JP7628409B2 - 軒樋 - Google Patents

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Description

本発明は、軒樋に関する。
一般的に、軒樋は、天候等の影響を受けやすい、建築物の軒先に設置される。軒樋は、温度変化や風雨等にさらされているため、劣化や変形を生じやすい。軒樋には、蛇行や湾曲等の変形が生じやすい。このため、蛇行や湾曲等の変形を発生し難い、高強度の軒樋が提案されている。
例えば、特許文献1に開示された軒樋は、長さ方向に一軸延伸されている熱可塑性ポリエステル樹脂等の延伸熱可塑性樹脂シートで形成されている。延伸熱可塑性樹脂シートは、一般的に線膨張係数が低く、強度、耐熱性等が優れているので、軒樋に好適に用いることができる。
特開2008-213301号公報
しかしながら、軒樋では、軒樋の各部分に応じて要求される強度、耐熱性等が異なる場合がある。この場合、特許文献1の軒樋では、対応が困難である。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであって、各部分の強度、耐熱性の調節が容易な軒樋を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
本発明の軒樋は、底板、前記底板の幅方向の第1端から前記底板の厚さ方向の第1側に向かって延びる第1側板、前記底板の前記幅方向の第2端から前記厚さ方向の前記第1側に向かって延びる第2側板、前記第1側板の先端に設けられ、前記第1側板に対して前記第2側板とは反対側に配置された第1フランジ片、及び前記第2側板の先端に設けられ、前記第2側板に対して前記第1側板とは反対側に配置された第2フランジ片を有する樋部材と、前記底板、前記第1側板、及び前記第2側板の少なくとも1つに沿って、前記樋部材内に埋設された複数の補強シートと、を備え、前記複数の補強シートとして、第1補強シート及び第2補強シートを有し、前記第1補強シートは、少なくとも前記第1側板及び前記第1フランジ片に沿って埋設され、前記第2補強シートは、少なくとも前記第2側板及び前記第2フランジ片に沿って埋設され、前記第1補強シート及び前記第2補強シートは、前記樋部材内で、前記樋部材の一部を介して互いに対向し、前記底板の幅が120mm以上であることを特徴としている。
この発明によれば、例えば、第2側板よりも第1側板に日光が当たりやすいときに、第1側板内に埋設される補強シートと、第2側板内に埋設される補強シートとを、別の補強シートにすることができる。そして、第1側板内に埋設される補強シートを第2側板内に埋設される補強シートよりも厚くすることで、日光により劣化しやすい第1側板の強度、耐熱性を、第2側板の強度、耐熱性よりも向上させることができる。
ここで言う第1側板の強度、耐熱性とは、第1側板内に埋設されている補強シートを含めた第1側板の強度、耐熱性のことを意味する。第2側板の強度、耐熱性等についても同様である。
従って、複数の補強シート間で、形状や物性を互いに異ならせたりすること等により、軒樋の各部分の強度、耐熱性の調節を容易に行うことができる。
また、前記軒樋において、前記第1補強シートは、前記第1側板、及び前記底板における前記幅方向の前記第1端側の部分に沿ってそれぞれ埋設され、前記第2補強シートは、前記第2側板、及び前記底板における前記幅方向の前記第2端側の部分に沿ってそれぞれ埋設されていてもよい。
この発明によれば、第1側板及び底板における幅方向の第1端側の部分内に埋設される補強シートと、第2側板及び底板における幅方向の第2端側の部分内に埋設される補強シートとを、互いに厚さ等が異なる別の補強シートにすることができる。
また、前記軒樋において、前記第1補強シート及び前記第2補強シートは、前記底板内で、前記底板の一部を介して互いに対向してもよい。
この発明によれば、底板における第1補強シートと第2補強シートとの間の部分には、補強シートが配置されていないため、底板における他の部分よりも強度が低い。従って、底板における第1補強シート及び第2補強シートが対向している間の部分に、軒樋から雨水を排水するための貫通孔等を、軒樋を製造した後の加工により、容易に形成することができる。
また、前記軒樋において、前記第1補強シートは、前記第1側板及び前記底板に沿ってそれぞれ埋設され、前記第2補強シートは、前記第2側板に沿って埋設され、前記第1補強シート及び前記第2補強シートは、前記樋部材内で、前記樋部材の一部を介して互いに対向していてもよい。
これにより、例えば、軒樋を押出し成形法等により形成して、この接続部分にヒケが生じた場合に、軒樋の外観を見ても、このヒケを目立たなくすることができる。
また、前記軒樋において、前記複数の補強シートは、線膨張係数が-1.5×10-5(1/℃)以上2.0×10-5(1/℃)以下の、延伸熱可塑性樹脂シート又は金属で形成されていてもよい。
この発明によれば、複数の補強シートを強度、耐熱性に優れた材料にすることができる。
本発明の軒樋によれば、各部分の強度、耐熱性の調節を容易にすることができる。
本発明の第1実施形態の軒樋を備える雨樋システムの、一部を破断した正面図である。 同軒樋の多層構造体を説明する断面図である。 本発明の第1実施形態の第1変形例の軒樋における要部の断面図である。 本発明の第1実施形態の第2変形例の軒樋における要部の断面図である。 本発明の第1実施形態の第3変形例の軒樋における要部の断面図である。 本発明の第1実施形態の第4変形例の軒樋における要部の断面図である。 本発明の第1実施形態の第5変形例の軒樋の断面図である。 本発明の第1実施形態の第6変形例の軒樋の断面図である。 本発明の第2実施形態の軒樋の断面図である。
(第1実施形態)
以下、本発明に係る軒樋の第1実施形態が用いられる雨樋システムを、図1から図8を参照しながら説明する。
図1に示すように、例えば、この雨樋システム1は、物流倉庫等の建築物200に用いられる大型の雨樋システムである。雨樋システム1の構成は、特に限定されない。この例では、雨樋システム1は、本実施形態の軒樋20と、接続部45と、竪樋50と、を備えている。
例えば、軒樋20は、上方が開口するU字形に形成されている。軒樋20は、長手方向Xに延びている。軒樋20は、樋部材21と、複数の補強シート36と、を備えている。樋部材21は、底板22と、第1側板23と、第2側板24と、を備えている。底板22、第1側板23、及び第2側板24は、それぞれ平板状に形成され、長手方向Xに延びている。
底板22は、底板22の厚さ方向Yが鉛直方向に沿うように配置されている。厚さ方向Yは、底板22の上方の外面(主面)22aに直交する方向である。ここで、長手方向X及び厚さ方向Yにそれぞれ直交する方向を、底板22の幅方向Zと言う。
第1側板23は、底板22の幅方向Zの第1端22bから厚さ方向Yの第1側Y1に向かって延びている。第2側板24は、底板22の幅方向Zにおける第1端22bとは反対の第2端22cから厚さ方向Yの第1側Y1に向かって延びている。第1側板23及び第2側板24は、厚さ方向Yの第1側Y1に向かうに従い漸次、互いに離間するように配置されている。この例では、第1側板23の厚さ方向Yの長さは、第2側板24の厚さ方向Yの長さよりも長い。
軒樋20は、厚さ方向Yの第1側Y1が上方を向くように配置されている。
なお、第1側板23の厚さ方向Yの長さ、及び第2側板24の厚さ方向Yの長さは、互いに等しくてもよい。
底板22、第1側板23、及び第2側板24は、補強シート36を含む複数の樹脂層からなる多層構造体27により構成されている。多層構造体27の詳細については、後で詳しく説明する。
本実施形態では、複数の補強シート36は、第1補強シート37及び第2補強シート38を備えている。
第1補強シート37は、第1側板23、及び底板22における幅方向Zの第1端22b側の部分に沿って、第1側板23内、及び底板22における幅方向Zの第1端22b側の部分内にそれぞれ埋設されている。第2補強シート38は、第2側板24、及び底板22における幅方向Zの第2端22c側の部分に沿って、第2側板24内、及び底板22における幅方向Zの第2端22c側の部分内にそれぞれ埋設されている。第1補強シート37の端部及び第2補強シート38の端部は、底板22内で、底板22の一部22dを介して互いに幅方向Zに対向している。
底板22内における第1補強シート37及び第2補強シート38が対向している部分は、第1補強シート37及び第2補強シート38が継がれる継部40Aである。この例では、継部40Aは、底板22における幅方向Zの中間部に形成されている。
ここで、図2を用いて、多層構造体27について説明する。
図2に示すように、多層構造体27では、芯材を構成する補強シート36の各外面に接着剤層28を介して基材層29が積層されている。一対の基材層29のうち、一方の基材層29の外側の外面には、表層30が積層されている。補強シート36、基材層29、表層30は、それぞれ延伸熱可塑性樹脂シートで形成されている。
すなわち、樋部材21及び複数の補強シート36は、延伸熱可塑性樹脂シートでそれぞれ形成されている。
なお、多層構造体27における補強シート36以外の一対の接着剤層28、一対の基材層29、及び表層30を、被覆層27Aと言う。被覆層27Aは、補強シート36の両外面を覆っている。前記樋部材21は、被覆層27Aにより形成されている。補強シート36の強度、耐熱性は、被覆層27A(樋部材21)の強度、耐熱性よりも高い。
なお、補強シート36は金属で形成されてもよい。補強シート36を形成する金属には、鉄を用いることできる。
各基材層29は、例えば塩化ビニル系樹脂成形体からなる塩化ビニル層である。例えば、基材層29の線膨張係数は、7.0×10-5(1/℃)である。
補強シート36は芯材であり、基材層29より線膨張係数が小さく高強度である。
補強シート36として、例えば、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂等のオレフィン系樹脂、熱耐久性等に優れた熱可塑性ポリエステル系樹脂等を使用できる。特に、線膨張係数が6.5×10-5(1/℃)と小さく、軽量で耐衝撃性、耐久性等に優れた熱可塑性ポリエステル系樹脂が、補強シート36として好ましい。本実施形態では、補強シート36としてポリエチレンテレフタレートを一軸延伸した熱可塑性ポリエチレンテレフタレートを用いるものとする。補強シート36の線膨張係数は3.0×10-5(1/℃)未満であり、高強度で、低伸縮性及び耐熱性に優れている。一軸延伸した熱可塑性ポリエチレンテレフタレートとしては、線膨張係数が2.5×10-5(1/℃)以下のものがより好ましい。一軸延伸した熱可塑性ポリエチレンテレフタレートとしては、線膨張係数が1.2×10-5(1/℃)以下のものがさらに好ましく、-0.1×10-5(1/℃)以下のものが最も好ましい。
補強シート36の線膨張係数は、-1.5×10-5(1/℃)以上2.0×10-5(1/℃)以下であることが好ましい。
補強シート36の厚さは、0.3mmから1.5mm未満の範囲に設定されている。補強シート36の厚さは、0.35mmから1.0mm未満の範囲であることが好ましく、本実施形態で0.7mmに設定されている。補強シート36の厚さを0.3mm以上で1.5mm未満の範囲に設定することで、補強シート36を含む多層構造体27は、曲げ易くなる上に高強度、低伸縮性、耐熱性という特性を十分に発揮できる。
表層30として、例えばAES(アクリロニトリル・エチレン-プロピレン-ジエン・スチレン)樹脂等の高耐候性特殊樹脂を用いることができる。表層30は、軒樋20の樋部材21の外側の外面に被覆されて積層されている。
接着剤層28には、適宜の材質を採用できる。接着剤層28には、例えばホットメルト型接着剤や反応性接着剤が用いられる。ホットメルト型接着剤としては、例えば、ウレタン系ホットメルト型接着剤、ポリエステル系ホットメルト型接着剤、ゴム系ホットメルト型接着剤、オレフィン系ホットメルト型接着剤、アクリル系ホットメルト型接着剤、アミド系ホットメルト接着剤等が挙げられる。また、反応性接着剤としては、例えば、シリコーン系接着剤、変成シリコーン系接着剤、ウレタン系接着剤等が挙げられる。
例えば、補強シート36の厚さは0.7mmであり、多層構造体27全体の厚さは1.9mmである。この多層構造体27(軒樋20)は、押出し成形法等により成形されている。
なお、第1補強シート37を第2補強シート38よりも厚くしてもよいし、薄くしてもよい。また、第1補強シート37を覆う被覆層27Aを、第2補強シート38を覆う被覆層27Aよりも厚くしてもよいし、薄くしてもよい。また、第1補強シート37を、第2補強シート38とは同一の厚さ、同一形状、同一材質としてもよい。
図1に示すように、底板22における幅方向Zの中央部には、貫通孔22eが形成されている。例えば、貫通孔22eは、厚さ方向Yに見たときに円形状を呈している。貫通孔22eは、軒樋20の底板22における第1補強シート37と第2補強シート38との間の部分を含むように形成されていることが好ましい。
底板22の外面22aにおける幅方向Zの長さL1は、120mm以上であることが好ましい。この外面22aの長さL1は、200mm以上であることがより好ましい。外面22aの長さL1は、500mm以下である。外面22aの長さL1が120mm以上であると、軒樋20を物流倉庫等に用いられる大型の軒樋として好ましく用いることができる。
なお、軒樋20は、水勾配を有するように水平面に対して傾斜するように配置されていもよい。軒樋20の配置は、この向きに限定されない。
軒樋20は、建築物200の軒下に配置されている。すなわち、軒樋20は、建築物200の屋根201の端201aの下方に配置されている。この際に、第2側板24は、第1側板23よりも建築物200寄りに配置されている。
軒樋20は、図示しない吊り具等により建築物200に固定されている。
日光は、第2側板24よりも第1側板23に当たりやすい。
接続部45は円筒状に形成されている。接続部45の第1端部は、接続部45における他の部分よりも内径及び外径がそれぞれ拡径されている。接続部45の第1端部は、軒樋20の底板22における貫通孔22eの開口周縁部に接続されている。
竪樋50は、軸線が上下方向に沿うように配置されている。竪樋50の上端部は、接続部45における第1端部とは反対側の第2端部に接続されている。竪樋50の下端部は、図示はしないが、地面に接続されている。竪樋50の下端部は、地中に埋設された公知の集水マスに接続されている。集水マスは、連結管を介して下水管等の排水構造に接続されている。
以上説明したように、本実施形態の軒樋20によれば、第2側板24よりも第1側板23に日光が当たりやすいときに、第1側板23内に埋設される第1補強シート37と、第2側板24内に埋設される第2補強シート38とを、別の補強シート36にすることができる。そして、第1側板23内に埋設される第1補強シート37を第2側板24内に埋設される第2補強シート38よりも厚くすることで、日光により劣化しやすい第1側板23の強度、耐熱性を、第2側板24の強度、耐熱性よりも向上させることができる。
従って、複数の補強シート36間で、形状や物性を互いに異ならせたりすること等により、軒樋20の各部分の強度、耐熱性の調節を容易に行うことができる。
第1補強シート37は、第1側板23、及び底板22における幅方向Zの第1端22b側の部分に沿ってそれぞれ埋設されている。そして、第2補強シート38は、第2側板24、及び底板22における幅方向Zの第2端22c側の部分に沿ってそれぞれ埋設されている。従って、第1側板23及び底板22における幅方向Zの第1端22b側の部分内に埋設される補強シート36と、第2側板24及び底板22における幅方向Zの第2端22c側の部分内に埋設される補強シート36とを、互いに厚さ等が異なる別の補強シート36にすることができる。
第1補強シート37及び第2補強シート38は、底板22内で、底板22の一部22dを介して互いに対向している。底板22における第1補強シート37と第2補強シート38との間の部分には、補強シート36が配置されていないため、底板22における他の部分よりも強度が低い。従って、底板22における第1補強シート37及び第2補強シート38が対向している間の部分に、軒樋20から雨水を排水するための貫通孔22e等を、軒樋20を製造した後の加工により、容易に形成することができる。
複数の補強シート36は、延伸熱可塑性樹脂シートで形成されている。これにより、複数の補強シート36を強度、耐熱性に優れた材料にすることができる。
本実施形態の軒樋20は、以下に説明するようにその構成を様々に変形させることができる。
図3に示す第1変形例の軒樋20Aのように、第1補強シート37の端部及び第2補強シート38の端部は、底板22内で厚さ方向Yに重なっていてもよい。第1補強シート37の端部及び第2補強シート38の端部は、互いに厚さ方向Yに接触している。
第1変形例の軒樋20Aのように構成することで、底板22内における第1補強シート37及び第2補強シート38が重なった部分の強度、耐熱性を、底板22における他の部分の強度、耐熱性よりも向上させることができる。さらに、補強シート37,38の端部が重なる位置を、軒樋20A内で調節することで、軒樋20Aにおいて強度、耐熱性が必要な部分の強度、耐熱性を向上させることができる。
なお、第1変形例の軒樋20Aでは、図4に示す第2変形例の軒樋20Bのように、第1補強シート37の端部及び第2補強シート38の端部は、底板22内で幅方向Zに突き合わされて、互いに接触していてもよい。
本第2変形例の軒樋20Bによっても、本実施形態の軒樋20と同様の効果を奏することができる。
図5に示す第3変形例の軒樋20Cのように、第1補強シート37の端部及び第2補強シート38の端部は、一体となっていてもよい。例えば、第1補強シート37の端部及び第2補強シート38の端部は、押出し成形法を行う前に、予め、厚さ方向Yに重ねられた状態で、溶着、溶接、縫合等により一体にされて、一体化部40Bが形成される。一体化部40Bは、補強シート37,38における一体化部40Bに隣接する部分よりも、厚さ方向Yに厚い。この例では、一体化部40Bは、一体化部40Bに隣接する補強シート37,38よりも、厚さ方向Yの第1側Y1に張り出している。以下、この張り出した部分を、張り出し部40Cと言う。
一体化された補強シート37,38を、押出し成形法に用いられる金型内に配置して、押出し成形法を行うことで、軒樋20Cが製造される。
本第3変形例の軒樋20Cによれば、互いに一体化となっている一体化部40Bの強度、耐熱性を、底板22における一体化部40B以外の部分の強度、耐熱性よりも、さらに向上させることができる。第1補強シート37と第2補強シート38との接続部分である一体化部40Bから、雨水等を漏れなくすることができる。
なお、第3変形例の軒樋20Cでは、図6に示す第4変形例の軒樋20Dのように、一体化部40Bから張り出し部40Cを除去してもよい。張り出し部40Cは、押出し成形法を行う前に、圧延、切削等により一体化部40Bから除去される。
本第4変形例の軒樋20Dによれば、補強シート37,38を一体化しつつ、底板22の厚さを薄くすることができる。
図7に示す第5変形例の軒樋20Eのように、第1補強シート37は、第1側板23及び底板22に沿って、第1側板23及び底板22内にそれぞれ埋設されいてもよい。そして、第2補強シート38は、第2側板24に沿って、第2側板24内に埋設されていてもよい。この第5変形例の軒樋20Eでは、第1補強シート37及び第2補強シート38が継がれる継部40Aは、底板22と第2側板24との接続部分に形成される。補強シート37,38は、樋部材21内で、樋部材21の一部を介して互いに対向している。
本第5変形例の軒樋20Eによれば、第1補強シート37及び第2補強シート38が対向する位置を、底板22と第2側板24との接続部分にすることができる。これにより、例えば、軒樋20Eを押出し成形法等により形成して、前記接続部分にヒケが生じた場合に、軒樋20Eの外観を見ても、このヒケを目立たなくすることができる。
なお、第5変形例の軒樋20Eでは、図8に示す第6変形例の軒樋20Fのように、第1補強シート37は、第1側板23に沿って、第1側板23内に埋設されいてもよい。そして、第2補強シート38は、第2側板24及び底板22に沿って、第2側板24及び底板22内にそれぞれ埋設されていてもよい。この第6変形例の軒樋20Fでは、第1補強シート37及び第2補強シート38が継がれる継部40Aは、底板22と第1側板23との接続部分に形成される。補強シート37,38は、樋部材21内で、樋部材21の一部を介して互いに対向している。
本第5変形例の軒樋20Fによれば、前記第4変形例の軒樋20Eと同様の効果を奏することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について図9を参照しながら説明するが、前記実施形態と同一の部位には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
図9に示すように、本実施形態の軒樋55は、樋部材56と、複数の補強シート36と、を備えている。樋部材56は、第1実施形態の樋部材21の各構成に加えて、第1支持片(支持片)57A、第2支持片57B、第1離間片(離間片)58A、第2離間片58B、第1フランジ片59A、及び第2フランジ片59Bを備えている。
本実施形態では、第1支持片57Aの構成と第2支持片57Bの構成とは、互いに同一である。このため、第1支持片57Aの構成を、符合の数字に英大文字「A」を付加することで示す。第2支持片57Bのうち第1支持片57Aに対応する構成を、第1支持片57Aの符合と同一の数字に英大文字「B」を付加することで示す。これにより、重複する説明を省略する。第1離間片58A及び第2離間片58B等についても同様である。
第1支持片57Aは、底板22における幅方向Zの中間部の部分から、厚さ方向Yの第1側Y1に向かって延びている。第2支持片57Bは、第1支持片57Aよりも幅方向Zの第2端22c側に配置されている。第1離間片58Aは、第1側板23における厚さ方向Yの中間部の部分から、幅方向Zに沿って延びている。第1離間片58Aは、第1支持片57Aの先端に連なっている。第1支持片57A及び第1離間片58Aは、長手方向Xに延びるリブ状(凸条状)に形成されている。
底板22、第1側板23、第1支持片57A、及び第1離間片58Aにより囲まれた部分に、内部空間62Aが形成されている。
第1フランジ片59Aは、第1側板23の先端から幅方向Zに沿って第2側板24から離間する向きに延びている。
本実施形態では、複数の補強シート36として、第1補強シート37、第2補強シート38、及び第3補強シート39を備えている。
第1補強シート37は、第1フランジ片59A、第1側板23における第1離間片58Aが接続された部分よりも厚さ方向Yの第1側Y1の部分、第1離間片58A、及び第1支持片57Aに沿って、これら内にそれぞれ埋設されている。第2補強シート38は、第1側板23における第1離間片58Aが接続された部分よりも厚さ方向Yの第2側Y2の部分、底板22、第2側板24における第2離間片58Bが接続された部分よりも厚さ方向Yの第2側Y2の部分に沿って、これら内にそれぞれ埋設されている。なお、第2側Y2は、厚さ方向Yのうち、第1側Y1とは反対の側である。
第3補強シート39は、第2フランジ片59B、第2側板24における第2離間片58Bが接続された部分よりも厚さ方向Yの第1側Y1の部分、第2離間片58B、及び第2支持片57Bに沿って、これら内にそれぞれ埋設されている。
以上説明したように、本実施形態の軒樋55によれば、各部分の強度、耐熱性の調節を容易に行うことができる。
さらに、例えば、複数の軒樋55を梱包する際に、複数の軒樋55を厚さ方向Yに重ねて配置する。この際に、軒樋55(以下、軒樋55aとも言う)の離間片58A,58Bに対する厚さ方向Yの第1側Y1に配置された他の軒樋55(以下、軒樋55bとも言う)の底板22が、軒樋55aの離間片58A,58Bに厚さ方向Yの第1側Y1から接触する。軒樋55aにおいて、離間片58A,58Bは、支持片57A,57Bによりそれぞれ支持される。
このため、例えば、軒樋55aよりも軒樋55bが上方になるように配置したときに、軒樋55bに作用する重力による荷重を、軒樋55aの離間片58A,58B及び支持片57A,57Bにより支持することができる。従って、軒樋55aの側板23,24に作用する荷重を抑え、軒樋55a,55bを厚さ方向Yに重ねて配置したときに、軒樋55aの側板23,24が互いに開くように変形したり閉じるように変形するのを抑制することができる。
さらに、底板22、側板23,24の各部分だけでなく、支持片57A,57B及び離間片58A,58Bにも複数の補強シート36が埋設されるため、支持片57A,57B及び離間片58A,58Bの強度、耐熱性の調節を容易に行うことができる。
このように、樋部材56が支持片57A,57B及び離間片58A,58Bを備える複雑な形状であっても、支持片57A,57B及び離間片58A,58B内に、芯材である補強シート36を配置することができる。
なお、樋部材56は、第2支持片57B、第2離間片58B、第1フランジ片59A、第2フランジ片59B、及び第3補強シート39を備えなくてもよい。
以上、本発明の第1実施形態及び第2実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の構成の変更、組み合わせ、削除等も含まれる。さらに、各実施形態で示した構成のそれぞれを適宜組み合わせて利用できることは、言うまでもない。
例えば、前記第1実施形態及び第2実施形態では、軒樋は4つ以上の補強シート36を備えてもよい。
20,20A,20B,20C,20D,20E,20F,55 軒樋
21,56 樋部材
22 底板
22b 第1端
22c 第2端
22d 一部
23 第1側板
24 第2側板
36 補強シート
37 第1補強シート
38 第2補強シート
57A 第1支持片(支持片)
58A 第1離間片(離間片)
Y 厚さ方向
Y1 第1側
Z 幅方向

Claims (5)

  1. 底板、前記底板の幅方向の第1端から前記底板の厚さ方向の第1側に向かって延びる第1側板、前記底板の前記幅方向の第2端から前記厚さ方向の前記第1側に向かって延びる第2側板、前記第1側板の先端に設けられ、前記第1側板に対して前記第2側板とは反対側に配置された第1フランジ片、及び前記第2側板の先端に設けられ、前記第2側板に対して前記第1側板とは反対側に配置された第2フランジ片を有する樋部材と、
    前記底板、前記第1側板、及び前記第2側板の少なくとも1つに沿って、前記樋部材内に埋設された複数の補強シートと、
    を備え、
    前記複数の補強シートとして、第1補強シート及び第2補強シートを有し、
    前記第1補強シートは、少なくとも前記第1側板及び前記第1フランジ片に沿って埋設され、
    前記第2補強シートは、少なくとも前記第2側板及び前記第2フランジ片に沿って埋設され、
    前記第1補強シート及び前記第2補強シートは、前記樋部材内で、前記樋部材の一部を介して互いに対向し、
    前記底板の幅が120mm以上である軒樋。
  2. 前記第1補強シートは、前記第1側板、及び前記底板における前記幅方向の前記第1端側の部分に沿ってそれぞれ埋設され、
    前記第2補強シートは、前記第2側板、及び前記底板における前記幅方向の前記第2端側の部分に沿ってそれぞれ埋設されている請求項1に記載の軒樋。
  3. 前記第1補強シート及び前記第2補強シートは、前記底板内で、前記底板の一部を介して互いに対向している請求項1に記載の軒樋。
  4. 前記第1補強シートは、前記第1側板及び前記底板に沿ってそれぞれ埋設され、
    前記第2補強シートは、前記第2側板に沿って埋設され、
    前記第1補強シート及び前記第2補強シートは、前記樋部材内で、前記樋部材の一部を介して互いに対向している請求項1に記載の軒樋。
  5. 前記複数の補強シートは、線膨張係数が-1.5×10-5(1/℃)以上2.0×10-5(1/℃)以下の、延伸熱可塑性樹脂シート又は金属で形成されている請求項1から4いずれか一項に記載の軒樋。
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