JP7613331B2 - 移植機 - Google Patents

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Description

本発明は、玉葱苗などの野菜苗を移植する移植機に関する。
従来の移植機は、走行輪に駆動力を伝動すると共に、上下回動して走行輪の上下位置を変更することで車高を調節し、苗の植え付け深さの調節や、作業状況に合わせる走行用伝動ケースと、機体前側で圃場面に接地して機体前側の上下位置を決める、接地転輪が装着されている(特許文献1)。
この接地転輪の転輪支持アームと走行用伝動ケースの間には、走行用伝動ケースの上下回動に連動して転輪支持アームを上下回動させる連動機構が設けられている。
走行用伝動ケースは油圧操作により上下回動するものであるが、これに転輪支持アームを連動させることにより、車高を調節する際に別途転輪支持アームを回動操作する必要が無く、作業の労力が軽減される。
また、転輪支持アームの回動量は走行用伝動ケースに連動するので、車高を変化させる際に走行車体が前後傾斜しにくく、植付姿勢が乱れることが防止される長所がある。
特開2010-273617号公報
しかしながら、そのような従来の技術では、走行用伝動ケースの回動に応じて転輪支持アームが回動するので、次のような短所がある。
すなわち、一つの畝の植付けが終了して隣接畝に切り替えるため、車体を旋回させるときなどに、先ず、作業者は車高を最大にすべく走行用伝動ケースを最大限下方回動させるが、上述のように転輪支持アームが対応回動するため転輪支持アームも最大限下方回動するようになる。
そして、旋回のために作業者は機体の前を持ち上げるが、その際、機体後側でハンドルを十分に押し下げていないと、接地転輪が圃場面近くに位置することになり、旋回域の地面や、旋回後の畝に転輪が接触してしまい、畝が崩れたり、接触の衝撃で転輪が破損したりする問題がある。
本発明では、このような従来の移植機の課題を考慮し、機体の車高を高くするため、走行用伝動ケースを下方回動した際、所定の条件下においては接地転輪がその走行用伝動ケースの下方回動に対応して回動することが規制される移植機を提供することを目的とする。
第1の本発明は、
走行車体と、走行装置と、圃場に接地して従動回転する接地転輪と、前記走行装置に走行動力を伝動するとともに、前記走行車体に回動可能に設けられた走行用伝動ケースと、前記走行用伝動ケースを回動させて前記走行車体の車高を変更させる車高昇降機構と、前記走行車体に回動可能に取り付けられた接地転輪回動軸および前記接地転輪回動軸に固定され前記接地転輪を回転可能に保持する接地転輪保持アームを有する接地転輪部材と、前記走行用伝動ケースの回動に連動して前記接地転輪の高さを変動させる連動機構を備える移植機において、
前記走行用伝動ケースの回動が所定の状態に到達すると、前記連動機構による前記接地転輪の高さ変動を規制する回動規制機構が前記連動機構に設けられていることを特徴とする移植機である。
第2の本発明は、
前記連動機構は、前記走行用伝動ケースの回動に連動して回転する連動カムと、前記接地転輪部材の前記接地転輪回動軸に取り付けられ、前記連動カムの回転移動により前記接地転輪回動軸を回転させる連動アームと、前記連動アームに連結され、前記連動カムと接触する接触ローラで構成され、
前記連動アームは付勢スプリングで所定の方向に付勢されており、
前記回動規制機構は、前記連動カムと、前記接触ローラとによって構成されている、第1の本発明の移植機である。
第3の本発明は、
前記走行用伝動ケースの走行回転軸を覆う車軸カバーの下側にカム取付けステーを固定し、前記連動カムは交換可能に前記カム取付けステーに組み付けられている、第2の本発明の移植機である。
第4の本発明は、
植え付けた苗に水を供給する灌水装置と、
前記灌水装置用の水を貯留する水タンク用ステーとを備え、
前記走行用伝動ケースの前記車軸カバーに、且つ前記連動カムよりも前記走行車体の外側に、前記水タンク用ステーの基部を装着し、
前記付勢スプリング及び前記連動アームの後端部は、前記連動カムよりも前記走行車体の外側に配置すると共に、
前記付勢スプリングの保持ステーと前記連動アームの後端部は、前記車軸カバーよりも上方に位置させた、第2または3の本発明の移植機である。
第5の本発明は、
前記連動カムは第1の連動カムと、第2の連動カムを備え、
前記第2の連動カムは、前記第1の連動カムに摺動可能に連結されており、
前記第2の連動カムの摺動位置の切替えによって、前記連動カムのカム形状が変更される、第2から4のいずれかの本発明の移植機である。
第1の本発明により、回動規制機構を設けたことにより、走行用伝動ケースを所定量回動させるとそれ以上は接地転輪が回動しなくなるので、旋回等の際に車高を高くしても接地転輪は地面から離間した状態を保つことができる。
これにより、旋回時に接地転輪が地面に接触することが防止でき、地面を荒らしたり、接触の衝撃で破損することが防止される。
第2の本発明により、接触ローラを連動カムに接触させて連動機構を構成したことにより、走行用伝動ケースを所定位置に回動させるまでは走行用伝動ケースと接地転輪を連動して回動させることができるので、作業者が別々に回動操作する必要が無く、作業能率が向上する。
走行用伝動ケースの回動量が一定以上になり、接触ローラが所定の部位から脱落することで連動機構が分断されると共に、付勢スプリングにより接地転輪を付勢することにより、走行用伝動ケースを回動させても接地転輪がその位置から回動しなくなるので、接地転輪が地面に近付くことが防止される。
付勢スプリングを設けたことにより、走行用伝動ケースを逆方向に回動させて連動カムの位相が変わると接触ローラを所定の部位に自動的に載せることができるので、走行用伝動ケースと接地転輪を連動して回動させることができるようになるので、作業者が別々に回動操作する必要が無く、作業能率が向上する。
第3の本発明により、カム取付ステーを走行用伝動ケースの車軸カバーに設け、このカム取付ステーに連動カムを装着する構成としたことにより、作業する圃場の畝の高さ等に合わせて形状の異なる連動カムを交換することができるので、畝高さに合わせて接地転輪が連動しなくなる位置を適切に設定できる。
カム取付ステーを車軸カバーの下側に配置したことにより、走行用伝動ケースの周囲に配置される部材の無い位置にカム取付ステーが配置されるので、走行用伝動ケースが回動する際にカム取付ステーが他の部材に干渉することが防止される。
第4の発明により、付勢スプリング及び連動アームの後端部の配置により、付勢スプリングや連動アームが水タンクステーや車軸カバーに干渉することを防止できるので、回動規制機構により接地転輪が回動しなくなる位置よりも手前で回動しなくなることが防止され、走行車体が植付に適さない傾斜姿勢になることが防止される。
第5の本発明により、連動カムと連動アームの接触ローラの接触区間を変更できるので、畝の高さの違いに対応でき、圃場を荒らしたり、接触により破損したりすることが防止される。
また、連動カム自体を交換する必要が無く、作業に要する労力の軽減が図られる。
本発明における実施の形態にかかる移植機の斜視図 同移植機の要部拡大斜視図 同移植機の要部拡大斜視図 (A),(B)同移植機の連動カムの変形例を示す略示作用図 同移植機の要部拡大斜視図 同移植機の要部拡大斜視図 同移植機の要部拡大斜視図 同移植機の要部拡大斜視図 同移植機の一部斜視図 同移植機の一部斜視図
以下、図面を参照しながら、本発明における実施の形態について詳細に説明する。
本発明の実施の形態の移植機の一例として、野菜苗を移植する苗移植機1の全体構成を中心に説明する。図1は、本発明の実施の形態の苗移植機1を示す略示斜視図である。
尚、以下の説明では、操縦ハンドルを配置した側を後とし、その反対側、すなわちエンジンを配置した側を前とする。そして、走行車体前側に向かって右手側を右とし、左手側を左とする。
本実施の形態の苗移植機1は、走行車体100を前進走行可能とする走行装置2と、走行車体フレーム3と、走行車体フレーム3の後端部に取り付けられた歩行操縦用の操縦ハンドル4と、圃場に苗を植付ける植付装置と、植付装置に苗を供給する苗供給装置を備えている。
ここに上記走行装置2は、エンジン5と、エンジン5の動力が伝達されて駆動回転する左右一対の駆動車輪である後輪6と、後輪6の前方に転動自在に支持された左右一対の接地転輪7とを備えている。
エンジン5の後側には、ミッションケース8が配置されている。ミッションケース8は、その左側部からエンジン5の左側方に延びるケース部分を有しており、このケース部分がエンジン5の左側部と連結している。このケース部分にエンジン5の出力軸が入り込んでミッションケース8内の伝動機構に動力が伝達される構成となっている。
ミッションケース8の左右両側部には、前後に長い走行用伝動ケース9の前部が回動自在に取り付けられている。具体的には、走行用伝動ケース9の前部の走行車体100側に、走行用伝動ケース9と一体回動可能に回動する略円筒形状の車軸カバー10を設け、この車軸カバー10をミッションケース8の左右両側部に回動自在に取付けて、走行用伝動ケース9をミッションケース8の左右両側部に対応して回動自在に取付けている。
また、この車軸カバー10の走行用伝動ケース9寄り部位は、走行車体100に固定された支持棒30に取り付けられたブラケット31によっても回動可能に支持されている。
そして、この走行用伝動ケース9の後部側方に突出させた後輪車軸11に後輪6を装着している。
さらに、走行用伝動ケース9の前部の回動軸芯位置には、ミッションケース8から左右両外側方に延出させた走行回転軸91の先端が入り込んで、ミッションケース8内の走行部系変速伝動部を経た走行用の動力が走行用伝動ケース9内の伝動機構に伝達している。
そして、その走行用の動力は走行用伝動ケース9内の伝動機構を介して、走行用伝動ケース9の後輪車軸11に伝動し、後輪6が駆動回転する構成としている。
尚、ミッションケース8内に設けた左右それぞれのサイドクラッチ(図示せず)により、左右の各後輪6の駆動を断つことが出来る構成になっている。従って、走行車体100を旋回させるときには、サイドクラッチにより旋回内側となる左右一方の後輪6を非駆動状態にしてスムーズに旋回出来る構成としている。
さらに、本実施の形態の苗移植機1には、走行用伝動ケース9の前部側を回動支点として後輪6を上下させる車高昇降機構12が設けられている。
具体的には、本実施の形態の車高昇降機構12は次の様に構成されている。即ち、走行用伝動ケース9のミッションケース8への連結部である車軸カバー10の外周部には、上方に延びる昇降用アーム13が一体的に取り付けられている。また、左右一対の昇降用アーム13は、連結ロッド14等を介して、連結体15の左右両側部と連結されている。
また、連結体15の左右幅方向の中央部には、昇降用油圧シリンダー16の昇降シリンダーロッド17の先端部が取り付けられており、昇降用油圧シリンダー16の昇降シリンダー基部の前端部側は、ミッションケース8に固定されている。
昇降操作レバー(図示省略)を操作することにより、昇降用油圧シリンダー16が作動してその昇降シリンダーロッド17が走行車体100後方に突出すると、左右の昇降用アーム13は後方に回動し、これに伴い左右の走行用伝動ケース9が、走行回転軸91を回動軸芯として下方に回動して、走行車体100が上昇する。
反対に、昇降用油圧シリンダー16の昇降シリンダーロッド17が走行車体前方に移動してシリンダー基部内に引っ込むと、左右の昇降用アーム13は前方に回動し、これに伴い左右の走行用伝動ケース9が、車輪駆動軸を回動軸芯として上方に回動して、走行車体が下降する。
これにより、作業者は、車高を所望の高さに調節することが可能となる。
また、この昇降用油圧シリンダー16は、作業者による昇降操作レバーの操作に基づいて動作するほか、畝面に接地して走行車体100と畝面との上下間隔の変動に伴って動作するセンサー板18によっても作動する。センサー板18の動作は走行車体100の位置を基準とした畝上面高さを検出する動作となり、そのセンサー板18の検出動作に基づいて走行車体100を畝上面高さに対応して設定高さになる構成で昇降用油圧シリンダー16が作動する構成としている。
次に、接地転輪7の高さの調節について説明する。
図2、図3は図1の車軸カバー10を中心とする一部拡大斜視図である。図2において、昇降用アーム13に近くの前記車軸カバー10の下側にカム取付けステー20が溶接で固着されている。下側に固着することで溶接可能となっている。さらに、車軸カバー10の上側の位置において、そのカム取付けステー20に連動カム21が取り付けられている。すなわち、図3に示すように、カム取付けステー20の板にボルト21cで円弧状の連動カム21が車軸カバー10の上部に重なるように固定されている。このような構成によって連動カム21は確実に車軸カバー10と一体となり、しかも後述のように他の形状の連動カム21と交換も容易となる。
他方、接地転輪7は接地転輪部材22によって回転可能に保持されている。すなわち、走行車体100に回動可能に接地転輪回動軸24が取り付けられており、この接地転輪回動軸24には接地転輪7を回転可能に保持する接地転輪保持アーム23が固定されている。接地転輪回動軸24が回動することによって、接地転輪7の高さが変更されるようになっている。これら接地転輪回動軸24と接地転輪保持アーム23で本発明の接地転輪部材22が構成されている。
この接地転輪回動軸24には連動アーム25が後方に向かって固定されている。さらに、この連動アーム25の上端近くに回転可能に接触ローラ26が軸支されている。この接触ローラ26に上述した連動カム21が当接するように配置されている。
本発明の連動機構27は、これらカム取付けステー20、連動カム21,接触ローラ26,連動アーム25などで構成されている。
連動アーム25の先端には付勢スプリング28の前端が連結されるとともに、その付勢スプリング28の後端は上記走行車体100に固定された支持棒30に立設した保持ステー29の孔29aに係止され、常時後方へ前記連動アーム25は付勢されている。これによって旋回時、接地転輪7を上げても下がらない。また、付勢スプリング28がリフトのサポートをするため油圧の負荷が少なくなる。また接地転輪7のサスペンションとなる。
図においてはこの付勢スプリング28は外した状態を示しているが、係止する孔9aを選択することで荷重を調整することが出来る。
本発明の回動規制機構Dはこの連動カム21と接触ローラ26などで構成されている。その回動規制の動きについて次に説明する。
連動カム21の上面21aは上側が凹んだ形状となっており、さらに前端から前面21bが鋭角に落ち込んでいる。
いま、作業者が圃場の端に至り、方向転換して次の畝に移動しようとする。そこで、作業者は、走行車体100の車高を最大にするため、走行用伝動ケース9を最大限下方に回動させる。すなわち、昇降操作レバーを操作して、昇降用油圧シリンダー16の昇降シリンダーロッド17を後方に突出させる。それに従って、連結体15は後方に移動し、連結ロッド14を介して昇降用アーム13が後方へ回動し、車軸カバー10が回動し、これに伴い左右の走行用伝動ケース9が、走行回転軸91を回動軸芯として下方に回動して、走行車体100が上昇する。
その際同時に、車軸カバー10の回動に従って、カム取付けステー20も時計方向に回動し、それに取り付けられている連動カム21も同じく時計方向に回動する。
その連動カム21の回動動作に伴い、その上面21aに接触している接触ローラ26も付勢スプリング28の後方への付勢力に抗して、押し上げられる。
その接触ローラ26の押上に応じて連動アーム25が半時計方向に回動し、それに伴い、接地転輪回動軸24も回動して、接地転輪保持アーム23が持ち上がっていく。そのカム上面21aの形状によって、接地転輪7が後輪6の下降と同じように下降するように出来ている。
このようにして、車高が高くなっていくが、そのようにしていくうちに、走行用伝動ケース9の回動が進んでも、それに応じて接地転輪7が回動しなくなる。すなわち、上述したように接触ローラ26が連動カム21の上面21aを移動していくうちに上面21aの前端にやって来る。そうすると、その連動カム21の上面21aは鋭く落ち込んでいるので、接触ローラ26は連動カム21の前面21b側に当接することになる。図3はその状態を示している。
その状態でさらに走行用伝動ケース9の回動が進み車高がさらに高くなり、連動カム21が回動するが、連動カム21の前面21bが回動中心に対してほぼ距離が変わらないので(円弧状となっている)、当接する接触ローラ26をさらに持ち上げる力は作用せず、連動アーム25はほぼその位置で止まる。すなわち、走行用伝動ケース9が回動して車高が高くなっても、走行用伝動ケース9の回動が所定の状態に到達すると、接地転輪7はそれ以上持ち上がらなくなる。その状態で作業者は苗移植機1を旋回させることで、接地転輪7が畝などを壊す心配はなくなる。連動カム21の形状を工夫することによって例えば接地転輪7を完全に水平状態とすることもできる。
走行用伝動ケース9が回動の所定の状態に到達する場合の所定の状態は、連動カム21の形状と、接触ローラ26との位置関係で決まる。接触ローラ26側の配置が変わらない場合、連動カム21の形状次第ということになる。
例えば、本実施例では連動カム21はカム取付けステー20にボルトで固定されているので、畝の高さが高い場合などでは、早めに接地転輪7の下方への回動を停止させるのが望ましいので、連動カム21の上面21aの長さ(接地転輪7を回動させつづける期間に対応している)が短い連動カム21に取り換えることが望ましい。
逆に畝の高さが低い場合などでは、遅めに接地転輪7の下方への回動を停止させるのが望ましいので、連動カム21の上面21aの長さが長い連動カム21に取り換えることが望ましい。
図4は連動カム21が別の変形例であって、連動カムを取り換えることなく、畝の高さに対応できる。すなわち、210は第1の連動カムであり、211は第2の連動カムである。第1の連動カム210に、第2の連動カム211が摺動可能に連結されている。なお、215は第1の連動カム210の回動中心であって、偏心している。ここで、畝が高く、早めに接地転輪7の回動を止めたい場合は、第2の連動カム211を図4(A)に示すように、図面右寄りに摺動させる。それによって、接触ローラ26は第1の連動カム210によってのみ回動させられるので、接触区間が短くなる。ここに210aは第1の連動カム210のカム面の落ち込み部位である。ここに213はガイド溝であり、第1の連動カム210に穿設されており、214はそのガイド溝213に嵌めこまれるピンであって第2の連動カム211に取り付けられている。
従って、畝が低く、遅めに接地転輪7の回動を止めたい場合は、第2の連動カム211をそのガイド溝213に沿って、図4(B)に示すように、下方まで摺動させておく。それによって、接触ローラ26は第1の連動カム210のカム面に続いて第2の連動カム211のカム面の連続で回動させられるので、接触区間が長く、回動は遅く止まることになる。
このような2重の連動カムを利用することによって、連動カムを取り替える必要がなくなり便利である。
その後、走行車体100の車高を下げる場合は、昇降操作レバーを操作して、昇降用油圧シリンダー16の昇降シリンダーロッド17を前方へ縮める。それによって走行用伝動ケース9は半時計方向へ回動し始める。それに応じて連動カム21も図3の状態から半時計方向に回動し、接触ローラ26が連動カム21の前面21bから前端に来ると、連動アーム25は常時付勢スプリング28で後方へ引っ張られているので、連動カム21の上面21a上に滑り込み、以後、徐々に連動アーム25が時計方向に回動し、接地転輪保持アーム23も時計方向に回動し、接地転輪7が上方へ上がっていく。このようにして走行車体100の車高は低くなる。
なお、別実施例として、付勢スプリング28の付勢方向を反対方向、つまり半時計方向として、常時連動アーム25を半時計方向に付勢するようにし、さらに、連動カム21を接触ローラ26の上側に配置し、走行用伝動ケース9が下方向へ回ることで、連動カム21が回動して、徐々に連動アームが半時計方向に回り接地転輪7が下がっていくが、連動カム21の先端でそれ以上下がらないようになる。これによって付勢スプリング28がリフトのサポートをするため負圧の負荷が少なくなる。また、付勢スプリング28が設置転輪のサスペンションとなる。
図5、図6、図7において、35は植え付けた苗に水を供給する灌水装置用の水を貯留する水タンク用ステーである。ここで、水タンク用ステー35の基部35aは、走行用伝動ケース9の車軸カバー10に、且つ連動カム21よりも走行車体100の外側に装着されている。
さらに、付勢スプリング28及び連動アーム25の後端部25aは、連動カム21よりも走行車体100の外側に配置されている。さらに、付勢スプリング28の保持ステー29と連動アーム25の後端部25aは、車軸カバー10よりも上方に位置している。
これらの付勢スプリング28及び連動アーム25の後端部25aなどの配置関係により、付勢スプリング28や連動アーム25が水タンク用ステー35や車軸カバー10に干渉することを防止できるので、上記回動規制機構Dにより接地転輪7が下方回動しなくなる位置よりも手前で回動しなくなってしまうようなことが防止され、走行車体100が植付に適さない傾斜姿勢になることが防止される。
このように、付勢スプリング28は連動カム21より走行車体100の外側へオフセットされ、水タンク用ステー35の基部35aと干渉しないようになっている。また、連動アーム25は付勢スプリング28を上方へオフセットすることで、水タンク用ステー35や連動カム21と干渉しないように配置されている。
なお、連動カム21は昇降用アーム13の横についており、水タンク用ステー35と干渉しない位置に配置されている。
また、上述したように、連動カム21は車軸カバー10に固定されたカム取付けステー20に交換可能にボルト(21c,21c)締めされている(図8参照)。従って、高い畝や低い畝に応じて、容易に上面21aの長いタイプと短いタイプを使い分け出来る。
図9において、メインのソレノイド部の風よけカバーをゴム板37とし、プッシュリベット36で固定している。これによって簡単に工具なしに着脱でき、機体振動による振動音も抑制できる。
図10においては、図9の構成に加えて、植付部作動ボタン近傍にスリット38を設けて接触させ、隙間をシールする。植付部作動ボタンとカバー部の隙間からのごみの侵入を防止でき、植付機能の動作が安定する。またメンテナンスも容易になる。
本発明は、機体の車高を高くするため、走行用伝動ケースを下方回動した際、所定の条件下においては接地転輪がその走行用伝動ケースの下方回動に対応して回動することが規制される移植機であるから、畝に苗を植え付ける苗移植機などに有用である。
1 苗移植機
2 走行装置
3 走行車体フレーム
4 操縦ハンドル
5 エンジン
6 後輪
7 接地転輪
8 ミッションケース
9 走行用伝動ケース
91 走行回転軸
10 車軸カバー
11 後輪車軸
12 車高昇降機構
13 昇降用アーム
14 連結ロッド
15 連結体
16 昇降用油圧シリンダー
17 昇降シリンダーロッド
18 センサー板
20 カム取付けステー
21 連動カム
21a上面
21b前面
22 接地転輪部材
23 接地転輪保持アーム
24 接地転輪回動軸
25 連動アーム
26 接触ローラ
27 連動機構
28 付勢スプリング
29 保持ステー
29a 孔
30 支持棒
31 ブラケット
35 水タンク用ステー
35a 水タンク用ステーの基部
100 走行車体
210 第1の連動カム
211 第2の連動カム
D 回動規制機構

Claims (5)

  1. 走行車体と、走行装置と、圃場に接地して従動回転する接地転輪と、前記走行装置に走行動力を伝動するとともに、前記走行車体に回動可能に設けられた走行用伝動ケースと、前記走行用伝動ケースを回動させて前記走行車体の車高を変更させる車高昇降機構と、前記走行車体に回動可能に取り付けられた接地転輪回動軸および前記接地転輪回動軸に固定され前記接地転輪を回転可能に保持する接地転輪保持アームを有する接地転輪部材と、前記走行用伝動ケースの回動に連動して前記接地転輪の高さを変動させる連動機構を備える移植機において、
    前記走行用伝動ケースの回動が所定の状態に到達すると、前記連動機構による前記接地転輪の高さ変動を規制する回動規制機構が前記連動機構に設けられていることを特徴とする移植機。
  2. 前記連動機構は、前記走行用伝動ケースの回動に連動して回転する連動カムと、前記接地転輪部材の前記接地転輪回動軸に取り付けられ、前記連動カムの回転移動により前記接地転輪回動軸を回転させる連動アームと、前記連動アームに連結され、前記連動カムと接触する接触ローラで構成され、
    前記連動アームは付勢スプリングで所定の方向に付勢されており、
    前記回動規制機構は、前記連動カムと、前記接触ローラとによって構成されている、請求項1に記載の移植機。
  3. 前記走行用伝動ケースを覆う車軸カバーの下側にカム取付けステーを固定し、前記連動カムは交換可能に前記カム取付けステーに組み付けられている、請求項2に記載の移植機。
  4. 植え付けた苗に水を供給する灌水装置と、
    前記灌水装置用の水を貯留する水タンク用ステーとを備え、
    前記走行用伝動ケースの車軸カバーに、且つ前記連動カムよりも前記走行車体の外側に、前記水タンク用ステーの基部を装着し、
    前記付勢スプリング及び前記連動アームの後端部は、前記連動カムよりも前記走行車体の外側に配置すると共に、
    前記付勢スプリングの保持ステーと前記連動アームの後端部は、車軸カバーよりも上方に位置させた、請求項2または3に記載の移植機。
  5. 前記連動カムは第1の連動カムと、第2の連動カムを備え、
    前記第2の連動カムは、前記第1の連動カムに摺動可能に連結されており、
    前記第2の連動カムの摺動位置の切替えによって、前記連動カムのカム形状が変更される、請求項2から4のいずれか1項に記載の移植機。

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