JP7721217B2 - 熱風発生用ヒータ及びその碍子 - Google Patents
熱風発生用ヒータ及びその碍子Info
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Description
図10に示した碍子70は、円柱形状を有するいわゆるレンコン碍子と呼ばれるものであって、その軸方向に多数の気体流通孔75、75、…が設けられ、該気体流通孔75のそれぞれに抵抗加熱合金から成る螺旋状に巻回された電熱線が配線されるものである。
この碍子70は、その適数個を軸方向に配列し、それぞれの気体流通孔75の位置を合致させて重ね合わせ、熱風発生用ヒータ内に配備される。
図中右端側の気体の供給口81と、図中左端側の熱風の吐出口82を有するヒータ収納体83の内部には上記碍子70が4個軸方向(気体流通方向D)に直列に配列され、固定されている。
異常過熱防止用の熱伝対等の温度センサは、図示はしていないが、中央部分に位置する何れかの気体流通孔75に配設することができる。この場合には螺旋状に巻回された電熱線の中心部分に挿通させて配置することとなる。
吐出温度を感知する吐出温度感知センサTは、ヒータ収納体83内の最も吐出口側に位置する碍子の前方にヒータ収納体83の外部から配設される。
碍子に配線される電熱線が、送風気体の急激増加(気体流通孔を通過する風速の変化)、或は重力により、力の負荷される方向へ伸びてしまい(螺旋状に巻回された電熱線の隣接する線と線の間の距離(ピッチ)にムラが出る)、これによる異常過熱によって各気体流通孔内を通過する風量が変わってしまうため、高温熱風を安全に長期にわたり吐出することが出来ない。
この電熱線の伸長の問題は、電熱線に電流を流すと磁界が発生し、この磁界による電熱線の振動によっても促進される可能性がある。
碍子による電熱線の保持が不十分で、機械的振動又は磁界的振動に弱い。電熱線は碍子の気体流通孔に挿通されて配線されているだけなので、碍子によって電熱線は保持されていない。
下記特許文献1に記載の発明は、碍子と電熱線との組み合わせを工夫することにより、碍子自体が電熱線を保持せずとも、800℃から1000℃程度の高温熱風を連続吐出させることができる熱風発生用ヒータを提供することがその課題であり、更にその軽量化、省資源化、コンパクト化、及びコスト低減化をも図り、尚且つ従来のヒータよりも性能を向上させること、即ち、その送風気体への熱交換効率を向上させ、従来のもの以上の連続吐出気体温度を得ることができるようにすることがその課題であった。
尚、実験室では高温熱風は約1300℃程度吐出することができるのであるが、本願においては、営業運転が可能な、即ち何ら支障なく連続運転可能な上記温度範囲の熱風の吐出ができるものを提供することを目的としている。
当該一つの碍子において、横に整列された気体流通孔同士の上下の中央部を横方向に分割して略同一形状の構成分割碍子としてこれらを重ね合わせることによって前記一つの碍子が形成され、
更に、それぞれの構成分割碍子の中央部を横方向に分割して単位分割碍子とし、
これら単位分割碍子を上下に重ね合わせることにより前記一つの碍子が形成されることを特徴とする熱風発生用ヒータである。
これは、従来、電熱線の外側表面(巻回された電熱線の外縁の面)と碍子内壁面との間隔を狭め、その間隔内に強制的に気体を流通させることにより熱交換効率を向上させるという概念を覆すもので、後の実験結果によってそれが判明する。
この碍子間での送風気体の混合・混和によって、送風気体のそれぞれの気体流通孔内での温度むら(温度相違)が解消され、一定の昇温が実現される。これが各碍子間の空間で繰り返し行われることとなり、その結果送風気体への熱交換効率がより向上する。
更に、この碍子間の間隔によって各気体流通孔内を通過する風量をほぼ同じ量にすることもでき、電熱線から送風気体への熱変換効率をより向上させることができる。
即ち、前記碍子の正面視外形形状を略矩形形状とし、前記気体流通孔を正面視縦長の略矩形形状とし且つ正面視縦横に複数整列させて設け、当該一つの碍子において、横に整列された気体流通孔同士の上下の中央部を横方向に分割して略同一形状の構成分割碍子としてこれらを重ね合わせることによって前記一つの碍子が形成され、更に、それぞれの構成分割碍子の中央部を横方向に分割して単位分割碍子とし、これら単位分割碍子を上下に重ね合わせることにより前記一つの碍子が形成されるように構成した。
これにより、電熱線の碍子への配線が容易となり、ヒータの組付けが容易となる。
即ち、前記構成分割碍子の上面部及び下面部に凹所を設け、更に、前記構成分割碍子の下面と上面とが接合する両端部分を除く中間部分に隙間を形成し、且つ、上記単位分割碍子同士の気体流通孔側の接合部分でその両端部分を除く中間部分に隙間を設け、これにより碍子の肉厚を薄くすることができ、且つ、その熱膨張等を考慮した形態とした。
まず、本発明に至る開発の経緯について実験方法も含めて概説する。
試作機2は、上記試作機1に用いた碍子の気体流通孔の断面形状を変更し(電熱線の外縁表面と気体流通孔壁面との空間を狭くし)、水平方向に6分割した形状を有する碍子(図6で後に説明する。)を用いたものである。
試作機3が本発明に係る碍子を用いた熱風発生用ヒータである。
使用する発熱体(ヒータ線/電熱線)の材料に関しては、寿命に関する設計要因を考慮し、発熱体の最高共用温度として安全率を加味して1300℃から1350℃の耐熱効果を有する発熱体材料を用いた。
(販売する製品に関する性能について)
実験を繰り返し行う途中で、吐出口の温度は、ユーザーの要望も色々とあり、また碍子を通過する風量も変更できるようにして、それら条件が変わっても、吐出口の最高吐出熱風温度は変化なく使用できるような製品が要求される。
例えば、運転するとほぼ同時に高温熱風を吐出させたい場合、また運転途中で風量を極端に少なくしても、初めに設定した吐出温度はキープしたい、というような場合があるため、製品本体には、発熱体の近くに、数か所、温度センサを取り付けて、あらかじめ各部分の温度を個別制御することにより、オーバーヒート又は発熱体の断線事故などの問題を解決する必要がある。
試作機1について
熱風発生機用の碍子製作において、考慮することは熱的特性(最高使用温度)、電気的特性(絶縁耐力)、機械的特性(圧縮・曲げ強度)、通気性を考えての断面積の形状(エアーの流れを左右する)、発熱体の保持方法、発熱体と気体(エアー)との熱交換効率、生産性コストなどを考えて設計するが、この試作機1の碍子では、試験運転を行うと、碍子の表面温度が900℃を超えると、碍子の機械的特性の限界値を超えて碍子にクラック(ヒビ割れ)が発生した。
当然、そのクラック防止策として、問題の場所にスリット(1ミリ幅)加工を施したが、熱風発生温度800℃までの製品に搭載することとした。
次に、試作機2においては、上記試作機1の問題点を取り除いた碍子形状とした。碍子材料の特性もアルミナ系材料を50%ほどブレンドした。
試作機1と比較して、発熱体の周囲(外側表面)を通過する碍子の断面積を10%ほど少なくなる形状にした。これによる発熱体を通過する気体の風速アップで熱交換効率が上がることを期待したが、試験運転の結果判明したことは、1000℃の熱風を発生した場合、発熱体の一番温度の高い部位で約1300℃以上となることが分かった。
原因は発熱体から発した赤外線が碍子に伝播し、碍子の温度が異常に上昇し、肝心な発熱体と気体との熱交換効率が下がる傾向を示した。
試作機2では、発熱体を保持又は支持するための形状工夫の限界が見えて来たので、新たな碍子を設計し、創案し、本発明に係る試作機3を完成させた。
一般的には、無風状態で、発熱体の両端に電圧を加えると、発熱体表面は加熱され温度が上昇し、同時に赤外線を放射し、更に電圧を上げると発熱体自身の温度が高くなり、発熱体から赤外線の量もウナギ上りに上昇する。
この赤外線だけで空気を直接加熱するのは、ほぼ無理なため、一つの工夫として赤外線を碍子表面で取り込み碍子を加熱して、そこで空気との熱交換をすればとの考えもあるが、上記試作機2の碍子形状で試験運転をした結果、その形状では発熱体の外側表面と碍子との距離が少ないことが原因で、発熱体の外側表面の温度が上がり過ぎて、発熱体が溶断線した。当然碍子全体も赤外線により高温になり、試験の結果は、吐出口側の熱風温度は1050℃が限界であった。
この試作機3は、上記試作機1及び2の問題点を改良した設計で、まず発熱体が発する熱が碍子に籠らないように、碍子の気体流通孔の上下の寸法を長く変更した。
高温熱風発生中に、加熱される気体(空気)が碍子内に流れ込み、発熱体に触れ、当該発熱体を気体が押すこととなるが、この気体を押す力(風圧)が、高温になり軟化した発熱体を押し出さないように(動かないように)、発熱体が装填された気体流通孔の壁面に複数の上下方向突条部を設けた。またこれらの上下方向突条部によって、発熱体は必ずしも水平方向ばかりでなく、あらゆる使用方向で使用できるように改善した。
以上の構成により、試作機3の試験運転の結果は、素晴らしい性能を発揮したのである。
試作機3等の試験運転結果は後に示す。
図1は、本発明に係る熱風発生用ヒータの一実施形態の外観を示し、その吐出口部分を取り除いた状態を図示している。
図2が上記実施形態に係るヒータに装備されている碍子を示し、その(A)が横断面図(単位分割碍子の平面図)、その(B)が正面図、その(C)が一部縦断面図である。
図1において、ハウジング10の手前側(左下側)が吐出口側で、その反対側の向こう側が気体供給口側である。
即ち、碍子20の気体流通孔25の前後方向(気体流通方向)をハウジング10の気体流通方向に合致させるように複数個所定間隔を置いて配列されている。
螺旋状に巻回された電熱線15は、上記気体流通孔25内に配線される。(図1では図示省略している。)
このように6個の単位分割碍子21を利用して1ブロックの碍子を形成するようにしたのは、気体流通孔25内に電熱線15を配線し易く、組み付け容易とするためであり、且つ、電熱線15を支持する碍子21の壁の厚みを薄くするためである。
試作機1で使用した碍子では、1ブロックが1個の単一のものからなり、後に説明するように横方向に並んだ気体流通孔の上下の間に空間部を設けることが出来なかったのである。
即ち、その正面視形状を縦長の略矩形形状とし、その天井部と底面部の略中央部の前後方向(気体流通方向)には気体流通孔25の中心部に向かって突出する前後方向突条部23がそれぞれ設けられている。
これらの前後方向突条部23、23が螺旋状に巻回された電熱線15の上縁部及び下縁部を支持する。
これら両側側面部に設けた上下方向突条部24、24は、螺旋状に巻回された発熱体15のピッチ間に適合して、電熱線15の吐出口側への動きを防止する。
各ブロックの間には適宜間隔を空けて配置するのであるが、そのブロック間の間隔は同一間隔であってもよいが、吐出口に向かって徐々にその間隔を狭く設定することが好ましい。
この図に示した単位分割碍子21の2個を上下対称に重ね合わせて、即ち、その気体流通孔25の開口部同士を合体させるようにして、更に換言すると、一方の単位分割碍子21を180度回転させて合体させるようにして上記構成分割碍子22が完成し、この構成分割碍子22を3個分上下に重ね合わせて1ブロックの碍子20が完成する。
電熱線の上下の間隔をより大きく保つためである。
これらの上下方向突条部24、24は、気体流通孔25内に配線される電熱線の螺旋のピッチ間に適合するように形成されたものである。
この凹所26を形成することにより、1ブロックの碍子20の構成分割碍子22同士の間に空間を形成することができることなり、碍子の壁を薄くすることができ、その製造コストの低減化も図ることができる。
ヒータの性能に影響する大切な測定ポイントは3点あり、この3点の計測が不確実の場合、販売した製品は致命的なトラブルに見舞われる。
1.吐出口の熱風温度(顧客が求める熱風温度)
2.電熱線の先端(吐出口部位)温度(発熱体が一番高温になっている場所)
3.先端の電熱線を支持している碍子の一番高温になっている場所
発熱体の使用に関する、基本設計は、発熱体メーカが述べている、電気炉設計の要点として、加熱する気体の雰囲気、使用する炉温度、炉電力、炉電圧、壁面負荷(炉面積)、炉温度に対しての発熱体の表面負荷、発熱体の形状(巻き線の場合、線径に対しての芯径など)は発表している。しかし巷間では、熱風発生機に応用するデータは皆無である。
世間には簡単な資料として、従来からある発熱体と碍子を使用して、その碍子に発熱体を挿入して、それに気体(一般の室内空気)を送風機で送り込むと、簡単に出口側からは熱風となり、その目的は達成される。
しかし、工業熱風発生機を製造している者としては、ユーザーの要求が高度に変化しつつ、それは、碍子と発熱体に気体を送る場合の圧力損失の改善、高温熱風温度の要求800℃次に900℃、それから1000℃、現在では1100℃以上と要求する吐出温度が高くなってきている。
そして、大切な効率、寿命、安全性などの要求が求められる。
その中に、コイル状に巻回した発熱体を置き、発熱体を中央において、それを安定支持するために、細い縦長の柱で発熱体を受け、他方、左右のすき間にも若干の余裕を持たせたが、このままでは発熱体が風圧を受けると、コイルは風圧で押されて移動するので2か所に上下方向突条部の出っ張りを設けた。電熱線のコイルが移動と脈動を繰り返すと、コイルと碍子が擦れて、その結果コイルの寿命に関わる酸化被膜を傷つけることになるからである。
次に、スパイラルコイルの外側断面積に対して、縦長長方形の断面積は2.5倍から3倍ぐらいが理想であることが判明した。
他方、4倍以上にすると、今度は発熱体が異常加熱し溶断してしまうのである。
図5は、試作機1に係る熱風発生用ヒータ及び碍子を示し、その(A)がヒータの吐出口側から見た正面概念説明図(吐出口部分を分離した状態)、その(B)が側面概念説明図、その(C)が碍子の平面図、その(D)が碍子の正面図である。
この碍子50の紙面表裏方向(気体流通方向/図5(A)(D)参照)には送風気体が流通する気体流通孔55を縦に3個横に4個、合計12個、縦横に整列させて設けている。
それぞれの気体流通孔55は横断面略円形である。
図示はしていないが、電熱線としてはオーステナイト系抵抗加熱合金を利用している。
上記突条部53同士の間の溝条部54の存在により、送風気体は、気体流通孔55内に強制的に送り込まれ、電熱線の内周部及び外周部と強制的に接触して電熱線から熱を奪い、同時に上記碍子50の突条部53からもより有効に熱を奪うことが可能となる。
上記碍子50は、図5(B)から解る通り、気体流通方向Dに5個、略平行にハウジング内に配列される。
が側面図(左右側面図同一)、その(C)が平面図(底面図と同一)である。
この試作機2では、本発明に係る碍子と同様に、その全体形状を略矩形形状とし、横方向に4個、上下に3個の気体流通孔65を、縦横に整列させて設けている。
これらの凹条部66に送風気体が流通して、電熱線の外周部から熱を奪うこととなる。
これによって電熱線から送風気体へ或いは碍子への熱交換効率を向上させることが目的であったが、既に述べたようにその効率は却って悪くなってしまった。
これにより、各単位分割碍子61の底面又は上面には凹所68が形成される。
同様に、単位分割碍子61同士が合体する接合面であって、その前端部と後端部で、その両端部分を除き隙間69を設けている。
また、上記隙間69の正面視中央部分には、熱電対等の温度センサ用のセンサ用貫通孔71が2個設けられている。
尚、この試作機2は、本発明を完成させる途上で製作されたもので、製品化は行っていないし、本発明が完成したことにより製品化の予定も消滅したものである。
そこで、上記センサ用貫通孔71等を設けた本発明に係る試作機3の単位分割碍子を図4に示した。
この図4では、上記試作機2に設けた隙間69、70は図示省略しているが、当然設けることが可能である。
この部分は、碍子の肉厚が薄いため、レーザー加工機により一瞬に形成できる。
同様に単位分割碍子21の底面に設けた検温穴72も碍子の肉厚が薄いために一瞬に加工できるのである。
他方、そのデメリットは、熱電対のリード線と二つ穴絶縁管が共に高温に晒されるために寿命が短くなる点である。
リード線の線径を太くすれば、絶縁管の外径も大きくなり、送風気体の流通断面積が小さくなり、送風気体への熱伝導効率も悪くなり、アンバランスとなる。
試作機1の碍子では、汎用品でもあり、熱電対はどこにでもセットできるように、1個の碍子にセンサ用貫通孔を12個設けている。
このような検温穴72を設けて、温度測定を行うことが極めて理想的であることも判明した。
例えば、600℃の熱を蓄熱してから、送風スタートすれば、約500℃位の熱風をほぼ瞬時に吐出できる。
顧客からの要望としては、ホットスタート800℃或いは950℃というような場合もあり、このような場合には、安全回路として発熱体内部には温度センサを個別に顧客の要望に合致するように数本の熱電対を組み込む必要が出て来る。
図4には、4つのセンサ用挿通孔71を4個設け、検温穴72を1個設けたものを図示しているが、これらは必要に応じてセンサの数に応じてレーザー加工できる。
このようなセンサの配設方法は業界初のものである。
熱電対の線径が太い場合には、その挿通孔71や検温穴72の大きさも適宜所望のサイズに設計変更して容易に加工することも可能となるのである。
図7は、試作機2の実験結果を示すグラフである。
図8は、本発明の上記実施形態に係る試作機3の実験結果を示すグラフである。
図中、イが吐出口熱風温度を示し、ロが電熱線表面温度(吐出口部)を示し、ハが碍子温度(吐出口部分)を示している。
上記表1には示していないが、上記試作機3の碍子による最終の実験結果は以下のとおりであった。
(イ) 吐出口熱風温度は1277℃、その時点での(ハ)碍子周辺温度が1350℃、(ロ)ヒータ(電熱線コイル)温度が1293℃であった。
即ち、(ハ)-(ロ)/1350-1293=57で、碍子と電熱線の温度差がたったの57℃であり、素晴らしい結果を得ることができたのである。
上記実施形態においては、1ブロックの碍子において横方向に6個、縦方向に3個の気体流通孔を設けたが、これらの気体流通孔の縦横の数は適宜変更可能である。
これにより、電熱線の碍子への配線が容易となり、ヒータのアッセンブリが容易となる。
更には、上下に位置する単位分割碍子同士(又は構成分割碍子同士)の間に空間も設けることができ、碍子の肉厚も薄くすることができる。
これにより、稼働中のヒータにおける所望の位置での温度測定が可能となり、適宜装置の温度制御を行うことができることとなる。
この温度センサ用挿通孔は、レーザー加工により後加工することができ、図4に示した通り、センサ用挿通孔及び検温穴を設けることができる。
15 電熱線
20 碍子
21 単位分割碍子
22 構成分割碍子
23 前後方向突条部
24 上下方向突条部
25 気体流通孔
26 凹所
27 突条部
28 窪み
50、60 碍子
51 凹所
53 突条部
54 溝条部
55、65 気体流通孔
56 孔部
58 供給口
61 単位分割碍子
62 構成分割碍子
63、64 前後方向突条部
66 凹条部
68 凹所
69、70 隙間
71 センサ用貫通孔
72 検温穴
Claims (13)
- ハウジング内に複数の碍子を配列し、これらの碍子に設けられた複数の気体流通孔に螺旋状に巻回した電熱線を挿通し、ハウジングの供給口からエアーを供給してその吐出口から高温熱風を吐出させることができる熱風発生用ヒータにおいて、
前記気体流通孔の形状を、正面視左右の長さよりも上下の長さを大きく形成し、
この気体流通孔の上下の天井部及び底面部にはそれぞれ前後方向突条部を気体流通方向に形成し、
この気体流通孔の左右の両側面部にはそれぞれ1又は2以上の上下方向突条部を上下方向に形成し、
これにより、天井部及び底面部に設けた前後方向突条部が前記電熱線の上縁部と下縁部を支持することができ、
且つ、左右の両側面部に設けた上下方向突条部が螺旋状に巻回された電熱線のピッチ間に配置され、
これら碍子を気体流通方向に所定間隔を維持して略平行に配列したことを特徴とする熱風発生用ヒータ。 - 前記碍子の正面視外形形状を略矩形形状とし、前記気体流通孔を正面視縦長の略矩形形状とし且つ正面視縦横に複数整列させて設け、
当該一つの碍子において、横に整列された気体流通孔同士の上下の中央部を横方向に分割して略同一形状の構成分割碍子としてこれらを重ね合わせることによって前記一つの碍子が形成され、
更に、それぞれの構成分割碍子の中央部を横方向に分割して単位分割碍子とし、
これら単位分割碍子を上下に重ね合わせることにより前記一つの碍子が形成されることを特徴とする請求項1に記載の熱風発生用ヒータ。 - 前記碍子の構成分割碍子の上面部及び下面部に凹所を設け、更に、前記構成分割碍子の下面と上面とが接合する両端部分を除く中間部分に隙間を形成し、且つ、上記単位分割碍子同士の気体流通孔側の接合部分でその両端部分を除く中間部分に隙間を設けたことを特徴とする請求項2に記載の熱風発生用ヒータ。
- 前記気体流通孔の上下の長さを前記螺旋状に巻回した電熱線の外径の2倍以上3倍以下としたことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の熱風発生用ヒータ。
- 前記一つの碍子を上下方向及び/又は横方向に並列させてヒータ容量を変更できることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の熱風発生用ヒータ。
- 気体流通方向に配列された前記碍子の間隔を吐出口に向かうにしたがって狭く設定したことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の熱風発生用ヒータ。
- 前記構成分割碍子同士が接合する接合面に熱電対等の温度センサを挿通するためのセンサ挿通孔を気体流通方向に複数設けたことを特徴とする請求項2乃至6の何れか1項に記載の熱風発生用ヒータ。
- ハウジング内に複数の碍子を配列し、これらの碍子に設けられた複数の気体流通孔に螺旋状に巻回した電熱線を挿通し、ハウジングの供給口からエアーを供給してその吐出口から高温熱風を吐出させることができる熱風発生用ヒータ内で用いられる碍子において、
当該碍子の気体流通孔の形状を、正面視左右の長さよりも上下の長さを大きく形成し、
この気体流通孔の上下の天井部及び底面部にはそれぞれ前後方向突条部を気体流通方向に形成し、
この気体流通孔の左右の両側面部にはそれぞれ1又は2以上の上下方向突条部を上下方向に形成し、
これにより、天井部及び底面部に設けた前後方向突条部が前記電熱線の上縁部と下縁部を支持することができ、
且つ、左右の両側面部に設けた上下方向突条部が螺旋状に巻回された電熱線のピッチ間に配置され、
この碍子の正面視外形形状を略矩形形状とし、前記気体流通孔を正面視縦長の略矩形形状とし且つ正面視縦横に複数整列させて設け、
この一つの碍子において、横に整列された気体流通孔同士の上下の中央部を横方向に分割して略同一形状の構成分割碍子としてこれらを重ね合わせることによって前記一つの碍子が形成され、
更に、それぞれの構成分割碍子の中央部を横方向に分割して単位分割碍子とし、
これら単位分割碍子を上下に重ね合わせることによりこの一つの碍子が形成されることを特徴とする熱風発生用ヒータの碍子。 - 前記碍子の構成分割碍子の上面部及び下面部に凹所を設け、更に、前記構成分割碍子同士の下面と上面とが接合する正面側と背面側の両端部分を除く中間部分に隙間を形成し、且つ、上記単位分割碍子同士の接合部分でその正面側と背面側の両端部分を除く中間部分に隙間を設けたことを特徴とする請求項8に記載の熱風発生用ヒータの碍子。
- 前記気体流通孔の上下の長さを前記螺旋状に巻回した電熱線の外径の2倍以上3倍以下としたことを特徴とする請求項8又は9に記載の熱風発生用ヒータの碍子。
- 前記構成分割碍子同士が接合する接合面に熱電対等の温度センサを挿通するためのセンサ挿通孔を気体流通方向に複数設けたことを特徴とする請求項8乃至10の何れか1項に記載の熱風発生用ヒータの碍子。
- 請求項8に記載した熱風発生用ヒータの碍子を構成するところの構成分割碍子。
- 請求項8に記載した熱風発生用ヒータの碍子を構成するところの単位分割碍子。
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| JP2023063866A (ja) | 2023-05-10 |
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