JP2003245177A - スプーンまたはストローホルダ - Google Patents

スプーンまたはストローホルダ

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JP2003245177A JP2002048341A JP2002048341A JP2003245177A JP 2003245177 A JP2003245177 A JP 2003245177A JP 2002048341 A JP2002048341 A JP 2002048341A JP 2002048341 A JP2002048341 A JP 2002048341A JP 2003245177 A JP2003245177 A JP 2003245177A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スプーンやストロー等を容易に挿入すること
ができ、また、スプーン等を多数収納しているときで
も、その内の一つだけを容易に取り出すことができ、加
えて、多大なディスプレイ効果も発揮する。 【解決手段】 外方に向けて膨らむ円弧状の前面板2
と、フラットな背面板3と、底面板4とによって構成さ
れ、内部には上方が開放された収納空間5が形成され
る。この収納空間5は多数のスプーンまたはストローを
保持するためのものである。収納空間5が下端から上方
に向けて漸次大となるテーパー状とされ、上方の開口部
分が幅広になっているので、スプーン等の挿入が容易に
行える。また例えばスプーンを多数収納しているときで
も、その内の一つを容易に取り出すこともできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小売り店頭にある
商品販売棚やアイスクリームボックスの枠体に取り付け
られ、アイスクリーム用スプーンや飲料用のストローを
多数収納保持するスプーンまたはストローのホルダに関
する。
【0002】
【従来の技術】この種のホルダとして、例えば、特開平
9−164045号公報に、紙を主体とした材料を、直
方体状に折り曲げるとともに、背面板の天辺に折り目部
分を介して掛け板を設け、掛け板の両側辺にフック受け
部を形成し、このフック受け部を介して当該ホルダを商
品販売棚等に取り付けて使用するものが開示されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のホルダ
にあっては次の問題があった。スプーン等を収納する収
納空間が、下端の底面板から上方の開口まで単にストレ
ート状に形成されているため、この収納空間にスプーン
やストローを挿入しづらいという問題があった。
【0004】また、収納空間にスプーン等を多数詰め過
ぎた場合、そのうち一つだけを取り出そうとしても、そ
の周りにあるスプーン等も摩擦によって一緒に引き出し
てしまい、一つだけ取り出すのが難しい。また、ホルダ
の表面には、通常、アイスクリームの製品名やキャッチ
フレーズ等を表示しているが、ホルダの形状が直方体状
であるため、主に正面からしか表示内容を認識すること
ができず、ディスプレイとしての機能が発揮しづらい。
さらに、底面板の剛性が不足している場合、底面板が下
方に下がってしまい、底面板が抜けたり、あるいは、底
面板と側板との間に隙間ができ、そこからスプーン等が
落下してしまうという問題があった。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、スプーンやストロー等を
容易に挿入することができ、また、スプーン等を多数収
納しているときでも、その内の一つだけを容易に取り出
すことができ、加えて、多大なディスプレイ効果も発揮
できるスプーンまたはストローホルダを提供することに
ある。また、底面板が抜けることがなく、また、底面板
と側板との間に隙間が生じてそこからスプーン等が落下
するといったことのないスプーンまたはストローホルダ
を提供することも目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に係る発明では、外方に向けて膨らむ円弧
状の前面板と、フラットな背面板と、底面板とによって
上方が開放された収納空間を形成し、該収納空間に多数
のスプーンまたはストローを収納保持するスプーンまた
はストローホルダであって、前記収納空間が下端から上
方に向かうに従い断面積が漸次大となるようテーパー状
に形成されていることを特徴としている。この場合、収
納空間を下端から上方に向けて漸次大となるテーパー状
とされ、上方の開口部分が幅広になっているので、スプ
ーン等の挿入が容易に行える。また例えばスプーンを多
数収納しており、その内の一つを取り出すときでも、初
期は摩擦によってその周りにあるスプーンも一緒に引き
出すものの、ある高さ位置までくると、収納空間が上方
に向かうに従い漸次大となっているので、引き出したス
プーン同士の間に隙間ができて互いの摩擦力が低減し、
このため、取り出そうとするスプーン以外のスプーンは
自重により落下して元の収納空間に戻る。この結果、多
数収納しているスプーン等のうち一つだけを容易に取り
出すことができる。また、前面板を外方に向けて膨らむ
円弧状に形成しているので、この前面板の表面にアイス
クリームの製品名等を表示する場合、ホルダの前面いず
れの角度、例えば正面は勿論、斜め左方あるいは斜め右
方からでも、前面板に描かれた表示内容を認識すること
ができる。
【0007】請求項2に係る発明では、請求項1記載の
スプーンまたはストローホルダにおいて、前記底面板
を、前記前面板及び背面板の下端から若干上がった位置
に配置していることを特徴としている。この場合、底面
板を前面板及び背面板の下端から若干上がった位置に配
置していること、また、ホルダ内の収納空間を上方から
下端に向かうに従い漸次狭小になっていることとが相俟
って、底面板がその位置よりも下方に下がろうとして
も、該底面板の周縁が背面板や前面板の内周面に強く当
接し、底面板がそれよりも下方へずれ込むのを防止す
る。つまり、底面板は背面板や前面板によってその位置
に保持される。
【0008】請求項3に係る発明では、請求項1または
2記載のスプーンまたはストローホルダにおいて、前記
底面板は、該底面板と直交するように折り曲げられた折
曲支持板によって下面を支持されていることを特徴とし
ている。この場合、底面板は、それ自体の剛性が多少低
くても、その下面を折曲支持板によって支持されている
ためフラットな状態を保持でき、下方に膨らんだり、底
が抜けたりするのを防止できる。
【0009】請求項4に係る発明では、請求項3記載の
スプーンまたはストローホルダにおいて、前記背面板
と、該背面板の側部に設けられた前記前面板と、前記背
面板または前記前面板の一方の側部に設けられた接合用
耳板と、前記背面板または前記前面板の他方の側部に設
けられかつ前記背面板または前記前面板の一方と前記接
合用耳板との間に形成された切り目に挿入される接合用
挿入板とが一枚からなる第1紙材によって作られ、前記
背面板には、前記第1紙材よりも剛性が高い第2紙材が
貼り付けられ、該第2紙材によって前記底面板と前記折
曲支持板とがつくられることを特徴としている。この場
合、ホルダ自体を第1紙材と第2紙材との2部材で構成
しており、紙材は加工が容易でかつ安価であることか
ら、比較的容易かつ低コストでホルダを製作できる。ま
た、輸送時あるいは保管時等は単なる平坦な紙材の形と
し、店頭にて使用するときに、必要な箇所を折り曲げた
り、接合用挿入板を接合用耳板の側部の切り目に挿入す
るといった簡単作業によって立体形状とすることができ
る。
【0010】請求項5に係る発明では、請求項1〜4の
いずれかに記載のスプーンまたはストローホルダにおい
て、前記背面板の裏面には、当該スプーンまたはストロ
ーホルダを他の部材、例えば商品販売棚やアイスクリー
ムボックスの枠体等の被支持部に取り付けるための取付
部材が設けられていること特徴としている。この場合、
当該ホルダを背面板の取付部材を介して、例えば商品販
売棚やアイスクリームボックスの枠体等の任意の箇所に
簡単に取り付けることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかるスプーンま
たはストローホルダについて図面を参照して説明する。
【0012】<第1の実施の形態>図1〜図5は本発明
にかかるスプーンまたはストローホルダ(以下、単にホ
ルダと省略する)の第1の実施の形態を示すものであ
り、図1はホルダを前側から見た斜視図、図2はホルダ
を展開したときの表側から見た平面図、図3はホルダを
展開したときの裏側からみた平面図、図4はホルダの下
部を斜め下方から見た斜視、図5はホルダを裏側から見
た斜視図である。
【0013】図1、図2に示すように、ホルダ1は、外
方に向けて膨らむ円弧状の前面板2と、フラットな背面
板3と、底面板4とを主体として構成されるもので、内
部には上方が開放された収納空間5が形成され、そこに
は多数のスプーンSまたはストローが収納保持されるよ
うになっている。また、収納空間5が下端から上方に向
かうに従い断面積が漸次大となるようテーパー状に形成
されている。
【0014】底面板4は、前面板2及び背面板3の下端
から若干上がった位置に配置されている。ここで言う
「若干」とは、底面板4がその上に載せる多数のスプー
ン等の重量によって下方にずれる場合でも、前面板2の
下端までは達しない程度をいう。また、底面板4は、該
底面板4と直交するように折り曲げられた折曲支持板7
によって、図1における中央部分よりやや右側の下面を
支持されている。
【0015】ここで、収納空間5の深さは、内部にスプ
ーンSまたはストロー(図示略)を収納保持するとき、
該スプーンS等の上端部分がホルダ1から突出する程度
に設定されている。
【0016】また、前面板2の表面には、アイスクリー
ムや飲料物の製品名、キャッチフレーズ、あるいはアイ
スクリーム等のメーカーや販売会社の名前等が表示され
ている。表示方法としては、前面板2の表面に直接印刷
する方法の他、所定の文字や図形を印刷した紙をホルダ
1の前面板2に貼り付けるようなものがある。
【0017】上記ホルダ1は、図3にも示すように、適
宜剛性を有する例えばボール紙から成る第1紙材10
と、この第1紙材10よりも高い剛性を持つ例えば段ボ
ールからなる第2紙材11との2枚の紙材からなってい
て、それら紙材10,11が適宜箇所を折り曲げられて
作られる。
【0018】すなわち、第1紙材10は、前記背面板3
と、該背面板3の側部に設けられた前記前面板2と、前
記背面板3の図3における右側部に設けられた接合用耳
板13と、前記前面板2の図3における左側部に上下に
離間して設けられた接合用挿入板14とから成る。な
お、前面板2は図からも明らかなように展開されたとき
扇状に形成されている。また、それら背面板3と接合用
耳板13の間、背面板3と前面板2の間、前面板2と接
合用挿入板14との間はそれぞれ折れ線部分15となる
箇所である。また、背面板3と接合用耳板13の間の折
れ線部分15の一部は切れ目15aとされ、その切れ目
15aには前記接合用挿入板14が挿入される(図1参
照)。
【0019】図3に示すように、前記背面板3の内面で
あって、ホルダ1における下端部分にあたる箇所には、
前記第2紙材11がその一部分11aを糊等の適宜接着
剤により貼り付けられて固定されている。第2紙材11
は略半円状に形成されたものであり、前記糊付けされる
部分11aの上側は折れ線部分16から折り曲げられて
前記底面板4となる。また、折れ線部分16に沿って図
3における右端から左方に向けて切り目17が設けら
れ、この切り目17よりも下側が、折れ線部分18を境
に切り起こされて前記折曲支持板7となる(図4参
照)。
【0020】図5に示すように、前記背面板3の裏面に
は取付部材20が設けられ、この取付部材20によって
当該ホルダ1が商品販売棚やアイスクリームボックスの
枠体等の被支持部に取り付けられるようになっている。
取付部材20としては、種々考えられるが、例えば、図
5(a)に示すマグネット20a、あるいは図5(b)
に示す可撓性材料から成り中央に凹部を有する吸盤20
b等がある。なお、図5において背面板3の裏面であっ
て、取付部材20の下方にはL字状部材28が取り付け
られている。このL字状部材28は、ホルダ1が傾くの
を防止するためのものである。すなわち、取付部材20
によってホルダ1を壁面等に取り付けたとき、重心位置
の関係上、取付部材の厚さ分だけホルダ1は斜めに傾く
が、L字状部材28が壁面等に当接することで、ホルダ
1が傾くのを未然に防止するのである。
【0021】次に、上記構成のホルダ1の作用について
説明する。上述したホルダ1は、収納空間5が下端から
上方に向けて漸次大となるテーパー状とされ、上方の開
口部分5aが幅広になっているので、多数のスプーンS
等を容易に挿入することができる。また、例えばスプー
ンS等を多数収納しており、その内の一つを取り出すと
きでも、初期は摩擦によってその周りにあるスプーンS
も一緒に引き出すものの、ある高さ位置までくると、収
納空間5が上方に向かうに従い漸次大となっているの
で、引き出したスプーンS同士の間に隙間ができて互い
の摩擦力が低減する。このため、取り出そうとするスプ
ーンS以外のスプーンSは自重により落下して元の収納
空間に戻る。この結果、多数収納しているスプーンS等
のうち一つだけを容易に取り出すことができる。
【0022】また、前面板2を、外方に向けて膨らむ円
弧状に形成しているので、この前面板2の表面にアイス
クリームの製品名等を表示する場合、ホルダ1の前面い
ずれの角度、例えば正面は勿論、斜め左方あるいは斜め
右方からでも、該前面板2に描かれた表示内容を認識す
ることができ、ディスプレイとしての機能を充分発揮す
ることができる。
【0023】また、底面板4を前面板2及び背面板3の
下端から若干上がった位置に配置していること、また、
ホルダ1内の収納空間5を上方から下端に向かうに従い
漸次狭小になっていることとが相俟って、収納空間5に
収納された多数のスプーンS等の重量によって底面板4
が下方に下がろうとしても、該底面板4の周縁が背面板
3や前面板2の内周面に強く当接し、底面板4がそれよ
りも下方へずれ込むのを防止する。つまり、底面板4は
背面板3や前面板2によってその位置に保持される。加
えて、この実施の形態では、底面板4が背面板3に予め
接着剤等によって一体的に接着されているため、底面板
4が下方へずれ込むのをより防止できる。
【0024】また、底面板4は、段ボール等の比較的剛
性が高い第2紙材11から作られており、加えて、その
下面を折曲支持板7によって支持されているため、より
一層、底面板4が下方へずれ込むのを防止できる。
【0025】また、上記ホルダ1はそれ自体を第1紙材
10と第2紙材11との2部材で構成しており、紙材は
加工が容易でかつ安価であることから、比較的容易かつ
低コストでホルダ1を製作することができる。また、輸
送時等は単なる平坦な紙材の形とし、店頭にて使用する
ときに、必要な箇所を折り曲げたり、接合用挿入板14
を接合用耳板13の側部の切り目15aに挿入したりす
るといった簡単作業によって使用状態である立体形状に
することができる。
【0026】また、前記背面板3の裏面には取付部材2
0が設けられているため、この取付部材20を利用する
ことによって、当該ホルダ1を商品販売棚やアイスクリ
ームボックスの枠体等の任意の被支持部に取り付けるこ
とができる。
【0027】<第2の実施の形態>図6および図7は本
発明の第2の実施の形態を示す。この第2の実施の形態
のホルダ21では、外方に向けて膨らむ円弧状の前面板
22、フラットな背面板23、底面板24を有し、内部
に、上方が開放されかつ下端から上方に向かうに従い断
面積が漸次大となるようテーパー状とされた、スプーン
等を収納保持するための収納空間25が形成されている
点は前記第1の実施の形態と同様であるが、この第2の
実施の形態のホルダ21では、本体部分がプラスチック
によって一体成形されているところに大きな特徴があ
る。
【0028】すなわち、図6に示すように、ホルダ21
は、前面板22、背面板23および底面板24がプラス
チックにより一体成形されたホルダ本体21aと、前面
板22の前面に貼り付けられた化粧紙21bからなって
いる。また、図7に示すように、ホルダ本体21aの背
面板23の裏面には、マグネットからなる取付部材26
が台座27にネジ止めされることにより取り付けられて
いる。なお、台座27は背面板23に接着剤等適宜接合
手段によって取り付けられている。
【0029】この第2の実施の形態のホルダ21にあっ
ても、収納空間25が下端から上方に向けて漸次大とな
るテーパー状とされているので、多数のスプーン等を容
易に挿入することができ、また、スプーン等を多数収納
している場合でも、その内の一つを容易に取りだすこと
ができるといった効果を奏する。
【0030】<第3の実施の形態>図8は、本発明の第
3の実施の形態を示す。この第3の実施の形態のホルダ
31においても、外方に向けて膨らむ円弧状の前面板3
2、フラットな背面板33、底面板34を有し、内部
に、上方が開放されかつ下端から上方に向かうに従い断
面積が漸次大となるようテーパー状とされた、スプーン
等を収納保持するための収納空間が形成されている点は
前記第1、第2の実施の形態と同様であるが、この第3
の実施の形態のホルダ31では、背面板33と底面板3
4とが一体に形成されてホルダ基体36が構成され、こ
のホルダ基体36に、前面板32が左右両側の耳板部3
2aを接着剤により接着され、さらに前面板32の内側
に化粧紙31bが挿入された構造になっている。前記背
面板33と底面板34とが一体になったホルダ基体36
は透明あるいは不透明なプラスチックによって作られる
が、前記前面板32は、内部の化粧紙31bが外側から
見られるように透明なプラスチックにより作られる。
【0031】この第3の実施の形態のホルダ31にあっ
ても、第1、第2の実施の形態と同様に、収納空間が下
端から上方に向けて漸次大となるテーパー状とされてい
るので、多数のスプーン等を容易に挿入することがで
き、また、スプーン等を多数収納している場合でも、そ
の内の一つを容易に取りだすことができる。また、この
第3の実施の形態のディスプレイ方法は、透明な前面板
32の内側に化粧紙31bを挿入するだけであるので、
簡単に化粧板31bを交換できるメリットも得られる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、収
納空間を下端から上方に向けて漸次大となるテーパー状
とされ、上方の開口部分が幅広になっているので、スプ
ーン等の挿入が容易に行え、また例えばスプーン等を多
数収納しているときでも、その内の一つを容易に取り出
すことができる。また、前面板を外方に向けて膨らむ円
弧状に形成しているので、この前面板にアイスクリーム
の製品名等を表示する場合、ホルダ前面いずれの角度か
らでも、該前面板に表示している内容を認識させること
ができ、ディスプレイとしての機能も充分発揮できる。
また、底面板を、前記前面板及び背面板の下端から若干
上がった位置に配置すれば、底面板がそれよりも下方へ
ずれ込むのを防止でき、底面板の落下や底面板と前面板
の間の隙間から収納物が落下するのも防止できる。さら
に、底面板を、該底面板と一体に設けた折曲支持板によ
って下面を支持するようにすれば、底面板が、それ自体
の剛性が多少低くても、下方に膨らんだり、底が抜けた
りするのを防止できる等の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態のスプーンまたは
ストローホルダの前面から見た斜視図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態のスプーンまたは
ストローホルダの展開した表面図である。
【図3】 本発明の第1の実施の形態のスプーンまたは
ストローホルダの展開した裏面図である。
【図4】 本発明の第1の実施の形態のスプーンまたは
ストローホルダの下部の斜め下方から見た斜視図であ
る。
【図5】 本発明の第1の実施の形態のスプーンまたは
ストローホルダの裏側から見た斜視図である。
【図6】 本発明の第2の実施の形態のスプーンまたは
ストローホルダの分解斜視図である。
【図7】 本発明の第2の実施の形態のスプーンまたは
ストローホルダの裏側から見た斜視図である。
【図8】 本発明の第3の実施の形態のスプーンまたは
ストローホルダの分解斜視図である。
【符号の説明】
1,21,31…スプーンまたはストローホルダ、2,
22,32…前面板、3,23,33…背面板、4,2
4,34…底面板、5,25…収納空間、7…折曲支持
板、10…第1紙材、11…第2紙材、20,26…取
付部材、28…L字状部材。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外方に向けて膨らむ円弧状の前面板と、
    フラットな背面板と、底面板とによって上方が開放され
    た収納空間を形成し、該収納空間に多数のスプーンまた
    はストローを収納保持するスプーンまたはストローホル
    ダであって、 前記収納空間が下端から上方に向かうに従い断面積が漸
    次大となるようテーパー状に形成されていることを特徴
    とするスプーンまたはストローホルダ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のスプーンまたはストロー
    ホルダにおいて、 前記底面板は、前記前面板及び背面板の下端から若干上
    がった位置に配置されていることを特徴とするスプーン
    またはストローホルダ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のスプーンまたは
    ストローホルダにおいて、 前記底面板は、該底面板と直交するように折り曲げられ
    た折曲支持板によって下面を支持されていることを特徴
    とするスプーンまたはストローホルダ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のスプーンまたはストロー
    ホルダにおいて、 前記背面板と、該背面板の側部に設けられた前記前面板
    と、前記背面板または前記前面板の一方の側部に設けら
    れた接合用耳板と、前記背面板または前記前面板の他方
    の側部に設けられかつ前記背面板または前記前面板の一
    方と前記接合用耳板との間に形成された切り目に挿入さ
    れる接合用挿入板とが一枚の第1紙材によって作られ、 前記背面板には、前記第1紙材よりも剛性が高い第2紙
    材が貼り付けられ、該第2紙材によって前記底面板と前
    記折曲支持板とがつくられることを特徴とするスプーン
    またはストローホルダ。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載のスプー
    ンまたはストローホルダにおいて、 前記背面板の裏面には、当該スプーンまたはストローホ
    ルダを被支持部に取り付けるための取付部材が設けられ
    ていること特徴とするスプーンまたはストローホルダ。
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