JP7500957B2 - センサユニット - Google Patents
センサユニット Download PDFInfo
- Publication number
- JP7500957B2 JP7500957B2 JP2019212277A JP2019212277A JP7500957B2 JP 7500957 B2 JP7500957 B2 JP 7500957B2 JP 2019212277 A JP2019212277 A JP 2019212277A JP 2019212277 A JP2019212277 A JP 2019212277A JP 7500957 B2 JP7500957 B2 JP 7500957B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bracket
- cap
- sensor
- bus bar
- sensor unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 18
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims description 3
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 9
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 7
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 7
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 7
- 239000000463 material Substances 0.000 description 6
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 5
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 5
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 3
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000002301 combined effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- -1 polybutylene terephthalate Polymers 0.000 description 1
- 229920001707 polybutylene terephthalate Polymers 0.000 description 1
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
- 230000002195 synergetic effect Effects 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Measuring Fluid Pressure (AREA)
Description
本発明の目的は、ケースの固定部とキャップとにより、バスバーと圧力センサの端子との接続部を覆うことにより、塵や埃の異物等が付着することによる、端子同士間のショートや、圧力センサの誤作動を防止し得るセンサユニットを提供することにある。
まず、本発明のセンサユニットの第1実施形態について説明する。
図1に示すように、圧力制御装置100は、ボディ20と、ボディ20に設置されたセンサユニット1とを備える。圧力制御装置100は、例えば自動車等の車両に搭載され、油圧の制御を行う油圧制御装置として用いられる。
図3に示すように、ボディ20は、流体Qが通過可能な流路201を内部に有する。ボディ20は、例えば、複数枚の板状の部材が重なって組み立てられた組立体で構成される。なお、流体Qとしては、特に限定されず、例えば、圧力制御装置100が自動車用の油圧制御装置として用いられる場合、トランスミッションオイルとすることができる。
圧力センサ2は、流路201を通過する流体Qの圧力を検出する。圧力センサ2は、回路基板(図示せず)が内蔵されたセンサ本体23と、センサ本体23の上部に突出した3本の端子21と、センサ本体23の下部に設置された圧力検出素子24とを有する。
各端子21は、Z軸方向に向かって突出しており、センサ本体23の内部で前記回路基板と電気接続されている。
図1、図2に示すように、ケース5は、長尺状をなすブラケット3の長手方向の途中に配置されている。なお、後述するように、ブラケット3は、圧力センサ2をボディ20に対して押し付ける部材である。また、ケース5は、ブラケット3に固定される固定部50を有する。これにより、ケース5がブラケット3から離脱するのを防止することができ、よって、バスバー6と圧力センサ2との位置関係を維持する、すなわち、バスバー6と圧力センサ2との電気接続を維持することができる。
ケース5は、樹脂製であるのが好ましい。これにより、センサユニット1全体の軽量化を図ることができる。なお、ケース5を構成する樹脂材料としては、特に限定されず、例えば、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステルを用いることができる。
板部81は、キャップ8がケース5の固定部50に装着された状態(以下「装着状態」と言う)で、固定部50の中空部51を上側から覆うことができる。これにより、中空部51内に、例えば塵や埃の異物等が入り込むことによる、端子21同士間のショートや、圧力センサ2の誤作動を防止することができる。
図4に示すように、ブラケット3は、センサ用孔31と、2つのボルト用孔32と、2つのケース用孔35と有する。
また、センサユニット1では、ブラケット3、バスバー6およびケース5は、インサート成形による一体成形品であるのが好ましい。これにより、センサユニット1を簡便に製造することができる。
例えば位置決め部4が省略されている場合、センサユニット1を組み立てる組立作業者等の技量によって、ボディ20に対するブラケット3の位置や姿勢が変わってしまうおそれがある。ボディ20に対するブラケット3の位置や姿勢が組立作業者によって変わってしまうと、ブラケット3が正確に位置決めされず、ブラケット3で圧力センサ2をボディ20に対して均一に押し付けることができないおそれがある。均一に押し付けられていない圧力センサ2では、計測される圧力が不正確となるおそれがある。
これに対し、センサユニット1では、位置決め部4により、ブラケット3がボディ20に対して正確に位置決めされることで、センサ用孔31の縁部が圧力センサ2のフランジ部22に対して位置ずれすることなく当接できるため、圧力センサ2をボディ20に対して均一に押し付けることができる。これにより、圧力センサ2で正確な計測を行うことができる。
図4に示すように、2つの位置決め孔33(位置決め部4)は、センサ用孔31を介して、X軸方向両側に配置される。すなわち、2つの位置決め孔33の間に、センサ用孔31が配置される。これにより、2つの位置決め孔33をできる限り離間させることができ、よって、ボディ20に対するブラケット3の位置決め精度が向上する。
また、各位置決め孔33の直径は、例えば、3mm以上8mm以下であるのが好ましく、5mm以上6mm以下であるのがより好ましい。
また、各位置決め孔33は、本実施形態ではブラケット3を貫通する貫通孔であるが、これに限定されず、ブラケット3の厚さ方向の途中までの非貫通孔であってもよい。
また、本実施形態では、位置決め部4は、2つのボルト用孔32の間に配置される。これにより、例えば、位置決め部4をセンサ用孔31に近づけて配置したい場合に有効な構成となる。
図1、図5(b)に示すように、本実施形態では、バスバー6の一端部64は、中空部51内に位置する部分の前後において固定部50に支持、すなわち、固定部50に両持ち支持されている。そして、図5(b)に示す構成では、キャップ8を固定部50に装着した状態で、突出部82がバスバー6の一端部64に接触している。これにより、突出部82によりバスバー6の一端部64を各端子21に向かって押し付けることができる。
この状態でも、キャップ8の板部81は、バスバー6の一端部64とは離間している。このため、流路201を通過する流体Qの圧力変動により圧力センサ2がZ軸方向に若干移動しても、これに追従して、バスバー6の一端部64が変形することができる。
以上のことから、かかる構成によれば、バスバー6の一端部64の各端子21に対する電気接続の状態をより好適に維持することができる。
かかる構成によれば、バスバー6の一端部64が変形し易くなり、上記効果をより高めることができる。また、この場合、バスバー6の先端が中空部51内に位置し、固定部50外に露出しない。このため、バスバー6の先端に、塵や埃の異物等が付着して、端子21同士間がショートしたり、圧力センサ2が誤作動するのを防止することもできる。
次に、本発明のセンサユニットの第2実施形態について説明する。
以下、第2実施形態のセンサユニットについて、前記第1実施形態のセンサユニットとの相違点について中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
図5~図7に示すセンサユニット1は、ブラケット3およびキャップ8の構成が主に異なり、それ以外は、図1に示すセンサユニット1と同様である。
突出部82は、弾性変形可能な弾性片で構成されている。そして、装着状態で、突出部82が固定部50の外壁部に接触することにより、キャップ8が固定部50に固定される。これにより、キャップ8の固定部50からの離脱をより確実に防止することができ、よって、中空部51内が不本意に露出するのを防止して、中空部51内を確実に保護することができる。
また、側壁部83により、キャップ8の固定部50を覆う面積が増大して、中空部51内への異物の侵入をより確実に防止することができる。
なお、側壁部83の下方への突出量は、本実施形態では突出部82の下方への突出量よりも小さいが、これに限定されず、例えば、突出部82の下方への突出量と同じであってもよいし、突出部82の下方への突出量よりも大きくてもよい。
例えば、本発明のセンサユニットは、前記第1~第2実施形態の任意の構成を組み合わせてもよい。
また、ブラケット3は、ボルト用孔32と位置決め孔33(位置決め部4)とがブラケット3の長手方向に沿って交互に配置されていてもよい。
また、圧力センサ2の端子21と、バスバー6とは、例えば、レーザ溶接等により接合されていてもよい。
Claims (9)
- 流体が通過可能な流路を有するボディに設置して用いられるセンサユニットであって、
端子を有し、前記流路を通過する前記流体の圧力を検出する圧力センサと、
前記圧力センサを前記ボディに対して押し付ける板状のブラケットであって、厚さ方向に貫通し、前記圧力センサが取り付けられるセンサ用孔と、前記センサ用孔を介して配置され、厚さ方向に貫通し、ボルトが挿入される2つのボルト用孔とを有するブラケットと、
前記圧力センサの前記端子に電気接続されるバスバーと、
前記バスバーを支持するとともに、前記ブラケットに固定するケースであって、前記ブラケットに固定される固定部を有し、前記固定部が前記バスバーの長さ方向の一端部が露出する中空部を備えるケースと、
前記固定部に装着され、前記中空部を覆う板部を有するキャップとを備え、
前記キャップは、さらに、前記板部から厚さ方向に突出する突出部を有し、前記キャップを前記固定部に装着した状態で、前記突出部が前記固定部に接触することにより、前記キャップが前記固定部に固定されることを特徴とするセンサユニット - 前記中空部内において、前記キャップの前記板部と、前記バスバーの長さ方向の一端部とは離間している請求項1に記載のセンサユニット。
- 前記キャップを前記固定部に装着した状態で、前記突出部が前記バスバーの長さ方向の一端部に接触する請求項1に記載のセンサユニット。
- 前記バスバーの長さ方向の一端は、前記固定部に対して非接触状態である請求項1または3に記載のセンサユニット。
- 前記キャップは、さらに、前記板部の縁部に沿って厚さ方向に突出する側壁部を有し、前記キャップを前記固定部に装着した状態で、前記側壁部が前記固定部に接触することにより、前記キャップが前記固定部に固定される請求項1~4のいずれか1項に記載のセンサユニット。
- 前記キャップを前記固定部に装着した状態で、前記側壁部は、前記固定部の外周側に接触する請求項5に記載のセンサユニット。
- 前記バスバーは、その長さ方向の一端部が前記ブラケットの前記センサ用孔から露出している請求項1~6のいずれか1項に記載のセンサユニット。
- 前記ブラケットの厚さ方向と前記バスバーの長さ方向とが直交している請求項1~7のいずれか1項に記載のセンサユニット。
- さらに、前記センサ用孔を介して配置され、前記ブラケットを前記ボディに対して位置決する2つの位置決め部を有する請求項1~8のいずれか1項に記載のセンサユニット。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019212277A JP7500957B2 (ja) | 2019-11-25 | 2019-11-25 | センサユニット |
CN202022490844.2U CN213422510U (zh) | 2019-11-25 | 2020-11-02 | 传感器单元 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019212277A JP7500957B2 (ja) | 2019-11-25 | 2019-11-25 | センサユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021085673A JP2021085673A (ja) | 2021-06-03 |
JP7500957B2 true JP7500957B2 (ja) | 2024-06-18 |
Family
ID=76088718
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019212277A Active JP7500957B2 (ja) | 2019-11-25 | 2019-11-25 | センサユニット |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7500957B2 (ja) |
CN (1) | CN213422510U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002071499A (ja) | 2000-08-28 | 2002-03-08 | Matsushita Electric Works Ltd | 圧力センサ |
JP2018017588A (ja) | 2016-07-27 | 2018-02-01 | 日本精機株式会社 | 圧力センサ装置、および電動ポンプ |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11230842A (ja) * | 1998-02-17 | 1999-08-27 | Yazaki Corp | コンビネーションメータのブルドン管ゲージ取付構造 |
-
2019
- 2019-11-25 JP JP2019212277A patent/JP7500957B2/ja active Active
-
2020
- 2020-11-02 CN CN202022490844.2U patent/CN213422510U/zh active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002071499A (ja) | 2000-08-28 | 2002-03-08 | Matsushita Electric Works Ltd | 圧力センサ |
JP2018017588A (ja) | 2016-07-27 | 2018-02-01 | 日本精機株式会社 | 圧力センサ装置、および電動ポンプ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN213422510U (zh) | 2021-06-11 |
JP2021085673A (ja) | 2021-06-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1970686A2 (en) | Pressure sensor and manufacturing method of said sensor | |
US10401230B2 (en) | Temperature sensor and mounting structure for same | |
US20180017451A1 (en) | Load detection apparatus | |
JP7500957B2 (ja) | センサユニット | |
US9310266B2 (en) | Strain gauge pressure sensor | |
JP7434835B2 (ja) | センサユニット | |
JP7434833B2 (ja) | センサユニット | |
JP7415607B2 (ja) | センサユニット | |
JP7434834B2 (ja) | センサユニット | |
JP7347159B2 (ja) | センサユニット | |
US11175166B2 (en) | Flow meter | |
JP2021085668A (ja) | センサユニット | |
KR102242428B1 (ko) | 스트레인 게이지 압력 센서 | |
EP2688375A1 (en) | Three-dimensional circuit component, method of making the same, and physical-quantity measuring instrument | |
CN113514189A (zh) | 一种用于油液的压力温度传感器 | |
JP2015225002A (ja) | 歪みゲージ圧力センサ | |
KR102689764B1 (ko) | 센서 모듈 | |
KR102408569B1 (ko) | 압력 센서 유닛 | |
JP7272836B2 (ja) | センサ、センサ固定構造 | |
KR101889309B1 (ko) | 압력 및 온도 측정을 위한 일체형 센서 | |
JP6357454B2 (ja) | 圧力検出装置 | |
JP2023167115A (ja) | 電流検出装置 | |
KR20240102528A (ko) | 센서 모듈 | |
JP2021101447A (ja) | 電子制御装置 | |
CN107991005A (zh) | 压力传感器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20221027 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20221027 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230726 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230808 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20231002 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20240109 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20240220 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20240507 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20240520 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7500957 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |