JP6728649B2 - ポイント管理システム、アカウント生成方法、自動販売機及びプログラム - Google Patents

ポイント管理システム、アカウント生成方法、自動販売機及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、ポイント管理システム、アカウント生成方法、自動販売機及びプログラムに関する。特に、顧客に付与されるポイント処理に係るポイント管理システム、アカウント生成方法、自動販売機及びプログラムに関する。
近年、様々な業種にて「ポイントカード」の利用が広がっている。小売店等では、商品を購入した顧客にポイントカードを発行し、当該ポイントカードを用いたポイント還元の仕組みを構築している。つまり、ポイントカードにより顧客の再来店を促す仕組みが構築されている。
また、非接触式のIC(Integrated Circuit)カードにより商品を購入すると一定のポイントが付与される自動販売機の普及も始まっている。あるいは、商品を購入するとポイントカードを発行し、次回の商品購入時に当該ポイントカードにより顧客に付与されたポイントを管理する自動販売機も存在する。
特許文献1には、自身が採用する認証方式により利用者情報を取得して、機内に収容する選択された商品を販売する自動販売機が開示されている。特許文献1には、前記認証方式により取得した利用者情報が、過去の取引履歴情報に予め決められた基準回数以上記録されている場合には、該利用者に対して予め設定された特典を付与する特典付与手段を備えたことを特徴とする、と記載されている。
特開2011−113477号公報
なお、上記先行技術文献の開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。以下の分析は、本発明者らによってなされたものである。
商品を購入した顧客やサービスの提供を受けた顧客にポイントを付与して再来店を促すポイントカード等は、小売店等にとって重要な販促手段となっている。
また、小売店等は、ポイントカードを作成する際、顧客の個人情報(性別、年齢等)の提供を求めることがある。このような個人情報は、小売店等にとって重要なマーケティング手段となり得るためである。具体的には、小売店等は、個人情報と商品の購入履歴を関連付けて記憶し、当該情報を分析することで、年齢や性別ごとの嗜好が把握可能となる。
このように、小売店等にとって、ポイントカードは販促手段としてもマーケティング手段としても重要な役割を有している。換言するならば、小売店等は、顧客にポイントを付与するという対価を支払ってでも、顧客にポイントカードを保持、使用して貰いたいという願望を有している。
一方、顧客は、小売店等から提供されるポイントが少額である場合や個人情報を提供する必要がある場合には、ポイントカードの利用を躊躇うことも多い。例えば、上述のように、ポイントカードやICカードによりポイントを管理する(ポイントを蓄積する)自動販売機が存在する。しかし、自動販売機で扱う商品は飲料やタバコ等の少額な商品が主であり、高額な商品が扱われることは少ない。そのため、上記のような自動販売機から商品を購入しても、付与されるポイントもまた少額となり、付与されるポイントは、顧客がポイントカードを継続的に利用する動機とならないこともある。また、個人情報を提供することには、セキュリティ上の問題を懸念する顧客も多い。
本発明は、顧客によるポイント利用を促進する仕組みを確保しつつ、顧客の個人情報を適切に保護することに寄与する、ポイント管理システム、アカウント生成方法、自動販売機及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の視点によれば、顧客の顔画像を含む撮像データから前記顧客を識別する顧客IDを生成し、出力する自動販売機と、前記生成された顧客IDの受信を契機として、前記顧客に付与されるポイントを管理するアカウントを生成し、状態を未承認に設定し、前記自動販売機から受信した顧客IDに一致する顧客IDのアカウントであって、状態が未承認に設定されているアカウントが存在する場合に、前記自動販売機に対して未承認のアカウントが存在する旨の通知を行う管理サーバと、を含み、前記生成された顧客IDから前記顧客の顔を再現することはできない、ポイント管理システムが提供される。
本発明の第2の視点によれば、自動販売機が、顧客の顔画像を含む撮像データから前記顧客を識別する顧客IDを生成し、出力するステップと、管理サーバが、前記生成された顧客IDの受信を契機として、前記顧客に付与されるポイントを管理するアカウントを生成し、状態を未承認に設定し、前記自動販売機から受信した顧客IDに一致する顧客IDのアカウントであって、状態が未承認に設定されているアカウントが存在する場合に、前記自動販売機に対して未承認のアカウントが存在する旨の通知を行うステップと、を含み、前記生成された顧客IDから前記顧客の顔を再現することはできない、アカウント生成方法が提供される。
本発明の第3の視点によれば、顧客の顔画像を含む撮像データから前記顧客を識別する顧客IDを生成する顧客ID生成部を備え、前記顧客ID生成部は、前記生成された顧客IDを、前記生成された顧客IDの受信を契機として、前記顧客に付与されるポイントを管理するアカウントを生成し、状態を未承認に設定し、自動販売機から受信した顧客IDに一致する顧客IDのアカウントであって、状態が未承認に設定されているアカウントが存在する場合に、前記自動販売機に対して未承認のアカウントが存在する旨の通知を行う管理サーバに向けて出力し、前記生成された顧客IDから前記顧客の顔を再現することはできない、自動販売機が提供される。
本発明の第4の視点によれば、顧客の顔画像を含む撮像データから前記顧客を識別するIDであって、前記IDから前記顧客の顔を再現することはできない顧客IDを生成する処理と、前記生成された顧客IDを、前記生成された顧客IDの受信を契機として、前記顧客に付与されるポイントを管理するアカウントを生成し、状態を未承認に設定し、自動販売機から受信した顧客IDに一致する顧客IDのアカウントであって、状態が未承認に設定されているアカウントが存在する場合に、前記自動販売機に対して未承認のアカウントが存在する旨の通知を行う管理サーバに向けて出力する処理と、を自動販売機を制御するコンピュータに実行させるプログラムが提供される。
なお、このプログラムは、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体に記録することができる。記憶媒体は、半導体メモリ、ハードディスク、磁気記録媒体、光記録媒体等の非トランジェント(non-transient)なものとすることができる。本発明は、コンピュータプログラム製品として具現することも可能である。
本発明の各視点によれば、顧客によるポイント利用を促進する仕組みを確保しつつ、顧客の個人情報を適切に保護することに寄与する、ポイント管理システム、アカウント生成方法、自動販売機及びプログラムが、提供される。
一実施形態の概要を説明するための図である。 第1の実施形態に係るポイント管理システムの構成の一例を示す図である。 第1の実施形態に係るポイント管理システムの動作の一例を示すシーケンス図である。 自動販売機による表示の一例を示す図である。 第1の実施形態に係る自動販売機のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る自動販売機の処理構成の一例を示すブロック図である。 撮像データから顔画像を抽出することを説明するための図である。 顔画像から特徴量ベクトルを算出する際の動作を説明するための図である。 顔画像から特徴量ベクトルを算出する際の動作を説明するための図である。 第1の実施形態に係る自動販売機の撮像データ入力から顧客ID送信までの動作の一例を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る管理サーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る管理サーバの処理構成の一例を示すブロック図である。 アカウント管理テーブルの一例を示す図である。 第1の実施形態に係るアカウント管理部の動作の一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る自動販売機の処理構成の一例を示すブロック図である。 第2の実施形態に係る管理サーバの処理構成の一例を示すブロック図である。 第2の実施形態にて用いられるアカウント管理テーブルの一例を示す図である。 第2の実施形態に係るマーケティング情報生成部の動作を説明するための図である。
初めに、一実施形態の概要について説明する。なお、この概要に付記した図面参照符号は、理解を助けるための一例として各要素に便宜上付記したものであり、この概要の記載はなんらの限定を意図するものではない。
一実施形態に係るポイント管理システムは、自動販売機101と管理サーバ102を含む。自動販売機101は、顧客の顔画像を含む撮像データから顧客を識別する顧客IDを生成し、出力する。管理サーバ102は、生成された顧客ID(Identifier)の受信を契機として、顧客に付与されるポイントを管理するアカウントを自動的に生成する。さらに、自動販売機101が生成する顧客IDから顧客の顔を再現することはできない。
一実施形態に係る自動販売機101は、例えば、商品を購入した顧客を撮像し、顔画像から顧客を一意に識別可能な顧客IDを生成する。生成された顧客IDは管理サーバ102に送信され、管理サーバ102は、顧客IDの受信を契機として、顧客のアカウントを自動的に生成する。その結果、飲料やタバコのような少額な商品を扱う自動販売機であっても、アカウントの生成が促進される。また、自動販売機101は、顧客IDの生成の際に、例えば、不可逆な一方向関数のハッシュ関数を利用することで、顧客IDから顧客の顔を再現不能としている。その結果、顧客IDから顧客の個人情報(顧客の顔)を得ることはできず、顧客の個人情報は適切に保護される。
以下に具体的な実施の形態について、図面を参照してさらに詳しく説明する。なお、各実施形態において同一構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
[第1の実施形態]
第1の実施形態について、図面を用いてより詳細に説明する。
図2は、第1の実施形態に係るポイント管理システムの構成の一例を示す図である。図2を参照すると、ポイント管理システムは、自動販売機10−1〜10−n(但し、nは正の整数。以下、同じ)と、管理サーバ20と、を含んで構成される。なお、以降の説明において、自動販売機10−1〜10−nを区別する特段の理由が無い場合には、単に「自動販売機10」と表記する。
自動販売機10は、飲料やタバコ等の低額商品を販売する装置である。但し、自動販売機10が販売する商品を限定する趣旨ではなく、自動販売機10は他の商品を扱うものであってもよい。
図2に示すポイント管理システムでは、顧客が自動販売機10にて商品を購入すると、自動販売機10は、当該顧客の顔を撮像し、顧客の顔画像を含む撮像データから当該顧客を識別する顧客IDを生成する。自動販売機10は、生成した顧客IDを管理サーバ20に向けて出力する。管理サーバ20は、自動販売機10から顧客IDを受信したことを契機として当該顧客に付与されるポイントを管理するアカウントを自動的に生成する。管理サーバ20により自動的に生成されたアカウントにより顧客に付与されるポイントは管理され、顧客は当該ポイントを使用すれば、次に商品を購入する際の代金が減額されるなどの特典が得られる。
なお、図2に示すポイント管理システムでは、自動販売機10−1〜10−nのそれぞれは同等の機能を有するものである。そのため、自動販売機10−1〜10−nのいずれかで顧客が商品を購入すれば、当該顧客のアカウントが自動的に生成され、付与されるポイントが管理される。顧客は、最初に商品を購入した自動販売機を含む自動販売機10にて商品を購入すると、上記付与されたポイントを使用することができる。例えば、顧客が自動販売機10−1にて商品を購入すると、管理サーバ20は当該顧客のアカウントを自動的に生成し、所定のポイント数を付与する。次に、顧客が自動販売機10−1や自動販売機10−2にて商品を購入すると、上記付与されたポイントを使用することができる。即ち、管理サーバ20が自動的に生成するアカウントは、自動販売機10−1〜10−nにて共通に使用可能なアカウントであると言える。なお、管理サーバ20が自動販売機10−1〜10−nにて共通使用されるアカウントを管理するため、第1の実施形態に係るポイント管理システムはクラウドシステム上にて構築されていると言える。
[ポイント管理システムの概略動作]
次に、図3を参照しつつ、第1の実施形態に係るポイント管理システムの概略動作を説明する。
自動販売機10は、商品を購入した顧客をカメラにより撮影し、撮像データを取得する(ステップS01)。その後、自動販売機10は、撮像データから上記顧客を一意に識別する顧客IDを生成する(ステップS02)。自動販売機10は、生成した顧客IDを管理サーバ20に向けて送信する(ステップS03)。
顧客IDを受信した管理サーバ20は、当該顧客IDのアカウントに関する情報を、顧客IDの送信元である自動販売機10に通知する(ステップS04)。
具体的には、管理サーバ20は、受信した顧客IDに対応するアカウントが存在しない場合には、対応するアカウントを新たに生成し、その旨を自動販売機10に通知する。なお、新規にアカウントを作成した旨を示す通知を、「新規アカウント通知」と表記する。
また、顧客IDを受信した管理サーバ20は、当該顧客IDに対応するアカウントが存在するが、当該アカウントの存在が顧客により承認されていない場合には、その旨を自動販売機に通知する。この場合の通知を、「未承認アカウント通知」と表記する。
また、顧客IDを受信した管理サーバ20は、当該顧客IDに対応するアカウントが存在し、且つ、当該アカウントの存在が顧客により承認されている場合には、その旨を自動販売機10に通知する。この場合の上記通知を、「承認アカウント通知」と表記する。
なお、管理サーバ20は、「未承認アカウント通知」や「承認アカウント通知」を自動販売機10に送信する場合には、これらのアカウントにより管理されているポイント数も併せて通知する。
管理サーバ20からアカウントに関する情報の通知(例えば、新規アカウント通知)を受信した自動販売機10は、当該通知の内容に応じた処理を行う。具体的には、管理サーバ20から「新規アカウント通知」を受信した場合(ステップS05、Yes分岐)には、自動販売機10は、顧客のアカウントを新規に生成した旨の表示を行い、当該事実を顧客に伝える(ステップS06)。例えば、自動販売機10は、図4(a)に示すようなメッセージを液晶パネル等に表示する。
管理サーバ20から「未承認アカウント通知」を受信した場合(ステップS07、Yes分岐)には、自動販売機10は、管理サーバ20により自動的に生成されたアカウントを利用するか、又は、廃止するかに関する顧客の意思を確認する。具体的には、自動販売機10は、顧客のアカウントが存在することと、当該アカウントを利用するか否かに関する決定を顧客に要求することと、を示す表示(アカウント利用に係る表示)を行う(ステップS08)。例えば、自動販売機10は、図4(b)に示すようなメッセージを液晶パネル等に表示する。
図4(b)に示すような表示に接した顧客は、ポイントが付与されたアカウントを今後利用する場合には、「アカウント利用ボタン」を押下し、アカウントを廃止する場合には、「アカウント廃止ボタン」を押下することになる。なお、図4(b)に示す表示を顧客に提示することで、顧客が「ポイントが付与されたアカウント」の利用を希望する場合には、管理サーバ20により自動的に生成されたアカウントが顧客により「承認」されたと捉えることができる。あるいは、顧客が上記アカウントの廃止を希望した場合には、自動的に生成されたアカウントは顧客により承認されず(非承認)と捉えることができる。
上記顧客の操作を受け付けた自動販売機10は、顧客によるアカウント承認に関する情報(図4(b)のような表示及び顧客の操作により確認した顧客の意思)を、顧客IDと共に管理サーバ20に通知する(ステップS09)。具体的には、自動販売機10は、顧客がアカウントを利用する意思を示した場合には、「アカウント承認通知」を管理サーバ20に送信する。あるいは、自動販売機10は、顧客がアカウントを廃止する意思を示した場合には、「アカウント非承認通知」を管理サーバ20に送信する。
アカウント承認の情報に関する通知を受信した管理サーバ20は、当該通知が「アカウント非承認通知」である場合(ステップS10、Yes分岐)には、該当するアカウントを削除(ステップS11)し、その旨を応答する(ステップS12)。あるいは、上記通知が「アカウント承認通知」である場合(ステップS10、No分岐)には、管理サーバ20は、上記通知に対する応答(ACK;Acknowledge)を行う(ステップS12)。
管理サーバ20から「承認アカウント通知」を受信した場合(ステップS05にてNo分岐、且つ、ステップS07にてNo分岐)や、顧客がアカウントを承認して管理サーバ20にて適切に処理された場合(ステップS12にてACKの受信)に、自動販売機10は、顧客によるポイント利用に係る表示を行う(ステップS13)。
例えば、自動販売機10は、図4(c)に示すようなメッセージを液晶パネル等に表示する。図4(c)に示すような表示に接した顧客は、ポイントを使用する場合には、「ポイント使用ボタン」を押下し、ポイントを蓄積する場合には、「ポイント付与ボタン」を押下することになる。
上記顧客の操作を受け付けた自動販売機10は、ポイントに対する顧客の要求に関する情報を、顧客IDと共に管理サーバ20に通知する(ステップS14)。具体的には、自動販売機10は、顧客がポイントの使用を希望する場合には、「ポイント使用通知」を管理サーバ20に送信する。あるいは、自動販売機10は、顧客がポイントの付与を希望する場合には、「ポイント付与通知」を管理サーバ20に送信する。
上記通知を受信した管理サーバ20は、その内容に応じて、該当アカウントのポイントを適切に管理する。具体的には、管理サーバ20は、「ポイント使用通知」を受信した場合には、該当アカウントのポイントを初期化する。あるいは、管理サーバ20は、「ポイント付与通知」を受信した場合には、該当アカウントのポイントに所定の値を加算し、ポイント数を更新する。
上記処理が終了すると、管理サーバ20は、上記通知に対する応答を行う(ステップS15)。
管理サーバ20にてアカウントのポイント処理が適切に終了すると、自動販売機10は、顧客が商品を購入する際の代金を減額(ポイント使用時)するか、顧客のアカウントにポイントが付与された旨の表示(ポイント付与時)を行う(ステップS16)。
[自動販売機の構成及び動作]
次に、自動販売機10の構成及び動作について説明する。
図5は、第1の実施形態に係る自動販売機10のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。自動販売機10は、図5に例示する構成を備える。例えば、自動販売機10は、内部バスにより相互に接続される、CPU(Central Processing Unit)11、メモリ12、表示モジュール13、操作モジュール14、カメラモジュール15、NIC(Network Interface Card)16等を備える。
なお、図5に示す構成は、自動販売機10のハードウェア構成を限定する趣旨ではない。自動販売機10は、図示しないハードウェアも含む。具体的には、図5には、自動販売機10が有する自動販売機としての機能を実現するためのハードウェア(商品を格納する格納手段、顧客が選択した商品を外部に排出する手段、商品購入代金を処理する決済手段等)が図示されていない。これらのハードウェアは既存の自動販売機にて用いられている手段を使用することができる。
自動販売機10は、NIC16を介してネットワークにアクセスし、管理サーバ20と通信を行う。
メモリ12は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)等である。
表示モジュール13は、液晶パネル等の表示デバイスを含んで構成される。表示モジュール13は、CPU11から表示データを受け取り、当該表示データを用いて液晶パネル等を駆動することで、顧客に情報を提供する。
操作モジュール14は、タッチパネル等の操作デバイスを含んで構成される。操作モジュール14は、タッチパネル等による顧客の操作を検出し、その結果(例えば、顧客による押下座標)を操作データとしてCPU11に出力する。なお、液晶パネルとタッチパネルを一体として構成することにより、GUI(Graphical User Interface)を構築することができる。第1の実施形態に係る自動販売機10は、液晶パネルとタッチパネルが一体して構成されているものとして説明を行う。
カメラモジュール15は、レンズ等の光学系の部品と、受光素子やメモリ等の電子系の部品と、を含んで構成される。カメラモジュール15は、所定の周期にて自動販売機10の前方を撮影し、撮像データをCPU11に出力するように構成される。あるいは、CPU11がカメラモジュール15に指示を行うことで、定期的に撮像データを取得するようにしてもよいし、顧客が代金を投入した後に商品を選択したタイミングにて撮像データを取得するようにしてもよい。なお、自動販売機10が有するカメラは、商品を購入しようとする顧客の顔を含む正面が撮像できるように設置される。
図6は、第1の実施形態に係る自動販売機10の処理構成の一例を示すブロック図である。図6を参照すると、自動販売機10は、入力部201と、顔画像抽出部202と、特徴量ベクトル生成部203と、顧客ID生成部204と、操作処理部205と、NIC16を制御し、他の装置との間の通信を実現する通信制御部206と、を含んで構成される。
上記の各処理モジュールは、例えば、メモリ12に格納されたプログラムをCPU11が実行することで実現される。また、そのプログラムは、ネットワークを介してダウンロードするか、あるいは、プログラムを記憶した記憶媒体を用いて、更新することができる。さらに、上記処理モジュールは、半導体チップにより実現されてもよい。即ち、上記処理モジュールが行う機能を何らかのハードウェア、及び/又は、ソフトウェアで実行する手段があればよい。
入力部201は、操作モジュール14が出力する操作データやカメラモジュール15が出力する撮像データを入力する手段である。入力部201は、撮像データを取得した場合には、当該撮像データを顔画像抽出部202に引き渡す。また、入力部201は、操作データを取得した場合には、当該操作データを操作処理部205に引き渡す。
顔画像抽出部202は、取得した撮像データに人の顔に係る画像(以下、顔画像と表記する)が含まれているか否かを判定し、撮像データに顔画像が含まれる場合に、当該顔画像を撮像データから抽出する手段である。例えば、顔画像抽出部202は、図7に示すような撮像データを取得したものとする。この場合、顔画像抽出部202は、図7の破線により囲まれた領域を「顔画像」として抽出する。
なお、撮像データが顔画像を含むか否かの判定や顔画像の抽出処理には、種々の技術を用いることができる。
例えば、特開2014−170979号公報(参考文献1)に開示されているように、入力画像(顔画像を含む映像データ)と、顔画像のテンプレート画像と、を比較し、両者の差分が閾値以下であるか否かにより、顔画像の存否の判定や顔画像の抽出をしてもよい。また、色情報やエッジの方向や密度を組み合わせたモデルをあらかじめ記憶しておき、入力フレームからモデルに類似した領域が検出された場合に顔が存在すると判定し、顔画像を抽出することもできる。さらに、顔(頭部)の輪郭は楕円、目や口は矩形形状をしていることを利用して作成したテンプレートを使用し、顔画像を抽出することも可能である。さらにまた、頬や額の部分は輝度が高く、目や口の部分の輝度は低いという輝度分布の特性を利用した顔検出手法や、顔の対称性や肌色領域と位置を利用して顔検出を行う手法等を用いてもよい。あるいは、大量の顔と非顔の学習サンプルから得られた特徴量分布を統計的に学習し、入力画像から得られる特徴量が顔と非顔のどちらの分布に属するかを判定する手法を用いてもよい。即ち、サポートベクターマシン等の機械学習に係る技術を顔画像の抽出に用いてもよい。
顔画像抽出部202は、抽出した顔画像を特徴量ベクトル生成部203に引き渡す。
特徴量ベクトル生成部203は、取得した顔画像(抽出された顔画像)を特徴付ける特徴量ベクトルを算出する。例えば、図8に示すように、特徴量ベクトル生成部203は、顔画像から種々の特徴点を抽出し、当該特徴点の座標(X座標、Y座標)を並べることで特徴量ベクトルを生成できる。例えば、図8を参照すると、特徴量ベクトル生成部203は、両眼の端点を特徴点A1、A2、口の両端点を特徴点A3、A4、鼻頭を特徴点A5として抽出する。その際、特徴点A1〜A5それぞれの座標は、図9のとおりであるとする。なお、顔画像から特徴点を抽出する際には、テンプレートマッチング等の手法を用いる。
特徴量ベクトル生成部203は、各特徴点の座標を順に並べることで、特徴量ベクトルを生成する。図8、図9に示す例では、下記の式(1)に示す10次元の特徴量ベクトルFVが生成される。

FV={X1、Y1、X2、Y2、・・・、X5、Y5} ・・・(1)
あるいは、顔画像からの特徴量ベクトル算出に関しては、例えば、特開2015−097000号公報(参考文献2)に開示されているように、顔画像から特徴点(例えば、目、鼻、口等の中心点や端点)を抽出し、特徴点近傍の濃淡値や特性(周期性、方向性、色分布等)を利用して特徴量ベクトルを生成してもよい。
ここで、特徴量ベクトル算出の元となった顔画像が異なれば、特徴量ベクトルも異なる。換言するならば、特徴量ベクトル算出の元となった顔画像が同一であれば、特徴量ベクトルも同一となる。特徴量ベクトル生成部203は、生成した特徴量ベクトルを顧客ID生成部204に引き渡す。
顧客ID生成部204は、取得した特徴量ベクトルに基づき、当該特徴量ベクトル算出の元となった顔画像に対応する人物の顧客IDを生成する手段である。具体的には、顧客ID生成部204は、特徴量ベクトルによる数値列をハッシュ関数(Hash Function)に入力することで得られるハッシュ値(ダイジェスト)を顧客IDとして扱う。
なお、顧客ID(ハッシュ値)から特徴量ベクトル(入力値)が算出可能であることは、顧客の個人情報保護の観点から好ましくないので、顧客ID生成部204は、不可逆な一方向関数のハッシュ関数を利用するものとする。例えば、顧客ID生成部204は、SHA1(Secure Hash Algorithm 1)やMD5(Message Digest 5)等のハッシュ関数を使用し、顧客IDを生成する。顧客ID生成部204は、通信制御部206を介して、生成した顧客IDを管理サーバ20に送信する。
このように、顧客ID生成部204は不可逆な一方向関数を用いて顧客IDを生成するため、顧客IDから特徴量ベクトルを得ることはできない。特徴量ベクトルが得られなければ、顧客の顔画像を再現することはできない。即ち、自動販売機10により生成された顧客IDから顧客の顔を再現することはできない。
撮像データの入力から顧客IDを送信するまでの自動販売機10の動作をまとめると、図10に示すフローチャートのとおりとなる。
入力部201は、撮像データを入力する(ステップS101)。
次に、顔画像抽出部202は、撮像データに顔画像が含まれているか否かを判定する(ステップS102)。
顔画像が含まれていれば(ステップS102、Yes分岐)、ステップS103以降の処理が実行される。顔画像が含まれていなければ(ステップS102、No分岐)、入力された撮像データは破棄され、ステップS101に戻り処理を継続する。顔画像抽出部202は、撮像データから顔画像を抽出する(ステップS103)。
その後、特徴量ベクトル生成部203は、抽出された顔画像を特徴付ける特徴量ベクトルを生成する(ステップS104)。
次に、顧客ID生成部204は、特徴量ベクトルにハッシュ関数を適用することで顧客IDを生成(ステップS105)し、管理サーバ20に向けて送信する(ステップS106)。
図6に示す操作処理部205は、操作データと、管理サーバ20から送信される種々の情報(例えば、アカウントに関する情報)と、を処理する手段である。
具体的には、操作処理部205は、管理サーバ20から「新規アカウント通知」を受信した場合には、顧客のアカウントが自動的に生成され、所定のポイントが付与された旨の表示を行う(例えば、図4(a)参照)。
また、操作処理部205は、管理サーバ20から「未承認アカウント通知」を受信した場合には、顧客のアカウントが既に存在し、アカウントを継続して利用するか否かを顧客に問う表示を行う。例えば、図4(b)を参照すると、顧客は、「アカウント利用ボタン」か「アカウント廃止ボタン」を押下する。アカウント利用ボタンが押された場合には、自動的に生成されたアカウントが顧客により承認されたものとし、操作処理部205は、「アカウント承認通知」を管理サーバ20に送信する。アカウント廃止ボタンが押された場合には、自動的に生成されたアカウントが顧客により承認されないものとし、操作処理部205は、「アカウント非承認通知」を管理サーバ20に送信する。
さらに、操作処理部205は、管理サーバ20から「承認アカウント通知」を受信した場合には、アカウントにより管理されているポイントに対する顧客の意思を確認する表示を行う(例えば、図4(c)参照)。なお、操作処理部205は、顧客が自分のアカウントを承認した場合にも(図4(b)のアカウント利用ボタンが押下された場合にも)、図4(c)の表示を行う。図4(c)を参照すると、操作処理部205は、顧客がポイントの使用を希望する場合には(ポイント使用ボタンが押下された場合には)、「ポイント使用通知」を管理サーバ20に送信する。あるいは、操作処理部205は、顧客がポイントの付与を希望する場合には(ポイント付与ボタンが押下された場合には)、「ポイント付与通知」を管理サーバ20に送信する。
操作処理部205は、上記「ポイント使用通知」や「ポイント付与通知」に対する管理サーバ20から応答に応じて、商品購入代金を処理する決済手段にポイント数相当の減額を指示したり、顧客にポイントが付与される旨の表示を行ったりする。
[管理サーバの構成及び動作]
次に、管理サーバ20の構成及び動作について説明する。
図11は、第1の実施形態に係る管理サーバ20のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。管理サーバ20は、所謂、コンピュータであり、図11に例示する構成を備える。例えば、管理サーバ20は、CPU21、メモリ22、入出力インターフェイス23及びNIC24等を備える。なお、図11に示す構成は、管理サーバ20のハードウェア構成を限定する趣旨ではない。
入出力インターフェイス23は、図示しない入出力装置のインターフェイスとなる手段である。入出力装置には、例えば、表示装置、操作デバイス等が含まれる。表示装置は、例えば、液晶ディスプレイ等である。操作デバイスは、例えば、キーボードやマウス等である。
図12は、第1の実施形態に係る管理サーバ20の処理構成の一例を示すブロック図である。図12を参照すると、管理サーバ20は、アカウント管理部301と、NIC24を制御し、自動販売機10との間の通信を可能とする通信制御部302と、を含んで構成される。上記の各処理モジュールは、例えば、メモリ22に格納されたプログラムをCPU21が実行することで実現される。
アカウント管理部301は、自動販売機10から送信される顧客IDに関連付けられるアカウントを管理する手段である。具体的には、アカウント管理部301は、メモリ22により構成される記憶部(図示せず)にアカウント管理テーブルを構築し、当該テーブルを用いて顧客のアカウントを管理する。
図13は、アカウント管理テーブルの一例を示す図である。図13を参照すると、アカウント管理テーブルは、自動販売機10から取得した顧客IDと、当該顧客IDのアカウントに蓄積されたポイント数と、当該アカウントの状態(承認、未承認)と、を1つのレコードとして記憶する。
次に、図14に示すフローチャートを参照しつつ、アカウント管理部301の動作を説明する。
アカウント管理部301は、自動販売機10から顧客IDを取得すると、当該顧客IDに一致する顧客IDフィールドを有するレコードをアカウント管理テーブルから検索する(ステップS201)。
検索の結果、取得した顧客IDに一致するレコードが存在しなければ(ステップS202、No分岐)、アカウント管理部301は、取得した顧客IDに該当するアカウントは存在しないものとし、新規にアカウントを生成する(ステップS203)。より具体的には、アカウント管理部301は、顧客IDフィールドに取得した顧客IDを設定し新たなレコードを作成すると共に、ポイント数に所定のポイントを設定し、アカウント状態フィールドには「未承認」を設定する。また、この場合、アカウント管理部301は、顧客IDを送信してきた自動販売機10に対して、「新規アカウント通知」を送信する(ステップS204)。
アカウント管理テーブルの検索の結果、取得した顧客IDに一致するフィールドを有するレコードが存在すれば(ステップS202、Yes分岐)、アカウント管理部301は、当該レコードのアカウント状態フィールドを確認する(ステップS205)。
アカウント状態フィールドの値が「未承認」であれば(ステップS206、Yes分岐)、アカウント管理部301は、顧客IDを送信してきた自動販売機10に対して、「未承認アカウント通知」を送信する(ステップS207)。アカウント状態フィールドの値が「承認」であれば(ステップS206、No分岐)、アカウント管理部301は、顧客IDを送信してきた自動販売機10に対して、「承認アカウント通知」を送信する(ステップS208)。
「未承認アカウント通知」を受信した自動販売機10は、顧客のアカウント承認に関する意思を確認し、その結果(アカウント承認通知、アカウント非承認通知)を管理サーバ20に送信する。アカウント管理部301は、アカウント承認の情報を受信すると、その内容に応じた処理を行う。具体的には、アカウント管理部301は、「アカウント承認通知」を受信した場合(ステップS209、Yes分岐)には、該当するアカウントのアカウント状態フィールドを「承認」に設定する(ステップS210)。
アカウント管理部301は、「アカウント非承認通知」を受信した場合(ステップS209、No分岐)には、該当するレコードをアカウント管理テーブルから削除する(ステップS211)。
管理サーバ20から「承認アカウント通知」が送信された場合(ステップS208)や、顧客がアカウントを承認した場合(ステップS209、Yes分岐)には、顧客は自身のアカウントに蓄積されたポイントを使用することを希望する、又は、ポイントを付与することを希望する。このような顧客の意思は、自動販売機10から「ポイント使用通知」又は「ポイント付与通知」という形式により管理サーバ20に伝えられる。
「ポイント使用通知」を受信した場合(ステップS212、Yes分岐)には、アカウント管理部301は、該当するレコードのポイント数フィールドを初期化(ポイント数=0を設定)する(ステップS213)。
「ポイント付与通知」を受信した場合(ステップS212、No分岐)には、アカウント管理部301は、該当するレコードのポイント数フィールドに所定のポイント数を加算する(ステップS214)。
以上のように、第1の実施形態に係る自動販売機10は、商品を購入した顧客を撮影し、顔画像から当該顧客を一意に識別可能なID(顧客ID)を生成する。また、生成された顧客IDは管理サーバ20に送信され、管理サーバ20は、受信した顧客IDに対応するアカウントが存在しなければ、新規なアカウントを自動的に生成する。その結果、飲料やタバコのような少額な商品を扱う自動販売機であっても、アカウントの生成が促進される。
ここで、顧客IDを生成する際の生体情報として、顔画像の他に指紋を利用することが考えられる。しかし、自動販売機により指紋を採取するには、顧客に所定の場所を触れて貰う必要があることと、指紋が採取されることに抵抗を覚える顧客が多いことを鑑みると、指紋を利用した場合には多くのアカウントが生成されない可能性がある。一方、第1の実施形態では、顧客は自動販売機の前に立って商品を購入すればよく、アカウント生成に関し、顧客に要求する操作、動作は必要ない。従って、この点からも多くのアカウントが生成されることとなる(アカウントの生成が促進される)。
また、顧客は、自動的に生成されたアカウントを存続させるか廃止するかを決定でき、顧客がアカウントを利用(ポイントの使用、付与)すれば生成されたアカウントは事後的に承認されたと捉えることができる。
さらに、自動販売機10は、顧客IDの生成に不可逆な一方向関数のハッシュ関数を利用するため、自動販売機10により生成された顧客IDからその基礎となった顔画像を再現することはできない。そのため、万が一、管理サーバ20から顧客IDが漏洩することがあったとしても、顧客IDから顧客の個人情報(顧客の顔)が再現されることはなく、顧客の個人情報、プライバシは適切に保護される。
[第2の実施形態]
続いて、第2の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
第1の実施形態では、自動販売機10が顧客IDを生成し、管理サーバ20が当該顧客IDを用いてアカウントを自動的に生成する場合について説明した。第2の実施形態では、企業のマーケティング活動に利用可能な情報を生成する場合について説明する。なお、第2の実施形態に係るポイント管理システムの概略構成や各装置のハードウェア構成は、第1の実施形態にて説明した構成と同様であるので、第2の実施形態の図2、図5及び図11に相当する説明を省略する。
図15は、第2の実施形態に係る自動販売機10aの処理構成の一例を示すブロック図である。図15を参照すると、第1の実施形態に係る自動販売機10と比較し、第2の実施形態に係る自動販売機10aは、顧客ID生成部204aの機能が異なっている。より具体的には、顧客ID生成部204aは、顧客の顔画像から生成した顧客IDと共に、当該顧客IDの生成時に得られる情報(以下、付帯情報と表記する)を管理サーバ20aに送信する。
顧客ID生成部204aが送信する付帯情報としては、自動販売機10aの位置(緯度、経度)、顧客が商品を購入した日時、顧客が購入した商品に関する情報(例えば、商品名)が例示される。
あるいは、顧客ID生成部204aは、管理サーバ20aに送信する付帯情報を、入力部201を介して取得する撮像データに基づき生成してもよい。例えば、顧客ID生成部204aは、撮像データを解析することで顧客の性別、年代(又は年齢)を推定し、当該推定した性別等を付帯情報として管理サーバ20aに送信してもよい。なお、撮像データ(顔画像)からの性別、年代の推定には、特開2007−080057号公報(参考文献3)に記載の技術を利用することができる。
図16は、第2の実施形態に係る管理サーバ20aの処理構成の一例を示すブロック図である。図16を参照すると、第1の実施形態に係る管理サーバ20と比較し、第2の実施形態に係る管理サーバ20aは、アカウント管理部301aの機能が異なる点と、マーケティング情報生成部303を有する点と、が異なる。
アカウント管理部301aは、第1の実施形態にて説明したアカウント管理と同様の動作を行いつつ、各アカウントの顧客IDと共に送信される付帯情報をアカウント管理テーブルに追加する。
図17は、第2の実施形態にて用いられるアカウント管理テーブルの一例を示す図である。図17を参照すると、アカウント管理部301aは、顧客IDと共に送信されてくる付帯情報を受信するたびに、当該付帯情報をアカウント管理テーブルに追記していくことで、顧客IDにより一意に定まる人物の商品購入履歴が構成される。
マーケティング情報生成部303は、アカウント管理テーブルにより記憶される情報(付帯情報)により、マーケティング情報を生成する手段である。例えば、システム管理者が、操作デバイスや端末(図示せず)を用いて、管理サーバ20aにマーケティング情報生成に関する情報を入力すると、マーケティング情報生成部303は、当該入力情報に基づきマーケティング情報を生成する。
例えば、マーケティング情報生成部303は、アカウント管理テーブルにより管理される人物ごとの商品購入履歴を集計し、マーケティング情報とすることができる。
あるいは、マーケティング情報生成部303は、特定の人物に着目し、当該人物の行動履歴を可視化するような情報を生成し、マーケティング情報としてもよい。図17の例示では、顧客ID_1により特定される人物の行動履歴を、図18のように可視化してもよい。
ここで、顧客により承認されていないアカウント(アカウント状態が「未承認」のアカウント)であっても、付帯情報が追加されることにより、当該アカウントからマーケティング情報を生成することは可能である。しかし、未承認なアカウントが必ずしも承認されるとは限らず、アカウントの廃止を希望する顧客は、たとえ、顧客IDが匿名化されているとしても、自身の行動が把握されるような情報(商品購入履歴、行動履歴)の存在を肯定する可能性は低いと想定される。従って、マーケティング情報生成部303は、マーケティング情報生成の基礎となるアカウントを、顧客により承認されているアカウントに限定することが望ましい。
以上のように、第2の実施形態では、顧客IDと共に送信される付帯情報に基づき、小売店等にとって有益なマーケティング情報が生成され、提供される。
なお、第1及び第2の実施形態にて説明したポイント管理システムの構成(図2)は例示であって、システムの構成を限定する趣旨ではない。例えば、自動販売機10の一部機能(例えば、顧客ID生成機能)が管理サーバ20に組み込まれていてもよい。具体的には、自動販売機10は、撮像データを管理サーバ20に送信し、当該撮像データからの顧客ID生成を管理サーバ20に委託してもよい。
第2の実施形態では、顧客にポイントを付与した上で、自動販売機10が生成する付帯情報をマーケティングに利用する場合を説明したが、顧客にポイントを付与せずにマーケティング情報を生成することも勿論可能である。
上記実施形態では、顧客が新規アカウントに対する意思表示は、アカウントの利用(アカウント承認)かアカウント廃止(アカウント非承認)の2択であったが、顧客によるアカウント承認を保留する選択肢を用意してもよい。具体的には、図4(b)において、「アカウント利用ボタン」と「アカウント廃止ボタン」に加え、「保留ボタン」を設けてもよい。この場合、管理サーバ20は、未承認の状態にあるアカウントにより、顧客に付与された仮のポイントを管理することになる。
上記実施形態では、顧客がアカウントを利用する形態としては、顧客が、自身のアカウントに蓄積されたポイントを使用するか、ポイント付与を希望するか、の2つであったが、使用するポイント数を顧客が指定できる形態であってもよい。
上記実施形態では、同一人物を自動販売機10が撮影すれば、得られる撮像データから抽出される顔画像は同一であることを前提としている。しかし、実際には、顧客を撮影する時間帯や顧客の立ち位置によって、同一人物であっても得られる顔画像が異なる可能性がある。この場合、特徴量ベクトル算出の元となった顔画像が異なれば、当該顔画像から得られる特徴量ベクトルが異なり、2つの特徴量ベクトルから生成される顧客IDもまた異なるものとなる。即ち、同一人物であっても別人であると判断され、異なる顧客IDが割り当てられる可能性がある。
上記のような不都合を解消するため、撮像データに事前処理を施し、同一人物であれば同じ特徴量ベクトル(顧客ID)が生成されるようにすることが望ましい。例えば、顧客が自動販売機10に正対しておらず斜めを向いている場合や、顧客が所定の位置よりも離れている(あるいは顧客と自動販売機10の間の距離が短すぎる)場合等を考慮し、特徴量ベクトル生成部203は、顔画像に対して幾何的な変換(例えば、顔が正面を向くように画像を回転、顔のサイズが所定の大きさとなるように画像を拡大縮小)を施した上で(顔画像を正規化した上で)、特徴量ベクトルの生成をするのが望ましい。
あるいは、上記不都合を解消するため、顔画像の解像度を低くする等の対応を行ってもよい。例えば、顔画像のサイズが256×256ピクセルの場合に、当該サイズを16×16ピクセルに変換し、当該変換された顔画像から特徴量ベクトルを生成することで、同一人物の2つの顔画像における微小な座標の違いを吸収することができる。但し、顔画像の解像度を低下させると、異なる人物同士が同一人物であると判定される可能性が高くなる。そこで、顔画像の解像度を適切に選択する事で、顧客IDによる精度を調整するのが望ましい。
上記実施形態では、管理サーバ20が顧客に対して一律にポイントを付与する場合について説明した。しかし、例えば、商品を購入する際の顧客の表情等に基づいて、顧客に付与するポイントを差別化してもよい。例えば、顧客が笑顔で商品を購入している場合には多くのポイントを付与し、怒った顔や悲しい顔の場合には少ないポイントを付与するという差別化をしてもよい。但し、顧客が怒っていても笑っていても人物は同一であり、怒り顔であっても笑い顔であっても同一人物であると認識される必要がある。つまり、異なる表情の顔画像から生成する顧客IDは同一である必要がある。そこで、特徴量ベクトル生成部203は、顔画像から抽出した特徴点のうち、表情の変化による影響が少ない特徴点(例えば、鼻頭等)を選択し、顧客IDを生成し、さらに、顔画像から抽出した特徴点に対しテンプレートマッチング等の手法を適用し、当該顔画像に映る人物の表情を決定するのが望ましい。即ち、特徴量ベクトル生成部203は、顧客IDを生成するための特徴点と顧客の表情を特定するための特徴点に関し、それぞれ異なる特徴点を用いるのが望ましい。なお、自動販売機10は、顧客IDと共に、顧客の表情を管理サーバ20に通知する。管理サーバ20は、顧客の表情に応じたポイント数を顧客に付与する。
上述の説明で用いた複数のフローチャートでは、複数の工程(処理)が順番に記載されているが、各実施形態で実行される工程の実行順序は、その記載の順番に制限されない。各実施形態では、例えば各処理を並行して実行する等、図示される工程の順番を内容的に支障のない範囲で変更することができる。また、上述の各実施形態は、内容が相反しない範囲で組み合わせることができる。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
[付記1]
上述の第1の視点に係るポイント管理システムのとおりである。
[付記2]
前記管理サーバは、
前記アカウントを生成した場合に、前記生成したアカウントの状態を未承認に設定し、
前記自動販売機から受信した顧客IDに一致する顧客IDのアカウントであって、状態が未承認に設定されているアカウントが存在する場合に、前記自動販売機に対して未承認のアカウントが存在する旨の通知を行い、
前記自動販売機は、前記未承認のアカウントが存在する旨の通知を受信した場合に、前記生成されたアカウントを利用するか、又は、廃止するかに関する前記顧客の意思を確認する、付記1のポイント管理システム。
[付記3]
前記自動販売機は、前記確認した顧客の意思を前記管理サーバに通知し、
前記管理サーバは、前記顧客が前記生成されたアカウントの廃止の意思を示した時は、前記生成されたアカウントを削除する、付記2のポイント管理システム。
[付記4]
前記自動販売機は、前記撮像データから顔画像を抽出し、前記抽出された顔画像を特徴付ける特徴量ベクトルを生成し、前記生成された特徴量ベクトルに基づき前記顧客IDを生成する、付記1乃至3のいずれか一に記載のポイント管理システム。
[付記5]
前記自動販売機は、前記抽出された顔画像から特徴点を抽出し、前記抽出された特徴点の座標を並べることで、前記特徴量ベクトルを生成する、付記4のポイント管理システム。
[付記6]
前記自動販売機は、前記特徴量ベクトルによる数値列を、不可逆な一方向関数のハッシュ関数に入力することで得られるハッシュ値を前記顧客IDとする、付記4又は5のポイント管理システム。
[付記7]
前記自動販売機は、前記顧客IDと共に、前記顧客IDの生成時に得られる付帯情報を出力し、
前記管理サーバは、前記付帯情報に基づき前記顧客の商品購入履歴又は行動履歴をマーケティング情報として生成する、付記1乃至6のいずれか一に記載のポイント管理システム。
[付記8]
前記自動販売機は、前記撮像データに基づき、前記顧客の性別又は年代を前記付帯情報として生成する、付記7のポイント管理システム。
[付記9]
上述の第2の視点に係るアカウント生成方法のとおりである。
[付記10]
上述の第3の視点に係る自動販売機のとおりである。
[付記11]
上述の第4の視点に係るプログラムのとおりである。
なお、付記9〜11の形態は、付記1の形態と同様に、付記2の形態〜付記8の形態に展開することが可能である。
なお、引用した上記の特許文献の開示は、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の全開示の枠内において種々の開示要素(各請求項の各要素、各実施形態ないし実施例の各要素、各図面の各要素等を含む)の多様な組み合わせ、ないし、選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。特に、本書に記載した数値範囲については、当該範囲内に含まれる任意の数値ないし小範囲が、別段の記載のない場合でも具体的に記載されているものと解釈されるべきである。
10、10a、10−1〜10−n、101 自動販売機
20、20a、102 管理サーバ
11、21 CPU(Central Processing Unit)
12、22 メモリ
13 表示モジュール
14 操作モジュール
15 カメラモジュール
16、24 NIC(Network Interface Card)
23 入出力インターフェイス
201 入力部
202 顔画像抽出部
203 特徴量ベクトル生成部
204、204a 顧客ID生成部
205 操作処理部
206、302 通信制御部
301、301a アカウント管理部
303 マーケティング情報生成部

Claims (11)

  1. 顧客の顔画像を含む撮像データから前記顧客を識別する顧客IDを生成し、出力する自動販売機と、
    前記生成された顧客IDの受信を契機として、前記顧客に付与されるポイントを管理するアカウントを生成し、状態を未承認に設定し、前記自動販売機から受信した顧客IDに一致する顧客IDのアカウントであって、状態が未承認に設定されているアカウントが存在する場合に、前記自動販売機に対して未承認のアカウントが存在する旨の通知を行う、管理サーバと、
    を含み、
    前記生成された顧客IDから前記顧客の顔を再現することはできない、ポイント管理システム。
  2. 記自動販売機は、前記未承認のアカウントが存在する旨の通知を受信した場合に、前記生成されたアカウントを利用するか、又は、廃止するかに関する前記顧客の意思を確認する、請求項1のポイント管理システム。
  3. 前記自動販売機は、前記確認した顧客の意思を前記管理サーバに通知し、
    前記管理サーバは、前記顧客が前記生成されたアカウントの廃止の意思を示した時は、前記生成されたアカウントを削除する、請求項2のポイント管理システム。
  4. 前記自動販売機は、前記撮像データから顔画像を抽出し、前記抽出された顔画像を特徴付ける特徴量ベクトルを生成し、前記生成された特徴量ベクトルに基づき前記顧客IDを生成する、請求項1乃至3のいずれか一項に記載のポイント管理システム。
  5. 前記自動販売機は、前記抽出された顔画像から特徴点を抽出し、前記抽出された特徴点の座標を並べることで、前記特徴量ベクトルを生成する、請求項4のポイント管理システム。
  6. 前記自動販売機は、前記特徴量ベクトルによる数値列を、不可逆な一方向関数のハッシュ関数に入力することで得られるハッシュ値を前記顧客IDとする、請求項4又は5のポイント管理システム。
  7. 前記自動販売機は、前記顧客IDと共に、前記顧客IDの生成時に得られる付帯情報を出力し、
    前記管理サーバは、前記付帯情報に基づき前記顧客の商品購入履歴又は行動履歴をマーケティング情報として生成する、請求項1乃至6のいずれか一項に記載のポイント管理システム。
  8. 前記自動販売機は、前記撮像データに基づき、前記顧客の性別又は年代を前記付帯情報として生成する、請求項7のポイント管理システム。
  9. 自動販売機が、顧客の顔画像を含む撮像データから前記顧客を識別する顧客IDを生成し、出力するステップと、
    管理サーバが、前記生成された顧客IDの受信を契機として、前記顧客に付与されるポイントを管理するアカウントを生成し、状態を未承認に設定し、前記自動販売機から受信した顧客IDに一致する顧客IDのアカウントであって、状態が未承認に設定されているアカウントが存在する場合に、前記自動販売機に対して未承認のアカウントが存在する旨の通知を行うステップと、
    を含み、
    前記生成された顧客IDから前記顧客の顔を再現することはできない、アカウント生成方法。
  10. 顧客の顔画像を含む撮像データから前記顧客を識別する顧客IDを生成する顧客ID生成部を備え、
    前記顧客ID生成部は、前記生成された顧客IDを、前記生成された顧客IDの受信を契機として、前記顧客に付与されるポイントを管理するアカウントを生成し、状態を未承認に設定し、自動販売機から受信した顧客IDに一致する顧客IDのアカウントであって、状態が未承認に設定されているアカウントが存在する場合に、前記自動販売機に対して未承認のアカウントが存在する旨の通知を行う管理サーバに向けて出力し、
    前記生成された顧客IDから前記顧客の顔を再現することはできない、自動販売機。
  11. 顧客の顔画像を含む撮像データから前記顧客を識別するIDであって、前記IDから前記顧客の顔を再現することはできない顧客IDを生成する処理と、
    前記生成された顧客IDを、前記生成された顧客IDの受信を契機として、前記顧客に付与されるポイントを管理するアカウントを生成し、状態を未承認に設定し、自動販売機から受信した顧客IDに一致する顧客IDのアカウントであって、状態が未承認に設定されているアカウントが存在する場合に、前記自動販売機に対して未承認のアカウントが存在する旨の通知を行う管理サーバに向けて出力する処理と、
    を自動販売機を制御するコンピュータに実行させるプログラム。
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