JP7481762B1 - プラスチック容器 - Google Patents

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Abstract

Figure 0007481762000001
【課題】スリーブが容器本体に対して良好に密着する嵌着状態を容易に実現することが可能なプラスチック容器を提供する。
【解決手段】プラスチック容器100は、上端が開口している胴体部11と、胴体部11の下端を閉塞している底面部14と、を有する樹脂製の容器本体10と、胴体部11の周囲に嵌着されている筒状のスリーブ20と、を備え、胴体部11及びスリーブ20の各々は、下方に向けて縮径する逆錐台形状に形成されており、胴体部11の下部には、それぞれ径方向外側に向けて膨出し、スリーブ20の下端を下支えする膨出部30が、周方向において間欠的に形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、プラスチック容器に関する。
特許文献1に記載のプラスチック容器は、上端が開口している胴体部(同文献には胴部と記載)を有する樹脂製の容器本体と、胴体部の周囲に嵌着されている筒状のスリーブ(同文献には紙製のスリーブと記載)と、を備えている。胴体部の下部には径方向外側に向けて膨出し、スリーブの下端を下支えする膨出部(同文献には、円環状突起部と記載)が360度周回状に形成されている。
特許第6909469号公報
しかしながら、本発明者等の検討によれば、特許文献1に記載のプラスチック容器では、スリーブが容器本体に対して良好に密着する嵌着状態を容易に実現する観点で、改善の余地がある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、スリーブが容器本体に対して良好に密着する嵌着状態を容易に実現することが可能なプラスチック容器を提供するものである。
本発明によれば、上端が開口している胴体部と、前記胴体部の下端を閉塞している底面部と、を有する樹脂製の容器本体と、
前記胴体部の周囲に嵌着されている筒状のスリーブと、
を備えるプラスチック容器であって、
前記胴体部及び前記スリーブの各々は、下方に向けて縮径する逆錐台形状に形成されており、
前記胴体部の下部には、それぞれ径方向外側に向けて膨出し、前記スリーブの下端を下支えする膨出部が、周方向において間欠的に形成されているプラスチック容器が提供される。
また、本発明によれば、上端が開口している胴体部と、前記胴体部の下端を閉塞している底面部と、を有する樹脂製の容器本体を備えるプラスチック容器であって、
前記胴体部は、下方に向けて縮径する逆錐台形状に形成されており、
前記胴体部の下部には、それぞれ径方向外側に向けて膨出し、前記胴体部の周囲にスリーブが嵌着されたときに当該スリーブの下端を下支えする膨出部が、周方向において間欠的に形成されているプラスチック容器が提供される。
本発明によれば、スリーブが容器本体に対して良好に密着する嵌着状態を容易に実現することができる。
第1実施形態に係るプラスチック容器の斜視図である。 第1実施形態における容器本体の斜視図である。 第1実施形態における底面部及びその周辺構造の斜視図である。 第1実施形態に係るプラスチック容器の底面図である。 第1実施形態に係るプラスチック容器の縦断面図(図4のA-A線に沿った断面図)である。 第1実施形態における底面部及びその周辺構造の縦断面図(図4のA-A線に沿った断面図)である。 図7(a)は図6に示すA部の部分拡大図であり、図7(b)は図6に示すB部の部分拡大図である。 第1実施形態に係るプラスチック容器の分解断面図(図4のA-A線に沿った断面図)である。 図9(a)及び図9(b)は第1実施形態におけるスリーブを容器本体に嵌着する際の動作の一例を説明するための図であり、このうち図9(a)はスリーブが膨出部を乗り越える途中の状態を示し、図9(b)はスリーブが膨出部を乗り越えた後の状態を示す。 第1実施形態に係るプラスチック容器の縦断面図(図4のA-A線に沿った断面図)であり、内部の陰圧により底面部が上方に向けて凹んだ状態を示す。 第1実施形態の変形例に係るプラスチック容器の斜視図である。 第1実施形態の変形例に係るプラスチック容器の底面図である。 第1実施形態の変形例に係るプラスチック容器の縦断面図(図12のA-A線に沿った断面図)である。 第2実施形態に係るプラスチック容器の斜視図である。 第2実施形態における容器本体の斜視図である。 第2実施形態における底面部及びその周辺構造の斜視図である。 第2実施形態に係るプラスチック容器の底面図である。 第2実施形態に係るプラスチック容器の側面図である 第2実施形態に係るプラスチック容器の縦断面図(図17のA-A線に沿った断面図)である。 第2実施形態における底面部及びその周辺構造の縦断面図(図17のA-A線に沿った断面図)である。 図21(a)は図20に示すA部の部分拡大図であり、図21(b)は第2リブ及びその周辺構造の縦断面図(図17のB-B線に沿った断面図)である。 図22(a)及び図22(b)は第2実施形態におけるスリーブを容器本体に嵌着する際の動作の一例を説明するための図であり、このうち図22(a)はスリーブが膨出部を乗り越える途中の状態を示し、図22(b)はスリーブが膨出部を乗り越えた後の状態を示す。 第2実施形態に係るプラスチック容器の縦断面図(図17のA-A線に沿った断面図)であり、内部の陰圧により底面部が上方に向けて凹んだ状態を示す。
以下、本発明の実施形態について、図1から図23を用いて説明する。なお、図3及び図16は、容器本体10の底面部14及びその周辺構造を斜め下方から視た斜視図である。
なお、すべての図面において、同様の構成要素には同一の符号を付し、適宜に説明を省略する。
〔第1実施形態〕
先ず、図1から図10を用いて第1実施形態を説明する。
図1から図4に示すように、本実施形態に係るプラスチック容器100は、上端が開口している胴体部11と、胴体部11の下端を閉塞している底面部14と、を有する樹脂製の容器本体10と、胴体部11の周囲に嵌着されている筒状のスリーブ20と、を備える。
図5及び図8に示すように、胴体部11及びスリーブ20の各々は、下方に向けて縮径する逆錐台形状に形成されている。
図4及び図5に示すように、胴体部11の下部には、それぞれ径方向外側に向けて膨出し、スリーブ20の下端を下支えする膨出部30が、周方向において間欠的に形成されている。
なお、本発明において、上下方向とは、プラスチック容器100の軸方向であり、当該軸方向において、底面部14が配置されている側が下(下方)であり、その反対側が上(上方)である。径方向とは、プラスチック容器100の径方向であり、当該径方向において、プラスチック容器100の中心軸側が内(内方)であり、その反対側が外(外方)である。また、プラスチック容器100の中心軸に対して直交する方向が水平方向であり、中心軸に沿う方向(すなわち水平方向に対して直交する方向)が鉛直方向である。
ただし、これらの説明における位置関係は、プラスチック容器100の使用時や製造時の位置関係とは必ずしも一致しない。
図8に示すように、スリーブ20を容器本体10に嵌着する際には、スリーブ20の上端側の開口から容器本体10を底面部14側から挿入し、スリーブ20を容器本体10に対して嵌め込む。
より詳細には、スリーブ20の下端が膨出部30の下方に位置している状態(図8参照)から、スリーブ20の下端が、膨出部30を含む胴体部11の下部を乗り越えた状態(図5及び図6参照)となるまで、容器本体10をスリーブ20に対して押し込む。
本実施形態によれば、膨出部30は、周方向において間欠的に形成されている。すなわち、胴体部11の下部は、膨出部30の形成領域と、膨出部30の非形成領域と、を含む。
このような構成によれば、スリーブ20を容器本体10に対して嵌め込む際に、図9(a)に示すように、筒状のスリーブ20の下端(下縁)が、直線状の部分27を含む角張った形状に変形しながら、膨出部30を含む胴体部11の下部を乗り越えるようにできる。より詳細には、スリーブ20の下縁において、膨出部30と対応する部位は、その他の部位よりも径方向外側に張り出した形状に変形する。一方、スリーブ20の下縁において、膨出部30の非形成領域と対応する部位(各膨出部30の間の部分と対応する部位)は、直線状の部分27を含む形状に変形する。このように、主としてスリーブ20側が円形状から多角形状に変形するので、膨出部30を含む容器本体10側が変形してしまうことを抑制できる。
よって、胴体部11におけるスリーブ20の下縁と対応する部位(本実施形態の場合、後述する逆錐台状部18の下縁18b)の周長を、スリーブ20の下縁の周長と略同等とし、当該スリーブ20の下縁が胴体部11に良好に密着するようにした場合でも、膨出部30が変形してしまうことを抑制しつつ、スリーブ20を容器本体10にスムーズに嵌着することができる。なお、ここで、「胴体部11におけるスリーブ20の下縁と対応する部位」とは、径方向においてスリーブ20の下縁の内周と対向する部位(より詳細にはスリーブ20の下縁の内周と接触する部位)を意味している。
このように、本実施形態によれば、スリーブ20が容器本体10に対して良好に密着する嵌着状態を容易に実現することができる。
更には、スリーブ20の下縁が膨出部30を乗り越えた後は、スリーブ20の下端(下縁)が膨出部30によって良好に下支えされるようにできるので、スリーブ20が容器本体10から抜け落ちてしまうことを抑制できる。
以下、プラスチック容器100について、より詳細に説明する。
容器本体10は、例えば、真空成形により、その全体が一体成形されたものである。容器本体10の材料は、特に限定されないが、一例として、ポリプロピレンであることが挙げられる。
図1、図2及び図5に示すように、容器本体10の胴体部11は、例えば、当該胴体部11の上端部において円筒状に形成されている円筒部16と、当該胴体部11の上端部において円筒部16の下端から径方向内側に向けて内フランジ状に僅かに張り出している内フランジ部17と、内フランジ部17の内周縁の下方に連接されており、逆錐台形状に形成されて逆錐台状部18と、を有する。
また、円筒部16の上端には、径方向外側に向けてフランジ状に張り出しているフランジ部12が形成されている。フランジ部12の内周縁が、胴体部11の上端の開口13となっている。
円筒部16の内径及び外径の各々は、例えば、軸方向における位置にかかわらず略一定となっている。
内フランジ部17の外周縁は、円筒部16の下縁に連接されており、内フランジ部17の内周縁は、逆錐台状部18の上縁に連接されている。内フランジ部17は、円筒部16の下側に連なっている。
逆錐台状部18の内径及び外径の各々は、下方に向けて徐々に縮径している。
なお、本実施形態では、円筒部16と内フランジ部17とを含む部分が、プラスチック容器100の周囲360度に亘って連続的な周回状に形成されているが、本発明は、この例に限らず、円筒部16と内フランジ部17とを含む部分は、プラスチック容器100の周方向において間欠的に複数配置されていてもよい。
また、本実施形態の場合、胴体部11の下端部11bに、膨出部30が形成されている。なお、以下の説明において、胴体部11の下端部11bとは、胴体部11における逆錐台状部18よりも下側の部分であり、当該下端部11bの上縁は逆錐台状部18の下縁18bと連接されている。
図1から図5及び図7(a)に示すように、膨出部30は、逆錐台状部18の下縁18bから径方向外側に向けて膨出している。膨出部30の外面は、径方向外側に向けて凸の曲面状に形成されている。
膨出部30の上端は、逆錐台状部18の下縁18bに連接されている。膨出部30の下端は、底面部14の外周縁(後述する周縁部15aの外周縁)に連接されている。
図4に示すように、本実施形態の場合、複数(例えば、3つ)の膨出部30は、周方向において間欠的に、等間隔(等角度間隔)で配置されている。また、径方向において、複数の膨出部30は、例えば、互いにオフセットした位置に配置されている。
また、図7(b)に示すように、胴体部11の下端部11bにおいて、膨出部30の非形成領域も、逆錐台状部18の下縁18bから径方向外側に向けて膨出している。下端部11bの外周面は、径方向外側に向けて凸の曲面状に形成されている。
本実施形態の場合、スリーブ20の下縁は、膨出部30及び胴体部11の下端部11bによって360度周回状に支持されている。
ここで、本実施形態の場合、膨出部30とは、図7(a)及び図7(b)に示す仮想線201よりも径方向外側に膨出している部位を含む部分である。なお、ここでいう仮想線201は、プラスチック容器100を中心軸に沿って切断した断面(図5、図6及び図7(a)等参照)において、胴体部11におけるスリーブ20の下縁と対応する部位(本実施形態の場合、逆錐台状部18の下縁18b)の外面を通るとともに、容器本体10の軸方向に沿って延在する鉛直線である。
図7(b)に示すように、下端部11bにおける膨出部30の非形成領域は、その全体が仮想線201の径方向内側に収まっている。ただし、膨出部30の非形成領域は、逆錐台状部18の外周面の延長線上に配置されている仮想線204(図7(b)参照)よりも径方向外側に膨出している。このため、上述のように、スリーブ20の下縁を、膨出部30と下端部11bとによって周回状に支持することができる。
ここで、膨出部30において、例えば、当該膨出部30の膨らみの頂点(図7(a)に示すP1)よりも下側の部分を単に下側の部分32と称し、当該膨出部30の膨らみの頂点P1よりも上側の部分を単に上側の部分33と称する。
なお、ここでいう膨出部30の膨らみの頂点P1とは、プラスチック容器100を中心軸に沿って切断した断面(図5、図6及び図7(a)等参照)において、上記の仮想線201から、膨出部30の外面に向けて垂線202(図7(a)参照)を引いたときに当該垂線202の長さ寸法が最も長くなる位置である。また、本実施形態の場合、上記垂線202の最大長さ寸法が、膨出部30の突出高さD1である。
そして、本実施形態の場合、下側の部分32の曲率半径の平均値は、上側の部分33の曲率半径の平均値よりも大きい。
下側の部分32の内周縁は、例えば、底面部14の周縁部15aの外周縁と連接されている。
また、プラスチック容器100を中心軸に沿って切断した断面において、膨出部30は径方向外側に向けて弧状に張り出している。より詳細には、上側の部分33の膨出量は上方に向けて徐々に縮小しており、下側の部分32の膨出量は下方に向けて徐々に縮小している。
図6、図7(a)及び図7(b)に示すように、胴体部11の下端部11bの下縁と底面部14の外周縁(周縁部15aの外周縁)との境界部は、R面取り形状となっている。同様に、膨出部30の下端と底面部14の外周縁(周縁部15aの外周縁)との境界部も、R面取り形状となっている。
更に、図1から図5に示すように、本実施形態の場合、胴体部11の外周面には、それぞれ上下に延在するリブ50が、周方向において間欠的に形成されている。
これにより、複数のリブ50の配置領域において、胴体部11を良好に補強することができる。
図2、図3及び図5に示すように、膨出部30は、例えば、リブ50の下方に配置されている。
より詳細には、リブ50には、膨出部30が当該リブ50の下方に配置されている第1リブ51と、膨出部30が当該リブ50の下方に配置されていない第2リブ56と、が含まれている。
図4に示すように、周方向における膨出部30の寸法は、周方向における第1リブ51の下端51aの寸法以上である。
より詳細には、本実施形態の場合、周方向における膨出部30の寸法は、周方向における第1リブ51の下端51aの寸法よりも大きい。
また、本実施形態の場合、膨出部30は、第1リブ51の下端51aよりも下方に離間して配置されている。
また、図5に示すように、各リブ50の下端の高さ位置は互いに等しい。つまり、各第1リブ51の下端51aの高さ位置は互いに等しく、各第2リブ56の下端の高さ位置は互いに等しく、第1リブ51の下端51aの高さ位置と第2リブ56の下端の高さ位置とは互いに等しい。
これにより、複数のリブ50の配置領域において、胴体部11を周方向において均一に補強することができる。
より詳細には、図2及び図4に示すように、本実施形態の場合、リブ50には、複数(例えば、3つ)の第1リブ51と、複数(例えば、15個)の第2リブ56と、が含まれている。複数の第1リブ51と、複数の第2リブ56とは、例えば、互いに同一形状及び同一寸法に設定されている。
複数のリブ50(複数の第1リブ51及び複数の第2リブ56)は、例えば、逆錐台状部18に形成されており、胴体部11の周方向において間欠的に、等間隔(等角度間隔)で配置されている。上述のように、複数のリブ50の各々は、上下方向(縦方向)に延在している。ただし、複数のリブ50の各々は、逆錐台状部18の形状に沿って傾斜した方向に延在している。
図4に示すように、本実施形態の場合、周方向において隣り合う第1リブ51(ひいては膨出部30)の間に、2つ以上(例えば、5つ)の第2リブ56が配置されている。
複数のリブ50の各々は、逆錐台状部18の上縁からその下端部に亘って形成されている。逆錐台状部18の下端部において、各リブ50の各々の下端は、逆錐台状部18の下縁18bよりも上方の位置で終端している。つまり、各リブ50の各々の下端は、胴体部11の下端部11bよりも上方に位置している。
リブ50の延在方向に対して直交する断面において、複数のリブ50の各々は、例えば、胴体部11の外方に向けて円弧状に突出している。ただし、各リブ50の形状はこの例に限らず、胴体部11の外方に向けて突出した略三角形や略矩形であってもよい。
リブ50の突出高さ(逆錐台状部18の外周面を基準とした突出高さ)は、例えば、当該リブ50の上端から下方に向けて縮小している。また、リブ50の幅寸法(太さ)も、例えば、当該リブ50の上端から下方に向けて縮小している。ただし、各リブ50の寸法はこの例に限らず、リブ50の突出高さやリブ50の幅寸法(太さ)は、その延在方向において略一定であってもよい。
図5及び図6に示すように、底面部14の形状は、特に限定されないが、本実施形態の場合、底面部14は、中央部15bと、中央部15bを取り囲む包囲部152と、を含み、包囲部152は中央部15bに向けてすり鉢状に下り傾斜している。
また、底面部14は、環状の周縁部15aを含み、包囲部152及び中央部15bは、周縁部15aよりも高段に配置されている。より詳細には、包囲部152の下面及び中央部15bの下面の各々の高さ位置は、周縁部15aの下面の高さ位置よりも高い。
ただし、本発明において、中央部15bの下面と包囲部152の下面とは互いに同じ高さであってもよい。
更に、図4及び図6に示すように、包囲部152は、例えば、それぞれ平面状に形成されているとともに径方向内側に向けて下り傾斜しており周方向に並んで配置されている複数の面状部152aによって構成されている。
より詳細には、図4、図5及び図6に示すように、底面部14の周縁部15aは、水平に配置された平板状に形成されており、平面視略円環状となっている。底面部14の中央部15bは、水平に配置された平板状に形成されており、平面視略十二角形状となっている。
また、径方向において、周縁部15aと包囲部152との間には、径方向内側に向けて上り傾斜している段差部151が配置されている。
包囲部152は、径方向内側に向けて下り傾斜している。より詳細には、包囲部152は、逆角錐台形状(例えば、逆十二角錐台形状)に形成されている。逆角錐台形状の包囲部152が有する各面状部が、上述の複数の面状部152aをそれぞれ構成している。図4に示すように、複数の面状部152aは、平面視において、それぞれ略台形形状に形成されており、2つの底辺のうち、短い方の底辺が径方向内側に位置し、長い方の底辺が径方向外側に位置した姿勢で配置されている。各面状部152aは、例えば、互いに同一形状及び同一寸法となっている。
段差部151の外周縁は、周縁部15aの内周縁に連接されており、段差部151の内周縁は、包囲部152の外周縁に連接されている。包囲部152の内周縁は、中央部15bの外周縁に連接されている。
図5及び図6に示すように、段差部151の傾斜角度は、包囲部152の傾斜角度よりも大きい。また、径方向において、段差部151の寸法は、包囲部152の寸法よりも小さい。
また、中央部15bは、周縁部15aよりも僅かに上方に配置されている。
一例として、プラスチック容器100の上下寸法は、プラスチック容器100の開口13の内径よりも僅かに小さい寸法となっているが、開口13の内径とプラスチック容器100の上下寸法との関係は、この例に限定されず、例えば、後述する第1実施形態の変形例のように、プラスチック容器100の上下寸法は、プラスチック容器100の開口13の内径の1/2以下の寸法となっていてもよい。
本実施形態の場合、プラスチック容器100は、以上のような概略形状に形成されている。
ただし、本発明において、プラスチック容器100の概略形状は、上記の例に限らず、例えば、胴体部11の内径及び外径が軸方向における位置にかかわらず略一定な略円筒状に形成されていてもよい。
また、本発明において、例えば、逆錐台状部18の下端部が胴体部11の下端部を構成しており、逆錐台状部18の下縁18bに底面部14が連接されていてもよい。この場合、逆錐台状部18の下端部に膨出部30が形成される。
容器本体10の肉厚(厚み寸法)は、特に限定されないが、例えば、0.1mm以上2.0mm以下であり、好ましくは0.3mm以上1.2mm以下である。本実施形態の場合、一例として、容器本体10の各部の肉厚は、略一定であるが、本発明はこの例に限定されず、容器本体10の各部の肉厚は、部位により相違していてもよい。
膨出部30の突出高さD1は、例えば、0.1mm以上1.0mm以下であることが好ましく、より好ましくは0.2mm以上0.6mm以下である。
筒状のスリーブ20は、例えば、逆円錐台形状に形成されており、その上端及び下端の各々は開口している。図8に示すように、スリーブ20を容器本体10に嵌着する際には、スリーブ20の上端側の開口から容器本体10の底面部14側を挿入し、スリーブ20を容器本体10に対して嵌め込む。
図1及び図5に示すように、スリーブ20は、例えば、その下端部11bを除く胴体部11の外周面の全域を覆っている。より詳細には、例えば、膨出部30を含む下端部11bは、スリーブ20の下縁よりも下方に位置しており、スリーブ20によって覆われておらずプラスチック容器100の外面に露出している。
プラスチック容器100がスリーブ20を有することにより、商品の説明などの表示をスリーブ20の外面に施された印刷により好適に行うことができる。
ここで、図5等に示すように、プラスチック容器100を中心軸に沿って切断した断面において、スリーブ20の内周面は、例えば、上方から下方に向けて逆錐台状部18の外周面に近づく方向に傾斜している。したがって、スリーブ20の内周面と逆錐台状部18の外周面との径方向における離間距離は、下方に向けて徐々に小さくなっている。そして、スリーブ20の下縁の内周が、逆錐台状部18の下縁18bに対して360度周回状に線接触していることが好ましい。これにより、スリーブ20の下縁が、逆錐台状部18の下端部を周回状に拘束するようにできるので、容器本体10に対するスリーブ20の相対変位をより確実に規制することができる。
一方、スリーブ20の内周面において、逆錐台状部18の下縁18bに対して接している部分よりも上側の部分は、逆錐台状部18の外周面から離間している。
また、円筒部16の下端と内フランジ部17の外周縁との境界部(角部)は、例えば、スリーブ20の内周面に対して周回状に線接触している。これにより、容器本体10に対するスリーブ20の相対変位をより確実に規制することができる。
スリーブ20の肉厚(厚み寸法)は、特に限定されないが、例えば、0.2mm以上2.0mm以下とすることができる。スリーブ20の各部の肉厚は、略一定でもよいが、部位により相違していてもよい。
スリーブ20の上端の内径は、例えば、胴体部11の上端(円筒部16の上端)の外径よりも大きい寸法に設定されている。
スリーブ20の下縁の内周の周長は、例えば、逆錐台状部18の下縁18bの外周の周長と略同等の寸法に設定されている。
スリーブ20の下縁の内径R2(図6参照)は、例えば、逆錐台状部18の下縁18bの外径R1(図6参照)と略同等の寸法に設定されている。
また、スリーブ20の下縁の内径R2は、例えば、複数の膨出部30を包含するとともにこれらの膨出部30の外面に外接する第1仮想円301の外径R3(図4参照)よりも小さい寸法に設定されている。
スリーブ20の材料(材質)は、紙である(スリーブは紙スリーブである)ことが好ましい一例であるが、本発明において、スリーブ20の材質は紙に限らず、樹脂フィルムや発泡樹脂であってもよい。
また、図10に示すように、プラスチック容器100は、内容物110の充填後、フィルム状の蓋部90が開口13を密閉状態で閉塞するようにフランジ部12の上面に接合された状態で流通してもよい。
この場合、プラスチック容器100ごと内容物が冷却されると、プラスチック容器100の内部が減圧することとなる。ここで、上述のように、底面部14には、中央部15bに向けてすり鉢状に下り傾斜している包囲部152が形成されている。これにより、プラスチック容器100の内部が減圧すると、当該包囲部152が上方に向けて変形することにより、中央部15bが上方に変位するので、胴体部11の変形(凹み)を抑制することができる。
より詳細には、プラスチック容器100の内部が減圧すると、包囲部152は、径方向内側に向けて下り傾斜している状態から反転し、径方向内側に向けて上り傾斜した状態に変形する。これにより、包囲部152の内周縁に連接されている中央部15bは、周縁部15aに対して相対的に更に上方に変位する。
なお、上述した底面部14における各部の位置関係は、プラスチック容器100の内部が減圧する前の自然状態での位置関係を説明したものであり、内部の減圧により底面部14が変形した後の状態では、底面部14の各部における位置関係は、自然状態での位置関係とは相違する。
また、プラスチック容器100の内容物は、特に限定されず、液体(流動体を含む)であってもよいし、固形物であってもよい。
次に、図5、図8、図9(a)及び図9(b)を用いて、スリーブ20を容器本体10に嵌着する際の動作の一例を説明する。なお、図9(a)及び図9(b)においては、容器本体10の底面部14とスリーブ20の下縁とを選択的に図示している。また、図9(a)及び図9(b)において、スリーブ20の下縁を二点鎖線で図示している。更には、図9(a)及び図9(b)において、スリーブ20の下縁が変形する形状を分かりやすくするために、膨出部30の膨出量及び周方向における寸法を、便宜的にその他の図よりも大きくして図示している。
上述のように、スリーブ20を容器本体10に嵌着する際には、スリーブ20の上端側の開口から容器本体10を底面部14側から挿入し、スリーブ20を容器本体10に対して嵌め込む。
より詳細には、スリーブ20の下縁が膨出部30の下方に位置している状態(図8参照)から、スリーブ20の下縁が、膨出部30を含む胴体部11の下端部11b上に乗り上げた状態(図5及び図9(b)参照)となるまで、容器本体10をスリーブ20に対して相対的に下方に移動させる。
ここで、上述のように、スリーブ20の下端(下縁)を下支えする膨出部30は、周方向において間欠的に形成されている。このため、図9(a)に示すように、スリーブ20の下縁が膨出部30を乗り越える際に、スリーブ20の下縁は、直線状の部分27を含む角張った形状に変形することができる。更に詳細には、スリーブ20の下縁において、膨出部30と対応する部位は、その他の部位よりも径方向外側に張り出した形状に変形する。一方、スリーブ20の下縁において、膨出部30の非形成領域と対応する部位(各膨出部30どうしの間の部分と対応する部位)は、直線状の部分27を含む形状に変形する。このように、主としてスリーブ20側が円形状から多角形状に変形するので、膨出部30を含む容器本体10側が変形してしまうことを抑制できる。
よって、上述のように逆錐台状部18の下縁18bの外周の周長を、スリーブ20の下縁の内周の周長と略同等とした場合でも、膨出部30が変形してしまうことを抑制しつつ、スリーブ20を容器本体10にスムーズに嵌着することができる。更には、スリーブ20の下縁が膨出部30を乗り越えた後は、自然状態(図5及び図9(b)参照)に復帰したスリーブ20の下縁が、逆錐台状部18の下縁18bを周回状に拘束するようにできる。
ここで、上述のように、本実施形態の場合、膨出部30において、下側の部分32の曲率半径の平均値は、上側の部分33の曲率半径の平均値よりも大きい。
これにより、スリーブ20の下縁が膨出部30を乗り越える際に、当該スリーブ20の下縁は、膨出部30の膨らみの頂点P1に向かうにつれて、膨出部30の下側の部分32に沿ってスムーズに変形することができる。一方、膨出部30の膨らみの頂点P1を乗り越えた後は、スリーブ20の下縁は、上側の部分33に沿って速やかに円形状に復帰し、逆錐台状部18の下縁18bを拘束する。このため、スリーブ20の下縁が径方向外側に向けて膨出部30から滑り落ちてしまうことを良好に抑制できる。
<第1実施形態の変形例>
次に、図11、図12及び図13を用いて第1実施形態の変形例を説明する。
図11、図12及び図13に示すように、本変形例に係るプラスチック容器100は、当該プラスチック容器100の上下寸法が、開口13の内径の1/2以下の寸法となっている点において、上記の第1実施形態に係るプラスチック容器100と相違しており、その他の点では、上記の第1実施形態に係るプラスチック容器100と同様に構成されている。
このような構成によっても、スリーブ20が容器本体10に対して良好に密着する嵌着状態を容易に実現することができる。
〔第2実施形態〕
次に、図14から図23を用いて第2実施形態を説明する。
本実施形態に係るプラスチック容器100は、以下に説明する点で、上記の第1実施形態に係るプラスチック容器100と相違しており、その他の点では、上記の第1実施形態に係るプラスチック容器100と同様に構成されている。
図15、図16及び図19等に示すように、本実施形態の場合、膨出部30は、リブ50の下側に連なっており、当該リブ50の下端よりも径方向外方に向けて膨出している。
このような構成によれば、リブ50によって膨出部30の構造的強度を十分に確保することができる。よって、スリーブ20の下縁が膨出部30を乗り越える際に、膨出部30が変形してしまうことをより確実に抑制することができる。
より詳細には、図14から図18に示すように、本実施形態の場合、リブ50には、複数の第1リブ51と、複数の第2リブ56と、が含まれる。そして、周方向において、第1リブ51と第2リブ56とがそれぞれ1つずつ交互に配置されている。複数の第1リブ51及び複数の第2リブ56は、周方向において、それぞれ間欠的に、等間隔(等角度間隔)で配置されている。
図15及び図18に示すように、上下方向において、各第1リブ51の上端は、それぞれ各第2リブ56の上端と同等の高さ位置に配置されている。一方、各第1リブ51の下端51aは、それぞれ各第2リブ56の下端よりも上方に配置されている。
更に詳細には、第1リブ51は、逆錐台状部18の上端部から下縁18bに亘って形成されている。逆錐台状部18の上端部において、第1リブ51の上端は、逆錐台状部18の上縁よりも下方の位置で終端している。第1リブ51の下端51aは、膨出部30の上端と連接されている。
第2リブ56は、逆錐台状部18の上端部から胴体部11の下縁に亘って形成されている。逆錐台状部18の上端部において、第2リブ56の上端は、逆錐台状部18の上縁よりも下方の位置で終端している。第2リブ56の下端は、底面部14の周縁部15aの外周縁と連接されており、当該底面部14の下面14aと面一に配置されている。図21(b)に示すように、第2リブ56の下端と底面部14の外周縁(周縁部15aの外周縁)との境界部は、R面取り形状となっている。
ここで、第2リブ56において、逆錐台状部18の下縁18bを基準として、当該下縁18bよりも上側の部分を単に上側の部分56aと称し、当該下縁18bよりも下側の部分を単に下側の部分56bと称する。なお、図21(b)において、下縁18bの位置を二点鎖線で示している。
図17に示すように、各第1リブ51の下側に1つずつの膨出部30が連なっている。そして、胴体部11の下端部11bにおいて、膨出部30と第2リブ56の下側の部分56bとが周方向において交互に配置されている。
図18に示すように、膨出部30の下端は、第2リブ56の下側の部分56bの下端(すなわち第2リブ56の下端)と面一に配置されている。図21(a)に示すように、膨出部30の下端と底面部14の外周縁(周縁部15aの外周縁)との境界部は、R面取り形状となっている。
図20及び図21(a)等に示すように、膨出部30は、第1リブ51の下端51aから径方向外方に膨出している。より詳細には、膨出部30は、その一部分が仮想線201よりも径方向外側に膨出している。一方、図21(b)に示すように、第2リブ56の下側の部分56bは、その全体が仮想線201よりも径方向内側に収まっている。
また、プラスチック容器100を中心軸に沿って切断した断面において、膨出部30は径方向外側に向けて弧状に張り出している。より詳細には、上側の部分33の膨出量は上方に向けて徐々に縮小しており、下側の部分32の膨出量は下方に向けて徐々に縮小している。
膨出部30の突出高さD1(図21(a)参照)は、例えば、0.1mm以上1.0mm以下であることが好ましく、より好ましくは0.2mm以上0.6mm以下である。
また、平面視において、胴体部11におけるスリーブ20の下縁と対応する部位を包含するとともに、当該部位の外面に外接する第2仮想円302(図17参照)の周長は、例えば、スリーブ20の下縁の内周の周長と略同等の寸法に設定されている。
第2仮想円302の外径R4(図17及び図20参照)は、例えば、スリーブ20の下縁の内径R2(図20参照)と略同等の寸法に設定されている。
また、第2仮想円302の外径R4は、例えば、平面視において、複数の膨出部30を包含するとともにこれらの膨出部30の外面に外接する第1仮想円301の外径R3(図17参照)よりも小さい寸法に設定されている。
このように、本実施形態の場合、第2リブ56の下端は、第1リブ51の下端51aよりも下方に位置している。
このような構成によれば、スリーブ20の下端が膨出部30によって下支えされている状態において、図18及び図21(b)に示すように、スリーブ20の下縁の内周が、第2リブ56の下端部に対して当接する。これにより、スリーブ20の下端が胴体部11に対して良好に嵌着するようにできる。よって、上下方向における容器本体10に対するスリーブ20の相対変位をより確実に抑制することができる。
また、第2リブ56の下端は、例えば、底面部14の下面14aと面一に配置されている。
これにより、図17に示すように、第2リブ56の下端(下側の部分56bの下端)が、周縁部15aの外周縁よりも径方向外側に張り出した構成となる。このため、プラスチック容器100の自立安定性を向上させることができる。
更に、一例として、第1リブ51と第2リブ56とが周方向において交互に配置されている。すなわち、胴体部11の下端部11bにおいて、膨出部30と第2リブ56の下側の部分56bとが周方向において交互に配置されている。
これにより、複数のリブ50のうち、半数のリブ50(第1リブ51)の下側に膨出部30が連なっている構成となる。
これにより、複数の膨出部30によってスリーブ20の下端を良好に下支えできる。また、プラスチック容器100の周方向において、容器本体10に対するスリーブ20の相対変位もより確実に抑制することができる。
ここで、図15及び図18に示すように、本実施形態の場合も、周方向における膨出部30の寸法は、第1リブ51の下端51aの周方向における寸法以上である。
これにより、膨出部30によってスリーブ20の下端を良好に下支えできる。
より詳細には、本実施形態の場合も、周方向における膨出部30の寸法は、第1リブ51の下端51aの周方向における寸法よりも大きい。
また、本実施形態の場合も、膨出部30の下端は底面部14の下面14aと面一に配置されている。すなわち、膨出部30は、胴体部11の下端に位置している。
これにより、スリーブ20によって胴体部11の外周面の略全体(ただし、下端部11bを除く)を覆った状態とすることができる。
また、図17に示すように、膨出部30の下端が、周縁部15aの外周縁よりも径方向外側に張り出した構成となる。このため、プラスチック容器100の自立安定性をより向上させることができる。
更に、図17に示すように、本実施形態の場合、包囲部152には、それぞれ径方向に延在しているとともに放射状に配置されている複数の底面リブ61が形成されている。
このような構成によれば、図23に示すように、プラスチック容器100の内部が減圧した際の包囲部152の変形を阻害せずに、当該包囲部152を良好に補強できる。
また、中央部15bの外周に沿って環状リブ66が形成されており、各底面リブ61の一端は環状リブ66において終端している。
これにより、中央部15bの外周縁部の構造的強度を十分に確保することができる。よって、包囲部152が上方に向けて変形する際に、中央部15bの変形を抑制することができる。
より詳細には、図17及び図20等に示すように、本実施形態の場合も、底面部14は、周縁部15aと、中央部15bと、包囲部152と、段差部151と、を含む。ただし、底面部14の中央部15bは、平面視略円形状となっている。
また、本実施形態の場合、包囲部152は、逆角錐台形状ではなく、逆円錐台形状に形成されている。そして、複数の底面リブ61は、包囲部152の下面に形成されている。複数の底面リブ61の各々は、例えば、下方に向けて凸の突条である。
また、環状リブ66は、中央部15bの外周縁と包囲部152の内周縁との境界部において、360度周回状に形成されている。図19及び図20に示すように、環状リブ66は、下方に向けて突出している。また、中央部15bの外周縁と包囲部152の内周縁との境界部の上面において、環状リブ66と対応する部位には、下方に向けて窪んだ環状溝部が形成されている。
本実施形態の場合、スリーブ20の下縁は、各第1リブ51と、各第2リブ56と、を周方向において拘束する。
より詳細には、図18、図21(a)及び図21(b)に示す例では、スリーブ20の下縁は、各第1リブ51の下端51aと、各第2リブ56における上側の部分56aと下側の部分56bとの境界部と、を周方向において拘束している。すなわち、本実施形態の場合、図17に示す第2仮想円302は、各第1リブ51の下端51aと、各第2リブ56における上側の部分56aと下側の部分56bとの境界部と、を包含するとともに、当該下端51aの外面と当該境界部の外面とに外接する仮想円である。各第1リブ51の下端51aの外面と、各第2リブ56の上記境界部の外面とは、例えば、スリーブ20の下縁の内周に対して線接触又は点接触している。
各膨出部30及び各第2リブ56の下側の部分56bは、スリーブ20の下端よりも下方に位置しており、スリーブ20によって覆われておらずプラスチック容器100の外面に露出している。一方、各第1リブ51及び各第2リブ56の上側の部分56aは、例えば、スリーブ20によって覆われている。
次に、図20、図22(a)及び図22(b)を用いて、スリーブ20を容器本体10に嵌着する際の動作の一例を説明する。なお、図22(a)及び図22(b)においては、容器本体10の底面部14とスリーブ20の下縁とを選択的に図示している。また、図22(a)及び図22(b)において、スリーブ20の下縁を二点鎖線で図示している。更には、図22(a)及び図22(b)において、スリーブ20の下縁が変形する形状を分かりやすくするために、膨出部30の膨出量を、便宜的にその他の図よりも大きくして図示している。
図22(a)に示すように、本実施形態の場合も、第1実施形態と同様に、スリーブ20の下縁が膨出部30を乗り越える際に、スリーブ20の下縁は、直線状の部分27を含む角張った形状に変形する。より詳細には、本実施形態の場合も、スリーブ20の下縁において、膨出部30と対応する部位は、その他の部位よりも径方向外側に張り出した形状に変形する。一方、スリーブ20の下縁において、膨出部30の非形成領域と対応する部位(各膨出部30どうしの間の部分と対応する部位)は、直線状の部分27を含む形状に変形する。このように、主としてスリーブ20側が円形状から多角形状に変形するので、膨出部30を含む容器本体10側が変形してしまうことを抑制できる。ただし、本実施形態の場合、スリーブ20の下縁は、平面視において、略八角形状に変形する。
このため、上述のように第2仮想円302(図17参照)の周長を、スリーブ20の下縁の内周の周長と略同等とした場合でも、膨出部30が変形してしまうことを抑制しつつ、スリーブ20を容器本体10にスムーズに嵌着することができる。更には、スリーブ20の下縁が膨出部30を乗り越えた後は、自然状態(図19及び図22(b)参照)に復帰したスリーブ20の下縁が、各第1リブ51と各第2リブ56とを周方向において拘束するようにできる。これにより、容器本体10に対するスリーブ20の相対変位をより確実に規制することができる。
ここで、図21(a)に示すように、本実施形態の場合も、膨出部30において、下側の部分32の曲率半径の平均値は、上側の部分33の曲率半径の平均値よりも大きい。
これにより、スリーブ20の下縁が膨出部30を乗り越える際に、当該スリーブ20の下縁は、膨出部30の膨らみの頂点P1に向かうにつれて、膨出部30の下側の部分32に沿ってスムーズに変形することができる。一方、スリーブ20の下縁が、膨出部30の膨らみの頂点P1を乗り越えた後は、上側の部分33に沿って速やかに円形状に復帰し、逆錐台状部18の下縁18bを拘束する。このため、スリーブ20の下縁が径方向外側に向けて膨出部30から滑り落ちてしまうことを抑制できる。
以上、図面を参照して実施形態を説明したが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
例えば、上記においては、プラスチック容器100が、容器本体10とスリーブ20とを備える例を説明したが、プラスチック容器100は、スリーブ20を備えていなくてもよい。
すなわち、本発明は、上端が開口している胴体部11と、胴体部11の下端を閉塞している底面部14と、を有する樹脂製の容器本体10を備えるプラスチック容器であって、
胴体部11は、下方に向けて縮径する逆錐台形状に形成されており、胴体部11の下部には、それぞれ径方向外側に向けて膨出し、胴体部11の周囲にスリーブが嵌着されたときに当該スリーブ20の下端を下支えする膨出部30が、周方向において間欠的に形成されているプラスチック容器を含む。
このような構成であっても、プラスチック容器100にスリーブが装着される際には、膨出部30が変形してしまうことを抑制しつつ、スリーブ20を容器本体10にスムーズに嵌着することができる。
また、上記の第2実施形態では、複数のリブ50は、第1リブ51と第2リブ56とを含み、このうち第1リブ51の下側に膨出部30が連なっている例を説明したが、本発明において、例えば、容器本体10が有するすべてのリブ50の下側に、それぞれ膨出部30が連なっていてもよい。
本実施形態は以下の技術思想を包含する。
(1)上端が開口している胴体部と、前記胴体部の下端を閉塞している底面部と、を有する樹脂製の容器本体と、
前記胴体部の周囲に嵌着されている筒状のスリーブと、
を備えるプラスチック容器であって、
前記胴体部及び前記スリーブの各々は、下方に向けて縮径する逆錐台形状に形成されており、
前記胴体部の下部には、それぞれ径方向外側に向けて膨出し、前記スリーブの下端を下支えする膨出部が、周方向において間欠的に形成されているプラスチック容器。
(2)前記胴体部の外周面には、それぞれ上下に延在するリブが、周方向において間欠的に形成されており、
前記膨出部は、前記リブの下方に配置されている(1)に記載のプラスチック容器。
(3)前記リブには、前記膨出部が当該リブの下方に配置されている第1リブと、前記膨出部が当該リブの下方に配置されていない第2リブと、が含まれている(2)に記載のプラスチック容器。
(4)周方向における前記膨出部の寸法は、周方向における前記第1リブの下端の寸法以上である(3)に記載のプラスチック容器。
(5)前記膨出部は、前記第1リブの下端よりも下方に離間して配置されている(3)又は(4)に記載のプラスチック容器。
(6)各リブの下端の高さ位置は互いに等しい(5)に記載のプラスチック容器。
(7)前記膨出部は、前記第1リブの下側に連なっており、当該第1リブの下端よりも径方向外方に向けて膨出している(3)又は(4)に記載のプラスチック容器。
(8)前記第2リブの下端は、前記第1リブの下端よりも下方に位置している(7)に記載のプラスチック容器。
(9)前記第2リブの下端は前記底面部の下面と面一に配置されている(8)に記載のプラスチック容器。
(10)前記第1リブと前記第2リブとが周方向において交互に配置されている(7)から(9)に記載のプラスチック容器。
(11)前記膨出部の下端は前記底面部の下面と面一に配置されている(1)から(10)のいずれか一項に記載のプラスチック容器。
(12)前記底面部は、中央部と、前記中央部を取り囲む包囲部と、を含み、
前記包囲部は、前記中央部に向けてすり鉢状に下り傾斜している(1)から(11)のいずれか一項に記載のプラスチック容器。
(13)前記底面部は、環状の周縁部を含み、前記包囲部及び前記中央部は、前記周縁部よりも高段に配置されている(12)に記載のプラスチック容器。
(14)前記包囲部は、それぞれ平面状に形成されているとともに径方向内側に向けて下り傾斜しており周方向に並んで配置されている複数の面状部によって構成されている(12)又は(13)に記載のプラスチック容器。
(15)前記包囲部には、それぞれ径方向に延在しているとともに放射状に配置されている複数の底面リブが形成されている(12)又は(13)に記載のプラスチック容器。
(16)前記中央部の外周に沿って環状リブが形成されており、各底面リブの一端は前記環状リブにおいて終端している(15)に記載のプラスチック容器。
(17)上端が開口している胴体部と、前記胴体部の下端を閉塞している底面部と、を有する樹脂製の容器本体を備えるプラスチック容器であって、
前記胴体部は、下方に向けて縮径する逆錐台形状に形成されており、
前記胴体部の下部には、それぞれ径方向外側に向けて膨出し、前記胴体部の周囲にスリーブが嵌着されたときに当該スリーブの下端を下支えする膨出部が、周方向において間欠的に形成されているプラスチック容器。
10 容器本体
11 胴体部
11b 下端部
12 フランジ部
13 開口
14 底面部
14a 下面
15a 周縁部
15b 中央部
151 段差部
152 包囲部
152a 複数の面状部
16 円筒部
17 内フランジ部
18 逆錐台状部
18b 下縁
20 スリーブ
27 直線状の部分
30 膨出部
32 下側の部分
33 上側の部分
50 リブ
51 第1リブ
51a 下端
56 第2リブ
56a 上側の部分
56b 下側の部分
61 底面リブ
66 環状リブ
90 蓋部
100 プラスチック容器
110 内容物
201、204 仮想線
202 垂線
301 第1仮想円
302 第2仮想円
D1 突出高さ
P1 頂点
R1 逆錐台状部の下縁の外径
R2 スリーブの下縁の内径
R3 第1仮想円の外径
R4 第2仮想円の外径

Claims (16)

  1. 上端が開口している胴体部と、前記胴体部の下端を閉塞している底面部と、を有する樹脂製の容器本体と、
    前記胴体部の周囲に嵌着されている筒状のスリーブと、
    を備えるプラスチック容器であって、
    前記胴体部及び前記スリーブの各々は、下方に向けて縮径する逆錐台形状に形成されており、
    前記胴体部の下部には、それぞれ径方向外側に向けて膨出し、前記スリーブの下端を下支えする複数の膨出部が、周方向において間欠的に形成されており、
    複数の前記膨出部は、前記容器本体の径方向において、前記容器本体の中心軸を基準として互いに非対称のオフセットした位置に配置されており、
    前記膨出部の突出高さは、前記容器本体の肉厚よりも小さく、
    当該プラスチック容器の中心軸に沿った断面において、
    前記膨出部の膨らみの頂点よりも下側の部分と上側の部分の各々は、前記胴体部の外方に向けて凸の弧状に形成されており、
    前記下側の部分の曲率半径の平均値は、前記上側の部分の曲率半径の平均値よりも大きく、
    前記膨出部の下端は前記底面部の下面と面一に配置されているプラスチック容器。
  2. 前記胴体部の外周面には、それぞれ上下に延在するリブが、周方向において間欠的に形成されており、
    前記膨出部は、前記リブの下方に配置されている請求項1に記載のプラスチック容器。
  3. 前記リブには、前記膨出部が当該リブの下方に配置されている第1リブと、前記膨出部が当該リブの下方に配置されていない第2リブと、が含まれている請求項2に記載のプラスチック容器。
  4. 周方向における前記膨出部の寸法は、周方向における前記第1リブの下端の寸法以上である請求項3に記載のプラスチック容器。
  5. 前記膨出部は、前記第1リブの下端よりも下方に離間して配置されている請求項3又は4に記載のプラスチック容器。
  6. 各リブの下端の高さ位置は互いに等しい請求項5に記載のプラスチック容器。
  7. 前記膨出部は、前記第1リブの下側に連なっており、当該第1リブの下端よりも径方向外方に向けて膨出している請求項3又は4に記載のプラスチック容器。
  8. 上端が開口している胴体部と、前記胴体部の下端を閉塞している底面部と、を有する樹脂製の容器本体と、
    前記胴体部の周囲に嵌着されている筒状のスリーブと、
    を備えるプラスチック容器であって、
    前記胴体部及び前記スリーブの各々は、下方に向けて縮径する逆錐台形状に形成されており、
    前記胴体部の下部には、それぞれ径方向外側に向けて膨出し、前記スリーブの下端を下支えする膨出部が、周方向において間欠的に形成されており、
    前記胴体部の外周面には、それぞれ上下に延在するリブが、周方向において間欠的に形成されており、
    前記膨出部は、前記リブの下方に配置されており、
    前記リブには、前記膨出部が当該リブの下方に配置されている第1リブと、前記膨出部が当該リブの下方に配置されていない第2リブと、が含まれており、
    前記膨出部は、前記第1リブの下側に連なっており、当該第1リブの下端よりも径方向外方に向けて膨出しており、
    前記第2リブの下端は、前記第1リブの下端よりも下方に位置しているプラスチック容器。
  9. 前記第2リブの下端は前記底面部の下面と面一に配置されている請求項8に記載のプラスチック容器。
  10. 上端が開口している胴体部と、前記胴体部の下端を閉塞している底面部と、を有する樹脂製の容器本体と、
    前記胴体部の周囲に嵌着されている筒状のスリーブと、
    を備えるプラスチック容器であって、
    前記胴体部及び前記スリーブの各々は、下方に向けて縮径する逆錐台形状に形成されており、
    前記胴体部の下部には、それぞれ径方向外側に向けて膨出し、前記スリーブの下端を下支えする膨出部が、周方向において間欠的に形成されており、
    前記胴体部の外周面には、それぞれ上下に延在するリブが、周方向において間欠的に形成されており、
    前記膨出部は、前記リブの下方に配置されており、
    前記リブには、前記膨出部が当該リブの下方に配置されている第1リブと、前記膨出部が当該リブの下方に配置されていない第2リブと、が含まれており、
    前記膨出部は、前記第1リブの下側に連なっており、当該第1リブの下端よりも径方向外方に向けて膨出しており、
    前記第1リブと前記第2リブとが周方向において交互に配置されているプラスチック容器。
  11. 前記底面部は、中央部と、前記中央部を取り囲む包囲部と、を含み、
    前記包囲部は、前記中央部に向けてすり鉢状に下り傾斜している請求項1から4のいずれか一項に記載のプラスチック容器。
  12. 前記底面部は、環状の周縁部を含み、前記包囲部及び前記中央部は、前記周縁部よりも高段に配置されている請求項11に記載のプラスチック容器。
  13. 上端が開口している胴体部と、前記胴体部の下端を閉塞している底面部と、を有する樹脂製の容器本体と、
    前記胴体部の周囲に嵌着されている筒状のスリーブと、
    を備えるプラスチック容器であって、
    前記胴体部及び前記スリーブの各々は、下方に向けて縮径する逆錐台形状に形成されており、
    前記胴体部の下部には、それぞれ径方向外側に向けて膨出し、前記スリーブの下端を下支えする膨出部が、周方向において間欠的に形成されており、
    前記底面部は、中央部と、前記中央部を取り囲む包囲部と、を含み、
    前記包囲部は、前記中央部に向けてすり鉢状に下り傾斜しており、
    前記包囲部は、それぞれ平面状に形成されているとともに径方向内側に向けて下り傾斜しており周方向に並んで配置されている複数の面状部によって構成されているプラスチック容器。
  14. 前記包囲部には、それぞれ径方向に延在しているとともに放射状に配置されている複数の底面リブが形成されている請求項11に記載のプラスチック容器。
  15. 前記中央部の外周に沿って環状リブが形成されており、各底面リブの一端は前記環状リブにおいて終端している請求項14に記載のプラスチック容器。
  16. 上端が開口している胴体部と、前記胴体部の下端を閉塞している底面部と、を有する樹脂製の容器本体を備えるプラスチック容器であって、
    前記胴体部は、下方に向けて縮径する逆錐台形状に形成されており、
    前記胴体部の下部には、それぞれ径方向外側に向けて膨出し、前記胴体部の周囲にスリーブが嵌着されたときに当該スリーブの下端を下支えする複数の膨出部が、周方向において間欠的に形成されており、
    複数の前記膨出部は、前記容器本体の径方向において、前記容器本体の中心軸を基準として互いに非対称のオフセットした位置に配置されており、
    前記膨出部の突出高さは、前記容器本体の肉厚よりも小さく、
    当該プラスチック容器の中心軸に沿った断面において、前記膨出部の膨らみの頂点よりも下側の部分と上側の部分の各々は、前記胴体部の外方に向けて凸の弧状に形成されており、
    前記下側の部分の曲率半径の平均値は、前記上側の部分の曲率半径の平均値よりも大きく、
    前記膨出部の下端は前記底面部の下面と面一に配置されているプラスチック容器。
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