JP7478965B2 - 平置き型ショーケース - Google Patents
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Description
上記の構成によれば、平置き型ショーケースに商品を陳列する場合に、棚板の上に商品を収納する容器を載置できる。棚板に載置した容器から商品を取り出して平置き型ショーケースに商品を陳列するので、陳列作業の労力を軽減することがきる。
上記の構成によれば、棚板が独立して折り畳み自在であるため、棚板各々の重量を軽減することができ、棚板の折り畳み作業にかかる労力を軽減できる。
上記の構成によれば、棚板を上方向への回動により突出させることにより、第1吸着部によって支持部が横方向へ回動され、回動した支持部が第2吸着部によって突出した状態で保持される。棚板を折り畳んだ状態から容易に展開することができる。
上記の構成によれば、棚板又は支持部が注意喚起部を備えるので、平置き型ショーケース本体の側壁部から突出する、棚板又は支持部の注意を喚起することができる。
平置き型ショーケース本体2及び内側ケース3の上部が開放されることによって、商品収納、及び取り出し用の開口4が形成される。平置き型ショーケース1に陳列される商品は、開口4から内側ケース3に陳列される。
ブラケット9a、9bは、図1中で左の一対のブラケット9a、9bのように、折り畳まれると、側壁部6に沿った状態となる。
一対のブラケット9a、9bは、平置き型ショーケース本体2の長辺に左右対称に形成されるとともに左右で対称的に動く。このため、左側のブラケット9aの構成について説明し、右側のブラケット9bの構成は説明を省略する。
ブラケット9aは、板状の鉄等の磁気を帯びる金属で形成される。ブラケット9aの基部91は、蝶番94を介して、平置き型ショーケース本体2の側壁部6に対して回動自在に取り付けられる。ブラケット9aの先端部92には、棚板81を支持するための、当接部93が設けられている。当接部93は、基部91から先端部92に向かって延び、断面形状が逆U字状に形成されている。当接部93は、断面形状が逆U字状に形成されるため、上下方向に対する剛性を向上できる。当接部93は磁気を帯びる金属で形成される。
蝶番94には、断面形状がくの字状のストッパー85が設けられる。ストッパー85は側壁部6に固定され、側壁部6に直交して突出する。
ブラケット9aが、側壁部6に直交する支持位置S2まで回動すると、ストッパー85に当接して、それ以上の回動が規制される。
棚板81は、図1中で右の棚板81のように、展開されることによって、側壁部6から水平に突出した状態である展開位置P2に位置する。
このように、それぞれの棚板81は、垂下位置P1と展開位置P2との間を、回動可能に設けられている。
各棚板81は、それぞれが独立して、垂下位置P1に折り畳みすることができ、独立して展開位置P2に展開できる。
棚ユニット8は、棚板81を備える。棚板81は略矩形の板形状に形成される。
棚板81は、平置き型ショーケース本体2の側壁部6に上下方向に回動可能に設けられる。棚板81は内縁部813と外縁部814と、を備える。
ブラケット9aの蝶番94に設けたストッパー85には、図2に示すように、ブラケット9aが二点鎖線で示すように支持位置S2まで回動する動作中(横方向への回動中)に、ブラケット9aの基部91と引き合う第2吸着部87が設けられる。第1吸着部86及び第2吸着部87は、例えば磁石である。
棚板81が折り畳まれると、棚板81が垂下位置P1に位置し、棚板81がブラケット9aの上に重ねられ、ブラケット9aの回動が規制される。この状態では、ブラケット9aは、格納位置S1に保持され、図2に示すように、ブラケット9aの当接部93の隅部93aが、第1吸着部86に吸着されている。
第1吸着部86は、所定角度θを持つため、一対のブラケット9a、9bの横方向への動きは継続される。横方向への回動中に、第1吸着部86と、当接部93の隅部93aとの引き合いは断たれるが、一対のブラケット9a、9bが、側壁部6に直交する支持位置S2に近づくと、ストッパー85に設けた第2吸着部87と引き合う。第2吸着部87は、最終的にブラケット9aの基部91を吸着し、一対のブラケット9a、9bは、ストッパー85に当接し、支持位置S2で回動を停止する。
これによれば、一対のブラケット9a、9bが、側壁部6に直交する支持位置S2に近づき易くなり、ストッパー85に設けた第2吸着部87により、ブラケット9aの基部91と引き合い易くなる。
棚板81を上方向へ回動させる動作によって、棚板81を支持させることができるため、棚板81を展開する作業を容易に行うことができる。また、展開した棚板81に、平置き型ショーケース1に陳列する商品を載置することによって、床の上に置かれた商品を平置き型ショーケース1内に陳列する場合と比べて、商品を陳列する作業の労力が低減される。
上記構成によれば、平置き型ショーケース1に商品を陳列する場合に、棚板81の上に商品を収納する容器を載置できる。
棚板81に載置した容器から商品を取り出して平置き型ショーケース1に商品を陳列するので、陳列作業の労力が軽減する。
例えば、展開位置P2において上下方向に延びる棚板81の側面816に、注意喚起部817として、黄色と黒色のストライプのシールや、蛍光色のシールなどの注意喚起を促すシールを貼り付けても、LED等の発光体を取り付けてもよい。
また、ブラケット9a、9bの側面95に、視覚的に注意を喚起するシールや、発光体などの注意喚起部96を取り付けてもよい。
したがって、この構成によれば、内縁部813と側壁部6との間に物品が挟み込まれることを抑制することができる。
この構成では、棚板81を、側壁部6に横並びに複数備えるため、棚板81一個の重量を軽減し、棚板81の折り畳み作業の労力を軽減できる。
上記の構成によれば、棚板81を上方向に回動することによって、棚板81が側壁部6から突出される。これに伴って、第1吸着部86によってブラケット9a、9bが横方向へ回動され、第2吸着部によって回動したブラケット9a、9bが突出した状態で保持される。棚板81を折り畳んだ状態から容易に展開することができる。
上記の構成によれば、棚板81又はブラケット9a、9bが、側壁部6から突出していることを、視覚的に注意喚起できる。
例えば、平置き型ショーケース1において、両方の長辺の側壁部6に棚ユニット8を設けてもよい。
第1吸着部86、及び第2吸着部としては、磁石の他に、当接部93と接触して当接部93に吸着する吸盤などを用いてもよい。
第1吸着部86と当接部93との位置関係は入れ替えてもよい。また、第2吸着部と基部91との位置関係は入れ替えてもよい。
2 平型ショーケース本体
6 側壁部
9a ブラケット(支持部)
9b ブラケット(支持部)
81 棚板
86 第1吸着部
87 第2吸着部
Claims (3)
- 平置き型ショーケース本体の側壁部に、横方向への回動により突出する折り畳み自在な支持部と、上方向への回動により突出して前記支持部により支持される折り畳み自在な棚板と、を備え、
折り畳まれた前記支持部と前記棚板の裏面とを引き合わせる第1吸着部が、前記棚板と前記支持部のいずれかに設けられ、
横方向に回動した前記支持部と前記側壁部とを引き合わせる第2吸着部が、前記側壁部と前記支持部のいずれかに設けられた、
ことを特徴とする平置き型ショーケース。 - 前記棚板を、前記側壁部に横並びに独立して折り畳み自在に複数備える、ことを特徴とする請求項1に記載の平置き型ショーケース。
- 前記棚板又は前記支持部は、視覚的に注意を喚起する注意喚起部を備える、ことを特徴とする請求項1または2に記載の平置き型ショーケース。
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