JP7635175B2 - 管内落下防止装置 - Google Patents
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Description
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので、管路の内部をスムーズに移動することができ、所望の位置に簡単かつ確実に固定可能で、管路の内部で作業する作業者並びに管路の内部で使用される機材及び工具等が管路の下流側に落下することを防止する安全性に優れた管内落下防止装置を提供することを目的とする。
本体フレームと、該本体フレームの半径方向外側の円周上に配置され前記管路の内周面に接地する複数の移動輪と、前記本体フレームに放射状に取付けられ、先側が該本体フレームの半径方向外側に突出して前記管路の内周面に当接する複数のストッパー部と、使用時に前記管路の上流側となる前記本体フレームの正面側に取付けられたカバー部と、前記本体フレームの正面側に取付けられ、一端部が前記管路の上流側に固定される吊り下げ兼移動用連結材の他端部が連結される複数の連結具とを備える。
図1~図4に示す本発明の一実施の形態に係る管内落下防止装置10は、図5に示す水力発電所の水圧管路等のように主に傾斜して配置される管路11の内部での作業時に、その作業位置より下流側で管路11の内部に着脱可能に固定されて、管路11の内部で作業する作業者並びに管路11の内部で使用される機材及び工具等が管路11の下流側に落下することを防止するために用いられる。ここで、管路11は、図5に示すように、複数の管体11aが連結されたものである。
図1~図4に示すように、管内落下防止装置10は、正面視して外形が円形状に形成された本体フレーム12を有し、本体フレーム12の半径方向外側の円周上には、管路11(管体11a)の内周面13に接地する複数(ここでは前後にそれぞれ円周方向に4つずつ(計8つ))の移動輪14(図2参照)が配置されている。また、管内落下防止装置10は、本体フレーム12に放射状に取付けられ、先側が本体フレーム12の半径方向外側に突出して管路11の内周面13に当接する複数(ここでは4つ)のストッパー部15と、使用時に管路11の上流側となる本体フレーム12の正面側に取付けられたカバー部16を備えている。更に、管内落下防止装置10は、本体フレーム12の正面側に取付けられ、一端部が管路11の上流側(ここでは最も上流側に位置する管体11aの上流側端部)に連結される吊り下げ兼移動用連結材18(図4、図5参照)の他端部が連結される複数(ここでは4つ)の連結具19を備えている。なお、図2、図4では、説明の都合上、カバー部16の一部(網目)を省略している。
初期位置調整用駆動部は、軸支部22を中心にストッパー部15を揺動させることができればよく、その構造及び配置等は、適宜、選択される。例えば、モータの駆動軸をストッパー部の連結軸に連結して連結軸を回動させることにより、ストッパー部を揺動させてもよい。なお、揺動伝達部が省略され、各ストッパー部が個別に揺動可能となっている場合は、各ストッパー部に初期位置調整用駆動部が連結されてもよい。
カバー部16としてはエキスパンドメタル又は金属製の網体等が好適に用いられるが、これらに限定されるものではない。
なお、各ストッパー部15は、図3の矢印aで示すように、本体フレーム12が管路11(管体11a)の軸方向に沿って下流側から上流側に向かって移動する際に、図3の矢印bで示すように、初期固定位置から本体フレーム12の背面側に向かって揺動し、本体フレーム12の半径方向外側に突出する先側の突出量が減少する構造でもよい。従って、作業者が管路11の下流側から上流側に移動して作業を行う際に、吊り下げ兼移動用連結材18で本体フレーム12を引っ張って、管路11の軸方向に沿って下流側から上流側に向かって移動させるだけでストッパー部15による固定が自動的に解除され、本体フレーム12の移動後には、ストッパー部15が初期固定位置に復帰して再び本体フレーム12が管路11に固定される。
本実施の形態では、移動輪14、ストッパー部15及び連結具19が正面から見てそれぞれ円周方向4箇所に等角度(90度)間隔で配置されているが、これらの数及び配置は適宜、選択される。特に、固定時の安定性の面からは、それぞれが3箇所以上、等角度間隔で配置されることが好ましいが、それぞれの配置によっては2箇所でもよいし、等角度間隔で配置されなくてもよい。
本体フレーム12には、換気用送風機30が取付けられており、管路11の上流側から下流側に送風されて管路11の内部の換気が促進されることにより、管内落下防止装置10の上流側で作業する作業者の安全が確保される。本実施の形態では、本体フレーム12の中心部に1つの換気用送風機30が取付けられているが、換気用送風機の数及び配置は、適宜、選択される。
なお、図5中、管路11の一部はトンネル35で覆われている。また、管路11の一部(ここでは下流端)には、管体11aの外周をコンクリートで覆って固定する固定台36が設けられ、管路11の長手方向の要所は、複数の小支台37により支持されている。
管内落下防止装置を構成する部品のうち、特に指定していない部品の材質としてはステンレス等の金属が好適に用いられるが、各部に必要な強度及び耐久性等を考慮して、各種の材質を適宜、選択することができ、部分的に合成樹脂(強化プラスチックを含む)を用いることもできる。
また、本体フレームの形状、構造及び大きさは、適宜、選択される。
上記実施の形態では、水力発電所の水圧管路に管内落下防止装置が設置される場合について説明したが、この管内落下防止装置は各種の管路の内部で作業を行う際に使用され、鉛直に配置された管路に対しても設置可能である。
なお、管内落下防止装置は、管路の内部の作業者の作業位置よりも下流側に設置されていればよい。従って、作業対象の管体に限らず、作業対象の管体の下流側に連結されている他の管体に設置されてもよい。
Claims (7)
- 傾斜して配置される管路の内部での作業時に、作業位置より下流側の位置で前記管路の内部に着脱可能に固定される管内落下防止装置であって、
本体フレームと、該本体フレームの半径方向外側の円周上に配置され前記管路の内周面に接地する複数の移動輪と、前記本体フレームに放射状に取付けられ、先側が該本体フレームの半径方向外側に突出して前記管路の内周面に当接する複数のストッパー部と、使用時に前記管路の上流側となる前記本体フレームの正面側に取付けられたカバー部と、前記本体フレームの正面側に取付けられ、一端部が前記管路の上流側に固定される吊り下げ兼移動用連結材の他端部が連結される複数の連結具とを備えたことを特徴とする管内落下防止装置。 - 請求項1記載の管内落下防止装置において、前記本体フレームの半径方向外側に突出する前記各ストッパー部の先側の突出量が可変であることを特徴とする管内落下防止装置。
- 請求項1記載の管内落下防止装置において、前記各ストッパー部の基側が、前記本体フレームに設けられた軸支部に回動可能に保持され、該各ストッパー部は、前記軸支部を中心に揺動可能であり、前記本体フレームが前記管路の軸方向に沿って下流側から上流側に向かって移動する際に、初期固定位置から前記本体フレームの背面側に向かって揺動し、該本体フレームの半径方向外側に突出する先側の突出量が減少することを特徴とする管内落下防止装置。
- 請求項3記載の管内落下防止装置において、前記各ストッパー部の基側に、該各ストッパー部の揺動を隣り合う他の前記ストッパー部に伝達する揺動伝達部を備えたことを特徴とする管内落下防止装置。
- 請求項4記載の管内落下防止装置において、いずれか1つの前記ストッパー部に連結され、前記各ストッパー部をそれぞれの前記軸支部を中心に揺動させ、前記各ストッパー部の前記初期固定位置を調整する初期位置調整用駆動部を備えたことを特徴とする管内落下防止装置。
- 請求項1~5のいずれか1記載の管内落下防止装置において、前記本体フレームに、換気用送風機が取付けられていることを特徴とする管内落下防止装置。
- 請求項1~5のいずれか1記載の管内落下防止装置において、前記本体フレーム及び前記カバー部に、前記管路の底部内側に設置される階段状仮設足場の位置に対応して切り欠きが形成されていることを特徴とする管内落下防止装置。
Priority Applications (1)
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| JP2022068909A JP7635175B2 (ja) | 2022-04-19 | 2022-04-19 | 管内落下防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2022068909A JP7635175B2 (ja) | 2022-04-19 | 2022-04-19 | 管内落下防止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
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| JP2023158875A JP2023158875A (ja) | 2023-10-31 |
| JP7635175B2 true JP7635175B2 (ja) | 2025-02-25 |
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ID=88513787
Family Applications (1)
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| JP2022068909A Active JP7635175B2 (ja) | 2022-04-19 | 2022-04-19 | 管内落下防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
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| JP (1) | JP7635175B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5167299A (en) | 1991-11-08 | 1992-12-01 | Arthur Nusbaum | Safety net arrangement for building elevator shafts |
Family Cites Families (4)
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|---|---|---|---|---|
| JPS5739470Y2 (ja) * | 1979-01-26 | 1982-08-31 | ||
| JPH0327162Y2 (ja) * | 1985-02-25 | 1991-06-12 | ||
| JPH08145331A (ja) * | 1994-11-22 | 1996-06-07 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 煙突内部作業用ゴンドラ |
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2022
- 2022-04-19 JP JP2022068909A patent/JP7635175B2/ja active Active
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US5167299A (en) | 1991-11-08 | 1992-12-01 | Arthur Nusbaum | Safety net arrangement for building elevator shafts |
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| JP2023158875A (ja) | 2023-10-31 |
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