JP7477165B2 - 装身具 - Google Patents

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Description

本発明は、指輪やペンダントなどの装身具に関する。
従来、指輪やペンダントなどの装身具に、自分の名前や家族の名前などの文字、その他の記号など(この明細書及び特許請求の範囲の書類中では、これらの文字、記号などを総称して「記号」という)を記入(この明細書及び特許請求の範囲の書類中における「記入」は、表面を彫る、表面に記入する、一部を抜く(貫通)、など、視覚で記号を認識できる示すことをいう)することがある。しかし、指輪などに記入された記号などは他人には知られたくない場合があり、普段は見えないようにし、所定の操作で見えるようにしたいという要望もある。
例えば、指輪に関する先行技術として、直径が同じ複数の環状部材に文字などを記載し、それらを軸方向に並べた指輪がある(例えば、特許文献1参照)。この指輪は、軸方向に並べた環状部材を周方向にずらした位置に回転させることで記載されている意味などが分からないようになり、複数の環状部材を所定の位置に回転させることで記載されている文字などが分かるようにしている。
また、他の先行技術として、直径の異なる複数の環状部材に文字などを記載し、それらを径方向に重ねた指輪がある(例えば、特許文献2参照)。この指輪は、経方向に並べた環状部材を周方向にずらした位置に回転させた状態では記載されている意味などが分からないようになり、複数の環状部材を周方向に回転させ、所定の位置に回転させることで記載された文字などが分かるようにしている。
特開2010-104543号公報 特開2010-125018号公報
ところで、この種の装身具は、持つ人によって任意の文字列や記号などを決めて記入することが多く、持つ人の趣向などによって文字列などの記号は異なる。このため、装身具に記入する記号は、自由度が高い方が好まれる。
しかし、上記した指輪の先行技術の場合、複数の環状部材に1つの文字列などが記載されるため、文字列を変更するためには指輪全体を交換することになり、持つ人が変更できる自由度は低い。
そこで、本発明は、持つ人の趣向に応じて記号を異ならせる自由度が高い装身具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る装身具は、本体と、前記本体の内部に形成された記号板格納部と、前記記号板格納部に格納する複数枚の記号板と、を備え、前記本体は、前記記号板格納部に前記記号板を入出させる開口部を有し、複数枚の前記記号板は、それぞれ記号を記入する記号記入部を有している。
この構成により、本体の内部に形成された記号板格納部に複数枚の記号板を格納して身に着けておくことができる。記号板を記号板格納部から取り出すことで、各記号板の記号記入部に記入された記号を見ることができる。記号記入部の記号は、記号板の交換などによって容易に異ならせることができ、自由度は高い。
また、前記本体は、円環状に形成され、前記記号板格納部は、前記本体の一部に円弧状に形成され、複数枚の前記記号板は、前記記号板格納部の円弧に沿うように異なった曲率で形成されていてもよい。このように構成すれば、本体の内部に複数枚の記号板を格納することができる指輪を構成することができる。
また、前記記号板格納部は、前記本体の半円位置まで形成され、複数枚の前記記号板は、両端部が前記本体に支持ピンで支持され、複数枚の前記記号板は、前記記号板格納部に格納された状態から前記支持ピンを支点にして揺動可能に構成されていてもよい。このように構成すれば、記号板格納部に格納された複数枚の記号板を、支持ピンを支点にして出せば記号記入部に記入された記号を容易に見ることができる。記号板の格納も、支持ピンを支点にして揺動させることで容易にできる。
また、前記記号板格納部は、前記本体から半径方向の外方に突出して形成され、前記記号板格納部は、該記号板格納部に格納した前記記号板の前記記号記入部に対応する位置に形成された上部開口部と、前記記号板格納部に前記記号板を側方から格納する前面開口部と、を有していてもよい。このように構成すれば、記号板格納部に格納された状態の最外部に位置する記号板の記号記入部に記入された記号を外部から確認することができる。
また、前記前面開口部は、該前面開口部の範囲内で前記本体の半径方向に移動するシャッタを有し、前記シャッタは、前記前面開口部の中央位置に配置された状態では、前記記号板が該シャッタに当接して前記記号板格納部に格納することができず、前記前面開口部の半径方向に移動させた状態では、前記記号板を該前面開口部から前記記号板格納部に挿入して格納することができるように構成されていてもよい。このように構成すれば、シャッタを半径方向に移動させて複数枚の記号板を記号板格納部の格納した後、シャッタを前面開口部の中央位置に配置することで、記号板格納部に格納した記号板の状態を適切に保つことができる。
また、前記シャッタは、前記記号板格納部の前記前面開口部と反対の部分に接続された支持部と、前記支持部の先端位置に設けられ、前記前面開口部の位置で周方向に延びる閉鎖部と、を有していてもよい。このように構成すれば、シャッタを本体の一部として構成することができ、閉鎖部を前面開口部の中央位置に位置させることで記号板を記号板格納部に格納した状態を保つことができる。
また、前記本体は、所定の厚みを有し、上部に吊り部を有しており、前記記号板格納部は、前記本体の厚み方向に形成され、左右方向に前記開口部を有しており、複数枚の前記記号板は、前記記号板格納部の上部に支持されて前記開口部の方向に揺動可能に構成されていてもよい。このように構成すれば、本体の記号板格納部に複数枚の記号板を格納できるペンダントを構成することができる。複数枚の記号板は、上部の支持部を支点に揺動させて開口部から出すことで記号を確認することができる。
本発明によれば、持つ人の趣向に応じて記号を異ならせる自由度が高い装身具を提供することが可能となる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る第1指輪を示す斜視図であり、(a)は正面視の斜視図、(b)は背面視の斜視図である。 図2は、図1に示す第1指輪の正面図である。 図3は、図2に示す第1指輪の側面図である。 図4は、図2に示す第1指輪の記号板を示す平面図である。 図5は、図1に示す第1指輪の記号板を記号板格納部から出して広げた状態を示す側面図である。 図6は、本発明の第2実施形態に係る第2指輪を示す斜視図であり、(a)は正面視の斜視図、(b)は背面視の斜視図である。 図7は、図6に示す第2指輪の正面図である。 図8は、図7に示す第2指輪の平面図である。 図9は、図7に示す第2指輪の記号板を示す正面図である。 図10は、図7に示す第2指輪の記号板を示す平面図である。 図11は、図7に示すXI-XI矢視の拡大断面図である。 図12は、図7に示すXII-XII矢視の拡大断面図である。 図13は、本発明の第3実施形態に係るペンダントを示す斜視図である。 図14は、図13に示すペンダントの正面図である。 図15は、図13に示すペンダントの記号板を示す正面図である。 図16は、図13に示すペンダントをチェーンに取り付けた状態を示す正面図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。以下の実施形態では、装身具1として指輪とペンダントを例に説明する。また、以下の実施形態では、3枚(複数枚)の記号板13,15,17を備えさせる装身具1を例に説明する。装身具1の素材としては、プラチナ、金、その他を用いることができる。この明細書及び特許請求の範囲の書類中における上下左右方向の概念は、図2に示すように装身具1を正面視した状態における上下左右方向の概念と一致するものとする。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る第1指輪10を示す斜視図であり、(a)は正面視の斜視図、(b)は背面視の斜視図である。図2は、図1に示す第1指輪10の正面図である。図3は、図2に示す第1指輪10の側面図である。図4は、図2に示す第1指輪10の記号板13,15,17を示す平面図である。
図1(a)、(b)に示すように、第1指輪10は、本体11が円環状に形成されている。本体11は、内径は利用者の指に合った寸法で形成されている。第1指輪10の外径は、複数枚の記号板13,15,17を格納する記号板格納部12を円弧状に備えさせることができる寸法となっている。本体11の正面側には、記号板格納部12の開口部12aが設けられている。本体11の後面側は、何もない状態となっている。
図2,3に示すように、記号板格納部12は、本体11の幅寸法内で、所定深さで形成されている。記号板格納部12は、この実施形態では円環状の本体11における半円位置を越える角度(例えば、約190度~200度程度)の位置まで形成されている。記号板格納部12を形成する角度は一例であり、異なる角度にしてもよい。
複数枚の記号板13,15,17は、記号板格納部12の円弧に沿うように湾曲させられており、半径方向の外方位置に格納される第1記号板13、中間位置に格納される第2記号板15及び内方位置に格納される第3記号板17は、第1記号板13、第2記号板15、第3記号板17の順に小さくなる曲率で湾曲させられている。記号板13,15,17は、両端部が本体11に支持ピン19で支持されている。この例では、本体11の軸心に対して左右方向の対向する位置で支持ピン19によって支持されている。各記号板13,15,17は、例えば、0.1mm~2.0mm程度の厚みとすることができる。各記号板13,15,17の厚みは一例であり、本体11の大きさや記号板の枚数など応じて決めることができる。なお、各記号板13,15,17の間には僅かな隙間があるが、図示は省略している。
図4は、湾曲させている記号板13,15,17を平らにして示す平面図である。図示するように、複数枚の記号板13,15,17は、記号板格納部12の半径方向外方位置に配置される第1記号板13は長く、中間位置に配置される第2記号板15は中間の長さで、内方位置に配置される第3記号板17は短く形成されている。
この実施形態の第1記号板13には、中央部分の記号記入部13aに第1記号14としてアルファベット(ABC・・)が記入されている。第1記号板13の両端部には、支持ピン19が挿通される支持孔13bが設けられている。第2記号板15には、中央部分の記号記入部15aに第2記号16としてカタカナ(アイウ・・)が記入されている。第2記号板15の両端部には、支持ピン19が挿通される支持孔15bが設けられている。第3記号板17には、中央部分の記号記入部17aに第3記号18として記号(○×△□)が記入されている。第3記号板17の両端部には、支持ピン19が挿通される支持孔17bが設けられている。記号14,16,18は、上述したように、表面を彫ったり、板を抜いたりして記入される。
(第1指輪の動作)
図5は、図1に示す第1指輪10の記号板13,15,17を記号板格納部12から出して広げた状態を示す側面図である。図5では、記号14,16,18の図示を省略している。図示するように、第1指輪10の場合、複数枚の記号板13,15,17は、両端部が支持ピン19で本体11に支持された状態で記号板格納部12に格納されている。これにより、複数枚の記号板13,15,17は、支持ピン19を支点にして揺動可能となっている。よって、複数枚の記号板13,15,17は、両端部が支持ピン19で支持された状態で中央部分を記号板格納部12から外方に出すことができる。図示する状態は、第1記号板13を記号板格納部12から外方に出し、第2記号板15を第1記号板13の下方から外方に出し、第3記号板17を第2記号板15の下方から外方に出した状態としている。
このような状態とすれば、第1記号板13の記号記入部13aに記入されている第1記号14(ABC・・)、第2記号板15の記号記入部15aに記入されている第2記号16(アイウ・・)、第3記号板17の記号記入部17aに記入されている第3記号18(○×△□)の全てを見ることができる。
よって、第1指輪10によれば、記号が記入された記号板13,15,17を通常時は本体11の記号板格納部12に格納しておくことで他人から見えないようにし、必要に応じて記号板13,15,17を記号板格納部12から出して記号14,16,18を見ることができる。
しかも、支持ピン19を外して記号板13,15,17を本体11から取り外すことで、異なる記号が記入された記号板と交換することも容易に可能であり、第1指輪10は持つ人の趣向に応じて記号を異ならせる自由度の高い装身具1となる。
(第2実施形態)
図6は、第2実施形態に係る第2指輪20を示す斜視図であり、(a)は正面視の斜視図、(b)は背面視の斜視図である。図7は、図6に示す第2指輪20の正面図である。図8は、図7に示す第2指輪20の平面図である。図9は、図7に示す第2指輪20の記号板30,32,34を示す正面図である。図10は、図7に示す第2指輪20の記号板30,32,34を示す平面図である。図11は、図7に示すXI-XI矢視の拡大断面図である。図12は、図7に示すXII-XII矢視の拡大断面図である。なお、第2指輪20の説明では、図が煩雑になるため、本体21に記号板30,32,34を格納していない状態で説明する。
図6(a)、(b)に示すように、第2指輪20は、本体21が円環状に形成され、上部には半径方向の外方に突出するように円弧状の記号板格納部22が備えられている。本体21は、内径は利用者の指に合った寸法となっており、記号板格納部22の部分の外径は、記号板格納部22に複数枚の記号板30,32,34を格納することができる寸法となっている。記号板格納部22は、本体21の円弧に沿って設けられている。
図7,8にも示すように、記号板格納部22の半径方向外方には、記号板格納部22に格納される第1記号板30に記入された第1記号31(図10)を見ることができる大きさの上部開口部23が設けられている。記号板格納部22の正面側の側面には、記号板30,32,34を入出させる前面開口部24が設けられている。記号板格納部22の後面側の側面には、正面側の前面開口部24と同等の大きさの後面開口部25が設けられている。前面開口部24と後面開口部25は、記号板格納部22の円弧に沿って設けられている。後面開口部25は、中央部分に本体21と一体的に形成された連結部26が設けられており、記号板30,32,34の厚みよりも狭い2つの開口部となっている。そして、前面開口部24の位置には、この前面開口部24の開口の一部を閉鎖するシャッタ27が備えられている。
図9,10に示すように、第2指輪20の記号板30,32,34は、円弧状に形成された記号板格納部22に沿うように湾曲させられている。外方位置に格納される第1記号板30、中間位置に格納される第2記号板32及び内方位置に格納される第3記号板34は、第1記号板30、第2記号板32、第3記号板34の順に小さくなる曲率で湾曲させられている。
この実施形態の第1記号板30には、中央部分の記号記入部30aに第1記号31としてアルファベット(ABC・・)が記入されている。第2記号板32には、中央部分の記号記入部32aに第2記号33としてカタカナ(アイウ・・)が記入されている。第3記号板34には、中央部分の記号記入部34aに第3記号35として記号(○×△□)が記入されている。記号31,33,35は、上述したように、記号板30,32,34の表面を彫ったり、板を抜いたりして記入される。この実施形態の記号板30,32,34は、例えば、1mm程度の厚みとすることができる。
図11,12に示すように、前面開口部24の位置に備えられたシャッタ27は、後面開口部25の連結部26に接続された軸状の支持部28と、この支持部28の先端位置に設けられた閉鎖部29とを有している。閉鎖部29は、正面視で円弧状の前面開口部24と同様の円弧状に形成され、前面開口部24の周方向に延びている。閉鎖部29は、両端部が支持部28で支持されている。シャッタ27は、閉鎖部29を上方に移動させることで、前面開口部24の半径方向内方を大きな前面開口部24とすることができる。閉鎖部29の移動時には、支持部28の連結部26に接続された部分が屈曲するようになっている。支持部28の屈曲は、支持部28を形成する金属(例えば、プラチナ合金)が変形することで可能となっている。
図12に示すように、記号板格納部22には、前面開口部24から記号板30,32,34を順に入れることができる。具体的には、シャッタ27の閉鎖部29を半径方向外方に移動させ、大きくなった前面開口部24から記号板格納部22に第1記号板30を入れ、この第1記号板30を記号板格納部22の半径方向外側に移動させる。その後、前面開口部24から記号板格納部22に第2記号板32を入れ、第2記号板32も半径方向外側に移動させる。最後に、前面開口部24から記号板格納部22に第3記号板34を入れる。そして、シャッタ27の閉鎖部29を半径方向内方に移動させて前面開口部24の中央位置にすれば、閉鎖部29によって前面開口部24の半径方向中央部分を塞ぐことができる。これにより、記号板格納部22に格納された記号板30,32,34は、後面開口部25の方では連結部26に当接し、前面開口部24の方では閉鎖部29に当接して、記号板格納部22に格納された状態が保たれる。
このような第2指輪20によれば、シャッタ27の閉鎖部29を半径方向外方へ移動させることで記号板30,32,34を記号板格納部22から取り出すことが容易にでき、記号板30,32,34の記号31,33,35を見ることが容易にできる。
しかも、記号板格納部22から取り出した記号板30,32,34は、異なる記号が記入された記号板と交換することも容易に可能であり、第2指輪20は持つ人の趣向に応じて記号を異ならせる自由度の高い装身具1となる。
(第3実施形態)
図13は、第3実施形態に係るペンダント50を示す斜視図である。図14は、図13に示すペンダント50の正面図である。図15は、図13に示すペンダント50の記号板53,55,57を示す正面図である。
図13、図14に示すように、この実施形態のペンダント50は、所定の厚みを有する矩形状の本体51を有している。本体51の内部には、図の左右方向に貫通する記号板格納部52が設けられている。記号板格納部52は、本体51の全幅で、厚み方向(図14の紙面と直交する方向)に所定寸法で形成されており、左右方向は開口部52aとなっている。記号板格納部52の厚み方向の寸法は、複数枚の記号板53,55,57を格納できる寸法で形成されている。記号板格納部52の形状は、この例に限定されるものではない。また、本体51の上部には、吊り部60が設けられている。吊り部60は、本体51の左右方向に貫通しており、後述するようにチェーン70を通すことができる。
記号板格納部52に格納される記号板53,55,57は、上部が本体51にピン59で支持されている。これにより、記号板53,55,57はピン59を支点にして左右方向に揺動可能となっている。図14に示すように、記号板53,55,57は、記号板格納部52に格納された状態と、記号板格納部52の開口部52aから左右方向に出た状態とにできる。
図15に示すように、この実施形態の記号板53,55,57は全て同じ大きさで形成されており、第1記号板53には、中央部分の記号記入部53aに第1記号54としてアルファベット(ABC・・)が記入されている。第2記号板55には、中央部分の記号記入部55aに第2記号56としてカタカナ(アイウ・・)が記入されている。第3記号板57は、中央部分の記号記入部57aに第3記号58として記号(○×□・・)が記入されている。記号54,56,58は、上述したように、記号板53,55,57の表面を彫ったり、板を抜いたりして記入される。これらの記号板53,55,57が、本体51にピン59で支持された状態で記号板格納部52に格納される。
(ペンダントの使用状態)
図16は、図13に示すペンダント50をチェーン70に取り付けた状態を示す正面図である。ペンダント50を使用する場合、吊り部60にチェーン70を通し、このチェーン70を使用者の首に着ければよい。このペンダント50によれば、通常の使用時には記号板53,55,57は記号板格納部52に格納された状態であるため、記号板53,55,57に記入された記号54,56,58が外部から見られることはない。そして、記号板格納部52に格納された記号板53,55,57を揺動させて記号板格納部52から出せば(図14の状態)、記号板53,55,57に記入された記号54,56,58を見ることができる。
(その他の実施形態)
上記した実施形態では、複数枚の記号板として3枚の記号板13,15,17を例に説明したが、記号板13,15,17は3枚に限られず、2枚、4枚などの実施も可能であり、上記実施形態に限定されるものではない。
また、記号14,16,18,31,33,35,54,56,58は、上記したアルファベット、カタカナ以外に、漢字、その他の文字、記号、それらの組み合わせなど、任意に設定することができる。
また、指輪などのデザインも、上記した第1指輪10,第2指輪20、ペンダント50のデザインに限定されるものではなく、異なるデザインであってもよく、上記した実施形態に限定されるものではない。
(総括)
以上のように、上記第1指輪10、第2指輪20、ペンダント50によれば、いずれの場合も複数枚の記号板13,15,17,30,32,34,53,55,57を通常時は外部から見えない(見えにくい)ようにできる。そして、必要に応じて本体11,21,51から出すことで、複数枚の記号板13,15,17に記入された記号14,16,18,31,33,35,54,56,58を見ることができる。
しかも、記号板13,15,17,30,32,34,53,55,57の交換も容易にできるため、持つ人の趣向に応じて記号を異ならせる自由度が高い装身具1を提供することが可能となる。
なお、上記した実施形態は一例を示しており、本発明の要旨を損なわない範囲で指輪、ペンダント以外の装身具においても本発明は実施可能であり、本発明は上記した実施形態に限定されるものではない。
1 装身具
10 第1指輪
12 記号板格納部
13 第1記号板
14 第1記号
15 第2記号板
16 第2記号
17 第3記号板
18 第3記号
19 支持ピン
20 第2指輪
22 記号板格納部
23 上部開口部
24 前面開口部
25 後面開口部
27 シャッタ
30 第1記号板
31 第1記号
32 第2記号板
33 第2記号
34 第3記号板
35 第3記号
50 ペンダント
52 記号板格納部
53 第1記号板
54 第1記号
55 第2記号板
56 第2記号
57 第3記号板
58 第3記号

Claims (6)

  1. 本体と、
    前記本体の内部に形成された記号板格納部と、
    前記記号板格納部に格納する複数枚の記号板と、を備え、
    前記本体は、前記記号板格納部に前記記号板を入出させる開口部を有し、
    複数枚の前記記号板は、それぞれ記号を記入する記号記入部を有しており、
    複数枚の前記記号板は、前記記号記入部の一部を抜いて前記記号が記入されており、複数枚の前記記号板を前記記号が記入された面を重ねて前記本体の前記記号板格納部に格納することで前記記号記入部の前記記号が重なるように格納され、
    前記記号板格納部は、環状の前記本体の内周面と外周面との間に形成されている、
    ことを特徴とする装身具。
  2. 前記本体は、円環状に形成され、
    前記記号板格納部は、前記本体の一部に円弧状に形成され、
    複数枚の前記記号板は、前記記号板格納部の円弧に沿うように異なった曲率で形成されている、
    請求項1に記載の装身具。
  3. 前記記号板格納部は、前記本体の半円位置まで形成され、
    複数枚の前記記号板は、両端部が前記本体に支持ピンで支持され、
    複数枚の前記記号板は、前記記号板格納部に格納された状態から前記支持ピンを支点にして揺動可能に構成されている、
    請求項2に記載の装身具。
  4. 前記記号板格納部は、前記本体から半径方向の外方に突出して形成され、
    前記記号板格納部は、該記号板格納部に格納した前記記号板の前記記号記入部に対応する位置に形成された上部開口部と、前記記号板格納部に前記記号板を側方から格納する前面開口部と、を有している、
    請求項2に記載の装身具。
  5. 前記前面開口部は、該前面開口部の範囲内で前記本体の半径方向に移動するシャッタを有し、
    前記シャッタは、前記前面開口部の中央位置に配置された状態では、前記記号板が該シャッタに当接して前記記号板格納部に格納することができず、前記前面開口部の半径方向に移動させた状態では、前記記号板を該前面開口部から前記記号板格納部に挿入して格納することができるように構成されている、
    請求項4に記載の装身具。
  6. 前記シャッタは、前記記号板格納部の前記前面開口部と反対の部分に接続された支持部と、前記支持部の先端位置に設けられ、前記前面開口部の位置で周方向に延びる閉鎖部と、を有している、
    請求項5に記載の装身具。
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