないように押さえておくだけでもよい。
次に、図3Cに示すように、採取方法は、第2収容工程に進む。第2収容工程は、第2チャンバ室52に所定量の液体試料(例えば、血小板製剤)を収容する工程である。この工程は、プランジャ26を基端に引いてガスケット24を基端に引き込む操作を含む。この操作により、図示のように、第2チャンバ室52に所定量(例えば、8ml又は10ml)の液体試料が収容される。
第2収容工程において、第1チャンバ室48に残留する気泡が第2チャンバ室52に巻き込まれて流入する場合がある。そこで、第2チャンバ室52の気泡を除去するべく、第2収容工程は、気泡除去操作を含んでもよい。この操作は、ガスケット24を軸線方向に往復移動させる操作を含んでもよい。
次に、採取方法は、バッグ分離工程に進む。バッグ分離工程は、チューブシーラー(不図示)を用いて接続用チューブ12を溶融させつつ切断する操作を含む。バッグ分離工程により、図4Aに描かれるように、接続用チューブ12から医療用バッグ100が切り離される。切り離された医療用バッグ100は、培養試験が完了するまで、血液センターで保管される。血液製剤の安全が確認された医療用バッグ100は、利用に供される。
次に、図4Aに示すように、採取方法は、第1採取工程に進む。第1採取工程は、1本目の培養ボトル90に所定量の液体試料を採取する工程である。第1採取工程は、培養ボトル90のうち、好気培養に使用する好気培養ボトル92に液体試料を採取する。第1採取工程に先立って、流路接続部材18の三方活栓を第2位置に移動させる操作が行われる。また、ロック機構50の操作が行われ、内筒22と外筒20との固定が解除される。
その後、図4Bに示すように、サンプリング用ホルダ16に好気培養ボトル92を接続させる操作が行われる。この操作により、好気培養ボトル92とシリンジ14とが連通する。次に、内筒22を先端側に押圧する操作が行われる。この操作により、第1チャンバ室48の液体試料が、好気培養ボトル92に採取される。内筒22が外筒20の第1吐出部32に当接することにより、第1採取工程が完了する。
第1採取工程により、好気培養ボトル92に所定量(8ml又は10ml)の液体試料が採取される。また、第1採取工程では、第1チャンバ室48及びサンプリング用ホルダ16に残留する気泡が好気培養ボトル92に吸い出される。したがって、第1採取工程は、内部の空気を液体試料で置換するプライミング工程を兼ねる。第1採取工程により、後の第2採取工程での嫌気培養ボトル94への空気の混入が防止される。
次に、図5Aに示すように、第1採取工程の完了後に、好気培養ボトル92はサンプリング用ホルダ16から取り外される。その後、採取方法は、第2採取工程に進む。第2採取工程は、2本目の培養ボトル90に液体試料を採取する工程である。本実施形態の採取方法において2本目の培養ボトル90は、嫌気培養ボトル94である。第2採取工程は、嫌気培養ボトル94をサンプリング用ホルダ16に接続する操作を含む。
第2採取工程は、その後、図5Bに示すように、プランジャ26を先端側に押圧する操作に進む。この操作により、第2チャンバ室52に収容された液体試料が嫌気培養ボトル94に移送される。プランジャ26の押圧により、ガスケット24が内筒22の第2吐出部40に当接すると、第2採取工程が完了する。第2採取工程により、嫌気培養ボトル94に所定量(8ml又は10ml)の液体試料が採取される。
その後、嫌気培養ボトル94がサンプリング用ホルダ16から取り外され、本実施形態の採取キット10を用いた採取方法が完了する。液体試料を採取した好気培養ボトル92及び嫌気培養ボトル94は、培養検査に供される。
以上のように、本実施形態の採取キット10及び採取方法は、シリンジ14の操作により、経験の浅い使用者であっても、正確な量の液体試料の採取を可能とする。また、シリンジ14は、第1チャンバ室48が内筒22で仕切られ、さらに第2チャンバ室52がガスケット24で仕切られるため、培養ボトル90への空気の混入を防止できる。そのため、採取キット10及び採取方法は、シリンジ14に採取した略全量の液体試料を培養検査に利用でき、貴重な血液製剤(例えば、血小板製剤)の無駄を抑制できる。
(第2実施形態)
図6Aに示す本実施形態のシリンジ14Aは、図1に示す採取キット10(第1実施形態)のシリンジ14を置き換えて使用することができる。なお、本実施形態の説明では、シリンジ14A以外の図示と説明は省略される。
シリンジ14Aは、調整機構15Aと、バレル本体54と、中間ガスケット56と、基端ガスケット58と、プランジャ60と、フィルタ62とを有する。バレル本体54は、透明な樹脂材料によって形成される。バレル本体54は、円筒状のバレル64と、吐出部66と、バイパス流路68とを有する。バレル64は、円筒状に形成され、内部に収容室70を有する。収容室70は、軸線方向に垂直な断面が円形であり、軸線方向に延在する。収容室70は、基端がバレル64の基端で開口する。吐出部66は、バレル64の先端に位置する。吐出部66は、収容室70と外部とを連通するノズル72を有する。ノズル72は、図1の採取キット10の流路接続部材18への接続部分となる。
図6Aに示すように、バイパス流路68は、バレル64の軸線方向の所定位置に配置される。バイパス流路68は、収容室70に対して径方向の外方に膨出した流路である。バイパス流路68は、バレル64の周方向の一部分にのみ形成され、軸線方向に線状に延在する。したがって、中間ガスケット56がバイパス流路68と重なる位置に移動した場合であっても、バイパス流路68の周囲の内周面54aが中間ガスケット56に当接する。すなわち、バイパス流路68が中間ガスケット56を迂回する流路を構成する状態であっても、中間ガスケット56は、内周面54aとの間の摩擦抵抗を受ける。
バイパス流路68は、中間ガスケット56で閉塞されない深さ(径方向の寸法)を有する。バイパス流路68の断面形状は、中間ガスケット56の弾力性に応じて適宜設定され得る。バイパス流路68の軸線方向の長さL2は、中間ガスケット56の軸線方向の長さL1よりも長い。バレル64は、周方向に間隔を開けて複数本のバイパス流路68を有してもよい。
バレル本体54の収容室70には、先端側から順に中間ガスケット56、基端ガスケット58が配置される。中間ガスケット56及び基端ガスケット58は、例えばゴム又は各種エラストマ等の弾性材料によって形成され、バレル本体54の内周面54aと液密及び気密に当接して摺動する。中間ガスケット56と、基端ガスケット58とは、別部材であり、互いに分離可能である。初期状態では、中間ガスケット56と基端ガスケット58とは隙間を形成せずに当接する。
中間ガスケット56は、第1チャンバ室74と、第2チャンバ室76とを軸線方向に仕切る。第1チャンバ室74は、中間ガスケット56と吐出部66との間に形成され、第2チャンバ室76は中間ガスケット56と基端ガスケット58との間に形成される。初期状態においては、第1チャンバ室74及び第2チャンバ室76の容積は0mlである。
基端ガスケット58は、第2チャンバ室76の基端側に位置する。基端ガスケット58は、軸線方向の長さL3がバイパス流路68の軸線方向の長さL2の長さよりも長い。基端ガスケット58の基端には、プランジャ60が組み付けられている。プランジャ60は、使用者の操作力を基端ガスケット58に伝達する。プランジャ60を通じた操作により、基端ガスケット58が先端又は基端に変位する。
フィルタ62は、プランジャ60の所定位置に取り付けられており、プランジャ60と一体的に変位する。フィルタ62は、初期状態において、バレル本体54の基端の近くの収容室70に配置される。フィルタ62は、通気性を有する多孔質体よりなる。フィルタ62は、菌やウイルス等の異物の進入を防ぎ、収容室70の内部を滅菌状態に保つ。
上記のシリンジ14Aにおいて、調整機構15Aは、第2チャンバ室76から液体試料が排出される間、第1チャンバ室74の容積を一定にたもつ、バイパス流路68と、バイパス流路68で停止可能な中間ガスケット56によって構成される。
本実施形態のシリンジ14Aは以上のように構成される。シリンジ14Aは、第1、第2収容工程及び第1、第2採取工程において、以下のように動作する。
図6Bに示すように、第1収容工程は、プランジャ60を基端側に引き込むことで開始される。プランジャ60とともに基端ガスケット58が基端側に変位する。基端ガスケット58の変位に伴って、中間ガスケット56との間に負圧が生じる。中間ガスケット56は、基端ガスケット58との間の負圧によって引き込まれて基端ガスケット58とともに基端に向けて変位する。中間ガスケット56の変位に伴って、第1チャンバ室74の容積が増加し、第1チャンバ室74に液体試料が収容される。
基端ガスケット58は、軸線方向の長さL3がバイパス流路68の軸線方向の長さL2よりも長い。したがって、基端ガスケット58は、第2チャンバ室76に空気を流入させることなく、バイパス流路68を乗り越えることができる。
図7に示すように、中間ガスケット56の先端及び基端がバイパス流路68の内部に入り込むと、第1チャンバ室74と第2チャンバ室76とがバイパス流路68を通じて連通する。第1チャンバ室74と第2チャンバ室76が連通すると、中間ガスケット56と基端ガスケット58との間に負圧がかからなくなり、中間ガスケット56が停止する。ここまでの工程により、第1チャンバ室74への所定量の液体試料の採取が完了する。
さらにプランジャ60を基端方向に引き込むと、バイパス流路68を通じて液体試料が第2チャンバ室76に流入する。プランジャ60を所定位置に引き込むと、第2チャンバ室76にも所定量の液体試料が収容され、第2収容工程が完了する。
その後、第2チャンバ室76の気泡を除去する操作が行われる。第2チャンバ室76の気泡の除去は、シリンジ14Aを、ノズル72を上にして起立させて行われる。気泡をバイパス流路68の近傍に集めてプランジャ60を先端及び基端に往復移動させることで、第2チャンバ室76の気泡の第1チャンバ室74への移行が行われる。
図8Aに示すように、第1採取工程は、プランジャ60を先端側に押圧する操作により行われる。プランジャ60の押圧により、基端ガスケット58が先端側に移動する。すると、第2チャンバ室76の液体試料は、バイパス流路68を通じて第1チャンバ室74に移行する。その結果、シリンジ14A内の液体試料が、1本目の好気培養ボトル92(図4A参照)に採取される。図8Bに示すように、第1採取工程は、基端ガスケット58が中間ガスケット56に当接するまで行われる。基端ガスケット58が中間ガスケット56に当接したら、好気培養ボトル92をサンプリング用ホルダ16(図5A参照)から取り外し、嫌気培養ボトル94をサンプリング用ホルダ16(図5B参照)に接続し、第2採取工程を開始する。
図9Aに示すように、第2採取工程は、基端ガスケット58及びプランジャ60とで中間ガスケット56を先端に向けて移動させることで行われる。中間ガスケット56が先端に向けて押し出されることにより、第1チャンバ室74の液体試料がシリンジ14Aから流出する。シリンジ14Aから流出した液体試料は、嫌気培養ボトル94に採取される。
図9Bに示すように、中間ガスケット56がシリンジ14Aの吐出部66に当接すると、第2採取工程が完了する。
以上のように、本実施形態のシリンジ14Aによっても、シリンジ14を用いる場合と同様の効果が得られる。
上記実施形態は、以下のようにまとめられる。
一実施形態は、液体試料を収容した医療用バッグ100が接続可能な接続用チューブ12と、所定量の前記液体試料を収容する第1チャンバ室48、74と前記所定量の前記液体試料を収容する第2チャンバ室52、76を有するシリンジ14、14Aと、培養ボトル90が接続可能なサンプリング用ホルダ16と、前記接続用チューブと前記シリンジと前記サンプリング用ホルダとを流体的に連通させる流路接続部材18と、を備え、前記第1チャンバ室と、前記第2チャンバ室とが前記シリンジの軸線方向に並んで配置され、且つ前記第1チャンバ室と前記第2チャンバ室とが直列に連通する、採取キット10にある。
上記の採取キットは、経験の浅い使用者であっても、第1チャンバ室と、第2チャンバ室とのそれぞれの容積に応じた量の液体試料を、好気培養ボトル及び嫌気培養ボトルに採取できる。これにより、採取キットは、液体試料の採取量のバラツキを抑制でき、不足の発生による液体試料の再採取を防止できる。また、採取キットは、シリンジの第1チャンバ室及び第2チャンバ室の液体試料が空気から分離されているため、培養ボトルへの空気の混入を防止できる。また、採取キットは、シリンジに採取した略全量の液体試料を培養検査に利用でき、貴重な血液製剤(例えば、血小板製剤)の無駄を抑制できる。
上記の採取キットは、前記第1チャンバ室及び前記第2チャンバ室のいずれか一方の前記液体試料を前記培養ボトルに採取している間、前記第1チャンバ室及び前記第2チャンバ室の容積を一定に維持する調整機構15、15Aを有する。
上記の採取キットにおいて、前記シリンジは、外筒20と、前記外筒の内周面に液密に当接しつつ摺動する内筒22と、前記内筒の内周面に液密に当接しつつ摺動するガスケット24と、を有し、前記第1チャンバ室は、前記内筒と前記外筒の内部との間に形成され、前記第2チャンバ室は、前記ガスケットと前記内筒の内部の間に形成されてもよい。このシリンジは、外筒に対して内筒を移動させる操作により第1チャンバ室の液体試料を培養ボトルに採取できる。また、上記のシリンジは、ガスケットを変位させる操作により第2チャンバ室の液体試料を、別々の培養ボトルに採取できる。その結果、上記の採取キットは、所定量の液体試料の採取を容易にする。
上記の採取キットにおいて、前記第1チャンバ室と前記第2チャンバ室とは、前記内筒の第2ノズル46を介して連通してもよい。この採取キットは、ノズルを介して第2チャンバ室の気泡を容易に除去できる。
上記の採取キットにおいて、前記内筒は、外周部に前記外筒との隙間を封止するシール部材42を有してもよい。この採取キットは、第1チャンバ室からの液体試料の漏洩を防止できる。
上記の採取キットは、前記内筒の前記外筒に対する変位を阻止するロック機構50を有してもよい。この採取キットは、ロック機構を有することにより、内筒の変位による第1チャンバ室の容量変動を抑制することができ、液体試料の採取量のバラツキを抑制できる。
上記の採取キットは、前記外筒に形成され、前記第1チャンバ室の容量を示す第1標線と、前記内筒に形成され、前記第2チャンバ室の容量を示す第2標線と、を有してもよい。この採取キットは、標線を手掛かりに、正確な量の液体試料を容易に採取できる。
上記の採取キットにおいて、前記シリンジは、軸線方向に延びる収容室70を有する筒状のバレル本体54と、前記バレル本体の所定位置に形成され、前記バレル本体の前記収容室よりも径方向外方に膨出したバイパス流路68と、前記収容室に配置され前記バレル本体の内周面に沿って摺動する中間ガスケット56と、前記中間ガスケットの基端側に配置され、前記バレル本体の内周面に沿って摺動する基端ガスケット58と、前記基端ガスケットに接続されたプランジャ60と、を備え、前記第1チャンバ室は、前記中間ガスケットの先端側に形成され、前記第2チャンバ室は前記中間ガスケットと前記基端ガスケットとの間に形成されてもよい。この採取キットは、シリンジの構造を簡素化できる。
上記の採取キットにおいて、前記バイパス流路の軸線方向の長さL2が前記中間ガスケットの軸線方向の長さL1よりも長くてもよい。この採取キットは、簡素な構成で、第1チャンバ室と第2チャンバ室がバイパス流路を介して直列に接続されたシリンジを実現できる。
上記の採取キットにおいて、前記流路接続部材は、前記接続用チューブと前記シリンジと前記サンプリング用ホルダとを選択的に接続する三方活栓であってもよい。この採取キットは、流路の接続先の切換を簡単に行うことができ、操作性に優れる。
別の一観点は、上記の採取キットを用いた採取方法であって、前記接続用チューブに前記医療用バッグを接続するバッグ接続工程と、前記シリンジの前記第1チャンバ室に前記所定量の前記液体試料を収容する第1収容工程と、前記第1収容工程の後に、前記シリンジの前記第2チャンバ室に前記所定量の前記液体試料を収容する第2収容工程と、前記医療用バッグを前記接続用チューブから切り離すバッグ分離工程と、前記サンプリング用ホルダに好気培養ボトルを接続して前記第1チャンバ室及び前記第2チャンバ室のいずれか一方の前記液体試料を前記好気培養ボトルに採取する第1採取工程と、前記サンプリング用ホルダに嫌気培養ボトルを接続して前記第1チャンバ室及び前記第2チャンバ室のいずれか他方の前記液体試料を前記嫌気培養ボトルに採取する第2採取工程と、を有する、採取方法にある。
上記の採取方法は、経験の浅い使用者であっても、第1チャンバ室と、第2チャンバ室とのそれぞれの容積に応じた量の液体試料を、好気培養ボトル及び嫌気培養ボトルに採取できる。また、上記の採取方法は、嫌気培養ボトルへの気泡の混入リスクを低減できる。
なお、本発明は、上記した実施形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を取り得る。
10…採取キット 12…接続用チューブ
14、14A…シリンジ 15、15A…調整機構
16…サンプリング用ホルダ 18…流路接続部材
20…外筒 22…内筒
24…ガスケット 26…プランジャ
42…シール部材 48、74…第1チャンバ室
50…ロック機構 52、76…第2チャンバ室

Claims (7)

  1. 液体試料を収容した医療用バッグが接続可能な接続用チューブと、
    所定量の前記液体試料を収容する第1チャンバ室と前記所定量の前記液体試料を収容する第2チャンバ室を有するシリンジと、
    培養ボトルが接続可能なサンプリング用ホルダと、
    前記接続用チューブと前記シリンジと前記サンプリング用ホルダとに接続され、前記接続用チューブと前記シリンジと前記サンプリング用ホルダとの何れか2つを選択的に連通させる三方活栓と、
    前記第2チャンバ室の前記液体試料を前記培養ボトルに採取している間、前記第1チャンバ室の容積を一定に維持する調整機構と、を備え、
    前記シリンジは、
    外筒と、
    前記外筒の内周面に液密に当接しつつ摺動する内筒と、
    前記内筒の内周面に液密に当接しつつ摺動するガスケットと、を有し、
    前記第1チャンバ室は、前記内筒と前記外筒の内部との間に形成され、
    前記第2チャンバ室は、前記ガスケットと前記内筒の内部の間に形成され、
    前記第1チャンバ室と、前記第2チャンバ室とが前記シリンジの軸線方向に並んで配置され
    記第1チャンバ室と前記第2チャンバ室とが前記内筒のノズルを介して直列に連通し、
    前記調整機構は、前記外筒の基端に設けられ、前記内筒に対する外力の入力による前記内筒の前記外筒に対する相対移動を規制するロック機構を有する、
    採取キット。
  2. 請求項記載の採取キットであって、前記内筒は、外周部に前記外筒との隙間を封止するシール部材を有する、
    採取キット。
  3. 請求項1又は2に記載の採取キットであって、前記外筒に形成され、前記第1チャンバ室の容量を示す第1標線と、前記内筒に形成され、前記第2チャンバ室の容量を示す第2標線と、を有する、
    採取キット。
  4. 液体試料を収容した医療用バッグが接続可能な接続用チューブと、
    所定量の前記液体試料を収容する第1チャンバ室と前記所定量の前記液体試料を収容する第2チャンバ室を有するシリンジと、
    培養ボトルが接続可能なサンプリング用ホルダと、
    前記接続用チューブと前記シリンジと前記サンプリング用ホルダとに接続され、前記接続用チューブと前記シリンジと前記サンプリング用ホルダとの何れか2つを選択的に連通させる三方活栓と、を備え、前記シリンジは、
    軸線方向に延びる収容室を有する筒状のバレル本体と、
    前記バレル本体の所定位置に形成され、前記バレル本体の前記収容室よりも径方向外方に膨出したバイパス流路と、
    前記収容室に配置され前記バレル本体の内周面に沿って摺動する中間ガスケットと、
    前記中間ガスケットの基端側に配置され、前記バレル本体の内周面に沿って摺動する基端ガスケットと、
    前記基端ガスケットに接続されたプランジャと、を備え、
    前記第1チャンバ室は、前記中間ガスケットの先端側に形成され、前記第2チャンバ室は前記中間ガスケットと前記基端ガスケットとの間に形成され、前記第1チャンバ室と前記第2チャンバ室とは前記バイパス流路を介して連通する、
    採取キット。
  5. 請求項記載の採取キットであって、前記バイパス流路の軸線方向の長さが前記中間ガスケットの軸線方向の長さよりも長い、
    採取キット。
  6. 液体試料を収容した医療用バッグが接続可能な接続用チューブと、所定量の前記液体試料を収容する第1チャンバ室と前記所定量の前記液体試料を収容する第2チャンバ室を有するシリンジと、培養ボトルが接続可能なサンプリング用ホルダと、前記接続用チューブと前記シリンジと前記サンプリング用ホルダとに接続され、前記接続用チューブと前記シリンジと前記サンプリング用ホルダとの何れか2つを選択的に連通させる三方活栓と、前記第2チャンバ室の前記液体試料を前記培養ボトルに採取している間、前記第1チャンバ室の容積を一定に維持する調整機構と、を備え、前記シリンジは、外筒と、前記外筒の内周面に液密に当接しつつ摺動する内筒と、前記内筒の内周面に液密に当接しつつ摺動するガスケットと、を有し、前記第1チャンバ室は、前記内筒と前記外筒の内部との間に形成され、前記第2チャンバ室は、前記ガスケットと前記内筒の内部の間に形成され、前記第1チャンバ室と、前記第2チャンバ室とが前記シリンジの軸線方向に並んで配置され、前記第1チャンバ室と前記第2チャンバ室とが前記内筒のノズルを介して直列に連通し、前記調整機構は、前記外筒の基端に設けられ、前記内筒に対する外力の入力による前記内筒の前記外筒に対する相対移動を規制するロック機構を有する、採取キットを用いた採取方法であって、
    前記接続用チューブに前記医療用バッグを接続するバッグ接続工程と、
    前記シリンジの前記第1チャンバ室に前記所定量の前記液体試料を収容する第1収容工程と、
    前記第1収容工程の後に、前記シリンジの前記第2チャンバ室に前記所定量の前記液体試料を収容する第2収容工程と、
    前記医療用バッグを前記接続用チューブから切り離すバッグ分離工程と、
    前記ロック機構で前記内筒の前記外筒に対する相対移動を規制しつつ、前記サンプリング用ホルダに好気培養ボトルを接続し、前記ガスケットを移動させて前記第2チャンバ室の前記液体試料を前記好気培養ボトルに採取する第1採取工程と、
    前記ロック機構による前記内筒の前記外筒に対する相対移動を解除し、前記サンプリング用ホルダに嫌気培養ボトルを接続して前記第1チャンバ室の前記液体試料を前記嫌気培養ボトルに採取する第2採取工程と、
    を有する、採取方法。
  7. 液体試料を収容した医療用バッグが接続可能な接続用チューブと、所定量の前記液体試料を収容する第1チャンバ室と前記所定量の前記液体試料を収容する第2チャンバ室を有するシリンジと、培養ボトルが接続可能なサンプリング用ホルダと、前記接続用チューブと前記シリンジと前記サンプリング用ホルダとに接続され、前記接続用チューブと前記シリンジと前記サンプリング用ホルダとの何れか2つを選択的に連通させる三方活栓と、を備え、前記シリンジは、軸線方向に延びる収容室を有する筒状のバレル本体と、前記バレル本体の所定位置に形成され、前記バレル本体の前記収容室よりも径方向外方に膨出したバイパス流路と、前記収容室に配置され前記バレル本体の内周面に沿って摺動する中間ガスケットと、前記中間ガスケットの基端側に配置され、前記バレル本体の内周面に沿って摺動する基端ガスケットと、前記基端ガスケットに接続されたプランジャと、を備え、前記第1チャンバ室は、前記中間ガスケットの先端側に形成され、前記第2チャンバ室は前記中間ガスケットと前記基端ガスケットとの間に形成され、前記第1チャンバ室と前記第2チャンバ室とは前記バイパス流路を介して連通する、採取キットを用いた採取方法であって、
    前記接続用チューブに前記医療用バッグを接続するバッグ接続工程と、
    前記中間ガスケットを前記基端ガスケットと共に基端に向けて引き込むことで、前記シリンジの前記第1チャンバ室に前記所定量の前記液体試料を収容する第1収容工程と、
    前記第1収容工程の後に、前記基端ガスケットを基端に向けて引き込むことで前記バイパス流路を通じて前記シリンジの前記第2チャンバ室に前記所定量の前記液体試料を収容する第2収容工程と、
    前記医療用バッグを前記接続用チューブから切り離すバッグ分離工程と、
    前記サンプリング用ホルダに好気培養ボトルを接続して前記第2チャンバ室の前記液体試料を、前記バイパス流路を介して前記好気培養ボトルに採取する第1採取工程と、
    前記サンプリング用ホルダに嫌気培養ボトルを接続して前記第1チャンバ室の前記液体試料を前記嫌気培養ボトルに採取する第2採取工程と、
    を有する、採取方法。
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