JP7493125B2 - 漏水検知装置 - Google Patents

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Description

本発明は、全館空調ユニット内や全館空調用の空調室に空調機を格納することにより空調機の凝縮水を屋外に排出する手段として排水配管を行うことが必要となる全館空調ユニットにおける漏水検知装置に関するものである。
従来、住宅に設置される全館空調ユニットが特許文献1および2に開示されている。
以下、その従来の全館空調ユニットの排水配管について図4を参照しながら説明する。
図4は従来の全館空調システムの設置状態を現した住宅の概略図である。
空調室101は、住宅の外壁106から離れた小屋裏102に設けられ、空調室内には空調機103が空調室内壁に設置され、空調機のドレンホース104を屋外まで連通している排水配管105に接続することで空調機が冷房運転時に発生する凝縮水108が屋外に排水される。
特許第6621719号公報 特許第6211675号公報
このような従来の全館空調システムにおいては、空調機が全館空調ユニット内部に格納され、あるいは小屋裏に空調室が設けられ空調室内に空調機が設置されるため、空調機の凝縮水を排水するための排水配管が必要となる。排水配管の設置においては、横引きとなる部分が発生し、屋外に向かっての勾配が小さくなるため、排水配管内に水が残り、そこにスライムが生じて水の流れが阻害された場合などでは、凝縮水を排水することが出来なくなってしまう。そして、凝縮水が溜まると排水配管を通じて空調機のドレンパンから凝縮水が溢れ全館空調ユニットを設置している部位の床や、空調室の床が濡れてしまう。
更に空調機が全館空調ユニット内部や空調室内に隠蔽されているため、空調機から水が溢れていることに使用者の気が付かないことが予想され、長期間放置されカビの発生や木材を痛めてしまうというような課題が予想できる。
そこで本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、凝縮水の流れが阻害された状況下においても、空調機から凝縮水が溢れ出る前に空調機を安全に停止させ且つ、排水異常が発生していることを使用者に報知することのできる漏水検知装置を提供することを目的とする。
そして、この目的を達成するために、本発明に係る漏水検知装置は、全館空調ユニットに設けられる漏水検知装置であって、前記全館空調ユニットに格納される空調機から排出される凝縮水を前記全館空調ユニット外に排出するドレンホースと、前記ドレンホースの先端に設けられ前記凝縮水を屋外に導く排水配管と、前記排水配管から分岐する分岐配管と、前記分岐配管の水位を検知する水位検知部と、前記水位検知部が検知した水位に基づいて前記凝縮水の排水異常を報知する報知部とを備えたものであり、これにより所期の目的を達成するものである。
本発明によれば、全館空調ユニットに格納される空調機のドレンパンから凝縮水が溢れ出てしまう前に排水異常が発生していることを使用者に報知することのできる漏水検知装置を提供することができる。
本発明の実施の形態1に係る全館空調ユニットの排水配管を現した側面図 本発明の実施の形態1に係る全館空調ユニットの漏水検知部を現した断面図 本発明の実施の形態1に係る全館空調ユニットの漏水検知の報知部を現した図 従来の全館空調ユニットの設置状態を現した住宅概略図
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
なお、以下の実施の形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。また、全図面を通して、同一の部位については同一の符号を付して二度目以降の説明を省略または簡略化している。
(実施の形態1)
まず、図1、図2を参照しながら、本発明の実施の形態1に係る全館空調ユニットの漏水検知装置について説明する。図1は実施の形態1に係る全館空調ユニットの排水配管を現した側面図である。図2は全館空調ユニットの漏水検知部を現した断面図である。
図1に示すように、住宅外壁から離れた室内に配置された全館空調ユニット1には空調機2が搭載され空調機2には冷房運転、除湿運転によって発生する凝縮水を排水するためのドレンホース3が全館空調ユニット1の背面側から引き出される。ドレンホース3の先端には、床面から略垂直に立ち上げられた排水配管4が設けられ、その開口にドレンホース3を挿入することで接続されている。
またドレンホース3と排水配管4が接続されている垂直部分でドレンホース3の下流端部10より下側となる位置に排水配管4からL字に分岐する分岐配管5が設けられる。分岐配管5の先端は空調機2よりも下方に位置し、かつ上方が開放される。略L字に分岐した分岐配管5は、排水配管4と平行となる範囲に水位検知部6が配置され、水位検知部6には検知した情報を通信するための信号送信部7が設けられている。
水位検知部6は、例えばフロートスイッチや電極式のレベルセンサーである。また信号送信部7は、後述する全館空調コントローラ―8と通信可能な特小無線機器で水位検知部6と有線接続されて設けられる。
以上が漏水検知装置の構成である。
このような構成とすることで排水配管4内部の何処かで水の流れが滞り排水が出来ない状態に陥った場合の排水管内の水位の変化について説明する。
排水が出来なくなった場合、排水配管4の水位が上昇し分岐配管5の接続部まで水位が上昇すると分岐配管5側に水が流れ込み排水配管4の水位と分岐配管5の水位が同一となる。
更に水位が上昇すると水位検知部6のレベルセンサーにより水位上昇が検知され、全館空調コントローラ―8と通信可能な特小無線機器から排水異常のエラー信号が全館空調コントローラ8に送信される(全館空調コントローラ8は図3に示されている)。
全館空調コントローラ―8は、排水異常のエラー信号を受信すると、報知部としての表示部8Aに排水異常が発生した旨を表示する。これにより、空調機2から凝縮水があふれ出す前に使用者に報知することが可能となる。
このことにより空調機2から凝縮水が溢れ続けた状態で長期間放置されることを抑制できるため、カビの発生や木材を痛めることがない漏水検知装置を得ることが出来る。
次に図3を用いて漏水異常の報知方法について説明する。
図3は本発明の実施の形態1に係る全館空調ユニットの漏水検知の報知部を現した図である。
全館空調コントローラ8は、排水異常のエラー信号を受信した時点で自身の表示部8Aに排水異常が発生していることを表示し使用者に向けて報知する。ただし、全館空調コントローラ8と表示部8Aは住宅に据え付けられており排水異常報知がなされていても使用者は気が付かない可能性がある。このため、報知手段を表示部8Aに加え、全館空調コントローラ8と通信可能に接続されたタブレット端末8Bや携帯端末8Cに拡大してもよい。
このことにより排水異常を確実に使用者に報知し認識させることが出来るので空調機2から凝縮水が溢れ続けた状態で長期間放置されることを抑制できるため、カビの発生や木材を痛めることがない漏水検知装置を得ることが出来る。
更に全館空調コントローラ―8は空調機2との通信が可能であり、排水異常のエラー信号を受信した段階で、空調機2を正規の停止手段で停止させることが可能である。
水位異常を検知し電気回路を強制的に遮断して空調機2を停止させる手段は過去より実施されているが、この場合、空調機のコンプレッサがダメージを受けることがあり空調機の寿命を短くしてしまう可能性がある。本実施の形態1の漏水検知装置とすることで空調機は正規の停止手段で停止されるため、空調機の寿命に影響を与えない。
また空調機2が停止することにより凝縮水の発生が止まるので水位の上昇が確実に止まり空調機2から凝縮水が溢れることがなくなるため、カビの発生や木材を痛めることがない漏水検知装置を得ることが出来る。
本発明に係る漏水検知装置は、配管詰まりにより生じる凝縮水の水位上昇により発生する空調機からの漏水を抑制するものであり、排水配管を行うことが必要となる空調機器の漏水検知に有用である。
1 全館空調ユニット
2 空調機
3 ドレンホース
4 排水配管
5 分岐配管
6 水位検知部
7 信号送信部
8 全館空調コントローラ
8A 報知部(全館空調コントローラ表示部)
8B 報知部(8と通信可能なタブレット端末)
8C 報知部(8と通信可能な携帯端末)

Claims (9)

  1. 全館空調ユニットに設けられる漏水検知装置であって、
    前記全館空調ユニットに格納される空調機から排出される凝縮水を前記全館空調ユニット外に排出するドレンホースと、
    前記ドレンホースの先端に設けられ前記凝縮水を屋外に導く排水配管と、
    前記排水配管から分岐する分岐配管と、
    前記分岐配管の水位を検知する水位検知部と、
    前記水位検知部が検知した水位に基づいて前記凝縮水の排水異常を報知する報知部と、を備えた漏水検知装置。
  2. 前記水位検知部が検知した水位に基づいて前記空調機を停止するための停止信号を送信する信号送信部を備えた請求項1記載の漏水検知装置。
  3. 前記分岐配管は、
    前記ドレンホースの下流端部に対して下方に位置する請求項1記載の漏水検知装置。
  4. 前記分岐配管は、前記排水配管とは逆側の端部が開放されている請求項1記載の漏水検知装置。
  5. 前記分岐配管は、前記端部の開放面が上方に向けて開放されている請求項4記載の漏水検知装置。
  6. 前記分岐配管は、前記排水配管とは逆側の端部が前記排水配管との接続部よりも高所に位置する請求項4記載の漏水検知装置。
  7. 水位検知部は、前記分岐配管の前記端部に水位検知センサーを備えた請求項4記載の漏水検知装置。
  8. 前記信号送信部は、前記水位検知部が検知した水位に基づき、前記停止信号を前記全館空調ユニットとは通信可能に独立して設けられた全館空調コントローラを経由して前記空調機に送信する請求項2記載の漏水検知装置。
  9. 前記報知部は、全館空調コントローラの表示部、又は前記全館空調コントローラを介して前記全館空調コントローラに通信可能に接続された携帯端末の表示部に、前記排水の異常を報知する請求項8記載の漏水検知装置。
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