JP6661965B2 - 縮径装置 - Google Patents

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本発明は、たとえばステントなどの医療器具の外径を小さく変形させるための縮径装置に関する。
たとえばステントなどの医療器具の外径を小さく変形させるための縮径装置としては、たとえば下記に示す特許文献1が知られている。従来の縮径装置では、リングを回転させることで、複数のコマ体がそれぞれの支点支持部を中心として回動し、複数のコマ体の先端部が連携して半径方向に移動して開口部の内径を変化させるように構成してある。
従来の縮径装置では、複数の支点支持部の中心を結ぶ円の直径をPCDとし、支点支持部の中心から当該支点支持部に保持してあるコマ体の先端部までの距離をL0とした場合に、L0/PCDが正確に0.5と成るように設計されている。このように設計することで、たとえばPCDが62mmの場合には、開口の内径を12mmから0mmまでの縮径が可能になる。
しかしながら、従来の縮径装置では、開口の内径を狭めていく過程において、隣接するコマ体の先端部の間に、最大で0.1mm程度の隙間(ギャップ)が形成される。そのため、ステントを構成する線材の線径が0.1mmより小さいと、線材がコマ体の先端部の間の隙間に入り込み、製品としてのステントを傷ませてしまうおそれがあった。
近年では、線材の線径が小さいステントも開発されており、そのようなステントの外径を小さくするために用いられる縮径装置では、コマ体間の隙間を小さくする技術が求められている。
US2004/0128818号
本発明は、このような実状に鑑みてなされ、その目的は、縮径対象物の外径を、縮径対象物の一部が噛み込まれることなく、良好に変化させることができる縮径装置を提供することである。
本発明者等は、コマ体間の隙間を小さくすることに関して鋭意検討した結果、複数の支点支持部の中心を結ぶ円の直径をPCDとした場合に、PCDが変化するように、支点支持部を駆動リングに装着することで、コマ体間の隙間を小さくすることができることを見出し、本発明を完成させるに至った。
すなわち、本発明に係る縮径装置は、
複数のコマ体と、
複数の前記コマ体の基端部をそれぞれ回動可能に保持する複数の支点支持部が円周方向に沿って装着される駆動リングと、を有する縮径装置であって、
複数の前記コマ体の先端部が組み合わされて開口部が構成され、
前記駆動リングを回転させることで、複数の前記コマ体がそれぞれの前記支点支持部を中心として回動し、複数の前記コマ体の先端部が連携して半径方向に移動して前記開口部の内径を変化させるように構成してあり、
複数の前記支点支持部の中心を結ぶ円の直径をPCDとした場合に、前記PCDが変化するように、前記支点支持部が前記駆動リングに装着してあることを特徴とする。
本発明の縮径装置では、開口部を小さくする過程において、PCDが変化するように支点支持部が駆動リングに装着してある。このため、隣接するコマ体の先端部に隙間が生じ難くなる。その結果、本発明の縮径装置を用いて、たとえばステントなどの縮径対象物の外径を、縮径対象物の一部が縮径装置のコマ体間の隙間に噛み込まれることなく、良好に縮径させることができる。したがって、縮径されたステントなどの製品は、ダメージを受けること無く、保護チューブなどに挿入されて搬送可能になる。
好ましくは、前記開口部の内径を小さくする方向に前記駆動リングを回転させる際に、前記PCDを小さくする方向に、複数の前記コマ体の各支点支持部を半径方向の内側に移動させる与圧機構をさらに有する。このように構成することで、開口部を小さくする過程において、PCDが小さくなるように支点支持部が半径方向の内側に移動し、隣接するコマ体の先端部に隙間が生じ難くなる。
好ましくは、前記与圧機構が弾性部材を含む。好ましくは、前記弾性部材が、複数の前記支点支持部を半径方向の内側に移動させる力を付与するように装着してある。このように構成することで、開口部を小さくする過程において、PCDも小さくなるように支点支持部が半径方向の内側に移動し、隣接するコマ体の先端部に隙間が生じ難くなる。
好ましくは、前記与圧機構が、補助リングまたは蓋に形成してある周方向溝に係合する前記支点支持部を含み、
前記補助リングまたは蓋に対して、前記駆動リングが相対回転することで、前記周方向溝に沿って前記支点支持部が移動し、その結果、前記支点支持部には、前記支点支持部を半径方向の内側に移動させる力を付与するようになっている。
このように構成することで、開口部を小さくする過程において、PCDも小さくなるように支点支持部が半径方向の内側に移動し、隣接するコマ体の先端部に隙間が生じ難くなる。
好ましくは、前記開口部が最大限に開く位置が、前記支点支持部の前記周方向溝内におけるスタート位置に対応し、
前記スタート位置での前記周方向溝の外径をΦsとし、前記開口部が最大限に開く位置より閉じた位置での前記支点支持部の前記周方向溝内における位置での前記周方向溝の外径をΦmとした場合に、前記Φsよりも前記Φmが小さい。
このように構成することで、開口部を小さくする過程において、PCDも小さくなるように支点支持部が半径方向の内側に移動し、隣接するコマ体の先端部に隙間が生じ難くなる。
好ましくは、前記開口部が最小限に閉じる位置が、前記支点支持部の前記周方向溝内におけるエンド位置に対応し、
前記エンド位置での前記周方向溝の外径をΦeとした場合に、
前記Φeよりも前記Φmが小さい。
このように構成することで、隣接するコマ体の先端部に隙間が生じ難くなることに加え、開口部を小さくする過程において、コマ同士が噛み合うのを抑制して、小さい径まで縮径することができる。
また、このように構成することで、開口部を小さくする過程において、PCDも小さくなるように支点支持部が半径方向の内側に移動し、隣接するコマ体の先端部に隙間が生じ難くなる。なお、本発明において、溝とは、貫通しない穴や貫通する孔、あるいは切欠きなどを含む広い概念で用いる。
図1は本発明の一実施形態に係る縮径装置の一部透明な斜視図である。 図2は図1に示す縮径装置の一部断面平面図である。 図3(A)は図1および図2に示す駆動リングの平面図、図3(B)は図3(A)に示す駆動リングの側面図である。 図4(A)は図1に示す補助リングの平面図、図4(B)は図4(A)に示す補助リングの側面図である。 図5(A)は図1に示すコマ体の正面図、図5(B)は図5(A)に示すコマ体の平面図、図5(C)は図5(A)に示すコマ体の底面図である。 図6は図1に示す蓋の平面側斜視図である。 図7(A)は図6に示す蓋の平面図、図7(B)は図7(A)に示す蓋の側面図である。 図8は図1に示す一方の蓋を取り除いた縮径装置のPCDとL0との関係を示す平面図である。 図9Aは図1に示す一方の蓋を取り除き縮径装置を別の角度から見た一部破断斜視図である。 図9Bは図9Aに示す縮径装置から駆動リングおよび補助リングを取り除いた状態の一部破断斜視図である。 図9Cは本発明の他の実施形態に係る縮径装置を図9Aと同様な角度から見た一部破断斜視図である。 図10Aは図1に示す一方の蓋とケースを取り除き縮径装置を別の角度から見た要部斜視図である。 図10Bは図10Aに示す縮径装置の開口部を狭めるように動かした状態を示す要部斜視図である。 図10Cは図10Bに示す縮径装置の開口部をさらに狭めるように動かした状態を示す要部斜視図である。 図11Aは図1に示す一方の蓋を取り除いた縮径装置の一部断面を示す平面図である。 図11Bは図11Aに示す状態から開口部を狭める方向に駆動リングを動かす状態を示すコマ体の集合体の平面図である。 図11Cは図11Bに示す状態からさらに開口部を狭める方向に駆動リングを動かした状態を示すコマ体の集合体の平面図である。 図11Dは図11Cに示す状態からさらに開口部を狭める方向に駆動リングを動かした状態を示すコマ体の集合体の平面図である。 図12Aは本発明の他の実施形態に係る縮径装置の一部断面を示す図11Aと同様な平面図である。 図12B(A)は図12Aに示す状態から開口部を狭める方向に駆動リングを動かす状態を示すコマ体の集合体の平面図、図12B(B)は図12B(A)に示す周方向長穴の拡大説明図である。 図12Cは図12Bに示す状態からさらに開口部を狭める方向に駆動リングを動かした状態を示すコマ体の集合体の平面図である。 図12Dは図12Cに示す状態からさらに開口部を狭める方向に駆動リングを動かした状態を示すコマ体の集合体の平面図である。 図13(A)は図12A〜図12Dに示す実施形態で用いる補助リングの平面図、図13(B)は図13(A)に示す補助リングの側面図である。
以下、本発明を、図面に示す実施形態に基づき説明する。
第1実施形態
図1に示すように、本発明の一実施形態に係る縮径装置2は、たとえば医療器具のステント(図示省略)の外径を縮径させるために用いられる器具であり、複数のコマ体4と、駆動リング6aと、補助リング6b,6cと、を有する。これらの複数のコマ体4と駆動リング6aと補助リング6b,6cとは、円筒状のケース10の内部に装着され、ケース10のZ軸方向の両端には、蓋12a,12bが装着してある。
ケース10の胴体外周には、固定レバー20の先端部が固定してある。固定レバー20には、リンクレバー24を介して回動レバー22が装着してある。なお、図1では、ケース10および蓋12a,12bは、2点鎖線で示してあり、内部が見えるように図示してある。また、固定レバー20、回動レバー22およびリンクレバー24も同様に、2点鎖線で示してある。なお、図面において、ケース10の中心軸がZ軸と平行であり、固定レバー20の長手方向がX軸と平行であり、Y軸は、X軸およびZ軸に相互に垂直な軸である。
蓋12a,12bの図示が省略してある図2に示すように、ケース10の胴体外周部に固定してある固定レバー20の先端部の内部には、空洞部21が形成してある。空洞部21の内部に、リンク片28が回動軸30を回動支点として矢印A2方向(またはその逆)に回動自在に装着してある。回動軸30は、固定レバー20の空洞部21の内部で固定レバー20に取り付けられる。
リンク片28の回動先端部には、回動軸31を介して操作レバー22の先端部が取り付けてあり、操作レバー22は、回動軸31を回動支点として固定レバー20に対して矢印A1方向(またはその逆)に回動可能になっている。リンク片28の回動先端部には、回動軸31とは別の位置で、駆動ピン32が固定してある。駆動ピン32は、図1に示す駆動リング6aの外周部に一体的に形成してある駆動凸部34の駆動用長孔36に係合する。なお、回動軸30,31および駆動ピンの軸芯は、Z軸に平行である。
図2に示すように、回動レバー22を固定レバー20に対して矢印A1方向に回動させると、リンクレバー24の作用により、回動軸30を支点としてリンク片28を矢印A2方向に回動させることになる。その結果、リンク片28の駆動ピン32は、駆動用長孔36の中を長手方向に移動し、しかも、駆動凸部34に矢印A3方向の回動駆動力を付与する。
駆動凸部34は、図1に示す駆動リング6aと一体になっていることから、駆動凸部34に矢印A3方向の回動駆動力が付与されると、駆動リング6aは、矢印A3方向に回動駆動される。次に、駆動リング6aおよび補助リング6b,6cとコマ体4との関係について説明する。
図3(A)および図3(B)に示すように、駆動リング6aは、内周部37aが円形の開口になっている円板状のリング本体33aを有する。リング本体33aには、表裏面を貫通する貫通孔38aが円周方向に沿って略等間隔で複数形成してある。各貫通孔38aには、図1および図2に示す支点支持ピン8が通される。各貫通孔38aは、半径方向に細長い長穴になっており、各支点支持ピン8は、周方向には移動せずに半径方向に移動可能に、しかもピン8を支点として回動可能に各貫通孔38a内に通される。
このリング本体33aの外周部の一部に、駆動凸部34が半径方向に突出するように一体化して形成してある。駆動凸部34には、駆動用長孔36が形成してある。長孔36は、リング本体33aの半径方向に細長く形成してあり、長孔36の幅(周方向長さ)は、図2に示す駆動ピン32が入り込む程度の幅である。
図3(B)に示すように、駆動凸部34は、切欠き35を介して駆動リング6aの軸方向に1対で形成してある。切欠き35には、図2に示すリンク片28が挟み込まれ、リンク片28の表裏面にそれぞれ突出してある駆動ピン32が、各駆動凸部34の駆動用長孔36の内部に入り込んで係合する。
図4(A)および図4(B)に示すように、補助リング6b,6cは、内周部37b,37cが円形の開口になっている円板状のリング本体33b,33cを有する。リング本体33b,33cには、表裏面を貫通する貫通孔38b,38cが円周方向に沿って略等間隔で複数形成してある。各貫通孔38b,38cには、図1および図2に示す支点支持ピン8が通される。支点支持ピン8の長手方向がZ軸に平行である。
各貫通孔38b,38cは、貫通孔38aと同様に、半径方向に細長い長穴になっており、各支点支持ピン8は、周方向には移動せずに半径方向に移動可能に、しかもピン8を支点として回動可能に各貫通孔38b,38c内に通される。
図5(A),図5(B)および図5(C)に示すように、各コマ体4は、全体としては、支点支持ピン8の長手方向に沿って細長い板本板4dを有し、板本体4dの短手方向の一端にある先端部4aが、鋭角状の刃先形状を有している。各コマ体4の先端部4aの集合が、図2に示すように、Z軸方向に延びる開口部4bとなる。開口部4bは、後述するように、先端部4aの動きに応じて、その内径が変化する。
板本体4dの短手方向の他端である基端部4cの長手方向の中央部には、駆動リング装着溝42が形成してあると共に、基端部4cの長手方向の両端部には、補助リング装着溝44が形成してある。また、基端部4cには、長手方向に貫通する貫通孔4eが形成してあり、貫通孔4eには、支点支持ピン8が挿通してある。
図5(A)に示す駆動リング装着溝42には、図1に示すように、駆動リング6aが挿入され、図3に示す駆動リング6aの円周方向に形成してある貫通孔38aに支点支持ピン8が通されるようになっている。また、図5(A)に示す補助リング装着溝44には、図1に示すように、補助リング6b,6cが挿入され、図4に示す補助リング6b,6cの円周方向に形成してある貫通孔38b,38cに支点支持ピン8が通されるようになっている。支点支持ピン8の両端は、図9Aに示すように、補助リング6b,6cから突出するように構成されていても良い。なお、図9Bは、図9Aに示す駆動リング6aおよび補助リング6cを取り除いた状態を示す。
図5(A)に示す板本体4dの先端部4aから短手方向に所定距離引き込んだ位置で、板本体4dの長手方向の両端には、ピン穴4fが形成してある。ピン穴4fには、案内ピン40が嵌合してあり、案内ピン40が、板本体4dの長手方向の両端から突出するようになっている。
図6および図7(A)および図7(B)に示すように、蓋12a,12bは、円板形状の蓋本体13を有し、蓋本体13の中央部に、円形の出入口14が形成してある。出入口14の内径は、図2に示す開口部4bの最大外径よりも大きく設定してあり、たとえばステントなどの縮径対象物が出入りする部分となる。
蓋本体13の内面(図1に示すコマ体4のZ軸方向端面と向き合う面)には、出入口14の外周に沿って円周方向に略等間隔で半径方向に細長い長穴状の案内溝18が複数形成してある。案内溝18の数は、図1に示すように配置されるコマ体4の数に等しく、図2に示す案内ピン40の数とも一致する。各案内溝18には、図11B〜図11Dに示すように、案内ピン40が半径方向に移動自在に係合する。
図6および図7(A)および図7(B)に示すように、蓋本体13の内面には、その外周部に、円周方向に沿って延びる案内凸部16が形成してあっても良い。案内凸部16は、たとえば図1に示すケース10の内部に入り込み、案内凸部16の内側で、支点支持ピン8の両端の円周方向の回転移動を案内可能になっている。
図8に示すように、本実施形態では、複数の支点支持ピン8の中心を結ぶ円の直径をPCDとし、支点支持ピンの中心から当該支点支持ピンに保持してあるコマ体4の先端部までの距離をL0とした場合に、開口部4bが最大内径位置で、L0/PCDが0.5、またはそれよりも大きい。本実施形態では、開口部4bの内径の変化と共に、PCDが変化するようになっている。具体的には、開口部4bが小さくなる過程で、PCDが小さくなるように構成してある。
開口部4bが小さくなる過程で、PCDが小さくなるように構成するために、本実施形態では、複数のコマ体4の各支点支持ピン8を半径方向の内側に強制移動させる与圧機構を有する。与圧機構としては、特に限定されないが、たとえば複数のコマ体4の外周部に取り付けられる弾性部材としてのゴムリングなどが例示される。ゴムリングが、複数のコマ体4を半径方向の内側に移動させるための力を付与することができる。
なお、開口部4bが小さくなる過程で、PCDは小さくなるが、PCDが最小径となった後に、PCDが大きくなる場合がある。この理由は次のように推察される。開口部4bが小さくなってコマ同士が接触した状態で駆動凸部34に矢印A3方向の回転駆動力が付与されると、PCDを大きくする方向に力が働くと考えられる。このPCDを大きくする方向の力が、ゴムリングによるコマ体4を半径方向の内側に移動させようとする力より大きくなると、PCDが大きくなると考えられる。
あるいは、図9Cに示すように、図9Aに示す補助リング6bおよび6cの代わりに、それぞれを、一対の補助リング6b1,6b1および一対の補助リング6c1,6c1で構成し、それらの間に形成される各隙間6b2,6c2に、ゴムリングまたはゴム紐などの弾性部材(図示省略)を装着しても良い。ゴムリングまたはゴム紐などの弾性部材が、各隙間6b2,6c2に位置する複数の支点支持ピン8の回りに巻き付けられることで、各支点支持ピン8には、半径方向の内側に向かう力が作用する。
あるいは、図示は省略するが、図9Cの複数の案内ピン40の周りにゴムリングまたはゴム紐などの弾性部材を装着しても良い。ゴムリングまたはゴム紐などの弾性部材が、案内ピン40の周りに巻き付けられることで、各支点支持ピン8には、半径内側に向かう力が作用する。
次に、本実施形態に係る縮径装置2の動きについて説明する。図1および図2に示す開口部4bの内部に、たとえば医療用ステントなどの縮径対象物を入れた後に、図2に示す状態から、回動レバー22を固定レバー20に対して矢印A1方向に回動させると、リンクレバー24の作用により、回動軸30を支点としてリンク片28を矢印A2方向に回動させることになる。その結果、リンク片28の駆動ピン32は、駆動用長孔36の中を長手方向に移動し、しかも、駆動凸部34に矢印A3方向の回動駆動力を付与する。
図10Aおよび図11Bに示すように、駆動凸部34に矢印A3方向の回動駆動力が付与されると、駆動リング6aも矢印A3方向に回転(回動)する。駆動リング6aと補助リング6b,6cとは、図9Aにも示すように、支点支持ピン8を介して連結してあることから、駆動リング6aが回転すると補助リング6b,6cも同様に移動する。
各支点支持ピン8は、図5Aに示すように、コマ体4の貫通孔4eに対して回転自在に挿入してあることから、駆動リング6aが回転すると、コマ体4の貫通孔4eに対して回転自在に挿入してある各支点支持ピン8も、図11Bから図11Cに示すように矢印A3方向に移動する。なお、各支点支持ピン8は、コマ体4の貫通孔4eに対して固定しても良いが、各支点支持ピン8は、リング6a〜6cの貫通孔38a〜38cに対しては回転自在に保持される。
図1に示すケース10と蓋12a,12bは固定してあるため、蓋12a,12bの内面に形成してある案内溝18(図6参照)に沿って、図11Bに示す案内ピン40が半径方向の内側に案内される。そのため、駆動リング6aが矢印A3方向に回動すると、複数のコマ体4がそれぞれの支点支持ピン8を中心として矢印A4方向に回動し、各コマ体4の先端部4aは、図11Cから図11Dに示すように、連携して半径方向に移動して開口部4bの内径を縮径させる方向に変化させる。
また、各コマ体4(または支点支持ピン8)には、前述した弾性部材により、半径方向の内側に力が作用しているために、支点支持ピン8は、図11Dに示すように、貫通孔38a〜38bの内部を半径方向の内側にわずかに移動する。すなわち、図8に示すPCDが小さくなる方向に移動する。
開口部4bには、たとえばステントなどの縮径対象物が挿入してあることから、開口部4bの縮径と共に、ステントも、その外径が縮径される。図1および図2に示す固定レバー20に対して、回動レバー22を矢印A1と反対方向に回動させることで、上述した動作と逆の動作が行われ、開口部4bを開くことができ、開かれた開口部4bから、縮径されたステントなどを取り出すことができる。
本実施形態の縮径装置2では、図11B〜図11Dに示すように、開口部4bを小さくする過程において、PCDも小さくなるように支点支持ピン8が半径方向の内側に移動し、隣接するコマ体4の先端部4aの間に隙間が生じ難くなる。その結果、縮径装置2を用いて、たとえばステントなどの縮径対象物の外径を、縮径対象物の一部が縮径装置2のコマ体4間の隙間に噛み込まれることなく、良好に縮径させることができる。したがって、縮径されたステントなどの製品は、ダメージを受けること無く、保護チューブなどに挿入されて搬送可能になる。
第2実施形態
図12A、図13(A)および図13(B)に示すように、本実施形態では、補助リング106b,106cには、表裏面を貫通する周方向溝(周方向長孔)138b,138cが円周方向に沿って略等間隔に形成してある。周方向溝138b,138cの配置数は、支点支持ピン8の配置数と同じであり、各周方向溝138b,138cには、支点支持ピン8が周方向移動自在に挿入してある。
図12A〜図13において、駆動リングの図示は省略してあるが、本実施形態の駆動リングは、図3(A)および図3(B)に示す第1実施形態の駆動リング6aと同じであり、半径方向に細長い長穴状の貫通孔38aが周方向に沿って略等間隔に形成してある。各貫通孔38aに、図12A〜図12Dに示す支点支持ピン8が挿通され、駆動リング6aの矢印A3方向への回転により、支点支持ピンが矢印A3方向へ移動される点は、第1実施形態と同様である。
本実施形態では、補助リング106bおよび106cは、駆動リング6aとは共に回転せずに、ケース10および固定レバー20に対して固定してある。したがって、支点支持ピン8は、駆動リング6aの回転と共に、周方向溝138b,138cの内部を矢印A3方向に移動することになる。
図12B(B)に示すように、周方向溝138b,138cの外径および内径は、長手方向に沿って一様では無く、次のように構成されている。すなわち、図12Aおよび図12B(A)に示すように開口部4bが最大限に開く位置で、支点支持ピン8が周方向溝138a,138c内でスタート位置138b1,138c1に位置すると仮定する。また、図12Dに示すように、開口部4bが最小限に閉じる位置で、支点支持ピン8の周方向溝138b,138c内におけるエンド位置138b3,138c3に位置すると仮定する。また、図12Cに示すように、開口部4bが閉じる中間位置で、支点支持ピン8の周方向溝138b,138c内における中間位置138b2,138c2に位置すると仮定する。
図12B(B)に示すように、本実施形態では、スタート位置138b1,138c1での周方向溝(周方向長孔)138b,138cの外径をΦsとし、エンド位置138b3,138c3での周方向溝138b,138cの外径をΦeとし、中間位置138b2,138c2での周方向溝138b,138cの外径をΦmとした場合に、ΦsよりもΦmが小さくなっている。また、ΦeよりもΦmが小さくなっている。
なお、上記の形態とは異なり、Φmが、開口部4bが最小限に閉じる位置における支点支持ピン8の周方向溝138b,138c内におけるエンド位置としても構わない。また、上述した実施形態では、周方向溝138b,138cを、直線状に形成してあるが、周方向溝138b,138cは、円弧状、あるいはその他の曲線状であっても良い。
周方向溝138b,138cの外径は、スタート位置138b1,138c1からエンド位置138b3,138c3に向けて、徐々に変化するように構成してある。補助リング106b,106cに対して、駆動リング6aが相対回転することで、周方向溝138b,138cに沿って支点支持ピン8が移動し、その結果、支点支持ピン8には、支点支持ピンを半径方向の内側に移動させる力を付与するようになっている。
本実施形態では、周方向溝138b,138cのスタート位置138b1,138c1では、図8に示すコマ体4の長さL0と支点支持ピン8の中心間の直径PCDとの比率L0/PCDが0.5前後になるように、Φsが決定されることが好ましい。また、周方向溝138b,138cの中間位置138b2,138c2では、L0/PCDが0.5より大きく、好ましくは下記の関係となるように、Φmが決定されることが好ましい。
すなわち、周方向溝138b,138cの中間位置138b2,138c2での最も大きくなるL0/PCDの下限は、好ましくは0.5005より大きく、さらに好ましくは0.5008以上、さらにまた好ましくは0.5010より大きい。L0/PCDの上限は、好ましくは0.504より小さく、さらに好ましくは0.503より小さく、さらにまた好ましくは0.5020以下である。このような関係となるように、Φmが決定されることが好ましい。
また、周方向溝138b,138cのエンド位置138b3,138c3では、L0/PCDが、周方向溝138b,138cの中間位置138b2,138c2で最も大きくなるL0/PCDよりも、小さいことが好ましい。
このように構成することで、開口部を小さくする過程において、コマ同士が噛み合うのを抑制して、小さい径まで縮径することができる。
本実施形態においては、周方向溝138b,138cのエンド位置138b3,138c3では、L0/PCDが、周方向溝138b,138cのスタート位置138b1,138c1のL0/PCDに略等しい。
なお、上記の形態とは異なり、Φmが、開口部4bが最小限に閉じる位置における支点支持ピン8の周方向溝138b,138c内におけるエンド位置としても構わない。すなわち、前記の周方向溝138b,138cの中間位置138b2,138c2のL0/PCDが、エンド位置であっても構わない。
次に、本実施形態に係る縮径装置2の動きについて説明する。図12Aおよび図12B(A)に示す開口部4bの内部に、たとえば医療用ステントなどの縮径対象物を入れた後に、回動レバー22を固定レバー20に対して矢印A1方向に回動させると、リンクレバー24の作用により、回動軸30を支点としてリンク片28を矢印A2方向に回動させることになる。その結果、リンク片28の駆動ピン32は、駆動用長孔36の中を長手方向に移動し、しかも、駆動凸部34に矢印A3方向の回動駆動力を付与する。
図12Cに示すように、駆動凸部34に矢印A3方向の回動駆動力が付与されると、駆動リング6aも矢印A3方向に回転(回動)する。駆動リング6aが回転すると、コマ体4に装着してある各支点支持ピン8も、図12Bから図12Cに示すように矢印A3方向に移動する。駆動リング6aは補助リング106b,106cに対して相対回転することから、各支点支持ピン8は、周方向溝138b,138cの内部を周方向に沿って移動する。
ケース10と蓋12a,12b(図1参照)は固定してあるため、蓋12a,12bの内面に形成してある案内溝18に沿って、図12Bに示す案内ピン40が半径方向の内側に案内される。そのため、駆動リング6aが矢印A3方向に回動すると、複数のコマ体4がそれぞれの支点支持ピン8を中心として矢印A4方向に回動し、各コマ体4の先端部4aは、図12Cから図12Dに示すように、連携して半径方向に移動して開口部4bの内径を縮径させる方向に変化させる。
また、前述した周方向溝138b,138cに沿ってピン8が移動するために、各支点支持ピン8には、半径方向の内側に力が作用しているために、支点支持ピン8は、図11Dに示すように、貫通孔38aの内部を半径方向の内側にわずかに移動する。すなわち、図8に示すPCDが小さくなる方向に各支点支持ピン8が移動する。
開口部4bには、たとえばステントなどの縮径対象物が挿入してあることから、開口部4bの縮径と共に、ステントも、その外径が縮径される。図12Aに示す固定レバー20に対して、回動レバー22を矢印A1と反対方向に回動させることで、上述した動作と逆の動作が行われ、開口部4bを開くことができ、開かれた開口部4bから、縮径されたステントなどを取り出すことができる。
本実施形態の縮径装置2aでは、図12B〜図12Dに示すように、開口部4bを小さくする過程において、PCDも小さくなるように支点支持ピン8が半径方向の内側に移動し、隣接するコマ体4の先端部4aの間に隙間が生じ難くなる。その結果、縮径装置2を用いて、たとえばステントなどの縮径対象物の外径を、縮径対象物の一部が縮径装置2のコマ体4間の隙間に噛み込まれることなく、良好に縮径させることができる。したがって、縮径されたステントなどの製品は、ダメージを受けること無く、保護チューブなどに挿入されて搬送可能になる。本実施形態のその他の構成および作用効果は、第1実施形態と同様である。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々に改変することができる。
たとえば図12A〜図13に示す実施形態では、補助リング106b,106cをケース10に固定してあるが、補助リング106b,106cを、駆動リング6aと共に回転自在としてもよい。その場合には、補助リング106b,106cに形成してあった周方向溝138b,138cと同様な構成の周方向長溝を、図6および図7に示す蓋12a,12bの内面に形成し、支点支持ピン8の両端を、周方向長溝に係合させるようにしても良い。その場合にも、第2実施形態と同様な作用効果を奏することができる。
また、コマ体4の具体的な形状や配置個数などに関しては、図示する実施形態に限定されず、種々に改変することができる。また、固定レバー20および回動レバー22の形状、あるいはこれらのレバー20,22を連結するリンクの構造なども種々に改変することができる。
2,2a… 縮径装置
4… コマ体
4a… 先端部
4b… 開口部
4c… 基端部
4d… 板本体
4e… 貫通孔
4f… ピン穴
6a… 駆動リング
6b,6c,106b,106c… 補助リング
6b1,6c1… 一対の補助リング
6b2,6c2… 隙間
8… 支点支持ピン(支点支持部)
10… ケース
12a,12b… 蓋
13… 蓋本体
14… 出入口
16… 案内凸部
18… 案内溝
20… 固定レバー
21… 空洞
22… 回動レバー
24… リンクレバー
28… リンク片
30,31… 回動軸
32… 駆動ピン
33a〜33c…リング本体
34… 駆動凸部
35… 切欠き35
36… 駆動用長孔
37a〜37c… 内周部
38a〜38c… 貫通穴
138b,138c… 周方向溝(周方向長孔)
138b1,138c1… スタート位置
138b2,138c2… 中間位置
138b3,138c3… エンド位置
40… 案内ピン
42… 駆動リング装着溝
44… 補助リング装着溝

Claims (6)

  1. 複数のコマ体と、
    複数の前記コマ体の基端部をそれぞれ回動可能に保持する複数の支点支持部が円周方向に沿って装着される駆動リングと、を有する縮径装置であって、
    複数の前記コマ体の先端部が組み合わされて開口部が構成され、
    前記駆動リングを回転させることで、複数の前記コマ体がそれぞれの前記支点支持部を中心として回動し、複数の前記コマ体の先端部が連携して半径方向に移動して前記開口部の内径を変化させるように構成してあり、
    複数の前記支点支持部の中心を結ぶ円の直径をPCDとした場合に、前記PCDが変化するように、前記支点支持部が前記駆動リングに装着してあり、
    前記開口部の内径を小さくする方向に前記駆動リングを回転させる際に、前記PCDを小さくする方向に、複数の前記コマ体の各支点支持部を半径方向の内側に移動させる与圧機構をさらに有することを特徴とする縮径装置。
  2. 前記与圧機構が弾性部材を含む請求項に記載の縮径装置。
  3. 前記弾性部材が、複数の前記支点支持部を半径方向の内側に移動させる力を付与するように装着してある請求項に記載の縮径装置。
  4. 前記与圧機構が、補助リングまたは蓋に形成してある周方向溝に係合する前記支点支持部を含み、
    前記補助リングまたは蓋に対して、前記駆動リングが相対回転することで、前記周方向溝に沿って前記支点支持部が移動し、その結果、前記支点支持部には、前記支点支持部を半径方向の内側に移動させる力を付与するようになっている請求項またはに記載の縮径装置。
  5. 前記開口部が最大限に開く位置が、前記支点支持部の前記周方向溝内におけるスタート位置に対応し、
    前記スタート位置での前記周方向溝の外径をΦsとし、前記開口部が最大限に開く位置より閉じた位置での前記支点支持部の前記周方向溝内における位置での前記周方向溝の外径をΦmとした場合に、
    前記Φsよりも前記Φmが小さいことを特徴とする請求項に記載の縮径装置。
  6. 前記開口部が最小限に閉じる位置が、前記支点支持部の前記周方向溝内におけるエンド位置に対応し、
    前記エンド位置での前記周方向溝の外径をΦeとした場合に、
    前記Φeよりも前記Φmが小さいことを特徴とする請求項に記載の縮径装置。
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