JP2020016300A - 遊星歯車機構及び画像形成装置 - Google Patents
遊星歯車機構及び画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020016300A JP2020016300A JP2018140322A JP2018140322A JP2020016300A JP 2020016300 A JP2020016300 A JP 2020016300A JP 2018140322 A JP2018140322 A JP 2018140322A JP 2018140322 A JP2018140322 A JP 2018140322A JP 2020016300 A JP2020016300 A JP 2020016300A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- planetary gear
- planetary
- internal
- sun gear
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Retarders (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
Abstract
Description
駆動力を受けて回転する太陽歯車と、
筒体の内面に内歯が設けられ前記太陽歯車と同軸上に配置された内歯歯車と、
前記太陽歯車と前記内歯歯車とに噛み合い自転しながら公転する遊星歯車と、
前記遊星歯車の軸を支持し前記遊星歯車の公転により中心軸の廻りに回転する回転部材と、を備え、
前記遊星歯車は、前記太陽歯車と前記遊星歯車の噛み合い位置と、前記内歯歯車と前記遊星歯車の噛み合い位置が前記中心軸方向において重ならないように配置されている、
ことを特徴とする。
前記回転部材は、一端側が前記内歯歯車と同軸に回転支持され、他端側が前記太陽歯車と同軸に回転支持されている、
ことを特徴とする。
前記遊星歯車は、第1の歯数を有し前記太陽歯車と噛み合う第1の歯車部と、前記第1の歯数に比べて歯数が少ない第2の歯数を有し前記内歯歯車と噛み合う第2の歯車部からなる、
ことを特徴とする。
前記第2の歯数は前記第1の歯数の整数倍である、
ことを特徴とする。
前記太陽歯車及び前記第1の歯車部がそれぞれハスバ歯車である、
ことを特徴とする。
前記第2の歯車部及び前記内歯歯車がそれぞれハスバ歯車である、
ことを特徴とする。
前記回転部材は、第1円板部、前記第1円板部と相対する第2円板部、前記第2円板部から前記中心軸方向に突出し駆動力を出力する出力要素が一体として形成されている、
ことを特徴とする。
前記出力要素は、前記回転部材の駆動力を被駆動体に伝達する歯車式伝達機構、接触式継手機構、非接触継手機構のいずれかの入力要素である、
ことを特徴とする。
回転体と、
前記回転体を駆動する駆動源と、
前記駆動源の回転速度を減速して、前記回転体へ伝達する請求項1ないし8のいずれか1項に記載の遊星歯車機構と、を含む、
ことを特徴とする。
また、以下の図面を使用した説明において、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきであり、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。
尚、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とする。
図1は本実施形態に係る画像形成装置1の内部構成を示す断面模式図である。以下、図面を参照しながら、画像形成装置1の全体構成及び動作を説明する。
現像ユニット40各々は、現像ハウジング41に収容される現像剤を除いて同様に構成され、それぞれがイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)のトナー像を形成する。
定着トナー像が形成された用紙Pは、搬送ローラ対68を介して排出ローラ対69から画像形成装置1上面の排出トレイ1aに排出される。
図2は駆動源を含む遊星歯車機構100を示す縦断面図、図3は本実施形態に係る遊星歯車機構100を2段構成とした例を示す断面模式図、図4は内歯歯車120の構成を示す斜視図、図5は遊星歯車130の構成を示す斜視図、図6(a)はキャリア140の第1円板部141の支持軸141a側に視点をおいた斜視図、(b)はキャリア140の第2円板部142の出力軸143側に視点をおいた斜視図、図7は遊星歯車130のキャリア140への組み付けを示す斜視図、図8は内歯歯車120への遊星歯車130を回転支持したキャリア140の挿入を示す斜視図、図9(a)は正常状態におけるキャリア140の支持構造を説明する説明図、(b)は太陽歯車110と内歯歯車120の中心軸がずれた状態のキャリアの支持構造を説明する説明図である。
以下、図面を参照しながら遊星歯車機構100の構成と動作について説明する。
遊星歯車機構100は、図2に示すように、駆動源としてのモータMから駆動力を受けて回転する太陽歯車110、太陽歯車110と同軸上に配置された内歯歯車120、太陽歯車110及び内歯歯車120と噛み合い、自転しながら公転する複数の遊星歯車130、遊星歯車130の回転中心を支持し、遊星歯車130の公転により中心軸を回転中心として回転する回転部材としてのキャリア140、及び内歯歯車120を内部に回転不能に収容するケース体150、から構成されている。
太陽歯車110は、駆動源としてのモータMの出力軸に接続され、モータMの駆動力を遊星歯車130に伝達する。本実施形態においては、太陽歯車110には、遊星歯車130の第1歯車部131と噛み合うように外周面に第1歯車部131と同一の歯型が形成されている。
本実施形態においては、太陽歯車110と噛み合う遊星歯車130の第1歯車部131がハスバ歯車(図5 参照)であり、太陽歯車110はハスバ歯車として形成されている。
内歯歯車120は、図4に示すように、全体が中空部を有する矩形状の筒体121と、筒体121の内面121aの中央部に形成された内歯122からなる。尚、筒体121としては、ケース体150の形状に応じて適宜変更することができる。
筒体121は、ケース体150の内面に回転不能に嵌め込まれて固定され、後述するキャリア140に自転可能に回転支持された遊星歯車130の第2歯車部132が噛み合って、内歯歯車120の中心軸廻りに公転する。
(2.3)遊星歯車
遊星歯車130は、図5に示すように、第1の歯数Z1を有し太陽歯車110と噛み合う第1歯車部131と、第1の歯数Z1に比べて歯数が少ない第2の歯数Z2を有し内歯歯車120と噛み合う第2歯車部132からなる2段歯車として構成されている。これにより、遊星歯車機構100の減速比を必要に応じて設定するとともに、噛み合い周波数を必要に応じて選択することができる。
そして、第2歯車部132の第2の歯数Z2は第1歯車部131の第1の歯数Z1の整数倍となるように構成されている。
その結果、太陽歯車110と遊星歯車130と内歯歯車120が中心軸方向において同一位置で噛み合う構成に比べて、太陽歯車110、遊星歯車130及び内歯歯車120相互の振れ等に基づく噛み合い変動が抑制されて、遊星歯車機構100の出力側の速度変動を抑制することができる。
図6(a)、(b)に示すように、回転部材の一例としてのキャリア140は、第1円板部141、第1円板部141と相対する第2円板部142から構成されている。
第1円板部141には、中心軸方向に突出し、遊星歯車130を回転支持する支持軸141aが一体として形成されている。
第2円板部142の外面には中心軸方向に突出した出力軸143が一体として形成されている。
また、複数段重ね合わせて構成される場合には、図3に示すように駆動伝達方向最下流(最終段)以外のキャリア140は、出力軸143に太陽歯車110が取り付けられ遊星歯車130と噛み合って後段の遊星歯車機構100の入力軸となる。
本実施形態においては、遊星歯車130の第2歯車部132の第2の歯数Z2は第1歯車部131の第1の歯数Z1の整数倍となるように構成されているために、組み立て時に内歯歯車120と遊星歯車130の回転方向における位相管理を不要にすることができる。
このように構成される遊星歯車機構100は、図9(a)に示すように、キャリア140に自転可能に回転支持された遊星歯車130は、太陽歯車110と第1歯車部131の噛み合い位置と、内歯歯車120と第2歯車部132の噛み合い位置が遊星歯車機構100の中心軸方向において重ならないように配置されている。
モータMの駆動でモータMの出力軸に接続された太陽歯車110が回転駆動される。そして、太陽歯車110が回転駆動すると、3つの遊星歯車130の各々が、支持軸141aを回転中心として自転する。また、3つの遊星歯車130の第2歯車部132の各々は、内歯歯車120の内歯122と噛み合っているために、モータMの出力軸を中心として公転する。
そして、2段目の遊星歯車機構では、2段目の内歯歯車120と2段目の太陽歯車110とに噛み合う2段目の遊星歯車130が、2段目のキャリア140により支持されて、自転しながら2段目の太陽歯車110の外周を公転する。
そして、公転する遊星歯車130の支持軸141aを支持する2段目のキャリア140が減速回転する。減速回転する2段目のキャリア140の第2円板部142の外面には出力軸143が設けられており、出力軸143には3段に減速された回転が伝達される。
遊星歯車機構100は、太陽歯車110の回転、遊星歯車130の公転(キャリア140の回転)、内歯歯車120の回転のいずれかを固定、一つを入力、一つを出力に接続して使用される。
図10は本実施形態に係る遊星歯車機構100を被駆動体としての感光体ドラム31にカップリングで接続した感光体ドラム31の駆動伝達装置とした例を示す縦断面模式図である。
遊星歯車機構100は、入力側に駆動源としてのモータMが取り付けられ、ケース体150が画像形成装置1の筐体Fに取り付け板151を介して取り付けられている。
キャリア140の出力軸143は、カップリングCPで感光体ドラム31のシャフト31aと連結され、モータMの回転駆動が遊星歯車機構100で減速されて感光体ドラム31を回転駆動する。
10・・・制御装置
20・・・給紙装置
30・・・感光体ユニット
40・・・現像ユニット
50・・・転写ユニット
60・・・定着装置
100・・・遊星歯車機構
110・・・太陽歯車
120・・・内歯歯車
130・・・遊星歯車
131・・・第1歯車部
132・・・第2歯車部
140・・・キャリア
141・・・第1円板部
142・・・第2円板部
143・・・出力軸
M・・・モータ
Claims (9)
- 駆動力を受けて回転する太陽歯車と、
筒体の内面に内歯が設けられ前記太陽歯車と同軸上に配置された内歯歯車と、
前記太陽歯車と前記内歯歯車とに噛み合い自転しながら公転する遊星歯車と、
前記遊星歯車の軸を支持し前記遊星歯車の公転により中心軸の廻りに回転する回転部材と、を備え、
前記遊星歯車は、前記太陽歯車と前記遊星歯車の噛み合い位置と、前記内歯歯車と前記遊星歯車の噛み合い位置が前記中心軸方向において重ならないように配置されている、
ことを特徴とする遊星歯車機。 - 前記回転部材は、一端側が前記内歯歯車と同軸に回転支持され、他端側が前記太陽歯車と同軸に回転支持されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の遊星歯車機構。 - 前記遊星歯車は、第1の歯数を有し前記太陽歯車と噛み合う第1の歯車部と、前記第1の歯数に比べて歯数が少ない第2の歯数を有し前記内歯歯車と噛み合う第2の歯車部からなる、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊星歯車機構。 - 前記第2の歯数は前記第1の歯数の整数倍である、
ことを特徴とする請求項3に記載の遊星歯車機構。 - 前記太陽歯車及び前記第1の歯車部がそれぞれハスバ歯車である、
ことを特徴とする請求項3又は4に記載の遊星歯車機構。 - 前記第2の歯車部及び前記内歯歯車がそれぞれハスバ歯車である、
ことを特徴とする請求項3又は4に記載の遊星歯車機構。 - 前記回転部材は、第1円板部、前記第1円板部と相対する第2円板部、前記第2円板部から前記中心軸方向に突出し駆動力を出力する出力要素が一体として形成されている、
ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の遊星歯車機構。 - 前記出力要素は、前記回転部材の駆動力を被駆動体に伝達する歯車式伝達機構、接触式継手機構、非接触継手機構のいずれかの入力要素である、
ことを特徴とする請求項7に記載の遊星歯車機構。 - 回転体と、
前記回転体を駆動する駆動源と、
前記駆動源の回転速度を減速して、前記回転体へ伝達する請求項1ないし8のいずれか1項に記載の遊星歯車機構と、を含む、
ことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018140322A JP2020016300A (ja) | 2018-07-26 | 2018-07-26 | 遊星歯車機構及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018140322A JP2020016300A (ja) | 2018-07-26 | 2018-07-26 | 遊星歯車機構及び画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020016300A true JP2020016300A (ja) | 2020-01-30 |
Family
ID=69581370
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018140322A Pending JP2020016300A (ja) | 2018-07-26 | 2018-07-26 | 遊星歯車機構及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2020016300A (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5127779U (ja) * | 1974-08-22 | 1976-02-28 | ||
JP2010216535A (ja) * | 2009-03-16 | 2010-09-30 | Ricoh Co Ltd | 遊星歯車減速装置及び画像形成装置 |
JP2012008558A (ja) * | 2010-05-25 | 2012-01-12 | Ricoh Co Ltd | 回転駆動装置及び画像形成装置 |
JP2014055653A (ja) * | 2012-09-13 | 2014-03-27 | Aisin Seiki Co Ltd | 遊星歯車減速機構 |
JP2014095416A (ja) * | 2012-11-08 | 2014-05-22 | Fuji Xerox Co Ltd | 駆動力伝達装置および画像形成装置 |
JP2015068498A (ja) * | 2013-10-01 | 2015-04-13 | 株式会社ジェイテクト | 歯車装置 |
-
2018
- 2018-07-26 JP JP2018140322A patent/JP2020016300A/ja active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5127779U (ja) * | 1974-08-22 | 1976-02-28 | ||
JP2010216535A (ja) * | 2009-03-16 | 2010-09-30 | Ricoh Co Ltd | 遊星歯車減速装置及び画像形成装置 |
JP2012008558A (ja) * | 2010-05-25 | 2012-01-12 | Ricoh Co Ltd | 回転駆動装置及び画像形成装置 |
JP2014055653A (ja) * | 2012-09-13 | 2014-03-27 | Aisin Seiki Co Ltd | 遊星歯車減速機構 |
JP2014095416A (ja) * | 2012-11-08 | 2014-05-22 | Fuji Xerox Co Ltd | 駆動力伝達装置および画像形成装置 |
JP2015068498A (ja) * | 2013-10-01 | 2015-04-13 | 株式会社ジェイテクト | 歯車装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7751746B2 (en) | Device for driving rotary body with mechanism for dampening fluctuation in rotation velocity | |
US8585537B2 (en) | Driving device and image forming apparatus | |
CN102402152A (zh) | 驱动传递装置以及图像形成装置 | |
WO2016163203A1 (ja) | 駆動伝達装置、及び、画像形成装置 | |
JP6657652B2 (ja) | 駆動力伝達装置及び画像形成装置 | |
JP6398956B2 (ja) | 駆動伝達機構及びそれを備えた画像形成装置 | |
KR101139245B1 (ko) | 화상형성장치용 구동장치와 이를 가지는 화상형성장치 | |
JP2014095416A (ja) | 駆動力伝達装置および画像形成装置 | |
JP2017037255A (ja) | 駆動力伝達装置及び画像形成装置 | |
JP6743390B2 (ja) | 駆動伝達装置及び画像形成装置 | |
JP2002340005A (ja) | 駆動力伝達装置、画像形成装置および現像装置 | |
JP2020016300A (ja) | 遊星歯車機構及び画像形成装置 | |
JP6645288B2 (ja) | 駆動機構及び画像形成装置 | |
JP4110760B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2015081638A (ja) | 回転駆動装置、及び画像形成装置 | |
JP6481656B2 (ja) | 遊星歯車機構及び画像形成装置 | |
JP2007025731A (ja) | 像担持体の駆動装置及びその駆動装置を有する画像形成装置 | |
JP2011214588A (ja) | 駆動伝達機構及びそれを備えた画像形成装置 | |
JP5380344B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP7091717B2 (ja) | 遊星歯車機構、駆動装置及び画像形成装置 | |
JP5297932B2 (ja) | ギヤ機構および画像形成装置 | |
JP6565372B2 (ja) | 駆動力伝達装置及び画像形成装置 | |
JP2008058360A (ja) | 駆動連結機構、駆動装置、現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
CN100517100C (zh) | 旋转式显影装置 | |
JP2000347472A (ja) | 画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220428 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220502 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220614 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20221018 |