JP7477437B2 - 搬送状況判定装置、搬送状況判定システム、搬送状況判定方法、及び搬送状況判定プログラム - Google Patents

搬送状況判定装置、搬送状況判定システム、搬送状況判定方法、及び搬送状況判定プログラム Download PDF

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本発明は、搬送状況判定装置、搬送状況判定システム、搬送状況判定方法、及び搬送状況判定プログラムに関する。
荷物に無線タグを装着し、搬送における荷物の通過状況を確認する技術が提案されている。例えば、特許文献1においては、無線タグにRFIDを用いた関連部品ステータス管理システムが開示されている。特許文献1に開示された関連部品ステータス管理システムは、車載装置のボタンのタッチを契機に輸送車両コンテナ内の積載品に添付された全RFIDを一括に読取り、出荷積込のタイミングやルートの変動に関わらず、正確な積載実績数量を把握する。
特開2008-137794号公報
特許文献1で開示される関連部品ステータス管理システムにおいては、輸送車への品物の積載開始、積込完了、発注元到着等のタイミングでユーザが車載端末のボタンをタッチすることで、RFIDが添付された品物の積載実績数量等の情報がサーバへ送信される。しかし、特許文献1に開示されるシステムにおいては、ユーザがボタンをタッチすることができない状況、例えば、仕入れ先や発注元の倉庫内においては、積込、荷卸作業の状況を把握することができない。実際の倉庫内での積込、荷卸作業においては、作業の進捗状況に応じて、積込、荷卸等の作業の予定時間が前後することがある。よって、作業状況が把握できない場合には、積込、荷卸用の輸送車を倉庫の入り口に待機させておく必要があり、輸送の効率が低下する恐れがある。
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、荷物の荷卸、積込等の搬送状況を正確に判定することが可能な搬送状況判定装置を提供することにある。
本発明の態様に係る搬送状況判定装置は、記憶部に記憶された荷物の搬入及び搬出の作業予定に関する情報を取得する作業情報取得部と、荷物を搬送する車両から送信される信号であって、荷物に装着された無線タグを識別するための情報と、車両に関する情報とを含む信号を、荷物の搭載状況、及び荷卸状況として受信する信号受信部と、搭載状況及び荷卸状況と、作業予定に関する情報とを比較し、作業状況を判定する作業状況判定部と、作業状況判定部で判定された作業状況を情報表示端末に表示させる作業状況表示部と、を備える。
本発明の他の態様に係る搬送状況判定装置の作業状況表示部は、複数の情報表示端末に作業状況を表示させることが好ましい。
本発明の他の態様に係る搬送状況判定システムは、荷物を搬送する車両に設けられ、荷物に装着された無線タグを識別するための情報と、車両に関する情報とを含む荷物搬送情報を送信する車載器と、車載器から送信された荷物搬送情報に基づいて荷物の搬送における作業状況を判定し、作業状況を情報表示端末に送る搬送状況判定装置と、搬送状況判定装置から送られてくる作業状況を表示させる情報表示端末と、を備える。搬送状況判定装置は、記憶部に記憶された荷物の搬入及び搬出の作業予定に関する情報を取得する作業情報取得部と、荷物搬送情報を、荷物の搭載状況、及び荷卸状況として受信する信号受信部と、搭載状況及び荷卸状況と、作業予定に関する情報とを比較し、作業状況を判定する作業状況判定部と、作業状況判定部で判定された作業状況を情報表示端末に表示させる作業状況表示部と、を備える。
本発明の他の態様に係る搬送状況判定方法は、コンピュータによって実行される搬送状況判定方法であって、記憶部に記憶された荷物の搬入及び搬出の作業予定に関する情報を取得し、荷物を搬送する車両から送信される信号であって、荷物に装着された無線タグを識別するための情報と、車両に関する情報とを含む信号を、荷物の搭載状況、及び荷卸状況として受信し、搭載状況及び荷卸状況と、作業予定に関する情報とを比較し、作業状況を判定し、作業状況を情報表示端末に表示させる。
本発明の他の態様に係る搬送状況判定プログラムは、記憶部に記憶された荷物の搬入及び搬出の作業予定に関する情報を取得し、荷物を搬送する車両から送信される信号であって、荷物に装着された無線タグを識別するための情報と、車両に関する情報とを含む信号を、荷物の搭載状況、及び荷卸状況として受信し、搭載状況及び荷卸状況と、作業予定に関する情報とを比較し、作業状況を判定し、作業状況を情報表示端末に表示させる処理を、コンピュータに実行させる。
本発明によれば、荷物の荷卸、積込等の搬送状況を正確に判定することが可能な搬送状況判定装置を提供することができる。
本実施形態に係る搬送状況判定システムの一例を示す概略図である。 本実施形態に係る車載器の一例を示すブロック図である。 本実施形態に係る搬送状況判定装置の機能的構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る搬入予定及び搬出予定を含む作業情報の一例を示す図である。 本実施形態に係る作業状況に関するデータテーブルの一例を示す図である。 本実施形態に係る搬送状況判定システムにおける搬送作業の流れを説明するためのシーケンス図である。 本実施形態に係る搬送状況判定装置の処理の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を用いて本実施形態に係る搬送状況判定システム1について詳細に説明する。図中同一又は相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
(搬送状況判定システム1の概略構成)
図1は、サーバ10と、車両20(20a、20b)と、端末30(30a、30b)と、ネットワーク40と、無線基地局50を備える搬送状況判定システム1の概略図である。
本実施形態において車両20は、荷物を搬送するトラック20a、及びリフト20bを含む。本実施形態においては、搬入用のトラック20aが、倉庫等の荷物の届け出先に荷物を搬送し、荷卸用のリフト20bが荷物をおろし、倉庫内の所定の場所まで荷物を搬送する。搬送された荷物は、倉庫内に一時保管される。また、積込用のリフト20bが、搬出用のトラック20aに荷物を積み込む。搬出用のトラック20aは、荷物の積込の完了後に、搬出先へ荷物を搬送する。なお、本明細書においてトラック20a及びリフト20bに対して個別に説明する以外において、トラック20a及びリフト20bを車両20と称する場合がある。
端末30は、ユーザが使用する端末であり、例えば、PC30a(Personal Computer)、及びモバイル端末30bを含む。なお、本明細書においてPC30a及びモバイル端末30bに対して個別に指摘する以外において、PC30a及びモバイル端末30bを端末30と称する場合がある。なお、端末30は、情報表示端末に相当する。
搬送状況判定システム1において、車両20における荷物の搬送に関する作業状況が、無線基地局50、及びネットワーク40を介してサーバ10に送られる。サーバ10は、送られてきた作業状況を、あらかじめ記憶された作業予定表と照らし合わせて確認する。サーバ10は確認した作業状況を、ネットワーク40を介して端末30に送る。端末30は、送られてきた作業状況を表示する。端末30を操作するユーザは、送られてきた作業状況を確認し、作業状況に応じて、作業予定の変更等の指示を車両20に送る。
(車両20の説明)
図1に示すトラック20aには、車載器200、レシーバ220、及びアンテナ250が搭載されている。また、リフト20bには、レシーバ220、及びアンテナ250が搭載されている。また、図1に示すトラック20aには、パレットに搭載された荷物の例が示されている。パレットには、無線タグ60が装着されている。無線タグ60はトラック20a及びリフト20bに備えられたレシーバ220により情報が読み取られる。レシーバ220により読み取られる情報は、例えば無線タグ60を識別するためのタグIDである。ここで、無線タグ60は、例えばRFID(Radio Frequency Identification)であり、本実施形態においては電池を内蔵しないパッシブタグが用いられる。ただし、無線タグ60の種類は、この構成に限定されるものではない。例えば、無線タグ60として、電池を内蔵するアクティブタグを利用してもよい。無線タグ60として、アクティブタグを利用した場合、アクティブタグは、自らの電力で周期的に電波を発し、タグの情報をレシーバ220に送信する。
(車載器200の構成)
次に、車載器200の構成について説明する。図2に示すように、車載器200は、マイクロコンピュータ(CPU)210、速度信号IF221、エンジン信号IF222、GPSIF223、及びアナログ信号IF224を備える。また、車載器200は、外部入力IF225、タグ信号IF226、広域無線通信モジュール227、不揮発性メモリ228、揮発性メモリ229、SDカード230、スイッチ入力部231、及び液晶表示部(LCD)232を備える。
マイクロコンピュータ210は、予め組み込まれたプログラムを実行することにより、車載器200に必要とされる様々な機能を実現する。マイクロコンピュータ210の主要な動作については後述する。
速度信号IF221は、車両側から出力される所定の車速信号をマイクロコンピュータ210の入力処理に適した信号に変換する。マイクロコンピュータ210は、車速信号のパルス数や信号の周期を監視することにより、車両20の走行速度や走行距離を把握できる。
エンジン信号IF222は、車両側から出力される所定のエンジン回転信号をマイクロコンピュータ210の入力処理に適した信号に変換する。マイクロコンピュータ210は、エンジン回転信号のパルス数や信号の周期を監視することにより、エンジンの回転速度(rpm)を把握できる。
GPSIF223は、図示しないGPS受信機からの信号をマイクロコンピュータ210に入力するために利用される。GPS受信機は複数のGPS(Global Positioning System)衛星からの電波を受信して、受信地点である車両20の現在位置を算出できる。マイクロコンピュータ210は、現在位置の情報を、GPSIF223を経由してGPS受信機から取得できる。
アナログ信号IF224は、例えば車両20の荷物室の特定部位における温度などを表すアナログ信号をデジタル信号に変換してマイクロコンピュータ210に与えることができる。
外部入力IF225は、所定の外部信号をマイクロコンピュータ210の入力処理に適した信号に変換する。例えば車両20に加わった加速度の大きさを表す信号を外部信号として外部入力IF225に入力することができる。
タグ信号IF226は、レシーバ220をマイクロコンピュータ210の入力に接続するために利用される。レシーバ220は、無線タグ60の無線信号を受信する機能を有する。なお、レシーバ220は、図2のように車載器200の外側に接続してもよいし、車載器200に内蔵してもよい。レシーバ220が受信する無線タグ60の無線信号は、無線タグ60を識別するための情報を含む。無線タグ60を識別するための情報は、例えば無線タグ60ごとに設けられたタグIDである。また、レシーバ220は、無線タグ60からの無線信号の電波強度に応じて、無線タグ60の無線信号を受信する。例えば、レシーバ220は、無線タグ60からの無線信号が所定の電波強度以上の場合に、無線タグ60からの無線信号を受信する。これにより、車両20に搭載されていない荷物に装着された無線タグ60からの無線信号を誤って受信するのを防ぐことができる。
広域無線通信モジュール227は、例えば移動体通信事業者などが提供する無線基地局50などとの間で無線通信回線を確保し、広域の無線通信を可能にするための機能を有している。広域無線通信モジュール227は、アンテナ250を介して無線基地局50と通信することができる。
不揮発性メモリ228は、マイクロコンピュータ210のアクセスにより、データの読み出し及び保持しているデータの書き換えが可能なフラッシュメモリのような電子デバイスである。不揮発性メモリ228は、車載器200が使用する様々なパラメータ、定数データ、プログラムなどのデータを保持するために利用される。
揮発性メモリ229は、マイクロコンピュータ210のアクセスにより、データの読み出し及び書き込みが自在な半導体メモリデバイスである。揮発性メモリ229は、マイクロコンピュータ210が扱う様々なデータを一時的に保持するために利用される。
SDカード230は、図示しない所定のカードインタフェースを利用して、着脱自在な状態で車載器200に接続される。SDカード230は、例えば車両20の運行データのように、車載器200が記録すべき様々なデータを保存するために利用される。
スイッチ入力部231は、車両20の運転者などのユーザの入力操作を受け付けるための複数のボタンの操作状態を表す信号を生成するスイッチを備えている。各ボタンの操作状態の信号は、スイッチ入力部231からマイクロコンピュータ210に入力される。
液晶表示部232は、車両20の運転者から見やすい位置に配置されており、マイクロコンピュータ210の制御により、車載器200の動作状態を表示したり、ユーザの入力操作の際に必要な情報を表示したりするために利用される。
本実施形態において、マイクロコンピュータ210は、タグ信号IF226を介して受信した、無線タグ60からの無線信号に含まれる無線タグ60を識別するための情報と、車両20に関する情報とを、アンテナ250を介して、サーバ10に送信する。ここで、車両20に関する情報は、例えば、車両20が搬入用又は搬出用のトラック20aか、荷卸又は積込用のリフト20bかを示す車両20の種類に関する情報である。また、車両20の種類に関する情報は、不揮発性メモリ228にあらかじめ保持された情報、又は、揮発性メモリ229に一時的に保持された情報であってもよい。あるいは、車両20の種類に関する情報は、SDカード230を介して入力された情報であってもよい。また、車両20に関する情報は、車載器200の速度信号IF221等で取得した車両20の運転状況を表す情報を含んでもよい。なお、荷物に装着された無線タグ60を識別するための情報と、車両20に関する情報とを含む情報は、荷物搬送情報に相当する。
なお、図1に示すリフト20bにおいては、図2に示す車載器200は搭載されていない。リフト20bは、レシーバ220及びアンテナ250を備える。すなわち、リフト20bにおいては、マイクロコンピュータ210を備え、マイクロコンピュータ210が、レシーバ220が無線タグ60の情報を受信し、受信した情報及び車両20に関する情報を、アンテナ250を介して、無線基地局50へ送る。また、リフト20bは、不揮発性メモリ228、揮発性メモリ229、又はSDカード230を備え、マイクロコンピュータ210が、車両20に関する情報を取得する構成としてもよい。なお、図1に示すリフト20bにおいては、車載器200が搭載されていない例を示したが、本実施形態の構成はこれに限定されず、リフト20bが図2に示す車載器200を搭載する構成してもよい。
(搬送状況判定装置100の機能的構成)
次に、サーバ10に設けられた搬送状況判定装置100の機能的構成について説明する。
図1に示す通り、搬送状況判定装置100は、制御部110と、記憶部120と、入出力IF130と、ネットワークIF140とを備える。制御部110の詳細については後述する。
記憶部120は、荷物の搬入及び搬出の作業予定に関する情報である作業情報を記憶する。また、記憶部120は、制御部110で実施される作業情報取得部111、信号受信部112、作業状況判定部113、及び作業状況表示部114に備える各機能に関するプログラムを格納してもよい。なお、これらの各データを格納する記憶部120は、1つであっても複数であっても良い。例えば、1つの記憶部120に対し、領域を分けて記憶する構成としてもよい。あるいは、物理的に離れた場所に設置された複数の記憶装置に、データが分散して格納されていても良い。
入出力IF130は、例えば、ユーザがサーバ10との間においてデータをやり取りするための構成要素(Interface、インタフェース)である。入出力IF130は、入力部と、出力部とを備える(図示なし)。
入出力IF130における入力部は、ユーザによるさまざまな情報を入力するためのインタフェース機能を有し、サーバ10の外部より情報が入力される。入力部には、サーバ10と接続された、例えば、キーボード、マウス、タッチパネル、トラックボール、及び、音声認識デバイス等を通じてユーザによって情報が入力される。また、入力部は、外部記憶装置(図示なし)等からデータを入力するためのデータ入力端子として、情報を入力することができる。
入出力IF130における出力部は、サーバ10に接続された表示装置(図示なし)に、作業状況等を表示させる。表示装置は、例えば、ディスプレイ装置、プロジェクター装置などである。なお、作業状況等が表示される表示装置は、端末30とすることも可能であり、その場合、ネットワークIF140を介して、作業状況等が、端末30に送られる。
ネットワークIF140は、ネットワーク40を介して、搬送状況判定装置100と、車載器200及び端末30との相互の通信を可能とするためのインタフェースである。
次に、制御部110において実施される各機能について説明する。図3は、搬送状況判定装置100の機能を説明するためのブロック図である。制御部110は、作業情報取得部111と、信号受信部112と、作業状況判定部113と、作業状況表示部114とを機能として備える。制御部110は、例えば、オペレーションシステムを動作させて、サーバ10全体を制御する。さらに、制御部110は、記憶部120に格納されたプログラム(図示なし)に基づいて動作し、作業情報取得部111と、信号受信部112と、作業状況判定部113と、作業状況表示部114とに備える各機能を実行する。なお、プログラムは、記憶部120に格納される形態に限定されず、例えば、搬送状況判定装置100内の、ROM等(図示なし)に記憶された構成としてもよい。
作業情報取得部111は、記憶部120に記憶された荷物の搬入及び搬出の搬送予定などに関する情報である作業情報を取得する。図4に作業情報の一例を示す。図4に示す例においては、タグIDが「T00001」である荷物が、10時に倉庫に搬入され、18時に倉庫から搬出される予定が示されている。本実施形態において、この荷物の搬入及び搬出の搬送予定を示す作業情報は、あらかじめ入出力IF130を介して記憶部120に格納されている。なお、作業情報の格納については、入出力IF130を介して記憶部120に記憶される構成に限定されず、例えば、ユーザが端末30において入力した作業情報を、ネットワークIF140を介して記憶部120に記憶する構成としてもよい。
信号受信部112は、荷物を搬送する車両20から送信される信号であって、荷物に装着された無線タグ60を識別するための情報(タグID)と、車両20に関する情報とを含む信号を、荷物の搭載状況、及び荷卸状況として受信する。信号受信部112は、受信した信号に基づいて、搭載状況及び荷卸状況として作業状況をまとめてデータテーブルを作成し、記憶部120に記憶する。
図5に作業状況に関するデータテーブルの一例を示す。図5に示すように、データテーブルには、搬入用のトラック20a、荷卸用のリフト20b、積込用のリフト20b、及び搬出用のトラック20aに対応づけて、各作業の車両20に搭載されている荷物に関するタグIDが格納される。
作業状況判定部113は、荷物の搭載状況及び荷卸状況と、搬送予定に関する作業情報とを比較し、作業状況を判定する。例えば、図4及び図5に示す例においては、18時に搬出予定であるタグIDが「T00001」~「T0004」の4つの荷物のうち、搬出用のトラック20aには、タグIDが「T00001」~「T0003」の3つの荷物が搭載されている。一方、タグIDが「T0004」の荷物が積込用のリフト20bに搭載されており、この後、搬出用のトラック20aに搭載されることになる。
ここで、例えば、図5のデータテーブルに示す作業状況が18時より前(例えば、10分前)の状況であるとき、作業は予定通り行われていると判定することができる。すなわち、搬出予定の18時には、タグIDが「T00001」~「T0004」の荷物が予定通り、搬出用のトラック20aに搭載され、予定通り搬出されると判定できる。
一方で、図5のデータテーブルに示す作業状況が18時より後(例えば、30分後)の状況であるとき、作業は予定より遅れていると判定することができる。すなわち、搬出予定の18時には、タグIDが「T0004」の荷物は、搬出用のトラック20aに搭載されていない。例えば、図5のデータテーブルに示す作業状況が18時30分の状況である場合、18時40分に、タグIDが「T00001」~「T0004」の荷物が全て、搬出用のトラック20aに搭載され、搬出可能な状態となると判定できる。
作業状況表示部114は、端末30に作業状況を表示させる。例えば、作業状況判定部113の判定において、搬送作業が作業情報に対して予定通りであると判定された場合には、作業状況が予定通りである旨が端末30に表示される。この場合、ユーザは、例えば搬出用のトラック20aに対して、作業状況が予定通りであるため、作業予定の通り、トラック20aを所定の場所(例えば倉庫の搬出口)に待機させることを通知する。
一方で、作業状況判定部113の判定において、搬送作業が作業情報に対して予定通りでないと判定された場合には、作業状況表示部114は、作業状況が予定通りではなく予定の変更がある旨、端末30に表示させる。例えば、予定より30分作業が遅れていると判定された場合、ユーザは、例えば搬出用のトラック20aに対して予定より30分後に、所定の場所に待機させることを通知する。これにより、搬送状況判定システム1は、必要のない待機時間を削減することができ、待機場所での車両20の余分なエネルギー消費を防ぐことができる。
また、作業状況表示部114は、複数の端末30に対して作業状況を表示させてもよい。これにより、各車両20に対応するユーザ(管理者)は、作業状況に基づいて対応する車両20に指示を送ることができる。倉庫等で行われている各搬送作業に対応した作業状況を把握できるため、効率よく搬送作業を進めることが可能となる。
(搬送状況判定システムの処理フローの概略)
図6に示すシーケンス図、及び図7に示すフローチャートを用いて搬送状況判定システム1における搬送作業の流れを示す。なお、図6に示すシーケンス図は、ある一つの荷物に対する搬送作業の流れを説明するために示している。搬送状況判定システム1においては、複数の荷物に対する搬送作業が実施されることが可能であるため、複数の荷物に対する搬送作業の場合には、図6に示す処理が並行して行われる。
また、図7に示すフローチャートは、搬送状況判定装置100に係る処理(搬送状況判定方法)についてのフローチャートである。図7のフローチャートに示す搬送状況判定装置100の一連の動作は、搬送状況判定装置100が起動されると開始され、作業終了により処理を終了する。また、図7に示すフローチャートは、電源オフや処理終了の割り込みによっても処理は終了する。また、以下のフローチャートの説明において、上述の搬送状況判定装置100の説明で記載した内容と同じ内容については、省略又は簡略化して説明する。
図6のステップS601において、搬入用のトラック20aの車載器200は、荷物の無線タグ60からの電波を受信し、サーバ10に送る。具体的には、荷物が搭載されたパレットに装着された無線タグ60から無線タグ60を識別するための情報をレシーバ220が受信し、タグ信号IF226を介して車載器200のマイクロコンピュータ210に送られる。マイクロコンピュータ210は、受信した情報と、搬入用のトラック20aに関する情報とを、アンテナ250を介してサーバ10に送信する。なお、搬入用のトラック20aに荷物が搭載されていない場合には、無線タグ60を識別するための情報は、サーバ10には送られない。
ステップS602において、サーバ10の搬送状況判定装置100は、送られてきた情報に基づいて作業状況を確認し、確認した結果を端末30に送る。具体的には、搬送状況判定装置100は、図7に示す処理フローに従って、搬送状況の判定処理を行う。図7のフローチャートについて説明する。
ステップS701において、作業情報取得部111は、記憶部120に記憶された荷物の搬入及び搬出の搬送予定などに関する情報である作業情報を取得する。
ステップS702において、信号受信部112は、荷物を搬送する車両20から送信される信号であって、荷物に装着された無線タグ60を識別するための情報と、車両20に関する情報とを含む信号を、荷物の搭載状況、及び荷卸状況として受信する。ステップS702において、信号受信部112は、受信した信号に基づいて作業状況をまとめてデータテーブルを作成し、記憶部120に記憶する。
ステップS703において、作業状況判定部113は、荷物の搭載状況及び荷卸状況と、搬送予定に関する作業情報とを比較し、作業状況を判定する。具体的には、作業状況判定部113は、荷物の搭載状況及び荷卸状況と、搬送予定に関する作業情報とに基づいて、搬送作業が予定通りか、又は、搬送作業が遅れている、若しくは、搬送作業が予定より進んでいるか等を判定する。
ステップS704において、作業状況表示部114は、端末30に作業状況を表示させる。例えば、作業状況判定部113の判定において、作業が作業情報に対して予定通りであると判定された場合には、作業状況が予定通りである旨が端末30に表示される。一方で、作業状況表示部114は、作業状況判定部113の判定において、作業が作業情報に対して予定通りでないと判定された場合には、作業状況が予定通りではなく、予定の変更がある旨、端末30に表示させる。
ステップS705において、制御部110は、搬送状況の判定処理が終了したか否かを判定する。具体的には、搬送予定に関する情報を含む作業情報に基づいて、予定されている搬送作業が全て終了したか否かを判定する。ステップS705において、制御部110は、対象となる搬送が全て終了したと判定した場合(ステップS705:YES)、搬送状況の判定処理は終了する。一方で、ステップS705において、制御部110は、対象となる搬送が終了していないと判定した場合(ステップS705:NO)、ステップS702に戻り、ステップS702からステップS705までの処理が繰り返される。
図6のシーケンス図に戻り説明を行う。ステップS603において、端末30は、サーバ10から送られてきた情報に基づいて作業状況を表示する。ユーザは、端末30に表示された作業状況に応じて、トラック20aに対して指示を送る。例えば、作業状況が予定通りである場合には、次の搬出用のトラック20aに対して、作業状況が予定通りであるため、作業予定の通り、トラック20aを所定の場所(例えば倉庫の搬入口)に待機させることを通知する。一方で、作業状況が予定通りでない場合(例えば、予定より30分遅延している場合)には、ユーザは、次の搬入用のトラック20aに対して予定より30分後に、所定の場所に到着(待機)させることを通知する。端末30からの通知は、例えば、搬入用のトラック20aの液晶表示部232に表示される。トラック20aの運転者は、液晶表示部232に表示された指示に従って、トラック20aを所定の場所に移動させる。
以降、荷卸用のリフト20b、積込用のリフト20b、及び搬出用のトラック20aの順で荷物が搬送され、それぞれの荷物に備えられたレシーバ220によって、情報がサーバ10に送られる(ステップS604、ステップS607、及びステップS610)。
また、サーバ10の搬送状況判定装置100においては、図7に示す処理が実施される(ステップS605、ステップS608、及びステップS611)。
さらに、端末30は、サーバ10から送信された作業状況を表示させる(ステップS606、ステップS609、及びステップS612)。
以上の通り、本実施形態に係る搬送状況判定装置100の作業情報取得部111は、記憶部120に記憶された荷物の搬入及び搬出の作業予定に関する情報を取得する。信号受信部112は、荷物を搬送する車両20から送信される信号であって、荷物に装着された無線タグ60を識別するための情報と、車両20に関する情報とを含む信号を、荷物の搭載状況、及び荷卸状況として受信する。作業状況判定部113は、搭載状況及び荷卸状況と、作業予定に関する情報とを比較し、作業状況を判定する。作業状況表示部114は、作業状況判定部113で判定された作業状況を端末30に表示させる。これにより、ユーザは、荷物の荷卸、積込等の搬送状況を正確に判定することが可能となる。
また、ユーザは、端末30に表示された作業状況に従って、車両20に対して、待機や到着時間を通知する。これにより、搬送状況判定システム1は、必要のない待機時間を削減することができ、待機場所での車両20の余分なエネルギー消費を防ぐことができる。
また、搬送状況判定装置100の作業状況表示部114は、複数の端末30に対して作業状況を表示させてもよい。これにより、各車両20に対応するユーザ(管理者)は、作業状況に基づいて対応する車両20に指示を送ることができる。よって、搬送状況判定システム1において、倉庫等で行われている各搬送作業に対応した作業状況を把握できるため、効率よく搬送作業を進めることが可能となる。
(他の実施形態)
実施形態につき、図面を参照しつつ詳細に説明したが、以上の実施形態に記載した内容により本実施形態が限定されるものではない。また、上記に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、上記に記載した構成は適宜組み合わせることが可能である。また、実施形態の要旨を逸脱しない範囲で構成の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
上述の搬送状況判定システム1において、車載器200は、荷物に装着された無線タグ60を識別するための情報と、車両20に関する情報として、車両20の種類に関する情報とを含む荷物搬送情報を送信する。ただし、本実施形態における荷物搬送情報はこれに限定されない。例えば、荷物搬送情報には、速度信号IF221、エンジン信号IF222、GPSIF223、アナログ信号IF224,外部入力IF225のいずれかを介して取得した情報、又はこれらを組み合わせた情報を含んでもよい。例えば、GPSIF223を介して取得した情報により、車両20の詳細な位置情報を作業状況の判定に用いることで、荷物の荷卸、積込等の搬送状況を正確に判定することが可能となる。また、速度信号IF221やエンジン信号IF222で取得した情報により、車両20の不具合等を検出し、作業状況の判定に用いることも可能となる。例えば、積込用のリフト20bが故障した場合に、その故障情報に基づいて、積込作業等が遅延することが予想できるため、搬送状況を正確に判定することが可能となる。
また、上述した搬送状況判定装置100における処理(搬送状況判定方法)をコンピュータに実行させるコンピュータプログラム、及びそのプログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体は、本実施形態の範囲に含まれる。ここで、コンピュータで読み取り可能な記録媒体の種類は任意である。また、上記コンピュータプログラムは、上記記録媒体に記録されたものに限られず、電気通信回線、無線又は有線通信回線、インターネットを代表とするネットワーク等を経由して伝送されるものであってもよい。
以下に、本実施形態の搬送状況判定装置100、搬送状況判定システム1、搬送状況判定方法、及び搬送状況判定プログラムの特徴について記載する。
第1の態様に係る搬送状況判定装置100は、記憶部120に記憶された荷物の搬入及び搬出の作業予定に関する情報を取得する作業情報取得部111を備える。また、搬送状況判定装置100は、荷物を搬送する車両20から送信される信号であって、荷物に装着された無線タグ60を識別するための情報と、車両20に関する情報とを含む信号を、荷物の搭載状況、及び荷卸状況として受信する信号受信部112を備える。さらに、搬送状況判定装置100は、搭載状況及び荷卸状況と、作業予定に関する情報とを比較し、作業状況を判定する作業状況判定部113と、作業状況判定部113で判定された作業状況を情報表示端末に表示させる作業状況表示部114と、を備える。
上記構成によれば、搬送状況判定装置100により、ユーザは、荷物の荷卸、積込等の搬送状況を正確に判定することが可能となる。また、ユーザは、端末30に表示された作業状況に従って、車両20に対して、待機や到着時間を通知する。これにより、搬送状況判定システム1は、必要のない待機時間を削減することができ、待機場所での車両20の余分なエネルギー消費を防ぐことができる。
第2の態様に係る搬送状況判定装置100の作業状況表示部114は、複数の情報表示端末に作業状況を表示させることが好ましい。
上記構成によれば、作業状況表示部114は、複数の端末30に対して作業状況を表示させる。これにより、各車両20に対応するユーザ(管理者)は、作業状況に基づいて対応する車両20に指示を送ることができる。倉庫等で行われている各搬送作業に対応した作業状況を把握できるため、効率よく搬送作業を進めることが可能となる。
第3の態様に係る搬送状況判定システム1は、荷物を搬送する車両20に設けられ、荷物に装着された無線タグ60を識別するための情報と、車両20に関する情報とを含む荷物搬送情報を送信する車載器200を備える。また、搬送状況判定システム1は、車載器200から送信された荷物搬送情報に基づいて荷物の搬送における作業状況を判定し、作業状況を情報表示端末に送る搬送状況判定装置100を備える。さらに、搬送状況判定システム1は、搬送状況判定装置100から送られてくる作業状況を表示させる情報表示端末を備える。搬送状況判定装置100は、記憶部120に記憶された荷物の搬入及び搬出の作業予定に関する情報を取得する作業情報取得部111と、荷物搬送情報を、荷物の搭載状況、及び荷卸状況として受信する信号受信部112とを備える。また、搬送状況判定装置100は、搭載状況及び荷卸状況と、作業予定に関する情報とを比較し、作業状況を判定する作業状況判定部113と、作業状況判定部113で判定された作業状況を情報表示端末に表示させる作業状況表示部114と、を備える。
上記システムによれば、搬送状況判定システム1により、ユーザは、荷物の荷卸、積込等の搬送状況を正確に判定することが可能となる。また、ユーザは、端末30に表示された作業状況に従って、車両20に対して、待機や到着時間を通知する。これにより、搬送状況判定システム1は、必要のない待機時間を削減することができ、待機場所での車両20の余分なエネルギー消費を防ぐことができる。
第4の態様に係る搬送状況判定方法は、コンピュータによって実行される搬送状況判定方法であって、以下の処理を含む。記憶部120に記憶された荷物の搬入及び搬出の作業予定に関する情報を取得する処理を含む。また、荷物を搬送する車両20から送信される信号であって、荷物に装着された無線タグ60を識別するための情報と、車両20に関する情報とを含む信号を、荷物の搭載状況、及び荷卸状況として受信する処理を含む。また、搭載状況及び荷卸状況と、作業予定に関する情報とを比較し、作業状況を判定する処理を含む。また、作業状況を情報表示端末に表示させる処理を含む。
上記方法によれば、搬送状況判定システム1により、ユーザは、荷物の荷卸、積込等の搬送状況を正確に判定することが可能となる。また、ユーザは、端末30に表示された作業状況に従って、車両20に対して、待機や到着時間を通知する。これにより、搬送状況判定システム1は、必要のない待機時間を削減することができ、待機場所での車両20の余分なエネルギー消費を防ぐことができる。
第5の態様に係る搬送状況判定プログラムは、コンピュータに実行させるための搬送状況判定プログラムであって、以下の処理を含む。記憶部120に記憶された荷物の搬入及び搬出の作業予定に関する情報を取得する処理を含む。また、荷物を搬送する車両20から送信される信号であって、荷物に装着された無線タグ60を識別するための情報と、車両20に関する情報とを含む信号を、荷物の搭載状況、及び荷卸状況として受信する処理を含む。また、搭載状況及び荷卸状況と、作業予定に関する情報とを比較し、作業状況を判定する処理を含む。また、作業状況を情報表示端末に表示させる処理を含む。
上記プログラムによれば、搬送状況判定システム1により、ユーザは、荷物の荷卸、積込等の搬送状況を正確に判定することが可能となる。また、ユーザは、端末30に表示された作業状況に従って、車両20に対して、待機や到着時間を通知する。これにより、搬送状況判定システム1は、必要のない待機時間を削減することができ、待機場所での車両20の余分なエネルギー消費を防ぐことができる。
1 搬送状況判定システム
10 サーバ
20 車両
30 端末
40 ネットワーク
50 無線基地局
100 搬送状況判定装置
110 制御部
111 作業情報取得部
112 信号受信部
113 作業状況判定部
114 作業状況表示部
120 記憶部
130 入出力IF
140 ネットワークIF
200 車載器
220 レシーバ
250 アンテナ

Claims (5)

  1. 記憶部に記憶された荷物の搬入予定時間及び搬出予定時間に関する作業情報を取得する作業情報取得部と、
    前記荷物を搬送する車両から送信される信号であって、前記荷物に装着された無線タグを識別するための情報と、前記車両が搬入用のトラック、荷卸用のリフト、積込用のリフト、及び搬出用のトラックのいずれであるかを示す前記車両の種類に関する情報である前記車両に関する情報とを含む信号を、前記荷物の搭載状況、及び荷卸状況として受信する信号受信部と、
    前記搭載状況及び前記荷卸状況に基づく前記搬出用トラックへの前記荷物の前記搭載状況と、前記作業情報における前記荷物の前記搬出予定時間と、を比較し、作業状況を判定する作業状況判定部と、
    前記作業状況判定部で判定された前記作業状況を情報表示端末に表示させる作業状況表示部と、を備え、
    前記作業状況表示部は、前記作業状況判定部において、搬送作業における前記搭載状況及び前記荷卸状況に基づく前記搬出用トラックへの前記荷物の前記搭載状況が前記作業情報における前記荷物の前記搬出予定時間に対して予定通りであると判定された場合には、前記作業状況が予定通りである旨の情報を表示させ、
    前記作業状況表示部は、前記作業状況判定部において、前記搬送作業における前記搭載状況及び前記荷卸状況に基づく前記搬出用トラックへの前記荷物の前記搭載状況が前記作業情報における前記荷物の前記搬出予定時間に対して予定通りではないと判定された場合には、前記作業状況が予定通りではなく予定の変更がある旨の情報を表示させる搬送状況判定装置。
  2. 前記作業状況表示部は、複数の前記情報表示端末に前記作業状況を表示させる請求項1に記載の搬送状況判定装置。
  3. 荷物を搬送する車両に設けられ、前記荷物に装着された無線タグを識別するための情報と、前記車両が搬入用のトラック、荷卸用のリフト、積込用のリフト、及び搬出用のトラックのいずれであるかを示す前記車両の種類に関する情報である前記車両に関する情報とを含む荷物搬送情報を送信する車載器と、
    前記車載器から送信された前記荷物搬送情報に基づいて前記荷物の搬送における作業状況を判定し、前記作業状況を情報表示端末に送る搬送状況判定装置と、
    前記搬送状況判定装置から送られてくる前記作業状況を表示させる前記情報表示端末と、を備え、
    前記搬送状況判定装置は、
    記憶部に記憶された前記荷物の搬入予定時間及び搬出予定時間に関する作業情報を取得する作業情報取得部と、
    前記荷物搬送情報を、前記荷物の搭載状況、及び荷卸状況として受信する信号受信部と、
    前記搭載状況及び前記荷卸状況に基づく前記搬出用トラックへの前記荷物の前記搭載状況と、前記作業情報における前記荷物の前記搬出予定時間と、を比較し、前記作業状況を判定する作業状況判定部と、
    前記作業状況判定部で判定された前記作業状況を前記情報表示端末に表示させる作業状況表示部と、を備え、
    前記作業状況表示部は、前記作業状況判定部において、搬送作業における前記搭載状況及び前記荷卸状況に基づく前記搬出用トラックへの前記荷物の前記搭載状況が前記作業情報における前記荷物の前記搬出予定時間に対して予定通りであると判定された場合には、前記作業状況が予定通りである旨の情報を表示させ、
    前記作業状況表示部は、前記作業状況判定部において、前記搬送作業における前記搭載状況及び前記荷卸状況に基づく前記搬出用トラックへの前記荷物の前記搭載状況が前記作業情報における前記荷物の前記搬出予定時間に対して予定通りではないと判定された場合には、前記作業状況が予定通りではなく予定の変更がある旨の情報を表示させる搬送状況判定システム。
  4. コンピュータによって実行される搬送状況判定方法であって、
    記憶部に記憶された荷物の搬入予定時間及び搬出予定時間に関する作業情報を取得し、
    前記荷物を搬送する車両から送信される信号であって、前記荷物に装着された無線タグを識別するための情報と、前記車両が搬入用のトラック、荷卸用のリフト、積込用のリフト、及び搬出用のトラックのいずれであるかを示す前記車両の種類に関する情報である前記車両に関する情報とを含む信号を、前記荷物の搭載状況、及び荷卸状況として受信し、
    前記搭載状況及び前記荷卸状況に基づく前記搬出用トラックへの前記荷物の前記搭載状況と、前記作業情報における前記荷物の前記搬出予定時間と、を比較し、作業状況を判定し、
    搬送作業における前記搭載状況及び前記荷卸状況に基づく前記搬出用トラックへの前記荷物の前記搭載状況が前記作業情報における前記荷物の前記搬出予定時間に対して予定通りであると判定された場合には、前記作業状況が予定通りである旨の情報を情報表示端末に表示させ、
    前記搬送作業における前記搭載状況及び前記荷卸状況に基づく前記搬出用トラックへの前記荷物の前記搭載状況が前記作業情報における前記荷物の前記搬出予定時間に対して予定通りではないと判定された場合には、前記作業状況が予定通りではなく予定の変更がある旨の情報を情報表示端末に表示させる搬送状況判定方法。
  5. 記憶部に記憶された荷物の搬入予定時間及び搬出予定時間に関する作業情報を取得し、
    前記荷物を搬送する車両から送信される信号であって、前記荷物に装着された無線タグを識別するための情報と、前記車両が搬入用のトラック、荷卸用のリフト、積込用のリフト、及び搬出用のトラックのいずれであるかを示す前記車両の種類に関する情報である前記車両に関する情報とを含む信号を、前記荷物の搭載状況、及び荷卸状況として受信し、
    前記搭載状況及び前記荷卸状況に基づく前記搬出用トラックへの前記荷物の前記搭載状況と、前記作業情報における前記荷物の前記搬出予定時間と、を比較し、作業状況を判定し、
    搬送作業における前記搭載状況及び前記荷卸状況に基づく前記搬出用トラックへの前記荷物の前記搭載状況が前記作業情報における前記荷物の前記搬出予定時間に対して予定通りであると判定された場合には、前記作業状況が予定通りである旨の情報を情報表示端末に表示させ、
    前記搬送作業における前記搭載状況及び前記荷卸状況に基づく前記搬出用トラックへの前記荷物の前記搭載状況が前記作業情報における前記荷物の前記搬出予定時間に対して予定通りではないと判定された場合には、前記作業状況が予定通りではなく予定の変更がある旨の情報を情報表示端末に表示させる処理を、コンピュータに実行させるための搬送状況判定プログラム。
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