JP7472224B1 - 放熱構造、電子機器、および伝熱構造体 - Google Patents

放熱構造、電子機器、および伝熱構造体 Download PDF

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Abstract

【課題】発熱する電気部品と放熱体との間の伝熱性能の低下を防止することができ、さらに多孔質材の位置ずれを一層防止することのできる放熱構造を提供することを目的とする。【解決手段】放熱構造60はCPU30の放熱をするものであり、ダイ46の表面に当接するメッシュ64と、ダイ46の表面との間にメッシュ64を挟持するベーパーチャンバ36とを有する。メッシュ64は、中央部で液体金属70が含浸されていて、ダイ46の表面に当接して受熱する発熱体当接範囲部64aと、発熱体当接範囲部64aの両側から連続して延在し、ダイ46の表面と当接しない一対の発熱体非当接範囲部64bとを備える。一対の発熱体非当接範囲部64bはそれぞれシート材66,68を介してベーパーチャンバ36に固定されている。一対の発熱体非当接範囲部64bはそれぞれ一対のシート材66,68によって挟み込まれている。【選択図】図6

Description

本発明は、発熱する電気部品の放熱構造、該放熱構造を備える電子機器、および該放熱構造に適用される伝熱構造体に関する。
ノート型PCなどの携帯用情報機器にはCPU、GPUなどの半導体チップが設けられている。CPU、GPUは基板に実装させる部分であるサブストレートと、該サブストレートの表面に設けられた矩形のダイとを有する形状になっている。また、サブストレートの表面には小さいキャパシタがダイの周囲に設けられている場合がある。
CPU、GPUなどの半導体チップは発熱体であり、その消費電力(特に高負荷時)によっては放熱させる必要がある。CPU、GPUを放熱させる手段としてベーパーチャンバ、ヒートスプレッダまたはヒートシンクなどの放熱体を用い、このような放熱体を介してダイの表面に当接させて熱を拡散させることがある。ダイと放熱体との間には、熱を効率的に伝達させるために液体金属や伝熱性グリスなどの流動体を介在させる場合がある(例えば、特許文献1)。
特開2004-146819号公報
液体金属は伝熱性グリスよりも伝熱性が高く、ダイから放熱体へ効果的に熱を伝えることができる。一方、液体金属は伝熱性グリスよりも流動性が高いという特徴がある。電子機器は携帯して移動すると振動や衝撃を受けやすい。そうすると、流動性のある液体金属はダイおよび放熱体から受ける繰り返しの力により、ダイと放熱体との隙間から漏れ出る懸念がある。
液体金属は、ガリウムを主成分とする場合があって銅やハンダと化学反応を起こしうる。また、液体金属は導電性があるため漏出して周辺のキャパシタなどの電気素子に触れるとショートするため、何らか対策が必要である。
そこで、本願発明者は半導体チップなどの発熱体とベーパーチャンバなどの放熱体との間に液体金属を含浸させたメッシュなどの多孔質材を設けて挟持させることを検討している。メッシュに含浸された液体金属はほとんど漏出することがなく維持される。一方、多孔質材は発熱体と放熱体とにより適度な押圧力で挟持されていればほとんど位置ずれを起こすことはないが、一層確実に固定されていることが望ましい。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであって、発熱する電気部品と放熱体との間の伝熱性能の低下を防止することができ、さらに多孔質材の位置ずれを一層防止することのできる放熱構造、電子機器、および伝熱構造体を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の第1態様に係る放熱構造は、発熱する電気部品の放熱構造であって、前記電気部品の表面に当接する多孔質材と、前記電気部品の表面との間に前記多孔質材を挟持する放熱体と、を有し、前記多孔質材は、中央部で伝熱性流体が含浸されていて、前記電気部品の表面に当接して受熱する発熱体当接範囲部と、前記発熱体当接範囲部の両側から連続して延在し、前記電気部品の表面と当接しない一対の発熱体非当接範囲部と、を備え、一対の前記発熱体非当接範囲部はそれぞれシート材を介して前記放熱体に固定されている。
本発明の第2態様に係る電子機器は、放熱構造を備える電子機器であって、発熱する電気部品と、前記電気部品の表面に当接する多孔質材と、前記電気部品の表面との間に前記多孔質材を挟持する放熱体と、を有し、前記多孔質材は、中央部で伝熱性流体が含浸されていて、前記電気部品の表面に当接して受熱する発熱体当接範囲部と、前記発熱体当接範囲部の両側から連続して延在し、前記電気部品の表面と当接しない一対の発熱体非当接範囲部と、を備え、一対の前記発熱体非当接範囲部はそれぞれシート材を介して前記放熱体に固定されている。
本発明の第3態様に係る伝熱構造体は、発熱する電気部品と放熱体との間で伝熱をする伝熱構造体であって、前記電気部品の表面に当接する多孔質材と、前記多孔質材を前記放熱体に固定するシート材と、を有し、前記多孔質材は、中央部で伝熱性流体が含浸されていて、前記電気部品の表面に当接して受熱する発熱体当接範囲部と、前記発熱体当接範囲部の両側から連続して延在し、前記電気部品の表面と当接しない一対の発熱体非当接範囲部と、を備え、一対の前記発熱体非当接範囲部はそれぞれ一対の前記シート材によって挟み込まれており、一対の前記シート材のうち一方が前記放熱体に固定される。
本発明の上記態様によれば、伝熱性流体が多孔質材の発熱体当接範囲部に含浸されていることから周囲に漏れることが防止され、さらに伝熱性流体の作用により電気部品と放熱体との間の伝熱性能の低下を防止することができる。また、両端の発熱体非当接範囲部がそれぞれシート材によって放熱体に固定されていることから多孔質材の位置ずれを一層防止することができる。
図1は、一実施形態に係る電子機器を上から見下ろした模式的な平面図である。 図2は、筐体の内部構造を模式的に示す底面図である。 図3は、マザーボードに実装されたCPU、伝熱構造体およびスポンジの模式分解斜視図である。 図4は、放熱構造の分解斜視図である。 図5は、放熱構造の斜視図である。 図6は、放熱構造の模式断面側面図である。 図7は、伝熱構造体の分解斜視図である。 図8は、保護膜で覆われた放熱構造の斜視図である。
以下に、本発明にかかる放熱構造、電子機器、および伝熱構造体の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、一実施形態に係る電子機器10を上から見下ろした模式的な平面図である。図1に示すように、電子機器10は、ディスプレイ筐体12と筐体14とをヒンジ16で相対的に回動可能に連結したクラムシェル型のノート型PCであり、いわゆるモバイルワークステーションと呼ばれるものである。本発明に係る電子機器は、ノート型PC以外、例えばデスクトップ型PC、タブレット型PC、携帯電話、スマートフォン、又はゲーム機等でもよい。
ディスプレイ筐体12は、薄い扁平な箱体である。ディスプレイ筐体12には、ディスプレイ18が搭載されている。ディスプレイ18は、例えば有機EL(OLED:Organic Light Emitting Diode)や液晶で構成される。
以下、筐体14及びこれに搭載された各要素について、筐体12,14間を図1に示すように開いた状態とし、ディスプレイ18を視認する姿勢を基準とし、手前側を前、奥側を後、幅方向を左右、高さ方向(筐体14の厚み方向)を上下、と呼んで説明する。
筐体14は、薄い扁平な箱体である。筐体14は、上面及び四周側面を形成するカバー部材14Aと、下面を形成するカバー部材14Bとで構成されている。上側のカバー部材14Aは、下面が開口した略バスタブ形状を有する。下側のカバー部材14Bは、略平板形状を有し、カバー部材14Aの下面開口を閉じる蓋体となる。カバー部材14A,14Bは、厚み方向に重ね合わされて互いに着脱可能に連結される。筐体14の上面には、キーボード20及びタッチパッド21が設けられている。筐体14は、後端部がヒンジ16を用いてディスプレイ筐体12と連結されている。
図2は、筐体14の内部構造を模式的に示す底面図である。図2では、下面のカバー部材14Bを省略して内部を露呈させている。図2に示すように、筐体14の内部には、冷却モジュール22と、マザーボード(基板)24と、バッテリ装置26とが設けられている。筐体14の内部には、さらに各種の電子部品や機械部品等が設けられる。
マザーボード24は、電子機器10のメインボードである。マザーボード24は、筐体14の後方寄りに配置され、左右方向に沿って延在している。マザーボード24は、CPU(Central Processing Unit)30、GPU(Graphics Processing Unit)31の他、通信モジュール、メモリ、接続端子等の各種電子部品が実装されたプリント基板である。マザーボード24は、キーボード20の下に配置され、キーボード20の裏面やカバー部材14Aの内面にねじ止めされている。マザーボード24は、上面がカバー部材14Aに対する取付面となり、下面がCPU30等の実装面となる。CPU30は、電子機器10の主たる制御や処理に関する演算を行う。GPU31は、3Dグラフィックス等の画像描写に必要な演算を行う。CPU30とGPU31は、マザーボード24の実装面の略中央で並んで配置されている。
バッテリ装置26は、電子機器10の電源となる充電池である。バッテリ装置26は、マザーボード24の前方に配置され、筐体14の前端部に沿って左右に延在している。
CPU30及びGPU31は、筐体14内に搭載された電子部品中で最大級の発熱量の発熱体である。そこで、冷却モジュール22は、CPU30及びGPU31が発生する熱を吸熱及び拡散し、さらに筐体14外へと排出する。冷却モジュール22は、マザーボード24の下面に積層される。
冷却モジュール22はベーパーチャンバ(放熱体)36と、2つのヒートパイプ38,38と、左右一対の冷却フィン40,41と、左右一対の送風ファン42,43と、を備える。
ベーパーチャンバ36は、プレート型の熱輸送デバイスである。ベーパーチャンバ36は、2枚の薄い金属プレートの間に密閉空間を形成し、この密閉空間に作動流体を封入したものである。金属プレートは、アルミニウム、銅、又はステンレスのような熱伝導率が高い金属で形成されている。密閉空間は、封入された作動流体が相変化を生じながら流通する流路となる。作動流体としては、例えば水、代替フロン、アセトン又はブタン等を例示できる。密閉空間内には、凝縮した作動流体を毛細管現象で送液するウィックが配設される。ウィックは、例えば金属製の細線を綿状に編んだメッシュや微細流路等の多孔質体で形成される。ベーパーチャンバ36はフレーム45によって補強されている(図4参照)。
ヒートパイプ38,38は、パイプ型の熱輸送デバイスである。本実施形態では、2本のヒートパイプ38を前後に2本1組で並列して用いているが、ヒートパイプは1本や3本以上で用いてもよい。ヒートパイプ38は、金属パイプを薄く扁平に潰して断面楕円形状に形成したものであり、金属パイプ内に形成された密閉空間に作動流体が封入されている。金属パイプは、アルミニウム、銅、又はステンレスのような熱伝導率が高い金属で形成されている。密閉空間は、封入された作動流体が相変化を生じながら流通する流路となる。作動流体としては、例えば水、代替フロン、アセトン又はブタン等を例示できる。密閉空間内には、凝縮した作動流体を毛細管現象で送液するウィックが配設される。ウィックは、例えば金属製の細線を綿状に編んだメッシュや微細流路等の多孔質体で形成される。
左側の冷却フィン40、41は、複数のプレート状のフィンをプレートの表面で左右方向に等間隔に並べた構造である。各フィンは、上下方向に起立し、前後方向に延在している。隣接するフィンの間には、送風ファン42,43から送られた空気が通過する隙間が形成されている。
図3は、マザーボード24に実装されたCPU30、伝熱構造体62およびスポンジ65の模式分解斜視図である。
CPU30はサブストレート44と、ダイ46とを有する。サブストレート44はマザーボード24に実装される薄い板状部であり、平面視で左右方向に長い矩形となっている。ダイ46は演算回路を含む部分であり、サブストレート44の表面からやや突出するように設けられている。ダイ46は、平面視で左右方向にやや長い矩形で、サブストレート44の表面略中央に設けられている。CPU30は電子機器10の中で最も発熱する部品の一つであり、その中でもダイ46が特に発熱する。
サブストレート44の四周の縁には補強用のリブ48が立設している。リブ48はダイ46よりやや低い。ダイ46とリブ48との隙間は左右方向にはやや広いが前後方向には狭くなっている。サブストレート44の表面には小さいキャパシタなどの素子50が設けられている。素子50は絶縁材52で覆われている。絶縁材52は、例えば紫外線硬化型のコーティング材であって膜状に形成される。このコーティング材は、素子50を覆うように塗布された後に紫外線を照射されることによって硬化して絶縁材52を形成する。紫外線硬化型のコーティング材によれば絶縁材52の形成が容易である。絶縁材52は他の絶縁性の接着剤などであってもよい。後述する液体金属70は基本的に素子50に触れることがないが、該素子50は絶縁材52で覆うと一層信頼性が向上する。
次に、本実施の形態にかかる放熱構造60について説明する。図4は、放熱構造60の分解斜視図である。図5は、放熱構造60の斜視図である。図6は、放熱構造60の模式断面側面図である。図7は、伝熱構造体62の分解斜視図である。
放熱構造60は、発熱するCPU(電気部品、半導体チップ)30のうち特にダイ(電気部品)46の放熱をするためのものであり、伝熱構造体62と、スポンジ65とを有する。また、ベーパーチャンバ36は放熱構造60の一部を構成する。
伝熱構造体62は、メッシュ(多孔質材)64と、該メッシュ64の左右方向両端を上下でそれぞれ挟み込んでいるシート材66,68とを有する。伝熱構造体62は小型軽量である。メッシュ64およびシート材66,68は廉価である。
メッシュ64は、中央の矩形の発熱体当接範囲部64aと、該発熱体当接範囲部64aから連続して左右方向に突出する発熱体非当接範囲部64bとを備える。具体的には、メッシュ64は短冊形状であり、その中央部分が発熱体当接範囲部64aに相当し、その他の部分が発熱体非当接範囲部64bに相当する。発熱体当接範囲部64aと発熱体非当接範囲部64bとの境には後述する受熱板72の厚みに応じた小さい段差64cが形成されている。
発熱体当接範囲部64aはダイ46の表面に当接して受熱する部分である。メッシュ64は、少なくとも発熱体当接範囲部64aのほぼ全面に液体金属(伝熱性流体)70が含浸されている。発熱体非当接範囲部64bには基本的に液体金属70が含浸されてなく、該液体金属70の使用量を抑制してコストダウンが図られるとともに、後述する接着材74が含浸しやすくなっている。メッシュ64の厚みは、例えば0.025~0.1mm程度である。
液体金属70は、例えばガリウムを主成分とするもので基本的には常温で液体となっている金属であるが、少なくともマザーボード24に通電され、CPU30が稼働した通常の使用状態の温度で液体となるフェーズチェンジマテリアルなどであってもよい。液体金属70は金属であることから熱伝導性、導電性に優れる。また、液体金属70は液体であることから流動性がある。
液体金属70は基本的に発熱体当接範囲部64aのほぼ全面にわたって含浸されており、ダイ46およびベーパーチャンバ36の表面に接し、両者を良好に熱接続している。液体金属70は基本的に発熱体当接範囲部64aのほぼ全面にわたって含浸されているが、条件によっては余分量の吸収余地として発熱体当接範囲部64aの端部などには含浸されていない箇所があってもよい。液体金属70はメッシュ64に含浸され保持されていることから、ある程度の振動や衝撃があっても周囲に漏れ出すことがない。
含浸の手段は、例えば液体金属70の槽内にメッシュ64を浸漬させ、またはメッシュ64に液体金属70を塗布するとよい。液体金属70はメッシュ64に対して含浸しにくい場合もあるが、メッシュ64は放熱構造60に組み入れる前段階の単体では扱いが容易であり、しかも上下前後左右の6面が開放されており液体金属70を含浸させやすい。また、この時点ではメッシュ64は単体であることから、液体金属70が適正に含浸されているか目視または所定の手段により検査することができる。
発熱体当接範囲部64aは、ダイ46の表面と同じか、またやや大きい矩形となっており、ダイ46の表面を覆っている。発熱体当接範囲部64aにはダイ46における発熱分布などに応じて多少の小さい孔を設けて、該孔を液体金属70の液溜まりとしてもよい。
液体金属70が含浸された発熱体当接範囲部64aは、受熱板72を介してベーパーチャンバ36と熱接続されている。受熱板72は、例えば銅などの金属板であり、実質的に放熱体としてのベーパーチャンバ36の一部と見做すことができる。受熱板72は省略してもよい。
発熱体非当接範囲部64bは発熱体当接範囲部64aから左右方向に連続して形成されており、発熱体非当接範囲部64bはダイ46の表面と当接しない。
メッシュ64としては、ワイヤを編んだもの、または板材に対してエッチングなどによって多数の孔を設けたものなどが適用可能である。メッシュ64は、ポリエステルやグラスファイバーなど樹脂材などで構成されていると当接する電気部品に対して傷をつけにくい。メッシュ64は金属材で構成されていると好適な伝熱性能が得られる。メッシュ64を銅、アルミニウム材などの金属材とする場合、ニッケル材(ニッケルを主成分とする合金を含む)をメッキしたものを用いるとよい。つまり、メッシュ64は少なくとも表面をニッケル材とすることにより、液体金属70によって変質することが防止できる。メッシュ64をニッケル材で構成することにより、メッキ処理を省略することができる。また、銅材やアルミニウム材をニッケルメッキすることにより、好適な熱伝導性が得られる。メッシュ64厚みは例えば0.025~0.1mm程度である。
メッシュ64は、液体金属70を含浸させることのできる他の多孔質材、例えばスポンジなどの発泡体で置き換えてもよい。本願における多孔質材とは、樹脂、金属、紙などを問わず液体金属70などの伝熱性流体を含浸させることのできる材質を指すものとする。多孔質材としてのスポンジは、樹脂および金属(金属たわしのようなもの)のいずれでもよい。
シート材66,68は、例えば薄い樹脂でフィルム状のものである。シート材66,68の厚みは、例えばそれぞれ0.05mm程度である。一対の発熱体非当接範囲部64bはそれぞれ一対のシート材66,68によって挟み込まれている。シート材66とシート材68とは同じものであるが、ここではベーパーチャンバ36に貼り付けられる側をシート材68とし、その反対側をシート材66とする。シート材66,68は重ね合わされており、その一部で発熱体非当接範囲部64bの端部の三方(上下方向および右側または左側)を囲うように挟み込んでいる。シート材66,68は適度な面積があり、後述する粘着テープ76によってベーパーチャンバ36に確実に固定可能である。発熱体非当接範囲部64bには基本的に液体金属70は含浸されていないが、仮に発熱体当接範囲部64aから滲み広がって発熱体非当接範囲部64bに浸入しても三方がシート材66,68で覆われていることからそれ以上漏れ広がることはない。
シート材66,68とメッシュ64、および、シート材66,68同士は接着材74によって固定されている。シート材66,68間の接着材74の層は十分薄い。接着材74はメッシュ64の発熱体非当接範囲部64bに適度に含浸され高い接着力が得られる。発熱体非当接範囲部64bは、設計条件によりほぼ全面がシート材66,68で覆われていても良いし、発熱体当接範囲部64aに近い部分が多少露呈していてもよい。
シート材68とベーパーチャンバ36とは粘着テープ(粘着材)76で固定されている。粘着テープ76は適度な粘着力で伝熱構造体62をベーパーチャンバ36に固定するが、メンテナンス時など必要に応じて取り外しが可能となっている。粘着テープ76の厚みは、例えば0.05mm程度である。重ね合わされたシート材66,68の一部は、設計条件によりフレーム45(図4参照)の上に貼られていてもよいし、フレーム45の下に挿入されていてもよい。
スポンジ65は枠形状であって、ダイ46の周囲でベーパーチャンバ36とサブストレート44との間を塞いでいる。スポンジ65の一部は、シート材66,68におけるメッシュ64と重ならない箇所を介してベーパーチャンバ36に当接している。つまり、スポンジ65は平面視でメッシュ64の周囲を囲うように設けられている。液体金属70は基本的にマザーボード24に実装された電気部品に触れることがないがサブストレート44の四周をスポンジ65で仕切ることにより、液体金属70が周囲に漏れ出ることが一層防止される。また、スポンジ65は、リブ48とベーパーチャンバ36との間に設けられていて粘着材で固定されている。これにより、スポンジ65の厚みを薄くすることができて安定する。
次に、電子機器10における放熱構造60に係る組み立て工程について説明する。
放熱構造60の組み立て工程では、まず第1の製造者が伝熱構造体62を組み立てる。ここでは、図7に示すように、メッシュ64における両端の発熱体非当接範囲部64bをシート材66,68で挟み込み、上記のとおり接着材74で固定する。シート材68におけるシート材66と対向する反対側面には粘着テープ76を貼る。また、粘着テープ76におけるシート材68と対向する反対側面には剥離紙78を貼って粘着面を保護する。
剥離紙78の厚みは、例えば0.1mm程度である。剥離紙78は1枚を2つのシート材68に亘って設けてもよいし、2枚を2つのシート材68に対して個別に設けてもよい。
第1の製造者は、メッシュ64における発熱体当接範囲部64aに液体金属70を含浸させる。液体金属70を含浸させるタイミングは、例えば発熱体非当接範囲部64bをシート材66,68で挟み込んだ後とする。第1の製造者によって組み立てられた伝熱構造体62は第2の製造者に供給される。このような伝熱構造体62は1つの部品として取り扱うことができ可搬性がある。1枚の剥離紙78を2つのシート材68に亘って設けると、伝熱構造体62の単体搬送時に該剥離紙78が液体金属70の含浸した発熱体当接範囲部64aの一方の面を保護することができる。発熱体当接範囲部64aの他方の面には搬送時用に別途保護膜を設けてもよい。
第2の製造者は冷却モジュール22を組み立てる業者であり、供給された伝熱構造体62から剥離紙78を剥がし、図4に示すように、粘着テープ76が貼られたシート材68をベーパーチャンバ36の所定位置に取り付け、さらにスポンジ65を貼り付ける。このようにして、第2の製造者によって組み立てられた放熱構造60(図5参照)は、図8に示すように保護膜80で覆っておく。第2の製造者によって組み立てられた放熱構造60を含む冷却モジュール22は第3の製造者に供給される。このように、放熱構造60は冷却モジュール22に組み込まれることから、該冷却モジュール22と一体に取り扱うことができる。
第3の製造者は電子機器10を組み立てるメーカーであり、供給された冷却モジュール22から保護膜80を剥がし、図2に示すように筐体14内の所定位置に取り付ける。これにより、伝熱構造体62におけるメッシュ64の発熱体当接範囲部64aはダイ46の表面に当接する。発熱体当接範囲部64aには液体金属70が含浸されていることから、ダイ46とベーパーチャンバ36との間の熱抵抗は十分に小さくなる。
また、第3の製造者は放熱構造60を含む冷却モジュール22を1つの部品として扱うことができ、ネジ止めなどの簡易作業で筐体14内に取り付けることができる。さらに、第3の製造者は基本的に液体金属70を取り扱う必要がないため、該液体金属70の貯蔵装置や塗布装置が不要であり、量産組み立てに好適である。
さらにまた、電子機器10のリペア時およびメンテナンス時に伝熱構造体62を交換する必要が生じた場合には作業員が交換用の伝熱構造体62を貼り直せば足り、電子機器10を液体金属70の貯蔵装置や塗布装置のある施設へ搬送する必要がない。したがって、リペアの作業場所やサービス拠点などが限定されない。
液体金属70を含んだ伝熱構造体62は、リペア時に冷却モジュール22またはベーパーチャンバ36と一体的に取り外されるため、伝熱構造体62が単体でCPU30上に残ることが無く液体金属70の飛散がなく、取り扱いが容易である。
上記のような放熱構造60、伝熱構造体62、および電子機器10では液体金属70がメッシュ64の発熱体当接範囲部64aに含浸されていることから周囲に漏れることが防止され、さらに液体金属70の作用によりダイ46とベーパーチャンバ36との間の伝熱性能の低下を防止することができる。また、発熱体当接範囲部64aはダイ46と受熱板72とによって挟持されておりある程度安定しているが、両端の発熱体非当接範囲部64bがそれぞれシート材66,68を介してベーパーチャンバ36に固定されていることからメッシュ64の位置ずれを一層防止することができる。メッシュ64はやや硬く、しかも表面が粗であってベーパーチャンバ36に直接固定するのには適さないが、可撓性のあるシート材66,68で適度な面積を確保してベーパーチャンバ36に対して好適に固定することができる。
一対の発熱体非当接範囲部64bはそれぞれ一対のシート材66,68によって挟み込まれていることから強度があって外れにくく、特に伝熱構造体62を単体として搬送しまたは取付作業をする際に外れにくくなる。ただし、設計条件によっては、シート材68を省略して、シート材66だけで伝熱構造体62をベーパーチャンバ36に固定してもよい。シート材66,68は発熱体非当接範囲部64bの端部の三方を囲うように挟み込んでいるが、設計条件によっては左右方向のみ、または前後方向のみを囲うようにしてもよい。
伝熱構造体62は、発熱体当接範囲部64aが適度な面積を有していれば様々なダイ46に適用可能であり、さらに固定側のベーパーチャンバ36には特段の制約がないため汎用性が高い。伝熱構造体62を構成するメッシュ64は発熱体当接範囲部64aとその両側の発熱体非当接範囲部64bからなる短冊形状であることから、特に横長形状のCPU30およびダイ46に対して好適に適用可能である。上記の例のCPU30では、ダイ46の縁とリブ48との上下方向の間隔は小さいが、左右方向の間隔は比較的大きくなっており、短冊形状のメッシュ64を左右方向に沿って配置することでシート材66,68にリブ48が干渉しにくく、スペースが有効利用される。放熱構造60および伝熱構造体62はCPU30以外の発熱する電気部品(例えばGPU31)に対しても適用可能である。
メッシュ64に含浸させるのは、液体金属70に限らず伝熱性グリスなど他の伝熱性流体であってもよい。本願でいう伝熱性流体とは液体だけにかぎらず、半固体や粘性体など流動性を有するものを指し、グリスやオイルコンパウンドなどを含む。
本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で自由に変更できることは勿論である。
10 電子機器
14 筐体
22 冷却モジュール
24 マザーボード(基板)
30 CPU(電気部品)
36 ベーパーチャンバ(放熱体)
38 ヒートパイプ
44 サブストレート
46 ダイ(電気部品)
48 リブ
60 放熱構造
62 伝熱構造体
64 メッシュ(多孔質材)
64a 発熱体当接範囲部
64b 発熱体非当接範囲部
65 スポンジ
66,68 シート材
70 液体金属
72 受熱板(放熱体)
74 接着材
76 粘着テープ(粘着材)
78 剥離紙
80 保護膜

Claims (10)

  1. 発熱する電気部品の放熱構造であって、
    前記電気部品の表面に当接する多孔質材と、
    前記電気部品の表面との間に前記多孔質材を挟持する放熱体と、
    を有し、
    前記多孔質材は、
    中央部で伝熱性流体が含浸されていて、前記電気部品の表面に当接して受熱する発熱体当接範囲部と、
    前記発熱体当接範囲部の両側から連続して延在し、前記電気部品の表面と当接しない一対の発熱体非当接範囲部と、
    を備え、
    一対の前記発熱体非当接範囲部はそれぞれシート材を介して前記放熱体に固定されており、
    前記シート材は前記発熱体当接範囲部には設けられていない
    ことを特徴とする放熱構造。
  2. 請求項1に記載の放熱構造において、
    一対の前記発熱体非当接範囲部はそれぞれ一対のシート材によって挟み込まれている
    ことを特徴とする放熱構造。
  3. 請求項1に記載の放熱構造において、
    前記シート材は、前記発熱体非当接範囲部における前記発熱体当接範囲部と連続する側を除く三方を囲うように設けられている
    ことを特徴とする放熱構造。
  4. 請求項1に記載の放熱構造において、
    基板、および該基板に実装された半導体チップを備え、
    前記半導体チップはサブストレートおよびダイを備え、
    前記電気部品は前記ダイである
    ことを特徴とする放熱構造。
  5. 請求項4に記載の放熱構造において、
    前記ダイの周囲で前記放熱体と前記サブストレートとの間を塞ぐスポンジを有し、
    前記スポンジは、前記シート材における前記多孔質材と重ならない箇所を介して前記放熱体に当接する
    ことを特徴とする放熱構造。
  6. 請求項5に記載の放熱構造において、
    前記サブストレートの縁にはリブが立設しており、
    前記スポンジは前記リブと前記放熱体との間に設けられている
    ことを特徴とする放熱構造。
  7. 請求項1に記載の放熱構造において、
    前記伝熱性流体は液体金属である
    ことを特徴とする放熱構造。
  8. 請求項1に記載の放熱構造において、
    前記多孔質材はメッシュである
    ことを特徴とする放熱構造。
  9. 放熱構造を備える電子機器であって、
    発熱する電気部品と、
    前記電気部品の表面に当接する多孔質材と、
    前記電気部品の表面との間に前記多孔質材を挟持する放熱体と、
    を有し、
    前記多孔質材は、
    中央部で伝熱性流体が含浸されていて、前記電気部品の表面に当接して受熱する発熱体当接範囲部と、
    前記発熱体当接範囲部の両側から連続して延在し、前記電気部品の表面と当接しない一対の発熱体非当接範囲部と、
    を備え、
    一対の前記発熱体非当接範囲部はそれぞれシート材を介して前記放熱体に固定されており、
    前記シート材は前記発熱体当接範囲部には設けられていない
    ことを特徴とする電子機器。
  10. 発熱する電気部品と放熱体との間で伝熱をする伝熱構造体であって、
    前記電気部品の表面に当接する多孔質材と、
    前記多孔質材を前記放熱体に固定するシート材と、
    を有し、
    前記多孔質材は、
    中央部で伝熱性流体が含浸されていて、前記電気部品の表面に当接して受熱する発熱体当接範囲部と、
    前記発熱体当接範囲部の両側から連続して延在し、前記電気部品の表面と当接しない一対の発熱体非当接範囲部と、
    を備え、
    一対の前記発熱体非当接範囲部はそれぞれ一対の前記シート材によって挟み込まれており、一対の前記シート材のうち一方が前記放熱体に固定されており、
    前記シート材は前記発熱体当接範囲部には設けられていない
    ことを特徴とする伝熱構造体。
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