JP7509319B2 - 質量分析装置 - Google Patents

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Description

本発明は、質量分析装置に関する。
一般的に、質量分析装置においては、試料がイオン源のプラズマ中に導かれることによりイオン化され、イオン化された試料は、サンプリング部を通過して質量分析部に導入される。一方で、プラズマ形成に使用されるアルゴンガスや、質量分析部に導入されなかった試料由来のガスは、排気経路を通って、サンプリング部からバックポンプであるロータリーポンプへと排気される。
従来の質量分析装置として、特開2004-127709号公報(特許文献1)には、液体クロマトグラフと組み合わせて液体試料を分析するものが開示されている。
特開2004-127709号公報
特許文献1に開示されるように液体クロマトグラフと組み合わせて液体試料を分析する場合には、移動相(溶媒)として、リン酸アンモニウムを使用することがある。リン酸アンモニウム由来のガスは、腐食性があり、排気経路を構成する部品を劣化させることが懸念される。さらに、当該ガスが液化して質量分析部に至るまでの排気経路、およびその周辺の構成部品に粘着性のある液状物として堆積することが懸念される。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、サンプリング部から気体を排気するための排気経路のうち、当該サンプリング部から質量分析部が設けられた筐体に至るまでの経路を構成する部品を容易にメンテナンスすることができる質量分析装置を提供することにある。
本開示に基づく質量分析装置は、壁部を有し、質量分析部が設けられた筐体部と、上記壁部に設けられたベース部と、上記質量分析部にイオン化された試料を導くためのサンプリング部を構成し、上記ベース部に取り外し可能に取り付けられたサンプリングユニットと、上記サンプリング部から上記質量分析部に導入されなかった上記試料由来のガスを排出するための排気経路と、を備える。上記排気経路は、上記サンプリングユニットに設けられた第1経路と、上記第1経路に連通し、上記ベース部に設けられた第2経路と、上記第2経路に連通し、上記筐体部に設けられた第3経路とを含む。上記ベース部は、上記壁部に固定された第1ベース部と、上記第2経路が設けられ、上記第1ベース部に取り外し可能に固定された第2ベース部とを有する。
上記構成によれば、サンプリングユニットをベース部から取り外し、さらに第2ベース部を第1ベース部から取り外すことにより、排気経路のうち、サンプリング部から質量分析部が設けられた筐体に至るまでの第1経路および第2経路を構成する部品を容易にメンテナンスすることができる。
本発明によれば、サンプリング部から気体を排気するための排気経路のうち、当該サンプリング部から質量分析部が設けられた筐体に至るまでの経路を構成する部品を容易にメンテナンスすることができる質量分析装置を提供することができる。
実施の形態に係る質量分析装置の模式図である。 実施の形態に係る質量分析装置のサンプリング部の周辺の構造を示す図である。 実施の形態に係るベース部およびサンプリングユニットおよびベース部を示す斜視図である。 実施の形態に係るサンプリングユニットの分解斜視図である。 実施の形態に係るベース部の斜視図である。 図2に示すVI-VI線に沿った断面図である。 実施の形態に係る質量分析装置に具備されるシャッター機構の開状態を示す図である。 実施の形態に係る質量分析装置に具備されるシャッター機構の閉状態を示す図である。 実施の形態に係る排気経路に試料由来のガスが流れる様子を示す図である。 実施の形態に係るサンプリングユニットを取り外した状態を示す斜視図である。 実施の形態に係るベース部から第2ベース部を取り外す様子を示す斜視図である。 実施の形態に係るベース部から第2ベース部を取り外した状態を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について、図を参照して詳細に説明する。なお、以下に示す実施の形態においては、同一のまたは共通する部分について図中同一の符号を付し、その説明は繰り返さない。
図1は、実施の形態に係る質量分析装置の模式図である。図2は、実施の形態に係る質量分析装置のサンプリング部の周辺の構造を示す図である。図1および図2を参照して、実施の形態に係る質量分析装置1について説明する。
図1に示すように、実施の形態1に係る質量分析装置1は、プラズマイオン源としてのプラズマトーチ10、サンプリングユニット20、質量分析部30、シャッター機構60、ベース部70、排気経路80、真空ポンプ38,39、冷媒供給部41、電源42、ガス供給源43を備える。
図1および図2に示すように、プラズマトーチ10は、試料ガス管(不図示)と、プラズマ用ガス管(不図示)と、クーラントガス管11と、高周波誘導コイル12と、ガス導入口(不図)を含む。
試料ガス管は、円筒形状を有しガラスで形成されている。プラズマ用ガス管は、試料ガス管の外周面を間隔をあけて覆う。プラズマ用ガス管は、円筒形状を有し、ガラスで形成されている。クーラントガス管11は、プラズマ用ガス管の外周面を間隔をあけて覆う。クーラントガス管11は、円筒形状を有しガラスで形成されている。高周波誘導コイル12は、クーラントガス管11の外周面の先端部分に巻回されている。ガス導入口は、ガス供給源43に接続されており、アルゴンガス等が供給される。
サンプリングユニット20は、プラズマトーチ10に対向するように配置されている。サンプリングユニット20は、ベース部70に取り外し可能に取り付けられている。サンプリングユニット20には、冷却水等の冷媒を流動させる冷媒流路が形成されている。当該冷媒流路に、冷媒供給部41から冷媒が供給される。
サンプリングユニット20は、当該ユニットの筐体を構成する第1板状体21および第2板状体22とを含む。また、サンプリングユニット20は、サンプリングコーン51、スキマーコーン52、エキストラクタ電極53とを含む。これら、サンプリングコーン51、スキマーコーン52、エキストラクタ電極53は、プラズマトーチ10から質量分析部30に向かう方向において、この順で配置されている。なお、サンプリングコーン51、スキマーコーン52、エキストラクタ電極53の詳細については、図3および図4を用いて後述する。
ベース部70は、後述する筐体部33の壁部33aに設けられている。ベース部70は、サンプリングユニット20を取り付けるための部位である。ベース部70は、略板状形状を有する。なお、ベース部70の詳細については、図5を用いて後述する。
質量分析部30は、第1チャンバ31および第2チャンバ32を含む。第1チャンバ31は、筐体部33と、イオンレンズ部34とを含む。筐体部33は、たとえば、アルミニウム等の金属材料によって形成されている。筐体部33は、プラズマトーチ10に対向する壁部33aを有する。また、筐体部33の内部には、収束レンズ等のイオンレンズ部34が収容されている。
第2チャンバ32は、第1チャンバ31に隣接して配置されている。第2チャンバ32は、第1チャンバ31に対してイオンの進行方向側に位置する。なお、イオンの進行方向は、プラズマトーチ10とサンプリングユニット20とがこの順で並ぶ方向と平行である。
第2チャンバ32は、筐体部35、質量分離部36、検出器37を含む。筐体部35は、筐体部33に連続するように設けられている。筐体部35は、たとえば、アルミニウム等の金属材料によって形成されている。筐体部35の内部には、質量分離部36、検出器37がイオンの進行方向に順に配置されている。質量分離部36は、たとえば、四重極ロッド構造を含む。検出器37は、エレクトロマルチプライヤ等を含む。
上述の筐体部33内は、高真空用排気経路38bを介して真空ポンプ38につながっている。真空ポンプ38は、たとえば、ターボ分子ポンプである。真空ポンプ38を駆動させることにより、筐体部33内を高真空状態にすることができる。筐体部33内は、たとえば、0.1Paにすることができる。
上述の筐体部35内は、高真空用排気経路39bを介して真空ポンプ39につながっている。真空ポンプ39は、たとえば、ターボ分子ポンプである。真空ポンプ39を駆動させることにより、筐体部35内を高真空状態にすることができる。筐体部35内は、たとえば、10-4Paにすることができる。
シャッター機構60は、第1シャッター部61と第2シャッター部62とを含む。第1シャッター部61は、ベース部70に設けられた開口部71h1から筐体部33の内部に連通する経路を遮断可能に設けられている。第1シャッター部61は、上記開口部71h1と筐体部33内とが連通した状態と、非連通となった状態とを切り替える。第2シャッター部62は、後述する排気経路80が有する第2経路82と第3経路83とが連通する状態と、非連通となった状態とを切り替え可能に設けられている。なお、シャッター機構60の詳細については、図7および図8を用いて後述する。
質量分析装置1では、プラズマトーチ10の高周波誘導コイル12に高周波電流を流すことにより、プラズマが生成され、当該プラズマが有する高熱によって試料をイオン化させる。イオン化した試料(イオン)とプラズマとがサンプリングコーン51の開口部51aを通過してサンプリングユニット20内に導入される。サンプリングユニット20内に導入されたイオンは、スキマーコーン52の開口部52aとエキストラクタ電極53の円筒部53aを通過して、筐体部33内に導入される。
筐体部33内に導入されたイオンは、イオンレンズ部34によって進行方向後方側に位置する第2チャンバ32に向けて収束させられる。質量分離部36には直流電圧と高周波電圧とを重畳した電圧が印加され、印加された電圧に応じた電圧に応じた質量数(質量m/電荷z)を有するイオンのみが選択的に質量分離部36を通過する。このように、印加する電圧を操作することにより、所定の質量数を有するイオンについてのイオン強度信号を検出器37で検出することができる。
排気経路80は、サンプリング部(サンプリングユニット20)から質量分析部30に導入されなかった試料由来のガスを排出するための流路である。排気経路80は、真空ポンプ85につながっている。真空ポンプ85は、たとえば、ロータリーポンプである。真空ポンプ85を駆動させることにより、サンプリングユニット20内を100~150Pa程度の低真空状態にすることができる。
排気経路80は、第1経路81、第2経路82、および第3経路83を含む。これら第1経路81、第2経路82、および第3経路83は、この順で連通している。
第1経路81は、サンプリングユニット20に設けられている。第2経路82は、ベース部70に設けられている。第2経路82は、第1経路81に連通する。第3経路83は、筐体部33に設けられている。第3経路83は、一端側が第2経路82に連通し、他端側が真空ポンプ85に接続されている。
試料をイオン化する際に生成された試料由来のガスは、上記真空ポンプ85を駆動させることで、排気経路80を通って排気される。
図3は、実施の形態に係るベース部およびサンプリングユニットおよびベース部を示す斜視図である。図4は、実施の形態に係るサンプリングユニットの分解斜視図である。図5は、実施の形態に係るベース部の斜視図である。図3から図5を参照して、サンプリングユニット20およびベース部70について説明する。
図3および図4に示すように、サンプリングユニット20は、上述のように、第1板状体21、第2板状体22、およびサンプリングコーン51、スキマーコーン52、およびエキストラクタ電極53を含む。第1板状体21は、ネジ等の締結部材(不図示)によって第2板状体22に固定されている。
サンプリングコーン51は、円板部と、円板部の中央に形成された円錐形部とを有した金属体である。当該円錐形部の中央には開口部51aが形成されている。当該開口部51aは、イオンの進行方向に向かうにつれて徐々に拡径する。サンプリングコーン51は、たとえば、ネジ等の締結部材51bによって第1板状体21に取り外し可能に固定される。
スキマーコーン52は、円板部と、円板部の中央に形成された円錐形部とを有した金属体である。スキマーコーンの円板部は、サンプリングコーン51の円板部よりも小さくなっている。当該円板部の中央に円形状の開口部52aが形成されている。当該開口部52aは、イオンの進行方向に向かうにつれて徐々に拡径する。スキマーコーン52は、たとえば、ネジ等の締結部材(不図示)によって第2板状体22のおもて面側に取り外し可能に固定される。なお、第2板状体22のおもて面とは、第1板状体21側に位置する主面であり、プラズマトーチ10側を向く面である。
エキストラクタ電極53は、円板部と、円板部の中央部に形成された円筒部53aを有する金属体である。エキストラクタ電極53は、電源42(図1参照)に接続されており、0~700V程度の電圧が印加されるようになっている。エキストラクタ電極53は、ネジ等の締結部材(不図示)によって第2板状体22の裏面側に取り外し可能に固定される。なお、第2板状体22の裏面とは、第1板状体21が位置する側とは反対側に位置する主面であり、筐体部33の壁部33a側を向く面である。
図3および図5に示すように、ベース部70は、第1ベース部71と、第2ベース部72とを含む。
第1ベース部71と第2ベース部72とは、上記壁部33aに垂直な方向(矢印AR3方向)から見た場合に、第1方向(DR1方向)に並んで配置されている。なお、上記壁部33aに垂直な方向とは、プラズマトーチ10とサンプリングユニット20とが向かい合う方向と平行な方向である。
第1ベース部71は、略板状形状を有する。第1ベース部71には、開口部71h1、第1保持部71e1、第2保持部71e2、および凹部71cが設けられている。開口部71h1は、第1ベース部71の略中央部に設けられている。凹部71cは、第1方向における一方側に設けられている。当該凹部71cには、厚さ方向(AR3方向)に貫通する開口部71h2が設けられている。凹部71cには、第2ベース部72が取り外し可能に取り付けられる。
第1保持部71e1、第2保持部71e2は、主としてサンプリングユニット20を保持するためのものである。また、第1保持部71e1、第2保持部71e2は、サンプリングユニット20をベース部70に取り付ける際、あるいは取り外す際にサンプリングユニット20をガイドする機能を有する。また、第1保持部71e1、第2保持部71e2は、第2方向において、サンプリングユニット20を位置決めする位置決め部としても機能する。
第1保持部71e1、および第2保持部71e2は、第1方向に延在するように設けられている。第1保持部71e1、および第2保持部71e2は、第1方向に直交する第2方向に並んで配置されている。なお、第2方向は、たとえば、上下方向(鉛直方向)に平行な方向である。
第1保持部71e1は、第2方向における第1ベース部71の一端側に配置されている。第1保持部71e1は、第2方向におけるサンプリングユニット20の一端(下端)側に係合可能に設けられている。
第1保持部71e1は、上記AR3方向から見た場合に、第2ベース部72側まで延びるように設けられている。第1保持部71e1は、上記AR3方向から見た場合に、第2ベース部72に重なる部分を含むように設けられている。第1保持部71e1は、第2方向における第2ベース部72の一方側の端部を保持可能に設けられている。具体的には、第1保持部71e1は、第2ベース部72を壁部33a側に向けて押圧することで第2ベース部72の一方側の端部(下端部)を保持する。
第2保持部71e2は、第2方向における第1ベース部71の他端側に配置されている。第2保持部71e2は、第2方向におけるサンプリングユニット20の他端(上端)側に係合可能に設けられている。第2保持部71e2は、AR3方向から見た場合に、第2ベース部72に重ならないように設けられている。
第2ベース部72は、略板状形状を有する。第2ベース部72は、AR3方向から見た場合に、第1方向の一方側に位置する。第2ベース部72は、AR3方向から見た場合に第2ベース部72から露出する第1ベース部71の主面71aと、面一になるように配置されている。
第2ベース部72は、第1部分R1と第2部分R2とを含む。第1部分R1は、第1ベース部71に設けられた上述の開口部71h2に嵌まり込む。第1部分R1には、厚み方向(AR3方向)に貫通する開口部72hが設けられている。当該開口部72hは、上述の第2経路82を形成している。
第1部分R1には、位置決め部72fが設けられている。当該位置決め部72fには、第1方向の一方側に位置するサンプリングユニット20の端部が突き当てられる。これにより、位置決め部72fは、第1方向においてサンプリングユニット20の位置を決定する。位置決め部72fは、第2ベース部72の表面から当該表面の垂直方向に突出するように設けられている。位置決め部72fは、当該第2ベース部72のおもて面に取り付けられたネジ等によって形成されている。
第2部分R2は、たとえば第1部分R1の周囲に位置するように設けられている。第2部分R2は、第1ベース部71にAR3方向に重なっている。第2部分R2は、第1ベース部71に部分的に重なる重なり部として機能する。
第2部分R2は、1つ以上の締結部材(第1締結部材)72gによって第1ベース部71に取り外し可能に固定される。本実施の形態においては、締結部材72gの個数を1つとすることにより、第1ベース部71への第2ベース部72の取付けあるいは取り外しが簡便になる。
具体的には、第2ベース部72を第1ベース部71に取り付ける際には、第1保持部71e1と第1ベース部71の凹部71cとの間の隙間に、第2ベース部72の下端部を挿入し、上記第2部分R2を開口部71h2にはめ込める。続いて、締結部材22gを用いて、第2ベース部72の上端側を凹部71cに固定する。
サンプリングユニット20をベース部70に固定する際には、第1方向の一方側に向けて、第1方向の一方側に位置するサンプリングユニット20の一端側を、上記第1保持部71e1と第2保持部71e2との間に挿入する。その後、サンプリングユニット20の下端および上端を第1保持部71e1および第2保持部71e2に摺動させながら、第1方向の一方側に位置するサンプリングユニット20の一端側を上記位置決め部72fに突き当てる。これにより、サンプリングユニット20の位置決めがなされるとともに、第1保持部71e1および第2保持部71e2によってサンプリングユニット20が保持される。次に、締結部材22gによって、サンプリングユニット20の第2板状体22を第1ベース部71に取り外し可能に固定する。
図6は、図2に示すVI-VI線に沿った断面図である。図6に示すように、筐体部33の壁部33aには、第1凹部33c1および第2凹部33c2が設けられている。
第1凹部33c1は、エキストラクタ電極53に対向する部分の壁部33aに設けられている。第1凹部33c1は、壁部33aの厚み方向(上記AR3方向)に凹むように設けられている。第1凹部33c1には、筐体部33内部に連通するための開口部33h1が設けられている。第1凹部33c1において、開口部33h1の周囲に位置する部分には溝部が設けられている。当該溝部に、Oリング等のシール部材91が配置されている。
第1凹部33c1が設けられることにより、壁部33aと第1ベース部71との間に隙間S1が設けられる。当該隙間S1には、第1シャッター部61の第1遮蔽板611(図7参照)が昇降可能に配置される。上記シール部材91は、第1遮蔽板611が開口部33h1を遮蔽した状態において、第1遮蔽板611の裏面と第1凹部33c1とを気密に封止する。
第2凹部33c2は、第2ベース部72に対向する部分の壁部33aに設けられている。第2凹部33c2は、壁部33aの厚み方向に凹むように設けられている。第2凹部33c2には、第2経路82に連通するための開口部33h2が設けられている。当該開口部33h2は、第3経路83の一部を構成する。第2凹部33c2において、開口部33h2の周囲に位置する部分には、溝部が設けられている。当該溝部に、Oリング等のシール部材92が配置されている。
第2凹部33c2が設けられることにより、壁部33aと第2ベース部72との間には隙間S2が設けられる。当該隙間S2には、第2シャッター部62の第2遮蔽板621(図7参照)が昇降可能に配置される。上記シール部材92は、第2遮蔽板621が開口部33h2を遮蔽した状態において、第2遮蔽板621の裏面と第2凹部33c2とを気密に封止する。
また、第1ベース部71の開口部71h1の周囲においても、第1ベース部71のおもて面側に溝部が設けられており、当該溝部にシール部材93が配置されている。シール部材93は、第1ベース部71と第2板状体22とで挟まれている。これにより、上記開口部71h1内が気密に維持される。
さらに、第1ベース部71の開口部71h2の周囲には段差部71iが設けられており、当該段差部71iにもシール部材95が配置されている。当該シール部材95は、第2ベース部72の第1部分R1の周囲に位置する鍔部73との間に挟み込まれている。また、第2ベース部72のおもて面において、開口部72hの周囲に設けられた溝部にもシール部材94が配置されている。当該シール部材94は、第2板状体22の裏面と第2ベース部72のおもて面とによって挟み込まれている。このように、シール部材94,95が設けられることにより、開口部72h内が気密に維持される。
図7は、実施の形態に係る質量分析装置に具備されるシャッター機構の開状態を示す図である。図8は、実施の形態に係る質量分析装置に具備されるシャッター機構の閉状態を示す図である。図7および図8を参照して、シャッター機構60の詳細について説明する。
図7および図8に示すように、シャッター機構60は、第1シャッター部61、第2シャッター部62、保持部63、駆動機構64、および制御部65を含む。
第1シャッター部61は、第1遮蔽板611、第1被取付部612、および締結部材613を含む。上述のように第1遮蔽板611は、上記第1凹部33c1内を昇降可能に設けられている。これにより、第1遮蔽板611は、筐体部33に設けられた開口部33h1を開閉可能に閉塞することができる。
第1遮蔽板611は、板状形状を有する。第1遮蔽板611の下部側は、締結部材613によって第1被取付部612の上部に取り外し可能に締結されている。第1被取付部612は、略棒状に設けられている。第1被取付部612は、上下方向に延在する。第1被取付部612は、保持部63に保持されている。
第2シャッター部62は、第2遮蔽板621、第2被取付部622、および締結部材(第2締結部材)623を含む。上述のように第2遮蔽板621は、上記第2凹部33c2内を昇降可能に設けられている。第2遮蔽板621が昇降することにより、第2シャッター部62は、第2経路82と第3経路83とが連通する連通状態と遮断された遮断状態とを切り替える。
より具体的には、第2遮蔽板621は、第3経路83側に位置する第2経路82の開口端と第2経路82側に位置する第3経路83の開口端との間に配置されており、第2経路82の開口端と第3経路83の開口端とを閉塞することで上記遮断状態とし、第2経路82の開口端と第3経路83の開口端とを開放することで上記連通状態とする。
第2遮蔽板621は、板状形状を有する。第2遮蔽板621の下部側は、締結部材623によって第2被取付部622の上部に取り外し可能に締結されている。第2被取付部622は、略棒状に設けられている。第2被取付部622は、上下方向に延在する。第2被取付部622は、保持部63に保持されている。
保持部63は、上記第1被取付部612、第2被取付部622を保持する。保持部63は、駆動機構64によって昇降する。駆動機構64の動作は、制御部65によって制御される。
保持部63が昇降することにより、当該保持部63に保持された第1被取付部612および第2被取付部622が昇降し、これにより、第1被取付部612および第2被取付部622に取り付けられた第1遮蔽板611および第2遮蔽板621が昇降する。
なお、本実施の形態においては、第1被取付部612および第2被取付部622が同時に昇降する場合を例示して説明したが、第1被取付部612および第2被取付部622が異なる保持部に保持され、個別に昇降するように設けられていてもよい。
図9は、実施の形態に係る排気流路に試料由来のガスが流れる様子を示す図である。図9に示すように、試料由来のガスは、矢印で示すように排気経路80を通って排気される。
ここで、液体クロマトグラフと組み合わせて試料を分析する場合には、移動相(溶媒)として、リン酸アンモニウムを使用することがある。このような場合には、試料をイオン化する際に、試料由来のガスとして、リン酸アンモニウム由来のガスが発生する。リン酸アンモニウム由来のガスは、腐食性があり、排気経路80を構成する部品を劣化させたり、その周辺の構成部品に粘着性のある液状物として堆積することもある。
特に、液状物は、壁部33aと第2ベース部72との間に設けられた隙間S2に堆積しやすく、第2ベース部72の裏面側に付着しやすい。また、第2ベース部72の裏面には、第2遮蔽板621が摺動する。このため、第2遮蔽板621も汚れやすく、腐食されやすくなる。
さらに、上記液状物は、開口部33h2の周囲に配置され上記隙間S2に露出するシール部材92に付着する。また、上記ガスが、隙間S2から第1ベース部71と第2ベース部72との間の隙間に入り込んだり、第2板状体22と第2ベース部72との間に入り込むことにより、上記液状物が、シール部材94,95に付着する。
シール部材92,94,95をシリコーンゴムで形成する場合には、シリコーンゴムは、上記ガスに対して耐腐食性を有するため、ガスによるシール部材92,94,95の劣化を抑制することができる。一方で、長期的に質量分析装置1を安定して使用するためには、シール部材92,94,95を洗浄したり、交換することが好ましい。
以上のように、第2経路82を構成する第2ベース部72および当該第2ベース部72の周辺の部品が比較的ガスによる影響を受けやすくなる。
本実施の形態においては、サンプリングユニット20、および第2ベース部72を取り外しすることにより、液状物が付着しやすい部品を容易にメンテナンスすることができる。
図10は、実施の形態に係るサンプリングユニットを取り外した状態を示す斜視図である。図11は、実施の形態に係るベース部から第2ベース部を取り外す様子を示す斜視図である。図12は、実施の形態に係るベース部から第2ベース部を取り外した状態を示す斜視図である。図10から図12を参照して、上記部品のメンテナンスについて説明する。
上記部品のメンテナンスをするには、まず、ベース部70からサンプリングユニット20を取り外す。当該サンプリングユニット20を取り外す際には、上述の締結部材22gを第2板状体22から取り外す。続いて、第1保持部71e1および第2保持部71e2に摺動するように、サンプリングユニット20を第2方向の他方側に向けて移動させる。これにより、サンプリングユニット20を取り外すことができる。取り外したサンプリングユニット20は、適宜分解して、洗浄することができる。図10に示すように、サンプリングユニット20が取り外された状態においては、ベース部70が露出する。
図11に示すように、続いて、第2ベース部72を取り外す。第2ベース部72を取り外す際には、第2ベース部72と第1ベース部71とを締結する締結部材72gを弛緩させる。続いて、第2ベース部72の上部側が壁部33aから離れるように第2ベース部72を傾斜させる。この状態で、第2ベース部72を上方に持ち上げて、第1保持部71e1と第1ベース部71との間から第2ベース部72を抜き出す。このようにして取り出された第2ベース部72から、開口部72hの周囲に配置されたシール部材94を取り出して洗浄したり、新たなシール部材に交換したりすることができる。また、液状物が付着しやすい第2ベース部72の裏面側を洗浄することもできる。この結果、ガスの影響を受けやすい第2ベース部72、シール部材94を容易にメンテナンスすることができる。
図12に示すように、第2ベース部72を第1ベース部71から取り外した状態にいおては、第2シャッター部62の締結部材623が外部に露出する。なお、締結部材623が外部に露出する状態は、第2シャッター部62が閉状態であってもよいし、開状態であってもよい。
締結部材623が露出する状態にあっては、締結部材623を弛緩することにより、第2遮蔽板621を取り外すことができる。これにより、第2遮蔽板621を洗浄したり、交換することができる。また、第2ベース部72と第1ベース部71とによって挟まれていたシール部材95も取り外すことができ、当該シール部材95を洗浄したり、交換することができる。この結果、ガスの影響を受けやすい第2遮蔽板621およびシール部材95を容易にメンテナンスすることができる。
以上のように、本実施の形態においては、サンプリングユニット20をベース部70から取り外し、さらに第2ベース部72を第1ベース部71から取り外すことにより、排気経路80のうち、サンプリング部から質量分析部30が設けられた筐体部33に至るまでの第1経路81および第2経路82を構成する部品を容器にメンテナンスすることができる。
なお、上述の実施の形態においては、第2ベース部22が、第1保持部71e1と締結部材22gとによって第1ベース部71に固定する場合を例示して説明したが、第2ベース部22が取り外し可能に第1ベース部71に固定される限り、適宜の手段を用いて固定することができる。
(付記)
[構成1]
壁部を有し、質量分析部が設けられた筐体部と、
上記壁部に設けられたベース部と、
上記質量分析部にイオン化された試料を導くためのサンプリング部を構成し、上記ベース部に取り外し可能に取り付けられたサンプリングユニットと、
上記サンプリング部から上記質量分析部に導入されなかった上記試料由来のガスを排出するための排気経路と、を備え、
上記排気経路は、上記サンプリングユニットに設けられた第1経路と、上記第1経路に連通し、上記ベース部に設けられた第2経路と、上記第2経路に連通し、上記筐体部に設けられた第3経路とを含み、
上記ベース部は、上記壁部に固定された第1ベース部と、上記第2経路が設けられた第2ベース部とを含み、
上記第2ベース部は、上記第1ベース部に取り外し可能に固定される、質量分析装置。
[構成2]
上記第1ベース部および上記第2ベース部は、上記壁部に垂直な方向から見た場合に、第1方向に並んで配置されており、
上記第2ベース部は、上記壁部に垂直な方向において部分的に上記第1ベース部に重なる重なり部を含み、
上記第1ベース部には、上記第1方向に直交する第2方向の一方側に位置する上記第2ベース部の端部側を保持する保持部が設けられており、
上記重なり部の少なくとも1カ所が、第1締結部材によって取り外し可能に上記第1ベース部に締結されてる、構成1に記載の質量分析装置。
[構成3]
上記第1ベース部と上記第2ベース部との間に設けられ、上記第1ベース部と上記第2ベース部との間を気密に封止するシール部材をさらに備え、
上記シール部材は、シリコーンゴムで形成されている、構成1または構成2に記載の質量分析装置。
[構成4]
上記第2経路と上記第3経路とを遮断可能に設けられたシャッター部をさらに備え、
上記第2ベース部と、上記第3経路が設けられている部分の上記壁部との間には隙間が形成されており、
上記シャッター部は、上記隙間に配置されている、構成1から3のいずれかに記載の質量分析装置。
[構成5]
上記シャッター部は、遮蔽板と、上記遮蔽板が取り付けられる被取付部と、上記遮蔽板を上記被取付部に取り外し可能に締結する第2締結部材とを含み、
上記第2ベース部を上記第1ベース部から取り外した状態において、上記第2締結部材が外部に露出する、構成4に記載の質量分析装置。
以上、今回発明された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の範囲は請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
1 質量分析装置、10 プラズマトーチ、11 クーラントガス管、12 高周波誘導コイル、20 サンプリングユニット、21 第1板状体、22 第2板状体、22g 締結部材、30 質量分析部、31 第1チャンバ、32 第2チャンバ、33 筐体部、33a 壁部、33c1 第1凹部、33c2 第2凹部、33h1,33h2 開口部、34 イオンレンズ部、35 筐体部、36 質量分離部、37 検出器、38 真空ポンプ、38b 高真空用排気経路、39 真空ポンプ、39b 高真空用排気経路、41 冷媒供給部、42 電源、43 ガス供給源、51 サンプリングコーン、51a 開口部、51b 締結部材、52 スキマーコーン、52a 開口部、53 エキストラクタ電極、53a 円筒部、60 シャッター機構、61 第1シャッター部、62 第2シャッター部、63 保持部、64 駆動機構、65 制御部、70 ベース部、71 第1ベース部、71a 主面、71c 凹部、71e1 第1保持部、71e2 第2保持部、71h1,71h2 開口部、71i 段差部、72 第2ベース部、72g 締結部材、72f 位置決め部、72h 開口部、73 鍔部、80 排気経路、81 第1経路、82 第2経路、83 第3経路、85 真空ポンプ、91,92,94,95 シール部材、611 第1遮蔽板、612 第1被取付部、613 締結部材、621 第2遮蔽板、622 第2被取付部、623 締結部材。

Claims (5)

  1. 壁部を有し、質量分析部が設けられた筐体部と、
    前記壁部に設けられたベース部と、
    前記質量分析部にイオン化された試料を導くためのサンプリング部を構成し、前記ベース部に取り外し可能に取り付けられたサンプリングユニットと、
    前記サンプリング部から前記質量分析部に導入されなかった前記試料由来のガスを排出するための排気経路と、を備え、
    前記排気経路は、前記サンプリングユニットに設けられた第1経路と、前記第1経路に連通し、前記ベース部に設けられた第2経路と、前記第2経路に連通し、前記筐体部に設けられた第3経路とを含み、
    前記ベース部は、前記壁部に固定された第1ベース部と、前記第2経路が設けられた第2ベース部とを有し、
    前記第2ベース部は、前記第1ベース部に取り外し可能に固定される、質量分析装置。
  2. 前記第1ベース部および前記第2ベース部は、前記壁部に垂直な方向から見た場合に、第1方向に並んで配置されており、
    前記第2ベース部は、前記壁部に垂直な方向において部分的に前記第1ベース部に重なる重なり部を含み、
    前記第1ベース部には、前記第1方向に直交する第2方向の一方側に位置する前記第2ベース部の端部側を保持する保持部が設けられており、
    前記重なり部の少なくとも1カ所が、第1締結部材によって取り外し可能に前記第1ベース部に締結されてる、請求項1に記載の質量分析装置。
  3. 前記第1ベース部と前記第2ベース部との間に設けられ、前記第1ベース部と前記第2ベース部との間を気密に封止するシール部材をさらに備え、
    前記シール部材は、シリコーンゴムで形成されている、請求項1または2に記載の質量分析装置。
  4. 前記第2経路と前記第3経路とが連通する状態と遮断された状態とを切り替え可能に設けられたシャッター部をさらに備え、
    前記第2ベース部と、前記第3経路が設けられている部分の前記壁部との間には隙間が形成されており、
    前記シャッター部は、前記隙間に配置されている、請求項1または2に記載の質量分析装置。
  5. 前記シャッター部は、遮蔽板と、前記遮蔽板が取り付けられる被取付部と、前記遮蔽板を前記被取付部に取り外し可能に締結する第2締結部材とを含み、
    前記第2ベース部を前記第1ベース部から取り外した状態において、前記第2締結部材が外部に露出する、請求項4に記載の質量分析装置。
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