JP7501323B2 - 情報処理システム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理システムに関する。
従来、宅配業者の営業店舗やコンビニエンスストア等においては、以下のような手順で、依頼主から荷物の宅配の受付を行う。依頼主が、宛名ラベルに依頼主の氏名、住所等の依頼主に関する情報と、送付先の氏名、住所等の送付先に関する情報とを記入する。そして、コンビニエンスストア等の店員が、これらの情報が記入された宛名ラベルと、送付したい荷物とを依頼主から受け取ると、メジャーや秤を用いて荷物の外形の寸法及び重量を測定し、測定した結果と送り先の住所とに基づき、宅配料金を決定し、精算を行うことで、宅配受付を完了する。
しかし、上述したような宅配受付においては、荷物の外形寸法及び重量の測定等に時間がかかることから、店員の負担を減らすために、依頼主自身が荷物の寸法及び重量の測定を行うようにすることが好ましい。さらに、店員の負担を減らすことができれば、店舗のレジカウンタにおいて、来店客を長い時間待たせてしまうことを避けることができ、来店客へのサービスの向上にもつながる。そこで、近年では、店員の手を煩わすことなく荷物の寸法や重量を自動的に測定する測定装置が開発されている。特許文献1には、このような測定装置の一例が開示されている。
特開2018-000386号公報
しかし、ある種の測定装置では、荷物が載置面の所定の範囲からはみ出して置かれている場合、はみ出しが解消されるまで寸法の測定が開始されない。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、所定の範囲からの物体のはみ出しを円滑に解消することが可能な、新規かつ改良された情報処理システムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、第1の範囲、および前記第1の範囲の外側に位置する第2の範囲が設定されている載置面に載置された物体を撮像して前記物体の距離画像を取得する撮像部と、前記撮像部により得られた距離画像に基づき、前記物体を構成する各部分の三次元位置を算出する算出部と、前記算出部により算出された三次元位置のうちで、前記第2の範囲に含まれる三次元位置があるか否かを判断する判断部と、前記第2の範囲に含まれる三次元位置があると前記判断部により判断された場合に、前記物体の置き直しを誘導する誘導情報の出力を制御する出力制御部と、を備え、前記出力制御部は、前記第2の範囲のうちで、前記第1の範囲を挟んで対向する1対の側面範囲の双方が前記算出部により算出された三次元位置を含む場合、前記物体が取り扱い対象外であることを示す情報の出力を制御する、情報処理システムが提供される。また、上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、第1の範囲、および前記第1の範囲の外側に位置する第2の範囲が設定されている載置面に載置された物体を撮像して前記物体の距離画像を取得する撮像部と、前記撮像部により得られた距離画像に基づき、前記物体を構成する各部分の三次元位置を算出する算出部と、前記算出部により算出された三次元位置のうちで、前記第2の範囲に含まれる三次元位置があるか否かを判断する判断部と、前記第2の範囲に含まれる三次元位置があると前記判断部により判断された場合に、前記物体の置き直しを誘導する誘導情報の出力を制御する出力制御部と、を備え、前記誘導情報は、操作者に前記載置面から離れることを誘導する情報を含む、情報処理システムが提供される。
前記出力制御部は、前記第2の範囲に含まれる三次元位置があると前記判断部により判断された場合、前記誘導情報として、前記第2の範囲における当該三次元位置の場所に応じた方向への前記物体の移動を誘導する情報の出力を制御してもよい。
また、本発明の別の観点によれば、第1の範囲、および前記第1の範囲の外側に位置する第2の範囲が設定されている載置面に載置された物体を撮像して前記物体の距離画像を取得する撮像部と、前記撮像部により得られた距離画像に基づき、前記物体を構成する各部分の三次元位置を算出する算出部と、前記算出部により算出された三次元位置のうちで、前記第2の範囲に含まれる三次元位置があるか否かを判断する判断部と、前記第2の範囲に含まれる三次元位置があると前記判断部により判断された場合に、前記第1の範囲および前記第2の範囲の設定を変更する設定変更部と、を備える、情報処理システムが提供される。
前記設定変更部は、前記第2の範囲に含まれる三次元位置があると前記判断部により判断された場合、前記第2の範囲における当該三次元位置の場所に応じた方向へ前記第1の範囲および前記第2の範囲が移動するように、前記第1の範囲および前記第2の範囲の設定を変更してもよい。
前記第2の範囲のうちで、前記第1の範囲を挟んで対向する1対の側面範囲の双方が前記算出部により算出された三次元位置を含む場合、前記物体が取り扱い対象外であることを示す情報の出力を制御する出力制御部をさらに備えてもよい。
前記第2の範囲に含まれる三次元位置がないと前記判断部により判断された場合に、前記距離画像に基づき、前記物体の寸法を測定する寸法測定部をさらに備えてもよい。
前記物体の寸法の測定結果に基づいて、前記物体の宅配に要する料金を算出する料金算出部をさらに備えてもよい。
以上説明した本発明によれば、所定の範囲からの物体のはみ出しを円滑に解消することが可能である。
本発明の実施形態による自動受付機10の外観図である。 本発明の実施形態による自動受付機10の概略動作を示すフローチャートである。 第1の実施形態による自動受付機10が有する機能を示す説明図である。 測定範囲H1の具体例を示す説明図である。 外側範囲H2の具体例を示す説明図である。 置き直しを誘導する誘導画面の具体例を示す説明図である。 第1の実施形態による自動受付機10の動作を示すフローチャートである。 変形例による誘導画面を示す説明図である。 第2の実施形態による制御部191の構成を示す説明図である。 測定範囲および外側範囲の移動例を示す説明図である。 第2の実施形態による動作例を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素を、同一の符号の後に異なるアルファベットを付して区別する場合もある。ただし、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素の各々を特に区別する必要がない場合、複数の構成要素の各々に同一符号のみを付する。
以下に説明する本発明の実施形態は、コンビニエンスストア等における宅配受付に適用され得る。しかしながら、本発明の実施形態は、コンビニエンスストア等で用いられることに限定されるものではなく、宅配業者の営業店舗や小売店やスーパーマーケット、交通機関の駅等の公共施設において用いられてもよく、特に限定されるものではない。
また、以下の説明において、依頼主とは、コンビニエンスストア等に宅配を依頼する荷物を持参した者のことをいい、以下の実施形態においては、実際に宅配を依頼する者と荷物を持参した者が同一であるものとして説明する。しかしながら、本実施形態においては、必ずしも実際に宅配を依頼する者と荷物を持参した者が同一でなくてもよい。
<1.自動受付機の概要>
まず、本発明の実施形態による自動受付機の概要を説明する。本発明の実施形態による自動受付機は、依頼主によって持ち込まれた測定対象の物体、すなわち荷物の外観寸法を測定する情報処理システムの一例である。以下に説明する自動受付機に含まれるいずれかの機能は、設置場所、想定される依頼主等に応じて省略され得る。一方、自動受付機は、以下で説明されない機能を有することも可能である。
(自動受付機の外観構成)
図1は、本発明の実施形態による自動受付機10の外観図である。本発明の実施形態による自動受付機10は、情報処理システムの一例であり、荷物を測定する機能を有する。図1に示したように、自動受付機10は、前面タッチパネル110、依頼主用ラベルプリンタ120、依頼主用レシートプリンタ130、カードリーダ140、支持部150、コードリーダ160、現金処理部170、および撮像部176を有する。また、図1には、載置面Fに荷物Oが置かれている状態を示している。載置面Fには、依頼主が荷物を置くべき範囲である測定範囲(第1の範囲)を示す枠線表示Gが形成されている。
前面タッチパネル110は、表示部および操作部としての機能を有するタッチパネルである。前面タッチパネル110は、筐体の前面側に設けられ、主に操作者である依頼主に対して画面を表示し、依頼主による操作を受け付ける。前面タッチパネル110は、取引の各段階で適宜文章や操作案内のイラストや動画などを表示したり、荷物Oに貼付している宛名ラベル、荷物Oの静止画、または荷物Oの動画などを表示したりする。
依頼主用ラベルプリンタ120は、依頼主向けに宛名ラベルを印刷する。依頼主用ラベルプリンタ120で印刷された宛名ラベルは剥離紙が貼られたシールになっている。依頼主が宛名ラベルから剥離紙を剥がし、宛名ラベルを荷物Oに貼り付ける。なお、自動受付機10は、予め宛名ラベルが貼り付けられた荷物Oを受け付けることが可能であるが、取引の最中に入力された送付情報に基づいて宛名ラベルを作成して印刷することも可能である。送付情報の入力方法には、例えば前面タッチパネル110に表示される操作画面から送付先や送付元などの情報を入力する方法、スマートフォンのような情報処理端末のアプリケーションへの情報入力に基づいて予め生成された二次元コードをコードリーダ160で読み取る方法、および会員情報としてホストに登録済みの情報をホストから受信して依頼主に選択させる方法などがある。依頼主は、印刷された宛名ラベルを荷物Oに貼付してから、荷物Oを載置面Fに置いて取引を行う。
依頼主用レシートプリンタ130は、依頼主向けに取引の終了前に受付票および領収証を印刷する。受付票は、送付状の控えとして、受付日時や送付状の内容、受付時に修正入力した内容、宛名ラベルの画像および荷物Oの画像を含んでもよい。
カードリーダ140は、決済に利用されるカードから情報を読み取る。図1には、カードリーダ140として、ICカード(例えば、電子マネーカード)から情報を読み取るICカードリーダ142、および磁気カード(例えば、クレジットカード)から情報を読み取る磁気カードリーダ144を示している。
コードリーダ160は、依頼主が利用するスマートフォンのような情報処理端末に表示されたコード(例えば、二次元コード)を読み取る。コードリーダ160は、情報処理端末に表示されたコードの読み取りにより、依頼主が情報処理端末に入力した荷物Oの送付情報、決済情報、または依頼主の会員番号などの情報を得ることが可能である。また、コードリーダ160は、荷物Oに貼り付けられた宛名ラベルのバーコードを読み取ることで、荷物Oの管理情報を得ることも可能である。なお、図1にはコードリーダ160としてハンディタイプのリーダを示しているが、コードリーダ160に代えて、またはコードリーダ160に加えて、固定タイプまたはカメラ付きタイプのリーダが用いられてもよい。
現金処理部170は、荷物の寸法の測定結果に基づいて荷物Oに関する料金の精算処理を行う処理部の一例であり、投入された現金の処理および釣銭の出金などの現金処理を行う。図1においては、現金処理部170として、紙幣処理部172および硬貨処理部174を示している。紙幣処理部172には紙幣の投入が可能であり、紙幣処理部172は、投入された紙幣を収納する入金の機能と、釣銭として紙幣を出金する機能とを有する。同様に、硬貨処理部174には硬貨の投入が可能であり、硬貨処理部174は、投入された硬貨を収納する入金の機能と、釣銭として硬貨を出金する機能とを有する。
支持部150は、載置面Fに設けられている。支持部150は、上下方向に沿って存在し、上端側にて撮像部176を支持する。
撮像部176は、載置面Fに置かれた荷物Oを撮像して、荷物Oの画像を取得する。撮像部176は、荷物Oの距離画像を取得する深度カメラであってもよい。さらに、撮像部176は、荷物OのRGB画像を取得する可視光カメラを有してもよい。
(自動受付機10の概略動作)
以上、本発明の実施形態による自動受付機10の外観構成を説明した。続いて、図2を参照し、本発明の実施形態による自動受付機10の概略動作を説明する。
図2は、本発明の実施形態による自動受付機10の概略動作を示すフローチャートである。まず、前面タッチパネル110がサービス選択画面を表示する(S71)。サービス選択画面は、宛名ラベルの作成方法の選択項目を含む画面である。宛名ラベルの作成方法には、手書きで作成する方法、自動受付機10への情報入力により作成する方法、および事前に入力済みの情報を用いて作成する方法などがある。
そして、前面タッチパネル110は、宛名ラベルが貼られた荷物を載置面Fに載置することを誘導する画面を表示する(S72)。荷物が載置面Fに載置されると、自動受付機10は荷物に貼られた宛名ラベルの記載を認識する(S73)。さらに、自動受付機10は、荷物の重量およびサイズを測定する(S74)。
その後、前面タッチパネル110は、測定結果、および測定結果に応じた料金を表示する(S75)。続いて、自動受付機10は料金の精算処理を行い(S76)、依頼主用レシートプリンタ130が受付票を印刷する(S77)。
このように、本発明の実施形態による自動受付機10では、係員による操作無しに依頼主が宅配のために荷物を預けることができる。従って、店舗の有人窓口の混雑緩和、窓口業務の省力化を実現することが可能である。ただし、本発明の実施形態による自動受付機10は、係員による使用が排除されるべきものではなく、係員が自動受付機10を操作して荷物の受付を行うことも可能である。
<2.第1の実施形態>
以上、本発明の実施形態による自動受付機10の概要を説明した。続いて、図3を参照し、本発明の第1の実施形態による自動受付機10の詳細な構成を説明する。
(第1の実施形態の構成)
図3は、第1の実施形態による自動受付機10が有する機能を示す説明図である。図3に示したように、自動受付機10は、前面タッチパネル110、背面タッチパネル112、依頼主用ラベルプリンタ120、係員用ラベルプリンタ122、依頼主用レシートプリンタ130、係員用レシートプリンタ132、カードリーダ140、支持部150、コードリーダ160、現金処理部170、撮像部176、重量測定部178、防犯カメラ182、パトランプ184、マイク185、スピーカ186、フリッカーランプ188、および制御部190を有する。前面タッチパネル110、依頼主用ラベルプリンタ120、依頼主用レシートプリンタ130、カードリーダ140、コードリーダ160および現金処理部170の機能は図1を参照して説明した通りであるので、ここでの詳細な説明を省略する。
背面タッチパネル112は、表示部および操作部としての機能を有するタッチパネルである。背面タッチパネル112は、筐体の背面側に設けられ、主に係員および保守員に対して画面を表示し、係員および保守員による操作を受け付ける。例えば、係員による操作としては、自動受付機10の稼働状況や取引受付状況を確認するための操作、売上の集計や締上げを行うための操作、帳票を印刷したり、レシートまたはラベルの再印字を行ったりするための操作、などが挙げられる。なお、自動受付機10は必ずしも背面タッチパネル112を有さなくてもよく、自動受付機10が背面タッチパネル112を有さない場合、前面タッチパネル110が係員および保守員に対して画面を表示し、前面タッチパネル110が係員および保守員による操作を受け付けてもよい。
係員用ラベルプリンタ122は、筐体の内部または外部に設けられており、係員向けに管理シールおよび宛名ラベルの予備を印刷する。係員用ラベルプリンタ122は、依頼主の取引終了前に取引毎に管理シールを印刷する。宛名ラベルの予備は、係員が係員操作を行うことにより印刷される。管理シールの印字内容としては、郵便番号をバーコードで表したものや、受付票に印刷する変更情報などがある。係員は、荷物の宛名ラベルに修正がある場合に、手書きで宛名ラベルに追記する事も可能だが、変更情報を示す管理シールを荷物に貼付することでより簡易に作業を行うことが可能となる。
係員用レシートプリンタ132は、筐体の内部または外部に設けられており、係員向けに取引の終了前に受付票を印刷する。受付票は、宛名ラベルの控えとして受付日時、宛名ラベルの内容、受付時に修正入力された内容、宛名ラベルの画像、および荷物の画像などを含む。また、元々の宛名ラベルに記載された宛先の郵便番号または住所などに変更があった場合、変更箇所が係員に分かり易く伝わるように、係員用レシートプリンタ132は変更内容を他の文字より大きな文字で印刷してもよい。同様に、係員用レシートプリンタ132は、管理シールの貼り付けの要否が係員に分かり易く伝わるように、管理シールの貼り付けの要否を他の文字より大きな文字で印刷してもよい。
例えば、受付時に配達希望日時が変更された場合に、係員用レシートプリンタ132は、受付票に変更後の配達希望日時を大きく目立つように印刷する。また、受付時に荷物の内容がワレモノである事が判明した場合、係員用レシートプリンタ132は、受付票にワレモノシールを貼るように大きく目立つように印刷する。係員は、受け付けた荷物の一つ一つに対して1枚ずつ印刷した受付票によって、どの荷物に対してどのような処理が必要か把握して対処する。荷物との紐付けは、管理番号で行うが、受付票に宛名ラベルと荷物の画像が含まれるので、係員は容易に荷物と受付票の紐付けを把握することができる。また、係員は、係員用ラベルプリンタ122で印刷された郵便番号をバーコード化した管理シールを受付票とつき合わせながら荷物に貼付する。
重量測定部178は、載置面Fに置かれた荷物の重量を測定する。測定された重量は、荷物の料金を算出するために使用されたり、荷物の重量が取扱可能な重量を超過していないかをチェックするために使用されたりする。
防犯カメラ182は、防犯目的および取引のエビデンスのために設けられた撮像装置である。防犯カメラ182は、自動受付機10の前方を撮像する。これにより、依頼主が荷物Oを持ち込んだ状況を示す映像が上記取引のエビデンスとして得られる。
パトランプ184は、係員向けのランプであり、荷物の預かり状況またはその他の状況を係員に知らせる報知部の一例である。係員は、パトランプ184の点灯に基づき自動受付機10への介在の要否を認識することができる。また、パトランプ184は、装置の状況も係員に知らせ得る。装置の状況としては、装置内の現金有高がフル、ニアフル、ニアエンド、エンドの場合や、レシート用紙やラベル用紙のニアエンド、エンド、あるいは装置がエラーとなっている場合などに、係員の注意喚起を行うように、所定の色のランプが点灯あるいは点滅する。
マイク185は、依頼主の音声を収音する。自動受付機10への情報入力は、前面タッチパネル110への操作入力に代えて、マイク185への音声入力により実現されてもよい。
スピーカ186は、音声を出力する音声出力部である。スピーカ186は、例えば依頼主への音声案内を出力する。
フリッカーランプ188は、自動受付機10の各部に設けられた複数のランプである。依頼主による操作の段階に応じたフリッカーランプ188が点灯することにより、依頼主が操作すべき場所を依頼主に示すことが可能である。
制御部190は、自動受付機10の動作全般を制御する。制御部190の機能は、ソフトウェアと、CPUおよびRAMなどのハードウェアとの協働により実現され得る。以下、制御部190の機能の具体例を挙げる。
‐前面タッチパネル110に依頼主のための操作画面を表示させる。
‐スピーカ186に音声案内を出力させる。
‐前面タッチパネル110からキーボード入力を受け付ける。
‐マイク185から音声入力を受け付ける。
‐フリッカーランプ188の点灯を制御する。
‐パトランプ184の点灯を制御する。
‐重量、サイズ、郵便番号、および料金表等のマスタテーブルを基にして料金を算出する。
‐現金処理部170による精算処理を制御する。
‐宛名ラベル、受付票および領収証などの印刷を制御する。
‐係員向けに荷物の引受後の運用処理に関して、背面タッチパネル112に操作案内を表示させたり、管理ラベルや受付票の印刷を制御したり、1日の取引の集計表や管理帳票の印刷を制御したりする。
‐ネットワークで繋がる上位のホストとの間では、取引情報を通知したり、管理番号の授受を行ったり、各種マスタテーブルを授受したり、会員番号や会員情報を授受したり、荷物の引受状況を通知したりする。
‐宛先の電話番号に対しては、配達日時情報などを通知する。
特に、第1の実施形態による制御部190は、測定範囲から荷物がはみ出していた場合に荷物の置き直しを誘導する機能を有する。当該機能に関連するブロックとして、図3には、算出部192、判断部193、出力制御部194、寸法測定部196および料金算出部198を示している。
-算出部192
算出部192は、撮像部176により得られた距離画像に基づき、載置面Fに置かれた荷物を構成する各部分の三次元位置を算出する。具体的には、算出部192は、距離画像を構成する各画素の画素値に基づき、荷物を構成する各部分について、撮像部176を基準とする座標系で表現される三次元位置を算出する。さらに、算出部192は、算出した各三次元位置を、載置面F上の原点を基準とする座標系で表現される三次元位置に変換する。
-判断部193
判断部193は、算出部192により得られた三次元位置のうちで、測定範囲の外側に位置する外側範囲(第2の範囲)に含まれる三次元位置があるか否かを判断する。ここで、図4および図5を参照して、測定範囲および外側範囲の具体例を説明する。
図4は、測定範囲H1の具体例を示す説明図である。なお、図4においては、依頼主から見た載置面Fの奥行方向をZ軸で示し、載置面Fの法線方向である高さ方向をY軸で示し、奥行方向および高さ方向に直交する幅方向をX軸で示している。
図4に示した例では、測定範囲H1は、原点Pを基準に設定される立方体である。例えば、測定範囲H1は、600mm四方の立方体であってもよい。この場合、測定範囲H1の原点PからのX軸上での値は-300mm~300mmであり、原点PからのZ軸上での値は-300mm~300mmであり、原点PからのY軸上での値は0~600mmである。図1に示した枠線表示Gは、当該測定範囲H1の底面の縁に沿って形成されている。
図5は、外側範囲H2の具体例を示す説明図である。図5に示した例では、外側範囲H2は、測定範囲H1の外側に位置する中空の範囲である。例えば、外側範囲H2の各辺の長さは、測定範囲H1の各辺の長さよりも20mm長くてもよい。
図5に示した例では、荷物Oが測定範囲H1からはみ出して、荷物Oの一部が外側範囲H2内に存在している。この場合、判断部193は、算出部192により得られた三次元位置のうちで、測定範囲の外側に位置する外側範囲に含まれる三次元位置があると判断する。
-出力制御部194
出力制御部194は、外側範囲に含まれる三次元位置があると判断部193により判断された場合に、荷物の置き直しを誘導する誘導情報の出力を制御する。例えば、出力制御部194は、誘導情報の出力の制御として、置き直しを誘導する誘導画面を生成して当該誘導画面を前面タッチパネル110に表示させてもよいし、置き直しを誘導する音声をスピーカ186に出力させてもよい。ここで、図6を参照して、誘導画面の具体例を説明する。
図6は、置き直しを誘導する誘導画面の具体例を示す説明図である。図6に示したように、誘導画面は、メッセージM1と、枠線表示Gおよび荷物Oの映像からなる撮像画像を含む。メッセージM1は、荷物の置き直しを誘導し、依頼主に離れることを誘導する、例えば「お荷物を置き直し、離れて下さい。」というメッセージであってもよい。当該メッセージM1、および撮像画像における枠線表示Gおよび荷物Oの位置関係に基づき、依頼主は荷物を置き直すべきことを認識し、荷物を置き直すことが期待される。
-寸法測定部196
寸法測定部196は、外側範囲に含まれる三次元位置がないと判断部193により判断された場合に、撮像部176により得られた距離画像に基づき、荷物の寸法を測定する。より具体的には、寸法測定部196は、荷物に外接する直方体の縦、横、高さの3辺の寸法を測定する。寸法測定部196は、算出部192により得られた荷物を構成する各部分についての三次元位置に基づいて当該測定を行ってもよい。
このように、測定範囲H1に荷物が収まっている場合に、荷物の寸法が測定される。仮に荷物が画角に収まっていても、撮像部176から離れすぎている部分、および画角の縁に近い部分では、寸法の測定精度が劣化し得る。このため、測定範囲H1および外側範囲H2を設定し、測定範囲H1に荷物が収まっている場合に寸法測定部196が荷物の寸法を測定することにより、荷物の高精度な寸法を得ることが可能である。また、距離画像には荷物以外の物体が含まれている可能性もあるので、測定範囲を設定することで、測定範囲外の物体の寸法が誤って荷物の寸法として測定されてしまうことを防止できる。
-料金算出部198
料金算出部198は、寸法測定部196による寸法の測定結果、および重量測定部178による重量の測定結果に基づき、荷物の宅配に要する料金を算出する。
(第1の実施形態の動作)
以上、第1の実施形態による自動受付機10の構成を説明した。続いて、図7を参照し、第1の実施形態による自動受付機10の動作を整理する。なお、以下で説明される動作は、図2を参照して説明したS72の処理とS74処理の間に行われる動作である。他の動作は図2を参照して説明した通りである。
図7は、第1の実施形態による自動受付機10の動作を示すフローチャートである。図2に示したように、前面タッチパネル110が荷物を載置面Fに載置することを誘導する画面を表示すると(S72)、依頼主は図7に示したように荷物を載置面Fに載置する(S204)。
そして、撮像部176が荷物を撮像し、荷物の距離画像を取得する(S208)。そして、算出部192が、荷物の距離画像に基づき載置面Fに置かれた荷物を構成する各部分の三次元位置を算出し、判断部193が、荷物が外側範囲にはみ出しているか否か、すなわち、算出部192により得られた三次元位置のうちで、外側範囲に含まれる三次元位置があるか否かを判断する(S212)。ここで、荷物が外側範囲にはみ出していない場合、すなわち、外側範囲に含まれる三次元位置がない場合(S212/No)、図2に示したS74以降の処理が進められる。
一方、荷物が外側範囲にはみ出している場合、すなわち、外側範囲に含まれる三次元位置がある場合(S212/Yes)、判断部193は、さらに、外側範囲のうちで、測定範囲を挟んで対向する1対の側面範囲の双方、または測定範囲の上側範囲が三次元位置を含むか否かを判断する。具体的には、判断部193は、幅方向の両側、奥行方向の両側または高さ方向で荷物がはみ出しているか否かを判断する(S216)。幅方向の両側、奥行方向の両側または高さ方向で荷物がはみ出している場合(S216/Yes)、荷物を置き直しても荷物が測定範囲に収まらないと考えられるので、出力制御部194が前面タッチパネル110に当該荷物は取り扱い対象外であることを示す取り扱い不可画面を表示させる(S224)。
また、荷物のはみ出しが幅方向の片側、または奥行方向の片側である場合(S216/No)、出力制御部194が、荷物の置き直しを誘導する誘導画面を前面タッチパネル110に表示させる(S220)。その後、S208からの処理が繰り返される。
(作用効果)
以上説明した本発明の第1の実施形態によれば、多様な作用効果が得られる。例えば、本発明の第1の実施形態によれば、依頼主は、荷物の置き直しを誘導する誘導画面を見ることで、荷物が正しく置かれていないことにより測定が開始されないことを認識できる。さらに、依頼主が誘導画面に従って荷物を置き直すことにより、荷物のはみ出しが解消されることが期待される。結果、荷物を正常に測定することが可能となる。
また、本発明の第1の実施形態によれば、荷物を置き直しても荷物が測定範囲に収まらないと考えられる場合には取り扱い不可画面を表示する。このため、大きさが取り扱い範囲外である荷物を依頼主に何度も置き直しさせてしまうことを防止し得る。
また、誘導画面は、荷物の置き直しを誘導するメッセージ加えて、依頼主に載置面から離れることを誘導するメッセージを含む。荷物が測定範囲に収まっていても、依頼主の手が荷物に触れていることにより依頼主の手が外側範囲に含まれる場合には荷物の寸法の測定が開始されないので、当該誘導画面は荷物のより円滑な測定開始に資することができる。
なお、誘導画面に含まれる情報は、荷物の移動方向を含んでもよい。具体的には、外側範囲に含まれる三次元位置があると判断部193により判断された場合、出力制御部194は、外側範囲における当該三次元位置の場所に応じた方向への荷物の移動を誘導する情報を含む誘導画面を前面タッチパネル110に表示させてもよい。ここで、図8を参照して、変形例による誘導画面を説明する。
図8は、変形例による誘導画面を示す説明図である。図8に示した例では、依頼主から見て荷物Oが測定範囲の右側にはみ出している。このため、出力制御部194は、図8に示したように「お荷物を左側に移動させて、離れて下さい。」というメッセージM2を前面タッチパネル110に表示させてもよい。かかる構成によれば、依頼主がどのように荷物を置き直せばよいかを認識し、適切に荷物の置き直しが行われることが期待される。
<3.第2の実施形態>
以上、本発明の第1の実施形態を説明した。続いて、本発明の第2の実施形態を説明する。本発明の第2の実施形態では、依頼主が荷物を置き直すことなく、外側範囲への荷物のはみ出しを解消することが可能である。
(第2の実施形態の構成)
図9は、第2の実施形態による制御部191の構成を示す説明図である。図9に示したように、第2の実施形態による制御部191は、算出部192、判断部193、出力制御部194、寸法測定部196、料金算出部198および設定変更部199を備える。算出部192、判断部193、出力制御部194、寸法測定部196および料金算出部198の機能は第1の実施形態で説明した通りであるので、ここでの詳細な説明を省略する。
設定変更部199は、荷物が外側範囲にはみ出していると判断部193により判断された場合に、測定範囲および外側範囲の設定を変更する。例えば、設定変更部199は、外側範囲に含まれる三次元位置があると判断部193により判断された場合、外側範囲における当該三次元位置の場所に応じた方向へ測定範囲および外側範囲を移動させてもよい。以下、図10を参照して、設定変更部199による測定範囲および外側範囲の移動例を説明する。
図10は、測定範囲および外側範囲の移動例を示す説明図である。図10の上段に示した例では、荷物Oが外側範囲H2にはみ出しており、はみ出している方向が依頼主から見て右側である。この場合、設定変更部199は、図10の下段に示したように、荷物Oがはみ出している右側と同一の右側に、測定範囲および外側範囲を移動させる。この時、設定変更部199は、荷物Oが測定範囲H1から右側にはみ出ていた長さの分、測定範囲および外側範囲を右側に移動させる。これにより、荷物Oが測定範囲H1に収まるようになり、寸法測定部196による寸法の測定が開始される。
(第2の実施形態の動作)
続いて、図11を参照して、第2の実施形態による動作を整理する。なお、以下で説明される動作は、図2を参照して説明したS72の処理とS74処理の間に行われる動作である。他の動作は図2を参照して説明した通りである。
図11は、第2の実施形態による動作例を示すフローチャートである。図2に示したように、前面タッチパネル110が荷物を載置面に載置することを誘導する画面を表示すると(S72)、依頼主は図7に示したように荷物を載置面Fに載置する(S204)。
そして、撮像部176が荷物を撮像し、荷物の距離画像を取得する(S208)。そして、算出部192が、荷物の距離画像に基づき載置面に置かれた荷物を構成する各部分の三次元位置を算出し、判断部193が、荷物が外側範囲にはみ出しているか否か、すなわち、算出部192により得られた三次元位置のうちで、外側範囲に含まれる三次元位置があるか否かを判断する(S212)。ここで、荷物が外側範囲にはみ出していない場合、すなわち、外側範囲に含まれる三次元位置がない場合(S212/No)、図2に示したS74以降の処理が進められる。
一方、荷物が外側範囲にはみ出している場合、すなわち、外側範囲に含まれる三次元位置がある場合(S212/Yes)、判断部193は、さらに、外側範囲のうちで、測定範囲を挟んで対向する1対の側面範囲の双方、または測定範囲の上側範囲が三次元位置を含むか否かを判断する。具体的には、判断部193は、幅方向の両側、奥行方向の両側または高さ方向で荷物がはみ出しているか否かを判断する(S216)。幅方向の両側、奥行方向の両側または高さ方向で荷物がはみ出している場合(S216/Yes)、荷物を置き直しても荷物が測定範囲に収まらないと考えられるので、出力制御部194が前面タッチパネル110に当該荷物は取り扱い対象外であることを示す取り扱い不可画面を表示させる(S224)。
また、荷物のはみ出しが幅方向の片側、または奥行方向の片側である場合(S216/No)、設定変更部199が、荷物がはみ出している側へ測定範囲および外側範囲を移動させる(S230)。その後、S208からの処理が繰り返される。
(作用効果)
以上説明した本発明の第2の実施形態によれば、多様な作用効果が得られる。例えば、本発明の第2の実施形態によれば、荷物が外側範囲にはみ出していた場合に、荷物が測定範囲に収まるように設定変更部199が測定範囲を移動させる。かかる構成によれば、依頼主が荷物を置き直すことなく外側範囲への荷物のはみ出しを解消することができるので、依頼主に負荷を軽減することが可能である。
<4.補足>
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記では本発明の実施形態が自動受付機10に適用される例を説明したが、荷物の配送に携わる荷物サイズ測定システムにも本発明の実施形態を適用可能である。
また、本明細書の自動受付機10の処理における各ステップは、必ずしもフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はない。例えば、自動受付機10の処理における各ステップは、フローチャートとして記載した順序と異なる順序で処理されても、並列的に処理されてもよい。
また、自動受付機10に内蔵されるCPU、ROMおよびRAMなどのハードウェアに、上述した自動受付機10の各構成と同等の機能を発揮させるためのコンピュータプログラムも作成可能である。また、該コンピュータプログラムを記憶させた記憶媒体も提供される。
10 自動受付機
110 前面タッチパネル
112 背面タッチパネル
120 依頼主用ラベルプリンタ
122 係員用ラベルプリンタ
130 依頼主用レシートプリンタ
132 係員用レシートプリンタ
140 カードリーダ
142 ICカードリーダ
144 磁気カードリーダ
150 支持部
160 コードリーダ
170 現金処理部
172 紙幣処理部
174 硬貨処理部
176 撮像部
178 重量測定部
182 防犯カメラ
184 パトランプ
185 マイク
186 スピーカ
188 フリッカーランプ
190、191 制御部
192 算出部
193 判断部
194 出力制御部
196 寸法測定部
198 料金算出部
199 設定変更部



Claims (8)

  1. 第1の範囲、および前記第1の範囲の外側に位置する第2の範囲が設定されている載置面に載置された物体を撮像して前記物体の距離画像を取得する撮像部と、
    前記撮像部により得られた距離画像に基づき、前記物体を構成する各部分の三次元位置を算出する算出部と、
    前記算出部により算出された三次元位置のうちで、前記第2の範囲に含まれる三次元位置があるか否かを判断する判断部と、
    前記第2の範囲に含まれる三次元位置があると前記判断部により判断された場合に、前記物体の置き直しを誘導する誘導情報の出力を制御する出力制御部と、
    を備え、
    前記出力制御部は、前記第2の範囲のうちで、前記第1の範囲を挟んで対向する1対の側面範囲の双方が前記算出部により算出された三次元位置を含む場合、前記物体が取り扱い対象外であることを示す情報の出力を制御する、情報処理システム。
  2. 第1の範囲、および前記第1の範囲の外側に位置する第2の範囲が設定されている載置面に載置された物体を撮像して前記物体の距離画像を取得する撮像部と、
    前記撮像部により得られた距離画像に基づき、前記物体を構成する各部分の三次元位置を算出する算出部と、
    前記算出部により算出された三次元位置のうちで、前記第2の範囲に含まれる三次元位置があるか否かを判断する判断部と、
    前記第2の範囲に含まれる三次元位置があると前記判断部により判断された場合に、前記物体の置き直しを誘導する誘導情報の出力を制御する出力制御部と、
    を備え、
    前記誘導情報は、操作者に前記載置面から離れることを誘導する情報を含む、情報処理システム。
  3. 前記出力制御部は、前記第2の範囲に含まれる三次元位置があると前記判断部により判断された場合、前記誘導情報として、前記第2の範囲における当該三次元位置の場所に応じた方向への前記物体の移動を誘導する情報の出力を制御する、請求項1または2に記載の情報処理システム。
  4. 第1の範囲、および前記第1の範囲の外側に位置する第2の範囲が設定されている載置面に載置された物体を撮像して前記物体の距離画像を取得する撮像部と、
    前記撮像部により得られた距離画像に基づき、前記物体を構成する各部分の三次元位置を算出する算出部と、
    前記算出部により算出された三次元位置のうちで、前記第2の範囲に含まれる三次元位置があるか否かを判断する判断部と、
    前記第2の範囲に含まれる三次元位置があると前記判断部により判断された場合に、前記第1の範囲および前記第2の範囲の設定を変更する設定変更部と、
    を備える、情報処理システム。
  5. 前記設定変更部は、前記第2の範囲に含まれる三次元位置があると前記判断部により判断された場合、前記第2の範囲における当該三次元位置の場所に応じた方向へ前記第1の範囲および前記第2の範囲が移動するように、前記第1の範囲および前記第2の範囲の設定を変更する、請求項4に記載の情報処理システム。
  6. 前記第2の範囲のうちで、前記第1の範囲を挟んで対向する1対の側面範囲の双方が前記算出部により算出された三次元位置を含む場合、前記物体が取り扱い対象外であることを示す情報の出力を制御する出力制御部をさらに備える、請求項4または5に記載の情報処理システム。
  7. 前記第2の範囲に含まれる三次元位置がないと前記判断部により判断された場合に、前記距離画像に基づき、前記物体の寸法を測定する寸法測定部をさらに備える、請求項1、2または4に記載の情報処理システム。
  8. 前記物体の寸法の測定結果に基づいて、前記物体の宅配に要する料金を算出する料金算出部をさらに備える、請求項に記載の情報処理システム。

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