JP7497316B2 - 周波数特性可変差動リニアアンプ - Google Patents
周波数特性可変差動リニアアンプ Download PDFInfo
- Publication number
- JP7497316B2 JP7497316B2 JP2021033867A JP2021033867A JP7497316B2 JP 7497316 B2 JP7497316 B2 JP 7497316B2 JP 2021033867 A JP2021033867 A JP 2021033867A JP 2021033867 A JP2021033867 A JP 2021033867A JP 7497316 B2 JP7497316 B2 JP 7497316B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- differential
- amplifier
- gain
- transistor
- frequency characteristic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000004044 response Effects 0.000 title description 2
- 230000001419 dependent effect Effects 0.000 claims description 50
- 230000001902 propagating effect Effects 0.000 claims description 20
- 230000008859 change Effects 0.000 claims description 9
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 41
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 12
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 6
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 3
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 3
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 3
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 3
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 3
- JBRZTFJDHDCESZ-UHFFFAOYSA-N AsGa Chemical compound [As]#[Ga] JBRZTFJDHDCESZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910001218 Gallium arsenide Inorganic materials 0.000 description 2
- GPXJNWSHGFTCBW-UHFFFAOYSA-N Indium phosphide Chemical compound [In]#P GPXJNWSHGFTCBW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000009471 action Effects 0.000 description 2
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 2
- 230000000593 degrading effect Effects 0.000 description 2
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 2
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000005669 field effect Effects 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03F—AMPLIFIERS
- H03F3/00—Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
- H03F3/189—High-frequency amplifiers, e.g. radio frequency amplifiers
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03F—AMPLIFIERS
- H03F3/00—Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
- H03F3/45—Differential amplifiers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Amplifiers (AREA)
Description
本実施形態に係る周波数特性可変差動リニアアンプ(以下、差動リニアアンプともいう)1は、例えば通信における周波数依存のチャネルロスに応じて、周波数特性を変更することのできる差動リニアアンプである。このために、差動リニアアンプ1は、入力側差動線路900と、出力側差動線路910と、ベースバンドアンプとして機能する第1周波数特性を備えた第1差動アンプ100と、ピーキングアンプとして機能する第2周波数特性を備えた第2差動アンプ200と、を備えている。以下、各構成要素について説明する。
図1は、第1の実施形態に係る差動リニアアンプ1の概略構成を示す図である。図1に示すように、差動リニアアンプ1は、入力差動信号Vinを伝搬させるための入力側差動線路900と、入力差動信号Vinを入力する入力側差動線路900の始端2、3と、その他端である終端4、5と、該終端4、5に接続された終端回路400と、出力差動信号Voutを伝搬させるための出力側差動線路910と、出力差動信号Voutを出力する出力側差動線路910の始端6、7と、その他端である終端8、9と、該終端8、9に接続された終端回路500とを有している。
図1に示すように、第1差動アンプ100は、第1入力差動端子102が入力側差動線路900と電気的に接続され、第1出力差動端子105が出力側差動線路910と電気的に接続され、ゲインの第1周波数特性に従い入力差動信号Vinを増幅して第1出力差動信号V1outを出力するようになっている。
図3は、差動リニアアンプ1の第1差動アンプ100に用いられるゲイン可変差動アンプ101の回路構成を示す図である。図3に示すように、ゲイン可変差動アンプ101は、入力差動信号を増幅する差動対回路120と、ゲイン可変差動アンプ101を駆動する電流を供給する定電流源回路110と、ゲイン可変差動アンプ101のゲインを調整するゲイン調整回路130とを備えている。
ゲイン可変差動アンプ101の回路の変形例として、ゲイン可変差動アンプ101の前段に、エミッタフォロア回路が配置され、前記エミッタフォロア回路の出力が、正相入力端子103、逆相入力端子104に接続された構成であっても良い。また、定電流源トランジスタ111が抵抗に置き換わった構成であっても良い。
図8(a)に示すように、第1差動アンプ100は、ゲイン可変差動アンプ101の前後のいずれか一方又は両方に、差動型回路により構成された従属アンプ600が縦続接続されていてもよい。この構成により、第1差動アンプ100は、リニアリティを損なうことなく、ゲイン可変差動アンプ101の最大ゲインを越えて、ゲインを上げることができる。
なお、従属アンプ600の前段に、エミッタフォロア回路が配置され、前記エミッタフォロア回路の出力が、正相入力端子63、逆相入力端子64に接続された構成であっても良い。また、定電流源トランジスタ607が抵抗に置き換わった構成であっても良い。
次に、ピーキングアンプとして機能する第2差動アンプ200について説明する。
図4は、差動リニアアンプ1の第2差動アンプ200に用いられるゲイン可変差動アンプ201の回路構成を示す図である。図4に示すように、ゲイン可変差動アンプ201は、入力差動信号を増幅する差動対回路220と、ゲイン可変差動アンプ201を駆動する電流を供給する定電流源回路210と、ゲイン可変差動アンプ201のゲインを調整するゲイン調整回路230とを備えている。本回路はゲイン可変差動アンプ101の回路にコンデンサ225が追加された回路である。
ゲイン可変差動アンプ201の回路の変形例として、ゲイン可変差動アンプ201の前段に、エミッタフォロア回路が配置され、前記エミッタフォロア回路の出力が、正相入力端子203、逆相入力端子204に接続された構成であっても良い。また、定電流源トランジスタ211が抵抗に置き換わった構成であっても良い。
第2差動アンプ200は、ゲイン可変差動アンプ201の前後のいずれか一方又は両方に、差動型回路により構成された従属アンプ600が縦続接続されていてもよい。この構成により、第2差動アンプ200は、リニアリティを損なうことなく、ゲイン可変差動アンプ201の最大ゲインを越えて、ゲインを上げることができる。また図8(b)に示すように、第2差動アンプ200は、ゲイン可変差動アンプ201の前後のいずれか一方又は両方に、差動型回路により構成された従属アンプ700が縦続接続されていてもよい。この構成により、第2差動アンプ200は、リニアリティを損なうことなく、ゲイン可変差動アンプ201の最大ゲインを越えて、ゲインを上げることができる。
差動リニアアンプ1の第1差動アンプ100と第2差動アンプ200は、極性が同じである。
上述したように、終端回路400に接続された入力側差動線路900と、終端回路500に接続された出力側差動線路910の間に、ベースバンドアンプとして機能する第1周波数特性を備えた第1差動アンプ100とピーキングアンプとして機能する第2周波数特性を備えた第2差動アンプ200が並列に接続されている。このため、第1差動アンプ100から出力される第1出力差動信号V1outと第2差動アンプ200から出力される第2出力差動信号V2outは、出力側差動線路910を伝搬しながら同相で合波されて出力差動信号Voutが得られるようになっている。
次に作用効果について説明する。
図16と図17は、差動リニアアンプ1の構成で作製した周波数特性可変差動リニアアンプのSDD21(差動モードゲイン)を測定した結果を示す図である。図16はベースバンドアンプとして機能する第1差動アンプのみを作動させて、ゲインを変化させたときの特性である。平坦な周波数特性のままゲインを変化できていることが分かる。
本実施形態に係る周波数特性可変差動リニアアンプは、前記周波数特性可変差動リニアアンプ1のピーキングアンプとして機能する第2差動アンプ200を、図12(c)に示す、所定の周波数範囲において周波数に対してゲインが減少するLPFアンプの周波数特性を有する差動アンプに置き換えた構成である。その他の構成要素は同一であり、同一の構成要素には同一の符号を付し、詳細な説明は適宜省略する。
図21は、本実施形態の差動リニアアンプの第2差動アンプ200に用いられるゲイン可変差動アンプ301の回路構成を示す図である。図21に示すように、ゲイン可変差動アンプ301は、入力差動信号を増幅する差動対回路320と、ゲイン可変差動アンプ301を駆動する電流を供給する定電流源回路310と、ゲイン可変差動アンプ301のゲインを調整するゲイン調整回路330とを備えている。本回路はゲイン可変差動アンプ101の回路に抵抗325、326が追加された回路である。
ゲイン可変差動アンプ301の回路の変形例として、ゲイン可変差動アンプ301の前段に、エミッタフォロア回路が配置され、前記エミッタフォロア回路の出力が、正相入力端子303、逆相入力端子304に接続された構成であっても良い。また、定電流源トランジスタ311が抵抗に置き換わった構成であっても良い。
第2差動アンプ200は、ゲイン可変差動アンプ301の前後のいずれか一方又は両方に、差動型回路により構成された従属アンプ600が縦続接続されていてもよい。この構成により、第2差動アンプ200は、リニアリティを損なうことなく、ゲイン可変差動アンプ301の最大ゲインを越えて、ゲインを上げることができる。また図8(c)に示すように、第2差動アンプ200は、ゲイン可変差動アンプ301の前後のいずれか一方又は両方に、差動型回路により構成された従属アンプ800が縦続接続されていてもよい。この構成により、第2差動アンプ200は、リニアリティを損なうことなく、ゲイン可変差動アンプ301の最大ゲインを越えて、ゲインを上げることができる。
本実施形態の差動リニアアンプの第1差動アンプ100と第2差動アンプ200は、極性が異なっている。
上述したように、終端回路400に接続された入力側差動線路900と、終端回路500に接続された出力側差動線路910の間に、ベースバンドアンプとして機能する第1周波数特性を備えた第1差動アンプ100とLPFアンプとして機能する第2周波数特性を備えた第2差動アンプ200が並列に接続されている。このため、第1差動アンプ100から出力される第1出力差動信号V1outと第2差動アンプ200から出力される第2出力差動信号V2outは、出力側差動線路910を伝搬しながら逆相で合波されて出力差動信号Voutが得られるようになっている。
(作用・効果)
次に作用効果について説明する。
次に、本発明の第3の実施形態に係る周波数特性可変差動リニアアンプ(以下、差動リニアアンプともいう)について説明する。
図20は、第3の実施形態に係る差動リニアアンプ1Aの概略構成を示す図である。図20に示すように、差動リニアアンプ1Aは、入力側差動線路900と出力側差動線路910の間に、ベースバンドアンプとして機能する第1差動アンプ100とピーキングアンプとして機能する第2差動アンプ200に加えてLPFアンプとして機能する第3差動アンプ300が設けられている。
図20に示すように、ベースバンドアンプとして機能する第1差動アンプ100とピーキングアンプとして機能する第2差動アンプ200とLPFアンプとして機能する第3差動アンプ300は、極性が同じである。
このため、差動リニアアンプ1Aにおいて、ベースバンドアンプとして機能する第1差動アンプ100から出力される第1出力差動信号V1outとピーキングアンプとして機能する第2差動アンプ200から出力される第2出力差動信号V2outとLPFアンプとして機能する第3差動アンプ300から出力される第3出力差動信号V3outが、出力側差動線路910を伝搬しながら同相で合波されて得られる出力差動信号Voutの周波数特性は、前記3つの差動アンプのゲインの大きさと比率を変えることにより、可変できるようになっている。
図24は、差動リニアアンプ1Aが分布型回路により構成されている図である。差動リニアアンプ1Aは、例えばInP(インジウム・リン)やGaAs(ガリウム・砒素)等の半導体基板上に形成されている。
また、差動リニアアンプ1Aは、第1差動アンプ100と第2差動アンプ200と第3差動アンプ300のうち、任意の2つのアンプの組合せで構成してもよい。
2、3、6、7 始端
4、5、8、9 終端
11、12、21、22、31、32、61、62、67、71、72、77、81、82、87、91、92、93、94 端子
15、25、35 第1バイアス端子
16、26、36 第2バイアス端子
63、73、83 正相入力端子
64、74、84 逆相入力端子
65、75、85 逆相出力端子
66、76、86 正相出力端子
100 ベースバンドアンプ(第1差動アンプ)
101、201、301 ゲイン可変差動アンプ(第1~3ゲイン可変差動アンプ)
102 第1入力差動端子
103、203、303 正相入力端子(入力差動端子)
104、204、304 逆相入力端子(入力差動端子)
105 第1出力差動端子
106、206、306 逆相出力端子(出力差動端子)
107、207、307 正相出力端子(出力差動端子)
110、210、310 定電流源回路(第1~3定電流源回路)
111、211、311 定電流源トランジスタ(第1~3定電流源トランジスタ)
112、212、312、608、612、613、708、808 抵抗
113、114、213、214、313、314 分流電流源トランジスタ
120、220、320 差動対回路(第1~3差動対回路)
121、221、321 第1差動対トランジスタ
122、222、322 第2差動対トランジスタ
123、223、323 第1エミッタ抵抗
124、224、324 第2エミッタ抵抗
130、230、330 ゲイン調整回路(第1~3ゲイン調整回路)
131、231、331 第1ゲイン調整トランジスタ
132、232、332 第2ゲイン調整トランジスタ
133、233、333 第3ゲイン調整トランジスタ
134、234、334 第4ゲイン調整トランジスタ
141、142、241、242、341、342、603、604、703、704、803、804 負荷抵抗
200 ピーキングアンプ(第2差動アンプ)
202 第2入力差動端子
205 第2出力差動端子
225、709 コンデンサ
300 LPFアンプ(第3差動アンプ)
302 第3入力差動端子
305 第3出力差動端子
325、326、809、810 ベース抵抗
400、500 終端回路
401、402、501、502 終端抵抗
600、700、800 従属アンプ
601、602、701、702、801、802 差動対トランジスタ
605、606、609、705、706、805、806 エミッタ抵抗
607、610、611、707、807 定電流源トランジスタ
900 入力側差動線路
901、902、911、912 主線路
910 出力側差動線路
Vin 入力差動信号
Vin(+) 入力正相信号
Vin(-) 入力逆相信号
Vout 出力差動信号
Vout(+) 出力正相信号
Vout(-) 出力逆相信号
V1out 第1出力差動信号
V1out(+) 第1出力正相信号
V1out(-) 第1出力逆相信号
V2out 第2出力差動信号
V2out(+) 第2出力正相信号
V2out(-) 第2出力逆相信号
V3out 第3出力差動信号
V3out(+) 第3出力正相信号
V3out(-) 第3逆相出力信号
IN(+) 正相入力端子(入力差動端子)
IN(-) 逆相入力端子(入力差動端子)
OUT(+) 正相出力端子(出力差動端子)
OUT(-) 逆相出力端子(出力差動端子)
V1a、V2a、V3a 第1バイアス電圧
V1b、V2b、V3b 第2バイアス電圧
Claims (22)
- 入力差動信号を伝搬させるための入力側差動線路と、前記入力差動信号を入力する前記入力側差動線路の始端(2,3)と、その他端である終端と、該終端に接続された終端回路(401,402)と、出力差動信号を伝搬させるための出力側差動線路と、前記出力差動信号を出力する前記出力側差動線路の始端(6,7)と、その他端である終端と、該終端に接続された終端回路(501,502)とを有し、
第1入力差動端子が前記入力側差動線路と電気的に接続され、第1出力差動端子が前記出力側差動線路と電気的に接続され、ゲインの第1周波数特性に従い前記入力差動信号を増幅して第1出力差動信号を出力する第1差動アンプ(100)と、
第2入力差動端子が前記入力側差動線路と電気的に接続され、第2出力差動端子が前記出力側差動線路と電気的に接続され、ゲインの第2周波数特性に従い前記入力差動信号を増幅して第2出力差動信号を出力する第2差動アンプ(200)と、を備え、
前記第1差動アンプは、差動型回路で構成され、前記差動型回路の定電流源の電流を一定に保ったまま、ゲインを変更できる第1ゲイン可変差動アンプ(101)を含み、
前記入力差動信号は、前記第1差動アンプのゲインと前記第2差動アンプのゲインの大きさと比率に基づいて前記第1周波数特性及び前記第2周波数特性から定まるゲインの周波数特性に従い増幅され、前記第1出力差動信号と前記第2出力差動信号が前記出力側差動線路を伝搬しながら合波されて得られる前記出力差動信号の周波数特性を、前記大きさと比率を変えることで、可変でき、
第3入力差動端子が前記入力側差動線路と電気的に接続され、第3出力差動端子が前記出力側差動線路と電気的に接続され、ゲインの第3周波数特性に従い前記入力差動信号を増幅して第3出力差動信号を出力する第3差動アンプ(300)をさらに備え、
前記第3差動アンプは、差動型回路で構成され、該差動型回路の定電流源の電流を一定に保ったまま、ゲインを変更できる第3ゲイン可変差動アンプ(301)を含み、
前記入力差動信号は、前記第1差動アンプのゲインと前記第2差動アンプのゲインと前記第3差動アンプのゲインの大きさと比率に基づいて前記第1周波数特性、前記第2周波数特性、及び前記第3周波数特性から定まるゲインの周波数特性に従い増幅され、前記第1出力差動信号、前記第2出力差動信号、及び前記第3出力差動信号が前記出力側差動線路を伝搬しながら合波されて得られる前記出力差動信号の周波数特性を、前記大きさと比率を変えることで、可変でき、
前記第3ゲイン可変差動アンプ(301)は、
前記入力差動信号を増幅する第3差動対回路(320)と、
前記第3ゲイン可変差動アンプを駆動する電流を供給する第3定電流源回路(310)と、
前記第3ゲイン可変差動アンプのゲインを調整する第3ゲイン調整回路(330)と、を備え、
前記第3差動対回路は、エミッタ同士が第5エミッタ抵抗(323)及び第6エミッタ抵抗(324)を介して接続された差動対の第5差動対トランジスタ(321)及び第6差動対トランジスタ(322)を備え、
前記第3定電流源回路(310)は、第3定電流源トランジスタ(311)を備え、
前記第3ゲイン調整回路(330)は、
エミッタ側が前記第5差動対トランジスタ(321)のコレクタ側と接続された差動対の第9ゲイン調整トランジスタ(331)及び第10ゲイン調整トランジスタ(332)と、
エミッタ側が前記第6差動対トランジスタ(322)のコレクタ側と接続された差動対の第11ゲイン調整トランジスタ(333)及び第12ゲイン調整トランジスタ(334)と、を有し、
前記第9ゲイン調整トランジスタ(331)のコレクタ側は、第1負荷抵抗(341)の一端側及び第1信号出力端子(306)に接続され
前記第12ゲイン調整トランジスタ(334)のコレクタ側は、第2負荷抵抗(342)の一端側及び第2信号出力端子(307)に接続され、
前記第5差動対トランジスタ(321)のベースは、第1ベース抵抗(325)を介して第1信号入力端子(303)に接続され、前記第6差動対トランジスタ(322)のベースは、第2ベース抵抗(326)を介して第2信号入力端子(304)に接続され、前記第9ゲイン調整トランジスタ(331)と前記第12ゲイン調整トランジスタ(334)のベースは、第5バイアス端子(35)に接続され、前記第10ゲイン調整トランジスタ(332)と前記第11ゲイン調整トランジスタ(333)のベースは、第6バイアス端子(36)に接続されており、
前記第5バイアス端子に加えられる第5バイアス電圧と前記第6バイアス端子に加えられる第6バイアス電圧との電位差によりゲインが変えられる
ことを特徴とする周波数特性可変差動リニアアンプ。 - 前記第1ゲイン可変差動アンプ(101)は、
前記入力差動信号を増幅する第1差動対回路(120)と、
前記第1ゲイン可変差動アンプを駆動する電流を供給する第1定電流源回路(110)と、
前記第1ゲイン可変差動アンプのゲインを調整する第1ゲイン調整回路(130)と、を備える、請求項1に記載の周波数特性可変差動リニアアンプ。 - 前記第1差動対回路(120)は、エミッタ同士が第1エミッタ抵抗(123)及び第2エミッタ抵抗(124)を介して接続された差動対の第1差動対トランジスタ(121)及び第2差動対トランジスタ(122)を備え、
前記第1定電流源回路(110)は、第1定電流源トランジスタ(111)を備え、
前記第1ゲイン調整回路(130)は、
エミッタ側が前記第1差動対トランジスタ(121)のコレクタ側と接続された差動対の第1ゲイン調整トランジスタ(131)及び第2ゲイン調整トランジスタ(132)と、
エミッタ側が前記第2差動対トランジスタ(122)のコレクタ側と接続された差動対の第3ゲイン調整トランジスタ(133)及び第4ゲイン調整トランジスタ(134)と、を有し、
前記第1ゲイン調整トランジスタ(131)のコレクタ側は、第1負荷抵抗(141)の一端側及び第1信号出力端子(106)に接続され、
前記第4ゲイン調整トランジスタ(134)のコレクタ側は、第2負荷抵抗(142)の一端側及び第2信号出力端子(107)に接続され、
前記第1差動対トランジスタ(121)のベースは、第1信号入力端子(103)に接続され、前記第2差動対トランジスタ(122)のベースは、第2信号入力端子(104)に接続され、前記第1ゲイン調整トランジスタ(131)と前記第4ゲイン調整トランジスタ(134)のベースは、第1バイアス端子(15)に接続され、前記第2ゲイン調整トランジスタ(132)と前記第3ゲイン調整トランジスタ(133)のベースは、第2バイアス端子(16)に接続され、
前記第1バイアス端子に加えられる第1バイアス電圧と前記第2バイアス端子に加えられる第2バイアス電圧との電位差によりゲインが変えられる、請求項2に記載の周波数特性可変差動リニアアンプ。 - 前記第1ゲイン可変差動アンプ(101)において、前記第1差動対回路(120A)は、前記第1差動対トランジスタ(121)と前記第2差動対トランジスタ(122)のエミッタ同士を接続する前記第1エミッタ抵抗と前記第2エミッタ抵抗の代わりに、単一のエミッタ抵抗(125)を有し、
前記第1定電流源回路(110A)は、前記第1定電流源トランジスタ(111)の代わりに、前記第1差動対トランジスタ(121)のエミッタ側に接続された第1分流電流源トランジスタ(113)と、前記第2差動対トランジスタ(122)のエミッタ側に接続された第2分流電流源トランジスタ(114)とを備える、請求項3に記載の周波数特性可変差動リニアアンプ。 - 前記第2差動アンプは、差動型回路で構成され、該差動型回路の定電流源の電流を一定に保ったまま、ゲインを変更できる第2ゲイン可変差動アンプ(201)を含む、請求項1~4のいずれか一項に記載の周波数特性可変差動リニアアンプ。
- 前記第2ゲイン可変差動アンプは、
前記入力差動信号を増幅する第2差動対回路(220)と、
前記第2ゲイン可変差動アンプを駆動する電流を供給する第2定電流源回路(210)と、
前記第2ゲイン可変差動アンプのゲインを調整する第2ゲイン調整回路(230)と、
を備える、請求項5に記載の周波数特性可変差動リニアアンプ。 - 前記第2差動対回路(220)は、エミッタ同士が第3エミッタ抵抗(223)及び第4エミッタ抵抗(224)を介して接続されるとともに、コンデンサ(225)を介して接続された差動対の第3差動対トランジスタ(221)及び第4差動対トランジスタ(222)を備え、
前記第2定電流源回路(210)は、第2定電流源トランジスタ(211)を備え、
前記第2ゲイン調整回路は、
エミッタ側が前記第3差動対トランジスタ(221)のコレクタ側と接続された差動対の第5ゲイン調整トランジスタ(231)及び第6ゲイン調整トランジスタ(232)と、
エミッタ側が前記第4差動対トランジスタ(222)のコレクタ側と接続された第7ゲイン調整トランジスタ(233)及び第8ゲイン調整トランジスタ(234)と、を有し、
前記第5ゲイン調整トランジスタ(231)のコレクタ側は、第1負荷抵抗(241)の一端側及び第1信号出力端子(206)に接続され、
前記第8ゲイン調整トランジスタ(234)のコレクタ側は、第2負荷抵抗(242)の一端側及び第2信号出力端子(207)に接続され、
前記第3差動対トランジスタ(221)のベースは、第1信号入力端子(203)に接続され、前記第4差動対トランジスタ(222)のベースは、第2信号入力端子(204)に接続され、前記第5ゲイン調整トランジスタ(231)と前記第8ゲイン調整トランジスタ(234)のベースは、第3バイアス端子(25)に接続され、前記第6ゲイン調整トランジスタ(232)と前記第7ゲイン調整トランジスタ(233)のベースは、第4バイアス端子(26)に接続されており、
前記第3バイアス端子に加えられる第3バイアス電圧と前記第4バイアス端子に加えられる第4バイアス電圧との電位差によりゲインが変えられる、請求項6に記載の周波数特性可変差動リニアアンプ。 - 前記第2ゲイン可変差動アンプ(201)において、前記第2差動対回路(220A)は、前記第3差動対トランジスタ(221)と前記第4差動対トランジスタ(222)のエミッタ同士を接続する前記第3エミッタ抵抗と前記第4エミッタ抵抗の代わりに、単一のエミッタ抵抗(226)を有し、
前記第2定電流源回路(210A)は、前記第2定電流源トランジスタ(211)の代わりに、前記第3差動対トランジスタ(221)のエミッタ側に接続された第3分流電流源トランジスタ(213)と、前記第4差動対トランジスタ(222)のエミッタ側に接続された第4分流電流源トランジスタ(214)とを備える、請求項7に記載の周波数特性可変差動リニアアンプ。 - 前記第1差動アンプ(100)は、前記第1ゲイン可変差動アンプ(101)の前後のいずれか一方又は両方に、差動型回路から構成された第1従属アンプ(600)が縦続接続されている、請求項1~8のいずれか一項に記載の周波数特性可変差動リニアアンプ。
- 前記第1従属アンプは、前記第1差動アンプの前記第1周波数特性に対応したゲインの周波数特性を有している、請求項9に記載の周波数特性可変差動リニアアンプ。
- 前記第2差動アンプ(200)は、前記第2ゲイン可変差動アンプ(201)の前後のいずれか一方又は両方に、差動型回路から構成された第2従属アンプ(700)が縦続接続されている、請求項5~8のいずれか一項に記載の周波数特性可変差動リニアアンプ。
- 前記第2従属アンプは、前記第2差動アンプの前記第2周波数特性に対応したゲインの周波数特性を有している、請求項11に記載の周波数特性可変差動リニアアンプ。
- 前記第1差動アンプ(100)は、ベースバンドアンプ、ピーキングアンプ、及びLPFアンプのうち1のアンプであり、前記第2差動アンプ(200)は、残り2つのうち1のアンプである、請求項1~12のいずれか一項に記載の周波数特性可変差動リニアアンプ。
- 前記第1ゲイン可変差動アンプ(101)のゲインの周波数特性は、前記第1差動アンプの前記第1周波数特性に対応したゲインの周波数特性を有し、前記第2ゲイン可変差動アンプ(201)のゲインの周波数特性は、前記第2差動アンプの前記第2周波数特性に対応したゲインの周波数特性を有している、請求項11又は12に記載の周波数特性可変差動リニアアンプ。
- 前記第1差動アンプ(100)と前記第2差動アンプ(200)のうち少なくとも一方は、作動をオン・オフできる構成である、請求項1~14のいずれか一項に記載の周波数特性可変差動リニアアンプ。
- 前記第1差動アンプ(100)と前記第2差動アンプ(200)は、極性が同じである、請求項1~15のいずれか一項に記載の周波数特性可変差動リニアアンプ。
- 前記第1差動アンプ(100)と前記第2差動アンプ(200)は、極性が異なっている、請求項1~15のいずれか一項に記載の周波数特性可変差動リニアアンプ。
- 前記第3ゲイン可変差動アンプ(301)において、前記第3差動対回路(320A)は、前記第5差動対トランジスタ(321)と前記第6差動対トランジスタ(322)のエミッタ同士を接続する前記第5エミッタ抵抗と前記第6エミッタ抵抗の代わりに、単一のエミッタ抵抗(327)を有し、
前記第3定電流源回路(310A)は、前記第3定電流源トランジスタ(311)の代わりに、前記第5差動対トランジスタ(321)のエミッタ側に接続された第5分流電流源トランジスタ(313)と、前記第6差動対トランジスタ(322)のエミッタ側に接続された第6分流電流源トランジスタ(314)とを備える、請求項1~17のいずれか一項に記載の周波数特性可変差動リニアアンプ。 - 前記第3差動アンプ(300)は、前記第3ゲイン可変差動アンプ(301)の前後のいずれか一方又は両方に、差動型回路から構成された第3従属アンプ(800)が縦続接続されている請求項1~18のいずれか一項に記載の周波数特性可変差動リニアアンプ。
- 前記第3従属アンプは、前記第3差動アンプの前記第3周波数特性に対応したゲインの周波数特性を有している、請求項19に記載の周波数特性可変差動リニアアンプ。
- 前記第1差動アンプ(100)は、ベースバンドアンプであり、前記第2差動アンプ(200)は、ピーキングアンプであり、前記第3差動アンプ(300)は、LPFアンプである、請求項1~20のいずれか一項に記載の周波数特性可変差動リニアアンプ。
- 前記第1差動アンプと前記第2差動アンプと前記第3差動アンプのうち、一つの差動アンプを省略したことを特徴とする請求項1~21のいずれか一項に記載の周波数特性可変差動リニアアンプ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021033867A JP7497316B2 (ja) | 2021-03-03 | 2021-03-03 | 周波数特性可変差動リニアアンプ |
PCT/JP2022/007901 WO2022186073A1 (ja) | 2021-03-03 | 2022-02-25 | 周波数特性可変差動リニアアンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021033867A JP7497316B2 (ja) | 2021-03-03 | 2021-03-03 | 周波数特性可変差動リニアアンプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022134617A JP2022134617A (ja) | 2022-09-15 |
JP7497316B2 true JP7497316B2 (ja) | 2024-06-10 |
Family
ID=83155122
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021033867A Active JP7497316B2 (ja) | 2021-03-03 | 2021-03-03 | 周波数特性可変差動リニアアンプ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7497316B2 (ja) |
WO (1) | WO2022186073A1 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010272919A (ja) | 2009-05-19 | 2010-12-02 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | ドライバ回路 |
US20110228823A1 (en) | 2010-03-16 | 2011-09-22 | Micrel, Inc. | High Bandwidth Programmable Transmission Line Pre-Emphasis Method and Circuit |
WO2014136170A1 (ja) | 2013-03-04 | 2014-09-12 | 三菱電機株式会社 | エンファシス回路 |
WO2014181869A1 (ja) | 2013-05-09 | 2014-11-13 | 日本電信電話株式会社 | 光変調器ドライバ回路および光送信器 |
US20190312759A1 (en) | 2018-04-09 | 2019-10-10 | Texas Instruments Incorporated | Signal path linearizer |
-
2021
- 2021-03-03 JP JP2021033867A patent/JP7497316B2/ja active Active
-
2022
- 2022-02-25 WO PCT/JP2022/007901 patent/WO2022186073A1/ja active Application Filing
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010272919A (ja) | 2009-05-19 | 2010-12-02 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | ドライバ回路 |
US20110228823A1 (en) | 2010-03-16 | 2011-09-22 | Micrel, Inc. | High Bandwidth Programmable Transmission Line Pre-Emphasis Method and Circuit |
WO2014136170A1 (ja) | 2013-03-04 | 2014-09-12 | 三菱電機株式会社 | エンファシス回路 |
WO2014181869A1 (ja) | 2013-05-09 | 2014-11-13 | 日本電信電話株式会社 | 光変調器ドライバ回路および光送信器 |
US20190312759A1 (en) | 2018-04-09 | 2019-10-10 | Texas Instruments Incorporated | Signal path linearizer |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2022134617A (ja) | 2022-09-15 |
WO2022186073A1 (ja) | 2022-09-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2376410C (en) | Cascode distributed amplifier | |
US7336125B2 (en) | Power amplifier and transmitter | |
JP3041805B2 (ja) | 抵抗性結合器および分圧器を有する先行歪ませ等化器 | |
JP3188276B2 (ja) | 高周波用差動制限分布増幅器 | |
US20070103232A1 (en) | Operational amplifier | |
KR102619263B1 (ko) | 전력 증폭 모듈 | |
JP2007538449A (ja) | 自動ゲイン補正を有する増幅器回路 | |
US6094099A (en) | High dynamic range variable gain distributed amplifier | |
JP4763662B2 (ja) | トランスインピーダンスアンプ | |
JP4319681B2 (ja) | リニアライザ | |
US8134407B2 (en) | Enhancing dual op-amps for differential connections | |
US7816987B2 (en) | Driver circuit and driver IC | |
JP7497316B2 (ja) | 周波数特性可変差動リニアアンプ | |
JP2017085219A (ja) | 増幅器 | |
US20200241331A1 (en) | Driving circuit for optical modulator | |
EP1254507B1 (en) | Circuit for reducing second and third order intermodulation distortion for a broadband rf amplifier | |
JP2002064340A (ja) | 高周波電力増幅器 | |
JP3937426B2 (ja) | プリアンプ回路 | |
JP7555269B2 (ja) | 直流結合段を含む小型高ゲイン増幅器 | |
US6466084B1 (en) | Circuit for reducing third order intermodulation distortion for a broadband RF amplifier | |
US10116269B1 (en) | Differential amplifier with extended bandwidth and THD reduction | |
KR100735418B1 (ko) | 도허티 앰프 | |
JP7544125B2 (ja) | 増幅回路およびドライバ回路 | |
WO2021250721A1 (ja) | 増幅回路 | |
US10511274B2 (en) | Driver circuit |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20221007 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20221012 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20221226 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20240213 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20240329 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20240528 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20240529 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7497316 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |