JP3639311B2 - 環を連結したバンドおよびかかるバンドを備えた時計 - Google Patents
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Description
本発明は、環を連結した特に腕時計用のバンド及びこのようなバンドを備えた腕時計に関する。より詳しくは、本発明は、第1の列の連続的に並んだ環と、前記第1列に隣接して配置されると共に、第1の列の環とはずれて並んだ第2の列の環とを含み、前記第1列を構成する各環が、前記第2の列の1つの環に第1のピンを介して枢着され、連続する第2列のもう1つの環に第2のピンを介して枢着されており、前記第1の列を形成する1つの連続環が、この列の先行する環に対して、前記第2の列の環に結合する前記第1のピンを中心として枢動可能に連結される環を連結したバンドに関するものである。
〔従来技術〕
既に知られている各種の時計バンドのなかで、複数列の金属環を連結して構成されるバンドは、特に丈夫で、そのデザインは、例えばスポーツ用の腕時計に適している。
〔発明の開示〕
本発明の目的は、この種のバンドの人間工学的適合性および装着快適性を改善することにある。
本発明の1つの側面によれば、この目的は、前記第1のピンを中心とする連結環の枢動角度が、その後端縁に係合する後続の環の上面または下面以外の部分に設けられた第1の止め部品により制限されていることにより達成される。
なお、好適な実施形態は、従属クレームに示されている。
本発明の別の側面によれば、この目的は、止め部品が、前記第1の列の連続する2つの環の内の先行する環の後端部分と後続する環の前端部分とに穿設された開口部内で枢動に配設された2本のピンからなりかつ該ピンが共に前記第2の列の1つの環に結合していることにより達成される。
かかる構成を備えた本発明によるバンドは、環の枢動角度を制限する止め部品を含んでいるので、バンドの湾曲角度が非常に小さくなる場合に、環と環との間に皮膚や毛が全く挟まれないようにしている。
スイス特許出願第A5661184号明細書は、環の枢動角度を制限するための止め部品を含むバンドを開示している。しかしながら、記載されている解決策は、環を1列しか備えないバンドに限られたものである。しかも、このバンドは製造が複雑である。
スイス特許第482421号明細書に記載されたバンドもまた環を1列しか備えていない。バンドの開口部は、バンドの上面の接触ラインからなる止め具により制限されている。
スイス特許第669316号明細書には、3列の環を持つバンドを記載しているが、連結環の枢動角度は、環のそれぞれ上面、下面の部分によって制限されるだけである。
本発明の他の有利な側面によれば、止め部品は、環と環が直接には全く接触しないようにしている。このようにして、環どうしの接触ラインまたは接触面の摩擦で引き起こされる摩耗を防いでいるのである。この特徴は、環と環が直接接触する場合に損傷する傾向がある貴金属めっきを被覆したバンドでは、特に有利である。
本発明のもう1つの有利な側面によれば、少なくとも1つの列の連続する環は、隙間により分離される。これらの隙間は、バンドに与えられる湾曲がどのようなものであろうとも存在し続ける。隙間の幅は、止め部品により完全に調整可能である。この隙間は、皮膚または毛を全く挟まないようにするのに十分であり、皮膚の通気性やバンドの環と環の間からの発汗性を改善する。また、こうした特徴により、いっそう美しいバンドを得ることができる。
本発明の別の有利な側面によれば、バンドの湾曲は、止め部品により完璧に調整可能である。従って、連続する環と環の間に例えば規則正しい湾曲をつけることにより、特に美しいバンドが得られる。
止め部品は、好適には、バンドの外面から殆どまたはすっかり見えないようにし、環の主要面とは異なる部分、例えば環を通る開口部の内部で固定されるようにする。このようにして、環と環の接触および摩耗は、殆どまたはすっかり見えない箇所でのみ行われる。
本発明の他の有利な側面によれば、少なくとも幾つかの環は、容易に取り外しまたは付加可能であり、使用者の手首に応じてバンドの長さを調節できる。環は、好適には、対応する止め部品を分解しなくても取り外せる。
本発明の更に別の有利な側面によれば、バンドの構造は単純かつ経済的であり、個々の部品数は限られていて、組立が簡単である。
本発明の他の長所および特徴は、下記に詳述する実施例を読み、対応する図を参照することによって、よりよく理解されよう。
〔発明を実施するための最良の形態〕
例として図1に示したバンド部分は、3列の金属環を含む。中央列である第1列は、連続する環1,1'等から構成される。第1列の側面に隣接するれつである第2列はそれぞれ、対称な環2,2',2"等からなる。この例では、全ての環が、ほぼ同じ長さと同じ厚みである。しかしながら中央列の環は、他の2列の環に対して環の長さの約1/2分だけずれている。だが、環の長さと厚みは変えることができ、列同士のずれも違うものにしてよい。
図示された例では、環は、ほぼ平らまたは凸状の上面を含む。皮膚に近い下面は、上面にほぼ平行である。個々の環の2つの側面は、ほぼ平らで平行である。前端面はおおよそ平らでありかつ止め部品舌片15を備える。同様に後端面もおおよそ平らでありかつくり抜き16を備える。外観を考慮すれば、当然のことながら、環の形状は極めて多種多様に異なるものになる。環の様々な面、特に上面は、平らであるよりもむしろ膨らんだ輪郭にすることが好ましい。また種々の環の形状を非常に丸くして、例えば豆の粒の形にすることも可能である。
第1列の各環、例えば環1'は、先行する環1に対して、第1のピンまたはピボット3を中心として枢動可能である。ピン3は、環1'の両側に隣接する第2列の2個の環2'の後方部分に設けられた開口部21に嵌められる。バンドの長さを調節するために環1'または2'を外せるようにしなければならない場合、開口部21は、ピン3を抜いて環を分解できるように環2'を貫通する。逆に環1および2'を分解する必要がない場合、環2'を完全には貫通しないために、ピン3の両端を塞いだ開口部21を適用することが望ましい。
同様に、中央列の環1'は、次の環1"に対して、第2列の隣接する2個の環2"に設けられた端部が塞がれた開口部21に嵌められる第2のピン3'を中心として枢動可能である。第2のピン3'を取り外し式にする必要はない。何故ならは、環は第1のピン3だけを分解することにより、3個組みで取り外し可能であるからである。
止め部品を1つも備えていなければ、ピン3を中心とする環1'とそれに隣接する環2'の枢動は、別の環1または第2列の隣接する環2との直接々触だけによって制限されるであろう。従って、時計の針と反対方向に環をピン3を中心とした枢動をさせる場合(バンドの曲率半径を局部的に増やす)、環1'または2'の凸状の上面付近で前後の環の相互接触が行われるので、ついには環の処理表面が損傷してしまうだろう。反対に、時計の針の方向に環をピン3を中心とした枢動をさせる場合(バンドの曲率半径を局部的に減らす)、環1'または2'の下面付近で接触が行われるので、使用者の皮膚または毛を挟む恐れがあるだろう。
本発明の第1の実施例において、第1列の各環1,1',1"等は、舌片形の止め部品15を備える。止め部品15は、軸枢動する先行する環の端縁に沿って概ね円筒形に抉られた対応する開口部で形成されたくり抜き16内に挿入される。勿論、舌片15と開口部を形成するくり抜き16との構成を逆にすることもまた可能である。舌片15は、環に穿設されたくり抜き16に容易に嵌め込めるような形に形成されかつくり抜き16はその内部で舌片15を枢動可能に遊嵌する内径寸法を持たせてある。こうした止め部品である舌片15により、ピン3および3'を中心とする第1列の環の枢動角度を制限することができる。
図2は、止め部品15の動作をわかりやすく示している。この図は、第1列の相互に連なった2つの環1,1'がとる後端の2つの位置を重ねて示すものである。1点鎖線で示された位置では、バンドの曲率半径がこの場所で最大であるとき、環1と後続の環1'との接触は主に、舌片15の下部と対応するくり抜き16の下面との間で行われる。同様に、実線で示された下の位置では、バンドの曲率半径がこの場所で最小であるとき、環1と後続の環1'との接触は主に、舌片15の上部と対応するくり抜き16の上面との間で行われる。後続する2個の環の主要な端縁面は決して相互に直接々触せず、環の下面の間には常に隙間17が確保されている。2つの連続する環1,1'の唯一の接触面は、主要な端縁面から遠く離れたくり抜き16内にのみ形成され、そこに皮膚や毛が入り込んで挟まれる危険性は極めて僅かであり、またバンドの美観が摩耗により損なわれることもない。
止め部品である舌片15はまた、第2列の環2,2'等の枢動角度を制限するが、これは、当業者の理解するところであろう。舌片15および対応するくり抜き16は、具体的設計においてさまざまな形状を考慮することが可能である。くり抜き16は、図1および図2よりも閉じ方を少なくして、接触面を主要面から更に遠ざけるようにすることも可能であろう。
図3は、本発明によるバンドの第2実施例の斜視図である。上記の第1実施例と同一または同様の要素には同じ参照番号を付し、そのれらの説明はここでは省く。
この第2実施例において、第1列の環1,1'等の枢動角度を制限する止め部品は、第2列の環2,2'等に結合するピン4,4'からなる。これらのピンは、第1列の環1,1'等を通る開口部または孔13を貫通する。孔13の直径は、対応するピン4,4'の作動部分の直径よりも大きい。中央環1,1'等は、ピン3,3'を中心として枢動可能であるが、孔13におけるピン4,4'の横動遊間、即ち、半径方向間隔が制限されているので、環1,1'等の枢動角度も制限される。
勿論、この構成を逆にし、第1列の環1,1'等に結合して側方の第2列の環2,2'等により大きな孔を穿設し、これらと協働する止めピンを用いることも可能ではある。
図1,2に関して先に述べた本発明の第1実施例と比べると、第2実施例は、環の加工が、単に貫通孔である開口部13を2箇所に穿設するのみであるので、第1実施例と比較して断然簡単になるという長所を有する。環1,1'等の枢動角度は、開口部13若しくはピン4,4'またはその双方の、直径若しくは位置またはその両方を適合させることによって容易に調整できる。
このような解決法により、例えばバンドに沿った枢動角度の最大値を変えることができる。即ち、幾つかの環は殆ど遊びがないように直径の小さい開口部13と組み立て、一方で他の環は、ピン4,4'の横動遊間を大きくする直径の大きい開口部13と、ゆるみを与えるように組み立てることもできる。
更に、直径が異なる開口部13を備えた他の環に交換することによって、あるいは直径が異なるピン4、4'を用いることによって、もしくは開口部20,13の配置を変えた環を用いることにより、バンドの最大または最小曲率半径を後で変えることが可能である。かくして、バンドの湾曲および形状は、環の数を変えなくても使用者の手首に合わせることができる。
連結ピン3'および止めピン4'を抜くことができれば、第1列及び第2列の環が同時に取り外せる。これらの2つのピンを抜くと、環2',1',2'と、先行する各環2,1,2との組立体が分解される。ピン3および4を抜かなければならないのは、環2',1',2'を個々に分解することが必要な場合だけであるが、一般には、これは不要である。従って、第2列の環2,2'等を通る少なくとも2個の横方向の孔20,21を設けることが必要になるが、そうすると美観が比較的損なわれ、バンドの組立分解が複雑化する。
図4は、その点に関して有利なバンドの第3実施例の斜視図である。上記の2つの実施例と同一または同様の要素には同じ参照番号を付し、その説明はここでは省く。
この第3実施例では、第2実施例と同様に、環1,1'等の枢動角度を制限する止め部品は、第2列の環2,2'等に結合する止めピン4,4'からなる。
しかしながら、これらの止めピンは、ここでは、環1,1'等の前方及び後方端縁に形成された対向する正面壁に加工されたくり抜き10を通る。くり抜き10の高さは、くり抜き内の対応するピン4,4'の作動部分の直径よりも大きい。くり抜き10は、例えば長方形の輪郭を持ち、フライス削りなどにより容易に得られる。第1列の環1,1'等は、ピン3,3'を中心として枢動可能であるが、くり抜き10内のピン4,4'の横動遊間が制限されるので、枢動角度は限られる。
図5は、くり抜き10内の止め部品であるピン4,4'の作動を判り易く示している。この図は、第1列の互いに連なった環1,1'の対向する端部の採る2つの位置を1点鎖線及び実線によって重ねて示している。1点鎖線で示された上の位置は、バンドの曲率半径がこの場所で最大であり、環1と次の環1'との接触は、ピン4'の下部と対応するくり抜き10の下面との接触により、もっぱら制限される。同様に、図示された下の位置では、バンドの曲率半径がこの場所で最小であり、.環1と後続の環1'との対向面の接触は、ピン4'の上部と、対応するくり抜き10の上面との接触によりもっぱら制限される。他の環の対向配置された各面もまた決して接触することはない。環の連結を制限する唯一の止めゾーンは、くり抜き10の奥に隔離されており、そこでは皮膚や毛を挟む危険性が最も少なく、またバンドの美観が摩耗により損なわれるようなことも全くない。
第2の実施例に比べると、この解決法は、ピン4,4'を分解せずに環を外したり加えたりすることを可能にする。
当業者は、本発明が、2個以上の任意の数の列Nを含むバンドに容易に適用されること、また選択された上記の3列という数が好適な例として挙げられているだけであることを理解するべきである。更に当業者は本発明を容易に適合させて、中央の第1列以外の環、あるいは場合によっては複数列の環に、ピン4,4'または止め部品である舌片15を設置できるだろう。例えば、中央の第1列の環1,1'等に枢動制限作用を及ぼす止め部品を設ける代わりに、別の列の環、例えば第2列の環2,2'等に枢動制限作用を及ぼす止め部品を形成してもよい。
上記の実施例全てにおいて、環の枢動は、バンドの曲率半径を増やす場合も減らす場合も双方向に制限される。しかし、ピン4,4'または止め部品である舌片15或いは対応するくり抜き又は開口部10,13,16の形状または構成をわずかに変更することによって、環の枢動を一方向だけに制限することも可能である。例えば、バンドを水平に配置したり、場合によっては、バンドの曲率半径の増加を制限しないようにすることも可能であろう。同様に、止め部品或いはピンおよび対応するくり抜き或いは開口部の構成に変更を加えることで、バンドの曲率半径を小さくしないように制限することもできる。
図3〜5の実施例において、別々の2個の止め部品4,4'は、同じ列の先行する環と次の環とに対して環の枢動を制限するように構成されている。唯一の止め部品であるピン4または4'が、環の形状および間隔に応じて、先行する環または次の環に対して枢動だけを制限しており、こうした止めだけで十分なことは明らかである。
これらの実施例において、ピン4,4'は、中央の第1列の環を完全に貫通している。だが、環1,1'等を通って開口部13またはくり抜き10を完全に横断しないような、第2列の環2,2'等に結合する止め部品を用いることも可能である。例えば、各ピン4,4'を2つのピン部分に代えてもよい。この場合、第1のピン部分は側面列の環2,2'等に結合し、第2のピン部分は、別の側面列の対応する環に結合する。このとき孔またはくり抜き10,13を貫通する必要はない。
バンドの環が必ずしも図に示した形でなくてもよいことは自明である。特に、時計または留め金に近い環は、特別な構成によって適合させられる。またバンドの幾つかの環、更には1個の環だけに止め部品を設けるだけでもよい。上記の実施例による複数の種類の環を含むバンドも製造可能であることが理解されよう。
【図面の簡単な説明】
図1は、舌片形の止め部品を第1列の環に結合した、第1実施例のバンドの斜視図である。
図2は、第1列の環の端の2つの位置を重ねて示す、第1実施例のバンドの側面図である。
図3は、ピン形の止め部品が第2列の環に結合し、第1列の環を通して設けられた一層大きい開口部の内部に固定されている、第2実施例の斜視図である。
図4は、ピン形の止め部品が第2列の環に結合し、第1列の環の前面のくり抜き内部で固定されている、第3実施例のバンドの斜視図である。
図5は、第1列の環の端の2つの位置を重ねて示す、第3実施例のバンドの側面図である。
〔符号の説明〕
1,1',1"……環(第1列)
2,2',2"……環(第2列)
3……第1ピン
3'……第2ピン
4,4'……ピン(止め部品)
10……くり抜き(止め部品)
15……舌片(止め部品)
16……くり抜き(止め部品)
17……隙間
20,21……開口部
Claims (11)
- 第1の列の連続的に並んだ環(1,1',...)と、
前記第1列に隣接して配置されると共に、第1の列の環 とはずれて並んだ第2の列の環(2,2',...)とを含み、
前記第1列(1,1',...)を構成する各環が、前記第2の 列の1つの環(2)に第1のピン(3)を介して枢着さ れ、連続する第2列のもう1つの環(2')に第2のピン (3')を介して枢着されており、
前記第1の列を形成する1つの連続環(1')が、この列の先行する環(1)に対して、前記第2の列の環(2')に結合する前記第1のピン(3)を中心として枢動可能に連結される環を連結したバンドにおいて、
前記第1のピン(3)を中心とする連結環(1')の枢動角度が、その後端縁に係合する後続の環(1")の上面または下面以外の部分に設けられた第1の止め部品(15)により制限されていることを特徴とするバンド。 - 前記連結環(1')が、この第1列の後続す る環(1")に対して、前記第2列の前記第1のピン (3)と結合している前記環(2')に後続する環(2")に結合する第2のピン(3')を中心として枢動可能であり、
第2の止め部品(16)が、第2のピン(3')を中心とする連結環(1')の枢動角度を制限可能であることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のバンド。 - 第1の列の環(1,1',...)と、その両側に 隣接配置された第2の列の環(2,2',...)とで、都合3列の環から構成され、同一列の連続する2個の環の中央同士の距離はほぼ一定であり、
前記第1の列(1,1',...)の環が、前記第2の列(2,2',...)の環に対してずれて配置されていることを特徴とする、特許請求の範囲第1項又は第2項に記載のバンド。 - 前記第2の止め部品(16)が、連結された 前記第1の列の環(1,1',...)を分解しなくても取り外 し可能にする前後端面に穿設された対応する前記第1の 止め部品(15)を嵌め込まれたくり抜き(10)で形成さ れていることを特徴とする特許請求の範囲第1〜3項の内の何れか1項に記載のバンド。
- 各列を構成する連続する各環(1,1',...: 2,2',...)が、バンドを最大限に湾曲しても存在し続け る隙間(17)によって分離されていることを特徴とする 特許請求の範囲第1〜4項の内の何れか1項に記載のバンド。
- 第1の列の連続的に並んだ環(1,1',...) と、
前記第1列に隣接して配置されると共に、第1の列の環 とはずれて並んだ第2の列の環(2,2',...)とを含み、
前記第1列(1,1',...)を構成する各環が、前記第2の 列の1つの環(2)に第1のピン(3)を介して枢着さ れ、連続する第2列のもう1つの環(2')に第2のピン (3')を介して枢着されており、
前記第1の列を形成する1つの連続環(1')が、この列 の先行する環(1)に対して、前記第2の列の環(2') に結合する前記第1のピン(3)を中心として枢動可能 に連結される環を連結したバンドにおいて、
止め部品が、前記第1の列の連続する2つの環の内の先 行する環(1)の後端部分と後続する環(1')の前端部 分とに穿設された開口部(13)内で枢動可能に配設され た2本のピン(4、4')からなりかつ該ピンが共に前記 第2の列の1つの環(2'、2")に結合していることを特徴とするバンド。 - 各列を構成する連続する各環(1,1',...: 2,2',...)が、バンドを最大限に湾曲しても存在し続け る隙間(17)によって分離されていることを特徴とする 特許請求の範囲第6項に記載のバンド。
- 前記第1の列を構成する各環(1,1',...) が、ほぼ平らまたは凸状の外面を備えると共に、前記止 め部品(4,4')が、前記外面以外の環の一部に形成され ていることを特徴とする特許請求の範囲第6項又は第7項に記載のバンド。
- 前記止め部品(4,4')が、第1の列を構成 する各環(1,1',...)を貫いて設けられる対応する開口 部(10;13)の内部で固定され、前記開口部(10;13) が、対応する止め部品(4、4')の作動部分を遊嵌可能 な大きい内径寸法を有していることを特徴とする特許請求の範囲第7項に記載のバンド。
- 前記開口部(13)が、第1の列を構成す る各環(1,1',...)を貫通する孔からなることを特徴とする特許請求の範囲第6項に記載のバンド。
- 特許請求の範囲第1〜10項の内の何れか1項に記載のバンドを備えた腕時計。
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