JP7689470B2 - かつらの製造方法、及びかつらの使用方法 - Google Patents
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Description
特に、前頭部の生え際におけるかつらの周縁は、目立つ部分であるため、例えば、かつらの周縁部分に凹凸形状を備えることによって、かつらを装着した際に前頭部の生え際が不自然に見えないような工夫がなされている。
特に、前頭部や側頭部の生え際に自毛がある人において、かつらの周縁部分でかつらの毛髪や自毛を自然に立ち上げて、その立ち上げた状態を維持したいという要望があったが、これを実現することは困難であった。
具体的には、着用者の前額部の所定位置にヘアラインを表出し得るフロント部を備えたかつらベースと、該かつらベースに植毛した毛髪とからなるかつらにおいて、上記かつらベースのフロント部のフロントエッジとこのフロントエッジから内側へ引っ込んだ位置との間で波状に振幅し且つフロントエッジに沿って該振幅を繰り返すことでウェーブ模様を呈するようにフロント用毛髪を植毛したかつらが開示されている。
このかつらによれば、前頭部の生え際におけるかつらの毛髪をウェーブ状にすることによって、ヘアラインが不自然になることを抑止できるようになっている。
具体的には、かつらベースの前頭部端縁を波打ち形状とし、当該端縁を含む近傍領域を合成樹脂で硬化し、近傍領域のベース内方側の端部の少なくとも一部が波打ち形状の谷底を5mmを超えてさらにベース内方へ延在しているかつらが開示されている。
このかつらによれば、前頭部端縁が頭皮から捲れ上がったり、反りや丸まりが生じて、不自然な外観となることを抑止できるようになっている。
また、特許文献4でも、前頭部にギザギザの凹凸部を有するネットを用いたかつらが提案されており、生え際を自然に見せることができるようになっている。
そこで、本発明者らは鋭意研究して、かつらの周縁の生え際に対応する部分に鋭角状の複数の凹部を形成し、この凹部の両側端部に毛髪を植毛して、両側端部から延びる毛髪を互いに交叉させ支え合わせることによって、かつらの毛髪や自毛を自然に立ち上げて維持することに成功した。
また、凹部の両側端部に複数のリングを固定し、このリングにも毛髪を植毛することによって、頭部の生え際における毛髪にボリュームを持たせることも可能にした。
また、本発明のかつらの製造方法は、前記両側端部から延びる毛髪を前記凹部を介して頭部から延びる自毛と交叉させて混ざり合わせることができるかつらを得る方法とすることが好ましい。
また、本発明のかつらの製造方法は、前記かつらが、頭部の生え際に自毛が生えている人用である方法とすることが好ましい。
具体的には、図1に示すように、かつらベース1は、第一ネット部11、第二ネット部12、生え際部13、及び周縁補強部14(14’)を有している。
図1において、凹部131は、生え際部13の左右に2個ずつ形成されているが、これに限定されず、生え際部13の左右に1個ずつ形成してもよく、生え際部13の中央に凹部131を形成してもよい。また、生え際部13における凹部131の個数と配置を、その他の個数と配置にしてもよい。さらに、生え際部13における凹部131の形状も、図1に示すものに限定されず、生え際部13に鋭角状の複数の凹部131が形成されていればよい。
図1に示すように、凹部131の両側端部において、その両側端辺から外側に延びるように(両側端辺に対して概ね垂直に)毛髪2を植毛すると、両側端部から延びる毛髪2は、互いに交叉するため、これらを簡単に混ざり合わせた状態にすることができる。
また、これによって、両側端部から延びる毛髪2が互いに支え合い、自然な立ち上がりを実現することが可能となる。
すなわち、図1に示すように、生え際部13において周縁補強部14を形成することによって生え際部13を補強することが好ましい。
このため、毛髪2の自然な立ち上がりをより容易に実現でき、またその状態を維持することが可能となる。さらに、生え際部13に周縁補強部14を形成することで、生え際部13が捲れ上がることを防止することも可能となる。
なお、図1において、毛髪2が第一ネット部11に植毛されている状態が示されているが、毛髪2を周縁補強部14に植毛しても良い。
また、本実施形態のかつらの製造方法におけるかつらベース1は、第一ネット部11、及び第二ネット部12を備えたものに限定されず、1種類の樹脂製のシートやネット部材からなるものとしてもよく、より多くの構成部材からなるものとしてもよい。
このように生え際部13が含まれる第一ネット部11に網目の細かなネット部材を使用することによって、凹部131に植えられた毛髪2が網目部分で回転することを抑止でき、毛髪2を生え際部13によりしっかりと固定することが可能である。
そして、これによって、毛髪2の自然な立ち上がりをより容易に実現でき、またその状態を維持することが可能となる。
すなわち、本実施形態によって得られるかつらは、凹部131の両側端部から延びる毛髪2が互いに交叉して混ざり合うのみならず、頭部4に生えている自毛5を凹部131を介して毛髪2と交叉させて混ざり合わせることができる。
このように、本実施形態によって得られるかつらは、使用者の頭部4に自毛5が生えている場合に、毛髪2と自毛5を混ざり合わせて立たせることができるため、本実施形態のかつらの製造方法は、頭部の生え際に自毛が生えている人用のものとすることが好ましい。
また、図3には、かつら3において、生え際部における凹部131の両側端部から延びる毛髪2が互いに交叉して混ざり合う様子が示されている。
同図において、図1と同様の構成については同一符号に「a」を付加して示されており、凹部131aの両側端部に固定された複数のリングの一部に、毛髪2が植毛された例が示されている。
このような本実施形態によれば、凹部131aの両側端部に毛髪2を植毛すると共に、これらのリングにも毛髪を植毛することによって、植毛する毛髪量を増やすことができ、生え際部13aにおける毛髪2にボリュームを持たせることが可能になっている。
11,11a 第一ネット部
12,12a 第二ネット部
13,13a 生え際部
131,131a 凹部
14,14’,14a,14’a 周縁補強部
15 第一取付部
16 第二取付部
2 毛髪
3 かつら
4 頭部
5 自毛
Claims (6)
- 周縁部に凹凸構造を備えたかつらベースに植毛を行うかつらの製造方法であって、
前記かつらベースにおいて、頭部の前頭部又は側頭部における生え際に配置される生え際部に、鋭角状の複数の凹部を有する前記凹凸構造を形成し、
前記凹部の両側端部に毛髪を植毛し、
前記両側端部から延びる前記毛髪を互いに交叉させて混ざり合わせることにより、
前記毛髪を立ち上げて維持する
ことを特徴とするかつらの製造方法。 - 前記かつらベースにおける前記両側端部を含む前記生え際部を補強した後、前記両側端部に毛髪を植毛することを特徴とする請求項1記載のかつらの製造方法。
- 前記両側端部から延びる毛髪を前記凹部を介して頭部から延びる自毛と交叉させて混ざり合わせることができるかつらを得ることを特徴とする請求項1又は2記載のかつらの製造方法。
- 前記両側端部に複数のリングを固定し、前記リング及び前記両側端部に前記毛髪を植毛することを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載のかつらの製造方法。
- 前記かつらが、頭部の生え際に自毛が生えている人用であることを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載のかつらの製造方法。
- 周縁部に凹凸構造を備えたかつらベースに植毛してなるかつらの使用方法であって、
前記かつらベースにおいて、頭部の前頭部又は側頭部における生え際に配置される生え際部に、鋭角状の複数の凹部を有する前記凹凸構造が形成され、前記凹部の両側端部に毛髪が植毛されており、
前記両側端部から延びる前記毛髪を互いに交叉させて混ざり合わせ、
前記両側端部から延びる前記毛髪を前記凹部を介して頭部から延びる自毛と交叉させて混ざり合わせることにより、
前記毛髪及び前記自毛を立ち上げて維持する
ことを特徴とするかつらの使用方法。
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