JP7699321B2 - 収納具および収納具製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、収納具および収納具製造方法に関する。
折曲げ可能な屈曲部により開閉可能な基台部材を備え、基台部材を折曲げて閉状態となり、基台部材を折曲げ解除して開状態となるカードケースが提案されている(例えば特許文献1参照)。このカードケースは、帯状であり、複数の山折部と谷折部とを有し、山折部と谷折部との間に切込部が形成された一対の帯部材を、一方の山折部が他方の谷折部に対向し且つ一方の谷折部が他方の山折部に対向した状態で一方の切込部が他方の切込部に差込まれることで互いに組み合わせることで複数のカード収容部が形成された蛇腹収容体を有する。
特開2020-54695号公報
ところで、特許文献1に記載されたカードケースのような収納具には、少なくとも外側に露出した部分に天然皮革を使用することで高級感のある外観を呈することを特徴とするものがある。このような天然皮革を使った収納具には、高級感のある外観を維持しつつ、使用する天然皮革を極力少なくすることで、収納具全体として軽量化することで利用者の使い勝手を良くすることが要請されている。
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、高級感のある外観を維持しつつ軽量化を図ることができる収納具および収納具製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る収納具は、
平面視直角二等辺三角形状であり厚さ方向に重ねて配置された2N個(Nは2以上の正の整数)の三角片と、平面視矩形状であり前記三角片を厚さ方向から見たときに、直角に隣接する2つの辺それぞれに対応する2つの隣辺部分のいずれか一方に連続し重畳方向において隣り合う2つの三角片同士を接続する接続片と、を有し、重畳方向における両端に位置する三角片以外の三角片は、重畳方向における一方の三角片と斜辺部分で連続し且つ他方の三角片と前記隣辺部分で前記接続片を介して接続された一対の蛇腹部材と、
前記一対の蛇腹部材がそれぞれ2N個の前記三角片それぞれの前記接続片に連続する隣辺部分が互いに対向する蛇腹部材側とは反対側に位置するように配置された状態で、前記一対の蛇腹部材それぞれの隣り合う2つの三角片の間に介在した状態で隣り合う2つの三角片に逢着され、隣り合う2つの三角片の間に収容領域を形成する少なくともN枚のシート部材と、
前記一対の蛇腹部材の並び方向において隣り合う2つの三角片同士を連結する連結部材と、を備える。
本発明によれば、高級感のある外観を維持しつつ軽量化を図ることができる。
本発明の実施の形態に係る収納具の概略図である。 (A)は実施の形態に係る蛇腹部材を示す斜視図であり、(B)は実施の形態に係るシート部材を示す斜視図である。 実施の形態に係る蛇腹部材の基となる基材の平面図である。 実施の形態に係る蛇腹部材にシート部材を挿入する様子を示す斜視図である。 実施の形態に係る蛇腹部材の特徴を説明するための図である。 変形例に係る蛇腹部材の基となる基材の平面図である。 変形例に係るシート部材を示す斜視図である。 変形例に係る収納具の一例を示す写真である。
以下、本発明の一実施の形態に係る収納具について図面を参照して詳細に説明する。本実施の形態に係る収納具は、一対の蛇腹部材と、シート部材と、連結部材と、を備える。一対の蛇腹部材は、それぞれ、平面視直角二等辺三角形状であり厚さ方向に重ねて配置された2N個(Nは2以上の正の整数)の三角片と、平面視矩形状であり前記三角片の隣辺部分に連続し重畳方向において隣り合う2つの三角片同士を接続する接続片と、を有する。そして、各蛇腹部材は、三角片の重畳方向における両端に位置する三角片以外の三角片は、重畳方向における一方の三角片と斜辺部分で連続し且つ他方の三角片と隣辺部分で接続片を介して接続されている。シート部材は、少なくともN枚存在し、一対の蛇腹部材がそれぞれ2N個の三角片それぞれの接続片に連続する隣辺部分が互いに対向する蛇腹部材側とは反対側に位置するように配置された状態で、一対の蛇腹部材それぞれの隣り合う2つの三角片の間に介在した状態で隣り合う2つの三角片に逢着され、隣り合う2つの三角片の間に収容領域を形成している。連結部材は、一対の蛇腹部材の並び方向において隣り合う2つの三角片同士を連結する。
図1に示すように、本実施の形態に係る収納具1は、例えば鞄であり、一対の蛇腹部材11と、外殻体12と、シート部材131、132と、連結部材14と、一対の係止金具151、152と、2つの把手16と、を備える。一対の蛇腹部材11は、それぞれ、図2(A)に示すように、平面視直角二等辺三角形状であり厚さ方向に重ねて配置された6枚の三角片111と、平面視矩形状であり三角片111の隣辺部分に連続し重畳方向において隣り合う2つの三角片111同士を接続する6枚の接続片112と、を有する。一対の蛇腹部材11は、例えば天然皮革から形成されている。そして、各蛇腹部材11は、三角片111の重畳方向における両端に位置する三角片111以外の三角片111が、重畳方向における一方の三角片111と斜辺部分で連続し且つ他方の三角片111と隣辺部分で接続片112を介して接続されている。一対の蛇腹部材11は、それぞれ6枚の三角片111それぞれの接続片112に連続する隣辺部分が互いに対向する蛇腹部材11側とは反対側に位置するように配置されている。一対の蛇腹部材11それぞれの隣り合う2つの三角片の間に収容領域S1が形成されている。
外殻体12は、矩形板状であり長手方向における中央部の両側を同一方向へ折り曲げられてなる一対の外殻片121を有する。そして、一対の蛇腹部材11それぞれの6枚の三角片111の重畳方向における両端に位置する三角片111は、重畳方向において隣り合う1つの三角片111と斜辺部分において連続し且つ2つの外殻片121のいずれか一方に少なくとも隣辺部分で接続されている。ここで、一対の蛇腹部材11それぞれの前述の重畳方向における両端に位置する三角片111は、外殻片121の折り返し部分121aにおいて外殻片121に逢着されている。
シート部材131は、例えば織物生地から矩形シート状に形成されたものであり、2枚存在する。シート部材131は、一対の蛇腹部材11それぞれの隣り合う2つの三角片111の間に介在した状態で隣り合う2つの三角片111に逢着され、隣り合う2つの三角片の間に収容領域S1を形成している。このシート部材131は、図2(B)に示すように、矩形シート状であり厚さ方向において重ねて配置される2つの主片1311と、長尺の矩形シート状であり短手方向における両端縁それぞれの長手方向における全体において主片1311に連続する連結片1312と、を有する。ここで、連結片1312は、その短手方向における中央部を通り且つ長手方向に延在する仮想直線VL1で少なくとも長手方向における両端部で2つに折り畳まれた状態で、2つの主片1311とともに蛇腹部材11の三角片111に逢着されている。シート部材132は、矩形シート状であり、一対の蛇腹部材11それぞれの前述の重畳方向における両端に位置する三角片111それぞれに接続片112を介して連続する三角片111と外殻体12の外殻片121との間に介在した状態で、当該三角片111と外殻片121とに逢着されている。ここで、シート部材132は、一対の蛇腹部材11それぞれの前述の重畳方向における両端に位置する三角片111とともに外殻片121の折り返し部分121aにおいて外殻片121に逢着されている。
連結部材14は、例えば金属板から断面コ字状に折曲された形状を有し、一対の蛇腹部材11の並び方向において隣り合う2つの三角片111の頂部同士を連結している。
一対の係止金具151、152は、それぞれ、外殻体12の一対の外殻片121それぞれに逢着されている。一対の係止金具151、152は、一対の外殻片121が閉じた状態において互いに係合した状態となる。把手16は、一対の外殻片121それぞれに装着されている。ストッパ金具17は、長尺であり長手方向の両端部それぞれが一対の外殻片121の周部に固定されており、一対の外殻片121の開き角度が予め設定された角度以上となるのを防止している。
次に、本実施の形態に係る収納具1の製造方法について説明する。ます、図3に示すような蛇腹部材11の基となる基材911を準備する。この基材911は、例えば天然皮革のシートから切り出すことにより作製する。基材911は、平面視正方形状であり、直角の2つの頂部の一方の頂部P1が1つの基点P0を囲繞するように配置された2つの四角片部9113と、2つの四角片部9113の一辺に隣片部分が隣り合うように配置された平面視直角三角形状の2つの三角片部9111と、平面視矩形状であり対向する2辺それぞれにおいて、隣り合う2つの四角片部9113または三角片部9111と四角片部9113とに連続する接続片部9112と、を有する。
次に、複数の接続片部9112それぞれについて接続片部9112の短手方向の中心部を通り且つ接続片部9112の長手方向へ延在する仮想山折り線MFLで山折りにし、2つの四角片部9113それぞれにおける2つの頂部同士を結ぶ仮想谷折り線VFLで谷折りにすることにより、前述の蛇腹部材11を2つ準備する。続いて、一対の蛇腹部材11を、それぞれ、図4に示すように、三角片111それぞれの接続片112に連続する隣辺部分が互いに対向する蛇腹部材11側とは反対側に位置するように配置する。
その後、図4の破線矢印に示すように、シート部材131を一対の蛇腹部材11それぞれの隣り合う2つの三角片111の間に挿入する。そして、シート部材131を一対の蛇腹部材11それぞれの隣り合う2つの三角片111の間に介在させた状態で隣り合う2つの三角片111に2枚のシート部材131それぞれを逢着する。次に、一対の蛇腹部材11の並び方向において隣り合う2つの三角片111の頂部同士を連結部材14で連結する。
続いて、蛇腹部材11およびシート部材132を外殻体12の一対の外殻片121それぞれに逢着し、係止金具151、152、把手16およびストッパ金具17を一対の外殻片121に装着することで、収納具1が完成する。
以上説明したように、本実施の形態に係る収納具1によれば、高級感のある外観を維持しつつ軽量化を図ることができる。
ところで、内側に1つの収納空間内が形成された鞄であって、内壁に小物を収納するためのポケットが縫着された鞄が提供されている。但し、このような鞄の場合、鞄を持ち歩いたときにポケット内の収納物がポケット外に飛び出して鞄の中で混ざり合うと収納物の整理が難しくなる虞がある。また、このような鞄の場合、ポケットの中身も見えづらく、何をどこに入れたのか判りにくくなる虞がある。このため、例えばバッグインバッグなどを用いて鞄の中身を整理する必要があった。これに対して、本実施の形態に係る収納具1によれば、中身の収納物を一目瞭然で見渡せて分類して収納することができるので、利用者の利便性を高めることができるという利点がある。
また、従来の蛇腹部材として、例えば平面視長方形状の矩形片であって中央部に短手方向の一方の端縁から短手方向における中央部にまでの延在するスリットが形成された一対の矩形片であって、それらのスリット同士が嵌め合わされた一対の矩形片が複数対重ねて配置され、各矩形片の長手方向における両端部が重畳方向で隣り合う2つの矩形片のうちの一方の端部に逢着された構造を有するものがある。これに対して、本実施の形態に係る収納具1によれば、蛇腹部材11が、三角片111の重畳方向における両端に位置する三角片111以外の三角片111が、重畳方向における一方の三角片111と斜辺部分で連続し且つ他方の三角片111と隣辺部分で接続片112を介して接続された構造を有している。これにより、前述の従来の蛇腹部材に比べて収納領域S1の開口部分をより大きく開くことができるので、収納領域S1に収納された硬貨、カード等の出し入れが容易になるという利点がある。
また、前述の従来の蛇腹部材が、例えば図5に示すように6つの平面視長方形状の矩形片991を用いて作製されるとする。そして、この従来の蛇腹部材を用いた収納具と外形寸法が略同じ本実施の形態に係る収納具1を作製する場合、図5に示すように、12組の三角片111と接続片112との組を使用することになる。そうすると、図5に示すように、本実施の形態に係る蛇腹部材11を構成する三角片111および接続片112の作製に必要な基材911の総面積は、従来の蛇腹部材を構成する矩形片991の作製に必要な基材の総面積の約6割程度で済むことが判る。このように、本実施の形態に係る収納具1は、蛇腹部材11の作製に必要な基材911の量を少なくすることで、前述の従来の蛇腹部材を用いた収納具に比べて軽量化されている。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は前述の実施の形態の構成に限定されるものではない。例えば、蛇腹部材11、外殻体12は、天然皮革で形成されているものに限定されるものではなく、合成皮革等の他の材料から形成されていてもよい。
また、実施の形態で説明した収納具製造方法では、図6に示すような、2つの四角片部9113と、2つの三角片部9111と、接続片部9112と、を有する基材911を用いる例について説明した。但し、使用する基材の形状は、これに限定されるものではない。例えば図5に示すように、基材2911が、対向する2つの頂部が直角である平面視菱形状であり、直角の2つの頂部を除く2つの頂部のうちの隣り合う2辺のなす角度が他方で隣り合う2辺のなす角度よりも小さい一方が基点P0を囲繞するように配置された9つの四角片部29113と、9つの四角片部29113のうちこれらの四角片部29113の並び方向における両端それぞれに配置された四角片部29113の一辺に隣片部分が隣り合うように配置された平面視直角三角形状の2つの三角片部29111と、平面視矩形状であり対向する2辺それぞれにおいて、四角片部29113の並び方向で隣り合う2つの四角片部29113または三角片部29111と四角片部29113とに連続する10個の接続片部9112と、を有するものであってもよい。
そして、この基材2911の10個の接続片部9112それぞれについて接続片部9112の短手方向の中心部を通り且つ接続片部9112の長手方向へ延在する仮想山折り線MFLで山折りにし、9つの四角片部29113それぞれにおける直角の2つの頂部を除く2つの頂部同士を結ぶ仮想谷折り線VFLで谷折りにすることにより、平面視直角三角形状であり厚さ方向に重ねて配置された20個の三角片と、平面視矩形状であり三角片の隣辺部分に連続し重畳方向において隣り合う2つの三角片同士を接続する接続片と、を有し、重畳方向における両端に位置する三角片以外の三角片は、重畳方向における一方の三角片と斜辺部分で連続し且つ他方の三角片と隣辺部分で接続片を介して接続された蛇腹部材を準備してもよい。
実施の形態では、シート部材131が、図2(B)に示すように、2つの主片1311と、主片1311に連続する連結片1312と、を有する例について説明した。但し、これに限らず、例えば図7に示すように、シート部材3131が、2つの主片1311の短手方向における同一方向の端部で連続した構造、即ち、平面視矩形状のシートを辺に沿った仮想山折り線で山折りした構造を有するものであってもよい。
実施の形態では、収納具1が鞄である例について説明したが、これに限定されるものではなく、同様の構造を有する財布であってもよい。即ち、外殻体12に把手16が装着されておらず、全体として小型化した構造を有するものであってもよい。本変形例に係る収納具としては、例えば図8に示すような財布用途の収納具が挙げられる。或いは、カードケース、化粧ポーチ、ガジェットポーチ等の鞄、財布以外の他の用途の収納物を収納するものであってもよい。
ところで、従来の小さな財布は、収納物がピッタリ収まる大きさの収納部を備えたものが多い。ところが、このような財布は、開口部分の面積が狭いため、例えば収納部に収納されたカードを取り出す場合、カードを1枚ずつスライドして取り出す必要があり、利用者がスムーズなカードの出し入れが難しいと感じる虞がある。また、硬貨も同様に一度に出し入れする数が限られるため、利用者がスムーズな硬貨非常に出し入れが難しいと感じる虞もある。特に、紙幣を3つ折りにして収納している場合、紙幣が際巻き上がった状態になりその出し入れが難しくなる虞もある。これに対して、本構成によれば、開くという一つの動作で全ての収納部が連動して立体的に開くので、一目瞭然で硬貨、カード、紙幣の全てを見渡せると共に、紙幣の巻上がりを防止しつつ紙幣等の出し入れをスムーズに行うことができるという利点がある。
図8に示すように、本変形例に係る収納具では、蛇腹部材11の基材の仮想谷折り線VFLおよび接続片部9112の端縁に対応する部分VL4が、収納領域S1の開口部分の左右方向における中央部分の2つの頂点PT、PBと収納領域S1の底側の左右の頂点PR、PLとを結ぶ構造を有する。これにより、収納領域S1の底側を、接続片112と三角片111との境界部分、並びに、隣接する接続片111の境界部分を頂点とする六角形状に広げることができる。また、カード等の板状の物を入れている場合は収納領域S1の開口部分をあまり大きく広げることができないが、硬貨のような比較的小さい物を入れている場合は、2つの頂点PT、PB同士が互いに離れるように大きく開くことで、収納領域S1の深さを比較的浅くすることができる。従って、収納領域S1に収納された硬貨等が取り出し易くなるという利点がある。また、紙幣或いはスマートフォンを収納した場合には、収納領域の幅方向における両端部が紙幣、スマートフォンのストッパとして機能するので、紙幣或いはスマートフォンの収納具からの脱落が抑制されるとともに、収納領域S1の開口部分があまり大きく開かないことで、紙幣、スマートフォンを取り出す際のガイド効果を奏し、紙幣、スマートフォンを取り出し易くなるという利点もある。
ところで、従来の財布では、いわゆる肩マチが採用されているが、紙幣を収納した場合、肩マチの内側に折り込まれた部分に紙幣の角部が当たって紙幣の角部が折れてしまう虞があった。これに対して、本変形に係る収納具では、いわゆる肩マチが無い構造でありながら収納領域S1を大きく開くことができるので、紙幣の角部が折れてしまうことを抑制しつつ紙幣の取り出し易さを実現できる。
実施の形態では、外殻体12を備えるものについて説明したが、例えば外殻体12を備えず蛇腹部材11と連結部材12とシート部材131のみを備え、蛇腹部材11の複数の三角片のうちの重畳方向における両端の三角片が複数のシート部材131のうちの重畳方向における両端それぞれに配置されたシート部材131に縫着されている収納具であってもよい。この収納具は、例えば既存の鞄、財布等の内部を区分けするためのものとして使用することができる。
以上、本発明の各実施の形態および変形例について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではない。本発明は、実施の形態及び変形例が適宜組み合わされたもの、それに適宜変更が加えられたものを含む。
本発明は、鞄、財布等の収納具として好適である。
1:収納具、11:蛇腹部材、12:外殻体、14:連結部材、16:把手、17:ストッパ金具、111:三角片、112:接続片、121:外殻片、121a:折り返し部分、131,132:シート部材、151,152:係止金具、9011:基材、9111:三角片部、9112:接続片部、9113:四角片部、1311:主片、1312:連結片、MFL:山折り線、VL1:仮想直線、VFL:谷折り線

Claims (4)

  1. 平面視直角三角形状であり厚さ方向に重ねて配置された2N個(Nは2以上の正の整数)の三角片と、平面視矩形状であり前記三角片を厚さ方向から見たときに、直角に隣接する2つの辺それぞれに対応する2つの隣辺部分のいずれか一方に連続し重畳方向において隣り合う2つの三角片同士を接続する接続片と、を有し、重畳方向における両端に位置する三角片以外の三角片は、重畳方向における一方の三角片と斜辺部分で連続し且つ他方の三角片と前記隣辺部分で前記接続片を介して接続された一対の蛇腹部材と、
    前記一対の蛇腹部材がそれぞれ2N個の前記三角片それぞれの前記接続片に連続する隣辺部分が互いに対向する蛇腹部材側とは反対側に位置するように配置された状態で、前記一対の蛇腹部材それぞれの隣り合う2つの三角片の間に介在した状態で隣り合う2つの三角片に逢着され、隣り合う2つの三角片の間に収容領域を形成する少なくともN枚のシート部材と、
    前記一対の蛇腹部材の並び方向において隣り合う2つの三角片同士を連結する連結部材と、を備える、
    収納具。
  2. 板状であり長手方向における中央部の両側を同一方向へ折り曲げられてなる2つの外殻片を有する外殻体を更に備え、
    2N個の前記三角片の重畳方向における両端に位置する三角片は、重畳方向において隣り合う1つの三角片と斜辺部分において連続し且つ前記2つの外殻片のいずれか一方に少なくとも隣辺部分で接続されている、
    請求項1に記載の収納具。
  3. 前記シート部材は、
    矩形シート状であり厚さ方向において重ねて配置される2つの主片と、
    長尺の矩形シート状であり短手方向における両端縁それぞれの長手方向における全体において前記主片に連続し、短手方向における中央部を通り且つ長手方向に延在する仮想直線で少なくとも長手方向における両端部で2つに折り畳まれた状態で、2つの前記主片それぞれに逢着された連結片と、を有する、
    請求項1または2に記載の収納具。
  4. 対向する2つの頂部が直角である平面視菱形状または平面視正方形状であり、直角の2つの頂部を除く2つの頂部のうちの隣り合う2辺のなす角度が他方で隣り合う2辺のなす角度以下である一方が1つの基点を囲繞するように配置された複数の四角片部と、前記複数の四角片のうち前記複数の四角片の並び方向における両端それぞれに配置された四角片の一辺に隣片部分が隣り合うように配置された平面視直角三角形状の2つの三角片部と、平面視矩形状であり対向する2辺それぞれにおいて、前記複数の四角片部の並び方向で隣り合う2つの四角片部または前記三角片部と前記四角片部とに連続する複数の接続片部と、を有し、蛇腹部材の基となる基材について、複数の前記接続片部それぞれについて前記接続片部の短手方向の中心部を通り且つ前記接続片部の長手方向へ延在する仮想山折り線で山折りにし、複数の前記四角片部それぞれにおける直角の2つの頂部を除く2つの頂部同士を結ぶ仮想谷折り線で谷折りにすることにより、平面視直角三角形状であり厚さ方向に重ねて配置された2N個(Nは2以上の正の整数)の三角片と、平面視矩形状であり前記三角片の隣辺部分に連続し重畳方向において隣り合う2つの三角片同士を接続する接続片と、を有し、重畳方向における両端に位置する三角片以外の三角片は、重畳方向における一方の三角片と斜辺部分で連続し且つ他方の三角片と隣辺部分で前記接続片を介して接続された一対の蛇腹部材を準備する第1工程と、
    前記一対の蛇腹部材がそれぞれ2N個の前記三角片それぞれの前記接続片に連続する隣辺部分が互いに対向する蛇腹部材側とは反対側に位置するように配置する第2工程と、
    前記第2工程の後、前記一対の蛇腹部材それぞれの隣り合う2つの三角片の間に介在した状態で隣り合う2つの三角片にN枚のシート部材それぞれを逢着することにより、隣り合う2つの三角片の間に収容領域を形成する第3工程と、
    前記第3工程の後、前記一対の蛇腹部材の並び方向において隣り合う2つの三角片同士を連結部材で連結する第4工程と、を含む、
    収納具製造方法。
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