JP7654464B2 - 蓄電デバイス用セパレータ及びその製造方法 - Google Patents
蓄電デバイス用セパレータ及びその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7654464B2 JP7654464B2 JP2021087186A JP2021087186A JP7654464B2 JP 7654464 B2 JP7654464 B2 JP 7654464B2 JP 2021087186 A JP2021087186 A JP 2021087186A JP 2021087186 A JP2021087186 A JP 2021087186A JP 7654464 B2 JP7654464 B2 JP 7654464B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- separator
- group
- storage device
- heteroatom
- microporous membrane
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Cell Separators (AREA)
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Electric Double-Layer Capacitors Or The Like (AREA)
Description
本開示の実施形態の例を以下に列記する。
[1]
ポリエチレンを主成分として含む微多孔膜を有する蓄電デバイス用セパレータであって、上記蓄電デバイス用セパレータの膜厚が2~50μm、質量換算強度が3,000gf/g~150,000gf/g、透気度が10秒/100cc~500秒/100cc、気孔率が25%~90%であって、120℃でのソリッドエコー法を用いたパルスNMR測定の全プロトンのスピン-スピン緩和時間(T2緩和時間)の観測において、観測開始後0.2msecにおける信号強度の割合が、観測開始時の信号強度を基準として0.2%~40%であり、かつ観測開始後に0.8msecにおける信号強度の割合が、観測開始時の信号強度を基準として0.05%~10%である、蓄電デバイス用セパレータ。
[2]
ポリエチレンを主成分として含む微多孔膜を有する蓄電デバイス用セパレータであって、上記蓄電デバイス用セパレータの膜厚が2~50μm、質量換算強度が3,000gf/g~150,000gf/g、透気度が10秒/100cc~500秒/100cc、気孔率が25%~90%であって、180℃でのCPMG法を用いたパルスNMR測定の全プロトンのスピン-スピン緩和時間(T2緩和時間)の観測において、観測開始後40msecにおける信号強度の割合が、観測開始時の信号強度を基準として5%~30%であり、かつ観測開始後140msecにおける信号強度の割合が、観測開始時の信号強度を基準として1.5%~20%である、蓄電デバイス用セパレータ。
[3]
上記微多孔膜に存在する上記ポリエチレンが、一種以上のヘテロ原子含有官能基でグラフト化された、項目1又は2に記載の蓄電デバイス用セパレータ。
[4]
上記一種以上のヘテロ原子含有官能基は、以下:
自己縮合反応する一種のヘテロ原子含有官能基;
縮合反応する二種以上の異なるヘテロ原子含有官能基の組み合わせ;
金属イオンを介してキレート錯体構造を形成する一種類以上のヘテロ原子含有官能基;
上記微多孔膜の表面に接する蓄電デバイス内の他の部材に含まれる化合物と、配位結合、イオン結合、水素結合、及び共有結合のうちいずれかの結合を形成する、一種以上のヘテロ原子含有官能基;及び
一段階以上の安定な酸化もしくは還元において安定な構造を持つ一種以上のヘテロ原子含有官能基
からなる群から選択される、項目3に記載の蓄電デバイス用セパレータ。
[5]
上記一種以上のヘテロ原子含有官能基は、アルコキシシラン基、アルコキシ基、ヒドロキシル基、エステル基、カルボキシ基、エーテル基、及びアミンオキシド基からなる群から選択される少なくとも一つを有する、項目4に記載の蓄電デバイス用セパレータ。
[6]
蓄電デバイス用セパレータの製造方法であって、上記方法は、以下:
(1)ポリエチレン及び孔形成材を含む樹脂組成物を、押し出し機にてシート状に押出し、冷却固化させ、シート状成形体を成形する工程と;
(2)上記シート状成形体を延伸して、延伸シートを形成する工程と;
(3)上記延伸シートから孔形成材を抽出して多孔シートを形成する工程と;
(4)上記多孔シートを熱処理し、幅方向に延伸及び緩和を行う工程と
を含み、
上記方法は、工程(1)と(2)との間、工程(2)と(3)との間、工程(3)と(4)との間、又は工程(4)の後に、上記ポリエチレンを、上記ポリエチレンの分子鎖に結合するための官能基及びヘテロ原子含有官能基を有する一種以上のグラフト分子と反応させ、上記ポリエチレンをヘテロ原子含有官能基でグラフト化する工程を更に含む、方法。
[7]
上記ポリエチレンの分子鎖に結合するための官能基は、ビニル基を含む、項目6に記載の方法。
[8]
上記グラフト化する工程は、以下:
溶媒と、上記グラフト分子と、アルキルボラン又はアルキルボラン錯体とを含む溶液に、上記シート状成形体、上記延伸シート、又は上記多孔シートを浸漬させることと、
上記溶液中に酸素を提供して、上記グラフト分子を上記ポリエチレンと反応させ、上記ポリエチレンを上記ヘテロ原子含有官能基でグラフト化することと
を含む、項目6又は7に記載の方法。
[9]
上記グラフト化の後に、上記シート状成形体、上記延伸シート、又は上記多孔シートから、上記グラフト分子、並びに上記アルキルボラン又はアルキルボラン錯体を抽出して乾燥することを更に含む、項目8に記載の方法。
[10]
上記グラフト化する工程は、工程(4)の後に行う、項目6~9のいずれか一項に記載の方法。
[11]
上記グラフト化する工程は、工程(1)と(2)との間に行う、項目6~9のいずれか一項に記載の方法。
[12]
上記グラフト化する工程は、工程(2)と(3)との間に行う、項目6~9のいずれか一項に記載の方法。
[13]
正極と、負極と、上記正極及び負極の間に項目1~5のいずれか一項に記載の蓄電デバイス用セパレータとを含む、蓄電デバイス。
〈グラフト構造〉
本開示の蓄電デバイス用セパレータは、ポリエチレンを主成分として含む微多孔膜を有する。微多孔膜に存在するポリエチレンは、一種以上のヘテロ原子含有官能基でグラフト化されていることが好ましい。「グラフト化されている」とは、ポリエチレンの分子鎖に対してヘテロ原子含有官能基がペンダント基として結合している構造をいう。ポリエチレンをヘテロ原子含有官能基でグラフト化することにより、熱的安定性、電気特性、及び電極との接着性等の様々な性質を有する微多孔膜を提供することができる。
本開示において、微多孔膜はポリエチレンを主成分として含む。本願明細書において、「主成分として含む」とは、微多孔膜を構成する樹脂成分の合計質量を基準として、対象の樹脂を50質量%以上含有することをいう。微多孔膜に含まれるポリエチレンは、微多孔膜を構成する樹脂成分の合計質量を基準として、例えば60質量%以上、70質量%以上、80質量%以上、90質量%以上、99質量%以上、又は100質量%であってよい。
微多孔膜は、任意に添加剤を含有してもよい。添加剤としては、例えばポリオレフィン以外の重合体;無機フィラー;フェノール系、リン系、イオウ系等の酸化防止剤;ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛等の金属石鹸類;紫外線吸収剤;光安定剤;帯電防止剤;防曇剤;及び着色顔料等が挙げられる。これらの添加剤の量は、シャットダウン性能等の観点から、微多孔膜を構成する樹脂成分100質量部を基準として、好ましくは20質量部以下、例えば10質量部以下、さらに好ましくは5質量部以下であってよい。
蓄電デバイス用セパレータは、微多孔膜以外にも、微多孔膜の片面又は両面上に、一つ又は複数の機能層を有してもよい。機能層としては、例えば、無機粒子又は架橋性高分子などの耐熱樹脂を含む耐熱層、接着性高分子を含む接着層等が挙げられる。微多孔膜上に機能層を積層する方法としては、グラビアコーター又はダイコーター等のコーターにより、微多孔膜上に機能層をコーティングする方法、及び共押出により積層化する方法等が挙げられる。
微多孔膜の膜厚は、好ましくは0.1μm以上100μm以下、より好ましくは1μm以上50μm以下、更に好ましくは3μm以上25μm以下である。微多孔膜の膜厚は、機械的強度の観点から0.1μm以上が好ましく、蓄電デバイスの高容量化の観点から100μm以下が好ましい。微多孔膜の膜厚は、ダイリップ間隔、延伸工程における延伸倍率等を制御すること等によって調整することができる。
微多孔膜の気孔率は、好ましくは25%以上95%以下、より好ましく30%以上65%以下、さらに好ましくは35%以上60%以下である。気孔率は、イオン伝導性向上の観点から25%以上が好ましく、耐電圧特性の観点から95%以下が好ましい。微多孔膜の気孔率は、ポリエチレン樹脂組成物と可塑剤の混合比率、延伸温度、延伸倍率、熱固定温度、熱固定時の延伸倍率、熱固定時の緩和率を制御すること、又はこれらを組み合わせることによって調整することができる。
微多孔膜の透気度は、好ましくは10秒/100cc以上、より好ましくは50秒/100cc以上であり、好ましくは1000秒/100cc以下、より好ましくは500秒/100cc以下、更に好ましくは300秒/100cc以下である。透気度が10秒/100cc以上であることは、蓄電デバイスの自己放電を抑制する観点から好ましい。透気度が1000秒/100cc以下であることは、良好な充放電特性を得る観点から好ましい。透気度は、延伸温度、延伸倍率の変更等により調節可能である。
本開示の蓄電デバイス用セパレータの製造方法は、以下:
(1)ポリエチレン及び孔形成材を含む樹脂組成物を、押し出し機にてシート状に押出し、冷却固化させ、シート状成形体を成形する工程と;
(2)上記シート状成形体を延伸して、延伸シートを形成する工程と;
(3)上記延伸シートから孔形成材を抽出して多孔シートを形成する工程と;
(4)上記多孔シートを熱処理し、幅方向に延伸及び緩和を行う工程と
を含む。
上記方法は、工程(1)と(2)との間、工程(2)と(3)との間、工程(3)と(4)との間、又は工程(4)の後に、上記ポリエチレンを、上記ポリエチレンの分子鎖に結合するための官能基及びヘテロ原子含有官能基を有する一種以上のグラフト分子と反応させ、上記ポリエチレンをヘテロ原子含有官能基でグラフト化する工程を更に含む。
本開示の蓄電デバイス用セパレータの製造方法は、ポリエチレンを、ポリエチレンの分子鎖に結合するための官能基、及びヘテロ原子含有官能基を有する一種以上の分子と反応させ、ポリエチレンをヘテロ原子含有官能基でグラフト化する工程を更に含む。グラフト化工程は、工程(1)と(2)との間、工程(2)と(3)との間、工程(3)と(4)との間、又は工程(4)の後に行うことができる。
シート成形工程では、ポリエチレン及び孔形成材を含む樹脂組成物を、押出機にてシート状に押出し、冷却固化させ、シート状成形体を成形する。ポリエチレンとしては、上記〈ポリエチレン〉の欄で説明した樹脂を使用することができる。孔形成材としては、可塑剤、無機材、及びこれらの組み合わせを挙げることができる。
延伸工程では、シート状成形体を延伸して、延伸シートを形成する。延伸は、一軸延伸、又は二軸延伸のいずれでもよい。得られる微多孔膜の強度を高める観点から、延伸は、二軸延伸であることが好ましい。シート状成形体を二軸方向に高倍率延伸すると、分子が面方向に配向し、得られる微多孔膜が裂け難くなり、高い突刺強度を有する微多孔膜が得られる。二軸延伸の方法としては、例えば同時二軸延伸、逐次二軸延伸、多段延伸、及び多数回延伸等の方法を挙げることができる。突刺強度の向上、延伸の均一性、シャットダウン性の観点から、同時二軸延伸が好ましい。面配向の制御容易性の観点からは遂次二軸延伸が好ましい。
多孔化工程では、延伸シートから孔形成材を抽出して多孔シートを形成する。抽出方法としては、例えば、抽出溶剤にシートを浸漬して孔形成材を抽出し、乾燥させる方法が挙げられる。抽出方法は、バッチ式と連続式のいずれであってもよい。シートの収縮を抑えるために、浸漬及び乾燥の一連の工程中に、シートの端部を拘束することが好ましい。また、得られる多孔シート中の孔形成材の残存量は、多孔シートの合計質量を基準として、1質量%未満に調整することが好ましい。
熱処理工程では、多孔シートを熱処理し、幅方向に延伸及び緩和を行う。熱処理工程によって、多孔シートが熱固定され、シートの収縮を抑制することができる。熱処理は、物性の調整を目的とした延伸操作、及び延伸応力の低減を目的とした緩和操作を含む。延伸操作を行った後に緩和操作を行ってもよく、緩和操作を行った後に延伸操作を行ってもよい。熱処理は、テンター又はロール延伸機を用いて行うことができる。
微多孔膜に体して、界面活性剤等による親水化処理、電離性放射線等による架橋処理等の後処理を任意に行ってもよい。
本開示の蓄電デバイス用セパレータは、蓄電デバイスのセパレータとして使用することができる。本開示の蓄電デバイスは、正極と、負極と、正極及び負極との間に本開示の蓄電デバイス用セパレータを含む。蓄電デバイスとしては、例えば電池、コンデンサー、好ましくはリチウムイオン二次電池等が挙げられる。
Rcc-O-C(O)O-Rdd
{式中、Rcc及びRddは、CH3、CH2CH3、CH2CH2CH3、CH(CH3)2、及び式CH2Rfee(式中、Rfeeは、少なくとも1つのフッ素原子で水素原子が置換された炭素数1~3のアルキル基である)で表される基から成る群より選択される少なくとも一つであり、そしてRcc及び/又はRddは、少なくとも1つのフッ素原子を含有する。}
で表すことができる。
Rff-C(O)O-Rgg
{式中、Rffは、CH3、CH2CH3、CH2CH2CH3、CH(CH3)2、CF3CF2H、CFH2、CF2H、CF2Rfhh、CFHRfhh、及びCH2Rfiiから成る群より選択される少なくとも一つであり、Rggは、CH3、CH2CH3、CH2CH2CH3、CH(CH3)2、及びCH2Rfiiから成る群より選択される少なくとも一つであり、Rfhhは、少なくとも1つのフッ素原子で水素原子が置換されてよい炭素数1~3のアルキル基であり、Rfiiは、少なくとも1つのフッ素原子で水素原子が置換された炭素数1~3のアルキル基であり、そしてRff及び/又はRggは、少なくとも1つのフッ素原子を含有し、RffがCF2Hである場合、RggはCH3ではない}で表すことができる。
〈微多孔膜の膜厚(μm)〉
微多孔膜から10cm×10cm角の試料を切り取り、格子状に9箇所(3点×3点)を選んで、微小測厚器(株式会社東洋精機製作所 タイプKBM)を用いて、室温23±2℃で微多孔膜の膜厚を測定した。得られた9箇所の測定値の平均値を、微多孔膜の膜厚(μm)として算出した。
微多孔膜から10cm×10cm角の試料を切り取り、その重さ(g)を計測した後、中心部での突刺強度(gf)を計測し、下記式から質量換算強度(gf/g)を算出した。
質量換算強度(gf/g)=突刺強度(gf)/重さ(g)
なお、突刺強度は、ハンディー圧縮試験器「KES-G5」(カトーテック製、商標)を用いて、針先端の曲率半径0.5mm、突刺速度2mm/secの条件で試料膜の突刺試験を行うことにより求めた。
微多孔膜から10cm×10cm角のサンプルを切り取り、その体積(cm3)及び質量(g)を求めた。これらの値を用い、微多孔膜の密度を0.95(g/cm3)として、気孔率を下記数式により計算した。
気孔率(%)=(1-質量/体積/0.95)×100
透気度は、JIS P-8117に準拠して、株式会社東洋精機製作所製ガーレー式透気度計G-B2(商標、内筒質量:567g)を用いて、645mm2の面積(直径28.6mmの円)を有する微多孔膜について、空気100ccが通過する時間(秒)を透気度(秒/100cc)として測定した。
微多孔膜から10cm×10cm角のサンプルを切り取り、下記〈評価用電池の作製〉、項目cに記載の非水電解液を含侵させた状態で、60℃に加熱させたホットプレス機で3分間、10MPaで圧縮させた後、圧力を解除し、10分間放置後、エタノール、アセトンの順に電解液を洗浄し、風乾した。以上の操作で得られた微多孔膜を、上記〈微多孔膜の膜厚(μm)〉に記載の方法に従って、その厚みを測定した。なお、サンプル内で任意の25点を計測した平均値を用いた。
電解液中での圧縮前後の体積回復率(%)=100×(電解液膨潤状態での圧縮操作後の厚み/電解液膨潤状態での圧縮操作前の厚み)
パルスNMR測定装置(ブルカージャパン社製 Мinispec МQ20)を用い、以下の条件で微多孔膜の全プロトンのスピン-スピン緩和時間(T2緩和時間)を観測した。
(1)ソリッドエコー法の条件
核種:1H
測定:T2
測定温度:120℃(設定温度に達してから5分後に測定)
積算回数:256回
繰り返し時間:5.0sec
測定開始時(パルスを切った直後、数μsec)における最大の観測強度を基準(100%)として、各実施例及び比較例の測定開始から0.2msec、及び0.8msecにおける信号強度の割合を観測した。なお、検出信号強度が2.0%以下の場合は、前後±0.1msecの平均値を採用した。
(2)CPMG法の条件
核種:1H
測定:T2
測定温度:180℃(設定温度に達してから5分後に測定)
積算回数:256回
パルス感覚:0.1 msec
エコー数:800回
繰り返し時間:5.0sec
CPMG法においても、上記ソリッドエコー法と同様にして、各実施例及び比較例の測定開始から40msec、及び140msecにおける信号強度の割合を観測した。パルスNMRは、電池に組み込む前のセパレータ、及び電池組み込んだ後のセパレータで測定することができる。電池に組み込んだ後のセパレータは、グラフトの化学反応が進行した後の状態である場合がある。なお、電池に組み込んだ後のセパレータを測定する場合、電池から取り出したセパレータを、エタノール、アセトンで複数回洗浄し、電解液、電解質を十分に洗い取り、真空乾燥を行った後に測定を行う。また、無機物含有塗工層、樹脂バインダー含有塗工層、樹脂組成物含有塗工層等が複合化されたセパレータの場合、溶剤による洗浄を行い、層構造からPEを主成分とする微多孔膜を分離した後に測定を行う。なお、パルスNMRの測定に関しては、非特許文献4~6を参考にすることができる。
Waters社製 ALC/GPC 150C型(商標)を用い、標準ポリスチレンを以下の条件で測定して較正曲線を作成した。また、下記各ポリマーについて同様の条件でクロマトグラムを測定し、較正曲線に基づいて、下記方法により各ポリマーの重量平均分子量と数平均分子量を算出した。
カラム :東ソー製 GMH6-HT(商標)2本+GMH6-HTL(商標)2本
移動相 :o-ジクロロベンゼン
検出器 :示差屈折計
流速 :1.0ml/min
カラム温度:140℃
試料濃度 :0.1wt%
(ポリエチレン及びポリプロピレンの重量平均分子量と数平均分子量)
得られた較正曲線における各分子量成分に、0.43(ポリエチレンのQファクター/ポリスチレンのQファクター=17.7/41.3)又は0.64(ポリプロピレンのQファクター/ポリスチレンのQファクター=26.4/41.3)を乗じることにより、ポリエチレン換算又はポリプロピレン換算の分子量分布曲線を得て、重量平均分子量と数平均分子量を算出した
ASTM-D4020に基づき、デカリン溶媒における135℃での極限粘度[η]を求めた。
ポリエチレンのMvを次式により算出した。
[η]=6.77×10-4Mv0.67
ポリプロピレンのMvを次式により算出した。
[η]=1.10×10-4Mv0.80
a.正極の作製
正極活物質としてリチウムコバルト複合酸化物LiCoO2を92.2質量%、導電材としてリン片状グラファイトとアセチレンブラックをそれぞれ2.3質量%、及びバインダとしてポリフッ化ビニリデン(PVDF)3.2質量%をN-メチルピロリドン(NMP)中に分散させてスラリーを調製した。このスラリーを正極集電体となる厚さ20μmのアルミニウム箔の片面にダイコーターで塗布し、130℃で3分間乾燥後、ロールプレス機で圧縮成形した。このとき、正極の活物質塗布量は250g/m2、活物質嵩密度は3.00g/cm3になるように調整した。
負極活物質として人造グラファイト81.9質量%、エルケム製シリコン粒子15質量%(Silgrain e-Si408)及びバインダとしてカルボキシメチルセルロースのアンモニウム塩1.4質量%とスチレン-ブタジエン共重合体ラテックス1.7質量%を精製水中に分散させてスラリーを調製した。このスラリーを負極集電体となる厚さ12μmの銅箔の片面にダイコーターで塗布し、120℃で3分間乾燥後、ロールプレス機で圧縮成形した。このとき、負極の活物質塗布量は106g/m2、活物質嵩密度は1.35g/cm3になるように調整した。
エチレンカーボネート:エチルメチルカーボネート=1:2(体積比)の混合溶媒に、溶質としてLiPF6を濃度1.0mol/Lとなるように溶解させて調製した。
実施例及び比較例で得られたセパレータを直径18mm、正極及び負極を直径16mmの円形に切り出し、正極と負極の活物質面が対向するように、28対向の正極、セパレータ、負極のセットに重ね、蓋付きステンレス金属製容器に収納した。容器と蓋とは絶縁されており、容器は負極の銅箔と、蓋は正極のアルミニウム箔と接していた。この容器内に、上記c.で得られた非水電解液を注入して密閉した。室温にて1日放置した後、25℃雰囲気下、3mA(0.5C)の電流値で電池電圧4.2Vまで充電し、到達後4.2Vを保持するようにして電流値を3mAから絞り始めるという方法で、合計6時間、電池作製後の最初の充電を行った。続いて、3mA(0.5C)の電流値で電池電圧3.0Vまで放電した。
上記a~dに従って組み立てた電池を用いて、サイクル特性の評価を行った。得られた電池の充放電は、40℃雰囲気下で1000サイクル実施した。充電は6.0mA(1.0C)の電流値で電池電圧4.2Vまで充電し、到達後4.2Vを保持するようにして電流値を6.0mAから絞り始めるという方法で、合計3時間充電した。放電は6.0mA(1.0C)の電流値で電池電圧3.0Vまで放電した。1000サイクル目の放電容量と1サイクル目の放電容量から、容量維持率を算出した。容量維持率が高い場合、良好なサイクル特性を有するものと評価した。
上記1000サイクルの充放電を実施した電池を、温調可能な防爆ブース内の鉄板上に静置した。電池の中央部に、防爆ブース内の温度を40℃に設定し、直径3.0mmの鉄製釘を、2mm/secの速度で貫通させ、釘は貫通した状態で維持した。釘内部に、釘が貫通した後電池内部の温度が測定できるように設置した熱電対の温度を測定し、発火の有無を評価した。
同様の手法により新たに作製した電池を用いて評価を繰り返し、発火に至らなかった(発火なし)サンプル数を、下記式により%値で算出した。評価では、各セパレータを用いて、100個の電池を作成して実施した。
評価結果(%)=(100×発火に至らなかったサンプル数/総サンプル数)
[製膜例]
(シート成型工程)
原料のポリエチレンとして、重量平均分子量1,900,000、粘度平均分子量2,300,000のホモポリマーのポリエチレン(超高分子量ポリエチレン)を用いた。当該ポリエチレンに、酸化防止剤としてペンタエリスリチル-テトラキス-[3-(3,5-ジ-t-ブチル-4-ヒドロキシフェニル)プロピオネート]を1質量%添加し、タンブラーブレンダーを用いてドライブレンドすることにより、混合物を得た。得られた混合物を、二軸押出機へ窒素雰囲気下でフィーダーにより供給した。また、流動パラフィン(37.78℃における動粘度7.59×10-5m2/s)を押出機シリンダーにプランジャーポンプにより注入した。押出機内で混合物と流動パラフィンを溶融混練し、押し出されるポリエチレン組成物中に占める流動パラフィン量比が70質量%となるように(即ち、ポリマー濃度が26質量%となるように)、フィーダー及びポンプを調整した。溶融混練条件は、設定温度230℃、スクリュー回転数240rpm、及び吐出量18kg/hであった。続いて、溶融混練物を、T-ダイを経て表面温度20℃に制御された冷却ロール上に押出しキャストすることにより、原反膜厚1750μmのゲルシート(シート状成型体)を得た。
次に、ゲルシートを同時二軸テンター延伸機に導き、二軸延伸を行い、延伸物(延伸シート)を得た。設定延伸条件は、MD倍率7.0倍、TD倍率7.14倍(即ち、7×7.14倍=49.98倍≒50倍)、二軸延伸温度115℃とした。
次に、延伸後のゲルシートをジクロロメタン槽に導き、ジクロロメタン中に充分に浸漬して流動パラフィンを抽出除去し、その後ジクロロメタンを乾燥除去し、多孔体(多孔シート)を得た。
次に、熱固定(HS)を行なうべく多孔体をTDテンターに導き、熱固定温度129℃でTD方向に延伸倍率2.0倍でHSを行い、その後、TD方向に0.9倍の緩和操作を行った(すなわち、熱処理工程前を基準として、TD方向へ2.0倍延伸した後に、1.8倍まで緩和操作をした)。
上記熱処理工程で得られた膜を、トリメトキシビニルシラン(10Wt%)、トリエチルボラン(1mol/l)含有THF溶液槽に導き、槽の下部から空気をバブリングしながら、グラフト化反応を行った。続いて、THFで未反応のトリメトキシビニルシランや触媒のトリエチルボランを洗浄し、その後、THFを乾燥除去し、ヘテロ原子含有官能基グラフト化膜を得た。その後、得られた微多孔膜について、端部を裁断し、幅1,100mm、長さ5,000mのマザーロールとして巻き取った。
表1及び2に示すように条件を変更したこと以外は、実施例1と同様にして、蓄電デバイス用セパレータを得た。
表3に示すように条件を変更したこと以外は、実施例1と同様にして、蓄電デバイス用セパレータを得た。なお、比較例1及び2は、それぞれ酸素濃度が「0%」、ボランが「なし」であるため、蓄電デバイス用セパレータの表面にヘテロ原子含有官能基がグラフトされなかった。
[製膜例]
(シート成型工程)
原料のポリエチレンとして、重量平均分子量2,100,000、粘度平均分子量2,370,000のホモポリマーのポリエチレン(超高分子量ポリエチレン)を用いた。当該ポリエチレンに、酸化防止剤としてペンタエリスリチル-テトラキス-[3-(3,5-ジ-t-ブチル-4-ヒドロキシフェニル)プロピオネート]を1質量%添加し、タンブラーブレンダーを用いてドライブレンドすることにより、混合物を得た。得られた混合物を、二軸押出機へ窒素雰囲気下でフィーダーにより供給した。また、流動パラフィン(37.78℃における動粘度7.59×10-5m2/s)を押出機シリンダーにプランジャーポンプにより注入した。押出機内で混合物と流動パラフィンを溶融混練し、押し出されるポリエチレン組成物中に占める流動パラフィン量比が70質量%となるように(即ち、ポリマー濃度が25質量%となるように)、フィーダー及びポンプを調整した。溶融混練条件は、設定温度230℃、スクリュー回転数240rpm、及び吐出量18kg/hであった。続いて、溶融混練物を、T-ダイを経て表面温度20℃に制御された冷却ロール上に押出しキャストすることにより、原反膜厚1800μmのゲルシート(シート状成型体)を得た。
次に、ゲルシートを同時二軸テンター延伸機に導き、二軸延伸を行い、延伸物(延伸シート)を得た。設定延伸条件は、MD倍率7.0倍、TD倍率6.9倍(即ち、7×6.9倍=48.3倍)、二軸延伸温度115℃とした。
次に、延伸後のゲルシートをジクロロメタン槽に導き、ジクロロメタン中に充分に浸漬して流動パラフィンを抽出除去し、その後ジクロロメタンを乾燥除去し、多孔体(多孔シート)を得た。
次に、熱固定(HS)を行なうべく多孔体をTDテンターに導き、熱固定温度129℃でTD方向に延伸倍率2.0倍でHSを行い、その後、TD方向に0.9倍の緩和操作を行った(すなわち、熱処理工程前を基準として、TD方向へ2.0倍延伸した後に、1.8倍まで緩和操作をした)。
上記熱処理工程で得られた膜を、トリメトキシシラン(8Wt%)、トリエチルボラン(1mol/l)含有THF溶液槽に導き、槽の下部から空気をバブリングしながら、グラフト化反応を行った。続いて、THFで未反応のトリメトキシビニルシランや触媒のトリエチルボランを洗浄し、その後、THFを乾燥除去し、ヘテロ原子含有官能基グラフト化膜を得た。その後、得られた微多孔膜について、端部を裁断し、幅1,100mm、長さ5,000mのマザーロールとして巻き取った。
表4~6に示すように条件を変更したこと以外は、実施例15と同様にして、蓄電デバイス用セパレータを得た。
表6に示すように条件を変更したこと以外は、実施例15と同様にして、蓄電デバイス用セパレータを得た。
20 ヘテロ原子含有官能基
30 架橋構造
40 キレート錯体構造
50 電極
Claims (5)
- ポリエチレンを50質量%以上含有する微多孔膜を有する蓄電デバイス用セパレータであって、前記蓄電デバイス用セパレータの膜厚が2~50μm、質量換算強度が3,000gf/g~150,000gf/g、透気度が10秒/100cc~500秒/100cc、気孔率が25%~90%であって、120℃でのソリッドエコー法を用いたパルスNMR測定の全プロトンのスピン-スピン緩和時間(T2緩和時間)の観測において、観測開始後0.2msecにおける信号強度の割合が、観測開始時の信号強度を基準として0.2%~40%であり、かつ観測開始後に0.8msecにおける信号強度の割合が、観測開始時の信号強度を基準として0.05%~10%であり、
前記微多孔膜に存在する前記ポリエチレンが、一種以上のヘテロ原子含有官能基でグラフト化された、蓄電デバイス用セパレータ。 - ポリエチレンを50質量%以上含有する微多孔膜を有する蓄電デバイス用セパレータであって、前記蓄電デバイス用セパレータの膜厚が2~50μm、質量換算強度が3,000gf/g~150,000gf/g、透気度が10秒/100cc~500秒/100cc、気孔率が25%~90%であって、180℃でのCPMG法を用いたパルスNMR測定の全プロトンのスピン-スピン緩和時間(T2緩和時間)の観測において、観測開始後40msecにおける信号強度の割合が、観測開始時の信号強度を基準として5%~30%であり、かつ観測開始後140msecにおける信号強度の割合が、観測開始時の信号強度を基準として1.5%~20%であり、
前記微多孔膜に存在する前記ポリエチレンが、一種以上のヘテロ原子含有官能基でグラフト化された、蓄電デバイス用セパレータ。 - 前記一種以上のヘテロ原子含有官能基は、以下:
自己縮合反応する一種のヘテロ原子含有官能基;
縮合反応する二種以上の異なるヘテロ原子含有官能基の組み合わせ;
金属イオンを介してキレート錯体構造を形成する一種類以上のヘテロ原子含有官能基;
前記微多孔膜の表面に接する蓄電デバイス内の他の部材に含まれる化合物と、配位結合、イオン結合、水素結合、及び共有結合のうちいずれかの結合を形成する、一種以上のヘテロ原子含有官能基;及び
一段階以上の安定な酸化もしくは還元において安定な構造を持つ一種以上のヘテロ原子含有官能基
からなる群から選択される、請求項1又は2に記載の蓄電デバイス用セパレータ。 - 前記一種以上のヘテロ原子含有官能基は、アルコキシシラン基、アルコキシ基、ヒドロキシル基、エステル基、カルボキシ基、エーテル基、及びアミンオキシド基からなる群から選択される少なくとも一つを有する、請求項3に記載の蓄電デバイス用セパレータ。
- 正極と、負極と、前記正極及び負極の間に請求項1~4のいずれか一項に記載の蓄電デバイス用セパレータとを含む、蓄電デバイス。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR1020210068037A KR102601003B1 (ko) | 2020-05-28 | 2021-05-27 | 축전 디바이스용 세퍼레이터 및 그의 제조 방법 |
| EP21176469.1A EP3916902A3 (en) | 2020-05-28 | 2021-05-28 | Separator for power storage device, and method for producing the same |
| KR1020230088172A KR102655663B1 (ko) | 2020-05-28 | 2023-07-07 | 축전 디바이스용 세퍼레이터 및 그의 제조 방법 |
| JP2024225753A JP7771342B2 (ja) | 2020-05-28 | 2024-12-20 | 蓄電デバイス用セパレータ及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2020093533 | 2020-05-28 | ||
| JP2020093533 | 2020-05-28 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2024225753A Division JP7771342B2 (ja) | 2020-05-28 | 2024-12-20 | 蓄電デバイス用セパレータ及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2021190424A JP2021190424A (ja) | 2021-12-13 |
| JP7654464B2 true JP7654464B2 (ja) | 2025-04-01 |
Family
ID=78847490
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2021087186A Active JP7654464B2 (ja) | 2020-05-28 | 2021-05-24 | 蓄電デバイス用セパレータ及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP7654464B2 (ja) |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003103626A (ja) | 2001-09-28 | 2003-04-09 | Tonen Chem Corp | ポリオレフィン微多孔膜及びその製造方法 |
| JP2012530602A (ja) | 2009-06-26 | 2012-12-06 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア | 塗料被覆システムおよび多層塗料被覆を生じさせる方法 |
| JP2017107848A (ja) | 2015-11-30 | 2017-06-15 | 住友化学株式会社 | 非水電解液二次電池用セパレータ |
| WO2018164056A1 (ja) | 2017-03-08 | 2018-09-13 | 東レ株式会社 | ポリオレフィン微多孔膜 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP3113245A1 (en) * | 2015-07-03 | 2017-01-04 | Basf Se | Process for producing modified polyolefin membranes for lithium ion batteries |
| JP7072646B2 (ja) * | 2018-07-26 | 2022-05-20 | エルジー・ケム・リミテッド | 架橋ポリオレフィン分離膜及びその製造方法 |
-
2021
- 2021-05-24 JP JP2021087186A patent/JP7654464B2/ja active Active
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003103626A (ja) | 2001-09-28 | 2003-04-09 | Tonen Chem Corp | ポリオレフィン微多孔膜及びその製造方法 |
| JP2012530602A (ja) | 2009-06-26 | 2012-12-06 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア | 塗料被覆システムおよび多層塗料被覆を生じさせる方法 |
| JP2017107848A (ja) | 2015-11-30 | 2017-06-15 | 住友化学株式会社 | 非水電解液二次電池用セパレータ |
| WO2018164056A1 (ja) | 2017-03-08 | 2018-09-13 | 東レ株式会社 | ポリオレフィン微多孔膜 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2021190424A (ja) | 2021-12-13 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP7771342B2 (ja) | 蓄電デバイス用セパレータ及びその製造方法 | |
| Lee et al. | Crosslinked electrospun poly (vinylidene difluoride) fiber mat as a matrix of gel polymer electrolyte for fast-charging lithium-ion battery | |
| Ahmad et al. | Synthesis and characterization of porous poly (vinylidene fluoride-co-hexafluoro propylene)(PVDF-co-HFP)/poly (aniline)(PANI)/graphene oxide (GO) ternary hybrid polymer electrolyte membrane | |
| EP2689484B1 (en) | Battery separator and method for preparing the same | |
| JP7021403B1 (ja) | 複合型積層化学架橋セパレータ | |
| JP7461381B2 (ja) | 無機塗工層架橋セパレータ | |
| CN111029515B (zh) | 基于磺化氧化石墨烯的单离子聚合物电解质隔膜及其制备方法和应用 | |
| JP2022084617A (ja) | 蓄電デバイス用セパレータの製造方法 | |
| Cui et al. | Shape stability enhancement of PVDF electrospun polymer electrolyte membranes blended with poly (2-acrylamido-2-methylpropanesulfonic acid lithium) | |
| JP5592745B2 (ja) | ポリオレフィン製微多孔膜 | |
| JP5588722B2 (ja) | ポリオレフィン微多孔膜、及びリチウムイオン二次電池 | |
| JP3681720B2 (ja) | ポリオレフィン製微多孔膜 | |
| Karabelli et al. | Preparation and characterization of poly (vinylidene fluoride) based composite electrolytes for electrochemical devices | |
| JP7654464B2 (ja) | 蓄電デバイス用セパレータ及びその製造方法 | |
| Lee et al. | Stable cellulose-separator with CaO on nanoporous polypropylene by water-treated channels | |
| KR102560826B1 (ko) | 기압을 이용한 고분자 분리막의 제조 방법 | |
| JP2024096937A (ja) | 架橋型樹脂分散セパレータ | |
| JP2020061312A (ja) | 含微量金属架橋セパレータ | |
| JP6596270B2 (ja) | ポリオレフィン微多孔膜の製造方法 | |
| EP4576392A1 (en) | Separator, secondary battery comprising same, and method for preparing secondary battery | |
| JP2006287175A (ja) | 蓄電デバイス用セパレータ及びその製造方法並びに蓄電デバイス | |
| JP4307065B2 (ja) | ポリオレフィン微多孔膜の製造方法 | |
| Sanchez et al. | PVdF-based polymers for lithium batteries | |
| TW202408071A (zh) | 組成物、電化學裝置用分隔件、電化學裝置及二次電池 | |
| Zhu et al. | Gelled Polymer Electrolytes |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20231212 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20241016 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20241022 |
|
| A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20241125 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20241220 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20250311 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20250319 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7654464 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |






