JP7699447B2 - 撮像光学系、撮像装置及び移動体 - Google Patents
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Description
こうした撮像光学系のうち、特に車載用や監視用等、所謂センシングに用いられる撮像光学系は、屋外での使用機会も多く、温度変化が大きい環境や、繰り返し温度変化が生じる等の過酷な環境下で使用される。
センシングに用いられる撮像光学系においては、このような周囲環境の変化によっても光学的性能の変動が小さいことが求められている。
また、例えばレンズユニットにおいては、温度環境の変化により、レンズユニットを構成するレンズが光軸に対して垂直方向に変位し、レンズの相対的な位置関係が変化してしまうことがある(以下、レンズ偏心と言う)。このレンズ偏心により、撮像面全体で光線の結像位置ずれを引き起こす。
センシングに用いられる撮像光学系においては、温度変動時の解像度の維持に加えて、こうしたレンズ偏心を抑えてセンシング対象となる物体の大きさや形状を正確に取得するために、温度変化前後での対象物体の結像位置を維持する(光軸に対し垂直方向の結像位置の変化を抑制する)ことが求められている。
図1は、物体側、すなわち被写体側である前面側からみたデジタルカメラ100の外観を模式的に示している。
同様に図2は、撮影側である背面側から見たデジタルカメラ100の外観を模式的に示している。
デジタルカメラ100はまた、図3に示すように、筐体5の内部に制御部の中央演算装置たるCPU11と、画像処理部12と、受光素子13と、信号処理部14と、半導体メモリ15と、通信カード16と、を有している。
このような画像を保存する記憶部あるいは記憶媒体として、半導体メモリ15に保存する他例えば通信カード16を用いて外部の情報処理端末へと送信しても良いし、メモリカードスロット9に挿入されたメモリーカードを用いても良い。
なお、本実施形態では液晶モニタ7を表示装置として用いているが、かかる構成に限定されるものではなく、有機ELディスプレイやその他の表示装置を用いても良い。
本実施形態では、操作者が電源スイッチ6を操作して電源を投入すると、レンズバリアが開いて撮像光学系1の最も物体側のレンズの対物面が筐体5から露出する。
デジタルカメラ100に用いられる撮像光学系1は、本実施形態では所謂レトロフォーカスタイプに類する光学系である。
また、撮像素子との間に光学的ローパスフィルタおよび赤外カットフィルタ等のようなフィルタ類を配置するスペースを確保し、センシング用途に適した光学性能の実現を図っている。
撮像光学系1の配列構成において、第3レンズL3と接合レンズL45との間には、開口絞りSが配置され、第6レンズL6よりも像面側には、赤外線カットフィルタ、ローパスフィルタ等のガラスフィルタF1が配置されている。さらに、その像面側には、カバーガラスCGを配置している。また、最も像面側は当然のことながら受光素子13の受光面IMGである。
撮像光学系1は、かかる構成によって、受光素子13の受光面IMG上に被写体像を結像させる結像光学系である。
かかる第1レンズL1により、負の屈折力を保ちつつ、歪曲収差の調整を可能とする。また、撮像光学系1の広画角とバックフォーカスとを確保するためには、広範囲の画角で軸外主光線を屈曲させるために、第1レンズL1にはある程度大きな負の屈折力が求められている。
第1レンズL1において歪曲収差の調整を行うことにより、撮像光学系1を構成する各レンズの歪曲収差の発生を調整することができて、レンズ偏心による光軸ズレ分布の感度を落とすことができる。
このような歪曲収差の調整には、軸外主光線がレンズ面へ入射する角度を調整すると効果があることが知られているが、前述のような負の屈折力を持たせることが難しい。
そこで、第1レンズL1ではある程度の負の屈折力を維持しながら、撮像面全体で光線の結像位置ずれを最小限に抑えられるように、物体側に凸面を有するメニスカス形状により、光線の結像位置ずれを最小限としている。
接合レンズL45により、色収差の抑制や高次収差の制御に効果がある。また、第4レンズL4、第5レンズL5とを接合すると、個々のレンズにおける偏心敏感度が高い場合にも、配置誤差を抑制することができるため、組み立て時の精度向上に寄与する。
このように、非球面レンズの枚数を制限することによれば、高価な非球面レンズに頼らずに結像性能を確保できるので、低コスト化に寄与する。
また条件式(2)は、画角内における射出瞳距離の比率を撮像面内で0.9より大きく1.1より小さい範囲で制限することにより、環境温度の変化による撮像面内の像高ずれを抑えることができる。
射出瞳距離の比率が画角内において大きすぎるときには、レンズ偏心時に画像面内における光軸ズレの変化量が大きく差が生じてしまうこととなる。この場合には、各レンズのパワーを十分に抑えられていたとしても、光軸ズレの性能を十分に満足することが困難である。
従って、本発明では、条件式(1)を満足する広角レンズを用いた撮像光学系1は、条件式(2)をも満足し、射出瞳距離の比率が画角内で所定の範囲内に収まるように設けられている。かかる構成により、環境温度の変化によって生じる撮像面内の像高ずれを抑えることができる。
かかる構成により、撮像光学系1は、条件式(1)に示すような広画角を保っている。
これは例えば、温度変化によって生じる熱膨張等による光路長の変化や、レンズの取り付け部分の熱膨張による所謂シフトやティルトに加えて、硝材の屈折率の変化によっても生じる。
そこで本実施形態では、撮像光学系1を構成する複数のレンズのうち、比較的屈折力の大きい第1レンズL1、第2レンズL2、第6レンズL6のうちの少なくとも1つのレンズについて、次の条件式(3)を満たす。
なお、波長領域580nm~640nmの波長λの光に対する0℃~20℃の空気中における相対屈折率温度係数dn/dtとした。
正の屈折力をもつレンズにおいて温度が上昇した場合に、相対屈折率温度係数が正の場合、焦点位置はマイナス側へシフトする。
同様に、相対屈折率温度係数が負の場合、焦点位置はプラス側へシフトする。
負の屈折力をもつレンズにおいて温度が上昇した場合には、上記とは逆に相対屈折率温度係数が正の場合、焦点位置はプラス側へシフトする。
同様に、相対屈折率温度係数が負の場合、焦点位置はマイナス側へシフトする。
なお、かかる構成は、実際には後述するように温度変化によって生じる鏡筒20と各レンズとの熱膨張による空気間隔(面間隔)の変化で生じた焦点位置のズレを補正するように構成することがより好ましい。したがって、本実施形態においては特にレンズを構成する材質によって生じるピント位置のずれは、条件式(3)、(4)をそれぞれ満足する一対のレンズによって、温度変化時の焦点位置の変動を抑制する。
そこで、本実施形態では、第1レンズL1について、レンズ偏心時における位置の変動を抑制するために、支持構造体である鏡筒20と押さえ環23とによって、図5に示すように保持されている。なお、本実施形態では、鏡筒20は、別途取り付け可能な押さえ環23との間に第1レンズL1を取り付けて固定する方式としたが、かかる構成に限定されるものではない。また、本実施形態では、鏡筒20と、押さえ環23とを包括して撮像光学系1のレンズを支持するための「支持構造体」として機能する。
さらに、第1レンズL1の第2側面L1bは第1側面L1aの径よりも小さくなるように設けられている。
言い換えると、第1レンズL1は、鏡筒20に当接して位置決めされる側面から突出した突出部を有しており、当該突出部の外周側の側面は、鏡筒20及び押さえ環23とは当接しないように空隙部22が設けられている。
一方、大径の位置において第1レンズL1の位置決めを行うこととすると、僅かな取り付け精度の差や、レンズの光軸方向に垂直な面からの倒れが生じてしまった場合に、レンズ偏心量が大きくなってしまうという課題も生じてしまう。
このとき第1側面L1aは鏡筒20の内部空間には装着されない形状としているため、レンズ側面L1aが鏡筒20の内壁面21から押されることはない。さらに、第1レンズL1の取り付け時には、第1レンズL1の第2側面L1bを鏡筒20の内部空間に装着されるように光軸方向に沿って挿入し、押さえ環23によって前面から押さえる態様で固定されるので、組み立て時の精度の確保も容易である。
このように、レンズの半径方向の位置決め保持される第2側面L1bの径:φ1bを第1側面L1aの径:φ1aよりも小さくしているので、第2側面を有さず第1側面で位置決め保持される場合と比較し、レンズシフトを抑えることができる。
すなわち、本実施形態では、レンズLの半径方向の位置決め保持される第2側面Lbの径:φb、第1側面Laの径:φa、とそれぞれ置いたとき、条件式(5)を満足するレンズを有している。
かかる構成により、広角化に必要な光線領域の確保とレンズシフトの抑制とを両立できる。
なお、以降の各実施例において、像面側に配設される平行平板は、光学ローパスフィルタ・赤外カットフィルタ等の各種フィルタF1や、CCDセンサ等の受光素子13のカバーガラス(シールガラス)CGを想定したものである。各実施例における共通の記号の意味は、以下の通りである。
f:全系の焦点距離
fLi:第iレンズの焦点距離
g0:光軸上の射出瞳位置
gw/2:画角W/2における射出瞳位置
gw:画角Wにおける射出瞳位置
Fno:Fナンバ
L:光学全長
W:半画角(度)
R:曲率半径
D:面間隔
Nd:屈折率
νd:アッベ数
また、
E:レンズの有効径
R:近軸曲率半径
K:円錐係数、
A4 、A6 、A8 、A1 0 、A12、A14はそれぞれ4 次、6 次、8次、10次、12次、14次の非球面係数である。
かかる構成により、撮像光学系1は温度変化の前後で光学的性能の変化を十分に抑制することができる。
図7から明らかなように、数値実施例1の収差は高いレベルで補正されており、球面収差、軸上色収差は問題にならないほど小さい。非点収差、像面湾曲、倍率色収差も十分に小さく、コマ収差やその色差の乱れも最周辺部まで良く抑えられている他、歪曲収差も絶対値で2.0%未満となっている。
また、「SUM_A/Y'」は最大像高に対する、レンズユニット全系の軸ズレ分布の割合を示す。
数値実施例1では、各レンズ群が仮に光軸ズレを強め合う方向に移動した場合においても、図8の「SUM_A/Y'」に示す通り、レンズユニット全系の光軸ズレは、最大像高Y’に対して0.06%であり、光軸ズレの感度が十分に抑えられている。
さらに、条件式(4)を満足する第6レンズL6を有している。
かかる構成により、温度変化時の焦点位置が、条件式(3)と条件式(4)とで互いに抑制し合う方向へ変位するから撮像光学系1は温度変化の前後で光学的性能の変化を十分に抑制することができる。
かかる構成により、高価な非球面レンズの枚数を制限しながらも、6枚のレンズによる撮像光学系で十分な広角化と収差の補正とを行うことができる。
また、第1レンズL1は、レンズの光軸方向に延びる外周側面において、鏡筒20の内壁面21に当接しない第1側面L1aと、第1側面L1aの径よりも小さい径を有し、鏡筒20の内壁面21に当接する第2側面L1bと、を有する段付きガラスレンズである。
すなわち、「撮像光学系1のレンズのうち少なくとも1つが、当該レンズの光軸方向に延びる外周側面において、支持構造体に当接しない第1側面と、第1側面の径よりも小さい径を有し、支持構造体に当接する第2側面と、を備えた段付きのガラスレンズ」である。
かかる構成により、支持構造体と接触するレンズ側面の外径サイズを小さくすることができて、レンズシフトを抑制することができる。
かかる構成により、物体側の面を大径化したとしても、位置決めを行う第2側面を小さくすることでレンズシフトを低減できるので、広角化に必要な光線領域の確保とレンズシフトの抑制とを両立できる。
数値実施例2においても、数値実施例1と同様に、第1レンズL1は物体側に凸のメニスカスレンズ、第2レンズL2は物体側に凹のメニスカスレンズ、第3レンズL3は正の屈折力をもつ凸レンズ、第4レンズL4と第5レンズL5とを接合した接合レンズL45、正の屈折力をもつ第6レンズL6で構成される。
数値実施例2においては、表6、表7に示すように、第2レンズL2の物体側面と像側面とが非球面形状である。
但し、非球面形状は、xを光の進行方向を正とした光軸とし、y を光軸と直交する方向とする。
また、
E:レンズの有効径
R:近軸曲率半径
K:円錐係数、
A4 、A6 、A8 、A1 0 、A12、A14はそれぞれ4 次、6 次、8次、10次、12次、14次の非球面係数である。
かかる構成により、撮像光学系1は温度変化の前後で光学的性能の変化を十分に抑制することができる。
図10から明らかなように、数値実施例2の収差は高いレベルで補正されており、球面収差、軸上色収差は問題にならないほど小さい。非点収差、像面湾曲、倍率色収差も十分に小さく、コマ収差やその色差の乱れも最周辺部まで良く抑えられている他、歪曲収差も絶対値で2.0%未満となっている。
数値実施例2でも、各レンズ群が仮に光軸ズレを強め合う方向に移動した場合においても、図11の「SUM_A/Y'」に示す通り、レンズユニット全系の光軸ズレは、最大像高Y’に対して0.07%であり、光軸ズレの感度が十分に抑えられている。
さらに、条件式(4)を満足する第6レンズL6を有している。
かかる構成により、温度変化時の焦点位置が、条件式(3)と条件式(4)とで互いに抑制し合う方向へ変位するから撮像光学系1は温度変化の前後で光学的性能の変化を十分に抑制することができる。
かかる構成により、高価な非球面レンズの枚数を制限しながらも、6枚のレンズによる撮像光学系で十分な広角化と収差の補正とを行うことができる。
数値実施例3においても、数値実施例1と同様に、第1レンズL1は物体側に凸のメニスカスレンズ、第2レンズL2は物体側に凹のメニスカスレンズ、第3レンズL3は正の屈折力をもつメニスカスレンズ、第4レンズL4と第5レンズL5とを接合した接合レンズL45、正の屈折力をもつ第6レンズL6で構成される。
数値実施例3においては、表11、表12に示すように、第2レンズL2の物体側面と像側面とが非球面形状であって、第3レンズL3がメニスカスレンズである。
但し、非球面形状は、xを光の進行方向を正とした光軸とし、y を光軸と直交する方向とする。
また、
E:レンズの有効径
R:近軸曲率半径
K:円錐係数、
A4 、A6 、A8 、A1 0 、A12、A14はそれぞれ4 次、6 次、8次、10次、12次、14次の非球面係数である。
かかる構成により、撮像光学系1は温度変化の前後で光学的性能の変化を十分に抑制することができる。
図13から明らかなように、数値実施例3の収差は高いレベルで補正されており、球面収差、軸上色収差は問題にならないほど小さい。非点収差、像面湾曲、倍率色収差も十分に小さく、コマ収差やその色差の乱れも最周辺部まで良く抑えられている他、歪曲収差も絶対値で2.0%未満となっている。
数値実施例3でも、各レンズ群が仮に光軸ズレを強め合う方向に移動した場合においても、図14の「SUM_A/Y'」に示す通り、レンズユニット全系の光軸ズレは、最大像高Y’に対して0.06%であり、光軸ズレの感度が十分に抑えられている。
さらに、条件式(4)を満足する第6レンズL6を有している。
かかる構成により、温度変化時の焦点位置が、条件式(3)と条件式(4)とで互いに抑制し合う方向へ変位するから撮像光学系1は温度変化の前後で光学的性能の変化を十分に抑制することができる。
かかる構成により、高価な非球面レンズの枚数を制限しながらも、6枚のレンズによる撮像光学系で十分な広角化と収差の補正とを行うことができる。
また、その際には、条件式(5)を満足することが好ましい。
以下に説明する検査カメラ装置101は、所謂「製品検査」を行うための検査装置である。
図15(a)において、符号200は「撮像部」、符号230は「検査プロセス実行部」を示し、符号240は「表示部」を示す。また、符号Wは「製品」、符号260は「製品搬送ベルト(以下においては単に「搬送ベルト260」と言う。)」を示している。
撮像部200は、検査装置におけるカメラ機能部であり、撮像光学系1と画像処理部220とを有する。
撮像光学系1は、検査対象である製品Wの像を結像するものであり、この発明の撮像光学系1、具体的には上に説明した数値実施例1ないし3の何れかを用いることができる。
製品検査は、図15(b)に示す「準備工程」、「検査工程」、「結果表示工程」の各工程に從って行われる。これらの工程のうち、「検査工程と結果表示工程」が「検査プロセス」である。
即ち、搬送ベルト260により搬送される製品Wの大きさや形状、傷の有無を検査する部位等に応じて、撮像光学系1の撮影位置、撮影態位(結像レンズの向きや撮影対象との距離、即ち、物体距離)を定める。
そして、有無を検出すべき「傷」の位置や大きさに応じて、撮像光学系1の位置を設定する。
撮影は、画像処理部220に配置された撮像素子による撮像で行われ、撮像素子により撮像された画像は「画像情報」とされデジタルデータ化する画像処理が行われる。
画像処理されたデジタルデータは、検査プロセス実行部230に送られ、検査プロセス実行部230は、デジタルデータを「モデルデータ」として記憶する。
検査プロセス実行部230は「コンピュータやCPU」として構成され、画像処理部220を制御し、また、画像処理部220を介して撮像光学系1の撮影を制御する。
撮影された製品Wに「傷」がある場合は、画像データとモデルデータとが合致しないので、この場合には、当該製品は「不良品」と判定する。
また、製品Wに傷が無い場合は、該製品の画像データとモデルデータが合致するので、この場合は、当該製品が「良品」であると判定する。
「結果表示工程」は、検査プロセス実行部230による個々の製品の「良品、不良品」の判定結果を、表示部240に表示する工程である。
なお、装置の構成上は、検査プロセス実行部230と表示部240とが「検査プロセス実行手段」を構成する。
図16は、撮像光学系1を光学系として有する右側カメラ装置100aと、左側カメラ装置100bと、を有するステレオカメラ装置300の外観図を示している。
図17に示したように右側カメラ装置100aと、左側カメラ装置100bとは、何れもデジタルカメラ100と同様の撮像光学系1a、1bと、それぞれの撮像光学系1に対応する受光素子13a、13bとを有している。
右側カメラ装置100aと、左側カメラ装置100bとは、それぞれの各構成がデジタルカメラ100と同様の構成のものであっても良いが、かかる構成に限定されるものではない。
画像処理部220は、例えば右側カメラ装置100aと左側カメラ装置100bとで撮影した2枚の画像に写る被写体である対象物Pについて、処理を行う。
具体的には、右側カメラ装置100aによって撮影された画像Qaと、左側カメラ装置100bによって撮影された画像Qbとでは、対象物Pが撮影された画像中の位置が異なることで視差Zが生じる。
ここでは右側カメラ装置100aの位置を基に、左側カメラ装置100bに写った対象物Pの位置を推定する場合について説明する。
視差Z、右側カメラ装置100aと左側カメラ装置100bとの間隔である基線長Bとしたとき、撮像光学系1の全系の焦点距離f、測定距離Dの間には、三角測量の原理から数式(7)の相関関係がある。
このずれは結果的に測定距離Dの測定誤差となりうるため、温度変化にも画角変動が少ない撮像光学系1を用いることは、ステレオカメラ装置300にとって重要である。
図18において、ステレオカメラ装置300は「車載カメラ装置」として、車両AUに載置され、車両外の画像情報を取得する。
ステレオカメラ装置300は、図18に示すように、撮像光学系1と制御演算部301とを有する。撮像光学系1は、既に述べた数値実施例1~3の何れかを用いても良いし、その他、条件式(1)、(2)等の条件を満たす光学系を用いても良い。
車両AUに搭載されたステレオカメラ装置300は、車両外の画像情報を取得してデジタル情報化する。デジタル情報化された画像情報は、制御演算部301で画像処理等のデジタル処理を受け、適宜の方法で表示される。
即ち、図17に示すステレオカメラ装置は、これを車載カメラ装置として車両をはじめとする移動体に搭載することができる。
図1に示したデジタルカメラ100、図15に即して説明した検査カメラ装置101、図16、図17に即して説明したステレオカメラ装置300、図18に即して説明した車載カメラ装置は、何れも、本発明の撮像光学系を用いるので、明るく、画角の広い画像を撮像でき、また、環境温度の広範囲な変化に対しても影響を受けにくいので、広い使用環境での使用が可能である。
例えば、カメラ装置は、動画撮影を主としたビデオカメラ、及び在来の所謂銀塩フィルムを用いるフィルムカメラ等を含む主として撮影専用のカメラ装置としても用い得る。
また、このようなカメラ装置だけでなく、携帯電話機や、PDA(personal data assistant)などと称される携帯情報端末装置、さらにはこれらの機能を含む、いわゆるスマートフォンやタブレット端末などの携帯端末装置を含む種々の情報装置に、デジタルカメラ等に相当する撮像機能が組み込まれることが多い。このような情報装置にも、この発明の撮像光学系を用いることができる。
13 撮像素子(受光素子)
20 鏡筒(支持構造体)
21 内壁面
22 空隙部
23 押さえ環
24 間隔環
100 撮像装置(デジタルカメラ)
200 撮像部
300 ステレオカメラ装置
L1~L6 撮像光学系を構成するレンズ
g0 射出瞳距離
gi 射出瞳距離
IMG 撮像素子、受光素子の受光面
W 半画角
Wi 画角
L1a 第1側面
L1b 第2側面
φa 第1側面の径
φb 第2側面の径
AU 移動体
Claims (5)
- 撮像素子に被写体像を結像させる撮像光学系であって、
前記撮像光学系は、物体側から順にメニスカス形状の負の屈折力を持つ第1レンズと、メニスカス形状の負の屈折力を持つ第2レンズと、正の屈折力を持つ第3レンズと、一体に正の屈折力を持つレンズと負の屈折力を持つレンズとを接合した接合レンズである第4レンズ、第5レンズと、前記撮像光学系を構成するレンズのうち最も像面側に配置され正の屈折力を持つ第6レンズと、からなり、
光軸を一致させて鏡筒に保持され
半画角:W、前記半画角W内にある任意の画角:Wi、前記画角Wiにおける射出瞳距離:gi、光軸上の射出瞳距離:g0としたときに、
55≦W・・・(1)
0.9<|gi/g0|<1.1・・・(2)
で示される条件式を満足し、
前記第1レンズと前記第2レンズとのうち少なくとも一方が、
波長領域580nm~640nmの光に対する0℃~20℃の空気中における相対屈折率温度係数:dn/dtとしたとき、
5.3×10-6<dn/dt・・・(3)
を満足し、
前記最も像面側に配置される第6レンズが、
-5.7×10-6>dn/dt・・・(4)
を満足することを特徴とする撮像光学系。 - 請求項1に記載の撮像光学系であって、
前記第1レンズと前記第2レンズとのうち少なくとも1方は、物体側または像側の少なくとも1方の面が非球面形状であることを特徴とする撮像光学系。 - 請求項1または2に記載の撮像光学系であって、
前記撮像光学系は、最も像面側に配置される第6レンズの少なくとも1方の面が非球面形状であることを特徴とする撮像光学系。 - 請求項1乃至3の何れか1つに記載の撮像光学系を有する撮像装置。
- 請求項4に記載の撮像装置を有する移動体。
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