JP7489355B2 - ルアー - Google Patents

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本発明は、魚釣り用のルアーに関する。
複数の分割体が連結部を介して前後に連結されたルアー本体を備えたルアーが知られている(例えば、特許文献1)。特許文献1に係るルアーによれば、各連結部で各分割体が左右方向に揺動可能に連結されているため、魚の動きにより近づけることができる。また、特許文献1に係るルアーでは、連結部にコイルスプリングを介設することで、柔軟な挙動を実現することができる。
実用新案登録3132520号公報
特許文献1に係るルアーは、例えば、連結部の数を増減させることで、アクション(動き方)を変更することができる。しかし、様々なアクションで釣りをするためには、その都度ルアーを交換しなければならず、煩雑になるという問題がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、アクションの変更を容易に行うことができるルアーを提供することを課題とする。
本発明に係るルアーは、複数の分割体が連結部を介して揺動可能に前後に連結されたルアー本体と、前後に隣り合う前記分割体同士に跨って設けられた固定部と、前記固定部に外部から着脱自在に嵌め合わされる固定部材と、を有し、前記固定部と前記固定部材との隙間を埋めるか、摩擦抵抗を大きくすることで前記固定部材の脱落を防止する脱落防止部材が前記固定部に設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、固定部に固定部材を嵌め合わせることで前後に隣り合う分割体同士の動きが抑制され、固定部材を外すことで前後に隣り合う分割体同士の動きが柔軟になる。つまり、本発明によれば、固定部材の着脱によって、ルアーのアクションを容易に変更することができる。また、本発明によれば、固定部材の脱落を防ぐことができる。
また、本発明に係るルアーは、複数の分割体が連結部を介して揺動可能に前後に連結されたルアー本体と、前後に隣り合う前記分割体同士に跨って設けられた固定部と、前記固定部に外部から着脱自在に嵌め合わされる固定部材と、を有し、前記固定部は凹状を呈し、上方、側方又は下方に開放するように形成されるとともに、前記固定部材は、前記固定部に嵌め合わされた状態で外部に露出していることを特徴とする。
本発明によれば、固定部に固定部材を嵌め合わせることで前後に隣り合う分割体同士の動きが抑制され、固定部材を外すことで前後に隣り合う分割体同士の動きが柔軟になる。つまり、本発明によれば、固定部材の着脱によって、ルアーのアクションを容易に変更することができる。また、本発明によれば、固定部及び固定部材の形状を簡素化することができるとともに、固定部材の着脱をスムーズに行うことができる。
また、前記分割体を3体以上備え、隣り合う前記分割体の間ごとに前記固定部が設けられていることが好ましい。本発明によれば、アクションのバリエーションを増やすことができる。
また、前記固定部は、前記分割体に取り付けられた釣針とは反対側の位置に設けられていることが好ましい。本発明によれば、固定部材の着脱作業を容易に行うことができる。
また、前記固定部と前記固定部材との隙間を埋めるか、摩擦抵抗を大きくすることで前記固定部材の脱落を防止する脱落防止部材が前記固定部に設けられていることが好ましい。本発明によれば、固定部材の脱落を防ぐことができる。
また、前記固定部材は、金属、木、樹脂、弾性体のいずれかで形成されていることが好ましい。本発明によれば、固定部材の材質に応じて硬さが異なるため、アクションのバリエーションを増やす(アクションの強弱をつける)ことができる。また、重さのコントロールが可能になり、ルアーが泳ぐ深さを容易に変更することができる。
本発明によれば、アクションの変更を容易に行うことができるルアーを提供することができる。
本発明の第一実施形態に係るルアーの側面図である。 第一実施形態に係るルアーの平面図である。 図1の内部構成図である。 図3のIV-IV矢視図である。 第一実施形態に係るルアーの4ジョイント構造を示す内部構成図である。 第一実施形態に係るルアーの1ジョイント構造を示す内部構成図である。 第一実施形態に係るルアーの2ジョイント構造を示す内部構成図である。 第一実施形態に係るルアーの3ジョイント構造を示す内部構成図である。 第一実施形態に係るルアーの0ジョイント構造を示す内部構成図である。 本発明の第二実施形態に係るルアーの内部構成図である。 本発明の第三実施形態に係るルアーの側面図である。 図11のXII-XII矢視図である。
[第一実施形態]
以下、添付した図面を参照し、本発明の第一実施形態について説明する。なお、図面の説明において、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は、適宜省略する。以下の説明において、「前後」、「左右」、「上下」は、ルアーの遊泳方向を基準とし、図1,2の矢印に従う。
図1及び図2に示すように、本実施形態に係るルアー100は、ルアー本体1と、複数の固定部2と、複数の固定部材3とを備えている。ルアー100は、魚釣り用に用いられる魚を模した疑似餌であって、ジョイント構造になっている。
図3に示すように、ルアー本体1は、複数の分割体11と、複数の連結部12と、釣糸用アイ21と、釣針用アイ22,22と、を備えている。分割体11の個数は、2個以上であれば何個でもよいが、本実施形態では5個としている。分割体11は、前側から部位ごとに分割体11A,11B,11C,11D,11Eと付して区別する。ルアー本体1は、分割体(頭部分割体)11A、分割体(第一胴部分割体)11B、分割体(第二胴部分割体)11C、分割体(第三胴部分割体)11D、分割体(尾びれ部分割体)11Eで構成されている。各分割体11は、魚に対応する部位を模した形状になっている。分割体11は、例えば、ABS(Acrylonitrile Butadiene Styrene)、ポリカーボネート、塩化ビニルなどの樹脂によって形成されている。なお、分割体11は、他の材料で形成されていてもよく、例えば、軟質部材、ゴム、木でもよいし、鉛、真鍮、タングステン、ステンレス等の金属で形成されていてもよい。
連結部12は、前後に隣り合う分割体11同士を連結する部位である。連結部12は、前側から部位ごとに12A,12B,12C,12Dと付して区別する。連結部12Aは、分割体11Aと分割体11Bとを連結している。連結部12Bは、分割体11Bと分割体11Cとを連結している。連結部12Cは、分割体11Cと分割体11Dとを連結している。連結部12Dは、分割体11Dと分割体11Eとを連結している。
連結部12については、連結部12Bを例示して説明する。図3及び図4に示すように、連結部12Bは、アイボルト13,13と、ピンボルト14とを備えている。アイボルト13は、分割体11Cの前部に上下方向に離間して設けられた凹部16,16にそれぞれ配置されている。アイボルト13は、環状部13aと、軸部13bとで構成されている。環状部13aは、リング状を呈し、分割体11Cに設けられた凹部16内に配置される。環状部13aは、貫通方向が上下方向を向くように配置されている。軸部13bは、環状部13aの一部から径外方向に延設されている。軸部13bは、分割体11Bの後部において後側から前側に向けて螺合されている。つまり、アイボルト13は、分割体11Cから分割体11Bに跨って配置されている。
ピンボルト14は、分割体11Cの前部において、環状部13a,13aに挿通されるとともに、上下方向に沿って配置されている。ピンボルト14の先端は、分割体11Cの内部に螺合されている。連結部12Bにより、分割体11Bに対して分割体11Cがピンボルト14を中心に左右に揺動可能になっている。
同様に、連結部12Aにより、分割体11Aに対して分割体11Bがピンボルト14を中心に左右に揺動可能になっている。また、連結部12Cにより、分割体11Cに対して分割体11Dがピンボルト14を中心に左右に揺動可能になっている。また、連結部12Dにより、分割体11Dに対して分割体11Eがピンボルト14を中心に左右に揺動可能になっている。連結部12A,12Cは、連結部12Bと同じ構造になっている。連結部12Dは、アイボルト13が1つであること以外は、連結部12Bと同じ構造になっている。複数の分割体11を複数の連結部12で連結することにより、左右方向の動きが滑らかになり、魚の動きにより近づけることができる。
釣糸用アイ21は、分割体11Aの前部に設けられている。釣糸用アイ21は、釣糸が連結される部位である。また、分割体11Aの前部には、魚の目及び口が形成されている(図1参照)。釣針用アイ22は、分割体11A,11Cの下部にそれぞれ設けられている。釣針用アイ22は、釣針T,Tがそれぞれ取り付けられる部位である。釣針用アイ22は、何個設けてもよいし、どの分割体11に設けてもよい。また、釣針用アイ22は、本実施形態では下部に設けたが、他の部位に設けてもよい。
固定部2は、図3及び図4に示すように、固定部材3が嵌め合わされる部位である。固定部2は、断面矩形の凹溝である。固定部2の個数は、適宜設定すればよいが、本実施形態では4個設けている。固定部2は、前後に隣接する分割体11の上部において跨って形成されている。固定部2は、前側から固定部2A,2B,2C,2Dと付して区別する。固定部2の内部には、例えば、軟質材からなる脱落防止部材(図示省略)が設けられている。
固定部2Aは、分割体11A,11Bに跨って形成されており、連結部12Aに対応する位置に設けられている。固定部2Aは、前側固定部2A1及び後側固定部2A2で構成されている。前側固定部2A1は、分割体11Aの上部の後部に後方が開放するように形成されている。後側固定部2A2は、分割体11Bの上部の前部に前方が開放するように形成されている。前側固定部2A1と、後側固定部2A2とは互いに対向して配置されている。
固定部2Bは、分割体11B,11Cに跨って形成されており、連結部12Bに対応する位置に設けられている。固定部2Bは、前側固定部2B1及び後側固定部2B2で構成されている。前側固定部2B1は、分割体11Bの上部の後部に後方が開放するように形成されている。後側固定部2B2は、分割体11Cの上部の前部に前方が開放するように形成されている。前側固定部2B1と、後側固定部2B2とは互いに対向して配置されている。
固定部2Cは、分割体11C,11Dに跨って形成されており、連結部12Cに対応する位置に設けられている。固定部2Cは、前側固定部2C1及び後側固定部2C2で構成されている。前側固定部2C1は、分割体11Cの上部の後部に後方が開放するように形成されている。後側固定部2C2は、分割体11Dの上部の前部に前方が開放するように形成されている。前側固定部2C1と、後側固定部2C2とは互いに対向して配置されている。
固定部2Dは、分割体11D,11Eに跨って形成されており、連結部12Dに対応する位置に設けられている。固定部2Dは、前側固定部2D1及び後側固定部2D2で構成されている。前側固定部2D1は、分割体11Dの上部の後部に後方が開放するように形成されている。後側固定部2D2は、分割体11Eの上部の前部に前方が開放するように形成されている。前側固定部2D1と、後側固定部2D2とは互いに対向して配置されている。
固定部材3は、図1に示すように、各固定部2に跨るように(前側固定部と後側固定部に跨るように)して嵌め合わされる部材である。固定部2に外部から固定部材3を嵌め合わせることで、対応する連結部12の揺動を抑制する(拘束する)ことができる。一方、固定部2から固定部材3を取り外すことで、対応する連結部12の動きをフリーにすることができる。固定部材3の個数は、固定部2の個数に合わせて適宜設定すればよい。例えば、本実施形態では、固定部2が4つ形成されているため、固定部材3を少なくとも4つ用意している。
固定部材3は、例えば、固定部2に嵌め合わされるように断面矩形の直方体になっている。固定部材3の形状は、例えば、固定部2から簡単に脱落しないように、概ね隙間なく嵌め合わされる形状であることが好ましい。また、固定部材3の形状は、固定部2から大きく突出したり、凹んだりせず、魚の形状に沿って固定部2に嵌め合わされることが好ましい。
次に、本実施形態に係るルアーの使用方法について説明する。図5は、本実施形態に係るルアー100の4ジョイント構造を示す内部構成図である。4ジョイント構造とは、固定部材3を1個も嵌め合わせずに、4つの全ての連結部12をフリー状態とするものである。これにより、4つの全ての連結部12が自由に動くため、ルアー100の動きを全体的に大きくすることができる。
図6は、本実施形態に係るルアーの1ジョイント構造を示す内部構成図である。本実施形態に係るルアー100の1ジョイント構造とは、連結部12を一箇所だけフリー状態とするものである。本実施形態では、固定部材3A,3B,3Dを嵌め合わせ、連結部12Cのみをフリー状態としている。これにより、分割体11A,11B,11C群と、分割体11D,11E群とをそれぞれ一体にすることができる。また、分割体11A,11B,11C群に対して、連結部12Cを介して、分割体11D,11E群を揺動させることができる。なお、ここでは、固定部2Cのみに固定部材3Cを設けなかったが、例えば、4つの固定部2から選択されたいずれか一つに固定部材3を設けない形態とすればよい。
図7は、本実施形態に係るルアーの2ジョイント構造を示す内部構成図である。本実施形態に係るルアー100の2ジョイント構造とは、連結部12を2箇所フリー状態とするものである。本実施形態では、固定部材3A,3Bを嵌め合わせ、連結部12C,12Dをフリー状態としている。これにより、分割体11A,11B,11C群を一体とし、分割体11D,11Eをそれぞれ自由に揺動させることができる。なお、ここでは、固定部2C,2Dに固定部材3C,3Dを設けなかったが、例えば、4つの固定部2から選択されたいずれか2つに固定部材3を設けない形態とすればよい。
図8は、本実施形態に係るルアーの3ジョイント構造を示す内部構成図である。本実施形態に係るルアー100の3ジョイント構造とは、連結部12を3箇所フリー状態とするものである。本実施形態では、固定部材3Aを嵌め合わせ、連結部12B,12C,12Dをフリー状態としている。これにより、分割体11A,11B群を一体とし、分割体11C,11D,11Eをそれぞれ自由に揺動させることができる。なお、ここでは、固定部2B,2C,2Dに固定部材3を設けなかったが、例えば、4つの固定部2から選択されたいずれか3つに固定部材3を設けない形態とすればよい。
図9は、本実施形態に係るルアーの0ジョイント構造を示す内部構成図である。本実施形態に係るルアー100の0ジョイント構造とは、固定部材3A~3Dを全て嵌め合わせるものである。これにより、分割体11A,11B,11C,11D,11E群を一体とすることができる。0ジョイント構造では、各分割体11が揺動せず、ルアー100が直線的な動きとなる。
以上説明した本実施形態に係るルアー100によれば、固定部2に固定部材3を嵌め合わせることで前後に隣り合う分割体11同士の動きが抑制され、固定部材3を外すことで前後に隣り合う分割体11同士の動きが柔軟になる。つまり、固定部材3の着脱によって、ルアー100のアクション(動き方)を容易に変更することができる。
また、固定部2を凹状とすることで、固定部2及び固定部材3の形状を簡素化することができるとともに、固定部材3の着脱もスムーズに行うことができる。
また、固定部2A(固定部材3A)が連結部12Aに対応し、固定部2B(固定部材3B)が連結部12Bに対応し、固定部2C(固定部材3C)が連結部12Cに対応し、固定部2D(固定部材3D)が連結部12Dに対応し、固定部2及び固定部材3が合計4組形成されている。これにより、アクションのバリエーションを増やすことができる。また、本実施形態によれば、利用者で固定部材3を付ける位置、個数を適宜選択することで、アクションを自由かつ容易にカスタマイズすることができる。
また、固定部2は、分割体11に取り付けられた釣針Tとは反対側の位置に設けられている。つまり、下部に取り付けられた釣針Tに対し、固定部2は上部に設けられている。これにより、固定部材3の着脱を容易に行うことができる。
また、固定部2に脱落防止部材(図示省略)が設けられているため、固定部材3が固定部2から脱落するのを防ぐことができる。脱落防止部材は、例えば、軟質材や樹脂で形成され、固定部2と固定部材3との隙間を埋めたり、摩擦抵抗を大きくしたりする部材である。
また、固定部材3は、金属、木、樹脂、弾性体(ゴムなど)のいずれかで形成されていることが好ましい。これにより、固定部材3の材質に応じて硬さが異なるため、アクションのバリエーションを増やす(アクションの強弱をつける)ことができる。また、重さのコントロールが可能になり、固定部材3で重さを調整することで、ルアー100が泳ぐ深さを容易に変更することができる。なお、固定部材3は、同じ材質で重さが異なるものを用いてもよい。また、ルアー100に嵌め合わせる複数の固定部材3の中で重さや材質を変えてもよい。
[第二実施形態]
次に、本発明の第二実施形態について説明する。図10は、本発明の第二実施形態に係るルアーの内部構成図である。本実施形態に係るルアー100Aでは、ルアー本体1Aを備えている。ルアー本体1Aは、分割体11の上部及び下部の両方に固定部2を備える点で第一実施形態と相違する。第二実施形態では、第一実施形態と相違する部分を中心に説明する。なお、図10では、連結部12のアイボルト及びピンボルトの描画を省略している。
ルアー本体1Aは、各分割体11の上部に設けられた固定部2A,2B,2C,2Dに加え、各分割体11の下部にも固定部2E,2F,2G,2Hを設けている。固定部2E,2F,2G,2Hは、固定部2A,2B,2C,2Dと同じように、隣り合う分割体11,11に跨って設けられた前側固定部及び後側固定部でそれぞれ構成されている。図10では、固定部2A,2B,2Eに、固定部材3A,3B,3Eがそれぞれ嵌め合わされている。固定部材3は、利用者が所望するアクションに応じて固定部2A~2Hの中から適宜選択して着脱すればよい。
本実施形態のように、連結部12Aにおいて、上部及び下部の両方に固定部材3A,3Eを嵌め合わせてもよい。これにより、分割体11Aと分割体11Bとをより強固に拘束することができ、アクションのバリエーションを増やすことができる。
[第三実施形態]
次に、本発明の第三実施形態について説明する。図11は、本発明の第三実施形態に係るルアーの側面図である。図12は、図11のXII-XII矢視図である。本実施形態に係るルアー100Bでは、ルアー本体1Bを備えている。ルアー本体1Bは、分割体11の側部(側面)に固定部2を備える点で第一実施形態と相違する。第三実施形態では、第一実施形態と相違する部分を中心に説明する。
図11及び図12に示すように、本実施形態では、隣り合う分割体11,11の左右の側部に、側方に開放された複数の固定部2(本実施形態では8個)を設けている。図11に示すように、左側面には、隣り合う分割体11,11に跨ぐように固定部2A~2Dがそれぞれ形成されている。各固定部2A~2Dは、それぞれ前側固定部及び後側固定部で構成されている。また、具体的な図示は省略するが、右側面にも固定部2A~2Dと対応する位置に4つの固定部2がそれぞれ形成されている。図12に示すように、例えば、分割体11Cを例示すると、左側面に後側固定部2B2(固定部2B)が形成され、右側面に後側固定部2E2(固定部2E)が形成されている。固定部2Bの後側固定部2B2と、固定部2Eの後側固定部2E2は、それぞれ同じ断面矩形の凹溝になっている。また、固定部2B,2Eは分割体11の同じ高さ位置に、同じ大きさで形成されている。
本実施形態のように、隣り合う分割体11,11の側部に固定部2を設けるとともに、側部の固定部2に対して固定部材3を適宜着脱してもよい。なお、第三実施形態において、分割体11の上部又は/及び下部にさらに固定部2を設けてもよい。また、本実施形態では、分割体11の高さ方向の中央部に固定部2を設けたが、分割体11の側部(側面)の他の位置に固定部2を設けてもよい。
以上本発明の実施形態について説明したが、本発明の趣旨に反しない範囲で適宜設計変更が可能である。例えば、固定部2を、例えば、一の分割体11の異なる位置に複数箇所に設けてもよい。また、本実施形態では、複数の連結部12の全てに固定部2を設けたが、連結部12に対応する位置に固定部2を設けない箇所があってもよい。
また、固定部2及び固定部材3の形状は、本実施形態では断面矩形としたが、他の形状であってもよい。また、固定部2は、必ずしも凹んでいる必要は無く、他の形状であってもよい。また、固定部材3に色を付してもよい。また、複数の固定部材3の中で色を変えてもよい。これにより、色のバリエーションも容易に増やすことができる。
100 ルアー
1 ルアー本体
2 固定部
3 固定部材
11 分割体
12 連結部
T 釣針

Claims (6)

  1. 複数の分割体が連結部を介して揺動可能に前後に連結されたルアー本体と、
    前後に隣り合う前記分割体同士に跨って設けられた固定部と、
    前記固定部に外部から着脱自在に嵌め合わされる固定部材と、を有し、
    前記固定部と前記固定部材との隙間を埋めるか、摩擦抵抗を大きくすることで前記固定部材の脱落を防止する脱落防止部材が前記固定部に設けられていることを特徴とするルアー。
  2. 複数の分割体が連結部を介して揺動可能に前後に連結されたルアー本体と、
    前後に隣り合う前記分割体同士に跨って設けられた固定部と、
    前記固定部に外部から着脱自在に嵌め合わされる固定部材と、を有し、
    前記固定部は凹状を呈し、上方、側方又は下方に開放するように形成されるとともに、
    前記固定部材は、前記固定部に嵌め合わされた状態で外部に露出していることを特徴とするルアー。
  3. 前記分割体を3体以上備え、
    隣り合う前記分割体の間ごとに前記固定部が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のルアー。
  4. 前記固定部は、前記分割体に取り付けられた釣針とは反対側の位置に設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のルアー。
  5. 前記固定部と前記固定部材との隙間を埋めるか、摩擦抵抗を大きくすることで前記固定部材の脱落を防止する脱落防止部材が前記固定部に設けられていることを特徴とする請求項2に記載のルアー。
  6. 前記固定部材は、金属、木、樹脂、弾性体のいずれかで形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載のルアー。
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