JP7477546B2 - 温度センサおよびセンサの取付け構造 - Google Patents

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Description

本発明は、温度センサおよびセンサの取付け構造に関する。
従来、取付け部分が金属筐体となっておりこの金属筐体に設けられたオスネジ部を取付け相手のメスネジ部に締結することで、取付け相手に設置され固定される温度センサが知られている(特許文献1参照)。
特許第6075398号公報
ところで、従来の温度センサでは、ネジ締結によって取付け相手に設置されるようになっているので、温度センサの取付け相手への取付けに時間がかかる。また、従来の温度センサでは、温度センサを取付け相手に取り付けるときにネジに加えるトルク管理等が必要となり、取付け相手に設置するときの作業性が良くない。
本発明の目的は、取付け相手に設置するときの作業性が良い温度センサおよび温度センサの取付け構造を提供することにある。
本発明の態様に係る温度センサは、センサ本体部と、前記センサ本体部に設けられており、取付け相手への取り付けがされたときに、前記取付け相手の第1の被当接部に当接する第1の当接部と、前記センサ本体部に設けられており、前記取付け相手への取り付けがされたときに、前記取付け相手の係止部に係止される被係止部と、前記センサ本体部に設けられており、前記取付け相手への取り付けがされたときに、前記取付け相手の第2の被当接部に当接し、前記第1の当接部とともに前記取付け相手を所定の第1の方向で挟み込み、前記被係止部ともに前記取付け相手を所定の第2の方向で挟み込む第2の当接部とを有する。
本発明の態様に係る温度センサは、取付け相手に挿入される挿入部と、前記挿入部にくっついて設けられており、前記挿入部の前記取付け相手への挿入をし終えたときに、前記取付け相手に当接する当接部と、前記当接部に設けられており、前記取付け相手の係止突起に係止される被係止部と、前記挿入部にくっついて設けられており、前記取付け相手に設けられている切り欠き内に入り込み、前記当接部とともに前記取付け相手を、前記挿入部の挿入方向で挟み込み、前記被係止部とともに前記取付け相手を、前記挿入部の挿入方向に対して交差する方向で挟み込む突起とを有する。
本発明の態様に係るセンサの取付け構造は、筒状部と、前記筒状部の端部に設けられている鍔部と、前記鍔部に形成されている切り欠きと、前記筒状部とは反対側で前記鍔部から突出している係止突起とを備えて構成されている取付け相手と、前記取付け相手の筒状部に挿入される挿入部と、前記挿入部にくついて前記挿入部の一端に設けられており、前記挿入部の前記取付け相手の筒状部への挿入をし終えたときに、前記取付け相手の鍔部に当接する当接部と、前記当接部に設けられており、前記取付け相手の係止突起に係止される被係止部と、前記挿入部にくっついて設けられており、前記取付け相手の鍔部に設けられている切り欠き内に入り込み、前記当接部とともに前記取付け相手の鍔部を、前記挿入部の挿入方向で挟み込み、前記被係止部とともに前記取付け相手の鍔部を、前記挿入部の挿入方向に対して交差する方向で挟み込む突起とを備えて構成されているセンサと、を有する。
本発明の実施形態に係るセンサの取付け構造を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る温度センサを示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る温度センサを別の角度から見た斜視図である。 図2におけるIV矢視図である。 図2におけるV矢視図である。 図2におけるVI-VI断面を示す図である。 本発明の実施形態に係る温度センサの製造工程を示す図である。 本発明の実施形態に係る温度センサの製造工程を示す図である。 本発明の実施形態に係るセンサの取付け構造の取付け相手を示す斜視図である。 図9におけるX矢視図である。 図9におけるXI矢視図である。 図9におけるXII矢視図である。 本発明の実施形態に係るセンサの取付け構造において、温度センサを取付け相手に設置するときの初期状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るセンサの取付け構造において、温度センサを取付け相手に設置し終えた状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るセンサの取付け構造において、温度センサを取付け相手に設置する途中の状態を示す平面図である。 本発明の実施形態に係るセンサの取付け構造において、温度センサを取付け相手に設置し終えた状態を示す平面図である。 1つ目の変形例に係るセンサの取付け構造の斜視図であって、温度センサを取付け相手に設置し終えた状態を示す斜視図である。 図17におけるXVII矢視図である。 1つ目の変形例に係るセンサの取付け構造の平面図であって、温度センサを取付け相手に設置し終えた状態を示す斜視図である。 図19におけるXX矢視図である。 1つ目の変形例に係る温度センサの平面図である。 図21におけるXXII矢視図である。 1つ目の変形例に係るセンサの取付け構造の取付け相手の平面図である。 図23におけるXXIV矢視図である。 1つ目の変形例に係るセンサの取付け構造において、温度センサを取付け相手に設置する途中の状態を示す平面図である。 2つ目の変形例に係るセンサの取付け構造の温度センサの平面図である。 図26におけるXXVII矢視図である。 比較例に係る温度センサを示す図である。
本発明の実施形態に係る温度センサ1は、LLC(ロングライフクーラント)等の流動体の温度を測定するものである。
ここで、説明の便宜のために、温度センサ1における所定の一方向を縦方向とし、縦方向に対して直交する所定の一方向を横方向とし、縦方向と横方向とに対して直交する方向を高さ方向とする。
温度センサ1は、図1から図6で示すように、挿入部3と当接部(鍔部当接部)5と被係止部(係止フック)7と突起(固定リブ)9とを備えて構成されている。
挿入部3は、取付け相手11への取り付けがされるときに取付け相手11の筒状部13に挿入される部位である。当接部5は、挿入部3にくっついて挿入部3の一端(上端)に設けられている。すなわち、当接部5は、挿入部3の上端から突出していると言える。当接部5は、挿入部3の取付け相手11の筒状部13への挿入をし終えたときに、取付け相手11の鍔部15)に当接する部位である。
被係止部7は、当接部5に設けられている。被係止部7は、温度センサ1の取付け相手11への取付けをし終えたときに、取付け相手11の係止突起17に係止されるようになっている。温度センサ1の取付け相手11への取付けは、挿入部3を取付け相手11の筒状部13に挿入をし終えた後、取付け相手11および挿入部3の中心軸を回動中心にして、取付け相手11に対し温度センサ1を所定の角度回動することによってなされる。
突起9は、挿入部3から突出して挿入部3に設けられている。突起9は、温度センサ1の取付け相手11への取付けをし終えたときに、取付け相手11の鍔部15に設けられている切り欠き19内に入り込み切り欠き19の表面(当接面)61、63(図11等参照)に当接するようになっている。
突起9は、温度センサ1の取付け相手11への取付けをし終えたときに、当接部5とともに取付け相手11の鍔部15を、挿入部3の取付け相手11への挿入方向(高さ方向)で挟み込むようになっている。なお、取付け相手11の鍔部15の厚さ方向は高さ方向になっている。
また、突起9は、温度センサ1の取付け相手11への取付けをし終えたときに、被係止部7とともに取付け相手11の鍔部15を、挿入部3の挿入方向に対して交差する方向(たとえば直交する方向)で、挟み込むようになっている。なお、挿入部3の挿入方向に対して直交する方向は、取付け相手11の鍔部15の周方向になっている。
温度センサ1の取付け相手11への取付けをし終えたときには、上述した2方向で、当接部5と被係止部7とが、突起9とともに取付け相手11を挟み込んでいる。さらに、取付け相手11への取付けをし終えたときには、Oリング22(図6参照)の弾性が利用されていることで、挿入部3が筒状部13にしまり嵌め状態で挿入されている。これにより、温度センサ1が取付け相手11にガタツキの無い状態で一体的に設置されている。
また、温度センサ1は、図6で示すように、リードフレーム21とこのリードフレーム21に設けられているサーミスタ23と樹脂製のボディ25とを備えて構成されている。樹脂製のボディ25は、リードフレーム21の一部とサーミスタ23とを覆っている。そして、樹脂製のボディ25が、リードフレーム21およびサーミスタ23と一体化している。
樹脂製のボディ25は、樹脂製のボディ本体部27と当接部5と被係止部7と突起9とを備えて構成されている。樹脂製のボディ本体部27と当接部5と被係止部7と突起9とは、これらが一体化している。挿入部3は、樹脂製のボディ本体部27の一部とリードフレーム21の一部とサーミスタ23とを備えて構成されている。
温度センサ1の被係止部7は、図5等で示すように、当接部5に設けられている切り欠き29で形成されている。被係止部7は、長く延びて弾性を備えている片持ち梁状の弾性アーム部31と、この弾性アーム部31の先端部に設けられている被係止突起33とを備えて構成されている。弾性アーム部31は当接部5の外周に沿ってたとえば円弧状になって延びている。
挿入部3を取付け相手11に挿入し終えた後(図15参照)、取付け相手11に対して温度センサ1を回動している途中の状態では、被係止突起33が取付け相手11の係止突起17に当接して弾性アーム部31が弾性変形するようになっている。
温度センサ1の取付け相手11への取り付けをし終えたとき(図1、図14、図16参照)には、弾性アーム部31が復元し、被係止部7が取付け相手11の係止突起17に係止されるように構成されている。
被係止突起33は、図5で示すように、弾性アーム部31の先端部に設けられており、当接部5の中心側(内側)に向かって弾性アーム部31から突出している。このように、被係止突起33が内側に向かって突出している態様では、温度センサ1を取付け相手11に設置している途中の状態で、弾性アーム部31が外側に弾性変形するようになっている。
なお、図21等で示すように、被係止突起33が、弾性アーム部31の先端部に設けられており、当接部5の中心側とは反対側(外側)に向かって弾性アーム部31から突出している構成であってもよい。被係止突起33が外側に向かって突出している態様では、温度センサ1を取付け相手11に設置している途中の状態で、弾性アーム部31が内側に弾性変形するようになっている。
なお、温度センサ1において、図21等で示すように、当接部5に設けられている切り欠き29aによって被係止部保護部35が形成されていてもよい。被係止部保護部35は、被係止部7(被係止部7の被係止突起33)を保護するようになっている。
ここで、温度センサ1と取付け相手11について、図1から図12を参照しつつさらに詳しく説明する。
温度センサ1は、上述したように、リードフレーム21とサーミスタ23と樹脂製のボディ25とを備えて構成されている。リードフレーム21は一対で設けられており、図6、図7で示すように、互いが横方向で僅かに離れてならんでいる。リードフレーム21は高さ方向に長く延びている。
サーミスタ23は、一対のリードフレーム21の下端部で、一対のリードフレーム21に設けられている。
樹脂製のボディ25は、第1の樹脂部37と第2の樹脂部39とポッティング剤41(図6参照)とを備えて構成されている。第2の樹脂部39で当接部5、被係止部7および突起9が形成されている。温度センサ1では、高さ方向で当接部5より下側の部位が挿入部3を構成している。
当接部5の上側には、筒状部位43が形成されている。筒状部位43も、第2の樹脂部39で形成されている。筒状部位43内では、リードフレーム21の上端部が露出している。筒状部位43は、温度センサ1をコネクタ(図示せず)に接続するときに使用される。
第1の樹脂部37は、熱伝導率の高い樹脂で構成されており、図6等で示すように、サーミスタ23と、サーミスタ23が設置されているリードフレーム21の下側の部位とを覆っている。第2の樹脂部39は、この下端から第1の樹脂部37が突出するようにして、第1の樹脂部37とリードフレーム21とに設けられている。第1の樹脂部37の外径(縦方向、横方向での寸法の値)は、挿入部3の外径よりも小さくなっている。
第2の樹脂部39の大部分は、第1の樹脂部37よりも上側に位置している。第2の樹脂部39の下端部(第1の樹脂部37の上端部)に形成されている第1の樹脂部37と第2の樹脂部39との界面45(図6参照)は、ポッティング剤41によってシールがされている。
挿入部3を構成している樹脂製のボディ本体部27の部位は、柱状(たとえば概ね円柱状)に形成されている。挿入部3を構成している樹脂製のボディ本体部27の部位の外周には、環状の溝47が設けられており、溝47には、弾性を備えた環状のシール材(たとえばOリング)22が設置されている。溝47は、高さ方向では、挿入部3の中間部に位置している。
当接部5は、所定の厚さを備えた円板状に形成されている。当接部5は、この厚さ方向が高さ方向になるようにして、挿入部3の上側に設けられている。高さ方向で見ると、当接部5の外径は、挿入部3の外径よりも大きくなっており、当接部5の中心と挿入部3の中心とは互いが一致している。
被係止部7は、上述したように、当接部5に形成されている切り欠き29によって形成されている。切り欠き29は、当接部5をこの厚さ方向で貫通している。これにより、被係止部7が、当接部5の一部で形成されていると言える。切り欠き29は、図5等で示すように、第1の部位49と、この第1の部位49とつながっている第2の部位51とで形成されている。第1の部位49と第2の部位51とは円弧状に形成されている。これらの円弧の中心は、円板状の当接部5の中心と一致している。
第1の部位49の幅(円板状の当接部5の径方向の寸法)は、第2の部位51の幅よりも広くなっている。円弧状の第1の部位49の円弧の一端から第2の部位51が円弧状になって延びている。なお、第1の部位49、第2の部位51は、略扇形状に形成されていると言える。略扇形状の詳細については後述する。
第1の部位49は、当接部5の外周から当接部5の中心側に向かって凹んでいる。第2の部位51は、被係止部7が形成されるようにして、当接部5の径方向では当接部5の中間部(外周の中間部)に位置して、当接部5の周方向に延びている。すでに理解されるように、主として第2の部位51によって、被係止部7の弾性アーム部31と被係止突起33とが形成されている。
なお、第1の部位49の底面(当接部5の中心側の円弧状の面)と、第2の部位51の底面とは、滑らかにつながっており、高さ方向で見ると、第1の部位49の底面と第2の部位51の底面とが1本の円弧になっている。
弾性アーム部31は、高さ方向で見て、所定の幅を備えた円弧状に形成されている。被係止突起33は、高さ方向で見て、三角形状に形成されており、弾性アーム部31の先端部で、当接部5の中心側に突出している。被係止突起33が三角形状に形成されていることで、被係止突起33には、傾斜面53が形成されている。
なお、切り欠き29が形成されているにもかかわらず、高さ方向で見ると、筒状部位43と挿入部3と突起9とは、当接部5の内側に収まっている。
突起9は、所定の厚さを備えた略扇形状に形成されている。略扇形状とは、1つの平面上に所定の長さの1本の線分を描く。この線分を、上記1つの平面上に存在する所定の1つの点まわりで所定の角度(たとえば鋭角の角度)だけ、回動する。このときに、上記1本の線分の軌跡で表される形状である。なお、所定の1つの点は、上記1本の線分から離れて上記1本の線分の延長線上に存在している。
突起9は、この厚さ方向が高さ方向になるようにして、挿入部3から突出している。さらに説明すると、高さ方向で見て、突起9の円弧は、たとえば、挿入部3(当接部5)の中心と一致している。また、高さ方向で見て、突起9の2つの円弧のうちの短い凹状の円弧が挿入部3に接しており、突起9の2つの円弧のうちの長い凸状の円弧が挿入部3から離れている。
突起9は、高さ方向では、当接部5と溝47との間に位置している。さらに、突起9は、一対で設けられており、高さ方向で見て、一対の突起9のそれぞれが、挿入部3(当接部5)の中心に対して点対称の位置に配置されている。
取付け相手11は、図9から図12で示すように、取付け相手本体部55と筒状部13と鍔部15と係止突起17と備えて構成されている。鍔部15には、切り欠き19が設けられている。なお、図9等で示す取付け相手本体部55は、説明の便宜のために矩形な板状になっているが、実際には、相手本体部55は、この内部にLLC等が入る筐体の形状になっている。
筒状部13は、たとえば円筒状に形成されており、取付け相手本体部55から上側に突出している。筒状部13の円筒の中心軸は高さ方向に延びている。鍔部15は、所定の厚さの円板状に形成されており、厚さ方向が高さ方向になるようにして、筒状部13の上側に設けられている。鍔部15の外径は、筒状部13の外径よりも大きくなっている。
高さ方向で見ると、鍔部15の中心軸と筒状部13の中心軸とは互いが一致している。また、鍔部15の中央には、円形状の貫通孔が形成されており、鍔部15中央の貫通孔の外周と、筒状部13の内部空間の外周とは互いが重なっている。
切り欠き19は、第1の部位57と、この第1の部位57とつながっている第2の部位59とで形成されている。第1の部位57と第2の部位59とは、略扇形状に形成されている。これらの略扇形状の円弧の中心は、筒状部13の中心と一致している。
第1の部位57は、鍔部15をこの厚さで貫通している。第2の部位59は、鍔部15をこの厚さで貫通していない。第2の部位59は、鍔部15の下面から上側に凹んでいる。これにより、鍔部15の第2の部位59が形成されている部位の厚さが、鍔部15の第1の部位57および第2の部位59が形成されていない部位の厚さよりも薄くなっている。
また、切り欠き19が設けられていることで、温度センサ1の挿入部3に設けられている突起9が当接する当接面61、当接面63が形成されている。さらに、切り欠き19は、突起9が一対で設けられていることに応じて、一対で設けられており、高さ方向で見て、切り欠き19のそれぞれが、筒状部13の中心に対して点対称の位置に配置されている。
係止突起17は、斜面65(図12参照)が形成されている小さな直方体状に形成されており、当接部5の上面から上側に突出している。高さ方向で見ると、係止突起17は、切り欠き19の第1の部位57に隣接している。
ここで、図13から図16を参照しつつ、取付け相手11への温度センサ1の設置動作について説明する。温度センサ1は、いわゆるスナップフィットを用いて取付け相手11に一体的に設置されるようになっている。
初期状態では、図13で示すように、Oリング22が設置されている温度センサ1が取付け相手11の上側で取付け相手11から離れている。初期状態を高さ方向で見ると、図15で示すように、温度センサ1の中心軸と取付け相手11の中心軸とが互いに一致している。なお、図15は、温度センサ1の挿入部3を取付け相手11に挿入し終えた状態の平面図であるが、図15を図13で示す状態の平面図として見ることもできる。
また、初期状態を高さ方向で見ると、図15で示すように、係止突起17と被係止部7とは互いが離れており、突起9が切り欠き19の第1の部位57のところに位置している。
上記初期状態において、当接部5が、取付け相手11の鍔部15に当接するまで、温度センサ1を取付け相手11に対して下側に移動する。
この後、温度センサ1(挿入部3、筒状部13)の中心軸を回動中心軸にして、取付け相手11に対し温度センサ1を、所定に角度回動することで、温度センサ1の取付け相手11への設置が終了する。
さらに説明すると、図15で示す温度センサ1の挿入部3を取付け相手11に挿入し終えた状態から、取付け相手11に対して温度センサ1を矢印A15aの方向に回動する。すると、被係止部7の傾斜面53が、係止突起17の斜面65に当接し、弾性アーム部31が外側(矢印A15bの方向)に撓む。
取付け相手11に対して温度センサ1を矢印A15aの方向にさらに回動する。すると、被係止部7の被係止突起33が係止突起17を乗り越えて、弾性アーム部31が復元する。これにより、温度センサ1の取付け相手11への設置が完了する(図1、図14、図16参照)。
温度センサ1の取付け相手11への設置が完了した状態では、突起9が切り欠き19の当接面61にしている。これにより、高さ方向で、当接部5と突起9とが取付け相手11の鍔部15を挟み込んでいる。
また、温度センサ1の取付け相手11への設置が完了した状態では、突起9が切り欠き19の当接面63に当接し、被係止突起33の当接面67が、係止突起17の当接面69に当接している(図6参照)。これにより、温度センサ1(当接部5)の周方向で、被係止突起33と突起9とが取付け相手11の鍔部15を挟み込んでいる。
なお、取付け相手11に設置されている温度センサ1を取付け相手11から取り外すときには、弾性アーム部31を外側に向けて弾性変形させる。そして、被係止突起33を係止突起17から離し、取付け相手11に対して温度センサ1を図15に矢印A15aとは逆方向に回動する。
温度センサ1は、挿入部3と当接部5と被係止部7と突起9とを備えて構成されている。挿入部3は、取付け相手11への取り付けがされるときに取付け相手11の筒状部13に挿入されるようになっている。当接部5は、挿入部3の取付け相手11の筒状部13への挿入をし終えたときに、取付け相手11の鍔部15に当接するようになっている。
被係止部7は、挿入部3の取付け相手11への挿入をし終え、この後、取付け相手11に対し所定の角度回動することによって取付け相手11への取付けをし終えたときに、取付け相手11の係止突起17に係止されるようになっている。
突起9は、取付け相手11への取付けをし終えたときに、取付け相手11の切り欠き19内に入り込むようになっている。そして、突起9が、当接部5とともに取付け相手11の鍔部15を、鍔部15の厚さ方向で挟み込むようになっている。また、突起9が、被係止部7とともに取付け相手11の鍔部15を、鍔部15の周方向で挟み込むようになっている。
これにより、取付け相手11への設置の際に、温度センサ1を何回(たとえば360°以上の複数周回)も回す必要がなくなるともにトルク管理が不要になり、取付け相手11に設置するときの作業性が良くなる。すなわち、温度センサ1をワンタッチで取付け相手11に取り付けることができる。また、温度センサ1をワンタッチで取付け相手11から取り外すことができくる。
また、ネジ部によって取付け相手に設置すると、設置し終えたときにおける温度センサ1の回動角度が一定にならない。これに対して、温度センサ1では、設置し終えたときにおける取付け相手11に対する温度センサ1の回動角度を一定のものにすることができる。
たとえば、取付け相手11への温度センサ1の設置が終了している場合に、温度センサ1を取付け相手11から取り外し、取付け相手11に再設置したときでも、取付け相手11に対する温度センサ1の中心軸まわりの回動角度が変わってしまうことが防止される。
また、温度センサ1が取付け相手11を上述したように2方向で挟み込んでいることで、温度センサ1が、取付け相手11に対して、縦方向に延びている軸まわりで回動し傾くことが防止され、横方向に延びている軸まわりで回動し傾くことが防止される。
また、温度センサ1の被係止部7と取付け相手11の係止突起17との係合状態を見ることで、温度センサ1が取付け相手11に固定されている事が一目でわかる構造となっている。
また、温度センサ1を取付け相手11に設置するときに、温度センサ1の取付け相手11に係合する部位が金属ではなく合成樹脂で構成されているので、温度センサ1を低コストで製造することができる。
ここで、比較例に係る温度センサ301について図28を参照しつつ説明する。
温度センサ301は、取付け部分が金属筐体303となっておりこの金属筐体303に設けられたオスネジ部305を取付け相手のメスネジ部に締結することで、取付け相手に設置され固定されるようになっている。
温度センサ301は、ネジ締結によって取付け相手に設置されるようになっているので、温度センサ301の取付け相手への取付けに時間がかかる。また、温度センサ301を取付け相手に取り付けるときにネジに加えるトルク管理等が必要となり、取付け相手に設置するときの作業性が良くない。
温度センサ1では、被係止部7が、当接部5に設けられている切り欠き29で形成されている。そして、被係止部7が、長く延びて弾性を備えている片持ち梁状の弾性アーム部31と、この弾性アーム部31の先端部に設けられている被係止突起33とを備えて構成されている。
これにより、弾性アーム部31が撓み易くなっており、温度センサ1の取付け相手への設置が一層容易になる。また、被係止部7が当接部5に設けられている切り欠き29で形成されているので、温度センサ1における突出箇所を極力少なくすることができ、温度センサ1の構成が簡素化される。
次に、1つ目の変形例に係る温度センサ1aと取付け相手11aとについて、図17から図25を参照しつつ詳しく説明する。なお、図18を除いて、突起9の表示は省略している。
1つ目の変形例に係る温度センサ1aは、被係止突起33が外側に向かって突出している等の点が、被係止突起33が内側に向かって突出している温度センサ1(図5等参照)と異なり、その他の点は、図5等で温度と同様に構成されている。
当接部5は、所定の厚さを備えた円板状に形成されている。当接部5は、この厚さ方向が高さ方向になるようにして、挿入部3の上側に設けられている。高さ方向で見ると、当接部5の外径は、挿入部3の外径よりも大きくなっている。ただし、挿入部3の中心に対して当接部5の中心が若干ずれている。
被係止部7は、上述したように、当接部5に形成されている切り欠き29aによって形成されている。切り欠き29aは、当接部5をこの厚さ方向で貫通している。切り欠き29aは、第1の部位49aと、この第1の部位49aとつながっている第2の部位51aとで形成されている。第1の部位49aと第2の部位51aとは円弧状に形成されている。これらの円弧の中心は、挿入部3の中心と一致している。
第1の部位49aの幅(円板状の当接部5の径方向の寸法)は、第2の部位51aの幅よりも広くなっている。円弧状第1の部位49aの円弧の一端から第2の部位51aが円弧状になって延びている。なお、第1の部位49a、第2の部位51aも、略扇形状に形成されていると言える。
第1の部位49aは、被係止部保護部35が形成されるようにして、当接部5の径方向では当接部5の中間部(外周の中間部)に位置して、当接部5の周方向に延びている。第2の部位51aは、被係止部7が形成されるようにして、当接部5の径方向では当接部5の中間部(外周の中間部)に位置して、当接部5の周方向に延びている。すでに理解されるように、主として第1の部位49aによって、被係止部保護部35が形成されている。また、主として第2の部位51aによって、被係止部7の弾性アーム部31と被係止突起33とが形成されている。
なお、第1の部位49aの底面(当接部5の中心側の円弧状の面)と、第2の部位51aの底面とは、滑らかにつながっており、高さ方向で見ると、第1の部位49aの底面と第2の部位51aの底面とが1本の円弧になっている。
弾性アーム部31は、高さ方向で見て、所定の幅を備えた円弧状に形成されている。被係止突起33は、高さ方向で見て、三角形状に形成されており、弾性アーム部31の先端部で、当接部5の中心とは反対側(外側)に突出している。被係止突起33が三角形状に形成されていることで、被係止突起33には、傾斜面53が形成されている。
被係止部保護部35も高さ方向で見て、所定の幅を備えた円弧状に形成されている。被係止部保護部35の先端部は、当接部5の径方向で、被係止突起33の外側に位置し、被係止突起33を覆い被係止突起33を保護している。なお、図21に二点鎖線L21で示すように、被係止部保護部35の延出長さを増やして、被係止突起33に加えて弾性アーム部31を覆うようにしてもよい。
1つ目の変形例に係る取付け相手11aは、切り欠き19aが、高さ方向で、鍔部15の上面から鍔部15の中間部までしか設けられていない点、切り欠き19aに傾斜面71が形成されている点が、図9等で示す取付け相手11と異なっている。取付け相手11aのその他の点は、図9等で示す取付け相手11と同様に構成されている。切り欠き19aは、第1の部位57aと第2の部位59aとを備えて構成されており、傾斜面71は、第1の部位57の角部に形成されている。この角部は、第1の部位57aの底面と第1の部位57aの第2の部位59aとは反対側の側面とのところの角部である。
傾斜面71が形成されていることで、Oリング22が設置されている温度センサ1aを取付け相手11aに設置(挿入)するときにおけるOリング22での損傷の発生が極力防止され、温度センサ1aの取付け相手11aへの設置がしやすくなる。
ここで、図19、図25等を参照しつつ、取付け相手11aへの温度センサ1aの設置動作について説明する。
初期状態では、温度センサ1aが取付け相手11aの上側で取付け相手11aから離れている。初期状態を高さ方向で見ると、図25で示すように、温度センサ1aの挿入部3の中心軸と取付け相手11aの中心軸とが互いに一致している。また、初期状態を高さ方向で見ると、係止突起17と被係止部7とは互いが離れており、係止突起17が被係止部保護部35の凹状で円弧状の内面に当接している。
上記初期状態において、温度センサ1の場合と同様にして、温度センサ1aを取付け相手11aに対して下側に移動する。
この後、挿入部3、(筒状部13)の中心軸を回動中心軸にして、取付け相手11aに対し温度センサ1aを、所定に角度回動することで、温度センサ1aの取付け相手11aへの設置が終了する。
さらに説明すると、図25で示す状態から、取付け相手11aに対して温度センサ1aを矢印A25aの方向に回動する。すると、係止突起17が被係止部保護部35に対して滑り対偶をなしたまま温度センサ1aが回動する。これにより、温度センサ1aを取付け相手11aに設置するときの組み付けズレを防止することができる。続いて、被係止部7の傾斜面53が、係止突起17の斜面65に当接し、弾性アーム部31が内側(矢印A25bの方向)に撓む。
取付け相手11に対して温度センサ1aを矢印A25aの方向にさらに回動する。すると、被係止部7の被係止突起33が係止突起17を乗り越えて、弾性アーム部31が復元する。これにより、温度センサ1aの取付け相手11aへの設置が完了する(図19参照)。
温度センサ1aでは、被係止突起33が外側に向かって突出している。そして、温度センサ1を取付け相手11に設置している途中の状態で、弾性アーム部31が内側に弾性変形するようになっている。これにより、被係止突起33が、何かにぶつかって破損するおそれを極力回避することができる。
また、温度センサ1aに被係止部保護部35が形成されていることにより、被係止突起33等の破損を一層確実に防止することができる。
次に、2つ目の変形例に係る1bについて、図26から図27を参照しつつ詳しく説明する。なお、図26等では、突起9の表示を省略している。
2つ目の変形例に係る温度センサ1bは、温度センサ1bを取付け相手に設置する途中の状態で、弾性アーム部31が、当接部5の径方向ではなく、上側に撓む点が、温度センサ1、1aと異なり、その他の点は、温度センサ1、1aと同様に構成されている。
さらに説明すると、図26で示す状態から、取付け相手に対して温度センサ1bを矢印A26aの方向に回動する。すると、被係止部7の傾斜面53が、取付け相手の係止突起の斜面に当接し、弾性アーム部31が上側(矢印A27aの方向)に撓む。なお、図26、図27では、取付け相手の表示を省略している。
取付け相手に対して温度センサ1bを矢印A26aの方向にさらに回動する。すると、被係止部7の被係止突起33が取付け相手の係止突起を乗り越えて、弾性アーム部31が復元する。これにより、温度センサ1bの取付け相手への設置が完了する。
なお、上述した取付け相手11(11a)と温度センサ1(1a、1b)とに係る記載内容をセンサの取付け構造73として把握してもよい。
センサの取付け構造73は、取付け相手11とセンサ(たとえば温度センサ)1とを備えて構成されている。
取付け相手11は、筒状部13と鍔部15と係止突起17を備えて構成されている。鍔部15は、筒状部13にくっついて筒状部13の端部に設けられている。鍔部15には、切り欠き19が形成されている。係止突起17は、筒状部13とは反対側で鍔部15から突出している。
センサ1は、挿入部3と当接部5と被係止部7と突起9とを備えて構成されている。挿入部3は、センサ1の取付け相手11への取付けがされるときに、取付け相手11の筒状部13に挿入されるようになっている。当接部5は、挿入部3の一端に設けられており、挿入部3の取付け相手11の筒状部13への挿入をし終えたときに、取付け相手11の鍔部15に当接するようになっている。
被係止部7は、当接部5に設けられており、温度センサ1の取付け相手11への設置をし終えたときに、取付け相手11の係止突起17に係止されるようになっている。
突起9は、挿入部3にくっついて設けられており、温度センサ1の取付け相手11への取付けをし終えたときに、取付け相手11の鍔部15に設けられている切り欠き19内に入り込むようになっている。突起9は、温度センサ1の取付け相手11への取付けをし終えたときに、当接部5とともに取付け相手11の鍔部15を、挿入部3の挿入方向で挟み込むようになっている。また、温度センサ1の取付け相手11への取付けをし終えたときに、突起9は、被係止部7とともに取付け相手11の鍔部15を、挿入部3の挿入方向に対して交差する方向で挟み込むようになっている。
センサの取付け構造73は、上述したように、取付け相手11が、筒状部13と鍔部15と切り欠き19と係止突起17とを備えて構成されている。また、センサ1が、挿入部3と当接部5と被係止部7と突起9とを備えて構成されている。
これにより、センサ1が金属筐体で構成されている場合に比べて、温度センサ1、取付け相手11の材料コストを低減させることができる。また、ネジ部が非存在であるので、設置の際のトルク管理が不要になり、組付け性が良好になる。さらに、設置し終えたときにおける取付け相手11に対する温度センサ1の回動角度を一定のものにすることができ、取付けにおける再現性を得ることができる。
なお、上述した温度センサ1(1a、1b)は、センサ本体部と樹脂製の当接部と樹脂製の被係止部(係止フック)と樹脂製の固定リブ(下側の突出部)とを備えた温度センサの例である。
センサ本体部は、リードフレームとこのリードフレームに設けられているサーミスタとリードフレームの一部とサーミスタとを覆っていることでとリードフレームおよびサーミスタ一体化している樹脂製のボディ本体部とを備えて構成されている。
当接部は、センサ本体部の樹脂製のボディ本体部に設けられており、取付け相手への取り付けがされたときに、取付け相手の被当接部(鍔部)に当接するようになっている。被係止部は、センサ本体部の樹脂製のボディ本体部に設けられており、取付け相手への取り付けがされたときに、取付け相手の係止部に係止されるようになっている。
固定リブは、センサ本体部の樹脂製のボディ本体部に設けられており、温度センサの取付け相手への取り付けがされたときに、当接部とともに取付け相手を所定の第1の方向(たとえば高さ方向)で挟み込むようになっている。また、固定リブは、温度センサの取付け相手への取り付けがされたときに、被係止部とともに取付け相手を、第1の方向と異なる所定の第2の方向(たとえば、温度センサ1の周方向)で挟み込むようになっている。
温度センサは、センサ本体部と当接部と被係止部と固定リブとを備えて構成されている。樹脂製の当接部は、センサ本体部の樹脂製のボディ本体部に設けられており、取付け相手への取り付けがされたときに、取付け相手の被当接部に当接するようになっている。樹脂製の被係止部は、センサ本体部のボディ本体部に設けられており、取付け相手への取り付けがされたときに取付け相手の係止部に係止されるようになっている。樹脂製の固定リブは、センサ本体部に設けられており、取付け相手への取り付けがされたときに、当接部とともに取付け相手を所定の第1の方向で挟み込み、取付け相手の係止部ともに取付け相手を所定の第2の方向で挟み込むようになっている。
これにより、金属筐体で構成されている場合に比べて、温度センサ、取付け相手の材料コストを低減させることができる。また、ネジ部が非存在であるので、設置の際のトルク管理が不要になり、組付け性が良好になる。
また、上述した温度センサ1(1a、1b)を、センサ本体部と、第1の当接部と、被係止部と、第2の当接部と、有する温度センサとして把握してもよい。第1の当接部は、センサ本体部に設けられており、取付け相手への取り付けがされたときに、取付け相手の第1の被当接部に当接するようになっている。被係止部は、センサ本体部に設けられており、取付け相手への取り付けがされたときに、取付け相手の係止部に係止されるようになっている。
第2の当接部は、センサ本体部に設けられており、取付け相手への取り付けがされたときに、取付け相手の第2の被当接部に当接するようになっている。そして、第1の当接部とともに取付け相手を所定の第1の方向で挟み込み、被係止部ともに取付け相手を所定の第2の方向で挟み込むようになっている。
以上、本実施形態を説明したが、本実施形態はこれらに限定されるものではなく、本実施形態の要旨の範囲内で種々の変形が可能である。
1 温度センサ
3 挿入部
5 当接部
7 被係止部
9 突起(固定リブ)
11 取付け相手
17 係止突起
19 切り欠き
29 切り欠き
31 弾性アーム部
33 被係止突起
35 被係止部保護部
73 センサの取付け構造

Claims (6)

  1. センサ本体部と、
    前記センサ本体部に設けられており、取付け相手への取り付けがされたときに、前記取付け相手の第1の被当接部に当接する第1の当接部と、
    前記センサ本体部に設けられており、前記取付け相手への取り付けがされたときに、前記取付け相手の係止部に係止される被係止部と、
    前記センサ本体部に設けられており、前記取付け相手への取り付けがされたときに、前記取付け相手の第2の被当接部に当接し、前記第1の当接部とともに前記取付け相手を所定の第1の方向で挟み込み、前記被係止部ともに前記取付け相手を所定の第2の方向で挟み込む第2の当接部と、
    を有する温度センサ。
  2. 取付け相手に挿入される挿入部と、
    前記挿入部にくっついて設けられており、前記挿入部の前記取付け相手への挿入をし終えたときに、前記取付け相手に当接する当接部と、
    前記当接部に設けられており、前記取付け相手の係止突起に係止される被係止部と、
    前記挿入部にくっついて設けられており、前記取付け相手に設けられている切り欠き内に入り込み、前記当接部とともに前記取付け相手を、前記挿入部の挿入方向で挟み込み、前記被係止部とともに前記取付け相手を、前記挿入部の挿入方向に対して交差する方向で挟み込む突起と、
    を有する温度センサ。
  3. 前記被係止部は、前記当接部に設けられている切り欠きによって形成されており、長く延びて弾性を備えている片持ち梁状の弾性アーム部と、この弾性アーム部に設けられている被係止突起とを備えて構成されており、
    前記挿入部を取付け相手に挿入し終えた後、前記取付け相手に対して回動している途中の状態で、前記被係止突起が前記取付け相手の係止突起に当接して前記弾性アーム部が弾性変形し、前記取付け相手への取り付けがし終えたときに、前記弾性アーム部が復元し、前記被係止部が前記取付け相手の係止突起に係止されるように構成されている請求項2に記載の温度センサ。
  4. 前記被係止突起が、前記弾性アーム部の先端部に設けられており、前記当接部の中心側に向かって突出しているか、もしくは、前記被係止突起が、前記弾性アーム部の先端部に設けられており、前記当接部の中心側とは反対側に向かって突出している請求項3に記載の温度センサ。
  5. 前記当接部に設けられている切り欠きによって前記被係止部を保護するための被係止部保護部が形成されている請求項3または請求項4に記載の温度センサ。
  6. 筒状部と、前記筒状部の端部に設けられている鍔部と、前記鍔部に形成されている切り欠きと、前記筒状部とは反対側で前記鍔部から突出している係止突起とを備えて構成されている取付け相手と、
    前記取付け相手の筒状部に挿入される挿入部と、前記挿入部にくっついて前記挿入部の一端に設けられており、前記挿入部の前記取付け相手の筒状部への挿入をし終えたときに、前記取付け相手の鍔部に当接する当接部と、前記当接部に設けられており、前記取付け相手の係止突起に係止される被係止部と、前記挿入部にくっついて設けられており、前記取付け相手の鍔部に設けられている切り欠き内に入り込み、前記当接部とともに前記取付け相手の鍔部を、前記挿入部の挿入方向で挟み込み、前記被係止部とともに前記取付け相手の鍔部を、前記挿入部の挿入方向に対して交差する方向で挟み込む突起とを備えて構成されているセンサと、を有するセンサの取付け構造。
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