JP7479914B2 - 開閉体の損傷防止構造、及び損傷防止方法 - Google Patents
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Description
また、接触回避手段を、段ボール材で形成したので、接触回避手段を安価に製造でき、接触回避手段の製造コストを低減できる。
また、接触回避手段によって補助部の連結部のみが覆われるように、接触回避手段を構成し、又は、接触回避手段によって補助部の連結部及び制限部のみが覆われるように、接触回避手段を構成したので、接触回避手段によって少なくとも連結部を覆うことができ、巻上作業時に開閉体に接触しやすい当該連結部が開閉体と接触することを回避できる。
まず、実施の形態の基本的概念について説明する。実施の形態は、概略的に、建物の開口部の開閉を行うための開閉体と、開閉体を収納する収納手段と、を備える開閉装置を設置対象に設置する設置作業が行われる際に、開閉体の損傷を防止するための損傷防止構造、及び損傷防止方法に関するものである。
次に、実施の形態の具体的内容について説明する。
まず、実施の形態1に係る開閉体の損傷防止構造について説明する。この実施の形態1は、接触回避手段を、段ボール材で形成した形態である。
最初に、実施の形態1に係る開閉体の損傷防止構造が適用される開閉装置の構成について説明する。以下の説明では、図1のX方向を開閉装置の左右方向(-X方向を開閉装置の左方向、+X方向を開閉装置の右方向)、図2のY方向を開閉装置の前後方向(+Y方向を開閉装置の前方向(建物の屋外側の方向)、-Y方向を開閉装置の後方向(建物の屋内側の方向))、図1のZ方向を開閉装置の上下方向(+Z方向を開閉装置の上方向、-Z方向を開閉装置の下方向)と称する。
図1に戻り、収納部10は、開閉体30を収納するための収納手段であり、図1、図2に示すように、建物の躯体2(具体的には、外壁)における開口部3の上端部よりも上方に設置されている。また、この収納部10の内部には、巻取軸40、制御装置、及び後述する補助ユニット50が収納されていると共に、巻取軸40にて開閉体30が巻上げられた状態では、開閉体30の少なくとも一部も収納部10の内部に収納される。
駆動側軸受板11は、収納部10の収納空間の左端部を覆うための板材であり、図1、図2に示すように、上記収納空間の左端部を覆うように略鉛直に設けられ、躯体2に対して固定具等によって接続されている。
従動側軸受板12は、上記収納空間の右端部を覆うための板材であり、図1に示すように、上記収納空間の右端部を覆うように略鉛直に設けられ、躯体2に対して固定具等によって接続されている。
上側ケース板14は、上記収納空間の上端部を覆うための板材であり、図1、図2に示すように、上記収納空間の上端部を覆うように設けられ、駆動側軸受板11及び従動側軸受板12等に対して固定具等によって接続されている。
また、図1、図2に示すように、少なくとも収納部10の内部には、補助ユニット50が設けられている。この補助ユニット50は、収納部10における開閉体30の巻上げ又は巻出しを補助するためのユニットである。ここで、「収納部10における開閉体30の巻上げ又は巻出しを補助する」とは、実施の形態1では、開閉体30の巻上げ又は巻出しが行われる際に、開閉体30を巻上げ方向又は巻出し方向に正確に案内することを意味する。このような補助ユニット50により、開閉体30のたわみを抑制しながら、開閉体30の巻上げ又は巻出しをスムーズに行うことが可能となる。なお、補助ユニット50の構成の詳細については、後述する。
図1に戻り、ガイドレール20は、開閉体30を開口部3の開閉方向(上下方向)に沿って移動するように案内するものである。このガイドレール20は、例えば横断面形状が略コ字状となるように形成された長尺体であり、図1に示すように、開口部3の左右の各端部において、当該ガイドレール20の長手方向が開口部3における開閉方向(上下方向)に沿うように設けられ、躯体2に対して直接的に固定されており、又は下地材(図示省略)を介して間接的に固定されている。
図1に戻り、開閉体30は、開口部3の開閉を行うものであり、具体的には、巻取軸40の回転駆動によって閉鎖移動又は開放移動されることで、開閉体30の開閉状態を全開状態、全閉状態、又は半開状態にすることができる。この開閉体30は、例えば公知のシャッターカーテンを用いて構成されている。具体的には、図1、図2に示すように、複数のスラット31を備えており、各スラット31の上下の両端部に形成された嵌合部32を介して複数のスラット31が相互に嵌合接続されている。
図1に戻り、巻取軸40は、開閉体30を開閉移動させるためのものである。この巻取軸40は、例えば公知の巻取軸等を用いて構成されており、図1に示すように、左右方向に沿って設けられている。この巻取軸40は、左右方向に沿って設置されており、具体的には、巻取軸40の左端部近傍部分が駆動側軸受板11に対して固定具によって回転可能に固定されていると共に、この巻取軸40の右端部近傍部分が従動側軸受板12に対して固定具によって回転可能に固定されている。
開閉機は、巻取軸40の回転を制御することによって開閉体30を電動で開閉移動させる駆動手段である。この開閉機は、例えば公知の開閉機等によって構成されており、収納部10の内部において、巻取軸40の近傍位置に設けられている。
操作装置は、開閉装置1の開閉状態を制御するための操作入力を受け付ける操作手段である。この操作装置は、例えば公知のシャッター用操作装置(一例として、有線式又は無線式の操作装置)等を用いて構成され、開口部3の近傍位置に設けられている。
制御装置は、開閉装置1の各部を相互に連動させる装置である。この制御装置は、例えば公知のシャッター用制御装置等を用いて構成されており、開閉機と配線(図示省略)を介して電気的に接続されており、通信部、電源部、制御部、及び記憶部を備えている(いずれも図示省略)。
次に、補助ユニット50の構成の詳細について説明する。この補助ユニット50は、例えば公知のシャッター用補助ユニット(一例として、鋼製(例えば、スチール製、ステンレス製等)の補助ユニット)等を用いて構成されており、図2、図3に示すように、屋外側補助部60a、屋内側補助部60b、第1収納部側接続部71、第2収納部側接続部72、第3収納部側接続部73、及びガイドレール側接続部74を備えている。なお、この補助ユニット50は、特記する場合を除いて、任意の形状、方法、及び材質で製造することができる。
屋外側補助部60a及び屋内側補助部60bは、収納部10における開閉体30の巻上げ又は巻出しを補助する一対の補助部である。これら屋外側補助部60a及び屋内側補助部60bは、図2に示すように、収納部10の内部であってガイドレール20における収納部10側の端部(図2では、ガイドレール20の上端部)において、相互に間隔を隔てて設けられている。具体的には、屋外側補助部60aは、まぐさ開口16bよりも建物の屋外側に配置されており、屋内側補助部60bは、まぐさ開口16bよりも建物の屋内側に配置されている。なお、実施の形態1では、屋外側補助部60a及び屋内側補助部60bの構成はそれぞれ略同一であるので、以下では、屋外側補助部60aの構成のみについて説明する。
補助部本体61は、屋外側補助部60aの基本構造体である。この補助部本体61は、側面形状が略コ字状である板状体にて形成されており、具体的には、図3に示すように、下側に位置する下側本体片61a、上側に位置する上側本体片61b、下側本体片61aと上側本体片61bとを接続する中間本体片61cとを備えている。また、この補助部本体61は、ガイドレール20の上端部における左右方向の外側部分に設けられている。
制限部62は、当該制限部62と開閉体30の閉鎖方向側の端部(実施の形態1では、座板33)とが当接することにより所定量以上の開閉体30の巻上げを制限するものである。この制限部62は、略矩形状の板状体にて形成されており、補助部本体61よりも開閉体30の幅方向の内側に位置するように設けられている。具体的には、図3に示すように、下側本体片61aから左右方向の内側に向けて延出されるように略水平に配置され、下側本体片61aに対して接続されている。
連結部63は、補助部本体61と制限部62とを連結するものである。この連結部63は、略矩形状の板状体にて形成されており、補助部本体61と制限部62との相互間に位置するように設けられている。具体的には、図3に示すように、中間本体片61cよりも左右方向の内側に位置し、且つ制限部62よりも上方に位置するように略鉛直に配置され、中間本体片61c及び制限部62に対して接続されている。
第1収納部側接続部71、第2収納部側接続部72、及び第3収納部側接続部73は、補助ユニット50と駆動側軸受板11又は従動側軸受板12とを接続するためのものである。これら第1収納部側接続部71、第2収納部側接続部72、及び第3収納部側接続部73は、略矩形状の板状体にてそれぞれ形成されており、屋外側補助部60a又は屋内側補助部60bにそれぞれ設けられている。
ガイドレール側接続部74は、補助ユニット50とガイドレール20とを接続するためのものである。このガイドレール側接続部74は、図3に示すように、屋外側補助部60a及び屋内側補助部60bの各々における中間本体片61cの一部を見込方向の外側に向けて突出させることにより形成されており、図2に示すように、当該ガイドレール側接続部74によってガイドレール20の上端部が嵌合されるように設けられている。
次に、開閉体30の損傷防止構造について説明する。
まず、開閉体30の損傷防止構造の第1の特徴については、図2、図3に示すように、損傷防止構造が、接触回避部80を備えている。
接触回避部80は、設置作業のうち開閉体30を巻上げる作業(以下、「巻上作業」と称する)が行われる際に、当該接触回避部80と開閉体30とが接触することで開閉体30と屋外側補助部60a及び屋内側補助部60bの少なくともいずれか一方とが接触することを回避することにより、開閉体30の損傷を防止することが可能となる接触回避手段である。この接触回避部80は、シート状体にて形成されており、屋外側補助部60a及び屋内側補助部60bの少なくともいずれか一方に取り付けられており、具体的には、図2、図3に示すように、屋外側補助部60aに取り付けられている。
次に、開閉体30の損傷防止構造の第2の特徴については、接触回避部80は、屋外側補助部60a(又は屋内側補助部60b)に対して着脱自在に構成されている。
続いて、開閉体30の損傷防止方法について説明する。
最初に、取付工程について説明する。取付工程は、接触回避部80を屋外側補助部60a又は屋内側補助部60bの少なくともいずれか一方に取り付けることにより、巻上作業が行われる際に、接触回避部80と開閉体30とが接触することで開閉体30と屋外側補助部60a又は屋内側補助部60bの少なくともいずれか一方とが接触することを回避して、開閉体30の損傷を防止することが可能となる工程である。
次に、巻上工程について説明する。巻上工程は、取付工程の後に、巻上作業を行う工程である。
続いて、取外工程について説明する。取外工程は、巻上工程の後に、接触回避部80を屋外側補助部60a又は屋内側補助部60bの少なくともいずれか一方から取り外す工程である。
このように実施の形態1によれば、少なくとも収納部10の内部において相互に間隔を隔てて設けられる屋外側補助部60a及び屋内側補助部60bの少なくともいずれか一方に取り付けられた接触回避部80であって、巻上作業が行われる際に、当該接触回避部80と開閉体30とが接触することで開閉体30と屋外側補助部60a及び屋内側補助部60bの少なくともいずれか一方とが接触することを回避することにより、開閉体30の損傷を防止することが可能となる接触回避部80を備えるので、巻上作業時に開閉体30と屋外側補助部60a及び屋内側補助部60bの少なくともいずれか一方とが接触することを回避でき、設置作業時に開閉体30の損傷を防止することが可能となる。
次に、実施の形態2に係る開閉体の損傷防止構造について説明する。この実施の形態2は、接触回避手段を、樹脂材で形成した形態である。ただし、実施の形態2に係る構成及び処理は、特に説明する場合を除いては実施の形態1に係る構成及び処理と同じであるものとし、同一の構成及び処理については、実施の形態1で使用したものと同一の名称又は符号を必要に応じて用いることで、その説明を省略する。
最初に、実施の形態2に係る開閉装置1の構成について説明する。実施の形態2に係る開閉装置1は、実施の形態1に係る開閉装置1とほぼ同様に構成されている。ただし、開閉体30の損傷防止構造の構成の詳細については、下記に示す工夫が施されている。
次に、開閉体30の損傷防止構造の構成の詳細について説明する。
続いて、開閉体30の損傷防止方法について説明する。実施の形態2に係る損傷防止方法は、実施の形態1に係る損傷防止方法とほぼ同様に行われる。
このように実施の形態2によれば、接触回避部110を、樹脂材で形成し、接触回避部110を、当該接触回避部110に設けられた嵌合部111を介して屋外側補助部60a(又は屋内側補助部60b)に取り付けたので、接触回避部110を安価に製造でき、接触回避部110の製造コストを低減できる。また、屋外側補助部60a(又は屋内側補助部60b)に嵌合部111を設ける必要がないため、屋外側補助部60a(又は屋内側補助部60b)の製造性を維持できる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、前記した内容に限定されるものではなく、本発明によって、前記に記載されていない課題を解決したり、前記に記載されていない効果を奏することもでき、また、記載されている課題の一部のみを解決したり、記載されている効果の一部のみを奏することがある。
実施の形態や図面において例示した構成要素に関して、形状、数値、又は複数の構成要素の構造若しくは時系列の相互関係については、本発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。
上記実施の形態1、2では、開閉装置1が、電動式のシャッター装置であると説明したが、これに限らず、例えば、手動式のシャッター装置であってもよい。この場合には、損傷防止方法の巻上工程において、開閉体30を手動で開閉移動させることにより、開閉体30を巻上げたり、又は巻出してもよい。
上記実施の形態1、2では、補助ユニット50が、屋外側補助部60a及び屋内側補助部60bを備えていると説明したが、これに限らない。例えば、屋外側補助部60a及び屋内側補助部60bのいずれか一方のみを備えてもよい。この場合には、屋外側補助部60a及び屋内側補助部60bのいずれか一方のみに接触回避部が設けられてもよい。
上記実施の形態1、2では、接触回避部が、屋外側補助部60aに取り付けられていると説明したが、これに限らない。例えば、巻上作業において開閉体30と屋内側補助部60bとが接触する可能性がある場合には、接触回避部が、屋内側補助部60bに取り付けられてもよい。また、巻上作業において開閉体30と屋外側補助部60a及び屋内側補助部60bの各々とが接触する可能性がある場合には、接触回避部が、屋外側補助部60a及び屋内側補助部60bに取り付けられてもよい。
付記1の開閉体の損傷防止構造は、建物の開口部の開閉を行うための開閉体と、前記開閉体を収納する収納手段と、を備える開閉装置を設置対象に設置する設置作業が行われる際に、前記開閉体の損傷を防止するための損傷防止構造であって、少なくとも前記収納手段の内部において相互に間隔を隔てて設けられる一対の補助部であり、前記収納手段における前記開閉体の巻上げ又は巻出しを補助する一対の補助部の少なくともいずれか一方に取り付けられた接触回避手段であって、前記設置作業のうち前記開閉体を巻上げる巻上作業が行われる際に、当該接触回避手段と前記開閉体とが接触することで前記開閉体と前記一対の補助部の少なくともいずれか一方とが接触することを回避することにより、前記開閉体の損傷を防止することが可能となる接触回避手段を備える。
付記1に記載の開閉体の損傷防止構造によれば、少なくとも前記収納手段の内部において相互に間隔を隔てて設けられる一対の補助部の少なくともいずれか一方に取り付けられた接触回避手段であって、巻上作業が行われる際に、当該接触回避手段と開閉体とが接触することで開閉体と一対の補助部の少なくともいずれか一方とが接触することを回避することにより、開閉体の損傷を防止することが可能となる接触回避手段を備えるので、巻上作業時に開閉体と一対の補助部の少なくともいずれか一方とが接触することを回避でき、設置作業時に開閉体の損傷を防止することが可能となる。
2 躯体
3 開口部
4 床面
10 収納部
11 駆動側軸受板
12 従動側軸受板
14 上側ケース板
15 後側ケース板
16a まぐさ
16b まぐさ開口
20 ガイドレール
30 開閉体
31 スラット
32 嵌合部
33 座板
40 巻取軸
50 補助ユニット
60a 屋外側補助部
60b 屋内側補助部
61 補助部本体
61a 下側本体片
61b 上側本体片
61c 中間本体片
62 制限部
63 連結部
64 連結側切欠部
65 制限側切欠部
71 第1収納部側接続部
72 第2収納部側接続部
73 第3収納部側接続部
74 ガイドレール側接続部
80 接触回避部
81 張出部
82 芯部
82a 折り目
83 カバー部
110 接触回避部
111 嵌合部
112 張出部
Claims (9)
- 建物の開口部の開閉を行うための開閉体と、前記開閉体を収納する収納手段と、を備える開閉装置を設置対象に設置する設置作業が行われる際に、前記開閉体の損傷を防止するための損傷防止構造であって、
少なくとも前記収納手段の内部において相互に間隔を隔てて設けられる一対の補助部であり、前記収納手段における前記開閉体の巻上げ又は巻出しを補助する一対の補助部の少なくともいずれか一方に取り付けられた接触回避手段であって、前記設置作業のうち前記開閉体を巻上げる巻上作業が行われる際に、当該接触回避手段と前記開閉体とが接触することで前記開閉体と前記一対の補助部の少なくともいずれか一方とが接触することを回避することにより、前記開閉体の損傷を防止することが可能となる接触回避手段を備え、
前記接触回避手段を、段ボール材で形成した、
開閉体の損傷防止構造。 - 前記接触回避手段の芯部が複数の折り目を有し、
前記複数の折り目の並設方向が前記開閉方向に略直交するように、前記接触回避手段を配置した、
請求項1に記載の開閉体の損傷防止構造。 - 前記段ボール材は、自己粘着機能を有し、
前記接触回避手段の一部と他の一部とによって前記補助部が挟み込まれ、且つこれら一部と他の一部とが接着されるように、前記接触回避手段を当該補助部に取り付けた、
請求項1又は2に記載の開閉体の損傷防止構造。 - 前記接触回避手段を、前記補助部に対して着脱自在に構成した、
請求項1から3のいずれか一項に記載の開閉体の損傷防止構造。 - 前記補助部は、
補助部本体と、
前記補助部本体よりも前記開閉体の幅方向の内側に位置する制限部であって、当該制限部と前記開閉体の閉鎖方向側の端部とが当接することにより所定量以上の前記開閉体の巻上げを制限する制限部と、
前記補助部本体と前記制限部との相互間に位置する連結部であって、前記補助部本体と前記制限部とを連結する連結部と、を備え、
前記接触回避手段によって少なくとも前記連結部が覆われるように、前記接触回避手段を構成した、
請求項1から4のいずれか一項に記載の開閉体の損傷防止構造。 - 前記接触回避手段を、前記補助部よりも前記開閉体の幅方向の内側に向けて張り出すように構成した、
請求項1から5のいずれか一項に記載の開閉体の損傷防止構造。 - 建物の開口部の開閉を行うための開閉体と、前記開閉体を収納する収納手段と、を備える開閉装置を設置対象に設置する設置作業が行われる際に、前記開閉体の損傷を防止するための損傷防止構造であって、
少なくとも前記収納手段の内部において相互に間隔を隔てて設けられる一対の補助部であり、前記収納手段における前記開閉体の巻上げ又は巻出しを補助する一対の補助部の少なくともいずれか一方に取り付けられた接触回避手段であって、前記設置作業のうち前記開閉体を巻上げる巻上作業が行われる際に、当該接触回避手段と前記開閉体とが接触することで前記開閉体と前記一対の補助部の少なくともいずれか一方とが接触することを回避することにより、前記開閉体の損傷を防止することが可能となる接触回避手段を備え、
前記補助部は、
補助部本体と、
前記補助部本体よりも前記開閉体の幅方向の内側に位置する制限部であって、当該制限部と前記開閉体の閉鎖方向側の端部とが当接することにより所定量以上の前記開閉体の巻上げを制限する制限部と、
前記補助部本体と前記制限部との相互間に位置する連結部であって、前記補助部本体と前記制限部とを連結する連結部と、を備え、
前記接触回避手段によって前記補助部の前記連結部のみが覆われるように、前記接触回避手段を構成し、又は、前記接触回避手段によって前記補助部の前記連結部及び前記制限部のみが覆われるように、前記接触回避手段を構成した、
開閉体の損傷防止構造。 - 前記補助部における前記接触回避手段によって覆われる部分は、前記制限部と前記連結部との境界部を含む、請求項7に記載の開閉体の損傷防止構造。
- 建物の開口部の開閉を行うための開閉体と、前記開閉体を収納する収納手段とを備える開閉装置を設置対象に設置する設置作業が行われる際に、前記開閉体の損傷を防止するための損傷防止方法であって、
少なくとも前記収納手段の内部において、前記収納手段に対する前記開閉体の巻上げ又は巻出しを補助する一対の補助部が相互に間隔を隔てて設けられており、
接触回避手段を前記一対の補助部の少なくともいずれか一方に取り付けることにより、前記設置作業のうち前記開閉体を巻上げる巻上作業が行われる際に、当該接触回避手段と前記開閉体とが接触することで前記開閉体と前記一対の補助部の少なくともいずれか一方とが接触することを回避して、前記開閉体の損傷を防止することが可能となる取付工程と、
前記取付工程の後に、前記巻上作業を行う巻上工程と、
前記巻上工程の後に、前記接触回避手段を前記一対の補助部の少なくともいずれか一方から取り外す取外工程と、
を含む開閉体の損傷防止方法。
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