JP7505433B2 - 収容部材と保護チューブとの接続構造 - Google Patents

収容部材と保護チューブとの接続構造 Download PDF

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Description

この発明は、線状伝送部材に被せた保護チューブを、線状伝送部材を収容する収容部材に接続する技術に関する。
特許文献1では、複数の被覆電線の一部がグロメットに収容されている。複数の被覆電線にはコルゲートチューブが被されている。コルゲートチューブの端部が、グロメット内に収容されることで、コルゲートチューブとグロメットが接続された状態となっている。
国際公開第2016/153045号
しかしながら、特許文献1に開示の技術では、コルゲートチューブの端部がグロメット内に収容されている。このため、コルゲートチューブとグロメットとの接続部分は、コルゲートチューブの外径を超える太さとなり、コルゲートチューブとグロメットとの接続構造が大型化する。
そこで、本発明は、線状伝送部材の一部を収容する収容部材と線状伝送部材に被せられる保護チューブとの接続構造を小型化できるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するため、第1の態様に係る収容部材と保護チューブとの接続構造は、線状伝送部材と、前記線状伝送部材の一部である第1部分を収容する収容部材と、前記線状伝送部材の他の一部である第2部分を覆う保護チューブと、を備え、前記収容部材は、前記第1部分を収容する収容本体部と、前記収容本体部から前記第2部分側に突出する延長部とを含み、前記保護チューブの端部が前記延長部に被さっており、前記線状伝送部材のうち前記第2部分を挟んで前記第1部分とは反対側にある第3部分を収容する反対側収容部材をさらに備え、前記保護チューブが、前記延長部に被さった状態で前記収容部材と前記反対側収容部材との間に配置され、前記収容部材及び前記反対側収容部材が、複数の前記線状伝送部材の分岐箇所を一定の分岐形状に維持する部材と前記線状伝送部材の端部に設けられたコネクタを覆うコネクタカバーとの組合わせとされているものである。
第2の態様は、第1の態様に係る収容部材と保護チューブとの接続構造であって、前記保護チューブの端部に、内周側に開口する凹部が形成され、前記延長部に前記凹部に嵌る位置決め凸部が形成されているものである。
第3の態様は、第2の態様に係る収容部材と保護チューブとの接続構造であって、前記凹部が、前記保護チューブの延在方向において複数形成され、前記位置決め凸部が複数形成されているものである。
第4の態様は、第2又は第3の態様に係る収容部材と保護チューブとの接続構造であって、前記凹部は、前記保護チューブの周方向に沿って形成された環状凹部であり、前記位置決め凸部は、前記保護チューブの軸方向に対して直交する第1方向において、前記保護チューブの軸方向及び前記第1方向に対して直交する第2方向よりも大きく突出する形状に形成されているものである。
第5の態様は、第1から第4のいずれか1つの態様に係る収容部材と保護チューブとの接続構造であって、前記保護チューブが、前記延長部に被さった状態で前記反対側収容部材に達する長さ寸法に形成されているものである。
第6の態様は、第1から第5のいずれか1つの態様に係る収容部材と保護チューブとの接続構造であって、前記延長部に、前記延長部に被さる前記保護チューブの端部の適切な位置を示す目印が設けられているものである。
第7の態様は、第6の態様に係る収容部材と保護チューブとの接続構造であって、前記収容本体部と前記延長部との境界が前記目印とされているものである。
第1の態様によると、保護チューブの端部が延長部に被さっているため、収容部材と保護チューブとの接続構造を小型化できる。
第2の態様によると、保護チューブの端部を収容部材にしっかりと接続できる。
第3の態様によると、複数の位置決め凸部が複数の凹部に嵌り込むため、保護チューブの端部を収容部材にしっかりと接続できる。
第4の態様によると、凹部は、保護チューブの周方向に沿って形成された環状凹部であり、前記位置決め凸部は、前記保護チューブの軸方向に対して直交する第1方向において、前記保護チューブの軸方向及び前記第1方向に対して直交する第2方向よりも大きく突出する形状に形成されているため、保護チューブの端部を延長部に容易に被せつつ、位置決め凸部を環状凹部に容易に嵌め込むことができる。
第5の態様によると、保護チューブの端部が延長部に被さる長さ寸法に形成されているため、保護チューブと収容部材との間で線状伝送部材が露出することを抑制できる。
第6の態様によると、保護チューブは、延長部に被さるため、保護チューブの端部を目視できる。保護チューブの端部と目印との位置関係を目安として、保護チューブが延長部に適切に被さっているかどうかを確認できる。
第7の態様によると、保護チューブが収容本体部と延長部との境界に達しているか否か、或は、保護チューブの端部と当該境界との位置関係を確認することによって、保護チューブが延長部に適切に被さっているかどうかを確認できる。
第1実施形態に係る収容部材と保護チューブとの接続構造を示す概略平面図である。 収容部材と保護チューブとの接続構造の分解図である。 収容部材と保護チューブとの接続構造の部分断面図である。 第1変形例に係る収容部材と保護チューブとの接続構造を示す部分断面図である。 第2変形例に係る収容部材と保護チューブとの接続構造を示す部分拡大図である。 第2変形例に係る収容部材と保護チューブとの接続構造を示す部分拡大図である。 第3変形例に係る収容部材と保護チューブとの接続構造を示す部分拡大図である。 第4変形例に係る収容部材と保護チューブとの接続構造を示す概略平面図である。 第2実施形態に係る収容部材と保護チューブとの接続構造を示す概略平面図である。 収容部材と保護チューブとの接続構造を車両に組込んだ状態を示す説明図である。
{第1実施形態}
以下、第1実施形態に係る収容部材と保護チューブとの接続構造について説明する。図1は、収容部材と保護チューブとの接続構造10を示す概略平面図である。この接続構造10は、線状伝送部材20と、収容部材30と、保護チューブ40とを備える。
線状伝送部材20は、電気又は光等を伝送する線状の部材であればよい。例えば、線状伝送部材は、芯線と芯線の周囲の被覆とを有する一般電線であってもよいし、裸導線、シールド線、ツイスト線、エナメル線、ニクロム線、光ファイバ等であってもよい。電気を伝送する線状伝送部材としては、各種信号線、各種電力線であってもよい。また、線状伝送部材は、単一の線状物であってもよいし、複数の線状物の複合物(ツイスト線、複数の線状物を集合させてこれをシースで覆ったケーブル等)であってもよい。
ここでは、線状伝送部材20が電線20である例で説明する。電線20は、車両において電気部品同士を電気的に接続する配線部材である。ここでは、複数の電線20が車両における配線経路に応じた形態で束ねられている。このため、本接続構造10は、複数の電線を含むワイヤーハーネスの一部をなしていると捉えてもよい。ここでは、複数の電線20は、分岐しつつ束ねられている。なお、各図では、複数の電線20は、束ねた形態で図示されている。本実施形態では、複数の電線20が3方向に延出するように、より具体的には、T字状に分岐するように束ねられている。本実施形態では、複数の電線20の分岐部分が第1部分21であり、当該第1部分21から延出する2つの部分が第2部分22A、22Bである。
収容部材30は、電線20の一部である第1部分21を収容する部材である。ここでは、収容部材30は、複数の電線20の第1部分21として分岐箇所を収容している。つまり、収容部材30は、複数の電線20の分岐箇所を一定の分岐形状に維持する。収容部材30は、水が電線20を伝うことを抑制する止水部品であってもよい。
収容部材30は、電線20の第1部分21をインサート部分として金型成形した樹脂部品であってもよい。収容部材30は、電線20の第1部分21を収容可能な一対のケース状樹脂部品を組合わせた部品であってもよい。
保護チューブ40は、電線20の他の部分である第2部分22A、22Bを覆う管状の部材である。ここでは、保護チューブ40は、大径部42と小径部44とが交互に連なるコルゲートチューブであるとして説明する。保護チューブ40の内周部のうち大径部42の内側には、内周側に開口する凹部42gが形成されている。凹部42gは、大径部42の周方向全体に亘って形成されているため、凹部42gは、保護チューブ40の周方向に沿って形成された環状凹部42gである。かかる環状凹部42gは、保護チューブ40の端部を含み、当該保護チューブ40の長手方向全体に間隔をあけて複数形成されている。
上記収容部材30は、電線20のうち第1部分21を収容しており、保護チューブ40は、電線20のうち第2部分22A、22Bを覆っている。この場合に、電線20を保護するために、収容部材30及び保護チューブ40は、それらの間で電線20が露出することなく、当該電線20を覆うとよい。そこで、本収容部材と保護チューブとの接続構造10では、次の構成が採用されている。
図2は収容部材と保護チューブとの接続構造10の分解図であり、図3は図1の部分断面図である。収容部材30は、収容本体部32と、延長部34A、34Bとを備える。
収容本体部32は、電線20の第1部分21を収容している。ここでは、収容本体部32は、複数の電線20の分岐部分である第1部分21を収容している。収容本体部32により、複数の電線20の分岐形状が一定に保たれかつ保護されている。より具体的には、収容本体部32は、直方体状に形成されている。収容本体部32が直方体状である必要は無く、その他の形状であってもよい。例えば、収容本体部は、直方体状部分に凹み、凸部が形成された形状、平面と曲面が複合化された形状等であってもよい。複数の電線20が収容本体部32の一側面側から当該収容本体部32内に導かれている。複数の電線20の分岐部分である第1部分21が収容本体部32内に収容され、第1部分21で分岐して延出する第2部分22A、22Bが、収容本体部32の他の側面及びその隣の側面から外方に向けて延出している。
延長部34A、34Bは、収容本体部32から、電線20の第2部分22A、22B側に突出する形状に形成されている。ここでは、延長部34Aは、収容本体部32の側面から突出する円筒形状に形成されている。電線20の第1部分21のうち収容本体部32の側面から延出する部分が、当該延長部34Aに収容されている。第2部分22Aが当該延長部34Aの先端部から外方に延出している。延長部34Bは、収容本体部32の他の側面から突出する円筒形状に形成されている。電線20の第1部分21のうち収容本体部32の他の側面から延出する部分が、当該延長部34Bに収容されている。第2部分22Bが当該延長部34Bの先端部から外方に延出している。延長部34A、34Bは角筒形状に形成されていてもよい。
収容部材30が、第1部分21をインサート部分として金型成形された樹脂部品である例を想定すると、延長部34A、34Bは、収容本体部32と共に、第1部分21をインサート部分として金型成形した樹脂部分であることが想定される。収容部材30が第1部分21を収容可能な一対のケース状樹脂部品を組合わせた部品である例を想定すると、延長部34A、34Bは、収容本体部32と共に分割された半筒状の部分であり、当該半筒状の部分が第1部分21を挟込むように組合わせられた部分であることが想定される。
延長部34A、34Bは、保護チューブ40の端部内に挿入可能な太さに形成されている。ここでは、延長部34A、34Bの本体部分の外径は、保護チューブ40の内径よりも小さく設定されている。保護チューブ40は、延長部34A、34Bの先端側で電線20の第2部分22A、22Bを覆っている。また、保護チューブ40の端部が延長部34A、34Bに被さっている。このため、電線20の第1部分21及び第2部分22Aは、収容部材30及び保護チューブ40によって外部に露出することなく覆われて保護された状態となっている。
また、延長部34A、34Bには、保護チューブ40の環状凹部42gに嵌る位置決め凸部35A、35Bが形成されている。ここでは、位置決め凸部35A、35Bは、延長部34A、34Bの周方向に沿って突出する環状凸部形状に形成されており、延長部34A、34Bの先端部と基端部との間に形成されている。位置決め凸部35A、35Bの外径は、保護チューブ40の最小内径よりも大きく、環状凹部42gの内径と同じかこれよりも小さい。また、位置決め凸部35A、35Bの厚みは、環状凹部42gの幅(保護チューブ40の軸方向に沿った方向における幅)と同じかこれよりも小さい。
そして、延長部34A、34Bを保護チューブ40の端部内に押込むようにして、保護チューブ40の端部を延長部34A、34Bに被せると共に、位置決め凸部35A、35Bを、保護チューブ40の端部の環状凹部42gに嵌め込む。これにより、保護チューブ40が延長部34A、34Bから外れ難くなる。位置決め凸部35A、35Bは省略されてもよい。位置決め凸部35A、35Bの変形例として、傾斜面35g(図3の2点鎖線参照)が設けられていてもよい。傾斜面35gは、保護チューブ40を外嵌めし易くするための部分である。例えば、位置決め凸部35Aの外面に、延長部34Aの先端側に向って内向き傾斜するように傾斜面35gが形成されていればよい。これにより、保護チューブ40を延長部34Aに外嵌めすると、保護チューブ40が当該傾斜面35gに当って延長部34Aの基端側に円滑にガイドされる。これにより、保護チューブ40を延長部34Aに外嵌めし易くなる。また、保護チューブ40を延長部34Aに被せた状態では、位置決め凸部35Aのうち延長部34Aの基端側部分が環状凹部42g内に嵌り込んだ状態となるので、保護チューブ40は延長部34Aから抜け難い。
このように構成された収容部材と保護チューブとの接続構造10によると、保護チューブ40の端部が延長部34A、34Bに被さっているため、保護チューブ40と収容部材30との間で電線20が外部に露出することを抑制して電線20を保護することができる。また、その接続構造10の太さを、保護チューブ40の太さと同等とできるため、当該接続構造10を小型化できる。
また、保護チューブ40が延長部34A、34Bに被さっており、保護チューブ40の端部を外部から目視できる。このため、保護チューブ40が延長部34A、34Bにどの程度被さっているかどうかを確認し易い。
また、位置決め凸部35A、35Bが環状凹部42gに嵌っているため、保護チューブ40の端部を収容部材30にしっかりと接続できる。また、位置決め凸部35A、35Bが環状に形成されており、その周方向全体で環状凹部42gに嵌り込んでいるため、保護チューブ40の端部を収容部材30によりしっかりと接続できる。このため、例えば、保護チューブ40の端部を別途テープ、ベルト等で固定したり、保護チューブ40の他方側の端部を当該他方側のコネクタ等に固定しなくてもよくなり、構成の簡素化、組立作業の簡易化等が可能となる。
また、保護チューブ40が延長部34A、34Bに被さっていることから、仮に振動等によって位置決め凸部35A、35Bが環状凹部42gから外れても、保護チューブ40が延長部34A、34Bに被さった状態が保たれ、電線20が外部に露出することが抑制される。
上記第1実施形態を前提として各種変形例について説明する。
図4は第1変形例を示す部分断面図である。図4に示すように、位置決め凸部35Aが保護チューブ40の延在方向において複数箇所(ここでは2つ)に形成されている。複数の位置決め凸部35Aは、保護チューブ40の内周側に形成された環状凹部42gのピッチに応じたピッチとなっている。このため、複数の位置決め凸部35Aが、保護チューブ40の複数の環状凹部42gのそれぞれに嵌り込んでいる。
この第1変形例によると、複数の位置決め凸部35Aが複数の環状凹部42gに嵌り込んでいるため、保護チューブ40の端部を収容部材30によりしっかりと接続できる。
図5及び図6は第2変形例を示す部分拡大図である。図5及び図6は、延長部34Aを先端側から視た図である。図5は保護チューブ40の端部を延長部34Aに被せる途中の状態を示しており、図6は保護チューブ40の端部を延長部34Aに被せた状態を示している。
第2変形例では、位置決め凸部35Aに代えて、位置決め凸部135Aが形成されている。位置決め凸部135Aは、保護チューブ40の軸方向に対して直交する第1方向A1において、保護チューブ40の軸方向及び前記第1方向A1に対して直交する第2方向A2よりも大きく突出する形状に形成されている。
ここでは、位置決め凸部135Aは、延長部34Aの周方向に沿って楕円状に突出する形状に形成されている。位置決め凸部135Aの長軸方向は、第1方向A1と一致しており、従って、位置決め凸部135Aは第1方向A1において最も大きく突出している。位置決め凸部135Aの短軸方向は、第2方向A2と一致しており、従って、位置決め凸部135Aは第2方向A2において突出しない又は最も小さく突出している。位置決め凸部が楕円状であることは必須ではない。位置決め凸部の外形状が弧状をなしていることは必須ではない。例えば、位置決め凸部は、延長部34Aの周方向において部分的に方形状に突出する形状であってもよい。
第2変形例によると、保護チューブ40の端部に第2方向に沿った力Fを加えて、当該端部を第1方向A1において長くなるように楕円状に変形させれば、位置決め凸部135Aが保護チューブ40の端部のうち環状凹部42gの開口側部分を超えて環状凹部42g内に嵌込み易くなる(図5参照)。そして、上記力Fを解除すれば、保護チューブ40の端部が元の形状に戻って、位置決め凸部135Aが環状凹部42gに嵌り込む状態となる(図6参照)。このため、保護チューブ40の端部を延長部34Aに容易に被せつつ、位置決め凸部135Aを環状凹部42gに容易に嵌め込むことができる。
図7は第3変形例を示す部分拡大図である。本変形例では、延長部34Aに、当該延長部34Aに被される保護チューブ40の適切な位置を示す目印136Aが設けられている。ここでは、延長部34Aの基端部に延長部34Aの本体部分よりも環状に突出する凸部が形成されており、この凸部の先端側の段差が目印136Aである。この凸部の突出寸法は、位置決め凸部35Aの突出寸法よりも小さく、従って、目印136Aが設けられた部分にも保護チューブ40の端部を被せることができる。
保護チューブ40を延長部34Aに被せる際には、保護チューブ40の端部と目印136Aとの相対的な位置関係を目視で確認し、保護チューブ40の端部が目印136Aを超えるようにする。これにより、保護チューブ40が延長部34Aにしっかりと被さっているか、ここでは、位置決め凸部35Aが環状凹部42gに嵌り込むまで被さっているかどうかを確認することができる。つまり、保護チューブ40は、延長部34Aに被さるため、保護チューブ40の端部を目視で確認できる。そして、保護チューブ40の端部と目印136Aとの位置関係を目安として、保護チューブ40が延長部34Aに適切に被さっているかどうかを確認できる。
本変形例では、延長部34Aに凸部を形成し、当該凸部の段差によって目印136Aを形成した例である。上記第1実施形態においても、収容本体部32と延長部34Aとの境界を目印36Aとし、保護チューブ40の端部と当該目印36Aとの位置関係を確認することによって、保護チューブ40が延長部34Aに適切に被さっているかどうかを確認することもできる。例えば、保護チューブ40の端部が当該目印36Aに達している場合、即ち、収容本体部32に接している場合に、保護チューブ40が延長部34Aに適切に被さっていると判断するようにしてもよい。また、保護チューブ40の端部の目印36Aとの距離が所定寸法又は所定寸法以下である場合に、保護チューブ40が延長部34Aに適切に被さっていると判断するようにしてもよい。
上記第1実施形態において、収容部材30が複数の電線20の分岐部分を収容していることは必須ではない。収容部材は、電線の延在方向中間部を収容していてもよいし、電線の端部を収容していてもよい。
例えば、図8に示す第4変形例のように、コネクタ210の基端部にコネクタカバー220が被さっている。電線20の端部には端子が接続されており、当該端子がコネクタ210のキャビティ内に保持されている。電線20は、コネクタ210の基端部から外方に延出している。コネクタカバー220は、電線20のうちコネクタ210内の部分及びコネクタ210の基端側から延出する部分を含む第1部分221を覆っているため、収容部材の一例である。
コネクタカバー220は、収容本体部232と、延長部234とを備える部材であり、例えば、樹脂等で金型成形された部品である。コネクタカバー220は、モールドで一体形成された部品でもよいし、一対のケース状の樹脂部品を組み合わせた部品でもよい。コネクタカバー220は、ゴム等の弾性部材によって形成されていてもよい。
収容本体部232は、コネクタ210と共に電線20の端部である第1部分221を収容している。延長部234は、収容本体部232の基端部から延出する筒形状部分であり、電線20のうち収容本体部232の基端部から延出する第1部分221を収容している。電線20のうち延長部234から延出する部分が第2部分222である。
延長部234には、上記第1実施形態の位置決め凸部35Aと同様に、位置決め凸部235が形成されていてもよく、図8では、位置決め凸部235が形成された例が示されている。
そして、上記第1実施形態と同様に、保護チューブ40の端部が延長部234に被せられている。また、位置決め凸部235が保護チューブ40の環状凹部42gに嵌り込んでいる。
この変形例によっても、上記第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
{第2実施形態}
以下、第2実施形態に係る収容部材と保護チューブとの接続構造について説明する。図9は、収容部材と保護チューブとの接続構造310を示す概略平面図である。この接続構造310は、線状伝送部材20と、収容部材330と、保護チューブ40と、反対側収容部材としてコネクタカバー352A、352Bとを備える。
線状伝送部材20及び保護チューブ40については、上記第1実施形態で説明したものと同様構成である。
収容部材330は、上記第1実施形態で説明した収容部材30と同様に、収容本体部32と、延長部34A、34Bとを備える。収容部材330において、延長部34A、34Bには位置決め凸部が形成されていても、形成されていなくてもよく、図9では位置決め凸部が形成されていない例が示されている。
延長部34Aから電線20のうち第2部分22Aが延出している。電線20のうち第2部分22Aを挟んで第1部分21とは反対側に第3部分323Aが存在する。ここでは、第3部分323Aは、電線20の端部である。
電線20の端部にコネクタ310Aが接続されている。このコネクタ310Aの基端部にコネクタカバー352Aが被さっている。すなわち、電線20の端部には端子が接続されており、当該端子がコネクタ310Aのキャビティ内に保持されている。電線20は、コネクタ310Aの基端部から外方に延出している。コネクタカバー352Aは、電線20のうちコネクタ210内の部分及びコネクタ210の基端側から延出する部分を含む第3部分323Aを覆っているため、反対側収容部材の一例である。
コネクタカバー352Aは、収容本体部353Aと、延長部354Aとを備える部材であり、例えば、樹脂等で金型成形された部品である。コネクタカバー352Aは、モールドで一体形成された部品でもよいし、一対のケース状の樹脂部品を組み合わせた部品でもよい。コネクタカバー352Aは、ゴム等の弾性部材によって形成されていてもよい。
収容本体部353Aは、コネクタ310Aと共に電線20の端部である第3部分323Aを収容している。延長部354Aは、収容本体部353Aの基端部から延出する筒形状部分であり、電線20のうち収容本体部353Aの基端部から延出する第3部分323Aを収容している。電線20のうち上記延長部34Aと延長部354Aとの間の部分が第2部分22Aである。
延長部354Aには、位置決め凸部が形成されていても形成されていなくてもよく、図9では、位置決め凸部が形成されない例が示されている。
保護チューブ40は、延長部34Aに被さった状態でコネクタカバー352Aに達する長さ寸法に形成されている。ここで、保護チューブ40がコネクタカバー352Aに達するとは、保護チューブ40の端部がコネクタカバー352A側への移動を規制された状態でコネクタカバー352Aに接している場合と捉えてもよい。ここでは、保護チューブ40の長さLは、延長部34Aと延長部354Aとの距離D1を超え、収容本体部32と収容本体部353Aとの距離Dと同じ大きさに設定されている。保護チューブ40の長さLは、収容本体部32と収容本体部353Aとの距離Dを超える大きさに設定され、収容本体部32と収容本体部353Aとの間に圧縮状態で配設されていてもよい。
また、延長部34Bから電線20のうち第2部分22Bが延出している。電線20のうち第2部分22Bを挟んで第1部分21とは反対側に第3部分323Bが存在する。ここでは、第3部分323Bは、電線20の端部である。
電線20の端部にコネクタ310Bが接続されている。このコネクタ310Bの基端部にコネクタカバー352Bが被さっている。すなわち、電線20の端部には端子が接続されており、当該端子がコネクタ310Bのキャビティ内に保持されている。電線20は、コネクタ310Bの基端部から外方に延出している。コネクタカバー352Bは、電線20のうちコネクタ210内の部分及びコネクタ210の基端側から延出する部分を含む第3部分323Bを覆っているため、反対側収容部材の一例である。
コネクタカバー352Bは、収容本体部353Bと、保持部354Bとを備える部材であり、例えば、樹脂等で金型成形された部品である。コネクタカバー352Bは、モールドで一体形成された部品でもよいし、一対のケース状の樹脂部品を組み合わせた部品でもよい。コネクタカバー352Bは、ゴム等の弾性部材によって形成されていてもよい。
収容本体部353Bは、コネクタ310Bと共に電線20の端部である第3部分323Bを収容している。保持部354Bは、収容本体部353Bの基端部から延出する筒形状部分である。保持部354Bは、保護チューブ40の他方の端部を収容可能な形状に形成されており、その内周部に保護チューブ40の他方の端部の環状凹部に嵌り込むチューブ位置決め凸部355Bが形成されている。保持部354Bは、電線20のうち収容本体部353Bの基端部から延出する第3部分323Bを、保護チューブ40の他方の端部と共に収容している。コネクタカバー352Bについては、2分割構成として、コネクタ310B及び保護チューブ40の他端部を挟込んで固定した状態で合体する構成としてもよい。電線20のうち上記延長部34Bと保持部354Bとの間の部分が第2部分22Bである。
保護チューブ40は、延長部34Bに被さった状態でコネクタカバー352Bに達する長さ寸法に形成されている。保護チューブ40がコネクタカバー352Bに達するとは、保護チューブ40の端部がコネクタカバー352B側への移動を規制された状態でコネクタカバー352Bに接している場合と捉えてもよい。ここでは、保護チューブ40の他端部は、保持部354Bによって位置決めされた状態で保持される。保護チューブ40の他端部が保持部354Bによって位置決めされた位置を基準として、保護チューブ40の長さは、延長部34Bに被さることができる大きさに設定されている。保護チューブ40は、収容本体部32に接する長さに設定されていてもよい。保護チューブ40は、収容本体部32に達し、かつ、保持部354Bと収容本体部32との間に圧縮状態で配設される長さに設定されていてもよい。
第2実施形態によると、保護チューブ40の端部が延長部34A、34Bに被さっているため、保護チューブ40と収容部材30との間で電線20が外部に露出することを抑制して電線20を保護することができる。また、その接続構造310の太さを、保護チューブ40の太さと同等とできるため、当該接続構造310を小型化できる。
また、保護チューブ40が、反対側収容部材であるコネクタカバー352A、352Bから延長部34A、34Bに被さる長さ寸法に形成されているため、保護チューブ40と収容部材330との間で電線20が露出することが抑制される。また、収容部材330の延長部34A、34Bに位置決め凸部を形成しなくても、電線20が延長部34A、34Bに被さった状態で保たれるため、構成の簡素化、組立の簡易化が可能となる。
反対側収容部材では、コネクタカバー352Aのように、保護チューブ40の他方の端部が一定位置に固定されず、当該端部がその開口側へ移動しないように規制されるだけの構成であってもよい。コネクタカバー352Bのように、保護チューブ40の他方の端部が位置決めされる構成であってもよい。
なお、コネクタカバー352Aが収容部材であり、収容部材330が反対側収容部材であると把握してもよい。この場合、延長部34Aに位置決め凸部35Aが形成されていても、コネクタカバー352A側で位置決め凸部が形成されていなければ、構成の簡素化、組立の簡易化が可能となる。
また、保護チューブ40が圧縮状態で、収容部材330と反対側収容部材との間に配設される構成とすれば、振動等しても電線20が露出し難い構成とすることができる。
本第2実施形態において、上記第1実施形態と同様に、目印36A、136Aが設けられてもよい。これにより、保護チューブ40が延長部34Aに十分に被さることができる長さであるかどうか確認することができる。
<変形例>
上記各実施形態及び各変形例において、保護チューブ40がコルゲートチューブであることは必須ではない。同径部分が連続するチューブ形状であってもよい。この場合に、延長部に形成された位置決め凸部を保護チューブの端部に嵌め込むため、保護チューブの端部には、内周側に開口する凹部が形成されているとよい。この場合、凹部は、保護チューブの端部の内周部にその周方向全体に亘って形成された環状溝であってもよい。この場合、位置決め凸部は、延長部の周方向全体に形成された突起形状であってもよいし、延長部の周方向において部分的に形成された突起形状であってもよい。また、凹部は、保護チューブの端部の内周部にその周方向部分的に形成された凹部であってもよいし、貫通孔であってもよい。この場合、保護チューブの端部の内周部にその周方向部分的に形成された突起形状であってもよい。
実施形態又は変形例において説明したコネクタカバーは、コネクタと一体成形された部分であってもよい。
図10は上記収容部材と保護チューブとの接続構造10、310を含むワイヤーハーネスWH1、WH2を車両に組込んだ例を示す図である。
上記ワイヤーハーネスWH1は、例えば、車体500と車輪510との間を接続する配線用の部材として、車両に組込むことができる。車輪用のワイヤーハーネスについては、ホイールハウスと車輪510との間の狭いスペースに配設する必要がある。しかも、車輪周りに配設されることから、保護の要請も比較的高い。上記接続構造10、310では、保護チューブ40と収容部材30、330等との間で電線20が露出することを抑制しつつ、それらの接続構造10、310の小型化を図ることができる構成であることから、車体500と車輪510との間を接続するワイヤーハーネスWH1として用いるのに適している。
また、上記ワイヤーハーネスWH2は、例えば、車両のうち車室よりも前方にあり、外部とは区切られた空間Sに配設される配線用の部材として車両に組込むことができる。前記空間Sは、内燃機関を備えた車両においては、エンジンルームと称される空間であり、電気自動車においては、電気モータが配置されることがある空間である。かかる空間Sは、内燃機関、電気モータ等の動力発生器が配設される空間Sと把握してもよい。空間Sは、内燃機関、電気モータによって、振動し易い環境であるたため、空間Sに配置される配線部材にも振動が加わる。
接続構造10を含むワイヤーハーネスWH2を上記空間Sに配設すると、延長部34A、34Bの位置決め凸部35A、35Bが保護チューブ40の環状凹部42gに嵌り込んでいるため、保護チューブ40及び収容部材30が空間S内で一体的に動き、延長部34A、34Bが保護チューブ40から抜け難くなる。このため、延長部34A、34Bと保護チューブ40の端部との保持力を大きくしなくてもよくなり、構成の簡易化が可能となる。
また、接続構造310を含むワイヤーハーネスWH2を上記空間Sに配設すると、保護チューブ40は、収容部材330とコネクタカバー352A、352Bの間に配設されて、延長部34A、34Bに被さっている。このため、ワイヤーハーネスWH2が振動したとしても、保護チューブ40が延長部34A、34Bに被さっている分は、保護チューブ40が変位しても、電線20の露出が抑制される。このため、簡易な構成で、振動環境下においても電線20を十分に保護できる。
なお、上記各実施形態及び各変形例で説明した各構成は、相互に矛盾しない限り適宜組合わせることができる。例えば、1つのワイヤーハーネスにおいて、第1実施形態のように、保護チューブが延長部に対して位置決め凸部で保持されている構成と、第2実施形態のように、保護チューブが収容部材と反対側収容部材との間に設けられる構成とが併存していてもよい。
本開示は下記の各態様を開示する。
第1の態様に係る収容部材と保護チューブとの接続構造は、線状伝送部材と、前記線状伝送部材の一部である第1部分を収容する収容部材と、前記線状伝送部材の他の一部である第2部分を覆う保護チューブと、を備え、前記収容部材は、前記第1部分を収容する収容本体部と、前記収容本体部から前記第2部分側に突出する延長部とを含み、前記保護チューブの端部が前記延長部に被さっているものである。
第2の態様は、第1の態様に係る収容部材と保護チューブとの接続構造であって、前記保護チューブの端部に、内周側に開口する凹部が形成され、前記延長部に前記凹部に嵌る位置決め凸部が形成されているものである。
第3の態様は、第2の態様に係る収容部材と保護チューブとの接続構造であって、前記凹部が、前記保護チューブの延在方向において複数形成され、前記位置決め凸部が複数形成されているものである。
第4の態様は、第2又は第3の態様に係る収容部材と保護チューブとの接続構造であって、前記凹部は、前記保護チューブの周方向に沿って形成された環状凹部であり、前記位置決め凸部は、前記保護チューブの軸方向に対して直交する第1方向において、前記保護チューブの軸方向及び前記第1方向に対して直交する第2方向よりも大きく突出する形状に形成されているものである。
第5の態様は、第1から第4のいずれか1つの態様に係る収容部材と保護チューブとの接続構造であって、前記線状伝送部材のうち前記第2部分を挟んで前記第1部分とは反対側にある第3部分を収容する反対側収容部材をさらに備え、前記保護チューブが、前記延長部に被さった状態で前記反対側収容部材に達する長さ寸法に形成されているものである。
第6の態様は、第1から第5のいずれか1つの態様に係る収容部材と保護チューブとの接続構造であって、前記延長部に、前記延長部に被さる前記保護チューブの端部の適切な位置を示す目印が設けられているものである。
第7の態様は、第6の態様に係る収容部材と保護チューブとの接続構造であって、前記収容本体部と前記延長部との境界が前記目印とされているものである。
第1の態様によると、保護チューブの端部が延長部に被さっているため、収容部材と保護チューブとの接続構造を小型化できる。
第2の態様によると、保護チューブの端部を収容部材にしっかりと接続できる。
第3の態様によると、複数の位置決め凸部が複数の凹部に嵌り込むため、保護チューブの端部を収容部材にしっかりと接続できる。
第4の態様によると、凹部は、保護チューブの周方向に沿って形成された環状凹部であり、前記位置決め凸部は、前記保護チューブの軸方向に対して直交する第1方向において、前記保護チューブの軸方向及び前記第1方向に対して直交する第2方向よりも大きく突出する形状に形成されているため、保護チューブの端部を延長部に容易に被せつつ、位置決め凸部を環状凹部に容易に嵌め込むことができる。
第5の態様によると、保護チューブの端部が延長部に被さる長さ寸法に形成されているため、保護チューブと収容部材との間で線状伝送部材が露出することを抑制できる。
第6の態様によると、保護チューブは、延長部に被さるため、保護チューブの端部を目視できる。保護チューブの端部と目印との位置関係を目安として、保護チューブが延長部に適切に被さっているかどうかを確認できる。
第7の態様によると、保護チューブが収容本体部と延長部との境界に達しているか否か、或は、保護チューブの端部と当該境界との位置関係を確認することによって、保護チューブが延長部に適切に被さっているかどうかを確認できる。
以上のようにこの発明は詳細に説明されたが、上記した説明は、すべての局面において、例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。
10、310 収容部材と保護チューブとの接続構造
20 線状伝送部材(電線)
21、221 第1部分
22A、22B、222 第2部分
30、330 収容部材
32、232、353A、353B 収容本体部
34A、34B、234、354A 延長部
35A、35B、135A、235 位置決め凸部
36A、136A 目印
40 保護チューブ
42g 環状凹部
210、310A、310B コネクタ
220、352A、352B コネクタカバー
323A、323B 第3部分
354B 保持部
355B チューブ位置決め凸部
A1 第1方向
A2 第2方向

Claims (5)

  1. 線状伝送部材と、
    前記線状伝送部材の一部である第1部分を収容する収容部材と、
    前記線状伝送部材の他の一部である第2部分を覆う保護チューブと、
    を備え、
    前記収容部材は、前記第1部分を収容する収容本体部と、前記収容本体部から前記第2部分側に突出する延長部(但し、前記延長部に、前記保護チューブの内周側に開口する凹部に嵌る位置決め凸部が形成されている場合を除く)とを含み、
    前記保護チューブの端部が前記延長部に被さっており、
    前記線状伝送部材のうち前記第2部分を挟んで前記第1部分とは反対側にある第3部分を収容する反対側収容部材をさらに備え、
    前記保護チューブが、前記延長部に被さった状態で前記収容部材と前記反対側収容部材との間に配置され、
    前記保護チューブのうち前記延長部に被さった部分が露出した状態とされ、
    前記収容部材及び前記反対側収容部材が、複数の前記線状伝送部材の分岐箇所を一定の分岐形状に維持する部材と前記線状伝送部材の端部に設けられたコネクタを覆うコネクタカバーとの組合わせである、収容部材と保護チューブとの接続構造。
  2. 請求項1に記載の収容部材と保護チューブとの接続構造であって、
    前記収容本体部の一主面から前記延長部が延出しており、前記保護チューブの端部が前記収容本体部の当該一主面に接している、収容部材と保護チューブとの接続構造。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の収容部材と保護チューブとの接続構造であって、
    前記保護チューブが、前記延長部に被さった状態で前記反対側収容部材に達する長さ寸法に形成されている、収容部材と保護チューブとの接続構造。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の収容部材と保護チューブとの接続構造であって、
    前記延長部に、前記延長部に被さる前記保護チューブの端部の適切な位置を示す目印が設けられている、収容部材と保護チューブとの接続構造。
  5. 請求項4記載の収容部材と保護チューブとの接続構造であって、
    前記収容本体部と前記延長部との境界が前記目印である、収容部材と保護チューブとの接続構造。
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