JP2020160849A - サービス提供装置、サービス提供方法、及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】より適切なサービス情報をユーザに提供できるサービス提供装置、サービス提供方法、及びプログラムを提供する。【解決手段】サービス提供装置はユーザ端末とサーバで構成され、異なるタイミングで撮影された複数の顔画像を取得する顔画像取得手段5と、顔画像取得手段5により取得された複数の顔画像を解析する解析手段8と、解析手段8により解析された解析結果に基づくサービスをユーザに提供するサービス提供手段9とを有する。【選択図】図2

Description

本開示は、顔画像に基づくサービスをユーザに提供するサービス提供装置、サービス提供方法、及びプログラムに関する。
取得したユーザの顔画像を解析し、その解析結果に基づいてユーザに適した化粧品情報を提供するシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許第6055160号公報
しかしながら、特許文献1のシステムでは、その時々に単発で取得した顔画像のみに基づいたサービスを提供することしかできない。
そこで、1つの側面では、本開示は、より適切なサービス情報をユーザに提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本開示の1つの側面では、
異なるタイミングで撮影された複数の顔画像を取得する取得手段と、
前記顔画像取得手段により取得された複数の顔画像を解析する解析手段と、
前記解析手段により解析された解析結果に基づくサービスをユーザに提供するサービス提供手段とを有することを特徴とするサービス提供装置が提供される。
1つの側面では、本開示によれば、より適切なサービス情報をユーザに提供することが可能となる。
一実施形態に係るサービス提供装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 一実施形態に係るサービス提供装置の機能構成を示すブロック図である。 一実施形態に係るサービス提供装置の動作説明図である。 一実施形態に係るサービス提供装置の処理手順を示すフローチャートである。 一実施形態に係るサービス提供装置の処理手順の他例を示すフローチャートである。 一実施形態に係るサービス提供装置の顔画像取得時の処理手順を示すシーケンス図である。 一実施形態に係るサービス提供装置のサービス提供時の処理手順を示すシーケンス図である。 変形例によるサービス提供装置の顔画像取得時の処理手順を示すシーケンス図である。 変形例によるサービス提供装置のサービス提供時の処理手順を示すシーケンス図である。
以下、添付図面を参照しながら各実施形態について詳細に説明する。
[サービス提供装置]
図1に示すように、本実施形態のサービス提供装置1は、インターネットなどのネットワーク2を介して、互いに通信可能なサーバ3とユーザ端末4とを含む。
図2に示すように、サービス提供装置1は、ハードウェアとソフトウェアとの協働により実現される機能的な構成として、顔画像取得手段5、環境情報取得手段6、ユーザ状態情報取得手段7、解析手段8、及びサービス提供手段9を備える。
本実施形態では、ユーザ端末4に専用の端末用プログラム(専用アプリケーション)をインストールすることにより、顔画像取得手段5、環境情報取得手段6、ユーザ状態情報取得手段7、及びサービス提供手段9を実現し、サーバ3に専用のサーバ用プログラムをインストールすることにより、解析手段8を実現しているが、ユーザ端末4が顔画像取得手段5、環境情報取得手段6、ユーザ状態情報取得手段7、解析手段8、及びサービス提供手段9を備えることにより、ユーザ端末4単独でサービス提供装置1を構成するようにしてもよい。また、サービス提供手段9は、サーバ3により実現されてもよいし、ユーザ端末4とサーバ3とにより協動して実現されてもよい。
(顔画像取得手段)
顔画像取得手段5は、異なるタイミングで撮影された複数の顔画像を取得する。本実施形態のサービス提供装置1では、ユーザ端末4で顔画像が撮影される毎に、撮影された顔画像を顔画像取得手段5が取得してサーバ3に送信することにより、異なるタイミングで撮影された複数の顔画像がサーバ3に蓄積される。
顔画像取得手段5は、ユーザ端末4に備わる所定機能で利用される顔画像を取得することが好ましい。このような顔画像取得手段5によれば、ユーザにわざわざ専用の撮影アクションを強要することなく、異なるタイミングで撮影された複数の顔画像を取得することが可能になる。言い換えると、日々利用するユーザ端末4の機能が実行する顔撮影アクションをサービス提供装置1における顔撮影アクションに兼用することで、ユーザの操作負担を増加させることなく、時間的に変化する複数の顔画像に基づいた適切なサービス情報をユーザに提供することが可能になる。
本実施形態のユーザ端末4は、スマートフォンであり、顔撮影を行う所定機能としては、ロック解除機能、テレビ電話機能、自撮りアプリケーションなどが挙げられる。
ロック解除機能は、撮影した顔画像に基づいてユーザ端末4のロックを解除する機能であり、ユーザがユーザ端末4を使用する毎に顔画像を撮影するため、一日のうち起床から就寝までの間に撮影した複数の顔画像を取得することが可能になる。
テレビ電話機能は、撮影した顔画像をユーザの通話相手に送信する機能を含むため、通話中に撮影した複数の顔画像を取得することが可能になる。また、一日のうちテレビ電話機能を複数回利用する場合は、テレビ電話機能を利用する毎に撮影した複数の顔画像を取得することが可能になる。
自撮りアプリケーションは、ユーザ端末4が備えるインカメラで顔画像を撮影するので、ユーザが自撮りを頻繁に行う場合は複数の顔画像を取得することが可能になる。
顔画像取得手段5は、取得した顔画像をサーバ3に送信するだけでなく、顔画像から抽出した顔に関する抽出データをサーバ3に送信してもよい。例えば、顔画像から顔色、シミの濃度や数、ほうれい線の濃度や長さ、しわの濃度や長さ、髪の毛の長さやつや感などを数値化してサーバ3に送信することができる。
具体的に説明すると、顔色は、顔画像の肌領域を特定し、肌領域の色をカラーチャートなどと比較することにより数値化できる。また、シミの濃度や数は、肌領域のコントラスト比からシミの位置及び/又は数を特定し、その色をカラーチャートなどと比較することにより数値化できる。また、ほうれい線及び/又はシワの濃度や長さは、表情認識技術などを利用して顔の特徴配置からほうれい線及び/又はシワの位置及び長さを特定し、その色をカラーチャートなどと比較することにより数値化できる。また、髪の毛の長さやつや感は、顔画像の髪領域を特定し、肌領域とサイズを比較したり、顔撮影時の照度と髪領域の光の反射を比較することにより数値化できる。なお、もちろん、上述した以外の方法を採用して種々の注目する要素に関して数値化を行ってもよい。
なお、本実施形態では、顔画像及び抽出データをサーバ3に送信しているが、顔画像のみをサーバ3に送信してもよいし、プライバシーの観点から抽出データのみをサーバ3に送信するようにしてもよい。
(環境情報取得手段)
環境情報取得手段6は、複数の顔画像のそれぞれが撮影されたタイミングにおける環境情報を取得する。例えば、顔画像撮影時の位置、気温、湿度、天気、照度などを取得し、撮影した顔画像と紐づけてサーバ3に送信する。
具体的に説明すると、顔画像撮影時の位置は、ユーザ端末4の位置特定機能(GPS機能)から取得できる。また、顔画像撮影時の気温、湿度及び天気は、天気データベースにアクセスし、顔画像撮影時の位置を送信すれば取得できる。また、顔画像撮影時の照度は、ユーザ端末4の照度センサから取得できる。
(ユーザ状態情報取得手段)
ユーザ状態情報取得手段7は、複数の顔画像のそれぞれが撮影されたタイミングにおける被写体たるユーザの状態に関するユーザ状態情報を取得する。例えば、サービス提供装置1を用いてユーザに適した化粧品情報を提供する場合、化粧の有無、使用している化粧品の種類やメーカーなどを取得し、撮影した顔画像と紐づけてサーバ3に送信する。
具体的に説明すると、ユーザ状態情報取得手段7は、顔画像撮影が行われたとき、ユーザ端末4に質問画面を表示し、ユーザにメイクの有無、使用している化粧品の種類やメーカーなどに関する質問をすることで、ユーザの状態に関するユーザ状態情報を取得することができる。ユーザ状態情報の取得は顔画像が撮影される毎に行ってもよいし、1日に1回又は数回だけユーザ状態情報を取得するようにしてもよいし、或いは撮影された顔画像の顔を解析して、自動的にメイクの有無等を判断するようにしてもよい。
(解析手段)
解析手段8は、顔画像取得手段5により取得された複数の顔画像や、顔画像から抽出された抽出データを解析する。例えば、図3に示すように、異なるタイミングで撮影された各顔画像に基づく解析結果を一次解析結果とし、一次解析結果間の比較結果を二次解析結果とする。このような顔画像の解析によれば、時間的に変化する複数の顔画像に基づいた適切なサービス情報をユーザに提供することが可能になる。
例えば、サービス提供装置1を用いてユーザに適した化粧品情報を提供する場合、朝晩でメイクのノリ、顔の表情筋、顔色などがどのように変わっていくかを解析し、その変化に基づいてユーザーに適した化粧品やスキンケア製品などを統計的に算出する。また、サービス提供装置1を用いてユーザに健康情報を提供する場合、朝晩で顔のむくみ、顔の表情筋、顔色などがどのように変わっていくかを解析し、その変化に基づいてユーザーの健康状態を統計的に算出する。
なお、解析手段8は、人工知能を利用して、複数の顔画像を入力してサービス情報を出力(生成)することも可能である。人工知能の場合は、機械学習により得られる畳み込みニューラルネットワークを実装することで実現できる。機械学習では、例えば、多数のユーザに関して、各ユーザの顔画像に係る実績データを用いて、各ユーザに適したサービス情報に係る誤差(サービス情報が当該ユーザに適合するかどうかの誤差)が最小になるような畳み込みニューラルネットワークの重み等が学習される。
解析手段8が顔画像の解析(一次解析及び二次解析)を行うタイミングは、少なくとも2通り考えられる。例えば、図4に示すように、顔画像を取得したタイミング(S11)で一次解析を行い(S12)、それぞれの顔画像毎に一次解析結果を保存し(S13)、サービス提供タイミング(S14)で複数の一次解析結果をもとに二次解析を行い(S15)、二次解析結果に基づくサービス情報をユーザに提供する(S16)。
また、図5に示すように、顔画像を取得したら(S21)、そのタイミングでは一次解析を行わず、顔画像だけを保存しておく(S22)。そしてサービス提供タイミング(S23)で当該複数の顔画像の一次解析(S24)及び二次解析(S25)を行い、二次解析結果に基づくサービス情報をユーザに提供する(S26)。
(サービス提供手段)
サービス提供手段9は、解析手段8により解析された解析結果に基づくサービス情報をユーザに提供する。提供するサービス情報には、推奨される物又は人に関する情報、及び、ユーザの健康に関する情報のうちの少なくともいずれか一つが含まれる。例えば、推奨される物としては、化粧品、スキンケア製品、ファッション、アクセサリー、メガネ、薬品、食品、飲料、サプリなどが挙げられる。また、推奨される人としては、美容師、医者、歯医者などが挙げられる。また、ユーザの健康に関する情報としては、顔色変化、表情変化、むくみ、腫れ、太りすぎ、痩せすぎなどが挙げられる。
なお、本実施形態のサービス提供手段9は、ユーザ端末4の専用アプリケーションにより実現され、例えば、ユーザ端末4の通知機能を使ってユーザにサービス情報の提供タイミングを通知するとともに、ユーザの専用アプリケーション起動操作に応じて、提供するサービス情報をユーザ端末4の画面に表示することを想定しているが、電子メール、ショートメール、SNSなどの媒体を介して、ユーザにサービス情報を提供するようにしてもよい。
[サービス提供方法]
つぎに、サービス提供装置1によるサービス提供方法(処理手順)を顔画像取得時とサービス提供時とに分け、図6及び図7を参照して説明する。
図6に示すように、ユーザ端末4において顔認証が行われると(S101)、ユーザ端末4(専用アプリケーション)は、顔認証時に撮影したユーザの顔画像を取得するとともに(S102)、取得した顔画像及び撮影日時(撮影日時情報)と一緒に、前述した抽出データ、環境情報及びユーザ状態情報をサーバ3に送信する(S103)。ユーザ端末4は、専用アプリケーションによるサービス提供を中止しない限り(S104)、上記の処理を繰り返す。
サーバ3は、ユーザ端末4から送信された顔画像、撮影日時、抽出データ、環境情報及びユーザ状態情報を受信するとともに(S105)、受信データに基づいて前述した一次解析を実行し(S106)、受信データ及び一次解析結果をユーザIDに紐づけて保存する(S107)。これにより、サーバ3には、ユーザIDに紐付けられた顔画像及びその関連情報が時系列に蓄積される。
また、ユーザがこれらの蓄積データを化粧品メーカー、医薬品メーカー、食料品メーカーなどのメーカーに提供する旨の設定を予め行っている場合は(S108)、これらの蓄積データを設定されたメーカーのサーバ10に送信する(S109)。メーカーのサーバ10は、サーバ3から送信された蓄積データを受信し(S110)、保存する(S111)。
図7に示すように、サーバ3は、サービス情報をユーザに提供するタイミングであるか否かを判断し(S201)、この判断結果がYESの場合は、前述した二次解析を実行するとともに(S202)、二次解析結果をユーザ端末4に送信する(S203)。ユーザ端末4(専用アプリケーション)は、サーバ3が送信した二次解析結果を受信するとともに(S204)、二次解析結果に基づいてサービス情報の表示を行う(S205)。
また、メーカーのサーバ10でも、サービス情報をユーザに提供するタイミングであるか否かを判断しており(S206)、この判断結果がYESの場合は、美容アドバイザーが蓄積データに基づいて解析した人的解析結果、例えばユーザに適した推奨化粧品の情報を取得するとともに(S207)、取得した人的解析結果をユーザ端末4に送信する(S208)。ユーザ端末4(専用アプリケーション)は、メーカーのサーバ10が送信した人的解析結果を受信するとともに(S209)人的解析結果に基づいてサービス情報の表示を行う(S210)。
なお、図6及び図7に示す例では、メーカーのサーバ10側から解析結果をユーザ端末4に送信するが(S208,S209)、このような処理は省略されてもよい。
また、図6及び図7に示す例は、上述した図4のフローを基にした一例であるが、図5のフローを基にしたサービス提供方法を採用する場合は、それに対応してフローが変更されてもよいことは勿論である。例えば、図6及び図7が図8及び図9に示す態様に修正されてもよい。ここでは、同じ処理については、同一のステップ番号を付して説明を省略する。図8に示す例では、サーバ3において、ステップS106が省略され、ステップS107がステップS107Aで置換された点が異なり、図9に示す例では、ステップS201の判定結果が“YES”である場合に、ステップS202に先立ってステップS106が実行される点が異なる。ステップS107Aの処理は、ステップS107の処理に対して、受信データ及び一次解析結果のうちの、受信データのみをユーザIDに紐づけて保存する点が異なる。これは、この段階では、一次解析結果はないためである。
以上説明した本実施形態によれば、とりわけ、以下のような優れた効果が奏される。
まず、本実施形態によれば、複数の顔画像を解析するので、個々の顔画像を個別的に解析する場合に比べて、複数の顔画像間の相違(変化)等を解析できる。これにより、個々の顔画像を個別的に解析する場合に比べて、適切なサービス情報をユーザに提供できる可能性を高めることができる。
また、複数の顔画像間を比較する際に、複数の顔画像の取得タイミング(寝起き時、就寝前、お風呂上がり時)等の相違も考慮できるので、個々の顔画像を個別的に解析する場合に比べて、取得タイミング等の相違を加味した解析を実現することも可能となる。
ところで、上述のような適切なサービス情報を複数の顔画像の解析により導出する場合、異なるタイミングで得られる複数の顔画像の数が多いほど、より適切なサービス情報を導出できる傾向がある。
しかしながら、このようなサービス情報を得るだけのためにユーザが、異なるタイミングで顔画像を撮影することは、面倒に感じる場合が多く、それ故に、異なるタイミングで得られる複数の顔画像の数を効率的に増やすことは難しい。
この点、本実施形態によれば、ユーザが日常生活の中で行っている行為(例えばスマートフォンの顔認証)に付随して得られる顔画像を利用するので、異なるタイミングで得られる複数の顔画像の数を効率的に増やすことができる。この結果、ユーザに大きな負荷を与えることなく、複数の顔画像間の相違(変化)等を利用して適切なサービス情報をユーザに提供することが可能となる。
[変形例]
以上、実施形態について詳述したが、特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内において、種々の変形及び変更が可能である。また、前述した実施形態の構成要素を全部又は複数を組み合わせることも可能である。
例えば、上述した実施形態の顔画像取得手段は、スマートフォンの顔認証機能を兼用したが、ドアホンやスマートミラーの撮影機能を兼用してもよい。ドアホンの場合は、ドアのロック解除時のユーザの顔画像を取得することができ、スマートミラーの場合は、ミラーを覗いているときのユーザの顔画像を取得することができる。
あるいは、車両等に搭載される運転者の居眠り(又は疲労度)検知用のカメラ(運転者を撮影するカメラ)で得られる顔画像が利用されてもよい。例えば、車両が通勤等で頻繁に利用される場合は、異なる日の同じ時間(タイミング)の顔画像を取得できるので、これらの顔画像間の比較に基づいて、適切なサービス情報をユーザに提供できる可能性を高めることができる。
また、上述した実施形態では、環境情報及びユーザ状態情報を加味して精度の高い解析結果を導出可能としているが、これに限られない。すなわち、環境情報及びユーザ状態情報のうちのいずれか一方又は双方を利用せずに解析を行うことも可能である。
また、上述した実施形態では、複数の顔画像を利用するがこれに限られない。例えば、一の顔画像に係る解析結果と、当該一の顔画像に係る撮影日時情報又は環境情報とに基づくサービスをユーザに提供してもよい。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
<請求項1>
異なるタイミングで撮影された複数の顔画像を取得する顔画像取得手段と、
前記顔画像取得手段により取得された複数の顔画像を解析する解析手段と、
前記解析手段により解析された解析結果に基づくサービスをユーザに提供するサービス提供手段とを有することを特徴とするサービス提供装置。
<請求項2>
異なるタイミングで撮影された顔画像に基づく前記解析結果間の比較結果に基づいて、前記サービスをユーザに提供することを特徴とする請求項1に記載のサービス提供装置。
<請求項3>
前記顔画像取得手段は、ユーザ端末において実行される所定機能で利用される顔画像を利用することを特徴とする請求項1又は2に記載のサービス提供装置。
<請求項4>
前記所定機能は、顔画像に基づいてユーザ端末のロックを解除するロック解除機能であることを特徴とする請求項3に記載のサービス提供装置。
<請求項5>
前記所定機能は、顔画像をユーザの通話相手に送信するテレビ電話機能であることを特徴とする請求項3に記載のサービス提供装置。
<請求項6>
前記所定機能は、インカメラで顔画像を撮影する自撮りアプリケーションであることを特徴とする請求項3に記載のサービス提供装置。
<請求項7>
前記サービスを提供することは、推奨される物又は人に関する情報、及び、ユーザの健康に関する情報のうちの少なくともいずれか一方を出力することであることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載のサービス提供装置。
<請求項8>
前記複数の顔画像のそれぞれが撮影されたタイミングにおける撮影日時情報又は環境情報を取得する情報取得手段を有し、
前記サービス提供手段は、前記撮影日時情報又は前記環境情報に更に基づく前記サービスをユーザに提供することを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載のサービス提供装置。
<請求項9>
前記複数の顔画像のそれぞれが撮影されたタイミングにおける被写体たるユーザの状態に関するユーザ状態情報を取得するユーザ状態情報取得手段を有し、
前記サービス提供手段は、前記ユーザ状態情報に更に基づく前記サービスをユーザに提供することを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載のサービス提供装置。
<請求項10>
顔画像を取得する顔画像取得手段と、
顔画像の撮影されたタイミングにおける撮影日時情報又は環境情報を取得する情報取得手段と、
前記顔画像取得手段により取得された顔画像を解析する解析手段と、
前記解析手段により解析された解析結果と前記撮影日時情報又は前記環境情報とに基づくサービスをユーザに提供するサービス提供手段とを有することを特徴とするサービス提供装置。
<請求項11>
ドアホンであり、
前記顔画像取得手段は、ドアのロック解除時のユーザの顔を取得することを特徴とする請求項1乃至10の何れかに記載のサービス提供装置。
<請求項12>
スマートミラーであり、
前記顔画像取得手段は、ミラーを覗いているときのユーザの顔画像を取得することを特徴とする請求項1乃至11の何れかに記載のサービス提供装置。
<請求項13>
互いに通信可能なサーバとユーザ端末とを含み、
前記顔画像取得手段は、前記ユーザ端末に設けられ、
前記解析手段は、前記サーバに設けられ、
前記サービス提供手段は、前記ユーザ端末に設けられ、
前記ユーザ端末は、前記顔画像取得手段が取得した顔画像を前記サーバに送信し、
前記サーバは、前記解析手段により解析された解析結果に基づく前記サービスの内容を前記ユーザ端末に送信することを特徴とする請求項1乃至12の何れかに記載のサービス提供装置。
<請求項14>
異なるタイミングで撮影された複数の顔画像を取得し、
取得した複数の顔画像を解析し、
解析した複数の顔画像の解析結果に基づくサービスをユーザに提供することを含む、コンピュータにより実行されるサービス提供方法。
<請求項15>
異なるタイミングで撮影された複数の顔画像を取得し、
取得した複数の顔画像を解析し、
解析した複数の顔画像の解析結果に基づくサービスをユーザに提供する処理をコンピュータに実行させるプログラム。
1 サービス提供装置
2 ネットワーク
3 サーバ
4 ユーザ端末
5 顔画像取得手段
6 環境情報取得手段(情報取得手段の一例)
7 ユーザ状態情報取得手段
8 解析手段
9 サービス提供手段

Claims (15)

  1. 異なるタイミングで撮影された複数の顔画像を取得する顔画像取得手段と、
    前記顔画像取得手段により取得された複数の顔画像を解析する解析手段と、
    前記解析手段により解析された解析結果に基づくサービスをユーザに提供するサービス提供手段とを有することを特徴とするサービス提供装置。
  2. 異なるタイミングで撮影された顔画像に基づく前記解析結果間の比較結果に基づいて、前記サービスをユーザに提供することを特徴とする請求項1に記載のサービス提供装置。
  3. 前記顔画像取得手段は、ユーザ端末において実行される所定機能で利用される顔画像を利用することを特徴とする請求項1又は2に記載のサービス提供装置。
  4. 前記所定機能は、顔画像に基づいてユーザ端末のロックを解除するロック解除機能であることを特徴とする請求項3に記載のサービス提供装置。
  5. 前記所定機能は、顔画像をユーザの通話相手に送信するテレビ電話機能であることを特徴とする請求項3に記載のサービス提供装置。
  6. 前記所定機能は、インカメラで顔画像を撮影する自撮りアプリケーションであることを特徴とする請求項3に記載のサービス提供装置。
  7. 前記サービスを提供することは、推奨される物又は人に関する情報、及び、ユーザの健康に関する情報のうちの少なくともいずれか一方を出力することであることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載のサービス提供装置。
  8. 前記複数の顔画像のそれぞれが撮影されたタイミングにおける撮影日時情報又は環境情報を取得する情報取得手段を有し、
    前記サービス提供手段は、前記撮影日時情報又は前記環境情報に更に基づく前記サービスをユーザに提供することを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載のサービス提供装置。
  9. 前記複数の顔画像のそれぞれが撮影されたタイミングにおける被写体たるユーザの状態に関するユーザ状態情報を取得するユーザ状態情報取得手段を有し、
    前記サービス提供手段は、前記ユーザ状態情報に更に基づく前記サービスをユーザに提供することを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載のサービス提供装置。
  10. 顔画像を取得する顔画像取得手段と、
    顔画像の撮影されたタイミングにおける撮影日時情報又は環境情報を取得する情報取得手段と、
    前記顔画像取得手段により取得された顔画像を解析する解析手段と、
    前記解析手段により解析された解析結果と前記撮影日時情報又は前記環境情報とに基づくサービスをユーザに提供するサービス提供手段とを有することを特徴とするサービス提供装置。
  11. ドアホンであり、
    前記顔画像取得手段は、ドアのロック解除時のユーザの顔を取得することを特徴とする請求項1乃至10の何れかに記載のサービス提供装置。
  12. スマートミラーであり、
    前記顔画像取得手段は、ミラーを覗いているときのユーザの顔画像を取得することを特徴とする請求項1乃至11の何れかに記載のサービス提供装置。
  13. 互いに通信可能なサーバとユーザ端末とを含み、
    前記顔画像取得手段は、前記ユーザ端末に設けられ、
    前記解析手段は、前記サーバに設けられ、
    前記サービス提供手段は、前記ユーザ端末に設けられ、
    前記ユーザ端末は、前記顔画像取得手段が取得した顔画像を前記サーバに送信し、
    前記サーバは、前記解析手段により解析された解析結果に基づく前記サービスの内容を前記ユーザ端末に送信することを特徴とする請求項1乃至12の何れかに記載のサービス提供装置。
  14. 異なるタイミングで撮影された複数の顔画像を取得し、
    取得した複数の顔画像を解析し、
    解析した複数の顔画像の解析結果に基づくサービスをユーザに提供することを含む、コンピュータにより実行されるサービス提供方法。
  15. 異なるタイミングで撮影された複数の顔画像を取得し、
    取得した複数の顔画像を解析し、
    解析した複数の顔画像の解析結果に基づくサービスをユーザに提供する処理をコンピュータに実行させるプログラム。
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