JP7790933B2 - 駆動装置および画像形成装置 - Google Patents
駆動装置および画像形成装置Info
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Description
本発明は、記録材を搬送する搬送部を有する装置に備えられる駆動装置、および当該駆動装置を備える画像形成装置に関する。
記録材を搬送する搬送部を有する装置として、記録材の搬送装置、記録材に画像を形成する画像形成装置が知られている。搬送装置や画像形成装置には、種々の部品を駆動するための駆動装置が備えられる。
特許文献1には、画像形成装置の駆動ユニット(駆動装置)が複数のユニットに分割され、モータの駆動力が、一つのユニットから他のユニットに伝達される構成が開示されている。各ユニットは、軸を介してギアを支持するフレームを備え、それぞれのフレームが互いに独立して装置本体の側板に取り付けられている。そして、それぞれのユニットのギア同士が直接噛み合うことにより、一方のユニットから他方のユニットに駆動力が伝達される。
駆動装置が複数のユニットに分割された場合、一方のユニットのフレームと他方のユニットのフレームの間に隙間が生じ、駆動装置全体としての剛性が低下する。その結果、例えば駆動伝達に伴う負荷により、一方のユニットのフレームに対して他方のユニットのフレームが変位しやすくなる場合がある。
本発明の目的の一つは、駆動装置が複数のユニットに分割された場合に、一方のユニットのフレームに対する他方のユニットの変位を抑制することが可能な駆動装置を提供することである。
本出願に係る発明の一つは、以下のようなものである。
記録材を搬送する搬送部を有する装置に備えられる駆動装置であって、
本体フレームと、
第1軸線の周りに回転可能な第1回転部材と、前記本体フレームに固定され、前記第1回転部材を支持する第1支持部を有する第1フレームと、を含む第1ユニットと、
第2軸線の周りに回転可能な第2回転部材と、前記本体フレームに固定され、前記第2回転部材を支持する第2支持部を有する第2フレームと、を含む第2ユニットと、
前記第1回転部材から受けた駆動力を前記第2回転部材に伝達するように構成された伝達部と、
前記第1フレームと前記第2フレームとに固定された第3フレームと、
を有することを特徴とする駆動装置。
本体フレームと、
第1軸線の周りに回転可能な第1回転部材と、前記本体フレームに固定され、前記第1回転部材を支持する第1支持部を有する第1フレームと、を含む第1ユニットと、
第2軸線の周りに回転可能な第2回転部材と、前記本体フレームに固定され、前記第2回転部材を支持する第2支持部を有する第2フレームと、を含む第2ユニットと、
前記第1回転部材から受けた駆動力を前記第2回転部材に伝達するように構成された伝達部と、
前記第1フレームと前記第2フレームとに固定された第3フレームと、
を有することを特徴とする駆動装置。
以上説明したように、本発明によれば、駆動装置が複数のユニットに分割された場合に、駆動装置全体としての剛性を高めることが可能な駆動装置を提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施形態を例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、それらの相対配置などは、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。従って、特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
<画像形成装置>
図1を用いて、画像形成装置Aの全体構成と、記録材Pに対する画像形成動作について説明する。図1は本実施形態に係る画像形成装置Aの全体図である。
図1を用いて、画像形成装置Aの全体構成と、記録材Pに対する画像形成動作について説明する。図1は本実施形態に係る画像形成装置Aの全体図である。
本実施形態において、画像形成装置Aは、電子写真プロセスを利用して記録材Pにモノクロの画像を形成するレーサビームプリンタである。画像形成装置Aは、記録材Pを給送する搬送部と、記録材Pにトナー画像を形成する画像形成部を備えている。
搬送部において、給送トレイ1内に設けられたシート積載台上に積載された記録材Pが積載されるシート積載台を有する給送トレイ1が備えられる。給送ローラ3により最上位の記録材Pがピックアップされ、記録材Pは搬送ローラ4と従動ローラ5によってレジストローラ6と対向ローラ7に向けて搬送される。記録材Pはレジストローラ6によって斜行が補正された後、画像形成部へと搬送される。
画像形成部の一部として、画像形成装置Aの装置本体A1に対して取り外し可能に装着されるプロセスカートリッジ8が設けられている。プロセスカートリッジ8は像担持体としての感光ドラム9を有する。感光ドラム9は、ドラム形状の電子写真感光体である。更に、プロセスカートリッジ8は感光ドラム9の表面を一ように帯電させる帯電部材としての帯電ローラ10と、感光ドラム9の表面上に形成された静電潜像を現像する現像剤担持体としての現像スリーブ(現像ローラ)11を有する。更に、プロセスカートリッジ8は感光ドラム9の表面上に残留した残留トナーを除去して回収する清掃部材としてのクリーナ12を有する。
感光ドラム9は図1の時計回り方向に所定の周速度で回転駆動される。帯電ローラ10は回転する感光ドラム9の表面を所定の極性と電位で一ように帯電する。装置本体A1は、露光手段(露光装置)としてのレーザスキャナユニット13を有する。レーザスキャナユニット13から画像情報に対応するレーザ光Lが出射され、回転する感光ドラム9の表面が露光される。これにより感光ドラム9の表面に画像情報に対応した静電潜像が形成される。現像スリーブ11は、現像剤としてのトナーを担持する。静電潜像は現像スリーブ11から供給されるトナーによりトナー画像として現像される。
装置本体A1は、転写手段(転写部材)としての転写ローラ2を有する。そして、感光ドラム9と転写ローラ2によって形成されるニップ部において、トナー像は転写ローラ2によって、感光ドラム9から記録材Pに転写される。
装置本体A1は、定着装置14を有する。感光ドラム9からトナー画像が転写された記録材Pは定着装置14に搬送される。この定着装置14により記録材P上のトナー画像が加熱及び加圧されて記録材Pに定着される。その後、記録材Pは排出ローラ15,16等によって装置本体A1の上部に設けられた排出トレイ17上に排出される。
本実施形態においては、給送ローラ3、搬送ローラ4、従動ローラ5、レジストローラ6、対向ローラ7、感光ドラム9、転写ローラ2、定着装置14、排出ローラ15,16は、記録材Pを搬送する搬送部としての機能を有する。プロセスカートリッジ8、レーザスキャナユニット13、転写ローラ2は、記録材Pに画像を形成する画像形成部としての機能を有する。つまり、本実施形態における画像形成装置Aは、記録材Pを搬送する搬送部を有する装置である。言い換えれば、画像形成装置Aは、記録材Pを搬送する搬送装置としての機能を有する。
上述した記録材Pに対する画像形成動作を行うために、画像形成装置Aの装置本体A1には、駆動源としてのモータM、モータMを制御する制御部Cが備えられる。
<比較例の駆動装置>
図2を用いて、比較例の駆動装置D0の構成を説明する。図2は比較に係る駆動装置D0の斜視図である。画像形成装置Aの装置本体A1は、本体フレーム99を有する。図2に示すように、比較例に係る駆動装置D0は、本体フレーム99と、入力駆動ユニット100と、出力駆動ユニット110を有する。
図2を用いて、比較例の駆動装置D0の構成を説明する。図2は比較に係る駆動装置D0の斜視図である。画像形成装置Aの装置本体A1は、本体フレーム99を有する。図2に示すように、比較例に係る駆動装置D0は、本体フレーム99と、入力駆動ユニット100と、出力駆動ユニット110を有する。
本体フレーム99に、入力駆動ユニット100と出力駆動ユニット110の2つの駆動ユニットに分割されて固定されている。入力駆動ユニット100にはモータピニオン101を介して、モータMの駆動力が入力される。入力駆動ユニット100に入力された駆動力は、インターフェースギア105、115を介して出力駆動ユニット110に伝達される。
図2に示すように、入力駆動ユニット100は駆動フレーム104、インターフェースギア105、モータピニオン101から受けた駆動力をインターフェースギア105に伝達するための複数のアイドラギア102を有する。駆動フレーム104は板金(金属板)により形成されている。駆動フレーム104は、アイドラギア102やインターフェースギア105を支持する支持部として、金属製の支持軸103を有する。
出力駆動ユニット110は駆動フレーム114、インターフェースギア115、複数のアイドラギア112を有する。駆動フレーム114は板金(金属板)により形成されている。駆動フレーム114は、インターフェースギア115やアイドラギア112を支持する支持部として、金属製の支持軸113を有する。インターフェースギア115は入力駆動ユニット100のインターフェースギア105と噛み合い、インターフェースギア105から駆動が伝達される。またアイドラギア112の下流側には、上述の搬送部やプロセスカートリッジ8を駆動する出力部(不図示)が接続されている。
駆動伝達に伴う駆動反力を受けたときの駆動フレーム104、114の変形を抑制するため、駆動フレーム104、114の剛性は高いことが好ましい。駆動フレーム104、114は、金属板を折り曲げて形成され、駆動フレーム104、114の側壁に本体フレーム99への固定部が設けられる。この固定部において、駆動フレーム104、114と本体フレーム99を一体化することで、駆動フレーム104、114の剛性が高められる。
しかし、インターフェースギア105、115が直接噛み合う構成においては、駆動フレーム104、114にインターフェースギア105、115を露出するための開口部104a、114aが必要になる。その結果、開口部104a、114aに対応する位置に側壁が配置される形状と比較して、駆動フレーム104、114の剛性が低下する。更には、開口部104a、114aに対応する位置には、本体フレーム99への固定部を配置することもできない。したがって、開口部104a、114aの位置においては、駆動フレーム104、114と本体フレーム99を一体化して駆動フレーム104、114の剛性を高くすることが困難である。
比較例の駆動装置D0においては、インターフェースギア105、115が常に噛み合う構成であったが、インターフェースギア105、115のいずれかが振り子ギア等である場合にも、開口部104a、114aが必要となる。したがって、インターフェースギア105、115のいずれかが振り子ギア等である場合にも、駆動フレーム104、114の剛性に関しては同様の課題が生じる。
(本実施形態の駆動連結部の構成説明)
次に、図3(a)、図3(b)、図4を用いて、本実施例に係る駆動装置D1について説明する。画像形成装置Aは、駆動装置D1を備える。
次に、図3(a)、図3(b)、図4を用いて、本実施例に係る駆動装置D1について説明する。画像形成装置Aは、駆動装置D1を備える。
図3(a)は本実施例に係る駆動装置D1の斜視図である。図3(b)は、本実施例に係る駆動装置D1の分解斜視図である。図4は、本実施例に係る駆動装置D1の断面図である。図4は、図3(a)のA-A断面図である。
図3(a)、図3(b)に示すように、本実施例に係る駆動装置D1は、本体フレーム99、第1駆動ユニット(第1ユニット)200、第2駆動ユニット(第2ユニット)210、第3駆動ユニット(第3ユニット)220を有する。第1駆動ユニット200と第2駆動ユニット210はそれぞれ、本体フレーム99にビス(ネジ)SCで固定され、第3駆動ユニット220は第1フレーム(第1駆動フレーム)201と第2フレーム(第2駆動フレーム)211の外側にビスSCで固定されている。
図3(a)、図3(b)に示すように、第1駆動ユニット200は、板金(金属板)によって形成された第1フレーム201、ピニオンギア202、アイドラギア203、入力側ギア(第1回転部材)205、入力側ギア205に圧入された角軸206を有する。
ピニオンギア202には、モータMから駆動力が伝達される。ピニオンギア202からアイドラギア203を介して、入力側ギア205に駆動力が伝達される。入力側ギア205は第1軸線A1の周りに回転可能である。
第1フレーム201は本体フレーム99に固定されており、第1軸線A1の方向に交差(本実施例では直交)する方向に延びる第1支持壁201bと、第1軸線A1の方向に延びる第1側壁201c1、201c2、201c3、201c4を有する。第1支持壁201bは本体フレーム99と平行であり、アイドラギア203の支持部としての金属製の支持軸204がカシメられている。さらに、第1支持壁201bには、入力側ギア205を支持する第1支持部としての穴201aが形成されている。第1軸線A1の方向について、ピニオンギア202、アイドラギア203、入力側ギア205は、第1支持壁201bと本体フレーム99の間に位置する。
第1側壁201c1、201c2、201c3、201c4は、第1支持壁201bが延びる方向に対して交差する方向(本実施例においては直交する方向)に延びている。201c1は201c2と対向し、201c3は201c4と対向する。201c3と201c4には、ビスSCによって本体フレーム99に固定される第1被固定部が備えられている。第1被固定部は、201c3と201c4と交差(本実施例では直交)する方向に延びる。201c1と201c2が延びる方向は、201c3、201c4が延びる方向と交差する。
第1支持壁201bと本体フレーム99の間に形成される空間を、第1空間と呼ぶ。第1側壁201c1、201c2、201c3、201c4は、第1空間を囲むように配置されている。第1空間には、ピニオンギア202、アイドラギア203、入力側ギア205が収納されている。本実施例において、入力側ギア205の全体が第1空間に収納されているが、入力側ギア205の一部が第1空間の外にあってもよい。言い換えれば、第1フレーム201は、入力側ギア205の少なくとも一部が第1空間に収納されるように、入力側ギア205を覆っている。第1軸線A1に沿って見たとき、第1支持壁201bと入力側ギア205は少なくとも一部重なる。
第1フレーム201は、第1側壁201c1、201c2、201c3、201c4と、第1支持壁201bによって形成される箱形状を有している、ということもできる。第1側壁201c1、201c2、201c3、201c4と、第1支持壁201bによって規定される凹部に、ピニオンギア202、アイドラギア203、入力側ギア205が収納されている。第1フレーム201において、この凹部もしくは第1空間に対向する部分を、第1フレーム201の内側と呼ぶことができる。第1フレーム201において、この凹部もしくは第1空間と反対側の部分を、第1フレーム201の外側と呼ぶことができる。
また、第1駆動ユニット200は、第1空間の外にある部材から、モータMからの駆動力を受けるものであってもよい。
図3(a)、図3(b)に示すように、第2駆動ユニット210は、板金(金属板)によって形成された第2フレーム211、出力側ギア(第2回転部材)212、アイドラギア213を有する。アイドラギア213の下流側には、被駆動部(搬送部やプロセスカートリッジ8)を駆動する出力部(不図示)が接続されている。被駆動部は、アイドラギア213から駆動が伝達される被伝達部ということができる。
出力側ギア212には、入力側ギア205、後述するアイドラギア222、アイドラギア223を介して、モータMの駆動力が伝達される。出力側ギア212からアイドラギア213を介して、出力部に駆動力が伝達される。出力側ギア212は第2軸線A2の周りに回転可能である。本実施例において、第1軸線A1と第2軸線A2とは、平行である。
第2フレーム211は本体フレーム99に固定されており、第2軸線A2の方向に交差(本実施例では直交)する方向に延びる第2支持壁211bと、第2軸線A2の方向に延びる第2側壁211c1、211c2、211c3、211c4を有する。第2フレーム211は、第1フレーム201から離れた位置に固定され、第2フレーム211と第1フレーム201との間には隙間が形成される。第2支持壁211bは本体フレーム99と平行であり、アイドラギア213の支持部としての金属製の支持軸214がカシメられている。さらに、第2支持壁211bには、出力側ギア212を支持する第2支持部としての穴211aが形成されている。第2軸線A2の方向について、出力側ギア212、アイドラギア213は、第2支持壁211bと本体フレーム99の間に位置する。
第2側壁211c1、211c2、211c3、211c4は、第2支持壁211bが延びる方向に対して交差する方向(本実施例においては直交する方向)に延びている。211c1は211c2と対向し、211c3は211c4と対向する。211c3と211c4には、ビスSCによって本体フレーム99に固定される第2被固定部が備えられている。第2被固定部は、211c3と211c4に交差(本実施例では直交)する方向に延びている。211c1と211c2が延びる方向は、211c3、211c4が延びる方向と交差する。
第2支持壁211bと本体フレーム99の間に形成される空間を、第2空間と呼ぶ。第2側壁211c1、211c2、211c3、211c4は、第2空間を囲むように配置されている。第2空間には、出力側ギア212、アイドラギア213が収納されている。本実施例において、出力側ギア212の全体が第2空間に収納されているが、出力側ギア212の一部が第2空間の外にあってもよい。言い換えれば、第2フレーム211は、出力側ギア212の少なくとも一部が第2空間に収納されるように、出力側ギア212を覆っている。第2軸線A2に沿って見たとき、第2支持壁211bと出力側ギア212は少なくとも一部重なる。
第2フレーム211は、第2側壁211c1、211c2、211c3、211c4と、第2支持壁211bによって形成される箱形状を有している、ということもできる。第2側壁211c1、211c2、211c3、211c4と、第2支持壁211bによって規定される凹部に、出力側ギア212、アイドラギア213が収納されている。第2フレーム211において、この凹部もしくは第2空間に対向する部分を、第2フレーム211の内側と呼ぶことができる。第2フレーム211において、この凹部もしくは第2空間と反対側の部分を、第2フレーム211の外側と呼ぶことができる。
第3駆動ユニット220は、板金(金属板)によって形成された第3フレーム(第3駆動フレーム)221、アイドラギア(第1伝達部、第1伝達ギア)222、アイドラギア(第2伝達部、第2伝達ギア)223を有する。アイドラギア222は、入力側ギア205によって駆動され、アイドラギア223はアイドラギア222によって駆動され、出力側ギア212を駆動する。アイドラギア222、アイドラギア223は、入力側ギア205から受けた駆動力を、出力側ギア212に伝達するように構成された伝達部としての機能を有する。
アイドラギア222は角軸206と係合する穴を有している。アイドラギア222は、第1駆動ユニット200の入力側ギア205と同軸上に配置され、第1軸線A1の周りに回転可能である。角軸206によって、入力側ギア205とアイドラギア222が一体で回転する。入力側ギア205はアイドラギア222と隣り合う。言い換えれば、入力側ギア205は、第1駆動ユニット200のギアのうち、アイドラギア222に最も近いギアである。
アイドラギア223は第2駆動ユニット210の出力側ギア212と同軸上に配置され、第2軸線A2の周りに回転可能である。出力側ギア212の回転軸先端部212aはDカット形状をしており、回転軸先端部212aがアイドラギア223に開いたDカット形状の穴に嵌め込まれる。その結果、アイドラギア223と出力側ギア212は一体で回転する。
本実施例において、アイドラギア223はアイドラギア222と直接噛み合っているが、アイドラギア223とアイドラギア222の間に、ベルトやギアなどの中間伝達部材が介在していてもよい。
第3フレーム221は、第1フレーム201の第1支持壁201bと第2フレーム211の第2支持壁211bに固定されている。第3フレーム221は、第1軸線A1に交差(本実施例では直交)する方向に延びる第3支持壁221bと、第1軸線A1の方向に延びる第3側壁221c1、221c2、221c3、221c4を有する。第3支持壁221bは本体フレーム99と平行であり、アイドラギア222の支持部(第3支持部)としての穴221a1と、アイドラギア223の支持部(第3支持部)としての穴221a2が形成されている。
第3側壁221c1、221c2、221c3、221c4は、第3支持壁221bが延びる方向に対して交差する方向(本実施例においては直交する方向)に延びている。221c1は221c2と対向し、221c3は221c4と対向する。221c3と221c4には、ビスSCによって第1フレーム201と第2フレーム211に固定される第3被固定部が備えられている。第3被固定部は、221c3と221c4に交差(本実施例では直交)する方向に延びている。221c1と221c2が延びる方向は、221c3、221c4が延びる方向と交差する。
第3支持壁221bと第1フレーム201の間、第3支持壁221bと第2フレーム211の間に形成される空間を、第3空間と呼ぶ。第3側壁221c1、221c2、221c3、221c4は、第3空間を囲むように配置されている。第3空間には、アイドラギア222、アイドラギア223が収納されている。本実施例において、アイドラギア222、アイドラギア223の全体が第3空間に収納されているが、アイドラギア222、アイドラギア223の一部が第3空間の外にあってもよい。言い換えれば、第3フレーム221は、アイドラギア222、アイドラギア223の少なくとも一部が第3空間に収納されるように、アイドラギア222、アイドラギア223を覆っている。第1軸線A1に沿って見たとき、第3支持壁221bとアイドラギア222、アイドラギア223は少なくとも一部重なる。
第3フレーム221は、第3側壁221c1、221c2、221c3、221c4と、第3支持壁221bによって形成される箱形状を有している、ということもできる。第3側壁221c1、221c2、221c3、221c4と、第3支持壁221bによって規定される凹部に、アイドラギア222、アイドラギア223が収納されている。第3フレーム221において、この凹部もしくは第3空間に対向する部分を、第3フレーム221の内側と呼ぶことができる。第3フレーム221において、この凹部もしくは第3空間と反対側の部分を、第3フレーム221の外側と呼ぶことができる。
本実施例において、第1軸線A1の方向について、伝達部の一部としてのアイドラギア222は、第1フレーム201に対して第1空間の反対側に位置する。第2軸線A2の方向について、伝達部の一部としてのアイドラギア223は、第2フレーム211に対して第2空間の反対側に位置する。また、第1軸線A1の方向について、伝達部の一部としてのアイドラギア222は、第1支持壁201bと第3支持壁221bの間に配置される。第1軸線A1の方向と平行な第2軸線A2の方向について、伝達部の一部としてのアイドラギア224は、第2支持壁211bと第3支持壁221bの間に配置される。
以上説明した通り、本実施例では、第1駆動ユニット200と第2駆動ユニット210の間に第3駆動ユニット220を配して、第1駆動ユニット200から第2駆動ユニット210に第3駆動ユニット220を介して駆動を伝達する。
次に図4を用いて、第1駆動ユニット200、第2駆動ユニット210、第3駆動ユニット220のさらに詳細な構成を説明する。
第1駆動ユニット200の入力側ギア205は第1フレーム201の穴201aと本体フレーム99の穴99aによって、回転可能に支持されている。穴201aと穴99aは、バーリングによって形成される。入力側ギア205の内部には角軸206が圧入される穴が形成されている。角軸206はアイドラギア222の穴に挿入されている。角軸206は、入力側ギア205とアイドラギア222が一体的に回転するように、入力側ギア205とアイドラギア222を連結する連結部材である。入力側ギア205に伝達された駆動力は、角軸206によって第3駆動ユニット220へ伝達される。
第2駆動ユニット210の出力側ギア212は第2フレーム211の穴211aと本体フレーム99の穴99bによって、回転可能に支持されている。穴211aと穴99bは、バーリングによって形成される。出力側ギア212の回転軸先端部212aはDカット形状を有し、第3駆動ユニット220のアイドラギア223のDカット形状を有する穴に挿入されている。
つまり、本実施例の駆動装置D1は、駆動連結部である第3駆動ユニット220が、第1駆動ユニット200と第2駆動ユニット210に対して、第1軸線A1や第2軸線A2の方向にズレた位置に設けられた2層構造となっている。第1駆動ユニット200から第3駆動ユニット220への駆動伝達、第3駆動ユニット220から第2駆動ユニット210への駆動伝達は、第1軸線A1の方向および第2軸線A2の方向に向けて行われる。したがって、第1駆動ユニット200や第2駆動ユニット210に、図2に示すような開口部104a、114aを設ける必要がない。したがって、第1フレーム201と第2フレーム211が箱形状を有することができ、第1フレーム201と第2フレーム211の剛性を高くすることができる。
更に第3駆動ユニット220の第3フレーム221を、第1フレーム201と第2フレーム211にビスSCで締結することによって、3つの駆動ユニットが一体となり、全体の剛性が高くなる。したがって、第1フレーム201に対する第2フレーム211の変位が抑制され、第1軸線A1と第2軸線A2の間の距離も一定に保たれる。
図4に示したように、第1フレーム201の第1側壁(壁部)201c1は、入力側ギア205と出力側ギア212の間に配置されている。より具体的には、第1側壁201c1は第1軸線A1に直交する方向について、入力側ギア205と出力側ギア212の間に配置され、入力側ギア205のギア面に対向している。第1側壁201c1は、第1空間と第2空間の間に配置されているということもできる。
第2フレーム211の第2側壁(壁部)211c1は、入力側ギア205と出力側ギア212の間に配置されている。より具体的には、第2側壁211c1は第2軸線A2に直交する方向について、入力側ギア205と出力側ギア212の間に配置され、出力側ギア212のギア面に対向している。第2側壁211c1は、第1空間と第2空間の間に配置されているということもできる。
さらに、第1側壁201c1、201c2、201c3、201c4の少なくとも一つが、本体フレーム99と係合することが好ましい。本実施例においては、第1側壁201c1、201c2、201c3の先端が、本体フレーム99と係合する係合部となっている。なお、第1側壁201c4も係合部を有していてもよい。第1側壁201c1、201c2、201c3の係合部は、本体フレーム99に対する第1フレーム201の位置決めを兼ねている。
同様に、第2側壁211c1、211c2、211c3、211c4の少なくとも一つが、本体フレーム99と係合することが好ましい。本実施例においては、第2側壁211c1、211c2、211c3の先端が、本体フレーム99と係合する係合部となっている。なお、第2側壁211c4も係合部を有していてもよい。第2側壁211c1、211c2、211c3の係合部は、本体フレーム99に対する第2フレーム211の位置決めを兼ねている。なお、第2側壁211c1は、第1側壁201c1と共に本体フレーム99の一つの穴(被係合部)に係合される。
第3側壁221c1、221c2、221c3、221c4の少なくとも一つが、第1フレーム201または第2フレーム211と係合することが好ましい。本実施例においては、第3側壁221c1と、221c4の先端が第2フレーム211の第2支持壁211bと係合する係合部である。第3側壁221c3の先端が、第1フレーム201の第1支持壁201bと係合する係合部である。なお、第3側壁221c2も係合部を有していてもよい。第3側壁221c3の係合部は、第1フレーム201に対する第3フレーム221の位置決めを兼ねている。第3側壁221c1、221c4の係合部は、第2フレーム211に対する第3フレーム221の位置決めを兼ねている。
さらに、第3フレーム221の第3側壁部221c1を形成するための曲げ部および第3側壁部221c1は、第1フレーム201と、第2フレーム211と、第1フレーム201と第2フレーム211の間の隙間とに重なるように延びている。その結果、第1フレーム201と第2フレーム211、第3フレーム221が、強固に連結され、それぞれのフレームが、他のフレームに対して変位することが抑制される。
なお、第1側壁201c1か、第2側壁211c1のいずれかが省略されていてもよい。つまり、第1フレーム201と第2フレーム211の少なくとも一方が、入力側ギア205と出力側ギア212の間に配置された壁部を有していればよい。
入力側ギア205と出力側ギア212が直接噛み合う場合、入力側ギア205と出力側ギア212が噛み合う位置に、第1側壁201c1や第2側壁211c1を配置することはできない。しかし本実施例の構成によれば、入力側ギア205と出力側ギア212を直接噛み合わせる必要がない。したがって、第1側壁201c1や第2側壁211c1を配置するための設計自由度が向上する。
さらに、第1フレーム201と第2フレーム211を、第3フレーム221によって連結することで、第1フレーム201、第2フレーム211、第3フレーム221の剛性を向上させることができる。さらに、第3フレーム221を、第1支持壁201b、第2支持壁211bに固定することにより、第1支持壁201bと第2支持壁211bの互いに対する位置がずれることを抑制できる。
また、第1フレーム201、第2フレーム211、第3フレーム221のそれぞれが箱形状を有することにより、それぞれのフレームの剛性も高くなる。
次に、実施例2に係る画像形成装置Aの駆動装置D2について、図5、図6を用いて説明する。実施例1と同じ部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
図5は本実施例に係る駆動装置D2の斜視図である。図5の右上部分は、駆動装置D2の一部を拡大したものである。本実施例に係る駆動装置D2は、実施例1に係る駆動装置D1に対して、第2駆動ユニットと第3駆動ユニットの構成が異なる。
図5に示すように、駆動装置D2は、第1駆動ユニット200、第2駆動ユニット310がそれぞれ本体フレーム99にビスSCで固定され、第3駆動ユニット320が第1フレーム201と第2フレーム311の外側にビスSCで固定されている。
第1駆動ユニット200は実施例1で示した構成と同じ構成であるため説明を省略する。
図5に示すように、第2駆動ユニット310は、板金(金属板)によって形成された第2フレーム(第2駆動フレーム)311、出力側ギア(第2回転部材)312、アイドラギア313を有する。アイドラギア313の下流側には、被駆動部(搬送部やプロセスカートリッジ8)を駆動する出力部(不図示)が接続されている。
出力側ギア312には、入力側ギア205、後述するアイドラギア322、アイドラギア323、アイドラギア324を介して、モータMの駆動力が伝達される。出力側ギア312からアイドラギア313を介して、出力部に駆動力が伝達される。出力側ギア312は第2軸線A2の周りに回転可能である。本実施例において、第1軸線A1と第2軸線A2とは、平行である。
第2フレーム311は本体フレーム99に固定されており、第2軸線A2の方向に交差(本実施例では直交)する方向に延びる第2支持壁311b1、311b2と、第2軸線A2の方向に延びる第2側壁311c1、311c2、311c3、311c4を有する。第2フレーム311は、第1フレーム201から離れた位置に固定され、第2フレーム311と第1フレーム201との間には隙間が形成される。第2支持壁311b1、311b2は本体フレーム99と平行であり、第2支持壁311b2には、アイドラギア313の支持部としての金属製の支持軸315と、出力側ギア312の支持部としての樹脂製の支持軸314が固定されている。第2軸線A2の方向について、出力側ギア312、アイドラギア313は、第2支持壁311b2と本体フレーム99の間に位置する。
第2側壁311c1、311c2、311c3、311c4は、第2支持壁311b1、311b2が延びる方向に対して交差する方向(本実施例においては直交する方向)に延びている。311c1は311c2と対向し、311c3は311c4と対向する。311c3と311c4には、ビスSCによって本体フレーム99に固定される第2被固定部が備えられている。第2被固定部は、311c3と311c4に交差(本実施例では直交)する方向に延びている。311c1と311c2が延びる方向は、311c3、311c4が延びる方向と交差する。
第2支持壁311b1、311b2と本体フレーム99の間に形成される空間を、第2空間と呼ぶ。第2側壁311c1、311c2、311c3、311c4は、第2空間を囲むように配置されている。第2空間には、出力側ギア312、アイドラギア313が収納されている。本実施例において、第2フレーム311に設けられた開口311dから、出力側ギア312の一部であるギア部が第2空間の外に露出されている。言い換えれば、第2フレーム311は、出力側ギア312の少なくとも一部が第2空間に収納されるように、出力側ギア312を覆っている。第2軸線A2に沿って見たとき、第2支持壁311b2と出力側ギア312は少なくとも一部重なる。
第2フレーム311は、第2側壁311c1、311c2、311c3、311c4と、第2支持壁311b1、311b2によって形成される箱形状を有している、ということもできる。第2側壁311c1、311c2、311c3、311c4と、第2支持壁311b1、311b2によって規定される凹部に、出力側ギア312、アイドラギア313が収納されている。第2フレーム311において、この凹部もしくは第2空間に対向する部分を、第2フレーム311の内側と呼ぶことができる。第2フレーム311において、この凹部もしくは第2空間と反対側の部分を、第2フレーム311の外側と呼ぶことができる。
第3駆動ユニット320は、板金(金属板)によって形成された第3フレーム(第3駆動フレーム)321、アイドラギア(第1伝達部、第1伝達ギア)322、アイドラギア323(中間部、中間ギア)、アイドラギア(第2伝達部、第2伝達ギア)324を有する。アイドラギア322は、入力側ギア205によって駆動され、アイドラギア324は、アイドラギア323を介してアイドラギア322によって駆動され、出力側ギア312を駆動する。アイドラギア322、アイドラギア323、アイドラギア324は、入力側ギア205から受けた駆動力を、出力側ギア312に伝達するように構成された伝達部としての機能を有する。
アイドラギア322は角軸206と係合する穴を有している。アイドラギア322は、第1駆動ユニット200の入力側ギア205と同軸上に配置され、第1軸線A1の周りに回転可能である。角軸206によって、入力側ギア205とアイドラギア322が一体で回転する。入力側ギア205はアイドラギア322と隣り合う。言い換えれば、入力側ギア205は、第1駆動ユニット200のギアのうち、アイドラギア322に最も近いギアである。
アイドラギア324は第3軸線A3の周りに回転可能である。第3軸線A3は、第2軸線A2から離れた位置に位置される。本実施例において、第3軸線A3と第2軸線A2は平行である。出力側ギア312はアイドラギア324と直接噛み合う。
本実施例において、アイドラギア323を介して、アイドラギア322からアイドラギア324に駆動が伝達される。しかし、アイドラギア323に替えて、ベルトなどのギア以外の中間伝達部材を介して、アイドラギア322からアイドラギア324に駆動が伝達されてもよい。
第3フレーム321は、第1フレーム201の第1支持壁201bと第2フレーム311の第2支持壁311b2に固定されている。第3フレーム321は、第1軸線A1に交差(本実施例では直交)する方向に延びる第3支持壁321bと、第1軸線A1の方向に延びる第3側壁321c1、321c2、321c3、321c4、321c5を有する。第3支持壁321bは本体フレーム99と平行であり、アイドラギア322の支持部(第3支持部)としての穴321a1と、アイドラギア323の支持部(第3支持部)としての穴321a2と、アイドラギア324の支持部としての穴321a3が形成されている。
第3側壁321c1、321c2、321c3、321c4、321c5は、第3支持壁321bが延びる方向に対して交差する方向(本実施例においては直交する方向)に延びている。321c1は321c2と対向し、321c3は321c4と対向する。321c3と321c5には、ビスSCによって第1フレーム201と第2フレーム311に固定される第3被固定部が備えられている。第3被固定部は、321c3と321c5に交差(本実施例では直交)する方向に延びている。321c1、321c2、321c5が延びる方向は、321c3、321c4が延びる方向と交差する。
第3支持壁321bと第1フレーム201の間、第3支持壁321bと第2フレーム311の間に形成される空間を、第3空間と呼ぶ。第3側壁321c1、321c2、321c3、321c4、321c5は、第3空間を囲むように配置されている。第3空間には、アイドラギア322、アイドラギア323、アイドラギア324が収納されている。本実施例において、アイドラギア322、アイドラギア323、アイドラギア324の全体が第3空間に収納されているが、アイドラギア322、アイドラギア323、アイドラギア324の一部が第3空間の外にあってもよい。言い換えれば、第3フレーム321は、アイドラギア322、アイドラギア323、アイドラギア324の少なくとも一部が第3空間に収納されるように、アイドラギア322、アイドラギア323、アイドラギア324を覆っている。第1軸線A1に沿って見たとき、第3支持壁321bとアイドラギア322、アイドラギア323、アイドラギア324は少なくとも一部重なる。
第3フレーム321は、第3側壁321c1、321c2、321c3、321c4、321c5と、第3支持壁321bによって形成される箱形状を有している、ということもできる。第3側壁321c1、321c2、321c3、321c4、321c4と、第3支持壁321bによって規定される凹部に、アイドラギア322、アイドラギア323、アイドラギア324が収納されている。第3フレーム321において、この凹部もしくは第3空間に対向する部分を、第3フレーム321の内側と呼ぶことができる。第3フレーム321において、この凹部もしくは第3空間と反対側の部分を、第3フレーム321の外側と呼ぶことができる。
本実施例において、第1軸線A1の方向について、伝達部の一部としてのアイドラギア322は、第1フレーム201に対して第1空間の反対側に位置する。第2軸線A2の方向について、伝達部の一部としてのアイドラギア324は、第2フレーム311に対して第2空間の反対側に位置する。また、第1軸線A1の方向について、伝達部の一部としてのアイドラギア322は、第1支持壁201bと第3支持壁321bの間に配置される。第1軸線A1の方向と平行な第2軸線A2の方向について、伝達部の一部としてのアイドラギア324は、第2支持壁311b1と第3支持壁321bの間に配置される。
以上説明した通り、本実施例でも、第1駆動ユニット200と第2駆動ユニット310の間に第3駆動ユニット320を配して、第1駆動ユニット200から第2駆動ユニット310に第3駆動ユニット320を介して駆動を伝達する。したがって、実施例1と同様の効果を得ることができる。
次に、図6(a)、図6(b)を用いて、第1駆動ユニット200、第2駆動ユニット310、第3駆動ユニット320の詳細な構成を説明し、第1駆動ユニット200から第2駆動ユニット310への駆動伝達について説明する。図6(a)、図6(b)は、本実施例に係る駆動装置D2の断面図である。図6(a)は図5のB-B断面図、図6(b)は図5のC-C断面図である。
図6(a)に示すように、角軸206はアイドラギア322の穴に挿入されている。角軸206は、入力側ギア205とアイドラギア322が一体的に回転するように、入力側ギア205とアイドラギア322を連結する連結部材である。入力側ギア205に伝達された駆動力は、角軸206によって第3駆動ユニット320へ伝達される。
図6(b)に示すように、第2駆動ユニット310の出力側ギア312は第3駆動ユニット320のアイドラギア324と噛み合う。出力側ギア312がアイドラギア324と噛み合う位置と、出力側ギア312がアイドラギア313と噛み合う位置は、第2軸線A2の方向において、ずれた位置にある。
本実施例の駆動装置D2は、駆動連結部である第3駆動ユニット320が、第1駆動ユニット200と第2駆動ユニット310に対して、第1軸線A1や第2軸線A2の方向にズレた位置に設けられた2層構造となっている。したがって、第1フレーム201と第2フレーム311が箱形状を有することができ、第1フレーム201と第2フレーム311の剛性を高くすることができる。
更に第3駆動ユニット320の第3フレーム321を、第1フレーム201と第2フレーム311にビスSCで締結することによって、3つの駆動ユニットが一体となり、全体の剛性が高くなる。これにより、第1フレーム201に対する第2フレーム311の変位が抑制される。
図6(a)に示したように、第1フレーム201の第1側壁(壁部)201c1は、入力側ギア205と出力側ギア312の間に配置されている。より具体的には、第1側壁201c1は第1軸線A1に直交する方向について、入力側ギア205と出力側ギア312の間に配置され、入力側ギア205のギア面に対向している。第1側壁201c1は、第1空間と第2空間の間に配置されているということもできる。
第2フレーム311の第2側壁(壁部)311c1は、入力側ギア205と出力側ギア312の間に配置されている。より具体的には、第2側壁311c1は第2線A2に直交する方向について、入力側ギア205と出力側ギア312の間に配置され、出力側ギア312のギア面に対向している。第2側壁311c1は、第1空間と第2空間の間に配置されているということもできる。
さらに、実施例1と同様に、第2側壁311c1、311c2、311c3、311c4の少なくとも一つが、本体フレーム99と係合することが好ましい。なお、第2側壁311c1は、第1側壁201c1と同じ穴(被係合部)に係合される。
同様に、第3側壁321c1、321c2、321c3、321c4、321c5の少なくとも一つが、第1フレーム201または第2フレーム311と係合することが好ましい。
さらに、第3フレーム321の第3側壁321c1および第3側壁部321c1を形成するための曲げ部は、第1フレーム201、第2フレーム311、第1フレーム201と第2フレーム311の間の隙間に重なるように延びている。その結果、第1フレーム201と第2フレーム311、第3フレーム321が、強固に連結される。
なお、第1側壁201c1か、第2側壁311c1のいずれかが省略されていてもよい。つまり、第1フレーム201と第2フレーム311の少なくとも一方が、入力側ギア205と出力側ギア312の間に配置された壁部を有していればよい。
本実施例の構成によれば、入力側ギア205と出力側ギア312を直接噛み合わせる必要がない。したがって、第1側壁201c1や第2側壁311c1を配置するための設計自由度が向上する。さらに、第1フレーム201と第2フレーム311を、第3フレーム321によって連結することで、第1フレーム201、第2フレーム311、第3フレーム321の剛性を向上させることができる。さらに、第3フレーム321を、第1支持壁201b、第2支持壁311bに固定することにより、第1支持壁201bと第2支持壁311b1、311b2の互いに対する位置がずれることを抑制できる。
更に、本実施形態では第2駆動ユニット310と第3駆動ユニット320は、ギア同士が噛み合うことで駆動を伝達する。そのため、実施例1の構成と比較し、ギアのレイアウトにおいて設計自由度が高まる。
なお、本実施形態では第1駆動ユニット200と第3駆動ユニット320では角軸206を介して駆動が伝達され、第2駆動ユニット310と第3駆動ユニット320ではギア同士が噛み合うことで駆動が伝達されていた。しかし、本発明はこれに限られない。例えば第1駆動ユニット200と第3駆動ユニット320ではギア同士のかみ合いによって駆動が伝達され、第2駆動ユニット310と第3駆動ユニット320では角軸を介して駆動が伝達されてもよい。
次に、実施例3に係る画像形成装置Aの駆動装置D3について、図7、図8を用いて説明する。実施例1、実施例2と同じ部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
図7は本実施例に係る駆動装置D3の斜視図である。図8は、本実施例に係る駆動装置D3の断面図である。図8は図7のD-D断面図である。
本実施例に係る駆動装置D3は、実施例2に係る駆動装置D2に対して、第3駆動ユニットの一部と、第2駆動ユニットの構成が異なる。
図7に示すように、駆動ユニットは第1駆動ユニット200、第2駆動ユニット410がそれぞれ本体フレーム99にビスSCで固定され、第3駆動ユニット420が第1フレーム201と第2フレーム411の外側にビスSCで固定されている。
第1駆動ユニット200は実施例1、実施例2で示した構成と同じ構成であるため説明を省略する。
第2駆動ユニット410は、板金(金属板)によって形成された第2フレーム(第2駆動フレーム)411、金属製の駆動軸(第2回転部材)412と駆動カップリング(出力部)413を有している。
第3駆動ユニット420は第3フレーム321とアイドラギア322、323、424を有する。第3フレーム321とアイドラギア322、323は、実施例2で示した第3駆動ユニット320に備えられていたものと同じである。
駆動軸412には、入力側ギア205、アイドラギア322、アイドラギア323、アイドラギア424を介して、モータMの駆動力が伝達される。駆動軸412は第2軸線A2の周りに回転可能である。本実施例において、第1軸線A1と第2軸線A2とは、平行である。
第2フレーム411は本体フレーム99に固定されており、第2軸線A2の方向に交差(本実施例では直交)する方向に延びる第2支持壁411bと、第2軸線A2の方向に延びる第2側壁411c1、411c2、411c3、411c4を有する。第2フレーム411は、第1フレーム201から離れた位置に固定され、第2フレーム411と第1フレーム201との間には隙間が形成される。第2支持壁411bは本体フレーム99と平行であり、第2支持壁411bには、駆動軸412の支持部が形成されている。第2軸線A2の方向について、駆動軸412の一部は第2支持壁411bと本体フレーム99の間に位置する。
第2側壁411c1、411c2、411c3、411c4は、第2支持壁411bが延びる方向に対して交差する方向(本実施例においては直交する方向)に延びている。411c1は411c2と対向し、411c3は411c4と対向する。411c3と411c4には、ビスSCによって本体フレーム99に固定される第2被固定部が備えられている。第2被固定部は、411c3と411c4に交差(本実施例では直交)する方向に延びている。411c1と411c2が延びる方向は、411c3、411c4が延びる方向と交差する。
第2支持壁411bと本体フレーム99の間に形成される空間を、第2空間と呼ぶ。第2側壁411c1、411c2、411c3、411c4は、第2空間を囲むように配置されている。第2空間には、駆動軸412が収納されている。第2フレーム411は、駆動軸412の少なくとも一部が第2空間に収納されるように、駆動軸412を覆っている。
第2フレーム411は、第2側壁411c1、411c2、411c3、411c4と、第2支持壁411bによって形成される箱形状を有している、ということもできる。第2側壁411c1、411c2、411c3、411c4と、第2支持壁411bによって規定される凹部に、駆動軸412が収納されている。第2フレーム411において、この凹部もしくは第2空間に対向する部分を、第2フレーム411の内側と呼ぶことができる。第2フレーム411において、この凹部もしくは第2空間と反対側の部分を、第2フレーム411の外側と呼ぶことができる。
第3駆動ユニット420は、第3フレーム321、アイドラギア322、アイドラギア323、アイドラギア(第2伝達部、第2伝達ギア)424を有する。アイドラギア424は、アイドラギア323を介してアイドラギア322によって駆動され、駆動軸412を駆動する。アイドラギア322、アイドラギア323、アイドラギア424は、入力側ギア205から受けた駆動力を、駆動軸412に伝達するように構成された伝達部としての機能を有する。
アイドラギア424は第2軸線A2の周りに回転可能である。実施例2のアイドラギア324は出力側ギア312に噛み合っていたが、アイドラギア424は駆動軸412と連結される。また、実施例2では第3フレーム321は第2フレーム311の第2支持壁311b1に固定されていたが、本実施例においては、第3フレーム321は第2フレーム411の第2支持壁411bに固定される。これら点を除き、実施例2の第3駆動ユニット320と、本実施例の第3駆動ユニット420の構成は同一である。
第2フレーム411の第2側壁(壁部)411c1は、入力側ギア205と駆動軸412の間に配置されている。より具体的には、第2側壁411c1は第2線A2に直交する方向について、入力側ギア205と駆動軸412の間に配置され、駆動軸412に対向している。第2側壁411c1は、第1空間と第2空間の間に配置されているということもできる。
さらに、実施例1と同様に、第2側壁411c1、411c2、411c3、411c4の少なくとも一つが、本体フレーム99と係合することが好ましい。なお、第2側壁411c1は、第1側壁201c1と同じ穴(被係合部)に係合される。
なお、第1側壁201c1か、第2側壁411c1のいずれかが省略されていてもよい。つまり、第1フレーム201と第2フレーム411の少なくとも一方が、入力側ギア205と駆動軸412の間に配置された壁部を有していればよい。
第3駆動ユニット420のアイドラギア424はDカット形状を有する穴を備えており、駆動軸412はDカット形状を有し、アイドラギア424の穴に係合する端部を備える。駆動軸412と駆動カップリング413も係合している。その結果、アイドラギア424と駆動軸412と駆動カップリング413が一体で回転する。駆動カップリング413は本体フレーム99の内側に配置されているプロセスカートリッジ8に設けられたカップリング8aと噛み合うことによってプロセスカートリッジ8に駆動が供給される。
上記構成によって、実施例1と実施例2に既に説明した効果に加え、本実施例においては、第3駆動ユニット420へ伝達された駆動は、アイドラギアを介さず、駆動軸412を介して被駆動部に伝達される。そのため、第2駆動ユニット410内にギア列を設ける必要がなく、部品数を削減でき、第2フレーム411を小型化することができる。その結果、第2駆動ユニット410内の空いたスペースにエアフローのためのダクトなどを設けるなど、スペースを有効利用することができる。
駆動装置D1,D2,D3は、画像形成装置Aに取り付けて記録材Pを搬送する搬送装置に用いることもできる。
A 画像形成装置
99 本体フレーム
200 第1駆動ユニット
201 第1フレーム
210、310、410 第2駆動ユニット
211、311、411 第2フレーム
220、320、420 第3駆動ユニット
221、321 第3フレーム
99 本体フレーム
200 第1駆動ユニット
201 第1フレーム
210、310、410 第2駆動ユニット
211、311、411 第2フレーム
220、320、420 第3駆動ユニット
221、321 第3フレーム
Claims (14)
- 記録材を搬送する搬送部を有する装置に備えられる駆動装置であって、
本体フレームと、
第1軸線の周りに回転可能な第1回転部材と、前記本体フレームに固定され、前記第1回転部材を支持する第1支持部を有する第1フレームと、を含む第1ユニットと、
第2軸線の周りに回転可能な第2回転部材と、前記本体フレームに固定され、前記第2回転部材を支持する第2支持部を有する第2フレームと、を含む第2ユニットと、
前記第1回転部材から受けた駆動力を前記第2回転部材に伝達するように構成された伝達部と、
前記第1フレームと前記第2フレームとに固定された第3フレームと、
を有することを特徴とする駆動装置。 - 前記第1回転部材の少なくとも一部が前記第1フレームと前記本体フレームの間に形成された第1空間に収納されるように、前記第1フレームが前記第1回転部材を覆い、
前記第2回転部材の少なくとも一部が前記第2フレームと前記本体フレームの間に形成された第2空間に収納されるように、前記第2フレームが前記第2回転部材を覆う、ことを特徴とする請求項1に記載の駆動装置。 - 前記第1軸線の方向において、前記伝達部は、前記第1フレームに対して前記第1空間の反対側に位置されることを特徴とする請求項2に記載の駆動装置。
- 前記第3フレームが、前記伝達部を覆うことを特徴とする請求項1に記載の駆動装置。
- 前記第1軸線の方向について、前記伝達部は前記第1フレームと前記第3フレームの間に配置され、かつ前記第2フレームと前記第3フレームの間に配置されることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の駆動装置。
- 前記第1フレームおよび前記第2フレームの少なくとも一方は、前記第1回転部材と前記第2回転部材の間に位置される壁部を備えることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の駆動装置。
- 前記壁部は、前記本体フレームと係合する係合部を有することを特徴とする請求項6に記載の駆動装置。
- 前記伝達部は、前記第1回転部材によって駆動される第1伝達部と、前記第1伝達部によって駆動される第2伝達部と、を有することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の駆動装置。
- 前記第1伝達部は、第1軸線の周りに回転可能であることを特徴とする請求項8に記載の駆動装置。
- 前記第2伝達部は、前記第2軸線の周りに回転可能であることを特徴とする請求項8または9に記載の駆動装置。
- 前記第2伝達部は第3軸線の周りに回転可能であり、前記第3軸線は、前記第2軸線から離れた位置に位置されることを特徴とする請求項8または9に記載の駆動装置。
- 前記第3フレームは、金属板によって形成されていることを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の駆動装置。
- 前記第3フレームは、前記伝達部を支持する第3支持部を有することを特徴とする請求項1から12のいずれか1項に記載の駆動装置。
- 請求項1から13のいずれか1項に記載の駆動装置と、
前記第2回転部材から前記駆動力が伝達される被伝達部と、
を有することを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2021189213A JP7790933B2 (ja) | 2021-11-22 | 駆動装置および画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2021189213A JP7790933B2 (ja) | 2021-11-22 | 駆動装置および画像形成装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2023076050A JP2023076050A (ja) | 2023-06-01 |
| JP7790933B2 true JP7790933B2 (ja) | 2025-12-23 |
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Citations (4)
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| JP2016044686A (ja) | 2014-08-19 | 2016-04-04 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 駆動伝達機構及びそれを備えた画像形成装置 |
| US20180038454A1 (en) | 2016-08-08 | 2018-02-08 | Canon Kabushiki Kaisha | Drive transmission mechanism and image forming apparatus |
| CN108762020A (zh) | 2018-06-08 | 2018-11-06 | 天津光电通信技术有限公司 | 一种办公设备用动力传递机构 |
| JP2021081518A (ja) | 2019-11-15 | 2021-05-27 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
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