JP7491045B2 - 車両用窓ガラス - Google Patents

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Description

本発明は車両用窓ガラスに関し、例えば、無線信号を受信するアンテナを備えた車両用窓ガラスに関する。
車両のガラスには、放送波等を受信できるアンテナなど様々な機能部材が備えられている。このようなアンテナの例として、放送波とは異なるITS(Intelligent Transport Systems)の垂直偏波の760MHz帯の周波数を受信できるアンテナ導体が、車両用ガラスに配置されているものがある。例えば、特許文献1には、ITSの信号を受信できる所定パターンのアンテナ導体を備えたアンテナ付き窓ガラスが開示されている。
特開2018-207174号公報
しかし、特許文献1に開示されるアンテナは、通信用回路の信号ラインに電気的に接続される第1の給電部と通信回路用のアースや車体に接続される第2の給電部の、一対の給電点を備える、いわゆる双極タイプである。このような双極タイプのアンテナでは、一対の給電点に接続するコネクタ等の部品の幅が広くなるとともに、アンテナ以外の導体部品との電波の干渉によるアンテナ利得低減から、搭載する配置が制約される問題があった。
本発明は、該課題を解決するために、単極タイプで所定のアンテナ利得が確保できるアンテナを搭載した車両用窓ガラスを提供することを目的とする。
一実施形態にかかる車両用窓ガラスは、車両に取り付けられる車両用窓ガラスであって、前記車両に取り付けられるガラス板と、前記ガラス板に設けられるアンテナと、を備え、前記アンテナは、単極の給電部と、前記給電部と接続するアンテナエレメントと、を有し、前記アンテナエレメントは、前記ガラス板を前記車両に取り付けたとき、上下方向に延伸する第1垂直エレメントと、前記第1垂直エレメントに近い側の前記ガラス板が嵌め込まれる開口部の側辺を基準として、前記第1垂直エレメントより離れて配置される第2垂直エレメントと、前記第2垂直エレメントのうち、前記給電部側とは反対側の端部近傍に接続して前記開口部の側辺から離れる方向に延伸する、第1水平エレメントと、を含む。
一実施形態によれば、単極タイプで所定のアンテナ利得を確保できるアンテナを搭載した車両用窓ガラスを提供できる。
第1実施形態にかかる車両用窓ガラスの概略図である。 図1に示したアンテナパターンの変形例を説明する図である。 第2実施形態にかかる車両用窓ガラスの概略図である。 図3に示したアンテナパターンの変形例を説明する図である。 第3実施形態にかかる車両用窓ガラスの概略図である。 図5に示したアンテナパターンの変形例を説明する図である。 図1に示した車両用窓ガラスに設けたアンテナのアンテナ垂直偏波指向特性の測定結果を説明する図である。 図3に示した車両用窓ガラスに設けたアンテナのアンテナ垂直偏波指向特性の測定結果を説明する図である。 図5に示した車両用窓ガラスに設けたアンテナのアンテナ垂直偏波指向特性の測定結果を説明する図である。
実施形態にかかる車両用窓ガラスのアンテナの構成
本発明にかかる車両用窓ガラスについて説明する。以下の説明では、窓ガラスが車両のボディに取り付けられた状態での実施形態の説明を行う。窓ガラスは、車両ボディに取り付けられた状態では、ボディを構成する金属に設けられた開口部に取り付けられる。この開口部は、金属枠等の枠体(以下、ボディフランジと称す)に囲まれたものである。なお、ボディフランジは枠体全てが金属の場合に限らず、枠体の一部に樹脂が含まれてもよいが、以降、枠体全てが金属(金属枠)であるとして説明する。また、窓ガラスとなるガラス板は、ボディフランジ内に埋め込まれる部分を含む。
そして、実施形態にかかる車両用窓ガラスに形成されるアンテナのアンテナパターンについて説明する。以下で説明するアンテナは、単極の給電部に線条導体(エレメント)が接続される単極タイプのアンテナである。なお、単極とは、アンテナにおける給電部が1つのみであり接地側の給電部が設けられないことを意味する。そして、単極となる給電部は、外部の信号処理装置の信号経路に導電性部材を介して電気的に接続される。導電性部材は、例えばAV線(自動車用電線)や同軸ケーブルが挙げられる。導電性部材としてAV線を用いる場合、AV線を単極となる給電部に電気的に接続する。また、導電性部材として同軸ケーブルを用いる場合、同軸ケーブルの芯線を単極となる給電部に接続し、外部導体を車両の金属ボディ等にアース接続する。
以下で説明する図面は、車両にガラス板を取り付けた状態、即ち、ガラス板が車両に嵌め込まれてできた開口部を含む車両用窓ガラスを示す。また、車両用窓ガラスにおけるガラス板は、車両のフロントガラス、サイドガラス、リアガラスのいずれに適用してもよいが、特にことわりが無い場合、車両のフロントガラスとして説明する。
以下、図1、図3及び図5を参照して、車両用窓ガラスに設けられたアンテナのアンテナパターンについて説明し、図2、図4及び図6を参照して、図1、図3及び図5のアンテナの変形例を説明する。また、「アンテナエレメント」は、各実施形態のアンテナのうち給電部20を除く線条導体の全てを指す。
また、図1、図3及び図5で説明する車両用窓ガラス100~300は、ガラス板10(フロントガラス)のうち、それぞれ、アンテナ1~3が形成される部分を拡大して示した図である。なお、図1、図3及び図5は、車内視において、フロントガラスの左上の領域にアンテナを設ける例である。また、図1、図3及び図5で説明する車両用窓ガラス100~300は、ガラス板10が、ガラスエッジ11により外形が規定され、ガラスエッジ11よりも内側にボディフランジが位置する。そして、図1、図3及び図5では、ボディフランジのうち車両の左右方向に延伸する辺のうち上側に位置するボディフランジをボディフランジ上辺12とした。また、車両の上下方向に位置するボディフランジのうち車内視で左側に位置するボディフランジをボディフランジ側辺13とした。ボディフランジ上辺12とボディフランジ側辺13は、車両ボディの開口部の縁となる部分である。
そして、図1、図3及び図5に示すように、ガラス板10は、標識領域14が設けられてもよい。この標識領域14には、例えば、金属製のステッカー等が貼り付けられる。この場合、図1、図3及び図5に示すように、給電部20、第1エレメント30及び第2エレメント40は、標識領域14を避けるように配置される。
なお、図1、図3及び図5の車両用窓ガラス100~300には、それぞれ、アンテナ1~3の少なくとも一部と重なるように、ガラス板10の周辺領域に(不図示の)遮光膜を設けてもよい。遮光膜は、具体的に、黒色セラミックス膜等のセラミックスが挙げられる。このようにアンテナの少なくとも一部が遮光膜に重なるように配置される場合、ガラス板10を車外側から見ると、遮光膜に重なるように配置されている部分が車外から見えなくなるので、ガラス板10や車両のデザイン性が向上する。
[第1実施形態]
図1に示す第1実施形態にかかる車両用窓ガラス100は、アンテナ1を備える。アンテナ1は、給電部20とアンテナエレメントを有する。給電部20は、単極の給電部であり、図示しないアンプ等が接続される端子である。給電部20は、ボディフランジ上辺12の近傍に配置され、アンテナエレメントは、給電部20から横方向及び下方向に延伸するように設けられる。なお、横方向や左右方向とは、車両用窓ガラス100を車両に取り付けたときに水平方向と略平行する方向であり、縦方向や上下方向とは車両用窓ガラス100を車両に取り付けたときに水平面と略直交する方向であり、本明細書では垂直方向ともいう。図1に示す例では、アンテナエレメントとして、給電部20に接続される、第1エレメント30及び第2エレメント40を有する。
第1エレメント30は、垂直方向に延伸する第1垂直エレメント31と、給電部20と第1垂直エレメント31と接続する第1接続エレメント33を有する。第1垂直エレメント31は、開口部を形成する金属枠のボディフランジ側辺13に沿って延伸し、ボディフランジ側辺13と容量結合する。また、第1接続エレメント33は、給電部20との接続点からボディフランジ側辺13に向かって水平方向に延伸し、下方に湾曲して第1垂直エレメント31と接続する。そして、第1垂直エレメント31の端部のうち第1接続エレメント33側と反対側の端部は開放端となる。
第2エレメント40は、給電部20と接続してボディフランジ上辺12から離れる方向で垂直方向に延伸する第2垂直エレメント41と、第2垂直エレメント41と接続して水平方向に延伸する第1水平エレメント42を有する。第2垂直エレメント41は、第1垂直エレメント31に近い側の開口部のボディフランジ側辺13を基準として、第1垂直エレメント31よりも離れた位置に配置される。第1水平エレメント42は、第2垂直エレメント41のうち、給電部20側とは反対側の端部近傍に接続してボディフランジ側辺13から離れる方向に延伸する。このように、第2エレメント40は、L字形状のエレメントを構成する。
なお、車両用窓ガラス100は、アンテナ1を構成するエレメントとボディフランジとの間で容量結合する。具体的に、車両用窓ガラス100は、第1垂直エレメント31とボディフランジ側辺13の間で容量結合する。このような容量結合を生じさせる距離は、30mm以下であればよく、20mm以下が好ましく、15mm以下がより好ましい。アンテナ性能だけを考慮すると、容量結合する距離の下限は、0mm超であればよく、例えば、3mm以上が好ましい。
次に、アンテナ1におけるエレメントの長さについて説明する。以下の説明では、アンテナが受信する所定周波数帯の電波の空気中の波長をλ、ガラス板10の波長短縮率をkとする。
まず、第1垂直エレメント31を含む第1エレメント30について、給電部20から第1垂直エレメント31の開放端までの距離Lは、(1a)式を満たすとよい。距離Lが、(1a)式を満たすことで、アンテナ利得が向上する。
1.0×(1/4)×k×λ≦L≦3.4×(1/4)×k×λ ・・・ (1a)
また、第1エレメント30の距離Lは、(1b)式を満たすと好ましく、(1c)式を満たすとより好ましい。
1.6×(1/4)×λ×k≦L≦3.3×(1/4)×λ×k ・・・ (1b)
2.4×(1/4)×λ×k≦L≦3.1×(1/4)×λ×k ・・・ (1c)
このとき、第1エレメント30の距離Lは、一例としては187mm程度である。
続いて、第1垂直エレメント31の距離LV1は、(2a)式を満たすとよい。距離LV1が、(2a)式を満たすことで、アンテナ利得が向上する。
0.2×k×λ≦LV1≦0.8×k×λ ・・・ (2a)
また、第1垂直エレメント31の距離Lは、(2b)式を満たすと好ましく、(2c)式を満たすとより好ましい。
0.3×λ×k≦LV1≦0.7×λ×k ・・・ (2b)
0.4×λ×k≦LV1≦0.6×λ×k ・・・ (2c)
このとき、第1垂直エレメント31の距離LV1は、一例としては115mm程度である。
続いて、第2垂直エレメント41及び第1水平エレメント42を含む第2エレメント40について、給電部20から第1水平エレメント42の開放端までの距離Lは、(3a)式を満たすとよい。距離Lが、(3a)式を満たすことで、アンテナ利得が向上する。
0.5×(1/4)×k×λ≦L≦3.4×(1/4)×k×λ ・・・ (3a)
また、第2エレメント40の距離Lは、(3b)式を満たすと好ましく、(3c)式を満たすとより好ましい。
0.7×(1/4)×k×λ≦L≦2.5×(1/4)×k×λ ・・・ (3b)
1.3×(1/4)×k×λ≦L≦2.0×(1/4)×k×λ ・・・ (3c)
このとき、第2エレメント40の距離Lは、一例としては85mm程度である。
[第1実施形態の変形例]
図2は、図1に示したアンテナ1の変形例を説明する図である。図2には、図1に示したアンテナ1の変形例となるアンテナ1a、アンテナ1b及びアンテナ1cの3つの変形例を示した。なお、図2では、ボディフランジ側辺13は省略しているが、アンテナ1a、アンテナ1b及びアンテナ1cの第1垂直エレメント31は、ボディフランジ側辺13と容量結合する。
アンテナ1aは、アンテナ1における、第1エレメント30について、第1接続エレメント33を介さずに、第1垂直エレメント31を直接給電部20に接続した例である。また、アンテナ1aでは、第2垂直エレメント41の少なくとも一部が、第1垂直エレメント31と容量結合し、全部が第1垂直エレメント31と容量結合してもよい。
アンテナ1bは、アンテナ1における、第2エレメント40を第1エレメント30側にシフトさせ、第2垂直エレメント41の給電部20側の端部を第1接続エレメント33に接続した例である。
アンテナ1cは、アンテナ1における、第2エレメント40に第2接続エレメント43を追加し、第2接続エレメント43を介して第2垂直エレメント41を給電部20に接続した例である。また、図2において、第2接続エレメント43は、給電部20と第2垂直エレメント41と接続していればよく、水平方向に延伸するエレメントに限らず、湾曲状等の任意形状のエレメントでもよい。
[第2実施形態]
図3は、第2実施形態にかかる車両用窓ガラス200の概略図である。なお、第2実施形態の説明において第1実施形態で説明した構成要素と同じ構成要素については、第1実施形態と同じ符号を付して説明を省略する。図3に示す第2実施形態にかかる車両用窓ガラス200は、アンテナ1に、給電部20と接続する第3エレメント50を追加したアンテナ2を備える。そして、第3エレメント50は、給電部20と接続する第3接続エレメント53、第3接続エレメント53と接続してボディフランジ上辺12から離れる方向で垂直方向に延伸する第3垂直エレメント51、そして、第3垂直エレメント51と接続して水平方向に延伸する第2水平エレメント52を有する。このように、第3垂直エレメント51と第2水平エレメント52とでL字状エレメントを構成する。図3に示す例では、アンテナエレメントとして、給電部20に接続される、第1エレメント30、第2エレメント40及び第3エレメント50を有する。
第3垂直エレメント51は、開口部のボディフランジ側辺13を基準として、第2垂直エレメント41よりも離れた位置に配置される。第3接続エレメント53は、第3垂直エレメント51と給電部20を(電気的に)接続し、図3に示す例では、水平方向に延伸する。なお、第3接続エレメント53は、給電部20と第3垂直エレメント51と接続していればよく、水平方向に延伸するエレメントに限らず、湾曲状等の任意形状のエレメントでもよい。第2水平エレメント52は、第3垂直エレメント51の端部うち、給電部20側(第3接続エレメント53側)とは反対側の端部近傍に接続して第1水平エレメント42より給電部20側に位置して開口部のボディフランジ側辺13から離れる方向に延伸する。つまり、第2水平エレメント52は、第1水平エレメント42よりもボディフランジ上辺12に近い位置に配置される。
第3接続エレメント53、第3垂直エレメント51及び第2水平エレメント52を含む第3エレメント50について、給電部20から第2水平エレメント52の開放端までの距離Lは、(4a)式を満たすとよい。距離Lが、(3a)式を満たすことで、アンテナ利得が向上する。
0.5×(1/4)×k×λ≦L≦3.4×(1/4)×k×λ ・・・ (4a)
また、第3エレメント50の距離Lは、(4b)式を満たすと好ましく、(4c)式を満たすとより好ましい。
0.7×(1/4)×k×λ≦L≦2.5×(1/4)×k×λ ・・・ (4b)
1.3×(1/4)×k×λ≦L≦2.0×(1/4)×k×λ ・・・ (4c)
このとき、第3エレメント50の距離Lは、一例としては112mm程度である。
また、第3垂直エレメント51は、少なくとも一部が、第2垂直エレメント41と容量結合していればよく、全部が第2垂直エレメント41と容量結合していれば好ましい。また、第2水平エレメント52は、少なくとも一部が、第1水平エレメント42と容量結合していればよく、全部が第1水平エレメント42と容量結合していれば好ましい。アンテナ2は、このように第3エレメント50を有することで、アンテナ利得をさらに向上できる。
[第2実施形態の変形例]
図4は、図3に示したアンテナ2の変形例を説明する図である。図4には、図3に示したアンテナ2の変形例となるアンテナ2a、アンテナ2bの2つの変形例を示した。
アンテナ2aは、アンテナ2における、第2エレメント40及び第3エレメント50をそれぞれ第1エレメント30側にシフトさせた例である。また、アンテナ2では、第3接続エレメント53を用いずに、第3垂直エレメント51を直接給電部20に接続した。アンテナ2は、図4で示すアンテナ2aでは、給電部20の第1エレメント30が接続される側の第1の角に第2エレメント40を接続し、給電部20において第2エレメント40が接続される辺において第1の角とは反対側になる第2の角に第3エレメント50を接続した例である。
アンテナ2bは、アンテナ2における、第2エレメント40に第2接続エレメント43を追加した例である。アンテナ2bでは、第2接続エレメント43を介して第2垂直エレメント41が給電部20に接続する。第2接続エレメント43は、例えば、第2接続エレメント43である。第2接続エレメント43は、給電部20と第2垂直エレメント41と接続していればよく、水平方向に延伸するエレメントに限らず、湾曲状等の任意形状のエレメントでもよい。また、第3接続エレメント53は、第3垂直エレメント51と給電部20とを、第2接続エレメント43を介して接続する。
[第3実施形態]
図5は、第3実施形態にかかる車両用窓ガラスの概略図である。図5に示す第3実施形態にかかる車両用窓ガラス300は、アンテナ3を備える。アンテナ3は、第1エレメント30及び第2エレメント40に加え第4水平エレメント60を有する。また、アンテナ3では、第1エレメント30が第1垂直エレメント34及び第3水平エレメント35を有してL字状エレメントを構成する。第2エレメント40は、第2垂直エレメント41及び第1水平エレメント42を有してL字状エレメントを構成する。また、図5において、第3水平エレメント35は、開口部のボディフランジ側辺13から離れる方向に延伸する。図5に示す例では、アンテナエレメントとして、給電部20に接続される、第1エレメント30、第2エレメント40及び第4水平エレメント60を有する。
アンテナ3の第1エレメント30は、給電部20と接続して垂直方向に延伸する第1垂直エレメント34と、第1垂直エレメント34の給電部20と反対側の端部近傍と接続して水平方向に延伸する第3水平エレメント35を有する。また、第3水平エレメント35の端部のうち第1垂直エレメント34側と反対側の端部は開放端となる。さらに、第1垂直エレメント34は、ボディフランジ側辺13と容量結合しない。また、第1エレメント30の距離Lは、(1a)式を満たせばよく、(1b)式を満たすと好ましく、(1c)式を満たすとより好ましい。
第2エレメント40は、給電部20と接続して垂直方向に延伸する第2垂直エレメント41と、第2垂直エレメント41と接続して水平方向に延伸する第1水平エレメント42を有する。第2垂直エレメント41は、第1垂直エレメント34に近い側の開口部のボディフランジ側辺13を基準として、第1垂直エレメント34よりも離れた位置に配置される。第1水平エレメント42は、第2垂直エレメント41のうち、給電部20側とは反対側の端部近傍に接続してボディフランジ側辺13から離れる方向に延伸する。つまり、第1水平エレメント42は、第3水平エレメント35よりもボディフランジ上辺12の近い位置に配置される。さらに、第2エレメント40の距離Lは、(3a)式を満たせばよく、(3b)式を満たすと好ましく、(3c)式を満たすとより好ましい。
第4水平エレメント60の距離Lは、(5a)式を満たすとよい。
0.3×(1/4)×k×λ≦L≦3.4×(1/4)×k×λ ・・・ (5a)
また、第4水平エレメント60の距離Lは、(5b)式を満たすと好ましく、(5c)式を満たすとより好ましい。
0.5×(1/4)×k×λ≦L≦1.7×(1/4)×k×λ ・・・ (5b)
0.5×(1/4)×k×λ≦L≦1.0×(1/4)×k×λ ・・・ (5c)
このとき、第4水平エレメント60の距離Lは、一例としては45mm程度である。
また、第2垂直エレメント41は、少なくとも一部が、第1垂直エレメント34と容量結合していればよく、全部が第1垂直エレメント34と容量結合していればより好ましい。また、第1水平エレメント42は、少なくとも一部が、第3水平エレメント35と容量結合していればよく、全部が第3水平エレメント35と容量結合していればより好ましい。
また、第4水平エレメント60は、給電部20と第1水平エレメント42との間に位置し、第1垂直エレメント31と第2垂直エレメント41とを短絡して水平方向に延伸する。とくに、第4水平エレメント60は、第1垂直エレメント34を起点として、ボディフランジ側辺13から離れる方向に延伸する。アンテナ3は、このように第4水平エレメント60を有することで、アンテナ利得をさらに向上できる。
[第3実施形態の変形例]
図6は、図5に示したアンテナ3の変形例を説明する図である。図6には、図5に示したアンテナ3の変形例となるアンテナ3a、3bの2つの変形例を示した。
アンテナ3aは、アンテナ3の第1エレメント30に第1接続エレメント36追加した例である。アンテナ3aでは、第1接続エレメント36を介して第1垂直エレメント34を給電部20に接続する。第1接続エレメント36は、給電部20と第1垂直エレメント34と接続していればよく、水平方向に延伸するエレメントに限らず、湾曲状等の任意形状のエレメントでもよい。
アンテナ3bは、アンテナ3の第2エレメント40に第2接続エレメント43を追加した。アンテナ3bでは、第2接続エレメント43を介して第2垂直エレメント41を給電部20に接続する。第2接続エレメント43は、給電部20と第2垂直エレメント41と接続していればよく、水平方向に延伸するエレメントに限らず、湾曲状等の任意形状のエレメントでもよい。
上記説明より、実施形態にかかる車両用窓ガラスでは、単極タイプのアンテナであても、ボディフランジとのエレメントとを容量結合させる、或いは、エレメント間を容量結合させることで、アンテナ利得を高めることができる。これにより、実施形態にかかる車両用窓ガラス100では、単極タイプのアンテナであっても所定のアンテナ利得が確保できる。以下では、実際に作製したアンテナパターンを用いて実測値に基づくアンテナ利得について説明する。
ここで、上記実施形態で説明した車両用窓ガラスのアンテナのアンテナ特性の評価結果の一例について図7~図9を用いて説明する。以下で説明する実施例では、上述した実施形態の車両用窓ガラスのアンテナの具体例であり、ITSの周波数755MHz~765MHzを含む垂直偏波を受信する仕様とした。以下の説明では、各車両用窓ガラスのアンテナの具体的構成に基づく各アンテナのアンテナ利得について説明する。
[実施例1]
実施例1は、車両用窓ガラス100の具体例である。実施例1の車両用窓ガラス100におけるアンテナ1は、第1垂直エレメント31の距離LV1を115mm、第1エレメント30の距離Lを187mm、第1垂直エレメント31とボディフランジ側辺13との距離を6mmとしてこれらを容量結合させた。所定周波数帯(755MHz~765MHz)における空気中の波長λは392mm~397mmであり、ガラス板10の波長短縮率k=0.64であり、このとき、第1エレメント30の距離L(=187mm)は、2.9×(1/4)×λ×k~3.0×(1/4)×λ×kの関係であった。また、第1垂直エレメント31の距離LV1(=115mm)は、0.5×λ×kの関係であった。
また、第2エレメント40の距離Lを85mm、第2垂直エレメント41の距離を40mm、第1水平エレメント42の距離を45mmとした。このとき、第2エレメント40の距離Lは(=85mm)は、1.3×(1/4)×λ×k~1.4×(1/4)×λ×kの関係であった。
次に、実施例1における車両用窓ガラスをフロントガラスとして車両に取り付け、水平面内の車両全周範囲(0°~360°)において、所定の角度毎に755MHz~765MHzの周波数帯における垂直偏波のアンテナ利得の平均値を測定した。図7は、実施例1におけるアンテナ利得の垂直偏波の指向特性測定結果である。図7において、車両を中心として水平面における角度を与え、車幅方向を0°(360°)方向と180°方向、車両前方方向を90°方向、車両後方方向を270°方向とした。このとき、全周のアンテナ平均利得は、-8.5[dBi]であり、フロント方向(45°~135°)のアンテナ平均利得は、-5.7[dBi]であった。とくに、実施例1のアンテナは、ITS用のアンテナとする場合、フロント方向における所定のアンテナ利得が得られることを確認した。
[実施例2]
実施例2は、車両用窓ガラス200の具体例である。実施例2の車両用窓ガラス200におけるアンテナ2は、第1垂直エレメント31の距離LV1を100mm、第1エレメント30の距離Lを172mm、第1垂直エレメント31とボディフランジ側辺13との距離を6mmとしてこれらを容量結合させた。このとき、第1エレメント30の距離L(=172mm)は、2.7×(1/4)×λ×kの関係であった。また、第1垂直エレメント31の距離LV1(=100mm)は、0.4×λ×kの関係であった。
また、第2エレメント40の距離Lを107mm、第2垂直エレメント41の距離を42mm、第1水平エレメント42の距離を65mmとした。さらに、第3エレメント50の距離Lを112mm、第3垂直エレメント51の距離を37mm、第2水平エレメント52の距離を65mm、第3接続エレメント53の距離を10mmとした。なお、第1水平エレメント42と第2水平エレメント52との間の距離を5mmとした。このとき、第2エレメント40の距離L(=107mm)は、1.7×(1/4)×λ×kの関係であり、第3エレメント50の距離L(=112mm)は、1.7×(1/4)×λ×k~1.8×(1/4)×λ×kの関係であった。
次に、実施例2における車両用窓ガラスをフロントガラスとして車両に取り付け、実施例1と同様にしてアンテナ利得を測定した。図8は、実施例2におけるアンテナ利得の垂直偏波の指向特性測定結果である。このとき、全周のアンテナ平均利得は、-7.9[dBi]であり、フロント方向(45°~135°)のアンテナ平均利得は、-5.2[dBi]であった。とくに、実施例2のアンテナは、ITS用のアンテナとする場合、フロント方向における所定のアンテナ利得が得られることを確認した。
[実施例3]
実施例3は、車両用窓ガラス300の具体例である。実施例3の車両用窓ガラス300におけるアンテナ3は、第1垂直エレメント34の距離LV1を80mm、第3水平エレメント35の距離を70mm、第1エレメント30の距離Lを150mm、第1垂直エレメント34とボディフランジ側辺13との距離を100mmとしてこれらを容量結合させなかった。このとき、第1エレメント30の距離L(=150mm)は、2.4×(1/4)×λ×kの関係であった。また、第1垂直エレメント31の距離LV1(=80mm)は、0.3×λ×kの関係であった。
また、第2エレメント40の距離Lを125mm、第2垂直エレメント41の距離を75mm、第1水平エレメント42の距離を50mmとした。さらに、第4水平エレメント60の距離Lを48mmとした。なお、第1垂直エレメント34と第2垂直エレメント41との間の距離を10mmとし、第1水平エレメント42と第3水平エレメント35との間の距離を5mmとした。このとき、第2エレメント40の距離L(=125mm)は、2.0×(1/4)×λ×kの関係であり、第4水平エレメント60の距離L(=45mm)は、0.7×(1/4)×λ×kの関係であった。
次に、実施例3における車両用窓ガラスをフロントガラスとして車両に取り付け、実施例1と同様にしてアンテナ利得を測定した。図9は、実施例3におけるアンテナ利得の垂直偏波の指向特性測定結果である。このとき、全周のアンテナ平均利得は、-7.7[dBi]であり、フロント方向(45°~135°)のアンテナ平均利得は、-5.1[dBi]であった。とくに、実施例3のアンテナは、ITS用のアンテナとする場合、フロント方向における所定のアンテナ利得が得られることを確認した。
上記説明より、実施形態にかかるアンテナは、単極タイプのアンテナであっても良好なアンテナ利得を得られることがわかる。また、アンテナとして単極タイプのアンテナを用いることで、給電点として用いる接点部品の幅が広くなるとともに、アンテナ以外の導体部品との干渉から搭載する配置が制約されてしまう問題が解消される。
以上、本発明者によってなされた発明を実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は既に述べた実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることはいうまでもない。
1~3、1a~1c、2a、2b、3a、3b アンテナ
10 ガラス板
11 ガラスエッジ
12 ボディフランジ上辺
13 ボディフランジ側辺
14 標識領域
20 給電部
30 第1エレメント
31 第1垂直エレメント
32 第3水平エレメント
33 第1接続エレメント
34 第1垂直エレメント
35 第3水平エレメント
36 第1接続エレメント
40 第2エレメント
41 第2垂直エレメント
42 第1水平エレメント
43 第2接続エレメント
50 第3エレメント
51 第3垂直エレメント
52 第2水平エレメント
53 第3接続エレメント
60 第4水平エレメント
100 車両用窓ガラス
200 車両用窓ガラス
300 車両用窓ガラス

Claims (18)

  1. 車両に取り付けられる車両用窓ガラスであって、
    前記車両に取り付けられるガラス板と、
    前記ガラス板に設けられるアンテナと、を備え、
    前記アンテナは、単極の給電部と、前記給電部と接続するアンテナエレメントと、を有し、
    前記アンテナエレメントは、前記ガラス板を前記車両に取り付けたとき、上下方向に延伸する第1垂直エレメントと、
    前記第1垂直エレメントに近い側の前記ガラス板が嵌め込まれる開口部の側辺を基準として、前記第1垂直エレメントより離れて配置される第2垂直エレメントと、
    前記第2垂直エレメントのうち、前記給電部側とは反対側の端部近傍に接続して前記開口部の側辺から離れる方向に延伸する、第1水平エレメントと、を含み、
    前記アンテナエレメントは、
    前記開口部の側辺を基準として、前記第2垂直エレメントより離れて配置される第3垂直エレメントと、
    前記給電部と前記第3垂直エレメントを電気的に接続する、第3接続エレメントと、
    前記第3垂直エレメントのうち、前記給電部側とは反対側の端部近傍に接続して前記第1水平エレメントより前記給電部側に位置して前記開口部の側辺から離れる方向に延伸する、第2水平エレメントと、を含む、
    車両用窓ガラス。
  2. 車両に取り付けられる車両用窓ガラスであって、
    前記車両に取り付けられるガラス板と、
    前記ガラス板に設けられるアンテナと、を備え、
    前記アンテナは、単極の給電部と、前記給電部と接続するアンテナエレメントと、を有し、
    前記アンテナエレメントは、前記ガラス板を前記車両に取り付けたとき、上下方向に延伸する第1垂直エレメントと、
    前記第1垂直エレメントに近い側の前記ガラス板が嵌め込まれる開口部の側辺を基準として、前記第1垂直エレメントより離れて配置される第2垂直エレメントと、
    前記第2垂直エレメントのうち、前記給電部側とは反対側の端部近傍に接続して前記開口部の側辺から離れる方向に延伸する、第1水平エレメントと、を含み、
    前記アンテナエレメントは、前記第1垂直エレメントのうち、前記給電部側とは反対側の端部近傍に接続して前記開口部の側辺から離れる方向に延伸する、第3水平エレメントと、を含む、
    車両用窓ガラス。
  3. 前記アンテナエレメントは、前記給電部と前記第1垂直エレメントを接続する、第1接続エレメントを含む、請求項1又は2に記載の車両用窓ガラス。
  4. 前記アンテナエレメントは、前記給電部と前記第2垂直エレメントを接続する、第2接続エレメントを含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の車両用窓ガラス。
  5. 前記第2垂直エレメントは、前記給電部と接続する、請求項1から3のいずれか一項に記載の車両用窓ガラス。
  6. 前記アンテナが受信する所定周波数帯の電波の空気中の波長をλ、前記ガラス板の波長短縮率をk、とするとき、
    前記給電部から前記第1垂直エレメントを含む第1エレメントの開放端までの距離L1は、1.0×(1/4)×k×λ≦L1≦3.4×(1/4)×k×λを満たす、請求項1からのいずれか一項に記載の車両用窓ガラス。
  7. 前記アンテナが受信する所定周波数帯の電波の空気中の波長をλ、前記ガラス板の波長短縮率をk、とするとき、
    前記第1垂直エレメントの距離LV1は、0.2×k×λ≦LV1≦0.8×k×λを満たす、請求項1からのいずれか一項に記載の車両用窓ガラス。
  8. 前記アンテナが受信する所定周波数帯の電波の空気中の波長をλ、前記ガラス板の波長短縮率をk、とするとき、
    前記給電部から前記第2垂直エレメントおよび前記第1水平エレメントを含む第2エレメントの開放端までの距離L2は、0.5×(1/4)×k×λ≦L2≦3.4×(1/4)×k×λを満たす、請求項1からのいずれか一項に記載の車両用窓ガラス。
  9. 前記第1垂直エレメントは、前記開口部の側辺に沿って延伸し、前記開口部の側辺の金属枠と容量結合する、請求項1からのいずれか一項に記載の車両用窓ガラス。
  10. 前記第3接続エレメントは、水平方向に延伸する、請求項に記載の車両用窓ガラス。
  11. 前記第3垂直エレメントは、少なくとも一部が前記第2垂直エレメントと容量結合する、請求項に記載の車両用窓ガラス。
  12. 前記第2水平エレメントは、少なくとも一部が、前記第1水平エレメントの少なくとも一部と容量結合する、請求項に記載の車両用窓ガラス。
  13. 前記アンテナが受信する所定周波数帯の電波の空気中の波長をλ、前記ガラス板の波長短縮率をk、とするとき、
    前記給電部から前記第3垂直エレメントおよび前記第2水平エレメントを含む第3エレメントの開放端までの距離L3は、0.5×(1/4)×k×λ≦L3≦3.4×(1/4)×k×λを満たす、請求項に記載の車両用窓ガラス。
  14. 前記アンテナエレメントは、前記給電部と前記第1水平エレメントとの間に位置し、前記第1垂直エレメントと前記第2垂直エレメントとを短絡して水平方向に延伸する第4水平エレメントを有する、請求項2から13のいずれか一項に記載の車両用窓ガラス。
  15. 前記アンテナが受信する所定周波数帯の電波の空気中の波長をλ、前記ガラス板の波長短縮率をk、とするとき、
    前記第4水平エレメントの距離L4は、0.3×(1/4)×k×λ≦L4≦3.4×(1/4)×k×λ以下を満たす、請求項14に記載の車両用窓ガラス。
  16. 前記アンテナは、垂直偏波の電波を受信する、請求項1から15のいずれか一項に記載の車両用窓ガラス。
  17. 前記アンテナは、ITSの電波を受信する、請求項1から16のいずれか一項に記載の車両用窓ガラス。
  18. 前記ガラス板は、車両に取り付けられるフロントガラスである、請求項1から17のいずれか一項に記載の車両用窓ガラス。
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