JP7499662B2 - 走行台車の車輪取付構造および走行台車 - Google Patents

走行台車の車輪取付構造および走行台車 Download PDF

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Description

本発明は、走行台車の車輪取付構造、減速機および走行台車に関する。
従来、走行台車の取付ベースに対して、電動モータによって回転駆動される駆動輪が装着されることで、走行台車の駆動輪の電動化がなされている。
例えば、特許文献1は、走行台車の車輪取付構造を開示する。以下、当該段落において、()内に特許文献1の符号を示す。特許文献1の走行台車の駆動輪(2)は、荷台(7)にボルトで固着する回転ベース(21)を枠体(3)の最上部に備え、この枠体(3)がタイヤ(8)を軸着して覆うようにフレームを形成する。枠体(3)には、内側にタイヤ(8)の軸心が軸受(14)により駆動回転可能に支持され、外側に電動モータ(4)が固着されて、電動モータ(4)のモータ軸(10)を軸受(14)と同心にタイヤ(8)の内部に入力している。出力軸(12)は、枠体(3)のタイヤカバー(9)に軸受(14b)を介して軸着され、枠体(3)に固着した減速機(5)の周辺を回転する、タイヤ(8)としての円筒状の回転体(6)を固着している。回転体(6)は、減速機(5)の出力軸(12)に固着され、モータ軸(10)の高回転を減速機(5)により、低回転に落として高トルクの出力の伝達を受けている。モータ軸(10)は、電動モータ(4)による高回転で回転して減速機(5)に入力され、減速機(5)のギヤ群(11)により低回転の高トルクに変換され、出力軸(12)に伝達される。出力軸(12)は、枠体(3)のタイヤカバー(9)に軸受(14b)に軸着され、枠体(3)に固着した減速機(5)の周辺を回転する円筒状の回転体(6)を固着している。
特許第5505626号公報
一般的に、走行台車の駆動部は、使用期間や消耗状態に応じて減速機や車輪の定期的なメンテナンスや部品交換が必要となる。しかしながら、特許文献1のような従来の車輪取付構造では、枠体とタイヤカバーとの内側に、減速機および車輪が収容されて固定され、且つ、枠体の外面にモータが固定されているため、メンテナンスや部品交換の際、モータ、減速機、車輪などの各部品を走行台車から着脱することが困難であることが問題であった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、走行台車に対して各部品をより着脱容易とした車輪取付構造、走行台車および減速機を提供することにある。
本発明の一形態の車輪取付構造は、走行台車の車輪取付構造であって、
前記走行台車に一体的に設けられた取付ベースと、
車軸方向先端に延伸する出力軸、モータ軸を有する駆動モータ、および、前記モータ軸の回転駆動力が入力され、前記回転駆動力を減速して前記出力軸に出力する減速機構を有し、前記取付ベースに着脱可能に固定されたギヤードモータと、
前記出力軸に連結された車輪と、を備え、
前記取付ベースは、車軸方向に開口する開口部を有する取付枠を備え、
前記ギヤードモータは、車軸方向に延在するハウジングを備え、前記ハウジングには、前記駆動モータの先端側で前記減速機構を少なくとも収容する中空筒部、および、前記中空筒部の外周から車軸方向に直交して張り出し、前記開口部の周縁全体で前記取付枠に当接する外周形状を有するフランジ部が設けられ、
前記ギヤードモータは、車軸方向において、前記フランジ部よりも基端側に位置する基端側部位と、前記フランジ部よりも先端側に位置する先端側部位とに区分けされ、前記基端側部位が前記開口部を車軸方向に通過可能な外周形状を有しており、
前記フランジ部が前記取付枠に前記車輪側から当接し、前記フランジ部および前記取付枠がボルトで固定されていることを特徴とする。
本発明の車輪取付構造によれば、ギヤードモータのフランジ部よりも基端側に位置する基端側部位が、取付ベースの取付枠の車軸方向に開口する開口部を通過可能な外周形状を有し、且つ、フランジ部が取付枠に車輪側から当接してフランジ部および取付枠がボルトで固定されている。すなわち、ユーザーは、車軸方向の外側からボルトを操作して取り外し、車輪付きのギヤードモータを取付枠の開口部から車軸方向外側にスライドさせることにより、車輪付きのギヤードモータを走行台車の取付ベースから容易に取り外すことができる。また、ユーザーは、取付枠の開口部に対して、ギヤードモータの基端側部位を走行台車の外側(車軸先端側)から車軸方向に沿って挿入し、フランジ部および取付枠を互いに係合させてボルトで連結することにより、車輪取付構造を容易に再構築することができる。したがって、本発明の車輪取付構造は、走行台車に対して各部品をより着脱容易としたものである。
本発明のさらなる形態の車輪取付構造は、前記出力軸は先端につれて細くなるテーパー形状を有し、前記車輪は、前記出力軸が接続され、前記テーパー形状に対応する形状を有する凹部を有していることを特徴とする。すなわち、車輪と出力軸の嵌め合いをテーパーとしたことにより、連結時の両者の軸合わせを容易にするとともに、連結部が起因となる車輪のがたつきを抑えることができる。
本発明のさらなる形態の車輪取付構造は、前記出力軸は、車軸方向に直交するように延在する先端面を有し、前記先端面には、前記車輪をボルトで固定するための複数のボルト孔が形成され、前記車輪は車軸方向に沿って前記出力軸に着脱されることを特徴とする。すなわち、ユーザーは、ギヤードモータを走行台車から取り外すことなく、車軸方向の外側からボルトを操作して、車輪をギヤードモータの出力軸に対して着脱することが容易である。
本発明のさらなる形態の車輪取付構造は、前記減速機構は、車軸方向に複数段配置されたギヤによって構成されていることを特徴とする。すなわち、複数のギヤを車軸方向に複数段並べることにより、ハウジングの外周形状が取付枠の開口部よりも小さくなるように、ハウジングが径方向に巨大化することを抑えることができる。
本発明のさらなる形態の車輪取付構造は、前記減速機構は、モータ軸と同心の回転軸を有し、外歯車からなる第1ギヤと、前記第1ギヤと噛み合うように構成され、前記モータ軸から径方向に離隔して偏心する第2回転軸を有し、前記第1ギヤの外径よりも大きい外径を有する外歯車からなる第2ギヤと、前記第2ギヤと車軸方向に一体的に連設され、前記第2ギヤの外径よりも小さい外径を有する外歯車からなる第3ギヤと、前記第3ギヤと噛み合うように構成され、前記モータ軸と同心の回転軸を有し、前記第3ギヤの外径よりも大きい内径を有する内歯車からなる第4ギヤと、を備えることを特徴とする。すなわち、車軸方向の前段で、ハウジングの中心に第1ギヤ、および、偏心した位置に第2ギヤを配置し、車軸方向の後段で、第2ギヤと一体的に車軸方向に連設された第3ギヤ、および
、ハウジング中心に第4ギヤを配置した。この構成によれば、前段および後段の両方で、モータ軸の回転の減速を効率的に行うことができる。特に、第3ギヤと第4ギヤの噛合を外歯車と内歯車との関係としたことにより、減速比を効果的に確保することができる。したがって、本形態の車輪取付構造は、十分な減速比を確保しつつ、ハウジングの外周形状が取付枠の開口部よりも小さくなるように、ハウジングを径方向にコンパクトな形状とすることができる。
本発明の一形態の走行台車は、上記記載の車輪取付構造を備えることを特徴とする。すなわち、走行台車は、上記車輪取付構造の作用効果を走行台車として発揮し得る。
本発明の一形態の減速機は、走行台車に一体的に設けられた、車軸方向に開口する開口部を有する取付枠に着脱可能に取り付けられる減速機であって、
基端から先端へと車軸方向に延在するハウジングと、
前記ハウジングの基端で駆動モータのモータ軸から回転駆動力が入力される入力部と、
前記入力部に接続され、前記モータ軸と同期回転する駆動軸と、
前記ハウジングの先端から車軸方向に延伸し、車輪が接続される出力軸と、
前記入力部からの回転駆動力を減速して前記出力軸に伝達する減速機構と、を備え、
前記ハウジングには、前記減速機構を少なくとも収容する中空筒部、および、前記中空筒部の外周から車軸方向に直交して張り出し、前記開口部の周縁全体で前記取付枠に当接する外周形状を有するフランジ部が設けられ、
前記ハウジングは、車軸方向において、前記フランジ部よりも基端側に位置する基端側部位と、前記フランジ部よりも先端側に位置する先端側部位とに区分けされ、前記基端側部位が前記開口部を車軸方向に通過可能な外周形状を有していることを特徴とする。
本発明の減速機によれば、ハウジングのフランジ部よりも基端側に位置する基端側部位が、取付ベースの取付枠の車軸方向に開口する開口部を通過可能な外周形状を有し、且つ、フランジ部が開口部の周縁全体で取付枠に当接する外周形状を有している。これにより、フランジ部を取付枠に車輪側から当接させてフランジ部および取付枠をボルトで固定可能である。すなわち、ユーザーは、車軸方向の外側からボルトを操作してフランジ部および取付枠から取り外し、車輪付きの減速機を取付枠の開口部から車軸方向外側にスライドさせることにより、車輪付きの減速機を走行台車の取付枠から容易に取り外すことができる。また、ユーザーは、取付枠の開口部に対して、車輪付きの減速機の基端側部位を走行台車の外側(車軸先端側)から車軸方向に沿って挿入し、フランジ部および取付枠を互いに係合させてボルトで連結することにより、車輪付きの減速機を走行台車に容易に再固定することができる。したがって、本発明の減速機は、車輪を取り外すことなく、走行台車に対してより着脱容易としたものである。
本発明の車輪取付構造は、走行台車に対して各部品をより着脱容易とし、メンテナンス性や、部品交換時の作業性を改善するものである。
本発明の一実施形態の走行台車の車軸取付構造を示す分解斜視図。 本発明の一実施形態の走行台車の車軸取付構造を示す正面図。 本発明の一実施形態のギヤードモータの概略斜視図。 図3のギヤードモータの正面図。 図3のギヤードモータの側面図。 図3のギヤードモータの平面図。 図3のギヤードモータの背面図。 図4のギヤードモータのA-A縦断面図。 図4のギヤードモータのB-B縦断面図。 図5のギヤードモータのC-C横断面図。 図5のギヤードモータのD-D横断面図。 図5のギヤードモータのE-E横断面図。 本発明の一実施形態のギヤードモータの分解斜視図。 本発明の一実施形態の車軸取付構造において、ギヤードモータの出力軸と、車輪の凹部との嵌合関係を示す概略図。 本発明の一実施形態の車軸取付構造の第1の分解および組立方法を示す概略図。 本発明の一実施形態の車軸取付構造の第2の分解および組立方法を示す概略図。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、以下の説明において参照する各図の形状は、好適な形状を説明する上での概念図又は概略図であり、寸法比率等は実際の寸法比率とは必ずしも一致しない。つまり、本発明は、図面における寸法比率に限定されるものではない。
本発明の一実施形態の車輪取付構造10は、用途は限定されないが、例えば液晶パネルや電子部品などを搬送するための走行台車1の電動の駆動輪を構成するものである。走行台車1は、車軸を回転軸とする駆動輪の回転により前方に走行可能である。各駆動輪は、一般的にプロセッサなどの制御部によって制御されて駆動され得るが、ここでは、制御部に関する説明は省略される。
図1は、本発明の一実施形態の車輪取付構造10の分解斜視図である。図2は、走行台車1の走行方向から見た車輪取付構造10の正面図である。図1および図2に示すように、車輪取付構造10は、走行台車1の駆動輪の部位に一体的に設けられた取付ベース11と、取付ベース11に着脱可能に固定されたギヤードモータ100と、該ギヤードモータ100の出力に接続された車輪17とを備える。すなわち、車輪取付構造10において、取付ベース11の取付枠14に対して、車輪17とともにギヤードモータ100が固定されている。
取付ベース11は、図1に示すように、水平に延在する上板12と、該上板12の下方に離隔して水平に延在する下板13とを備える。そして、上板12と下板13との間には、ギヤードモータ100を固定するための取付枠14が設けられている。取付枠14は、走行台車1の垂直方向に矩形状に延在している。特には、取付枠14が延在する平面の法線が車軸方向と一致する。また、取付枠14の上縁および下縁が、上板12および下板13にそれぞれ一体的に連結されている。取付枠14には、車軸方向に開口する開口部15が設けられている。開口部15は、所定の径を有する円形状の開口である。また、取付枠14には、その枠内の4隅において複数のボルト孔が形成されている。
車輪17は、図1および図2に示すように、正面視コ字形状を有し、円板状のホイール部分と、該ホイール部分から車軸の基端側に延在するタイヤ部分とから構成されている。車輪17のホイール部分の中心に凹部18が設けられている。この凹部18には、後述するように、ギヤードモータ100の出力軸116が嵌着される(図14参照)。また、ホイールの外面中央部分には、車軸方向に貫通する複数のボルト孔が設けられている。本実施形態では、車輪17のタイヤ部分(表面材料)にはウレタンが採用された。ウレタン製タイヤは、長期間使用の摩耗により交換される必要がある。
次に、図3乃至図13を参照して、一実施形態の車輪取付構造10を構成するギヤード
モータ100について説明する。図3は、本発明の一実施形態のギヤードモータ100を例示的に示す概略斜視図である。図4は、ギヤードモータ100の(車軸先端側から見た)正面図である。図5は、ギヤードモータ100の側面図である。図6は、ギヤードモータ100の平面図である。図7は、ギヤードモータ100の背面図である。図8乃至図12は、ギヤードモータ100の内部構造を示す断面図である。図13は、ギヤードモータ100の分解斜視図である。
本実施形態のギヤードモータ100は、モータ軸102を有する駆動モータ101、および、モータ軸102の回転駆動力が入力され、回転駆動力を減速して低回転数且つ高トルクで車輪17に出力する減速機110を備える。図13に示すとおり、本実施形態では、ギヤードモータ100は、別体である駆動モータ101と減速機110とを車軸方向に連結したものである。
駆動モータ101は、一般的なサーボモータであり、図示しないが、制御部や電源などに電気的に接続される。駆動モータ101は、正面視(または横断面形状)において減速機110(より具体的には、ハウジング111の中空筒部112)よりもコンパクトな外周形状を有している。
減速機110は、基端から先端へと車軸方向に延在するハウジング111と、ハウジング111の基端で駆動モータ101のモータ軸102から回転駆動力が入力される入力部としてのカップリング114と、該カップリング114の後段に接続され、モータ軸102と同期回転する駆動軸115と、ハウジング111の先端から車軸方向に延伸し、車輪17が接続される出力軸116と、駆動軸115の回転を減速して出力軸116に伝達する減速機構120と、を備える。これらモータ軸102、駆動軸115および出力軸116は、車輪17の中心を通るように車軸上に同心で整列する。
ハウジング111は、図3乃至図7のギヤードモータ100の外観図に示すように、カップリング114、出力軸116および減速機構120などの部品を収容する中空筒部112、および、該中空筒部112の外周から車軸方向に直交して張り出すフランジ部113を備える。
中空筒部112は、車軸方向において、フランジ部113よりも基端側に位置する基端側部位112aと、フランジ部113よりも先端側に位置する先端側部位112bとに区分けされる。中空筒部112の基端側部位112aは、(車軸方向に垂直な平面で切断した)横断面視略円形状の外周形状を有する3つの円筒体を車軸方向に3段で組み合わせたものである。基端側の円筒体ほどその径が小さい。最も基端側の円筒体には、その基端面を閉塞する正方形の閉塞板が連結されている。この円筒体の直径と閉塞板の辺とはほぼ等しい。閉塞板の形状は、駆動モータ101の外周形状とほぼ等しい。閉塞板の基端側を向く外面が駆動モータ101の先端側を向く外面と接合される。そして、中空筒部112の基端側部位112aは、車軸方向の全ての部位において、フランジ部113よりも小さく、さらに取付枠14の開口部15よりも小径の断面外周形状を有している。すなわち、基端側部位112aが開口部15を通過可能な外周形状を有している。中空筒部112の先端側部位112bは、横断面視円形状を有し、先端に近づくにつれて小径になるテーパー部分を有している。このテーバー部分の径方向外側には、車輪17のタイヤ部分が配置される。また、中空筒部112の先端側部位112bは、車軸方向の全ての部位において、フランジ部113よりも小さく、さらに取付枠14の開口部15よりも小径の断面外周形状を有している。しかしながら、先端側部位112bは、開口部15を通過可能な寸法形状に形成されなくてもよい。
フランジ部113は、図8および図12に示すように、4隅が面取りされた正方形状を
有している。フランジ部113の一辺は開口部15の直径よりも大きく、フランジ部113は開口部15全体を覆うことができる外周形状を有している。すなわち、フランジ部113は、取付枠14の開口部15の周縁全体で取付枠14に当接する外周形状を有している。また、フランジ部113の4隅には、取付枠14のボルト孔位置に対応するように、複数のボルト孔が設けられている。図8に示すように、フランジ部113は、ギヤードモータ100の他の部位よりも大きい外周形状で径方向の外側に延在している。
また、ギヤードモータ100も同様に、車軸方向において、フランジ部113よりも基端側に位置する基端側部位と、フランジ部113よりも先端側に位置する先端側部位とに区分けされ得る。駆動モータ101の外周形状は、中空筒部112の基端側部位112aと同様に、フランジ部113よりも小さく、さらに取付枠14の開口部15よりも小さい断面外周形状を有している。よって、ギヤードモータ100の基端側部位が開口部15を通過可能な外周形状を有している。なお、ギヤードモータ100の先端側部位は、ハウジング111の先端側部位112bと実質的に同様である。
ハウジング111の基端には、入力部としてのカップリング114が設けられ、ハウジング111の先端には、出力軸116が設けられている。カップリング114は、ハウジング111の基端面から外部に臨んでおり、駆動モータ101のモータ軸102に対して、例えばキーおよびキー溝の関係(図示せず)で連結可能に構成されている。図8に示すように、カップリング114は、ハウジング111内部で、モータ軸102と同期回転する駆動軸115に接続されている。他方、出力軸116は、ハウジング111内部から先端側に延び出て車軸方向に沿って延伸している。出力軸116は、先端につれて細くなるテーパー部116aと、車軸方向に直交するように延在する先端面116bとを有している。テーパー部116aの凸形状は、車輪17の凹部18の凹形状と相互補完可能な関係にあり、互いに嵌合可能である(図14参照)。また、先端面116bには、車輪17をボルトで固定するための複数のボルト孔が形成されている。図14に示すように、出力軸116のテーパー部116aが車輪17の凹部18に嵌合し、先端面116bおよびホイールの外面中央部分に形成された複数のボルト孔を介してボルトが車軸方向外側から螺合することにより、車輪17および出力軸116が互いに連結されている。このように、車輪17と出力軸116との嵌め合いをテーパーとしたことにより、連結部分に起因する車輪17のがたつきが防止され得る。
続いて、図9乃至図11を参照して、減速機110の内部構造について説明する。
図9に示すように、減速機110の基端側には、入力部としてモータ軸102に接続されたカップリング114が配置されている。そして、カップリング114の先端側(後段側)には、モータ軸102と同軸上に延伸する駆動軸115が接続されている。モータ軸102および駆動軸115は、ハウジング111の横断面の中心を通る中心軸上に配置されている。駆動軸115の(第1ギヤ121よりも)基端側部分とハウジング111の内壁の間に円環状の軸受117が配置されている。また、駆動軸115の(第1ギヤ121よりも)先端側部分とハウジング111内壁の間に円環状の軸受117が配置されている。すなわち、駆動軸115は、2つの軸受117,117を介してハウジング111内壁に支持されている。
そして、駆動軸115の後段には、減速機構120が接続されている。つまり、駆動軸115と出力軸116との間に減速機構120が配置されている。減速機構120は、モータ軸102と同期回転する駆動軸115の回転を所定の減速比(本実施形態では、1/18)で減速し、低回転数および高トルクの回転として出力軸116に伝達するように構成されている。なお、本発明を限定するものではないが、液晶パネルや電子部品などの重量物を搬送する走行台車1の用途において、減速比は、1/5~1/20の範囲で設定さ
れることが好ましい。
減速機構120は、図9に示すように、前段から順に配置された、第1ギヤ121、第2ギヤ122、第3ギヤ124および第4ギヤ125から構成されている。図10に示す前段側の横断面で、第1ギヤ121および第2ギヤ122が互いに噛み合うように配置され、図11に示す後段側の横断面で第3ギヤ124および第4ギヤ125が互いに噛み合うように配置されている。つまり、減速機構120は、車軸方向にギヤが複数段配置された段歯車構造を有する。一般的に、減速機には、高トルクの効率的な伝達が可能である遊星歯車機構が採用されることが多いが、本実施形態の減速機110では、高トルクの出力と、ハウジング111の横断面形状の小型化とを両立するために、遊星歯車機構を採用せずに、以下により具体的に説明する段歯車構造を採用した。
図10に示すように、第1ギヤ121は、駆動軸115の先端寄りに連結され、モータ軸102と同心の回転軸を有する外歯車からなる。第2ギヤ122は、第1ギヤ121から径方向に離隔して配置され、中心軸に対して偏心する第2回転軸(シャフト123)を有する外歯車からなる。第1ギヤ121および第2ギヤ122は、互いに噛み合うことが可能であるように車軸方向の同位置に配置されている。第2ギヤ122は、第1ギヤ121の外径よりも大きい外径を有することから、その歯数の差に応じた減速比で、第1ギヤ121の回転を減速するように作用する。
図9に示すように、第2ギヤ122の中心には、シャフト123の基端が一体的に連結されている。シャフト123は、中心軸から偏心した位置で、第2ギヤ122から先端側(後段側)に向けて車軸方向に延伸している。そして、シャフト123の先端には、第3ギヤ124の中心が一体的に連結されている。第3ギヤ124は、第2ギヤ122と車軸方向に一体的に連設され、第2ギヤ122の外径よりも小さい外径を有する外歯車からなる。すなわち、第2ギヤ122、シャフト123および第3ギヤ124が、1つの2段ギヤを構成している。
また、シャフト123とハウジング111内壁との間には、車軸方向の2箇所において円環状の自動調心ころ軸受118,118が配置されている。一般的に、自動調心ころ軸受は、外輪軌道の曲率中心が軸受中心に一致していることから調心性を有している。一方の自動調心ころ軸受118が第2ギヤ122よりも先端側に位置し、他方の自動調心ころ軸受118が第2ギヤ122および第3ギヤ124の間に配置されている。すなわち、シャフト123は、2つの自動調心ころ軸受118,118を介してハウジング111内壁に支持されている。この自動調心ころ軸受118,118は、走行台車1からの荷重による、シャフト123の軸ずれや撓みを許容するように作用する。
図11に示すように、第4ギヤ125は、第3ギヤ124と車軸方向の同じ位置に配置され、該第3ギヤ124と噛み合うように構成された内歯車からなる。第4ギヤ125は、モータ軸102(中心軸)と同心の回転軸を有している。第4ギヤ125は、その内径が最大となるようにハウジング111の内周面の近傍まで延在し、少なくとも第3ギヤ124の外径よりも顕著に大きい内径を有している。すなわち、第4ギヤ125は、その歯数の差に応じた減速比で、第3ギヤ124から伝達された回転を大きく減速するように作用する。そして、第4ギヤ125の中心には、出力軸116が一体的に連結され、ハウジング111内で先端側に延在し、ハウジング111先端から外部に延び出ている。
また、図9に示すように、出力軸116の基端側部分とハウジング111先端の内壁との間には、円環状の自動調心ころ軸受119が配置されている。つまり、出力軸116は、自動調心ころ軸受119を介してハウジング111先端の内壁に支持されている。出力軸116は、車輪17に直接連結されていることから、走行台車1からの荷重を受けて、
中心軸からの軸ずれや撓みを生じ易い。自動調心ころ軸受119は、出力軸116の軸ずれや撓みを許容し、出力軸116への負荷を効果的に軽減するように作用する。これにより、出力軸116の耐久性が大幅に改善し得る。本実施形態では、シャフト123および出力軸116の2部品に対して自動調心ころ軸受118,119を採用した。自動調心ころ軸受119により、走行台車1からの荷重による出力軸116の振動や軸ずれや撓みが生じた際、出力軸116の動きが、第4ギヤ125を介して、第3ギヤ124およびシャフト123に伝達される。しかしながら、シャフト123が自動調心ころ軸受118,118に支持されていることにより、第3ギヤ124を第4ギヤ125の動きに追従させ、走行台車1からの荷重による影響を軽減させることができる。すなわち、本実施形態のギヤードモータ100によれば、自動調心ころ軸受118,119を導入したことにより、走行台車1の荷重に耐え得るように長寿命化、性能維持の両方が実現された。
以上の各部品の説明を踏まえて、車輪取付構造10についてより詳細に説明する。図1および図2に示すように、車輪取付構造10では、取付枠14の開口部15を、ギヤードモータ100のフランジ部113を境とした基端側部位(基端側部位112aおよび駆動モータ101)が貫通し、取付枠14よりも車軸方向内側に配置されている。また、フランジ部113が取付枠14の外面に車軸方向外側から当接し、その4隅に形成されたボルト孔を介し、車軸方向外側からボルトが螺合することで、フランジ部113および取付枠14が互いに固定されている。なお、ボルト孔は、それ自体がボルトに螺合するように内螺子加工されてもよく、または、フランジ部113の車軸方向内側にナットが配置されてもよい。そして、取付枠14よりも車軸方向外側に、ギヤードモータ100のフランジ部113を境とした先端側部位(先端側部位112b)および車輪17が配置されている。
続いて、車輪取付構造10のメンテナンスや部品交換の際、ギヤードモータ100、車輪17などの各部品を走行台車1から着脱する工程について説明する。
図15は、車輪取付構造10の第1の分解および組立方法を示す概略図である。図15に示すように、ユーザーは、車輪17の交換やメンテナンスを行うことを目的として、ギヤードモータ100を取付枠14から取り外すことなく、車輪取付構造10から車輪17のみを着脱することが可能である。より具体的には、ギヤードモータ100の出力軸116の先端面116bが車軸方向外側に向いているので、ユーザーは、車軸方向外側からボルトを回転操作し、車輪17の着脱作業を容易に行うことが可能である。
図16は、車輪取付構造10の第2の分解および組立方法を示す概略図である。図16に示すように、ユーザーは、ギヤードモータ100の部品交換やメンテナンスを行うことを目的として、ギヤードモータ100および車輪17を分解することなく、車輪取付構造10から車輪17付きのギヤードモータ100を着脱することが可能である。より具体的には、フランジ部113が取付枠14に車軸方向外側からボルトで固着されていることにより、ユーザーは、(例えばホイールのスポークの隙間を介して)車軸方向外側からボルトを回転操作し、フランジ部113および取付枠14の固定および固定解除の作業を容易に行うことができる。そして、ユーザーは、車軸方向外側に向けて、車輪17付きのギヤードモータ100を引き抜くことにより、車輪取付構造10からギヤードモータ100を取り外すことができる。または、ユーザーは、車軸方向外側から開口部15に向けて、車輪17付きのギヤードモータ100を差し込むことにより、ギヤードモータ100を車輪取付構造10に組み込むことができる。なお、取り外された車輪17付きのギヤードモータ100は、必要に応じて各部品に分解されて、各部品の交換やメンテナンスが行われる。あるいは、車輪取付構造10から車輪17が取り外された後、ギヤードモータ100が取付枠14から取り外されてもよい。
[別実施形態・変形例]
本発明は、上記実施形態に限定されず、種々の実施形態及び変形例を取り得る。以下、本発明の別実施形態及び変形例を説明する。
(1)上記実施形態では、ギヤードモータは、別体である駆動モータと減速機とが組み合わさって構成されたが、1つのハウジング内に、駆動モータと減速機構が配置されてもよい。
(2)上記実施形態では、減速機構は段歯車構造を有するが、本発明の技術的範囲に属する限り、例えば、減速機構は、遊星歯車機構やサイクロイド歯車構造など他の構造を有してもよい。
(3)上記実施形態では、取付枠は、取付ベースの上板および下板の間に固定されているが、本発明はこれに限定されない。例えば、上板および下板の一方または両方が省略されてもよく、また、取付枠が走行台車に旋回可能に支持されていてもよい。
(4)本発明の車輪取付構造およびギヤードモータ(減速機)は、上記実施形態に限定されず、種々の形状を取り得る。例えば、開口部およびハウジングの断面外周形状は円形でなくてもよく、矩形状や多角形状などであってもよい。また、ギヤードモータの先端側部位は、フランジ部よりも大きい外周形状を有していてもよい。
本発明は上述した実施形態や変形例に限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する限りにおいて種々の態様で実施しうるものである。
1 走行台車
10 車輪取付構造
11 取付ベース
12 上板
13 下板
14 取付枠
15 開口部
17 車輪
18 凹部
100 ギヤードモータ
101 駆動モータ
102 モータ軸
110 減速機
111 ハウジング
112 中空筒部
112a 基端側部位
112b 先端側部位
113 フランジ部
114 カップリング(入力部)
115 駆動軸
116 出力軸
116a テーパー部
116b 先端面
117 軸受
118 自動調心ころ軸受
119 自動調心ころ軸受
120 減速機構
121 第1ギヤ
122 第2ギヤ
123 シャフト
124 第3ギヤ
125 第4ギヤ

Claims (9)

  1. 走行台車の車輪取付構造であって、
    前記走行台車に一体的に設けられた取付ベースと、
    車軸方向先端に延伸する出力軸、モータ軸を有する駆動モータ、および、前記モータ軸の回転駆動力が入力され、前記回転駆動力を減速して前記出力軸に出力する減速機構を有し、前記取付ベースに着脱可能に固定されたギヤードモータと、
    前記出力軸に連結された車輪と、を備え、
    前記取付ベースは、車軸方向に開口する開口部を有する取付枠を備え、
    前記ギヤードモータは、車軸方向に延在するハウジングを備え、前記ハウジングには、前記駆動モータの先端側で前記減速機構を少なくとも収容する中空筒部、および、前記中空筒部の外周から車軸方向に直交して張り出し、前記開口部の周縁全体で前記取付枠に当接する外周形状を有するフランジ部が設けられ、
    前記ギヤードモータは、車軸方向において、前記フランジ部よりも基端側に位置する基端側部位と、前記フランジ部よりも先端側に位置する先端側部位とに区分けされ、前記基端側部位が前記開口部を車軸方向に通過可能な外周形状を有しており、
    前記フランジ部が前記取付枠に前記車輪側から当接し、前記フランジ部および前記取付枠がボルトで固定され
    車軸方向における前記取付枠よりも基端側に、前記駆動モータと、前記減速機構の一部とが配置されていることを特徴とする車輪取付構造。
  2. 前記出力軸は、先端につれて細くなるテーパー形状を有し、前記車輪は、前記出力軸が接続され、前記テーパー形状に対応する形状を有する凹部を有していることを特徴とする請求項1に記載の車輪取付構造。
  3. 前記出力軸は、車軸方向に直交するように延在する先端面を有し、前記先端面には、前記車輪をボルトで固定するための複数のボルト孔が形成され、前記車輪は車軸方向に沿って前記出力軸に着脱されることを特徴とする請求項1または2に記載の車輪取付構造。
  4. 前記減速機構は、車軸方向に複数段配置されたギヤによって構成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の車輪取付構造。
  5. 前記減速機構は、
    モータ軸と同心の回転軸を有し、外歯車からなる第1ギヤと、
    前記第1ギヤと噛み合うように構成され、前記モータ軸から径方向に離隔して偏心する第2回転軸を有し、前記第1ギヤの外径よりも大きい外径を有する外歯車からなる第2ギヤと、
    前記第2ギヤと車軸方向に一体的に連設され、前記第2ギヤの外径よりも小さい外径を有する外歯車からなる第3ギヤと、
    前記第3ギヤと噛み合うように構成され、前記モータ軸と同心の回転軸を有し、前記第3ギヤの外径よりも大きい内径を有する内歯車からなる第4ギヤと、を備えることを特徴とする請求項4に記載の車輪取付構造。
  6. 前記第2ギヤおよび前記第3ギヤは、車軸方向に延伸するシャフトによって連結されており、前記シャフトと前記ハウジングとの間には、自動調心ころ軸受が配置されていることを特徴とする請求項5に記載の車輪取付構造。
  7. 前記ギヤードモータは、別体である駆動モータおよび減速機を車軸方向に連結したものであることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の車輪取付構造。
  8. 前記出力軸前記ハウジング先端の内壁との間には、自動調心ころ軸受が配置されていることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の車輪取付構造。
  9. 請求項1から8のいずれか一項に記載の車輪取付構造を備えることを特徴とする走行台車。
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