JP7485969B2 - テンショナレバー - Google Patents

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本発明は、走行するチェーンを摺動案内するテンショナレバーに関し、特に、ねじりコイルばねの弾性力によってチェーンを摺動案内するシュー面を有したレバー部材をチェーン側に向けて押圧すように構成されたテンショナレバーに関する。
従来、自動車エンジンの補機駆動等に用いられるチェーン伝動装置において、チェーンの弛みを除去して走行中のチェーンの振れを防止するテンショナレバーとして、エンジンブロック等の取付対象に対して揺動可能に取り付けられ、チェーンを摺動案内するシュー面を有したレバー部材と、レバー部材および取付対象の間に介装され、シュー面をチェーン側に押圧するねじりコイルばねとを備えるテンショナレバーが知られている(例えば特許文献1を参照)。
この特許文献1に記載のテンショナレバーでは、図6に示すように、エンジンブロック等の取付対象にレバー部材130を揺動可能に取り付けるためのピボット軸Pを挿通させる軸孔132の外周に形成されたボス部134を、ねじりコイルばね140のコイル部141を遊嵌状態で支持するコイル支持部として用いている。
特開2012-36996号公報
ところが、特許文献1に係るテンショナレバーでは、ピボット軸Pを挿通させるための軸孔132の外周に形成されたボス部134の外周にねじりコイルばね140のコイル部141を配置するという、ねじりコイルばね140の設置態様を採用していることから、ねじりコイルばね140の線径やコイル部141の径等のねじりコイルばね140の各種設計に制限があり、ねじりコイルばね140のばね荷重を大きく設計したい場合等、要求されるばね荷重によっては対応が難しい場合があるといった問題があった。
そこで、本発明は、これらの問題点を解決するものであり、簡素な構成で、ねじりコイルばねの設計自由度を向上させるテンショナレバーを提供することを目的とするものである。
本発明は、チェーンを摺動案内するシュー面を有したレバー部材をねじりコイルばねによってチェーン側に向けて押圧するように構成されたテンショナレバーであって、前記レバー部材は、取付対象に取り付け可能に構成されたベース部材によって揺動可能に支持され、前記ねじりコイルばねは、そのコイル部の一方端から延出した押圧腕部によって前記レバー部材を押圧するとともに、前記コイル部の他方端から延出した被支持腕部が前記ベース部材によって支持されるように設置され、前記ベース部材は、前記レバー部材を揺動可能に支持する揺動支持部と、その外周側に前記コイル部が遊嵌状態で配置される支持外周面を有したコイル支持部とを備え、前記コイル支持部は、前記ベース部材と前記レバー部材との間の揺動軸の軸線方向に見た場合に、前記支持外周面の中心軸と前記揺動軸とがずれて位置するように、前記揺動支持部とは別に形成され、前記ベース部材は、前記ベース部材を取付対象に取り付けるための第1取付用軸孔と第2取付用軸孔とを有し、前記第2取付用軸孔は前記レバー部材の揺動先端側に、前記第1取付用軸孔は前記第2取付用軸孔と前記揺動支持部との間に設けられ、前記第1取付用軸孔は、その外周側に形成されたボス部とを有し、前記ボス部が、その外周側に前記コイル部が遊嵌状態で配置される前記コイル支持部として機能していることにより、前記課題を解決するものである。
本請求項1に係る発明によれば、レバー部材をチェーン側に向けて押圧するための付勢力を得る手段として、それ自体の構造およびその支持構造が簡素なねじりコイルばねを採用することにより、テンショナレバーの構造を簡素化できるばかりでなく、以下に記載する効果を奏することができる。
すなわち、本請求項1に係る発明では、レバー部材を揺動可能に支持するベース部材を設け、当該ベース部材に、レバー部材を揺動可能に支持する揺動支持部とは別に、ねじりコイルばねのコイル部を支持するコイル支持部を形成することにより、ねじりコイルばねの線径やコイル部の径等、ねじりコイルばねの各種設計の自由度を向上させることが可能であるため、高荷重のねじりコイルばねを採用することができる等、テンショナレバーによるチェーンばたつきの抑制効果を良好に得ることができる。
また、ねじりコイルばねのコイル部を支持するコイル支持部を、レバー部材ではなくベース部材に形成することにより、レバー部材の断面形状を、高剛性を得ることが可能な例えばI字状等の断面形状とすることができる等、レバー部材の設計自由度を向上することができる。
また、ねじりコイルばねの被支持腕部をベース部材によって支持する構造を採用することが可能であるため、取付対象側に被支持腕部を取り付けるための取り付け穴等を設ける必要が無くなり、取付対象側に対する構造上の要求を低減することができる。
また、取付用軸孔の外周側に形成されるボス部をコイル支持部として利用することにより、ベース部材の構造を簡素化することができる。
本請求項2に係る発明によれば、ねじりコイルばねの押圧腕部が長くなることを回避しつつ、揺動支持部付近よりもねじりコイルばねのコイル部を設置するスペースを確保し易い、揺動支持部よりもレバー部材の揺動端に近い位置に、コイル支持部を形成することにより、ねじりコイルばねの各種設計の自由度を向上させることができる。
本請求項3に係る発明によれば、揺動軸および支持外周面の中心軸の両方を通るように、揺動軸の軸線方向に直交する方向に見た場合に、コイル支持部は、揺動支持部に少なくとも部分的に重なるように形成されていることにより、前記軸線方向におけるベース部材の幅が大きくなることを回避できる。
本請求項4に係る発明によれば、取付対象に取り付け可能に構成されたベース部材を設け、当該ベース部材にレバー部材に解除可能に係合可能な回動阻止係合部を設けることにより、テンショナレバーを取付対象に取り付ける前の状態で、ベース部材に対するレバー部材の回動を確実に阻止して、テンショナレバーを取り扱いし易い状態とすることができる。
本請求項5に係る発明によれば、取付対象に取り付け可能に構成されたベース部材を設け、当該ベース部材に、レバー部材がチェーン側とは反対側に向けて回動することを阻止するようにレバー部材に当接可能な当て止め部を設けることにより、チェーンのばたつきを確実に抑えることができる。
本発明の一実施形態であるテンショナレバーの使用態様を示す説明図。 テンショナレバーを示す斜視図。 テンショナレバーを分解して示す斜視図。 図3とは反対側から見てテンショナレバーを分解して示す斜視図。 取付対象にテンショナレバーを取り付けた状態を示す説明図。 従来のテンショナレバーを示す説明図。
以下に、本発明の一実施形態であるテンショナレバー10について、図面に基づいて説明する。
テンショナレバー10は、図1や図5に示すように、エンジンブロック等の取付対象Eに取り付けられ、複数のスプロケットS間を走行するチェーンCHを摺動案内するシュー面31を有したレバー部材30をねじりコイルばね40によってチェーンCH側に向けて押圧することで、チェーン張力を適正に保持するものである。
テンショナレバー10は、図1や図5に示すように、エンジンブロック等の取付対象Eに固定状態で取り付け可能に構成されたベース部材20と、ベース部材20によって揺動可能に支持されたレバー部材30と、ベース部材20とレバー部材30との間に介装されたねじりコイルばね40とを備えている。
以下に、テンショナレバー10の各構成要素について説明する。
ベース部材20は、合成樹脂等から成り、図2~図4に示すように、レバー部材30を揺動可能に支持する揺動支持部21と、ベース部材20を取付対象Eに固定状態で取り付けるための取付ボルト(図示しない)を挿通させるための第1取付用軸孔22および第2取付用軸孔23と、第1取付用軸孔22の外周側または第2取付用軸孔23の外周側に形成された第1ボス部24および第2ボス部25と、レバー部材30がチェーンCH側に向けて回動することを阻止するように、レバー部材30に解除可能に係合可能な回動阻止係合部(図示しない)と、レバー部材30がチェーンCH側とは反対側に向けて回動することを阻止するようにレバー部材30に当接可能な当て止め部26と、ねじりコイルばね40の被支持腕部43を支持する腕部支持部27を有している。
揺動支持部21は、図1に示すように、テンショナレバー10(レバー部材30)に対してチェーンCHが進入するチェーン進入側(図1の右上側)に配置されている。
第1取付用軸孔22および第2取付用軸孔23は、図2~図4に示すように、ベース部材20とレバー部材30との間の揺動軸Aの軸線方向(ベース部材20の厚み方向)に貫通して形成され、言い替えると、ベース部材20の取付対象E側に面するベース前面側から反対側のベース後面側に貫通して形成されている。
第1ボス部24は、図3~図5に示すように、揺動軸Aの軸線方向(ベース部材20の厚み方向)において、ベース部材20のベース部分から、取付対象E側(ベース前面側)に向けて突出して形成された円筒状の部位である。
本実施形態では、図2~図4に示すように、第1ボス部24は、その外周側にねじりコイルばね40のコイル部41が遊嵌状態で配置される支持外周面24aを有したコイル支持部24として機能する。
支持外周面24aは、図1に示すように、円筒状に形成され、その中心軸24bがベース部材20とレバー部材30との間の揺動軸Aと平行になるように形成されている。
コイル支持部(第1ボス部)24は、図1に示すように、揺動軸Aの軸線方向に見た場合に、支持外周面24aの中心軸24bと揺動軸Aとが揺動軸Aの軸線方向に直交する方向にずれて位置するように、揺動支持部21とは別に形成されている。
具体的には、コイル支持部(第1ボス部)24は、図1に示すように、取付対象Eにテンショナレバー10を設置した状態で、揺動支持部21よりもレバー部材30の揺動端30a(後述する被揺動支持部32とは反対側のレバー部材30の先端部)に近い位置に形成されており、言い替えると、支持外周面24aの中心軸24bが揺動軸Aよりもレバー部材30の揺動端30aの近くに形成されている。
また、コイル支持部(第1ボス部)24は、図1や図3、4から分かるように、揺動軸Aおよび支持外周面24aの中心軸24bの両方を通るように、揺動軸Aの軸線方向に直交する方向に見た場合に、揺動支持部21に少なくとも部分的に重なるように形成されており、言い替えると、コイル支持部(第1ボス部)24の少なくとも一部は、揺動軸Aの軸線方向において揺動支持部21と同じ位置に形成されており、これにより、揺動軸Aの軸線方向におけるベース部材20の幅が大きくなることを回避できる。
また、支持外周面24aの取付対象側端部には、図3~図5に示すように、規制突起部24cが形成されており、この規制突起部24cは、ねじりコイルばね40のコイル部41が取付対象E側に移動することを規制することで、テンショナレバー10を取付対象Eに取り付ける前の状態で、ねじりコイルばね40がレバー部材30から外れることを防止するとともに、テンショナレバー10を取付対象Eに取り付けた状態で、ねじりコイルばね40が取付対象Eに干渉することを防止するものである。なお、取付対象Eとは反対側へのコイル部41の移動については、レバー部材30のベース部によって規制される。
第2ボス部25は、図3~図5に示すように、取付対象E側(ベース前面側)に向けて突出して形成された部位である。
第1ボス部24および第2ボス部25の取付対象側端面は、図5に示すように、取付ボルト(図示しない)によって取付対象Eにベース部材20を取り付けた状態で、取付対象Eに当たる(接触する)ようになっており、これにより、ベース部材20の他の部分が取付対象Eに当たる(接触する)ことは無い。
第2取付用軸孔23は、図2~図4に示すように、レバー部材の揺動先端側に形成されている。
また、第1取付用軸孔22および第1ボス部24は、図2~図4に示すように、第2取付用軸孔23および第2ボス部25よりも、揺動支持部21から近い位置に形成され、更に具体的には、揺動支持部21と第2取付用軸孔23および第2ボス部25との間の位置に形成されている。
腕部支持部27は、図2~図4に示すように、本実施形態では、揺動軸Aの軸線方向(ベース部材20の厚み方向)に沿って(貫通して)形成され、取付対象E側(ベース前面側)からねじりコイルばね40の被支持腕部43を挿入させる孔として形成されている。
回動阻止係合部(図示しない)は、レバー部材30に解除可能に係合可能(凹凸係合可能)に構成され、テンショナレバー10を取付対象Eに取り付ける前の状態で、レバー部材30の被係合部(図示しない)に対して係合して、ねじりコイルばね40のばね力に抗して、ねじりコイルばね40の弾性力によってベース部材20に対してレバー部材30がチェーンCH側に向けて回動する(ベース部材20からレバー部材30が離れる方向にレバー部材30が回動する)ことを阻止するものである。テンショナレバー10を取付対象Eに取り付けた後に、この回動阻止係合部(図示しない)は、作業者によって係合を解除される。
当て止め部26は、図2~図4に示すように、レバー部材30の揺動方向(回動方向)においてレバー部材30の被当て止め部34に対向して形成され、チェーンCHによって押されたレバー部材30がチェーンCH側とは反対側に向けて回動することを阻止するものである。
レバー部材30は、合成樹脂等から成り、図2~図4に示すように、走行するチェーンCHを摺動案内するシュー面31と、ベース部材20の揺動支持部21に揺動可能に支持される(取り付けられる)被揺動支持部32と、ねじりコイルばね40の押圧腕部42によって押圧される被押圧部33と、被押圧部33よりも先端側(被揺動支持部32から遠い側)に形成され、ベース部材20の当て止め部26によって当て止めされる凸状の被当て止め部34とを有している。
レバー部材30は、図1に示すように、その揺動端30aがチェーン退出側(図1の左下側)に配置され、その被揺動支持部32が(シュー面31に対する)チェーン進入側(図1の右上側)に配置されている。
ねじりコイルばね40は、金属等から成り、図2~図4に示すように、コイル部41と、コイル部41の一方端から延出する押圧腕部42と、コイル部41の他方端から延出する被支持腕部43とを有し、押圧腕部42によってレバー部材30を押圧するとともに被支持腕部43がベース部材20によって支持されるように設置されたものである。
コイル部41は、図2~図4に示すように、ベース部材20の第1ボス部24の外周側に遊嵌状態(すなわち、隙間を有した状態)で配置されている。
押圧腕部42は、図2~図4に示すように、レバー部材30の被押圧部33に接触するように配置され、レバー部材30を押圧する部位であり、本実施形態では、レバー部材30に接触する押圧腕部42の先端部は、取付対象Eから遠ざかる側(ベース後面側)に向けて折り曲げられている。
被支持腕部43は、図2~図4に示すように、ベース部材20のコイル支持部24によって支持される部位であり、本実施形態では、被支持腕部43の先端部は、取付対象Eから遠ざかる側(ベース後面側)に向けて折り曲げられ、腕部支持部27内に挿入されている。
押圧腕部42および被支持腕部43は、図2~図4に示すように、コイル部41よりも、ベース部材20とレバー部材30との間の揺動軸Aから遠い位置に配置されている。
以上、本発明の実施形態を詳述したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、上記または下記の実施形態や変形例の各構成を任意に組み合わせてチェーン伝動装置を構成する等、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行なうことが可能である。
例えば、上述した実施形態では、テンショナレバー10が、タイミングシステムを有するエンジン内に設けられるものとして説明したが、これに限定されず様々な機器類に適用可能である。
また、チェーンCHによる伝動機構に限らず、ベルト、ロープ等の類似の伝動機構に適用されてもよく、種々の産業分野において利用可能である。
また、上述した実施形態では、エンジンブロック等の取付対象Eに対してベース部材20を固定状態で取り付けるにあたって、取付用軸孔22、23に挿入され取付対象Eに固定される取付ボルト(図示しない)等を用いるものとして説明したが、取付対象E側に突出して設けられた軸を取付用軸孔22、23内に挿入することで、ベース部材20を取付対象Eに取り付けてもよい。
また、取付対象Eに対するベース部材20の取付態様は、上述した取付用軸孔22、23(や取付ボルト等)を用いたものに限定されず、取付対象Eに対してベース部材20を取り付け可能なものであれば、如何なるものでもよい。
また、上述した実施形態では、第1ボス部24を、ねじりコイルばね40のコイル部41を支持するコイル支持部24として利用するものとして説明したが、第1ボス部24とは別に、ねじりコイルばね40のコイル部41を支持するコイル支持部24を設けてもよい。
10 ・・・ テンショナレバー
20 ・・・ ベース部材
21 ・・・ 揺動支持部
22 ・・・ 第1取付用軸孔
23 ・・・ 第2取付用軸孔
24 ・・・ 第1ボス部(コイル支持部)
24a ・・・ 支持外周面
24b ・・・ 中心軸
24c ・・・ 規制突起部
25 ・・・ 第2ボス部
26 ・・・ 当て止め部
27 ・・・ 腕部支持部
30 ・・・ レバー部材
30a ・・・ 揺動端
31 ・・・ シュー面
32 ・・・ 被揺動支持部
33 ・・・ 被押圧部
34 ・・・ 被当て止め部
40 ・・・ ねじりコイルばね
41 ・・・ コイル部
42 ・・・ 押圧腕部
43 ・・・ 被支持腕部
CH ・・・ チェーン
S ・・・ スプロケット
E ・・・ 取付対象

Claims (5)

  1. チェーンを摺動案内するシュー面を有したレバー部材をねじりコイルばねによってチェーン側に向けて押圧するように構成されたテンショナレバーであって、
    前記レバー部材は、取付対象に取り付け可能に構成されたベース部材によって揺動可能
    に支持され、
    前記ねじりコイルばねは、そのコイル部の一方端から延出した押圧腕部によって前記レ
    バー部材を押圧するとともに、前記コイル部の他方端から延出した被支持腕部が前記ベー
    ス部材によって支持されるように設置され、
    前記ベース部材は、前記レバー部材を揺動可能に支持する揺動支持部と、その外周側に
    前記コイル部が遊嵌状態で配置される支持外周面を有したコイル支持部とを備え、
    前記コイル支持部は、前記ベース部材と前記レバー部材との間の揺動軸の軸線方向に見
    た場合に、前記支持外周面の中心軸と前記揺動軸とがずれて位置するように、前記揺動支
    持部とは別に形成され、
    前記ベース部材は、前記ベース部材を取付対象に取り付けるための第1取付用軸孔と第2取付用軸孔とを有し、
    前記第2取付用軸孔は前記レバー部材の揺動先端側に、
    前記第1取付用軸孔は前記第2取付用軸孔と、前記揺動支持部との間に設けられ、
    前記第1取付用軸孔は、その外周側に形成されたボス部とを有し、
    前記ボス部が、その外周側に前記コイル部が遊嵌状態で配置される前記コイル支持部と
    して機能していることを特徴とするテンショナレバー。
  2. 前記コイル支持部は、前記揺動支持部よりも前記レバー部材の揺動端に近い位置に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のテンショナレバー。
  3. 前記コイル支持部は、前記揺動軸および前記支持外周面の中心軸の両方を通るように、前記揺動軸の軸線方向に直交する方向に見た場合に、前記揺動支持部に少なくとも部分的に重なるように形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のテンショナレバー。
  4. 前記ベース部材は、前記レバー部材がチェーン側に向けて回動することを阻止するように、前記レバー部材に解除可能に係合可能な回動阻止係合部を有していることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のテンショナレバー。
  5. 前記ベース部材は、前記レバー部材がチェーン側とは反対側に向けて回動することを阻止するように前記レバー部材に当接可能な当て止め部を有していることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のテンショナレバー。
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