JP2001343573A - レンズ鏡筒の構造、結像装置、画像読取装置、画像投影装置、画像拡大装置およびレンズ鏡筒の組立方法 - Google Patents

レンズ鏡筒の構造、結像装置、画像読取装置、画像投影装置、画像拡大装置およびレンズ鏡筒の組立方法

Info

Publication number
JP2001343573A
JP2001343573A JP2000165644A JP2000165644A JP2001343573A JP 2001343573 A JP2001343573 A JP 2001343573A JP 2000165644 A JP2000165644 A JP 2000165644A JP 2000165644 A JP2000165644 A JP 2000165644A JP 2001343573 A JP2001343573 A JP 2001343573A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
lenses
spacing member
holding
lens barrel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000165644A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Yamaguchi
孝夫 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2000165644A priority Critical patent/JP2001343573A/ja
Publication of JP2001343573A publication Critical patent/JP2001343573A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lens Barrels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のレンズ相互の偏心をなくすように考慮
した上で、複数のレンズの相互間隔調整による象面の倒
れ補正を可能にすることにより、低コストで高い結像性
能を得ることができるレンズ鏡筒の構造、結像装置、画
像読取装置、画像投影装置、画像拡大装置およびレンズ
鏡筒の組立方法を得る。 【解決手段】 複数枚のレンズ1、2、3を所定の間隔
をおき光軸を一致させて保持するレンズ鏡筒の構造。所
定のレンズ間隔を保持する手段は、レンズ保持筒7に落
とし込むことができる間隔部材4、5であり、各レンズ
の径は、同径かまたは光の入出射側から奥側に向かって
順次小さくなっている。間隔部材4、5は、結像面の倒
れを調整するために交換可能。少なくとも一つの間隔部
材が絞りの機能をもっている。間隔部材を挟む2枚のレ
ンズのうち、少なくとも一方のレンズは間隔部材との当
接部が平面当接部である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルおよびア
ナログ複写機、スキャナ、ファクシミリ、カメラ、投影
機など、あらゆる光学機器の光学系に適用可能なレンズ
鏡筒の構造およびレンズ鏡筒の組立方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】光学機器の光学系は、複数枚のレンズを
組み合わせて構成される場合が多く、複数枚のレンズ
を、光軸を一致させて保持するためにレンズ保持筒が用
いられる。レンズ保持筒で保持された複数枚のレンズ相
互の、光軸方向の間隔は、結像性能を決める重要な要素
であり、レンズ相互の光軸方向の位置関係を所定の関係
に保つための工夫がなされている。
【0003】特開平10−253879号公報記載のも
のはその一つで、レンズ同士を直接当てることによって
相互の間隔を保つようにしたものである。
【0004】別の例として特開平10−333007号
公報記載のものがある。これは、レンズ保持筒そのもの
の形状でレンズ相互の間隔を保持するものである。すな
わち、レンズ保持筒の内周側にレンズの外周端縁部を当
接させるための複数の段部を設け、また、レンズ保持筒
の端部内周側に形成した雌ねじに、押さえ環の外周に形
成した雄ねじをねじ込むようになっている。上記複数の
段部にそれぞれレンズの外周端縁部を当接させ、レンズ
保持筒にねじ込んだ押え環でレンズを上記段部に押し付
けることにより、レンズをレンズ保持筒に固定するよう
になっている。上記複数の段部の相互間隔によってレン
ズの相互間隔が保たれる。
【0005】レンズ相互の光軸方向の位置関係を所定の
関係に保つ別の従来例として特開平7−113936号
公報記載のものがある。これは、レンズとレンズとの間
に間隔環を介在させることによってレンズ相互の間隔を
保つようにしたものである。そして、上記公報に記載さ
れている例は、レンズの曲面(屈折面)に沿って折り曲げ
可能な複数の突片を間隔環に一体に設け、これらの突片
をレンズの曲面に沿わせることにより、レンズを正確に
位置決めできるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】近年、デジタルおよび
アナログ複写機、スキャナ、ファクシミリ、その他各種
光学機器においては、高画質化の傾向が顕著になってい
る。その一方で、低コスト化の要求も顕著である。これ
らの要求に応えるには、これらの機器に搭載される結像
レンズ系のレンズ枚数を少なくしながら、高い性能を出
す工夫をする必要がある。しかし、一般的に、レンズ枚
数を少なくすると、一つ一つのレンズの各種収差補正負
担が増大し、一つ一つのレンズそのものの性能ばかりで
はなく、レンズ相互の同心度、レンズ相互の間隔なども
結像性能に大きく影響することになる。
【0007】したがって、所望の性能を得るためには、
レンズおよびレンズ保持筒を適切な形状ないしは構造に
する必要がある。特に、レンズ相互の偏心すなわち光軸
中心のずれがあると結像性能が大きく劣化するので、レ
ンズ同士が偏心しないようなレンズ保持筒の構造をとる
必要がある。また、個々のレンズ自体を高精度で製作す
る必要があることはもちろんのこと、単部品としてのレ
ンズ自体が公差範囲に入っていても、それだけでは所定
の結像性能を得ることができない場合がある。そこで、
公差だけでは不足な点を、調整等の手段を用いることに
よって補い、性能劣化を起こさないようにすることが必
要になる。むしろ、単部品としてのレンズ自体の性能を
極限近くまで追求するよりも、調整等の手段を用いる方
がコスト的には効果が大きい。ここで、調整の対象とし
ては、複数のレンズの相互間隔を調整することによる、
象面の倒れ補正がある。しかしながら、従来は、公差内
でのレンズ相互の間隔のずれは無視され、レンズ相互の
間隔調整という考えはなかった。
【0008】本発明は以上のような観点に基づいてなさ
れたもので、複数のレンズ相互の偏心をなくすように考
慮した上で、複数のレンズの相互間隔調整による象面の
倒れ補正を可能にすることにより、低コストで高い結像
性能を得ることができるレンズ鏡筒の構造およびレンズ
鏡筒の組立方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
複数枚のレンズを所定の間隔をおき光軸を一致させて保
持するレンズ鏡筒の構造であって、所定のレンズ間隔を
保持する手段は、レンズ保持筒に落とし込むことができ
る間隔部材であり、各レンズの径は、同径かまたは光の
入出射側から奥側に向かって順次小さくなっていること
を特徴とする。各レンズおよび間隔部材は、レンズ保持
筒に、その入出射側から所定の順序で落とし込むことが
できるため、レンズ系の組立が容易であるとともに、複
数のレンズ相互の心出しが自動的に行われる。また、一
旦組み込んだレンズおよび間隔部材を取り出すことも容
易である。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、レンズの枚数は3枚以上であって、各レン
ズ相互の間隔を保持する手段の全てが、レンズ保持筒に
落とし込むことができる間隔部材であることを特徴とす
る。請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明におい
て、間隔部材は、レンズ保持筒の内周面に沿って落とし
込まれる間隔環であることを特徴とする。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
明において、間隔部材は、結像面の倒れを調整するため
に交換可能であることを特徴とする。請求項1記載の発
明のように、一旦組み込んだレンズおよび間隔部材を取
り出すことも容易であるから、請求項4記載の発明のよ
うに、間隔部材を交換することも容易であり、間隔部材
の交換によって各レンズの相互間隔を調整し、象面の倒
れ補正を容易に行うことができる。
【0012】請求項5記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明において、少なくとも一つの間隔部材が絞りの
機能をもっていることを特徴とする。請求項6記載の発
明は、請求項1記載の発明において、間隔部材を挟む2
枚のレンズのうち、少なくとも一方のレンズは間隔部材
との当接部が平面当接部であることを特徴とする。
【0013】請求項7記載の発明は、請求項1記載の発
明において、間隔部材を挟む2枚のレンズは間隔部材と
の当接部が平面当接部であり、双方の平面当接部は、間
隔部材を挟んで対向していることを特徴とする。請求項
8記載の発明は、請求項1記載の発明において、間隔部
材を挟む2枚のレンズのうち、一方のレンズは間隔部材
との当接部が平面当接部であり、他方のレンズは間隔部
材との当接部が線状当接部であり、この線状当接部は上
記平面当接部と間隔部材を挟んで対向していることを特
徴とする。
【0014】請求項9記載の発明は、請求項1記載の発
明において、レンズ保持筒の光束入出射端部には雄ねじ
が形成され、この雄ねじには押え環の雌ねじがねじ込ま
れ、レンズ保持筒に落とし込まれたレンズおよび間隔部
材が上記押え環に押されてレンズ保持筒に固定されてい
ることを特徴とする。
【0015】請求項10記載の発明は、請求項1記載の
発明において、レンズおよび間隔部材は、レンズ保持筒
の光束入出射両側から落とし込むことができ、各レンズ
の径は、同径かまたは光束入出射側から奥側に向かって
順次小さくなっていることを特徴とする。
【0016】請求項11記載の発明は、複数枚のレンズ
を所定の間隔をおき光軸を一致させて保持するレンズ鏡
筒であって、所定のレンズ間隔を保持する手段は、レン
ズ保持筒に落とし込むことができる間隔部材であり、各
レンズの径は、同径かまたは光の入出射側から奥側に向
かって順次小さくなっているレンズ鏡筒を備えた結像装
置に関する。請求項12記載の発明は、上記のような構
造のレンズ鏡筒を備えた画像読取装置に関する。請求項
13記載の発明は、上記のような構造のレンズ鏡筒を備
えた画像投影装置に関する。請求項14記載の発明は、
上記のような構造のレンズ鏡筒を備えた画像拡大装置に
関する。
【0017】請求項15記載の発明は、複数枚のレンズ
を所定の間隔をおき光軸を一致させて保持するレンズ鏡
筒の組立方法であって、複数枚のレンズはレンズ保持筒
に落とし込むことができるようにするとともに、所定の
レンズ間隔を保持するための間隔部材もレンズ保持筒に
落とし込むことができるようにしておき、各レンズの径
は、同径かまたは光の入出射側から奥側に向かって順次
小さくしておき、レンズ保持筒にレンズを落とし込んだ
後に間隔部材を落とし込み、その後レンズを落とし込む
ことを特徴とする。
【0018】請求項16記載の発明は、請求項15記載
の発明において、レンズの枚数は3枚以上であって、レ
ンズ保持筒にレンズを落とし込んだ後に間隔部材を落と
し込み、その後、レンズと間隔部材を交互に落とし込む
ことを特徴とする。請求項17記載の発明は、請求項1
5記載の発明において、レンズ保持筒に全てのレンズと
間隔部材を落とし込んだ後、レンズ保持筒の光束入出射
端部に形成されている雄ねじに、押え環の雌ねじをねじ
込み、レンズ保持筒に落とし込まれたレンズおよび間隔
部材を上記押え環で押してレンズ保持筒に固定すること
を特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
にかかるレンズ鏡筒の構造、およびレンズ鏡筒の組立方
法の実施形態について説明する。図1に示すレンズ系の
例はいわゆるトリプレットタイプのレンズ系であって、
光束の入射側から順に、正のパワー(屈折力)をもつ第
1レンズ1、負のパワーを持つ第2レンズ2、正のパワ
ーを持つ第3レンズ3の、3枚のレンズで構成されてい
る。これらのレンズ1、2、3は円筒形のレンズ保持筒
7の内周面に沿って落とし込まれ、レンズ保持筒7で保
持されている。第3レンズ3と第2レンズ2の外径は同
径で、レンズ保持筒7の上記第3レンズ3と第2レンズ
2を保持する部分71の内径は、第3、第2レンズ3、
2の外径と同径に形成されている。第1レンズ1の外径
は第3レンズ3と第2レンズ2の外径よりも大径で、レ
ンズ保持筒7の上記第1レンズ1を保持する部分72の
内径も第1レンズの外径と同じ径になっている。
【0020】レンズ保持筒7の内周側には、光束の出射
側の端部寄りに、内向きのフランジ状突起73が形成さ
れ、この突起73に第3レンズの曲面が当たって位置決
めされている。第2レンズ2と第3レンズ3との間に
は、第2レンズ2と第3レンズ3との相互間隔を所定の
間隔に保つための、間隔部材としての間隔環5が介在し
ている。間隔環5の外径は、レンズ保持筒7の上記第
3、第2レンズ保持部分71の内径と同じになってい
て、間隔環5をレンズ保持筒7の内周面に沿って落とし
込むだけで間隔環5がレンズ保持筒7内に保持されるよ
うになっている。
【0021】第2レンズ2と第1レンズ1との間にも間
隔部材としての間隔環4が介在している。間隔環4の外
径は、レンズ保持筒7の上記第1レンズ保持部分72の
内径と同じになっていて、間隔環4をレンズ保持筒7の
内周面に沿って落とし込むだけで間隔環4がレンズ保持
筒7内に保持されるようになっている。レンズ保持筒7
には、その光束入射端部外周に雄ねじが形成され、この
雄ねじには押え環6の雌ねじがねじ込まれ、押え環6が
レンズ保持筒7に取付けられている。押え環6は第1レ
ンズ1の外側面の外周縁部に当たり、この押え環6と上
記突起73との間に、第1レンズ1、間隔環4、第2レ
ンズ2、間隔環5、第3レンズ3が挟み込まれている。
このようにして、レンズ保持筒7に落とし込まれたレン
ズ1、2、3および間隔部材4、5が上記押え環6に押
されてレンズ保持筒7に固定されている。
【0022】既に述べたように、複数のレンズ相互の間
隔はレンズ性能に大きな影響を及ぼす。特にレンズの相
互間隔は結像面の倒れに大きく影響するため、結像面の
倒れを補正するにはレンズの相互間隔を調整するのが有
効である。図示の例では、レンズの相互間隔は間隔環
4、5の厚さで決まる。したがって、厚さの異なる何種
類かの間隔環を用意しておき、間隔環を交換することに
よってレンズ相互の間隔を調整することができる。ある
いは、比較的薄い間隔環を複数枚重ねて使用するように
し、重ねる枚数を調整することによりレンズ相互の間隔
を調整するようにしてもよい。
【0023】このように、間隔環4、5を交換するに
は、レンズ保持筒7へのレンズおよび間隔環の組み込み
および取り出しが容易であることが望ましい。その点、
図示の実施形態によれば、第2、第3レンズ2、3およ
び間隔環5は同径であり、第1レンズ1および間隔環4
は大径になっているため、レンズ保持筒7に、第3レン
ズ3、間隔環5、第2レンズ2、間隔環4、第1レンズ
1の順に落とし込み、押え環6をレンズ保持筒7にねじ
込むだけで、容易にこれらのレンズおよび間隔環を組み
込むことができる。また、これらのレンズおよび間隔環
を上記の順とは逆の順に取り出すことも容易である。し
たがって、間隔環の交換も容易であり、レンズ相互の間
隔を調整して象面の倒れを容易に補正することができ
る。
【0024】さらに、レンズ保持筒7の一端部外周に形
成した雄ねじに押え環6の雌ねじをねじ込むことによ
り、押え環6で各レンズおよび間隔環を固定するように
したため、間隔環を交換しようとするときは、押え環6
を緩めて取り外せばよく、各レンズおよび間隔環を取り
外すのも容易である。従来のように、レンズ保持筒の内
周側に形成した雌ねじにレンズ押えリングをねじ込むよ
うにしたものにおいては、レンズ押えリングの装着、取
り外し時にレンズに傷をつけないように細心の注意が要
求され、装着、取り外しが面倒である。その点、図1に
示すような構成の押え環6を用いれば、その取扱いが容
易になる利点がある。なお、図1に示す実施形態では、
各レンズ相互の間隔を保持する手段の全てが、レンズ鏡
筒に落とし込むことができる間隔環になっているが、少
なくとも一つがレンズ鏡筒に落とし込むことができる間
隔環になっていればよい。これによってレンズ相互の間
隔を調整し、象面の傾きを補正できるからである。
【0025】図2に、Fナンバー5、焦点距離43.7
mm、半画角19°のトリプレットタイプレンズの例を
示す。このレンズにおいて、レンズの各面の曲率半径R
1からR6までと、レンズ肉厚および空気間隔D1から
D5までの各パラメータを変化させたときの、最大画角
のメリディオナル光線非点収差変動量を表1に示す。表
1から明らかなように、空気間隔D2、D4の変動によ
る非点収差変動量は、他のパラメータの変動による非点
収差変動量と略等価、あるいは他のパラメータの変動に
よる変動量よりも大き目の変動量となっている。したが
って、他のパラメータの変動による象面の倒れを、上記
空気間隔D2、D4を調整することによって補正するこ
とができることがわかる。
【0026】
【表1】
【0027】図1に示す例のように3個のレンズを用
い、各レンズ間に間隔環を介在させる場合、各間隔部材
を全て交換するようにしてもよいが、少なくとも一つの
間隔部材を交換するようにしてもよい。図1に示す例で
は、第1レンズ1と第2レンズ2との間の間隔環4を交
換して像面の倒れを補正するようになっている。そし
て、間隔環4を交換しても、レンズ2、3が常に安定的
に保持されるように、レンズ2、3の間隔環4との当接
部分は、図3に示すように平面当接部11、21となっ
ている。
【0028】図3に示す例ではまた、間隔環4を挟む2
枚のレンズ1、2は、間隔環4との平面当接部11、2
1が間隔環を挟んで対向している。より具体的には、一
方の平面当接部11の当接面が、他方の平面当接部21
よりも半径方向に大きく広がっており、光軸方向から見
て、平面当接部11と平面当接部21とが重なってい
る。こうすることによって、間隔環4を交換したとき、
レンズ2、3をより安定的に保持することができる。
【0029】図3に示す例では、間隔環4に対する第1
レンズ1と第2レンズ2の双方の当接部がともに平面当
接部11、21となっているが、少なくとも一方の当接
部が平面当接部になっていても、レンズ2、3が安定的
に保持される。図4はその例を示すもので、第1レンズ
1と第2レンズ2との間に介在する間隔環41は、第1
レンズ1との当接部が平面当接部11となっており、第
2レンズ2との当接部が、光軸を中心とした円形を描く
線状当接部42となっている。また、光軸方向から見
て、一方の平面当接部11と他方の線状当接部42とが
重なっている。
【0030】図4に示す例をより具体的に説明すると、
上記線状当接部42の半径をa、平面当接部11の外周
側半径をb、内周側半径をcとしたとき、aがbとcと
の間にある。すなわちb>a>cの関係になっている。
このようにしておけば、間隔環4が両側のレンズ1、2
で押されても、間隔環4を傾けようとする力が働かず、
間隔環4および両側のレンズ1、2が安定に保持され
る。
【0031】ここで、図1に示す実施形態の組立方法に
ついて説明しておく。レンズ保持筒7の光束入射側か
ら、まず、第3レンズ3をレンズ保持筒7の内周面に沿
って落とし込む。第3のレンズ3は、レンズ保持筒7の
突起73に当たって光軸方向の位置が決まる。次に間隔
環5をレンズ保持筒7の内周面に沿って落とし込み、第
3レンズ3の曲面に当接させる。さらに第2レンズ2、
間隔環4、第1レンズ1の順にこれらをレンズ保持筒7
の内周面に沿って落とし込む。そして最後に、押え環6
をレンズ保持筒7の雄ねじにねじ込み、各レンズと各間
隔環をレンズ保持筒7内に固定する。
【0032】図1に示す実施形態では、第2レンズ2と
第3レンズ3が同径になっていたが、全てのレンズが同
径であってもよい。かかる構成でも所期の目的を達成す
ることができる。また、全てのレンズの外径を異ならせ
るとともに、レンズ保持筒の、各レンズを保持する部分
の内径を各レンズの外径と同じにし、各レンズの外径
が、光の入射側又は出射側から奥側に向かって順次小さ
くなるようにしてもよい。すなわち、図1に示すような
レンズ構成の場合、第1レンズ1の外径を最も大きく、
これよりも第2レンズ2の外径を小さく、これよりもさ
らに第3レンズ3の外径を小さくしてもよい。こうする
ことによっても、所期の目的を達成することができる。
【0033】図1に示す実施形態のように、二つの間隔
環4、5を用い、一方の間隔環4を前述のようにレンズ
1、2の間隔を調整して象面の倒れ補正を行うようにし
た場合、他方の間隔環5は、これに絞りの機能を持たせ
るとよい。こうすれば、レンズ系自体は共通化を図りな
がら、各種設計仕様に応じ所定の内径の間隔環5を指定
することができる。
【0034】本発明は、図1に示すような3枚構成のレ
ンズ系のみでなく、2枚構成のレンズ系にも、4枚以上
のレンズ系にも適用可能である。また、レンズ保持筒の
一方側からレンズおよび間隔環を落とし込む構成に限ら
ず、レンズ保持筒の両側からレンズおよび間隔環を落と
し込む構成であってもよい。図5、図6に示す実施形態
は、このような構成の実施形態を示す。
【0035】図5に示す実施形態は、図1に示すような
第1、第2、第3レンズ1、2、3、間隔環4、5、レ
ンズ保持筒7、押え環6を有してなるものにおいて、第
4レンズ8、押え環9を付加した構成のものである。レ
ンズ保持筒7の、第4レンズ8保持部の内径は第4レン
ズ8の外径と同径になっていて、第4レンズ8はレンズ
保持筒7に落とし込むだけで位置決めされるようになっ
ている。第4レンズ8を落とし込んだ後、レンズ保持筒
7の図5において右端部外周に形成した雄ねじに、押え
環9の内周側に形成した雌ねじをねじ込み、押え環9の
レンズ押え部でレンズ8の曲面外周縁部を押え、レンズ
8をレンズ保持筒7に一体に固定している。
【0036】図5に示す実施形態によれば、3個のレン
ズ1、2、3および2個の間隔環4、5は、図1に示す
実施形態と同様にレンズ保持筒7の一端側から落とし込
むことによって組み込むことができる。第4レンズ8
は、レンズ保持筒7の他端側から落とし込むことによっ
て組み込むことができる。第3レンズ3と第4レンズ8
との間には間隔環は介在しないが、図1に示す実施形態
と同様に、例えば第1、第2レンズ1、2間の間隔環4
を交換し、あるいは枚数を増減してレンズ1、2間の間
隔を調整することにより、像面の倒れを補正することが
できる。また、例えば間隔環5に絞り機能を持たせるこ
ともできる。
【0037】図6は、光軸方向にレンズをほぼ対称形に
配置したガウスタイプの光学系の実施形態を示す。符号
31は第1レンズ、32は第2レンズ、33は第3レン
ズ、34は第4レンズ、35は第5レンズ、36は第6
レンズをそれぞれ示す。第3レンズ33、第4レンズ3
4は負のパワーを持ち、他のレンズは正のパワーを持
つ。第2レンズ32と第3レンズ33は略同径で接合レ
ンズである。第1レンズ31は第2、第3レンズ32、
33よりも大径になっている。第4レンズ34と第5レ
ンズ35も接合レンズであり、第5レンズ35が第4レ
ンズ34よりも多少大径になっている。第6レンズ36
は第5レンズ35よりも大径になっている。
【0038】レンズ保持筒7の、第3レンズ保持部の内
径は第3レンズ33の外径と同径で、第3レンズ33
は、これをレンズ保持筒7の内周に沿って落とし込むだ
けで位置決めされる。第1レンズ31と第2レンズ32
との間に間隔部材としての間隔環37が介在している。
間隔環37の外径と第1レンズ31の外径は同径であ
る。レンズ保持筒7の、間隔環37および第1レンズ3
1の保持部の内径も上記間隔環37、第1レンズ31の
外径と同径で、間隔環37と第1レンズ31は、これを
レンズ保持筒7の内周に沿って落とし込むだけで位置決
めされる。第1、第2、第3レンズ31、32、33
と、間隔環37は、レンズ保持筒7の図6において左端
部外周に形成された雄ねじに押え環6がねじ込まれるこ
とにより、この押え環6と、レンズ押え筒7の内周側に
形成された段部39との間に挟みこまれ、レンズ保持筒
7に一体に固定されている。
【0039】第4、第5、第6レンズ34、35、36
も、第1、第2、第3レンズ31、32、33と略同様
にレンズ保持筒7に一体に固定される。レンズ保持筒7
の、第4、第5レンズ保持部は、第5レンズ35の外径
と同径になっていて、一体に接合された第4、第5レン
ズ34、35は、第5レンズ35をレンズ保持筒7の内
周面に沿って落とし込むことによって位置決めされる。
第5、第6レンズ35、36の間には間隔部材としての
間隔環38が介在し、第5、第6レンズ35、36の間
隔を所定の間隔に保持している。
【0040】間隔環38と第6レンズ35の外径は同径
であり、かつ、レンズ保持筒7の、間隔環38と第6レ
ンズ35の保持部の内径も同径になっている。したがっ
て、レンズ保持筒7の内周面に沿って間隔環38と第6
レンズ35を落とし込むことによってこれらが位置決め
されるようになっている。レンズ保持筒7の図6におい
て右端部外周に形成された雄ねじに押え環9がねじ込ま
れている。第4、第5、第6レンズ34、35、36
と、間隔環38は、上記押え環9と、レンズ押え筒7の
内周側に形成された突起43との間に挟みこまれて、レ
ンズ保持筒7に一体に固定されている。
【0041】図6に示す実施の形態では、各レンズの径
は、光の入出射側から奥側に向かって順次小さくなって
いる。したがって、各レンズのレンズ支持筒への組み込
み、レンズ支持筒からの取り外しを容易におこなうこと
ができ、図1に示す実施形態と同様に、間隔環の交換に
よる像面の倒れ補正を容易に行うことができる。
【0042】本発明にかかるレンズ鏡筒の構造は、初め
に述べたような、デジタルおよびアナログ複写機、スキ
ャナ、ファクシミリ、カメラの光学系などのほか、各種
の用途に使用することができる。すなわち、所定のレン
ズ間隔を保持する手段が、レンズ保持筒に落とし込むこ
とができる間隔部材であり、各レンズの径が、同径かま
たは光の入出射側から奥側に向かって順次小さくなって
いることを特徴とするレンズ鏡筒を備えた一般的な各種
結像装置を構成することができる。また、上記レンズ鏡
筒を備えた画像読取装置、各種プロジェクターなどの画
像投影装置、あるいは、顕微鏡などの画像拡大装置を構
成することができる。
【0043】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、各レンズ
および間隔部材は、レンズ保持筒に、その入出射側から
所定の順序で落とし込むことができるため、レンズ系の
組立が容易であるとともに、複数のレンズ相互の心出し
が自動的に行われる。また、一旦組み込んだレンズおよ
び間隔部材を取り出すことも容易である。
【0044】本発明によれば、一旦組み込んだレンズお
よび間隔部材を取り出すことも容易であるから、請求項
4記載の発明のように、間隔部材を交換することも容易
であり、間隔部材の交換によって各レンズの相互間隔を
調整し、象面の倒れ補正を容易に行うことができる。
【0045】請求項6記載の発明によれば、間隔部材を
挟む2枚のレンズのうち、少なくとも一方のレンズは間
隔部材との当接部が平面当接部であるため、間隔部材を
交換しても、レンズと当接部材とを常に安定に当接させ
ることができ、レンズ間隔の調整を円滑に行うことがで
きる。
【0046】請求項7記載の発明によれば、間隔部材を
挟む2枚のレンズは間隔部材との当接部が平面当接部で
あり、双方の平面当接部は、間隔部材を挟んで対向して
いるため、2枚のレンズと間隔部材とが安定に当接し、
間隔部材の傾きなどをなくすことができる。請求項8記
載の発明からも、同様の作用効果を得ることができる。
【0047】請求項9記載の発明によれば、レンズ保持
筒の端部外周の雄ねじに押え環をねじ込み、レンズと間
隔環をレンズ保持筒に固定するようになっているため、
押え環の着脱が容易であり、レンズと間隔環の組み込み
および取り外しを容易かつ迅速に行うことができる。し
たがって、間隔環の交換あるいは調整による像面の傾き
調整が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるレンズ鏡筒の構造、およびレン
ズ鏡筒の組立方法の実施形態を示す断面図である。
【図2】上記実施形態のレンズ構成を示す光学配置図で
ある。
【図3】上記実施形態の間隔部材の部分を拡大して示す
断面図である。
【図4】間隔部材の変形例を拡大して示す断面図であ
る。
【図5】本発明にかかるレンズ鏡筒の構造、およびレン
ズ鏡筒の組立方法の、他の実施形態を示す断面図であ
る。
【図6】本発明にかかるレンズ鏡筒の構造、およびレン
ズ鏡筒の組立方法の、さらに他の実施形態を示す断面図
である。
【符号の説明】
1 レンズ 2 レンズ 3 レンズ 4 間隔環 5 間隔環 6 押え環 7 レンズ保持筒 11 平面当接部 21 平面当接部 42 線状当接部

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚のレンズを所定の間隔をおき光軸
    を一致させて保持するレンズ鏡筒の構造であって、 所定のレンズ間隔を保持する手段は、レンズ保持筒に落
    とし込むことができる間隔部材であり、 各レンズの径は、同径かまたは光の入出射側から奥側に
    向かって順次小さくなっていることを特徴とするレンズ
    鏡筒の構造。
  2. 【請求項2】 レンズの枚数は3枚以上であって、各レ
    ンズ相互の間隔を保持する手段の全てが、レンズ保持筒
    に落とし込むことができる間隔部材である請求項1記載
    のレンズ鏡筒の構造。
  3. 【請求項3】 間隔部材は、レンズ保持筒の内周面に沿
    って落とし込まれる間隔環である請求項1記載のレンズ
    鏡筒の構造。
  4. 【請求項4】 間隔部材は、結像面の倒れを調整するた
    めに交換可能である請求項1記載のレンズ鏡筒の構造。
  5. 【請求項5】 少なくとも一つの間隔部材が絞りの機能
    をもっている請求項1又は2記載のレンズ鏡筒の構造。
  6. 【請求項6】 間隔部材を挟む2枚のレンズのうち、少
    なくとも一方のレンズは間隔部材との当接部が平面当接
    部である請求項1記載のレンズ鏡筒の構造。
  7. 【請求項7】 間隔部材を挟む2枚のレンズは間隔部材
    との当接部が平面当接部であり、双方の平面当接部は、
    間隔部材を挟んで対向している請求項1記載のレンズ鏡
    筒の構造。
  8. 【請求項8】 間隔部材を挟む2枚のレンズのうち、一
    方のレンズは間隔部材との当接部が平面当接部であり、
    他方のレンズは間隔部材との当接部が線状当接部であ
    り、この線状当接部は上記平面当接部と間隔部材を挟ん
    で対向している請求項1記載のレンズ鏡筒の構造。
  9. 【請求項9】 レンズ保持筒の光束入出射端部には雄ね
    じが形成され、この雄ねじには押え環の雌ねじがねじ込
    まれ、レンズ保持筒に落とし込まれたレンズおよび間隔
    部材が上記押え環に押されてレンズ保持筒に固定されて
    いる請求項1記載のレンズ鏡筒の構造。
  10. 【請求項10】 レンズおよび間隔部材は、レンズ保持
    筒の光束入出射両側から落とし込むことができ、各レン
    ズの径は、同径かまたは光束入出射側から奥側に向かっ
    て順次小さくなっている請求項1記載のレンズ鏡筒の構
    造。
  11. 【請求項11】 複数枚のレンズを所定の間隔をおき光
    軸を一致させて保持するレンズ鏡筒であって、 所定のレンズ間隔を保持する手段は、レンズ保持筒に落
    とし込むことができる間隔部材であり、 各レンズの径は、同径かまたは光の入出射側から奥側に
    向かって順次小さくなっていることを特徴とするレンズ
    鏡筒を備えた結像装置。
  12. 【請求項12】 複数枚のレンズを所定の間隔をおき光
    軸を一致させて保持するレンズ鏡筒であって、 所定のレンズ間隔を保持する手段は、レンズ保持筒に落
    とし込むことができる間隔部材であり、 各レンズの径は、同径かまたは光の入出射側から奥側に
    向かって順次小さくなっていることを特徴とするレンズ
    鏡筒を備えた画像読取装置。
  13. 【請求項13】 複数枚のレンズを所定の間隔をおき光
    軸を一致させて保持するレンズ鏡筒であって、 所定のレンズ間隔を保持する手段は、レンズ保持筒に落
    とし込むことができる間隔部材であり、 各レンズの径は、同径かまたは光の入出射側から奥側に
    向かって順次小さくなっていることを特徴とするレンズ
    鏡筒を備えた画像投影装置。
  14. 【請求項14】 複数枚のレンズを所定の間隔をおき光
    軸を一致させて保持するレンズ鏡筒であって、 所定のレンズ間隔を保持する手段は、レンズ保持筒に落
    とし込むことができる間隔部材であり、 各レンズの径は、同径かまたは光の入出射側から奥側に
    向かって順次小さくなっていることを特徴とするレンズ
    鏡筒を備えた画像拡大装置。
  15. 【請求項15】 複数枚のレンズを所定の間隔をおき光
    軸を一致させて保持するレンズ鏡筒の組立方法であっ
    て、 複数枚のレンズはレンズ保持筒に落とし込むことができ
    るようにするとともに、所定のレンズ間隔を保持するた
    めの間隔部材もレンズ鏡筒に落とし込むことができるよ
    うにしておき、 各レンズの径は、同径かまたは光の入出射側から奥側に
    向かって順次小さくしておき、 レンズ保持筒にレンズを落とし込んだ後に間隔部材を落
    とし込み、その後レンズを落とし込むことを特徴とする
    レンズ鏡筒の組立方法。
  16. 【請求項16】 レンズの枚数は3枚以上であって、レ
    ンズ保持筒にレンズを落とし込んだ後に間隔部材を落と
    し込み、その後、レンズと間隔部材を交互に落とし込む
    請求項15記載のレンズ鏡筒の組立方法。
  17. 【請求項17】 レンズ保持筒に全てのレンズと間隔部
    材を落とし込んだ後、レンズ保持筒の光束入出射端部に
    形成されている雄ねじに、押え環の雌ねじをねじ込み、
    レンズ保持筒に落とし込まれたレンズおよび間隔部材を
    上記押え環で押してレンズ保持筒に固定する請求項15
    記載のレンズ鏡筒の組立方法。
JP2000165644A 2000-06-02 2000-06-02 レンズ鏡筒の構造、結像装置、画像読取装置、画像投影装置、画像拡大装置およびレンズ鏡筒の組立方法 Pending JP2001343573A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000165644A JP2001343573A (ja) 2000-06-02 2000-06-02 レンズ鏡筒の構造、結像装置、画像読取装置、画像投影装置、画像拡大装置およびレンズ鏡筒の組立方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000165644A JP2001343573A (ja) 2000-06-02 2000-06-02 レンズ鏡筒の構造、結像装置、画像読取装置、画像投影装置、画像拡大装置およびレンズ鏡筒の組立方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001343573A true JP2001343573A (ja) 2001-12-14

Family

ID=18669089

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000165644A Pending JP2001343573A (ja) 2000-06-02 2000-06-02 レンズ鏡筒の構造、結像装置、画像読取装置、画像投影装置、画像拡大装置およびレンズ鏡筒の組立方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001343573A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006284789A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Nidec Copal Corp レンズ鏡胴
JP2008111932A (ja) * 2006-10-30 2008-05-15 Nidec Copal Corp レンズ鏡筒
JP2009009168A (ja) * 2008-10-17 2009-01-15 Olympus Corp レンズ鏡枠装置
JP2016062048A (ja) * 2014-09-22 2016-04-25 日本電産コパル株式会社 レンズユニット及び撮像装置
JP2016109926A (ja) * 2014-12-08 2016-06-20 日本電産コパル株式会社 レンズ保持機構
JP2018197767A (ja) * 2017-05-22 2018-12-13 マクセル株式会社 レンズユニットおよびカメラモジュール
CN115113364A (zh) * 2021-03-23 2022-09-27 理光工业解决方案有限公司 摄像光学系统、透镜单元、摄像装置以及移动体
JP7398837B1 (ja) 2022-12-06 2023-12-15 i-PRO株式会社 レンズユニット

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006284789A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Nidec Copal Corp レンズ鏡胴
JP2008111932A (ja) * 2006-10-30 2008-05-15 Nidec Copal Corp レンズ鏡筒
JP2009009168A (ja) * 2008-10-17 2009-01-15 Olympus Corp レンズ鏡枠装置
JP4763034B2 (ja) * 2008-10-17 2011-08-31 オリンパス株式会社 レンズ鏡枠装置
JP2016062048A (ja) * 2014-09-22 2016-04-25 日本電産コパル株式会社 レンズユニット及び撮像装置
JP2016109926A (ja) * 2014-12-08 2016-06-20 日本電産コパル株式会社 レンズ保持機構
JP2018197767A (ja) * 2017-05-22 2018-12-13 マクセル株式会社 レンズユニットおよびカメラモジュール
CN115113364A (zh) * 2021-03-23 2022-09-27 理光工业解决方案有限公司 摄像光学系统、透镜单元、摄像装置以及移动体
JP7398837B1 (ja) 2022-12-06 2023-12-15 i-PRO株式会社 レンズユニット

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6626542B2 (en) Reflection type projection optical system
US10012815B2 (en) Projection optical system and projection type display apparatus using the same
JP4289914B2 (ja) 結像光学系及びそれを用いた画像読取装置
US20060171046A1 (en) Passively aligned optical elements
WO2012004995A1 (ja) レンズユニット
JP2003322792A (ja) 撮像レンズ
JP2009048024A (ja) レンズユニット、撮像モジュール、及び光学機器
JP2009103874A (ja) 撮影光学系
CN115061332B (zh) 转换镜头、可交换镜头和摄像装置
US8908296B2 (en) Imaging lens
WO2013114901A1 (ja) レンズ鏡筒
CN209980002U (zh) 投影装置
JP2002221659A (ja) 撮像レンズ
US5548450A (en) Device for adjusting air gap between lenses
WO2013114908A1 (ja) レンズ鏡筒
CN111751965B (zh) 变焦透镜和具有变焦透镜的成像装置
JP2001343573A (ja) レンズ鏡筒の構造、結像装置、画像読取装置、画像投影装置、画像拡大装置およびレンズ鏡筒の組立方法
JP2000284171A (ja) 近距離撮影可能な撮影レンズ
JP2011075682A (ja) 光学系レンズ
JP3800420B2 (ja) マクロレンズ
JPH10274739A (ja) ズームレンズ
US11822096B2 (en) Optical system and optical apparatus
JP2000292696A (ja) 撮像装置及びアタッチメントレンズ
EP1335227A2 (en) Image pickup lens
EP2511761A2 (en) Image pickup apparatus and ND filter