JP7481217B2 - 車両用電子キーシステム - Google Patents

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Description

本発明は、車両用電子キーシステムに関し、特に、車両に搭載された車載装置と携帯用の電子キー装置との間の近距離無線通信により、車両を開錠可能な車両用電子キーシステムに関する。
従来、車両に搭載されるシステムの一つとして、ユーザが携帯する電子キー装置と、車両に搭載された車載装置との間の無線通信により、キー認証を実行して車両を施錠/開錠する電子キーシステム(スマートエントリーシステムなどとも称される)が広まっている。
電子キーシステムでは、車載装置が、所定の応答要求信号を定期的に送信し、電子キー装置は、応答要求信号を受信すると、固有の識別情報を含む所定の応答信号を車載装置に送信する。車載装置は、電子キー装置からの応答信号を受信すると、予め登録されている識別情報と照合して電子キーの認証を行う。車載装置は、電子キーが認証されると、施錠状態にある車両のドアを開錠する。電子キー装置としては、従来スマートキーとして知られている小型のデバイスの他に、通話機能を有するスマートフォンなど、電子キー機能以外の通信機能を有する情報処理端末を用いることが知られている。
この電子キーシステムでは、一般に、車載装置から送信される応答要求信号の信号到達距離が、車両近傍に制限されている。このような制限により、車載装置が送信する応答要求信号の信号到達距離の範囲内に電子キー装置がある場合にのみ、電子キーの認証を行うようにし、車両の盗難を防止するようにしている。
しかしながら、このような近距離無線通信を行う電子キーシステムを搭載した車両を盗難する手法として、応答要求信号や応答信号を中継して遠方まで電波を送信する、所謂リレーアタックの問題がある。
リレーアタックでは、車両と電子キー装置との近くにそれぞれ無線中継器を配置し、車載装置から送信された応答要求信号を無線中継器で増幅して電子キーに中継するとともに、電子キー装置から送信された応答信号を無線中継器で増幅して車両に送信する。この手法により、車載装置からの応答要求信号の信号到達距離の範囲内に電子キー装置がない場合であっても、電子キーの認証が成立してしまい、その結果、第三者が車両のドアを開錠してエンジンを始動可能な状態となってしまう。
リレーアタックを防止する対策として、電子キー装置を使用しない状況では、電波を遮断する電波シールド袋に電子キー装置を入れて、応答信号が電波シールド袋から外部に漏れないようにするものがある(例えば、特許文献1)。
特許第6376717号公報
しかしながら、例えば電子キー装置が、スマートフォンに電子キー機能を付与したスマホキーである場合、電波の遮断は、電子キー以外のスマートフォンの機能の利便性を低下させてしまうという問題がある。
それ故、電子キー装置を用いて車両ドアの施開錠を実施するシステムにおいて、電波遮断ケース以外の手法で、リレーアタックによる盗難を防止可能なシステムの開発が求められていた。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、車載装置と電子キー装置との間の無線通信により車両の施開錠を行う電子キーシステムにおいて、不正な無線通信による車両の盗難を防止できる車両用電子キーシステムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一実施形態の車両用電子キーシステムは、車両に搭載された車載装置と携帯用の電子キー装置との間の近距離無線通信により、前記車両の開錠を行う車両用電子キーシステムにおいて、前記車載装置及び前記電子キー装置と無線通信可能な車両外部のサーバ装置に搭載、又は、前記車載装置に搭載され、前記電子キー装置から前記車両を開錠するための開錠指示信号を受信した際に、前記電子キー装置の位置情報に基づいて前記開錠指示信号を許可するか否かを判断する制御部を備え、前記制御部は、前記車両の施錠位置情報を記憶し、該施錠位置情報と前記電子キー装置の前記位置情報とが適合するか否かを判断し、適合する場合に前記開錠指示信号を許可し、不適合の場合に前記開錠指示信号を不許可にすることを特徴とする。
この構成によれば、車両を駐車して施錠した後、車載装置から発信された信号が電子キー装置に送信され、電子キー装置から車両を開錠するための開錠指示信号が発信された場合に、開錠指示信号を受信した制御部が、電子キー装置の位置情報に基づいて開錠指示信号を許可する。
具体的には、制御部は、記憶した車両の施錠位置情報と電子キー装置の位置情報とが適合する場合、すなわち、車両の施錠位置の近傍に電子キー装置があり、車載装置と電子キー装置との間の近距離無線通信が可能と推定される場合に、開錠指示信号を許可して車両を開錠状態にする。一方、制御部は、施錠位置情報と電子キー装置の位置情報とが不適合である場合、すなわち、車両の施錠位置の近傍に電子キー装置がなく、リレーアタックにより車両の遠方にある電子キー装置から開錠指示信号が発信されたと推定される場合に、開錠指示信号を不許可にし、車両の施錠状態を維持する。これにより、電子キー装置がスマートフォンなど、電子キー以外の機能を有する携帯装置である場合であっても、利便性を損なうことなく、不正な無線通信による車両の盗難を防止することができる。
また、本発明の一実施形態は、前記車両用電子キーシステムにおいて、前記制御部は、前記施錠位置情報と前記電子キー装置の位置情報とが適合しない場合であっても、前記位置情報に含まれる前記電子キー装置の位置が、予め設定された開錠許可範囲内にあると判断した場合に、前記開錠指示信号を許可することを特徴とする。
この構成によれば、例えば、機械式立体駐車場などでは、車両を施錠して駐車場に入庫する位置と、車両を開錠して駐車場から出庫する位置とが異なり、車両の施錠位置から比較的離れた位置で電子キー装置による車両の開錠が行われることが想定される。このような場合に、電子キー装置の位置が車両の出庫位置にある状況を予め開錠許可範囲として設定しておくことで、車両の盗難を防止しつつ、ユーザによる車両の開錠を可能にすることができる。
また、本発明の一実施形態は、前記車両用電子キーシステムにおいて、前記開錠許可範囲は、予め設定された前記車両の移動ルートを含むことを特徴とする。
この構成によれば、例えば、カーフェリーや積載車などで車両を移動させる場合、車両の施錠位置と車両の開錠位置とが遠く離れた位置となることが想定される。このような場合に、車両の移動ルートを予め開錠許可範囲として設定しておくことで、移動ルート上でユーザが車両を電子キー装置により開錠することが可能になる。
また、本発明の一実施形態は、前記車両用電子キーシステムにおいて、前記制御部は、予め設定された開錠禁止時間帯の間に、前記電子キー装置から前記開錠指示信号を受信した場合に、前記開錠指示信号を不許可にすることを特徴とする。
この構成によれば、例えば、ユーザが車両を使用しない時間帯を予め開錠禁止時間帯として設定しておくことで、開錠禁止時間帯にリレーアタックを受けて車両が盗難されることを防止することができる。
また、本発明の一実施形態は、前記車両用電子キーシステムにおいて、前記電子キー装置はスマートフォンであり、前記スマートフォンは、該スマートフォンの固有の識別情報に関連付けられた開錠許可時間帯を前記制御部に対して設定可能であり、前記制御部は、前記スマートフォンから前記開錠許可時間帯に前記開錠指示信号を受信し、且つ、前記施錠位置情報と前記電子キー装置の前記位置情報とが適合する場合に、前記開錠指示信号を許可し、当該スマートフォンの前記開錠許可時間帯外に前記開錠指示信号を受信した場合に、前記開錠指示信号を不許可にすることを特徴とする。
この構成によれば、各自がスマートフォンを有する複数のユーザにより1台の車両を共用する場合に、ユーザ毎に自身が使用する車両の開錠許可時間帯を設定して、この開錠許可時間帯に車両を使用するユーザのみが車両を開錠することを可能にすることができる。
また、本発明の一実施形態は、前記車両用電子キーシステムにおいて、前記制御部は、前記位置情報に含まれる前記電子キー装置の位置が、予め設定された前記電子キー装置の使用禁止場所の範囲内にあると判断した場合に、前記開錠指示信号を不許可にすることを特徴とする。
この構成によれば、ユーザが予め設定した使用禁止場所に電子キー装置がある場合に、開錠指示信号を不許可にすることで、例えば、電子キー装置が自宅にある場合など、リレーアタックによる盗難が予想される状況において、開錠指示信号が許可されて車両が開錠されることを防止することができる。
また、本発明の一実施形態は、前記車両用電子キーシステムにおいて、前記制御部は、前記開錠指示信号を受信した際に、前記制御部が保有する時刻情報と、前記開錠指示信号に含まれる時刻情報とが同一であるか否かを判断し、同一ではない場合に、前記開錠指示信号を不許可にすることを特徴とする。
この構成によれば、制御部が、ユーザ以外の第三者が時刻情報を偽装した開錠指示信号を発信した場合に、これを受信した制御部は、車両の開錠指示信号を不許可にすることができるので、車両の盗難防止効果を高めることができる。
本発明に係る車両用電子キーシステムによれば、不正な無線通信による車両の盗難を防止することができる。
本発明の一実施形態に係る車両用電子キーシステムの概略説明図である。 車両用電子キーシステムのシステム構成図である。 車両用電子キーシステムによる処理を示すフローチャート図である。
図1は、本発明の一実施形態に係る車両用電子キーシステム10の概略説明図である。電子キーシステム10は、車両11に搭載された車載装置12とユーザが携帯可能な電子キー装置14との間の近距離無線通信により、電子キー認証を行って車両11の開錠が可能なシステムである。具体的には、車両11と電子キー装置14に固有の認証IDを与え、電子キー装置14から車載装置12に送信された認証IDと、車載装置12に事前登録された認証IDとが一致して認証が成立すると、電子キー装置14の手動スイッチ操作や機械式キーによる操作を行うことなく、車両11のドアの開錠を実行することができる。また、開錠後、車室内に設置されたエンジンスイッチの操作をするのみでエンジンの始動が可能である。
本実施形態の電子キーシステム10は、車載装置12が、所定の応答要求信号を定期的に発信する。応答要求信号の信号到達距離は、車両11の近傍、例えば車両11から2~3mの範囲、に制限されている。電子キー装置14は、応答要求信号を受信すると、認証IDを含む所定の応答信号、ここでは、車両11を開錠するための開錠指示信号と電子キー装置14の位置情報とを車載装置12に送信する。
本実施形態の電子キーシステム10は、車載装置12と、携帯用の電子キー装置14であるスマートフォン15と、車両11の外部に設置されたサーバ装置16と、を備える。車載装置12、スマートフォン15及びサーバ装置16は、インターネットや携帯電話の電話通信網等の遠距離通信や、近距離無線通信を介して相互に通信可能に構成されている。
図2は、電子キーシステム10のシステム構成図であり、各装置間の無線通信を破線の双頭矢印で示している。スマートフォン15は、装置本体にマイコンを主体として構成された制御回路、遠距離無線通信やBluetooth(登録商標)及びWi-Fiなどの近距離無線通信を実行する通信部20、情報を格納する記憶部、タッチパネルを構成する表示部22(例えば、液晶パネル)、入力操作部24などを備えて構成されている。
スマートフォン15は、音声通信等の一般的なアプリケーションソフトウェアの他に、サーバ装置16からダウンロード(取得)された、車両11の電子キー機能を備えたアプリケーションソフトウェア(以下、電子キーアプリとも称する)を装備している。電子キーアプリは、スマートフォン15のハードウェアに含まれるマイクロコンピュータにより実行される。電子キーアプリによる設定登録により、スマートフォン15には車両11の電子キーとして使用される固有の認証IDが付与される。
電子キーアプリには、開錠指示信号生成部26と、電子キー位置情報取得部28とが含まれている。開錠指示信号生成部26は、車載装置12から応答要求信号を受信した際に、車両11のドアを開錠するための開錠指示信号を生成する。開錠指示信号には、この信号を生成した際の時刻情報と、電子キーの認証ID情報とが含まれている。
電子キー位置情報取得部28は、車載装置12から応答要求信号を受信した際に、スマートフォン15の位置情報(以下、単に「電子キー位置情報」とも称する)を取得する。電子キー位置情報取得部28は、例えば、GPS受信機で構成することができる。スマートフォン15の通信部20は、車載装置12から応答要求信号を受信すると、生成された開錠指示信号と、電子キー位置情報とをサーバ装置16へ送信する。
なお、本発明の実施形態として使用される電子キー装置14は、スマートフォン15に限られず、例えば、タブレット端末、ウェアラブル端末、PDA(Personal digital assistant)など、タッチ操作可能な表示部や入力操作部を有する通信装置とすることができる。また、電子キー装置14は、車両11に対する電子キー機能に特化した所謂スマートキーであってもよい。かかる場合には、スマートキーに、通信部20、表示部22、入力操作部24、開錠指示信号生成部26及び電子キー位置情報取得部28を予め装備させることができる。
車載装置12は、遠距離無線通信や近距離無線通信を実行する車載通信部30、情報を入力するタッチパネル等の車両側入力部32、情報を視覚的に表示する液晶パネル等の車両用表示部34、車両11のドアを施錠あるいは開錠するドアロック装置50などを備えて構成されている。また、車載装置12は、これらを統括的に制御する制御ユニット40を備えている。
制御ユニット40は、中央処理装置(CPU)や特定用途向け集積回路(ASIC)等の情報処理手段、RAMやROM等の記憶手段、入出力インターフェイス等を有して構成される。制御ユニット40は、車載装置12を統括的に制御するものであり、車載通信部30、車両側入力部32、車両側表示部34及びドアロック装置50などと電気的に接続されている。
制御ユニット40は、車載記憶部41と、車両位置情報取得部42と、認証部43と、開錠結果信号生成部44と、を備える。
車載記憶部41は、車両11の認証IDや登録されたスマートフォン15の認証IDを記憶する。また、車載記憶部41は、車載装置12が有するカーナビゲーション機能により予め設定された車両11の移動ルート等を記憶する。移動ルートは、車両側入力部32によりユーザが設定することができる。
車両位置情報取得部42は、例えば、GPS受信機で構成され、車両11の位置情報を取得する。車両位置情報取得部42は、ドアロック装置50が作動して車両11のドアが全てロックされると、車両11の位置情報を取得し、この位置情報を車両11の施錠位置情報(以下、単に「施錠位置情報」とも称する)としてサーバ装置16に送信する。
認証部43は、車載通信部30を介して電子キー装置14から送信された認証IDと、車載装置12が保有する認証IDとが一致するか否かの認証を行う。認証方法としては、例えば、近距離無線通信により電子キー装置14から車載装置20のへ認証IDを送信し、認証部43により受信した認証IDが、車両側記憶部41に予め登録された認証IDと一致するか否かを判断し、一致する場合には認証成立とし、一致しない場合には認証不成立とすることができる。電子キー装置14がスマートフォン15である場合、認証の成立・不成立の結果は、車載通信部30を介してスマートフォン15に送信することができ、スマートフォン15は、受信した認証結果を表示部24に表示させることができる。
ドアロック装置50は、認証部43による認証結果と、サーバ装置16から受信した開錠指示信号又は開錠不許可指示信号に基づいて、車両11のドアを施錠又は開錠する。
開錠結果信号生成部44は、スマートフォン15から開錠指示信号が送信された際に、ドアロック装置50が実施したドアの施解錠の結果を示す開錠結果信号を生成する。生成された開錠結果信号は、サーバ装置16を介してスマートフォン15に送信される。スマートフォン15は、受信した開錠結果を表示部24に表示させることができる。
サーバ装置16は、例えば、中央処理装置(CPU)や特定用途向け集積回路(ASIC)等の情報処理手段、RAMやROM等の記憶手段、入出力インターフェイス等を有して構成される。このサーバ装置16は、車両11を製造した自動車メーカや、自動車メーカに委託された業者等(以下、自動車メーカ等と称する)の社内に設置され、自動車メーカ等によって運営管理することができる。
サーバ装置16は、サーバ通信部60により、車載装置12及びスマートフォン15と遠距離無線通信可能に構成されている。サーバ装置16は、インターネット回線を通して、車両11とスマートフォン15に関する情報、例えば、車載装置12及びマートフォン15の認証ID、車載装置12とスマートフォン15の認証成立状態、車両11の施錠位置情報、電子キー位置情報、スマートフォン15による車両11の開錠結果、車両11の運転状態などを取得可能に構成されている。
本実施形態のサーバ装置16は、スマートフォン15から開錠指示信号を受信した際に、車載装置12及びスマートフォン15から取得した情報に基づいて、車載装置12に対して開錠指示信号を許可するか否かを判断する制御部70を備える。
制御部70は、車両判定部71と、記憶部72と、位置情報取得部73と、時刻情報取得部74と、判断部75と、施解錠指示部76と、を備える。
車両判定部71は、車載装置12から受信した情報やスマートフォン15から受信した情報に含まれる認証IDに基づき、車両11の判定を行う。
記憶部72には、情報処理を実行するための様々なプログラムや、車両11及びスマートフォン15に関する情報、例えば、車両11及び電子キー装置14の認証IDや、各スマートフォン15の固有の識別情報などが格納される。また、記憶部72には、車載装置12から受信した車両11の施錠位置情報が記憶される。この施錠位置情報は、新たな施錠位置情報を受信する度に更新される。なお、施錠位置情報の更新履歴を履歴情報として記憶することも可能である。
さらに、本実施形態の記憶部72は、スマートフォン15の入力操作部や、車載装置12の車両側入力部32を用いて予め設定登録された、スマートフォン15による車両11の開錠許可範囲、スマートフォン15による車両11の開錠禁止時間帯及び/又は開錠許可時間帯、スマートフォン15による開錠操作の使用禁止場所などに関する情報を記憶することができる。これらの情報は、スマートフォン15の固有の識別情報と結び付けられており、複数のスマートフォン15を電子キー装置14として使用する場合は、スマートフォン15毎に情報を登録することが可能である。以下、開錠許可範囲、開錠禁止時間帯、開錠許可時間帯及び使用禁止場所について詳細に説明する。
開錠許可範囲は、スマートフォン15による車両11のドアの開錠を許可する範囲(領域)であり、例えば、車両11の施錠位置を中心とした所定の範囲や、予め設定登録した車両11の移動ルートなどとすることができる。本実施形態では、一例として、所定の立体駐車場における車両11の施錠位置から50mの範囲を第1の開錠許可範囲として予め設定し、さらに、車両11をカーフェリーに載せて移動する際の移動ルートを第2の開錠許可範囲として予め設定している。第1の開錠許可範囲は、例えばスマートフォン15の入力操作部22から入力することができ、第2の開錠許可範囲は、例えば車載装置12のカーナビゲーション機能を用いて入力することが可能である。
開錠禁止時間帯は、スマートフォン15による車両11のドアの開錠を禁止する時間帯である。例えば、夜間に車両11を使用しないユーザは、夜間の時間帯(例えば、23時から翌日の5時の時間帯)を使用禁止時間帯として予め設定することができる。
開錠許可時間帯は、スマートフォン15による車両11のドアの開錠を許可する時間帯である。例えば、1台の車両11を複数のユーザで共用する場合は、各自が使用する時間帯を各自のスマートフォン15から解錠許可時間帯として設定することができる。一例として、2人のユーザで車両11を共用する場合、第1のユーザは、第1のスマートフォン15-1から平日の朝の時間帯(例えば6時~8時)と夜の時間帯(例えば18時~21時)のみ開錠許可時間帯として設定し、第2のユーザは、第2のスマートフォン15-2から日中の時間帯(例えば、9時~16時)のみを開錠許可時間帯として設定することができる。さらに、各自が設定した開錠許可時間帯を各々のスマートフォン15に表示させて、複数のユーザで情報共有することも可能である。
なお、開錠禁止時間帯と、開錠許可時間帯とは、いずれか一方のみを設定できるようにしてもよい。
使用禁止場所は、スマートフォン15からの開錠指示信号による車両11の開錠を禁止する場所である。例えば、ユーザが車両11を運転する場合、ユーザのスマートフォン15は自宅外にあると想定されるため、ユーザの自宅を使用禁止場所として予め設定することができる。
なお、使用禁止場所は、スマートフォン15に内蔵された記憶部に記憶させる構成であってもよい。かかる場合、スマートフォン15は、電子キー位置情報取得部28により取得された電子キー位置情報と、記憶された使用禁止場所とから、スマートフォン15が使用禁止場所にあると判断された場合に、開錠指示信号の発信を禁止することができる。
時刻情報取得部74は、スマートフォン15から開錠指示信号を受信した際に、サーバ装置16自身が保有する時刻情報を取得する。
判断部75は、スマートフォン15から開錠指示信号及び電子キー位置情報を受信した際に、記憶部72に記憶された車両11の施錠位置情報と、受信した電子キー位置情報とに基づいて、開錠指示信号を許可するか否かを判断する。
具体的には、判断部75は、施錠位置情報と電子キー位置情報とが適合する場合(すなわち、車両11の施錠位置の近傍にスマートフォン15があり、車載装置12とスマートフォン15との間の近距離無線通信が可能と推定される場合)に、開錠許可信号を許可する。一方、判断部75は、施錠位置情報と電子キー位置情報とが不適合である場合(すなわち、車両11の施錠位置の近傍にスマートフォン15がなく、車載装置12とスマートフォン15との間の近距離無線通信が不可能であると推定される場合)に、開錠指示信号を不許可にする。
本実施形態の判断部75は、さらに、記憶部72に記憶された開錠許可範囲、開錠禁止時間帯、開錠許可時間帯及び使用禁止場所に基づいて、開錠指示信号を許可するか否かを判断する。
施解錠指示部76は、判断部75により開錠指示信号を許可すると判断された場合に、スマートフォン15から受信した開錠指示信号を車載装置12に送信する。また、施解錠指示部76は、判断部75により開錠指示信号を不許可にすると判断された場合に、開錠指示信号を無効にして、開錠不許可指示信号を車載装置12に送信する。開錠不許可指示信号は、スマートフォン15の固有の識別情報及び車両11に対する認証IDを含むことができる。
次に、図3を用いて、上述した電子キーシステム10において、サーバ装置16及び車載装置12が実施する車両11のドアの開錠処理について説明する。
スマートフォン15が、車載装置12から発信された応答要求信号を受信すると、スマートフォン15は、この応答要求信号に対する応答信号として、開錠指示信号と、電子キー位置情報取得部28が取得した電子キー位置情報とを発信する。
サーバ装置16の制御部70は、スマートフォン15から開錠指示信号及び電子キー位置情報を受信すると(ステップS11)、車両判定部71により車両11の判定を行い、制御部70の判断部75は、当該車両11に関して記憶した施錠位置情報と、受信した電子キー位置情報とが適合する否かを判断する(ステップS12)。
施錠位置情報と電子キー位置情報とが適合する場合(ステップS12:Yes)、判断部75は、開錠指示信号に含まれる時刻の情報が、記憶部72に予め設定された開錠禁止時間帯外であるか否かを判断する(ステップS13)。また、開錠禁止時間帯とともに、又は、開錠禁止時間帯に代えて、開錠許可時間帯が設定されている場合には、ステップS13において、開錠許可時間帯の範囲内であるか否かを判断する。なお、開錠禁止時間帯や開錠許可時間帯が設定されていない場合には、次のステップS14へ移行する。
ステップS13において、開錠指示信号に含まれる時刻が開錠禁止時間帯の範囲外である場合(ステップS13:Yes)、判断部75は、電子キー位置情報に含まれるスマートフォン15の位置が、記憶部72に予め設定されたスマートフォン15の使用禁止場所の範囲外であるか否かを判断する(ステップS14)。なお、使用禁止場所が設定されていない場合には、次のステップS15に進む。
ステップS14において、スマートフォン15の位置が、予め設定された使用禁止場所の範囲外である場合(ステップS14:Yes)、判断部75は、開錠指示信号に含まれる時刻情報が、サーバ装置16の時刻情報取得部74が取得した時刻情報と同一であるか否か(すなわち、時刻情報が一致する又は近似するか否か)を判断する(ステップS15)。
ステップS15において、時刻情報が同一である場合(ステップS15:Yes)、判断部75は、開錠指示信号を許可すると判断し、制御部70の施解錠指示部76は、スマートフォン15から受信した開錠指示信号を車載装置12に送信する(ステップS16)。
車載装置12は、開錠指示信号を受信すると、認証部43により開錠指示信号に含まれる認証IDと車載装置12が保有する認証IDとの認証が成立することを確認し、ドアロック装置50を作動させて車両11のドアを開錠する(ステップS17)。なお、図3のフローチャートには示していないが、認証IDによる認証が不成立の場合、車載装置12はドアの施錠状態を維持する。
ステップS17において、ドアが開錠されると、車載装置12の開錠結果信号生成部44は、開錠が完了したことを示す開錠結果信号を生成する。生成された開錠結果信号は、サーバ装置16を介してスマートフォン15に送信される(ステップS18)。スマートフォン15は、開錠結果信号を受信すると、表示部24にドアの開錠結果(ここでは開錠されたことを示す情報)を表示する。
上述したように、サーバ装置16を介してスマートフォン15と車載装置12の間の開錠処理が実行され、車両11のドアが開錠すると、ユーザは、車室内に設置されたエンジン始動用のスイッチを操作するのみでエンジンを始動させることが可能である。
一方、ステップS12において施錠位置情報と電子キー位置情報とが不適合である場合(ステップS12:No)、判断部75は、電子キー位置情報が、記憶部72に設定された開錠許可範囲内であるか否かを判断する(ステップS19)。本実施形態では、電子キー位置情報に含まれるスマートフォン15の位置が、第1の開錠許可範囲にある又は第2の施錠許可範囲にあるか否かを判断する。
ステップS19において、スマートフォン15の位置が第1の開錠許可範囲及び第2の施錠許可範囲のいずれでもない場合(ステップS19:No)、判断部75は、開錠指示信号を不許可にすると判断し、制御部70の施解錠指示部76は、開錠指示信号を無効にして、開錠不許可指示信号を生成し、サーバ通信部16により開錠不許可指示信号を車載装置12に送信する(ステップS20)。
車載装置12は、開錠不許可指示信号を受信すると、認証部43によって車載装置12とスマートフォン15の認証IDによる認証が成立したか否かに関わらず、ドアロック装置50による開錠を不許可にし、車両11の施錠状態を維持する(ステップS21)。その後、車載装置12は、開錠結果信号生成部44により開錠が成されなかったことを示す開錠結果信号を生成し、生成された開錠結果信号は、サーバ装置16を介してスマートフォン15に送信される(ステップS18)。スマートフォン15は、開錠結果信号を受信すると、表示部24にドアの開錠結果(ここでは施錠が維持されたことを示す情報)を表示する。
ステップS19において、スマートフォン15の位置が第1の開錠許可範囲及び/又は第2の施錠許可範囲にある場合(ステップS19:Yes)、上述したステップS13に移行し、サーバ装置16及び車載装置12は、その後の処理を実行する。
また、ステップS13において、開錠指示信号に含まれる時刻が開錠禁止時間帯の範囲内である場合(ステップS13:No)、ステップS14において、スマートフォン15の位置が予め設定された使用禁止場所の範囲内である場合(ステップS14:No)、又は、ステップS15において、時刻情報が同一ではない場合(ステップS15:No)には、判断部75は、開錠指示信号を不許可にすると判断する。すると、制御部70の施解錠指示部76は、開錠指示信号を無効にして、開錠不許可指示信号を生成し、生成された開錠不許可指示信号を車載装置12に送信する(ステップS20)。車載装置12は、開錠不許可指示信号を受信すると、認証部43による認証の成否に関わらず、ドアロック装置50による開錠を不許可にし、車両11の施錠状態を維持する(ステップS21)。その後、車載装置12は、開錠結果信号生成部44により開錠が成されなかったことを示す開錠結果信号を生成し、生成された開錠結果信号は、サーバ装置16を介してスマートフォン15に送信される(ステップS18)。スマートフォン15は、開錠結果信号を受信すると、表示部24にドアの開錠結果を表示する。
なお、上述した車両11のドアの開錠処理において、ステップS19、ステップS13、ステップS14及びステップS15の処理は、それぞれオプションであり、各処理は省略することが可能である。
上述したように、本実施形態の電子キーシステム10では、スマートフォン15からから車両11を開錠するための開錠指示信号が発信された場合に、車両11が施錠された位置の情報と、スマートフォン15の位置情報とに基づいて開錠指示信号を許可するか否かを判断することで、リレーアタックなどの不正な無線通信により車両11が開錠されることを防止することができる。
具体的には、ステップS12において、車両11の施錠位置情報とスマートフォン15の位置情報とが不適合である場合、すなわち、車両11を施錠した位置の近傍にスマートフォン15がないが、リレーアタックにより、車両11の遠方にあるスマートフォン15に車載装置12からの応答信号が送信され、スマートフォン15から開錠指示信号が発信されたと推定される場合に、開錠指示信号を不許可にして、車両11のドアの施錠状態を維持することができる。一方、ステップS12において、車両11の施錠位置情報とスマートフォン15の位置情報とが適合する場合、すなわち、車両11の施錠位置の近傍にスマートフォン15があり、車載装置12とスマートフォン15との間の近距離無線通信が可能と推定される場合には、開錠指示信号を許可して車両11のドアを開錠させることができる。これにより、不正な無線通信による車両11の盗難を防止することができる。
また、本実施形態の電子キーシステム10では、ステップS12の処理に加え、さらに、上述したステップS19の処理を実行することで、リレーアタックによる車両11の盗難を防止しながら、スマートフォン15による車両11の開錠の利便性を高めることができる。
例えば、車両11を機械式立体駐車場に駐車する場合には、車両11を施錠して駐車場に入庫する位置と、車両11を開錠して駐車場から出庫する位置とが異なり、車両11の施錠位置情報とスマートフォン15の位置情報とが適合しない場合がある。このような場合に、入庫位置を中心として出庫位置を含む範囲を第1の開錠許可範囲として予め設定することで、出庫位置でのスマートフォン15による車両11の開錠を可能にすることができる。
また、例えば、車両11をカーフェリーや積載車などに載せて移動させる場合、車両11の施錠位置と開錠位置とが遠く離れた位置となることが想定される。このような場合に、車両11の移動ルートを予め第2の開錠許可範囲として設定しておくことで、移動ルート上でユーザがスマートフォン15により車両11を開錠することが可能になる。
また、本実施形態の電子キーシステム10では、さらに、上述したステップS13の処理を行うことで、車両11の盗難防止効果を高めることができる。例えば、夜間の時間帯など、ユーザが車両11を使用しない時間帯を予め開錠禁止時間帯として設定しておくことで、開錠禁止時間帯にリレーアタックを受けた場合であっても、スマートフォン15から発信される開錠指示信号を無効にして、車両11の盗難を防止することができる。
また、例えば、1台の車両11を複数のユーザで共用する場合、ユーザ毎に各自のスマートフォン15で車両11の開錠許可時間帯を設定し、設定したユーザのみが開錠許可時間帯にスマートフォン15による車両11の開錠を可能にすることも可能である。
また、本実施形態の電子キーシステム10では、さらに、上述したステップS14の処理を行うことで、車両11の盗難防止効果を高めることができる。一例として、ユーザが予め設定した使用禁止場所、例えばユーザの自宅、にスマートフォン15がある場合に、開錠指示信号を不許可にすることで、リレーアタックにより自宅にあるスマートフォン15から開錠指示信号が発信されて、車両11が開錠されることを防止することができる。
また、本実施形態の電子キーシステム10では、さらに、上述したステップS15の処理を行うことで、車両11の盗難防止効果を高めることができる。例えば、ユーザ以外の第三者から時刻情報を偽装した開錠指示信号が発信された場合、この偽装開錠指示信号に含まれる時刻情報と、制御部70が取得した時刻情報とは同一ではないと判断される。これにより、偽装信号を排除して、車両11の盗難を防止することができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、電子キーシステム10は、サーバ装置16を備えていない構成であってもよい。かかる場合、上述したサーバ装置16の制御部70の機能を車載装置12に搭載させ、車載装置12とスマートフォン15との間の無線通信によって、図3に示す開錠処理を実行することが可能である。
10 車両用電子キーシステム
11 車両
12 車載装置
14 スマートフォン(電子キー装置)
16 サーバ装置
20 通信部
30 車載通信部
40 制御ユニット
50 ドアロック装置
60 サーバ通信部
70 制御部
75 判断部

Claims (5)

  1. 車両に搭載された車載装置と携帯用の電子キー装置との間の近距離無線通信により、前記車両の開錠を行う車両用電子キーシステムにおいて、
    前記車載装置及び前記電子キー装置と無線通信可能な車両外部のサーバ装置に搭載、又は、前記車載装置に搭載され、前記電子キー装置から前記車両を開錠するための開錠指示信号を受信した際に、前記電子キー装置の位置情報に基づいて前記開錠指示信号を許可するか否かを判断する制御部を備え、
    前記制御部は、前記車両の施錠位置情報を記憶し、該施錠位置情報と前記電子キー装置の前記位置情報とが適合するか否かを判断し、適合する場合に前記開錠指示信号を許可し、不適合の場合に前記開錠指示信号を不許可にすることを特徴とする車両用電子キーシステム。
  2. 前記制御部は、前記施錠位置情報と前記電子キー装置の位置情報とが適合しない場合であっても、前記位置情報に含まれる前記電子キー装置の位置が、予め設定された開錠許可範囲内にあると判断した場合に、前記開錠指示信号を許可することを特徴とする請求項1に記載の車両用電子キーシステム。
  3. 前記開錠許可範囲は、予め設定された前記車両の移動ルートを含むことを特徴とする請求項2に記載の車両用電子キーシステム。
  4. 前記制御部は、予め設定された開錠禁止時間帯の間に、前記電子キー装置から前記開錠指示信号を受信した場合に、前記開錠指示信号を不許可にすることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の車両用電子キーシステム。
  5. 前記電子キー装置はスマートフォンであり、
    前記スマートフォンは、該スマートフォンの固有の識別情報に関連付けられた開錠許可時間帯を前記制御部に対して設定可能であり、
    前記制御部は、前記スマートフォンから前記開錠許可時間帯に前記開錠指示信号を受信し、且つ、前記施錠位置情報と前記電子キー装置の前記位置情報とが適合する場合に、前記開錠指示信号を許可し、当該スマートフォンの前記開錠許可時間帯外に前記開錠指示信号を受信した場合に、前記開錠指示信号を不許可にすることを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の車両用電子キーシステム。
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