JP7677201B2 - 車載用電動コンプレッサ - Google Patents

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Description

本発明は、車載用電動コンプレッサに関する。
特許文献1に記載の車載用電動コンプレッサは、車両の取付対象に取り付けられている。車載用電動コンプレッサは、取付脚を有するハウジングを備える。取付脚には挿通孔が形成されている。締結部材が取付脚の挿通孔に挿通されるとともに取付対象に締結されることにより、車載用電動コンプレッサは取付対象に取り付けられている。車載用電動コンプレッサは、スリーブ及び防振弾性部材を備える。スリーブ及び防振弾性部材は、取付脚の挿通孔に挿通されている。
特開2000-130330号公報
車載用電動コンプレッサの組付けの際、用いられる治具が取付脚に干渉するおそれがある。そのため、取付脚への治具の干渉を抑制すべく、取付脚の付近にスペースを確保することが望まれていた。
上記課題を解決する車載用電動コンプレッサは、電動モータ及び圧縮機構を内部に収容するハウジングと、挿通孔が形成されるとともに前記ハウジングに設けられる取付脚と、前記挿通孔に挿通される軸部、及び前記軸部の一端部に位置する頭部を有し、前記軸部の他端部が取付対象に締結されることで前記取付対象に前記取付脚を取り付ける締結部材と、前記取付脚と前記軸部との間に配置される円筒部を有し、前記挿通孔が貫通する軸線方向における前記頭部と前記取付対象との間に配置されて前記頭部からの締結力を受ける金属製のスリーブと、前記取付脚と前記円筒部との間に配置される防振弾性部材と、を備え、前記取付脚は、前記ハウジングから各々突出され前記軸線方向において互いに離れた複数の分割体であることを特徴とする。
上記構成によれば、スリーブは、軸線方向における締結部材の頭部と取付対象との間に配置されている。そのため、締結部材の頭部の締結力はスリーブに作用する。これにより、取付脚に作用する締結部材の締結力が小さくなるため、取付脚に必要な剛性が低くなる。そのため、取付脚を軸線方向において互いに離れた複数の分割体にすることができる。複数の分割体は軸線方向において互いに離れているため、分割体同士の間にスペースが形成される。したがって、車載用電動コンプレッサの組付けの際、用いられる治具が取付脚に干渉することを抑制すべく、取付脚の付近にスペースを確保できる。
車載用電動コンプレッサにおいて、前記スリーブは、前記軸線方向における前記円筒部と前記頭部との間に配置され、かつ前記軸線方向における前記円筒部の端部から前記軸線方向に直交する直交方向において前記円筒部の外部に延びる鍔部を有し、前記鍔部は、前記円筒部と一体であってもよい。
上記構成によれば、スリーブは、軸線方向における円筒部と頭部との間に配置され、かつ軸線方向における円筒部の端部から直交方向において円筒部の外部に延びる鍔部を有する。そのため、締結部材による締結力が鍔部に作用するため、締結部材による締結力をより安定してスリーブに作用させることができる。鍔部は、円筒部と一体である。鍔部が円筒部と別体である場合、鍔部を防振弾性部材に固定する工程が必要になるが、上記構成によれば、そうした工程が不要となる。円筒部を防振弾性部材に組付ける作業によって、鍔部を防振弾性部材に固定できる。したがって、作業工数を低減できる。
車載用電動コンプレッサにおいて、前記円筒部は、複数の前記分割体と前記軸部との間に共通して配置される一部材であってもよい。
仮に円筒部が軸線方向において分断された2つの部材から構成される場合、頭部からの締結力を円筒部が受けるために、円筒部を構成する2つの部材の軸線方向における端面同士を当接させる必要がある。これに対して、上記構成によれば、円筒部は複数の分割体と軸部との間に共通して配置される一部材であるため、円筒部において上記のような端面同士の当接が行われない。そのため、円筒部の製造の際に当接可能な程度に精度よく端面を形成する必要がなくなる分だけ、円筒部の製造に係る作業効率を向上できる。
車載用電動コンプレッサにおいて、前記取付脚は、2つの前記分割体であってもよい。
上記構成によれば、取付脚は、2つの分割体である。そのため、取付脚が3つ以上の分割体である場合よりも、分割体同士の間に大きなスペースが得られる。
車載用電動コンプレッサにおいて、前記防振弾性部材は、前記軸線方向に直交する直交方向において、前記分割体の前記軸線方向の全体に対して重なっていてもよい。
上記構成によれば、防振弾性部材は、直交方向において、分割体の軸線方向の全体に対して重なっている。そのため、防振弾性部材が、直交方向において、分割体の軸線方向の全範囲の一部のみと重なっている場合と比較して、取付対象から取付脚に伝達された振動を防振弾性部材によってより減衰させることができる。
この発明によれば、車載用電動コンプレッサの組付けの際、用いられる治具が取付脚に干渉することを抑制すべく、取付脚の付近にスペースを確保できる。
第1実施形態における車載用電動コンプレッサを示す分解斜視図である。 第1実施形態における取付脚を示す断面図である。 第2実施形態における取付脚、スリーブ、防振弾性部材、及び締結部材を示す分解斜視図である。 第2実施形態における取付脚を示す断面図である。 変更例における取付脚を示す断面図である。 変更例における取付脚を示す断面図である。 変更例における取付脚を示す断面図である。
[第1実施形態]
以下、車載用電動コンプレッサを具体化した第1実施形態について説明する。車載用電動コンプレッサは車両用の空調装置に用いられるものである。
<車載用電動コンプレッサの基本構成>
図1に示すように、車載用電動コンプレッサ10は、ハウジング11を備える。ハウジング11は例えば金属製である。本実施形態のハウジング11はアルミニウム製である。ハウジング11は筒状の収容部13を有する。車載用電動コンプレッサ10は、電動モータ12及び圧縮機構16を備えている。電動モータ12及び圧縮機構16は、収容部13の内部に収容されている。つまり、ハウジング11は、電動モータ12及び圧縮機構16を内部に収容している。
ハウジング11の内部には、電動モータ12及び圧縮機構16のほか、図示は省略しているが、回転軸及びインバータを備えている。圧縮機構16は回転軸の端部に連結されている。ハウジング11には、冷媒が吸入される吸入口と冷媒が吐出される吐出口とが形成されている。回転軸は、回転可能な状態でハウジング11に支持されている。回転軸は、電動モータ12によって回転駆動される。回転軸の回転に伴って、ハウジング11の吸入口からハウジング11内に吸入された冷媒が圧縮機構16によって圧縮されるとともに、圧縮された冷媒がハウジング11の吐出口からハウジング11外に吐出される。
<取付脚>
ハウジング11には、取付脚14が設けられている。取付脚14は例えば金属製である。本実施形態の取付脚14はアルミニウム製である。取付脚14は例えば鋳造によって製造される。取付脚14は、ハウジング11の取付脚14以外の部分と共に鋳造によって製造されてもよい。取付脚14は、ハウジング11のうちで取付脚14以外の部分とは別体として製造されたのち、溶接などによって取付脚14以外の部分に固定されてもよい。
本実施形態のハウジング11は複数の取付脚14を有する。複数の取付脚14は、取付対象50にハウジング11を取り付けるために設けられている。なお、取付対象50は、図示しない車両の一部分である。
複数の取付脚14の各々は筒状である。取付脚14の中心軸線Lの延びる方向は、取付脚14の軸線方向Xである。以下では、取付脚14の軸線方向Xを単に軸線方向Xともいう。複数の取付脚14の中心軸線Lは、収容部13の軸線Mに対して直交する方向に延びている。収容部13の軸線Mは、圧縮機構16に連結される回転軸の軸線と一致していてもよい。複数の取付脚14は、互いの中心軸線Lが平行となるように収容部13に配置されている。複数の取付脚14は、構成が同じである。そのため、以下では、複数の取付脚14のうち、一つの取付脚14について説明し、その他の取付脚14の説明は省略する。
図2に示すように、取付脚14には挿通孔15が形成されている。挿通孔15は、取付脚14を軸線方向Xに貫通する。取付脚14の内周面14cによって、取付脚14の内部に挿通孔15が形成されている。
取付脚14は、軸線方向Xの第1端に第1端面14aを有し、軸線方向Xの第2端に第2端面14bを有する。第1端面14a及び第2端面14bの各々において、挿通孔15は取付脚14の外部へ開口している。第1端面14a及び第2端面14bは、中心軸線Lに直交する平面である。取付脚14の第2端面14bは、軸線方向Xにおいて、取付対象50に隣接している。車載用電動コンプレッサ10は、取付脚14の第2端面14bが取付対象50に隣接した状態で、取付対象50に取り付けられている。なお、取付対象50は、取付脚14の第2端面14bと隣接する隣接面51から軸線方向Xに延びる雌ねじ52を有する。
<締結部材>
図1に示すように、車載用電動コンプレッサ10は、締結部材21を備える。締結部材21は例えばボルトである。締結部材21は、挿通孔15に挿通される軸部22、及び頭部23を有する。軸部22の一端部を第1軸端部22aといい、軸部22の他端部を第2軸端部22bという。軸部22の外周面を軸部外周面22cという。
図2に示すように、頭部23は、第1軸端部22aに位置する。頭部23及び第2軸端部22bは、取付脚14の外部に位置する。軸部外周面22cのうち、第2軸端部22bに位置する部分には、雄ねじ22dが設けられている。軸部22の雄ねじ22dが取付対象50の雌ねじ52に締結される。こうして第2軸端部22bが取付対象50に締結されることで、締結部材21は取付対象50に取付脚14を取り付ける。
<スリーブ>
図1に示すように、車載用電動コンプレッサ10は、頭部23からの締結力を受けるスリーブ31を備える。スリーブ31は金属製である。本実施形態のスリーブ31は鉄製である。スリーブ31は、円筒部32を有する。円筒部32の軸線は軸線方向Xに延びる。円筒部32の外径は、取付脚14の挿通孔15の径より小さい。円筒部32は、取付脚14の挿通孔15に挿通されている。
図2に示すように、軸線方向Xにおける円筒部32の一端を第1円筒端部32aといい、他端を第2円筒端部32bという。第1円筒端部32a及び第2円筒端部32bは、軸線方向Xにおける円筒部32の端部に相当する。第1円筒端部32a及び第2円筒端部32bは、取付脚14の外部に位置している。第1円筒端部32aは、軸線方向Xにおいて、締結部材21の頭部23に隣接する。第2円筒端部32bは、軸線方向Xにおいて、取付対象50に隣接する。
スリーブ31は、鍔部33を有する。鍔部33は、軸線方向Xからみて円環状である。鍔部33は、平板状である。鍔部33は円筒部32と一体である。鍔部33は、軸線方向Xにおける円筒部32と締結部材21の頭部23との間に配置されている。鍔部33は、軸線方向Xにおける円筒部32の端部としての第1円筒端部32a及び第2円筒端部32bから軸線方向Xに直交する直交方向Yにおいて円筒部32の外部に延びている。直交方向Yは円筒部32の径方向でもある。
スリーブ31には、スリーブ孔34が形成されている。スリーブ孔34は、円筒部32及び鍔部33を軸線方向Xに貫通する。スリーブ孔34は、鍔部33の中央に形成されている。スリーブ孔34には締結部材21の軸部22が挿通されている。このため、円筒部32及び鍔部33には、締結部材21の軸部22が貫通している。円筒部32は、取付脚14の内周面14cと軸部22の軸部外周面22cとの間に配置される。つまり、円筒部32は、取付脚14と軸部22との間に配置されている。
鍔部33は、軸線方向Xの第1面に第1当接面33aを有し、軸線方向Xの第2面に第2当接面33bを有する。第1当接面33aは、円筒部32の外周面32cに繋がる環状面である。第2当接面33bは第1当接面33aと反対側に位置する環状面である。第1当接面33a及び第2当接面33bは、中心軸線Lに直交する平面である。
本実施形態のスリーブ31は、軸線方向Xにおいて2部材に分割されている。スリーブ31のうち、軸線方向Xにおける一方の部材を第1スリーブ部31aといい、他方の部材を第2スリーブ部31bという。第1スリーブ部31aは、第1円筒部32d及び鍔部33を有する。第2スリーブ部31bは、第2円筒部32e及び鍔部33を有する。スリーブ31の円筒部32は、第1円筒部32d及び第2円筒部32eから構成される。
第1円筒端部32aは、第1円筒部32dの軸線方向Xにおける端部である。第1円筒部32dは、軸線方向Xにおける第1円筒端部32aとは反対側の端部に第1円筒端面32fを有する。第2円筒端部32bは、第2円筒部32eの軸線方向Xにおける端部である。第2円筒部32eは、軸線方向Xにおける第2円筒端部32bとは反対側の端部に第2円筒端面32gを有する。第1円筒端面32f及び第2円筒端面32gは環状面である。第1円筒端面32f及び第2円筒端面32gは、中心軸線Lに直交する平面である。第1円筒端面32f及び第2円筒端面32gは互いに接している。
第1スリーブ部31aにおける鍔部33の第2当接面33bは、軸線方向Xにおいて締結部材21の頭部23と接している。第2スリーブ部31bにおける鍔部33の第2当接面33bは、軸線方向Xにおいて取付対象50の隣接面51と接している。これにより、鍔部33は、締結部材21の頭部23から締結力を受けている。スリーブ31は、軸線方向Xにおける締結部材21の頭部23と取付対象50との間に配置されている。
<防振弾性部材>
図1に示すように、車載用電動コンプレッサ10は、防振弾性部材41を備える。防振弾性部材41は弾性材料製である。弾性材料の一例はゴムである。防振弾性部材41は、電動モータ12の運転に伴うハウジング11の振動を減衰することにより、振動がハウジング11を介して車両に伝達されるのを防ぐものである。
本実施形態の取付脚14には、2つの防振弾性部材41が取り付けられている。2つの防振弾性部材41は、軸線方向Xにおいて互いに離れている。2つの防振弾性部材41は同じ構成を有するため、以下では特に言及しない限りは2つの防振弾性部材41のうちの一方の構成について説明する。
防振弾性部材41は、筒部42と、フランジ部43と、延出部44と、を有する。筒部42、フランジ部43、及び延出部44は互いに一体である。筒部42は、取付脚14の内部に位置している。フランジ部43及び延出部44は、取付脚14の外部に位置している。
図2に示すように、筒部42は円筒状である。筒部42の軸線は軸線方向Xに延びる。取付脚14の内部に取り付けられる前の筒部42において、筒部42の外径は、取付脚14の挿通孔15の径より大きい。筒部42が挿通孔15に挿入されることにより、筒部42の外径は筒部42が挿通孔15に挿入される前よりも小さくなっている。筒部42の軸線方向Xにおける第1端を第1筒部端42cという。筒部42の軸線方向Xにおける第2端を第2筒部端42dという。筒部42は、軸線方向Xにおける端部としての第2筒部端42dに先端面42bを有する。先端面42bは、環状面であり、且つ中心軸線Lに直交する平面である。取付脚14に取り付けられる2つの防振弾性部材41の筒部42において、先端面42b同士は軸線方向Xに互いに離れている。筒部42の軸線方向Xにおける寸法は、車載用電動コンプレッサ10の振動を吸収できる寸法に設定されている。
フランジ部43は、軸線方向Xからみて円環状である。フランジ部43は、平板状である。フランジ部43は、軸線方向Xにおける筒部42とスリーブ31の鍔部33との間に配置されている。フランジ部43は、筒部42の第1筒部端42cから直交方向Yにおいて筒部42の外部に延びている。
フランジ部43は、軸線方向Xの第1面に第1フランジ面43aを有するとともに、軸線方向Xの第2面に第2フランジ面43bを有する。第1フランジ面43aは、筒部42の外周面に繋がる環状面である。取付脚14に取り付けられる2つの防振弾性部材41のうち、一方のフランジ部43の第1フランジ面43aは取付脚14の第1端面14aに接するとともに、他方のフランジ部43の第1フランジ面43aは取付脚14の第2端面14bに接していてもよい。フランジ部43の第2フランジ面43bは、スリーブ31の鍔部33の第1当接面33aに接していてもよい。フランジ部43の軸線方向Xにおける寸法は、車載用電動コンプレッサ10の振動を吸収できる寸法に設定されている。
延出部44は円筒状である。延出部44の軸線は軸線方向Xに延びる。延出部44は、フランジ部43の周縁部から延びている。延出部44の内面は、スリーブ31における鍔部33の外周面に接していてもよい。
防振弾性部材41には、貫通孔42aが形成されている。貫通孔42aは、筒部42及びフランジ部43を軸線方向Xに貫通する。貫通孔42aは、フランジ部43の中央に形成されている。貫通孔42aには、スリーブ31の円筒部32が挿通されている。筒部42は、取付脚14の挿通孔15に挿通されている。筒部42は、取付脚14の内周面14cと円筒部32の外周面32cとの間に配置されている。これにより、防振弾性部材41は、取付脚14と円筒部32との間に配置される。
防振弾性部材41は、取付脚14及びスリーブ31に対して非接着である。筒部42の外周面は、取付脚14の内周面14cに接している。筒部42の内周面は、円筒部32の外周面32cに接している。取付脚14に取り付けられる2つの防振弾性部材41のうち、一方の防振弾性部材41における筒部42は取付脚14と第1円筒部32dとの間に配置され、他方の防振弾性部材41における筒部42は取付脚14と第2円筒部32eとの間に配置されている。
<分割体>
取付脚14は、軸線方向Xにおいて互いに離れた複数の分割体60である。分割体60は、ハウジング11から各々突出されている。本実施形態の取付脚14は、2つの分割体60である。2つの分割体60のうち、一方の分割体60を第1分割体61ともいい、他方の分割体60を第2分割体62ともいう。第1分割体61及び第2分割体62は、同じ形状を有する。そのため以下では、第1分割体61及び第2分割体62で共通する構成については、適宜、分割体60の構成として説明する。
分割体60は筒状である。取付脚14の中心軸線Lは、分割体60の中心軸線でもある。分割体60の軸線方向Xにおける第1端を第1分割端60aという。分割体60の軸線方向Xにおける第2端を第2分割端60bという。第1端面14aは、第1分割体61の第1分割端60aに位置する。第2端面14bは、第2分割体62の第1分割端60aに位置する。挿通孔15は、分割体60の第1分割端60aと第2分割端60bとの間を軸線方向Xに貫通している。
第1分割体61の第2分割端60bと、第2分割体62の第2分割端60bとは、軸線方向Xにおいて互いに離れている。これにより、第1分割体61の第2分割端60bと、第2分割体62の第2分割端60bとの間にスペースSが形成されている。スリーブ31の円筒部32の一部は、第2分割端60bにおける挿通孔15の開口から分割体60の外部に露出している。スペースSは、円筒部32の周りに形成される。
<分割体と防振弾性部材の位置関係>
軸線方向Xにおける分割体60の寸法を第1寸法L1という。第1寸法L1は、軸線方向Xにおける第1分割端60aと第2分割端60bとの間の寸法である。軸線方向Xにおける筒部42の寸法を第2寸法L2という。第2寸法L2は、軸線方向Xにおける筒部42の第1筒部端42cと第2筒部端42dとの間の寸法である。本実施形態において、第2寸法L2は第1寸法L1よりも大きい。すなわち、軸線方向Xにおける筒部42の寸法は、軸線方向Xにおける分割体60の寸法より大きい。分割体60の内周面14cの全体が、防振弾性部材41の筒部42の外周面と直交方向Yにおいて重なっている。すなわち、防振弾性部材41は、直交方向Yにおいて、分割体60の軸線方向Xの全体に対して重なっている。
<取付脚の取付対象への取り付け方法>
取付脚14の取付対象50への取り付けに際しては、スリーブ31及び防振弾性部材41が、取付脚14に取り付けられる。取付脚14へのスリーブ31及び防振弾性部材41の取り付け態様の一例について説明する。
例えば、まず取付脚14に取り付けられるための2つの防振弾性部材41のうち、一方の貫通孔42aに対して第1スリーブ部31aの第1円筒部32dを挿通させるとともに、他方の貫通孔42aに対して第2スリーブ部31bの第2円筒部32eを挿通させる。これにより、防振弾性部材41と第1スリーブ部31aとは、互いに非接着の状態で一体化される。防振弾性部材41と第2スリーブ部31bとは、互いに非接着の状態で一体化される。
防振弾性部材41と第1スリーブ部31aとが一体化された状態で、取付脚14の第1端面14aにおける挿通孔15の開口から挿通孔15に第1円筒部32d及び筒部42が挿通される。第1分割体61の挿通孔15に第1円筒部32d及び筒部42が挿通された状態で、第1スリーブ部31a及び防振弾性部材41が第1分割体61に取り付けられる。防振弾性部材41と第2スリーブ部31bとが一体化された状態で、取付脚14の第2端面14bにおける挿通孔15の開口から挿通孔15に第2円筒部32e及び筒部42が挿通される。第2分割体62の挿通孔15に第2円筒部32e及び筒部42が挿通された状態で、第2スリーブ部31b及び防振弾性部材41が第2分割体62に取り付けられる。
取付脚14にスリーブ31及び防振弾性部材41が取り付けられた状態で、スリーブ31のスリーブ孔34に締結部材21の軸部22が挿通される。スリーブ孔34への軸部22の挿入の際、軸部22の第2軸端部22bは、第1スリーブ部31aのスリーブ孔34を通過した後、第2スリーブ部31bのスリーブ孔34を通過する。軸部22の雄ねじ22dと取付対象50の雌ねじ52とが噛み合うことにより、締結部材21は取付対象50に締結される。これにより、取付脚14は取付対象50に取り付けられるため、車載用電動コンプレッサ10が取付対象50に取り付けられる。
電動モータ12の運転に伴って車載用電動コンプレッサ10のハウジング11に振動が発生する際、この振動が防振弾性部材41によって減衰される。これにより、車載用電動コンプレッサ10の振動が取付脚14を介して取付対象50に伝達されることが抑制される。
[第1実施形態の作用]
本実施形態の作用について説明する。
スリーブ31は、軸線方向Xにおける締結部材21の頭部23と取付対象50との間に配置されている。第1スリーブ部31aの第1円筒端面32fと、第2スリーブ部31bの第2円筒端面32gとは互いに接している。そのため、締結部材21の頭部23からの締結力はスリーブ31に作用する。これにより、取付脚14に作用する締結部材21の締結力が小さくなるため、取付脚14に必要な剛性が低くなる。そのため、取付脚14を軸線方向Xにおいて互いに離れた複数の分割体60にすることができる。
複数の分割体60は、軸線方向Xにおいて互いに離れている。詳細には、第1分割体61の第2分割端60bと、第2分割体62の第2分割端60bとは、軸線方向Xにおいて互いに離れている。これにより、分割体60同士の間にスペースSが形成される。
[第1実施形態の効果]
本実施形態によれば以下の効果を得ることができる。
(1-1)スリーブ31は、軸線方向Xにおける締結部材21の頭部23と取付対象50との間に配置されている。そのため、締結部材21の頭部23からの締結力はスリーブ31に作用する。これにより、取付脚14に作用する締結部材21の締結力が小さくなるため、取付脚14に必要な剛性が低くなる。そのため、取付脚14を軸線方向Xにおいて互いに離れた複数の分割体60にすることができる。複数の分割体60は軸線方向Xにおいて互いに離れているため、分割体60同士の間にスペースSが形成される。したがって、車載用電動コンプレッサ10の組付けの際、用いられる治具が取付脚14に干渉することを抑制すべく、取付脚14の付近にスペースSを確保できる。
(1-2)スリーブ31は、軸線方向Xにおける円筒部32と頭部23との間に配置され、かつ軸線方向Xにおける円筒部32の端部から直交方向Yにおいて円筒部32の外部に延びる鍔部33を有する。そのため、締結部材21による締結力が鍔部33に作用するため、締結部材21による締結力をより安定してスリーブ31に作用させることができる。鍔部33は、円筒部32と一体である。鍔部33が円筒部32と別体である場合、鍔部33を防振弾性部材41に固定する工程が必要になるが、本実施形態によれば、そうした工程が不要となる。円筒部32を防振弾性部材41に組付ける作業によって、鍔部33を防振弾性部材41に固定できる。したがって、作業工数を低減できる。
(1-3)取付脚14は、2つの分割体60である。そのため、取付脚14が3つ以上の分割体60である場合よりも、分割体60同士の間に大きなスペースSが得られる。
(1-4)防振弾性部材41は、直交方向Yにおいて、分割体60の軸線方向Xの全体に対して重なっている。そのため、防振弾性部材41が、直交方向Yにおいて、分割体60の軸線方向Xの全範囲の一部のみと重なっている場合と比較して、車両から取付脚14に伝達された振動を防振弾性部材41によってより減衰させることができる。
(1-5)取付脚14を複数の分割体60とせずに、取付脚14の周方向の一部を切り欠くことにより切欠部を取付脚14に形成することによってもある程度はスペースSの形成は可能である。しかしながら、車両への車載用電動コンプレッサ10の取り付け態様に応じて、必要とされるスペースSの取付脚14の周方向における位置や大きさが異なる。取付脚14に切欠部を形成する場合、車両への車載用電動コンプレッサ10の取り付け態様に応じて、切欠部の位置や大きさが異なる取付脚14を製造する必要がある。本実施形態によれば、取付脚14を複数の分割体60とするため、取付脚14の周方向における全周に亘ってスペースSを形成できる。したがって、車両への車載用電動コンプレッサ10の取り付け態様が異なっても、共通の取付脚14を用いることができる。
(1-6)上記のように取付脚14に切欠部を形成する場合、切欠部の形状によっては、取付脚14の剛性を確保するために、切欠部の周縁部に厚さの大きい厚肉部を設ける必要がある。取付脚14に厚肉部を設ける場合、取付脚14を鋳造によって製造する際に厚肉部に鋳巣が発生しやすい。本実施形態によれば、取付脚14は複数の分割体60である。そのため、取付脚14に上記の厚肉部を設ける必要がないため、取付脚14の製造の際の鋳巣の発生を抑制できる。
(1-7)分割体60同士の間のスペースSの大きさを調整することで取付脚14の配置場所の調整をより細かく行えるため、各取付脚14の配置場所の自由度が向上する。そのため、車載用電動コンプレッサ10を組付ける際の治具の配置の自由度が向上する。その結果、治具による車載用電動コンプレッサ10の加工を所望の設計通りに行うことができる。したがって、車載用電動コンプレッサ10自体の振動を低減できるため、車載用電動コンプレッサ10から車両に伝達される振動を低減できる。
(1-8)各取付脚14の配置場所の自由度が向上することにより、車載用電動コンプレッサ10のハウジング11の共振周波数の調整を取付脚14の配置場所によってより細かく行うことができる。そのため、車載用電動コンプレッサ10自体の振動を低減できるため、車載用電動コンプレッサ10から車両に伝達される振動を低減できる。
[第2実施形態]
以下、車載用電動コンプレッサ10を具体化した第2実施形態について説明する。第2実施形態における車載用電動コンプレッサ10は、スリーブ31の構成が第1実施形態とは異なっている。以下では、第2実施形態における車載用電動コンプレッサ10について、第1実施形態との相違点を中心に説明する。説明の便宜上、第1実施形態と同じ構成については適宜説明を省略する。
<スリーブ>
図3に示すように、第1実施形態と同様に、本実施形態の鍔部33は、軸線方向Xにおける円筒部32と締結部材21の頭部23との間に配置されている。本実施形態の鍔部33は、円筒部32と別体である。本実施形態の鍔部33は、軸線方向Xにおける円筒部32の端部としての第1円筒端部32a及び第2円筒端部32bの各々と軸線方向Xにおいて隣接している。本実施形態の鍔部33の第1当接面33aは、防振弾性部材41におけるフランジ部43の第2フランジ面43bに対して接着されている。
図4に示すように、軸線方向Xにおいて第1円筒端部32aと隣接する鍔部33を第1鍔部133ともいう。第1鍔部133の第1当接面33aは、第1円筒端部32aにおける円筒部32の端面と接している。第1鍔部133の第2当接面33bは、軸線方向Xにおいて締結部材21の頭部23と接している。
軸線方向Xにおいて第2円筒端部32bと隣接する鍔部33を第2鍔部233ともいう。第2鍔部233の第1当接面33aは、第2円筒端部32bにおける円筒部32の端面と接している。第2鍔部233の第2当接面33bは、軸線方向Xにおいて取付対象50の隣接面51と接している。
本実施形態の円筒部32は、複数の分割体60と軸部22との間に共通して配置される一部材である。詳細には、直交方向Yにおける第1分割体61と軸部22との間と、直交方向Yにおける第2分割体62と軸部22との間と、で同一部材の円筒部32が配置されている。本実施形態の円筒部32は、第1円筒端部32aと第2円筒端部32bとの間で分割されていない。本実施形態における円筒部32は、第1実施形態における第1円筒部32d及び第2円筒部32eといった区別がない。
<取付脚へのスリーブ及び防振弾性部材の取り付け方法>
本実施形態における取付脚14へのスリーブ31及び防振弾性部材41の取り付け態様の一例を説明する。例えば、まず取付脚14に取り付けられるための2つの防振弾性部材41のうち、一方の防振弾性部材41に対して鍔部33を一体化させ、他方の防振弾性部材41に対して鍔部33及び円筒部32を一体化させる。鍔部33の防振弾性部材41への一体化は、鍔部33の第1当接面33aを、防振弾性部材41におけるフランジ部43の第2フランジ面43bに対して接着させることにより行う。円筒部32の防振弾性部材41への一体化は、防振弾性部材41の貫通孔42aに対して、円筒部32を挿通させることにより行う。これにより、防振弾性部材41と円筒部32とが互いに非接着の状態で一体化される。
次に、第1分割体61及び第2分割体62のうち、一方の挿通孔15に鍔部33と一体化された防振弾性部材41の筒部42を挿通させた後、他方の挿通孔15に鍔部33及び円筒部32と一体化された防振弾性部材41の筒部42を挿通させる。このとき、例えば、第2分割体62の挿通孔15に、第2鍔部233と一体化された防振弾性部材41の筒部42が挿通される。その後、第1分割体61の挿通孔15に、第1鍔部133及び円筒部32と一体化された防振弾性部材41の筒部42が挿通される。円筒部32は、第2分割体62に取り付けられた防振弾性部材41の筒部42の貫通孔42aに対して挿通される。これにより、取付脚14にスリーブ31及び防振弾性部材41が取り付けられる。
取付脚14にスリーブ31及び防振弾性部材41が取り付けられた状態で、第1実施形態と同様に締結部材21が取付対象50に締結されることにより、車載用電動コンプレッサ10が取付対象50に取り付けられる。
[第2実施形態の作用]
本実施形態の作用について説明する。
スリーブ31は、軸線方向Xにおける締結部材21の頭部23と取付対象50との間に配置されている。円筒部32は、複数の分割体60と軸部22との間に共通して配置される一部材である。詳細には、直交方向Yにおける第1分割体61と軸部22との間と、直交方向Yにおける第2分割体62と軸部22との間と、で同一部材の円筒部32が配置されている。そのため、締結部材21の頭部23からの締結力はスリーブ31に作用する。これにより、取付脚14に作用する締結部材21の締結力が小さくなるため、取付脚14に必要な剛性が低くなる。そのため、取付脚14を軸線方向Xにおいて互いに離れた複数の分割体60にすることができる。分割体60同士の間にスペースSが形成される。
[第2実施形態の効果]
本実施形態によれば、第1実施形態の(1-1)、(1-3)、(1-4)、(1-5)、(1-6)、(1-7)、及び(1-8)の効果に加えて、以下の効果を得ることができる。
(2-1)仮に円筒部32が軸線方向Xにおいて分断された2つの部材から構成される場合、頭部23からの締結力を円筒部32が受けるために、円筒部32を構成する2つの部材の軸線方向Xにおける端面同士を当接させる必要がある。これに対して、本実施形態によれば、円筒部32は複数の分割体60と軸部22との間に共通して配置される一部材であるため、円筒部32において上記のような端面同士の当接が行われない。そのため、円筒部32の製造の際に当接可能な程度に精度よく端面を形成する必要がなくなる分だけ、円筒部32の製造に係る作業効率を向上できる。
[変更例]
なお、上記の各実施形態は、以下のように変更して実施することができる。上記の各実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
○ 図5に示すように、軸線方向Xにおける筒部42の寸法を異ならせてもよい。この変更例において、軸線方向Xにおける筒部42の寸法を第3寸法L3という。第3寸法L3は、軸線方向Xにおける筒部42の第1筒部端42cと第2筒部端42dとの間の寸法である。第3寸法L3は第1寸法L1と同じ大きさである。すなわち、この変更例において、軸線方向Xにおける筒部42の寸法は、軸線方向Xにおける分割体60の寸法と同じ大きさである。この変更例においても、分割体60の内周面14cの全体が、防振弾性部材41の筒部42の外周面と直交方向Yにおいて重なっている。すなわち、防振弾性部材41は、直交方向Yにおいて、分割体60の軸線方向Xの全体に対して重なっている。
○ 軸線方向Xにおける筒部42の寸法は、軸線方向Xにおける分割体60の寸法より小さくてもよい。防振弾性部材41は、直交方向Yにおいて、分割体60の軸線方向Xの一部に対して重なっていてもよい。
○ 図6に示すように、防振弾性部材41から延出部44を省略してもよい。この場合も、軸線方向Xにおいて分割体60と防振弾性部材41のフランジ部43とが接するため、電動モータ12の運転に伴って取付脚14に生じる軸線方向Xと平行な方向の振動成分を、フランジ部43によって減衰できる。
○ 図7に示すように、スリーブ31から鍔部33を省略してもよい。この場合、円筒部32の軸線方向Xにおける一端面を頭部23と接触させ、他端面を取付対象50の隣接面51と接触させる。これにより、締結部材21の頭部23からの締結力をスリーブ31に作用させることができる。
○ 図7に示すように、防振弾性部材41からフランジ部43を省略してもよい。この場合、電動モータ12の運転に伴って取付脚14に生じる軸線方向Xと平行な方向の振動成分を、分割体60と筒部42との間に生じる摩擦によって筒部42にて減衰できる。
○ 第2実施形態において、第1鍔部133及び第2鍔部233の片方が円筒部32と一体であってもよい。
○ 取付脚14は、3つ以上の分割体60であってもよい。要するに、取付脚14は、軸線方向Xにおいて互いに離れた複数の分割体60であればよい。この場合も、軸線方向Xにおける分割体60同士の間にスペースSを形成できる。
○ 防振弾性部材41と第1スリーブ部31aとは、互いに接着されて一体化されていてもよい。また、防振弾性部材41と第2スリーブ部31bとは、互いに接着されて一体化されていてもよい。
○ 防振弾性部材41の筒部42の外径は、筒部42の周方向の全体で一定でなくてもよい。例えば、筒部42の外径が周方向に変化する凹凸形状となっていてもよい。
○ 車載用電動コンプレッサ10の圧縮対象の流体は、例えば空気など、冷媒以外であってもよい。
X…軸線方向、Y…直交方向、10…車載用電動コンプレッサ、11…ハウジング、12…電動モータ、14…取付脚、15…挿通孔、16…圧縮機構、21…締結部材、22…軸部、23…頭部、31…スリーブ、32…円筒部、33…鍔部、41…防振弾性部材、50…取付対象、60…分割体。

Claims (3)

  1. 電動モータ及び圧縮機構を内部に収容するハウジングと、挿通孔が形成されるとともに前記ハウジングに設けられる取付脚と、
    前記挿通孔に挿通される軸部、及び前記軸部の一端部に位置する頭部を有し、前記軸部の他端部が取付対象に締結されることで前記取付対象に前記取付脚を取り付ける締結部材と、
    前記取付脚と前記軸部との間に配置される円筒部を有し、前記挿通孔が貫通する軸線方向における前記頭部と前記取付対象との間に配置されて前記頭部からの締結力を受ける金属製のスリーブと、
    前記取付脚と前記円筒部との間に配置される防振弾性部材と、を備え、
    前記取付脚は、前記ハウジングから各々突出され前記軸線方向において互いに離れた2つの分割体であり、
    前記軸線方向において、前記防振弾性部材の筒部の長さは、前記分割体それぞれの長さより小さいことを特徴とする車載用電動コンプレッサ。
  2. 前記スリーブは、前記軸線方向における前記円筒部と前記頭部との間に配置され、かつ前記軸線方向における前記円筒部の端部から前記軸線方向に直交する直交方向において前記円筒部の外部に延びる鍔部を有し、
    前記鍔部は、前記円筒部と一体である請求項1に記載の車載用電動コンプレッサ。
  3. 前記円筒部は、複数の前記分割体と前記軸部との間に共通して配置される一部材である請求項1に記載の車載用電動コンプレッサ。
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