JP2006182353A - カップ状耐熱容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 熱殺菌、加熱充填時に、容器が熱変形して、底部が変形して自立性が劣化することがなく、積み重ねが簡単にできるとともに、底部中央部を吸引して個々に分離することが容易にできるカップ状容器を提供すること。
【解決手段】 鍔部と口部周壁、胴部と底部とからなるカップ状耐熱容器であって、胴部は、下方にいくにしたがって漸次縮径されるテーパー部となっており、底部は、下方へ膨出する周辺部と、平滑状の中央部とからなり、周辺部は、複数の脚部と、脚部間に形成された谷部とを具え、谷部には、中央部から延びる放射状のリブが設けられていることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、カップ状耐熱容器に関するものである。
カップ状の耐熱容器として、口部上端のフランジと、漸次縮径された胴部と、中央部をドーム状の肉厚の天頂部として外周部を平坦面とした底部とを具備した容器、或いは、底部中央部に中心部から稜線が放射状に延びる花弁状の凸部を形成し、底部の耐熱強度を向上させるようにした容器は、従来より知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−331104号公報
しかし、特許文献1記載の容器は、底中央部から放射状に延びる凸条があるため、積み重ねられた容器を分離するときに、吸引の妨げとなり、生産性がよくないという問題があった。
本発明は、上記問題を解決することを課題として、熱殺菌、加熱充填時に、容器が熱変形して、底部が変形して自立性が劣化することがなく、積み重ねが簡単にできるとともに、底部中央部を吸引して個々に分離することが容易にできるカップ状容器を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するため、カップ状耐熱容器として、鍔部と口部周壁、胴部と底部とからなるカップ状耐熱容器であって、胴部は、下方にいくにしたがって漸次縮径されるテーパー部となっており、底部は、下方へ膨出する周辺部と、平滑状の中央部とからなり、周辺部は、複数の脚部と、脚部間に形成された谷部とを具え、谷部には、中央部から延びる放射状のリブが設けられていることを特徴とする構成を採用する。
底部の実施例として、底部の中央部は、平板状、もしくはゆるやかに上方へ突出形成した平滑面にしたことを特徴とする構成を採用する。
本発明のカップ状耐熱容器は、その底部が、下方へ膨出する周辺部と平滑状の中央部とからなり、底部周辺部は、数個の脚部と、脚部間に形成された谷部とを具え、谷部には中央部から延びる放射状のリブが設けられているから、熱殺菌、加熱充填等により熱変形し、底部が落ち直立性が劣化することはない。
また、胴部は、下方にいくにしたがって漸次縮径されるテーパー部となっており、底部中央部は平滑状になっているので、重なった状態で搬送している容器の底部を、バキュームして個々に分離することができ、充填ライン上で並列させることが容易にできる。
次に、本発明のカップ状耐熱容器について図面を参照して説明する。
図1〜3に示すように、本発明のカップ状耐熱容器は、鍔部1と口部周壁2と胴部3と底部4とから構成されている。
鍔部1は、胴部3の肉厚と同等、もしくはやや肉厚に形成され、口部周壁2は、上端に鍔部1を設け、胴部3に連なり胴部3より大径に形成されている。
胴部3は、断面円形で下方にいくにしたがって、漸次縮径するテーパー部5によって形成されている。
底部4は、下方へ膨出した周辺部6と、平滑状の中央部7とからなり、周辺部6には、胴部3に連なった数個の脚部8と、脚部8間に形成された谷部9が形成され、谷部9底面には、中央部7から側面に向かって放射状に延びるリブ10が設けられている。
次に、上記構成に基づく作用効果について説明する。
本発明のカップ状耐熱容器は、茶、紅茶、コーヒー等の飲料類の加熱充填用として使用され、充填工程において、熱殺菌、加熱充填がおこなわれる。
充填ラインには、カップ状容器は重なった状態で搬送されてくるが、個々に分離され、充填ラインに並列される。
その際、底部4が、下方へ膨出した周辺部6と、平滑状の中央部7と、周辺部6に設けた数個の脚部8間に形成された谷部9を補強する放射状のリブ10により補強されているので、熱殺菌、加熱充填時に、熱変形し、底部4が落ちて自立性が劣化することがなくなった。
胴部3が、断面円形で下方にいくにしたがって漸次縮径されているテーパー部5により構成されているので、重なった状態で搬送可能になり、また、脚部8が、底部周辺部6に設けられ、重なった状態で搬送しているカップ状容器の底部4の中央部7が平滑面となっているので、吸盤等によるバキュームがより一層容易となり、容器を個々に分離することが可能になった。
さらに、底部4の中央部7の平滑面を、望ましくは平板状にすればより一層吸盤等によるバキュームが可能となり、容器を個々に分離することが容易となった。
また、底部4の中央部7の平滑面を、ゆるやかに上方へ突出形成しても同様の効果が得られるのである。
なお、平滑面は、バキューム器具の吸着部以上の広さがあればよく、とくに直径15mm以上の円形領域とするのが好ましい。
カップ状耐熱容器を、周辺部と放射状のリブで補強した谷部と、底部中央を平滑面にする簡単な構造により、熱殺菌や加熱充填等により熱変形せず、しかも充填ライン上で重なった容器をバキュームして個々に分離可能とされるので、生産性が上昇し、コスト低減が図れ、低廉に提供できるので、加熱された飲料製品が収納されるカップ状容器として広く利用できる。
また、飲料以外の食品、その他の内容物にも、好適に利用できる。
本発明のカップ状耐熱容器の正面図である。 容器の底部の説明図で、(a)は断面立面図、(b)は下面図、(c)は(b)のA−A線における断面立面図である。 底部の下面斜視図である。
符号の説明
1 鍔部
2 口部周壁
3 胴部
4 底部
5 テーパー部
6 周辺部
7 中央部
8 脚部
9 谷部
10 リブ

Claims (2)

  1. 鍔部と口部周壁、胴部と底部とからなるカップ状耐熱容器であって、
    胴部は、下方にいくにしたがって漸次縮径されるテーパー部となっており、
    底部は、下方へ膨出する周辺部と、平滑状の中央部とからなり、
    周辺部は、複数の脚部と、脚部間に形成された谷部とを具え、谷部には、中央部から延びる放射状のリブが設けられていることを特徴とするカップ状耐熱容器。
  2. 底部の中央部は、平板状、もしくはゆるやかに上方へ突出形成した平滑面にしたことを特徴とする請求項1記載のカップ状耐熱容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5124373A (ja) * 1974-06-29 1976-02-27 Plastona Waddington Ltd John
JPH11152123A (ja) * 1997-11-20 1999-06-08 Ueno Hiroshi 延伸樹脂容器

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