JP7485969B2 - テンショナレバー - Google Patents
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Description
すなわち、本請求項1に係る発明では、レバー部材を揺動可能に支持するベース部材を設け、当該ベース部材に、レバー部材を揺動可能に支持する揺動支持部とは別に、ねじりコイルばねのコイル部を支持するコイル支持部を形成することにより、ねじりコイルばねの線径やコイル部の径等、ねじりコイルばねの各種設計の自由度を向上させることが可能であるため、高荷重のねじりコイルばねを採用することができる等、テンショナレバーによるチェーンばたつきの抑制効果を良好に得ることができる。
また、ねじりコイルばねのコイル部を支持するコイル支持部を、レバー部材ではなくベース部材に形成することにより、レバー部材の断面形状を、高剛性を得ることが可能な例えばI字状等の断面形状とすることができる等、レバー部材の設計自由度を向上することができる。
また、ねじりコイルばねの被支持腕部をベース部材によって支持する構造を採用することが可能であるため、取付対象側に被支持腕部を取り付けるための取り付け穴等を設ける必要が無くなり、取付対象側に対する構造上の要求を低減することができる。
また、取付用軸孔の外周側に形成されるボス部をコイル支持部として利用することにより、ベース部材の構造を簡素化することができる。
本請求項3に係る発明によれば、揺動軸および支持外周面の中心軸の両方を通るように、揺動軸の軸線方向に直交する方向に見た場合に、コイル支持部は、揺動支持部に少なくとも部分的に重なるように形成されていることにより、前記軸線方向におけるベース部材の幅が大きくなることを回避できる。
本請求項4に係る発明によれば、取付対象に取り付け可能に構成されたベース部材を設け、当該ベース部材にレバー部材に解除可能に係合可能な回動阻止係合部を設けることにより、テンショナレバーを取付対象に取り付ける前の状態で、ベース部材に対するレバー部材の回動を確実に阻止して、テンショナレバーを取り扱いし易い状態とすることができる。
本請求項5に係る発明によれば、取付対象に取り付け可能に構成されたベース部材を設け、当該ベース部材に、レバー部材がチェーン側とは反対側に向けて回動することを阻止するようにレバー部材に当接可能な当て止め部を設けることにより、チェーンのばたつきを確実に抑えることができる。
本実施形態では、図2~図4に示すように、第1ボス部24は、その外周側にねじりコイルばね40のコイル部41が遊嵌状態で配置される支持外周面24aを有したコイル支持部24として機能する。
支持外周面24aは、図1に示すように、円筒状に形成され、その中心軸24bがベース部材20とレバー部材30との間の揺動軸Aと平行になるように形成されている。
具体的には、コイル支持部(第1ボス部)24は、図1に示すように、取付対象Eにテンショナレバー10を設置した状態で、揺動支持部21よりもレバー部材30の揺動端30a(後述する被揺動支持部32とは反対側のレバー部材30の先端部)に近い位置に形成されており、言い替えると、支持外周面24aの中心軸24bが揺動軸Aよりもレバー部材30の揺動端30aの近くに形成されている。
また、第1取付用軸孔22および第1ボス部24は、図2~図4に示すように、第2取付用軸孔23および第2ボス部25よりも、揺動支持部21から近い位置に形成され、更に具体的には、揺動支持部21と第2取付用軸孔23および第2ボス部25との間の位置に形成されている。
レバー部材30は、図1に示すように、その揺動端30aがチェーン退出側(図1の左下側)に配置され、その被揺動支持部32が(シュー面31に対する)チェーン進入側(図1の右上側)に配置されている。
押圧腕部42は、図2~図4に示すように、レバー部材30の被押圧部33に接触するように配置され、レバー部材30を押圧する部位であり、本実施形態では、レバー部材30に接触する押圧腕部42の先端部は、取付対象Eから遠ざかる側(ベース後面側)に向けて折り曲げられている。
被支持腕部43は、図2~図4に示すように、ベース部材20のコイル支持部24によって支持される部位であり、本実施形態では、被支持腕部43の先端部は、取付対象Eから遠ざかる側(ベース後面側)に向けて折り曲げられ、腕部支持部27内に挿入されている。
押圧腕部42および被支持腕部43は、図2~図4に示すように、コイル部41よりも、ベース部材20とレバー部材30との間の揺動軸Aから遠い位置に配置されている。
また、チェーンCHによる伝動機構に限らず、ベルト、ロープ等の類似の伝動機構に適用されてもよく、種々の産業分野において利用可能である。
また、取付対象Eに対するベース部材20の取付態様は、上述した取付用軸孔22、23(や取付ボルト等)を用いたものに限定されず、取付対象Eに対してベース部材20を取り付け可能なものであれば、如何なるものでもよい。
また、上述した実施形態では、第1ボス部24を、ねじりコイルばね40のコイル部41を支持するコイル支持部24として利用するものとして説明したが、第1ボス部24とは別に、ねじりコイルばね40のコイル部41を支持するコイル支持部24を設けてもよい。
20 ・・・ ベース部材
21 ・・・ 揺動支持部
22 ・・・ 第1取付用軸孔
23 ・・・ 第2取付用軸孔
24 ・・・ 第1ボス部(コイル支持部)
24a ・・・ 支持外周面
24b ・・・ 中心軸
24c ・・・ 規制突起部
25 ・・・ 第2ボス部
26 ・・・ 当て止め部
27 ・・・ 腕部支持部
30 ・・・ レバー部材
30a ・・・ 揺動端
31 ・・・ シュー面
32 ・・・ 被揺動支持部
33 ・・・ 被押圧部
34 ・・・ 被当て止め部
40 ・・・ ねじりコイルばね
41 ・・・ コイル部
42 ・・・ 押圧腕部
43 ・・・ 被支持腕部
CH ・・・ チェーン
S ・・・ スプロケット
E ・・・ 取付対象
Claims (5)
- チェーンを摺動案内するシュー面を有したレバー部材をねじりコイルばねによってチェーン側に向けて押圧するように構成されたテンショナレバーであって、
前記レバー部材は、取付対象に取り付け可能に構成されたベース部材によって揺動可能
に支持され、
前記ねじりコイルばねは、そのコイル部の一方端から延出した押圧腕部によって前記レ
バー部材を押圧するとともに、前記コイル部の他方端から延出した被支持腕部が前記ベー
ス部材によって支持されるように設置され、
前記ベース部材は、前記レバー部材を揺動可能に支持する揺動支持部と、その外周側に
前記コイル部が遊嵌状態で配置される支持外周面を有したコイル支持部とを備え、
前記コイル支持部は、前記ベース部材と前記レバー部材との間の揺動軸の軸線方向に見
た場合に、前記支持外周面の中心軸と前記揺動軸とがずれて位置するように、前記揺動支
持部とは別に形成され、
前記ベース部材は、前記ベース部材を取付対象に取り付けるための第1取付用軸孔と第2取付用軸孔とを有し、
前記第2取付用軸孔は前記レバー部材の揺動先端側に、
前記第1取付用軸孔は前記第2取付用軸孔と、前記揺動支持部との間に設けられ、
前記第1取付用軸孔は、その外周側に形成されたボス部とを有し、
前記ボス部が、その外周側に前記コイル部が遊嵌状態で配置される前記コイル支持部と
して機能していることを特徴とするテンショナレバー。 - 前記コイル支持部は、前記揺動支持部よりも前記レバー部材の揺動端に近い位置に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のテンショナレバー。
- 前記コイル支持部は、前記揺動軸および前記支持外周面の中心軸の両方を通るように、前記揺動軸の軸線方向に直交する方向に見た場合に、前記揺動支持部に少なくとも部分的に重なるように形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のテンショナレバー。
- 前記ベース部材は、前記レバー部材がチェーン側に向けて回動することを阻止するように、前記レバー部材に解除可能に係合可能な回動阻止係合部を有していることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のテンショナレバー。
- 前記ベース部材は、前記レバー部材がチェーン側とは反対側に向けて回動することを阻止するように前記レバー部材に当接可能な当て止め部を有していることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のテンショナレバー。
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