JPH0350684Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0350684Y2
JPH0350684Y2 JP14684386U JP14684386U JPH0350684Y2 JP H0350684 Y2 JPH0350684 Y2 JP H0350684Y2 JP 14684386 U JP14684386 U JP 14684386U JP 14684386 U JP14684386 U JP 14684386U JP H0350684 Y2 JPH0350684 Y2 JP H0350684Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bait
weight
linear body
main body
linear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP14684386U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6353265U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP14684386U priority Critical patent/JPH0350684Y2/ja
Publication of JPS6353265U publication Critical patent/JPS6353265U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0350684Y2 publication Critical patent/JPH0350684Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は海中の浮遊物等の不当な引掛かりを好
適に解消することができるイカ釣用擬似餌に関す
る。
(従来の技術) 従来、この種イカ釣用擬似餌としては、例えば
第5図に示すものが存在する。
すなわち、この従来のものは、擬似餌本体1a
の下面部に鉛等の重錘3を突設してなるもので、
該構成によれば擬似餌全体の重心を低くして海中
での安全度及び所定の擬似動作を良好なものと
し、また必要に応じて重錘3を削取ることによ
り、擬似餌の重心位置等を使用者が簡易に調整で
きる利点が得られ、よつてイカ釣用擬似餌として
は上記タイプのものが大半を占めているのが現状
である。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、前記従来のタイプのものに於い
ては、擬似餌本体1aの下面部に重錘3が突設さ
れてなるために、その使用時に海中の藻やその他
の浮遊物12が重錘3に対して容易に引掛かりを
生じて、擬似餌のバランスが崩れるばかりか、擬
似餌全体が異物に覆われるような事態を招くこと
により、イカ釣に支障を来たすという大なる問題
点を有していたのである。
従つて、前記タイプの擬似餌は浮遊物の多い海
域での使用が困難で、その用途が不当に制限され
るという不利益が生じる他、擬似餌を海底に沈め
た場合には海底の凹凸に対しても重錘3が引掛か
りを生じる問題点をも有していた。
尚、上記の如き異物の引掛かりは重錘3の部位
以外に後端部側の掛針10にも発生していたので
あるが、従来に於いては該掛針10のうち二点鎖
線に示す下側部分10aを削除して実線で示す上
側部分のみを残存させることにより掛針に対する
引掛かりを幾分か抑制できることとなつたのであ
る。
本考案は上記の如き従来の問題点に鑑みて考案
されたもので、その目的とするところは、擬似餌
本体の下面部に突出する重錘へ浮遊物等が不当に
引掛かることを、擬似餌の使用機能に何ら支障を
生じさせることなく好適に防止させる点にある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記目的を達成せんとして構成された
もので、その構成の要旨は、擬似餌本体1の下面
部に突設された重錘3の前方位置に、擬似餌本体
1の先端部側から重錘3側にかけて下向きに傾斜
された1又は2以上の線状体6を、少なくとも擬
似餌本体1の先端部側から重錘3の下面に亘つて
設けた点にある。
(作用) 従つて、上記構成を特徴とするイカ釣用擬似餌
に於いては、重錘3の前方位置に線状体6が設け
られてなるために、海中の浮遊物等が前記重錘3
に接触することが防止され、また前記線状体6は
下向傾斜状なるために該線状体6に当接する浮遊
物等は何ら該線状体6に引掛かりを生じることも
ない。
また、前記線状体6は軽量に製作でき、擬似餌
の重心位置を不当に偏芯させるようなことがな
く、更には外観上目立たないものとなる。
(実施例) 以下、本考案の実施例について図面を参照して
説明する。
第1図に於いて、1は所定の流線形状を有する
擬似餌本体を示し、該擬似餌本体1はその両側面
部に毛2,2aが植毛され、また外面に適宜色彩
模様(図面上は省略)等が施されてその全体の外
観が恰も海老の如く形成されてなるものである。
3は前記擬似餌本体1の下面部に突設された鉛製
の重錘を示し、該重錘3は擬似餌本体1の下面に
開設された孔部4内に一部嵌入されてピン5にて
固着されている。
6はステンレス鋼線にて形成された線状体を示
し、該線状体6は外向き円弧状に湾曲されて、そ
の一端部7が擬似餌本体1の先端部に釣糸取付用
の輪環8の縛り用糸9によつて縛られて固定さ
れ、また他端部7aが重錘3の下端前部に半田付
けされている。10は擬似餌本体1の後端部に突
設された軸11の上部側にのみ設けられた掛針を
示す。
本実施例は以上の構成からなるために、前記構
成の擬似餌を海中で前方に誘導させて使用すれ
ば、先ず海中に浮遊する藻、その他の海草、ごみ
等が擬似餌本体1の先端部側に接触した場合に
は、これら浮遊物はテーパ状の線状体6との接触
によつて重錘3よりも下方にガイドされることと
なるために、これら異物と重錘3との不当な引掛
かりが適切に防止されることとなる。特に、前記
線状体6は滑らかな円弧状であるために、異物の
滑りを促進し、その引掛かり防止効果は一層良好
となる。尚、このような引掛かり防止効果は海中
の浮遊物に限らず、例えば海底の凹凸に対しても
発揮する。
また、前記線状体6は強度性に優れたステンレ
ス鋼線なるために、異物等との接触によつて容易
に折曲又は破損するようなこともなく、長期に渡
つての使用が可能となる。
更に、前記線状体6はその重量が非常に小さい
ために、擬似餌本体の重心位置を不当に偏芯させ
ることがなく、従つて前記線状体6を設けること
によつて重錘3の取付位置等を態々変更させるよ
うな煩雑な手間も不要であり、既存の擬似餌をそ
のまま利用できることとなる。また、前記線状体
6は非常に細く外観上目立ち難いために、擬似餌
全体の外観即ち擬似餌としての外観を損なうこと
もなく、イカを捕獲するに充分な擬似効果を保証
するのである。
尚、上記実施例に於いては、線状体6の両端部
7,7aを擬似餌本体1の先端部と重錘3との両
位置に固着させて設けてなるが、本考案は決して
これに限定されるものではない。
すなわち、第2図に示すものは、線状体6の一
端部7を擬似餌本体1の先端部に止着せしめて、
他端部7a側をフリーな状態としたものであり、
また同図イの如く線状体6の強度を補強するため
に線状体6を2本にしたものである。
また、第3図に示すものは、線状体6の他端部
7a側を重錘3よりも後方側に延設して擬似餌本
体1の後部側に止着させたもので、該実施例によ
れば、擬似餌本体1の後部下方に浮遊物が位置す
る場合に該浮遊物に線状体6の後部側が接触する
ことによつて擬似餌本体1の後部側が上昇するた
めに、掛針10に対する浮遊物の不当な引掛かり
防止効果を促進できるという優れた利点がある。
このように、本考案に係る線状体6の具体的な
取付手段、取付態様は種々設計変更自在であり、
要は擬似餌本体1の先端部側から重錘3側にかけ
て下向きに傾斜された状態に設けられておればよ
く、その具体的な本数、材質等は問うものではな
い。前記線状体6は必ずしも上記各実施例の如く
円弧状に湾曲させる必要はなく、第4図に示す如
く直線上にしても何ら構わない。
その他、本考案は擬似餌本体1の外観形態や内
部構造、重錘等の具体的な構成は全て本考案の意
図する範囲内で設計変更自在である。
(考案の効果) 叙上のように、本考案は重錘の前方位置に擬似
餌本体の先端部側から重錘側にかけて下向きに傾
斜した線状体を、少なくとも擬似餌本体の先端部
側から重錘の下面に亘つて設けてなるために、海
中の浮遊物の重錘への引掛かりをその前方の線状
体にて防止できるばかりか、該線状体への浮遊物
の引掛かりもその下向傾斜形状によつて阻止でき
ることとなつて、従来の如く浮遊物が擬似餌に引
掛かりを生じることに起因して擬似餌のバランス
が崩れたり或いはその擬似効果が滅殺されるよう
なこともなく、藻等の浮遊物が多い海域に於いて
も好適な使用が行えるという格別な効果を得るに
至つた。
しかも、本考案は浮遊物等の引掛かり防止手段
として軽量で外観の目立たない線状体を用いてな
るために、擬似餌全体の重心位置を不当に偏芯さ
せてその擬似動作を妨げるようなことがない他、
擬似餌としての外観形態を良好に保持できて、通
常の擬似餌と何ら変わらない良好な使用が行える
という利点をも有する。
このように、本考案は線状体を設けるだけの非
常に簡易な手段によつて、従来の浮遊物の引掛か
りに係る問題点を完全に防止できるに至つたもの
で、その製作は非常に簡単で、既存の擬似餌にも
利用できる利点がある他、擬似餌を海底に沈めた
場合の海底の凹凸への引掛かりをも防止できる等
多数の利点があり、その実用的な価値は多大なも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る擬似餌の一実施例を示
し、同図イは左側面図、同図ロは正面図、同図ハ
は右側面図。第2図乃至第4図は他の実施例を示
し、第2図イは左側面図、第2図ロは要部正面
図、第3図は全体の正面図、第4図は要部正面
図。第5図は従来例を示す正面図。 1……擬似餌本体、3……重錘、6……線状
体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 擬似餌本体1の下面部に重錘3が突設されて
    なるイカ釣用擬似餌に於いて、前記重錘3の前
    方位置に、擬似餌本体1の進行方向の先端部側
    から重錘3側にかけて下向きに傾斜された1又
    は2以上の線状体6が、少なくとも擬似餌本体
    1の先端部側から重錘3の下面に亘つて設けら
    れてなることを特徴とするイカ釣用擬似餌。 2 前記線状体6がステンレス鋼線である実用新
    案登録請求の範囲第1項記載のイカ釣用擬似
    餌。 3 前記線状体6が膨出円弧状の側面形状に湾曲
    されたものである実用新案登録請求の範囲第1
    項記載のイカ釣用擬似餌。 4 前記線状体6が、その他端部7a側が重錘3
    の後方側に延設されて擬似餌本体1の後部下面
    に止着されてなる実用新案登録請求の範囲第1
    項記載のイカ釣用擬似餌。
JP14684386U 1986-09-24 1986-09-24 Expired JPH0350684Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14684386U JPH0350684Y2 (ja) 1986-09-24 1986-09-24

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14684386U JPH0350684Y2 (ja) 1986-09-24 1986-09-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6353265U JPS6353265U (ja) 1988-04-09
JPH0350684Y2 true JPH0350684Y2 (ja) 1991-10-29

Family

ID=31059675

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14684386U Expired JPH0350684Y2 (ja) 1986-09-24 1986-09-24

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0350684Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011070635A1 (ja) * 2009-12-07 2011-06-16 株式会社デュエル ルアー

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6353265U (ja) 1988-04-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4920688A (en) Swivel jig fishing lure
US20140059916A1 (en) Rubber or soft plastic fishing spoon lure
WO2005110077A3 (en) Fishing lure for sinking presentation
US3844060A (en) Live bait fishing lure
US5038512A (en) Weight forward spinning lure with scoop
US2043001A (en) Fish bait or lure
US5396728A (en) Fishing lure
US2791059A (en) Bait fish lure for receiving a small fish as bait
US2948984A (en) Fish lure
JPH0350684Y2 (ja)
KR200166747Y1 (ko) 플러그루어
US4999942A (en) Fishing lure
US2139424A (en) Fish bait or lure
US3313059A (en) Fish lure
US3440755A (en) Artificial fishing lure
CN217308839U (zh) 金属线贯穿连接鱼饵
JP3051871U (ja) ルアー
US4542607A (en) Aerodynamically stable surface riding weedless fishing lure
JP4065070B2 (ja) ルアー
JP3777462B2 (ja) ルアー
US2840946A (en) Minnow like fishing lure
CN213095626U (zh) 一种鱼钩组件及拟饵组件
EP3964057A1 (en) Schooling minnow
CN220674874U (zh) 一种稳定用的亮片鱼饵
CN218278362U (zh) 一种鲢鳙弹簧单钩钓组及鲢鳙钓具