以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一または相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
図1を参照して、本実施形態に係る加熱調理装置1について説明する。図1は、本実施形態に係る加熱調理装置1の外観を示す斜視図である。図1は、加熱調理装置1を右斜め前から観た外観を示す。
加熱調理装置1は、食材を加熱調理する。図1に示すように、加熱調理装置1には、トレー10が収容される。トレー10は、食材が収容される。トレー10は、加熱調理装置1に加熱される。加熱調理装置1にトレー10が加熱されることで、トレー10に収容された食材が加熱される。また、トレー10は、加熱調理装置1から取り出された後、使用者の食卓に配置される。加熱調理装置1は、加熱庫2と、扉3と、操作パネルとを備える。扉3は、ハンドル3aを有する。
本実施形態では、加熱調理装置1の扉3が配置される側を加熱調理装置1の前側とし、その反対側を加熱調理装置1の後側と規定する。また、加熱調理装置1を前側から見たときの右側を加熱調理装置1の右側とし、その反対側を加熱調理装置1の左側と規定する。また、加熱調理装置1の前後方向及び左右方向と直交する方向において、扉3が閉塞されたときに、扉3のハンドル3aが配置される側を加熱調理装置1の上側とし、その反対側を加熱調理装置1の下側と規定する。なお、これらの向きは、本発明の加熱調理装置の使用時の向きを限定するものではない。
加熱庫2は、箱状である。図1に示すように、加熱庫2の内部に、食材を収容する空間を有する。食材を収容する空間は、食材を加熱調理するための空間である。加熱庫2の前側には、開口Hが位置する。開口Hを介して、加熱庫2には、食材が出し入れされる。
加熱庫2は、第1側壁2Aと、第2側壁2Bと、第3側壁2Cと、底壁2Dと、天壁2Eとを有する。底壁2Dは、加熱庫2の下側に位置し、天壁2Eと対向する。底壁2Dは、例えば、オーブントレイである。オーブントレイの材質は、セラミックスまたはガラスを含む。セラミックスまたはガラスを含むことで、オーブントレイは、マイクロ波を透過しやすくなる。天壁2Eは、加熱庫2の上側に位置し、底壁2Dと対向する。
第1側壁2Aは、加熱庫2の右側に位置し、第2側壁2Bと対向する。第1側壁2Aは、複数の第1トレー支持部Aを有する。第1トレー支持部Aは、トレー10を支持する。第1トレー支持部Aは、スライド方向SDに伸びる。スライド方向SDは、加熱庫2の開口Hに交差する方向を示す。
第2側壁2Bは、加熱庫2の左側に位置し、第1側壁2Aと対向する。第2側壁2Bは、複数の第2トレー支持部Bを有する。第2トレー支持部Bは、トレー10を支持する。第2トレー支持部Bは、スライド方向SDに伸びる。
第3側壁2Cは、加熱庫2の後側に位置する。また、第1側壁2Aと第2側壁2Bと第3側壁2Cとは、底壁2Dと天壁2Eとの間に位置する。
図1に示すように、扉3は、加熱庫2の前側に位置する。扉3は、加熱庫2の開口Hを開閉する。扉3は、加熱庫2に取り付けられている。扉3は、略矩形状の板状物である。扉3は、扉3の下側の辺を軸に加熱庫2に対して回動可能である。扉3は、覗窓を更に有する。覗窓は、ハンドル3aの下側に取り付けられている。
操作パネルは、ユーザーからの操作を受け付ける。操作パネルは、扉3に取り付けられている。操作パネルは、覗窓の右側に位置する。操作パネルは、操作部と、表示部とを有する。操作部は、ユーザーからの操作を受け付ける。表示部は、各種の情報を表示する。
加熱調理装置1は、加熱部20と、マイクロ波供給部30とを更に備える。
マイクロ波供給部30は、マイクロ波を加熱庫2内に供給する。つまり、マイクロ波供給部30は、加熱調理装置1にレンジ加熱機能を付与する。マイクロ波供給部30は、例えば、底壁2Dの下側に配置される。
マイクロ波供給部30は、例えば、回転アンテナと、導波管と、アンテナモーターと、マグネトロンとを有する。マグネトロンはマイクロ波を発生する。導波管は、発生したマイクロ波を加熱庫2の内部空間に伝播する。この結果、マイクロ波は、回転アンテナを介して加熱庫2内に供給される。アンテナモーターは、回転アンテナを駆動する。回転アンテナは、マイクロ波を攪拌し、加熱庫2内にマイクロ波を放射させる。
加熱部20は、加熱庫2内を加熱する。加熱部20は、天壁2Eの側に配置される。加熱部20は、ヒーターと、遠心ファンと、駆動部とを有する。ヒーターは、空気を加熱する。ヒーターは、例えば、シーズヒーターである。駆動部は、遠心ファンを駆動する。駆動部は、例えば、モーターである。遠心ファンは、加熱された空気を加熱庫2内に吹き付ける。つまり、加熱部20は、熱風を加熱庫2内に供給する。
次に、図1~図3を参照して、本実施形態に係るトレー10を説明する。図2は、本実施形態の加熱調理装置1に収容される第1トレー100を示す図である。図3は、図2に示す第1トレー100が加熱調理装置1に収容された状態を示す模式図である。図3では、加熱調理装置1に収容された第1トレー100を平面視している。
図3に示すように、第1トレー支持部Aのスライド方向SDの長さは、加熱庫2の開口Hの側の端部から加熱庫2の閉口の側の端部までの長さL11である。第2トレー支持部Bのスライド方向SDの長さは、加熱庫2の開口Hの側の端部から加熱庫2の閉口の側の端部までの長さL12である。
第1トレー100は、食材が収容される。第1トレー100は、第1載置部101と、第1張出部110と、第2張出部120を備える。
第1載置部101は、食材が載置される。第1載置部101は、「載置部」の一例に相当する。
第1張出部110は、第1載置部101から第1方向D1に張り出す。第1方向D1は、第2張出部120から第1張出部110に向かう方向を示す。図1と図3とに示すように、第1トレー100が加熱調理装置1の加熱庫2に収容される場合、第1張出部110は、加熱調理装置1の加熱庫2の第1トレー支持部Aに支持される。第1張出部110は、スライド方向SDに沿って伸びる。図3に示すように、第1張出部110のスライド方向SDの長さL1は、第1トレー支持部Aのスライド方向SDの長さL11よりも短い。
第2張出部120は、第1載置部101から第2方向D2に張り出す。第2方向D2は、第1張出部110から第2張出部120に向かう方向を示す。図1と図3とに示すように、第1トレー100が加熱調理装置1の加熱庫2に収容される場合、第2張出部120は、加熱調理装置1の加熱庫2の第2トレー支持部Bに支持される。第2張出部120は、スライド方向SDに沿って伸びる。図3に示すように、第2張出部120のスライド方向SDの長さL2は、第2トレー支持部Bのスライド方向SDの長さL12よりも短い。
したがって、上下方向に第1張出部110と第1トレー支持部Aとが重なった状態となっても、第1トレー支持部Aを目視できる。また、上下方向に第2張出部120と第2トレー支持部Bとが重なった状態となっても、第2トレー支持部Bを目視できる。この結果、第1トレー100が支持される部分を目視でき、不安定な状態で第1トレー100が加熱調理装置1に収容されることを抑制できる。つまり、第1トレー100が第1トレー支持部Aと第2トレー支持部Bとに支持されていない状態でスライド方向SDに第1トレー100が移動されることを抑制できる。例えば、を第1トレー支持部Aと第2トレー支持部Bとに載置しても、第1トレー支持部Aと第2トレー支持部Bとが目視できるため、第1トレー100が第1トレー支持部Aと第2トレー支持部Bとに支持されているか否か使用者が容易に判断できる。よって、第1トレー100をスライド方向SDへ移動させることが容易となる。
次に、図2と図3とを参照して、第1トレー100を更に詳しく説明する。図3に示すように、第1張出部110の第1方向D1における幅は、幅W1である。具体的には、幅W1は、第1載置部101の縁から第1張出部110の縁までの長さを示す。図3に示すよう、第2張出部120の第2方向D2における幅は、幅W2である。具体的には、幅W2は、第1載置部101の縁から第2張出部120の縁までの長さを示す。幅W1と幅W2とは、同じ長さである。
第1トレー100は、第1延設部130と、第2延設部140と、複数の接続部とを更に備える。
第1延設部130は、第1載置部101から第3方向D3に伸びる。第3方向D3は、第2延設部140から第1延設部130に向かう方向を示す。第3方向D3における第1延設部130の幅は、幅W3である。第1方向D1における第1張出部110の幅W1は、第3方向D3における第1延設部130の幅W3よりも大きい。
第2延設部140は、第1載置部101から第4方向D4に伸びる。第4方向D4は、第1延設部130から第2延設部140に向かう方向を示す。第4方向D4における第2延設部140の幅は、幅W4である。第2方向D2における第2張出部120の幅W2は、第4方向D4における第2延設部140の幅W4よりも大きい。
つまり、第1延設部130と第2延設部140とよりも、第1張出部110と第2張出部120とを目立たすことができる。したがって、第1延設部130と第2延設部140とをつかんで第1トレー100を運ばないように、ユーザーを促すことができる。換言すると、第1トレー100をつかむときに、第1延設部130及び第2延設部140よりも幅の広い第1張出部110と第2張出部120とを掴むように、ユーザーを促すことができる。この結果、第1トレー100をつかもうとしているユーザーに、第1トレー100をつかむことが容易な場所を持つように促すことができる。なお、幅W3と幅W4とは同じ長さである。
複数の接続部は、第1載置部101から延びる。複数の接続部は、第1接続部151と、第2接続部152と、第3接続部153と、第4接続部154とを含む。
第1接続部151は、第1張出部110と第1延設部130との間に位置する。具体的には、第1接続部151は、第1張出部110と第1延設部130とを繋ぐ。第1接続部151は、第3方向D3の側に位置する。第1接続部151は、幅W5を有する。幅W5は、第1載置部101の縁から第1接続部151の縁までの長さである。幅W5は、第1張出部110から第1延設部130にかけて小さくなる。具体的には、幅W5は、幅W1よりも小さく、幅W3よりも大きい。換言すると、第1接続部151は、幅W1よりも小さく、幅W3よりも大きい部分である。
第2接続部152は、第2張出部120と第1延設部130との間に位置する。具体的には、第2接続部152は、第2張出部120と第1延設部130とを繋ぐ。第2接続部152は、第3方向D3の側に位置する。第2接続部152は、幅W6を有する。幅W6は、第1載置部101の縁から第2接続部152の縁までの長さである。幅W6は、第2張出部120から第1延設部130にかけて小さくなる。具体的には、幅W6は、幅W2よりも小さく、幅W3よりも大きい。換言すると、第2接続部152は、幅W2よりも小さく、幅W3よりも大きい部分である。
第3接続部153は、第1張出部110と第2延設部140との間に位置する。具体的には、第3接続部153は、第1張出部110と第2延設部140とを繋ぐ。第3接続部153は、第4方向D4の側に位置する。第3接続部153は、幅W7を有する。幅W7は、第1載置部101の縁から第3接続部153の縁までの長さである。幅W7は、第1張出部110から第2延設部140にかけて小さくなる。具体的には、幅W7は、幅W1よりも小さく、幅W4よりも大きい。換言すると、第3接続部153は、幅W1よりも小さく、幅W4よりも大きい部分である。
第4接続部154は、第2張出部120と第2延設部140との間に位置する。具体的には、第4接続部154は、第2張出部120と第2延設部140とを繋ぐ。第4接続部154は、第3方向D3の側に位置する。第4接続部154は、幅W8を有する。幅W8は、第1載置部101の縁から第4接続部154の縁までの長さである。幅W8は、第2張出部120から第2延設部140にかけて小さくなる。具体的には、幅W8は、幅W2よりも小さく、幅W4よりも大きい。換言すると、第2接続部152は、幅W2よりも小さく、幅W4よりも大きい部分である。
例えば、図3に示す第1トレー100を第3方向D3の側にスライドさせて加熱庫2に収容する場合の一例を説明する。第1トレー100を加熱庫2に収容する場合、最初にユーザーは第1トレー100の第1張出部110と第2張出部120とを掴んでいる。そして、第1張出部110が第1トレー支持部Aに支持され、第2張出部120が第2トレー支持部Bに支持され、第1トレー100は更に第3方向D3にスライドされる。
第1トレー100が第3方向D3に移動するほど、第1張出部110と第1トレー支持部Aとが接触する面積が大きくなり、第2張出部120と第2トレー支持部Bとが接触する面積が大きくなる。つまり、第1トレー100が第3方向D3に移動するほど、ユーザーの掴む箇所が減少する。
しかし、第1トレー100においては、ユーザーが掴む部分を第1張出部110から第3接続部153に移動させ、第2張出部120から第4接続部154に移動させることができる。よって、第1トレー100が第3方向D3に移動して、第1張出部110と第2張出部120とをユーザーが掴むことが困難となっても、第3接続部153と第4接続部154とを掴んで第1トレー100を加熱庫2の奥に移動させることができる。したがって、第1トレー100を支えつつ、第1トレー100を第3方向D3の側に移動させることが容易となる。この結果、ユーザーが第1トレー100を支持することが困難な姿勢で、加熱庫2の内部に第1トレー100を収容することを抑制できる。
また、例えば、図3に示す加熱庫2に収容された第1トレー100を第4方向D4の側にスライドさせて加熱庫2から第1トレー100を取り出す場合の一例を説明する。加熱庫2に収容された第1トレー100は、第1張出部110が第1トレー支持部Aに支持され、第2張出部120が第2トレー支持部Bに支持された状態となっている。つまり、第1張出部110と第2張出部120とをユーザーは掴むことができない。
しかし、ユーザーは、第3接続部153と第4接続部154とを掴んで、加熱庫2から第1トレー100を取り出すことができる。
具体的には、ユーザーは、第3接続部153と第4接続部154とを掴んで、第1トレー100を加熱庫2の開口H付近まで第4方向D4の側にスライドさせる。更に、第1トレー100が第4方向D4に移動するほど、第1張出部110と第1トレー支持部Aとが接触する面積が小さくなり、第2張出部120と第2トレー支持部Bとが接触する面積が小さくなる。つまり、第1トレー100が第4方向D4に移動するほど、ユーザーの掴む箇所が増加する。そして、第1トレー100が加熱庫2の開口Hよりも外側に突出した際に、ユーザーの掴む箇所が第3接続部153から第1張出部110に移動し、第4接続部154から第2張出部120に移動する。
したがって、加熱庫2から引き出した第1トレー100を第1張出部110と第2張出部120とで支えることができる。この結果、第1トレー100を支えつつ、第1トレー100を加熱庫2から取り出すことが容易となる。
また、第1接続部151と第3接続部153とは、第1張出部110よりも第2方向D2の側に位置する。また、第2接続部152と第4接続部154とは、第2張出部120よりも第1方向D1の側に位置する。よって、使用者が第1トレー100を取り出す際に、第1トレー100を掴むポイントを内側に誘導できる。つまり、加熱された加熱庫2の第1側壁2Aと第2側壁2Bとから遠い位置を使用者が掴むように、誘導できる。この結果、加熱された加熱庫2の第1側壁2Aと第2側壁2Bとに使用者が接触することを抑制できる。
また、図3に示すよう、本実施形態の第1トレー100の外周の角部は、一部が凹んだ形状となっている。具体的には、第1張出部110は、第1引掛け部111と、第1凹部112と、第2凹部113とを有する。
第1引掛け部111は、使用者が指をかける部分である。図3に示すように、第1引掛け部111は、スライド方向SDに沿って伸びる。加熱庫2に第1トレー100が配置された状態では、第1引掛け部111は第1側壁2Aと対向する。
第1凹部112は、第1引掛け部111の第3方向D3の側に位置する。第1凹部112は、第1接続部151と第1引掛け部111との間に位置する。第1凹部112は第1載置部101に向かって凹状となる。第1凹部112は所定の曲率を有する。換言すると、第1凹部112は、平面視において円弧状に窪んでいる。
第2凹部113は、第1引掛け部111の第4方向D4の側に位置する。第2凹部113は、第3接続部153と第1引掛け部111との間に位置する。第2凹部113は第1載置部101に向かって凹状となる。第2凹部113は所定の曲率を有する。換言すると、第2凹部113は、平面視において円弧状に窪んでいる。具体的には、第1方向D1の側に向かうほど、第2凹部113と第1凹部112とが接近するように、第2凹部113と第1凹部112とは円弧状に窪んでいる。よって、第1引掛け部111を長さL1としつつ、第1引掛け部111を第1方向D1の側に突出させることができる。
また、第2張出部120は、第2引掛け部121と、第3凹部122と、第4凹部123とを有する。
第2引掛け部121は、使用者が指をかける部分である。図3に示すように、第2引掛け部121は、スライド方向SDに沿って伸びる。加熱庫2に第1トレー100が配置された状態では、第2引掛け部121は第2側壁2Bと対向する。
第3凹部122は、第2引掛け部121の第3方向D3の側に位置する。第3凹部122は、第2接続部152と第2引掛け部121との間に位置する。第3凹部122は第1載置部101に向かって凹状となる。第3凹部122は所定の曲率を有する。換言すると、第3凹部122は、平面視において円弧状に窪んでいる。
第4凹部123は、第2引掛け部121の第4方向D4の側に位置する。第4凹部123は、第4接続部154と第2引掛け部121との間に位置する。第4凹部123は第1載置部101に向かって凹状となる。第4凹部123は所定の曲率を有する。換言すると、第4凹部123は、平面視において円弧状に窪んでいる。具体的には、第2方向D2の側に向かうほど、第4凹部123と第3凹部122とは接近するように、第4凹部123と第3凹部122とは円弧状に窪んでいる。よって、第2引掛け部121を長さL2としつつ、第2引掛け部121を第2方向D2の側に突出させることができる。
よって、第1トレー100は、取っ手(耳)付きの皿のような形状となる。例えば、第1トレー100は、グラタン皿のような形状となる。つまり、第1トレー100は、食器に似たデザインとなる。よって、食器を並べた食卓に第1トレー100を載置したときに、第1トレー100と食卓に載せた食器との違和感を低減できる。
また、図3に示すスライド方向SDにおける第1トレー100の長さL7は、図3に示すスライド方向SDにおける第1トレー支持部Aの長さよりも短い。
つまり、第1トレー100が保持できる料理が少なくなる。したがって、加熱調理装置1を使用して、少量の料理を作成できる。この結果、一人分の料理を作成することが容易となる。また、複数のトレー10を第1トレー支持部Aに支持させることが可能となる。この結果、複数の料理を同時に作成できる。
次に、図3と図4とを参照して、第1トレー100を更に詳しく説明する。図4は、第1トレー100に網Cが取り付けられた状態を示す図である。
図3に示すように、第1トレー100の第1載置部101は、第1載置板102と、第1側板103と、第1支持部104とを含む。第1載置板102は、食材が載置可能である。
第1側板103は、第1載置板102の周囲を囲む。第1側板103は、第1載置板102と第1支持部104との間に位置する。第1側板103は、第1載置板102から立ち上がった壁である。第1側板103は、食材の移動を制限する。
第1支持部104は、第1側板103の周方向に沿って伸びる。また、第1支持部104は、第1張出部110、第2張出部120、第1延設部130、第2延設部140、第1接続部151、第2接続部152、第3接続部153、及び、第4接続部154に沿って伸びる。つまり、第1支持部104は、第1張出部110と第1側板103との間、第2張出部120と第1側板103との間、第1延設部130と第1側板103との間、第2延設部140と第1側板103との間、第1接続部151と第1側板103との間、第2接続部152と第1側板103との間、第3接続部153と第1側板103との間、及び、第4接続部154と第1側板103との間に位置する。第1支持部104は、第1載置板102よりも鉛直方向に高い位置に配置される。
網Cは、食材が載置可能である。網Cは、網本体C3と、第1脚部C1と、第2脚部C2とを有する。網本体C3は、食材が載置される。網本体C3には、第1脚部C1と、第2脚部C2とが配置される。網本体C3は、枠体と、複数の線材で構成される。枠体は、複数の線材が固定される。また、枠体には、第1脚部C1と第2脚部C2とが固定される。複数の線材は、枠体に所定の角度で固定される。複数の線材は、隣り合う線材と平行に配置される。よって、複数の線材は所定の角度で平行に配置される。このため、網本体C3に載置した食材が網本体C3の隙間から落下して、第1載置部101に移動することを抑制できる。
第1脚部C1は、網本体C3を支持する。第1脚部C1は、網本体C3の第1方向D1の側に配置される。
第2脚部C2は、網本体C3を支持する。第2脚部C2は、網本体C3の第2方向D2の側に配置される。
本実施形態の第1トレー100の第1支持部104は、網Cを支持する。具体的には、第1トレー100の第1支持部104は、網Cの第1脚部C1と第2脚部C2とを支持可能である。したがって、網Cの第1脚部C1と第2脚部C2とが第1載置板102と接触しない。つまり、第1載置板102が保持している食材から発生した油や水分に、網Cの第1脚部C1と第2脚部C2とが接触しない。この結果、食材から発生した油や水分が第1脚部C1と第2脚部C2とに付着することを抑制できる。
次に、図3と図5とを参照して、加熱調理装置1の加熱庫2に収容されたトレーセットを説明する。トレーセットは、第1トレー100と第2トレー200とを含む。図5は、加熱調理装置1の加熱庫2に収容された第1トレー100と第2トレー200とを示す図である。
第2トレー200は、第1トレー100と同様の構成を有する。具体的には、第2トレー200は、第2載置部201と、第3張出部210と、第4張出部220と、第3延設部230と、第4延設部240と、複数の接続部とを備える。第2トレー200の構成で、第1トレー100と説明が重複する部分は省略する。
第2載置部201は、食材が載置される。加熱調理装置1の加熱庫2に第2トレー200が配置される場合、第2載置部201は、「第1載置部」の一例に相当する。図5に示すように、第2トレー200の第2載置部201は、第2載置板202と、第2側板203と、第2支持部204とを含む。第2載置板202は、食材が載置可能である。第2側板203は、第2載置板202の周囲を囲む。第2側板203は、第2載置板202と第2支持部204との間に位置する。第2支持部204は、第2側板203の周方向に沿って伸びる。第2支持部204は、第3張出部210、第4張出部220、第3延設部230、第4延設部240、及び、複数の接続部に沿って伸びる。第2支持部204は、第2載置板202よりも鉛直方向に高い位置に配置される。第2トレー200の第2支持部204は、網Cを支持する。
第3張出部210は、図5に示すように、第2載置部201から第1方向D1に張り出す。加熱調理装置1の加熱庫2に第2トレー200が配置される場合、第3張出部210は、「第1張出部」の一例に相当する。図5に示すように、第2トレー200が加熱調理装置1の加熱庫2に収容される場合、第3張出部210は、加熱調理装置1の加熱庫2の第1トレー支持部Aに支持される。第3張出部210は、スライド方向SDに沿って伸びる。図5に示すように、第3張出部210のスライド方向SDの長さL3は、第1トレー支持部Aのスライド方向SDの長さL11よりも短い。図3に示すように、第3張出部210は、第3引掛け部211と、第5凹部212と、第6凹部213とを有する。
第4張出部220は、図5に示すように、第2載置部201から第2方向D2に張り出す。加熱調理装置1の加熱庫2に第2トレー200が配置される場合、第4張出部220は、「第2張出部」の一例に相当する。図5に示すように、第2トレー200が加熱調理装置1の加熱庫2に収容される場合、第4張出部220は、加熱調理装置1の加熱庫2の第2トレー支持部Bに支持される。第4張出部220は、スライド方向SDに沿って伸びる。図5に示すように、第4張出部220のスライド方向SDの長さL4は、第2トレー支持部Bのスライド方向SDの長さL12よりも短い。図3に示すように、第4張出部220は、第4引掛け部221と、第7凹部222と、第8凹部223とを有する。
したがって、上下方向に第1張出部110と第3張出部210とが第1トレー支持部Aとが重なった状態となっても、第1トレー支持部Aを目視できる。また、上下方向に第2張出部120と第4張出部220とが第2トレー支持部Bとが重なった状態となっても、第2トレー支持部Bを目視できる。この結果、第1トレー100と第2トレー200とが第1トレー支持部Aと第2トレー支持部Bとに支持されていない状態でスライド方向SDに第1トレー100と第2トレー200とが移動されることを抑制できる。よって、第1トレー支持部Aと第2トレー支持部Bとが第1トレー100と第2トレー200とによって隠れて、食材が第1トレー100と第2トレー200とから落下することを抑制できる。
第3延設部230は、第2載置板202から第3方向D3に伸びる。第3方向D3における第3延設部230の幅は、図3に示すように、第3方向D3における第1延設部130の幅W3と同じである。
第4延設部240は、第2載置板202から第4方向D4に伸びる。第4方向D4における第4延設部240の幅は、図3に示すように、第4方向D4における第2延設部140の幅W4と同じである。
図3に示すように、複数の接続部は、第2載置板202から延びる。複数の接続部は、第5接続部251と、第6接続部252と、第7接続部253と、第8接続部254とを含む。第5接続部251は、第3張出部210と第3延設部230とを繋ぐ。第6接続部252は、第4張出部220と第3延設部230との間に位置する。第7接続部253は、第3張出部210と第4延設部240との間に位置する。第8接続部254は、第4張出部220と第4延設部240との間に位置する。
スライド方向SDにおける第2トレー200の長さは、図3に示すスライド方向SDにおける第1トレー100の長さL7と同じである。なお、第1トレー100のスライド方向SDの長さL7と第2トレー200のスライド方向SDの長さL7との合計は、第1トレー支持部Aの長さL11よりも短い。また、第1トレー100のスライド方向SDの長さL7と第2トレー200のスライド方向SDの長さL7との合計は、第2トレー支持部Bの長さL12よりも短い。
したがって、図5に示すように、加熱調理装置1の加熱庫2には、第1トレー100と第2トレー200とが収容可能である。具体的には、第1トレー支持部Aには、第1トレー100の第1張出部110と第2トレー200の第3張出部210とが支持される。更に、第2トレー支持部Bには、第1トレー100の第2張出部120と第2トレー200の第4張出部220とが支持される。つまり、第1トレー100と第2トレー200とが第1トレー支持部Aと第2トレー支持部Bとに支持される。
第1トレー100と第2トレー200とが第1トレー支持部Aと第2トレー支持部Bとに支持される場合、図5に示すように、第3延設部230は、加熱庫2の第3側壁2Cと対向する。具体的には、第3延設部230は、加熱庫2の第3側壁2Cと接触している。また、第1延設部130と第4延設部240とは対向する。具体的には、第1延設部130と第4延設部240とは接触している。また、第2延設部140とは、加熱庫2の開口Hが閉塞された際に扉3と対向する。
したがって、第1トレー100と第2トレー200とは、加熱庫2の内部の空間を仕切る。つまり、加熱庫2の内部空間が小さくなる。よって、天壁2Eに配置された加熱部20が加熱する空間が小さくなる。この結果、第1トレー100と第2トレー200とに載置した食材の加熱効率が向上する。
次に、図6を参照して、トレーセットについて、詳しく説明する。図6は、第1トレー100と第2トレー200との断面を示す図である。図6に示すように、第1トレー100と第2トレー200とは、重ねることが可能である。図6では、第1トレー100が第2トレー200の上方に重ねられる。第1トレー100と第2トレー200とは、同じ形状であるため第2トレー200が第1トレー100の上方に重ねることも可能である。
第1トレー100と第2トレー200とを重ねる場合、図6に示すように、第1トレー100の第1延設部130は、第2トレー200の第3延設部230と当接する。また、図6に示すように、第1トレー100の第2延設部140は、第2トレー200の第4延設部240と当接する。また、図示しないが、第1トレー100の第1張出部110は、第2トレー200の第3張出部210と当接する。また、図示しないが、第1トレー100の第2張出部120は、第2トレー200の第4張出部220と当接する。
また、第1トレー100と第2トレー200とを重ねる場合、第1トレー100の第1載置部101は、第2トレー200の第2載置部201に収容される。つまり、第1トレー100と第2トレー200とを重ねたときに、鉛直方向の高さを小さくできる。この結果、第1トレー100と第2トレー200とを収納する際の利便性が向上する。
また、第1トレー100と第2トレー200とは外形状が同じであるため、形状が異なるトレーを重ねて収容する場合と比較して、第1トレー100と第2トレー200とを収容する際のスペースを小さくできる。
次に、図7と図8とを参照して、第3トレー300を説明する。図7は、本実施形態の加熱調理装置1に収容される第3トレー300を示す図である。図8は、図7に示す第3トレー300が加熱調理装置1に収容された状態を示す模式図である。
第3トレー300は、食材を収容する。第3トレー300のみを加熱庫2に収容する場合、第3トレー300は、「第1トレー」の一例に相当する。第3トレー300は、第3載置部301と、第5張出部310と、第6張出部320と、第5延設部330と、第6延設部340と、複数の接続部とを備える。
第3載置部301は、食材が載置される。第3トレー300のみを加熱庫2に収容する場合、第3載置部301は、「第1載置部」の一例に相当する。図7と図8とに示すように、第3トレー300の第3載置部301は、第3載置板302と、第3側板303と、第3支持部304とを含む。第2載置板202は、食材が載置可能である。第3側板303は、第3載置板302の周囲を囲む。第3側板303は、第3載置板302と第3支持部304との間に位置する。第3支持部304は、第3側板303の周方向に沿って伸びる。第3支持部304は、第5張出部310、第6張出部320、第5延設部330、第6延設部340、及び、複数の接続部に沿って伸びる。第3支持部304は、第3載置板302よりも鉛直方向に高い位置に配置される。
第5張出部310は、図8に示すように、第3載置部301から第1方向D1に張り出す。第3トレー300のみを加熱庫2に収容する場合、第5張出部310は、「第1張出部」の一例に相当する。図8に示すように、第3トレー300が加熱調理装置1の加熱庫2に収容される場合、第5張出部310は、加熱調理装置1の加熱庫2の第1トレー支持部Aに支持される。第5張出部310は、スライド方向SDに沿って伸びる。図8に示すように、第5張出部310のスライド方向SDの長さL31は、第1トレー支持部Aのスライド方向SDの長さL11よりも短い。
第6張出部320は、図8に示すように、第3載置部301から第2方向D2に張り出す。第3トレー300のみを加熱庫2に収容する場合、第6張出部320は、「第2張出部」の一例に相当する。図8に示すように、第3トレー300が加熱調理装置1の加熱庫2に収容される場合、第6張出部320は、加熱調理装置1の加熱庫2の第2トレー支持部Bに支持される。第6張出部320は、スライド方向SDに沿って伸びる。図8に示すように、第6張出部320のスライド方向SDの長さL32は、第2トレー支持部Bのスライド方向SDの長さL12よりも短い。
したがって、上下方向に第5張出部310と第1トレー支持部Aとが重なった状態となっても、第1トレー支持部Aを目視できる。また、上下方向に第6張出部320と第2トレー支持部Bとが重なった状態となっても、第2トレー支持部Bを目視できる。この結果、第3トレー300が第1トレー支持部Aと第2トレー支持部Bとに支持されていない状態でスライド方向SDに第3トレー300が移動されることを抑制できる。よって、第1トレー支持部Aと第2トレー支持部Bとが第3トレー300によって隠れて、食材が第3トレー300から落下することを抑制できる。
第5延設部330は、第3載置板302から第3方向D3に伸びる。第3方向D3における第5延設部330の幅は、幅W33である。第3方向D3における第5延設部330の幅W33は、図3に示す第1延設部130の幅W3と略同じ長さである。
第6延設部340は、第3載置板302から第4方向D4に伸びる。第4方向D4における第6延設部340の幅は、幅W34である。第4方向D4における第6延設部340の幅W34は、第4方向D4における第2延設部140の幅W4と略同じ長さである。
複数の接続部は、第3載置板302から延びる。複数の接続部は、第9接続部351と、第10接続部352と、第11接続部353と、第12接続部354とを含む。
第9接続部351は、第5張出部310と第5延設部330との間に位置する。第9接続部351は、幅W35を有する。幅W35は、第3載置部301の縁から第9接続部351の縁までの長さである。幅W35は、第1張出部110から第1延設部130にかけて小さくなる。具体的には、幅W35は、幅W31よりも小さく、幅W33よりも大きい。
第10接続部352は、第6張出部320と第5延設部330との間に位置する。第10接続部352は、幅W36を有する。幅W36は、第3載置部301の縁から第10接続部352の縁までの長さである。幅W36は、第6張出部320から第5延設部330にかけて小さくなる。具体的には、幅W36は、幅W32よりも小さく、幅W33よりも大きい。
第11接続部353は、第5張出部310と第6延設部340との間に位置する。第11接続部353は、幅W37を有する。幅W37は、第3載置部301の縁から第11接続部353の縁までの長さである。幅W37は、第5張出部310から第6延設部340にかけて小さくなる。具体的には、幅W37は、幅W31よりも小さく、幅W34よりも大きい。
第12接続部354は、第6張出部320と第6延設部340との間に位置する。第12接続部354は、幅W38を有する。幅W38は、第3載置部301の縁から第12接続部354の縁までの長さである。幅W38は、第6張出部320から第2延設部140にかけて小さくなる。具体的には、幅W38は、幅W32よりも小さく、幅W34よりも大きい。換言すると、第12接続部354は、幅W32よりも小さく、幅W34よりも大きい部分である。
第3トレー300においては、ユーザーが掴む部分を第5張出部310から第11接続部353に移動させ、第6張出部320から第12接続部354に移動させることができる。よって、第3トレー300を加熱庫2に載置する際に、第3トレー300が第3方向D3に移動して、第5張出部310と第6張出部320とをユーザーが掴むことが困難となっても、第11接続部353と第12接続部354とを掴んで第3トレー300を加熱庫2の奥に移動させることができる。
例えば、図8に示す第3トレー300を第3方向D3の側にスライドさせて加熱庫2に収容する場合の一例を説明する。第3トレー300を加熱庫2に収容する場合、最初にユーザーは第3トレー300の第5張出部310と第6張出部320とを掴んでいる。そして、第5張出部310が第1トレー支持部Aに支持され、第6張出部320が第2トレー支持部Bに支持され、第3トレー300は更に第3方向D3にスライドされる。
第3トレー300が第3方向D3に移動するほど、第5張出部310と第1トレー支持部Aとが接触する面積が大きくなり、第6張出部320と第2トレー支持部Bとが接触する面積が大きくなる。つまり、第3トレー300が第3方向D3に移動するほど、ユーザーの掴む箇所が減少する。
しかし、第3トレー300においては、ユーザーが掴む部分を第5張出部310から第11接続部353に移動させ、第6張出部320から第12接続部354に移動させることができる。よって、第3トレー300が第3方向D3に移動して、第5張出部310と第6張出部320とをユーザーが掴むことが困難となっても、第11接続部353と第12接続部354とを掴んで第3トレー300を加熱庫2の奥に移動させることができる。
また、例えば、図8に示す加熱庫2に収容された第3トレー300を第4方向D4の側にスライドさせて加熱庫2から第3トレー300を取り出す場合の一例を説明する。加熱庫2に収容された第3トレー300は、第5張出部310が第1トレー支持部Aに支持され、第6張出部320が第2トレー支持部Bに支持された状態となっている。つまり、第5張出部310と第6張出部320とをユーザーは掴むことができない。
しかし、ユーザーは、第11接続部353と第12接続部354とを掴んで、加熱庫2から第3トレー300を取り出すことができる。
具体的には、第11接続部353と第12接続部354とを掴んで第3トレー300を加熱庫2の開口H付近まで第4方向D4の側にスライドさせる。更に、第3トレー300が第4方向D4に移動するほど、第5張出部310と第1トレー支持部Aとが接触する面積が小さくなり、第6張出部320と第2トレー支持部Bとが接触する面積が小さくなる。つまり、第3トレー300が第4方向D4に移動するほど、ユーザーの掴む箇所が増加する。そして、第3トレー300が加熱庫2の開口Hよりも外側に突出した際に、ユーザーの掴む箇所が第11接続部353から第5張出部310からに移動し、第12接続部354から第6張出部320に移動する。
したがって、加熱庫2から引き出した第3トレー300を第5張出部310と第6張出部320とで支えることができる。この結果、第3トレー300を支えつつ、第3トレー300を加熱庫2から取り出すことが容易となる。
また、図8に示すよう、本実施形態の第3トレー300の外周の角部は、一部が凹んだ形状となっている。具体的には、第5張出部310は、第5引掛け部311と、第9凹部312と、第10凹部313とを有する。また、第6張出部320は、第11引掛け部321と、第12凹部322と、第4凹部323とを有する。
また、図8に示すスライド方向SDにおける第3トレー300の長さL37は、図8に示すスライド方向SDにおける第1トレー支持部Aの長さL11よりも短い。
第3トレー300が第1トレー支持部Aと第2トレー支持部Bとに支持される場合、図8に示すように、第5延設部330は、加熱庫2の第3側壁2Cと対向する。具体的には、第5延設部330は、加熱庫2の第3側壁2Cと接触している。また、第4延設部240とは、加熱庫2の開口Hが閉塞された際に扉3と対向する。
したがって、第3トレー300は、加熱庫2の内部の空間を仕切る。つまり、加熱庫2の内部空間が小さくなる。よって、天壁2Eに配置された加熱部20が加熱する空間が小さくなる。この結果、第3トレー300に載置した食材の加熱効率が向上する。
引き続き、図8と図9とを参照して、トレーセットについて、詳しく説明する。図9は、第1トレー100と第3トレー300とを示す図である。図9に示すように、第1トレー100と第3トレー300とは、重ねることが可能である。図9では、第1トレー100が第3トレー300の上方に重ねられる。第3トレー300は、第1トレー100よりも大きい。つまり、第3トレー300は、第1トレー100を支持する。
図9に示すように、第3トレー300と第1トレー100とを重ねる場合、第1トレー100の第1延設部130は、第3トレー300の第5延設部330と当接する。また、第1トレー100の第1張出部110は、第3トレー300の第5張出部310と当接する。また、第1トレー100の第2張出部120は、第3トレー300の第6張出部320と当接する。また、第1トレー100と第3トレー300とを重ねる場合、第1トレー100の第1載置部101は、第3トレー300の第3載置部301に収容される。具体的には、第1トレー100と第3トレー300とを重ねる場合、第1トレー100の第1載置板102は、第3トレー300の第3載置板302に当接する。したがって、第3トレー300が第1トレー100に支持される場合、第1トレー100が第1トレー支持部Aと第2トレー支持部Bとに支持される場合と比較して、第1トレー100の位置が加熱部20に近くなる。更に、第3トレー300は、加熱庫2の内部の空間を仕切る。この結果、第1トレー100に載置した食材の加熱効率が向上する。
以上、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明した。但し、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である。また、上記の各実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることによって、種々の発明の形成が可能である。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。図面は、理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の厚み、長さ、個数、間隔等は、図面作成の都合上から実際とは異なる。また、上記の実施形態で示す各構成要素の速度、材質、形状、寸法等は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の構成から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(1)本実施形態で説明したように、加熱庫2の第1側壁2Aには、複数の第1トレー支持部Aが配置される。また、加熱庫2の第2側壁2Bには、複数の第2トレー支持部Bが配置される。本実施形態では、天壁2Eの側に位置する第1トレー支持部Aと第2トレー支持部Bとで第1トレー100、第2トレー200、及び、第3トレー300とを支持したが、これに限らない。例えば、底壁2Dの側に位置する第1トレー支持部Aと第2トレー支持部Bとで第1トレー100、第2トレー200、及び、第3トレー300とを支持してもよい。例えば、第1トレー100に載置された食材が鉛直方向に長い場合、底壁2Dの側に位置する第1トレー支持部Aと第2トレー支持部Bとで第1トレー100を支持してもよい。
(2)本実施形態では、加熱庫2の第1側壁2Aには複数の第1トレー支持部Aが配置され、加熱庫2の第2側壁2Bには複数の第2トレー支持部Bが配置されたが、これに限らない。例えば、第3側壁2Cには、複数の第3トレー支持部が配置されてもよい。したがって、第1トレー100、第2トレー200、及び、第3トレー300とは、第1トレー支持部Aと第2トレー支持部Bと第3トレー支持部とに支持される。この結果、加熱庫2に収容した第1トレー100、第2トレー200、及び、第3トレー300との姿勢が安定する。
(3)本実施形態では、第1トレー支持部Aは加熱庫2の第1側壁2Aのスライド方向SDに伸びたが、これに限らない。例えば、第1トレー支持部Aの一部が途中で切り欠かれていてもよい。また、第2トレー支持部Bの一部が途中で切り欠かれていてもよい。つまり、切り欠かれている部分から第1トレー100を載置できる。よって、開口Hの側から長い距離をスライド方向SDに移動させることを抑制できる。この結果、スライド方向SDの移動によって、第1トレー100から食材が脱落することを抑制できる。