以下では、本開示の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図面において、同一又は対応する要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略される。
<実施形態1>
図1は、本実施形態1にかかる推薦装置1の構成を示すブロック図である。推薦装置1は、サービス提供装置(不図示)の利用時における認証に成功したユーザに対して、過去の認証成功時に蓄積されたユーザ関連情報と今回認証に成功したサービス提供装置の提供機能に基づいて推薦情報を通知する情報処理装置である。まず、サービス提供装置は、ユーザの利用に際して、当該ユーザの認証を必要とするものとする。例えば、サービス提供装置は、入退場ゲート装置、自動販売機、プリンタ等の複合機等が挙げられるが、これらに限定されない。また、各サービス提供装置は、認証に成功した場合に、装置が有する提供機能によりサービスを提供する。言い換えると、第1のサービス提供装置は、第1の認証の成功に応じて提供機能にかかるサービスを利用可能とする。また、第2のサービス提供装置は、第2の認証の成功に応じて提供機能にかかるサービスを利用可能とする。ここで、提供機能とは、例えば、入退場ゲートの開錠、商品の販売における決済、印刷等であるが、これらに限定されない。また、以下では、各サービス提供装置には、それぞれ認証端末が接続されているものとして説明する。但し、各サービス提供装置には、それぞれ認証端末が内蔵されていてもよい。
認証端末は、接続されたサービス提供装置の提供機能を利用しようとするユーザから本人認証情報を取得し、推薦装置1又は認証装置へ本人認証情報を送信する。そのため、サービス提供装置を利用するユーザは、事前に、自身の本人認証情報(登録用)を認証装置へ登録しておく必要がある。そして、認証端末は、認証結果を受信し、認証に成功した場合、その旨をサービス提供装置へ通知し、機能に応じたサービスを提供させる。ここで、「本人認証情報」とは、本人確認の認証に用いる情報であり、本人を一意に特定(識別)するための情報である。本人認証情報は、例えば、生体情報、身分証明証に関する情報、個人番号をコード化した表示情報等である。但し、本人認証情報は、これらに限定されない。
ここで、推薦装置1は、通信ネットワーク(不図示、以降、通信ネットワークを単にネットワークとも称する)、又は、所定の無線通信により、各認証端末と接続されているものとする。尚、ネットワークは、有線か無線であるかを問わないし、通信プロトコルの種別を問わない。
また、推薦装置1は、所定のユーザが第1のサービス提供装置を利用する際に行われる第1の認証と、当該ユーザが第2のサービス提供装置を利用する際に行われる第2の認証とを制御してもよい。そして、推薦装置1は、上述した認証端末からユーザの本人認証情報(認証用)を取得し、認証用の本人認証情報と、認証装置に登録された登録用の本人認証情報とを照合して、認証を制御する。または、認証端末は、取得した本人認証情報を認証装置へ送信し、受信した認証結果を推薦装置1へ送信してもよい。つまり、推薦装置1は、第1の認証及び第2の認証の認証結果を受信し、受信した認証結果に応じて処理を行っても良い。
推薦装置1は、登録部11、特定部12、決定部13及び通知部14を備える。登録部11は、所定のユーザが第1のサービス提供装置を利用する際に行われた第1の認証の成功時に取得された、ユーザに関連するユーザ関連情報を当該ユーザと対応付けて登録する。ここで、ユーザ関連情報とは、ユーザが第1のサービス提供装置の認証や利用を行う際に取得された情報である。ユーザ関連情報は、例えば、認証結果、ユーザの体調情報、第1のサービス提供装置の操作情報(操作履歴)等が挙げられる。そして、認証結果には、例えば、時刻情報(認証時刻等)、認証場所、第1のサービス提供装置の種別、第1のサービス提供装置の設置場所等が含まれる。また、体調情報は、ユーザの健康状態を示す情報である。体調情報には、例えば、ユーザから測定された体表面温度の測定値や体調の良し悪しを示すフラグ情報等が含まれる。登録部11は、ユーザ関連情報とユーザ(の識別情報)とを対応付けて、内蔵又は外部の記憶装置に登録する。
特定部12は、ユーザが第2のサービス提供装置を利用する際に行われた第2の認証の成功時に、当該ユーザに対応付けられたユーザ関連情報を特定する。つまり、特定部12は、第2の認証の成功時に特定されたユーザの識別情報に対応付けられたユーザ関連情報を、上記の記憶装置から取得する。
決定部13は、特定したユーザ関連情報及び第2のサービス提供装置の提供機能に基づいて、第2のサービス提供装置を利用する際の推薦情報を決定する。ここで、推薦情報は、第2の認証に成功したユーザに対して推薦(提供)するための情報である。例えば、推薦情報は、第2のサービス提供装置により購入可能な商品のうち、当該ユーザの体調等を考慮してより適切なものとして推薦する商品を示す情報であるとよい。または、推薦情報は、第2のサービス提供装置の利用に際して適用可能な特典情報であってもよい。但し、推薦情報は、これらに限定されない。決定部13は、ユーザ関連情報及び提供機能等を入力して所定のロジックに基づき推薦情報を出力する推薦モデルを用いて推薦情報を決定してもよい。尚、推薦モデルには、AI(Artificial Intelligence)モデル等の公知技術を適用することができる。また、推薦モデルは、ユーザ関連情報等を入力データ、推薦情報の採用結果を正解データとした教師データにより機械学習されたものを用いることができる。または、決定部13は、ユーザ関連情報及び提供機能等から第1の情報を導出し、第1の情報の判定結果に基づいて、所定のロジック等により推薦情報を決定してもよい。
通知部14は、ユーザに対して推薦情報を通知する。通知部14は、第2のサービス提供装置、当該第2のサービス提供装置に接続もしくは内蔵された認証端末、又は、ユーザが所持するユーザ端末を通知先として、推薦情報を通知(送信)する。
尚、特定部12は、第2の認証の成功時に、第2のサービス提供装置を利用する以前に利用された2以上のサービス提供装置の認証成功時のユーザ関連情報を特定してもよい。特に、特定部12は、第2の認証の成功時に、第2のサービス提供装置の直前ではなく、過去に利用されたサービス提供装置の認証成功時のユーザ関連情報を特定してもよい。例えば、ユーザは、(1)入場ゲート、(2)自動販売機、(3)複合機の順序で、認証を必要とする複数のサービス提供装置を利用したものとする。そして、推薦装置1は、(1)及び(2)のユーザ関連情報D1及びD2を当該ユーザと関連付けて登録済みとする。このとき、ユーザが(3)複合機の利用時の認証に成功した場合、推薦装置1は、(1)入場ゲートの認証成功時のユーザ関連情報D1を特定し、(直前のD2を用いず)D1に基づき、推薦情報を決定してもよい。つまり、(3)複合機の利用時から、直前に利用された(2)自動販売機を必ずしも「第1のサービス提供装置」としなくても良い。または、ユーザが(3)複合機の利用時の認証に成功した場合、推薦装置1は、(1)入場ゲート及び(2)自動販売機の認証成功時のユーザ関連情報D1及びD2を特定し、D1及びD2に基づき、推薦情報を決定してもよい。
図2は、本実施形態1にかかる推薦方法の流れを示すフローチャートである。まず、登録部11は、所定のユーザが第1のサービス提供装置を利用する際に行われた第1の認証の成功時に取得された、ユーザに関連するユーザ関連情報を当該ユーザと対応付けて登録する(S11)。
次に、特定部12は、ユーザが第2のサービス提供装置を利用する際に行われた第2の認証の成功時に、当該ユーザに対応付けられたユーザ関連情報を特定する(S12)。そして、決定部13は、ユーザ関連情報及び第2のサービス提供装置の提供機能に基づいて、第2のサービス提供装置を利用する際の推薦情報を決定する(S13)。その後、通知部14は、ユーザに対して推薦情報を通知する(S14)。
このように本実施形態にかかる推薦装置1は、第1のサービス提供装置を利用する際の認証時に取得された情報に基づき、第2のサービス提供装置の認証成功時に、提供機能を加味して推薦情報を決定し、通知する。つまり、一の認証端末における認証時に取得された情報を用いて、他の認証端末の利用時に有益な情報を提供することができる。よって、推薦装置1は、ユーザの状態に応じた適切な情報を推薦することができる。
尚、推薦装置1は、図示しない構成としてプロセッサ、メモリ及び記憶装置を備えるものである。また、当該記憶装置には、本実施形態にかかる推薦方法の処理が実装されたコンピュータプログラムが記憶されている。そして、当該プロセッサは、記憶装置からコンピュータプログラムを前記メモリへ読み込ませ、当該コンピュータプログラムを実行する。これにより、前記プロセッサは、登録部11、特定部12、決定部13及び通知部14の機能を実現する。
または、推薦装置1の各構成要素は、それぞれが専用のハードウェアで実現されていてもよい。また、各装置の各構成要素の一部又は全部は、汎用または専用の回路(circuitry)、プロセッサ等やこれらの組合せによって実現されてもよい。これらは、単一のチップによって構成されてもよいし、バスを介して接続される複数のチップによって構成されてもよい。各装置の各構成要素の一部又は全部は、上述した回路等とプログラムとの組合せによって実現されてもよい。また、プロセッサとして、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、量子プロセッサ(量子コンピュータ制御チップ)等を用いることができる。
また、推薦装置1の各構成要素の一部又は全部が複数の情報処理装置や回路等により実現される場合には、複数の情報処理装置や回路等は、集中配置されてもよいし、分散配置されてもよい。例えば、情報処理装置や回路等は、クライアントサーバシステム、クラウドコンピューティングシステム等、各々が通信ネットワークを介して接続される形態として実現されてもよい。また、推薦装置1の機能がSaaS(Software as a Service)形式で提供されてもよい。
<実施形態2>
本実施形態2は、上述した実施形態1の具体例である。図3は、本実施形態2にかかる推薦システム1000の全体構成を示すブロック図である。推薦システム1000は、ビル20内に設置された複数のサービス提供装置の利用時の認証履歴等から、他のサービス提供装置の利用のための認証成功時に、ユーザに対して推薦情報を通知するための情報システムである。尚、推薦システム1000は、ビル20内に設置されたサービス提供装置に限定されず、様々な施設や領域に設置された複数のサービス提供装置の利用時に推薦情報を通知してもよい。
推薦システム1000は、ユーザ端末100、認証端末200-1から200-3、ゲート装置300-1、自動販売機300-2、複合機300-3、認証装置400及び推薦装置500を備える。ユーザ端末100、認証端末200-1から200-3、ゲート装置300-1、自動販売機300-2、複合機300-3、認証装置400及び推薦装置500のそれぞれは、ネットワークNを介して接続される。ここで、ネットワークNは、有線又は無線の通信回線、例えばインターネットである。
尚、以下の説明で、「本人認証情報」とは、本人確認の認証(本人認証、本人特定処理等)に用いる情報であり、本人を一意に特定(識別)するための情報である。また、本実施形態では、本人認証を生体認証の一例である顔認証とし、本人認証情報(本人特定情報)を生体情報の一例である顔特徴情報として説明する。但し、生体認証及び生体情報は、人物の撮影画像を利用する他の技術を適用可能である。例えば、生体情報には、指紋、声紋、静脈、網膜、瞳の虹彩、手のひらの模様(パターン)といった個人に固有の身体的特徴から計算されるデータ(特徴量)を用いても構わない。また、生体認証の代わりに、他の本人認証を適用してもよく、生体情報も他の本人認証情報であってもよい。例えば、本人認証情報としては、ユーザID、ID及びパスワードの組合せ、マイナンバーや運転免許証等の身分証明書の記載内容(識別番号等やパスワード)、電子証明書、コード情報等が挙げられるが、これらに限定されない。尚、コード情報は、二次元コード例えば、QRコード(登録商標)であってもよい。
ユーザ端末100は、ユーザU1が所持、携帯、操作又は装着し、無線通信によりネットワークNを介して推薦装置500とデータの送受信を行う情報端末である。尚、ユーザU2及びU3のそれぞれも、ユーザ端末100と同等の機能を有する端末を所持等していてもよい。ユーザ端末100は、携帯電話端末、スマートフォン、タブレット端末、ウェアラブル端末等である。また、ユーザ端末100は、ユーザU1が装着するウェアラブルデバイス、又は、ユーザU1の靴に埋め込まれたインソールセンサと近距離無線通信を行い、ウェアラブルデバイス又はインソールセンサによる検出結果又は測定結果を取得してもよい。この場合、ユーザ端末100は、取得した検出結果又は測定結果をユーザの体調情報の少なくとも一部とみなす。
図4は、本実施形態2にかかるユーザ端末100の構成を示すブロック図である。ユーザ端末100は、カメラ110、記憶部120、メモリ130、通信部140、入出力部150及び制御部160を備える。カメラ110は、制御部160の制御に応じて撮影を行う撮影装置である。記憶部120は、フラッシュメモリやSSD(Solid State Drive)などの不揮発性メモリを含む記憶装置の一例である。記憶部120は、プログラム121、位置情報122、本人認証情報123及び体調情報124を記憶する。プログラム121は、後述するユーザ登録処理、ユーザの体調情報の取得処理、体調情報の送信処理、推薦情報の表示処理等を含む処理が実装されたコンピュータプログラムである。位置情報122は、GPS(Global Positioning System)情報等であり、ユーザ端末100の現在位置を示す情報である。本人認証情報123は、ユーザ端末100を携帯するユーザを特定するための識別情報である。本人認証情報123は、生体情報、例えば、顔画像や顔特徴情報、または、上述した他の本人認証情報であってもよい。体調情報124は、上述した検出結果もしくは測定結果、又は、ユーザU1による健康状態の入力情報(テキスト、フラグ等)等を含む。尚、記憶部120は、必ずしも位置情報122、本人認証情報123及び体調情報124を記憶する必要はない。
メモリ130は、RAM(Random Access Memory)等の揮発性記憶装置であり、制御部160の動作時に一時的に情報を保持するための記憶領域である。通信部140は、ネットワークNとの通信インタフェースである。また、通信部140は、GPS衛星との通信も行ってもよい。入出力部150は、画面等の表示装置(表示部)と入力装置(入力部)を含む。入出力部150は、例えば、タッチパネルである。制御部160は、ユーザ端末100が有するハードウェアの制御を行うプロセッサである。制御部160は、記憶部120からプログラム121をメモリ130へ読み込ませ、実行する。これにより、制御部160は、登録部161、取得部162及び表示制御部163の機能を実現する。
登録部161は、ユーザ情報の登録処理を行う。具体的には、登録部161は、ユーザU1により入力された、ユーザU1の顔画像及び個人情報を受け付ける。登録部161は、受け付けた顔画像及び個人情報を含めたユーザ情報の登録要求を、ネットワークNを介して推薦装置500へ送信する。尚、登録部161は、顔画像の代わりに、他の本人認証情報を登録用として、ユーザ情報の登録要求に含めても良い。登録部161は、推薦装置500からネットワークNを介して、ユーザ情報の登録時に発行されたユーザIDを受信し、本人認証情報123として記憶部120へ登録してもよい。
また、登録部161は、ユーザの体調情報の取得処理及び体調情報の送信処理を行う。具体的には、登録部161は、任意のタイミングで、後述するように取得部162により取得された体調情報、現在位置及び顔画像(本人認証情報)を含めた登録要求を、ネットワークNを介して推薦装置500へ送信する。尚、登録部161は、顔画像の代わりに、他の本人認証情報を認証用として、体調情報の登録要求に含めても良い。つまり、登録部161は、体調情報の送信の際、必ずしも毎回、顔画像を送信する必要はない。
または、登録部161は、認証端末200と近距離無線通信の接続を確立した場合、認証端末200へ体調情報を送信してもよい。その場合、体調情報は、認証端末200からへ送信される。または、登録部161は、体調情報を、ネットワークNを介して推薦装置500へ送信してもよい。
また、登録部161は、後述する表示制御部163に表示された推薦情報に対して、ユーザU1により入力された採否を示す情報(採否結果)を受け付け、採否結果をネットワークNを介して推薦装置500へ送信してもよい。
取得部162は、ユーザの体調情報の取得処理を行う。体調情報は、ユーザの健康状態等を含む。具体的には、取得部162は、ユーザの体温、脈拍数、心拍数等の測定値(バイタルデータ)を健康状態として取得する。例えば、取得部162は、健康状態の測定器から測定値を体調情報として取得する。健康状態の測定器は、ユーザ端末100がウェアラブル端末の場合、ユーザ端末100に内蔵されたものでもよい。または、ユーザが装着したウェアラブル端末等のセンサがユーザの健康状態の測定値を取得し、取得部162は、当該ウェアラブル端末等から近距離無線通信により測定値を体調情報として取得してもよい。また、健康状態は、ユーザが装着したインソール(靴の中敷き)に埋め込まれた検出装置(インソールセンサ)により検出されたユーザの歩容情報であってもよい。歩容情報は、歩幅、歩行速度、接地角度、外回し距離(つま先の向き、足上げ高さ)、離地角度等を示す情報を含む。例えば、取得部162は、インソールセンサから近距離無線通信により歩容情報の検出値を健康状態つまり体調情報として取得してもよい。また、取得部162は、健康状態の報告画面に対するユーザからの入力値を健康状態として取得してもよい。入力値は、例えば、体温等の健康情報、報告画面に表示された問診に対する回答(体調の良し悪し、疲労度合い等の選択値又はテキスト情報)であってもよい。尚、取得部162は、定期的に状態情報の取得処理を行うとよい。定期的とは例えば、1時間ごとや1日に1回等であるが、間隔はこれらに限定されない。
また、取得部162は、通信部140を介してユーザ端末100の現在位置を示すGPS情報を位置情報として取得し、位置情報122として記憶部120へ保存する。また、取得部162は、カメラ110により撮影されたユーザの撮影画像を取得し、本人認証情報123として記憶部120に保存してもよい。
表示制御部163は、推薦装置500からネットワークNを介して推薦情報を受信した場合、推薦情報を入出力部150に表示する。
図3に戻り説明を続ける。
認証装置400は、ユーザの顔特徴情報を管理する情報処理装置である。また、認証装置400は、外部から受信した顔認証要求に応じて、当該要求に含まれる顔画像又は顔特徴情報について、各ユーザの顔特徴情報と照合を行い、照合結果(認証結果)を要求元へ返信する。
図5は、本実施形態2にかかる認証装置400の構成を示すブロック図である。認証装置400は、顔情報DB(DataBase)410と、顔検出部420と、特徴点抽出部430と、登録部440と、認証部450とを備える。顔情報DB410は、ユーザID411と当該ユーザIDの顔特徴情報412とを対応付けて記憶する。顔特徴情報412は、顔画像から抽出された特徴点の集合である。尚、認証装置400は、顔特徴情報412に対応するユーザ等からの要望に応じて、顔特徴DB410内の顔特徴情報412を削除してもよい。または、認証装置400は、登録から一定期間経過後に顔特徴情報412を削除してもよい。
顔検出部420は、顔情報を登録するための登録画像に含まれる顔領域を検出し、特徴点抽出部430に出力する。特徴点抽出部430は、顔検出部420が検出した顔領域から特徴点を抽出し、登録部440に顔特徴情報を出力する。また、特徴点抽出部430は、推薦装置500等から受信した顔画像に含まれる特徴点を抽出し、認証部450に顔特徴情報を出力する。
登録部440は、顔特徴情報の登録に際して、ユーザID411を新規に発行する。登録部440は、発行したユーザID411と、登録画像から抽出した顔特徴情報412とを対応付けて顔情報DB410へ登録する。認証部450は、顔特徴情報412を用いた顔認証を行う。具体的には、認証部450は、顔画像から抽出された顔特徴情報と、顔情報DB410内の顔特徴情報412との照合を行う。認証部450は、照合に成功した場合、照合された顔特徴情報412に対応付けられたユーザID411を特定する。認証部450は、顔特徴情報の一致の有無を顔認証結果として要求元に返信する。顔特徴情報の一致の有無は、認証の成否に対応する。尚、顔特徴情報が一致する(一致有)とは、一致度が閾値以上である場合をいうものとする。また、顔認証結果は、顔認証に成功した場合、特定されたユーザIDを含むものとする。
図6は、本実施形態2にかかる認証装置による顔情報登録処理の流れを示すフローチャートである。ここで、情報登録端末(不図示)は、ユーザの顔を含む身体を撮影し、撮影画像(登録画像)を含む顔情報登録要求を、ネットワークNを介して認証装置400へ送信する。情報登録端末は、例えば、パーソナルコンピュータ、スマートフォン又はタブレット端末等の情報処理装置である。例えば、情報登録端末は、ユーザ端末100等であってもよい。ここでは、情報登録端末は、ユーザ端末100等から登録要求を受け付けた推薦装置500であるものとする。
まず、認証装置400は、顔情報登録要求を受信する(S201)。例えば、認証装置400は、推薦装置500からネットワークNを介して顔情報登録要求を受信する。次に、顔検出部420は、顔情報登録要求に含まれる顔画像から顔領域を検出する(S202)。そして、特徴点抽出部430は、ステップS202で検出した顔領域から特徴点(顔特徴情報)を抽出する(S203)。そして、登録部440は、ユーザID411を発行する(S204)。そして、登録部440は、抽出した顔特徴情報412と発行したユーザID411を対応付けて顔情報DB410に登録する(S205)。その後、登録部440は、発行したユーザID411を要求元(情報登録端末、例えば、推薦装置500)へ返信する(S206)。
図3に戻り説明を続ける。
ゲート装置300-1、自動販売機300-2及び複合機300-3は、ビル20内に設置されたサービス提供装置の一例である。以降、ゲート装置300-1、自動販売機300-2及び複合機300-3を特に区別する必要がない場合、単に「サービス提供装置300」と呼ぶ場合がある。サービス提供装置300は、これら以外にも、ロッカー、レジ端末、デジタルサイネージ等、認証端末と併用される装置に適用可能である。推薦システム1000は、少なくとも異なる提供機能を備える複数のサービス提供装置300を含むものとする。
ゲート装置300-1は、ビル20の出入口に設置された入退場ゲートの制御装置である。ゲート装置300-1は、接続された、又は、内蔵された認証端末200-1による認証成功時に、ゲートを開錠する。例えば、ユーザU1は、認証端末200-1による認証に成功すると、ゲート装置300-1によりゲートが開錠されるため、ビル20に入場できる。認証端末200-1による認証結果、特に、認証成功時刻は、企業の社員における出退勤の記録に用いられても良い。尚、入退場ゲートは、フラッパーゲートやフラッパーなし(いわゆるゲートレス)であってもよい。
自動販売機300-2は、接続された、又は、内蔵された認証端末200-2による認証成功時に、商品を販売する装置(商品の販売機)である。自動販売機300-2は、例えば、複数の飲食品の自動販売機であってもよい。例えば、ユーザU2が認証端末200-2による認証に成功すると、自動販売機300-2は、ユーザU2に対して販売可能な商品群を表示し、ユーザU2から選択された商品について、決済を行い、商品を出力する。
複合機300-3は、コピー機、プリンタ(印刷機)、スキャナ、FAX機等の複数の機器の機能を提供可能なサービス提供装置である。複合機300-3は、接続された、又は、内蔵された認証端末200-3による認証成功時に、ユーザU3の操作を受け付け、各機能によるサービス(処理)を提供する。例えば、ユーザU3が認証端末200-3による認証に成功すると、複合機300-3は、ユーザU3からコピー操作を受け付け、コピー処理を行う(コピー結果を出力する)。また、複合機300-3は、PC等からの指示に応じて電子データの印刷を行う。このとき、認証は、認証端末200-3及びPCのいずれか又は両方で行われても良い。例えば、ユーザがPC等を用いて印刷の出力先として複合機300-3を指定して印刷指示を行ったものとする。そして、ユーザは、複合機300-3において電子化された原稿の印刷を選択した場合、認証端末200-3は、ユーザの顔を撮影し、撮影した顔と事前に登録された顔との顔認証により本人確認する。本人確認に成功した場合、複合機300-3は、上記電子原稿を印刷して出力する。
図7は、本実施形態2にかかる認証端末200の構成を示すブロック図である。認証端末200は、カメラ210、記憶部220、メモリ230、通信部240、入出力部250及び制御部260を備える。カメラ210は、制御部260の制御に応じて撮影を行う撮影装置である。記憶部220は、フラッシュメモリやSSD(Solid State Drive)などの不揮発性メモリを含む記憶装置の一例である。記憶部220は、プログラム221を記憶する。プログラム221は、後述するサービス提供処理を開始するための認証要求処理を含む処理が実装されたコンピュータプログラムである。例えば、プログラム221は、サービス提供装置300に対応するクライアントアプリケーションを含む。
メモリ230は、RAM(Random Access Memory)等の揮発性記憶装置であり、制御部260の動作時に一時的に情報を保持するための記憶領域である。通信部240は、ネットワークNとの通信インタフェースである。入出力部250は、画面等の表示装置(表示部)と入力装置(入力部)を含む。入出力部250は、例えば、タッチパネルである。制御部260は、認証端末200が有するハードウェアの制御を行うプロセッサである。制御部260は、記憶部220からプログラム221をメモリ230へ読み込ませ、実行する。これにより、制御部260は、表示制御部261、認証要求部262及び処理制御部263の機能を実現する。
表示制御部261は、プログラム221の実行により生成された画面を入出力部250に表示させる。表示制御部261は、顔認証のための顔撮影を促すメッセージを表示してもよい。また、表示制御部261は、顔認証に成功した場合に、ユーザ関連情報の入力を促すメッセージを表示してもよい。例えば、表示制御部261は、体調情報の入力を促すメッセージを表示してもよい。また、表示制御部261は、推薦装置500により通知された推薦情報を表示してもよい。サービス提供装置300が自動販売機300-2であり、顔認証に成功した場合、表示制御部261は、販売可能な商品群を表示する。サービス提供装置300が複合機300-3であり、顔認証に成功した場合、表示制御部261は、複合機のメニューを表示する。
認証要求部262は、カメラ210によりユーザが撮影された画像から検出された人の顔領域を顔画像として抽出し、顔画像、時刻情報及び端末位置情報又はサービス提供装置300の種別を含めた認証要求を推薦装置500へ送信する。尚、認証要求には、時刻情報を含めなくても良い。尚、認証要求部262は、顔画像を含めた顔認証要求を認証装置500へ送信し、認証装置500から顔認証結果を受信してもよい。そして、顔認証結果が成功を示す場合、認証要求部262は、顔認証結果に含まれるユーザIDを抽出し、当該ユーザID、時刻情報及びサービス提供装置300の種別等を含めた情報を推薦装置500へ送信してもよい。
尚、認証要求部262は、顔画像に加えて、又は、顔画像の代わりに、ユーザから生体情報や他の本人認証情報を取得し、取得した本人認証情報を認証要求に含めても良い。例えば、認証端末200は、近くにいるユーザのユーザ端末100と近距離無線通信を確立し、ユーザ端末100から本人認証情報を取得してもよい。または、認証端末200は、本人認証情報に対応するコードが印字されたコード情報を読み取ることによりに本人認証情報として取得してもよい。または、認証端末200は、IC(Integrated Circuit)チップが埋め込まれた社員証等から本人認証情報を取得してもよい。
処理制御部263は、認証端末200に接続されたサービス提供装置300に固有の処理を制御する。例えば、処理制御部263は、認証成功時に、ゲート装置300-1に対して開錠指示を出力する。また、処理制御部263は、認証成功時に、自動販売機300-2に対して商品選択又は購入の許可信号を出力する。また、処理制御部263は、認証成功時に、複合機300-3に対して複合機の機能の利用許可信号を出力する。
また、処理制御部263は、認証前又は認証成功時に、ユーザ関連情報を取得し、ユーザ関連情報と本人認証情報を含めた登録要求を、推薦装置500へ送信する。例えば、処理制御部263は、ユーザにより入力された体調情報をユーザ関連情報として取得する。または、処理制御部263は、近くにいるユーザのユーザ端末100と近距離無線通信を確立し、ユーザ端末100から体調情報を取得してもよい。または、処理制御部263は、サービス提供装置300の近くに設置された又は内蔵された測定装置によるユーザからの測定値をユーザ関連情報として取得してもよい。測定装置は、例えば、ユーザの体表面温度を測定するサーモカメラ等であってもよい。また、処理制御部263は、サービス提供装置300が自動販売機300-2である場合、認証成功に応じてユーザが購入した商品情報や決済情報をユーザ関連情報として取得してもよい。尚、サービス提供装置300が顔認証により決済を行う決済端末(レジ端末)である場合も、処理制御部263は、認証成功に応じてユーザが購入した商品情報や決済情報をユーザ関連情報として取得するとよい。また、処理制御部263は、サービス提供装置300が複合機300-3である場合、認証成功に応じて入力された複合機の操作内容や利用機能等の操作情報をユーザ関連情報として取得してもよい。
また、処理制御部263は、推薦装置500により通知された推薦情報を受信した場合、表示制御部261へ推薦情報を出力する。また、処理制御部263は、推薦装置500により通知された推薦情報を受信した場合、認証端末200に接続されたサービス提供装置300へ推薦情報を出力してもよい。例えば、推薦情報が購入を勧める商品を示す場合、処理制御部263は、当該商品の購入を推薦する情報を自動販売機300-2に対して出力する。
図3に戻り説明を続ける。
推薦装置500は、上述した推薦装置1の一例である。推薦装置500は、ユーザ登録処理、ユーザ関連情報登録処理、推薦処理等(本実施形態2にかかる推薦方法)を行う情報処理装置である。推薦装置500は、複数台のサーバに冗長化されてもよく、各機能ブロックが複数台のコンピュータで実現されてもよい。
図8は、本実施形態2にかかる推薦装置500の構成を示すブロック図である。推薦装置500は、記憶部510、メモリ520、通信部530及び制御部540を備える。記憶部510は、ハードディスク、フラッシュメモリ、SSD等の記憶装置の一例である。記憶部510は、プログラム511、ユーザ情報512及びサービス提供装置情報513を記憶する。プログラム511は、本実施形態2にかかる推薦方法の処理が実装されたコンピュータプログラムである。
ユーザ情報512は、推薦システム1000のユーザを管理するための情報である。ユーザ情報512は、ユーザID5121、個人情報5122、端末情報5123及びユーザ関連情報5124を対応付けた情報である。ユーザID5121は、ユーザの識別情報である。ユーザID5121は、認証装置400の顔情報DB410内で顔特徴情報412に対応付けて管理されるユーザID411と同一又は一意に対応する情報である。そのため、ユーザ情報512は、ユーザID5121を介してユーザの登録用の本人認証情報と対応付けられた情報といえる。
個人情報5122は、ユーザの氏名、性別、生年月日、住所、国籍、連絡先、決済情報等が含まれていてもよい。また、個人情報5122は、ユーザの医療情報(既往歴)、健康情報(アレルギー情報)、趣味や嗜好等を含んでも良い。また、個人情報5122は、ユーザの家族の情報を含んでも良い。
端末情報5123は、ユーザが所持するユーザ端末100に対する通知の宛先となる情報である。端末情報5123は、例えば、携帯電話番号、電子メールアドレス、アプリケーションのユーザID、ソーシャルネットワークサービスアカウント等である。
ユーザ関連情報5124は、認証結果51241、体調情報51242及び操作情報51243を少なくとも含む。認証結果51241は、時刻情報と、端末位置情報又はサービス提供装置300の種別もしくはサービス提供装置300の設置位置の少なくともいずれかと、を含む。時刻情報は、認証端末200により本人認証情報が取得された時刻、認証要求の送受信時刻、認証に成功した時刻(認証時刻、認証成功時刻)等である。端末位置情報は、認証要求を送信した認証端末200の識別情報である。尚、端末位置情報は、後述するサービス提供装置の装置IDや装置種別と対応付けられているものとする。サービス提供装置300の種別は、後述するサービス提供装置の装置種別を示す情報である。サービス提供装置300の設置位置は、サービス提供装置300の設置場所を特定するための位置情報等である。
体調情報51242は、上述したように、認証時点のユーザの検出結果もしくは測定結果、ユーザによる健康状態の入力情報を含む。
操作情報51243は、サービス提供装置300に対して認証時点にユーザが行った操作内容や利用した機能等である。また、操作情報51243は、複合機300-3を利用して印刷したデータ内容(文章等)を含んでも良い。また、ユーザ関連情報5124は、顔認証を用いた決済端末による購入履歴を含んでも良い。
サービス提供装置情報513は、サービス提供装置の提供機能を定義した情報である。サービス提供装置情報513は、装置ID5131、装置種別5132及び提供機能5133を対応付けた情報である。装置ID5131は、サービス提供装置の識別情報である。装置種別5132は、サービス提供装置の種別を示す情報である。装置種別5132は、例えば、ゲート装置、自動販売機、複合機等を示す情報である。提供機能5133は、サービス提供装置が認証成功時に提供可能な機能(サービス)を示す情報である。例えば、装置種別5132がゲート装置である場合、提供機能5133は、ゲートの開錠等である。装置種別5132が自動販売機である場合、提供機能5133は、販売可能な商品リストである。例えば、自動販売機300-2が飲食品の販売機である場合、提供機能5133は、飲料や食品の品名、値段等を含む。装置種別5132が複合機である場合、提供機能5133は、コピー、印刷、スキャン、FAX等であり、各機能の詳細や設定等を含んでも良い。
メモリ520は、RAM(Random Access Memory)等の揮発性記憶装置であり、制御部540の動作時に一時的に情報を保持するための記憶領域である。通信部530は、ネットワークNとの通信インタフェースである。
制御部540は、推薦装置500の各構成を制御するプロセッサつまり制御装置である。制御部540は、記憶部510からプログラム511をメモリ520へ読み込ませ、プログラム511を実行する。これにより、制御部540は、登録部541、認証制御部542、判定部543、特定部544、取得部545、決定部546及び通知部547の機能を実現する。
登録部541は、上述した登録部11の一例である。登録部541は、ユーザ情報の登録処理を行う。具体的には、登録部541は、ユーザ端末100からユーザ情報の登録要求を受信し、ユーザ情報512を生成し、記憶部510に登録する。ここで、登録要求には、ユーザの顔画像及び個人情報が含まれるものとする。その場合、登録部541は、登録要求に含まれる顔画像を含めた顔情報登録要求を認証装置400へ送信し、認証装置400から顔情報の登録に応じて発行されたユーザIDを取得する。または、本人認証処理に認証装置400を用いない場合、登録部541は、ユーザIDを新規に発行してもよい。登録部541は、発行されたユーザID5121と、登録要求に含まれる個人情報5122、登録要求元であるユーザ端末100の端末情報5123とを対応付けてユーザ情報512を生成する。上述した通りユーザIDは顔特徴情報と対応付けられているため、登録部541は、ユーザの登録用の本人認証情報と個人情報とを対応付けてユーザ情報として予め登録するものといえる。尚、ユーザ情報の登録要求には、顔画像以外の本人認証情報が含まれていても良い。その場合、登録部541は、登録要求に含まれる本人認証情報を用いてユーザ情報512を生成及び登録する。
また、登録部541は、認証前又は認証後に取得されたユーザ関連情報5124を、認証に成功したユーザID5121に対応付けてユーザ情報512に登録する。具体的には、登録部541は、認証結果51241、体調情報51242及び操作情報51243の少なくともいずれかを認証に成功したユーザID5121に対応付けてユーザ情報512に登録する。尚、登録部541は、決定された推薦情報や当該推薦情報の採否結果等の履歴をユーザ情報512に登録してもよい。
認証制御部542は、受信された認証要求に含まれる顔画像について顔認証を制御する。具体的には、認証制御部542は、顔画像を含めた顔認証要求を認証装置400へ送信し、認証装置400から顔認証結果を受信する。そして、認証制御部542は、認証装置400から受信した顔認証結果から認証の成否を判定し、認証に成功した場合、顔認証結果に含まれるユーザIDを特定する。尚、認証制御部542は、顔画像からユーザの顔領域を検出し、顔領域の画像を顔認証要求に含めてもよい。または、認証制御部542は、顔領域から顔特徴情報を抽出し、顔特徴情報を顔認証要求に含めてもよい。
但し、上述したように本人認証は顔認証に限定されず、認証制御部542は、登録用及び認証用の本人認証情報を用いた認証を制御するものであればよい。つまり、認証要求に顔画像以外の本人認証情報が含まれている場合、認証制御部542は、本人認証情報の種別に応じて、適宜、認証装置や内部に登録された登録用の本人認証情報との照合を制御して、認証を行う。そして、認証に成功した場合、認証制御部542は、該当するユーザIDを特定する。
判定部543は、ユーザ関連情報に基づきユーザの体調の状態を判定する。具体的には、判定部543は、ユーザ関連情報に含まれる体調情報からユーザの体調の状態が所定状態より良いか悪いかを判定する。または、判定部543は、ユーザ関連情報の複数時点の認証結果に含まれる認証時刻に基づく出退勤情報から、ユーザの体調の状態が所定状態より良いか悪いかを判定してもよい。さらに、判定部543は、ユーザ関連情報に含まれる操作情報に基づくユーザの操作ミスの度合いから、ユーザの体調の状態が所定状態より良いか悪いかを判定してもよい。
特定部544は、上述した特定部12の一例である。特定部544は、認証に成功した場合、認証要求に含まれるサービス提供装置300の種別に基づき、サービス提供装置情報513から提供機能5133を特定する。
取得部545は、認証前又は認証後に、認証端末200からユーザ関連情報を取得する。尚、取得するユーザ関連情報には、第1の認証時に撮影されたユーザの顔画像を含んでもよい。
決定部546は、上述した決定部13の一例である。また、決定部546は、上述した判定部543の機能を含んでも良い。つまり、決定部546は、ユーザ関連情報に基づきユーザの体調の状態を判定し、当該体調の状態と第2のサービス提供装置の提供機能とに基づいて推薦情報を決定する。ここで、第2のサービス提供装置は、少なくとも事前に第1のサービス提供装置の利用時の第1の認証成功によりユーザ関連情報が蓄積された後に、利用されるサービス提供装置である。そして、決定部546は、第2のサービス提供装置の利用時の第2の認証成功により、推薦情報を決定する。
具体的には、決定部546は、第2の認証に成功したユーザにおける複数の第1の認証における認証時刻から当該ユーザの出退勤情報を生成し、出退勤情報からユーザの体調の状態を判定するとよい。また、決定部546は、第1又は第2の認証時に撮影された顔画像を解析してユーザの疲労度を導出し、当該疲労度を体調の状態として判定してもよい。
また、決定部546は、体調の状態が所定状態より悪いことを示す場合に、複数の飲食品のうちユーザの体調の回復に寄与し得る飲食品を推薦情報として決定するとよい。または、決定部546は、ユーザ関連情報に含まれる操作情報を解析してユーザの集中力を導出し、当該集中力を体調の状態として判定してもよい。
また、決定部546は、ユーザ関連情報に基づいて商品の購入に利用可能な特典情報を推薦情報として決定してもよい。ここで、特典情報は、割引クーポンやポイント等であってもよい。
通知部547は、上述した通知部14の一例である。通知部547は、第1又は第2の認証に成功した場合、ユーザ端末100、認証端末200又はサービス提供装置300へ、当該認証に成功した旨を通知する。また、第2の認証に成功し、ユーザの体調の状態が所定状態より悪い場合、通知部547は、第2の認証に成功した旨と、決定部546により決定された推薦情報とをユーザ端末100、認証端末200又はサービス提供装置300へ通知する。
図9は、本実施形態2にかかるユーザ関連情報登録処理の流れを示すフローチャートである。前提として、ユーザU1は、推薦装置500におけるユーザ情報の登録が完了しているものとする。そして、ユーザU1は、ビル20の認証端末200-1及びゲート装置300-1の前にいるものとする。このとき、認証端末200-1は、カメラ210によりユーザU1の顔を撮影し、顔画像、時刻情報及びゲート装置300-1の装置種別を含めた認証要求を、ネットワークNを介して推薦装置500へ送信する。
これに応じて、推薦装置500の認証制御部542は、認証端末200-1からネットワークNを介して認証要求を受信する(S311)。当該認証要求には、顔画像、時刻情報及びゲート装置300-1の装置種別が含まれる。次に、認証制御部542は、認証要求に含まれる顔画像を含めた顔認証要求を、ネットワークNを介して認証装置400へ送信する(S312)。これに応じて、認証装置400は、顔認証処理を行う。
図10は、本実施形態2にかかる顔認証処理の流れを示すフローチャートである。まず、認証装置400は、推薦装置500からネットワークNを介して、顔認証要求を受信する(S211)。尚、認証装置400は、ユーザ端末100等から顔認証要求を受信してもよい。次に、認証装置400は、顔認証要求に含まれる顔画像に対して、上述したステップS202及びS203と同様に、顔特徴情報を抽出する。そして、認証装置400の認証部450は、顔認証要求に含まれる顔画像から抽出した顔特徴情報を、顔情報DB410の顔特徴情報412と照合し(S212)、一致度を算出する。そして、認証部450は、一致度が閾値以上か否かを判定する(S213)。顔特徴情報が一致した場合、つまり、顔特徴情報の一致度が閾値以上である場合、認証部450は、顔特徴情報412に対応付けられたユーザID411を特定する(S214)。そして、認証部450は、顔認証に成功した旨と特定したユーザID411とを含めた顔認証結果を、ネットワークNを介して推薦装置500へ返信する(S215)。ステップS213で一致度が閾値未満である場合、認証部450は、顔認証に失敗した旨を含めた顔認証結果を、ネットワークNを介して推薦装置500へ返信する(S216)。
図9に戻り説明を続ける。推薦装置500の認証制御部542は、認証装置400からネットワークNを介して顔認証結果を受信する(S313)。そして、認証制御部542は、認証装置400から受信した顔認証結果から顔認証に成功したか否かを判定する(S314)。顔認証に成功したと判定した場合、認証制御部542は、顔認証結果に含まれるユーザIDを特定する(S315)。そして、通知部547は、認証成功の旨を、ネットワークNを介して認証端末200-1へ通知する(S316)。尚、通知部547は、ユーザ関連情報の取得要求を含めても良い。
これに応じて、認証端末200-1は、ゲート装置300-1に対して開錠指示を出力する。よって、ユーザU1は、ビル20に入場できる。また、認証端末200-1は、上述した様々な方法で、ユーザU1からユーザ関連情報を取得し、ネットワークNを介して推薦装置500へ、ユーザ関連情報を送信する。または、認証端末200-1は、通知された認証成功の旨をユーザ端末100へ、近距離無線通信等により通知してもよい。その場合、ユーザ端末100は、認証端末200-1を介して、又は、認証端末200-1を介さずに、推薦装置500へユーザ関連情報を送信してもよい。このとき、ユーザ端末100は、記憶部120に格納されている本人認証情報123や体調情報124他のユーザ関連情報を、近距離無線通信等により認証端末200-1へ通知してもよい。
その後、推薦装置500の取得部545は、ユーザ関連情報を取得する(S317)。例えば、取得部545は、認証端末200-1又はユーザ端末100から、ネットワークNを介してユーザ関連情報を受信する。または、取得部545は、ステップS311で受信した認証要求に含まれる時刻情報や顔認証結果の受信時刻を認証時刻、つまり、ユーザ関連情報として取得してもよい。そして、登録部541は、特定したユーザIDと取得したユーザ関連情報を対応付けてユーザ情報512に登録する(S318)。
一方、ステップS314にて、顔認証に失敗したと判定した場合、推薦装置500は、認証失敗の旨を認証端末200-1へ通知する(S319)。
尚、ステップS312からS314は、顔認証に限定されず、他の本人認証であってもよい。つまり、認証制御部542は、認証要求に含まれる認証用の本人認証情報と、事前に登録された本人認証情報との照合を制御して、認証を行う。認証制御部542は、認証に成功した登録用の本人認証情報に対応付けられたユーザIDを特定する。
図11は、本実施形態2にかかる推薦処理の流れを示すフローチャートである。前提として、ユーザU2は、推薦装置500におけるユーザ情報の登録が完了しており、認証端末200-1による認証に成功し、ゲート装置300-1が開錠され、ビル20に入場したものとする。そして、当該認証成功に応じて、ユーザU2のユーザ関連情報が推薦装置500に登録されたものとする。
そして、ユーザU2は、ビル20の認証端末200-2及び自動販売機300-2の前にいるものとする。このとき、認証端末200-2は、カメラ210によりユーザU2の顔を撮影し、顔画像、時刻情報及び自動販売機300-2の装置種別を含めた認証要求を、ネットワークNを介して推薦装置500へ送信する。
これに応じて、推薦装置500は、上述した図9のステップS311からS315の処理を行う(S321)。つまり、ユーザU2の認証が成功し、推薦装置500は、ユーザU2のユーザIDを特定したものとする。そして、推薦装置500の特定部544は、特定したユーザID5121に対応付けられたユーザ関連情報5124(例えば認証時刻)を特定する(S322)。ここでは、特定部544は、ユーザU2に対応付けられた複数の時点の(ゲート装置300-1における)複数の認証時刻をユーザ関連情報として特定するものとする。具体的には、特定部544は、複数の日におけるユーザU2の出勤時の認証時刻(出勤時刻)と、退勤時の認証時刻(退勤時刻)とを特定する。尚、勤怠管理システム(不図示)にユーザIDと出退勤情報とが対応付けて管理されている場合、特定部544は、ユーザU2のユーザIDに対応付けられた出退勤情報を取得することで、ユーザ関連情報を特定してもよい。ここで、出退勤情報は、ユーザごとの出勤時刻及び退勤時刻の組や、月ごとの勤務時間等を含んでも良い。
そして、決定部546は、複数の時点の認証時刻から、ユーザU2の出退勤情報を生成する(S323)。例えば、決定部546は、日ごとにユーザU2の出勤時刻と退勤時刻との差分を算出し、当該差分を集計して、月ごとの勤務時間を出退勤情報として生成する。または、決定部546は、所定期間における一日あたりの勤務時間の平均を算出して出退勤情報としても良い。
特定部544は、認証要求に含まれる自動販売機300-2の装置種別5132に基づき、サービス提供装置情報513から提供機能5133を特定する(S324)。例えば、特定部544は、自動販売機300-2の提供機能として、販売可能な商品群を特定する。ここで、商品群には、各商品の品名、値段に加えて、商品の属性(種別、特性)等も含まれるものとする。例えば、商品が飲食品である場合、商品の属性は、栄養ドリンクや低カロリー等であってもよい。
その後、判定部543は、出退勤情報に基づく体調の状態が所定状態より悪いか否かを判定する(S325)。例えば、判定部543は、出退勤情報が示す直近の月の勤務時間が所定時間を超えるか否か、又は、直近の1週間における一日あたりの平均勤務時間が所定時間を超えるか否かを判定する。そして、月の勤務時間が所定時間を超える場合や平均勤務時間が所定時間を超える場合、判定部543は、体調の状態が所定状態より悪いと判定する。
そして、体調の状態が所定状態より悪いと判定した場合、決定部546は、特定したサービス提供装置の提供機能に基づき、推薦情報を決定する(S326)。具体的には、自動販売機300-2が飲食品の販売機であり、ユーザU2の体調の状態が所定状態より悪い場合、決定部546は、自動販売機300-2が販売可能な商品群のうちユーザの体調の回復に寄与し得る飲食品を推薦情報として決定する。例えば、ユーザU2が早朝に出勤、又は、深夜に退勤していることが多い場合、勤務時間が所定時間を超えている場合等に、決定部546は、体調の回復に寄与し得る栄養ドリンクやサプリメント等を推薦情報として決定してもよい。
その後、通知部547は、認証成功の旨と推薦情報を認証端末200-2へ通知する(S327)。つまり、通知部547は、ユーザU2の認証成功の旨と、栄養ドリンクの購入を勧める旨とを、ネットワークNを介して認証端末200-2へ送信する。これに応じて、認証端末200-2は、栄養ドリンクの購入を勧める旨を、自動販売機300-2へ出力する。
一方、ステップS325において体調の状態が所定状態より悪くないと判定した場合、通知部547は、認証成功の旨を認証端末200-2へ通知する(S328)。
図12は、本実施形態2にかかる推薦情報の表示例を示す図である。ここでは、自動販売機300-2と認証端末200-2とが接続されており、認証端末200-2のカメラ210により撮影されたユーザU2の顔画像により認証が成功し、推薦装置500から推薦情報が通知されたことを示す。具体的には、推薦装置500は、ユーザU2の体調の状態が所定状態より悪い、例えば、疲れがたまっていると判定したことにより、ユーザU2の体調の回復に寄与し得る栄養ドリンクを推薦情報として決定したものとする。認証端末200-2は、通知された推薦情報を自動販売機300-2に出力し、自動販売機300-2は、推薦情報に基づく表示を行っているものとする。自動販売機300-2は、販売商品リスト表示欄310と推薦コメント320とを備える。販売商品リスト表示欄310は、自動販売機300-2が販売可能な商品群の少なくとも一部を表示する欄である。特に、販売商品リスト表示欄310は、推薦情報で指定された栄養ドリンク(左から二番目)の購入をユーザU2に推薦するような強調表示がされていることを示す。また、推薦コメント320は、推薦情報に基づくコメントの表示欄である。ここでは、推薦コメント320は、「お疲れのようです。栄養ドリンクがお勧めです。」というコメントの例を示す。但し、販売商品リスト表示欄310に表示される商品数、商品内容、値段、並び順等はこれに限定されない。また、推薦コメント320のコメント内容も一例に過ぎない。
図13は、本実施形態2にかかる推薦情報の表示例を示す図である。ここでは、ユーザU2の出勤状況や勤務状況に応じて、自動販売機300-2での商品購入に利用可能な特典情報が推薦情報として表示された例を示す。具体的には、推薦装置500は、ユーザU2の月の出勤日数が所定値を超えたため、割引クーポンを推薦情報として決定したものとする。自動販売機300-2は、販売商品リスト表示欄310aと推薦コメント320aとを備える。販売商品リスト表示欄310aは、上述した図12と同様であるが、推薦対象の商品を特定していない例を示す。尚、販売商品リスト表示欄310aは、割引対象(割引クーポンの適用対象)の商品群のみ表示するか、割引対象の商品を強調表示してもよい。推薦コメント320aは、「今月の出勤日数が20回を超えました。50円割引のクーポンが利用可能です。」というコメントの例を示す。尚、特典情報は、割引クーポンの代わりに、決済金額から直接、割引額を割り引いて決済することとしてもよい。その場合、推薦情報は、決済金額から直接、割引額を割り引いて決済することが可能な商品の購入を勧めるメッセージ等であってもよい。
尚、推薦情報は、上述した決定方法以外にも様々な決定の仕方を適用してよい。例えば、推薦装置500は、ゲート装置300-1を通過するための第1の認証成功時に、出勤時の体調情報をユーザ関連情報として取得及び登録し、自動販売機300-2の利用時に、出勤時の体調情報に適した飲料やサプリメントを推薦情報として決定してもよい。
または、推薦装置500は、第1の認証時に撮影された顔画像から、ユーザの表情や笑顔の度合いを解析し、疲労度をユーザの体調の状態として判定してもよい。そして、推薦装置500は、疲労度が所定状態より悪いことを示す場合に、体調の回復に寄与し得る栄養ドリンク等を推薦情報として決定してもよい。
または、推薦装置500は、複合機300-3に対するユーザU3の操作内容に基づいて、ユーザU3の集中力の度合いを解析し、集中力の度合いに基づいてユーザの体調の状態を判定してもよい。例えば、複合機300-3に対してユーザU3が印刷の取消操作が続いている(所定時間内に所定回数以上)場合、推薦装置500は、ユーザU3の集中力が落ちている(所定値より低い)と判定する。そして、推薦装置500は、集中力の度合いが所定値より低いと判定した場合、例えば、自動販売機300-2の利用時にコーヒーの購入を推薦情報として決定してもよい。または、推薦装置500は、ユーザU3が複合機300-3を利用して印刷した文章内容から趣味嗜好を解析し、解析結果に基づいて推薦情報を決定してもよい。
または、サービス提供装置は顔認証によりログイン認証を行うPCであってもよい。その場合、ユーザ関連情報は、顔認証成功後のユーザによるPCの操作情報であってもよい。そして、操作情報は、ログイン及びログアウトの時刻の履歴、タイピング操作の履歴、WEB検索のキーワードや閲覧ページといった検索履歴を含んでも良い。例えば、推薦装置500は、ユーザU3のPCの操作情報から勤務時間やタイピングミスの度合いを解析し、これらに基づいてユーザの健康状態(疲労度合いや集中力)を判定しても良い。また、推薦装置500は、ユーザU3の検索履歴から趣味嗜好を解析し、解析結果に基づいて推薦情報を決定してもよい。
また、ユーザ関連情報として認証時刻や認証成功時の体表面温度などの健康情報だけでなく、実際に売店で購入した商品などの購入履歴から、自動販売機の利用時にお勧めの購入品をサービス提供装置等に表示させてもよい。つまり、推薦装置500は、特定のユーザの顔認証を用いた決済端末による購入履歴をユーザ関連情報として登録し、当該ユーザが自動販売機の認証成功時に、決済端末による購入履歴に基づいて推薦情報を決定し、自動販売機に表示させてもよい。例えば、ユーザが顔認証による決済端末により売店でコーヒーを所定回数以上、購入している場合、当該ユーザが自動販売機を利用時に、推薦装置500は、ユーザの健康を考慮したコーヒー以外の商品を決定し、サービス提供装置等に表示させてもよい。または、ユーザが顔認証による決済端末により売店で特定の商品を購入している場合、推薦装置500は、特定の商品の購入履歴を加味して当該ユーザの趣味や嗜好の分析を行い、特定の商品に類似した商品を決定し、自動販売機に推薦商品として表示させてもよい。
このように、本実施形態2にかかる推薦装置500は、ユーザU1がゲート装置300-1を通過するために行われた第1の認証に成功した際に取得されたユーザ関連情報を登録しておく。そして、例えば、ユーザU1が自動販売機300-2で飲料を購入するために行われた第2の認証に成功した際、ユーザU1のユーザ関連情報と自動販売機300-2で購入可能な飲料のリスト(商品の属性)に基づいて、ユーザU1へ推薦する情報を通知する。ここで、第1のサービス提供装置と第2のサービス提供装置の組合せは、ゲート装置300-1、自動販売機300-2及び複合機300-3のいずれでもよく、他の装置でもよい。つまり、第1のサービス提供装置と第2のサービス提供装置との提供機能が異なるものであればよい。そして、推薦情報は、第2のサービス提供装置の提供機能に基づくものであればよい。また、ユーザ関連情報には、認証結果や体調情報だけでなく、上述したように、第2のサービス提供装置の提供機能、操作内容、又は購入履歴に基づくものであってもよい。
これらにより、第1の認証時におけるユーザに関する情報から、ユーザの体調等の状態を自動的に把握し、第2の認証時に当該ユーザの状態に適した情報を推薦することができる。
<その他の実施形態>
尚、上述した実施形態2において、推薦装置500等と認証装置400とは別の情報処理装置として説明したが、同一であってもよい。例えば、推薦装置500等は、ユーザ情報512のユーザID5121に顔特徴情報をさらに対応付けて登録してもよい。その場合、制御部540は、図5の顔検出部420、特徴点抽出部430、登録部440及び認証部450を備えていれば良い。
上述の例において、プログラムは、コンピュータに読み込まれた場合に、実施形態で説明された1又はそれ以上の機能をコンピュータに行わせるための命令群(又はソフトウェアコード)を含む。プログラムは、非一時的なコンピュータ可読媒体又は実体のある記憶媒体に格納されてもよい。限定ではなく例として、コンピュータ可読媒体又は実体のある記憶媒体は、random-access memory(RAM)、read-only memory(ROM)、フラッシュメモリ、solid-state drive(SSD)又はその他のメモリ技術、CD-ROM、digital versatile disc(DVD)、Blu-ray(登録商標)ディスク又はその他の光ディスクストレージ、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスクストレージ又はその他の磁気ストレージデバイスを含む。プログラムは、一時的なコンピュータ可読媒体又は通信媒体上で送信されてもよい。限定ではなく例として、一時的なコンピュータ可読媒体又は通信媒体は、電気的、光学的、音響的、またはその他の形式の伝搬信号を含む。
なお、本開示は上記実施形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。また、本開示は、それぞれの実施形態を適宜組み合わせて実施されてもよい。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
(付記A1)
所定のユーザが第1のサービス提供装置を利用する際に行われた第1の認証の成功時に取得された前記ユーザに関連するユーザ関連情報を当該ユーザと対応付けて登録する登録手段と、
前記ユーザが第2のサービス提供装置を利用する際に行われた第2の認証の成功時に、当該ユーザに対応付けられた前記ユーザ関連情報を特定する特定手段と、
前記ユーザ関連情報及び前記第2のサービス提供装置の提供機能に基づいて、前記第2のサービス提供装置を利用する際の推薦情報を決定する決定手段と、
前記ユーザに対して前記推薦情報を通知する通知手段と、
を備える推薦装置。
(付記A2)
前記決定手段は、
前記ユーザ関連情報に基づき前記ユーザの体調の状態を判定し、
当該体調の状態と前記第2のサービス提供装置の提供機能とに基づいて前記推薦情報を決定する
付記A1に記載の推薦装置。
(付記A3)
前記第1のサービス提供装置は、入退場ゲートの制御装置であり、
前記ユーザ関連情報は、前記第1の認証の認証時刻を含み、
前記決定手段は、
前記ユーザにおける複数の前記第1の認証における前記認証時刻から当該ユーザの出退勤情報を生成し、
前記出退勤情報から前記ユーザの体調の状態を判定する
付記A2に記載の推薦装置。
(付記A4)
前記ユーザ関連情報は、前記第1の認証時に撮影された前記ユーザの顔画像を含み、
前記決定手段は、前記顔画像を解析して前記ユーザの疲労度を導出し、当該疲労度を前記体調の状態として判定する
付記A2又はA3に記載の推薦装置。
(付記A5)
前記第2のサービス提供装置は、複数の飲食品の販売機であり、
前記決定手段は、前記体調の状態が所定状態より悪いことを示す場合に、前記複数の飲食品のうち前記ユーザの体調の回復に寄与し得る飲食品を前記推薦情報として決定する
付記A2乃至A4のいずれか1項に記載の推薦装置。
(付記A6)
前記ユーザ関連情報は、前記第1のサービス提供装置に対する前記ユーザの操作情報を含み、
前記決定手段は、前記操作情報を解析して前記ユーザの集中力を導出し、当該集中力を前記体調の状態として判定する
付記A2乃至A5のいずれか1項に記載の推薦装置。
(付記A7)
前記第2のサービス提供装置は、商品の販売機であり、
前記決定手段は、前記ユーザ関連情報に基づいて前記商品の購入に利用可能な特典情報を前記推薦情報として決定する
付記A1乃至A4のいずれか1項に記載の推薦装置。
(付記B1)
第1の認証の成功に応じてサービスを利用可能とする第1のサービス提供装置と、
第2の認証の成功に応じてサービスを利用可能とする第2のサービス提供装置と、
推薦装置と、を備え、
前記推薦装置は、
所定のユーザが前記第1のサービス提供装置を利用する際に行われた前記第1の認証の成功時に取得された前記ユーザに関連するユーザ関連情報を当該ユーザと対応付けて登録する登録手段と、
前記ユーザが前記第2のサービス提供装置を利用する際に行われた前記第2の認証の成功時に、当該ユーザに対応付けられた前記ユーザ関連情報を特定する特定手段と、
前記ユーザ関連情報及び前記第2のサービス提供装置の提供機能に基づいて、前記第2のサービス提供装置を利用する際の推薦情報を決定する決定手段と、
前記ユーザに対して前記推薦情報を通知する通知手段と、
を備える推薦システム。
(付記B2)
前記決定手段は、
前記ユーザ関連情報に基づき前記ユーザの体調の状態を判定し、
当該体調の状態と前記第2のサービス提供装置の提供機能とに基づいて前記推薦情報を決定する
付記B1に記載の推薦システム。
(付記C1)
コンピュータが、
所定のユーザが第1のサービス提供装置を利用する際に行われた第1の認証の成功時に取得された前記ユーザに関連するユーザ関連情報を当該ユーザと対応付けて登録し、
前記ユーザが第2のサービス提供装置を利用する際に行われた第2の認証の成功時に、当該ユーザに対応付けられた前記ユーザ関連情報を特定し、
前記ユーザ関連情報及び前記第2のサービス提供装置の提供機能に基づいて、前記第2のサービス提供装置を利用する際の推薦情報を決定し、
前記ユーザに対して前記推薦情報を通知する、
推薦方法。
(付記D1)
所定のユーザが第1のサービス提供装置を利用する際に行われた第1の認証の成功時に取得された前記ユーザに関連するユーザ関連情報を当該ユーザと対応付けて登録する登録処理と、
前記ユーザが第2のサービス提供装置を利用する際に行われた第2の認証の成功時に、当該ユーザに対応付けられた前記ユーザ関連情報を特定する特定処理と、
前記ユーザ関連情報及び前記第2のサービス提供装置の提供機能に基づいて、前記第2のサービス提供装置を利用する際の推薦情報を決定する決定処理と、
前記ユーザに対して前記推薦情報を通知する通知処理と、
をコンピュータに実行させる推薦プログラムが格納された非一時的なコンピュータ可読媒体。
以上、実施形態(及び実施例)を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態(及び実施例)に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。