JP2019152277A - 遊星歯車機構、駆動装置及び画像形成装置 - Google Patents

遊星歯車機構、駆動装置及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】キャリア部材の出力側を遊星歯車ユニットを収容するケース体で位置決めする構成に比べて、キャリア部材の位置精度の悪化が抑制され、回転ムラを抑制することができる遊星歯車機構及び画像形成装置を提供する。【解決手段】駆動源の回転駆動力を被駆動体に伝達する遊星歯車機構であって、太陽歯車部材と内歯歯車部材と遊星歯車部材とキャリア部材からなる遊星歯車ユニットと、一端が開口し内歯歯車の外周面を位置決めした状態で遊星歯車ユニットを内部に収容する有底の筒状部と筒状部の開口側に被駆動体に取り付ける取り付け部を一体に形成したケース体と、取り付け部に取り付けられる被取り付け部を有し、キャリア部材の出力側を回転支持し開口を閉塞する蓋体と、を備えた。【選択図】図9

Description

本発明は、遊星歯車機構、駆動装置及び画像形成装置に関する。
入力軸を介して駆動力を受けて回転する太陽歯車と、筒体の内面に内歯が設けられ太陽歯車と同軸上に配置された内歯歯車と、太陽歯車と内歯歯車とに噛み合い自転しながら公転する遊星歯車と、遊星歯車の軸を支持し、周縁部が筒体の内面に当接して回転支持されて、遊星歯車の公転により入力軸を回転中心として回転する回転部材と、を備えた遊星歯車機構が知られている(特許文献1)。
駆動源からの回転駆動力が伝達されて回転する太陽歯車と、回転が固定された内歯歯車とを有した遊星歯車機構を少なくとも2段以上設け、各歯車をハス歯歯車で構成し、最終段のキャリアに出力軸を有した遊星歯車減速装置と、被駆動体を支持するとともに出力軸に連結された被駆動体軸と、駆動源とを備えた駆動装置において、キャリアと一体に設けられた太陽歯車に被駆動体側へ向かうスラスト移動力が生じるように各ハス歯歯車の捩れ方向及び回転方向を設定するとともに、スラスト移動力が被駆動体側に配置されたキャリアに伝達されるように構成し、被駆動体軸側から最終段のキャリアを駆動源側へ向けて付勢する付勢手段を設けた駆動装置も知られている(特許文献2)。
特開2016−217539号公報 特開2014−40843号公報
本発明は、キャリア部材の出力側を遊星歯車ユニットを収容するケース体で位置決めする構成に比べて、キャリア部材の位置精度の悪化が抑制され、回転ムラを抑制することができる遊星歯車機構、駆動装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1記載の遊星歯車機構は、
駆動源の回転駆動力を被駆動体に伝達する遊星歯車機構であって、
太陽歯車部材と内歯歯車部材と遊星歯車部材とキャリア部材からなる遊星歯車ユニットと、
一端が開口し前記内歯歯車の外周面を位置決めした状態で前記遊星歯車ユニットを内部に収容する有底の筒状部と前記筒状部の開口側に前記被駆動体に取り付ける取り付け部を一体に形成したケース体と、
前記取り付け部に取り付けられる被取り付け部を有し、前記キャリア部材の出力側を回転支持し前記開口を閉塞する蓋体と、を備えた、
ことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の遊星歯車機構において、
前記取り付け部は、前記被駆動体を支持する筐体であり、前記蓋体の前記被取り付け部は前記取り付け部に位置決め固定される、
ことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1に記載の遊星歯車機構において、
前記蓋体は、前記被駆動体を支持する筐体であり、前記取り付け部は、前記筒状部の開口側を外側に折り曲げて形成されて前記被取り付け部に位置決め固定される、
ことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3に記載の遊星歯車機構において、
前記取り付け部は、前記蓋体の被取り付け部に対して、前記駆動源側から固定される、
ことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の遊星歯車機構において、
前記蓋体は、前記遊星歯車ユニットの出力側を内部に収容する、
ことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項5に記載の遊星歯車機構において、
前記蓋体は、出力軸方向と交差する方向から見て、前記遊星歯車ユニットの前記内歯歯車部材の出力側の側面よりも出力側に位置し、前記キャリア部材の出力側と重なるように配置されている、
ことを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項1ないし6のいずれか1項に記載の遊星歯車機構において、
前記駆動源は、前記有底の筒状部の外側面で前記筒状部の外周面に対して内側位置で固定されている、
ことを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項7に記載の遊星歯車機構において、
前記駆動源の外形は、少なくとも前記筒状部の外形よりも大きい、
ことを特徴とする。
前記課題を解決するために、請求項9記載の駆動装置は、
駆動源と、
被駆動体と、
前記駆動源の回転駆動力を前記被駆動体に伝達する請求項1ないし8のいずれか1項に記載の遊星歯車機構と、からなる、
ことを特徴とする。
前記課題を解決するために、請求項10記載の画像形成装置は、
駆動源と、
複数の被駆動体と、を備え、
前記複数の被駆動体のうち、少なくともいずれか1つの被駆動体の回転駆動に、請求項1ないし8のいずれか1項に記載の遊星歯車機構を用いる、
ことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、キャリア部材の出力側を遊星歯車ユニットを収容するケース体で位置決めする構成に比べて、キャリア部材の位置精度の悪化が抑制され、回転ムラを抑制することができる。
請求項2に記載の発明によれば、取り付け部が被駆動体を支持する筐体でない構成に比べて、キャリア部材の位置精度の悪化が抑制され、回転ムラを抑制することができる。
請求項3に記載の発明によれば、蓋体が被駆動体を支持する筐体でない構成に比べて、キャリア部材の位置精度の悪化が抑制され、回転ムラを抑制することができる。
請求項4に記載の発明によれば、遊星歯車機構を被駆動体に容易に取り付けることができる。
請求項5に記載の発明によれば、遊星歯車機構の軸方向を小型化することができる。
請求項6に記載の発明によれば、遊星歯車機構の軸方向を小型化することができる。
請求項7に記載の発明によれば、遊星歯車機構の外形方向を小型化することができる。
請求項8に記載の発明によれば、大型の駆動源を使用しても位置精度の悪化が抑制される。
請求項9に記載の発明によれば、キャリア部材の位置精度の悪化が抑制され、回転ムラを抑制することができる。
請求項10に記載の発明によれば、キャリア部材の位置精度の悪化が抑制され、回転ムラを抑制することができる。
本実施形態に係る画像形成装置の内部構成を示す断面模式図である。 画像形成装置の機能構成の一例を示すブロック図である 駆動伝達装置の一例を示す一部断面斜視図である。 (a)、(b)は内歯歯車の斜視図である。 (a)は第1キャリアの第1円板部側に視点をおいた斜視図、(b)は出力軸側に視点をおいた斜視図である。 (a)は第2キャリアの第1円板部側に視点をおいた斜視図、(b)は出力軸側に視点をおいた斜視図である。 キャリアへの遊星歯車の組み付けを示す分解斜視図である。 遊星歯車機構の全体構成を示す斜視図である。 遊星歯車機構の内部構成を示す断面模式図である。 遊星歯車機構のケース体を示す斜視図である。 遊星歯車機構の蓋体を示す斜視図である。 変形例に係る遊星歯車機構の全体構成を示す斜視図である。 変形例に係る遊星歯車機構の内部構造を示す断面模式図である。 変形例に係る遊星歯車機構のケース体を示す斜視図である。 変形例に係る遊星歯車機構の蓋体を示す斜視図である。 比較例1に係る遊星歯車機構の全体構成を示す斜視図である。 比較例1に係る遊星歯車機構の内部構成を示す断面模式図である。 比較例2に係る遊星歯車機構の全体構成を示す斜視図である。 比較例2に係る遊星歯車機構の内部構成を示す断面模式図である。
次に図面を参照しながら、以下に実施形態及び具体例を挙げ、本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実施形態及び具体例に限定されるものではない。
また、以下の図面を使用した説明において、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきであり、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。
(1)画像形成装置の全体構成及び動作
図1は本実施形態に係る画像形成装置1の内部構成を示す断面模式図である。
以下、図面を参照しながら、画像形成装置1の全体構成及び動作を説明する。
画像形成装置1は、制御装置10、給紙装置20、感光体ユニット30、現像装置40、転写装置50、定着装置60、駆動装置2を備えて構成されている。画像形成装置1の上面(Z方向)には、画像が記録された用紙が排出・収容される排出トレイ1aが形成されている。
制御装置10は、画像形成装置1の動作を制御する画像形成装置制御部11と、印刷処理要求に応じた画像データを準備するコントローラ部12、露光ヘッドLHの点灯を制御する露光制御部13、駆動装置2の回転駆動を制御するモータ制御部14、電源装置15等を有する。電源装置15は、後述する帯電ローラ32、現像ローラ42、一次転写ローラ52、給電ローラ54等に電圧を印加するとともに、露光ヘッドLH、給紙装置20、定着装置60、駆動装置2及び備えられた各センサ等に電力を供給する。
コントローラ部12は、外部の情報送信装置(例えばパーソナルコンピュータ等)から入力された印刷情報を潜像形成用の画像情報に変換して予め設定されたタイミングで、駆動信号を露光ヘッドLHに出力する。本実施形態の露光ヘッドLHは、複数の発光素子(LED:Light Emitting Diode)が主走査方向に沿って線状に配列されたLEDヘッドにより構成されている。
画像形成装置1の底部には、給紙装置20が設けられている。給紙装置20は、用紙積載板21を備え、用紙積載板21の上面には多数の記録媒体としての用紙Pが積載される。用紙積載板21に積載され、規制板(不図示)で幅方向位置が決められた用紙Pは、上側から1枚ずつ用紙引き出し部22により前方(−X方向)に引き出された後、レジストローラ対23のニップ部まで搬送される。
感光体ユニット30は、給紙装置20の上方(Z方向)に、それぞれが並列して設けられ、回転駆動される感光体ドラム31を備えている。感光体ドラム31の回転方向にそって、帯電ローラ32、露光ヘッドLH、現像装置40、一次転写ローラ52、クリーニングブレード34が配置されている。帯電ローラ32には、帯電ローラ32の表面をクリーニングするクリーニングローラ33が対向、接触して配置されている。
現像装置40は、内部に現像剤が収容される現像ハウジング41を有する。現像ハウジング41内には、感光体ドラム31に対向して配置された現像ローラ42と、この現像ローラ42の背面側斜め下方には現像剤を現像ローラ42側へ撹拌搬送する一対のオーガ44、45が配設されている。現像ローラ42には、現像剤の層厚を規制する層規制部材46が近接配置されている。
現像装置40各々は、現像ハウジング41に収容される現像剤を除いて同様に構成され、それぞれがイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)のトナー像を形成する。
回転する感光体ドラム31の表面は、帯電ローラ32により帯電され、露光ヘッドLHから出射する潜像形成光により静電潜像が形成される。感光体ドラム31上に形成された静電潜像は現像ローラ42によりトナー像として現像される。
感光体ドラム31表面の残留トナーは、クリーニングブレード34により除去され、搬送部材(不図示)によって廃現像剤収容部(不図示)に回収される。尚、クリーニングブレード34で除去しきれず帯電ローラ32に付着したトナー外添剤等は、帯電ローラ32に接触して回転するクリーニングローラ33表面に捕捉され一時的に蓄積される。
転写装置50は、各感光体ユニット30の感光体ドラム31にて形成された各色トナー像が多重転写される中間転写ベルト51、各感光体ユニット30にて形成された各色トナー像を中間転写ベルト51に順次転写(一次転写)する一次転写ローラ52を備えている。さらに、中間転写ベルト51上に重畳して転写された各色トナー像を用紙Pに一括転写(二次転写)する転写手段の一例としての二次転写ローラ53、二次転写ローラ53に二次転写バイアスを給電する給電部材の一例としての給電ローラ54とから構成されている。
各感光体ユニット30の感光体ドラム31に形成された各色トナー像は、画像形成装置制御部11により制御される電源装置15等から所定の転写電圧が印加された一次転写ローラ52により中間転写ベルト51上に順次静電転写(一次転写)され、各色トナーが重畳された重畳トナー像が形成される。
中間転写ベルト51上の重畳トナー像は、中間転写ベルト51の移動に伴って二次転写ローラ53が配置された領域(二次転写部T)に搬送される。重畳トナー像が二次転写部Tに搬送されると、そのタイミングに合わせて給紙装置20から用紙Pが二次転写部Tに供給される。そして、給電ローラ54には、画像形成装置制御部11により制御される電源装置15等から所定の転写電圧が印加され、レジストローラ対23から送り出され、搬送ガイドにより案内された用紙Pに中間転写ベルト51上の多重トナー像が一括転写される。
中間転写ベルト51上の転写残留トナーは、クリーニング装置55で除去されて、搬送部材(不図示)によって廃現像剤収容部(不図示)に回収される。
定着装置60は、定着ユニット600、搬送ローラ対68、排出ローラ対69を備えて構成されている。定着ユニット600は、加熱モジュール61と加圧モジュール62を有し、加熱モジュール61と加圧モジュール62の圧接領域によって定着ニップ部N(定着領域)が形成される。
転写装置50においてトナー像が転写された用紙Pは、トナー像が未定着の状態で搬送ガイドを経由して定着装置60に搬送される。定着装置60に搬送された用紙Pは、一対の加熱モジュール61と加圧モジュール62により、圧着と加熱の作用でトナー像が定着される。
定着トナー像が形成された用紙Pは、搬送ローラ対68を介して排出ローラ対69から画像形成装置1上面の排出トレイ1aに排出される。
(2)駆動伝達装置
図2は画像形成装置1の機能構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、画像形成装置1の給紙装置20、感光体ユニット30、現像装置40、転写装置50、定着装置60には、Y軸に沿った軸を中心として回転駆動される複数の回転部材が使用されている。画像形成装置1は、これらの回転部材を駆動装置2を介して回転駆動している。
駆動装置2は、駆動源としてのモータMと、遊星歯車機構100と、被駆動体の一例としての歯車列Gと、から構成されている。駆動装置2は、モータMの回転駆動力を遊星歯車機構100で減速しながら歯車列Gに伝達することで、歯車列Gの終端に回転支持された回転体を回転駆動する。
(2.1)遊星歯車ユニット
図3は駆動装置2の一例を示す一部断面斜視図、図4(a)、(b)は内歯歯車130の斜視図、図5(a)は第1キャリア150Aの第1円板部151側に視点をおいた斜視図、(b)は出力軸160側に視点をおいた斜視図、図6(a)は第2キャリア150Bの第1円板部151側に視点をおいた斜視図、(b)は出力軸160側に視点をおいた斜視図、図7はキャリア150への遊星歯車140の組み付けを示す分解斜視図である。
遊星歯車機構100は、モータMから駆動力を受けて回転する太陽歯車部材としての太陽歯車120、太陽歯車120と同軸上に配置された内歯歯車部材としての内歯歯車130、太陽歯車120と内歯歯車130と噛み合い自転しながら公転する複数の遊星歯車部材としての遊星歯車140、遊星歯車140の公転により回転するキャリア部材としてのキャリア150からなる複数の遊星歯車ユニット110と、重ね合わされた遊星歯車ユニット110を内部に収容するケース体170A、170Bと、蓋体180、180Aと、最終段の遊星歯車ユニット110のキャリア150に固定された出力軸160、から構成されている。
図3に示すように、太陽歯車120は、遊星歯車ユニット110の中心軸線上で駆動源としてのモータMに接続され、モータMの駆動力をキャリア150に回転支持された複数の遊星歯車140に伝達する。
遊星歯車140は、キャリア150の周方向の3箇所に等間隔に支持軸141で回転自在に支持され、これらと噛み合う太陽歯車120から回転駆動を受けて自転するとともに、内歯歯車130の内面に形成された内歯133に噛み合って中心軸線上でキャリア150とともに公転する。
内歯歯車130は、図4(a)、(b)に示すように、全体が中空部を有する円筒状の筒体131と、筒体131の内面132の中央部に形成された内歯133からなる。内歯133が形成された内面132の両側は円筒形状で、内歯133の歯先円よりも突出しない大径の第1内面132aと、内歯133の歯先円よりも突出した小径の第2内面132bからなり、キャリア150の第1円板部151の周縁部151b、152b(図5 参照)が当接して、キャリア150を外側から回転支持している。
キャリア150は、図5、図6に示すように、第1円板部151、第1円板部151と相対する第2円板部152、第2円板部152から回転軸線方向に突出した外歯153が一体として形成されている第1キャリア150A(図5(a)、(b)参照)と、第2円板部152の内側に内歯154が一体として形成されている第2キャリア(図6(a)、(b)参照)から構成されている。
第2円板部152には有底の穴152aが形成され、第1円板部151には貫通孔151aが形成されている。本実施形態においては、一対の穴152aと貫通孔151aは遊星歯車140に対応してそれぞれ3箇所に設けられ、図7に示すように、遊星歯車140を回転支持する支持軸141が貫通孔151aを挿通して穴152aに嵌まり合うことでキャリア150の周縁部で遊星歯車140を回転自在に支持する。
第1キャリア150Aは、複数の遊星歯車ユニット110を重ね合わせて多段の遊星歯車機構100として構成する場合に、外歯153が次段の遊星歯車ユニット110の遊星歯車140に噛合して遊星歯車140を自転させる。
第2キャリア150Bは、出力側の最終段に使用され、出力軸160が固定されるとともに、ケース体210の一面側で軸受け162を介して回転支持され、遊星歯車機構100で減速された回転駆動力を被駆動体に伝達する。
(2.3)遊星歯車機構
図8は遊星歯車機構100の全体構成を示す斜視図、図9は遊星歯車機構100の内部構成を示す断面模式図、図10は遊星歯車機構100のケース体170を示す斜視図、図11は遊星歯車機構100の蓋体180を示す斜視図、図16は比較例1に係る遊星歯車機構200の全体構成を示す斜視図、図17は比較例1に係る遊星歯車機構200の内部構成を示す断面模式図、図18は比較例2に係る遊星歯車機構200の全体構成を示す斜視図、図19は比較例2に係る遊星歯車機構300の内部構成を示す断面模式図である。
比較例1に係る遊星歯車機構200、300は、本実施形態に係る遊星歯車機構100と共通する遊星歯車ユニット110を有し、複数の遊星歯車ユニット110を収容するケース体210、310及びケース体210、310の開口部を閉塞する蓋体220、320の構成が本実施形態に係る遊星歯車機構100とは異なっている。
図17、図19に示すように、遊星歯車機構200、300は、複数(2段)の遊星歯車ユニット110と、重ね合わされた遊星歯車ユニット110を内部に収容するケース体210、310と、蓋体220、320と、最終段の遊星歯車ユニット110のキャリア150に固定された出力軸160と、から構成されている。
比較例1の遊星歯車機構200は、ケース体210の筒状部211の内周面が、内歯歯車130の外周面131aと面接触して複数(2段)の遊星歯車ユニット110を中心軸線に対して位置決めした状態で回転不能に収容している。
ケース体310の出力軸160側は、軸受け162を介して出力軸160を回転支持するように有底構造となっており、太陽歯車120側は開口して蓋体220で塞がれている。ケース体210の開口部を蓋体220で塞ぐには、図17に示すように、ケース体210の筒状部211の外面端部211aをかしめて蓋体220を固定することにより行われるが、遊星歯車機構200の入力側(太陽歯車120側)には、駆動源としてモータMが固定されているために、モータMがケース体210の外径よりも大きい場合には、かしめ工具Kを挿入することができないという問題があった(図17 参照)。
比較例2の遊星歯車機構300は、ケース体310の筒状部311の内周面が、内歯歯車130の外周面131aと面接触して複数(2段)の遊星歯車ユニット110を中心軸線に対して位置決めした状態で回転不能に収容している。
筒状部311の入力側(太陽歯車120側)は、有底構造となっており、駆動源としてモータMが固定されている。ケース体310の出力軸160側は開口し、蓋体320が軸受け162を介して出力軸160を回転支持して開口部を塞ぐように設けられている。
このように、蓋体320が軸受け162を介して出力軸160を回転支持する構造の遊星歯車機構300を、歯車列Gを回転支持する取り付け部としての筐体Fに取り付ける場合には、内歯歯車130を位置決め固定しているケース体310と、出力軸160を回転支持する蓋体320とが、一体化されていないためにキャリア150の位置精度が悪化する虞があった。
本実施形態に係る遊星歯車機構100は、図8に示すように、一端が開口し内歯歯車130の外周面131aを位置決めした状態で遊星歯車ユニット110を内部に収容する有底の筒状部172と筒状部172の開口側に被駆動体としての歯車列Gに取り付ける取り付け部を一体に形成したケース体170と、取り付け部に取り付けられる被取り付け部を有し、キャリア150の出力側である出力軸160を回転支持し筒状部172の開口側を閉塞する蓋体180と、を備えている。
図9に示すように、取り付け部は、被駆動体としての歯車列Gを回転支持する筐体171であり、ケース体170の筒状部172と一体化されている。すなわち、遊星歯車ユニット110を内部に収容するケース体170が被駆動体としての歯車列Gを回転支持する筐体171と一体化されることで、比較例2の遊星歯車機構200Bに比べて、キャリア150の被駆動体である歯車列Gに対する累積公差が少なくなり、回転ムラを抑制することができる。
ケース体170は、図10に示すように、筐体171と、一端が開口し他端が有底の筒状部172からなる。筐体171には、蓋体180を取り付けるための位置決めボス171aと、蓋体180をネジ止めするためのバーリング孔171bが形成されている。
ケース体170の筒状部172には、駆動源であるモータMを取り付ける取り付け孔172aが設けられ、ケース体170の遊星歯車ユニット110側からモータMが取り付けられるようになっている。これにより、モータMの外径がケース体170の筒状部170aの外形よりも大きい場合であっても、ネジ止め可能な構造となっている。
蓋体180は、図11に示すように、全体が円盤状でケース体170の筐体171に取り付ける鍔部181と、遊星歯車ユニット110の出力軸160側を収容し、キャリア150の出力側を軸受け162を介して回転支持する有底部182と、からなる。
鍔部181には、円盤状でケース体170の筐体171に設けられた位置決めボス171aに嵌り合う位置決め孔181aと、蓋体180を筐体171のバーリング孔171bにネジ止めするネジ止め孔181bが形成されている。そして、ケース体170Aの取り付け部である筐体171は被駆動体側からネジ固定され、遊星歯車機構100を被駆動体に容易に取り付けることができる。
これにより、ケース体170の開口部は蓋体180で位置精度を確保しながら閉塞され、被駆動体である歯車列Gの筐体171と一体化されたケース体170に収容された遊星歯車ユニット110の出力軸160の位置精度を悪化させることなく支持することができる。
「変形例」
図12は変形例に係る遊星歯車機構100Aの全体構成を示す斜視図、図13は変形例に係る遊星歯車機構100Aの内部構造を示す断面模式図、図14は変形例に係る遊星歯車機構100Aのケース体170Aを示す斜視図、図15変形例に係る遊星歯車機構100Aの蓋体180Aを示す斜視図である。
変形例に係る遊星歯車機構100Aは、図12、図13に示すように、一端が開口し内歯歯車130の外周面131aを位置決めした状態で遊星歯車ユニット110を内部に収容する有底の筒状部172Aと筒状部172Aの開口側に被駆動体としての歯車列Gに取り付ける取り付け部を一体に形成したケース体170Aと、取り付け部に取り付けられる被取り付け部を有し、キャリア150の出力側である出力軸160を回転支持し開口部170bを閉塞する蓋体180Aと、を備えている。
取り付け部は、図14に示すように、筒状部172Aの開口側を外側に折り曲げて形成された鍔部171Aであり、被取り付け部である蓋体180Aを位置決めする位置決めボス171Aaと、蓋体180Aがネジ固定されるバーリング孔171Abが形成されている。
ケース体170Aの筒状部172には、駆動源であるモータMを取り付ける取り付け孔172Aaが設けられ、ケース体170Aの遊星歯車ユニット110側からモータMが取り付けられるようになっている。これにより、モータMの外形がケース体170の筒状部170aの外形よりも大きい場合であっても、ネジ止め可能な構造となっている。
蓋体180Aは、図15に示すように、ケース体170Aの鍔部171Aに取り付ける筐体181Aと、遊星歯車ユニット110の出力軸160側を収容し、キャリア150の出力側を軸受け162を介して回転支持する有底部182Aと、からなる。
筐体181Aは、被駆動体としての歯車列Gを回転支持する筐体の一部であり、ケース体170Aの鍔部171Aに設けられた位置決めボス171Aaに嵌り合う位置決め孔181Aaと、蓋体180Aをケース体170Aの鍔部171Aのバーリング孔171bにネジ止めするネジ止め孔181Abが形成されている。そして、ケース体170Aの取り付け部である鍔部171Aは被駆動体側からネジ固定され、遊星歯車機構100Aを被駆動体に容易に取り付けることができる。
これにより、ケース体170Aの開口部は被駆動体である歯車列Gを回転支持する筐体と一体化された蓋体180Aで位置精度を確保しながら閉塞され、ケース体170Aに収容された遊星歯車ユニット110の出力軸160の位置精度を悪化させることなく支持することができる。
このように、遊星歯車機構100、100Aにおいては、遊星歯車ユニット110の出力側である第2キャリア150Bの出力側が蓋体180、180Aに収容される構成となっている。具体的には、蓋体180、180Aは、出力軸方向と直交する方向から見て、第2キャリア150Bの第2円板部152よりも出力側に位置し、第2キャリア150Bの出力側と重なるように配置されている。これにより、被駆動体である歯車列Gに取り付けられた状態で、遊星歯車機構100、100Aの軸方向が小型化されている。
(2.2)動作
駆動源としてのモータMの駆動で太陽歯車120が回転駆動される。そして、太陽歯車120が回転駆動を行うと、3つの遊星歯車140の各々が、支持軸141を回転中心として自転する。また、3つの遊星歯車140の各々は、内歯歯車130の内歯133と噛み合っているために、内歯歯車130に沿って公転する。
そして、3つの遊星歯車140の公転が開始されると、遊星歯車140を支持する第1キャリア150Aは、太陽歯車120の回転に対し減速回転を開始する。第1キャリア150Aの減速回転が開始されると、第1キャリア150Aに一体に形成された外歯153の減速回転が開始される。
遊星歯車機構が、図3に示すように複数段重ね合わせて構成されている場合(図3の例では2段)には、第1キャリア150Aの第2円板部152の外面に設けられ減速回転する外歯153が2段目の遊星歯車ユニット110の入力となる。
そして、2段目の遊星歯車ユニット110では、2段目の内歯歯車130と外歯153とに噛み合う2段目の遊星歯車140が、2段目の第2キャリア150Bにより支持されて、自転しながら外歯153の外周を公転する。公転する遊星歯車140を支持する2段目の第2キャリア150Bの第2円板部152の内側に形成された内歯154が出力軸160の外歯161に噛合して遊星歯車機構100の出力軸160には2段に減速された回転が伝達される。
遊星歯車機構100は、ケース体170が遊星歯車ユニット110を内部に収容する有底の筒状部172と筒状部172の開口側に被駆動体である歯車列Gを回転支持する筐体171を取り付け部として一体に形成されている。そして、ケース体170の開口部は、取り付け部に取り付けられる被取り付け部を有し、キャリア150の出力側を回転支持する蓋体180で閉塞されている。
これにより、ケース体170の開口部は蓋体180で位置精度を確保しながら閉塞され、遊星歯車ユニット110の出力軸160の位置精度の悪化を抑制して、回転ムラを抑制することができる。
1・・・画像形成装置
2・・・駆動装置
10・・・制御装置
20・・・給紙装置
30・・・感光体ユニット
40・・・現像ユニット
50・・・転写ユニット
60・・・定着装置
100、100A、200、300・・・遊星歯車機構
110・・・遊星歯車ユニット
120・・・太陽歯車
130・・・内歯歯車
140・・・遊星歯車
150A・・・第1キャリア
150B・・・第2キャリア
160・・・出力軸
170、170A、210、310・・・ケース体
180、180A、220、320・・・蓋体
190・・・連結部材
G・・・歯車列
M・・・モータ

Claims (10)

  1. 駆動源の回転駆動力を被駆動体に伝達する遊星歯車機構であって、
    太陽歯車部材と内歯歯車部材と遊星歯車部材とキャリア部材からなる遊星歯車ユニットと、
    一端が開口し前記内歯歯車の外周面を位置決めした状態で前記遊星歯車ユニットを内部に収容する有底の筒状部と前記筒状部の開口側に前記被駆動体に取り付ける取り付け部を一体に形成したケース体と、
    前記取り付け部に取り付けられる被取り付け部を有し、前記キャリア部材の出力側を回転支持し前記開口を閉塞する蓋体と、を備えた、
    ことを特徴とする遊星歯車機構。
  2. 前記取り付け部は、前記被駆動体を支持する筐体であり、前記蓋体の前記被取り付け部は前記取り付け部に位置決め固定される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の遊星歯車機構。
  3. 前記蓋体は、前記被駆動体を支持する筐体であり、前記取り付け部は、前記筒状部の開口側を外側に折り曲げて形成されて前記被取り付け部に位置決め固定される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の遊星歯車機構。
  4. 前記取り付け部は、前記蓋体の被取り付け部に対して、前記駆動源側から固定される、
    ことを特徴とする請求項3に記載の遊星歯車機構。
  5. 前記蓋体は、前記遊星歯車ユニットの出力側を内部に収容する、
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の遊星歯車機構。
  6. 前記蓋体は、出力軸方向と交差する方向から見て、前記遊星歯車ユニットの前記内歯歯車部材の出力側の側面よりも出力側に位置し、前記キャリア部材の出力側と重なるように配置されている、
    ことを特徴とする請求項5に記載の遊星歯車機構。
  7. 前記駆動源は、前記有底の筒状部の外側面で前記筒状部の外周面に対して内側位置で固定されている、
    ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の遊星歯車機構。
  8. 前記駆動源の外形は、少なくとも前記筒状部の外形よりも大きい、
    ことを特徴とする請求項7に記載の遊星歯車機構。
  9. 駆動源と、
    被駆動体と、
    前記駆動源の回転駆動力を前記被駆動体に伝達する請求項1ないし8のいずれか1項に記載の遊星歯車機構と、からなる、
    ことを特徴とする駆動装置。
  10. 駆動源と、
    複数の被駆動体と、を備え、
    前記複数の被駆動体のうち、少なくともいずれか1つの被駆動体の回転駆動に、請求項1ないし8のいずれか1項に記載の遊星歯車機構を用いる、
    ことを特徴とする画像形成装置。
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